JP2001012146A - ドア開閉方法及びドア開閉装置 - Google Patents

ドア開閉方法及びドア開閉装置

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JP2001012146A
JP2001012146A JP11182432A JP18243299A JP2001012146A JP 2001012146 A JP2001012146 A JP 2001012146A JP 11182432 A JP11182432 A JP 11182432A JP 18243299 A JP18243299 A JP 18243299A JP 2001012146 A JP2001012146 A JP 2001012146A
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JP
Japan
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door
opening
closing
actuator
open
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JP11182432A
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English (en)
Inventor
Masaki Kobayashi
昌樹 小林
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Asmo Co Ltd
Original Assignee
Asmo Co Ltd
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Publication date
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    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05DHINGES OR SUSPENSION DEVICES FOR DOORS, WINDOWS OR WINGS
    • E05D3/00Hinges with pins
    • E05D3/06Hinges with pins with two or more pins
    • E05D3/14Hinges with pins with two or more pins with four parallel pins and two arms
    • E05D3/145Hinges with pins with two or more pins with four parallel pins and two arms specially adapted for vehicles
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05FDEVICES FOR MOVING WINGS INTO OPEN OR CLOSED POSITION; CHECKS FOR WINGS; WING FITTINGS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, CONCERNED WITH THE FUNCTIONING OF THE WING
    • E05F15/00Power-operated mechanisms for wings
    • E05F15/60Power-operated mechanisms for wings using electrical actuators
    • E05F15/603Power-operated mechanisms for wings using electrical actuators using rotary electromotors
    • E05F15/611Power-operated mechanisms for wings using electrical actuators using rotary electromotors for swinging wings
    • E05F15/616Power-operated mechanisms for wings using electrical actuators using rotary electromotors for swinging wings operated by push-pull mechanisms
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05YINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES E05D AND E05F, RELATING TO CONSTRUCTION ELEMENTS, ELECTRIC CONTROL, POWER SUPPLY, POWER SIGNAL OR TRANSMISSION, USER INTERFACES, MOUNTING OR COUPLING, DETAILS, ACCESSORIES, AUXILIARY OPERATIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, APPLICATION THEREOF
    • E05Y2900/00Application of doors, windows, wings or fittings thereof
    • E05Y2900/50Application of doors, windows, wings or fittings thereof for vehicles
    • E05Y2900/53Type of wing
    • E05Y2900/548Trunk lids

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Power-Operated Mechanisms For Wings (AREA)
  • Superstructure Of Vehicle (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】操作簡単でユーザの使い勝手を向上することが
できるとともに、障害物の挟み込みを防止することがで
きるドア開閉方法及びドア開閉装置を提供する。 【解決手段】ドア3の開閉はワイヤレス操作スイッチW
sの操作に基づいてアクチュエータ14を駆動させるよ
うにしている。そのワイヤレス操作スイッチWsを操作
した時、ドア3の開閉位置が予め定められた所定位置X
より閉側に位置している時には、アクチュエータ14に
てドア3を開方向に回動させ、ドア3の開閉位置が所定
位置Xより開側に位置している時には、アクチュエータ
14にてドア3を閉方向に所定位置Xまで回動させる。
又、ドア3が開方向又は閉方向のいずれかの動作してい
る時にワイヤレス操作スイッチWsのボタンBが操作さ
れると、その動作を停止するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ドアの開閉装置と
開閉方法に係り、詳しくは車両のドアをアクチュエータ
で自動開閉するドア開閉装置及びドア開閉方法に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】近年、車両のドア(例えばトランクド
ア)をアクチュエータにて開閉する開閉装置が数々提案
されている(例えば、特開平10−153045号公
報、特開平10−138762号公報及び特許2745
854号公報等)。そのようなドアの開閉操作はそのド
アの動作指示をするためのドア操作スイッチの操作に基
づいてアクチュエータを駆動させている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のドア
操作スイッチは複数のボタン例えばドア開スイッチボタ
ン、ドア閉スイッチボタン又はドア停止スイッチボタン
等を備えていた。ドアの動作指示をするためのドア操作
スイッチの操作は、ドアを閉方向に指示するための指令
や、反対にドアを閉じる方向に指示するための指令や、
ドアの開閉途中にドアを停止させる指令を出力するため
のその複数種類のスイッチボタンの中から1つのスイッ
チボタンを選択し行っていた。
【0004】従って、操作者の操作が煩雑になるととも
に、ドア開すべくときドア閉のスイッチボタンを誤って
押下すると、閉作動のドアによって障害物が挟まれるお
それがあった。
【0005】本発明の目的は、操作簡単でユーザの使い
勝手を向上することができるとともに、障害物の挟み込
みを防止することができるドア開閉方法及びドア開閉装
置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに、請求項1に記載の発明は、ドアの動作指示をする
ためのドア操作スイッチの操作に基づいてアクチュエー
タを駆動させてドアを開閉するようにしたドア開閉方法
において、前記ドア操作スイッチを操作した時、前記ド
アの開閉位置が予め定められた所定位置より閉側に位置
している時には、前記アクチュエータにて前記ドアを開
方向に動作させるようにしたことを要旨とする。
【0007】請求項2に記載の発明は、ドアの動作指示
をするためのドア操作スイッチの操作に基づいてアクチ
ュエータを駆動させてドアを開閉するようにしたドア開
閉方法において、前記ドア操作スイッチを操作した時、
前記ドアの開閉位置が予め定められた所定位置より開側
に位置している時には、前記アクチュエータにて前記ド
アを閉方向に動作させるようにしたことを要旨とする。
【0008】請求項3に記載の発明は、ドアの動作指示
をするためのドア操作スイッチの操作に基づいてアクチ
ュエータを駆動させてドアを開閉するようにしたドア開
閉方法において、前記ドア操作スイッチを操作した時、
前記ドアの開閉位置が予め定められた所定位置より開側
に位置している時には、前記アクチュエータにて前記ド
アを閉方向に前記所定位置まで動作させるようにしたこ
とを要旨とする。
【0009】請求項4に記載の発明は、ドアの動作指示
をするためのドア操作スイッチの操作に基づいてアクチ
ュエータを駆動させてドアを開閉するようにしたドア開
閉方法において、前記ドア操作スイッチを操作した時、
前記ドアの開閉位置が予め定められた所定位置より開側
に位置している時には、前記アクチュエータにて前記ド
アを閉方向に前記所定位置まで動作させ、前記ドアの開
閉位置が前記所定位置に位置している時には、前記アク
チュエータにて前記ドアを全閉方向に動作させるように
したことを要旨とする。
【0010】請求項5に記載の発明は、ドアの動作指示
をするためのドア操作スイッチの操作に基づいてアクチ
ュエータを駆動させてドアを開閉するようにしたドア開
閉方法において、前記ドア操作スイッチを操作した時、
前記ドアの開閉位置が予め定められた所定位置より閉側
に位置している時には、前記アクチュエータにて前記ド
アを開方向に動作させ、前記ドアの開閉位置が予め定め
られた所定位置より開側に位置している時には、前記ア
クチュエータにて前記ドアを閉方向に動作させるように
したことを要旨とする。
【0011】請求項6に記載の発明は、請求項1乃至5
のいずれか1に記載のドア開閉方法において、前記ドア
が開方向又は閉方向のいずれかの動作している時に前記
ドア操作スイッチが操作された時、その動作を停止する
ようにしたことを要旨とする。
【0012】請求項7に記載の発明は、請求項1乃至6
のいずれか1に記載のドア開閉方法において、前記ドア
が開方向又は閉方向のいずれかの動作している時にその
ドアを駆動するアクチュエータに大きな負荷がかかった
時には、前記アクチュエータを停止又は逆転駆動させる
ようにしたことを要旨とする。
【0013】請求項8に記載の発明は、ドアを開閉する
アクチュエータと、前記ドアの開閉位置を検出するドア
位置検出センサと、前記ドアの動作指示をするためのド
ア操作スイッチと、前記ドア操作スイッチの操作に基づ
いてその時のドア開閉位置をドア位置検出センサから判
断し、その時のドア開閉位置に基づいて前記アクチュエ
ータを介してドアを開閉動作させる制御手段とを備えた
ことを要旨とする。
【0014】請求項9に記載の発明は、請求項8に記載
のドア開閉装置において、前記アクチュエータには、該
アクチュエータの過負荷を検出する過負荷センサが設け
られ、前記制御手段は、過負荷センサにてアクチュエー
タが過負荷状態になったと判断した時、アクチュエータ
を停止又は逆転駆動させるようにしたことを要旨とす
る。
【0015】(作用)請求項1に記載の発明によれば、
ドア操作スイッチを操作した時、ドアの開閉位置によっ
てドアの開方向が制御される。従って、ドアを開方向に
指示するための指令や、反対にドアを閉じる方向に指示
するための指令を出力するための複数種類のスイッチの
中から1つのスイッチを選択し操作する必要がない。つ
まり、1つのスイッチを操作するだけの簡単な操作とな
る。
【0016】又、ドアの開閉位置が予め定められた所定
位置より閉側に位置している時には、閉方向に動作しな
いため、誤ってドア操作スイッチが操作されてもドアに
挟まれることはない。
【0017】請求項2に記載の発明によれば、ドア操作
スイッチを操作した時、ドアの開閉位置によってドアの
閉方向が制御される。従って、ドアを閉方向に指示する
ための指令や、反対にドアを閉じる方向に指示するため
の指令を出力するための複数種類のスイッチの中から1
つのスイッチを選択し操作する必要がない。つまり、1
つのスイッチを操作するだけの簡単な操作となる。
【0018】請求項3に記載の発明によれば、ドア操作
スイッチを操作した時、ドアの開閉位置によってドアの
閉方向が制御される。従って、ドアを閉方向に指示する
ための指令や、反対にドアを閉じる方向に指示するため
の指令を出力するための複数種類のスイッチの中から1
つのスイッチを選択し操作する必要がない。つまり、1
つのスイッチを操作するだけの簡単な操作となる。又、
所定位置までドアは閉じるので、ドアに挟まれることは
ない。
【0019】請求項4に記載のドア開閉方法によれば、
請求項3の操作に加えて、ドア操作スイッチを2回操作
すれば、全開位置又はそれに近い位置にあるドアを、全
閉位置又はそれに近い位置にまで閉じることができる。
【0020】請求項5に記載の発明によれば、ドア操作
スイッチを操作した時、ドアの開閉位置によってドアの
開閉方向が制御される。従って、ドアを開方向に指示す
るための指令や、反対にドアを閉じる方向に指示するた
めの指令を出力するための複数種類のスイッチの中から
1つのスイッチを選択し操作する必要がない。つまり、
1つのスイッチを操作するだけの簡単な操作となる。
【0021】請求項6に記載の発明によれば、請求項1
乃至5のいずれか1の発明の作用に加えて、ドア操作ス
イッチを操作した時、ドアの開閉位置によってドアの開
閉方向が制御される。又、ドアが開閉動作中の場合にド
ア操作スイッチが操作された時には、その動作が停止さ
れる。従って、ドアを開方向に指示するための指令や、
ドアを閉方向に指示するための指令や、又、停止させる
指令を出力するための複数種類のスイッチの中から1つ
のスイッチを選択し操作する必要がない。つまり、1つ
のスイッチを操作するだけの簡単な操作となる。
【0022】請求項7に記載の発明によれば、請求項1
乃至6のいずれか1の発明の作用に加えて、ドアが開又
は閉動作中に動作不能と判断されるとアクチュエータを
停止又は逆転駆動される。従って、障害物による無理な
動作が防止される。
【0023】請求項8に記載の発明によれば、ドア操作
スイッチを操作した時、制御手段はそのドアの開閉位置
によってドアの開閉動作させる。従って、ドアを開方向
に指示するための指令や、反対にドアを閉じる方向に指
示するための指令を出力するための複数種類のスイッチ
の中から1つのスイッチを選択し操作する必要がない。
つまり、1つのスイッチを操作するだけの簡単な操作と
なる。
【0024】請求項9に記載の発明によれば、請求項8
に記載の発明の作用に加えて、ドアが開又は閉動作中に
動作不能と判断されるとアクチュエータを停止又は逆転
駆動される。従って、障害物による無理な動作が防止さ
れる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した一実施
形態を図1〜図13に従って説明する。図1は、本実施
形態の車両の模式図である。図1に示すように、車両本
体1の後部にはトランクルーム2が形成され、トランク
ルーム2の上部には略四角形状の開口部2aを有してい
る。トランクルーム2の開口部2aには、トランクルー
ム2を開閉するドアとしてのトランクドア3が備えられ
ている。この開口部2a両側の前端部にはそれぞれヒン
ジ4が設けられ、各ヒンジ4にてトランクドア3が車両
本体1に対して開閉可能に支持されている。
【0026】前記ヒンジ4は、具体的には図3〜図5に
示すように4リンク式ヒンジで構成されている。尚、図
3〜図5には、車両本体1の右側に設けられるヒンジ4
のみが示されている。車両本体1の左側に設けられるヒ
ンジ4は、右側に設けられるヒンジ4と対称な形状であ
るため図示しない。又、図4はトランクドア3が全閉状
態のときのヒンジ4を示し、図5はトランクドア3が全
開状態のときのヒンジ4を示している。
【0027】前記ヒンジ4は、車両側固定プレート5、
短尺リンク6、長尺リンク7及びドア側固定プレート8
を備えている。車両側固定プレート5は、トランクルー
ム2の開口部2a側壁に固定ボルト10で固定されてい
る。車両側固定プレート5には2つの支軸9a,9bが
所定の間隔をもって固定され、その各支軸9a,9bに
は各リンク6,7の基端部が回動可能に支持されてい
る。
【0028】一方、ドア側固定プレート8は断面L字状
に形成され、該プレート8には固定部8aと側壁部8b
が形成されている。固定部8aには、トランクドア3の
基端側の裏面3aに固定ボルト11にて固定されてい
る。側壁部8bには2つの支軸9c,9dが所定の間隔
をもって固定され、その各支軸9c,9dには前記各リ
ンク6,7の先端部が回動可能に支持されている。
【0029】前記車両側固定プレート5とドア側固定プ
レート8との間には、ドア開閉装置としてのダンパー付
開閉装置12が設けられている。ダンパー付開閉装置1
2は、図4〜図7に示すように、ダンパーステー13
と、アクチュエータ14とを備えている。
【0030】ダンパーステー13は、シリンダ13a
と、該シリンダ13aに対して伸縮可能なピストンロッ
ド13bとからなる。シリンダ13aの基端部13cは
ドア側固定プレート8の側壁部8bに対して回動可能に
連結され、ピストンロッド13bの先端部13dは車両
側固定プレート5に対して回動可能に連結されている。
そして、ダンパーステー13は前記長尺リンク7とほぼ
平行に配置されて、車両側固定プレート5及びドア側固
定プレート8に対して回動可能に連結されている。従っ
て、ピストンロッド13bがシリンダ13aに対して伸
縮動作されると、トランクドア3は開閉動作することに
なる。
【0031】又、図9に示すように、前記シリンダ13
aの先端部13eの外周部には、同外周を囲むように連
結部材15が固定されている。連結部材15は、図9及
び図10に示すように、リング16とアクチュエータ連
結部17とを備えている。リング16は、シリンダ13
aの下側を除く外周面を覆うように配設され、その両側
面にはそれぞれ複数(本実施形態ではそれぞれ2個)の
凹部16aが設けられている。リング16の一側はアク
チュエータ連結部17に連結されている。
【0032】アクチュエータ連結部17は、シリンダ1
3aの外周面を囲むように筒状に湾曲形成され、その両
端部に一側外方延出された連結突起17aが形成されて
いる。一対の連結突起17aには3個の貫通孔17bが
形成されている。そして、図6に示すように、その下側
の連結突起17aに形成した3個の貫通孔17bには雌
ネジが形成されている。そして、ボルト17fを螺合す
ることによりアクチュエータ連結部17はシリンダ13
aに対して固定される。
【0033】アクチュエータ連結部17の底面には、図
10に示すように、ポテンショ板17cが固着されてい
る。ポテンショ板17cは、シリンダ13aの基端部側
に向かって配設されている。ポテンショ板17cの底面
には、3個の電極17dに沿を有する回路配線パターン
17eが設けられている。この3個の電極17dは、後
述するコントローラ50に接続されている。
【0034】又、アクチュエータ連結部17には前記ア
クチュエータ14が連結固定されている。図7に示すよ
うに、アクチュエータ14は減速機18とモータ19と
から構成されている。そして、図6に示すように、減速
機18の第1ハウジング18bの一側面には、ダンパー
連結部18aが延出形成されている。そのダンパー連結
部18aはアクチュエータ連結部17の連結突起17a
に対して前記ボルト17fにて連結固定されている。従
って、アクチュエータ14はアクチュエータ連結部17
を介してシリンダ13aに固定されている。
【0035】第1ハウジングケース18b内には、図6
又は図7に示すように、該ハウジングケース18bに対
して回転可能に支持されたウォーム18cとウォームホ
イール18dが収容されている。ウォーム18cとウォ
ームホイール18dは互いに噛合している。
【0036】ウォーム18cは、前記モータ19の回転
軸19aと駆動連結されている。モータ19は、後述す
るコントローラ50の制御に基づいて正逆回転及び停止
制御されるようになっている。又、モータ19には、該
モータ19の駆動負荷が所定値を超えるかどうかを検知
する過負荷センサS3(図12に参照)を取付けてい
る。
【0037】又、前記ウォームホイール18dの軸中心
には、回転軸18eが固着されている。その回転軸18
eは前記ハウジングケース18bに配設された軸受18
fにて回転可能に支持されている。つまり、モータ19
が回転してウォーム18cが回転すると、ウォームホイ
ール18dは回転する。そして、ウォームホイール18
dが回転するとき、回転軸18eは同時に回転する。
【0038】回転軸18eの開口部側と反対側の端部に
は、図6に示すように、該回転軸18eより大径の出力
軸28が延出形成されている。出力軸28は、歯車軸で
あって、ラック29と噛合するようになっている。ラッ
ク29は図4〜図6及び図9に示すように、スライダ3
0に形成された第1ガイド部31に沿ってスライド移動
可能に配置されている。
【0039】スライダ30は、ダンパーステー13の下
側に配置され、その両端部にダンパー支持部32a,3
2bが形成されている。ダンパー支持部32aは上方に
延び、図9に示すように、前記ピストンロッド13bの
先端部13dを介して前記車両側固定プレート5に回転
可能に取付けられる。一方、ダンパー支持部32bは上
方に延び、図11に示すように縦断面円筒状に形成さ
れ、その円筒内孔32cはシリンダ13aが摺動可能に
貫挿されている。
【0040】従って、ピストンロッド13bがシリンダ
13aに対して伸縮するとき、スライダ30のダンパー
支持部32aがピストンロッド13bの先端部13dを
介して前記車両側固定プレート5に回転可能に連結され
ていることから、シリンダ13aはダンパー支持部32
bの円筒内孔32c内を往復摺動する。
【0041】スライダ30のダンパー支持部32a,3
2b間には、図6に示すように、第1ガイド部31と第
2ガイド部32が形成されている。第1ガイド部31に
は、前記出力軸28に噛合する前記ラック29が配設さ
れている。ラック29は、第1ガイド部31の両端の車
両側及びドア側壁部31a,31bの間をスライド移動
可能に配設されている。
【0042】従って、ラック29が第1ガイド部31の
壁部31a,31bのいずれにも当接していない状態
で、モータ19の回転とともに出力軸28が回転する
と、出力軸28と噛合しているラック29は、第1ガイ
ド部31の車両側壁部31a又はドア側壁部31bのい
ずれか一方に向かってスライド移動する。このラック2
9がスライド移動中には、モータ19の回転にてシリン
ダ13aを作動させない。
【0043】そして、ラック29がスライド移動して例
えば第1ガイド部31の車両側壁部31aに当接してそ
れ以上の移動が規制されると、回転している出力軸28
はラック29からの反作用を受けて同ラック29に噛合
しながら第1ガイド部31のドア側壁部31b側に移動
する。即ち、アクチュエータ14はスライダ30に沿っ
てシリンダ13aの基端部側に向かって移動する。この
とき、アクチュエータ14はアクチュエータ連結部17
を介してシリンダ13aに固定されているので、シリン
ダ13aはアクチュエータ14の力を受けて移動して、
ピストンロッド13bを伸長させる。つまり、トランク
ドア3は開方向に回動する。なお、ラック29が車両側
壁部31aに当接してそれ以上の移動が規制される位置
を車両側リターン位置とする。
【0044】反対に、ラック29がスライド移動して例
えば第1ガイド部31のドア側壁部31bに当接してそ
れ以上の移動が規制されると、回転している出力軸28
はラック29からの反作用を受けて同ラック29に噛合
しながら第1ガイド部31の車両側壁部31a側に移動
する。即ち、アクチュエータ14はスライダ30に沿っ
てシリンダ13aの先端部側に向かって移動する。そし
て、シリンダ13aはアクチュエータ14の力を受けて
移動して、ピストンロッド13bを収縮させる。即ち、
トランクドア3は閉方向に回動する。なお、ラック29
がドア側壁部31bに当接してそれ以上の移動が規制さ
れる位置をドア側リターン位置とする。
【0045】また、ラック29の長さはトランクドア3
の開閉ストロークより若干長く設定し、第1ガイド部3
1の長さはラック29の長さと前記ダンパーステー13
のストロークとの和に設定している。
【0046】又、前記第1ガイド31の下面におけるス
ライダ30の底面には、図6に示すように、ガイド溝3
0aが設けられている。そのガイド溝30aには前記第
1ハウジングケース18bの一側面から突出形成された
ガイド突起18gが摺動可能に嵌合されている。
【0047】前記ダンパー支持部32bの外周面32d
には、係止部材33が固着されている。係止部材33は
ダンパー支持部32bと固着される固定部33aと、そ
の固定部33aから延出形成された一対のアーム33b
とを有している。一対のアーム33bの先端部内側には
凸部33cが形成されている。そして、凸部33cは、
シリンダ13aが伸縮運動するとき、リング16の凹部
16aと着脱可能に嵌合するようになっている。つま
り、係止部材33と前記リング16とはダンパーステー
13のチェック機構を構成している。
【0048】尚、本実施形態では、凸部33cが図5に
示すようにピストンロッド13b側の凹部16aに嵌合
するとき、図1,2に示すようにトランクドア3は全開
位置の状態となる。また、凸部33cがピストンロッド
13bとは反対側の凹部16aに嵌合するとき、図1,
2に示すようにトランクドア3は全閉位置と全開位置と
の間の所定位置Xの状態となる。尚、本実施形態では、
所定位置Xはトランクドア3は全閉位置と全開位置の中
間位置としている。
【0049】また、本実施形態では、前記凸部33cを
凹部16aとの嵌合状態から離脱するのに必要な外力は
トランクドア3の自重より大きくなるように凸部33c
と凹部16aの係合状態を設定している。
【0050】また、図6に示すように、第1ハウジング
ケース18bの開口部側における回転軸18eの端部に
は、該回転軸18eより小径の中心軸20の基端部が固
着されている。その中心軸20の先端部は第1ハウジン
グケース18bの開口部を覆う第2ハウジングケース2
1に回転可能に支持されている。
【0051】又、図6に示すように、その中心軸20の
外周には、サンギア22が形成されている。そのサンギ
ア22には、2つの遊星ギア23が中心軸20に対して
対称的に配置噛合されている。2つの遊星ギア23は、
該2つの遊星ギア23を囲む内歯車24と噛合されてい
る。又、2つの遊星ギア23の中央には、貫通孔23a
が形成されている。その貫通孔23a内には、接点板2
5の底面に形成された2つの嵌合凸部25aが嵌着され
ている。従って、接点板25は遊星ギア23のサンギア
22の回りを公転すると、中心軸20を中心に回転す
る。つまり、回転軸18eが回転すると、サンギア22
が回転し、接点板25は回転する。
【0052】接点板25の表面には、接点部25bが設
けられている。図8に示すように、接点部25bは、接
点板25の径方向に沿って並んで形成された3ペア(6
本)のブラシ25c,25d,25eを備えている。そ
して、噛合及び嵌合によって駆動連結した遊星ギア2
3、内歯車24及び接点板25は、2つのプレート2
6,27にて支持され、第2ハウジングケース21内に
回転可能に収容保持されている。
【0053】そのプレート26の接点板側表面には、図
8に示すように、配線パターン26aが設けられてい
る。配線パターン26aは、それぞれ2つの正極端子2
6b,26cを有する円弧状の摺接部26d,26e
と、負極端子26fを有する円弧状の摺接部26gとか
らなる。摺接部26d,26e,26gの軸中心は、前
記接点板25の軸中心と同じであり、摺接部26dの円
弧半径は摺接部26eの円弧半径より大きくなってい
る。又、そのパターン26aの3つの端子26b,26
c,26fは後述するコントローラ50に接続されてい
る。
【0054】そして、前記遊星ギア23、内歯車24及
び接点板25が前記一対のプレート26,27にて支持
されて第2ハウジングケース21内に収容保持されてい
るとき、前記接点部25bのブラシ25c,25d,2
5eは、それぞれ対応する摺接部26d,26e,26
gと接触するようになっている。つまり、図8に示すよ
うに、ブラシ25cは摺接部26gと接触し、ブラシ2
5dは摺接部26eと接触し、ブラシ25eは摺接部2
6dと接触するようになっている。
【0055】従って、回転軸18eとともに回転する中
心軸20の回転が前記遊星ギア23により減速され、接
点板25が減速された遊星ギア23とともに回転する
と、ブラシ25c,25d,25eは、摺接部26dと
摺接部26g、又は、摺接部26eと摺接部26gとを
それぞれ短絡させたりすることになる。このとき、これ
ら短絡状態が各端子26b,26c,26fから検出さ
れることになる。
【0056】そして、本実施形態では、前記ラック29
が一方向からスライド移動して車両側リターン位置又は
ドア側リターン位置に到達したとき、各ブラシ25c,
25d,25eと摺接部26d,26e,26gとの位
置関係は、図8に示す位置関係となり、各端子26b,
26c,26fが共に絶縁状態となる。
【0057】この絶縁状態(ラック29が車両側リター
ン位置に到達して)からさらにドア3を開く方向にモー
タ19が回転すると、端子26bと端子26fが短絡状
態となる。そして、モータ19がトランクドア3を全開
する位置まで回転すると、各ブラシ25c,25d,2
5eは、摺接部26d,26e,26gに対して図8に
示す位置から時計回り方向に位置X1まで相対回動す
る。
【0058】反対にラック29がドア側リターン位置に
到達してからさらにドア3を閉じる方向にモータ19が
回転すると、端子26cと端子26fが短絡状態とな
る。そして、モータ19がトランクドア3を全閉する位
置まで回転すると、各ブラシ25c,25d,25e
は、摺接部26d,26e,26gに対して図8に示す
位置から反時計回り方向に位置X2まで相対回動する。
【0059】つまり、各ブラシ25c,25d,25e
と摺接部26d,26e,26gにてリターン位置検出
センサS1を構成している。そして、このリターン位置
検出センサS1の端子26b,26c,26fからの信
号に基づいて後述するコントローラ50は、ラック29
が車両側リターン位置又はドア側リターン位置に到達し
たかどうかの判断及びモータ19がドア3を開ける方向
に回転しているのか閉じる方向に回転しているのかの判
断を行うようになっている。
【0060】前記第1ガイド部31と平行に形成された
第2ガイド部32には、図6に示すように、前記ポテン
ショ板17cに沿って形成され、その第2ガイド部32
内にブラシ34が取付けられている。ブラシ34は、前
記ポテンショ板17cの回路配線パターン17eと摺接
する。つまり、シリンダ13aが伸縮移動に相対して回
路配線パターン17eとの摺接位置を変えるブラシ34
のその時々の摺接位置からシリンダ13a、即ちダンパ
ーステー13の移動位置(トランクドア3の開閉位置)
を検知する。そして、本実施形態では、ポテンショ板1
7cとブラシ34等でドア位置検出センサS2を構成し
後述するコントローラ50に出力される。尚、本実施形
態では、このドア位置検出センサS2は、図1におい
て、右側にあるダンパー付開閉装置12に設けられ、左
側のダンパー付開閉装置12には設けられていないもの
とする。そして、このドア位置検出センサS2の信号に
基づいてコントローラ50はトランクドア3の開閉位置
を判断する。
【0061】更に、本実施形態では、図1に示すよう
に、前記トランクドア3の先端部における車幅方向の略
中央には、ドアクローザアンドオープナ装置40が設け
られている。又、トランクドア3が全閉位置のときにド
アクローザアンドオープナ装置40と係合するストライ
カ41がトランクルーム2内に設けられている。このド
アクローザアンドオープナ装置40は、トランクドア3
がハーフラッチ位置でストライカ41と係合状態(ハー
フラッチ状態)にあるとき、クローザアクチュエータと
してのモータ42(図12参照)にてストライカ41を
強制的に引き込み、トランクドア3をフルラッチ位置
(フルラッチ状態)まで引き込む引き込み動作(施錠動
作)と、トランクドア3がフルラッチ状態にあるとき、
該装置40とストライカ41との係合状態を解除して該
ドア3を最小開位置(ストライカ41との係合が解かれ
た直後の位置)に配置する解錠動作とを行うように構成
されている。
【0062】尚、運転席には、ドアクローザアンドオー
プナ装置40を作動させる図示しない機械式レバーのト
ランクドアオープナーが設けられている。ドアクローザ
アンドオープナ装置40は、トランクドアオープナーの
操作に基づいて、該装置40とストライカ41との係合
状態を解除して、フルラッチ状態にあるトランクドア3
を最小開位置に配置する解錠動作を行うように構成され
ている。
【0063】前記ドアクローザアンドオープナ装置40
には、後述するハーフラッチ検出スイッチ43及びフル
ラッチ検出スイッチ44が備えられている。ハーフラッ
チ検出スイッチ43はトランクドア3がハーフラッチ位
置になるとハーフラッチ検出信号を生成し、フルラッチ
検出スイッチ44はトランクドア3がフルラッチ位置に
なるとフルラッチ検出信号を生成する。
【0064】また、図9に示すように、トランクドア3
には受信機51が設けられている。受信機51はドライ
バー等が所持するドア操作スイッチとしてのワイヤレス
操作スイッチWsからの操作信号を受信してコントロー
ラ50に起動信号を出力する。ワイヤレス操作スイッチ
Wsは、図1に示すように、1つのボタンBを備え、そ
のボタンBを押下することにより、操作信号が受信機5
1に向かって発信される。
【0065】次に、図12は、ダンパー付開閉装置12
及びドアクローザアンドオープナ装置40の電気的構成
を示す。前記ダンパー付開閉装置12及びドアクローザ
アンドオープナ装置40は、車両本体1に搭載される制
御手段としてのコントローラ50に接続される。
【0066】コントローラ50には、トランクドア3に
設けた受信機51を介してワイヤレス操作スイッチWs
からの操作信号に基づく起動信号が入力される。コント
ローラ50は、ドアクローザアンドオープナ装置40と
接続されている。コントローラ50はハーフラッチ位置
を検出するハーフラッチ検出スイッチ43からハーフラ
ッチ検出信号を入力するとともに、フルラッチ位置を検
出するフルラッチ検出スイッチ44からフルラッチ検出
信号を入力する。
【0067】また、コントローラ50は、左右のアクチ
ュエータ14のリターン位置検出センサS1と接続さ
れ、ラック29の前記リターン位置を検出する。コント
ローラ50は、右側のアクチュエータ14のドア位置検
出センサS2と接続されダンパーステー13の伸縮に応
じた検出信号が入力される。コントローラ50は、この
検出信号に基づいてダンパーステー13の伸縮位置を検
出し、その伸縮位置に基づいてトランクドア3の開閉位
置を換算する。
【0068】さらに、コントローラ50は、左右のアク
チュエータ14に設けた過負荷センサS3と接続されて
いて、アクチュエータ14に予め定めた過負荷電流が流
れたとき、負荷検出信号が過負荷センサS3から入力さ
れるようになっている。
【0069】そして、コントローラ50は、起動信号、
ハーフラッチ及びフルラッチ検出信号、各検出信号に基
づいて、ダンパー付開閉装置12のモータ19及びドア
クローザアンドオープナ装置40のモータ42を制御す
る。
【0070】次に、ダンパー付開閉装置12の動きにつ
いて簡単に説明する。アクチュエータ14のモータ19
が通電駆動され回転すると、ウォーム18cが回転され
てウォームホイール18dが減速回転する。ここで、例
えば、図7において、ウォームホイール18dが反時計
回り方向に回転すると、回転軸18e及び出力軸28も
同方向に回転する。この出力軸28の回転力がラック2
9に伝達され、ラック29は前記第1ガイド部31内を
図4に示すP1矢印方向に移動される。そして、ラック
29は第1ガイド部31の車両側壁部31aに当接して
それ以上の移動が規制される。車両側壁部31aにてラ
ック29の移動が規制されると、出力軸28の回転力に
よって、アクチュエータ14は第1ガイド部31のドア
側壁部31bに向かってP2矢印方向に移動する。この
とき、アクチュエータ14と一体的に連結されたダンパ
ーステー13のシリンダ13aもP2矢印方向に移動す
る。
【0071】すると、ドア側固定プレート8は、シリン
ダ13aの推力を受け、K1矢印方向に回動する。この
とき、短尺リンク6及び長尺リンク7はK2矢印方向に
回動する。又、ダンパーステー13及びスライダ30
は、ピストンロッド13bの先端部13dを回動中心と
してK2矢印方向に回動する。
【0072】そして、ドア側固定プレート8が図5に示
す位置まで回動されて、トランクドア3は全開する。こ
の時、リング16の凹部16aには、アーム33bの凸
部33cが嵌合する。従って、トランクドア3は自重に
よって閉じる方向に回動することなく全開位置が保持さ
れる。
【0073】トランクドア3が全開状態になると、ドア
位置検出センサS2は該ドア3が全開位置にある旨の全
開位置検出信号をコントローラ50に出力される。コン
トローラ50は、全開位置検出信号に基づいてモータ1
9を逆回転させる。つまり、図7において、ウォームホ
イール18d及び出力軸28を反時計回り方向から時計
回り方向に回転させる。
【0074】出力軸28が時計回り方向に回転すると、
車両側壁部31aに当接していたラック29はドア側壁
部31bに向かってP2矢印方向に移動する。そして、
図5に示すラック29がドア側リターン位置に到達する
までモータ19を回転させる。このモータ19の回転を
止めるタイミングは、リターン位置検出センサS1から
の検出信号に基づいてコントローラ50にて制御されて
いる。
【0075】次に、上記全開したトランクドア3を閉め
るとき、モータ19の回転によりウォームホイール18
dは例えば、図7における時計回りに回転されると、回
転軸18e及び出力軸28も同方向に回転する。この出
力軸28の回転力がラック29に伝達される。このと
き、ラック29はドア側リターン位置にあるので、出力
軸28の回転力によって、アクチュエータ14は第1ガ
イド部31の車両側壁部31aに向かってP1矢印方向
に移動する。このとき、アクチュエータ14と一体的に
連結されたダンパーステー13のシリンダ13aもP1
矢印方向に移動する。
【0076】すると、ドア側固定プレート8は、シリン
ダ13aの推力を受け、K3矢印方向に回動する。この
とき、短尺リンク6及び長尺リンク7はK4矢印方向に
回動する。又、ダンパーステー13及びスライダ30
は、ピストンロッド13bの先端部13dを回動中心と
してK4矢印方向に回動する。そして、ドア側固定プレ
ート8が図4に示す位置まで回動されると、トランクド
ア3は全閉する。
【0077】トランクドア3が全閉状態になると、ドア
位置検出センサS2は該ドア3が全閉位置にある旨の全
閉位置検出信号をコントローラ50に出力される。コン
トローラ50は、全閉位置検出信号に基づいてモータ1
9を逆回転させる。つまり、図7において、ウォームホ
イール18d及び出力軸28を時計回り方向から反時計
回り方向に回転させる。
【0078】出力軸28が反時計回り方向に回転する
と、ドア側壁部31bに当接していたラック29は車両
側壁部31aに向かってP1矢印方向に移動する。そし
て、図4に示すラック29が車両側リターン位置に到達
するまでモータ19を回転させる。このモータ19の回
転を止めるタイミングは、リターン位置検出センサS1
からの検出信号に基づいてコントローラ50にて制御さ
れている。
【0079】尚、トランクドア3がトランクオープナー
にてハーフラッチの状態から解放された状態(ほぼ全閉
状態の最小開位置)にあるとき、該ドア3を手動で全開
位置まで回動させることができる。つまり、ハーフラッ
チ状態から解放された状態(最小開位置)から手動でト
ランクドア3を全開位置まで開方向に操作すると、シリ
ンダ13aは、ドア3側に引っ張られて移動する。そし
て、アクチュエータ14もシリンダ13aとともに引っ
張られて移動する。このとき、出力軸28に噛合するラ
ック29は、アクチュエータ14の移動とともにドア側
リターン位置までスライド移動する。
【0080】反対に、トランクドア3が全開位置にある
とき、該ドア3を手動で全閉位置まで回動させることが
できる。つまり、手動でトランクドア3を全閉位置まで
閉方向に操作すると、シリンダ13aは、車両側に押さ
れ移動する。そして、アクチュエータ14もシリンダ1
3aとともに押されて移動する。このとき、出力軸28
に噛合するラック29は、アクチュエータ14の移動と
ともに車両側リターン位置までスライド移動する。
【0081】次に、上記左右一対のダンパー付開閉装置
12とドアクローザアンドオープナ装置40をコントロ
ーラ50にて制御することによって、トランクドア3の
開閉制御する一例を図13に従って説明する。尚、コン
トローラ50、同コントローラ50の記憶装置に記憶さ
れた制御プログラムに従って動作する。
【0082】いま、ワイヤレス操作スイッチWsのボタ
ンBを操作すると、コントローラ50は受信機51を介
して起動信号を入力する。コントローラ50は起動信号
に応答して、ステップ101において開閉制御を開始
し、まず、左右一対のアクチュエータ14のモータ19
が駆動しているかどうか判断する(ステップ102)。
つまり、すでにドア3の開閉動作が実行中かどうか判断
する。そして、ドア3の開閉動作が実行中ならば、ドア
3の開閉動作を一旦中止すべく、左右一対のアクチュエ
ータ14のモータ19を停止させて次の起動信号(ワイ
ヤレス操作スイッチWsの操作)を待つ。
【0083】一方、開閉動作中でない場合には、ステッ
プ103に移り、トランクドア3が所定位置Xより閉側
にあるかどうか判断する。この判断は、ドア位置検出セ
ンサS2からの検出信号に基づいて行う。そして、トラ
ンクドア3が所定位置Xより閉側に位置している時、コ
ントローラ50は、ワイヤレス操作スイッチWsの操作
がドア3を全開にする操作と判断して左右一対のアクチ
ュエータ14のモータ19を開方向に駆動させる(ステ
ップ104)。従って、ドア3は開方向に回動する。
【0084】尚、このとき、ドア3が全閉状態でフルラ
ッチ状態の時には、コントローラ50はドアクローザア
ンドオープナ装置40のモータ42を駆動させてフルラ
ッチ及びハーフラッチの状態からドア3を開放する状態
(最小開位置)にした後に、左右一対のアクチュエータ
14を駆動制御する。
【0085】そして、ステップ106において、コント
ローラ50は、ドア位置検出センサS2からの検出信号
に基づいてトランクドア3が全開位置まで到達したと判
断すると、ドア3のそれ以上の開動作を停止すべく各モ
ータ19を駆動制御して次の操作を待つ(ステップ10
7)。つまり、トランクドア3が全開位置まで到達する
と、モータ19は開方向の回転から閉方向の回転に逆転
し、リターン位置検出センサS1からの信号に基づい
て、即ちラック29がドア側リターン位置に到達した時
に停止する。
【0086】一方、前記ステップ103において、トラ
ンクドア3が所定位置Xを含む開側に位置している時、
コントローラ50はステップ108に移り、トランクド
ア3が所定位置Xにあるかどうかをドア位置検出センサ
S2の検出信号に基づいて判断する。そして、トランク
ドア3が所定位置Xにある時、トランクドア3を所定位
置Xの位置保持すべく、左右一対のアクチュエータ14
のモータ19を停止させた状態に保持する(ステップ1
07)。つまり、所定位置Xにある時は、操作者の手動
での開又は閉操作を待つようにしている。
【0087】又、トランクドア3が所定位置Xより開側
にある時、コントローラ50は、左右一対のアクチュエ
ータ14のモータ19を閉方向に駆動させる(ステップ
109)。従って、ドア3は閉方向に回動する。やが
て、コントローラ50は、トランクドア3が、所定位置
Xまで到達すると(ステップ108)、トランクドア3
を所定位置Xの位置保持すべく、左右一対のアクチュエ
ータ14のモータ19を停止させた状態に保持する(ス
テップ107)。つまり、所定位置Xにある時は、操作
者の手動での閉操作を待つようにしている。
【0088】尚、トランクドア3が所定位置Xを通過し
全開位置まで回動していく途中において、左右一対のア
クチュエータ14のモータ19に過負荷が発生したこと
を過負荷センサS3にて検出すると(ステップ10
5)、コントローラ50はそれ以上の開動作は停止し
て、ステップ109に移り、トランクドア3を閉方向に
回動させて所定位置Xで停止させるようになっている。
【0089】又、トランクドア3が閉方向に回動する途
中において、左右一対のアクチュエータ14のモータ1
9に過負荷が発生したことを過負荷センサS3にて検出
すると(ステップ110)、コントローラ50はそれ以
上の閉動作は停止して、ステップ104に移り、トラン
クドア3を開方向に回動させて全開位置で停止させるよ
うになっている。
【0090】上記したように、本実施の形態は、以下に
示す特徴がある。 (1)本実施形態では、トランクドア3が開閉作動中の
場合にワイヤレス操作スイッチWsのボタンBが操作さ
れた時に、その開方向又は閉方向の動作を停止するよう
にした。従って、トランクドア3を開方向に回動指示す
るための開指令や、トランクドア3を閉じる方向に回動
指示する閉指令や、又、停止させる停止指令を出力する
ための複数種類の操作スイッチの中から停止指令のため
の操作スイッチを選択し操作する必要がない。つまり、
ワイヤレス操作スイッチWsのボタンBを押下するだけ
でよく、停止操作は単純でしかも速やかに行うことがで
きる。
【0091】(2)本実施形態では、トランクドア3の
開閉位置が所定位置Xより閉側に位置している時にワイ
ヤレス操作スイッチWsのボタンBが操作されると、ア
クチュエータ14にてトランクドア3を全開位置まで回
動させるようにした。
【0092】従って、ドア3を開方向に回動指示するた
めの開指令や、反対にドア3を閉じる方向に回動指示す
る閉指令を出力するための複数種類の操作スイッチの中
から開指令のためだけの操作スイッチを選択し操作する
必要がない。つまり、ワイヤレス操作スイッチWsのボ
タンBを押下するだけでよく、開操作は単純でしかも速
やかに行うことができる。
【0093】又、トランクドア3の開閉位置が予め定め
られた所定位置Xより閉側に位置しているときには、閉
方向に回動しないため、誤って操作スイッチWsが操作
されてもトランクドア3に挟まれることはない。
【0094】(3)本実施形態では、トランクドア3の
開閉位置が所定位置Xより開側に位置している時にワイ
ヤレス操作スイッチWsのボタンBが操作されると、ア
クチュエータ14にてトランクドア3を閉方向に所定位
置Xまで回動させるようにした。
【0095】従って、ドア3を開方向に回動指示するた
めの開指令や、反対にドア3を閉じる方向に回動指示す
る閉指令を出力するための複数種類の操作スイッチの中
から閉指令のためだけの操作スイッチを選択し操作する
必要がない。つまり、ワイヤレス操作スイッチWsのボ
タンBを押下するだけでよく、閉操作は単純でしかも速
やかに行うことができる。又、所定位置Xまでドアは閉
じるので、トランクドア3に挟まれることはない。
【0096】(4)本実施形態では、トランクドア3が
開方向又は閉方向のいずれかの動作している時にそのト
ランクドア3を駆動するアクチュエータ14に大きな負
荷がかかった時には、前記アクチュエータ14を停止又
は逆転駆動させるようにした。従って、例えば障害物に
よって開方向又は閉方向の動作が規制されたとき、それ
以上の無理な動作が防止されるため、トランクドア3及
び障害物は損傷しない。
【0097】(5)本実施形態では、トランクドア3が
全開位置まで回動したとき、アクチュエータ14を停止
させるようにした。従って、トランクドア3は、アクチ
ュエータ14によってそれ以上の開方向の開動作は停止
するため、トランクドア3は損傷しない。
【0098】(6)本実施形態では、トランクドア3が
全閉位置でしかもドアクローザアンドオープナ装置40
にてフルラッチ又はハーフラッチ状態にあるときに、ワ
イヤレス操作スイッチWsのボタンBが操作されると、
ドアクローザアンドオープナ装置40にてフルラッチ又
はハーフラッチ状態からトランクドア3を解放するよう
にした。従って、アクチュエータ14にてトランクドア
3を全開位置まで回動させることができる。
【0099】尚、本発明の実施の形態は以下のように変
更してもよい。 ○上記実施の形態では、トランクドア3は閉方向の動作
は所定位置Xで停止するようにしたが、コントローラ5
0を図14に示すフローチャートに従って動作させて全
閉位置まで閉動作を行うことができるようにしてもよ
い。
【0100】以下、図14のフローチャートに従って説
明する。前記ステップ103において、トランクドア3
が所定位置Xを含む開側に位置しているとき、コントロ
ーラ50はステップ208に移り、コントローラ50
は、左右一対のアクチュエータ14のモータ19を閉方
向に駆動させる。従って、トランクドア3が所定位置X
にある場合、該ドア3は所定位置Xより閉側に移動し回
動する。一方、トランクドア3が所定位置Xより開側に
ある場合は、該ドア3は所定位置Xに向かって回動す
る。
【0101】そして、閉動作を開始した後、コントロー
ラ50は、ステップ210にてトランクドア3が所定位
置Xにあるかどうかを判断する。そして、前記所定位置
Xに向かって回動するトランクドア3が所定位置Xに到
達したときは、コントローラ50はトランクドア3を所
定位置Xの位置保持すべく、左右一対のアクチュエータ
14のモータ19を停止させた状態に保持する(ステッ
プ107)。
【0102】又、トランクドア3がすでに所定位置Xよ
り閉側に移動し回動している場合には、コントローラ5
0はステップ211に移り該ドア3が全閉位置に近い前
記最小開位置に到達したかどうかドア位置検出センサS
2の検出信号に基づいて判断する。そして、到達しない
場合には、さらに閉動作を続ける。そして、該ドア3が
最小開位置に到達したとき、ドア3をそれ以上の閉動作
停止すべく各モータ19を駆動制御して次の操作を待つ
(ステップ107)。
【0103】つまり、トランクドア3が全閉に近い位置
まで到達すると、モータ19は閉方向の回転から開方向
の回転に逆転し、リターン位置検出センサS1からの信
号に基づいて、即ちラック29が車両側リターン位置に
到達したときに停止する。
【0104】その後、コントローラ50は、ドアクロー
ザアンドオープナ装置40にてトランクドア3をフルラ
ッチ状態にする。従って、上記実施形態では、アクチュ
エータ14によるトランクドア3の閉動作は所定位置X
までであったが、この場合、一旦トランクドア3を所定
位置Xまで閉動作させた後に、再びワイヤレス操作スイ
ッチWsのボタンBを操作すればトランクドア3を全閉
することができる。このとき、トランクドア3が全閉位
置に近い位置までか移動したとき、アクチュエータ14
を停止させるようにした。その結果、トランクドア3
は、アクチュエータ14によってそれ以上の閉方向の閉
動作は停止するため、トランクドア3は損傷しない。
【0105】また、閉動作を行っているとき、ステップ
209で過負荷の判断を行って、過負荷が発生したとき
開動作を行うようにしている(ステップ104)。従っ
て、例えば障害物によって開方向又は閉方向の動作が規
制されたとき、それ以上の無理な動作が防止されるた
め、トランクドア3及び障害物は損傷しない。
【0106】○上記実施形態では、トランクドア3にお
けるトランクルーム2の開口部2aとの当接面には、所
定値以上の圧力を検出する感圧センサを設けて実施して
もよい。この場合、感圧センサは、トランクドア3と車
両本体1との間に物等が挟持されると、該センサに加わ
る圧力が所定値以上に上昇してその挟持を検出し、挟持
検出信号をコントローラ50に送り、コントローラ50
はトランクドア3の閉作動を停止制御することができ
る。よって、トランクドア3車両本体1との間での物等
の挟み込みを防止することができる。
【0107】○上記実施形態では、所定位置Xをトラン
クドア3の全閉位置と全開位置との中間位置としたが、
所定位置Xをトランクドア3の全閉位置と全開位置との
間の適当な位置に変更してもよい。
【0108】○上記実施形態では、トランクドア3が開
閉する途中に、アクチュエータ14に過負荷が発生した
とき、コントローラ50はアクチュエータ14を反転さ
せるようにしたが、トランクドア3が開閉する途中に、
アクチュエータ14に過負荷が発生したとき、コントロ
ーラ50はアクチュエータ14を直ちに停止させるよう
にしてもよい。
【0109】○上記実施の形態では、ダンパーステー1
3の移動位置(つまりドア開閉位置)を検知するドア位
置検出センサS2をリミットスイッチに変えて実施して
もよい。
【0110】○また、上記実施形態では、ドア位置検出
センサS2を左のダンパー付開閉装置12に設けて実施
してもよい。 ○上記実施の形態では、ドアクローザアンドオープナ装
置40を省略してもよい。
【0111】○上記実施の形態では、コントローラ50
はトランクドア3の開閉速度を特に制御しなかったが、
例えば、ドア位置検出センサS2によるトランクドア3
の開閉位置に応じてドア開閉速度を適宜制御するように
してもよい。
【0112】○上記実施の形態では、ドア操作スイッチ
はワイヤレス操作スイッチWsにて実施したが、ドア操
作スイッチを車内に設けたスイッチにて実施してもよ
い。 ○上記実施の形態では、ダンパー付開閉装置12はトラ
ンクドア3を開閉するものであったが、車両のその他の
ドア、例えばボンネットドア、サイドドア、バックドア
又は車両ドア以外のドア等に前記ダンパー付開閉装置1
2を適用してもよい。また、ダンパーステー付けの窓に
適用してもよい。
【0113】○また、ドア開閉装置をダンパー付開閉装
置12以外のもの、例えば、ヒンジを駆動するドア開閉
装置に応用してもよい。
【0114】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、操作簡
単でユーザの使い勝手を向上することができるととも
に、障害物の挟み込みを防止することができる。
【0115】請求項2に記載の発明によれば、操作簡単
でユーザの使い勝手を向上することができる。請求項3
に記載の発明によれば、操作簡単でユーザの使い勝手を
向上することができるとともに、障害物の挟み込みを防
止することができる。
【0116】請求項4に記載のドア開閉方法によれば、
操作簡単でユーザの使い勝手を向上することができると
ともに、障害物の挟み込みを防止することができる。請
求項5に記載の発明によれば、操作簡単でユーザの使い
勝手を向上することができる。
【0117】請求項6に記載の発明によれば、請求項1
乃至5のいずれか1の発明の効果に加えて、ユーザの使
い勝手を更に向上することができる。請求項7に記載の
発明によれば、請求項1乃至6のいずれか1の発明の効
果に加えて、ドアの無理な動作によるドア及び障害物の
損傷を防止することができる。
【0118】請求項8に記載の発明によれば、操作簡単
でユーザの使い勝手を向上することができる。請求項9
に記載の発明によれば、請求項8に記載の発明の効果に
加えて、ドアの無理な動作によるドア及び障害物の損傷
を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態の車両を示す斜視図。
【図2】同じく車両のトランクドアの開閉を示す説明
図。
【図3】同じく車両のトランクドアの要部拡大斜視図。
【図4】同じくトランクドアの全閉状態におけるダンパ
ー付開閉装置の状態を示す正面図。
【図5】同じくトランクドアの全開状態におけるダンパ
ー付開閉装置の状態を示す正面図。
【図6】ダンパー付開閉装置の図4におけるE−E線断
面図。
【図7】ダンパー付開閉装置の図6におけるF−F線断
面図。
【図8】リターンポジションセンサのパターンを示す説
明図。
【図9】アクチュエータを外したダンパー付開閉装置の
平面図。
【図10】ダンパーステーの移動位置を検知するドア位
置検出センサを示す底面図。
【図11】図9におけるG−G線断面図。
【図12】ダンパー付開閉装置の電気的構成を示すブロ
ック図。
【図13】ダンパー付開閉装置の制御を説明するフロー
チャート。
【図14】ダンパー付開閉装置の別例の制御を説明する
フローチャート。
【符号の説明】
3…ドアとしてのトランクドア、14…クチュエータ、
50…制御手段としてのコントローラ、Ws…ドア操作
スイッチとしてのワイヤレス操作スイッチ、S2…ドア
位置検出センサ、X…予め定められた所定位置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2E052 AA09 BA02 BA04 CA06 DA01 DA07 DA08 DB01 DB07 DB08 EA01 EB01 EC01 GA03 GA08 GB06 GB12 GB18 GC02 GC03 GC06 GC07 GD03 GD09 HA01 KA01 KA02 KA12 KA13 KA15 KA16 KA25 3D004 AA13 BA03 CA14 CA33 CA34

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドア(3)の動作指示をするためのドア
    操作スイッチ(Ws)の操作に基づいてアクチュエータ
    (14)を駆動させてドア(3)を開閉するようにした
    ドア開閉方法において、 前記ドア操作スイッチ(Ws)を操作した時、前記ドア
    (3)の開閉位置が予め定められた所定位置(X)より
    閉側に位置している時には、前記アクチュエータ(1
    4)にて前記ドア(3)を開方向に動作させるようにし
    たことを特徴とするドア開閉方法。
  2. 【請求項2】 ドア(3)の動作指示をするためのドア
    操作スイッチ(Ws)の操作に基づいてアクチュエータ
    (14)を駆動させてドア(3)を開閉するようにした
    ドア開閉方法において、 前記ドア操作スイッチ(Ws)を操作した時、前記ドア
    (3)の開閉位置が予め定められた所定位置(X)より
    開側に位置している時には、前記アクチュエータ(1
    4)にて前記ドア(3)を閉方向に動作させるようにし
    たことを特徴とするドア開閉方法。
  3. 【請求項3】 ドア(3)の動作指示をするためのドア
    操作スイッチ(Ws)の操作に基づいてアクチュエータ
    (14)を駆動させてドア(3)を開閉するようにした
    ドア開閉方法において、 前記ドア操作スイッチ(Ws)を操作した時、前記ドア
    (3)の開閉位置が予め定められた所定位置(X)より
    開側に位置している時には、前記アクチュエータ(1
    4)にて前記ドア(3)を閉方向に前記所定位置(X)
    まで動作させるようにしたことを特徴とするドア開閉方
    法。
  4. 【請求項4】 ドア(3)の動作指示をするためのドア
    操作スイッチ(Ws)の操作に基づいてアクチュエータ
    (14)を駆動させてドア(3)を開閉するようにした
    ドア開閉方法において、 前記ドア操作スイッチ(Ws)を操作した時、前記ドア
    (3)の開閉位置が予め定められた所定位置(X)より
    開側に位置している時には、前記アクチュエータ(1
    4)にて前記ドア(3)を閉方向に前記所定位置(X)
    まで動作させ、 前記ドア(3)の開閉位置が前記所定位置(X)に位置
    している時には、前記アクチュエータ(14)にて前記
    ドア(3)を全閉方向に動作させるようにしたことを特
    徴とするドア開閉方法。
  5. 【請求項5】 ドア(3)の動作指示をするためのドア
    操作スイッチ(Ws)の操作に基づいてアクチュエータ
    (14)を駆動させてドア(3)を開閉するようにした
    ドア開閉方法において、 前記ドア操作スイッチ(Ws)を操作した時、前記ドア
    (3)の開閉位置が予め定められた所定位置(X)より
    閉側に位置している時には、前記アクチュエータ(1
    4)にて前記ドア(3)を開方向に動作させ、 前記ドア(3)の開閉位置が予め定められた所定位置
    (X)より開側に位置している時には、前記アクチュエ
    ータ(14)にて前記ドア(3)を閉方向に動作させる
    ようにしたことを特徴とするドア開閉方法。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至5のいずれか1に記載のド
    ア開閉方法において、 前記ドア(3)が開方向又は閉方向のいずれかの動作し
    ている時に前記ドア操作スイッチ(Ws)が操作された
    時、その動作を停止するようにしたことを特徴とするド
    ア開閉方法。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至6のいずれか1に記載のド
    ア開閉方法において、 前記ドア(3)が開方向又は閉方向のいずれかの動作し
    ている時にそのドア(3)を駆動するアクチュエータ
    (14)に大きな負荷がかかった時には、前記アクチュ
    エータ(14)を停止又は逆転駆動させるようにしたこ
    とを特徴とするドア開閉方法。
  8. 【請求項8】 ドア(3)を開閉するアクチュエータ
    (14)と、 前記ドア(3)の開閉位置を検出するドア位置検出セン
    サ(S2)と、 前記ドア(3)の動作指示をするためのドア操作スイッ
    チ(Ws)と、 前記ドア操作スイッチ(Ws)の操作に基づいてその時
    のドア開閉位置をドア位置検出センサ(S2)から判断
    し、その時のドア開閉位置に基づいて前記アクチュエー
    タ(14)を介してドア(3)を開閉動作させる制御手
    段(50)とを備えたドア開閉装置。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載のドア開閉装置におい
    て、 前記アクチュエータ(14)には、該アクチュエータ
    (14)の過負荷を検出する過負荷センサ(S3)が設
    けられ、前記制御手段(50)は、過負荷センサ(S
    3)にてアクチュエータ(14)が過負荷状態になった
    と判断した時、アクチュエータ(14)を停止又は逆転
    駆動させるようにしたことを特徴とするドア開閉装置。
JP11182432A 1999-06-28 1999-06-28 ドア開閉方法及びドア開閉装置 Pending JP2001012146A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7083217B2 (en) 2003-08-26 2006-08-01 Aisin Seiki Kabushiki Kaisha Opening and closing apparatus for a lid of a vehicle
JP2008014130A (ja) * 2006-07-03 2008-01-24 Edscha Ag 自動車フラップまたは自動車ドアを制御するための装置および方法
JP2011254720A (ja) * 2010-06-07 2011-12-22 Matsuyama Plow Mfg Co Ltd 農作業機
JP2011254721A (ja) * 2010-06-07 2011-12-22 Matsuyama Plow Mfg Co Ltd 農作業機

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JP2011254720A (ja) * 2010-06-07 2011-12-22 Matsuyama Plow Mfg Co Ltd 農作業機
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