JPS62282042A

JPS62282042A - 織り機のための横糸貯蔵装置

Info

Publication number: JPS62282042A
Application number: JP62125665A
Authority: JP
Inventors: リンケ　ポール
Original assignee: Sulzer AG; Gebrueder Sulzer AG
Current assignee: Sulzer AG
Priority date: 1986-05-23
Filing date: 1987-05-22
Publication date: 1987-12-07
Also published as: EP0247967A1; DE3763751D1; EP0247967B1; US4744394A; CH670263A5

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】３、発明の詳細な説明〔産業上の利用分野〕本発明は織機のための横糸貯蔵装置に係り、糸は横糸パ
ッケージから貯蔵具に供給され、貯蔵装置から断続的に
引き出され織機の杼道に打込み、外周を支持されかつ貯
えるべき糸供給を受は入れるようになった固定ドラムが
設けられ、ドラムの周囲で回転し横糸を乗せるための要
素を有するような巻き要素が設けられている。

〔従来技術と問題点〕

独乙公開特許明細書第２３３５２．０４号にこの様式の
横糸貯蔵装置が横糸の送り貯蔵装置として開示されてい
る。この開示された装置の機能は、単にピッキングのた
めの充分な糸の供給分を整えることであって布幅に従っ
てサイジングを行うことではない。かかる貯蔵装置は例
えばエアジェツト式織機の場合横糸にはビツキング工程
中一定の長さをもたせピッキング後織り機の受取り側に
おける糸の過剰の発生を避けねばならぬのでこのエアジ
ェツト式織り機への使用は不適当である。

〔発明の目的及び構成〕

本発明の目的は、貯蔵能力に加え自由に選択できる長さ
をもつ巻きつけ糸の供給分が必要時貯蔵装置より取外し
できるように簡単にこれを調整確保できるような糸貯蔵
装置を提供することである。

従って、本発明によれば、糸搬送要素はプログラムに従
って作動開始及び中止を行うことができる。複数個の糸
搬送要素を回転型巻き要素上に配置できる。ドラムはそ
の外周を例えばマグネットやブラシによりドラムの円錐
形端部などで支持され、このドラムは又回転できないよ
う固定されている。巻゛き要素はドラム外周に延びるリ
ングであり、連続的に回転しこのリングから少なくとも
一本の搬送ピンがドラムに゛設けたくぼみに周期的に保
合できるよう構成されている。

糸キャリヤーはドラム軸線上にその前後に配置され、糸
がドラムの円錐部に出入り走行するようこれを確保する
。

少なくとも１個の調整式糸把持要素が糸の動き方向より
見て糸搬送゛リングの後方のドラム外周に配されドラム
に対する糸コイルの巻きとり巻き外しを容易にならしめ
る。調整式糸把持要素が、ドラム上に一定の貯蔵糸の供
給分を把持するため貯蔵リン夛の前に配置できる。この
後゛に述べた貯蔵装置の特別な実施例の場合、貯蔵リン
゛グの前後におかれる糸把持要素をドラム装着のための
装置を兼ねるよう設計することができる。

以上説明した貯蔵装置は例えばグリッパ−織り機及びエ
アジェツト織り機に用いられる。この装置はシングルウ
ェットやマルチウェットの工程に適している。本発明は
、機械的装置の経費低減及び横糸の搬送なべびに把持の
ための間欠的に作動する要素部材の低質量を特徴として
いる。

次′に、添付図面参照の下に本発明の詳細につき下記説
明する。

〔実施−〕

普通、横糸貯蔵装置１は横糸パッケージ５と織り機４と
の間におかれる。この装置１には、フレーム１０上にお
かれたドラム１１と、ドラムのためのベアリング１２．
１３と巻きリング１４のためのリングベアリング１５と
、糸ガイド小環６゜７及び横糸ブレーキ２．３が含まれ
る。横糸貯蔵用のドラム１′１は円錐形前方部分１１４
と円錐形後方部分１１５とを有す。この画部分１１４．
’１１５には、ドうムが磁気的に装着される場合、第２
図の如゛く外周に配分されるか若しくは第２ａ図に示す
ように回転対称躾に配置されるマグネチラフィンサート
１１６．１１７が設けられる巻きりング４には１個又は
多くの巻きマグネット１４１が保持され、そこからビン
１４２が二重矢印１４２′の示すようにドラム１１の溝
１１１に入り込めるように構成されている。この溝１１
１は、ビン１４２と連動して横糸を正確にドラムに位置
きめするよう円筒部分１１２に一緒になっている。

部分１１２は糸の動きの方向より見て第１図の右方ドラ
ム外周にあるくぼみ１１３に一緒になり、ビン１５２が
二重矢印１５２′で示すようにマグネット１５１により
くぼみ１１３内に移動ができる。これらの単位部材１４
１，１４２．１５１及び１５２はドラム外周に任意必要
個数だけ配分することができる。マグネットは接続ライ
ン、接触路又は軌道１５３．１５４及び摩擦ブラシ１５
５゜１５６を介しコントロール具４３により附勢ができ
る。ビン１４２．１５２の作動のためのマグネチック装
置の代りに例えばニューマチック式の調節駆動装置を設
けることができる。ブラシをリング１４上に配置するこ
とができ、ブラシは軽くドラム外周上におかれ糸の運転
中規定の横糸張力を確保する。矢印５２′は横糸の運動
方向を示している。リング１４はベルｌ−１４４で駆動
されるプーリ１４５に関連している。リング１４はベア
リング１５７，１５８を介してリングベアリング１５に
取付けられている。ドラムベアリング１２゜１３はドラ
ム１１１のマグネチックインサート１１６．１１７上の
マグネット１２１．１３１により作動する。マグネット
は第２図に示すようにドラム外周のほんの一部にわたっ
て配分若しくはその外周の全面にかけて設置することが
できる。ベアリング力はマグネット１３１，１２１及び
インサート１１７．１１６の反対方向の磁界により発生
する。又、第２図の構成の場合、マグネットはドラムを
回転できないようこれを固定することができる。

横糸貯蔵装置の作動について次に述べる。

第１図は貯蔵工程の終了近くピッキング工程の僅か手前
の貯蔵装置の作動装置を示す。糸ブレーキ２は開位置で
他方糸ブレーキ３は開状態におかれている。ビン１４２
，１５２はドラム１１１に係合するそれぞれの底部位置
におかれている。貯蔵装置からの糸の取外しのためには
ブレーキ３を開きブレーキ２を開じる。マグネット１４
１とマグネット１５１若しくは複数個のマグネットの使
用の際におけるマグネットはビツキング工程中ビン１４
２．１５２を戻して保持し、その後貯ｊｌ装置上の横糸
供給分は横糸がドラム１１の子午線にそい延びるまで主
ノズル４１により抜き出すことができる。而しながら、
前述の如くピッキングはグリッパ−要素により実施可能
である。マルチウェットの作業の場合、貯えられた糸コ
イル５１をドラム外周上に所望の時間にわたり把持する
ことができ、ビン１５２は係合したままであり反対にビ
ン１４２はリング１４内に引込められねばならぬ。

ベルト１４４とプーリ１４５を有する駆動装置の代りに
例えばコンパクトなディスクロータモータをドラム外周
に配置ができる。マグネット１４１．１５１は、コント
ロール装Ｗ４３と連動して横糸検出器により巻き糸を把
持するようコントロールされ、ドラム上に貯えられる横
糸の長さが正しい寸法を有することを保証する。マルチ
ウェット作業に対しては、貯蔵機能は織り機のパターン
制御に装置４３で倒木ば開口装置のコントロールを介し
て整合されねばならぬ。

第３図１はビン１４２．１５２の係合後どのように横糸
がドラム外周上の延ばされた実線位置からおかれるかを
示す。横糸１５の鎖線位置はビン１４２及びビン１９２
が矢印方向に前進中における短時間おきのその位置を示
す。

第５図はドラム１１がブラシ１２２，１．３２によりそ
れぞれベアリング１２．１３に取付けられた横糸貯蔵装
置の簡易構造を示す。糸、案内小環２１．２２により横
糸５２はドラムに巻き付けられ巻きほごされる際円錐形
を画く。第５図において、くぼみ１１３はブラシ１１８
又はウェブ１１９を受ける溝の形態をしている。この特
徴により横糸層が溝１１３に滑り込むのが阻止されや。

又、この構造によりドラムの部分的位置変化例えば−軸
線の周りの回転が可能になり、これはでこぼこした横糸
の場合にも可能である。第６図におけるように、ビン１
４２は横糸を急にのせた時糸張力のピークを避ける弾性
を具えるのが有利である。

ドラム１１が垂直に配置された時、ドラムは第７図に示
すようにブラシ１２２により保持される。

ドラム１１がブラシ１２２上に支えられる圧力は取換え
できる重り１１０により随意調整ができる。

このドラム１１の上下方向取付けの利点は、糸がドラム
トップより引き出される時ブラシ１３２とドラム１１と
の間でなんら顕著な摩擦低下の必要性がないという点で
ある。ブラシ１３２はこの場合単に横糸をその引出し中
遅らせドラム１１を中心に位置ぎめするよう作動する。

ドラムが垂直方向に取付けられた時、転向要素８により
横糸は主ノズル４１の方にそらされる。

貯蔵装置をマルチウェットの作業に用いた場合、別のマ
グネット１５１旦を横糸方向より見て巻きとりリング１
４の前に配置し横糸コイルを取り入れ側に保持するのが
好適であり、マグネット１５１旦は第４図における１１
１１１からのビン１４２の外れに示すように巻き取り完
了後に附勢される。

第８ａ図及び第８ｂ図は、ドラム１１が例えばリングマ
グネット１２１，１３１によりそれぞれドラムの左端及
び右端にあるドラムベアリング１２．１３に交互に引き
寄せられるような構成を示している。この場合、ベアリ
ング１２．１３はビン１５２．１５２ａと同じ機能を有
し、糸コイル５１が貯蔵段階の終了後貯蔵装置より引出
される前に滑り落ちるのを防止する目的のものである。

第９ａ図及び第９ｂ図に示すもう１つの実施例の場合、
リングマグネット１２１，１３１の代りにクランプクロ
ー１６．１７がドラムベアリング１２．１３内におかれ
、ドラム１１の溝１６１゜１７１にプログラム式に係合
が可能でありそれにより横糸５２を保持しドラム外周上
に固定する。

第９Ｃ図はドラムの軸方向より見た図面で、ドラムに対
するクロー１６の配置関係を示している。

クローは第９Ｃ図の破線に示すようにドラム１１をその
全周にわたって把持できるようクローを追加設置するこ
とができる。

ドラム１１はクロームなどの耐耗性の層で被覆できるプ
ラスチック製のものが好ましい。

【図面の簡単な説明】

第１図は横糸貯蔵装置の縦断面図、第２図及び第２ａ図はドラムのためのベアリング要素の
構成を示した軸方向より見た縮尺図、第３図は糸の搬送
及び把持用の要素近くのドラム外周の一部を示す図面、第４図は上記諸要素を織り機に関連するコントロール及
び若しくは作動と共に示した縦断面図、第５図は変更例
の第１図同様の図面、第６図は糸乗せ器の詳細図、第７図はドラム軸線が垂直であるような構成を示し、第８ａ図及び第８ｂ図はそれぞれの端部に交互に働く支
持を形成したドラムのための磁気装着を示し、第９゛ａ図、第９ｂ図及び第９Ｃ図はドラムを交互に把
持するコントロール式ベアリング要素を示す。１・・・横糸貯蔵装置、２．３・・・糸ブレーキ、４・
・・織り機、５・・・パッケージ、１１・・・ドラム、
１２゜１３・・・ベアリング、１４・・・巻取りリング
、６．７・・・糸案内小環、１１４．１１５・・・前後
円錐形部分、１１６．１１７・・・マグネチックインサ
ート、１４２．１５２・・・ビン、１１１．１１３・・
・溝、１２１゜１３１・・・マグネット、１４１，１５
１・・・マグネット、１１８．１２２・・・ブラシ。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）織り機のための横糸貯蔵装置にして、糸は横糸パ
ッケージ（５）より貯蔵装置へ供給され、該装置より間
欠的に引き出され織り機の杼道に打込み、外周を介し支
持されかつ貯えるべき糸供給分（５１）を受けるように
なった固定ドラム（１１）が設けられ、ドラム外周（１
１１）の周りに回転しかつ横糸（５２）を乗せるための
要素（１４２）を有する巻き取り要素（１４）が設けら
れる横糸貯蔵装置において、糸乗せ要素（１４２）はプ
ログラムに従って作動を開始かつ停止することができる
ことを特徴とする横糸貯蔵装置。
（２）巻取り要素（１４）の外周に複数個の糸乗せ要素
（１４２）がおかれることを特徴とする特許請求の範囲
第１項による貯蔵装置。
（３）ドラム（１１）はマグネットによりドラム外周（
１１４）を介し支持されることを特徴とする特許請求の
範囲第１項による貯蔵装置。
（４）ドラム（１１）はブラシによりドラム外周（１１
４）を介し支持されることを特徴とする特許請求の範囲
第１項による貯蔵装置。
（５）ドラムは少なくとも一端で支持され回転できない
よう固定されることを特徴とする特許請求の範囲第１項
による貯蔵装置。
（６）巻取り要素（１４）はドラム外周を連続的に回転
し、かつ少なくとも一本の糸を乗せる要素（１４２）が
周期的にドラムにあるくぼみ（１１１）内に係合できる
ようなリングであることを特徴とする特許請求の範囲第
１項による貯蔵装置。
（７）糸キャリヤ（２、３）がドラム（１１１）の前と
後におかれ、ドラムは円錐形端部（１１４、１１５）を
有し、ドラム端部（１１４、１１５）の円錐形表面の円
錐頂点部は糸ガイド（７）内におかれることを特徴とす
る特許請求の範囲第１項による貯蔵装置。
（８）糸ストッパ（２、３）がドラム（１１）の前と後
におかれることを特徴とする特許請求の範囲第１項によ
る貯蔵装置。
（９）ドラム（１１）が垂直におかれ、その前方部分（
１２）が支持されることを特徴とする特許請求の範囲第
１項又は第５項による貯蔵装置。
（１０）ブラシ保持中心ぎめリング（１３２）がドラム
の後方部分（１２）の周りに延びることを特徴とする特
許請求の範囲第９項による貯蔵装置。
（１１）ドラムの前方部分（１２）は交換可能の重り（
１１０）を有することを特徴とする特許請求の範囲第９
項による貯蔵装置。
（１２）ドラムボディ（１１）は主としてプラスチック
より作られ、その外周に耐耗性の被覆を有する特許請求
の範囲第１項による貯蔵装置。