【発明の詳細な説明】
糸供給部を担持する装置の周囲長さを変動させるための糸処理システムおよび方
法
【技術分野】
本発明は総括的請求項である請求項1に従う糸処理システムおよび総括的請求項
である請求項47に従う方法に関するものである。
【背景技術】
糸供給機の糸供給担持装置の周囲長さを変えてそれにより糸退出長さを変えるか
または調節することは知られている。該装置は放射アームにより担持されており
且つ個別にまたは一致して調節されるように適合されている指形機素から製造す
ることができる。糸供給担持装置上で糸分離操作を行ってそれにより糸巻き取り
間の空間部を調節することも知られている。この操作は変動不能な直径を有する
装置の場合に広く行われている。織物機械への糸の供給を最適にするためには異
なる性質の糸は巻き取り間の異なる空間部を必要とすることも知られている。
横糸に関する糸供給を測定する場合には、糸の退出長さを限定するための停止機
能が供されている。特にこの型の糸供給機の場合には、装置の周囲長さの変動中
の自動化操作に関する要望が存在している。プログラム調節操作の場合には、周
囲長さの変動が統合されそして操作工程すなわち織り工程に運ばれる。調節はパ
ックフィード機能と共にそして高度に正確な方法で行われな6すればならない。
糸分離機能を保ちながらまたはそれぞれの調節に依存しながら周囲長さの調節を
行うべきであり、その理由は糸分離機能は装置上での糸供給機の正確で且つ有効
な調節を与えることができ、それはそうでないなら周囲長さの変動により悪影響
を受けて欠陥操作をもたらすからである。
本発明はこれらの問題を解決したが、実際に既知の解決法の場合には使用される
システムの技術的に効率が悪く且つ不正確な操作のためにそのことは可能ではな
かったが、本発明では装置上での糸供給条件またはそれに対する悪影響に無関係
な周囲長さの調節操作が行われる。
空気圧糸供給機の場合には、停止具機素が作動して退出長さおよび織物機械への
横糸供給用の糸延伸を規定する。装置の周囲長さのそれぞれの変動のために、停
止具機素を再調節することが必要である。従って、停止具機素を空間中に固定位
置に設置することまたは装置を偏心円的に調節する方法が提唱されていた。これ
は糸供給機の縦軸に関して装置の縦軸を横移動させることを必要とするか、また
は装置の断面容積の非対称性変動を必要とし、糸供給機の複雑な構造をもたらす
。最も重要なことに、この原則は巻き取りの長さに作用する巻き取り引っ張りの
変動をもたらし、それは織り操作の結果に悪影響を与える。
【発明の開示】
糸分離機能を周囲長さ調節工程中に有するかまたは保つことが望ましい。本発明
は、この問題に関する数種の解決法を提唱するものである。糸分離機能はそれが
周囲長さに従いまたはそれと関連して個別に調節されることを可能にする型のも
のである。周囲長さの調節と同じ方法で、それを別の工程でまたは織り機械の機
能、例えば織り操作、の前もしくは最中に1もしくは数段階により行うことがで
きる。
糸分離機能の工程中に、装置上での糸供給機の正接移動が起きて過度の短いまた
は長い退出長さが生じそしてその結果織り操作に悪影響を与えることもあり得る
。本発明はこの問題を解決しそしてそれぞれ織りまたは経済的観点から最適な退
出長さを生じさせることのできる配置を提唱するものである。
本発明はまた、退出長さを正確に変動的に調節可能にする多数の停止具機素配置
に関する解決法も提唱するものである。例えば、認められるほどの停止時間なし
でこの配置の長い操作寿命を確実にするために休止状態の1個または数個の停止
具機素が使用されている。
糸供給機を把握または突出織り機械中で使用するためには簡単で且つ正確な周囲
長さの調節も有利である。周囲長さの変動および停止具機素の使用により、それ
ぞれの横糸供給操作に関する糸使用が効率的に且つ正確に調節可能となり、糸供
給機は常に必要な糸の長さを放出する。
本発明の重要な面に従うと、調節システムは1個または数個の調節信号を発生す
ることができ、それは調節機素に対して作用し、そしてそれは織物機械機能/織
り機能の始動から、糸の変動から、ジェットノズル機能中の媒体の圧力変動など
から生じる。信号または信号類の作動により、調節器機素は機素またはそれの表
面部分が信号値または信号数に対応して新しい周囲長さを規定するような方法で
さらに活性化される。同時に、装置には糸巻き取り分離機能か供されており、そ
れは好適には装置の可能な周囲長さのいずれかに関して有効であるかまたは活性
化させるのに適している。
糸巻き取り分離機能は直径調節工程中に特に重要であり、その理由は糸供給の巻
き取り間の空間の調節により糸供給の連続的且つ正確な調節が得られそして直径
増加から生じる糸供給における引っ張り増加を無害な程度まで制限するかまたは
直径減少の場合には糸巻き取り間の空間部を確実に保ってそれにより巻き取りが
互いに重複したりその結果としてもつれるのを防止するための補正能力を供する
ものである。これらの両方の場合に、直径調節をしないと糸を破損させてしまい
操作の中断か必要である。それとは対照的に、既知のシステムでは直径調節は普
通は糸の供給に対する悪影響の可能性とは無関係に行われている。本発明に従う
糸巻き取り分離機能は操作中の直径調節時に保たれているかまたは個別に調節さ
えされており、糸供給中の規則的影響を生じて直径調節から生じる影響を補正し
、それにより欠陥操作を避けている。糸巻き取り分離機能はこの場合にはそれ自
身で、または不連続的な直径調節もしくは連続的且つゆつくりした直径調節と協
同して、補正効果を有しており、その結果、両方の場合とも糸供給機はそれが容
易に直径変動とそれ自身で適合可能な方法で少なくとも部分的に補充されている
。
放射方向に移動可能な機素は指形設計のものであり、そしてそれ自身と移動可能
式に平行である。糸巻き取り分離機能は2個の、好適には3個以上の、平行−移
動可能機素により行われる。周囲長さの調節および糸分離機能の調節は個別にま
たは互いに組み合わせて行うことができる。−態様では、周囲長さ調節を行いな
がら、糸分離機能は未変化のまたは改変された形に保たれている。周囲長さ調節
方法と同等にされている1個または数個の停止機素機能を有する糸供給機を供す
ることもさらに提唱される。停止機素機能を担持している装置は、停止機素がそ
れ自身で装置の直径を調節することができると同時に後者の直径調節は糸供給機
の軸と同心円的に進行するように設計されている。
例えば別の基型への変化に応答して、糸分離機能を個別に調節するために、調節
機能は有利には糸分離機素上で作動する1個または数個の信号を発生するように
設計されている。停止機素機能には装置に対面する表面を有している移動可能部
品が供されており、そして装置の実際の周囲長さにより決められる放射方向の位
置を仮定するように適合されており、それにより装置の直径とは無関係にあらか
じめ決められた最小の糸通過隙間を規定する。この型の停止具機素機能には調節
機能に応答して糸通過隙間中に突出しそして収縮するように適合されている停止
装置または停止具部品が供されている。
移動可能部品は案内中に移動可能式に保有されており、そして磁石部品を含んで
いる。停止具部品配置は従って装置の表面に関して浮いた状態で設置されている
。この浮いている支持具は磁石部品の助けにより作動し、磁石は移動可能部品お
よび装置の間で反撥または吸引力を生じる。この力は質量により、スプリング部
品により、水圧もしくは空気圧機能などにより生じる逆方とは反対に作用し、そ
れにより移動可能部品は均衡のとれた位置に保持されて、あらかじめ決められた
最小糸通過隙間を規定する。
有利な態様では、糸供給および移動可能部品を担持している装置には相互反撥磁
石が備えられており、その場合には反撥力は逆方と反対に作用する。
−態様では、始動調節か起きる時、および/または糸の型が操作中に変化する時
、例えば第一の弾性糸が別の弾性糸により交換される時、および/またはジェッ
ト機能中の空気圧が変化する時などに、調節システムにより発生した調節信号が
自動的に現れる。周囲長さの調節はフィードバック機能を用いて、例えば1mま
たは数個の検出器のフィードバック信号を用いて、行われる。調節機能は周囲長
さ調節に関する調節方式および/または糸分離機能を用いて操作されておる。
第一方式は周囲長さに関する粗調節および/または糸分離機能である。システム
の操作中に適用される操作方式である第二方式は例えば検知器の如き感知装置か
らのフィードバックに応答する微細調節用に使用される。
停止具機素機能は2個以上の磁石を含む配置を包括することができ、それぞれの
配置が停止具機素および/または感知器を調節している。この種類の複数磁石配
置では、磁石の欠陥操作の場合に数個の磁石が正常操作磁石用の休止置換物とし
て供されている。この場合には、操作を休止置換磁石を用いて続けるため応急修
理は必要でない。
糸供給部を担持するための放射方向のスプリング機能を有している延長部品を使
用し、装置の直径を1種の寸法がら別のものへ調節するにつれての補正影響を与
えることも有利である。放射方向に移動可能な部品は本体に含まれていてもよく
またはそれと連結されていてもよく、それの周囲表面は糸の巻き取−りを進行さ
せそしてそれらを互いに分離させるのに有効な振動供給運動を行っている。さら
に、1個または数個の放射方向に移動可能な機素には糸分離機能を行いそして糸
分離機能をそれの運動により行うための機素と関連している個別運動用に設置さ
れている部品として製造されている部品も供されていてもよい。
調節部品は、適用される調節信号に応答して互いに協同する部品を放射方向に調
節するために作動する機素集合体を含むことができる。調節信号は伝動により作
動する電気モーターに適用されて調節信号に従い調節を行うこともできる。
放射方向に調節可能な機素上の移動可能機素部分は糸供給機の軸がらそれに対し
て付与されるそれの運動を組み合わせた偏心円性で且つ傾斜しているハブを通し
てまたは運動可能部品と機素枠との間の協同表面部分とを組み合わせた傾斜して
いるハブを通してまたは移動可能部品の横方向に作用する部分と協同している偏
心円性のハブを通して有することができる。移動可能部品は組み合わせた偏心円
性で且つ傾斜しているハブベアリングの外側の上に設置された中空部品中に支持
することができる。好適には、供給運動を妨害なしに伝動させながら直径調節時
においてのみ移動可能な摩擦環または摩擦機素を使用する操作連結部が供されて
いる。糸供給機の軸の回転が固定運動を中空部品に付与し、それにより移動可能
部品の供給運動を生じる。
一態様では、放射方向の移動可能機素の調節に機械的に従うために移動可能部品
が設置されている。この目的用には、移動可能部品は機素枠部品の上にビンと孔
の組み合わせにより設置されており、それが糸分離機能用の供給運動を行いなが
ら同時に移動可能部品をそれの調節中に機素枠により確実に担持させている。
移動可能部品の運動は回転方向に互いに離れている関係となるように適合されて
いる2個の傾斜ベアリングにより生じさせることもできる。分離は傾斜軌道中に
かみ合わされているビンにより調節されている。この場合には、移動可能部品は
それぞれがそれぞれの傾斜ハブと対になっている2個の部分がらなっているため
、互いに関して軸方向に移動可能である。軸運動は該部分に正に付与される。放
射運動は1個の部分と枠の上の傾斜表面との間の協同によりもたらされる。移動
可能部品は磁石またはコイル配置に適用される電気調節信号により工葎ルギー付
与されてもよい。
一態様では、放射方向に移動可能な部品は糸供給機の縦軸に関して傾斜して配列
されており、それにより糸供給中の糸長さとは独立して糸端部に関する供給運動
を与える。
該方法は調節機素が活性化されて糸退出長さの変動の検出に応答して連続的段階
で周囲長さの調節を行うことにより特徴づけられている。段階数は糸および/ま
たはそれぞれ検出された変動値もしくは再調節値の特徴に依存している。連続的
段階の間に、糸供給部は完全にまたは部分的に、好適には少なくとも30%は、
補充される。退出長さまたは変動は調節操作工程中に1回または数回測定される
。
測定操作は退出速度および時間を測定することにより行うことができ、そこから
次に長さを計算することができ、および/または糸巻き取りを計測する検出器を
用いて行うこともできる。該方法の一態様では、第一段階は退出長さに関する希
望値を制定することからなっており、その後に、周囲長さの調節に依存する実際
の退出長さの希望値からの偏差を検出し、周囲長さを変動させることによる偏差
を補正するために糸の型に依存して必要な段階数を決める。退出長さの変動は各
段階時に測定され、そして調節機素に逆に報告される。また、各段階時に得られ
た変動が検出された偏差を補正するのに充分であるかどうかも決められる。
該方法の他の態様に従うと、糸巻き取り分離機能を実質的に保ちなから周囲長さ
の調節を行う。糸巻き取り分離機能は機素枠上の個別機素部分の作用により調節
される。糸巻き取り部分機能は装置上に縦方向に順番に配置されておりそして異
なる容量を有する多数の機素の徐々の活性化により調節され、これらの機素は放
射方向および軸方向の組み合わせ運動を行うように工夫されている。周囲長さの
減少用には、周囲長さの増加時に必要な段階数と比べて調節段階数を減少させる
ために糸の弾性を使用する。
本発明に従うと、糸供給機の糸担持装置の周囲長さは従ってシステムの自動化を
目的として変えることができる。この変動は糸分離機能と組み合わせて得られ、
それにより糸の巻き取りが相互接触したりもつれることを回避している。糸分離
機能の調節により、それは異なる糸の型に調節することができる。周囲長さ調節
機能により、停止具装置の使用が可能になる。同様に、装置に3個以上の装置を
装備して、糸分離機能を行うこともでき、そしてそれぞれが三部分からなってお
りそれの一方は放射方向に移動可能な枠部品として製造されていながら他方は枠
部品に関して移動可能な別個の部品により表されているような指形機素を使用す
ることもできる。それぞれ放射方向に移動可能な枠部品の微細調節可能であり且
つ正確な放射方向の調節移動および/または非対称性配置が、調節システムによ
りそれに適用される調節信号により容易に調節可能な有効な配置を供する。周囲
長さの急速で且つ有効な調節は、織物機械の機能をさらに効率的にさせるこれま
でに知られていない多くの可能性を与える。糸分離機能は電気的または機械的手
段により実施できる。停止具装置の自動的調節、糸巻き取り分離機能の保有また
は調節、および装置の周囲長さの微細調節可能な調節の相互作用性組み合わせが
、操作中の織物機械により必要とされる退出長さに実際の退出長さを信頼性をも
って適合させる可能性を生じる。
【図面の簡単な説明】
本発明の主題の態様を次に図面を参照しながら記載するが、ここで図1は糸供給
機、ボビン枠および織物機械またはルームとの連結部を有する糸供給機尾の調節
システム、並びに種々の検出器を含んでいる糸−処理システムの図式的説明を示
しており、
図2は図1の調節システムに関連する調節装置の図を示しており、図3は空気圧
または流動媒体系供給機の縦断面図を示しており、図3aは図3の糸供給機の改
変の縦断面図を示しており、図4は停止具機素を担持している部品の下方面と糸
供給機の糸供給担持装置との間に一定の糸通過隙間を保つために反撥磁石により
操作可能な多数の停止具組み立て品を、部分的には断面で、示しており、図4a
−4cは「浮いている」停止具組み立て品を有する糸供給機の別の態様の一部を
示しており、図4aはそれの最小直径の状態にある糸供給担持装置を描写してお
り、図4bはそれの最大直径の状態にある糸供給担持装置を描写しており、そし
て図40は停止具組み立て品の側面を示しており、図4dは空気圧システムによ
り生じた逆方に関連している反撥磁石の磁力のカー織り図式を示しており、
図4eは反撥磁石の力に対して作用する逆方を発生させる配置の別の態様の側面
図を示しており、
図4fは図4eの逆方を発生させる配置の改変の縦断面図を示しており、図5お
よび5aは図3および3aの分離器配置とは異なる糸巻き取り分離器配置のそれ
ぞれ軸方向および放射方向の断面図を示しており、図5bは図5および5aの電
気式糸巻き取り分離器配置を調節するための調節システム中に一体化されている
調節装置の図式を示しており、図6は機械的糸巻き取り分離器配置の第三の構造
態様を示しており、図7および7aは糸供給機の糸供給担持装置と関連している
スプリングで負担されている糸供給担持部品の横方向の図を示しており、図8お
よび8aは糸供給担持装置に関連する放射方向に移動可能な部品の縦配置の水平
図を示しており、
図9−91は前記の図面の態様とは異なる糸巻き取り分離機能を行うための動揺
機構の種々の態様を示している。
【発明を実施するための最良の形B】
図1は一般的に矢印102の方向への放射移動用に設置されている部品10.9
が供されており、そして第一のアーム部分103aおよびそこから図面の平面中
である角度(例えば直角)に伸びている軸部分103bを含んでいる糸供給機1
01の本発明に関連する部品を示している。糸供給機には多数の部品1oaa。
103bが備えられており、それらの部分103bはそれ自体は既知の方法で巻
き取りディスク106を用いてその上に巻き取られる糸巻き取り機105を有す
るように適合されている糸供給担持装置/本体104を規定しているような方法
で配置されている。糸供給機には、以下で詳細に記載されている調節部品107
が供されている。調節部品は部分103bが調節機能に応答して異なる放射方向
の調節位置を仮定させるように設計されており、第一調節位置は103bのとこ
ろで実線で示されておりそして他の調節は103 b’のところで点線で示され
ている。
糸供給機は糸供給担持装置が糸供給機内の静止位置に設置されている型である。
巻き取りディスク106は以下に記されている回転可能軸108の上に固定式に
設置されている。この配置の結果としてそして調節機能が電気調節手段/調節信
号により自動的に働くように設計されている場合には、滑動接触機能を利用する
ことを望まないなら、糸供給機の固定された枠と静止本体との間の調節信号伝動
は指示器−伝動器型であることはできない。この型の非−指示伝動は装置109
および110により示唆されており、それらは最適原理(光ダイオード、光トラ
ンジスターなど)での伝動機能、変換機能(主および副巻き取り)、発生器機能
などを行うように設計することができる。これらの機能を行わせる糸供給機10
1上の部品111は電気導体112により装置110と連結されている糸供給機
は調節システム113により調節されるように適合されており、該システムは糸
供給機の配置がそのために使用されているような1個または数個の糸供給機およ
び/または織物機械を含んでいる糸供給様配置用の調節システムとして設計する
ことができる。調節システムは複数の調節副装置115と共同操作するための主
要装置として示されている調節装置114を含んでいる。副装置には、調節シス
テムからそこに適用される種々の信号を有するように適合されている入力手段1
14aが供されている。例として、これらの信号は織物機械始動信号11、糸破
壊信号12、米麦化信号i3、ジェット機能信号i4などを含むことかできる。
調節システムは織物機械/#lり機能の始動(上記+1参照)、未変化(上記+
3参照)、ジェット機能中の媒体圧力変動(上記+4参照)などに応答して調節
部品107に適用される1個または数個の調節信号i5を発生させるように設計
されている。そのそれぞれの調節部品は部品103a、103bをそれらが信号
値または信号数人力対応する周囲寸法を規定させるような方法で調節するための
信号(数個の信号)i5に応答して作動するように設計されている。調節システ
ムは、ある機能(機能類)に応答する装置(カード)を含む型である。調節部品
機能を活性化させるために、副装置115aが供されておりそして複数導体伝動
配置からなっていてもよい連結部116(例えばバスバ一連結部)を介して装置
114と連結されている。示されている態様では、全ての装置114.115は
連結部116と結合されている。装置fl15は装置109と、より特にそれの
副装置109と、連結されている。信号(信号類)i5を発生させるために、装
W114は伝動情報m1を連結部116に適用し、そこでそれか装置115aに
より受容され、該装j[115a自身は信号i6を装置109aに適用するため
に作動しており、該装置109aは信号i6に応答して信号(信号類)i5を発
生させるように作動する。
静止糸担持装置104と協同されている調節システム装置には、装置117およ
び118により非−伝動的に伝達することもできるエネルギーが供給される。
これらの装置は変換器巻き取りからなることができ、巻き取り117は供給本体
119と連結されている。別個にまたは追加して、装置104内で電池を使用す
ることができる。この場合には、それの配置は糸供給機/織物機械が働いていな
い時に電池が充電されるように工夫されている。他の変法として、糸供給機の回
転軸108の発電機能を使用することもできる。
本発明に従うと、糸供給機は糸供給担持装置104の周囲長さの変動の実行と無
関係な糸巻き取り分離機能を用いて操作できることが提唱される。−態様では、
糸巻き取り分離機能は調節信号(調節信号類)により目動的に可変性である。以
下に詳細に記されている糸巻き取り分離機能は図1に部品103Cにより示唆さ
れており、該部品103cは部分103bに関して移動可能である。部品103
Cは電気式に操作可能であり、それの操作は図1では調節信号17により行われ
、該信号は装ff114と装置115bとの間の連結部116上の伝達情報によ
る調節部品用の信号i5の発生に対応する方法で発生させることができ、それは
情報に応答して作動して信号18自身を有効に発生させて装置109bと110
部品との間の伝達用の信号17を発生させる。別個にまたは追加的に、糸巻き取
り分離機能はボビン枠120により基型を指示する信号19の装置115C自身
への伝達により調節することができて、情報m2を装置115bおよび/または
装置114へ伝達させるために作動する。別個に、信号i3を未変化操作の場合
に使用することもできる。調節部品用の操作部品は111aで示されている。糸
巻き取り分離機能用の操作部品は111bで示されている。複数の部品部分10
3aの1個または数個には停止機能121か供されていてもよく、そしてこの機
能のために装置115d、109cおよび110c並びに操作部品111Cが供
されている。この機能用の信号発生は上記の機能の場合と同じ方法で行われる。
−態様では、1個または数個の部品部分103bは既知の型の超振動本体からな
ることができる。この本体は相互分離を保ちながら糸巻き取りを進行させる周囲
表面中での振動運動により特徴づけられている。この機能は装置115e、10
9dおよび110d並びに操作部品111dに基づいている。別の電気調節機能
は装置115f、109eおよび110e並びに操作部品111eなどに起因し
ていることもできる。最後に挙げられている場合には、信号の発生は上記と同じ
方法で行われる。これらの機能の全てが糸供給機のある態様で必ずしも使用する
必要はなく実際の態様用にはこれらの機能のうちの1種または数種だけを使用す
ることか証明されている。
調節システム113はまた、吸い込みブレーキ122の調節用の装置115dお
よび出口ブレーキ123用の調節装置115hも含んでいる。この目的用には、
調節装置/装置類115i、115Kにはそれぞれ受容検知器が備えられている
。
糸供給機の出口アイレットは126で示されており、そして織られた製品は12
7で図式的に示されている。装置1151はジェット機能を調節するために使用
されており、該機能はそれ自身は既知の方法で出力1151’を介して行うこと
ができる。織物機械全体は参照番号Tにより表示されている。信号414をそれ
ぞれ受容検出器または受容検知器類からのパックフィード信号を用いて周囲長さ
変動を行うために使用することができる。i14と指定されている信号がこの機
能において装置1151により情報m5を発生させる。情報m5は調節装置11
4により受容され、そして後者により新しく適用できる周囲寸法の計算および調
節用に使用される。
停止機能121の変法として、本発明は(共通して適用可能な)「浮いている」
停止具機能128を提唱するものであり、それは装置104の周囲長さ変動の実
施に応答して矢印129の方向(すなわち糸供給担持装置105に関して放射方
向)に自動的に移動可能である。停止具機能は案内131上にまたは該案内を用
いて移動用に設置されている装置130を含んでいる。装置104(部品部分1
oab)に関する本体の位置は以下に記されている磁気的均衡力により決められ
、そして本体130を確実に全ての時に部分103bの放射方向に移動された位
置とは無関係に部分103b (それの頂部表面)から実質的に一定の距離に保
つのに有効である。本体130は停止具部品131およびそれの作動部品を含ん
でおり、停止具部品は部分103bから本体130の距離の調節用、停止具部品
132の活性化および失活用の、そしである種の環境下では停止具部品配置が1
個または数個の装置128が(例えば悪い機能のために)もはや機能しない装置
のための交換装置として含まれている複数配置として工夫されている場合には保
有機能の実施用の、関連装置115m、115nおよび115pを有している。
このようにして失活された交換装置は装置115pにより活性化させることがで
きる。
連結部116からの上記で指定されている型の情報に応答して装置115mによ
りまたはその中で発生した調節信号i13を停止具機能132の活性化用に使用
する。一方、複数配置の種々の装置で決められた順番で機能させることもでき、
その場合には1個または数個の装置を含んでいる第一群をある選択された機械/
糸供給様操作方式の場合に活性化させそして他の群の装置を異なる条件下などで
操作させることができる。
次の図面では、図1中の成分類に対応する成分類は各図面の番号を示している接
頭語と共に同じ参照番号により表示されている。
図2に従う態様では、それぞれの装置214(または可能なら215)は周囲長
さ変動および/または糸巻き取り分離用の2種の調節方式で操作されている。
装[14は読みこみおよび読みだし部品252を有するマイクロプロセッサ−2
51を含んでいる。マイクロプロセッサ−は内部BUS連結部253に連結され
ており、該連結部はさらにその上で操作記憶254並びに抵抗器部分■およびI
Iを含む外部記憶255と連結されており、それの抵抗器部分Iはシステム中の
糸供給担持装置の周囲長さの粗調節の調節用の第一調節方式用の調節データを含
んでいる。抵抗器部分IIは周囲長さの微細調節用の微細調節方式に応用可能で
あり、この方式でのこれの操作により1個または数個の受容検出器(図1中の参
照番号124および/または125参照)からのパックフィードを使用している
。
糸巻き取り分離も自動化されている場合には、抵抗器部分IIIおよびI■を含
む記憶256が使用されへそれの機能は抵抗器部分Iおよび2に関して記されて
いるものに対応している。BUS連結部116′には伝達装置257も連結され
ている。
例として図3に示されているものは空気圧またはジェットノズル型の糸供給機の
態様の構造であり、それは糸供給担持装置の周囲の周りに均一に間隔がおかれて
いる複数の放射方向に調節可能な部品303a、303bを含んでいる。そのよ
うな放射方向に調節可能な部品の1例だけが図面に示されている。調節部品30
7が糸供給機の枠の上に糸供給機の端部304aのところで設置されている。
調節部品の設置構造体は、軸308上にベアリング352中に設置されておりそ
して軸トに回転不能式に確保されている部品353を含んでいるため、糸供給機
中または上で固定された部分を形成している。部品353には突出しているビニ
オン354aが供されており、それはポールベアリング355中に設置されてい
る回転可能部品354を担持している。部品303a、303bの放射方向の移
動を生じさせるために操作することができそしてこの態様では簡便型電気モータ
ーにより表示されている成分359が突出ビニオン353a中に配置されており
そしてそれに対して固定位置で確保されている。さらに設置部品358中には固
定された設置ビニオン360も設置されている。部品357および設置ビニオン
360はギア伝達の伝達部品、例えばギア361.362、用の設置具として作
用しており、該伝達部品361は成分859上に設置されている部品/ギア36
3により駆動されでおり、そして伝達部品/ギア362は回転可能部品354の
内部歯車式リム364とカム作用を行っており、後者には部品303a上に供さ
れているビン部品303dの案内用の螺旋形の溝354aが供されている。部品
303aは成分類353および354の間に供されている溝365中で案内され
る。成分類353.354中並びに部品357中の内部通路366がエネルギー
の供給および成分359の調節用の電気導体367と適合されている。成分35
9への電気信号(図5中のi5参照)の供給に応答して、後者が動作−伝達機構
361.362に作用して部品353に関する部品354の回転運動を生じる。
この回転運動の結果、部品354はそれぞれの部品部分303aの上で螺旋形の
溝354aおよびビン/ピン類303bにより放射方向に作動する。伝達比は、
モーター/部品の1回または数回の回転可能部品303a、303bの約1−2
mmの放射方向の移動を生じるように選択される。部品303aは好適には延長
形すなわち棒形である。
部品部分303bは延長/棒形または指形(部分303aから後方に延長してい
る)である。図3に従う態様では、移動可能部品部分303cは部品部分3゜3
a、303bにより放射方向に機械的に調節可能であるため、部分303 a
5303bが放射方向に作動する時には、移動可能部品部分303cは強制的に
部分303a、303bの移動に従う。この調節後に、移動可能部分は拘束が解
かれ(自己調節可能)、そしてそれの糸−進行回転運動を行う。この方法では、
この場合には移動可能部分303cに対する特定の調節影響を生じない。移動可
能部品303cには368で示されている組み合わされた傾斜ベアリングおよび
偏心円性ベアリング配置により動揺運動が付与されておりそして軸308の軸部
分上に設置されている。傾斜および偏心円性の組み合わせベアリング上には移動
可能部品303cから糸供給機の中心軸370に向がって下方/内方に伸びてい
る部品303c’に確保されているピストン形部品303c’用のベアリングス
リーブ369用のベアリング部品368aが設置されている。ピストン形部品3
゜3c’は摩擦性材料から製造されており、そして例えば鋼または他の適当な材
料の摩擦環として製造されている。配置は部品部分303a、303bの放射方
向の調節移動中に移動可能部分303cがベアリングスリーブ369内で移動可
能でありそしてこのようにして放射方向に調節された部品部分を用いて傾斜およ
び偏心円性ベアリングが作動して移動可能部品303cに上記の動揺運動を付与
するような方法に工夫されている。移動可能部品303cを放射方向に調節され
ている部品部分303a、303bとして機械的に乗せられるようにするために
は、部分303bに移動可能部品303c中で口303c”を通って伸びている
対のビン371.372が供されている。口の直径はビン371.372のもの
より相当大きいため放射方向の調節中の動揺機能を妨害するものではない。ビン
の外表面と口の内表面との共操作により担持される。ベアリング368はこの運
動をスリーブ369に付与し、その結果、スリーブ自身が糸の進行および糸巻き
取り305の分離を促進させるのに有効な回転型の運動を引き起こす。放射方向
に移動可能な部品部分303a、303bを担持しており、それ自身で糸供給部
305を担持する糸供給機の一部を形成している糸供給機本体が上記で説明され
ている如く糸供給機内に静止式に配置されており、そして回転可能式に支持され
ている軸308の1に設置されている。指定されている本体は、ベアリング37
4中に設置されている前面フォーク部品373を含んでいる。指定されているベ
アリング353は本体の後面フォーク部分を形成しており、そしてフォーク部品
はフォーク部品の間に軸方向に伸びている部品374.375により一緒に支持
されており、これらの部品の2個は図3に示されている。糸供給機は、軸308
をベアリング378および379の間で回転させるためのモーター377を取り
囲んでいる静止枠部品376を含んでいる。糸供給担持本体353..373.
374.375が空間内でそれの位置で磁石組み合わせ380.381および3
80’、381’により固定されている。巻き取り部品306は軸308の上に
固定式に設置されている。
停止機配置328の本体330が、案内配IF532中にそれ自身で移動可能式
に配置されている部品382中に設置されている。後者は部品382からある角
変で糸供給機本体353.373.374.375の放射方向に伸びておりそし
て枠376の前面部分中に枠部分376a中に設置されている部分383を含ん
でいる。本体330は、活性化または調節機能(例えば電気調節機能)に応答し
て停止部品332の位置を決めるために作動する部品330aを含んでいる。部
品330類はセレノイドとして形成することができ、その場合には停止部品はセ
レノイドの外装として作用する。例えば部品382上の表面382aは共操作部
分303bの表面303eに向かっている。停止部分332は、それの活性化に
応答して糸通過中に表面382および303eの間に突出することにより、それ
の停止機能を行い、この通過は図3に距離aにより図式的に示されている。活性
化された状態では、停止部分332が通過隙間/距離aを通り部分303b中の
くぼみ303f中に下方に完全に伸びる。配置328を高い精度で調節して部分
303a、303bの放射方向の調節を行い、それにより停止具部品がどの放射
位置でも糸退出の継続を妨害または限定するためのそれの停止具機能を効果的に
行えるようにすべきであることは明白である。糸の流入および流出は図3中に3
05aおよび805bで表示されている。停止部品中の移動は過剰すぎてはなら
ず、または停止具部品はそれの機能の実施時に急速に移動できなければならない
ため補正されていなければならない。停止具の配置は従って放射方向に移動可能
な部分303a、303bに関して浮いている方法で設置されており、そして距
離aはそれぞれ部分382の部分382b中および機素部分303b中に配置さ
れている磁石機素385.386により記号で示されている磁石配置により実質
的に一定に保たれている。さらに、距離aは磁石機素385.386の磁力を逆
作用させるかまたは不均衡にさせる配置により実質的に一定に保たれ、この配置
は図3には特に示されておらずそして以下で詳細に記しである。上記の部分38
2bには、枠部品376a中で口387を通って伸びている突出部分382Cが
供されている。指定されている部分382は手動操作可能部分として形成するこ
ともできる。
図3aは図3に従う態様の別の縦断面図の一部を示しており、移動可能部品30
3c”の構造は以下で描写されている。ビン303c”’はベアリング部品36
8a’中のベアリングスリーブ369′およびベアリングビン369 a’の中
で受容されている。指形部分303b’は、案内部品373a中に形成されてい
る373′中に案内されている303a’から離れて面しているそれの端部を有
している。停止具配置328′はこの態様では90″の角度だけ回転した位置に
配置されている。
図4には、糸供給機中で糸供給部405を担持する装置を形成するように共操作
されている7個の放射方向に移動可能な部品部分403bが示されている。機素
の数は例えば5−10個の間の機素403bに変動できる。図4には、停止具配
置431が3個の機素403bに関して示されている。機素の全てに停止具配置
431を供することができる。一方、機素403bの一部だけに停止具配置43
1を供することもできる。別の態様では、機素403bの全てに停止具配置を供
することができ、全部の中の1個だけまたは2.3個を同時に活性化させそして
残りの配置は損傷または他の原因により機能が停止した時の「通常」配置用の交
換部品として作動する。長い使用寿命を得るためには、種々の配置を交替式に/
交互に機能させることができる。
図4では、部品部分403の全ては糸巻き取り分離機能を用いて操作されており
、移動可能部品403cはそれぞれのベアリングスリーブ451(図3中のベア
リングスリーブ配置369.369a、368.368aに対応している)中に
それぞれ設置されていると仮定されている。しかしながら、機素403bの全て
に糸巻き取り分離機能を供さなければならないものではない。好適には、糸巻き
取り分離機能が供されている少なくとも3個の機素403bが存在している。
反撥磁石機素452.453(図3中の386.386aに対応している)が各
機素部分403b上に且つ部品454(図3中の382bに対応している)中に
配置されている。部品部分403bは、図4に示されているような断面形を有し
ておりそして1個または数個の磁石機素(永久磁石)453を取り囲んでいる突
出部分455を有している。部分454および455は互いに対面するように配
置されている。同じことは、案内457.458(図3中の案内384)上に確
実に部分456(図3中の部分386)を移動させてそれにより距IIaを実質
的に一定に保つために作動する永久磁石452.452にも適用される。糸の型
、糸供給機の型などにより、船離aは0.4−2.0mmの間で変えることがで
きる。
永久磁石(またはセレノイド)が偏力Fを与える。決められた距111taが停
止具配置と糸供給担持措1404との間に確実に保たれるようにするために、逆
方F′の発生用の送力配置を使用する。停止具機素が装置406の上に配置され
ている時には、部分456およびそれと連結されている部分(図3中の330,
330a、382)の物体は逆方を発生させるために使用することができる。逆
方F′は水圧もしくは空気圧手段によりまたは機械的スプリング配置を用いて発
生させることもできる。図4に対応する場合には、逆方F′は糸供給機の枠46
0(図3中の376a参照)中に設置されておりそして空洞463および456
中に配置されているピストン462が供されているシリンダー棒461の中央通
路459に供給される媒体により発生させることかできる。空洞463に対する
加圧された媒体の供給は逆方F′を増加させ、そして逆も行われる。それ自体は
既知の媒体作動式機素を使用して力Fと相互作用する均衡力の適当な逆方F′を
得ることができる。図1に従う調節システムでは、活性化媒体の調節は媒体用の
一般的調節システムを調節するために作動する装置115により実施することが
できる。
それぞれの装置115は図1で概念的に記載されている機能に対応する方法で調
節される。媒体調節配置は、互いに関連している配置431および装置406の
位置とは独立している。
媒体調節配置の一態様が図4に示されている。それぞれの配置431と連結され
ている弁調節機素444は、装置415a (図1中の115参照)と連結され
ているそれの調節領域464aを有している。装置415中の連結部416に関
する情報m3は装置415aにより受容され、それは調節信号110を調節弁4
64に適用して、加圧された媒体を圧力源465から供給させそして一定値に保
たせる。媒体の圧力を減少させるために、新しい圧力値が得られるまで一時的連
結が圧力シンク466に対して制定される。装置415aは全体で1個以上の、
例えば1対の停止具配置431を調節することができる。別の停止具配置との連
結用の導管は467で示されている。それぞれの停止具配置にはそれ自身の装置
が付随されていてもよく、その場合には第一の停止具配置には装置415aが付
随されており、第二の停止具配置には装置415bが付随されており、その後も
そうである。装置415aおよび415bはそれぞれぞれに付随している停止具
配置自身の群を有している。1個の装置が従って規則的に操作されている停止具
配置を調節しており、他の装置が上記の如き交換停止具配置を調節している。螺
旋形の溝の影響により装置404は同程度に同心円的に膨張するが、溝のピッチ
がむしろ小さいためそれは糸405に関する非巻き取り機能の巻き取りに関して
は実際的な重要性をもたない。
図43および4bは、糸供給担持装置404のそれぞれ最小および最大の周囲長
さを、両方の場合とも停止具配置の異なる位置と一緒に、示している。これらの
図面には、選択された空気圧に応答する値a′およびa′の間の距離aの光学的
変動も示されている。図4では力対移動図を示しており、そこでは力(N)は垂
直軸でそして距離は水平軸で表示されており、そして曲線Aは逆方F′を表示し
ておりそして曲線Bは永久磁石452’ 、453’により供給される反撥力(
iカ)を表示している。実際の距離は媒体圧力/逆方F′により決められ、そし
て図4d中に曲線の交差点Cで示されている。距離は点Cの下で水平軸上で垂直
に読み取られそしてこの場合には0.8mmに等しいことか示されている。媒体
圧力の増加か距離を減少させ、そして逆もそうである。変法として、永久磁石4
52’ 、453’をセレノイドの形で供することができる。図4a、4bおよ
び4cは、装置430に導かれている弾性的な電気連結導線468を示している
。
この場合、装置430’ (図3中の330参照)用の導線部分454′は停止
具配置の運動に従うことができる弾性的な電気導体470を介して連結されてい
る電気的に操作可能な導線部分も含んでいる。部分483および484は図3中
の部分383および384と対応している。図4中では、多数の放射方向に移動
可能な機素が403a、403a’ 、403’で示されている。
図48に従う態様では、反撥力Fに反対する逆方F′が枠部品475a’上に配
置されている螺旋形スプリング472用の支持具471を含む機械的スプリング
配置により発生し、該スプリングはアーム473を図4e中で下方に傾かせるた
めに作用している。アームの自由端部は放射方向に移動可能な部品483′から
突出しているビン478上に支持されている。
図4fは螺旋形スフ判ング472を有する他の態様を示している。スプリングは
、部品483′に確保されているそれの端部477aを有する線状ラック477
と共操作されているギア475上で作用する。磁石機素の反撥力は従って螺旋形
スプリングの力と相互作用することができる。
図5および5aは、軸508の回転とは独立して電気信号(信号類)によりそれ
の操作運動に関して調節するように適合されている移動可能部品503Cを示し
ている。糸巻き取り分離運動は従って糸供給機の機械的回転とのそれの関係にお
いて別個に決めることかでき、そして一定の巻き取り条件下で選択的に変動させ
ることもまたは一定に保つこともできる。最初に指定されている場合には、糸供
給担持装置504上の糸巻き取り密度を変えて、例えば糸供給担持装置の出口端
部で比較的高い密度を供することができる。移動可能部品503Cの糸分離運動
(回転運動)はフィルおよび磁石配置によりもたらされる。コイル機素551は
移動可能部品503c上に設置することができ、そして磁石機素(永久磁石)5
52.553は機素503b上に配置することかでき、または逆もそうである。
移動可能部品503Cは機素503b上にビン機素554により支持されており
、それの数は例えば4であることかできる。ビン機素はそれぞれの口555を通
って伸びており、口はそれぞれの角(長方形または四角形の移動可能部品の場合
)に隣接してまたは移動可能部品の形に従い選択された位置に配置されている。
それぞれの口の直径または断面積はビン機素の直径または断面積より相当大きい
ため、それにより移動可能装置が機素503b中の付随している空洞556中で
それの回転運動を行いそしてその結果糸道行/糸巻き取り分離機能を生じさせる
。
この場合には、3mのコイル552.557が使用さね、その中の1個のコイル
は水平運動559(第一運動)を生じるように作用し、そして第二コイルは垂直
運動560(第二運動、第一運動に対して垂直)を生じるように作用する。コイ
ルへの信号伝達は図1に記されているものと対応して種々の電気機能を参照しな
がら行われる。各コイルにはそれのそれぞれの装W115が付随されていてもよ
い。一方、装置全体で例えばスィーブまたは対の機素によりコイル552および
557用の活性化信号を発生させることができる。信号伝達は一方では例えば5
0Hzにおいて行われ、それは移動可能な部品により行われるそれぞれの揺れに
関して約0.3mmの進行をもたらすであろう。上記の如く、糸巻き取り分離機
能または進行機能はそれぞれ希望する一定の関係でまたは巻き取り速度と非−線
状関係で調節することができる。ビン機素調節も同様に回転運動を得るための電
気調節機能に適用される。一方、ビン機素調節および電気調節機能を工夫して1
個だけのコイルおよび磁石配置を使用することもできる。
図5bは、4個の放射方向に移動可能な部品の4個の移動可能な部品503c用
の4個のコイル対551.557 :562.563 X564,565 ;5
66.567の調節を示している。回路は希望する数の移動可能な機素/放射方
向に移動可能な機素に容易に適合させることができる。信号の発生はマイクロプ
ロセッサ−を含む装置515により調節される。装置は、モーター(図3中の3
77参照)の速度の実際値を示す情報illおよび糸巻き取り分離機能の希望値
を示す他の情報信号+12を適用させる。各コイル対には、それぞれ増幅器対5
68および569並びにそれぞれスィーブ回路570および571が付随されて
いる。各コイル対に関するそれぞれの配置はコイル対中のコイルの交互の活性化
を得るために有効である。
図6は移動可能部品603中での糸巻き取り分離運動の機械的発生に関する別の
例を示しており、この場合にはそれは相互に関連して移動可能に設置されている
3個の部品603e’および603c’からなっている。部品603′は部品6
03′に関して縦方向の運動651を行うように表示されており、該部品603
′目身は部品部分603b上で傾斜表面/表面類603b’ と共操作されてい
て、運動651に対して実質的に直角に運動652を行うことを可能にしている
。
部分603c’には糸供給機の中心線に向かって下方に伸びているベアリングス
リーブ653が備えられており、部分603c’には対応するベアリングスリー
ブ654が備えられている。この態様は、例えば2の番号を付けた(同心円性)
傾斜ベアリング655.656も含んでいる。第一傾斜ベアリング655は第二
傾斜ベアリング656に関して傾斜カム溝658と共操作されているビン657
により回転可能に調節することができる。第二傾斜ベアリングは糸供給機の回転
軸608上にキーくさび機素659により固定されている。傾斜カム溝は第一傾
斜ベアリングの内面上に配置されており、そしてピン657は回転軸に関する回
転用に設置されておりそして回転軸698の中央空洞中に伸びている機素660
上に配置されている。機素660の回転は手動的にまたは機械的手段により得ら
れる。機素660は、モーター(例えば電気モーター)663または手動的作動
部品であることがでいる駆動機素上にそれ自身設置されている駆動ギア662と
共操作されるギア661と固定式に連結されている。モーターを使用するなら、
それは付随している動力供給および調節導体664を有している。傾斜ベアリン
グにはそれぞれベアリング機素652および654中に設置されているピストン
機素665および666か備えられている。傾斜の程度で、ピストン機素に付与
される先端運動667および668を生じる。機素660により生じる相対的な
角度移動により、糸供給巻き取り605を担持する部分603c’が誘導されて
傾斜ベアリング656および付随ピストン機素665による運動並びに隣接部分
603 c ’による運動652を行い、ここで該部分は傾斜表面603b’と
共操作されている傾斜ベアリング655およびそれのピストン機素665により
作動されている。この方法で誘発された運動651および652は傾斜表面との
共操作により組み合わされて、部分603c’の回転運動を生じ、それにより有
効な糸の進行および糸の巻き取り分離運動を生じる。
機素660は既知の方法で解放される機素660の活性化と関連して適合されて
いる固定機素669の停止具と共操作されて、互いに関する傾斜ベアリング65
5および656の配置に対する決められている調節可能な位置を生じる。
図7および7aは、それぞれ開始時または織物機械もしくは糸供給機の操作(織
り)中に周囲長さまたは直径りを変えることができる弾性的な移動可能部品70
3cの例を示している。糸は移動可能部品の一端751で矢印752の方向に導
入されるため、残っている糸の巻き取りの理由から移動可能部分703cはそれ
に付与される固定運動753を有するように適合されている。さらに、移動可能
部品703cはバット703bに関して平行移動754を行うことができるため
、連続的操作工程中に新しい直径D′の適合が起こり得る。図7および7aでは
、直径り、D’は部分703bの表面に関して決められるため、それにより記載
を促進させる。有効直径は移動可能部品703cの表面755のところで測定さ
れる。図7aでは、部品703cが図7に示されている位置からのスプリングの
力に対して内方に移動されるように示されている。直径または周囲長さが希望に
応じて変えられた後に、部品703cを図7に示されているようにそれの外位置
に戻して、それにより希望する直径変動を終了させる。
上記の固定運動および平行移動は、部分703b中の空洞757中に配置されて
いるスプリング機素756により生じる。スプリング機素756は移動可能部品
703cとそれの中間部分758のところで下部からかみあっている。さらに、
移動可能部品には移動可能部品の縦方向で観察されるような中間部分の両側の上
でそれぞれ空洞761および762中に受容用のフック形機素759.760が
供されている。スプリング756の傾斜下で、フック形機素および空洞が図7中
に示されている外側停止位置を決めており、そこでは移動可能部品が部分703
bの表面763と平行に配列されている。この休止位置から始動して、部品70
3Cは固定運動および直径変動用に必要な平行移動を行うことができる。
図8は、本発明の提唱に従う機素部分803bの傾斜配列を示しており、そこで
は糸供給部805を担持している装置804が製造されている。傾斜配列は角度
αにより示されており、それはICl−20°の間の大きさであることかできる
。
好適には15″の角度か選択される。傾斜配列は空気圧系供給機用に有利であり
、そこでは出て来る糸部分805bが停止具機能855により引っ張られた状態
に保たれておりそしてジェット機能は示されていない。停止具機能の活性化で、
残りの糸供給部は異なる長さす、、b’を仮定することかできる。機素部分80
3b′か図8a中に示されている如く糸供給機の縦方向(すなわち角度α=O)
に伸びるように設計されている時には、残りの糸供給部の大きさの差はジェット
機能にかけられた糸部分805bのそれぞれの端部852または852′か図8
3に示されているように距離Cだけ異なる縦方向に配置されている位置を仮定す
ることとなる。その差のためにさらに、実際の糸長さ/退出長さにわたり必要な
または希望する調節が得られなくなり、それにより織られた製品の品質がゆるい
糸端部により損なわれそして最適な糸供給操作が得られなくなる。
図8に従う態様では、それぞれ糸端部852または852′の縦に移動した位置
は残りの糸供給部す、 b’の大きさとは独立しており、すなわち残りの糸供給
部の長さbまたはb′とは無関係であり、糸端部852または852′は常に実
質的に同じ縦位置にされている(すなわち距離CはOに達する)。
「浮いている」またはトレイルしている停止具機素の別の態様では、糸供給部を
担持している装置の周りに完全に伸びている環状機素を使用することができる。
環の直径は糸供給部を担持している装置のものより大きく、糸供給部を担持して
いる装置の周囲部分に関するそれのは環中の反撥磁石システムおよび糸供給部を
担持している装置により決められる。環は停止具配置を上記の周囲部分の位置に
隣接させて担持している。磁石システムおよび弾性的設置が、停止具配置の位置
のところで環の内面と糸供給部を担持している装置との間の空間部(前記の距離
a参照)を、該空間が糸供給部を担持している装置の周囲長さと常に実質的に独
立しているような方法で、決めている。環は糸供給部を担持している装置の周り
に偏心円的に伸びるように支持されており、そして糸退出が停止した時に活性化
されるように適合される吸引通路を含有することかできて、それによりさらに糸
部分の周囲退出位置を残りの糸供給部の最後の巻き取り中に規定する。
図9−91はそれぞれの移動可能部品903Cに対して動揺運動を付与するため
の手段のさらに別の態様を示している。図9では、指形機素部分903bか2種
の調節位置903bおよび903b’で示されている。糸供給機の回転軸は90
8で示されており、そしてその上に固定式に設置されている部品951を有する
。部品951は全ての機素部分903b、903c中に口953を通って伸びて
いるディスク形機素952を担持している。ディスク形機素952および移動可
能部品かそれぞれ磁石配置954および955.956を担持している。移動可
能部品の垂直運動957が磁石955.956の極性の変化により生じ、そして
回転子上の磁石が離れた位置に配置されているという事象により水平運動958
がもたらされる。移動可能部品は偏心円性ベアリング959.960中に設置さ
れている。
図9aに従う態様では、垂直運動962を生じるための偏心円性ハブ961およ
び水平運動964を生じるための傾斜ハブ963が使用される。この態様は、水
平方向に弾性的に設置されておりそして傾斜ハブ963に連結されている部品9
66の横方向の作用を受ける部品965を用いる。部品965は弾性部分965
a、965bを有して製造されており、それらは図9aで必要な横運動を生じる
ことができる。部品966の揺れ運動は967で示されている。
図9bに従う態様では、偏心円性ハブ968および図9a中の部品965に対応
する部品969が使用される。この場合にも、部品969に揺れ運動971を付
与させるための傾斜ハブ配置970が同様に使用される。この方法で、それぞれ
垂直および横運動を生じることができる。この態様とは対照的に、異なる糸道行
速度および移動可能部品903cの糸巻き取り分離運動の調節用の調節機素97
3が示されている。調節はスクリュー糸を用いて行わわ、そして装置はさらに傾
斜して伸びている軌道968bが供されている偏心円性ハブの成分968と連結
されており、該軌道中では移動可能部品がビン974により放射方向に調節され
て案内されている。
図90には、図9bに示されているものとは異なる調節手段を含む別の態様が示
されている。この態様は軌道976中に案内されている横に伸びているピン97
5を含んでいる。この装置を図面の面に対して傾けそして固定すると、移動可能
部品903cの異なる放射方向の調節が生じる。この態様は、横移動を生じるた
めに使用される機素978とは反対に作用する戻り機素977も含んでいる。
偏心円性ハブ979は垂直運動980を誘発し、そして上記の横方向に作用する
機素978が垂直運動980に対して直角に伸びている横運動を生じる。
図9dは図6の態様と幾らか異なる態様を示しており、それは傾斜している表面
の位置(図6中の603b’参照)に針ベアリング配置981を使用している。
図9eでは、それぞれ弾性的結合983および984により移動可能部品890
cに対してそれらの運動を伝達するために作動する2個の傾斜ハブ982.98
2′を使用している。
図9fに従うと、移動可能部品903cへの運動の伝達用に弾性的結合983お
よび984の代わりに動揺機素985.986を使用することができる。図9f
の態様の残部は図9eに従うものと同じである。
図9gでは、偏心円性ベアリング手段987.987’か互いに90°だけ離れ
ているそれぞれ2個の対を形成している棒988および989と組み合わされて
使用されている。1個の偏心円性ベアリング手段987が1個の対を形成してい
る棒988と付随しており、そして第二の偏心円性ベアリング手段987′か第
二の対を形成している棒988と付随している。運動はこの場合には傾斜ノ\ブ
990により生じる。この対応は相互に離れている位置に配置されている2個の
偏心円性機素により特徴づlフられている。
図9hには、垂直運動用の2個の偏心円性ハブ992および993並びに移動可
能部品903Cの横運動用の傾斜ハブ994を含んでいる態様が示されている。
この態様は、横運動を限定するための相互に調節可能な機素995も含んでいる
。
担持機構(ピン−穴組み合わせ)もさらに使用されている。偏心円性ノ\ブに連
結されているピストンには摩擦環997(上記参照)が供されている。
図91に従う態様では、正または負の圧力を発生させるための空気圧または流動
媒体機素が使用されている。残部に関しては、この態様は図9hに従う態様と同
じである。
要約書
糸処理システムの糸供給機(101)が、調節器機素(107)により容易に調
、節されるように適合されている拡大または収縮可能な機素(103)を有する
糸供給部(105)担持装置(104)を含んでいる。糸供給機は、1個または
数個の糸供給機および/または織物機械(T)に付随しておりそして調節器機素
用の1個または数個の調節信号(i5)を発生させるために作動する調節システ
ム(113)により調節されるように適合されており、これらの信号は織物機械
、糸供給機、などから発生する。信号または信号類に応答して、調節器機素が作
動して機素(103)を実際の信号値または信号数に対応する周囲寸法に調節さ
せる。周囲寸法の変動工程中に、実際に別個に調節された糸巻き取り分離機能が
保たれている。
補正書の翻訳文提出書(特許法第184条の8)平成 5年 1月11日