JPH05508949A - ホテル・ベンディング・システムを遠隔制御する対話型ネットワーク - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ホテル・ベンディング・システムを遠隔制御する対話型ネットワーク（技術分野 ） 本発明は、ホテルの客室販売ネットワークに関し、特に提供されるサービスおよ び特徴を改善するためかかるネットワークの販売（ベンディング）装置とコント ローラとの間の対話における改善に関する。

（背景技術） ホテルの客室販売装置は、ホテルの宿泊客が随意に使用することができる販売可 能な用品を含む複数の客室ベンディング装置として始まった。ホテルの従業員は 、周期的に客室ベンディング装置の在庫検査（棚卸し）を行ってどの用品が客に より使用されたかを判断し、その使用をホテルのフロント・デスクに報告するの が常であった。フロント・デスクは、使用された用品に対する料金を計算して、 これらを使用者の勘定書に加算した。客がチェックアウトする時、客の最終勘定 書に対して正確な使用情報を提供するため特別棚卸しが要求された。客室販売を 改善するため、客室における購買事象を記録してこの情報を客の勘定書を計算す る中央のコンピュータへ直接送る自動化されたシステムが作られた。

中央コンピュータに対する自動化された報告は、棚卸しに要求される人間の関与 を減らして実施された実際の棚卸しの信頼性を改善する。しかし、これら従来技 術の自動化システムにより提供されるホテルのスタッフおよびホテルの客の双方 に対する実際の処理の便益は、依然として制限されている。１つの公知システム においては、ベンディング装置は内部のマイクロコンピュータの内蔵によりベン ディング装置の諸動作に対するある管理がなされるが、棚卸しは単に周期的に中 央コントローラへ送られるに過ぎず、その結果実際と報告された棚卸し間にリア ルタイムの遅れが生じる。このような時間的遅れは、最後の棚卸しが累計された 後に使用される品目に対するホテルのシステムによる勘定落ち、あるいは最後の 些細な棚卸しを行うためのチェックアウト時の著しい遅れを生じるおそれがある 。最後の些細な遅れは、大勢の客がチェックアウトを望む多忙時間においては大 きな問題を生じ得る。別の公知のシステムによれば、中央コンピュータはベンデ ィング装置における各購入についてこの購入が生じる時に通知され、中央の制御 部が常に現在の購入について知るようにする。しかし、この装置によれば、シス テムは中央コンピュータとベンディング装置間の通信経路上の誤りのメツセージ を免れない。

従来技術のシステムはサービスにおける他の制限を共有する。例えば、このよう なシステムは、ベンディング装置における用品の価格を客に知らせるのに、各客 室における印刷された価格リストに依然として依存している。このような価格リ ストはしばしば紛失して客の混乱を招く結果となり、ベンディング装！における 価格の変更時には高価な再印刷および配送を必要とする。ホテルの客に販売され る物品の価格を知らせる改善された装置の必要が存在する。

ベンディング装置の物品補充および維持のためベンディング装置に対するサービ ス・アクセスを可能にする装置もまた、ホテルの客室ベンディング・システムの 利便にとって重要である。従来の自動化されたベンディング・システムは、サー ビス員のみによるベンディング装置に対する内部アクセスを許容するために物理 的な錠および鍵を使用する。鍵が失われるかあるいは盗まれると、高価な錠の変 更および鍵の交換が必要となる。明らかに、サービス員のベンディング装置に対 するアクセスを提供するための装置を改善するホテルのベンディング・ネットワ ークに対する必要が存在する。

制約された通信プロトコルの下で動作する従来の装置が、通信経路上で情報を伝 送し、伝送された情報が適正に受取られて応答されることを仮定していた。この ような仮定への依存は、偽の信号がシステムの通信経路上に誘起されて物品が販 売されたことの通知の如き実際の信号として解釈されるおそれがあるシステムを 結果としてもたらした。誤ったメツセージに対するこのような応答を避けるベン ディング装置に対する必要が存在する。

従来の自動化された客室ベンディング装置は、ベンディング装置における充分な 管理装置、および先に述べた如き必要を満たすベンディング装置と中心コントロ ーラとの間の充分に精巧な通信プロトコルを欠いている。

（発明の要約） 本発明によるホテルのベンディング・ネットワークは、各々がこれまで提供され たものに勝る拡張された能力を持つ複数のベンディング装置と、現在あるサービ スを改善してネットワークによる新しいサービスおよび特徴の提供を可能にする ベンディング装置と中央コンピュータとの間の通信リンクからなっている。

開示される実施態様においては、各客室ベンディング装置は、コントローラと、 販売される物品の価格を表示するためインテリジェントなベンディング装置によ り用いられる表示装置とを含む。ベンディング装置における物品の価格は、中央 コンピュータから送出され、ベンディング装置のコントローラにおけるメモリー に記憶される。客がベンディング装置のキーボードのキーを押すことにより物品 への関心を信号すると、この物品の価格が表示装置上に表示される。ベンディン グ装置における価格情報を表示することにより、顧客に価格を通知するため以前 に用いられた印刷掲示は使用する必要がない。ベンディング装置におけるこの価 格表示は、掲示を維持する経費を節減し、はるかに理解しやすい方法で価格情報 を顧客に提供する。更に、価格は、中央の制御部から新しい価格を送りベンディ ング装置のメモリーに記憶することにより自由に更新することができる。

自動化された価格更新と結合されたベンディング装置における価格の表示は、新 しい印刷リストが作られ配送できる時ではな（、価格変化が生じる時常に中央コ ントローラにより価格付けを自動的に変更することを可能にする。更に、中央コ ントローラとベンディング装置のコントローラとの間で現在可能な改善された通 信により、価格はホテル全体にわたり同じである必要はない。例えば、ホテル内 のある場所は特別な顧客のために保留することができ、この特別な場所では値引 きされたベンディング装置価格を使用することができる。他の場所では、値引き されない価格となる。価格情報は、時間の関数として変更することもできる。

例えば、ここに開示されるベンディング・ネツトワークは、−日のある時間だけ 販売されるある物品の価格を引下げることにより、ホテルの客に対して「サービ ス・タイム」を提供することができる。

本発明の１つの特質による客室のベンディング装置は、サービス員がベンディン グ装置に対するサービス・アクセスを行うためパスワードを使用することを可能 にし、これにより従来の装置の物理的な鍵および錠を回避するキーボード入力装 置を含む。ベンディング装置のパスワードは、中央コントローラにより指定され 、ベンディング装！に記憶されるように送られる。サービス員は、ベンディング 装置のキーボードでパスワードを入力し、入力されたパスワードがその記憶され たパスワードと一致するならば、サービス・アクセスが許容される。電子的なパ スワードの使用はベンディング装置における保全性（セキュリティ）を提供し、 集中化された管理によるパスワードの可変性はパスワードの保全性の喪失に対す る防護となる。ベンディング装置の保守とベンディング装置の物品補充とに対し て別々のパスワードが、改善された保全性のために実施例において提供される。

開示された装置は、メツセージが正しく送られ、受取られ、応答されることを保 証する予め定めたメツセージ・シーケンスを含む通信プロトコルの下で動作する 。開示されたプロトコルは、通信経路上の誤りの信号に対する応答を実質的に不 可能にする誤り検出コードおよびメツセージ確認信号を含む。上記の装置におけ る販売動作申付われる動作のシーケンスは、改善された通信プロトコルを有効に 利用する。１回の販売動作は、ベンディング装置から中央コントローラへ物品の 販売要求を送出し、中央コントローラから要求側のベンディング装置へ許可を返 し、中央の制御部からの許可に応答してベンディング装置における要求された購 入を許容し、中央の制御部に対して購入が完了した旨を通知する確認信号を返送 することからなる。ベンディング装置からの最終的な確認信号の返送により、中 央の制御部は購入が完了したことを確実に知る。購入の勘定書作成は、購入の確 認が中央制御部で受取られた後にのみ起生ずる。

（図面の簡単な説明） 図１は、本発明を実施したベンディング・ネットワークを示すプロ・ツク図、図 ２は、図１に示されるベンディング装置の各部を示す電気的プロ・ツク図、図３ は、図１のネットワークにおいて交換されるメツセージを示すチャート、図４は 、図１の諸装置間の情報の流れに関するメツセージ・シーケンス図、図５乃至図 ７は、販売動作の流れ図、 図８は、販売動作において交換されるメツセージを示すメツセージ・シーケンス 図、および 図９は、ベンディング装置に対するパスワード・アクセスを示す流れ図である。

（実施例） 図１は、中央コントローラ１０と、複数のベンディング装置１１乃至１５を含む ホテルの室のペンデインルネットワークのプロ・ツク図である。ベンディング装 置の正確な数は無論ホテルの大きさに依存するが、１，０００程度まで大きくす ることもできる。本実施例におけるベンディング装置１１乃至１５の各々（ま、 各室の宿泊客が飲み物およびスナックの如き物品を便利に購入することを可能に するように、個々のホテルの客室に配置される。中央コントローラ１０１ま、ネ ットワークの全動作を制御し、ベンディング装置１１乃至１５の各々力Ｘら販売 された物品の記録を保持し、個々のベンディング装置における購入の如き重要な 事象ニツイテノ情報を資産管理システム（Ｐｒｏｐｅｒｔｙ　Ｍａｎａｇｅｍｅ ｎｔＳｙｓ　ｔｅｍ＝ＰＭＳ）コンピュータ１８に対して与える。本実施例では 、中央コントローラ１０は、ＩＢＭシステム■モデル３０／３５ノく−ソナル・ コンピュータと、１６で示されるそのメモリー１６とを含む。

中央コントローラ１０は、キーボード２０と、モニタ２１と、プリンタ２３１こ 対して接続される。キーボード２０は、通常の方法で情報および指令を中央コン トローラ１０へ入力するために使用される。モニタ２１は、システムのオペレー タに対する視覚的インターフェース装置を提供し、プリンタ２３は、種々のベン ディング装置１１乃至１５の使用の会計検査の如き報告あるＬ）はこれらベンデ ィング装置の棚卸しの一覧表のノλ−ド・コピーを提供するため使用することが できる。

中央コントローラ１０は、ホテルの事務所に設置されるのが望ましく、特にフロ ント・デスク・コントローラと呼ばれる。各々が一義的なアドレスを持つベンデ ィング装置１１乃至１５と、中央コントローラ１０とは、ホテルのマスター・テ レビジョン分配ネットワーク（ＭＡＴＶ）上で通信する。中央コントローラ１０ が１つのベンディング装置、例えば１１と通信を欲する時、このコントローラは ディジタル・メツセージを作り、このメツセージをＲ５４２２リンク２８上でヘ ッド・エンド・トランシーバ２７へ伝送する。ヘッド・エンド・トランシーバ２ ７は、メツセージにプリアンプルを付け、メツセージを周波数偏移変調（ＦＳＸ ）フォーマットに変換し、ＦＳＫにおけるメツセージをＭＡＴＶスブ１ルック／ コンバイナ２９を介して全てのベンディング装置１１乃至１５へ送る。各客室に おける別のスプリッタ／コンバイナ３０が、テレビジョンへ与えるためのＭＡＴ Ｖ信号と同じ客室におけるベンディング装置へ与えるためのＦＳＸメツセージと を分離する。

ヘッド・エンド・トランシーバ２７は、ベンディング装置１１乃至１５から（へ ）のＦＳＸメツセージの受取り（送出）の両方を行う。ヘッド・エンド・トラン シーバ２７からのメツセージは、１１０ＭＨｚ付近の周波数でベンディング装置 へ送られ、ベンディング装置１１乃至１５からヘッド・エンド・トランシーバ２ ７へのメツセージは約２６．７５ＭＨｚで送られる。これらの画周波数は、標準 的なＭＡＴＶ装置により容易に送られる。

中央コントローラ１０からの各メツセージは、ベンディング装置１１乃至１５の 特定の１つを識別するアドレス部分を含む。全てのベンディング装置１１乃至１ ５は、中央コントローラ１０から送られる各メツセージを受取り、そのアドレス 部分を復号する。メツセージのアドレスにより識別される特定のベンディング装 置、例えば１１は、受取ったメツセージについて動作する。メツセージの復号は 、メモリー７７に記憶された命令およびデータに従って動作するベンディング制 陣装ｆｉ７５（図２）により行われる。

各ベンディング装置１１乃至１５はまた、メツセージを中央コントローラ１゜に 対して送る。このようなメソセージを送るために、あるベンディング装置のベン ディング装置コントローラ７５は送られるディジタル・メツセージを生成し、中 央コントローラ１０がどのベンディング装置がメツセージを送ったかを知るよう にこのメツセージにそれ自体のアドレスを包含させる。ヘッド・エンド・トラン シーバ２７のみがベンディング装置により送られる周波数のメツセージを受取る ため、メツセージの宛て先は不要である。ベンディング装置コントローラにより 作成されたメツセージは、ベンディング装置トランシーバ７６により約２６゜７ ５ＭＨｚのＦＳＫ信号に符号化され、スプリッタ／コンバイナ３ｏを介してＭＡ ＴＶネットワークへ与えられる。このメツセージは、ＭＡＴＶネットワークによ りヘッド・エンド・トランシーバ２７へ送られ、ここで中央コントローラ１゜に より復号される。

図１は、ベンディング装置１１の物理的特徴を示す。全てのベンディング装置は 、実質的に同じ構成要素からなる。ベンディング装置１１は、各々が１から１６ の番号が付された１６個の販売ドア３２を含む。各販売ドアの背後には、ベンデ ィング装置１１により販売される物品がある。ベンディング装置１１はまた、そ れぞれ１から２０までの数が印刷された２０個の押しボタンを有するキーボード ３８を含む。キーボードのキーは、販売シーケンスの間潜在的な購買者によって 押され、またベンディング装置の内部へのアクセスを行うためサービス員により 押される。ベンディング装置１１はまた、当技術において周知の形式の表示モジ ュール３５と、ベンディング装置１１からの物品の購入を完了するため購買者に より使用される購入ボタン３６とを含む。

ベンディング装置の物理的特徴とベンディング装置コントローラ７５の対話は、 図２に示される。例示的なベンディング装置は、キーボード３８の各押しボタン の電気接点に電気的に接続された入力バッファ６０を含む（キーボード３８の各 電気接点にはボタンに印刷された数字を示すため括弧付き数字が隣接している） 。

ベンディング装置コントローラ７５は、入力バッファ６０を介してキーボード３ ８の各電気接点の状態を周期的に走査して、最後の走査以後どれかが押されたか 離されたかを判定する。同様に、ベンディング装置コントローラ７５は、３６で 示される購入ボタン接点の状態を走査する。入力バッファ６０を介する種々の電 気接点の状態の走査は、販売動作がどの状態にあるかの情報を提供し、以下にお いて更に詳細に記述する。

ベンディング装置コントローラ７５はまた、そのベンディング装置内部に信号を 送出して、表示、販売ドアの開披、およびサービス員によるベンディング装置へ のアクセスを管理する。この表示された情報は、ベンディング装置コントローラ ７５からの命令を受取り視覚的情報を表示するためディスプレイ３５を制御する ディスプレイ・ドライバ／クロック回路６１により制御される。１つの形式の視 覚的情報は、ベンディング装置コントローラ７５によりセットされる時刻であり 、正確な時刻を表示するようディスプレイ・ドライバ／クロック回路６１のクロ ック回路により制御される。第２の形式の表示される情報は、ベンディング装置 により保持される物品に関する価格情報である。価格を表示するため、ベンディ ング装置コントローラ７５は価格情報をディスプレイ・ドライバ６１へ送り、こ のドライバは時刻の表示を価格情報で置換することにより応答する。ベンディン グ装置コントローラ７５はまた、物品の販売、およびソレノメド・ドライバ６３ を介してベンディング装置へのサービス員のアクセスを管理する。このような管 理は、特定の１つのドア・ソレノイド６５、またはアクセス管理ソレノイド６６ または６７を指定するコードをドライバ６３へ送る。ソレノイド・ドライバ６３ は、ベンディング装置コントローラ７５からの符号化された信号を復号して指定 されたソレノイドを識別し、動作電圧を識別されたソレノイドへ与える。識別さ れたソレノイドは、掛は金即ち錠を解放してベンディング装置へのアクセスを許 容する動作電圧により作動させられる。ソレノイド駆動能力を用いてベンディン グ・サービスを行う特定の方法については、以下に更に詳細に論述する。

中央コントローラ１０とベンディング装置１１乃至１５との間で交換されるメツ セージの一般的フオーマットが図３に示される。各メツセージは、４つのメツセ ージ内容フィールド４０乃至４３、および２つのＦＳＫプロトコル・フィールド ４４．４５を含む。ベンディング装置のアドレス・フィールド４０は、メツセー ジがベンディング装置により生成される（２６．７５ＭＨｚ）時メツセージの発 信源であるベンディング装置を識別し、メツセージが中央コントローラ１０によ り生成される（１１０　ＭＨｚ）時メツセージの宛て先を識別する。メツセージ ・タイプ・コード・フィールド４１は、送られるメツセージのタイプを識別する 。

メツセージの種々のタイプおよびそれらの関連するメツセージ・タイプ・コード が表■およびＩＩに示される。

表　■ 中央コントローラのメツセージ メツセージ・タイプ　タイプ・コード（４Ｉ）　データ（４２）冷凍制御　１　 １ビツト、オン／オフ ドア・応答　０１　５ビツト、ドア指定１ビツト、ドア開閉 制御の確認　００１　なし ドアの価格　０００１　５ビツト、ドア指定１２ビツト、価格データ アクセス・コード　００００１　２０ビツト、パスワード１ビツト、パスワード ・タイプ 時間更新　０００００　１０ビツト、時間データベンディング装置確認　工　な し ドア要求　０１　５ビツト、ドア・アドレスサービス・アクセス　００１　１ビ ツト＆アクセス開始／終了情報要求　ＯＯＯなし 使用されるメツセージ・タイプ・コードは固定長ではな（、各コードにおけるビ ット数はメツセージ・タイプにより決定されるというべきである。データ・フィ ールド４２もまた可変長であり、あるメツセージに対しては、全（何も含まない 。

最後のフィールドは誤り検出フィールド４３であり、これによりメツセージの受 取り側はメツセージの伝送において誤りが生じたかどうかを検出することができ る。図３の２つのＦＳＫプロトコル・フィールド４４．４５は、中央コントロー ラ１０からのメツセージではヘッド・エンド・トランシーバ２７により盛込まれ 、またベンディング装置からのメツセージではベンディング装置トランシーバ７ ６（図２）により盛込まれる。これら２つの初期フィールドは、４桁の長さを持 つスペース４５が後に続いた１２の論理値１からなっている。

確認メツセージを除くメツセージが中央コントローラ１０またはベンディング装 置コントローラ７５のいずれかから送られる時、送出装置は返される応答メツセ ージを予期する。応答メソセージは、間合せに対する返答の如き直接的な応答、 あるいは確認メツセージのいずれかである。予め定めた期間内に送出側が応答メ ツセージを受取らない時、最初のメツセージは４回まで再送される。コントロー ラ１０またはベンディング装置コントローラ７５によりメツセージが受取られる と、メツセージが正しく受取られたかどうかを知るためメツセージの誤りコード が最初に調べられる。誤って受取られたメツセージに対してはこれ以上の動作は 行われず、送出装置に対して応答メツセージが返されない。先に述べたように、 送出装置は、応答を受取らない場合には、最初のメツセージを再送する。あるい はまた、メツセージが正しく受取られると、そのタイプ・コードが復号されて、 受取られたメツセージに対してどのように応答するかを決定し、適当な応答メツ セージがメツセージ送出装置に対して送られる。以降の記述においては、特に断 りのない限り、全てのメツセージが正しく受取られるものとする。

°　々ンディング装置コントローラ７５（図２）の制御のためのプログラムおよ びある固定データは、メモリー７７のＲＯＭ部分に恒久的に記憶され、物品の価 格およびサービス員のパスワードの如きある変更可能な情報はメモリー７７のＲ ＡＭ部分に一時的に記憶される。

ベンディング装置が最初にパワーアップされると、そのコントローラ７５は、機 能に必要な全ての変更可能情報は利用できない。ノくワーア・ツブと同時に、ベ ンディング装置は中央コントローラ１０に対して表ＩＩに示された如き情報要求 メツセージを送る。中央コントローラ１０は、要求側のベンディング装置に対し て時刻情報、必要な価格付は情報および要求側のベンディング装置の機能に要求 されるパスワード情報を送ることにより、情報要求メツセージに応答する。

情報要求に関して送られるメツセージのシーケンスが図４のメツセージ・シーケ ンスに示される。このシーケンスは、あるベンディング装置、例えば１１から中 央コントローラ１０に対する情報要求５０で始まる。中央コントローラ１０は、 情報要求メソセージを認識し、要求側のベンディング装置に対して時刻更新メツ セージ５１を送る。この時刻更新メツセージは、ベンディング装置からのベンデ ィング装置の確認メツセージ５２により確認される。このシーケンスは、どのド ア価格メツセージ５３．５５が特に示されるかについての中央コントローラ１０ からの一連のドア価格メソセージにより継続する。各ドア価格メツセージは、ベ ンディング装置の確認メツセージ、例えば５４によって確認される。理解を容易 にするため、１６のあり得るドア価格メツセージの内の２つのみが図４に示され る。

ドア価格メツセージおよびそれらの確認の終りに、中央コントローラ１０は、最 初の２０ビツトのアクセス・コード（パスワード）を識別しこれが保守アクセス ・パスワードであることを定義するタイプ情報（Ｍ２Ｏ）を含むメツセージ５６ を要求側のベンディング装置に対して送る。このメツセージは、ベンディング装 置に対する物品補充のアクセス（Ｍ２１）のためのパスワードを含むメツセージ ５８が後に続くメツセージ５７においてベンディング装置により確認される。物 品補充アクセスのためのパスワードの受取りは、メツセージ５９において確認さ れる。

時刻情報は、現時刻を表示するよう表示装置３５を制御するためディスプレイ・ ドライバ／クロック回路６１により使用される。受取られた各ドア価格メツセー ジは、価格と、その価格が関連する特定の販売ドアの同定とを含む（表Ｉ参照） 。

ベンディング装置コントローラ７５は、各ドアの背後の物品の価格を決定できる ようにメモリー７７にドア価格データを記憶する。同様に、物品補充アクセス・ パスワードおよび保守アクセス・パスワードは、サービス員がベンディング装置 に対してアクセスを試みる時使用されるようメモリー７７に記憶される。

必要な変更可能情報が要求側のベンディング装置のメモリー７７に記憶された後 、このベンディング装置は、通信を開始して中央コントローラ１０と共働してそ の販売機能を実行し始める。販売モードでは、ベンディング装置コントローラ７ ５は通常入力メツセージ、あるいはキーボード３８のボタンの打鍵の如き入力刺 激を待機している。ボタンの押圧刺激の受取りは、図５に示されるフローチャー トのブロック８０として表わされる。各々の販売ドア３２は１から１６までの番 号が刻印されること、およびベンディング装置１１乃至１５のキーボード３８は 番号１乃至２０が刻印された２０個のキーを有することが想起されよう。ボタン １乃至１６の１つを客が押すと、ベンディング装置コントローラ７５が押された ボタンを識別して、メモリー７７における価格表から押されたキーと同じ番号を 持つ販売ドアと関連する価格を読出す（ブロック８１）。ブロック８２において 、この価格はディスプレイ・ドライバ／クロック回路６］へ送られ、この回路が 価格を表示装置３５に表示する。次に、制御の流れはタイムアウト・ループにお ける購入要求８４を待機する。物品の価格がディスプレイ３５上に表示される期 間中、購入押しボタン３６と関連するランプ６２を点灯させることが有利である ことが判った。ランプ６２は、ディスプレイ・ドライバ６１により点灯すること ができる。購入ボタン３６がタイムアウト間隔に先立ち押されると、ドア要求メ ソセージはブロック８６において中央コントローラ１０へ送られ、制御の流れは ブロック８８を介して通常の動作へ戻り、そこではクロック表示が再び可能とな る。購入ボタンがこのタイムアウト間隔内に押されなければ、ブロック９０はタ イムアウトとなり、表示クロック・ブロック８８を介して待機モード８０へ戻る 。

シーケンスにおけるこの時点において、ドア要求メツセージを見出すためブロッ ク９１（図６）に入力するメツセージを連続的に探すホストでは販売処理が継続 する。ドア要求メツセージが受取られると、ブロック９３が実行され、ここで購 入が許されるべきかについて判定が行われる。大半の購入はほとんど許容される が、中央コントローラ１０のメモリー１６内には許容されるべきではないある購 入を識別するリストが含まれる。例えば、このリストは、アルコール飲料が背後 に蔵置されるあるドアは、特定の期間中あるいは特定の曜日には開くことができ ないことを表示する。また、小さな子供達を連れた親がベンディング装置からの ある物品の購入を子供たちには許さないことがあり得る。これらの物品が背後に 存在するドアの識別は許されない購入のリストに記憶されている。ブロック９３ がこれが許された購入であると判定するならば、ドア返答メツセージが要求側の ベンディング装置へ返され（ブロック９４）、ドアを指定し購入許可が与えられ ることを表示する。あるいはまた、ブロック９３において購入が受入れられると 判定されなければ、ドア返答メツセージが要求側のベンディング装置へ返され（ ブロック９５）、購入が拒絶されることを表示する。ホストは、そのオペレーテ ィング・システムに戻り、ブロック９４または９５のいずれかの後で別の刺激を 待機する。

図７は、ブロック１００におけるドア返答メツセージの受取り時のベンディング 装置の動作を示している。ブロック１００から、制御の流れはブロック１０２へ 進み、ここでドア返答メツセージがドア開披の許可するか拒絶するかのいずれか について判定がなされる。許可が与えられると、流れはブロック１０３へ進み、 ここでドア返答メソセージで識別されたドアのソレノイドが付勢されて識別され たドアの開披を許容する。ソレノイドの付勢後、流れはブロック１０４へ進み、 ここで確認信号が中央コントローラ１０へ返される。動作ブロック１０２が購入 許可の拒絶を決定すると、制御の流れは直接ブロック１０４へ進み、ここでドア ・ソレノイドを付勢することなく確認が中央コントローラ１０へ返される。ブロ ック１０４で送られる確認の受取りと同時に、中央コントローラ１０は、購入事 象が完了したと判定し、購入が許可されると、客室に購入量に対する勘定を行う と共に、ホテルの管理システム・コンピュータ１８に購入が生じたことを通知す る。

図８は、中央コントローラ１０と購入を完了したベンディング装置、例えば１１ との間のメツセージの交換を示すメツセージの流れ図である。

図９は、ベンディング装置に対するサービス員のアクセスの許可または拒絶にお けるベンディング装置、例えば１１の動作を示す流れ図である。パスワードが中 央コントローラ１０からベンディング装置コントローラ７５へ送られ、サービス 員による保守および物品補充の両方のアクセスについてメモリー７７に記憶され ることが想起されよう（図４参照）。図９の流れは、キーボード３８のボタン１ ９または２０が押されたことが検出される時、ブロック１１０で始まる。これら のボタンは、サービス・アクセスに対する要求であると予め定められている。

流れは次にブロック１１２へ進み、ここでベンディング装置コントローラ７５は 、実際のパスワードを構成する４つのキーの押下げを示すキーボード３８とのサ ービス員の対話により刺激された信号を収集する。パスワードがブロック１１２ において収集された後、流れはブロック１１４へ進み、ここでキー１９または２ ０がブロック１１０で検出されたかに基いて、保守アクセスあるいは物品補充ア クセスのいずれが要求されたかが判定される。キー１９が最初に押されたなら＋ ｆ。

物品補充アクセスが要求され、ブロック１１６において補充ノでスワードがメモ リー７７から読出される。キーボードから受取られたイ１スワードは、次にプロ 、ツク１１８においてメモリー７７からのパスワードと比較され、両者が等しけ れば、ソレノイド６６がブロック１２０においてイネーブルされ、プロ・ツク１ ２２において物品補充アクセス・メツセージが中央コントローラ１０へ返される 。プロ、ツク１１８が、キーボードの入力がメモリー７７に記憶されたノ々スワ ードと同じでなかったと判定するならば、制御の流れはプロ・ツク１１８からベ ンディング装置コントローラ７５のオペレーティング・システムへ進み、ここで 入力刺激を待機する。

最初に押されたキーボードのキーがキー２０であった時、制御の流れはプロ・ツ ク】１４からベンディング装置への保守アクセスを許容するため確保された経路 に沿って進む。最初に、ブロック１２４において保守のノくスワードがメモリー ７７から読出される。ブロック１．２６において、メモリー７７からの保守ノく スワードがキーボードから収集されたパスワードと比較され、もしこれらが同じ であれば、ブロック１２８でソレノイド６７がイネーブルされ、プロ・ツク１３ ０におＬ）で保守アクセス・メツセージが中央コントローラ１０へ送られる。プ ロ・ツク１２６においてこのパスワードが一致しなければ、制御の流れはベンデ ィング装置コントローラ７５のオペレーティング・システムへ戻り、このコント ローラは別の刺激を待機する。

表Ｉに示された冷凍制御メソセージは、エネルギ節減の目的のための重要なメ１ ．。

セージである。毎日数回、中央コントローラ１０は各ベンディング装！における 冷凍装置をオン／オフ切換えを行う。このメツセージはまた、客が関連する部屋 に宿泊していない期間中、ベンディング装置をオフにすることを許容する。冷凍 制御シーケンスは、中央コントローラ１０からの冷凍制御メ、ソセージで始まり 、このメツセージは冷凍装置がオンまたはオフに切換えられることを指定する１ ビ、ットのデータ・フィールドを含む。このメツセージを受取るベンディング装 置コントローラ７５は、ソレノイド・ドライバ６３を介して冷凍装置６８をオン またはオフに切換えるようデータ・フィールドに従って動作し、確認メツセージ を中央コントローラ１０へ返して動作が行われたことを特に識別する。

これまでに述べた実施聾様においては、時刻、ドアの価格表示およびパスワード に関する可変の情報が、ベンディング装置コントローラ７５からの情報要求メツ セージに対する応答の一部として送られた。時刻メツセージ、ドアの価格メツセ ージおよびアクセス・コード・メツセージはまた、何時でも中央コントローラ１ ０から送ることができる。例えば、サービス員が辞める時には、ベンディング装 置におけるパスワードを変更することが望ましい。これは、中央コントローラ１ ０と関連するキーボード２０において適当な信号を入力する二とにより行うこと ができ、このコントローラは種々のベンディング装置のベンディング装置コント ローラ７５へ新しいアクセス・コード・メツセージを送ることになる。新しいア クセス・コード・メツセージを受取るベンディング装置は、メモリー７７におけ る古いアクセス・コードを新しく受取ったアクセス・コードと置換するのみで、 全ての将来のアクセス活動は新たに受取られたコードに基くことになる。

ベンディング装置により記憶された物品の価格もまた、キーボード２０で生成さ れるオペレータ信号に応答して、あるいは時刻の如き中央コントローラの通常の 操作から定まる刺激に応答して、中央コントローラ１０から自由に変更すること ができる。例えば、中央コントローラ１０は、そのメモリー１６にベンディング 装置１１乃至１５に対する１つ以上の価格リストを含むことができる。ベンディ ング装置１１乃至１５の一部または全てにおける価格情報は、ベンディング装置 に対して最初に価格情報を提供するため使用されたものとは異なる価格リストを メモリー１６から選択することにより、−日のある時間更新することができる。

これは、ホテル全体、あるいは宴会場などのホテルの選択的なベンディング装置 におけるサービス・タイムを可能にする。

本発明の望ましい一実施態様を例示したが、請求の範囲に記載される如き本発明 の範囲から逸脱することなく種々の変更および修正が可能なことが当業者には明 らかであろう。

ＦＩＧ、　８ 繍丁婁のａ訳文提出書 要約書 ホテル・ベンディング・システムを遠隔操作する対話型ネットワークホテルのメ イン・デスクの中央制御装置（１０）と、ホテルの各客室におけるベンディング 装置とを含むホテルのベンディング・ネットワーク。マイクロプロセッサ制御さ れたベンディング装置（１１）〜（１５）は、販売される物品の価格を表示する 表示装置（３５）と、物品の選択およびベンディング装置からの最終的購入に用 いられるユーザ割付は可能なキーボード（３８）とを含む。各購入は、制御装置 （１０）とベンディング装置との間の共働的動作であり、ベンディング装置から の確認信号により完了し、この信号は販売された物品の実際の請求が生じる前に 要求される。中央制御装置（１０）から割当てられたパスワードによりベンディ ング装置に対するサービス接近の制御のためにもキーボード（３８）が使用され る。

墳→１Ｔ４浩Ｅ日 （特許法第１８４条の８） 平成　４年１２月１５日

Claims (18)

【特許請求の範囲】
1. １．中央制御装置と、 前記制御制御装置から隔てられた、各々が複数の販売可能な物品を含み、前記中 央制御装置と接続されたベンディング装置制御手段を含む複数のベンディング装 置と、 前記各ベンディング装置における表示手段とを設け、前記中央制御装置が、前記 ベンディング装置の少なくとも１つにより保有される前記販売可能な物品の少な くとも１つの価格を表わす価格情報を、前記物品を保有するベンディング装置へ 伝送し、 前記ベンディング装置制御手段が、前記価格情報に応答して前記表示手段を制御 して、前記価格情報により表わされる前記販売可能な物品の１つの価格を表示す るよう前記表示手段を制御する ことを特徴とするホテルの客室のベンディング回路網。
2. ２．前記各ベンディング装置の制御手段が、前記中央制御装置により送られる前 記価格情報を格納する記憶手段を含み、前記表示制御手段が、前記記憶手段によ り格納された前記価格情報に応答して、該格納された価格情報により表わされる 前記販売可能物品の１つの価格を表示するように前記表示手段を制御することを 特徴とする請求項１記載の回路網。
3. ３．前記各ベンディング装置が、オペレータの操作に応答して、前記販売可能物 品の１つに対する価格の表示を要求する表示要求信号を生成する入力手段を含み 、前記表示制御手段が、前記表示要求信号に応答して、前記記憶手段から前記１ つの販売可能物品と関連する価格情報を検索して、該検索された価格情報により 表わされる価格を表示することを特徴とする請求項２記載の回路網。
4. ４．前記各ベンディング装置の入力手段が、オペレータ操作に応答してパスワー ド信号を含むサービス接近要求信号を生成し、前記各ベンディング装置が、前記 サービス接近要求信号に応答して該ベンディング装置に対するサービス接近を選 択的に許可および拒絶する手段を含むことを特徴とする請求項３記載の回路網。
5. ５．前記各ベンディング装置が、パスワードを格納して、前記パスワード信号が 前記格納されたパスワードと同じパスワードを表わす時のみ、該ベンディング装 置に対するサービス接近を許可する手段を含むことを特徴とする請求項４記載の 回路網。
6. ６．前記各ベンディング装置が、前記中央制御装置に対して、価格情報を要求す る価格要求信号を伝送する手段を含み、前記中央制御装置が、前記価格要求信号 に応答して、価格情報を格納するため前記要求するベンディング装置へ伝送する 手段を含むことを特徴とする請求項１記載の回路網。
7. ７．前記各価格要求信号が、前記要求するベンディング装置により保有された全 ての販売可能物品に対する価格情報を要求し、前記中央制御装置が、前記販売可 能物品の価格を表わす価格情報を前記要求するベンディング装置へ伝送すること により、価格要求信号に応答することを特徴とする請求項６記載の回路網。
8. ８．前記各ベンディング装置が、それぞれ該ベンディング装置により保有された 物品に対する接近を制御する複数の販売接近手段を含み、前記伝送された価格情 報が前記各販売接近手段と関連する価格を含むことを特徴とする請求項７記載の 回路網。
9. ９．第１の価格を前記ベンディング装置により保有された物品と関連付ける第１ の価格情報を格納し、第２の価格を前記ベンディング装置により保有された同じ 物品と関連付ける第２の価格情報を格納する前記中央制御装置における手段を設 け、 価格情報を伝送する前記手段が、前記ベンディング装置に対して、前記第１およ び第２の格納された価格情報から選択的に読出された価格情報を伝送する手段を 含むことを特徴とする請求項１記載の回路網。
10. １０．前記中央制御装置が、時刻信号を生成する手段を含み、価格情報を伝送す る前記手段が、該時刻信号に応答して前記第１および第２の格納された価格情報 からの価格情報の選択的な読出しを行うことを特徴とする請求項９記載の回路網 。
11. １１．前記各ベンディング装置が一義的なアドレスにより識別され、前記価格情 報伝送手段が、価格情報を受取るべき前記ベンディング装置の１つの一義的なア ドレスに応答して、前記第１および第２の格納された価格情報からの選択的な価 格情報読出しを行うことを特徴とする請求項９記載の回路網。
12. １２．各々がベンディング装置制御手段を含む、遠くに配置された複数のベンデ ィング装置に接続された中央制御装置を含むベンディング・システムにおける、 前記ベンディング装置の１つにより保有された物品を販売する方法において、前 記１つのベンディング・システムにより保有された物品を販売する要求を、前記 １つのベンディング・システムから前記中央制御装置へ伝送し、前記販売要求に 応答して、販売許可信号を前記中央制御装置から前記１つのベンディング・シス テムへ伝送し、 前記１つのベンディング・システムにおいて、前記販売許可信号に応答して、販 売要求で要求された購入を許可し、 前記物品の購入の完了と同時に、確認信号を前記１つのベンディング装置から前 記中央制御装置へ伝送する ことを含むことを特徴とする方法。
13. １３．前記確認信号が前記中央制御装置により受取られた後にのみ、前記中央制 御装置における前記物品の購入を記録することを更に含むことを特徴とする請求 項１２記載の方法。
14. １４．前記１つのベンディング装置が表示手段を含み、前記１つのベンディング 装置において、前記購入要求の伝送前に、前記物品の価格を表示する要求を受取 り、前記表示手段により前記物品の価格を表示することを含むことを特徴とする 請求項１２記載の方法。
15. １５．複数のベンディング装置と接続された中央制御装置を設け、該中央制御装 置が、前記各々ベンディング装置に対するパスワードを生成する手段と、各生成 されたパスワードをこれと関連するベンディング装置へ伝送する手段とを含み、 前記各ベンディング装置が、これと関連するパスワードを受取りこれを記憶手段 に格納するベンディング装置コントローラを含み、各ベンディング装置において 、オペレータ操作に応答して、パスワードを表わす信号を生成する入力手段と、 前記パスワード信号を前記記憶手段に格納されたパスワードと比較する手段と、 前記比較手段に応答して、信号を表わす前記パスワードが前記記憶手段に格納さ れたパスワードを表わす時のみ、ベンディング装置に対するサービス接近を許可 する手段と、 を設けてなることを特徴とするホテル客室ベンディング回路網。
16. １６．前記中央制御手段が、前記ベンディング装置の選択されたものへ新しいパ スワードを送出する手段を含み、 前記ベンディング装置コントローラが、前記記憶手段に格納されたパスワードを 前記新しいパスワードで置換する手段を含むことを特徴とする請求項１５記載の 回路網。
17. １７．中央制御装置と、 前記中央制御装置から遠く離れて、各々が複数の販売可能な物品を保有し、該中 央制御手段と後続されたベンディング装置制御手段を含む複数のベンディング装 置と、 前記ベンディング装置の各々における表示手段と、前記各ベンディング装置制御 手段と関連して、前記ベンディング装置により保有された販売可能物品の価格を 格納する記憶手段とを設け、前記中央制御装置が、前記ベンディング装置の少な くとも１つにより保有された前記販売可能物品の少なくとも１つの価格における 変更を表わす新しい価格情報を、該物品を保有するベンディング装置へ伝送する 手段を含み、前記ベンディング装置の各制御手段が、前記新しい価格情報に応答 して、前記記憶手段に格納された少なくとも１つの前記販売可能物品の価格を前 記新しい価格情報で置換する手段を含む ことを特徴とするホテル客室ベンディング回路網。
18. １８．販売される複数の物品を保有し、各々が該物品の１つと関連する複数の物 品押しボタンと購入押しボタンと表示手段とを含むベンディング装置を作動させ る方法において、 物品押しボタンの押圧に応答して、押された物品の押しボタンと関連する物品の 価格を表示し、 購入押しボタンを前記表示ステップと実質的に同時に発光させ、前記購入押しボ タンが前記表示ステップの開始後の予め定めた期間内に押されない時、前記表示 ステップにおいて生じる表示とランプの発光とを終了し、前記購入ボタンが前記 予め定めた期間内に押される時、前記物品の販売を完了する ことを含むことを特徴とする方法。