JPH05508663A - 哺乳動物における異系移植片拒否反応を抑制するための方法と組成物 - Google Patents
哺乳動物における異系移植片拒否反応を抑制するための方法と組成物Info
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
におt J−、を ための
i且座立肚
本発明は哺乳動物における免疫応答を抑制するための方法と組成物に関する。
更に詳しくは、それにより限定されないが、本発明は外来組織の導入に対して哺
乳動物の免疫応答を抑制及びコントロールするための調剤処方と方法とに向けら
れる。その発明は又、移植器官と組織の遷延生存のための方法を含む。
良肌旦11
器官と組織の外科的な移植の成功は、移植受容体の免疫応答の変調に臨床家の能
力が大きく依存する。殊に免疫学的な応答は、もしその組織が生存し機能してい
るならばコントロールすることが必要な外来組織の移植に対して向けられる。
通常、皮膚、腎臓、肝臓、膵臓と心臓は、同種異系の移植が実行されたところの
主要な器官又はM織である。それは、′非−目己”組織と移植された器官に存在
しそれ以後に増す免疫応答のような移植器官の認識する移植受容体の通常の免疫
あろう細胞と蛋白質の純化を産むであろう。
組織と器官の移植受容体は、移植された器官又は組織に対する移植受容体の免疫
応答を抑制するための努力において1又はそれ以上の細胞毒性の薬剤によって一
般に治療される。例えば、7クロスポリン(シクロスポリンA)、11アミノ酸
残基よりなるサイクリック・ポリペプチドと、トリポクラブイウム・インフラツ
ム(Tolypocladium inflatum Ga55)種のカビによ
る生産物は、同種異系移植片の腎臓、肝臓、膵臓と心臓(すなわち、当該ドナー
と受容体は同種の哺乳動物である)の移植受容体に投与されるために選択される
一般の薬である。しかしながら、シクロスポリンの投与は、高血圧と同様に腎臓
と肝臓毒性を引き起こすことのできる薬のように欠陥を無くすることができない
。さらにシクロスポリンの使用は悪性(例えばリンパ腸)を生じ、そして薬によ
って長期間治療を受けている患者に誘因されるその免疫抑制の“グローバルな7
自然発現のため臼和見的感染を生じ得ることになり、即ち、病因性微生物に通常
の防御的免疫応答する宿主はこれらの薬によって引き起こされた感染の危険性を
増しそれによってダウンレギ予備試験結果としてPK−506(シクロスポリン
のような作用と類似様式を有する)が示されており、その免疫抑制の性質はシク
ロスポリンと同じく有効であり、シクロスポリンより毒性の副作用がわずかでし
かない。しかしながら、FK−506の研究報告は初期の段階でしかな(、一般
に広く利用可能ではない。
それ故に、この薬剤の使用は制限される。
他の薬及び/又は、同種異系片又は同種移植片の拒否反応を抑制するための通常
の投与(シクロスポリンと結合して又は単独のいずれか一方)は又、非−特異性
の免疫抑制性の薬又は治療である。ステロイド、ブレド二プンとメチルプレドニ
ザロンと同等物と、アザチオプリン(6−メルカプトプリンの類似物)は、移植
受容体における同種移植片の生存を延長するために使用される非−特異性の免疫
抑制薬剤中にある。
T細胞上にあるCD3抗原に対して指示された0KT3モノクローナル抗体は、
非−特異性の免疫抑制治療薬として使用されている。しかし、0KT3モノクロ
ーナル抗体は、ネズミの生体と患者に、同様のモノクローナル抗体がこれら外来
の蛋白質に対する免疫応答の増加を与える。それ故、同様の材料の使用は制限上
記の薬剤と抗体の別の不利益は、同種異系移植片の拒否反応を抑制するためにそ
れらに無期限に投与しなければならないことと、発育しない外来組織耐性に全リ
ンパ系照射(Total Iymphojd frradiation:T L
1 )は、同種異系片の生存を延長するように臨床的及び実験的に用いられて
いる非−特異性免疫抑制の治療法の更に別な形態である。TLIのための曝露照
射と治療スケジュールはホジキン病の治療のために発展し、そして免疫抑制があ
ることが続いて見出された。
けれども、TLIは上述した”グローバルな”免疫抑制の生産を誘因し、他のグ
ローバルな免疫抑制の治療法と同様の制限を有しており、それは同種異系片の組
織に特異的な耐性を誘因することで表される使用において一般的な免疫抑制の唯
一の形態である。しかしながら、TLfは施行が煩わしく、また発展の早期の段
階においてであり、故にその使用は制限される。
抗原の経口とエアゾール投与は又、哺乳動物における免疫応答をこれら抗原によ
り抑圧するための効果的な手段として認められている。経口ルートを経て抗原を
投与することの有利性は、技法の単純性、それは:その方法に由来する多くの同
様の技法の便利性がそのlI査又は治療の容易性で元の位置に進展できること、
その安全性について、摂取ルートの非−毒性効果:また抗原を供給可能な特異性
を含んでいる。
幾つかの自己免疫疾患のモデルについての最近の研究は、自己抗体に対して向け
られ、そして又、特異的な自己免疫疾患の誘導から治療動物を守るその免疫応答
の少なくとも一部を抑制することのできる抗原を経口投与することを説明してい
る。例えば、各種動物モデルは、自己免疫の病気であるタイプ11!尿病の研究
のために利用可能である。これらには、BBラ−t ト(Nakbookda、
A、P、、 et al、。
L吐吐註姐江ii: 199−207.1978)と、NOD (非−肥満糖尿
病; non−obese diabatie)マウスでそれは自然進展糖尿病
(Prochazka at al、、 5cience 237:286.1
987)である、が含まれる。島細胞、特に、CD4−とCD8−陽性T−リン
パ球は、島状ベータ細胞に損傷を与える原因となる作因的薬剤として包含されて
おり、同様のことが新生動物に感化された成体からリンパ球を移植することによ
って示されている(LムW)薗Lm:ε23.19g7)。
実験的アレルギー柱層を社長(EAE)は、ヒトの疾患の多発性硬化症(MS)
のための動物モデルとして広く使用される、ミニリン塩基性蛋白質(MBP)に
対して向けられた自己免疫疾患に介在したT細胞に誘導される。EAEは完全7
0イントアジ二バントと同様に、MBPと強いアジ1バントの静脈内投与によっ
て小さい動物中で誘引させることができる。この治療は、MSの特徴と一緒に単
相性の自己免疫病もを急激に誘因する。
ウニイナーらの、1990年10月lO日提出、表題「インシュリンの経口投与
によるタイプ1糖尿病の治療と予防の方法」の米国特許出願には、タイプ11!
尿病に罹患し又はその特徴を有する自己免疫疾患の危険のある哺乳動物を治療す
るために使用されるインシュリンを含めた経口とエアゾールの組成物と調剤上の
処方が開示されている。
ウニイナーらの、1990年2月21日提出の米国特許8層第4’60852号
(PCT出願No、 PCT/US8g102139. 1988年6月24E
提出の国内段#)ハ、米国特許出願第065734号(1987年6月24日提
出)の一部継続出願であり、自己抗原の経口投与による自己免疫疾患の治療が一
般に開示されている。
ウニイナーらの、米国特許出願第454486号(1989年12月20日提出
)は、T細胞を介した自己免疫疾患を治療するための効果的な方法として、自己
抗原、その自己抗原の疾患−抑圧断片とそれらのl[仮初のエアゾール投与が開
示されている。
ウニイナーらの、米国特許出願第487732号(1990年3月2日提出)は
、T細胞を介した自己免疫疾患のための効果的な治療として、自己抗原、その自
己抗原の疾患−抑圧断片とそれらの類似物の経口投与と一緒に用いるためのシネ
ルギスト(エンハンサ−)が開示されている。
ウニイナーらの、米国特許出N員551632号(1990年7月10日提出)
は米国特許出願第379778号(1989年7月14日提出)の−sag続出
願であり、精製されたS抗原、インターフォトレセプター・レチノイド結合蛋白
質(Interphotoreeeptor Retinoid Bindin
g Protein; IRBP)抗原又はそれらの疾患抑圧断片の経口投与に
よって哺乳動物におけるブドウam膜炎を予防する又は治療する方法が開示され
ている。
ナグラーーアンダーソンらの文献(Nagler−Anderson、 et
if、、 (す匹、11L−: 744g−7446,1986)には、マウス
のモデルにおけるコラーゲン−誘因性の関節炎を抑制するコラーゲンの経口投与
が記載されている。
しかしながら、上述した参考資料には、哺乳類の移植片拒否反応のメカニズムを
抑制するための抗原の使用が開示されておらず、何故ならば、異系移植片拒否反
応を予防できる移植抗原の経口投与の原理について示されて無いからである。
本発明は、外来組織移植への耐性を誘因する経口とエアゾールのルートを経たア
ロ抗原の移植受容哺乳類への臨床的投与を提案する。その発明は、骨髄を含めた
器官移植の分野において最初の宵益なものであろう。たとえ以前の研究が腎臓移
植の生存を延長することが可能なように、受容体にアロ抗原を静脈内に注射する
こと(’ 3 :56.1985: :14g0.1978:ムーシ謙。
L(ユu:1042.1979)が示されていても、それにより調製された経口
又はエアゾール影響のそれら抗原を紹介している開示又は示唆は無い。
そしてその結果として、本発明の目的は、外来(又は”非−自己″)組織と器官
の哺乳動物への移植(grdtir+g又はtransplantation)
における有害な免疫応答を抑制するための薬剤と方法を提供することである。
本発明の別な目的は、外科的に移植された組織の免疫拒否反応を抑制するために
哺乳動物に投与して良い調剤上の処方と調合薬を提供することである。
その発明の更に別な目的は、移植された組織又は器官に存在する哺乳類の免疫応
答を抑制するための経口又はエアゾールのルートを経て哺乳動物に投与して良い
合成組成物と調剤上の処方とを提供することである。
本発明のこれらと他の目的は、以下に照らして当業者であれば明白になるであろ
う。
息μ眩lLL
非限定的な実施例として異系の肺臓組織と、培養されたリンパ球と、特異的な主
要組織適合抗原系(MMC)の抗原が含まれる、特異的な抗原の薬剤を備えた組
成物は、外科的に移植された”非−自己”の器官又は組織への哺乳類の免疫応答
を抑制するために経口又はエアゾールのルートを経て哺乳動物に投与することが
できるという命運に予想し得ないことが発見された。なぜならその効果は、組織
ドナーと受容体との間に差があり、これら抗原の単独での投与は有効であること
が予測される肺臓細胞の表面上に存在するMMC分子に従属するからである。
異系の肺細胞を経口投与することは、抗原特異性手法における外科的に移植され
た”非−自己”組織に対して移植手術のすぐ後に通常起こる宿主哺乳動物の免疫
応答を抑制することができる。そこではまた、異種の牌細胞組iiw製物の経口
摂取は、哺乳動物における遅延型過敏症と混合されたリンパ球反応を押し下げる
ことが見出された。異種の肺細胞の経口投与のための組成物と調剤上の処方は、
天然の同種異系の組織からIII製されるであろう。ヒトに投与するための同様
の組成物は、抗原の派生的な合成物、すなわちMMC抗原のペプチド断片を備え
ている。
本発明の方法を実行する上で、抗原の合成物又は天然の同種異系の肺臓又はリン
パ球の組織又は派生的な細胞を含む調剤上の処方は、器官又は組織の移植手術よ
りいくらか以前に調製され、そして目的哺乳類に経口的に投与される。
加えて、エアゾール・デリバリ−・システムは、上記のような肺細胞から派生又
はMHC抗原の必須の投薬とともに、調剤上適当な媒体(キャリヤ)又は希釈剤
とから調製することができる。そのエアゾール処方は、エアゾールのルートを経
て、移植手術の以前のいずれかの時にまた投与することができる。これらと他の
改良は以下の記載、図面と付属のクレームにおいて開示されるであろう。
図面の簡単な説明
図1は、混合リンパ球反応(MLR)による同種異系の肺細胞の給餌の効果を示
すグラフである。
図2は、混合リンパ球反応による同種異系の肺細胞溶解産物の給餌の効果を示す
グラフである。
図3はアロ抗原に経口耐性の動態を示すグラフである。
図4は遅延型過敏症(delayed type hypersensitiv
ity; D T H)反応による同系又は異系の肺細胞の給餌の効果を描写す
るグラフである。
図5はリンパ球組成物による具系牌細胞の給餌の効果を示す連続的な蛍光免疫測
定(ヒストグラム)である。
図6は、コントロールのラット、同系の肺細胞を給餌したLEWラット、第3派
(WF)肺細胞を給餌したLEWラット又は異系肺細胞を給餌したLEWう。
トにおける心臓異系移植片の生存を示すグラフである。
図7は、皮膚移植受容体のMLRによる肺細胞の給餌の影響を、コントロール(
非−給餌)皮膚移植受容体と比較して示すグラフである。
1豆皮1胤鼠区里
特許出願の全ての内容、この明細書中に関連した特許と参考文献は、それら全体
の中の関係により、これによって合併される。
本発明は、例えば、移植手術の後のように、外来組織の移植に対して向けられる
免疫応答を抑制するための既存の方法の代替のために必要なものを準備する。
加えて、本発明の方法は、その種の治療が必要な哺乳動物において、器官と組織
の同種異系移植片(即ち、同種の個体からの移植片)の生存を延長させるために
なされる。
このように、本発明は異系移植片組織の拒否反応を防ぐことができ、かくて移植
された組織と器官の生存を延長することの手段を供給する。
今次予想し得ず発見された同種異系の肺細胞又は合成MHC抗原(又は免疫抑圧
断片又はそれらの類似物)の経口投与は、移植後の哺乳動物の受容体における移
植片の拒否反応のための典型システムである、工l−もと三での混合リンパ球反
応を抑制することに有効である。
その発明のための作用又は動作のメカニズムの幾つかの個々の理論への結び付き
を望むことなく、本発明に従うMMC抗原の同橿異系牌細胞又は派生物の経口投
与は、移植片拒否反応の免疫学的なメカニズムに影響を及ぼすものと確信される
。即ち、ヘルパーT細胞の活性化は特異的サプレッサーT細胞の誘因によって減
少される。
以下の用語を論じた以下の記載において、その意味はそれらについての以下の記
載に帰するものとする。
”経口投与”とは、経口投与と経腸投与(胃への直接のプリ/イソ−)の両方の
意味とする。
”哺乳動物“とは、免疫システムを有しており、それ故に同種異系移植片の拒否
反応に影響され易い何らか生体を意味するものとする。
−エアゾール”とは、ネブライザーと同じ(気圧保持システムを用も)て創作さ
れるであろう固体又は液体の微粒子に最終的に分割するものに関する。その固体
と液体のソース材料には、MHC抗原及び/又は疾患抑制断片とこの中に定義さ
れたようなそれらの類似物を含む。
投与の”エアゾール影響ビは経鼻又は経口の腔を経ての宿主体へのエアゾ−ル影
響のデリバリ−を意味する。
”主要組織適合抗原系” (MMC)とは、哺乳類細胞表面の蛋白質の連続した
複合体として定義される。そのMHCは、組織適合性(又は移植)抗原が存在す
ることと、通常の(外来の)抗原に対する免疫応答が維持されて−することの両
方の免疫性の大きな局面において主要な役割を行う。それらにはMMC蛋白質分
子の2つの型、クラス■とクラス11がある。クラスI MHC蛋白質番士実質
的に全ての組織に存在し、そしてクラス!IMHC蛋白質は活性化T細胞、マク
ロファージと他の免疫システム細胞の表面上に存在する。ヒトのMMC遺伝子(
HLA遺伝子の座)はヒト東6染色体に位置し、マウスMMC遺伝子はマウス第
17染色体上のH−2遺伝子の座中に位置し、それに類似したう・ノドMMC遺
伝子はRTIとして関連される。
”クラスIMHC抗原”は、全ての有核細胞の表面上に存在する糖蛋白質の膜と
、T細胞の細胞毒性CD8+によって認識される抗原においての鍵となる役割を
行うものと定義される。
”クラスIIMMC分子”は、MMCの一部を形成する糖蛋白質の膜であり、そ
して免疫応答の開始において最も重要なものである。クラスIIMMC分子は、
B−細胞、マクロファージ、脳の星状細胞、表皮ランゲルノ・ンス細胞、樹状突
起細胞、胸腺上皮とヘルパーT細胞を含む免疫システムの細胞上に主に見出され
る。クラスIIMMC分子は、組織移植片拒否反応の間に免疫応答を維持して%
%る、抗体生産の刺激を受けている、移植片一対一宿主の拒否反応と自己(又は
自己由来の)抗原、他の徴候の中、に含まれる。
”MHC抗ll1li″は、クラス!及び/又はクラス11抗原のような中に定
義される。本発明のMMC抗原はクラスIとクラス11の両方を、単独で又は複
合したtlず −れか一方を含む。
”同種異系移植片組織の抽出物”は、以下の記載のような同種異系移植のドナー
と摘出物から得られた肺細胞、肺臓組織又は培養されたリン1<球の抽出物とし
て定義される。
”免疫抑制断片2は幾つかのペプチド又はアミノ酸配列の一部を含むポリペプチ
ド又は、同種異系移植片の器官又は組織に対する宿主免疫応答の抑制誘因の能力
を所有している適当なMBC抗原の類似物の一部を意味する。同様な断片は、M
MC分子の全体のアロ抗原的な特性を所有する必要は無い。
免疫抑制断片の“類似物”は、同様の生物学的活性、即ち移植された器官又は組
織に対する哺乳類宿主の応答を抑制するための能力、を所有するものにつt)て
MMC抗原の抑制断片の構造上関係する化合物に関する。その用語は、1又はそ
れ以上のアミノ酸残基によって潜在的な移植片受容体の適切なMMC抗原のアミ
ノ酸配列と翼なるアミノ酸配列を有するペプチドを含む。
本発明に使用される疾患抑圧断片と類似物は既知の固相合成手法(Merrif
jeld、R,B、 ’ +412.1962 と、lj: 2149. 19
63; Mitchel、^、it、at al、、J、 t 、 oe、9
: 7357. 197G。
Tu+、 J、 et al、、 : 6442.1983)を用いて合成でき
る。類似物は、相当するアミノ酸配列の検証と上述したペプチド合成手法を用い
ることによって構築することができる。
類似物は、 ゛ ・231−234.19Hに開示されたようなMMC抗原の既
知のアミノ酸配列を用いて提供することができる。
疾患抑圧類似物と断片は、当該技術分野で良く知られた組み替えDNA技法を用
いて、やはり得ることができる。
MMC抗原の疾患抑圧断片とそれらのm漬物は、後述する実施例1−4のそれら
と同じく遍切な2旦ヱンステムを用いた通常的な実験を使って検証することがで
きる。
1〜971球は、当該技術分野で良く知られた方法を用いて潜在的な同種異系ド
ナーと、 a s t t’o 4 :549.19H及びT a s a t
ation 8:H9,1989に開示されたような培養と、器官又は組織の異
系移植片を受ける又は受けている(以下の開示のように)哺乳動物に投与とから
得ることができる。
肺臓組織の抽出物(又は溶解産物)又は培養されたリンパ球は、以下の実施例1
中に開示されたそれらと同様に当該技術分野で良く知られた技法を用いて調製す
ることができる。
本発明に従えば、通常の組織の典型、当該技術分野で良く知られるとともに全て
の移植ドナーと受容体に通常的に導入され、ドナーの組織又は器官のMHC表現
表現法定するための潜在的な移植ドナーに実行される。合成MMC抗原、疾患抑
圧断片又はそれらの類似物は上述した技法を用いて合成することができる。それ
ら抗原及び/又は断片は、移植を受け、又は”非−g己′組織の移植を既に受け
ている患者である哺乳動物、殊にヒトに対して投与して良い。本発明の方法と組
成物は、”非−自己”器官又は組織の移植を予め受け、そして異系移植片拒否反
応の徴候の開始が現われ始めた(例えば、発熱、移植された器官の軟化又はそれ
らの機能の損失)哺乳動物の治療に使用して良い。その発明の方法と組成物は、
その器官又は組織を保存することと、移植された組織又は器官に対して指示され
た受容体の部分的な免疫応答の鎮静と消失に有効である。本発明の方法と組成物
を有効とするためには総合的な拒否反応を起こす以前に投与される必要がある。
本発明に従うと、MMC抗原又は移植拒否反応抑圧断面又はそれらの類似物は
、経0又は経腸のルートを経て”非−自己”の器官又は組織の移植を、受容する
、或いは既に受容されている哺乳動物に、1日当り、体重kg当り約0.1mg
から体重kg当り約10mgの間の童を摂取させる。その発明の調剤上の組成物
は、経口又は経腸のルートを経て1回投薬又は複数回投薬状態として投与して良
い。投薬するべき正確な量は、重篤度、患者の症状の段階、及び患者の臨床的な
情況に基づいて変えられるであろう。
#繍細胞、培養されたリンパ球又はそれらの抽出物を投与する時には、1日当り
、体重kg当り約106から体重kg当り約109細胞の間の相当量が単−又は
分割投薬により投与して良い。
そのような治療のタイミングは、もし可能であれば、本発明の調剤上の処方又は
投薬形態は移植が実行される約7日前から約14日前の間に投与されるべきであ
る。その治療は好ましくは、宿主(受容体)の生体内に導入されている器官又は
組織が移植される少なくとも約6ケ月後まで継続し、さらに必要か又は要求され
たなら不定期で継続させる。
加えて、もし移植受容体に(本発明の組成物を既に受けているか又はそうでない
うちの一方)、拒否反応の明白な徴候が開始されていたならば、本発明の調剤処
方は、増加した量及び/又は頻繁に投与されるであろう。
本発明は又、移植された器官又は組織の生存を延長するため又は拒否反応を抑制
するために哺乳動物に投与するための経口投薬形態と調剤上の処方とに向けられ
る。本発明の治療に従う移植片の生存における延長の幾つかの統計学的に意味の
あることは本発明の範囲に入るということは理解されるであろう。
本発明の経口調剤処方は又、調剤上受諾し得る媒体、希釈剤、充填剤、可溶化又
は乳化用の薬剤と、当該技術分野で良く知られたタイプの塩類を含む不活性成分
を包含する。例えば、錠剤とカブレフトは、当該技術分野で良く知られたスター
チやベントナイトと同様の固体媒体を使用して通常のg:J遣方法に従って調剤
されるであろう。固体媒体の実施例には、ベントナイト、シリカ、デキストロー
スと他の通常使用される媒体が含まれる。本発明の処方において使用されるであ
ろう固体媒体と希釈剤の更なる非−限定的な実施例では、塩類と、pH7−8の
リン酸緩衝溶液のような幾つかの生理学的な緩衝塩溶液と、水とが含まれる。
本発明l;おいて使用されるカプセルは、ゼラチン又はセルロース派生物と同様
の調剤上受諾し得る材料から製造して良い。該発明の活性な生物学的材料は、経
口デリバリ−・システムで解放を維持する形態及び/又は米国特許第47042
92号(1987年11月3日発行)、米国特許第4ao94o4号(1982
年1月5日発行)と、米国特許!4309406号(1982年1月5日発行)
に開示されたそれらと同様の経腸用被覆された経口投薬形Oで投与して良い。
活性化成分の単位濃度又は、投薬の単位の複数性の投与により到達することので
きる必要とされる有効な量に由来する移植片の拒否反応を抑制するための有効な
量を構成するそれ自身必要でない各々の投薬形態の個別の投薬中に含まれる成分
は識別されるであろう。
本発明の投薬形態の投与の好適なルートは、経口又は経腸である。好適な経口又
は経腸の調剤処方又は投薬形態は、例えば約70mgから約500mgの間のM
MC抗原、疾患抑圧断片又はそれらの類似物又は異系の細胞又はそれらの抽出物
を用いる時には107−1010細胞の相当量を備えていて良い。
本発明の調剤処方に代替するべき本発明の実施態様では哺乳動物にエアゾール形
態で投与される。エアゾール形態での投薬を用いる時に移植片拒否反応の抑制を
達成するのに要求されるであろう異系の組織抽出物又はMMC抗原、疾患抑圧断
片又はそれらの類似物のより少量であることが予想される。これは、ミニリン塩
基性蛋白質(MBP)による実験的アレルギー柱層を社長(EAE)の治療、そ
してまたウニイナーらの同時継続米国特許出願第454486号(1989年1
2月20J:l提出)中に開示されているようにコラーゲンによる関節炎のアジ
二バントの治療におけるケースに見出されている。エアゾール投薬形態において
投与して良いそのような材料のMMC抗原、疾患抑圧断片又は類似物の量は、1
日当り哺乳動物の体重kg当り約0.01mgから10mgの間とされるであろ
う。本発明のエアゾール投薬形態は、1回投薬形態又は複数回投薬形態における
エアゾールのルートを経て患者に投与して良い。投与するべき正確な量は、その
段階と、患者の症状の重さ、患者の免疫システムの活性と、患者の生理学的なコ
ンディジ璽ンに基づいて変えられるであろう。肺臓細胞、培養されたリンパ球又
はそれらの抽出物を投与する時には、エアゾール形態により1回又は分割で1日
当り体重kg当り約105から109細胞に相当する量の間で投与して良い。
本発明のエアゾールの調剤処方は、付属的成分として、調剤上受諾し得る媒体、
希釈剤、可溶化又は乳化の薬剤、そして当該技術分野で良(知られた典型の塩類
を包含して良い。媒体及び/又は希釈剤の特有の非−制限的実施例では、本発明
のエアゾール調剤処方で有効なものは、水、通常の塩類と、pH7,O−8,0
のリン酸緩衝塩溶液のような生理学的受諾性の緩衝塩溶液を含む。
有効な可溶化と乳化の薬剤の実施例は、生理学的な平衡塩溶液、リン酸緩衝塩類
と等張塩溶液である。該発明のエアゾール投薬形態をW擬するのに使用して良い
塩類には、ナトリウムとカリウムの調剤上受諾し得る塩類が含まれる。
本発明のこの代替の実施態様による異系の胛am胞、培養されたリンパ球、それ
らの抽出物又はMHC抗原又は疾患抑圧断片又はそれらの類似物の投与のルート
は、エアゾール又は吸入される形態である。本発明のエアゾール組成物は、乾燥
粉末又は水溶液として投与することができる。好適なエアゾール調剤処方は、例
えば、本発明の組成物、疾患抑圧断片又はそれらの類似物を約7mgから約70
0mgの間で含む、生理学上受容可能な緩衝塩溶液を含んで良い。
不溶性又は液体中に懸濁した状態での肺臓細胞、MMC抗原疾患抑圧断片又はそ
れらの類似物から抽出された組織の固体粒子を細かく細分化した形態の乾燥粉末
はまた、本発明の実施において有効である。本発明の組成物は、層状の粉末と、
lから5ミクロンの間、好ましくは2から3ミクロンの間の平均粒径を持つ細分
化された微粒子を備えた形態として良い。細分化された微粒子に、当該分野で当
業者に周知の粉砕機と通常の手法で使用されるスクリーンろ過により!製して裏
い。その微粒子は、乾燥した霧状粉末の形態とすることのできる細分化された材
料を予め決定された量吸引することによって投与して良い。
本発明のHR処方は、米国特許第4624251号(1986年11月25日発
行)1、同第3703173号(197−2年11月21日発行)、同第356
1444号(、!971年2月9日発行)と同第4635627号1971年1
月13日発行)に開示されたそれらの実施例のようなネブライザーによってエア
ゾールのルートを経て投与して良い。そのエアゾール材料は治療される対象によ
り吸入される。
エアゾール・デリバリ−の他のシステムでは、例えば、気圧調整された投薬吸入
測定(+5etared dose trihaler:MD I )とニエー
マンの文献(Mayman、 S、P、1nC1arke、 S、W、 and
Dmvia、D、 ads、 pp、117−224、Butter−wor
ths、 London、England、 1984)に開示されたような乾
燥粉末吸入器が含まれ、本発明の方法と結合させて用いることができる。
その中に開示された典型のエアゾール・デリバリ−・システムは、Pisons
社(Bedford、 MA) 、Schertng社(Kanilworth
、!IJ)とAmerican Pharmosea1社(Vile獅モ■
a、C^)を含む多くの市販品から利用し得る。
本発明によれば、実験は、移植受容体の免疫応答に関して殊に注意するべき影響
を与えられている、調査されるLewtsラフトに対する異系牌細胞の経口投与
の影響として実行される。この結果として、イン ビトロの混合リンパ球反応(
MLR) 、遅延嬰過敏症(DTH)反応と、イン ビボでの亢進心臓移植拒否
反応技法が利用される。各々のケースにおいて、ドナー動物からの肺臓細胞の経
口投与じ非−g己組織移植の受容体について)は、それらT細胞を介する免疫反
応を抑制する結果となる。例えばT細胞は本発明の方法と調剤処方の実質的な効
力の立証のためのこれら試験の結果、異系移植拒否反応の主要な媒介体として包
含されている。
本発明は、以下に示された特に実用的な実施例において具体化され、本発明の範
囲をそれにより制限すること無く、本発明を具体化することを意図するものであ
る。
!uLfLL:の
1、社對m宣
試験個体は、Lewls (L E W) 、W!5tar Furth (W
F )とBrown Norway (B N)の種1ml (Ilarlan
Sprague Di冒ley社、 1ndlanapolis、INより得
た)のオスのラットよりなる。以下に記載した実験にお+するラットは、おおよ
そ8−1OJ令で、注意深い監視下で飼育した。
2、 ′″の4めの nΩ尿証
新鮮な肺臓組織は、経口投与の直前に同系(同種、同系)又は異系(同種、異系
)の動物より得た。単細胞化した肺細胞の@瀾物は、新鮮な肺臓をW*ステンレ
ス鋼のメツシュ(2インチに2インチ)に通してすりつぶすことにより調製した
。赤血球は当該分野で良(知られたトリスアンモニウムクロライド緩衝液で特別
に胴壊させ、ハンクスの平衡塩類溶液(HBSS)で2回洗浄し、そして以下に
記載した通り様々な濃度に再懸濁した後、使用した。
3、の
上述した方法により調製した肺細胞は以下の方法において反復して凍結−融解に
より溶解させた:
(a)細胞を30分の間に一70℃で急速凍結し;(b)急速凍結肺細胞を37
℃で融解し:(c)この凍結−融解のサイクルを1回以上繰り返す。
その結果の材料は経口投与のために使用される。
コ1−:、1;11.」!!11.1.;≧−二 t ° の実施例1において
調製した細胞懸Im液の1ml投薬は、ボールーチフプ給餌ニードルを有するシ
リンジ(Thosas 5cientific、 Swedesboro、 N
J)で各試験ラットに経口で投与した。
以下の実験室免疫学的と病理学的方法では、試験ラットのリンパ器官を処理した
O
車重!L1: 温合1」二S(1匹
生存りンパ節は応答体(LEW)と刺激体(WF又はBN)ラットから取り出し
た。その切除された節は、次いで上記のようなステンレス鱗のメッシ5を通して
押し出し、そしてリン酸緩衝塩類溶液中に懸濁させた。
分離したリンパ節細胞は、ついで2回洗浄し、そしてlO%ウシ胎児血清(Fe
2)、1%ペニシリンとストレプトマイシン(Microb4o1oglcal
Associates。
11alkarsville、 MA) 、 2 x 10づM・2−メルカプ
トエタノールと、5mM−HEPESを含んだRPMl 1640媒体中に再懸
濁し、6XIQ6細胞/mlの濃度とした。応答細胞は1大当り50μlの96
−穴の平底培養プレート(CostarCambridge、 MA)で、同量
の放射線照射(Shepherd Irradiator、モデル143−45
とセシウム137ソースを用いて3000Radのガンマ線照射)された刺激体
細胞を加え、又は加えることなく培養した。
処理した細胞は次いで5%Co2のもとで37℃で培養し、4日後にそれらは3
H−チミジン(1フイクa(i/ウェル、NEII Dupont、 Bost
on、MAより得た)とともに6時間のパルス標識を行った。増殖細胞はバック
マン社製、液体ンンチレーシ璽ンカウンターによって測定した3H−チミジンの
合体量によりモニターした。
寵凱立社
得られたリンパ節細胞は放射線照射(ガンマ線1000Rad)と、ウェル当り
のトータルの細胞数を5から20%で変えた濃度で試験MLRを加えた。コント
ロールのウェルは、唯一受容体細胞を有するバックグラウンドのウェルの間にモ
ジル−タの無い状態でセットアツプしたものである。これらの培養は37℃で5
%CO2において96時間インキュベートした。増殖は培養の最終6時間で1フ
イクαC1/ウエルの3H−チミジンによりプレートにパルス標識することによ
って分析した。そのプレートは−次いで上述した通り収穫した。
各々のグループのラットは10ミリオンのガンマ照射(3000Rad)された
異系肺細胞を71ドパブト中の皮下に入れ免疫化した。10日後、それらに耳た
ぶ中に同じ投薬を再度注射した。その反応は耳の厚みの変化により決定され、こ
の後と48時間後に試みた。
綴凰旦!
抽出されたリンパ球の表現型は間接免疫蛍光法と蛍光活性化細胞分類(FACS
ンによりて試験した。そのリンパ節細胞は、細胞表面マーカーCD4又はCD8
11:対する第1のモノクローナル抗体、又はマウス免疫グロブリン(Orga
non−TeknicaJestchester、 P^)とともに1時間イン
キユベートシ、そして0.02%アジ化ナトリウムを含んだPBSで2@洗浄し
た。それらは次いで、FfTC−複合のヤギー抗−マウスT g G (1:4
0) (Orgmnon Takniea)と−緒に暗所で30分、そして15
%の自己の通常ラット血清の存在中、更なるインキユベートを行った。その細胞
は完全に洗浄され、そして試験以前に1%ホルムアルデヒドで固定した。
加えて、以下の実施例中に記載された典型の外科的な移植方法を実行した。
!uuLi: 心服λ五圧I
LEWラアトを外科的移植処置の材料とした。促進拒否反応のモデルは、心臓異
系移植の7日前にBN種の全厚皮膚移植して予備感作し、肺細胞調製物の経口摂
取のあるものと無いもののLEW橿ラフラットいた。
7日後、(LEWXBN)F1種の血管化の試験の心臓異系移植を各々の予備処
理されたラットについて実行した。その心臓移植は下部腎臓の腹部大動脈に吻合
した。拒否反応は受容体の横腹の日毎の触診による決定と、同じ(心拍の完全な
休止により定義した。
上述した方法により以下の結果を得た。
■、 の に 帽ンパ の
WFう1トからの肺細胞は新しく調製され、モして1−2週の期間を越えてLE
Vラブドに2.5又は10回、経口的に投与した。
個々の投薬量は経口投与当り50ミリオンの細胞とした。
最終の経口投与の次の7日、リンパ節はWF又はaN11i1体を用いたMLR
III査のためフントロールのグループと肺細胞を経口で与えたそれらの両方か
ら取得した。図1に示すように、異系牌細胞を摂取したLEWうγトは、WF橿
からのリンパ球に対する応答が有意に減少したことを示している。この現象は原
案の3つの給餌全て(即ち、2.5又は10回)について得られた。しかしなが
ら唯一10回給餌を受けたグループでは、BN種、東3パーティーコントロール
ニ対スる抑制を示した。
これらの結果は、異系肺細胞調製物の制限された摂取がMLRの抑制の特異的な
抗原を誘導したことを示す。
Il、 り の に LRの の
投薬応答の研究は同系対興系細胞の給餌の効果での決定による結果として処理し
た。LEWラットは、LEW又はWF種のいずれか一方からの肺細胞を1,5.
25又は50ミリオンで2回給餌させた。その結果を以下の表!中に示す。
表−上
MLRでの同系と異系の肺細胞給餌の効果給餌に用 投薬量 MLR相関的な応
答いた橿 cells/給餌 delta/CPM (%)−−−−’−115
015−115015士フッ0フ 100Llff I X toe 12g5
2Of +130 1125X 108 5439110988 4725X
toe 3908B±7294 3450x 106 81329±8013
71WF I x 106 71J35f 1ff72J 62!t X 10
8 79011±14119 682Sx 108 5g196±15254
4950 x 108 73541±11636 84同系細胞の最も低い投薬
jl(1!リオン)での給餌は、抑制の誘導が無かった。他の全ての投薬、同系
と異系細胞の両方とも、変動の程度に何らかの抑制を示した。
IIl、 の の 、 の
経口的に耐性を誘導するために生体肺細胞が必要かどうかを決定するために次に
MLRでの単独の摂取された溶解産物の効果を調査をした。ラットは、生体肺細
胞又は、それに相当する凍結と解凍とを繰り返す方法(上述した)によりm1m
1された溶解産物とのいずれか一方の2つの分離した経口投薬とし、そしてこれ
らの処理物の効果を比較した。図2は細胞溶解産物が単独でもMLRの抑制に十
分であることが示されており、サブ細胞の断片には細胞媒介の免疫性を抑制する
ものが含まれていることを示唆している。
xv、7口 の 口 によ MLRの
アク抗原への耐性を経口的に誘導する動態を、分離したLEWラットグループに
肺細胞を2つの経口投薬形態で与え、14日、7日、3日及び1日後にMLRを
実行することにより調査した。図3に示すように、経口投薬を1日又は3日与え
た後にMLRを実行したグループでは抑制の誘導が無かった。最終の経口摂取と
MLRの間の間隔が7日と14日のグループでは、MLRにおける増殖の劇的な
縮少が示され、アロ抗原による経口での非感応の誘導のためには4日よりも長く
必要であることを示唆している。
■、 アロ に DTHの
エヱ!二三でのMLRに加えて、LEWラットによる工2二二での遅延型過敏症
(DTH)について異系肺細胞摂取の効果を調査した。LEWラットは同系又は
異系(WF)動物の一方からの肺細胞50ミリオンの1o回給餌を経口的に投与
した。最終の経口摂取の後、DTHのための試験を、それらのフットパッド中の
皮下が免疫されている動物を用いて開始した。その同じ動物は10日後に耳たぶ
中に再度注射した。DTHは実施以前と実施後48時間後の耳の厚さの変化によ
って測定した。その結果を図4中に示した。
WFに応答するDTH中のおおよそ50%の減少が同種の細胞を給餌したラット
について得られたが、同系LEW胛細胞を給餌したそれらはなかった。BNに対
するDTH応答は予備処理によりて影響されず、DTH抑制は抗原特異性がある
ことを示唆している。
ML MLRにお1 ノの に れ ”鰐育動物中のMLR増殖の阻害のメカニ
ズム研究に従い、抑制細胞分析は、CD8+の抑f#IIII[l胞が観察され
た結果に介していることを包含しているかを決定することで実行した。コントロ
ール又は予備給餌動物のいずれか一方からのリンパ球は、ガンマ線の1000R
ad照射される以前に、第1のMLRに加えられ、モジュレータ−のような役を
果す。
ルイス ラブド(3/グループ)は、WF@細胞の量を変えて(表中に示されて
いるように)経口的に10回投薬して予備処理した。1週間後、それらの首のリ
ンパ節を取り出し、そしてその細胞をモジル−ターとし、その後ガンマ線を10
00Rad照射した。第1のLEW抗−WFとLEW抗−BNのMLRと、Co
n−A刺激培養は上述したように構成した。モジニレ−ター細胞は箪1の培養の
175の比率に加丸た。その結果を以下の表If中に記述する。
11上
異系肺細胞給餌ラットからのリンパ球による第1のMLRの抑制モク゛エトタ〜
の 抗−WF 抗−B N Can^材料 CPM % 5upp、 CPM
% 5upp、CPM %5upp−(xlO−31(tlo−3) (zlo
−3)−112±21 405±78 280士4.7コントa−珈 104±
ll 7 464±IS O27g±6.5 .1.4給餌10x10B to
&±17 5.3 04±120 17 277±34 1給餌2Sx106
84±Is 2s443±17 0305±3.90給餌 50xlG6 1±
0.9 99 14士フ l 79 19g±1229表II中の結果は、予備
給餌動物からのモジ)レータ−の20%添加で示すが、コントクール動物からで
はなく、第1のLEW−抗−WFのMLRが抑制された。これは、サブレフサ−
細胞が給餌の後とMLRの抑制に介在しているこれらが誘導されたことを示唆す
る。
Vll、 か゛の1ンパ の
コントロール又は給餌動物のいずれか一方からの首のりンバ細胞は、放射線照射
されたWF刺激体と5日間培養し、次いで間接的な蛍光免疫標識によりCDJ÷
又はCDI!+細胞のために分類した。その結果は図5中に示したように、異系
胛細胞を用いた予備給餌ラットではCD8+ (サプレッサーT細胞)細胞中に
増加を生じ、そしてコントクールと比較した時にCD4+ (ヘルIf−T細胞
)細胞が減少することを異系移植拒否反応の予防を実証するために、上述したよ
うな促進性拒否反応の移植モデルを眉いた。LEWうγとは、心113!、1%
移複試験のBNの血1化とともに実施の7日以前にBNの皮膚移植によって予備
感応させ、試験移植片の生存率における異系ドナー牌細胞の給餌の効果を調査す
ることとした。
非感応化コントロールは、第6から第8日を通してそれらの間に異系移植心臓が
拒否反応を生じ、全ての感応化コントクール動物は36時間以内にそれらの異系
移植心臓が超急性拒否反応となった。肺細胞soミvオンの5−10給餌で飼育
した試験動物、7日前に皮膚移植したもの、又は皮膚移植の日と同等のものでは
試験心m興系移植の生存率が、7.62±0.5日に増加することが認められた
。
これらの結果より異系肺細胞の給餌によって感応化と、急性形態の中へ促進性拒
否反応が変換することの予防を示す。
この徴候の特異性は以下に記載したように検討される。
心臓受容体のLEWうγトは、非給餌(n−10) 、L EV (同系)リン
パ球給餌(n・8) 、8 N胛細胞給a(LかしWF心膿異系移植を受容した
、n・6)又はBN胛細胞給餌(そしてBN心朦翼系移植を受容した、n−8)
とした。全ての給餌動物はSo!106の肺細胞を5−IO給餌受容した。その
結果を図6中に示した。
図6から理解できるように、異系*m胞を単独給餌したラットは心lIl翼系移
植の生存日数が3日を越えたことを示した。第3種(B N)リンパ球を給餌し
、WF移植片を受容しているLEWラットは心臓異系移植の生存日数の増加は実
証されず、この拒否反応の特異性が実証された。
移植片生存延長のメカニズムの研究のための予備の試みにおいて、コントロール
と感応化して飼育したLEWラットとからの生存リンパ節細胞のMLRは心臓移
植の後48時間で調査した。その結果を図7に示した。
コントロールと比較されるように、給餌動物中の抑制がある(1!17)。これ
らデータはナイーブな動物モデル中に見出される以前のMLRと一致する。
図1
flkl CPM 図2
ゴントトk 〜1日 −3日 −7日 −14日図3
図4
■フ
区
】ントa−k 給餌 −コントa−h −給餌図7
特表千5−508663 (8)
Ja
ここに開示されたのは、哺乳動物における異系移植片拒否反応を抑制するための
方法であり、経口又はエアゾール形態における異系移植ドナーからの肺臓組織、
肺臓抽出物、異系移植ドナーからの培養されたりンバ球、前記リンパ球の抽出物
、MMC抗原、移植拒否反応抑制断片と、MMC抗原の類似物よりなる群から選
択された薬剤を、移植手術を受ける又は受けている哺乳動物に投与することをa
tている。またここに開示されたのは前記方法で使用するための調剤処方と投薬
形態である。
国際調査報告
Claims (13)
- 1.ドナー哺乳動物からの非−自己組織の存在する受容哺乳動物の免疫応答を抑 制するための方法であって、 前記免疫応答を抑制するための特有の薬剤の免疫抑制に有効な量をそのような治 療の必要な哺乳動物に経口又は経腸で投与することを備えている前記方法。
- 2.前記薬剤が、前記ドナーからの脾細胞、前記ドナーからの脾臓抽出物、前記 ドナーからの培養されたリンバ球、前記培養されたリンバ球の抽出物、前記ドナ ーからのMHC抗原及びドナーからのそれらの類似物よりなる群から選択される 要素である請求の範囲第1項記載の方法。
- 3.ドナー哺乳動物からの移植手術を受ける又は受けているものについて受容哺 乳動物に投与するための調剤処方であって、前記ドナーからの脾臓組織、前記脾 臓組織の抽出物、前記ドナーからの培養されたリンバ球、前記培養されたリンバ 球の抽出物、前記ドナーからの移植MHC抗原、及びそれらの類似物よりなる群 から選択される薬剤の移植拒否反応を抑制するための有効な量を含んだ経口投薬 形態を備えている前記の調剤処方。
- 4.前記経口投薬形態が、錠剤、カプセル及びカプレットよりなる群から選択さ れる固形投薬形態である請求の範囲第3項記載の調剤処方。
- 5.前記経口投薬形態が、水系懸濁溶液を備えている請求の範囲第3項記載の調 剤処方。
- 6.調剤上受諾し得る媒体又は希釈剤を備えている請求の範囲第3項記載の調剤 処方。
- 7.ドナーの外来組織が導入された受容哺乳動物の免疫応答を抑制する方法であ って、 前記ドナーからの脾細胞、前記ドナーからの脾臓抽出物、前記ドナーからの培養 されたリンバ球、前記培養されたリンバ球の抽出物、前記ドナーからのMHC抗 原及びそれらの類似物よりなる群から選択される薬剤の免疫抑制に有効な量をそ のような治療の必要な哺乳動物にエアゾール投与することを備えている前記の方 法。
- 8.ドナー哺乳動物からの移植手術を受ける又は受けているものについて受容哺 乳動物に投与するための調剤処方であって、前記ドナーからの脾臓組織、前記脾 臓組織の抽出物、前記ドナーからの培養されたリンバ球、前記培養されたリンバ 球の抽出物、前記ドナーからの移植MHC抗原、及びそれらの類似物よりなる群 から選択きれる薬剤の移植拒否反応を抑制するための有効な量を含んだエアゾー ル投薬形態を備えている前記の調剤処方。
- 9.前記経口投薬形態が、水系懸濁溶液を備えている請求の範囲第8項記載の調 剤処方。
- 10.調剤上受諾し得る媒体又は希釈剤を備えている請求の範囲第8項記載の調 剤処方。
- 11.哺乳動物における移植片拒否反応を抑制するための方法であって、前記移 植片に対して向けられた前記哺乳動物の免疫応答を特異的に抑制する薬剤の有効 な量をそのような治療が必要な哺乳動物に経口的に投与することを備えている前 記の方法。
- 12.哺乳動物に投与するための経口投薬形態であって、移植された器官又は組 織に対して向けられた前記哺乳動物の免疫応答を特異的に抑制する薬剤を含んだ 組成物を備えている前記の経口投薬形態。
- 13.口腔を経て哺乳動物に投与するための投薬形態であって、移植された器官 又は組織に対して向けられた前記哺乳動物の免疫応答を特異的に抑制する薬剤を 含んだ組成物を備えている前記の投薬形態。
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