JPH05509U - パワーウインド装置 - Google Patents

パワーウインド装置

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Publication number
JPH05509U
JPH05509U JP4817191U JP4817191U JPH05509U JP H05509 U JPH05509 U JP H05509U JP 4817191 U JP4817191 U JP 4817191U JP 4817191 U JP4817191 U JP 4817191U JP H05509 U JPH05509 U JP H05509U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
window glass
motor
glass
support shaft
power window
Prior art date
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Pending
Application number
JP4817191U
Other languages
English (en)
Inventor
雅彦 久田
Original Assignee
アスモ株式会社
日本電装株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by アスモ株式会社, 日本電装株式会社 filed Critical アスモ株式会社
Priority to JP4817191U priority Critical patent/JPH05509U/ja
Publication of JPH05509U publication Critical patent/JPH05509U/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Window Of Vehicle (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単な構造でかつ低コストで、駆動源の駆動
力を損失することなくウインドガラスを開閉移動するこ
とができるパワーウインド装置を得る。 【構成】 ウインドガラス14は扇形に形成されてお
り、支軸16によって支持されている。支軸16はモー
タ24に連結されており、モータ24よって回動され、
これによってウインドガラス14も支軸16の周りを回
動し、ガラスガイド26に案内されながら開閉移動する
構成である。このように、モータ24の回転力をウイン
ドガラス14の回動として直接作用させることができ、
構造が簡単でまた駆動力の損失も少なく低コストとな
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は車両ドアのウインドガラスが駆動源の回転によって開閉移動するパワ ーウインド装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
車両のウインドガラスを開閉移動させるパワーウインド装置としては種々の構 造のものが知られている。例えば、一対のアームを交差して連結すると共にその 先端部にウインドガラスを固定し、モータの駆動によってこのアームを伸縮する ことによりウインドガラスを上下に開閉移動させる所謂Xアーム式のパワーウイ ンド装置が一般的に用いられている。
【0003】 また、実開昭60−68284号、特開昭61−286485号公報等に示さ れたパワーウインド装置では、ドアパネルの内方にウインドガラスの開閉方向に 沿ってラツクが配置されており、ウインドガラスの下端部にはホルダーを介して モータが固定されている。さらに、モータ回転軸にはピニオンギヤが連結され、 このピニオンギヤがラツクに噛み合っている。したがって、モータによってピニ オンギヤが回転すると、ピニオンギヤがラツクに沿って回転移動し、ウインドガ ラスがピニオンギヤやモータと共に上下方向へ開閉移動する構成である。このよ うな所謂自走式パワーウインドと称されるものも一般的に用いられている。
【0004】 さらに、このようなXアームやラック&ピニオンに代えて、ウインドガラスに ワイヤを連結すると共にこのワイヤの一部をドラムに巻き付け、モータによって ドラムを回転させることによりウインドガラスを上下に開閉移動させる所謂ワイ ヤ式のパワーウインド装置も知られている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、前述のような従来のパワーウインド装置は、何れの場合も、モータ 等の駆動源の回転駆動力をXアームやラック&ピニオンあるいはワイヤ等のアク チュエータによって直線移動力に変換し、これによってウインドガラスを上下に 移動させる構成であるため、ウインドガラスの移動機構が複雑となりコスト高で あった。またさらに、このような複雑な機構によって回転駆動力を直線移動力に 変換する構成であるため、変換の際の駆動力の損失が大きく、駆動源を大型化し たり騒音対策をする必要がある等の欠点もあった。
【0006】 本考案は上記事実を考慮し、簡単な構造でかつ低コストで、駆動源の駆動力を 損失すること無くウインドガラスを開閉移動することができるパワーウインド装 置を得ることが目的である。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案に係るパワーウインド装置は、駆動源に連結されたウインドガラスが駆 動源の回転によって開閉移動するパワーウインド装置であって、車両ドアの何れ かの部位に位置する支軸によって前記ウインドガラスを回動可能に支持し、前記 駆動源の正逆方向の回転によって前記ウインドガラスを前記支軸周りに回動させ て開閉移動したことを特徴としている。
【0008】
【作用】
上記構成のパワーウインド装置では、駆動源が作動するとウインドガラスは支 軸周りに回動されて開閉移動する。
【0009】 この場合、ウインドガラスは駆動源の回転駆動力をそのまま伝達されて回動さ れるため、従来の如く駆動源の回転駆動力を直線移動力に変換した後にウインド ガラスを上下に移動させる場合に比べて、Xアームやラック&ピニオン等のアク チュエータが不要となり、構造が簡単でコストの低減も図ることができる。また さらに、このような簡単な機構によって回転駆動力を直接作用させてウインドガ ラスを開閉移動させる構成であるため、駆動源の駆動力の損失が少なく、駆動源 を小型化することができ、また騒音も低減する。
【0010】
【実施例】
図1には本考案の第1実施例に係るパワーウインド装置10の概略構成図が示 されている。
【0011】 ドア12のウインドガラス14は扇形に形成されており、その扇形の基端部が 、ドア12の前端部近傍に位置する支軸16によって支持されている。すなわち 、図2に詳細に示す如く、ウインドガラス14の基端部には楕円形の係止孔18 が形成されており、この係止孔18に支軸16が嵌入し、ワッシャ20及び止め ねじ22によって固定されている。なお、この係止孔18及びこれに嵌入する支 軸16の形状は楕円形に限らず、他の形状、例えば角形やスプライン形であって もよいことは言うまでもない。
【0012】 支軸16は図示を省略したギヤを介して駆動源としてもモータ24に連結され ており、モータ24の正逆方向の回転によって支軸16が回転され、これと共に ウインドガラス14が支軸16周りに回動される構成である。
【0013】 ドア12のウインドガラス14の先端部(支軸16と反対側端部)に対応する 部位には、ガラスガイド26が配置されている。ガラスガイド26は、ウインド ガラス14の先端部の移動軌跡に沿って配置されており、換言すれば支軸16を 中心とする円弧に沿って配置されており、これによりウインドガラス14はガラ スガイド26に沿って移動すると共に車両左右方向にがたつくことなく確実に保 持されるようになっている。
【0014】 ガラスガイド26の下端部にはストッパー28が固定されており、ウインドガ ラス14が下方へ移動した際にこれに係合し、ウインドガラス14の下方移動を 制限している。
【0015】 ドア12のサッシュ30と前記ガラスガイド26との間には嵌めガラス32が 組み付けられている。
【0016】 上記構成のパワーウインド装置10では、モータ24が作動し支軸16が回転 すると、ウインドガラス14はこの支軸16周りに図1矢印A方向へ回動され、 これによりウインドガラス14はガラスガイド26に沿って上下に開閉移動する 。
【0017】 この場合、ウインドガラス14はモータ24の回転駆動力をそのまま伝達され て回動されるため、従来の如く駆動源の回転駆動力を直線移動力に変換した後に ウインドガラスを上下に移動させる場合に比べて、Xアームやラック&ピニオン 等のアクチュエータが不要となる。したがって、構造が簡単となりコストの低減 も図ることができる。またさらに、このような簡単な機構によってモータ24の 回転駆動力を直接作用させてウインドガラス14を開閉移動させる構成であるた め、モータ24の駆動力の損失が少なく、モータ24を小型化することができる 。またさらに、モータ24の駆動力伝達機構が存在しないため、騒音も低減され る。
【0018】 次に本考案の他の実施例について説明する。なお、前記第1実施例と基本的に 同一の部品には前記第1実施例と同一の符号を付与しその説明を省略している。
【0019】 図3には第2実施例に係るパワーウインド装置40の概略構成図が示されてい る。
【0020】 パワーウインド装置40では、支軸16近傍のウインドガラス14の端部には リンク42の一端部が連結されており、さらに、このリンク42の他端部はモー タ44のクランクアーム46に連結されている。したがって、モータ44が正逆 回転すると、この駆動力がリンク42を介してウインドガラス14へ伝達され、 ウインドガラス14が支軸16周りに回動される構成である。
【0021】 このパワーウインド装置40においても、ウインドガラス14はモータ44の 回転駆動力がそのまま伝達されて回動されるため、構造が簡単となりコストの低 減も図ることができ、さらに、モータ44の駆動力の損失も少なくなる。
【0022】 次に、図4には第3実施例に係るパワーウインド装置50の概略構成図が示さ れている。
【0023】 パワーウインド装置50では、ウインドガラス14の先端(支軸16と反対側 端部)の下端部には、可撓性テープ52の一端が連結されている。この可撓性テ ープ52は、図5にも示すごとく、ガラスガイド26に沿って配置されたテープ ガイド54内に移動可能に収容されている。可撓性テープ52の他端部は、ドア 12の下部においてテープガイド54から露出しており、さらに、図示を省略し た係合孔にスプロケット56が噛み合っている。このスプロケット56はモータ 58の駆動軸に連結されており、モータ58によって回転される。
【0024】 このパワーウインド装置50では、モータ58すなわちスプロケット56が回 転すると、この駆動力が可撓性テープ52へ伝達されてテープガイド54に沿っ て移動し、この可撓性テープ52の移動と共にウインドガラス14が支軸16周 りに回動される。
【0025】 このパワーウインド装置50においても、ウインドガラス14はモータ58の 回転駆動力を単に可撓性テープ52を介してそのまま伝達されて回動されるため 、構造が簡単となりコストの低減も図ることができ、さらに、モータ58の駆動 力の損失も少なくなる。
【0026】 なお、前述の各実施例においては、ドア12は嵌めガラス32を備えたタイプ (例えば、フロントドア)とされウインドガラス14は扇形に形成される構成と したが、これに限らず、他のタイプのドアであっても適用可能である。例えば、 図6に示す如く、嵌めガラス32を有しないリヤドア60であっても、ドアサッ シュ62の形状に応じてウインドガラス64の形状を設定することにより適用で きる。この場合であっても、ウインドガラス64はモータ66の回転によって支 軸16周りに回動されて開閉するため、前記各実施例と同様に構造が簡単で駆動 力の損失も少なくなる。
【0027】
【考案の効果】
以上説明した如く本考案に係るパワーウインド装置は、簡単な構造でかつ低コ ストで、駆動源の駆動力を損失すること無くウインドガラスを開閉移動すること ができるという優れた効果を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例に係るパワーウインド装置
の概略全体構成図である。
【図2】ウインドガラスと支軸の固定状態を示す分解斜
視図である。
【図3】本考案の第2実施例に係るパワーウインド装置
の概略全体構成図である。
【図4】本考案の第3実施例に係るパワーウインド装置
の概略全体構成図である。
【図5】可撓性テープの収容状態を示す図4V−V線に
沿った断面図である。
【図6】本考案のに係るパワーウインド装置の変形例を
示す概略全体構成図である。
【符号の説明】
10 パワーウインド装置 12 ドア 14 ウインドガラス 16 支軸 24 モータ(駆動源) 26 ガラスガイド 40 パワーウインド装置 42 リンク 44 モータ(駆動源) 50 パワーウインド装置 52 可撓性テープ 58 モータ(駆動源)

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 駆動源に連結されたウインドガラスが駆
    動源の回転によって開閉移動するパワーウインド装置で
    あって、車両ドアの何れかの部位に位置する支軸によっ
    て前記ウインドガラスを回動可能に支持し、前記駆動源
    の正逆方向の回転によって前記ウインドガラスを前記支
    軸周りに回動させて開閉移動したことを特徴とするパワ
    ーウインド装置。
JP4817191U 1991-06-25 1991-06-25 パワーウインド装置 Pending JPH05509U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4817191U JPH05509U (ja) 1991-06-25 1991-06-25 パワーウインド装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4817191U JPH05509U (ja) 1991-06-25 1991-06-25 パワーウインド装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05509U true JPH05509U (ja) 1993-01-08

Family

ID=12795954

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4817191U Pending JPH05509U (ja) 1991-06-25 1991-06-25 パワーウインド装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05509U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010228518A (ja) * 2009-03-26 2010-10-14 Toyoda Gosei Co Ltd 自動車用サイドドア

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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