JPH05508440A - 有機金属錯体―酸化防止剤配合物、およびそれらを含有する濃縮物およびディーゼル燃料 - Google Patents

有機金属錯体―酸化防止剤配合物、およびそれらを含有する濃縮物およびディーゼル燃料

Info

Publication number
JPH05508440A
JPH05508440A JP5500034A JP50003493A JPH05508440A JP H05508440 A JPH05508440 A JP H05508440A JP 5500034 A JP5500034 A JP 5500034A JP 50003493 A JP50003493 A JP 50003493A JP H05508440 A JPH05508440 A JP H05508440A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
group
formula
independently
carbon atoms
tables
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5500034A
Other languages
English (en)
Inventor
フアン,ナイ ジョン
アダムズ,ポール アーネスト
デイリー,ダニエル ティモシー
ジョリー,スコット テッド
コッチ,フレデリック ウィリアム
コルプ,クリストファー ジェイ
ストルト,スティーブン ハワード
ウォルシュ,リード フーバー
デニス,リチャード アスコット
Original Assignee
ザ ルブリゾル コーポレイション
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ザ ルブリゾル コーポレイション filed Critical ザ ルブリゾル コーポレイション
Publication of JPH05508440A publication Critical patent/JPH05508440A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C10PETROLEUM, GAS OR COKE INDUSTRIES; TECHNICAL GASES CONTAINING CARBON MONOXIDE; FUELS; LUBRICANTS; PEAT
    • C10LFUELS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; NATURAL GAS; SYNTHETIC NATURAL GAS OBTAINED BY PROCESSES NOT COVERED BY SUBCLASSES C10G, C10K; LIQUEFIED PETROLEUM GAS; ADDING MATERIALS TO FUELS OR FIRES TO REDUCE SMOKE OR UNDESIRABLE DEPOSITS OR TO FACILITATE SOOT REMOVAL; FIRELIGHTERS
    • C10L10/00Use of additives to fuels or fires for particular purposes
    • C10L10/06Use of additives to fuels or fires for particular purposes for facilitating soot removal
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C10PETROLEUM, GAS OR COKE INDUSTRIES; TECHNICAL GASES CONTAINING CARBON MONOXIDE; FUELS; LUBRICANTS; PEAT
    • C10LFUELS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; NATURAL GAS; SYNTHETIC NATURAL GAS OBTAINED BY PROCESSES NOT COVERED BY SUBCLASSES C10G, C10K; LIQUEFIED PETROLEUM GAS; ADDING MATERIALS TO FUELS OR FIRES TO REDUCE SMOKE OR UNDESIRABLE DEPOSITS OR TO FACILITATE SOOT REMOVAL; FIRELIGHTERS
    • C10L1/00Liquid carbonaceous fuels
    • C10L1/10Liquid carbonaceous fuels containing additives
    • C10L1/14Organic compounds
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C10PETROLEUM, GAS OR COKE INDUSTRIES; TECHNICAL GASES CONTAINING CARBON MONOXIDE; FUELS; LUBRICANTS; PEAT
    • C10LFUELS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; NATURAL GAS; SYNTHETIC NATURAL GAS OBTAINED BY PROCESSES NOT COVERED BY SUBCLASSES C10G, C10K; LIQUEFIED PETROLEUM GAS; ADDING MATERIALS TO FUELS OR FIRES TO REDUCE SMOKE OR UNDESIRABLE DEPOSITS OR TO FACILITATE SOOT REMOVAL; FIRELIGHTERS
    • C10L1/00Liquid carbonaceous fuels
    • C10L1/10Liquid carbonaceous fuels containing additives
    • C10L1/14Organic compounds
    • C10L1/22Organic compounds containing nitrogen
    • C10L1/222Organic compounds containing nitrogen containing at least one carbon-to-nitrogen single bond
    • C10L1/223Organic compounds containing nitrogen containing at least one carbon-to-nitrogen single bond having at least one amino group bound to an aromatic carbon atom
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C10PETROLEUM, GAS OR COKE INDUSTRIES; TECHNICAL GASES CONTAINING CARBON MONOXIDE; FUELS; LUBRICANTS; PEAT
    • C10LFUELS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; NATURAL GAS; SYNTHETIC NATURAL GAS OBTAINED BY PROCESSES NOT COVERED BY SUBCLASSES C10G, C10K; LIQUEFIED PETROLEUM GAS; ADDING MATERIALS TO FUELS OR FIRES TO REDUCE SMOKE OR UNDESIRABLE DEPOSITS OR TO FACILITATE SOOT REMOVAL; FIRELIGHTERS
    • C10L1/00Liquid carbonaceous fuels
    • C10L1/10Liquid carbonaceous fuels containing additives
    • C10L1/14Organic compounds
    • C10L1/30Organic compounds compounds not mentioned before (complexes)
    • C10L1/301Organic compounds compounds not mentioned before (complexes) derived from metals
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B3/00Engines characterised by air compression and subsequent fuel addition
    • F02B3/06Engines characterised by air compression and subsequent fuel addition with compression ignition

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Oil, Petroleum & Natural Gas (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Liquid Carbonaceous Fuels (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Anti-Oxidant Or Stabilizer Compositions (AREA)
  • Fats And Perfumes (AREA)
  • Solid Fuels And Fuel-Associated Substances (AREA)
  • Compounds Of Unknown Constitution (AREA)
  • Catalysts (AREA)
  • Lubricants (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 1五立各罫 −A およびそれ ゛ およびデ −ゼル 及朋m氷肚 本発明は、(A)有機金属錯体および(B)酸化防止剤0配合物に関する。これ らの配合物は、排気系の微粒子トラップを備えたディーゼルエンジンを操作する ためのディーゼル燃料中で用いられ得る。この(A)および(B)の配合物は、 このトラップで集められた排気粒子の着火温度を低下させるのに有用である。こ の有機金属錯体(A)は、このディーゼル燃料に溶解するかまたは安定に分散し 得、そして(i)炭化水素結合に連結した少なくとも2個の官能基を含有する有 機化合物、および(li)この有機化合物(i)と錯体を形成し得る金属反応剤 から誘導される。この金属は、この排気粒子の着火温度を低減し得るいずれの金 属であってもよく、Has L Mgs Cas Srs Ba5V%Cr%F ev Co、Cu5Zns PbSSb、またはそれらの2種以上の混合物が有 用である。
良豆坐!l ディーゼルエンジンは、比較的に燃料価格が低く燃費が高いことから、道路輸送 車両のエンジンとして、使用されている。しかしながら、ディーゼルエンジンは その操作特性のために、ガソリンエンジンと比べて、カーボンブラック粒子また は非常に細かい縮合物粒子またはそれらの集塊物を多量に排出する。これらの粒 子または縮合物は、時には「ディーゼルすす」と言われ、このような粒子または すすの排出は、環境汚染を起こすので、望ましくない。さらに、ディーゼルすす は、縮合した多核炭化水素に富むことが認められており、そのいくつかは、発癌 性であると認められている。従って、ディーゼルエンジンに使用するための、カ ーボンブラック粒子および縮合物粒子を集め得る微粒子トラップまたはフィルタ ーが設計されている。
従来、この微粒子トラップまたはフィルターは、多孔性セラミックまたは金属繊 維から形成された耐熱性のフィルター要素、およびこのフィルター要素に集めら れた炭素微粒子を加熱し着火させるための電熱器から構成されていた。この電熱 器が必要とされる理由は、通常の操作条件下でのディーゼル排気ガスの温度は、 フィルターまたはトラップに集められ蓄積されたすすを燃やし尽くすには不十分 であるためである。
一般に、約450〜600℃の温度が必要であり、そしてこの電熱器が、トラッ プに集められた粒子を着火させてこのトラップを再生するために必要な排気温度 の上昇をもたらす。そうでなければ、カーボンブラックが蓄積して、このトラッ プは結局は詰まり、排気背圧の増加による操作上の問題を引き起こす。上記の加 熱トラップは、この問題を完全には解決しない。
なぜなら、車両が通常の走行状態にあるとき、排気ガスの温度は炭素微粒子の着 火温度より低く、また流出する排気ガスの容量が大きいとき、電熱器によって生 じた熱は流出する排気ガスによって奪われてしまうからである。電熱器を用いる 代わリニ、ディーゼルエンジン内で燃やされる空気/燃料の混合物中の燃料の割 合を定期的に多くして、排気ガスの温度を上昇させることによって、トラップで の高温は達成され得る。しかしながら、このような高温は再生反応の暴走を引き 起こし、局所的な高温をもたらして、トラップに損傷を与え得る。
可能な限り低い温度で粒子が燃焼し始めるように微粒子の着火温度を低下させる ことによって、トラップ内の粒子の蓄積を抑制し得ることもまた提案されている 。この着火温度を低下させる方法の1つには、排気粒子に燃焼改良剤を添加する ことが含まれる。この燃焼改良剤を排気粒子に添加する最も実用的な方法は、燃 焼改良剤を燃料に加えることである。
ディーゼル燃料を含む燃料用の燃焼改良剤として、銅化合物が提案されている。
米国環境保護協会(EPA)は、主要道路走行用のディーゼル燃料の平均イオウ 含量はおよそ0.25重量%であると真定し、このレベルは、1993年10月 1日までに0.05重量%以下まで低減する必要があるとしている。tPAはま た、このディーゼル燃料の最小セタン指数仕様を40にすること(または最大芳 香族レベル35%を満たすこと)を要求している。この規制の目的は、硫酸塩微 粒子および炭素質および有機物微粒子の排出を低減することにある。Feder al Register、Vol−55,No、162(t99G年8月218 )り、34120〜34151を参照。これらの排出要件を満たす低イオウディ ーゼル燃料および技術は、いまだに商業的には実施されていない。これらの要件 を満たすひとつの方法は、低イオウディーゼル燃料の使用条件下で、ディーゼル エンジンの微粒子トラップに集められたすすの着火温度を低下させるのに効果的 に用いられ得る、低イオウディーゼル燃料の添加剤を提供することである。
米国特許第3.346.493号は、炭化水素置換されたコ/%り酸(例えば、 ポリイソブチレン置換された無水コノ1り酸)化合物とアルキレンアミン(例え ば、ポリアル亭レンポリアミン)との反応生成物から製造した金属錯体を含有す る潤滑組成物を開示しており、この錯体は、この反応生成物と、少なくとも約0 .1当量の錯体形成性金属化合物を反応させることにより、形成される。この金 属化合物の金属は、24〜30の原子番号を有するもの(すなわち、Crs M ns Fe5Co、N1% CuおよびZn)である。
米国特許第4.673.412号は、金属化合物およびオキシムを含有する燃料 組成物(例えば、ディーゼル燃料、留出物燃料、考文献は、この配合物を含む燃 料が貯蔵に安定であり、内燃機関の排気ガス中でのすすの形成を低減する際に効 果的であることを示している。好ましい金属化合物は、マンニッヒ塩基の遷移金 属錯体であり、このマンニッヒ塩基は、(A)芳香族フェノール、(B)アルデ ヒドまたはケトン、および(C)ヒドロキシル含有および/またはチオール含有 アミンから誘導される。望ましい金属は、 Cu%Fes Zns Co%Ni およびMnであることが確認されている。
米国特許第4.816.038号は、ヒドロキシル含有および/またはチオール 含有芳香族マンニッヒ化合物の遷移金属錯体とシッフ塩基との反応生成物を含有 する燃料組成物(例えば、ディーゼル燃料、留出物燃料、加熱油、残留燃料、バ ンカー燃料)を開示している。この参考文献は、この配合物を含む燃料が貯蔵に 安定であり、内燃機関の排気ガス中でのすすの形成を低減する際に効果的である ことを示している。このマンニッヒ化合物は、(A)ヒドロキシル含有および/ またはチオール含有芳香族化合物、(B)アルデヒドまたはケトン、および(C )ヒドロキシル含有および/またはチオール含有アミンから誘導される。望まし い金属は、Cu、 Fe、 ZnおよびMnであることが確認されている。
国際公開第W0811702392号は、排気系の微粒子トラップに集められた 排気粒子の蓄積を低減するために、このトラップを備えたディーゼルエンジンを 操作する方法を開示している。
この方法は、このトラップに集められた排気粒子の着火温度を低下させるのに効 果的な量の、チタン化合物またはジルコニウム化合物またはその錯体を含有する 燃料を用いて、ディーゼルエンジンを操作することを包含する。
え豆皮!1 本発明は、(A)有機金属錯体および(B)酸化防止剤の配合物に関する。これ らの配合物は、排気系の微粒子トラップを備えたディーゼルエンジンを操作する ためのディーゼル燃料中で用いられ得る。この(A)および(B)の配合物は、 このトラ。
プで集められた排気粒子の着火温度を低下させる際に有用である。この有機金属 錯体(A)は、このディーゼル燃料に溶解し得るかまたは安定に分散し得、(1 )炭化水素結合に連結した少なくとも2個の官能基を含有する有機化合物および (II)この有機化合物(1)と錯体を形成し得る金属反応剤から誘導され、そ の金属は、排気粒子の着火温度を低下させ得るいずれかの金属である。この官能 基には、” Xs −X1% −NR2、−P(X)XR,−P(X)XR,− CM、 −N=NRおよび−N=CR2が挙げられる;ここで、Xは、0または Sであり、Rは、Hまたはヒドロカルビルであり、Roは、ヒドロカルビレンま たはヒドロカルビリデンであり、モしてaは、例えば、O〜約10の数である。
有用な金属には、N3、KSMgs Cas Srs Ba%V、 Crs P a、 Co、Cu、ZnlPb%Sb、およびそれらの2種以上の混合物が挙げ られる。本発明はまた、濃縮物およびディーゼル燃料を示し、そして排気系の微 粒子トラップを備えたディーゼルエンジンを操作する方法を示す。
しい の資訝 用語「ヒドロカルビル」、および同系の用語、例えば、「ヒドロカルビレン」、 「ヒドロカルビリデン」、「炭化水素ベースの」などは、本発明の文脈内では、 分子の残部に直接結合した炭素原子を有し、そして炭化水素的な性質または主と して炭化水素的な性質を有する化学基を示す。このような基には、以下が包含さ れる: (1)炭化水素基;すなわち、脂肪族(例えば、アルキルまたはアルケニル)基 、脂環式(例えば、シクロアルキルまたはシクロアルケニル)基、芳香族基、脂 肪族基置換された芳香族基および脂環式基置換された芳香族基、芳香族基置換さ れた脂肪族基および芳香族基置換された脂環式基など、および分子の他の部分と の結合により環を形成している環状基(すなわち、いずれかの2つの指示された 置換基は、−緒になって、指環族基を形成し得る)。このような基は、当業者に 周知である。例としては、メチル、エチル、オクチル、デシル、オクタデシル、 シクロヘキシル、フェニルなどが挙げられる。
(2)置換された炭化水素基;すなわち、その基の主として炭化水素的な性質を 本発明の文脈内では変化させない非炭化水素置換基を含有する基。適当な置換基 は当業者に知られている。例としては、ハロゲン、ヒドロキシ、ニトロ、シアノ 、アルコキシ、アシルなどが挙げられる。
(3)へテロ基、すなわち、本発明の文脈内での、主として炭化水素的な性質を 有するが、その他は炭素原子で構成されている鎖または環の中に炭素以外の原子 を含有する基。適当なペテロ原子は、当業者に明らかであり、例えば、窒素、酸 素およびイオウを含む。
一般に、このヒドロカルビル基の各10個の炭素原子に対し、約3個以下の置換 基またはへテロ原子、好ましくは、1個以下の置換基またはへテロ原子が存在す る。
「アルキルベースの」、「アリールベースのjなどの用語は、アルキル基、アリ ール基などとの関連において、上述の用語と類似の意味を有する。
ヒドロカルビル、アルキル、アルケニル、アルコキシなどの用語に関連して、本 明細書で用いられる用語「低級」は、全体で7個までの炭素原子を含有する基を 記述することを意図している。
本発明の有機金属錯体の構造に関連して、本明細書および添付の請求の範囲にお いて言及されている芳香族基は、ある場合には、本明細書で提供されている式に おいてrArJと表されている芳香族基であって、単核(例えば、フェニル5. ピリジル、チェニル)または多核であり得る。この多核基は、1つの芳香核が他 の芳香核と2点で縮合した縮合タイプ(例えば、ナフチル、アントラニル、アザ ナフチルなど)であり得る。この多核基はまた、少なくとも2つの核(単核また は多核のいずれでも)が架橋結合を介して互いに連結された連結タイプでもあり 得る。これらの架橋結合は、以下からなる群から選択され得る:炭素−炭素一重 結合、エーテル結合、ケト結合、スルフィド結合、2個〜約6個のイオウ原子を 有するポリスルフィド結合、スルフィニル結合、スルホニル結合、アルキレン結 合、アルキリデン結合、低級アルキレンエーテル結合、アルキレンケト結合、低 級アルキレンイオウ結合、2個〜約6個の炭素原子を有する低級アルキレンポリ スルフィド結合、アミン結合、ポリアミノ結合、およびこのような二価架橋結合 の混合物。ある場合には、2つの芳香核の間で、1個より多い架橋結合が存在し 得る;例えば、メチレン結合と共育結合の両方により連結された2つのベンゼン 核を有するフルオレン核がある。このような核は、3つの核を有すると考えられ 得るが、それらの内で2つだけが芳香族である。しかしながら、通常、この芳香 族基は、芳香核それ自体(および、存在するアルキル置換基またはアルコキシ置 換基)においては、炭素原子だけを含有する。
この芳香族基は、次式により表される単環芳香族基でありここで、arは、4個 〜10個の炭素を有する単一環の芳香核(例えば、ベンゼン)を表す。各Qは、 独立して、低級アルキル基、低級アルコ牛シ基またはニトロ基を表し、そして、 麿はO〜4である。この芳香族基が単一環の芳香族基であるときの特定の例には 以下が包含まれる: ここで、Meはメチル、Etはエチル、Prはプロピル、モしてNitはニトロ である。
この芳香族基は、多核の縮合環芳香族基であるときは、以下の一般式により表さ れ得る: ar:#ar9 m’ 、(Q)mm’ここで、ar% Qおよび墓は上述で定 義によるものと同じであり、1は1〜4であり、そして、Sは、2個の環を縮合 する一対の縮合結合を表す。この縮合結合により、2個の炭素原子は、2個の隣 接する環の各々の一部となる。この芳香族基が縮合環芳香族基であるときの特定 の例には以下が含まれるこの芳香族基は、連結された多核芳香族基であるときは 、以下の一般式により表され得る: ar(−Lng−MすW(Q)mW ここで、Wは1〜約20の数であり% arは上述のものと同じであるが、但し 、ar基全全体、少なくとも2個の満たされていない(すなわち、遊離の)i予 価がある。Qおよびmは、この上述の定義によるものと同じである。各Lngは 、以下からなる群から個々に選択される架橋結合である:炭素−炭素一重結合、 エーテル結合(例えば、−0−) 、ケト結合(例えば、スルフィド結合(例え ば、−5−)、2個〜6個のイオウ原子を有するポリスルフィド結合(例えば、 −3−a−e) s スルフィニル結合(例えば、−5(0)−)、スルホニル 結合(例えば、−3(0)2−)、低級アルキレン結合(例えば、なト)、ジ( 低級アルキル)メチレン結合(例えばs CR’2 )、低級アルキレンエーテ ル結合(例えば、−C1120−1−C1120CH2−1−CH2−CH2− 0−1など)、低級アルキレンスルフィド結合(例えば、ここで、この低級アル キレンエーテル結合中の1個以上の一〇−は、−3一原子で置き換えられる)、 低級アルキレンポリスルフィド結合(例えば、ここで、1g以上の一〇−は、  S 2−6基で置き換えられる)、アミノ結合(例えば、ここで、alkは低級 アルキレンなどである)、ポリアミノ結合(例えば、 ここで、満たされていない遊離のN原子価は、■原子またはR0基で占められる )、およびこのような架橋結合の混合物(各ROは低級アルキル基である)。上 述の連結された芳香族基における、1個以上のar基を、縮合核(例えば、ar  3;ax3m’ )により置換することもまた可能である。この芳香族基が連 結された多核芳香族基であるときの特定の例には以下が含まれる: 価格、入手しやすさ、性能などの理由から、この芳香族基は、通常、ベンゼン核 、低級アルキレン架橋ベンゼン核、またはナフタレン核である。
(A) mLJI會盈亘差 本発明の有機金属錯体は、(1)炭化水素結合に連結した少なくとも2個の官能 基を含有する有機化合物、および(if)成分(1)と錯体を形成し得る金属反 応剤から誘導される。これらの錯体は、ディーゼル燃料中に溶解し得るかまたは 安定に分散し得る。ディーゼル燃料中に溶解し得る錯体は、25°Cにて1リツ トルあたり少なくとも1グラムの範囲まで溶解し得る。
ディーゼル燃料中に安定に分散し得るかまたは安定に分散している錯体は、25 ℃で少なくとも約24時間、このディーゼル燃料中に分散した状態で保たれる。
戎盪工U: この有機化合物(1)は、「金属キレート化剤」と言われる。
「金属キレート化剤」は、周知の化合物群に関して一般に認められた専門用語で ある。それらの化合物群は、MarteilおよびCa1VLnによるChem tstry of the Matal Chelate Compound’ 5Prentfca−[1a11. Inc、、二ニーヨーク(1952年)、 を含む数冊のテキストに記述されている。成分(i)は、炭化水素結合および少 なくとも2個の官能基を含有する有機化合物である。成分(i)において、同一 のまたは異なる官能基が用いられ得る。これらの官能基には、” Xs −XR % −NR2、−NO2、=NR,=NXR。
−N=CR2、−CMおよび−N=NRが含まれ、ここで、Xは、OまたはSl Rは、■またはヒドロカルビル、 Roは、ヒドロカルビレンまたはヒドロカルビリデン、そして aは、好ましくは、0〜約10の範囲の数である。
(以下余白) 好ましい官能基は、=X、 −OH,−NR2、−N02、= NR。
1つの実施態様においては、これらの官能基は、この炭化水素結合内の異なる炭 素原子上にある。1つの実施態様においては、これらの官能基は、互いにビシナ ルまたはβの位置にある。成分(i)は、β−ジケトン以外のものである。
1つの実施態様においては、成分(i)は、次式により表される化合物である: ここで、式(りでは: bは、0〜約10の範囲の数、好ましくは、O〜約6の範囲の数、さらに好まし くは、O〜約4の範囲の数、さらに好ましくは、0〜約2の範囲の数; Cは、1〜約1000の範囲の数、または1〜約500の範囲の数、または1〜 約250の範囲の数、または好ましくは、1〜約100の範囲の数、または1〜 約50の範囲の数;dは、0または1; Cが1より大きいとき、dは1; 各Rは、独立して、■またはヒドロカルビル基;R1は、ヒドロカルビル基また はG; R2およびR′は、独立して、■、ヒドロカルビル基、または、−緒になって、 C′と02の間で二重結合を形成し得る;R3は、H% ヒドロカルビル基また はG;R1、R2、R3およびR4は、−緒になって、C1と02の間で三重結 合を形成し得る; R1およびR3は (IおよびC2と一緒になって、脂環式基、芳香族基、複素 環式基、脂環式−複素環式基、脂環式−芳香族基、複素環式−芳香族基、複素環 式−脂環式基、芳香族−指環式基または芳香族−複素環式基;またはヒドロカル ビル置換された脂環式基、ヒドロカルビル置換された芳香族基、ヒドロカルビル 置換された複素環式基、ヒドロカルビル置換された脂環式−複素環式基、ヒドロ カルビル置換された脂環式−芳香族基、ヒドロカルビル置換された複素環式−芳 香族基、ヒドロカルビル置換された複素環式−指環式基、ヒドロカルビル置換さ れた芳香族−脂環式基またはヒドロカルビル置換された芳香族−複素環式基; 各R5および各R8は、独立して% H% ヒドロカルビル基またはG; R7は、ヒドロカルビレン基またはヒドロカルビリデン基:各Gは、独立して、 ” Xs −XR,−NR2、−N02、−R8XRs−R’Nl12、−R” NO2、−C(R) = X、−R”C(+1)=X、 −C(R)=NR1− RsC=NR1−C=NXR,−R”C(11)=NXR,−C(R)=N−R 9−XR。
−N−CR2、−HilH=MCR2、−CN、 −R8CN、 −N=NRま たは−R”N= NR; dがOのとき、丁ハ、−11XR%−NR2、−NO2、−C(Ill>=X、  −C(R)=Nl!、−C(R)=NX、R,−C(R)=N−R9−XR。
R GおよびTは、C1およびC2と一緒になって、以下の基:を形成し得る; Xは、0またはS; 各eは、独立して、0〜約10の範囲の数、好ましくは、1〜約6の範囲の数、 さらに好ましくは、1〜約4の範囲の数各R8は、ヒドロカルビレン基またはヒ ドロカルビリデン基、ヒドロキシ置換されたヒドロカルビレン基またはヒドロカ ルビリデン基、またはアミン置換されたヒドロカルビレン基またはヒドロカルビ リデン基; 各R9は、ヒドロカルビレン基またはヒドロカルビリデン基R19はs H、ヒ ドロカルビル基またはヒドロキシ置換されたヒドロカルビル基; Qは、次式により表される基: gは、0〜約10の範囲の数、好ましくは、0〜約6の範囲の数、さらに好まし くは、0〜約4の範囲の数、さらに好ましくは、0〜約2の範囲の数; R11は、ヒドロカルビル基またはG;Hl2およびRI′は、独立して、H%  ヒドロカルビル基、または−緒になって、C4と05の間で二重結合を形成し 得る;Hl3は、1% ヒドロカルビル基またはG;R11、R12、Hl3お よびRI 4は、−緒になって、C4と05の間で三重結合を形成し得る; R11およびHl3は、C4およびC5と一緒になって、脂環式基、芳香族基、 複素環式基、脂環式−複素環式基、脂環式−芳香族基、複素環式−芳香族基、複 素環式−脂環式基、芳香族−脂環式基または芳香族−複素環式基;またはヒドロ カルビル置換された脂環式基、ヒドロカルビル置換された芳香族基、ヒドロカル ビル置換された複素環式基、ヒドロカルビル置換された脂環式−複素環式基、ヒ ドロカルビル置換された脂環式−芳香族基、ヒドロカルビル置換された複素環式 −芳香族基、ヒドロカルビル置換された複素環式−脂環式基、ヒドロカルビル置 換された芳香族−脂環式基またはヒドロカルビル置換された芳香族−複素環式基 を形成し得る;そして各815および各R18は、独立して、11、ヒドロカル ビル基またはGである。
!1. R’、R3、R1+およびHl3は、独立して、ヒドロカルビル基であ って、好ましくは、約250個までの炭素原子、さらに好ましくは、約200個 までの炭素原子、さらに好ましくは、約150個までの炭素原子、さらに好まし くは、約100個までの炭素原子、さらに好ましくは、約50個までの炭素原子 、さらに好ましくは、約30個までの炭素原子を有する。R,n”およびR13 はまた、■であり得る。R1およびR3のいずれかまたは両方は、Gであり得る 。
R2、R4、R5、R6、R12、R14、Hl5およびHl6は、独立して、 Hlまたはヒドロカルビル基であって、このヒドロカルビル基は、好ましくは、 約20個までの炭素原子、さらに好ましくは、約12個までの炭素原子、さらに 好ましくは、約6個までの炭素原子を有する。
R7、R1′およびR9は、独立して、ヒドロカルビレン基またはヒドロカルビ リデン基、好ましくは、アルキレン基またはアルキリデン基、さらに好ましくは 、アルキレン基であって、これらの基は、好ましくは、約40個までの炭素原子 、さらに好ましくは、約30個までの炭素原子、さらに好ましくは、約20個ま での炭素原子、さらに好ましくは、約10個までの炭素原子、さらに好ましくは 、約2個〜約6個の炭素原子、さらに好ましくは、約2個〜約4個の炭素原子を 有する。
Hl8は、■、またはヒドロカルビル基またはヒドロキシ置換ヒドロカルビル基 であって、これらの基は、好ましくは、約200個までの炭素原子、さらに好ま しくは、約100個までの炭素原子、さらに好ましくは、約50個までの炭素原 子、さらに好ましくは、約30個までの炭素原子、さらに好ましくは、約10個 までの炭素原子を有する。
Gは、好ましくは、”Xs −X1%−NR2、−NO2、−C(R) = X 。
−C(R)=NR,C(R)=NXR,−N=CR2または一18N= CR2 テある。
dがOのとき、Tは、好ましくは、=X% −X1% −NR2、−N02、− C(R)=X、 −〇(R)−NR,−〇(R)=NXR,−N−CR2、R 1つの実施態様においては、R’は、Gが一〇Hのとき、エチレン以外のもので ある。1つの実施態様においては、GおよびTは、−N02以外のものである。
1つの実施態様においては、成分(1)は、N、N’−ジ(3−アルケニルサリ チリデン)ジアミノアルカン以外のものである。1つの実施態様においては、成 分(i)は、N、N’−ジサリチリデンー1,2−エタンジアミン以外のもので ある。
1つの実施態様においては、成分(i)は、次式で表される化合物である: 式(Iりでは、1は、0〜約10の範囲の数、好ましくは、1〜約8の範囲の数 である。R2″は、■、またはヒドロカルビル基であって、このヒドロカルビル 基は、好ましくは、約200個までの炭素原子、さらに好ましくは、約150個 までの炭素原子、さらに好ましくは、約100個までの炭素原子、さらに好まし くは、約10個〜約60個の炭素原子を有する。R21およびR22は、独立し て、Hs またはヒドロカルビル基であって、このヒドロカルビル基は、約40 個までの炭素原子、さらに好ましくは、約20個までの炭素原子、さらに好まし くは、約10個までの炭素原子を有する。T1ハ、−XR,−NR2、−N02 、− CN。
−C(R)−X、 −C(R)−NR,−C(R)−NXR,N=CR2、Rs  Xs Qs R9、Hllaおよびeは、式(I)に関しての上述の定義によ るものと同じである。
成分(I)は、上述の官能基の2個以上を含有する、多様な有機化合物から選択 され得る。これらの有機化合物には、芳香族マンニッヒ化合物、ヒドロキシ芳香 族オキシム、シ・ラフ塩基、カリキサレン(calixarenes)s β− 置換フエノール〜 α−置換フェノール、カルボン酸エステル、アシル化アミン 、ヒドロキシアジレフ (hydroxyazylenes)、ベンゾトリアゾ ール、アミノ酸、ヒドロキサム酸、連結されたフェノール性化合物、芳香族二官 能性化合物、ジチオカーノくメート、キサントゲン酸塩、ホルマジル(form azyls)、ピリジン、ホウ素化されたアシル化アミン、リン含有アシル化ア ・ミン、ビロール誘導体、ポルフィリン、スルホン酸、およびED丁A誘導体が 包含される。
(以下余白) (1) マンニッヒ A 1つの実施態様においては、成分(i)は、ヒドロキシ含有および/またはチオ ール含有の芳香族化合物と、アルデヒドまたはケトンと、アミンとから誘導され る芳香族マンニブヒ化合物である。この芳香族マンニ・ノヒ化合物は、好ましく は、以下の(A()、(A−2)および(A−3)の反応生成物である:(A− 1)次式を有するヒドロキシ含有および/またはチオール含有芳香族化合物: ここで、式(A−1)では、Arは芳香族基;mは1.2または3;nは、1〜 約4の範囲の数;各R1は、独立して、■、または1個〜約100個の炭素原子 を有するヒドロカルビル基;そしてR2は% H、アミノまたはカルボキシル; そしてXは、0、S、またはmが2以上のとき、Xは、その両方である;(A− 2)次式を有するアルデヒドまたはケトンまたはそれらの前駆体: ここで、式(A−2)では、R3およびR4は、独立して、■、1個〜約18個 の炭素原子を有する飽和ヒドロカルビル基、そしてR′はまた、1個〜約18個 の炭素原子を有するカルボニル含有ヒドロカルビル基でもあり得る;および(A 、−3)少なくとも1個の第一級または第二級アミン基を含有するアミン。
式(A−1)では、 Arは、ベンゼン核またはナフタレン核であり得る。Ar は、カップリングされた芳香族化合物であり得、このカップリングは、好ましく は、Os Ss CH3S 1個〜約6個の炭素原子を有する低級アルキレン基 、NHなどによるものであり、R1およびX11は、一般に、各芳香核の環上に 位置する。
特定のカップリングされた芳香族化合物の例には、ジフェニルアミン、ジフェニ ルメチレンなどが含まれる。mは、通常、1〜3であり、望ましくは、1または 2であり、1が好ましい。nは、通常、1〜4であり、望ましくは、1または2 であり、1が好ましい。Xは、0および/またはSであり、Oが好ましい。mが 2なら、Xは、共にO1共にS、または1個がOで1個がSである。R1は、ヒ ドロカルビル基でありで、好ましくは、約250個までの炭素原子、さらに好ま しくは、約150個までの炭素原子、さらに好ましくは、約100個までの炭素 原子、さらに好ましくは、約50個までの炭素原子、さらに好ましくは、約30 個までの炭素原子を有する。R1は、アルキル基であり得、このアルキル基は、 約100個までの炭素原子、さらに好ましくは、約4個〜約20個の炭素原子、 さらに好ましくは、約7個〜約12個の炭素原子を含有する。R1は、アルキル 基の混合物であり得、各アルキル基は、1個〜約70個の炭素原子を有し、さら に好ましくは、約4個〜約20個の炭素原子を有する。R1は、アルケニル基で あり得、このアルケニル基は、好ましくは、2個〜約30個の炭素原子、さらに 好ましくは、約8個〜約20個の炭素原子を有する。R1は、4個〜約10個の 炭素原子を有するシクロアルキル基、約6個〜約30個の炭素原子を有する芳香 族基、全体で約7個〜約30個の炭素原子(好ましくは、約7個〜約12個の炭 素原子)を有する芳香族置換アルキル基またはアルキル置換芳香族基であり得る 。
R1は、好ましくは、アルキル基であって、好ましくは、約4個〜約20個の炭 素原子、好ましくは、約7個〜約12個の炭素原子を有する。適当なヒドロカル ビル置換ヒドロキシル含有芳香族化合物(A−1)の例には、種々のナフトール 、さらに好ましくは、種々のアルキル置換されたカテコール、レンルシノールお よびヒドロキノン、種々のキシレノール、種々のクレゾール、アミノフェノール などが含まれる。特定の例には、ヘプチルフェノール、オクチルフェノール、ノ ニルフェノール、デシルフェノール、ドデシルフェノール、プロピレンテトラマ ーフェノール、エイコシルフェノールなどが含まれる。
ドデシルフェノール、プロピレンテトラマーフェノールおよびヘプチルフェノー ルは好ましい。適当なヒドロカルビル置換チオール含有芳香族化合物の例には、 ヘプチルチオフェノール、オクチルチオフェノール、ノニルチオフェノール、ド デシルチオフェノール、プロピレンテトラマーチオフエノールなどが含まれる。
適当なチオール含有およびヒドロキシル含有芳香族化合物の例には、ドデシルモ ノチオレソルシノールが含まれる。
式(A−2)では R3およびR4は、独立して、H、ヒドロカルビル基であっ て、このヒドロカルビル基は、好ましくは、約18個までの炭素原子、さらに好 ましくは、約6個までの炭素原子、さらに好ましくは、1個または2個の炭素原 子を含有する。R3およびR4は、独立して、フェニルまたはアルキル置換フェ ニルであり得、これらの基は、好ましくは、約18個までの炭素原子、さらに好 ましくは、約12個までの炭素原子を有する。適当なアルデヒドおよびケトン( A−2)の例には、ホルムアルデヒド、アセトアルデヒド、プロピオンアルデヒ ド、ブチルアルデヒド、バレルアルデヒド、ベンズアルデヒドなど、および、ア セトン、メチルエチルケトン、エチルプロピルケトン、ブチルメチルケトン、グ リオキサール、グリオ牛サル酸などが包含される。本発明の反応条件下にてアル デヒドとして反応する、このような化合物の前駆体もまた利用され得そのような 前駆体には、パラホルムアルデヒド、ホルマリン、トリオキサンなどが含まれる 。ホルムアルデヒドおよびその重合体、例えば、パラホルムアルデヒドは、好ま しい。
種々の(A−2)反応剤の混合物が、利用され得る。
この芳香族マンニッヒ化合物を調製する際に用いられる第3の反応剤は、(A− 3>少なくとも1個の第−級基または第二級基を含有するアミンである。従って 、このアミンは、少なくとも1個の>N−B基が存在することを特徴とする。上 記の窒素原子の残りの原子価は、好ましくは、水素、アミノ基、または直接の炭 素−窒素結合を介して該窒素原子に結合した有機基により、満たされる。このア ミン(A−3)は、次式により表され得る: 式(A−3()では、R5は、ヒドロカルビル基、アミノ置換ヒドロカルビル基 、ヒドロキシ置換ヒドロカルビル基、またはアルコキシ置換ヒドロカルビル基で ある。R8は、■またはR5である。従って、窒素含有基が誘導され得るこの化 合物には、主として、アンモニア、脂肪族アミン、脂肪族ヒドロキシまたはチオ アミン、芳香族アミン、複素環式アミン、またはカルボン酸アミンが含まれる。
これらのアミンは、第一級アミンまたは第二級アミンであり得、またポリアミン (例えば、アルキレンアミン、アリーレンアミン、環状ポリアミン)、およびこ れらのポリアミンのヒドロキシ置換誘導体でもあり得る。例としては、メチルア ミン、トメチルエチルアミン、トメチルオクチルアミン、N−シクロへキシルア ニリン、ジブチルアミン、シクロヘキシルアミン、アニリン、ジ(p−メチル) アミン、ドデシルアミン、オクタデシルアミン、0−フェニレンジアミン、N、 N’−ジ−n−ブチル−p−フェニレンジアミン、モルホリン、ピペラジン、テ トラヒドロピラジン、インドール、ヘキサヒドロ−1,3,5−トリアジン、1 −H−1,2,4−)リアゾール、メラミン、ビス−(p−アミノフェニル)メ タン、フェニルメチレンイミン、メンタンジアミン、シクロヘキサミン、ピロリ ジン、3−アミノ−5,6−ジフェニル−1,2,4−1−リアジン、エタノー ルアミン、ジェタノールアミン、キノンジイミン、1.3−インダンジイミン、 2−オクタデシルイミダシリン、2−フェニル−4−メチルイミダゾリジン、オ キサゾリジンおよび2−へブチルオキサゾリジンが含まれる。
この反応剤(A−3)は、次式により表されるヒドロキシル含有アミンであり得 る: 式(A−3−2)では、各R7、R9およびRloは、独立して、■またはヒド ロカルビル基、ヒドロキシヒドロカルビル基、アミノヒドロカルビル基またはヒ ドロキシアミノヒドロカルビル基であるが、但し、少なくとも1個のRQは、ヒ ドロキシヒドロカルビル基またはヒドロキシアミノヒドロカルビル基である。
RQは、好ましくは、アルキレン基であり、さらに好ましくは、エチレンまたは プロピレンであり、さらに好ましくは、エチレンである。nは0〜約5の範囲の 数である。例としては、エタノールアミン、2−アミノ−1−ブタノール、2− アミノ−2−メチル−1−プロパツール、ジ(3−ヒドロキシプロピル)アミン 、3−ヒドロキシブチルアミン、4−ヒドロキシブチルアミン、2−アミノ−1 −ブタノール、2−アミノ−2−メチル−1−プロパツール、2−アミノ−1− プロパツール、3−アミノ−2−メチル−1−プロパツール、3−アミノ−1− プロパツール、2−アミノ−2−メチル−1,3−プロパンジオール、2−アミ ノ−2−エチル−1,3−プロパンジオール、ジェタノールアミン、ジ(2−ヒ ドロキシプロピル)アミン、ト(ヒドロキシプロピル)プロピルアミン、N−( 2−ヒドロキシエチル)シクロヘキシルアミン、3−ヒドロキシシクロペンチル アミン、トヒドロキシエチルビベラジンなどが含まれる。
このアミン(A−3)は、次式で表されるポリアミンであり得る: 式(A−3−3)では、nは、0〜約10の範囲の数、さらに好ましくは、約2 〜約7の範囲の数である。R1+およびR12は、独立して、■、または約30 個までの炭素原子を有するヒドロカルビル基である。この「アルキレン」基は、 好ましくは、約10個までの炭素原子を含有し、メチレン、エチレンおよびプロ ピレンが好ましい。これらのアルキレンアミンには、メチレンアミン、エチレン アミン、ブチレンアミン、プロピレンアミン、ベンチレンアミン、ヘキシレンア ミン、ヘキシレンアミン、オクチレンアミン、他のポリメチレンアミン類、およ びこのようなアミンの環状同族体および高級な同族体(例えば、ピペラジンおよ びアミノアルキル置換ピペラジン)が含まれる。これらのアミンは、特に、以下 により例示される:エチレンジアミン、トリエチレンテトラミン、プロピレンジ アミン、デカメチレンジアミン、オクタメチレンジアミン、ジ(ヘプタメチレン )トリアミン、トリプロピレンテトラミン、テトラエチレンペンタミン、トリメ チレンジアミン、ペンタエチレンへキサミン、ジ(トリメチレン)トリアミン、 2−へブチル−3−(2−アミノプロピル)イミダシリン、4−メチルイミダシ リン、1.3−ビス(2−アミノエチル)イミダシリン、ピリミジン、1−(2 −アミノプロピル)ピペラジン、1.4−ビス(2−アミノエチル)ピペラジン 、および2−メチル−1−(2−アミノブチル)ピペラジン。例えば2種以上の 上述のアルキレンアミンを縮合することにより得られる、高級な同族体は、同様 に有用である。
ヒドロキシアルキル置換アルキレンアミン、すなわち、窒素原子上に1個以上の ヒドロキシアルキル置換基を有するアルキレンアミンは、同様に、反応剤(A− 3)としての使用され得る。このヒドロキシアルキル置換アルキレンアミンは、 好ましくは、アルキル基が低級アルキル基(すなわち、約6個より少ない炭素原 子を有するもの)であるアミンである。このようなアミンの例には、N−(2− ヒドロキシエチル)エチレンジアミン、N、N’−ビス(2−ヒドロキシエチル )エチレンジアミン、1−(2−ヒドロキシエチル)ピペラジン、モノヒドロ亭 ジプロピル置換ジエチレントリアミン、1.4−ビス(2−ヒドロキシプロピル )ピペラジン、ジヒドロ牛ジプロピル置換テトラエチレンペンタミン、N−(3 −ヒドロキシプロピル)テトラメチレンジアミン、および2−ヘプタデシル−1 −(2−ヒドロキシエチル)イミダシリンが含まれる。
例えば、上述のアルキレンアミンまたはヒドロキシアルキル置換アルキレンアミ ンのアミン基または水酸基を介した縮合により得られる、高級な同族体もまた、 反応剤(A−3)として同様に有用である。アミ7基を介した結合により、アン モニアの除去を伴って、高級なアミンが得られ、そして水酸基を介した縮合によ り、水の除去を伴って、エーテル結合を含有する生成物が得られることが理解さ れる。
この芳香族マンニッヒ化合物は、当該技術分野で周知の種々の方法により、調製 され得る。1つの方法には、(A−1)ヒドロキシル含有および/またはチオー ル含有芳香族化合物、(A−2)アルデヒドまたはケトンおよび(A−3)アミ ン化合物を、適当な容器に加え、そして加熱して反応を行うことが含まれる。室 温付近から、いずれかの成分またはマンニッヒ生成物の分解温度付近までの反応 温度が、用いられ得る。反応中、水は、ガスの吹き込みにより取り除かれる。望 ましくは、この反応は、例えば芳香族タイプのオイルなどの、溶媒中で行われる 。用いられる種々の反応剤の量は、望ましくは、各(A−3)第二級アミノ基に 対し、(A−1)および(A−2)が1モルベースであるか、または各(A−3 )第一級アミ7基に対し、(A−1)および(A−2)が2モルベースであるが 、これより多い量または少ない量もまた、用いられ得る。
この芳香族マンニッヒ化合物を調製する他の方法では、このヒドロキシル含有お よび/またはチオール含有芳香族化合物(A−1)およびアミン化合物(A−3 )が、反応容器に加えられる。
このアルデヒドまたはケトン(A−2)は、一般に、迅速に加えられ、生じる発 熱反応は、反応温度が約り0℃〜約90”Cとなるように、穏やかに加熱される 。望ましくは、添加温度は、水の沸点より低くされる。そうでなければ、水が泡 立ち、操作上の問題が生じる。反応が実質的に完結した後、劃−生成物である水 は、任意の、蒸留のような慣用的な方法によって除去される。この蒸留は、真空 の利用、ガスの吹き込み、加熱などにより、行われ得る。窒素の吹き込みは、約 り00℃〜約120℃の温度で、しばしば利用される。これより低い温度も用い られれ得る。1つの実施態様においては、成分(A−1)、(A−2)および( A−3’)の間の反応は、約120℃より低い温度で、行われる。
1つの実施態様においては、成分(i)として有用な芳香族マンニッヒ化合物は 、ヒドロキシル含有芳香族化合物、アルデヒドまたはケトンおよびアミンの反応 により製造される生成物である。このアミンは、少な(とも1個の第一級または 第二級アミ7基を含有し、そして水酸基および/またはチオール基が存在しない ことを、特徴とする。
1つの実施態様においては、この芳香族マンニッヒ化合物は、約130℃より高 い温度でフェノール、アルデヒドおよびポリアミンから調製された高温生成物以 外のものである。
1つの実施態様においては、成分(i)は、次式により表される芳香族マンニッ ヒ化合物である: 式(III)では、ArおよびAr’は、芳香族基、好ましくは、ベンゼン核ま たはナフタレン核、さらに好ましくは、ベンゼン核である。R1、R2、R4、 R6、R9およびR9は、独立して、R1または脂肪族ヒドロカルビル基であっ て、この脂肪族ヒドロカルビル基は、好ましくは、約250個までの炭素原子、 さらに好ましくは、約200個までの炭素原子、さらに好ましくは、約150個 までの炭素原子、さらに好ましくは、約100個までの炭素原子、さらに好まし くは、約50個までの炭素原子、さらに好ましくは、約30個までの炭素原子を 有する。R′は、ヒドロキシ置換された脂肪族ヒドロカルビル基であり得る。R 3、R5オヨびR7は、独立して、ヒドロカルビレン基またはヒドロカルビリデ ン基、好ましくは、アルキレン基またはアルキリデン基、さらに好ましくは、ア ルキレン基であって、これらの基は、好ましくは、約40個までの炭素原子、さ らに好ましくは、約30個までの炭素原子、さらに好ましくは、約20個までの 炭素原子、さらに好ましくは、約10個までの炭素原子、さらに好ましくは、約 6個までの炭素原子、さらに好ましくは、約4個までの炭素原子を有する。Xは OまたはS1好ましくは、0である。1は、好ましくは、0〜約10の範囲の数 、さらに好ましくは、0〜約6の範囲の数である。1つの実施態様においては、 ArおよびAr’がベンゼン核、XR2およびXR9がOH,そしてR5がエチ レンのとき、1は、5以上であり、好ましくは、5〜約10である。
1つの実施態様においては、成分(i)は、次式により表される芳香族マンニッ ヒ化合物である: 式(!V)では、R1およびR3は、独立して、■、または脂肪族ヒドロカルビ ル基であって、この脂肪族ヒドロカルビル基は好ましくは、約200個までの炭 素原子、さらに好ましくは、約100個までの炭素原子、さらに好ましくは、約 50個までの炭素原子、さらに好ましくは、約30個までの炭素原子、さらに好 ましくは、約20個までの炭素原子を有する。R2は、ヒドロカルビル基または ヒドロキシ置換ヒドロカルビル基であって、好ましくは、約40個までの炭素原 子、さらに好ましくは、約30個までの炭素原子、さらに好ましくは、約20個 までの炭素原子、さらに好ましくは、約10個までの炭素原子、さらに好ましく は、約6個までの炭素原子、さらに好ましくは、約4個までの炭素原子を有する 。1つの実施態様1こおいては、R1およびR3は、OH基に対しパラ位にあり 、それぞれ、アルキル基であって、約6個〜約18個の炭素原子、さらに好まし くは、約10個〜約14個の炭素原子、さらに好ましくは、約12個の炭素原子 を有し、モしてR2はエタノールまたはブチルである。
1つの実施態様においては、成分(1)は、次式により表される芳香族マンニッ ヒ化合物である: 式(v)では、R1、R3、R5、R7、R9、HIJおよびR”11、独立し て、Hlまたは脂肪族ヒドロカルビル基であって、この脂肪族ヒドロカルビル基 は、好ましくは、約200個までの炭素原子、さらに好ましくは、約100個ま での炭素原子、さらに好ましくは、約50個までの炭素原子、さらに好ましくは 、約30個までの炭素原子を有する。R2、R′、R6およびR8は、独立して 、ヒドロカルビレン基またはヒドロカルビリデン基、好ましくは、アルキレン基 またはアルキリデン基、さらに好ましくは、アルキレン基であって、これらの基 は、約20個までの炭素原子、さらに好ましくは、約10個までの炭素原子、さ らに好ましくは、約6個までの炭素原子、さらに好ましくは、約4個までの炭素 原子を有する。1つの実施態様においては、R′およびR6のいずれかまたは両 方は、約3個〜約20個の炭素原子を有するアルキレン基であり、好ましくは、 それぞれはプロピレンである。1つの実施態様においては、R2およびR8はメ チレン;114およびR8はプロピレン;115はメチル;R3、R7、R11 !およびR目はH:そしてR′およびR9は、独立して、脂肪族ヒドロカルビル 基、好ましくは、アルキル基であって、約30個までの炭素原子、好ましくは、 約2個〜約18個の炭素原子、さらに好ましくは、約4個〜約12個の炭素原子 、さらに好ましくは、約6個〜約8個の炭素原子、さらに好ましくは、約7個の 炭素原子を有する。
1つの実施態様においては、成分(i)は、次式により表される芳香族マンニッ ヒ化合物である: 式(vりテハ、R′、R2、R5、R6、R11,R9、R”オヨヒR”lt、 独立して、■、または脂肪族ヒドロカルビル基であって、この脂肪族ヒドロカル ビル基は、好ましくは、約200個までの炭素原子、さらに好ましくは、約10 0個までの炭素原子、さらに好ましくは、約50個までの炭素原子、さらに好ま しくは、約30個までの炭素原子を有する。R3、R4、R7、R12およびR ′1は、独立して、ヒドロカルビレン基またはヒドロカルビリデン基、好ましく は、アルキレン基またはアルキリデン基、さらに好ましくは、アルキレン基であ って、これらの基は、約20個までの炭素原子、さらに好ましくは、約10個ま での炭素原子、さらに好ましくは、約6個までの炭素原子、さらに好ましくは、 約4個までの炭素原子を有する。1つの実施態様においては、R3、R4、RI 9およびRoは、メチレン;R7はエチレンまたはプロピレン、好ましくはエチ レン: R’、R6、R8およびRI2は■;そしてR1、R5、R9およびR I3は、独立し゛て、脂肪族ヒドロカルビル基、好ましくは、アルキル基であっ て、好ましくは、約30個までの炭素原子、さらに好ましくは、約2個〜約18 個の炭素原子、さらに好ましくは、約4個〜約12個の炭素原子、さらに好まし くは、約6個〜約8個の炭素原子、さらに好ましくは、約7個の炭素原子を有す る。
1つの実施態様においては、成分(1)は、次式により表される芳香族マンニッ ヒ化合物である: 式(711) テit、R1、R2、R4、R6、R8#ヨヒR’l!、独立シ テ、■、または脂肪族ヒドロカルビル基であって、この脂肪族ヒドロカルビル基 は、好ましくは、約200個までの炭素原子、さらに好ましくは、約100個ま での炭素原子、さらに好ましくは、約50個までの炭素原子、さらに好ましくは 、約30個までの炭素原子を有する。R3、R5および R7は、独立して、ヒ ドロカルビレン基またはヒドロカルビリデン基、好ましくは、アルキレン基また はアルキリデン基、さらに好ましくは、アルキレン基であって、これらの基は、 好ましくは、約20個までの炭素原子、さらに好ましくは、約10個までの炭素 原子、さらに好ましくは、約6個までの炭素原子、さらに好ましくは、約4個ま での炭素原子を有する。1は、0〜約10の範囲の数、さらに好ましくは、1〜 約6の範囲の数、さらに好ましくは、約2〜約6の範囲の数である。1つの実施 態様においては 113およびR7は、メチレン:R6は、エチレンまたはプロ ピレン、好ましくは、エチレン;R4は、Hまたはメチル;R’、R’およびR 8は%H;172およびR9は、脂肪族ヒドロカルビル基、好ましくは、アルキ ル基であって、約6個〜約30個の炭素原子、さらに好ましくは、約6個〜約1 2個の炭素原子を有するり;そしてLは1〜約6である。1つの実施態様におい ては R2およびR9はへブチル、そしてIは4である。1つの実施態様におい ては R2およびR9は、プロピレンテトラマーであり、そして丈は1である。
1つの実施態様においては、R1およびR8が■そしてR5がエチレンのとき、 iは5以上、好ましくは、5〜約10である。
1つの実施態様においては、成分(i)は、次式により表される芳香族マンニッ ヒ化合物である: 式(Vlll) テハ、R1、R2、R3、R4、R5オヨヒR6ハ、独立シテ 、■、またはヒドロカルビル基であって、このヒドロカルビル基は、好ましくは 、約200個までの炭素原子、さらに好ましくは、約100個までの炭素原子、 さらに好ましくは、約50個までの炭素原子、さらに好ましくは、約30個まで の炭素原子を有する。R7およびR8は、独立して、ヒドロカルビレン基または ヒドロカルビリデン基、好ましくは、アルキレン基またはアルキリデン基、さら に好ましくは、アルキレン基であって、これらの基は、好ましくは、約20個ま での炭素原子、さらに好ましくは、約10個までの炭素原子、さらに好ましくは 、約6個までの炭素原子、さらに好ましくは、約3個までの炭素原子、さらに好 ましくは、約2個の炭素原子を有する。1つの実施態様においては、R’は、ア ルキル基であって、これらの基は、約3個〜約12個の炭素原子、さらに好まし くは、約6個〜約8個の炭素原子、さらに好ましくは、約7個の炭素原子を有し 、R2、R3およびR4はIll;R5およびR6はメチル;そしてR7および R8は、それぞれエチレンである。
(以下余白) 1つの実施態様においては、成分(i)は、次式により表される芳香族マンニッ ヒ化合物である: 式([X)では R1およびR2は、独立して% Hlまたはヒドロカルビル基 であって、このヒドロカルビル基は、好ましくは、約200個までの炭素原子、 さらに好ましくは、約100個までの炭素原子、さらに好ましくは、約50個ま での炭素原子、さらに好ましくは、約30個までの炭素原子を有する。R3、R 4、R5およびR6は、独立して、アルキレン基またはアルキリデン基であって 、1個〜約10個の炭素原子、さらに好ましくは、1個〜約4個の炭素原子、さ らに好ましくは、1個または2個の炭素原子を有する。Lおよびjは、独立して 、1〜約6の範囲の数、さらに好ましくは、1〜約4の範囲の数、さらに好まし くは、約2である。1つの実施態様においては、R1は、アルキル基であって、 約4個〜約12個の炭素原子、さらに好ましくは、約6個〜約8個の炭素原子、 さらに好ましくは、約7個の炭素原子を有し、R2はHER3およびR6はメチ レン、 HAおよびR5はエチレン、モして土および」は、それぞれ2である。
1つの実施態様においては、成分(i)は、次式により表される芳香族マンニッ ヒ化合物である: 式(X)では、Arは芳香族基、好ましくは、ベンゼン核またはナフタレン核、 さらに好ましくは、ベンゼン核である。
R1およびR3は、独立して、ヒドロカルビレン基またはヒドロカルビリデン基 、好ましくは、アルキレン基またはアルキリデン基、さらに好ましくは、アルキ レン基であって、これらの基は、好ましくは、約20個までの炭素原子、さらに 好ましくは、約12個までの炭素原子、さらに好ましくは、約6個までの炭素原 子を有する。R2は、■または低級ヒドロカルビル(好ましくは、アルキル)基 である。R4およびR5は、独立して% H1脂肪族ヒドロカルビル基、ヒドロ キシ置換された脂肪族ヒドロカルビル基、アミン置換された脂肪族ヒドロカルビ ル基、またはアルコキシ置換された脂肪族ヒドロカルビル基である。R4および R5は、独立して、好ましくは、約200個までの炭素原子、さらに好ましくは 、約100個までの炭素原子、さらに好ましくは、約50個までの炭素原子、さ らに好ましくは、約30個までの炭素原子、さらに好ましくは、約20個までの 炭素原子、さらに好ましくは、約6個までの炭素原子を含有する。R6は、H%  または脂肪族ヒドロカルビル基であって、この脂肪族ヒドロカルビル基は、好 ましくは、約200個までの炭素原子、さらに好ましくは、約100個までの炭 素原子、さらに好ましくは、約50個までの炭素原子、さらに好ましくは、約6 個〜約30個の炭素原子を有する。1つの実施態様においては、式(X)により 表される化合物は、以下の構造を有する: 式(X−1) テは、R3、R′、R5およびR’i!、式(XI) ノモ(D ト同じ意味を有する。1つの実施態様においては、成分(i)は、式(XI−1 )により表される構造を有し、ここで、R3はプロピレン RJはR1、R5は 、アルキル基またはアルケニル基であって、約16個〜約18個の炭素原子を含 有しモしてR6はへブチルである。1つの実施態様においては、成分(f)は、 式(XI−1)により表される構造を有し、ここで、R”はプロピレン R4お よびR5はメチル、モしてR6はヘプチルである。1つの実施態様においては、 成分(i)は、式(X−1)で示される構造を有し、ここで、R2はメチレン  R3はプロピレン、R’およびR6は■、そしてR5は、アルキル基またはアル ケニル基であって、約12個〜約24個の炭素原子、さらに好ましくは、約16 個〜約20個の炭素原子、さらに好ましくは、約18個の炭素原子を有する。
1つの実施態様においては、成分(i)は、次式により表される芳香族マンニッ ヒ化合物である: 式(Xりでは、Arは、芳香族基、好ましくは、ベンゼン核またはナフタレン核 、さらに好ましくは、ベンゼン核である。
R1は、■、または脂肪族ヒドロカルビル基であうで、この脂肪族ヒドロカルビ ル基は、好ましくは、約200個までの炭素原子、さらに好ましくは、約100 個までの炭素原子、さらに好ましくは、約50個までの炭素原子、さらに好まし くは、約30個までの炭素原子を有する。R2、R3およびR4は、独立して、 ヒドロカルビレン基またはヒドロカルビリデン基、好ましくは、アルキレン基ま たはアルキリデン基、さらに好ましくは、アルキレン基であって、これらの基は 、約20個までの炭素原子、さらに好ましくは、約10個までの炭素原子、さら に好ましくは、約6個までの炭素原子、さらに好ましくは、約4個までの炭素原 子を有する。1つの実施態様においては、Arはベンゼン核、 R2はメチレン ;R3およびR′は、独立して、エチレンまたはプロピレン、好ましくは、エチ レン;そしてR1は、脂肪族ヒドロカルビル基、好ましくは、アルキル基であっ て、好ましくは、約30個までの炭素原子、さらに好ましくは、約6個〜約18 個の炭素原子、さらに好ましくは、約10個〜約14個の炭素原子、さらに好ま しくは、約12個の炭素原子を有し、そしてR′はプロピレンテトラマーである ことが好都合である。
(2)ヒドロキシ オキシム 1つの実施態様においては、成分(1)は、ヒドロキシ芳香族オキシムである。
このオキシムには、次式により表される化合物が含まれる: 式(X11)では、Arは芳香族基であり、好ましくは、ベンゼン核またはナフ タレン核、さらに好ましくは、ベンゼン核である。R′、R2およびR3は、独 立して、11% またはヒドロカルビル基あって、このヒドロカルビル基は、好 ましくは、約200個までの炭素原子、さらに好ましくは、約100個までの炭 素原子、さらに好ましくは、約50個までの炭素原子を有する。
R1は、約20個までの炭素原子を含有し得る。R2およびR3は、独立して、 約6個〜約30個の炭素原子を含有し得る。R2およびR3はまた、独立して、 CH2N(R’)2またはC0OR’であり得、ここで、R’は、■、または、 脂肪族ヒドロカルビル基であって、この脂肪族ヒドロカルビル基は、好ましくは 、約200個までの炭素原子、さらに好ましくは、約100個までの炭素原子、 さらに好ましくは、約50個までの炭素原子、さらに好ましくは、約6個〜約3 0個までの炭素原子を有する。1つの実施態様においては、式(Xl+)で表さ れる化合物は、以下の構造を有するケトキシムである: 式([1−1) テit、11’% R2およびR3ft、式(xII)ノモノ ト同じ意味を有する。1つの実施態様においては、成分(1)は、式(XI l −1)により表される化合物であり、ここで、R’はメチル、R2はプロピレン テトラマー、モしてR3は■である。
1つの実施態様においては、成分(i)は、次式により表されるヒドロキシ芳香 族オキシムである:式(X[II)では、R1およびR2は、独立して% H%  またはヒドロカルビル基であって、このヒドロカルビル基は、好マシ(は、約 200個までの炭素原子、さらに好ましくは、約100個までの炭素原子、さら に好ましくは、約50個までの炭素原子、さらに好ましくは、約6個〜約30個 の炭素原子を有する。R1およびR2は、独立して、CH2N(R3)2または COOR3であり得、ここで R3は、■、または脂肪族ヒドロカルビル基であ って、この脂肪族ヒドロカルビル基は、好ましくは、約200個までの炭素原子 、さらに好ましくは、約100個までの炭素原子、さらに好ましくは、約50個 までの炭素原子、さらに好ましくは、約6個〜約30個の炭素原子を有する。i は、0〜4の範囲の数、好ましくは、0〜2の範囲の数、さらに好ましくは、− 1である。jは、0〜5の範囲の数、好ましくは、0〜2の範囲の数、さらに好 ましくは、1である。
有用なヒドロキシ芳香族オキシムの例には、ドデシルサリチルアルドキシム、4 .6一ジ第三級ブチルサリチルアルドキシム、メチルドデシルサリチルケトキシ ム、2−ヒドロキシ−3−メチル−5−エチルベンゾフェノンオキシム、5−へ ブチルサリチルアルドキシム、5−ノニルサリチルアルドキシム、2−ヒドロキ シルー3.5−ジノニルベンゾフェノンオキシム、2−ヒドロキシ−5−ノニル ベンゾフェノンオキシム、およびポリイソブテニルサリチルアルドキシムが含ま れる。
(以下余白) (3)乞!二ロ1基 1つの実施態様においては、l成分(i)はシッフ塩基である。
シッフ塩基は、式>C=NI?により表される少なくとも1個の基を含有する化 合物である。この化合物は、当該技術分野で周知であり、典型的には、アルデヒ ドまたはケトンと第一級アミンとの縮合反応により、製造される。成分(f)と して有用なシッフ塩基化合物には、次式により表される化合物が含まれる: 式(X IV)では、Arは、芳香族基であって、好ましくは、ベンゼン核また はナフタレン核、さらに好ましくは、ベンゼン核である。R1、R2およびR3 は、独立して% Hlまたはヒドロカルビル基であって、このヒドロカルビル基 は、好ましくは約2゜0個までの炭素原子、さらに好ましくは、約100個まで の炭素原子、さらに好ましくは、約50個までの炭素原子、さらに好ましくは、 約30個までの炭素原子を有する。R1は、約20個までの炭素原子を含有し得 る。R3は、約6個〜約30個の炭素原子を含有し得る。R2は、次式により表 される基であり得る:式(Xv)ではsR’は、ヒドロカルビレン基またはヒド ロカルビリデン基、好ましくは、アルキレン基またはアルキリデン基、さらに好 ましくは、アルキレン基であって、これらの基は、好ましくは、約40個までの 炭素原子、さらに好ましくは、約20個までの炭素原子、さらに好ましくは、約 10個までの炭素原子、さらに好ましくは、約6個までの炭素原子、さらに好ま しくは、約2個〜約6個の炭素原子、さらに好ましくは、約2個〜約4個の炭素 原子を有する。R5およびR6は、独立して% E[% またはヒドロカルビル 基であって、このヒドロカルビル基は、好ましくは、約200個までの炭素原子 、さらに好ましくは、約100個までの炭素原子、さらに好ましくは、約50個 までの炭素原子、さらに好ましくは、約30個までの炭素原子を有する。R5は 、約20個までの炭素原子を含有し得る。R6は、約60〜約30個の炭素原子 を含有し得る。Ar’は、芳香族基、好ましくは、ベンゼン核またはナフタレン 核、さらに好ましくは、ベンゼン核である。1つの実施態様においては、式(X  1v)により表される化合物は、次式を有する:式(Xltl−1) テit 、R′、R2jLkヒl?3ハ、式(IX) +7)モ<Dト同t;である。R 2はまた、次式で表される基であり得る:1つの実施態様においては、成分(i )として有用なシップ塩基は、次式により表される: R’−Ar−CH=N−R2−N=CH−Ar’−R3(XVI)式(XVI) では、ArおよびAr’は、独立して、芳香族基、好ましくは、ベンゼン核また はナフタレン核、さらに好ましくは、ベンゼン核である。R1およびR3は、独 立して% H% またはヒドロカルビル基であって、このヒドロカルビル基は、 好ましくは、約200個までの炭素原子、さらに好ましくは、約100個までの 炭素原子、さらに好ましくは、約50個までの炭素原子、さらに好ましくは、約 30個までの炭素原子、さらに好ましくは、約20個までの炭素原子を含有する 。R2は、ヒドロカルビレン基またはヒドロカルビリデン基、好ましくは、アル キレン基またはアルキリデン基、さらに好ましくは、アルキレン基であって、こ れらの基は、好ましくは、約20個までの炭素原子、さらに好ましくは、約10 個までの炭素原子、さらに好ましくは、約6個までの炭素原子、さらに好ましく は、約3個までの炭素原子を宵する。1つの実施態様においては、Ark3よび Ar’はベンゼン核;R1およびR3はn;そしてR2は、エチレンまたはプロ ピレン、好ましくは、エチレンである。
1つの実施態様においては、成分(i)は、次式により表されるヒドロキシ芳香 族シブフ塩基である:式(H目)では、ArおよびAr’は、独立して、芳香族 基、好ましくは、ベンゼン核またはナフタレン核、さらに好ましくは、ベンゼン 核である。R1は、ヒドロカルビル基であっテ、好マしくは、約200個までの 炭素原子、さらに好ましくは、約100個までの炭素原子を含有する。1つの実 施態様においては、式(XYfi)により表される化合物は、以下の構造を有す る両式(XVII−1) テ1;i、RJt、式(XVII) +7)ものと同 じ意味を有する。1つの実施態様においては、成分(f)は、式(XVIN−1 )で示される構造を有し、そしてR′は、アルキル基またはアルケニル基、好呟 しくは、ポリブテニル基またはポリイソブテニル基であって、これらの基の数平 均分子量は、約600〜約12(1(lの範囲に、さらに好ましくは、約800 〜約1100の範囲に、さらに好ましくは、約900〜約1oooの範囲に、さ らに好ましくは、約940〜約950の範囲にある。
1つの実施態様においては、成分(i)は、次式により表されるニトロ基含有の ヒドロ手シ芳香族シッフ塩基である:式(XVIII)では、ArおよびAr’ は、独立して、芳香族基であって、好ましくは、ベンゼン核またはナフタレン核 、さらに好ましくは、ベンゼン核である。R1およびR2は、独立して、Hlま たはヒドロカルビル基であって、このヒドロカルビル基は、好ましくは、約20 0個までの炭素原子、さらに好ましくは、約100個までの炭素原子、さらに好 ましくは、約50個までの炭素原子、さらに好ましくは、約30個までの炭素原 子、さらに好ましくは、約20個までの炭素原子を含有する。1つの実施態様に おいては、式(XVIII)により表される化合物は、次式により表される化合 物である: 式(XVIII−1) テli、R’tc+よび112+!、式(XVIII)  ノものと同じ意味を有する。例として、サリチラル(3−ニトロ−4−第二級 ブチル)アニリン、サリチラル(3−ニトロ−4−オクチル)アニリン、サリチ ラル(p−t−アミル)アニリン、サリチラルーn−ドデシルアミン、およびN 、N−ジサリチリデンー1.2−ジアミノプロパンが包含される。
1つの実施態様においては、成分(i)は、次式により表されるニトロ基含有の 芳香族シッフ塩基である:式(XIX)では、ArおよびAr’は、独立して、 芳香族基、好ましくは、ベンゼン核またはナフタレン核、さらに好ましくは、ベ ンゼン核である。R1およびR3は、独立して、Hlまたはヒドロカルビル基で あって、このヒドロカルビル基は、好ましくは、約200個までの炭素原子、さ らに好ましくは、約100個までの炭素原子、さらに好ましくは、約50個まで の炭素原子、さらに好ましくは、約30個までの炭素原子、さらに好ましくは、 約20個までの炭素原子を含有する。R2は、ヒドロカルビレン基またはヒドロ カルビリデン基、好ましくは、アルキレン基またはアルキリデン基、さらに好ま しくは、アルキレン基であって、これらの基は、好ましくは、約20個までの炭 素原子、さらに好ましくは、約10個までの炭素原子、さらに好ましくは、約6 個までの炭素原子、さらに好ましくは、約3個までの炭素原子を有する。R2は 、メチレン、エチレンまたはプロピレンであることが好都合である。。1つの実 施態様においては、式(XIX)により表される化合物は、次式を有する: 式(XIX−1) テGt、R′、R2およびR3は、式(XVIm のもl: 同じ意味を有する。例としては、マロナール(taalonal)−ジ(3−ニ トロ−4−t−ブチル)アニリン、マロナールージ(p−t−7ミル)アニリン および4−メチルイミノ−2−ブタノンが包含され、後者は、ホルミルアセトン およびメチルアミンから誘導される。
1つの実施態様においては、成分(i)は、次式により表されるヒドロキシ芳香 族シッフ塩基である:式(XX)では、R’は、ヒドロカルビレン基またはヒド ロカルビリデン基、好ましくは、アルキレン基またはアルキリデン基、さらに好 ましくは、アルキレン基であつて、これらの基は、好ましくは、約40個までの 炭素原子、さらに好ましくは、約20個までの炭素原子、さらに好ましくは、約 10個までの炭素原子、さらに好ましくは、約6個までの炭素原子、さらに好ま しくは、約3個までの炭素原子を有する。R2、R3、R4およびR5は、独立 して、Hl またはヒドロカルビル基であって、このヒドロカルビル基は、好ま しくは、約200個までの炭素原子、さらに好ましくは、約100個までの炭素 原子、さらに好ましくは、約50個までの炭素原子、さらに好ましくは、約30 個までの炭素原子、さらに好ましくは、約20個までの炭素原子を有する。
1つの実施態様においては、成分(i)は、次式により表されるカルボニル含有 のシッフ塩基である:式(XXI)では、R1、R2、R3、R4、R5、R6 、R7およびR8は、独立して、■、またはヒドロカルビル基であって、このヒ ドロカルビル基は、好ましくは、約200個までの炭素原子、さらに好ましくは 、約100個までの炭素原子、さらに好ましくは、約50個までの炭素原子、さ らに好ましくは、約30個までの炭素原子、さらに好ましくは、約20個までの 炭素原子を有する。R9は、ヒドロカルビレン基またはヒドロカルビリデン基、 好ましくは、アルキレン基またはアルキリデン基、さらに好ましくは、アルキレ ン基であって、これらの基は、好ましくは、約40個までの炭素原子、さらに好 ましくは、約20個までの炭素原子、さらに好ましくは、約10個までの炭素原 子、さらに好ましくは、約6個までの炭素原子、さらに好ましくは、約3個まで の炭素原子を有する。
1つの実施態様においては、成分(f)は、次式により表されるヒドロキシ芳香 族シッフ塩基である:式(XXIT) rat、R1、R2、R3およびR4は 、独立して、■、またハヒトロカルビル基であって、このヒドロカルビル基は、 好ましくは、約200個までの炭素原子、さらに好ましくは、約100個までの 炭素原子、さらに好ましくは、約50個までの炭素原子、さらに好ましくは、約 30個までの炭素原子、さらに好ましくは、約20個までの炭素原子を有する。
R5は、ヒドロカルビレン基またはヒドロカルビリデン基、好ましくは、アルキ レン基またはアルキリデン基、さらに好ましくは、アルキレン基であって、これ らの基は、好ましくは、約40個までの炭素原子、さらに好ましくは、約20個 までの炭素原子、さらに好まし・くは、約12個までの炭素原子、さらに好まし くは、約6個までの炭素原子、さらに好ましくは、約2個〜約6個の炭素原子を 有する。■は、1〜約1000の範囲の数、または1〜約800の範囲の数、ま たは1〜約600の範囲の数、または1〜約400の範囲の数、または1〜約2 00の範囲の数、または1〜約100の範囲の数、または1〜約50の範囲の数 、または1〜約20の範囲の数、または1〜約10の範囲の数、または1〜約6 の範囲の数、または1〜約4の範囲の数、または約2〜約4の範囲の数であり得 る。
1つの実施態様においては、成分(i)は、次式により表されるカルボニル含有 のシッフ塩基である:R’ −N= CH−C00R2(XXIII)式(XX III)では、R′およびR2は、独立して、R5またはヒドロカルビル基であ って、このヒドロカルビル基は、好マしくは、約200個までの炭素原子、さら に好ましくは、約100個までの炭素原子、さらに好ましくは、約50個までの 炭素原子、さらに好ましくは、約30個までの炭素原子を有する。R1およびR 2中の全炭素原子数は、この成分を用いた結果形成される有機金属錯体が、ディ ーゼル燃料中に溶解し得るかまたは安定に分散し得るのに、充分な数でなければ ならない。好ましくは、R1およびR2中の全炭素原子数は、少なくとも約6個 の炭素原子であり、さらに好ましくは、少な(とも約10個の炭素原子である。
R1は、約10個〜約20個の炭素原子、好ましくは、約12個〜約18個の炭 素原子を有するアルキル基またはアルケニル基であり得る。1つの実施態様にお いては、R’は、約12個〜約18個の炭素原子を含有するアルキル基またはア ルケニル基の混合物であり、モしてR2はHである。
1つの実施態様においては、成分(i)は、次式により表されるオキシム含有の シッフ塩基である: R’−N=CHCH=N−OH(XXIV)式(XXH)では、R’は、ヒドロ カルビル基であって、このヒドロカルビル基は、好ましくは、約6個〜約200 個の炭素原子、さらに好ましくは、約6個〜約100個の炭素原子、さらに好ま しくは、約6個〜約50個の炭素原子、さらに好ましくは、約6個〜約30個の 炭素原子を有する。R1は、約10個〜約20個の炭素原子、好ましくは、約1 2個〜約18個の炭素原子を有するアルキル基またはアルケニル基であり得る。
1つの実施態様においては、R1は、約12個〜約18個の炭素原子を含有する アルキル基またはアルケニル基の混合物である。
1つの実施態様においては、成分(1)は、次式により表されるヒドロキシ芳香 族シッフ塩基である:式(XXV) テハ、R1、R2、R3、R4、R6およ びR71!、独立して、R5またはヒドロカルビル基であって、このヒドロカル ビルは、好ましくは、約200個までの炭素原子、さらlこ好ましく +1、約 100個までの炭素原子、さらに好ましく(ヨ、約50個までの炭素原子、さら に好ましくは、約30個までの炭素原子、さらに好ましくは、約20個までの炭 素原子を有する。R5[i、ヒドロカルビレン基またはヒドロカルビリデン基、 好ましり1よ、アルキレン基またはアルキリデン基、ざら↓こ好ましくζよ、ア ルキレン基であって、これらの基は、好ましくlt、約40個までの炭素原子、 さらに好ましくは、約20個までの炭素原子、さらに好ましくは、約10個まで の炭素原子、さらに好ましく番±、約6個までの炭素原子、さらに好ましくζよ 、約3個までの炭素原子を有する。Iは0または1である。
1つの実施態様においては、成分(i)it、次式;こより表されるヒドロキシ 芳香族シッフ塩基である:式(XXVI)では、Arは芳香族基、好ましく1ヨ 、ベンゼン核またはナフタレン核、さらに好ましくit、ベンゼン核である。
R1は、■、または約10個までの炭素原子、さら:こ好ましくζ家、約6個ま での炭素原子を有するヒドロカルビルは、アルキル基であり、さらに好ましくC ヨ、メチル、エチルまたはプロピルであり、さらに好ましくは、メチルである。
R2は、ヒドロカルビレン基またはヒドロカルビリデン基、好ましくは、アルキ レン基またはアルキリデン基、さらに好ましくは、アルキレン基であって、これ らの基は、好ましくは、約20個までの炭素原子、さらに好ましくは、約12個 までの炭素原子、さらに好ましくは、約6個までの炭素原子、さらに好ましくは 、約3個までの炭素原子を有する。R3およびR4は、独立して、■、脂肪族ヒ ドロカルビル基、ヒドロキシ置mされた脂肪族ヒドロカルビル基、アミン置換さ れた脂肪族ヒドロカルビル基、またはアルコキシ置換された脂肪族ヒドロカルビ ル基である。R3およびR4は、独立して、好ましくは、約200個までの炭素 原子、さらに好ましくは、約100個までの炭素原子、さらに好ましくは、約5 0個までの炭素原子、さらに好ましくは、約30個までの炭素原子、さらに好ま しくは、約20個までの炭素原子、さらに好ましくは、約6個までの炭素原子を 含有する。R5は% H%または脂肪族ヒドロカルビル基であって、この脂肪族 ヒドロカルビル基は、好ましくは、約200個までの炭素原子、さらに好ましく は、約100個までの炭素原子、さらに好ましくは、約50個までの炭素原子、 さらに好ましくは、約30個までの炭素原子を有する。1つの実施態様において は、式(XXVI)により表される化合物は、次式の構造を有する: (以下余白) 式(XXVI−1) テ+i、R′、R2、R3、R4およびR’lt、式(X XVI)のものと同じ意味を有する。1つの実施態様においては、成分(i)は 、式(XXVr−1)により表される構造を有し、ここで、R′は、■またはメ チル、R2はプロピレン、R3はH,R’は、約8個〜約24側の炭素原子を含 有するアルキル基またはアルケニル基であり、モしてR5はHである。
有用なシッフ塩基の例には、ドデシル−N、N’−ジサリチリデンー1.2−プ ロパンジアミン: ドデシル−N、N’−ジサリチリデン−1,2−エタンジア ミン;N、N’−ジサリチリデンー1.2−プロパンジアミン;トサリチリデン アニリン1.N’−ジサリチリデンエチレンジアミン;サリチラルーβ−トアミ ノエチルビベラジン;およびトサリチリデンーN−ドデシルアミンが含まれる。
(4)立工土二ヱヱ 1つの実施態様においては、成分(i)はカリキサレンである。
この化合物は、典型的には、かご状または円錐状の立体構造、または部分的にか ご状または円錐状の立体構造を有し、David Gutscheによりs r calixarenesJ 、Royal 5ociety of Chemi stry (1989年)に、記述されている。1つの実施態様においては、成 分(i)は、次式により表され得るカリキサレン〔4〕である: 式(XXVll) テit、R1、R2、R3オヨびR’lt、独立して、■、 またはヒドロカルビル基であって、このヒドロカルビル基は、好ましくは、約2 00個までの炭素原子、さらに好ましくは、約100個までの炭素原子、さらに 好ましくは、約50個までの炭素原子、さらに好ましくは、約6個〜約30個の 炭素原子、さらに好ましくは、約6個〜約18個の炭素原子を有する。1つの実 施態様においては%R’、R2、R3およびR4は、それぞれ、アルキル基であ って、約10個〜約14個の炭素原子、さらに好ましくは、約12個の炭素原子 を有し、さらに好ましくは、それぞれは、プロピレンテトラマーである。
1つの実施態様においては、成分(i)は、次式により表され得るカリキサレン [5]である: 式(XXVIII) テit、R′、R2、R3、R4およびR5ハ、独立Lr 、Hlまたはヒドロカルビル基であって、このヒドロカルビル基は、好ましくは 、約200個までの炭素原子、さらに好ましくは、約100個までの炭素原子、 さらに好ましくは、約50個までの炭素原子、さらに好ましくは、約6個〜約3 0個の炭素原子、さらに好ましくは、約6個〜約18個の炭素原子を有する。1 つの実施態様においては、各R’、 R2、R”、R’およびR5は、アルキル 基であって、約10個〜約14個の炭素原子、さらに好ましくは、約12個の炭 素原子を有し、さらに好ましくは、それぞれは、プロピレンテトラマーである。
(以下余白) 1つの実施態様においては、成分(i)は、次式により表され得るカリキサレン [6]である: 式(XXfX) テat、R1、R2、R3、R4、R’オヨびRa1t、独立 シテ、Hlまたはヒドロカルビル基であって、このヒドロカルビル基は、約20 0個までの炭素原子、好ましくは、約100個までの炭素原子、さらに好ましく は、約50個までの炭素原子、さらに好ましくは、約6個〜約30個の炭素原子 、さらに好ましくは、約6個〜約18個の炭素原子を有する。1つの実施態様に おいては、各R′、R2、R3、R4、R5およびR6は、アルキル基であって 、約10.□m〜約14個の炭素原子、さらに好ましくは、約12個の炭素原子 を有し、さらに好ましくは、それぞれは、プロピレンテトラマーである。
(5) −フェノール 1つの実施態様においては、成分(1)は、次式のいずれかにより表されるβ− 置換フェノールである:式(XXX−1)、(XXX−2)および(XXX−3 ) テは、各R1は、独立して、■、またはヒドロカルビル基であって、このヒ ドロカルビル基は、好ましくは、約200個までの炭素原子、さらに好ましくは 、約100個までの炭素原子、さらに好ましくは、約50個までの炭素原子、さ らに好ましくは、約30個までの炭素原子、さらに好ましくは、約20個までの 炭素原子を有する。上述の化合物の誘導体であって、1個以上の環炭素原子が、 ヒドロカルビル基、好ましくは、低級アルキル基で置換されている誘導体は、有 用である。1つの実施態様においては、R1は、アルキル基であって、約10個 〜約14個の炭素原子、好ましくは、約12個の炭素原子を有する。R1はまた 、次式により表される基であり得る: R2R3NR’ − ここでs R2およびR3は、独立して、[1% またはヒドロカルビル基であ って、このヒドロカルビル基は、好ましくは、約200個までの炭素原子、さら に好ましくは、約1oo個までの炭素原子、さらに好ましくは、約50個までの 炭素原子、さらに好ましくは、約30個までの炭素原子、さらに好ましくは、約 20個までの炭素原子を有する。R4は、ヒドロカルビレン基またはヒドロカル ビリデン基、好ましくは、アルキレン基またはアルキリデン基、さらに好ましく は、アルキレン基であって、これらの基は、好ましくは、約20個までの炭素原 子、さらに好ましくは、約10!までの羨素原子、さらに好ましくは、約6個ま での炭素原子を有する。1つの実施態様においては、R2は、アルキル基であっ て、約10個〜約20!の炭素原子、好ましくは、約12個〜約18個の炭素原 子を有し:H&はメチレン;そしてR3は■である。
(以下余白) (6)α−フェノール 1つの実施態様においては、成分(i)は、次式により表されるα−置換フェノ ールである: 式(XXXI) テハ、T’ハH’2、SR’まタハNO2テあり、ココテ、R 1は、■、またはヒドロカルビル基であって、このヒドロカルビル基は、好まし くは、約200個までの炭素原子、さらに好ましくは、約100fflまでの炭 素原子、さらに好ましくは、約50個までの炭素原子、さらに好ましくは、約3 0個までの炭素原子、さらに好ましくは、約20個までの炭素原子を有する。上 述の化合物の誘導体であって、1個以上の環炭素原子が、ヒドロカルビル基、好 ましくは、低級アルキル基で置換されている誘導体が有用である。
(7)カルボン エステル 1つの実施態様においては、成分(i)は、カルボン酸エステルである。この化 合物は、少なくとも1個のカルボン酸エステル基、−cooR,および少なくと も1個の別の官能基が存在し、各基は、炭化水素結合の異なる炭素原子上にある ことを特徴とする。他の官能基は、カルボン酸エステル基であり得る。
1つの実施態様においては、成分(i)は、次式により表されるカルボン酸エス テルである: 式(XXX[I) テit、R′、R2およびR4は、独立して、■、マタハヒ ドロカルビル基であって、このヒドロカルビル基は、好ましくは、約200個ま での炭素原子、さらに好ましくは、約100個までの炭素原子、さらに好ましく は、約50個までの炭素原子、さらに好ましくは、約6個〜約30個の炭素原子 を有する。
R3は、ヒドロカルビレン基またはヒドロカルビリデン基、好ましくは、アルキ レン基またはアルキリデン基、さらに好ましくは、アルキレン基であって、これ らの基は、好ましくは、約20個までの炭素原子、さらに好ましくは、約10個 までの炭素原子、さらに好ましくは、約6個までの炭素原子、さらに好ましくは 、約2個〜約4個の炭素原子を有する。iは、1〜約10の範囲の数、さらに好 ましくは、1〜約6の範囲の数、さらに好ましくは、1〜約4の範囲の数、さら に好ましくは、!または2である。1つの実施態様においては、R1は、アルキ ル基であって、約6個〜約20個の炭素原子、さらに好ましくは、約10個〜約 14個の炭素原子、さらに好ましくは、約12個の炭素原子を有し;R2および R4は、H;R3は、エチレンまたはプロピレン、好ましくは、エチレン;そし てIは、1〜約4、好ましくは、約2である。
1つの実施態様においては、成分(1)は、次式により表されるカルボン酸エス テルである: 式(XXHII)では、1は、■、またはヒドロカルビル基であって、このヒド ロカルビル基は、好ましくは、約200個までの炭素原子、さらに好ましくは、 約10(1個までの炭素原子、さらに好ましくは、約50個までの炭素原子、さ らに好ましくは、約6個〜約30個の炭素原子を有する。R2およびR3は、独 立して、■、またはヒドロカルビル基であって、このヒドロカルビル基は、好ま しくは約40個までの炭素原子、さらに好ましくは、約20個までの炭素原子を 有する。R4は、ヒドロカルビレン基またはヒドロカルビリデン基、好ましくは 、アルキレン基またはアルキリデン基、さらに好ましくは、アルキレン基であっ て、これらの基は、好ましくは、約20個までの炭素原子、さらに好ましくは、 約10個までの炭素原子、さらに好ましくは、約6個までの炭素原子、さらに好 ましくは、約4個までの炭素原子、さらに好ましくは、約2個の炭素原子を有す る。
1つの実施態様においては、R’およびR2は、アルキル基であって、約6個〜 約18個の炭素原子、さらに好ましくは、約12個の炭素原子を有し、R’は、 好ましくは、ドデシル、モしてR2は、好ましくは、ドデシル;R3はH;そし てR−はメチルエチレンである。
(8)ヱ」2ヒ化にLZ 1つの実施態様においては、成分(1)はアシル化アミンである。この化合物は 、少なくとも1個のアシル基、RCO−、および少なくとも1個のアミノ基、− NR2が、炭化水素結合の中の異なる炭素原子上に存在することを特徴とする。
これらのアシル化アミンはまた、上述のタイプの他の官能基も含有し得る。
1つの実施態様においては、成分(i)は、次式により表されるカルボニルアミ ンである: 式(XXXIV) テGt、R′、R2、R3およびR′ハ、独立シテ、■、ま たはヒドロカルビル基であって、このヒドロカルビル基は、好ましくは、約20 0個までの炭素原子、さらに好ましくは、約100個までの炭素原子、さらに好 ましくは、約50個までの炭素原子、さらに好ましくは、約30個までの炭素原 子を有する。
R1は、好ましくは、約6個〜約30個の炭素原子、さらに好ましくは、約6個 〜約18個の炭素原子、さらに好ましくは、約10個〜約14個の炭素原子を含 有する。R2およびR3は、好ましくは、■または低級アルキルである。1つの 実施態様においては、R1は、アルキル基であって、約10個〜約14個の炭素 原子、好ましくは、約12個の炭素原子を有し;そしてR2、R3およびR′は Hである。
1つの実施態様においては、成分(i)は、次式により表されるアシル化アミン である: 式(XXXV) テit、R1、R3、R′およびR5i!、独立して、■、マ タはヒドロカルビル基であって、このヒドロカルビル基は、好ましくは、約20 0個までの炭素原子、さらに好ましくは、約100個までの炭素原子、さらに好 ましくは、約50個までの炭素原子、さらに好ましくは、約30個までの炭素原 子を有するる。
R2は、ヒドロカルビレン基またはヒドロカルビリデン基、好ましくは、アルキ レン基またはアルキリデン基、さらに好ましくは、アルキレン基であって、これ らの基は、好ましくは、約20個までの炭素原子、さらに好ましくは、約10個 までの炭素原子、さらに好ましくは、約6個までの炭素原子、さらに好ましくは 、約2個〜約4個の炭素原子を有する。R′は、好ましくは、ヒドロカルビル基 、さらに好ましくは、アルキル基であって、約6個〜約20個の炭素原子、さら に好ましくは、約10個〜約14個の炭素原子、さらに好ましくは、約12個の 炭素原子を有する。1つの実施態様においては、R1は、アルキル基であって、 約10個〜約14個の炭素原子、好ましくは、約12個の炭素原子を有し、R2 は、エチレンまたはプロピレン、好ましくは、エチレンであり、そしてR3、R 4およびR5はHである。
1つの実施態様においては、成分(i)は、次式により表されるアシル化アミン である: 式(XXXVr) テgt、R1、R2、R3およびR14は、独立して、■、 またはヒドロカルビル基であって、このヒドロカルビル基は、好ましくは、約2 00個までの炭素原子、さらに好ましくは、約100個までの炭素原子、さらに 好ましくは、約50個までの炭素原子、さらに好ましくは、約30個までの炭素 原子を有する。
R5は、ヒドロカルビレン基またはヒドロカルビリデン基、好ましくは、アルキ レン基またはアルキリデン基、さらに好ましくは、アルキレン基であって、これ らの基は、好ましくは、約20個までの炭素原子、さらに好ましくは、約10個 までの炭素原子、さらに好ましくは、約6個までの炭素原子、さらに好ましくは 、約2個〜約4個の炭素原子を有する。R1およびR2は、好ましくは、ヒドロ カルビル基、さらに好マしくは、アルキル基であって、約6個〜約20個の炭素 原子、さらに好ましくは、約10個〜約14個の炭素原子、さらに好ましくは、 約12個の炭素原子を有する。1つの実施態様においては、R1およびR2は、 アルキル基であって、100個〜約1個の炭素原子、好ましくは、約12個の炭 素原子を有し、R5は、エチレンまたはプロピレン、好ましくはエチレンであり 、そしてR3およびR4はHである。
1つの実施態様においては、成分(i)は、次式により表されるアシル化アミン である: 式(XXXVII) テlt、R’% R2、R3、R4、R5およびR’+t 、独立して% H% またはヒトCカルビル基であって、このヒドロカルビル基 は、好ましくは、約200個までの炭素原子、さらに好ましくは、約100個ま での炭素原子、さらに好ましくは、約50個までの炭素原子、さらに好ましくは 、約30個までの炭素原子、さらに好ましくは、約6個〜約30個の炭素原子を 有する。R7およびR8は、独立して、ヒドロカルビレン基またはヒドロ力ルヒ リデン基、好ましくは、アルキレン基または7/l/キ+J 7’ン基、さらに 好ましくは、アルキレン基であって、これらの基は、好ましくは、約20個まで の炭素原子、さらに好ましくは、約10個までの炭素原子、さらに好ましくは、 約6個までの炭素原子、さらに好ましくは、約2111〜約4個の炭素原子を有 する。1つの実施態様においては、R1およびR6は、独立して、アルキル基ま たはアルケニル基であって、約6個〜約30個の炭素原子、さらに好ましくは、 約21〜約4個の炭素原子、さらに好ましくは、約18個の炭素原子を有し;R 2、R3、R4およびR5は■;そして、R7およびR11は、独立して、1個 〜約4個の炭素原子を有するアルキレン基、好ましくは、エチレンまたはプロピ レン、さらに好ましくは、プロピレンである。
(9)ヒドロキシアジレン 1つの実施態様においては、成分(i)はヒドロキシアジレンである。この化合 物は、少なくとも1個のヒドロキシアジレン基、>NQH,および上述のタイプ の少なくとも1個の他の官能基が存在することを特徴とする。この他の官能基も また、ヒドロキシアジレン基であり得る。
1つの実施態様においては、成分(i)は、次式により表されるヒドロキシアジ レンである: 式(XXXVIII) テit、R1、R2、R3、R4、R5オ、にヒR’l t、独立シて% H% またはヒドロカルビル基であって、このヒドロカルビル 基は、好ましくは、約200個までの炭素原子、さらに好ましくは、約100個 までの炭素原子、さらに好ましくは、約50個までの炭素原子、さらに好ましく は、約30個までの炭素原子、さらに好ましくは、約20個までの炭素原子を有 する。
1つの実施態様においては、成分(f)は、次式により表されるヒドロキシアジ レンである: 電 HON=N−C=N−NR2(XXXIX)式(XXXH)では、R1およびR 2は、独立して、■、またはヒドロカルビル基であって、このヒドロカルビル基 は、好マシくは、約40個までの炭素原子、さらに好ましくは、約6個〜約30 個の炭素原子、さらに好ましくは、約12個〜約20個の炭素原子を有する。R 1およびR2中の全炭素原子数は、この成分を用いた結果形成される有機金属錯 体がディーゼル燃料中に溶解し得るかまたは安定に分散し得るのに、充分な数で なければならない。好ましくは、R1およびR2中の全炭素原子数は、少なくと も約6個の炭素原子であり、さらに好ましくは、少なくとも約10個の炭素原子 である。
(1G)ベンゾトリアゾール 1つの実施態様においては、成分(i)は、置換された、または置換されていな いベンゾトリアゾールである。適当な化合物の例には、ベンゾトリアゾール、ア ルキル置換されたベンゾトリアゾール(例えば、トリルトリアゾール、エチルベ ンゾトリアゾール、ヘキシルベンゾトリアゾール、オクチルベンゾトリアゾール など)、アリール置換されたベンゾトリアゾール(例えば、フェニルベンゾトリ アゾールなど)、アルカリール置換またはアリールアルキル置換されたベンゾト リアゾール、および、置換基が、例丈ば、ヒドロキシ、アルコキシ、ハロゲン( 特にクロロ)、ニトロ、カルボキシまたはカルボアルコキシであり得る、置換ベ ンゾトリアゾールがある。
1つの実施態様においては、成分(i)は、次式により表されるベンゾトリアゾ ールである: 式(XL)では、R1およびR2は、独立して、Hl またはヒドロカルビル基 であって、このヒドロカルビル基は、好ましくは、約200個までの炭素原子、 さらに好ましくは、約100個までの炭素原子、さらに好ましくは、約50個ま での炭素原子、さらに好ましくは、約30個までの炭素原子、さらに好ましくは 、約20個までの炭素原子を有する。1つの実施態様においては、ajは、アル キル基であって、約6個〜約18個の炭素原子、さらに好ましくは、約10個〜 約14個の炭素原子、さらに好ましくは、約12個の炭素原子を有し、そしてR 2は■である。有用な化合物の例には、ドデシルベンゾトリアゾールがある。
(11)二土l鼠 1つの実施態様においては、成分(1)は、次式により表されるアミノ酸である : 式(XLI)では、R’は、■またはヒドロカルビル基、 R2は、R1または アシル基;R3およびR4は、それぞれ独立して、■または低級アルキル基:そ して2はOまたは1である。このヒドロカルビル基R′およびR2は、上述の広 範囲に定義されたヒドロカルビル基のいずれでもあり得る。好ましくはs R’ およびR′ハ、独立シて、アルキル基、シクロアルキル基、フェニル基、アルキ ル置換されたフェニル基、ベンジル基、またはアルキル112mされたベンジル 基である。1つの実施態様においては、R1およびR2は、それぞれ独立して、 1個〜約18個の炭素原子を含有するアルキル基;シクロヘキシル基;フェニル 基;1個〜約12個の炭素原子を含有するアルキル置換基をフェニル環の4位に 含むフェニル基;ベンジル基;または1個〜約12個の炭素原子を有するアルキ ル基をフェニル環の4位に有するベンジル基である。一般に、式(XLI)のR 1は、メチル基のような低級アルキル基であり、モしてR2は、約4個〜約18 個の炭素原子を有するアルキル基である。
1つの実施態様においては、R1は、上述の定義のものと同じであり、モしてR 2はアシル基である。種々のアシル基がR2として使用され得るものの、このア シル基は、一般に、次式により表され得る: R2O(0)− ここで、R5は、約30個までの炭素原子を含有する脂肪族基である。さらに一 般的には、R5は、約12個〜約24個の炭素原子を含有する。このようなアシ ル置換されたアミノカルボン酸は、アミノカルボン酸と、カルボン酸またはカル ボン酸ハロゲン化物との反応により、得られる。例えば、脂肪酸は、アミノカル ボン酸と反応して、所望のアシル置換されたアミノカルホン酸を形成し得る。ド デカン酸、オレイン酸、ステアリン酸、リノール酸などのような酸は、式(XL I)で表されるようなアミノカルボン酸(ここで R2はHである)と反応し得 る。
式(XLI)のR3基およびR4基は、それぞれ独立して、■または低級アルキ ル基である。一般に、R”およびR4は、独立して、■またはメチル基であり、 多くの場合 R3およびR4はBである。
式(XLI)では、2は0またはlであり得る。2が0のとき、このアミノ酸化 合物は、グリシン、α−アラニン、およびグリシンおよびα−アラニンの誘導体 である。2が1のとき、式(XLI)により表されるアミノカルボン酸は、β− アラニン、またはβ−アラニンの誘導体である。
成分(i)として有用な式(XLI)のアミノ酸化合物は、先行文献で記述の方 法により調製され得、これらのアミノ酸の一部は市販されている。例えば、グリ シン、α−アラニン、β=75ニン、バリン、アルギニン、およヒ2−メチルア ラニンがある。式(XLI)により表されるアミノ酸化合物(ここで、2は1で ある)の調製は、例えば、米国特許第4.077、941号に記述されている。
例えば、このアミノ酸は、式R’ R2NHのアミンと、式l113CH= C (R’ )−COOR’の化合物とを反応させ、次いで、このエステルを強塩基 で加水分解しそして酸性化することにより、調製され得、ここで、R1およびR 2は、式(XLI)に関して、先の定義のものと同じであり、R3およびR4は 、式(XLI)に関して、先の定義のものと同じであり、モしてR6は、低級ア ルキル、好ましくは、メチルまたはエチルである。不飽和エステルと反応し得る アミンには、以下のものがあるニジシクロヘキシルアミン、ベンジルメチルアミ ン、アニリン、ジフェニルアミン、メチルエチルアミン、シクロヘキシルアミン 、n−ペンチルアミン、ジインブチルアミン、ジイソプロピルアミン、ジメチル アミン、ドデシルアミン、オクタデシルアミン、N−n−オクチルアミン、アミ ノペンタン、第二級ブチルアミン、プロピルアミンなど。
式(XLI)のアミノ酸化合物(ここで R2は、メチル基またはアシル基であ る)は、式R’NH2の第一級アミンと、式F1”CB=C(R’)−COOR ’の化合物とを反応させることにより、調製され得、ここで、1は、式(XLI )に関して、先の定義のものと同じであり、R3、R′およびR6は、上述の定 義のものと同じである。
次に、この中間体は、トメチル化およびこのエステルの加水分解により、続いて 、酸性化により、そのメチル誘導体に変換される。対応するアシル誘導体は、こ の中間体を、酸または酸ハロゲン化物(例えば、ステアリン酸、オレイン酸など )と反応させることにより、形成される。式(XLI)により表されるタイプの 特定のアミノ酸は、以下の表Iで例示される。
(以下余白) 表」− R’ R2R3z R’ II HI! 0 −− HHHIH H11HI CH3 シクロ H!I I H CH3CH3HI H HHCHs I C11a CH3イソアミル 11 1H Cl13 オクタデシル H111 CH3オクタデシル H1,Ch CH3n−ブチル C2H61H n−オクチル n−オクチル n−プロピル I CH3シクロへキシル シク ロヘキシル H111CH3n−オクタデシル CH31H CH3イソプロピル HIH C■3 オレイル [11H CH3CH3HO−− H[1CH30− CH3CH3CH30−− ■ オレオイル B O− Me オレオイル HO− Hステアロイル HO− Me ステアロイル HO− ■ オレオイル HIH Me ステアロイル HI H (12)且ヱj」ビL五鼓 1つの実施態様においては、成分く1)は、次式により表されるヒドロキサム酸 である: R’−C(0)−NI!OH(XLII[)式(XLIII)では R1は、ヒ ドロカルビル基であって、このヒドロカルビル基は、約6個〜約200個の炭素 原子、さらに好ましくは、約6個〜約100個の炭素原子、さらに好ましくは、 約6個〜約50Mの炭素原子、さらに好ましくは、約6個〜約30個の炭素原子 を有する。1つの実施態様においては、R1は、アルキル基またはアルケニル基 であって、約12個〜約24(lの炭素原子、さらに好ましくは、約16個〜約 20個の炭素原子、さらに好ましくは、約18個の炭素原子を有する。R′はオ レイルであることが好都合である。
成分(i)は、次式で表されるフェノール化合物であり得る両式(XLIV)で は R1およびR2は、独立して、ヒドロカルビル基である。R3は、CH3S  SまたはCH20CH2である。1つの実施態様においては、R’およびR2 は、独立して、一般に、約4個〜約20個の炭素原子を含有する脂肪族基である 。典型的なR1基および R2基の例には、ブチル、ヘキシル、ヘプチル、2− エチルヘキシル、オクチル、ノニル、デシル、ドデシルなどが含まれる。式(X LIV)により表されるフェノール化合物は、適当な置換フェノールを、ホルム アルデヒドまたはイオウ化合物(例えば、二塩化イオウ)と反応させることによ り、調製され得る。1モルのホルムアルデヒドが2モルの置換フェノールと反応 するとき、架橋基R3はCH2である。置換フェノールに対するホルムアルデヒ ドのモル比が1:1のとき、CH20CH2基により架橋されたビスフェノール 化合物が形成され得る。
2モルの置換フェノールが、1モルの二塩化イオウと反応するとき、イオウ原子 で架橋されたビスフェノール化合物が形成される。1つの実施態様においては、 R′およびR2はプロピレンテトラマーであり、モしてR3はSである。
(14) ニ ム 成分(i)は、次式により表される芳香族二官能性化合物であり得る: 式(XLV)では、R1は、1個〜約100個の炭素原子を含有するヒドロカル ビル基である。iは、θ〜4の数、好ましくは、θ〜2であり、さらに好ましく は、0または1である。T1は、G1に対してオルト位またはメタ位にある。G 1およびT1は、独立して、OH. +[2、NR2、COOR. SHまたは C(Q)Hであり、ここで、Rは、Hまたはヒドロカルビル基である。1つの実 施態様においては、この化合物はアミノフェノールである。好ましくは、このア ミノフェノールは、ヒドロカルビル基のような他の置換基を一含有し得るオルト アミノフェノールである。1つの実施態様においては、この化合物はニトロフェ ノールである。
好ましくは、このニトロフェノールは、ヒドロカルビル基のような他の置換基を 含有し得るオルトニトロフェノールであ。
る。1つの実施態様においては、式(XLIV)により表される化合物はニトロ フェノールであって、ここで、R′がドデシル、lが1、G1がOH, T’が NO2であり、そしてNO2がOHに対してオルト位にあり、この化合物は、ド デシルニトロフェノールである。
1つの実施態様においては、式(XLIV)のG1はOHであり、T1はNO2 であってOHに対しオルト位にあり、■は1、モしてR1は、次式により表され る: 11i2R’N−R’−NR5−R’−ここで、R2、[1’およびR5は、独 立して、■、または約40個までの炭素原子を有するヒドロカルビル基であり、 そしてR4およびR6は、独立して、1個〜約6個の炭素原子を有するアルキレ ン基またはアルキリデン基である。1つの実施態様においては、R2は、アルキ ル基またはアルケニル基であって、約16個〜約20個の炭素原子、さらに好ま しくは、約18個の炭素原子を有し、R3およびR5は■、R′は、エチレンま たはプロピレン、好ましくは、プロピレンであり、モしてR6は、メチレンまた はエチレン、好ましくは、メチレンである。
(15)ジチオカーバメート 成分(i)は、基R’ 22NC(= S’)S−を含有する化合物であるジチ オカーバメートであり得る。ここで R1およびR2は、独立して、■またはヒ ドロカルビル基である。このジチオカーバメートは、上述のタイプの他の官能基 を少なくとも1個含有しなければならない。この他の官能基は、ジチオカーバメ ート基であり得るa 1つの実施態様においては、成分mは、次式により表され るジチオカーバメートである:式(XLVI)では、R’およびR2は、独立し て、■、またはヒドロカルビル基であって、このヒドロカルビル基は、約40個 までの炭素原子、さらに好ましくは、約6個〜約30個の炭素原子、さらに好ま しくは、約10個〜約20個の炭素原子を有する。R3およびR′は、アルキレ ン基であって、約10個までの炭素原子、さらに好ましくは、約6個までの炭素 原子、さらに好ましくは、約2個または約3個の炭素原子を有する。G1および T1は、独立して、OHまたはCNである。1つの実施態様においては、R1お よびR2は、それぞれブチル;R3およびR4は、エチレンまたはプロピレン、 好ましくは、それぞれエチレンであり;そしてGlおよびT1はCNである。1 つの実施態様においては%R’はR5R’NR7−であり、ここで、R5および R6は、独立して、■または低級アルキル、好ましくは、■であり、R7は、エ チレンまたはプロピレン、好ましくは、プロピレン、R2は、アルキル基または アルケニル基であって、約16個〜約18個の炭素原子、好ましくは、約1a個 の炭素原子を有し、R3およびR4は、それぞれエチレンであり、モしてGlお よびTIは、CNまたは0■である。1つの実施態様においては R1は25R ’NR7−であり、ここで、R5は、アルキル基またはアルケニル基であって、 約16個〜約20個の炭素原子、さらに好ましくは、約18個の炭素原子を有し 、R’はH% R7は、エチレンまたはプロピレン、好ましくは、プロピレン、 R2はH% R”およびR4は、それぞれエチレンであり、そしてG1およびT 1は、(JまたはOHである。
(16)王土Z上yヱ蓋I 成分(1)は、R’0C(=S)S−基(ここで、Rはヒドロカルビル基である )を含有する化合物であるキサントゲン酸塩であり得る。これらのキサントゲン 酸塩は、上述のタイプの他の官能基を少なくとも1個含有しなければならない。
この他の官能基は、キサントゲン酸塩基であり得る。1つの実施態様においては 、成分(i)は、次式により表されるキサントゲン酸塩式(XLV目)では R 1は、ヒドロカルビル基であって、約40Mまでの炭素原子、さらに好ましくは 、約6個〜約30個の炭素原子、さらに好ましくは、約10個〜約20個の炭素 原子を有する。R1は、好ましくは、脂肪族、さらに好ましくは、アルキルであ る。R2およびR3は、アルキレン基であって、約10個までの炭素原子、さら に好ましくは、約6個までの炭素原子、さらに好ましくは、約2個または約3個 の炭素原子を有する。
G1およびTIは、独立して、0■またはCMである。1つの実施態様において は、R1は、1個〜約10個の炭素原子を有するアルキル基:R2およびR3は 、エチレンまたはプロピレン、好ましくは、それぞれエチレンであり;そしてG lおよびTIはCMである。1つの実施態様においては R1はR5R’NR7 −であり、ここで、R5およびR6は、独立して、■または低級アルキル、好ま しくは、L R7は、エチレンまたはプロピレン、好ましくは、プロピレン、R 2およびR3は、それぞれエチレンまたはプロピレンであり、そしてG1および T1は、CNまたはOHである。1つの実施態様においては、1はR’li’N R’−であり、ここで% R5は、約16個〜約20個の炭素原子を有するアル キル基またはアルケニル基s R’はL R”は、エチレンまたはプロピレン、 R2およびR3は、それぞれ、エチレンまたはプロピレンであり、そしてG1お よびT1は、CNまたはOHである。
(17)ホルマジル 1つの実施態様においては、成分(i)は、次式により表されるホルマジルであ る: 式(XLVIII)では、ArおよびAr’は、独立して、芳香族基、好ましく は、ベンゼン核またはナフタレン核、さらに好ましくは、ベンゼン核である。R ’、R2およびR3は、独立して、’H1またはヒドロカルビル基であって、こ のヒドロカルビル基は、好ましくは、約200個までの炭素原子、さらに好まし くは、約100個までの炭素原子、さらに好ましくは、約50個までの炭素原子 、さらに好ましくは、約30個までの炭素原子、さらに好ましくは、約20個ま での炭素原子を含有する。1つの実施態様においては、ArおよびAr’は、そ れぞれベンゼン核、R1は、アルキル基または分枝したアルキル基であって、約 4個〜約12個の炭素原子、さらに好ましくは、約6個〜約10個の炭素原子、 さらに好ましくは、約8個の炭素原子を有し;112は、■または低級アルキル であり;そしてR3は、アルキル基であって、約6個〜約18個の炭素原子、さ らに好ましくは、約10個〜約14個の炭素原子、さらに好ましくは、約12個 の炭素原子を有する。1つの実施態様においては、ArおよびAr’は共にべン ゼンtL R’は、1−エチルペンチル、R2はドデシルであり、モしてR3は ■である。
(18)旦1乏l 成分(i)はピリジン誘導体であり得る。1つの実施態様においては、成分(i )は、次式で表される2、2゛−バイピリジン(bypyridtne)である : 式(XLIX)では、1個以上の環炭素原子は、ヒドロカルビル基、好ましくは 、低級アルキル基で置換され得る。1つの実施態様においては、成分(i)は、 次式により表される置換ピリジンである: 式(L)では、R′は、■、またはヒドロカルビル基であって、このヒドロカル ビル基は、好ましくは、約200個までの炭素原子、さらに好ましくは、約10 0個までの炭素原子、さらに好ましくは、約50個までの炭素原子、さらに好ま しくは、約30個までの炭素原子、さらに好ましくは、約20個までの炭素原子 を含有する。R1は、好ましくは、■または低級アルキルである。
式(L)では、1個以上の環炭素原子は、ヒドロカルビル基、好ましくは、低級 アルキル基で置換され得る。
(19)ホウ れたアシル アミン 成分(i)は、ホウ素化されたアシル化アミンであり得る。この化合物は、まず 、ヒドロカルビル置換コハク酸生成化合物(本明細書において、時には、「コへ り酸アシル化剤」と呼ばれる)と、酸生成化合物1当量あたり少なくとも約17 2当量の、窒素基に結合した少なくとも1個の水素を含有するアミンとを、反応 させることにより、調製され得る。この方法で得られる窒素含有組成物は、通常 、複雑な混合物である。これらの窒素含有組成物は、本明細書において、「アシ ル化アミン」と呼ばれる。この窒素含有組成物は、次いで、以下からなる群から 選択されたホウ素含有化合物と反応させることにより、ホウ素化される二三酸化 ホウ素、ハロゲン化ホウ素、ホウ素含有酸、ホウ素含有アミド、およびホウ素含 有酸のエステル。
このアシル化アミンは、以下を含む多くの米国特許に記述されている: 3.172,892 3,341,542 3,630,9043.215,7 07 3,346,493 3,632,5113.272,746 3,44 4,170 3,787,3743.316,177 3,454,607 4 ,234,4353.541,012 上記の米国特許の内容は、本発明に有用なアシル化アミンの調製の教示に関して 、本明細書に特に援用されている。
一般に、アシル化アミンの調製の好都合な経路には、ヒドロカルビル置換コハク 酸生成化合物(「カルボン酸アシル化剤」)の、窒素原子に結合した少な(とも 1個の水素(すなわち、H−N= ’)を含有するアミンとの反応が含まれる。
この炭化水素置換コハク酸生成化合物には、コノ\り酸、その無水物、ハロゲン 化物およびエステルが含まれる。このコノ\り酸生成化合物上の炭化水素置換基 中の炭素原子数は、それから生成される有機金属錯体がディーゼル燃料に溶解し 得るかまたは安定に分散し得る限りにおいて、広範囲に変わり得る。
この炭化水素置換基は、一般に、平均して、少な(とも約10個の脂肪族炭素原 子、好ましくは、少なくとも約30個の脂肪族炭素原子、さらに好ましくは、少 なくとも約50個の脂肪族炭素原子を含有する。
この実質的な炭化水素置換基の原料には、主として、高分子量の実質的に飽和な 石油留分、および実質的に飽和なオレフィン重合体が挙げられ、特に、2個〜3 0個の炭素原子を有するモノオレフィンの重合体が挙げられる。特に有用な重合 体は、1−モノオレフィン(例えば、エチレン、プロペン、1−ブテン、イソブ チン、1−ヘキセン、1−オクテン、2−メチル−1−ヘブテン、3−シクロへ キシル−1−ブテン、および2−メチル−5=プロピル−1−ヘキセン)の重合 体である。中間オレフィン、すなわち、オレフィン結合が末端位置にないオレフ ィンの重合体も同様に、有用である。これらは、2−ブテン、3−ペンテンおよ び4−オクテンにより例示される。
上記に例示したようなすレフインの、他のインターポリマー化可能なオレフィン 性物質(例えば、芳香族オレフィン、環状オレフィンおよびポリオレフィン)と のインターポリマーもまた、有用である。このようなインターポリマーには、例 えば、イソブチンとスチレン:イソブチンとブタジェン;プロペンとイソプレン ;エチレンとピペリレン;イソブチンとクロロブレン;イソブチンとp−メチル スチレン;1−ヘキセンと1.3−へキサジエン;1−オクテンと1−ヘキセン ;1−ヘプテンと1−ペンテン;3−メチル−1−ブテンと1−オクテン;3, 3−ジメチル−1−ペンテンと1−ヘキセン;イソブチンとスチレンおよびピペ リレンとを重合させることにより、調製されるものが含まれる。
このインターポリマー中の他のモノマーに対するモノオレフィンの相対的な割合 は、このようなインターポリマーから誘導される最終生成物の安定性および油溶 性に影響を与える。
従って、油溶性および安定性の理由から、本発明で使用が考慮されるインターポ リマーは、実質的に脂肪族でありかつ実質的に飽和であるべきであり、すなわち 、脂肪族モノオレフィンから誘導された単位を、重量基準で、少なくとも約80 %、好ましくは、少なくとも約95%含有し、そして炭素−炭素共有結合の全数 を基準にして、約5%以下のオレフィン性結合を含有するべきである。大抵の場 合には、オレフィン性結合の割合は、炭素−炭素共有結合の全数の約2%以下で あるべきである。
このようなインターポリマーの特定の例には、95%(重量基準)のイソブチン と5%のスチレンとの共重合体;SB%のイソブチンと1%のピペリレンおよび 1%のクロロプレンとの三元共重合体;95%のイソブチンと2%の1−ブテン および3%の1−ヘキセンとの三元共重合体;80%のイソブチンと20%の1 −ペンテンおよび20%の1−オクテンとの三元共重合体;80%の1−ヘキセ ンと20%の1−へブテンとの共重合体;90%のイソブチンと2%のシクロヘ キセンと8%のプロペンとの三元共重合体;および80%のエチレンと20%の プロペンとの共重合体が含まれる。
実質的な炭化水素基の他の原料には、飽和脂肪族炭化水素、または合成アルカン が含まれる。飽和脂肪族炭化水素には、例えば、高度に精製された高分子量ホワ イト油がある。合成アルカンには、例えば、上記に例示した高分子量オレフィン 重合体、または高分子量オレフィン性物質の水素添加により得られるものがある 。
約700〜10.000の数平均分子量(Mu)を有するオレフィン重合体を使 用することが好ましい。1つの実施態様においては、この置換基は、約700〜 約IQ、000のMn値および1.0〜約4.0のMv/Mn値を特徴とするポ リオレフィンから誘導される。
この置換コハク酸アシル化剤を調製する際は、1種以上の上記ポリアルケンを、 マレイン酸反応剤またはフマル酸反応剤(例えば、酸またはその無水物)からな る群から選択される1橿以上の酸性反応剤と反応させる。通常、マレイン酸反応 剤またはフマル酸反応剤は、マレイン酸、フマル酸、無水マレイン酸、またはそ れらの2種以上の混合物である。マレイン酸反応剤は、通常、フマル酸反応剤よ り好ましい。前者は、より容易に入手でき、一般に、より容易にポリアルケン( または、それらの誘導体)と反応して、本発明で有用な置換されたコハク酸生成 化合物を提供するからである。特に好ましい反応剤は、マレイン酸、無水マレイ ン酸、およびそれらの混合物である。入手可能性および反応の容易さから、通常 、無水マレイン酸が使用される。
便宜上および簡潔のために、「マレイン酸反応剤」との用語が、本明細書におい てこの後、しばしば用いられる。これが用いられるとき、この用語は、マレイン 酸反応剤およびフマル酸反応剤から選択され、このような反応剤の混合物を含む 、酸性反応剤の総称であることが理解されるべきである。
また、「コハク酸アシル化剤」との用語は、本明細書において、置換されたコハ ク酸生成化合物を表すために用いられる。
本発明の置換コハク酸アシル化剤を調製するための1つの方法は、米国特許第3 .219.666号に、一部例示されている。この内容は、コハク酸アシル化剤 の調製に関する教示について、本明細書に特に援用されている。この方法は、便 宜的に「2段階法」と呼ばれる。この方法には、まず、このポリアルケンを塩素 化し、次いで、この塩素化されたポリアルケンをマレイン酸反応剤と反応させる ことが含まれる。
これらの置換コハク酸アシル化剤を調製する他の方法は、米国特許第3.912 .764号および英国特許策1.440.219号に記述の方法を利用し、両方 の特許の内容は、その方法に関する教示について、本明細書に特に援用されてい る。その方法に従って、このポリアルケンおよびマレイン酸反応剤は、「直接ア ルキル化」方法にて、それらを共に加熱することにより、まず反応される。直接 のアルキル化工程が完結すると、この反応混合物に塩素が導入され、残りの未反 応のマレイン酸反応剤の反応が促進される。
本発明の置換コハク酸アシル化剤を調製する他の方法は、いわゆる「1段階」法 である。この方法は、米国特許第3,215、707号および第3.231.5 87号に記述されている。両方の特許の内容は、この方法に関する教示について 、本明細書に特に援用されている。この1段階法は、ポリアルケンおよびマレイ ン酸反応剤の混合物を、周成分が、本発明の所望の置換コハク酸アシル化剤を提 供するのに必要な量だけ含有されるように、調製することを含む。このことは、 各当量重量の置換基に対し少なくとも1個のコノ一り酸基が存在し得るように、 各モルのポリアルケンに対し、少なくとも1モルのマレイン酸反応剤が存在しな ければならないことを意味する。次に、通常、攪拌しながらこの混合物に塩素ガ スを通すことにより、この混合物に塩素が導入される。
アシル化アミンを形成するために、コノ−り酸生成化合物と反応させるアミンは 、本発明の芳香族マンニッヒ化合物を調製する際に上述したアミン(A−3>の いずれでもあり得る。このようなアミンの好ましいクラスは、上記の式(A−3 −3)により表されるアルキレンポリアミンである。
このコハク酸生成化合物と上記アミンとの反応により得られるアシル化アミンは 、アミン塩、アミド、イミド、イミダシリンおよびそれらの混合物であり得る。
このアシル化アミンを調製するために、1種以上のコハク酸生成化合物および1 種以上のアミンは、必要に応じて、通常は液状で実質的に不活性な有機液状溶媒 /希釈剤の存在下にて、高温(一般には、約80℃から、この混合物または生成 物の分解点までの範囲の温度)で、加熱される。300℃が分解点を越えない限 りにおいて、通常、約100℃から約300℃までの範囲の温度が用いられる。
このコハク酸生成化合物とアミンとの反応では、酸生成化合物1当量あたり、少 なくとも約1/2当量のアミンを提供・するのに充分な量が用いられる。一般に 、存在するアミンの最大量は、コハク酸生成化合物1当量あたり、約2モルのア ミンである。本発明の目的上、1当量のアミンとは、アミンの全重量を、存在す る全窒素原子数で割りた値に相当する量のアミンである。従って、オクチルアミ ンは、その分子量に等しい当量重量を有する:エチレンジアミンは、その分子量 の172に等しい当量重量を有する;そして、アミノエチルピペラジンは、その 分子量の1/3に等しい当量重量を有する。コノ〜り酸生成化合物の当量数は、 炭化水素置換されたコハク酸生成化金物中に存在するカルボン酸官能基の数に依 存する。従って、炭化水素置換されたコハク酸生成化合物の当量数は、そこに存 在するコハク酸基の数に応じて変化し、一般に、アシル化試薬中の各コハク酸基 について、2当量のアシル化試薬が存在する。カルボキシル官能基の数を決定す るには、慣用的な方法が用いられ得(例えば、酸価、ケン化価)、それによって 、アミンと反応させるのに使用可能なアシル化試薬の当量数も決定される。これ らのアシル化アミンの調製方法の、これ以上の詳細な説明および例示は、例えば 、米国特許第3,172、1192号;第3.219.666号:第3.272 .746号;および第4.234.435号に含まれ、その開示内容は、本明細 書に援用されている。
このアシル化アミンは、次いで、以下からなるクラスから選択される少なくとも 1種のホウ素含有化合物と反応させる二三酸化ホウ素、ハロゲン化ホウ素、ホウ 素含有酸、ホウ素含有アミド、およびホウ素含有酸のエステル。このアシル化ア ミン中間体と反応させるホウ素含有化合物の量は、一般に、このアシル化アミン の各モルに対して約0.1原子割合のホウ素から、該アシル化アミンの窒素の各 原子割合に対して約10原子割合のホウ素まで、を提供するのに充分な量である 。さらに一般的には、存在するホウ素含有化合物の量は、アシル化アミンの各モ ルに対して約0.5原子割合のホウ素から、用いられる窒素の各原子割合に対し て約2原子割合のホウ素まで、を提供するのに充分な量である。
有用なホウ素含有化合物には、酸化ホウ素、酸化ホウ素水和物、三酸化ホウ素、 三塩化ホウ素、三臭化ホウ素、三塩化ホウ素、ホウ素含有酸、ホウ素含有無水物 、ホウ素含有アミド、およびこのようなホウ素含有酸の種々のエステルが含まれ る。ホウ素含有酸としては、例えば、ボロニン酸(すなわち、アルキル−B(O H)2またはアリール−B(OH)2) 、ホウ酸(すなわち、H3BO3)  、テトラホウ酸(すなわち、H2B40t) 、メタホウ酸(すなわち、HBO 2)がある。三ハロゲン化ホウ素の、エーテル、有機酸、無機酸または炭化水素 との錯体を使用することは、反応混合物中にホウ素含有反応剤を導入する簡便な 方法である。このような錯体は周知であり、三フッ化ホウ素−トリエチルエステ ル、三フフ化ホウ素−リン酸、三塩化ホウ素−クロロ酢酸、三臭化ホウ素−ジオ キサン、および三フフ化ホウ素−メチルエチルエーテルにより、例示される。
ボロニン酸の特定の例には、メチルボロニン酸、フェニルボロニン酸、クロロへ キシルボロニン酸、p−へプチルフェニルボロニン酸、およびドデシルボロニン 酸が含まれる。
ホウ素含有酸のエステルには、特に、ホウ酸の、例えば以下のようなアルコール またはフェノールとのモノ有機エステル、ジ有機エステルおよびトリ有機エステ ルが含まれる:メタノール、エタノール、インプロパツール、シクロヘキサノー ル、シクロペンタノール、1−オクタツール、2−オクタツール、ドデカノール 、ベヘニルアルコール、オレイルアルコール、ステアリルアルコール、ベンジル アルコール、2−ブチルシクロヘキサノール、エチレングリコール、プロピレン グリコール、トリメチレングリコール、 1.3−フタンジオール、2゜4−ヘ キサンジオール、1,2−シクロヘキサンジオール、1.3−オクタンジオール 、グリセロール、ペンタエリスリトール、ジエチレングリコール、カルピトール (carbftol)、セロ・ノルシブ、トリエチレングリコール、トリプロピ レングリコール、フェノール、ナフトール、p−ブチルフェノール、o、p−ジ ヘブチルフェノール、n−シクロヘキシルフェノール、2.2−ビス−(p−ヒ ドロキシフェニル)プロパン、ポリイソブチンc分子miよ1500)置換され たフェノール、エチレンクロロヒドリン、0−クロロフェノール、l−ニトロフ ェノール、6−ブロモオクタノールおよび7−ケドデカノール。低級アルコール 、1.2−グ1ノコールおよび1.3−グリコール、すなわち、約8個より少な t)炭素原子を有するアルコールは、本発明の目的上、ホウ酸エステルを調製す るのに、特に有用である。
ホウ素含有酸のエステルを調製する方法は、周知であり、当該技術分野で開示さ れている(例えば、r Chemical ReviewsJ 、p、 959 〜1064.56巻)。すなわち、1つの方法番ごit、三塩化ホウ素を、3モ ルのアルコールまたはフェノールと反応させて、トリ有機ホウ酸エステルを得る ことが含まれる。他の方法には、酸化ホウ素の、アルコールまたはフェノールと の反応が含まれる。他の方法には、テトラホウ酸の、3モルのアルコールまたは フェノールとの直接のエステル他力5含まれる。さらに他の方法には、ホウ酸の 、グリコールとの直接のエステル化により、例えば、環状アルキレンホウ酸エス テルを形成することが含まれる。
このアシル化アミンとホウ素含有化合物との反応は、単に、所望の温度にて、こ れらの反応剤を混合することにより、行われ得る。不活性溶媒の使用は任意であ るが、特に、粘性の高い反応剤または固体反応剤が反応混合物中に存在するとき 、その使用は、しばしば、望ましい。この不活性溶媒は、炭化水素、例えば、ベ ンゼン、トルエン、ナフサ、シクロヘキサン、n−へ牛サン、または鉱油、であ り得る。この反応の温度は、広範囲で変わり得る。通常、反応温度は、好ましく は、約50℃と約250℃の間である。ある場合には、反応温度は、25℃また はそれ以下であり得る。反応温度の上限は、特定の反応混合物および/または生 成物の分解点である。
この反応は、通常、0.5時間〜6時間といった短時間で完結する。反応が完結 した後、この生成物は溶媒に溶解され得、得られた溶液は、外観上、不透明であ るかまたは不溶物質を含有するなら、遠心分離または濾過により精製され得る。
通常、この生成物は、それ以上の精製が不要であるかまたは任意である程度に、 充分に純粋である。
このアシル化アミンとホウ素含有化合物との反応により、ホウ素、およびこのア シル化アミン反応剤中に最初に存在していた実質的に全ての窒素を含有する生成 物が得られる。この反応により、ホウ素と窒素の間で錯体が形成されると考えら れる。このような錯体は、ある場合には、1原子割合の窒素に対して1原子割合 より多いホウ素を含み、他の場合には、1原子割合のホウ素に対してl原子割合 より多い窒素を含む。
この錯体の性質は明確には理解されていない。
錯体形成の正確な化学量論は知られていないので、この方法で用いられる反応剤 の相対的な割合は、主として、本発明の目的上、生成物の有用性を考慮すること に基づいている。
この点では、有用な生成物は、反応剤が以下のような相対比で存在する、反応混 合物から得られる。すなわち、各モルのアシル化アミンに対して約0.1原子割 合のホウ素から、用いられる該アシル化アミンの各原子割合の窒素に対して約1 0原子割合のホウ素まで、を提供するような相対比である。反応剤の有用な量は 、例えば1.各モルのアシル化アミンに対して約0.5原子割合のホウ素から、 各モルのアシル化アミンに対して約2原子割合のホウ素まで、を提供するような 量である。例を挙げるなら、1分子あたり5個の窒素原子を有するアシル化アミ ン1モルと共に用いられるべき、1分子あたり1個のホウ素原子を有するホウ素 含有化合物の量は、約0.1モル−約50モルの範囲内、好ましくは、約0.5 モル−約10モルの範囲内である。
1つの実施態様においては、これらのホウ素化されたアシル化アミンは、本発明 の有機金属錯体の形成において、成分(1)として有用である。他の実施態様に おいては、これらのホウ素化されたアシル化アミンは、本発明の有機金属錯体と して有用である。
(20>’ン アシル アミン 成分(i)は、リン含有アシル化アミンであり得る。この化合物は、以下の(P −1)、(P−2)および(P−3)の反応により、調製される。(P−1)少 な(とも1種のカルボン酸アシル化剤、(P−2)その構造内に、少なくとも1 個のH−N=基が存在することを特徴とする少なくとも1種のアミン、および( P−3)次式の少なくとも1種のリン含有酸: 式(P−3−1) テは、各x1、x2、x3およびX’Gt、独立して、酸素 またはイオウ、各mは、Oまたは1であり、そして各R1およびR2は、独立し て、ヒドロカルビル基である。このカルボン酸アシル化剤(p−i)およびアミ ン(P−2)は、ホウ素化されたアシル化アミンの調製に関して、上述されてい る。このリン含有酸(P−3)には、以下のものが含まれる:!、 次式に対応 するジヒドロカルビルホスフィノジチオ酸2、次式に対応するS−ヒドロカルビ ルヒドロカルビルホスホノトリチオ酸: 3、次式に対応する0−ヒドロカルビルヒドロカルビルホスホノジチオ酸: 4、次式に対応するS、S−ジヒドロカルビルホスホロテトラチオ酸: 5、次式に対応する01S−ジヒドロカルビルホスホロトリチオ酸: 6、次式に対応する0、0−ジヒドロカルビルホスホロジチオ酸: (以下余白) 次式の有用な酸: は、三硫化リン(P2S5)とアルコールまたはフェノールとの反応により、容 易に得られる。この反応は、約り0℃〜約200℃の温度にて、4モルのアルコ ールまたはフェノールを、1モルの三硫化リンと混合することを含む。この反応 では、硫化水素が遊離する。これらの酸の酸素含有類似物は、このジチオ酸を、 イオウ原子の1方または両方を実質的に置換する水または水蒸気(strea+ m)で処理することにより、筒便に調製される。
有用なリン含有酸は、リンおよびイオウ含有酸である。これらの酸には、以下の 条件を満たす酸が含まれる。この酸では、少なくとも1個のxlまたはx2はイ オウであり、さらに好ましくは、X’およびx2の両方がイオウであり、少なく とも1個のx3またはx4は、酸素またはイオウであり、さらに好ましくは 1 3およびx4の両方は酸素であり、そして、mは1である。これらの酸の混合物 は、使用され得る。
各R1およびR2は、独立して、好ましくはアセチレン性不飽和を有さず、そし て、通常はまた、エチレン性不飽和も有さないヒドロカルビルベースの基であっ て、そして約1個〜約50個の炭素原子、好ましくは、約1個〜約30個の炭素 原子、さらに好ましくは、約3個〜約18個の炭素原子を有する。1つの実施態 様においては、各R1およびR2は、同一であるかまたは異なり、約4個〜約8 個の炭素原子を有する。各R1およびR2は、例えば、イソプロピル、イソブチ ル、4−メチル−2−ペンチル、2−エチルヘキシル、インオクチルなどであり 得る。
各R+およびR2は、互いに同一であり得るが、異なっていてもよ(、いずれか または両方は混合物であり得る。各R1およびR2は、好ましくは、アルキルで あり、さらに望ましくは、分枝したアルキルである。
このリン含有アシル化アミンを形成する反応は、成分(P−1) 、(P−2) および(P−3)を、いずれの順序で混合することによっても行われ得る。3種 の反応剤の全ては、室温で混合され、約80℃より高い温度に加熱されて、アシ ル化が行われ得る。この反応は、まず成分(P−2)と(P−3)とを反応させ 、次いで、この中間生成物を成分(P−1)でアシル化させるか、または成分( P−2)を成分(P−1)でアシル化させ、次いで、このアシル化アミンを成分 (P−3)と反応させることにより、同様に、行われ得る。このアシル化を行う のに好ましい温度は、約100℃と約300℃の間であり、好ましくは、約15 0℃と250℃の間である。
このアシル化は水の形成を伴う。形成された水は、反応混合物を100℃以上に 加熱することにより、除去され得る。この水の除去は、このような加熱中にて、 この反応混合物に不活性ガス(例えば、窒素)を吹込むことにより、促進され得 る。
この水の除去はまた、この反応混合物中で、蒸留可能な共沸混合物を水と共に形 成する不活性溶媒を使用することによっても、促進され得る。このような溶媒の 例には、ベンゼン、n−へ牛サン、トルエン、キシレンなどがある。このような 溶媒の使用により、かなり低い温度(例えば、80℃)での、水の除去が可能と なる。
この方法で使用される反応剤の相対比は、この方法に関与する反応の化学量論、 および、本発明の目的上、この方法で得られる生成物の有用性に基づく。使用さ れるべき成分(P−1)および(P−3)の最小量は、成分(P−2)の各モル に対し、該成分(P−1)および(1’−3)を、それぞれ、約0.5当量であ る。
使用されるべき成分(P−1)および(1’−3)の最大量は、使用される成分 (P−2)の全当量数を基準とする。
これらのリン含有アシル化アミンを製造する目的上、アミン(P−2)の当量数 は、このようなアミン中のHN<基の数を基準とする。アミンの当量重量は、ア ミンの全重量を、存在す6 HN< 基の全数で割った値である。従って、エチ レンジアミンはその分子量の172に等しい当量重量を有する;そして、テトラ エチレンペンタミンはその分子量の175に等しい当量重量を有する。また、例 えば、市販のアミン混合物の当量重量は、窒素の原子量(14)を、そのアミン に含有されている窒素の重量パーセントで割ることにより、決定され得る。従っ て、34%の窒素を宵するアミン混合物は、41.2の当量重量を有する。
アミンの当量数は、その全重量をその当量重量で割ることにより、決定され得る 。
アシル化剤(P−1)の当量数は、このアシル化剤中に存在するカルボン酸官能 基(例えば、カルボン酸基またはそれらの機能性誘導体)の数に依存する。従っ て、アシル化剤の当量数は、そこに存在するカルボキシ基の数に応じて変化する 。
アシル化剤の当量数を決定する際に、カルボン酸アシル化剤として反応し得ない カルボキシル官能基は、除外される。しかしながら、一般に、このアシル化剤中 には、各カルボキシ基に対し、1当量のアシル化剤が存在する。例えば、1モル のオレフィン重合体と1モルの無水マレイン酸との反応から誘導されるアシル化 剤中には、2個のカルボキシ基が存在する。カルボキシル官能基の数を決定する ためには、慣用的な方法が容易に利用可能であり(例えば、酸価、ケン化価)、 それによって、アミンと反応できるアシル化剤の当量数も決定される。
成分(P−3)の当量重量は、成分(P−3)の分子量を、−PXXH基の数で 割ることにより、決定され得る。これらは、通常、成分(P−3)の構造式から 、または実験的には、周知の滴定方法によって、決定され得る。成分(P−3) の当量数は、成分(P−3)の重量をその当量重量で割ることにより、決定され 得る。
1モルの成分(P−2)と反応し得る成分(P−1)および(P−3)を組み合 わせた最大当量は、HN<基の数に等しい。もし過剰の成分(P−1)および( P−3)が用いられるなら、この過剰量は、反応に関与しない。他方、もし使用 される成分(P−1)および(P−3)の全量が、その最大量より少ないなら、 生成物は、未反応の遊離したアミノ窒素原子を含有する。有用な生成物は、成分 (P−1)および(P−3)を、約0.5:4.5〜約4,5:0.5の当量比 の限度内の相対量で使用することにより、得られるものである。これらの反応剤 の相対比の限度を示す特定の例は、以下の通りである=1モルのテトラアル亭し ンベンタミンを、約0.5当量〜約4.5当量のポリイソブチン置換された無水 コハク酸、および約0.5当量〜約4.5当量のホスホロジチオ酸と反応させる 。
(21)−もユニ」」11生 成分(i)は、次式により表されるビロール誘導体であり得る式(LDでは、T Iは、Oli、 NH2、NFI2、C0OR,SRまたはC(0)+1であり 、ここで、Rは、■またはヒドロカルビル基、好ましくは、低級アルキル基であ る。各環炭素原子は、ヒドロカルビル基、好ましくは、低級アルキル基で置換さ れ得る。
(以下余白) (22)ヱ丑コーLLヱ 成分(i)は、1f!以上のポルフィリンであり得る。ポルフィリンは、メチレ ン基を介して結合した4個のビロール環を含有するクラスの複素環式化合物であ る。この化合物は、次式により表され得る: 式(L目)では、R′、R2、R3、R4、R5、R6、R7およびBflは、 独立して% R5またはヒドロカルビル基であって、このヒドロカルビル基は、 好ましくは、約200個までの炭素原子、さらに好ましくは、約100個までの 炭素原子、さらに好ましくは、約50個までの炭素原子、さらに好ましくは、約 30個までの炭素原子、さらに好ましくは、約10個までの炭素原子を有する。
1つの実施態様においては、各R1、R2、R3、R4、R5、R6、R7およ びR8は、独立して、■、低級アルキル、低級アルケニル、低級ヒドロキシ置換 アルキル、または−coonで置換された低級アルキルである。例としては、ピ ロポルフィリン、ロードポルフィリン(rhodoporphyrin)、フィ ロポリフィリン(phylloporphyrfn)、フィロエリシリン(ph yL 1aerythrin)、デユーテロポルフィリン(dueteropo rphyrin)、エチオポルフィリン目1、プロトポルフィリン、ヘマトポル フィリン(he■atoporphyrfn)、メンポルフィリンIX、コブロ ポルフィリン(coproporphyrin)、ウロポルフィリン(urop orphyri n)、およびピリルビア (bfl 1rubfn)が含まれ る@(23)五土土ヱ盈 成分(i)は、次式により表されるスルホン酸であり得る:R’5O3H(Ll ll) 式(Llll)では、R’は、ヒドロカルビル基であうで、好マシくは、約20 0個までの炭素原子、さらに好ましくは、約100個までの炭素原子、さらに好 ましくは、約60個までの炭素原子、さらに好ましくは、約10個〜約60個の 炭素原子を有する。このスルホン酸は、スルホ基−5o3H(または−5O20 11)が存在することを特徴とし、1個の水酸基が有機基で置き換えられた硫酸 誘導体であると考えられ得る。このタイプの化合物は、一般に、石油留分の処理 により得られる(石油スルホン酸エステル)。原油には様々な性質があるために 、そして特定のオイル留分が用いられるために、スルホン酸エステルは、一般に 、複雑な混合物を構成する。有用なスルホン酸エステルは、アルカリール基、す なわち、アルキル化ベンゼ、ンまたはアルキル化ナフタレンを有するものである 。スルホン酸の例には、ジオクチルベンゼンスルホン酸、ドデシルベンゼンスル ホン酸、ジドデシルベンゼンスルホン酸、ジノニルナフタレンスルホン酸、ジラ ウリルベンゼンスルホン酸、ラウリルセチルベンゼンスルホン酸、ポリオレフィ ン(例えハ、ポリブチレンおよびポリプロピレンなど)アルキル化ベンゼンスル ホン酸が含まれる。スルホン酸に関するさらに詳細な説明は、にirk−Oth merのrEncyclopedia of Chemical Techno logyJ、2版、1969年、19巻、9.311〜319、およびR,Le slieによるr Petroleum 5ulphonatesJ 、Man uracturfng Chetaists 1950年10月(XXI、10 )、9.417〜422中に見いだされ得る。
(24)旺■区1体 成分(f)は、次式により表されるエチレンジアミン四酢酸(EDTA)誘導体 であり得る: 式(LIT) rib!、R1、R2、R3およびR′は、独立して、Hl ま たはヒドロカルビル基でありで、このヒドロカルビル基は、好ましくは、約20 0個までの炭素原子、さらに好ましくは、約100個までの炭素原子、さらに好 ましくは、約50個までの炭素原子、さらに好ましくは、約30個までの炭素原 子、さらに好ましくは、約20個までの炭素原子を有する。1つの実施態様にお いては、R1、R2、R3およびR4は、独立して、■または低級脂肪族ヒドロ カルビル基、好ましくは、■または低級アルキル基である。
腹立ム且: 前記有機金属錯体中で使用される金属は、ディーゼルエンジンの排気系の微粒子 トラップに集められた排気粒子の着火温度を低下させる金属であって、成分(1 )と錯体を形成するいずれかの金属である。1つの実施態様においては、この金 属は、Nas K1Mg5 Cas Sr、 Ba1Vs Crs FelCO % CLI−Zns Pb5Sb、またはそれらの2種以上の混合物である。特 に好ましい実施態様においては、ごの金属は銅である。この金属は、Feまたは Vの1種以上と組み合わせて、Cuを含有し得る。この金属は、Cu、 Fe5 Zns Mgs Ca、Na、 Ks SrおよびBaの1種以上からなる群か ら選択され得る。この金属は、Fe%Zn、 Mg%Ca5NaSKs Srお よびBaの1種以上と組み合わせたCuであり得る。
この金属は、T1、Zr、 B%Mn%Moまたは希土類金属以外のものである 。
この金属反応物(11)は、硝酸塩、亜硝酸塩、ノーロゲン化物、カルボン酸塩 、リン酸塩、亜リン酸塩、硫酸塩、亜硫酸塩、炭酸塩、ホウ酸塩、水酸化物また は酸化物であり得る。側には、硝酸第一コバルト、酸化第一コバルト、酸化第二 コ/−1ルト、亜硝酸コバルト、リン酸第二コバルト、塩化第一コノイルト、炭 酸第一コバルト、酢酸第一クロム、酢酸第ニクロム、臭化第ニクロム、塩化第一 クロム、フッ化第ニクロム、酸化第一クロム、亜硫酸第ニクロム、硫酸第一クロ 五七水和物、硫酸第ニクロム、ギ酸第ニクロム、へ牛サン酸第ニクロム、オキシ 塩化クロム、リン酸第ニクロム、酢酸第一鉄、安息香酸第二鉄、臭化第一鉄、炭 酸第一鉄、ギ酸第二鉄、乳酸第一鉄、酸化第一鉄、酸化第二鉄、次亜リン酸第二 鉄、硫酸第二鉄、亜硫酸第一鉄、亜硫酸水素第二鉄、プロピオン酸第二銅、酢酸 第二銅、メタホウ酸第二銅、安息香酸第二銅、ギ酸第二銅、ラウリン酸箪二飼、 亜硝酸第二銅、オキシ塩化第二銅、パルミチン酸第二銅、サリチル酸第二銅、炭 酸銅、ナフテン酸銅、安息香酸亜鉛、ホウ酸亜鉛、臭化亜鉛、ヨウ化亜鉛、乳酸 亜鉛、酸化亜鉛、ステアリン酸亜鉛、亜硫酸亜鉛、酢酸ナトリウム、安息香酸ナ トリウム、炭酸水素ナトリウム、硫酸水素ナトリウム、亜硫酸水素ナトリウム、 臭化ナトリウム、炭酸ナトリウム、塩化ナトリウム、クエン酸ナトリウム、水酸 化ナトリウム、次亜リン酸ナトリウム、ヨウ化ナトリウム、メタ亜硫酸水素ナト リウム、ナフテン酸ナトリウム、亜硝酸ナトリウム、リン酸ナトリウム、亜硫酸 ナトリウム、酢酸カリウム、安息香酸カリウム、炭酸水素カリウム、硫酸水素カ リウム、亜硫酸水素カリウム、臭化カリウム、炭酸カリウム、塩化カリウム、ク エン酸カリウム、水酸化カリウム、次亜リン酸カリウム、ヨウ化カリウム、メタ 亜硫酸水素カリウム、ナフテン酸カリウム、亜硝酸カリウム、ペンタホウ酸カリ ウム、リン酸カリウム、亜硫酸カリウム、酢酸カルシウム、亜硫酸水素カルシウ ム、臭化カルシウム、炭酸カルシウム、塩化カルシウム、フッ化カルシウム、水 酸化カルシウム、ヨウ化カルシウム、ラウリン酸カルシウム、ナフテン酸カルシ ウム、亜硝酸カルシウム、シュウ酸カルシウム、リン酸カルシウム、亜リン酸カ ルシウム、ステアリン酸カルシウム、硫酸カルシウム、亜硫酸カルシウム、酢酸 マグネシウム、亜硫酸水素マグネシウム、臭化マグネシウム、炭酸マグネシウム 、塩化マグネシウム、フッ化マグネシウム、水酸化マグネシウム、ヨウ化マグネ シウム、ラウリン酸マグネシウム、ナフテン酸マグネシウム、亜硝酸マグネシウ ム、シュウ酸マグネシウム、リン酸マグネシウム、亜リン酸マグネシウム、ステ アリン酸マグネシウム、硫酸マグネシウム、亜硫酸マグネシウム、酢酸ストロン チウム、亜硫酸水素ストロンチウム、臭化ストロンチウム、炭酸ストロンチウム 、塩化ストロンチウム、−フッ化ストロンチウム、水酸化ストロンチウム、ヨウ 化ストロンチウム、ラウリン酸ストロンチウム、ナフテン酸ストロンチウム、亜 硝酸ストロンチウム、シ1つ酸ストロンチウム、リン酸ストロンチウム、亜リン 酸ストロンチウム、ステアリン酸ストロンチウム、硫酸ストロンチウム、亜硫酸 ストロンチウム、酢酸バリウム、亜硫酸水素バリウム、臭化ノイリウム、炭酸バ リウム、塩化バリウム、フッ化バリウム、水酸化バリウム、ヨウ化バリウム、ラ ウリン酸バリウム、ナフテン酸ノイリウム、亜硝酸バリウム、シコウ酸バリウム 、リン酸ノイリウム、亜リン酸バリウム、ステアリン酸バリウム、硫酸ノイリウ ム、および亜硫酸バリウムが包含される。上の化合物の水和物は有用である。
〉 成分(f)および(ti)から、本発明の有機金属錯体を形成する反応は、単に 、これらの反応剤を所望の温度で混合することにより、行われ得る。この反応は 、少なくとも約80℃の温度で行われ得る。ある場合には、この反応温度は、室 a(例えば、約20℃)程度の低温であってもよい。反応温度の上限は、反応混 合物の分解点であるが、250℃より高い温度が必要とされることはまれである 。
この反応は、好ましくは、反応剤または生成物が溶解し得る希釈剤または溶媒の 存在下にて、行われる。この溶媒は、いずれの流動性の不活性溶媒であってもよ く、例えば、ベンゼン、キシレン、トルエン、灯油、鉱油、クロロベンゼン、− ジオキサンなどがある。
成分(i)および(fi)の相対量は、広範囲に変化する。通常、成分(f)の 1当量あたり、少なくとも約0.1当量の成分(H)が用いられる。成分(ii )の量は、成分(1)の1当量あたり、好ましくは、約0.05〜約1当量、さ らに好ましくは、約0.1〜約0.4当量の成分cit>であり得る。成分(i )の当量重量は、成分(fi)中の金属と錯体を形成し得る、成分(i)中の官 能基の数に基づく。従って、プロピレンテトラマーニトロフェノールの1当量の 重量は、その分子量の172に等しい。成分(11)の当量重量は、分子内の金 属原子の数に基づ(。従って、酸化第一銅の1当量の重量は、その分子量の17 2であり、水酸化第二銅の当量は、その分子量である。また、成分(if)の相 対量は、ある程度、成分(ii)反応剤の金属の配位数に基づく。例えば、金属 が配位数6を有する金属反応剤の1当量に対して、最大6当量の成分(i)が結 合し得る@ 成分(i)の成分(if)との反応により得られる生成物は、[有機金属錯体J である。すなわち、この生成物は、成分(1)中の官能基の、成分(if)中の 金属との、金属の二次的な原子価による結合の結果、得られる。この有機金属錯 体の明確な性質は知られていない。本発明の目的上、唯一必要なことは、このよ うな錯体が、排気系の微粒子トラップに集められた排気粒子の着火温度を低下さ せるために、該トラップを備えたディーゼルエンジンに使用できる程度に、ディ ーゼル燃料中で充分に安定であることである。
本発明の有機金属錯体は、ジヒドロカルピルチオリン酸銅、ジヒドロカルビルジ チオリン酸銅、ジチオカルバミン酸銅、スルホン酸鯛、鯛フェネートまたはアセ チル酢酸銅以外のものである。
1つの実施態様においては、この有機金属錯体は、シッフ塩基と組合わせた芳香 族マンニッヒ化合物(このマンニッヒ化合物は、芳香族フェノール、アルデヒド またはケトン、おヨヒヒドロキシル含有および/またはチオール含有アミンから 誘導される)の遷移金属錯体以外のものである。
1つの実施態様においては、この有機金属錯体は、オキシムと組み合わせた芳香 族マンニッヒ化合物(このマンニッヒ化合物は、芳香族フェノール、アルデヒド またはケトン、およびヒドロキシル含有および/′またはチオール含有アミンか ら誘導される)の遷移金属錯体以外のものである。
1つの実施態様においては、この有機金属錯体は、ドデシルサリチルアルドキシ ムと組み合わせた芳香族マンニッヒ化合物(このマンニッヒ化合物は、ドデシル フェノール、エタノールアミンおよびパラホルムアルデヒドから誘導される)の 銅錯体以外のものである。
以下の実施例は、本発明に従って用いられる有機金属錯体の調製を例示する。他 に指示がなければ、以下の実施例、および本明細書全体および添付の請求の範囲 において、全ての部およびパーセントは重量基準であり、全ての圧力は大気圧で あり、そして全ての温度は摂氏である。
(以下余白) 実施例1 2−ヒドロキシアセトフェノン204グラム、トリデシルオキシ7’o ヒル7  ミツ385.5グラム、キシレン400slおよヒp−hルエンスルホン酸0 .5グラムを、水冷却器を備えたフラスコ中で混合する。この混合物を、窒素下 にて、その還流温度まで加熱し、そして還流状態で6時間維持する。この水冷却 器に水26グラムを集める。炭酸銅103.6グラムを加える。この混合物を還 流温度まで加熱し、そして還流状態で7時間維持する。この水冷却器に水20. 5グラムを集める。この混合物を室温まで冷却する。この混合物を濾過し、次い で、20mmHgの絶対圧で、2時間で130℃まで加熱することにより、スト リッピングする。
この混合物を、125〜130’Cにて、ケイソウ出で濾過すると、5.72重 量%の銅含量を有する生成物596グラムが得られる。
実施例2 人里:プロピレンテトラマーフェノール530グラム、パラポルムアルデヒド6 げラム、エチレンジアミン60グラムおよびトルエン50(1++1を、水冷却 器を備えたフラスコ中で混合する。
この混合物を還流温度まで加熱し、そして還流状態で2時間維持する。この冷却 器に水45グラムを集める。真空濾過を用いて、この混合物から溶媒を分離する と、オイル状の生成物SSSグラムが得られる。
jL!:A部の生成物307グラムを、水冷却器を備えたフラスコ中で、60〜 70’Cまで加熱する。攪拌しながら、炭酸銅55グラムを加える。水酸化アン モニウム水溶液58グラムを、10分間にわたり一滴ずつ加える。この混合物を 100℃の温度まで加熱し、そして1時間あたり4標準立方フイートの割合で窒 素を吹き込みつつ、この温度で2時rJjm持する。この水冷却器に水50グラ ムを集める。この混合物を150〜160℃まで加熱し、そしてこの温度で0. 5時間維持する。この冷却器に水10グラムを集める。この混合物をケイソウ出 で濾過すると、暗緑色のオイル状で4.89重量%の銅含量を有する生成物46 0グラムが得られる。
実施例3 AM:8−ヒドロキシキノリン290グラム、パラホルムアルデヒド66グラム 、アルメーンOL(Armeen OL) (脂肪アミンの混合物として同定さ れたアルマγり(Armak)の製品:約95重量%の第一級アミン含量を有し 、残りは第二級アミンおよび第三級アミンであって、その鎖長はCI2〜G11 lの範囲であり、約79重量%はcpsである)556グラム、およびトルエン 80ta1を共に混合し、還流温度まで加熱し、そして水冷却器を備えたフラス コ中で、還流状態で2〜3時間維持する。この冷却器に水45グラムを集める。
真空状態を用いて、この混合物から溶媒をストリフピングする。この混合物をケ イソウ出で濾過すると、オイル状の生成物848グラムが得られる。
jL!:A部の生成物212グラム、炭酸銅28グラムおよびトルエン250m 1を、水冷却器を備えたフラスコ中で共に混合する。
この混合物を還流温度まで加熱し、そして還流状態で2時間維持する。溶媒を除 去し、残留物をケイソウ出で濾過すると、オイル状で5.3重量%の銅含量を有 する生成物255グラムが得られる。
実施例4 アルオキシム20G(Aloxtme 200) (7−ドデシル−8−ヒドロ キシキノリンとして同定されたヘンケル(Henkel)の製品)78グラム、 炭酸jl14グラム、100N鉱油55グラムおよびトルエン1゜O■1を、水 冷却器を備えたフラスコ中で共に混合する。この混合物を還流温度まで加熱し、 そして還流状態で2時間維持する。この冷却器に水4グラムを集める。真空を用 いて、この混合物から溶媒をストリフピングすると、緑色のオイル状で4゜3重 量%の銅含量を有する生成物120グラムが得られる。
実施例5 AM:p−へブチルフェノール203グラム、デエオメーンT(Duomeen  T) (N−タロー1.3−ジアミノプロパンとして同定されたアルマツクの 製品)350グラム、パラホルムアルデヒド3・3グラA td ヨヒ) /I /工:/ 250m1を、水冷却器を備えたフラスコ中テ共に混合する。この混 合物を還流温度まで加熱し、そして還流状態で2時間維持する。この水冷却器に 水23グラムを集める。
真空を用いて、この混合物から溶媒をストリッピングすると、茶色のオイル状の 生成物5ooグラムが得られる@JL1M:A部の生成物141グラム、8重量 %の銅含量を有するナフテン酸銅157グラム、およびトルエン200m1を、 水冷却器を備えたフラスコ中で共に混合する。この混合物を60”Cまで加熱し 、そしてこの温度で2時間維持する。次いで、この混合物を還流温度まで加熱し 、そして還流状態で2時間維持する。20mmHgの絶対圧で、この混合物を1 50℃まで真空加熱することにより、この混合物から溶媒をストリッピングする 。この混合物を濾過すると、緑茶色のオイル状で4.6重量%の銅含量を有する 生成物260グラムが得られる。
実施例6 AJl:プロピレンテトラマーフェノール530グラム、および酢酸400グラ ムを、水冷却器を備えそして冷却浴に沈めたフラスコ中で混合する。混合物の温 度を15℃より低く維持しつつ、この混合物に、70%硝酸溶液140m1を加 える。この混合物を室温まで加熱し、そして攪拌しながら、室温で2〜3時間維 持する。この混合物を100℃まで加熱する。20m■Hgの絶対圧で、この混 合物を130〜140℃まで加熱することにより、この混合物から酢酸および水 をストリブピングする。この混合物をケイソウ土で濾過すると、橙茶色のオイル 状の生成物60(lグラムが得られる。
1里=A部の生成物200グラム、8重量%の銅含量を有するナフテン酸銅25 5グラム、およびトルエン250m1を、水冷却器を備えたフラスコ中で、窒素 ブランケット下にて共に混合する。この混合物を還流温度まで加熱し、そして還 流状態で2時間維持する。真空を用いて、この混合物から溶媒をストリッピング する。この混合物をケイソウ出で濾過すると、緑色のオイル状で4.8重量%の 銅含量を有する生成物390グラムが得られる。
実施例7 Am:プロピレンテトラマーフェノール530グラム、エタノールアミン61グ ラムおよび5C−1005olvent (芳香族炭化水素溶媒として同定され たオハイオンルベント(Ohio 5olvents)の製品)68グラムを、 水冷却器を備又たフラスコ中で共に混合する。この混合物を60℃まで加熱する 。パラホルムアルデヒド66グラムを加え、この混合物を還流温度まで加熱し、 そして1時間あたり3標準立方フイートの割合にて窒素を吹き込みつつ、還流状 態で3時間維持する。この冷却器に水37グラムを集める。この混合物をストリ ッピングして、除去されるべき揮発性物質20鳳lを除去する。この混合物をケ イソウ土で濾過すると、生成物630グラムが得られる。
1里:実施例5のA部の生成物74.6グラム、この実施例7のA部の生成物2 6.1グラム、Cuセムオール(Cu Cam−A11) (30重量にの銅含 量を有するC@〜C1l!脂肪酸の銅カルボン酸塩として同定されたムーニーケ ミカルズ(Mooney Chemicals)の製品)23.2グラムおよび 5C−1005olvent 76グラムを60℃で混合し、生成物Zooグラ ムを得る。
実施例8 Am: p−へブチルフェノール203グラム、パラホルムアルデヒド66グラ ム、テトラエチレンペンタミン206グラムおよびトルエン250m1を、水冷 却器を備えたフラスコ中で混合する。
この混合物を還流温度まで加熱し、そして還流状態で2時間維持する。この冷却 器に水40グラムを集める。100N鉱油150グラムを加える。この混合物を ケイソウ出で濾過すると、オイル状の生成物560グラムが得られる。
ufflE:A部の生成物242グラム、および8重量%の銅含量を有するナフ テン酸銅393グラムを、100〜120℃の温度まで加熱し、そして攪拌しな がら、この温度で2時間維持する。真空下でのエバポレージ、ンを用いて、この 混合物から揮発性物質25グラムを除去する。12G” Fの温度にて、この混 合物をケイソウ土で濾過すると、緑青色のオイル状で3.84重量%の銅含量を 有する生成物563グラムが得られる。
実施例9 Am: p−へブチルフェノール406グラム、パラホルムアルデヒド66グラ ム、エチレンジアミン31グラムおよびトルエン250m1を、水冷却器を備え たフラスコ中で混合する。この混合物を還流温度まで加熱し、そして還流状態で 2時間維持する。
この冷却器に水40グラムを集める。真空を用いて溶媒をエバボレートすると、 生成物470グラムが得られる。
ulli:A部の生成物270グラム、および8重量%の銅含量を有するナフテ ン酸a459グラムを混合し、100〜120℃の温度まで加熱し、そしてこの 温度で2時間維持する。この混合物をケイソウ土で濾過すると、緑色のオイル状 で5.06重量%の銅含量を有する生成物653グラムが得られる。
実施例10 Am: p−へブチルフェノール203グラム、パラホルムアルデヒド66グラ ム、N−メチルエタノールアミン150グラムおよびトルエフ250+elを、 水冷却器を備えたフラスコ中で混合する。この混合物を還流温度まで加熱し、そ して還流状態で2時間維持する。この冷却器に水50グラムを集める・真空を眉 いて、この混合物から溶媒を分離する。この混合物をケイソウ出で濾過すると、 オイル状の生成物295グラムが得られる。
]B:A部の生成物150グラム、および8重量%の銅含量を有するナフテン酸 銅157グラムを、100℃の温度まで加熱し、そして攪拌しながら、この温度 で2時間維持する。この混合物をケイソウ土で濾過すると、緑色のオイル状で4 .7重量%の銅含量を有する生成物295グラムが得られる。
実施例11 Am5− : p−へブチルフェノール406グラム、ジメチルプロピレンジア ミン204グラム、パラホルムアルデヒド66グラムおよびトルエン250m1 を、水冷却器を備えたフラスコ中で混合する。
この混合物を還流温度まで加熱し、そして還流状態で2〜3時間維持する。この 冷却器に水37グラムを集める。溶媒を除去し、そしてこの混合物を濾過すると 、オイル状の生成物580グラムが得られる。
1里=A部の生成物178グラム、および8重量%の銅含量を有するナフテン酸 銅196グラムを混合し、90〜100℃の温度まで加熱し、そして攪拌しなが ら、この温度で2時間維持する。
この混合物をケイソウ出で濾過すると、緑色のオイル状で4゜4重量%の銅含量 を有する生成物360グラムが得られる。
実施例12 AJI : p−へブチルフェノール406グラム、3.3°−ジアミノ−N− メチルジプロピルアミン145グラム、パラホルムアルデヒド66グラムおよび トルエン200m1を、水冷却器を備えたフラスコ中で混合し、還流温度まで加 熱し、そして還流状態で2〜3時間維持する。この冷却器に水35グラムを集め る。真空を用いて溶媒を除去する。この混合物をケイソウ土で濾過すると、オイ ル状の生成物510グラムが得られる。
jLlisA部の生成物290グラム、および8重量%の銅含量を有するナフテ ン酸111393グラムを、90〜100℃の温度まで加熱し、そして攪拌しな がら、この温度で2時間維持する。この混合物をケイソウ土で濾過すると、オイ ル状で4.9重量%の銅含量を有する生成物628グラムが得られる。
実施例13 A]:p−へブチルフェノール406グラム、テトラエチレンペンタミン20G グラム、パラホルムアルデヒド66グラムおよびトルエン5Ohlを、水冷却器 を備えたフラスコ中で混合し、還流温度まで加熱し、そして還流状態で2〜3時 間維持する。この冷却器に水39グラムを集める。真空を用いて溶媒を除去する 。この混合物をケイソウ土で濾過すると、オイル状の生成物595グラムが得ら れる。
jl:A部の生成物330グラム、および8重量%の銅含量を有するナフテン酸 銅393グラムを、100〜120℃の温度まで加熱し、そしてこの温度で2〜 3時間維持する。この混合物をケイソウ出で濾過すると、オイル状で3,77重 量%の銅含量を有する生成物613グラムが得られる。
実施例14 A!=ドデシル無水コハク酸262グラム、12重量%のイオウ含量を有するt −ドデシルメルカプタンおよびプロピレンオキシドのヒドロキシチオエーテル2 66グラム、p−トルエンスルホン酸5グラムおよびトルエン200m1を混合 し、還流温度まで加熱し、そして還流状態で8〜10時間維持する。溶媒を除去 し、そしてこの混合物をケイソウ土で濾過すると、淡黄色のオイル状の生成物5 20グラムが得られる。
fin:A部の生成物396グラム、炭酸鋼41グラム、100N鉱油200グ ラムおよびトルエン250璽lを、水冷却器を備えたフラスコ中で混合し、そし て50〜60℃の温度まで加熱する。この混合物に、水酸化アンモニウム水溶液 50グラムを加える。この混合物を、窒素を吹き込みつつ、90〜110℃の温 度まで加熱する。この冷却器に水50グラムを集める。この混合物を還流温度ま で加熱し、そして還流状態で2時間維持する。真空を用いて溶媒を除去する。こ の混合物をケイソウ出で濾過すると、緑色のオイル状で3.64重量%の銅含量 を育する生成物590グラムが得られる。
実施例15 二塩化イオウとプロピレンテトラマーフェノールとの反応生成物410グラム、 炭酸鋼55グラムおよびトルエン2 Sow 1を、水冷却器を備えたフラスコ 中で混合し、そして50℃の温度まで加熱する。28.9重量%のアンモニア含 量を有する水酸化アンモニウム水溶液58グラムを、攪拌しながら、この混合物 に加える。この混合物を還流温度まで加熱し、そして還流状態で2時間維持する 。この冷却器に水40グラムを集める。エバポレージ1ンを用いて溶媒を除去す る。この混合物をケイソウ土で濾過すると、暗茶色のオイル状で7.14重量% の銅含量を有する生成物390グラムが得られる。
実施例16 F 7’ シル無水コハク酸262クラム、p−トルエンスルホン酸2グラムお よびトルエン150m1を、水冷却器を備えたフラスコ中で混合する。ジエチレ ングリコール106グラムを、攪拌しながら、この混合物に加える。この混合物 を70〜80℃まで加熱し、そしてこの温度で1時間維持する。この混合物の温 度を50℃まで下げ、そして攪拌しながら、炭酸銅55グラムを加える。
この混合物に、水酸化アンモニウム水溶液58グラムを加える。
この混合物を90℃の温度まで加熱し、そしてこの温度で2時間維持する。この 冷却器に水42グラムを集める。20+*mHgの絶対圧で、この混合物を12 0℃まで加熱することにより、この混合物から溶媒をストリフピングする。この 混合物に5C−1005otvantを加え、粘度を低減する。この混合物をケ イソウ土で濾過すると、青緑色のオイル状で3.7重量%の銅含量を有する生成 物515グラムが得られる。
実施例17 AJI : p−へブチルフェノール609グラム、パラホルムアルデヒド28 2グラムおよび100N鉱油150グラムを、水冷却器を備えたフラスコに加え る。この混合物に、36重量%の水酸化ナトリウム水溶液5.4グラムを加える 。この混合物を還流温度まで加熱し、そして窒素を吹き込みつつ、還流状態で4 時間維持する。この冷却器に水23グラムを集める。この混合物をトルエンで希 釈し、そして5%塩酸溶液を加えると、p■7の混合物が得られる。この混合物 から水を除去する。この混合物を還流温度まで加熱し、そして還流状態で維持し て、残りの水を除去する。真空を用いて溶媒を除去すると、815グラムの生成 物が得られる。
jl:Al’生成物268グラム、および8重量%の銅含量を有するナフテン酸 銅275グラムを、100℃の温度まで加熱し、そして攪拌しながら、この温度 で2時間維持する。この混合物をケイソウ出で濾過すると、緑色のオイル状で4 .39重量%の銅含量を有する生成物415グラムが得られる。
実施例18 グリオキシル酸46グラムおよびトルエン250+ilを、水冷却器を備えたフ ラスコ中で混合する。140グラムのアルメーンOLを、攪拌しながら、この混 合物に加える。この混合物は、室温から50℃まで発熱する。この混合物を還流 温度まで加熱し、そして還流状態で2時間維持する。この冷却器に水16グラム を集める。この混合物を50℃まで冷却する。攪拌しながら、炭酸鋼28グラム を加える。この混合物に、29重量%のアンモニア含量を有する水酸化アンモニ ウム水溶液28m1を加える。この混合物を80〜90℃の温度まで加熱し、そ してこの温度で2時間維持する。この冷却器に水21グラムを集める。真空を用 いて溶媒をエバポレートする。この混合物に、5C−1005olvent 1 00グラムを加える。この混合物をケイソウ土で濾過すると、緑色のオイル状で 4.15重量%の銅含量を有する生成物150グラムが得られる。
実施例1g 人里:グリシドール(glycidol)74グラム、二硫化炭素95グラムお よびトルエン200m1を、水冷却器を備えたフラスコ中で混合する。このフラ スコを、水浴にて、20℃より低い温度に維持する。390グラムのアルメーン 2C(Armeen 2C) (脂肪第二級アミンの混合物として同定されたア ルマツクの製品)を、1〜1.5時間にわたり、−滴ずつ加える。この混合物を 室温で2〜3時間攪拌する。真空を用いて溶媒を除去する。この混合物をケイソ ウ土で濾過すると、淡黄色のオイル状の生成物519グラムが得られる。
]BxA部の生成物135グラム、および8重量%の銅含量を有するナフテン酸 銅196グラムをフラスコに加え、80〜90℃の温度まで加熱し、そして攪拌 しながら、この温度で2時間維持する。この混合物をケイソウ出で濾過すると、 茶色のオイル状で4.68重量%の銅含量を有する生成物325グラムが得られ る。
実施p120 ドデシル無水コハク酸131グラム、アントラニル酸69グラムおよびトルエン 250■1を、水冷却器を備えたフラスコ中で混合し、還流温度まで加熱し、そ して還流状態で2〜3時間維持する。この混合物から溶媒をエバポレートする。
この混合物に、8重量%の銅含量を有するナフテン酸銅394グラムを加える。
この混合物を80℃の温度まで加熱し、そして攪拌しながら、この温度で2時間 維持する。この混合物をケイソウ出で濾過すると、緑色のオイル状で4.3重量 %の銅含量を有する生成物500グラムが得られる。
実施例21 人里:z−メチレンゲルタロニトリル(2−wethylene glatar 。
n1trile)318グラム、二硫化炭素342グラムおよびトルエン250 m1を、フラスコ中で混合する。この混合物の温度を10〜15℃に維持しつつ 、ジブチルアミン387グラムを、2時間にわたって一滴ずつ加える。この混合 物を、攪拌しながら、室温で2時間維持する。この混合物をS0℃まで加熱し、 そしてこの温度で1時間維持する。この混合物から溶媒をエバポレートする。こ の混合物をケイソウ土で濾過すると、オイル状の生成物855グラムが得られる 。
i!:A部の生成物80グラム、および8重量%の銅含量を有するナフテン酸銅 99グラムを80℃の温度まで加熱し、そして攪拌しながら、この温度で2時間 維持する。この混合物を濾過すると、緑色のオイル状で4.34重量%の銅含量 を有する生成物155グラムが得られる。
実施例22 A部:4C重量%のグリオキサールを含有するグリオキサール水溶液145グラ ム、およびNH2OH−HClの69グラムを、200m1の水中で共に混合し 、そしてドライアイスを用いて、15℃より低い温度まで冷却する。この混合物 に、1.5時間にわたって、炭酸水素ナトリウム84グラムを加える。この混合 物を室温まで加熱し、そして攪拌しながら、この温度で10時間維持する。
278グラムのアルメーンOLおよび500m1のトルエンを共に混合し、そし てこの混合物に加える。この混合物を還流温度まで加熱し、そして還流状態で維 持して、水を蒸留する。この混合物から溶媒を分離する。この混合物をケイソウ 土で濾過すると、オイル状の生成物285グラムが得られる。
JL!:A部の生成物167グラム、および8![量%の銅含量を有するナフテ ン酸銅196グラムを共に混合し、70〜80℃の温度まで加熱し、そして攪拌 しながら、この温度で2時間維持する。この混合物をケイソウ土て濾過すると、 茶色のオイル状で3.1重量%の銅含量を有する生成物350グラムが得られる 。
実施例23 A!=プロピレンテトラマーフェノール530グラム、パラホルムアルデヒド6 6グラム、エチレンジアミンGOダラムおよびトルエン500m1を、水冷却器 を備えたフラスコ中で混合する。
この混合物を還流温度まで加熱し、そして還流状態で2時間維持する。この冷却 器に水43グラムを集める。真空を用いて溶媒を除去する。この混合物をケイソ ウ土で濾過すると、オイル状の生成物580グラムが得られる。
旦liA部の生成物307グラム、100N鉱油100グラムおよびトルエンf oomlを、水冷却器を備えたフラスコに加える。この混合物を60〜70℃ま で加熱し、そして炭酸#A28グラムを加える。この混合物は90℃まで発熱す る。この混合物を還流温度まで加熱し、そして還流状態で1時間維持する。この 冷却器に水4.3グラムを集める。この混合物を、140℃で0.5時間維持す る。真空を用いて溶媒を除去する。この混合物をケイソウ土で濾過すると、緑色 のオイル状で3.9重量%の銅含量を有する生成物390グラムが得られる。
実施例24 実施例7のA部の生成物205グラムを、水冷却器を備えたフラスコ中でトルエ ン2(10mlと混合し、そして60〜70℃に加熱する。攪拌しながら、炭酸 鋼11グラムを加える。1111の水酸化アンモニウムを加える。この混合物を 還流温度まで加熱し、そして還流状態で1時間維持する。この冷却器に水10グ ラムを集める。真空を用いて溶媒を除去する。この混合物をケイソウ出で濾過す ると、粘稠なオイル状で3.9重量%の銅含量を有する生成物130グラムが得 られる。
実施例25 ドデシルベンゾトリアゾール287グラム、および8重重%の銅含量を有するナ フテン酸銅236グラムを共に混合し、90℃の温度まで加熱し、そして攪拌し ながら、この温度で2時間維持する。この混合物をケイソウ土で濾過すると、緑 色のオイル状で3.41重量%の銅含量を有する生成物495グラムが得られる 。
実施例26 λ豊二ベンズアルデヒド106グラムを、水冷却器を備えたフラスコ中でトルエ ン200m1と混合する。30グラムのエチレンジアミンを、トルエン100霞 lと混合する。このエチレンジアミン−トルエン混合物を、室温にて1時間にわ たり、ベンズアルデヒド−トルエン混合物に一滴ずつ加える。この混合物は30 〜40℃まで発熱する。この混合物を、次いで、還流温度まで加熱し、そして還 流状態で0.5時間維持する。この冷却器に水18グラムを集める。真空を用い て溶媒を除去すると、橙色のオイル状の生成物118グラムが得られる〇旦厘: A部の生成物60グラム、8重量%の銅含量を有するナフテン酸銅157グラム 、ポリイソブテニル(数平均分子量は95G)無水コハク酸と市販のポリアミン ボトムス生成物との反応生成物18グラム、および5C−1005olvent  100グラムを、50〜60℃の温度まで加熱し、そして窒素ブランケット下 にて攪拌しながら、この温度で1時間維持する。この混合物をケイソウ土で濾過 すると、緑色のオイル状で3.1重量%の銅含量を有する生成物305グラムが 得られる。
実施例27 An:プロピレンテトラマーフェノール265グラム、NHCCH2CH2CN )2の123グラム、パラホルムアルデヒド33グラムおよびトルエン250m 1を、水冷却器を備えたフラスコ中で混合する。
この混合物を還流温度まで加熱し、そして還流状態で3時間維持する。この冷却 器に水20グラムを集める。この混合物を還流温度まで加熱し、そして維持する 。真空を用いて溶媒をエバポレートする。この混合物をケイソウ出で濾過すると 、オイル状の生成物370グラムが得られる。
LWL=A部の生成物200グラム、8重量%の銅含量を有するナフテン酸@1 5Bグラム、およびポリイソブテニル(数平均分子量は950)無水コハク酸と 市販のポリアミンボトムス生成物との反応生成物35グラムを混合し、80”C の温度まで加熱し、そして攪拌しながら、この温度で1時間維持する。この混合 物を濾過すると、暗緑色のオイル状で2.24重量%の銅含量を有する生成物3 70グラムが得られる。
実1fsfp4za p−ポリイソブテニル(数平均分子量は940)−o−7ミノフエノール254 グラム、ベンズアルデヒド10.6グラムおよびトルエン250m1を、水冷却 器を備えたフラスコ中で混合する。この混合物を還流温度まで加熱し、そして還 流状態で2時間維持する。この冷却器に水1.8グラムを集める。この混合物を 室温まで冷却する。炭##4.2グラム、および30%水酸化アンモニウム溶液 5slを、この混合物に加える。この混合物を還流温度まで加熱し、そして還流 状態で1時間維持する。この冷却器に水5グラムを集める。真空を用いて溶媒を 除去する。この混合物をケイソウ土で濾過すると、茶色のオイル状で0.22重 量%の銅含量を有する生成物260グラムが得られる。
実施I!1I29 An:69グラムのNH2OH4C1を、メタノール30hlと混合する。水酸 化ナトリウム80グラムを、メタノール300m1と混合する。この水酸化ナト リウム−メタノール溶液を、2時間にわたり、NH2OH4C1−メタノール溶 液に一滴ずつ加える。この間、この混合物を15℃より低い温度に維持する。オ レイン酸メチル269グラムを、0.5時間にわたり、この混合物に一滴ずつ加 える。この間、この混合物を、15℃より低い温度に維持する。
この混合物を室温まで加熱し、そして攪拌しながら、この温度で3−5時間維持 する。この混合物を濾過すると、生成物210グラムが得られる。
jusA部の生成物81グラム、8重量%の銅含量を有するナフテン酸銅79グ ラム、および5C−1005olvent 40グラムを混合し、80〜90℃ の温度まで加熱し、そして攪拌しながら、この温度で2時間維持すると、緑色の ゲル状で1.93重量%の銅含量を有する生成物175グラムが得られる。
実施例30 人里:ブロビレンテトラマーフェノール795グラムおよびパラホルムアルデヒ ド9gグラムを、水冷却器を備えたフラスコ中で、トルエンと混合する。この混 合物に、ブチルアミン109グラムを加える。この混合物を還流温度まで加熱し 、そして還流状態で2時間維持する。この冷却器に水60グラムを集める。真空 を用いて溶媒を除去する。この混合物をケイソウ土で濾過すると、オイル状の生 成物938グラムが得られる。
jL!:A部の生成物188グラム、炭酸鋼11グラムおよびトルエンl50m 1を共に混合し、そして水冷却器を備えたフラスコ中で50℃の温度まで加熱す る。30%水酸化アンモニウム水溶液10m1を、この混合物に加える。この混 合物を還流温度まで加熱し、そして還流状態で2時間維持する。この冷却器に水 12グラムを集める。真空を用いて、この混合物から溶媒を除去する。この混合 物をケイソウ出で濾過すると、暗茶緑色の粘稠なオイル状で3.98重量%の銅 含量を有する生成物155グラムが得られる。
実施例31 AJl:プロピレンテトラマーフェノール1143グラムおよび無水酢酸482 グラムを共に混合し、12G’Cまで加熱し、そしてこの温度で5時間維持する 。この混合物を、125℃および10冨mHHの絶対圧で1.5時間にわたり真 空ストリフピングすると、茶色の液状の生成物1319グラムが得られる。
d : 44.7グラムのAlCl3および200グラムのミネラルスピリッツ を、窒素ブランケット下にて、室温で共に混合する。
A部の生成物154グラムを、0.5時間にわたって加える。この混合物は37 ℃まで発熱する。この混合物を、次いで、142℃まで加熱し、そしてこの温度 で25時間維持する。この混合物を80℃まで冷却し、そして水50グラムを加 える。この混合物を110〜115℃まで加熱し、そしてこの温度で1.25時 間維持し、次いで、室温まで冷却する。水、ミネラルスピリッツおよびインプロ ピルアルコールを用いて、この混合物を、洗浄する。
この混合物を、7■mugの絶対圧下にて147℃まで加熱することにより、ス トリッピングする。この混合物をケイソウ土を用いて濾過すると、透明で暗赤色 の液状の生成物121グラムが得られる。
]:水酸化ナトリウム17.7グラムを、水108.8グラムに溶解サセる。8 部の生成物40グラム、n−ブチルアルコール3211および(11ON112 )2・B25OAの27.7グラムを、室温で共に混合する。
水酸化ナトリウム溶液をこの混合物に加え、その混合物を35℃まで加熱し、そ して窒素ブランケット下にて、この温度で5時間維持する。この混合物を室温ま で冷却し、そしてこの温度で一晩維持する。この混合物を35”Cまで加熱し、 そしてコノ温度で1時間維持する。0.05時間にわたって、26.55グラム の酢酸を加える。この混合物は40℃まで発熱する。この混合物を、攪拌しなが ら、室温まで冷却する。100m1のトルエンを加える。この混合物を、各洗浄 に100m1ずつの水を用いて、3回洗浄する。この混合物を、水冷却器を備え たフラスコに入れ、攪拌し、窒素ブランケット下にて還流温度まで加熱し、そし て還流状態で維持して、水を除去する。この混合物を冷却しそして濾過する。こ の濾液をストリッピングすると、透明で暗茶色の液状の生成物41グラムが得ら れる。
二型:炭酸鯛4.62グラムおよびトルエン50グラムを、水冷却器を備えたフ ラスコ中で混合する。CSの生成物38グラムを、トルエン90グラムと混合し 、混合物の温度を室温に維持しつつ、攪拌しながら0.2時間にわたって、この 炭酸銅−トルエン混合物に加える。この混合物を還流温度まで加熱し、そして還 流状態で1時間維持し、次いで、50℃まで冷却する。
この混合物に、水酸化アンモニウム4.5グラムを加える。この混合物を還流温 度まで加熱し、そしてこの冷却器に水466グラムが集まるまで、還流状態で維 持する。この混合物を室温まで冷却し、そしてケイソウ土で濾過すると、暗茶色 の粘稠な液状で6.04重量%の銅含量を有する生成物42グラムが得られる。
(以下余白) 実施例32 人里:プロピレンテトラマーフェノール842グラムおよびトルエン300m1 を、水冷却器を備えたフラスコに加える。この混合物に、1時間あたりl標準立 方フィートの割合にて窒素を吹き込みつつ、攪拌しながら、エチレンジアミン9 6グラムを加える。この混合物は40℃まで発熱する。この混合物にパラホルム アルデヒド96.4グラムを加える。この混合物を、攪拌しながら110〜12 0℃まで加熱し、そしてこの温度で4時間維持する。この冷却器に、58〜57 .6グラムの水を集める。90〜110℃の温度および1h+*Hgの絶対圧で 、この混合物を1時間維持することにより、この混合物からトルエンをストリッ ピングすると、琥珀色で粘稠な液状の生成物960グラムが得られる。
l:A部の生成物121グラム、トルエン130.52グラム、および56.2 重量%の鋳金■を育する炭酸銅13.56グラムを、水冷却器を備えたフラスコ 中で混合する。この混合物を50℃まで加熱し、そしてこの混合物に、 0.2 5分間にわたって、濃縮した水酸化アンモニウム水溶液39.3グラムを加える 。この混合物を50℃でさらに0.25分間維持する。この混合物に、1時間あ たり1標準立方フイートの割合で、空気を吹き込みつつ、この混合物の温度を、 135時間にわたって120℃まで上げる。
この混合物の温度を120℃で2時間維持する。この冷却器に水28.9グラム を集める。次いで、この混合物を120℃の温度で2時間維持する。この混合物 を155℃まで加熱し、この冷却器にトルエンを集め、次いで、100℃まで冷 却する。この混合物にデシルアルコール24.35グラムを加え、そしてこの混 合物を、攪拌しながら、100”Cで0.25分間維持する。この混合物を、1 00℃の温度にてケイソウ土で濾過すると、5.14重雪%の銅含量を有する生 成物116.9グラムが得られる。
実施例33 人里:デエオメーンO(Duomaen O) (N−オレイル−1,3−ジア ミノプロパンとして同定されたアルマツクの製品)175グラムを、水冷却器を 備えたフラスコに加える。シュウ酸ジエチル36.5グラムを加えると、この混 合物は69℃まで発熱する。この混合物を120”Cまで加熱し、そしてこの温 度で2時間維持する。この冷却器に、エタノール17.9グラムを集める。この 混合物を室温まで冷却すると、白色の固形の生成物190.8グラムが得られる 。
11U:A[の生成物177、9グラムを、水冷却器を備えたフラスコ中で、8 0℃の温度まで加熱する。トルエン70グラム、および56.2重量%の銅含量 を有する炭酸銅21.7グラムを、この混合物に加える。濃縮した水酸化アンモ ニウム水溶液28.2グラムを、0.1時間にわたって、この混合物に一滴ずつ 加える。
この混合物を還流温度まで加熱し、そしてこの温度で2時間維持する。この混合 物に、1時間あたり0.5標準立方フイートの割合にて、005時間にわたり窒 素を吹き込む。この混合物に、5C−1005olvent 30グラムおよび ケイソウ上10グラムを加える。
この混合物に、デシルアルコール27グラムを加える。この混合物を100℃ま で加熱し、そして濾過すると、3.34重量%の銅含量を有する青色のゲル状の 生成物286. Sグラムが得られる。
実施例34 サリチルアルデヒド195グラム、528グラムのデュオメーン0およびトルエ ン300鳳lを、水冷却器を備えたフラスコに加える。この混合物を還流温度ま で加熱し、窒素を吹き込みつつ、還流状態で3時間維持する。この冷却器に30 グラムの水を集める。この混合物を60℃まで冷却する。この混合物に、炭酸銅 59グラムを加える。この混合物を還流温度まで加熱し、そして還流状態で3時 間維持する。この冷却器に水15グラムを集める。この混合物を室温まで冷却す る。LOmdgの絶対圧で、この混合物を3時間にわたり120℃まで加熱する ことにより、この混合物から溶媒をストリッピングする。この混合物を、120 ℃の温度にてケイソウ出で濾過すると、3.6重量%の銅含量を有する生成物6 97グラムが得られる。
実施例35 An: p−へブチルフェノール304グラム、525グラムのデニオメーンT 1パラホルムアルデヒド50グラムおよびトルエン350i1を、水冷却器を備 えたフラスコ中で共に混合する。この混合物を還流温度まで加熱し、そして還流 状態で3時間維持する。この冷却器に水35グラムを集める。真空を用いて、こ の混合物から溶媒をストリッピングする。この混合物をケイソウ土で濾過すると 、渋茶色のオイル状の生成物729グラムが得られる。
■:この実施例35のA部の生成物112グラム、実施例30のA部の生成物2 4グラム、30%Cuセムオール(Cu Ce+* A11)23グラム、およ び5C−1005olvent 40グラムを、攪拌しながら80℃まで加熱し 、そして窒素ブランケット下にて、この温度で2時間維持する。この生成物をケ イソウ出で濾過すると、3.5重量%の銅含量を有する茶色のオイル状の生成物 185グラムが得られる。
実施例36 実施例30のA部の生成物25グラム、実施例35のA部の生成物112グラム 、および8重量%の銅含量を有するナフテン酸銅79グラムを、共に混合し、攪 拌しながら80〜90℃の温度まで加熱し、そして窒素ブランブト下にて、この 温度で2時間維持する。この混合物をケイソウ土で濾過すると、2.55重量% の銅含量を有する暗緑色のオイル状の生成物200グラムが得られる。
実施例37 人里: ドデシル無水コハク酸262グラムおよびトルエン150m1を、水冷 却器を備えたフラスコ中で共に混合し、そして70〜80℃の温度まで加熱する 。60グラムのエチレンジアミンを、50m1ノトル工ント混合する。このエチ レンジアミン−トルエン混合物を、0.5〜1時間にわたって、ドデシル無水コ ハク酸−トルエン混合物に加える。この混合物を還流温度まで加熱し、そして還 流状態で1時間維持する。20 mmHgの絶対圧で、この混合物を130℃の 温度まで加熱することにより、この混合物から溶媒をストリッピングする。攪拌 しながら、この混合物に100N鉱油50グラムを加えると、淡橙色のオイル状 の生成物350グラムが得られる。
、LIE:A部の生成物186グラム、および8重量%の銅含量を有するナフテ ン酸銅118グラムを、共に混合し、攪拌しながら70〜80℃の温度まで加熱 し、そしてこの温度で2時間維持すると、3,27重量%の銅含量を有する青色 のオイル状の生成物300グラムが得られる。
実施例38 、An:プロピレンテトラマーフェノール530グラム、ノ(ラホルムアルデヒ ド66グラム、エタノールアミン61グラムおよびトルエン350m1を、水冷 却器を備えたフラスコで共に混合する。
この混合物を還流温度まで加熱し、そして還流状態で2時間維持する。この冷却 器に水41グラムを集める。真空を用いて溶媒をエバボレートする。この混合物 をケイソウ土で濾過すると、粘稠なオイル状の生成物600グラムが得られる。
1里:無水ドデシルコハク酸131グラムを、トルエン10halと混合する。
この混合物を70〜80℃まで加熱し、そして0.5時間にわたって、エチレン ジアミン15グラムを加える。この混合物を100〜110℃まで加熱し、そし て攪拌しながら、この温度で1時間維持する。真空を用いて、この混合物から溶 媒をストリッピングする。この混合物を室温まで冷却する。8重量%の銅含量を 有するナフテン酸銅118グラム、およびこの実施例38のA部の生成物31グ ラムを、攪拌しながら、この混合物に加える。この混合物を80℃まで加熱し、 そして攪拌しながら、この温度で2時間維持すると、3.16重量%の銅含量を 有する生成物290グラムが得られる。
実施例39 An: p−へブチルフェノール203グラム、350グラムのデュオメーン0 、パラホルムアルデヒド33グラムおよびトルエン200m11を、水冷却器を 備えたフラスコ中で共に混合する。この混合物を還流状態で3〜4時間加熱する 。この冷却器に水21グラムを集める。真空を用いて、この混合物から溶媒をス トリフピングする。この混合物をケイソウ土で濾過すると、淡黄色のオイル状の 生成物558グラムが得られる。
、L!:実施例39のA部の生成物56.5グラム、実施例38のA部の生成物 61.6グラム、および8重量%の銅含量を有するナフテン酸銅78.7グラム を、80〜90℃の温度まで加熱し、そして攪拌しながら、この温度で2時間維 持する。この混合物をケイソウ土で濾過すると、2.99重量%の銅含量を有す る暗黒色(dark)のオイル状の生成物170グラムが得られる。
実施例40 JA:175グラムのデ1オメーンO5および二硫化炭素76グラムを、15℃ 以下の温度で、トルエン15hlおよびイソプロピルアルコールloomlと混 合する。この混合物に、53グラムの2.4−ジシアノブテン−1を加える。こ の混合物を室温まで加熱し、そしてこの温度で1時間維持する。この混合物を、 次いで、40〜50℃まで加熱し、そしてこの温度で2時間維持する。真空を用 いて溶媒を除去する。この混合物をケイソウ出で濾過すると、暗橙色のオイル状 の生成物245グラムが得られる。
1エコへ部の生成物133グラム、および8重量%の銅含量を有するナフテン酸 銅157グラムを、共に混合し、80℃の温度まで加熱し、そして攪拌しながら 、この温度で2時間維持する。
この混合物をケイソウ出で濾過すると、3,5重重%の銅含量を有する暗黒色の オイル状の生成物266グラムが得られる。
実施例41 実施例6のA部の生成物200グラム、炭酸鋼36グラムおよびトルエン25( Jllを、水冷却器を備えたフラスコ中で共に混合する。この混合物を60℃ま で加熱し、そして水酸化アンモニウム水溶液38グラムを加える。この混合物に 、1時間あたり3標準立方フイートの割合で、2時間にわたり窒素を吹き込む。
この混合物を80〜90℃まで加熱する。この冷却器に水25グラムを集める。
この混合物を還流温度まで加熱し、そして還流状態で0.5時間維持する。20 m■I1gの絶対圧で、この混合物を120℃の温度まで加熱することにより、 この混合物からトルエンをストリッピングする。この混合物を濾過すると、0. 77重量%の銅含量を有する茶色のオイル状の生成物150グラムが得られる。
実施例42 グリシドール37グラム、二硫化炭素76グラムおよびトルエンLOGmlを、 水冷却器を備えたフラスコ中で混合する。このフラスコを、水浴にて15℃より 低い温度に維持する。イソプロピルアルコール10hlを加える。175グラム のデュオメーン0を、1時間にわたって一滴ずつ加える。この混合物を、室温で 1時間攪拌する。この混合物を40〜50℃まで加熱し、そしてこの温度で2時 間維持する。真空を用いて溶媒を除去する。
8重量%の銅含量を有するナフテン酸銅3g3グラムを、この混合物に加える。
この混合物を70〜80℃の温度まで加熱し、そして攪拌しながら、この温度で 2時間維持する。この混合物を濾過すると、4.88重量%の銅含量を有するオ イル状の生成物630グラムが得られる。
実施例43 0−ニトロフェノール103グラムおよびパラホルムアルデヒド33クラムを、 水冷却器を備えたフラスコにて、トルエン中で混合する。262グラムのデニオ メーン0を、0.5時間にわたって加える。この混合物を還流温度まで加熱し、 そして還流状態で2〜3時間維持する。この冷却器に水15グラムを集める。
この混合物を室温まで冷却する。炭酸鋼33グラムを加える。
この混合物を還流温度まで加熱し、そしてこの温度で2時間維持して、水を除去 する。真空下でのエバポレージ璽ンを用いて、この混合物から揮発性物質25謹 1を除去する。この混合物をケイソウ出で濾過すると、4.14重量%の銅含量 を有する緑色のオイル状の生成物380グラムが得られる。
実施例44 A部:フェニルヒドラジン108グラムを、室温でエタノール20hlと混合す る。2−エチルヘキサナール128グラムを、この混合物に攪拌しながら一滴ず つ加える。この混合物は約25℃まで発熱する。この混合物を(1,5時間攪拌 し、そして室温まで冷却する。透明で黄色の溶液が得られるまで、追加のエタノ ールを加える。
1里ニドデシルアニリン130グラムを、室温でエタノール300+alと混合 する。この混合物を0℃まで冷却する。この混合物に、濃塩酸(38重量%)6 0グラムを加えると、この混合物は22℃まで発熱する。この混合物を0℃まで 冷却する。40グラムのNaNO2を水100■1に溶解させる。得られたNa NO2溶液を、0.75時間にわたって、この混合物に一滴ずつ加える。この間 、この混合物の温度を5℃以下に維持する。この混合物に、繊維スピリッツ(低 沸点の炭化水素溶媒) 100m1を加え、NaNO2の溶解を促進させる。
立型:濃NaOH水溶液(50重量%)300グラムをエタノール10100O と混合し、溶液を形成する。A部の生成物109グラムおよびB部の生成物13 6グラムを、攪拌しながら、NaOH−エタノール溶液に同時に加える。得られ た混合物を、室温で一晩維持する。この混合物に、ヘキサン500m1および水 50hlを加えると、水層と有機層が形成される。有機層を水層から分離し、水 で3回洗浄し、乾燥し、濾過し、そしてストリッピングすると、生成物60グラ ムが得られる。
」:0部の生成物48.8グラムを、アセトン50m1に溶解すせ、そして50 ℃まで加熱して、第1の溶液を形成する。酢酸第二M410グラムを、水150 m1およびメタノール50謹lの混合物に溶解させ、第2の溶液を形成する。こ の第2の溶液を50℃まで加熱する。第1の溶液を第2の溶液と混合し、第3の 溶液を形成する。水100+elおよびナフサ100鳳lを第3の溶液に加える と、水層および有機層が形成される。有機層を水層から分離する。この分離した 有機層に、水100+*lおよびナフサ10hl“に加えると、水層および有機 層が形成される。有機層を水層から分離する。分離した有機層を乾燥し、濾過し 、そしてストリッピングすると、2.21重量%の銅含量を有する生成物44グ ラムが得られる。
実施例4s 実施例30のA部の生成物63グラム、実施@39のA部の生成物56.5グラ ム、および8重量%の銅含量を有するナフテン酸銅78.7グラムを共に混合し 、攪拌しながら70〜80℃の温度まで加熱し、そしてこの温度で2時間維持す る。この混合物をケイソウ出で濾過すると、3.2重量%の銅含量を有する緑色 のオイル状の生成物180グラムが得られる。
実施例46 人里:プロピレンテトラマーフェノール265グラム、350グラムのデ1オメ ーン0、パラホルムアルデヒド33グラムおよびトルエン200*1を、水冷却 器を備えたフラスコ中で共に混合する。この混合物を、還流状態で3〜4時間加 熱する。この冷却器に水22グラムを集める。真空を用いて、この混合物から溶 媒をストリッピングする。この混合物をケイソウ出で濾過すると、オイル状の生 成物628グラムが得られる。
■:この実施例46のA部の生成物63グラム、実施例30のA部の生成物63 グラム、および8重量%の銅含量を有するナフテン酸銅78.7グラムを共に混 合し、攪拌しながら70〜80℃の温度まで加熱し、そしてこの温度で2時間維 持する。この混合物をケイソウ土で濾過すると、暗緑色のオイル状で2.98重 量%の銅含量を有する生成物195グラムが得られる。
実施例47 エチレンポリアミンとポリイソブテニル(数平均分子量は950)無水コハク酸 とのホウ素化された反応生成物144グラム、および8重量%の銅含量を有する ナフテン酸114196グラムを、トルエン250m1中で共に混合し、還流温 度まで加熱し、そして窒素ブランケット下にて、この温度で1時間維持する。こ の混合物を真空を用いてストリッピングし、そしてケイソウ出で濾過すると、緑 色のオイル状の生成物305グラムが得られる。
実施例48 人里:ポリイソブテニル(数平均分子量は950)無水コハク酸と市販のポリア ミンボトムス生成物との反応生成物561グラムを、トルエン500m1と混合 する。93グラムのH3BO3を加える。
この混合物を、水冷却器を備えたフラスコ中で、攪拌しながら60℃まで加熱す る。この混合物を還流温度まで加熱し、そしてこの冷却器に30グラムの水が集 まるまで、還流状態で維持する。この混合物の温度を200℃に調整し、そして この冷却器に、追加の水5グラムを集める。真空を用いて、この混合物から溶媒 をストリッピングする。この混合物をケイソウ出で濾過すると、茶色のオイル状 の生成物722グラムが得られる。
]B:A部の生成物152グラム、および8重量%の銅含量を有するナフテン酸 銅158グラムを混合し、80〜90℃の温度まで加熱し、そして攪拌しながら 、窒素下にて、この温度で2〜3時間維持する。この混合物をケイソウ土で濾過 すると、緑色のオイル状の生成物320グラムが得られる。
実施例4g サリチルアルデヒド110グラム、297グラムのデニオメーンT、およびキシ レン400m1を、水冷却器を備えたフラスコ中で混合する。この混合物を、窒 素下にて還流温度まで加熱し、そして還流状態で4時間維持する。この水冷却器 に水18.5グラムを集める。この混合物を60℃まで冷却する。炭酸銅149 グラムを加える。この混合物を還流温度まで加熱し、そして還流状態で8時間維 持する。この水冷却器に水16.5グラムを集める。この混合物を室温まで冷却 する。この混合物を濾過し、次いで、30mmflHの絶対圧で3時間にわたり 130℃の温度まで加熱することにより、ストリッピングする。この混合物を1 30℃にてケイソウ土で濾過すると、7.56重量%の銅含量を有する生成物3 93グラムが得られる。
実施例50 2−ヒドロキシアセトフェノン130.28グラム、315.72グラムのデニ オメーンT1およびキシレン400m1を、水冷却器を備えたフラスコ中で混合 する。この混合物を、窒素下にて攪拌しながら、還流温度まで加熱し、そして還 流状態で3時間維持する。この水冷却器に水16.2グラムを集める。炭酸!i !74.25グラムを加える。この混合物を、窒素と共に還流温度まで加熱し、 そして還流状態で3時間維持する。この水冷却器に水13.6グラムを集める。
この混合物にトルエン500m1を加える。この混合物を室温まで冷却すると、 6.154重量%の銅含量を有する生成物345.7グラムが得られる◎実施例 51 サリチルアルデヒド122グラム、265グラムのデニオメーンC(Duome en C)、およびキシレン120■lを、水冷却器を備えたフラスコ中で混合 する。この混合物を、窒素下にて還流温度まで加熱し、そして還流状態で3時間 維持する。この水冷却器に水17グラムを集める。炭酸銅608グラムを加える 。この混合物を、窒素下にて還流温度まで加熱し、そして還流状態で6時間維持 する。この水冷却器に水13グラムを集める。この混合物を室温まで冷却する。
この混合物を濾過し、次いで、溶媒をストリッピングする。この混合物を、80 ℃にてケイソウ土で濾過すると、5.80重量%の銅含量を有する生成物384 グラムが得られる。
実施例52 人里:プロピレンテトラマーフェノール132.8グラム、53゜3グラムの( NH20111hl12SOa、およびトルエン98.8グラムを混合する。濃 NaOH水溶液(50重量%は水)52グラムを、この混合物に加える。この混 合物は40℃まで発熱し、そして白色の固形分を含有する水層が形成される。こ の混合物を10分間攪拌する。この混合物から水層を分離する。残りの有機層を 、水冷却器を備えたフラスコに加える。この場合、この有機層を、攪拌しながら 70℃まで加熱する。パラホルムアルデド17.45グラムを有機層に加えると 、この混合物は87”Cまで発熱する。
この混合物を、次いで、1時間にわたり100℃まで加熱する。
この混合物を、次いで、還流温度まで加熱し、そしてこの冷却器に水14.8グ ラムが集まるまで、還流状態で維持する。生成物211.72グラムが生成する 。この生成物は、赤色の液状である。
1里:A部の生成物211.72グラム、56.2重量%の銅含量を有する炭酸 銅19.21グラム、およびトルエン78グラムを、水冷却器を備えたフラスコ 中で混合する。この混合物を50℃まで加熱する。濃水酸化アンモニウム水溶液 48.2グラムを、この混合物に一滴ずつ加える。この混合物を70℃の還流温 度まで加熱し、そしてこの冷却器に38.2グラムのNHJOHおよび116. 27グラムの有機物質が集まるまで、1時間あたり0.5標準立方フイートの割 合で空気を吹き込みつつ、この温度で維持する。
この混合物にインオクタツール68.8グラムを加える。この混合物を150℃ まで加熱し、次いで、90℃まで冷却する。この混合物をケイソウ土で濾過する と、暗茶色の液状で1.64重量%の銅含量を有する生成物195.3グラムが 得られる。
実施例53 サリチルアルデヒド150グラム、332グラムのアルメーンOL1およびトル エン500m1を、水冷却器を備えたフラスコに加える。この混合物を還流温度 まで加熱し、そして窒素を吹き込みつつ、還流状態(最大温度は125℃)で4 時間維持する。
この冷却器に水22グラムを集める。この混合物を室温まで冷却する。この混合 物に酢酸銅98グラムを加える。この混合物を125℃の還流温度まで加熱し、 そして還流状態で7時間維持する。この混合物を室温まで冷却する。25mmH gの絶対圧で、この混合物を3時間にわたり115℃まで加熱することにより、 この混合物から溶媒をストリッピングする。この混合物を、90〜95℃の温度 にてケイソウ土で濾過すると、6.30重量%の銅含量を有する生成物469グ ラムが得られる・実施例54 人里:プロピレンテトラマーフェノール212.5グラム、エチレンジアミン2 4グラムおよびトルエン108グラムを、水冷却器を備えたフラスコ中で混合す る。この混合物を70℃まで加熱し、そしてパラホルムアルデヒド27.4グラ ムを加える。この混合物は95℃まで発熱する。この混合物を還流温度まで加熱 し、そして還流状態で3.5時間維持する。この混合物に、136℃の温度で0 .5時間にわたり、1時間あたり0.5標準立方フイートの割合で窒素を吹き込 む。この冷却器に水16,8グラムを集めると、生成物326.4グラムが得ら れる。この生成物は、赤橙色の液状である。
1里:A部の生成物256グラム、56.2重量%の銅含量を有する炭酸m23 .07グラム、およびトルエン69.zグラムを、水冷却器を備えたフラスコ中 で混合する。この混合物を50℃まで加熱し、そして水酸化アンモニウム水溶液 29.6グラムを、15分間にわたって一滴ずつ加える。この混合物に、1時間 あたり0.5標準立方フイートの割合にて、空気を吹き込む。この混合物を12 0℃の温度まで加熱し、そしてこの温度で3時間維持する。この混合物を室温ま で冷却し、次いで、120℃まで加熱し、そしてこの温度で2時間維持する。こ の混合物から、トルエン50m1をストリッピングする。 5C1005olv ent 74.8グラムを加える。デシルアルコール60.3グラムを加える。
この混合物を150℃まで加熱し、そしてこの温度で4時間維持する。この混合 物をケイソウ出で濾過すると、3.47重量%の銅含量を有する生成物287. 9グラムが得られる。
実施例55 A部:プロピレンテトラマーフェノール212.5グラムおよびt−ブチルアミ ン60グラムを、水冷却器を備えたフラスコ中で混合する。この混合物を70℃ まで加熱し、そしてパラホルムアルデヒド27.8グラムを加える。この混合物 は発泡し始め、そして泡トラツプ(foam trap)を付は加える。この混 合物を90℃まで加熱し、そしてこの温度で15分間維持する。この泡トラツプ にて、泡t50mlを集める。泡立った物質をフラスコに戻す。この混合物に、 1時間あたり2.5標準立方フイートの割合にて、窒素を吹き込むと、最終温度 が140℃になる。この冷却器に水14,8グラムを集める。この混合物からト ルエン104.2mlをストリブピングすると、黄金色の液状の生成物339グ ラムが得られる。
1里:A部の生成物169.5グラム、56.2重量%の銅含量を育する炭酸銅 15.03グラム、インオクタツール34.5グラム、およびトルエン67.8 グラムを、水冷却器を備えたフラスコ中で混合する。この混合物を50℃まで加 熱し、そして水酸化アンモニウム水溶液(29重量%はアンモニア)36.6グ ラムを、15分間にわたり、この混合物に一滴ずつ加える。この混合物に、1時 間あたり0.5標準立方フイートの割合で空気を吹き込み、そして120℃の還 流温度まで加熱する。この混合物を120℃で2時間維持し、次いで、室温まで 冷却する。この混合物を、次いで、還流温度まで加熱し、そしてこの温度で7時 間維持する。この混合物を室温まで冷却し、そして室温で3日間維持する。この 混合物を150℃まで加熱する。水31.4グラムを除去する。この混合物を8 0℃まで冷却し、そして5C−1005olvant 57.5グラムを加える 。この混合物をケイソウ出で濾過すると、2.88重量%の鯛含Iを有する生成 物215グラムが得られる。
実施N56 実施例55のA部の生成物169.5グラム、酢酸銅26.61グラムおよびト ルエン103.4グラムを、水冷却器を備えたフラスコ中で混合する。1時間あ たり0.5標準立方フイートの割合にて、この混合物に空気を吹き込む。この混 合物を120℃の還流温度まで加熱し、そして還流状態で3時間維持する。この 混合物を室温まで冷却し、次いで、還流温度まで加熱し、そしてこの温度で7時 間維持する。この混合物を室温まで冷却し、そしてこの温度で3日間維持する。
この混合物を、酢酸および水冷却器に集めた水の混合物9.35グラムと共に、 145℃まで加熱する。 5C−1005olvent 57.5グラム、イソ オクタ7−i’t 34−5グラムおよびケインウ土5グラムを、この混合物に 加える。
この混合物を濾過すると、1.20重量%の銅含量を有する生成物237.5グ ラムが得られる。
(以下余白) (B) ’fL!JSMJkJi この酸化防止剤(B)は、ディーゼル燃料中で有機金属錯体(A)を安定化する 酸化防止剤であり得る。これらの酸化防止剤には、当該技術分野で周知のヒンダ ードフェノール酸化防止剤またはアミン酸化防止剤が挙げられる。例としては、 2.6一ジ第三級ブチルー4−メチルフェノール、4.4’−メチレンビス(2 、トジ第三級ブチルフェノール)、4.4°−チオビス(2−メチル−a−第三 級ブチルフェノール)、トフェニルーα−ナフチルアミン、トフェニルーβ−ナ フチルアミン、テトラメチルジアミノジフェニルメタン、アントラニル酸、およ びフェノチアジン、およびそれらのアルキル化された誘導体が挙げられる。
有用な酸化防止剤類には、金属不活性化剤がある。例としては、エチレンジアミ ン四酢酸誘導体およびN、N−ジサリチリデンー1.2−プロパンジアミンが挙 げられる。他には、レシチン、複素環化合物の誘導体(例えば、チアジアゾール 、イミダゾールおよびピラゾール)、およびクエン酸誘導体およびグルコン酸誘 導体が挙げられる。
1つの実施態様においては、この酸化防止剤は、本発明の有機金属錯体(A)を 製造する際に、成分(1)として有用であるとして上で記述の1種以上のヒドロ キシ芳香族オキシム、または1種以上のシッフ塩基である。
(以下余白) 1つの実施態様においては、この酸化防止剤は、次式により表される化合物であ る: 式(LV)では、Arは、好ましくはベンゼン核またはナフタレン核、さらに好 ましくはベンゼン核である芳香族基である。
R1は、Hlまたはヒドロカルビル基であって、このヒドロカルビル基は、好ま しくは約40個までの炭素原子、さらに好ましくは約10個〜約30個の炭素原 子、さらに好ましくは約14個〜約20個の炭素原子を有する。R1はまた、− C001113、−〇R4、または であり得る。R2、R3、R4、R6およびR7は、各々独立して、■、または 、脂肪族ヒドロカルビル基またはヒドロキシ置換されり脂肪族ヒドロカルビル基 であって、これらの基は、約40(11までの炭素原子、さらに好ましくは約3 0個までの炭素原子、さらに好ましくは約20個までの炭素原子を有する。R5 は、ヒドロカルビレン基またはヒドロカルビリデン基、好ましくはアルキレン基 またはアルキリデン基、さらに好ましくはアルキレン基であって、これらの基は 、約40個までの炭素原子、さらに好ましくは約30個までの炭素原子、さらに 好ましくは約20個までの炭素原子を有する。Jは、0〜約4の範囲の数、好ま しくはO〜約2の範囲の数、さらに好ましくは1である。
例としては、以下が挙げられる=4−t−ブチルカテコール;2゜6−ジーt− ブチル−p−クレゾール;2.6−ジーt−ブチル−4−(ジメチルアミノメチ ル)フェノール;2.5−ジ−t−アミルヒドロキノン;および4−(ヒドロキ シメチル)−2,6−ジーt−ブチルフェノール。
1つの実施態様においては、この酸化防止剤は、次式により表される化合物であ る: 式(LVI)では、ArおよびAr’は、独立して、好ましくはベンゼン核また はナフタレン核、さらに好ましくはベンゼン核である芳香族基である。R3は、 −CH2−1−S−1−S−S−1−CH2−0−ClI2−または−CH2− NR’ CH2−である。R1、R2およびR4は、各々独立して、■または、 脂肪族ヒドロカルビル基であって、この脂肪族ヒドロカルビル基は、好ましくは 約40個までの炭素原子、さらに好ましくは約20個までの炭素原子、さらに好 ましくは約10個までの炭素原子を有する。kは、各々独立して、O〜約4の範 囲の数、好ましくはO〜約2の範囲の数、さらに好ましくは0または1である。
例としては、以下が挙げられる:2.2’−メチレンビス(4−メチル−6−シ クロへ半シルフェノール);および2.2−チオ−ビス(4−メチル−6−t− ブチルフェノール)。
1つの実施態様においては、この酸化防止剤は、次式により表される化合物であ る: 式(LVII)では、 Arは、好ましくはベンゼン核またはナフタレン核、さ らに好ましくはベンゼン核である芳香族基である。
pはOまたは1、qは1.2または3であり、rは3−qである。R’、R2お よび各R3は、独立して、■またはヒドロカルビル基であって、このヒドロカル ビル基は、好ましくは約40個までの炭素原子、さらに好ましくは約20個まで の炭素原子、さらに好ましくは約10個までの炭素原子を有する。例としては、 以下が挙げられる:4−ドデシルー2−アミノフェノール;ジノニルジフェニル アミン;およびフェニル−β−ナフチルアミン。
1つの実施態様においては、この酸化防止剤は、次式により表される化合物であ る: 式(LVII+) テli、l151!、−CH2−1−s−5−NR’−*り 1t−0−である。R1%R2、R3、RJおよびR8は、各々独立して、H1 ヒドロキシ、または、アルコキシまたは脂肪族ヒドロカルビルであって、これら の基は、好ましくは約40個までの炭素原子、さらに好ましくは約20個までの 炭素原子、さらに好ましくは約10個までの炭素原子を有する。Sは、0.1ま たは2であり、好ましくは1である。例としては、ジオクチルフェノチアジン; およびジノニルフェノキサジンが挙げられる。
1つの実施態様においては、この酸化防止剤は、次式により表される化合物であ る: 式(LIX) テハ、R1、R2、R’オ、及びR’lt、各々独立り、r、H または脂肪族ヒドロカルビル基であって、この脂肪族ヒドロカルビル基は、好ま しくは約40個までの炭素原子、さらに好ましくは約20個までの炭素原子、さ らに好ましくは約10個までの炭素原子を有する。tは1または2である。tが 1のとき、R5は、Hまたは脂肪族ヒドロカルビル基または芳香族ヒドロカルビ ル基であって、これらの基は、好ましくは約40個までの炭素原子、さらに好ま しくは約20個までの炭素原子、さらに好ましくは約10個までの炭素原子、さ らに好ましくは約6個までの炭素原子、さらに好ましくは約3個までの炭素原子 を有する。tが2のとき R6は、ヒドロカルビレン基またはヒドロカルビリデ ン基、好ましくはアルキレン基またはアルキリデン基、さらに好ましくはアルキ レン基である。tが2のとき、R5は、−02C−R’−CO2−であり得、こ こで、R6は、ヒドロカルビレン基またはヒドロカルビリデン基、好ましくはア ルキレン基またはアルキリデン基、さらに好ましくはアルキレン基である。R5 およびR8は、好ましくは約40個までの炭素原子、さらに好ましくは約20個 までの炭素原子、さらに好ましくは約10個までの炭素原子を含有する。例とし ては、2.6−テトラメチル−4−オクチルピペリジンおよびビス(2,2,6 、6−f ) 9メチルートピペリジニル)セバケートが挙げられる。
1つの実施態様においては、この酸化防止剤は、次式により表される化合物であ る: 式(LX) テ1!、R′、R2、R3、R4およびR’!!、各々独立シテ、 ■またはヒドロカルビル基であって、このヒドロカルビル基は、好ましくは約4 0個までの炭素原子、さらに好ましくは約20個までの炭素原子、さらに好まし くは約10個までの炭素原子を有する。例にはトリメチルジヒドロキシリンがあ る。
1つの実施態様においては、この酸化防止剤は、次式により表される化合物であ る: 式(LXI)では、R1、R2およびR3は、各々独立して、■または脂肪族ヒ ドロカルビル基であって、この脂肪族ヒドロカルビル基は、好ましくは約40個 までの炭素原子、さらに好ましくは約20個までの炭素原子、さらに好ましくは 約10個までの炭素原子を有する。R4は、各々独立して、Hl ヒドロキシ、 −R50H,−R’CNまたは一〇H(R7bであり、ここで、R5およびR8 は、各々独立して、ヒドロカルビレン基またはヒドロカルビリデン基、好ましく はアルキレン基またはアルキリデン基、さらに好ましくはアルキレン基である。
R5およびR6は、独立して、好ましくは約100個までの炭素原子、さらに好 ましくは約50個までの炭素原子、さらに好ましくは約6個〜約30個の炭素原 子を含有する。R7は、各々独立して、Hまたは脂肪族ヒドロカルビル基であっ て、この脂肪族ヒドロカルビル基は、好ましくは約40個までの炭素原子、さら に好ましくは約20個までの炭素原子、さらに好ましくは約10個までの炭素原 子を有する。
例としては、ドデシルアミンおよびN−ドデシル−N−ヒドロキシプロピルアミ ンが挙げられる。
1つの実施態様においては、この酸化防止剤は、次式により表される化合物であ る: 式(LXll)では、R’SR2、R4およびR5は、独立して、■、または脂 肪族ヒドロカルビル基であって、この脂肪族ヒドロカルビル基は、好ましくは約 40個までの炭素原子、さらに好ましくは約30個までの炭素原子、さらに好ま しくは約20個までの炭素原子、さらに好ましくは約10個までの炭素原子を有 する。
R3は、ヒドロカルビレン基またはヒドロカルビリデン基、好ましくはアルキレ ン基またはアルキリデン基、さらに好ましくはアルキレン基であって、これらの 基は、好ましくは約20個までの炭素原子、さらに好ましくは10個までの炭素 原子を有する。1つの実施態様においては R3はフェニレン;R2およびR4 は、HER’は、約6個〜約10個の炭素原子を有する脂肪族ヒドロカルビル基 、好ましくは約8個の炭素原子を有するアルキル基または分枝したアルキル基; そしてR5はフェニルでアル。1つの実施態様においては R3はフェニレン、 R2およびR4は、■;そしてR1およびR5は、独立して、二置換されたフェ ニル基であり、各フェニル基上の各置換基は、好ましくは約6個〜約12個の炭 素原子、さらに好ましくは約8個の炭素原子を有する脂肪族ヒドロカルビル基、 好ましくはアルキル基である。例としては、以下が挙げられる:N、N’−ビス (ジオクチルフェニル)−p−フェニレンジアミン;およびトフェニルーN−( 1−メチルへブチル)−p−7エニレンジアミン。
成分(B)に対する成分(A)の比は、好ましくは酸化防止剤(B)1モルあた りの、有機金属錯体(A)中の金属のモル数に基づく。酸化防止剤(B)のモル 数に対する、この有機金属錯体(A)中の金属のモル比は、好ましくは約100 :1〜約1=10であり、さらに好ましくは約50:l〜約1:1であり、さら に好ましくは約10:1〜約2.5:1である。1つの実施態様においては、こ の比は約5=1である口 を工二亙互皇旦 本発明で有用なディーゼル燃料は、いずれのディーゼル燃料であり得る。1つの 実施態様においては、これらのディーゼル燃料は、ASTM D 2522−8 7で規定され「X線スペクトルによる、石油生成物中のイオウの標準試験方法」 の名称の試験方法により決定されるように、イオウ含量が約0.1重量%以下( no more than)、好ましくは約0.05重量%以下である。ディー ゼルタイプのエンジンでの使用に適切な沸点範囲および粘度を有するいずれの燃 料も、用いられ得る。これらの燃料は、典型的には、約り00℃〜約390℃の 範囲、好ましくは約り30℃〜約350℃の範囲で、90%の点蒸留温度(Po int distillatfon teiperatura)を有する。これ らの燃料の粘度は、典型的には、40℃で、約1.3〜約24センチストークス の範囲である。これら称でASTM D 975に規定されるように、等級番号 1−D、 2−Dまたは4−Dのいずれかで分類され得る。これらのディーゼル 燃料は、アルコールおよびエステルを含有し得る。
本発明のディーゼル燃料組成物は、ディーゼル燃料を燃焼させる際に形成される 排気粒子の着火温度を低下させるのに効果的な量で、上述の有機金属錯体を1種 以上含有する。本発明のディーゼル燃料中のこれらの有機金属錯体の濃度は、通 常、このような錯体に由来の金属の添加レベルによって、表される。これらのデ ィーゼル燃料は、好ましくは燃料100万部あたり1〜約5000部のこのよう な金属を含有し、さらに好ましくは燃料100万部あたり、約1〜約500部の 金属を含有し、含有する。
これらのディーゼル燃料はまた、1種以上の上述の酸化防止剤を含有する。これ らの燃料は、一般に、燃料がディーゼルエンジンで燃焼するまで、この燃料中で 上述した有機金属錯体を安定化するために効果的な量で、この酸化防止剤を含有 する。典型的には、このディーゼル燃料は、好ましくはディーゼル燃料100万 部あたり約1部〜約5000部の酸化防止剤を含有し、さらに好ましくはディー ゼル燃料100万部あたり約1部〜約500部の酸化防止剤を含有し、さらに好 ましくはディーゼル燃料100万部あたり約1〜約500部の酸化防止剤を含有 する。
本発明のディーゼル燃料組成物は、上述の有機金属錯体および酸化防止剤に加え て、当業者に周知の他の添加剤を含有し得る。これらには、染料、セタン価改良 剤、錆防止剤(例几ば、アルキル化コハク酸およびそれらの無水物)、制菌剤、 ゴム化防止剤、金属不活性化剤、解乳化剤、上部シリンダー潤滑剤および氷結防 止剤が包含される。
これらのディーゼル燃料組成物は、無灰分分散剤と配合され得る。適切な無灰分 分散剤には、モノオールまたはポリオールと、アシル化部分に少なくとも約30 個の炭素原子を含有する高分子量モノカルボン酸またはポリカルボン酸アシル化 剤とのエステルが挙げられる。このようなエステルは、当業者に周知である。例 えば、フランス国特許第1.396.645号;英国特許第981.850号; 第1,055.337号;および第1.306.529号;および米国特許第3 .255.108号;第3.311.558号:第3.331.776号;第3 .346.354号;第3.522.179号;第3.579.450号:第3 ゜542、6110号;第3.381.022号;第3.639.242号;第 3,697.4211号;および第3.708.522号を参照せよ。これらの 特許の内容は、適切なエステルおよびそれらの調製方法の開示について、ここに 参考のために援用されている。このような分散剤が用いられるとき、上述の無灰 分分散剤に対する上記有機金属錯体の重量比は、約0.1:1と約10:1との 間であり、好ましくは約l:lと約10=1との間であり得る。
本発明の有機金属錯体(A)は、燃料に直接加えられ得、または実質的に不活性 で通常液状の有機希釈剤(例えば、ナフサ、ベンゼン、トルエン、キシレン)か または通常液状の燃料で希釈して添加濃縮物が形成され得る。同様に、上述の酸 化防止剤(B)は、燃料に直接加えられ得るか、またはこの濃縮物に混合され得 る。これらの濃縮物は、一般に、約1重量%〜約90重量%の、(A)有機金属 錯体および(B)酸化防止剤の配合物を含有する。これらの濃縮物はまた、当該 技術分野で周知であるかまたはこの上で記述の1種以上の他の従来の添加剤を含 有し得る。
本発明の1つの実施態様においては、この有機金属錯体(A)および酸化防止剤 (B)は、直接の添加によりまたは上で論じた濃縮物の一部として、ディーゼル 燃料と配合され、そしてこのディーゼル燃料は、排気系の微粒子トラップを備え たディーゼルエンジンを操作するために用いられる。この有機金属錯体および酸 化防止剤を含有するディーゼル燃料は、燃料タンクに含有され、燃料が燃焼され るディーゼルエンジンに送られ、そしてこの有機金属錯体は、排気系の微粒子ト ラップに集められた排気粒子の着火温度を低下させる。他の実施態様においては 、この有機金属錯体(A)および酸化防止剤(B)が、ディーゼルエンジンで推 進される装置(例えば、自動車、バス、トラックなど)に装填されて、このディ ーゼル燃料から離れた別の燃料添加剤分配機(dispenser)に保持され ていること以外は、上記の操作方法が用いられる。この有機金属錯体(A)およ び酸化防止剤(B)は、ディーゼルエンジンの操作中に、ディーゼル燃料と配合 されるかまたは混合される。この後者の実施態様では、この燃料添加剤分配機に 保持されている有機金属錯体(A)および酸化防止剤(B)は、上で論じたタイ プの燃料添加濃縮物の一部を形成し得る。この濃縮物は、ディーゼルエンジンの 操作中に、ディーゼル燃料と配合される。
以下の濃縮処方物は、本発明を例示する目的で提供されている。各処方物では、 実施例1〜5Gで示された銅錯体が用いられ、その処理レベルは、この濃縮物に 添加される上記の実施例の生成物の量を基準にした重量部で表される。各濃縮物 はまた、酸化防止剤を含有する。この酸化防止剤は5−ドデシルサリチルアルド キシムである。この酸化防止剤の処理レベルは、重量部で表される。全ての処方 物では、残部はキシレンであり、重量部で表される。
(以下余白) 胴JE体 A I 350 35 385 B 2 409 35 444 C33’77 35 412 D 4 465 35 5QQ E 5 435 35 470 F 6 417 35 452 G 7 571 35 606 H852135556 I 9−395 35 430 J 10 425 35 460 K 11 455 35 490 L 12 408 35 443 M 13 531 35 566 N 14 549 35 584 P 16 541 35 576 Q 17 456 35 491 R1841735452 S 19 427 35 462 T 20 465 35 500 U 21 461 35 496 V 22 645 35 680 W 23 513 35 548 X 24 513 35 548 Y 25 587 35 622 Z 26 645 35 680 AA 27 g93 35 928 BB 2g 9091 35 9126CC291036351071 DD 30 503 35 538 EE 31 331 35 366 FF 32 389 35 424 GG 33 599 35 634 HH3455635591 1I 35 571 35 606 JJ 36 784 35 819 KK 37 612 35 647 LL 38 633 35 668 MM 39 669 35 704 NN 40 571 35 606 PP 42 410 35 445 QQ 43 483 35 518 RR4490535940 SS 45 625 35 660 Tr 46 671 35 706 UU 47 417 35 452 vv 48 488 35 523 ww 49 265 35 300 XX 50 325 35 360 yy 51 345 35 380 zz 52 1220 35 1255AAA 53 317 35 352 BBB 54 576 35 611 CCC5569435729 DDD 56 1667 35 1702(以下#自) 以下のディーゼル燃料処方物は、本発明を例示する目的で提供されている。以下 の各ディーゼル燃料処方物では、イオウ含量が0.05重量%の2−D等級のデ ィーゼル燃料が用いられる。
各処方物では、実施例1〜56に示された銅錯体が用いられ、その処理レベルは 、この燃料に添加される該実施例の生成物の量を基準にして、百方部あたりの部 (ppm)で表される。各ディーゼル燃料処方物はまた、酸化防止剤を含有す° る。この酸化防止剤は、5−ドデシルサリチルアルド牛シムである。この酸化防 止剤の処理レベルは、ppImで表される。全ての処方物では、残部は上述の低 イオウディーゼル燃料であり、重量パーセントで表される。
肛痘婆 A I 350 35 99.9615a 2 409 35 99.9556 C33773599,9588 D 4 465 35 99.9500E 5 435 35 99.9530 F 6 417 35 99.9548G 7 571 35 99.9394 H85213599,9444 193953599,9570 J 10 425 35 99.9540K 11 455 35 99.95 1OL 12 408 35 99.9557M 13 531 35 99. 9434N 14 549 35 99.94160 15 280 35 9 9.9685P L6 541 35 99.9424Q 17 456 35  99.9509R1g 417 35 99.9548s19427 35  99゜9538 T 20 465 35 99.9500U 21 461 35 99.95 04V 22 645 35 99.9320W 23 513 35 99. 9452X 24 513 35 99.9452Y 25 5g7 35 9 9.9378Z 26 645 35 99.9320AA 27 g93 3 5 99.9072BB 2g 9091 35 99.0874CC2910 363599,8929 DD 30 503 35 99.9462BB 31 331 35 99. 9634FF 32 389 35 99.9576GG 33 599 35  99.9366HH345563599,9409 II 35 571 35 99.9394II 36 784 35 99. 9181KK 37 612 35 99.9353u 38 633 35  99.9332MM 39 669 35 99.9296NN 40 571  35 99.939400 41 2597 35 99.7368PP42  410 35 99.9555QQ 43 483 35 99.9482R R” 905 35 99.9060SS 45 625 35 99.934 0Tr 46 671 35 99.9294UU 47 417 35 99 .9548W 48488 35 99.9477WW 49 265 35  99.9700XX50 325 35 99.9640YY 51 345  35 99.9620ZZ 52 1220 35 99.8745AAA 5 3 317 35 99.9648BBB 54 576 35 99.938 9CCC556943599,9271 DDD 56 1667 35 99.8298σA下#色) 本発明は、好ましい実施態様に関連して説明されているが、これらの種々の変更 は、この明細書を読めば、当業者に明らかとなることが理解される。従って、こ こに開示される発明は、添付の請求の範囲の範囲内に入るそのような変更を含む とが理解される。
要」11 本発明は、(A)有機金属錯体および(B)酸化防止剤の配合物に関する。これ らの配合物は、排気系の微粒子トラップを備えたディーゼルエンジンを操作する ために、ディーゼル燃料中で用いられ得る。(A)および(B)の配合物は、こ のトラ・ノブに集められる排気粒子の着火温度を低下させる際に、有用である。
この有機金属錯体(A)は、このディーゼル燃料中に溶解するかまたは安定に分 散し得、そして(i)炭化水素結合に連結した少なくとも2個の官能基を含有す る有機化合物、および(it)この有機化合物(i)と錯体を形成し得る金属反 応剤から誘導される。この金属は、この排気粒子の着火温度を低減し得るいずれ かの金属である。この官能基には、−X、−XL−NR2、−N02、−NR, =NXR,−N−R”−XR。
および−N=CR2が包含され、ここで、Xは、0またはSであり、Rは、■ま たはヒドロカルビルであり、Roは、ヒドロカルビレンまたはヒドロカルビリデ ンであり、モしてaは、例えば、Oから約10の範囲の数である。有用な金属に は、Nas Ks Mg、Ca、 Srs Ba%’Is Crs Fe%Co 、Cu、 Zns Pbs Sb、およびそれらの2種以上の混合物が挙げられ る。本発明はまた、濃縮物およびディーゼル燃料を示し、′そして排気系の微粒 子トラップを備えたディーゼルエンジンを操作する方法を示す。
国際調査報告 国際調査報告 US 9203180 S^ 60995 国際調査報告 US 9203180 S^ 60995

Claims (131)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.ディーゼル燃料中で使用するための組成物であって、該ディーゼル燃料が、 排気系の微粒子トラップを備えたディーゼルエンジンを操作するために用いられ 、以下の(A)および(B)を含有する、組成物: (A)少なくとも1種の有機金属錯体であって、以下の成分(i)および(ii )から誘導される、錯体:成分(i)は、炭化水素結合および少なくとも2個の 官能基を含有する少なくとも1種の有機化合物を含有し、該各官能基は、独立し て、=X、−XR、−NR2、−NO2、=NR、=NXR、=N−R■−XR 、▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学式、表等があります▼、▲ 数式、化学式、表等があります▼、−N=CR2、−CNまたは−N=NRであ り、ここで、Xは、OまたはSであり、 Rは、Hまたはヒドロカルビルであり、R−は、ヒドロカルピレンまたはヒドロ カルピリデンであり、aは、0から約10の範囲の数であり;該成分(i)は、 β−ジケトン以外のものであり;そして成分(ii)は、成分(i)と錯体を形 成し得る少なくとも1種の金属反応剤を含有し、該金属は、該トラップに集めら れる排気粒子の着火温度を低減し得、該金属は、B、Ti、Zr、Mn、Moま たは希土類金属以外のものであり;該有機金属錯体(A)は、ジヒドロカルピル チオリン酸銅、ジヒドロカルピルジチオリン酸銅、ジチオカルバミン酸銅、スル ホン酸銅、銅フェネートまたはアセチル酢酸銅以外のものである; (B)少なくとも1種の酸化防止剤。
  2. 2.成分(B)のモル数に対する成分(A)中の金属のモル数の比が、約100 :1から約1:10の範囲である、請求項1に記載の組成物。
  3. 3.前記金属錯体が、前記ディーゼル燃料中に溶解するかまたは安定に分散し得 る、請求項1に記載の組成物。
  4. 4.前記官能基が、前記炭化水素結合の異なる炭素原子上に存在する、請求項1 に記載の組成物。
  5. 5.前記官能基が、=X、−OH、−NR2、−NO2、=NR、=NOH、▲ 数式、化学式、表等があります▼または−CNである、請求項1に記載の組成物 。
  6. 6.成分(i)が、次式により表される少なくとも1種の化合物である、請求項 1に記載の組成物: ▲数式、化学式、表等があります▼(I)ここで、式(I)では: bは、0から約10の範囲の数であり;cは、1から約1000の範囲の数であ り;dは、0または1であり; cが1より大きいとき、dは1であり;R1は、ヒドロカルビル基またはGであ り;R2およびR4は、独立して、H、ヒドロカルビル基であるか、または、一 緒になって、C1とC2との間で二重結合を形成し得R3は、H、ヒドロカルビ ル基またはGであり;R1、R2、R3およびR4は、一緒になって、C1とC 2との間で三重結合を形成し得; R1およびR3は、C1およびC2と一緒になって、脂環式基、芳香族基、複素 環式基、脂環式−複素環式基、脂環式−芳香族基、複素環式−芳香族基、複素環 式−脂環式基、芳香族−脂環式基または芳香族−複素環式基;またはヒドロカル ピル置換された脂環式基、ヒドロカルビル置換された芳香族基、ヒドロカルビル 置換された複素環式基、ヒドロカルピル置換された脂環式−複素環式基、ヒドロ カルビル置換された脂環式−芳香族基、ヒドロカルピル置換された複素環式−芳 香族基、ヒドロカルビル置換された複素環式−脂環式基、ヒドロカルビル置換さ れた芳香族−脂環式基またはヒドロカルピル置換された芳香族−複素環式基であ り; 各R5および各R6は、独立して、H、ヒドロカルビル基またはGであり; R7は、ヒドロカルビレン基またはヒドロカルピリデン基であり; 各Gは、独立して、=X、−XR、−NR2、−NO2、−R8XR、−R8N R2、−R8NO2、−C(R)=X、−R8C(R)=X、−C(R)=NR 、−R8C=NR、−C=NXR、−R8C(R)=NXR、−C(R)=N− R9−XR、−R8−C(R)=N−R9−XR、▲数式、化学式、表等があり ます▼、▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学式、表等があります ▼、▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学式、表等があります▼、 ▲数式、化学式、表等があります▼、−N=CR2、−R8N=CR2;−CN 、−R8CN、−N=NRまたは−R8N=NRであり; dがOのとき、Tは、=X、−XR、−NR2、−NO2、−C(R)=X、− C(R)=NR、−C(R)=NXR、−C(R)=N−R9−XR、▲数式、 化学式、表等があります▼、▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学 式、表等があります▼、−N=CR2、=NXR、−CN、−N=NR、▲数式 、化学式、表等があります▼または−N(R10)−Qであり;dが1のとき、 Tは、−X−、−NR−、▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学式 、表等があります▼、▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学式、表 等があります▼、▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学式、表等が あります▼、▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学式、表等があり ます▼、▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学式、表等があります ▼、▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学式、表等があります▼ま たは▲数式、化学式、表等があります▼であり;GおよびTは、C1およびC2 と一緒になって、▲数式、化学式、表等があります▼ を形成し得; 各eは、独立して、0から約10の範囲の数であり;各R8は、ヒドロカルビレ ン基またはヒドロカルピリデン基、ヒドロキシ置換されたヒドロカルピレン基ま たはヒドロカルビリデン基、またはアミン置換されたヒドロカルビレン基または ヒドロカルビリデン基であり; 各R9は、ヒドロカルピレン基またはヒドロカルピリデン基であり; R10は、H、ヒドロカルビル基またはヒドロキシ置換されたヒドロカルピル基 であり; Qは、次式により表される基であり: ▲数式、化学式、表等があります▼ gは、0から約10の範囲の数であり;R11は、ヒドロカルビル基またはGで あり;R12およびR14は、独立して、H、ヒドロカルビル基であるか、また は一緒になって、C4とC5との間で二重結合を形成し得;R13は、H、ヒド ロカルピル基またはGであり;R11、R12、R13およびR14は、一緒に なって、C4とC5との間で三重結合を形成し得; R11およびR13は、C4およびC5と一緒になって、脂環式基、芳香族基、 複素環式基、脂環式−複素環式基、脂環式−芳香族基、複素環式−芳香族基、複 素環式−脂環式基、芳香族−脂環式基または芳香族−複素環式基;またはヒドロ カルビル置換された脂環式基、ヒドロカルビル置換された芳香族基、ヒドロカル ビル置換された複素環式基、ヒドロカルピル置換された脂環式−複素環式基、ヒ ドロカルピル置換された脂環式−芳香族基、ヒドロカルピル置換された複素環式 −芳香族基、ヒドロカルピル置換された複素環式−脂環式基、ヒドロカルビル置 換された芳香族−脂環式基またはヒドロカルピル置換された芳香族−複素環式基 であり;そして各R15および各R16は、独立して、H、ヒドロカルビル基ま たはGである。
  7. 7.R、R1、R3、R11およびR13の1種以上が、独立して、約250個 までの炭素原子を有するヒドロカルピル基である、請求項6に記載の組成物。
  8. 8.R2、R4、R5、R6、R12、R14、R15およびR16の1種以上 が、独立して、約20個までの炭素原子を有するヒドロカルビル基である、請求 項6に記載の組成物。
  9. 9.R7、R8およびR9が、独立して、約40個までの炭素原子を含有する、 請求項6に記載の組成物。
  10. 10.R7、R8およびR9の1種以上が、独立して、約2個から約4個の炭素 原子を有するアルキレン基である、請求項6に記載の組成物。
  11. 11.Gが、=X、−XR、−NR2、−NO2、−C(R)=X、−C(R) =NR、−C(R)=NXR、−N=CR2、−R8N=CR2である、請求項 6に記載の組成物。
  12. 12.Tが、=X、−XR、−NR2、−NO2、−C(R)=X、−C(R) =NR、−C(R)=NXR、−N=CR2、−N(R10)−Qまたは▲数式 、化学式、表等があります▼である、請求項6に記載の組成物。
  13. 13.Tが、−X−、−NR−、▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、 化学式、表等があります▼、▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学 式、表等があります▼、▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学式、 表等があります▼または▲数式、化学式、表等があります▼である、請求項6に 記載の組成物。
  14. 14.R10が、ヒドロキシ置換されたヒドロカルビル基である、請求項6に記 載の組成物。
  15. 15.成分(i)が、次式により表される化合物である、請求項6に記載の組成 物: ▲数式、化学式、表等があります▼(II)ここで、式(II)では、iは0か ら約10の範囲の数であり、R20、R21およびR22は、独立して、Hまた はヒドロカルピル基であり、そしてT1は、−XR、−NR2、−NO2、−C N、−C(R)=X、−C(R)=NR、−C(R)=NXR、−N=CR2、 −N(R10)−Qまたは▲数式、化学式、表等があります▼である。
  16. 16.成分(i)が、芳香族マンニッヒ化合物であり、該芳香族マンニッヒ化合 物が、以下の(A−1)、(A−2)および(A−3)の反応生成物である、請 求項1に記載の組成物:(A−1)次式を有するヒドロキシおよび/またはチオ ール含有芳香族化合物: ▲数式、化学式、表等があります▼(A−1)ここで、式(A−1)では、Ar は芳香族基であり;mは1、2または3であり;nは、1から約4の範囲の数で あり;各R1は、独立して、H、または1個から約100個の炭素原子を有する ヒドロカルビル基であり;R2は、H、アミノまたはカルボキシルであり;そし てXは、O、Sまたはmが2以上のとき、その両方である; (A−2)次式を有するアルデヒドまたはケトンまたはそれらの前駆体: ▲数式、化学式、表等があります▼(A−2)ここで、式(A−2)では、R3 およびR4は、独立して、H、1個から約18個の炭素原子を有する飽和ヒドロ カルピル基、そしてR4はまた、1個から約18個の炭素原子を有するカルボニ ル含有ヒドロカルビル基であり得る; (A−3)少なくとも1個の第一級または第二級アミノ基を含有するアミン。
  17. 17.成分(i)が、芳香族マンニッヒ化合物であり、該芳香族マンニッヒ化合 物が、以下の(A−1)、(A−2)および(A−3)の反応生成物である、請 求項1に記載の組成物:(A−1)次式を有するヒドロキシおよび/またはチオ ール含有芳香族化合物: ▲数式、化学式、表等があります▼(A−1)ここで、式(A−l)では、Ar は芳香族基であり;mは1、2または3であり;nは、1から約4の範囲の数で あり;各R1は、独立して、H、または1個から約100個の炭素原子を有する ヒドロカルピル基であり;R2は、H、アミノまたはカルボキシルであり;そし てXは、O、Sまたはmが2以上のとき、その両方である; (A−2)次式を有するアルデヒドまたはケトンまたはそれらの前駆体: ▲数式、化学式、表等があります▼(A−2)ここで、式(A−2)では、R3 およびR4は、独立して、H、1個から約18個の炭素原子を有する飽和ヒドロ カルビル基であり、そしてR4はまた、1個から約18個の炭素原子を有するカ ルボニル含有ヒドロカルビル基であり得る;(A−3)少なくとも1個の第一級 または第二級アミノ基を含有するアミンであって、水酸基および/またはチオー ル基が存在しないことにより特徴づけられる、アミン。
  18. 18.成分(i)が、次式により表される芳香族マンニッヒ化合物である、請求 項1に記載の組成物:▲数式、化学式、表等があります▼(III)ここで、式 (III)では、ArおよびAr1は、独立して、芳香族基であり、R1、R2 、R4、R6、R8およびR9は、独立して、Hまたは脂肪族ヒドロカルビル基 であり、R4は、ヒドロキシ置換された脂肪族ヒドロカルピル基であり、R3、 R5およびR7は、独立して、ヒドロカルピレン基またはヒドロカルピリレン基 であり、XはOまたはSであり、そしてiは、0から約10の範囲の数である。
  19. 19.成分(i)が、次式により表される芳香族マンニッヒ化合物である、請求 項1に記載の組成物:▲数式、化学式、表等があります▼(IV)ここで、式( IV)では、R1およびR3は、独立して、Hまたは脂肪族ヒドロカルビル基で あり、そしてR2は、ヒドロカルピル基またはヒドロキシ置換されたヒドロカル ビル基である。
  20. 20.成分(i)が、次式により表される芳香族マンニッヒ化合物である、請求 項1に記載の組成物:▲数式、化学式、表等があります▼(V)ここで、式(V )では、R1、R3、R5、R7、R9、R10およびRHは、独立して、Hま たは脂肪族ヒドロカルビル基であり;そしてR2、R4、R6およびR8は、独 立して、ヒドロカルピレン基またはヒドロカルビリデン基である。
  21. 21.成分(i)が、次式により表される芳香族マンニッヒ化合物である、請求 項1に記載の組成物:▲数式、化学式、表等があります▼(VI)ここで、式( VI)では、R1、R2、R5、R6、R8、R9、R12およびR13は、独 立して、Hまたは脂肪族ヒドロカルビル基であり、そしてR3、R4、R7、R 10およびR11は、独立して、ヒドロカルビレン基またはヒドロカルピリデン 基である。
  22. 22.成分(i)が、次式により表される化合物である、請求項1に記載の組成 物: ▲数式、化学式、表等があります▼(VII)ここで、式(VII)では、R1 、R2、R4、R6、R8およびR9は、独立して、Hまたは脂肪族ヒドロカル ピル基であり、R3、R5およびR7は、独立して、ヒドロカルビレン基または ヒドロカルピリデン基であり、そしてiは、0から約10の範囲の数である。
  23. 23.成分(i)が、次式により表される芳香族マンニッヒ化合物である、請求 項1に記載の組成物:▲数式、化学式、表等があります▼(VIII)ここで、 式(VIII)では、R1、R2、R3、R4、R5およびR6は、独立して、 Hまたはヒドロカルビル基であり、そしてR7およびR8は、独立して、ヒドロ カルピレン基またはヒドロカルピリデン基である。
  24. 24.成分(i)が、次式により表される芳香族マンニッヒ化合物である、請求 項1に記載の組成物:▲数式、化学式、表等があります▼(IX)ここで、式( IX)では、R1およびR2は、独立して、Hまたはヒドロカルビル基であり、 R3、R4、R5およびR6は、独立して、アルキレン基またはアルキリデン基 であり、そしてiおよびjは、独立して、1から約6の範囲の数である。
  25. 25.成分(i)が、次式により表される芳香族マンニッヒ化合物である、請求 項1に記載の組成物:▲数式、化学式、表等があります▼(X)ここで、式(X )では、Arは芳香族基であり;R1およびR3は、独立して、ヒドロカルビレ ン基またはヒドロカルピリデン基であり;R2は、Hまたは低級ヒドロカルビル 基であり;R4およびR5は、独立して、H、脂肪族ヒドロカルビル基、ヒドロ キシ置換された脂肪族ヒドロカルピル基、アミン置換された脂肪族ヒドロカルビ ル基またはアルコキシ置換された脂肪族ヒドロカルビル基であり;そしてR6は 、Hまたは脂肪族ヒドロカルビル基である。
  26. 26.成分(i)が、次式により表される芳香族マンニッヒ化合物である、請求 項1に記載の組成物:▲数式、化学式、表等があります▼(XI)ここで、式( XI)では、Arは芳香族基であり、R1は、Hまたは脂肪族ヒドロカルビル基 であり、そしてR2、R3およびR4は、独立して、ヒドロカルビレン基または ヒドロカルピリデン基である。
  27. 27.成分(i)が、次式により表される化合物である、請求項1に記載の組成 物: ▲数式、化学式、表等があります▼(XII)ここで、式(XII)では、Ar は芳香族基であり、R1、R2およびR3は、独立して、Hまたはヒドロカルビ ル基である。
  28. 28.成分(i)が、次式により表される化合物である、請求項1に記載の組成 物: ▲数式、化学式、表等があります▼(XII−1)ここで、R1はメチルであり 、R2はプロピレンテトラマーであり、そしてR3はHである。
  29. 29.成分(i)が、次式により表される化合物である、請求項1に記載の組成 物: ▲数式、化学式、表等があります▼(XIII)ここで、式(XIII)では: R1およびR2は、独立して、H、脂肪族ヒドロカルビル基、CH2N(R3) 2またはCOOR3であり、ここで、R3は、Hまたは脂肪族ヒドロカルピル基 であり; iは、0から4の範囲の数であり、そしてjは、0から5の範囲の数である。
  30. 30.成分(i)が、ドデシルサリチルアルドキシム、4,6−ジ第三級ブチル サリチルアルドキシム、メチルドデシルサリチルケトキシム、2−ヒドロキシ− 3−メチル−5−エチルベンゾフェノンオキシム、5−ヘプチルサリチルアルド キシム、5−ノニルサリチルアルドキシム、2−ヒドロキシル−3,5−ジノニ ルベンゾフェノキシム、2−ヒドロキシ−5−ノニルベンゾフェノンオキシム、 およびポリイソブテニルサリチルアルドキシムからなる群より選択される、請求 項1に記載の組成物。
  31. 31.成分(i)が、次式により表される少なくとも1種の化合物を含有する、 請求項1に記載の組成物:▲数式、化学式、表等があります▼(XIV)ここで 、式(XIV)では、 Arは芳香族基であり、 R1およびR3は、独立して、Hまたはヒドロカルビル基であり、R2は、H、 ヒドロカルビル基、または次式で表される基であり: ▲数式、化学式、表等があります▼(XV)ここで、式(XV)では、 R4は、ヒドロカルビレン基またはヒドロカルビリデン基であり、 R5およびR6は、独立して、Hまたはヒドロカルピル基であり、Ar1は、芳 香族基である。
  32. 32.成分(i)が、次式により表される化合物である、請求項1に記載の組成 物: R1−Ar−CH=N−R2−N=CH−Ar1−R3(XVI)ここで、式( XVI)では、ArおよびAr1は、独立して、芳香族基であり、R1およびR 3は、独立して、Hまたはヒドロカルビル基であり、そしてR2は、ヒドロカル ピレン基またはヒドロカルビリデン基である。
  33. 33.成分(i)が、次式により表される化合物である、請求項1に記載の組成 物: ▲数式、化学式、表等があります▼(XVII)ここで、式(XVII)では、 ArおよびAr1は、独立して、芳香族基であり、そしてR1はヒドロカルピル 基である。
  34. 34.成分(i)が、次式により表される化合物である、請求項1に記載の組成 物: ▲数式、化学式、表等があります▼(XVII−1)ここで、式(XVII−1 )では、R1は、ポリプテニル基またはポリイソブテニル基である。
  35. 35.成分(i)が、次式により表される化合物である、請求項1に記載の組成 物: ▲数式、化学式、表等があります▼(XVIII)ここで、式(XVIII)で は、ArおよびAr1は、独立して、芳香族基であり、そしてR1およびR2は 、独立して、Hまたはヒドロカルビル基である。
  36. 36.成分(i)が、次式により表される化合物である、請求項1に記載の組成 物: ▲数式、化学式、表等があります▼(XIX)ここで、式(XIX)では、Ar およびAr1は、独立して、芳香族基であり、R1およびR3は、独立して、H またはヒドロカルビル基であり、そしてR2は、ヒドロカルビレン基またはヒド ロカルピリデン基である。
  37. 37.成分(i)が、次式により表される化合物である、請求項1に記載の組成 物: ▲数式、化学式、表等があります▼(XX)ここで、式(XX)では、R1は、 ヒドロカルピレンまたはヒドロカルピリデンであり、そしてR2、R3、R4お よびR5は、独立して、Hまたはヒドロカルピル基である。
  38. 38.成分(i)が、次式により表される化合物である、請求項1に記載の組成 物: ▲数式、化学式、表等があります▼(XXI)ここで、式(XXI)では、R1 、R2、R3、R4、R5、R6、R7およびR8は、独立して、Hまたはヒド ロカルピル基であり、そしてR9は、ヒドロカルビレン基またはヒドロカルピリ デン基である。
  39. 39.成分(i)が、次式により表される化合物である、請求項1に記載の組成 物: ▲数式、化学式、表等があります▼(XXII)ここで、式(XXII)では、 R1、R2、R3およびR4は、独立して、Hまたはヒドロカルビル基であり、 R5は、ヒドロカルビレン基またはヒドロカルビリデン基であり、そしてiは、 1から約1000の範囲の数である。
  40. 40.成分(i)が、次式により表される化合物である、請求項1に記載の組成 物: R1−N=CH−COOR2(XXIII)ここで、式(XXIII)では、R 1およびR2は、独立して、Hまたはヒドロカルビル基であり、R1およびR2 中の炭素原子の全数は、少なくとも約6個の炭素原子である。
  41. 41.成分(i)が、次式により表される化合物である、請求項1に記載の組成 物: R1−N=CHCH=N−OH(XXIV)ここで、式(XXIV)では、R1 は、約6個から約200個の炭素原子を有するヒドロカルビル基である。
  42. 42.成分(i)が、次式により表される化合物である、請求項1に記載の組成 物: ▲数式、化学式、表等があります▼(XXV)ここで、式(XXV)では、R1 、R2、R3、R4、R6およびR7は、独立して、Hまたはヒドロカルビル基 であり、R5は、ヒドロカルビレン基またはヒドロカルビリデン基であり、そし てiは、0または1である。
  43. 43.成分(i)が、次式により表される、請求項1に記載の組成物: ▲数式、化学式、表等があります▼(XXVI)ここで、式(XXVI)では、 Arは芳香族基であり;R1およびR5は、独立して、Hまたはヒドロカルビル 基であり;R2は、ヒドロカルビレン基またはヒドロカルピリデン基であり;R 3およびR4は、独立して、H、脂肪族ヒドロカルビル基、ヒドロキシ置換され た脂肪族ヒドロカルピル基、アミン置換された脂肪族ヒドロカルビル基またはア ルコキシ置換された脂肪族ヒドロカルピル基である。
  44. 44.成分(i)が、以下からなる群より選択される少なくとも1種の化合物を 含有する、請求項1に記載の組成物:ドデシル−N,N1−ジサリチリデン−1 ,2−プロパンジアミン;ドデシル−N,N1−ジサリチリデン−1,2−エタ ンジアミン;N,N1−ジサリチリデン−1,2−プロパンジアミン;N−サリ チリデンアニリン;N,N−1ジサリチリデンエチレンジアミン;サリチラル− β−N−アミノエチルピペラジン;およびN−サリチリデン−N−ドデシルアミ ン。
  45. 45.成分(i)が、次式により表される化合物である、請求項1に記載の組成 物: ▲数式、化学式、表等があります▼(XXVII)ここで、式(XXVII)で は: R1、R2、R3およびR4は、独立して、Hまたはヒドロカルピル基である。
  46. 46.成分(i)が、次式により表される化合物である、請求項1に記載の組成 物: ▲数式、化学式、表等があります▼(XXVIII)ここで、式(XXVIII )では: R1、R2、R3、R4およびR5は、独立して、Hまたはヒドロカルビル基で ある。
  47. 47.成分(i)が、次式により表される化合物である、請求項1に記載の組成 物: ▲数式、化学式、表等があります▼(XXXIX)ここで、式(XXXIX)で は: R1、R2、R3、R4、R5およびR6は、独立して、Hまたはヒドロカルビ ル基である。
  48. 48.成分(i)が、次式のいずれかにより表される1種以上の化合物である、 請求項1に記載の組成物:▲数式、化学式、表等があります▼(XXX−1)▲ 数式、化学式、表等があります▼(XXX−2)▲数式、化学式、表等がありま す▼(XXX−3)ここで、式(XXX−1)、(XXX−2)および(XXX −3)では、各R1は、Hまたはヒドロカルピル基であり、または各R1は、次 式により表される基であり: R2R3NR4− ここで、R2およびR3は、独立して、Hまたはヒドロカルピル基であり、そし てR4は、ヒドロカルビレン基またはヒドロカルビリデン基である。
  49. 49.成分(i)が、次式により表される化合物である、請求項1に記載の組成 物: ▲数式、化学式、表等があります▼(XXXI)ここで、式(XXXI)では、 T1はNR12、SR1またはNO2であり、ここで、R1は、Hまたはヒドロ カルビル基である。
  50. 50.成分(i)が、次式により表される化合物である、請求項1に記載の組成 物: ▲数式、化学式、表等があります▼(XXXII)ここで、式(XXXII)で は、R1、R2およびR4は、独立して、Hまたはヒドロカルビル基であり、R 3は、ヒドロカルピレン基またはヒドロカルピリデン基であり、そしてiは、1 から約10の範囲の数である。
  51. 51.成分(i)が、次式により表される化合物である、請求項1に記載の組成 物: ▲数式、化学式、表等があります▼(XXXIII)ここで、式(XXXIII )では、R1、R2およびR3は、独立して、Hまたはヒドロカルビル基であり 、そしてR4は、ヒドロカルピレン基またはヒドロカルピリデン基である。
  52. 52.成分(i)が、次式により表される化合物である、請求項1に記載の組成 物: ▲数式、化学式、表等があります▼(XXXIV)ここで、式(XXXIV)で は、R1、R2、R3およびR4は、独立して、Hまたはヒドロカルビル基であ る。
  53. 53.成分(i)が、次式により表される化合物である、請求項1に記載の組成 物: ▲数式、化学式、表等があります▼(XXXV)ここで、式(XXXV)では、 R1、R3、R4およびR5は、独立して、Hまたはヒドロカルビル基であり、 そしてR2は、ヒドロカルビレン基またはヒドロカルピリデン基である。
  54. 54.成分(i)が、次式により表される化合物である、請求項1に記載の組成 物: ▲数式、化学式、表等があります▼(XXXVI)ここで、式(XXXVI)で は、R1、R2、R3およびR4は、独立して、Hまたはヒドロカルピル基であ り、そしてR5は、ヒドロカルビレン基またはヒドロカルビリデン基である。
  55. 55.成分(i)が、次式により表される化合物である、請求項1に記載の組成 物: ▲数式、化学式、表等があります▼(XXXVII)ここで、式(XXXVII )では、R1、R2、R3、R4、R5およびR6は、独立して、Hまたはヒド ロカルピル基であり、そしてR7およびR8は、独立して、ヒドロカルピレン基 またはヒドロカルビリデン基である。
  56. 56.成分(i)が、次式により表される化合物である、請求項1に記載の組成 物: ▲数式、化学式、表等があります▼(XXXVIII)ここで、式(XXXVI II)では、R1、R2、R3、R4、R5およびR6は、独立して、Hまたは ヒドロカルピル基である。
  57. 57.成分(i)が、次式により表される化合物である、請求項1に記載の組成 物: ▲数式、化学式、表等があります▼(XXXIX)ここで、式(XXXIX)で は、R1およびR2は、独立して、Hまたはヒドロカルピル基であり、R1およ びR2中の炭素原子の全数は、少なくとも約6個の炭素原子である。
  58. 58.成分(i)が、次式により表される化合物である、請求項1に記載の組成 物: ▲数式、化学式、表等があります▼(XL)ここで、式(XL)では、R1およ びR2は、独立して、Hまたはヒドロカルビル基である。
  59. 59.成分(i)が、次式により表される化合物である、請求項1に記載の組成 物: ▲数式、化学式、表等があります▼(XLI)ここで、式(XLI)では、R1 は、Hまたはヒドロカルビル基であり;R2は、R1またはアシル基であり;R 3およびR4は、それぞれ独立して、Hまたは低級アルキル基であり;そしてz は0または1である。
  60. 60.式(XLI)において、R1が低級アルキル基であり、R2が約4個から 約18個の炭素原子を有するアルキル基であり、そしてR3およびR4が、独立 して、Hまたはメチルである、請求項59に記載の組成物。
  61. 61.成分(i)が、次式により表される化合物である、請求項1に記載の組成 物: R1−C(O)−NHOH(XLIII)ここで、式(XLIII)では、R1 は、約6個から約200個の炭素原子を有するヒドロカルビル基である。
  62. 62.成分(i)が、次式により表される化合物である、請求項1に記載の組成 物: ▲数式、化学式、表等があります▼(XLIV)ここで、式(XLIV)では、 R1およびR2は、独立して、ヒドロカルピル基であり、そしてR3は、CH2 、SまたはCH2OCH2である。
  63. 63.成分(i)が、次式により表される化合物である、請求項1に記載の組成 物: ▲数式、化学式、表等があります▼(XLV)ここで、式(XLV)では、R1 は、1個から約100個の炭素原子を含有するヒドロカルピル基であり、iは、 0から4の範囲の数であり、T1は、G1に関してオルト位またはメタ位にあり 、そしてG1およびT1は、独立して、OH、NH2、NR2、COOR、SH またはC(O)Hであり、ここで、Rは、Hまたはヒドロカルビル基である。
  64. 64.式(XLV)において、G1がOHであり、T1がNO2であってかつO Hに対しオルト位にあり、iが1であり、そしてR1が次式により表される、請 求項63に記載の組成物:R2R3N−R4−NR5−R6− ここで、R2、R3およびR5は、独立して、Hまたはヒドロカルピル基であり 、そしてR4およびR6は、独立して、1個から約6個の炭素原子を有するアル キレン基またはアルキリデン基である。
  65. 65.成分(i)が、次式により表される化合物である、請求項1に記載の組成 物: ▲数式、化学式、表等があります▼(XLVI)ここで、式(XLVI)では、 R1およびR2は、独立して、Hまたはヒドロカルピル基であり、R3およびR 4はアルキレン基であり、そしてG1およびT1は、独立して、OHまたはCH である。
  66. 66.成分(i)が、次式により表される化合物である、請求項1に記載の組成 物: ▲数式、化学式、表等があります▼(XLVII)ここで、式(XLVII)で は、R1は、Hまたはヒドロカルピル基であり、R2およびR3はアルキレン基 であり、そしてC1およびT1は、独立して、OHまたはCNである。
  67. 67.成分(i)が、次式により表される化合物である、請求項1に記載の組成 物: ▲数式、化学式、表等があります▼(XLVIII)ここで、式(XLVIII )では、ArおよびAr1は、独立して、芳香族基であり、そしてR1、R2お よびR3は、独立して、Hまたはヒドロカルビル基である。
  68. 68.成分(i)が、少なくとも1種のアシル化アミンと、以下からなる群より 選択される少なくとも1種のホウ素含有化合物との反応生成物である、請求項1 に記載の組成物:三酸化ホウ素、ハロゲン化ホウ素、ホウ素含有酸、ホウ素含有 アミドおよびホウ素含有酸のエステル。
  69. 69.成分(i)が、(P−1)少なくとも1種のカルボン酸アシル化剤、(P −2)その構造内に、少なくとも1個のH−N=基が存在することにより特徴づ けられる少なくとも1種のアミン、および(P−3)次式の少なくとも1種のリ ン含有酸の反応生成物である、請求項1に記載の組成物: ▲数式、化学式、表等があります▼(P−3−1)ここで、式(P−3−1)で は、各X1、X2、X3およびX4は、独立して、酸素またはイオウであり、各 mは0または1であり、そして各R1およびR2は、独立して、ヒドロカルビル 基である。
  70. 70.成分(i)が、次式により表される化合物である、請求項1に記載の組成 物: ▲数式、化学式、表等があります▼(LI)ここで、式(LI)では、T1は、 OH、NH2、NR2、COOR、SHまたはC(O)Hであり、ここで、Rは 、Hまたはヒドロカルピル基である。
  71. 71.成分(i)が、次式により表される化合物である、請求項1に記載の組成 物: ▲数式、化学式、表等があります▼(LII)ここで、式(LII)では、R1 、R2、R3、R4、R5、R6、R7およびR8は、独立して、H、ヒドロカ ルビル基、ヒドロキシ置換されたヒドロカルビル基または−COOH置換された ヒドロカルビル基である。
  72. 72.成分(i)が、次式により表される化合物である、請求項1に記載の組成 物: R1SO3H(LIII) ここで、式(LIII)では、R1はヒドロカルビル基である。
  73. 73.成分(i)が、次式により表される化合物である、請求項1に記載の組成 物: ▲数式、化学式、表等があります▼(LIV)ここで、式(LIV)では、R1 、R2、R3およびR4は、独立して、Hまたはヒドロカルビル基である。
  74. 74.前記金属が、Na、K、Mg、Ca、Sr、Ba、V、Cr、Fe、Co 、Cu、Zn、Pb、Sbおよびそれらの2種以上の混合物からなる群より選択 される、請求項1に記載の組成物。
  75. 75.前記金属が銅である、請求項1に記載の組成物。
  76. 76.前記金属が、FeまたはVの1種以上と組み合わせて、Cuを含有する、 請求項1に記載の組成物。
  77. 77.前記金属が、Cu、Fe、Zn、Mg、Ca、Na、K、Sr、Ba、お よびそれらの2種以上の混合物からなる群より選択される、請求項1に記載の組 成物。
  78. 78.前記金属が、Fe、Zn、Mg、Ca、Na、K、SrまたはBaの1種 以上と組み合わせて、Cuを含有する、請求項1に記載の組成物。
  79. 79.前記金属反応剤(ii)が、硝酸塩、亜硝酸塩、ハロゲン化物、カルボン 酸塩、リン酸塩、亜リン酸塩、硫酸塩、亜硫酸塩、炭酸塩、ホウ酸塩、水酸化物 または酸化物である、請求項1に記載の組成物。
  80. 80.成分(i)が、N,N′−ジ(3−アルケニルサリチリデン)ジアミノア ルカン以外のものである、請求項1に記載の組成物。
  81. 81.成分(i)が、N,N′−ジサリチリデン−1,2−エタンジアミン以外 のものである、請求項1に記載の組成物。
  82. 82.前記酸化防止剤(B)が、以下からなる群より選択される、請求項1に記 載の組成物:2,6−ジ第三級ブチル−4−メチルフェノール、4,4′−メチ レンビス(2,6−ジ第三級ブチルフェノール)、4,4′−チオビス(2−メ チル−6−第三級ブチルフェノール)、N−フェニル−α−ナフチルアミン、N −フェニル−β−ナフチルアミン、テトラメチルジアミノジフェニルメタン、ア ントラニル酸およびフェノチアジン、およびそれらのアルキル化誘導体。
  83. 83.前記酸化防止剤(B)が金属不活性化剤である、請求項1に記載の組成物 。
  84. 84.前記酸化防止剤(B)が、エチレンジアミン四酢酸誘導体またはN,N− ジサリチリデン−1,2−プロパンジアミンである、請求項1に記載の組成物。
  85. 85.前記酸化防止剤(B)が、ヒドロキシ芳香族オキシムまたはシッフ塩基で ある、請求項1に記載の組成物。
  86. 86.前記酸化防止剤(B)が、次式により表される少なくとも1種の化合物で ある、請求項1に記載の組成物:▲数式、化学式、表等があります▼(LV)こ こで、式(LV)では: Arは芳香族基であり;R1は、H、ヒドロカルピル基、−COOR3、−OR 4、または ▲数式、化学式、表等があります▼ であり、 各R2、R3、R4、R6およびR7は、独立して、H、脂肪族ヒドロカルピル 基、またはヒドロキシ置換された脂肪族ヒドロカルビル基であり、 R5はヒドロカルビル基であり、そしてjは、0から4の範囲の数である。
  87. 87.前記酸化防止剤(B)が、次式により表される少なくとも1種の化合物で ある、請求項1に記載の組成物:▲数式、化学式、表等があります▼(LVI) ここで、式(LVI)では: R3は、−CH2−、−S−、−S−S−、−CH2−O−CH2−または−C H2−NR4−CH2−であり; 各R1、R2およびR4は、独立して、Hまたは脂肪族ヒドロカルビル基であり ;そして 各kは、独立して、0から約4の範囲の数である。
  88. 88.前記酸化防止剤(B)が、次式により表される少なくとも1種の化合物で ある、請求項1に記載の組成物:▲数式、化学式、表等があります▼(LVII )ここで、式(LVII)では: Pは0または1であり、 qは、1、2または3であり、 rは3−qであり、そして R1、R2および各R3は、独立して、Hまたはヒドロカルピル基である。
  89. 89.前記酸化防止剤(B)が、次式により表される少なくとも1種の化合物で ある、請求項1に記載の組成物:▲数式、化学式、表等があります▼(LVII I)ここで、式(LVIII)では: R5は、−CH2−、−S−、−NR6−または−O−であり、各R1、R2、 R3、R4およびR6は、独立して、H、ヒドロキシ、アルコキシまたは脂肪族 ヒドロカルビルであり、そしてsは、0、1または2である。
  90. 90.前記酸化防止剤(B)が、次式により表される少なくとも1種の化合物で ある、請求項1に記載の組成物:▲数式、化学式、表等があります▼(LIX) ここで、式(LIX)では: 各R1、R2、R3およびR4は、独立して、Hまたは脂肪族ヒドロカルピル基 であり、 tは1または2であり、 tが1のとき、R5は、H、または脂肪族ヒドロカルビル基または芳香族ヒドロ カルビル基であり、 tが2のとき、R5は、ヒドロカルピレン基またはヒドロカルピリデン基または −O2C−R6−CO2−であり、ここで、R6は、ヒドロカルピレン基または ヒドロカルピリデン基である。
  91. 91.前記酸化防止剤(B)が、次式により表される少なくとも1種の化合物で ある、請求項1に記載の組成物:▲数式、化学式、表等があります▼(LX)こ こで、式(LX)では: 各R1、R2、R3、R4およびR5は、独立して、Hまたはヒドロカルビル基 である。
  92. 92.前記酸化防止剤(B)が、次式により表される少なくとも1種の化合物で ある、請求項1に記載の組成物:▲数式、化学式、表等があります▼(LXI) ここで、式(LXI)では: 各R1、R2およびR3は、独立して、Hまたは脂肪族ヒドロカルビル基であり 、そして 各R4は、独立して、H、ヒドロキシ、−R5OH、−R6CNまたは−CH( R7)2であり、ここで、各R5およびR6は、独立して、ヒドロカルビレン基 またはヒドロカルピリデン基であり、そして各R7は、独立して、Hまたは脂肪 族ヒドロカルピル基である。
  93. 93.前記酸化防止剤(B)が、次式により表される少なくとも1種の化合物で ある、請求項1に記載の組成物:▲数式、化学式、表等があります▼(LXII )ここで、式(LXII)では、R1、R2、R4およびR5は、独立して、H または脂肪族ヒドロカルビル基であり、そしてR3は、ヒドロカルビレン基また はヒドロカルピリデン基である。
  94. 94.前記酸化防止剤(B)が、以下からなる群より選択される少なくとも1種 の化合物である、請求項1に記載の組成物4−t−ブチルカテコール;2,6− ジ−t−ブチル−p−クレゾール;2,6−ジ−t−ブチル−4−(ジメチルア ミノメチル)フェノール;2,5−ジ−t−アミルヒドロキノン;および4−( ヒドロキシメチル)−2,6−ジ−t−ブチルフェノール。
  95. 95.前記酸化防止剤(B)が、以下からなる群より選択される少なくとも1種 の化合物である、請求項1に記載の組成物2,21−メチレンビス(4−メチル −6−シクロヘキシルフェノール);および2,2−チオ−ビス(4−メチル− 6−t−ブチルフェノール)。
  96. 96.前記酸化防止剤(B)が、以下からなる群より選択される少なくとも1種 の化合物である、請求項1に記載の組成物4−ドデシル−2−アミノフェノール ;ジノニルジフェニルアミン;N,N1−ビス(ジオクチルフェニル)−p−フ ェニレンジアミン;フェニル−β−ナフチルアミン;およびN−フェニル−N1 −(1−メチルヘプチル)−p−フェニレンジアミン。
  97. 97.前記酸化防止剤(B)が、以下からなる群より選択される少なくとも1種 の化合物である、請求項1に記載の組成物:ジオクチルフェノチアジン;および ジノニルフェノキサジン。
  98. 98.前記酸化防止剤(B)が、以下からなる群より選択される少なくとも1種 の化合物である、請求項1に記載の組成物;2,6−テトラメチル−4−オクチ ルピペリジン;およびビス(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジニル )セパケート。
  99. 99.前記酸化防止剤(B)が、トリメチルジヒドロキノリンである、請求項1 に記載の組成物。
  100. 100.前記酸化防止剤(B)が、ドデシルアミンまたはN−ドデシル−N−ヒ ドロキシプロピルアミンである、請求項1に記載の組成物。
  101. 101.以下の(A)および(B)を含有する組成物:(A)以下からなる群よ り選択される少なくとも1種の化合物から誘導される少なくとも1種の銅錯体: ドデシルサリチルアルドキシム;4,6−ジ第三級ブチルサリチルアルドキシム ;メチルドデシルサリチルケトキシム;ドデシル−N,N1−ジサリチリデン− 1,2−プロパンジアミン;ドデシル−N,N1−ジサリチリデン−1,2−エ タンジアミン;N,N1−ジサリチリデン−1,2−プロパンジアミン;N−サ リチリデンアニリン;N,N1−ジサリチリデンエチレンジアミン;サリチラル −β−N−アミノエチルピペラジン;およびN−サリチリデン−N−ドデシルア ミン;(B)以下からなる群より選択される少なくとも1種の化合物4−t−ブ チルカテコール;2,6−ジ−t−ブチル−4−(ジメチルアミノエチル)フェ ノール;2,5−ジ−t−アミルヒドロキノン;4−(ヒドロキシメチル)−2 ,6−ジ−t−ブチルフェノール;2,21−メチレンビス(4−メチル−6− シクロヘキシルフェノール);2,2−チオ−ビス(4−メチル−6−t−ブチ ルフェノール);4−ドデシル−2−アミノフェノール;ジノニルジフェニルア ミン;N,N1−ビス(ジオクチルフェニル)−p−フェニレンジアミン;フェ ニル−β−ナフチルアミン;N−フェニル−N1−(1−メチルヘプチル)−p −フェニレンジアミン;ジオクチルフェノチアジン;ジノニルフェノキサジン; 2,6−テトラメチル−4−オクチルピペリジン;ビス(2,2,6,6−テト ラメチル−4−ピペリジニル)セバケート;トリメチルジヒドロキノリン;ドデ シルアミン;およびN−ドデシル−N−ヒドロキシプロピルアミン。
  102. 102.以下の(A)および(B)を含有する組成物:(A)少なくとも1種の 有機銅錯体であって、以下の(i)および(ii)から誘導される、錯体: (i)少なくとも1種の芳香族マンニッヒ化合物であって、以下の(A−1)、 (A−2)および(A−3)の反応生成物である、芳香族マンニッヒ化合物: (A−1)次式を有するヒドロキシおよび/またはチオール含有芳香族化合物: ▲数式、化学式、表等があります▼(A−1)ここで、式(A−1)では、Ar は芳香族基であり;mは1、2または3であり;nは、1から約4の範囲の数で あり;各R1は、独立して、H、または1個から約100個の炭素原子を有する ヒドロカルビル基であり;R2は、H、アミノまたはカルボキシルであり;そし てXは、O、Sであり、またはmが2以上のとき、Xは、その両方である; (A−2)次式を有するアルデヒドまたはケトンまたはそれらの前駆体: ▲数式、化学式、表等があります▼(A−2)ここで、式(A−2)では、R3 およびR4は、独立して、H、1個から約18個の炭素原子を有する飽和ヒドロ カルビル基であり、そしてR4はまた、1個から約18個の炭素原子を有するカ ルボニル含有ヒドロカルビル基であり得る;(A−3)少なくとも1個の第−級 または第二級アミノ基を含有するアミン; (ii)成分(i)と錯体を形成し得る少なくとも1種の銅反応剤(B)少なく とも1種の酸化防止剤。
  103. 103.以下の(A)および(B)を含有する組成物:(A)少なくとも1種の 有機銅錯体であって、以下の(i)および(ii)から誘導される、錯体: (i)少なくとも1種の芳香族マンニッヒ化合物であって、以下の(A−1)、 (A−2)および(A−3)の反応生成物である、芳香族マンニッヒ化台物: (A−1)次式を有するヒドロキシおよび/またはチオール含有芳香族化合物: ▲数式、化学式、表等があります▼(A−1)ここで、式(A−1)では、Ar は芳香族基であり;mは1、2または3であり;nは、1から約4の範囲の数で あり;各R1は、独立して、H、または1個から約100個の炭素原子を有する ヒドロカルピル基であり;R2は、H、アミノまたはカルボキシルであり;そし てXは、O、Sであり、またはmが2以上のとき、Xは、その両方である; (A−2)次式を有するアルデヒドまたはケトンまたはそれらの前駆体: ▲数式、化学式、表等があります▼(A−2)ここで、式(A−2)では、R3 およびR4は、独立して、H、1個から約18個の炭素原子を有する飽和ヒドロ カルビル基であり、そしてR4はまた、1個から約18個の炭素原子を有するカ ルボニル含有ヒドロカルピル基であり得る;(A−3)少なくとも1個の第−級 または第二級アミノ基を含有するアミンであって、水酸基および/またはチオー ル基が存在しないことにより、特徴づけられる、アミン;ここで、成分(A−1 )、(A−2)および(A−3)の間の反応は、約120℃未満の温度で行われ る; (ii)成分(i)と錯体を形成し得る少なくとも1種の銅反応剤(B)少なく とも1種の酸化防止剤。
  104. 104.以下の(A)および(B)を含有する組成物:(A)少なくとも1種の 有機銅錯体であって、以下の(i)および(ii)から誘導される、錯体: (i)次式により表される少なくとも1種の化合物:▲数式、化学式、表等があ ります▼(XII)ここで、式(XII)では、Arは芳香族基であり、R1、 R2およびR3は、独立して、Hまたはヒドロカルビル基である;(ii)成分 (i)と錯体を形成し得る少なくとも1種の銅反応剤(B)少なくとも1種の酸 化防止剤。
  105. 105.以下の(A)および(B)を含有する組成物:(A)少なくとも1種の 有機銅錯体であって、以下の(i)および(ii)から誘導される、錯体: (i)次式により表される少なくとも1種の化合物:▲数式、化学式、表等があ ります▼(XII−1)ここで、式(XII−1)では、R1はメチルであり、 R2はドデシルまたはプロピレンテトラマーであり、そしてR3はHである;( ii)成分(i)と錯体を形成し得る少なくとも1種の銅反応剤; (B)少なくとも1種の酸化防止剤。
  106. 106.通常液状の有機希釈剤、および請求項1に記載の組成物約1重重%から 約90重量%を含有する濃縮物。
  107. 107.通常液状の有機希釈剤、および請求項101に記載の組成物約1重量% から約90重量%を含有する濃縮物。
  108. 108.通常液状の有機希釈剤、および請求項102に記載の組成物約1重量% から約90重量%を含有する濃縮物。
  109. 109.通常液状の有機希釈剤、および請求項103に記載の組成物約1重量% から約90重量%を含有する濃縮物。
  110. 110.通常液状の有機希釈剤、および請求項104に記載の組成物約1重量% から約90重量%を含有する濃縮物。
  111. 111.通常液状の有機希釈剤、および請求項105に記載の組成物約1重量% から約90重量%を含有する濃縮物。
  112. 112.主要量のディーゼル燃料、および少量で特性を改良する量の請求項1に 記載の組成物を含有するディーゼル燃料。
  113. 113.主要量のディーゼル燃料、および少量で特性を改良する量の請求項10 1に記載の組成物を含有するディーゼル燃料。
  114. 114.主要量のディーゼル燃料、および少量で特性を改良する量の請求項10 2に記載の組成物を含有するディーゼル燃料。
  115. 115.主要量のディーゼル燃料、および少量で特性を改良する量の請求項10 3に記載の組成物を含有するディーゼル燃料。
  116. 116.主要量のディーゼル燃料、および少量で特性を改良する量の請求項10 4に記載の組成物を含有するディーゼル燃料。
  117. 117.主要量のディーゼル燃料、および少量で特性を改良する量の請求項10 5に記載の組成物を含有するディーゼル燃料。
  118. 118.排気系の微粒子トラップに集められる排気粒子の蓄積を低減するために 、該トラップを備えたディーゼルエンジンを操作する方法であって、請求項1に 記載の組成物の効果的な量を含有するディーゼル燃料を用いて該ディーゼルエン ジンを操作し、該トラップに集められる排気粒子の着火温度を低下させることを 包含する、方法。
  119. 119.排気系の微粒子トラップに集められる排気粒子の蓄積を低減するために 、該トラップを備えたディーゼルエンジンを操作する方法であって、請求項10 1に記載の組成物の効果的な量を含有するディーゼル燃料を用いて該ディーゼル エンジンを操作し、該トラップに集められる排気粒子の着火温度を低下させるこ とを包含する、方法。
  120. 120.排気系の微粒子トラップに集められる排気粒子の蓄積を低減するために 、該トラップを備えたディーゼルエンジンを操作する方法であって、請求項10 2に記載の組成物の効果的な量を含有するディーゼル燃料を用いて該ディーゼル エンジンを操作し、該トラップに集められる排気粒子の着火温度を低下させるこ とを包含する、方法。
  121. 121.排気系の微粒子トラップに集められる排気粒子の蓄積を低減するために 、該トラップを備えたディーゼルエンジンを操作する方法であって、請求項10 3に記載の組成物の効果的な量を含有するディーゼル燃料を用いて該ディーゼル エンジンを操作し、該トラップに集められる排気粒子の着火温度を低下させるこ とを包含する、方法。
  122. 122.排気系の微粒子トラップに集められる排気粒子の蓄積を低減するために 、該トラップを備えたディーゼルエンジンを操作する方法であって、請求項10 4に記載の組成物の効果的な量を含有するディーゼル燃料を用いて該ディーゼル エンジンを操作し、該トラップに集められる排気粒子の着火温度を低下させるこ とを包含する、方法。
  123. 123.排気系の微粒子トラップに集められる排気粒子の蓄積を低減するために 、該トラップを備えたディーゼルエンジンを操作する方法であって、請求項10 5に記載の組成物の効果的な量を含有するディーゼル燃料を用いて該ディーゼル エンジンを操作し、該トラップに集められる排気粒子の着火温度を低下させるこ とを包含する、方法。
  124. 124.ディーゼルエンジンで推進されそして燃料添加分配機および排気系の微 粒子トラップを備えた装置を操作する方法であって、以下を包含する、方法:該 ディーゼルエンジンを、ディーゼル燃料を用いて操作すること; 請求項1に記載の組成物を含有する燃料添加剤を、該燃料添加分配機に保持する こと; 該燃料添加剤の効果的な量を、該ディーゼル燃料とブレンドして、該トラップに 集められる排気粒子の着火温度を低下させること。
  125. 125.ディーゼルエンジンで推進されそして燃料添加分配機および排気系の微 粒子トラップを備えた装置を操作する方法であって、以下を包含する、方法:該 ディーゼルエンジンを、ディーゼル燃料を用いて操作すること; 請求項101に記載の組成物を含有する燃料添加剤を、該燃料添加分配機に保持 すること; 該燃料添加剤の効果的な量を、該ディーゼル燃料とブレンドして、該トラップに 集められる排気粒子の着火温度を低下させること。
  126. 126.ディーゼルエンジンで推進されそして燃料添加分配機および排気系の微 粒子トラップを備えた装置を操作する方法であって、以下を包含する、方法:該 ディーゼルエンジンを、ディーゼル燃料を用いて操作すること; 請求項102に記載の組成物を含有する燃料添加剤を、該燃料添加分配機に保持 すること; 該燃料添加剤の効果的な量を、該ディーゼル燃料とブレンドして、該トラップに 集められる排気粒子の着火温度を低下させること。
  127. 127.ディーゼルエンジンで推進されそして燃料添加分配機および排気系の微 粒子トラップを備えた装置を操作する方法であって、以下を包含する、方法:該 ディーゼルエンジンを、ディーゼル燃料を用いて操作すること; 請求項103に記載の組成物を含有する燃料添加剤を、該燃料添加分配機に保持 すること; 該燃料添加剤の効果的な量を、該ディーゼル燃料とブレンドして、該トラップに 集められる排気粒子の着火温度を低下させること。
  128. 128.ディーゼルエンジンで推進されそして燃料添加分配機および排気系の微 粒子トラップを備えた装置を操作する方法であって、以下を包含する、方法:該 ディーゼルエンジンを、ディーゼル燃料を用いて操作すること; 請求項104に記載の組成物を含有する燃料添加剤を、該燃料添加分配機に保持 すること; 該燃料添加剤の効果的な量を、該ディーゼル燃料とブレンドして、該トラップに 集められる排気粒子の着火温度を低下させること。
  129. 129.ディーゼルエンジンで推進されそして燃料添加分配機および排気系の微 粒子トラップを備えた装置を操作する方法であって、以下を包含する、方法:該 ディーゼルエンジンを、ディーゼル燃料を用いて操作すること; 請求項105に記載の組成物を含有する燃料添加剤を、該燃料添加分配機に保持 すること; 該燃料添加剤の効果的な量を、該ディーゼル燃料とブレンドして、該トラップに 集められる排気粒子の着火温度を低下させること。
  130. 130.成分(i)が、次式により表される化合物である、請求項1に記載の組 成物: ▲数式、化学式、表等があります▼(XLIX)ここで、式(XLIX)では、 1個以上の環炭素原子は、ヒドロカルビル基で置換され得る。
  131. 131.成分(i)が、次式により表される化合物である、請求項1に記載の組 成物: ▲数式、化学式、表等があります▼(L)ここで、式(L)では、R1は、Hま たはヒドロカルビル基であり、そして1個以上の環炭素原子は、ヒドロカルビル 基で置換され得る。
JP5500034A 1991-05-13 1992-04-15 有機金属錯体―酸化防止剤配合物、およびそれらを含有する濃縮物およびディーゼル燃料 Pending JPH05508440A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US07/699,423 US5344467A (en) 1991-05-13 1991-05-13 Organometallic complex-antioxidant combinations, and concentrates and diesel fuels containing same
US699,423 1991-05-13

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001117549A Division JP2001303082A (ja) 1991-05-13 2001-04-16 有機金属錯体−酸化防止剤配合物、およびそれらを含有する濃縮物およびディーゼル燃料

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05508440A true JPH05508440A (ja) 1993-11-25

Family

ID=24809256

Family Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5500034A Pending JPH05508440A (ja) 1991-05-13 1992-04-15 有機金属錯体―酸化防止剤配合物、およびそれらを含有する濃縮物およびディーゼル燃料
JP2001117549A Pending JP2001303082A (ja) 1991-05-13 2001-04-16 有機金属錯体−酸化防止剤配合物、およびそれらを含有する濃縮物およびディーゼル燃料

Family Applications After (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001117549A Pending JP2001303082A (ja) 1991-05-13 2001-04-16 有機金属錯体−酸化防止剤配合物、およびそれらを含有する濃縮物およびディーゼル燃料

Country Status (18)

Country Link
US (2) US5344467A (ja)
EP (1) EP0539576B1 (ja)
JP (2) JPH05508440A (ja)
KR (1) KR100205081B1 (ja)
CN (1) CN1039721C (ja)
AT (1) ATE138680T1 (ja)
AU (1) AU653424B2 (ja)
BG (1) BG97284A (ja)
CA (1) CA2083834C (ja)
DE (1) DE69211091T2 (ja)
ES (1) ES2090657T3 (ja)
FI (1) FI930111A (ja)
HK (1) HK1897A (ja)
HU (1) HUT64099A (ja)
IL (1) IL100760A0 (ja)
MX (1) MX9200593A (ja)
WO (1) WO1992020762A1 (ja)
ZA (1) ZA923345B (ja)

Families Citing this family (34)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5344467A (en) 1991-05-13 1994-09-06 The Lubrizol Corporation Organometallic complex-antioxidant combinations, and concentrates and diesel fuels containing same
US5453220A (en) * 1993-01-29 1995-09-26 The Trustees Of The University Of Pennsylvania Calixarene-based transition metal complexes and photonic devices comprising the same
GB9508248D0 (en) * 1995-04-24 1995-06-14 Ass Octel Process
WO1996034074A1 (en) * 1995-04-24 1996-10-31 The Associated Octel Company Ltd. Improved combustion
US5659150A (en) * 1996-04-17 1997-08-19 Trw Inc. Gas generating composition with cyanamide and transition metal nitrate
GB9622026D0 (en) * 1996-10-24 1996-12-18 Ass Octel Fuel additives
IL136912A (en) 1998-01-15 2003-07-31 Ass Octel Method of regenerating a particulate filter trap and fuel additives therefor
US6260448B1 (en) * 1999-12-21 2001-07-17 Hand Tool Design Corporation Top load ratchet wrench
DE10014655A1 (de) * 2000-03-24 2001-10-04 Ciba Spezialitaetenchemie Berg Mannichbasen und weitere Verbindungen basierend auf Alkyldipropylentriaminen
US6858047B1 (en) 2001-02-09 2005-02-22 Frank L. Norman Fuel additive containing lithium alkylaromatic sulfonate and peroxides
US6793759B2 (en) * 2001-10-09 2004-09-21 Dow Corning Corporation Method for creating adhesion during fabrication of electronic devices
US6971337B2 (en) * 2002-10-16 2005-12-06 Ethyl Corporation Emissions control system for diesel fuel combustion after treatment system
US20040111957A1 (en) * 2002-12-13 2004-06-17 Filippini Brian B. Water blended fuel composition
EP1512736B1 (en) 2003-09-05 2018-05-02 Infineum International Limited Stabilised diesel fuel additive compositions
DE102004024519A1 (de) * 2004-05-18 2005-12-15 Adam Opel Ag Minimierung von PAK-Emissionen bei der Regeneration von Partikelfiltern
US7543445B2 (en) * 2004-10-19 2009-06-09 The Lubrizol Corporation Methods for regeneration and performance of a particulate filter of an internal combustion engine
FR2886647B1 (fr) * 2005-06-06 2010-06-25 Peugeot Citroen Automobiles Sa Additif pour un dispositif d'introduction automatique de moyens formant additif dans un reservoir de carburant d'un vehicule automobile
EP1731590A3 (fr) * 2005-06-06 2007-09-05 Peugeot Citroën Automobiles S.A. Additif pour un dispositif d'introduction automatique de moyens formant additif dans un réservoir de carburant d'un véhicule automobile
FR2886648B1 (fr) * 2005-06-06 2007-09-21 Peugeot Citroen Automobiles Sa Additif pour un dispositif d'introduction automatique de moyens formant additif dans un reservoir de carburant d'un vehicule automobile
FR2886649B1 (fr) * 2005-06-06 2010-06-11 Peugeot Citroen Automobiles Sa Additif pour un dispositif d'introduction automatique de moyens formant additif dans un reservoir de carburant d'un vehicule automobile
DE102005032119A1 (de) 2005-07-07 2007-01-18 Octel Deutschland Gmbh Russarm verbrennendes Heizöl
KR101440759B1 (ko) * 2006-02-27 2014-09-17 바스프 에스이 안정화제로서의 다핵 페놀계 화합물의 용도
US20080060608A1 (en) * 2006-09-07 2008-03-13 Angela Priscilla Breakspear Method and use for the prevention of fuel injector deposits
GB0700534D0 (en) 2007-01-11 2007-02-21 Innospec Ltd Composition
GB0821603D0 (en) 2008-11-26 2008-12-31 Innospec Ltd Improvements in or relating to fuel additive compositions
US9194272B2 (en) * 2008-12-02 2015-11-24 Caterpillar Inc. Power system
CN101857296B (zh) * 2010-06-29 2013-08-07 湖南科技大学 一种乙二胺基重金属螯合剂及其制备方法
MY173652A (en) * 2013-10-24 2020-02-13 Shell Int Research Liquid fuel compositions
BR102014018405B1 (pt) * 2013-10-31 2020-11-10 Shell Internationale Research Maatschappij B.V composição de combustível de aviação sem chumbo
ZA201405517B (en) * 2013-10-31 2015-10-28 Shell Int Research High octane unleaded aviation gasoline
MX362568B (es) * 2013-10-31 2019-01-25 Shell Int Research Gasolina de aviacion sin plomo, de octanaje elevado.
WO2016172496A1 (en) 2015-04-23 2016-10-27 Constellation Pharmaceuticals, Inc. Lsd1 inhibitors and uses thereof
HRP20231369T1 (hr) 2016-10-26 2024-02-16 Constellation Pharmaceuticals, Inc. Inhibitori lsd1 i njihova medicinska upotreba
JP6668288B2 (ja) * 2017-04-04 2020-03-18 メルク、パテント、ゲゼルシャフト、ミット、ベシュレンクテル、ハフツングMerck Patent GmbH 膜形成組成物

Family Cites Families (186)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US29488A (en) * 1860-08-07 Improvement in compositions for tanning
CA699862A (en) 1964-12-15 Shell Oil Company Gasoline composition
CA671137A (en) 1963-09-24 Esso Research And Engineering Company Hydrocarbon fuels stabilized against sediment
US2151432A (en) * 1937-07-03 1939-03-21 Leo Corp Method of operating internal combustion engines
US2203374A (en) * 1937-12-06 1940-06-04 Shell Dev Process for the stabilization of metal organic compounds
US2336598A (en) * 1939-11-03 1943-12-14 Du Pont Stabilization of organic substances
US2301861A (en) * 1939-11-10 1942-11-10 Du Pont Ketone-amine compounds
US2343756A (en) * 1942-04-23 1944-03-07 Du Pont Lubricant
US2420122A (en) * 1944-09-30 1947-05-06 Universal Oil Prod Co Suppression of metal catalysts
US2560542A (en) * 1947-06-07 1951-07-17 Standard Oil Co Clean-burning carbonaceous compositions
US2643262A (en) * 1950-04-28 1953-06-23 Du Pont Organic compounds of titanium
US2824115A (en) * 1954-11-09 1958-02-18 Nat Lead Co Titanium and zirconium organic compounds
FR1159705A (fr) 1955-08-17 1958-07-01 Titan Gmbh Composés organiques du titane
US2967824A (en) * 1956-06-18 1961-01-10 Raffinage Cie Francaise Process of deodorizing hydrocarbons of petroleum
FR1179418A (fr) 1956-08-07 1959-05-25 Titan Gmbh Composition combustible et son procédé d'obtention
US2913469A (en) * 1956-08-07 1959-11-17 Nat Lead Co Organotitanium compounds and process of preparation
US2891853A (en) * 1956-09-04 1959-06-23 Du Pont Hydrocarbon fuels
FR1194036A (fr) 1957-04-01 1959-11-06 Sinclair Refining Co Huiles combustibles améliorées
US3071451A (en) * 1957-11-04 1963-01-01 Universal Oil Prod Co Organic substances stabilized with a metal deactivator
US3056666A (en) * 1957-12-23 1962-10-02 Exxon Research Engineering Co Hydrocarbon fuels stabilized against sediment
US3004070A (en) * 1958-12-30 1961-10-10 Gulf Research Development Co Beta-diketones
US3082071A (en) * 1958-12-30 1963-03-19 Gulf Research Development Co Metal chelates and fuel oil compositions containing same
US2966453A (en) * 1959-03-13 1960-12-27 Universal Oil Prod Co Oxidation of mercapto compounds
US3033865A (en) * 1959-04-09 1962-05-08 Augustus S Wittnebel Solubilizing copper-8-quinolinolate
US3134737A (en) * 1960-08-24 1964-05-26 Texaco Inc Novel titanium compound and lubricating composition containing said compound
US3198817A (en) * 1960-11-08 1965-08-03 Dow Chemical Co Insoluble chelates of titanium, zirconium, hafnium and thorium
US3087936A (en) * 1961-08-18 1963-04-30 Lubrizol Corp Reaction product of an aliphatic olefinpolymer-succinic acid producing compound with an amine and reacting the resulting product with a boron compound
US3355270A (en) * 1963-06-03 1967-11-28 Standard Oil Co Metal chelate combustion improver for fuel oil
US3346493A (en) * 1963-12-26 1967-10-10 Lubrizol Corp Lubricants containing metal complexes of alkenyl succinic acid-amine reaction product
US3398170A (en) * 1964-05-21 1968-08-20 Universal Oil Prod Co Mixed chelates of a schiff base, an amine, and a transition series metal
US3348932A (en) * 1964-08-21 1967-10-24 Apollo Chem Additive compositions to improve burning properties of liquid and solid
US3428449A (en) * 1965-02-15 1969-02-18 Gen Mills Inc Extraction of copper from acidic liquors with a phenolic oxime
US3415781A (en) * 1966-07-06 1968-12-10 Pennsalt Chemicals Corp Titanium phosphinate polymers
US3624115A (en) * 1966-10-10 1971-11-30 Mobil Oil Corp Coordinated complexes of nitrogenous compounds
FR1545132A (fr) * 1966-11-23 1968-11-08 Exxon Research Engineering Co Composés hétérocycliques pouvant servir d'additifs dans les carburants et les lubirifiants
FR1546216A (fr) * 1966-12-22 1968-11-15 Ethyl Corp Combinaison de sulfure de dihydrocarbyl-étain et d'un antioxydant phénolique ayant un effet stabilisant sur une matière organique
FR1588756A (ja) * 1967-05-26 1970-03-16 Pepro
US3493508A (en) * 1967-07-19 1970-02-03 Mobil Oil Corp Organic compositions containing metal salts of reaction product of an alkyl phenol and an ethyleneamine
US3525599A (en) 1967-10-25 1970-08-25 Continental Oil Co Barium-containing dispersion
US3925472A (en) * 1968-03-01 1975-12-09 Gen Mills Chem Inc Phenolic oximes
US3663525A (en) * 1968-11-06 1972-05-16 Du Pont Preparation of copper formazyl dyes
US3502452A (en) * 1969-03-04 1970-03-24 Sinclair Research Inc Gasoline composition
US3933879A (en) * 1969-03-18 1976-01-20 Exxon Research And Engineering Company Chelated lithium aluminum compounds
US4152401A (en) * 1969-03-18 1979-05-01 Exxon Research & Engineering Co. Chelated lithium aluminum compounds
GB1309907A (en) * 1969-06-30 1973-03-14 Shell Int Research Fuel composition
US3808131A (en) * 1970-03-24 1974-04-30 Mobil Oil Corp Coordinated metal complexes in lubricating oils and hydrocarbon fuels
US3652241A (en) * 1970-05-15 1972-03-28 Texaco Inc Thermally stable fuel composition
US3697400A (en) * 1971-02-17 1972-10-10 American Cyanamid Co Recovering metals by extraction with a quinaldinic acid and electrowinning from the stripped chelate
US3993835A (en) * 1971-12-15 1976-11-23 Ppg Industries, Inc. Transition metal oxide complex coupling agents coated on siliceous substrates
US4020106A (en) * 1972-03-21 1977-04-26 Imperial Chemical Industries Limited Metal extraction process
CH568368A5 (ja) * 1972-06-19 1975-10-31 Ciba Geigy Ag
US4043882A (en) * 1972-06-28 1977-08-23 Kennecott Copper Corporation Selective solvent extraction process for copper from nickel
CH579579A5 (ja) * 1972-11-22 1976-09-15 Ciba Geigy Ag
US3843536A (en) * 1972-12-01 1974-10-22 Du Pont Metal-deactivated organic compositions and process therefor
US4029683A (en) * 1973-02-14 1977-06-14 Sumitomo Chemical Company, Limited Copper complex
US3991091A (en) * 1973-07-23 1976-11-09 Sun Ventures, Inc. Organo tin compound
GB1439048A (en) 1973-09-11 1976-06-09 Ciba Geigy Ag Metal complexes of bis-azomethines and processes for their manufacture
US3762890A (en) * 1973-09-26 1973-10-02 Mooney Chemicals Stabilized polyvalent metal soap composition
SE7502286L (ja) * 1974-03-11 1975-09-12 Ciba Geigy Ag
US3980569A (en) * 1974-03-15 1976-09-14 The Lubrizol Corporation Dispersants and process for their preparation
US4073626A (en) * 1974-04-18 1978-02-14 Ferrous Corporation Hydrocarbon fuel additive and process of improving hydrocarbon fuel combustion
US4028065A (en) * 1974-05-16 1977-06-07 Standard Oil Company Manganese containing fuels
US3966429A (en) * 1974-05-16 1976-06-29 Standard Oil Company Manganese containing fuels
US3926581A (en) * 1974-06-27 1975-12-16 Ethyl Corp Fuel compositions and additive mixtures for reducing the plugging of exhaust gas catalysts
US3926580A (en) * 1974-06-27 1975-12-16 Ethyl Corp Fuel compositions and additive mixtures for alleviation of exhaust gas catalyst plugging
US3981966A (en) * 1974-07-26 1976-09-21 E. I. Du Pont De Nemours And Company Zinc recovery from acidic aqueous streams
US3945933A (en) * 1974-07-31 1976-03-23 Mobil Oil Corporation Metal complexes of nitrogen compounds in fluids
CH606285A5 (ja) * 1974-12-17 1978-10-31 Ciba Geigy Ag
US4141693A (en) * 1974-12-18 1979-02-27 Standard Oil Company (Ohio) Manganese containing fuels
US4028390A (en) * 1975-03-26 1977-06-07 Armour Pharmaceutical Company Methods of making basic zirconium complexes
US3948618A (en) * 1975-06-05 1976-04-06 Ethyl Corporation Fuel compositions containing glycerides for reducing the plugging of exhaust gas catalysts
US3950145A (en) * 1975-06-05 1976-04-13 Ethyl Corporation Fuel compositions and additive mixtures containing methanetricarboxylates for reducing exhaust gas catalyst plugging
US4089945A (en) * 1975-06-30 1978-05-16 The Procter & Gamble Company Antidandruff shampoos containing metallic cation complex to reduce in-use sulfide odor
US3958955A (en) * 1975-07-07 1976-05-25 Ethyl Corporation Fuel compositions and additive mixtures containing carboxymethoxy propanedioic acid esters for alleviation of exhaust gas catalyst plugging
US4067698A (en) * 1975-08-27 1978-01-10 The Lubrizol Corporation Bridged phenol metal salt-halo carboxylic acid condensate additives for fuels
US3975244A (en) * 1975-09-10 1976-08-17 Brookside Metal Company Limited Electrolytic refining
US3976439A (en) * 1975-09-24 1976-08-24 Standard Oil Company Non-leaded gasoline having improved anti-knock quality
US3976440A (en) * 1975-09-24 1976-08-24 Standard Oil Company Non-leaded gasoline having improved anti-knock quality
DE2656749A1 (de) * 1975-12-23 1977-07-14 Ciba Geigy Ag Neue biocide
IE44327B1 (en) * 1976-01-30 1981-10-21 Ici Ltd Extracting metal values with o-hydroxyaryloximes
US4005992A (en) * 1976-03-08 1977-02-01 Ethyl Corporation Novel gasoline compositions and additives therefor
US4005993A (en) * 1976-03-08 1977-02-01 Ethyl Corporation Novel gasoline compositions
GB1566106A (en) 1976-03-17 1980-04-30 Nat Res Dev Additives for aviation and similar fuels
IT1068110B (it) * 1976-08-13 1985-03-21 Montedison Spa Processo per la preparazione di aldeidi 2 idrossibenzoiche
CH623353A5 (ja) 1976-09-08 1981-05-29 Ciba Geigy Ag
US4067699A (en) * 1976-12-17 1978-01-10 Union Oil Company Of California Fuel composition
US4104359A (en) * 1977-02-28 1978-08-01 Amax Inc. Regeneration of organic extractants containing α-hydroxyoximes
US4090970A (en) * 1977-04-18 1978-05-23 Mobil Oil Corporation Antioxidant compositions
US4162986A (en) * 1977-06-20 1979-07-31 Mooney Chemicals, Inc. Oil-soluble high metal content transitional metal organic oxy, hydroxy, complexes
US4133648A (en) * 1977-06-29 1979-01-09 Gulf Research & Development Company Organic synergists for organo-cerium (IV) anti-knock additives in lead-free fuel compositions
US4131433A (en) * 1977-07-27 1978-12-26 The Perolin Company, Inc. Fuel additives, additive compositions and methods of employing same to prevent corrosion of metal surfaces in contact with hot gaseous combustion products
US4425278A (en) 1977-09-07 1984-01-10 Ciba-Geigy Corporation Complex compounds, process for their preparation, and their use
US4140491A (en) * 1977-11-21 1979-02-20 Nalco Chemical Company Gasoline additive comprising a blend of methylcyclopentadienyl manganese tricarbonyl and certain methylcyclopentadiene dimer compounds
CA1123197A (en) * 1978-03-15 1982-05-11 Abraham A. Zimmerman Hydroxylated resin acid and/or metal salts as anti-haze additives in gasoline
US4286969A (en) * 1978-03-20 1981-09-01 Bwm Corporation Hydrocarbon fuel additive
US4289501A (en) * 1978-03-20 1981-09-15 Bwm Corporation Hydrocarbon fuel additive
US4536192A (en) 1978-04-24 1985-08-20 Mobil Oil Corporation Additives for improving the research octane number of liquid hydrocarbon fuels
US4198303A (en) * 1978-05-01 1980-04-15 Mobil Oil Corporation Antioxidant lubricant compositions
US4509956A (en) 1978-07-10 1985-04-09 Mobil Oil Corporation Fuel additive and method of use
US4202671A (en) * 1978-07-21 1980-05-13 Calgon Corporation Fuel conditioner
US4225448A (en) * 1978-08-07 1980-09-30 Mobil Oil Corporation Copper thiobis(alkylphenols) and antioxidant compositions thereof
US4189306A (en) * 1978-10-04 1980-02-19 E. I. Du Pont De Nemours And Company Hexacoordinated transition metal compounds and fuel compositions containing them
US4264335A (en) * 1978-11-03 1981-04-28 Gulf Research & Development Company Suppressing the octane requirement increase of an automobile engine
US4356002A (en) * 1978-12-11 1982-10-26 Petrolite Corporation Anti-static compositions
SU794015A1 (ru) 1979-01-15 1981-01-07 Московский Ордена Трудового Красногознамени Институт Нефтехимическойи Газовой Промышленности Им.И.M.Губкина Хелатные аквакомплексы бис-/2-диэ-ТилАМиНОМЕТил-3,4,6-АлКил(циКлОпЕН-TEH-2-ил)фЕНОл/МЕдь/11/ KAK АНТиОКиС-лиТЕльНыЕ пРиСАдКи K СиНТЕТичЕСКиМСМАзОчНыМ МАСлАМ СлОжНОэфиРНОгО ТипА
US4251233A (en) * 1979-03-05 1981-02-17 University Patents, Inc. Liquid hydrocarbon-soluble rare earth chelates prepared from the novel ligand 2,2,7-trimethyl-3,5-octanedione and fuels containing same
FR2451364A1 (fr) * 1979-03-16 1980-10-10 Inst Francais Du Petrole Complexes organo-solubles a haute teneur en fer utilisables comme adjuvants de combustion dans les combustibles liquides
US4207078A (en) * 1979-04-25 1980-06-10 Texaco Inc. Diesel fuel containing manganese tricarbonyl and oxygenated compounds
US4222746A (en) * 1979-04-25 1980-09-16 Texaco Inc. Diesel fuel containing wax oxidates to reduce particulate emissions
US4248720A (en) * 1979-05-03 1981-02-03 Exxon Research & Engineering Co. Organo molybdenum friction-reducing antiwear additives
US4215997A (en) * 1979-07-10 1980-08-05 E. I. Du Pont De Nemours & Co. Fuel compositions containing tetracoordinated cobalt compounds
GB2056482A (en) 1979-08-13 1981-03-18 Exxon Research Engineering Co Lubricating oil compositions
US4370147A (en) 1979-10-01 1983-01-25 Horizon Chemical, Inc. Fuel for compression ignition engines
FR2470155A1 (fr) 1979-11-19 1981-05-29 Lubrizol Corp Compositions contenant des sels et complexes de metaux ou de metalloides d'aminophenols alcoyles et lubrifiant les contenant
US4266945A (en) * 1979-11-23 1981-05-12 The Lubrizol Corporation Molybdenum-containing compositions and lubricants and fuels containing them
US4292186A (en) * 1979-12-04 1981-09-29 Mobil Oil Corporation Metal complexes of alkylsuccinic compounds as lubricant and fuel additives
DE3008193C2 (de) * 1980-03-04 1982-07-08 Dynamit Nobel Ag, 5210 Troisdorf Kältestabile, Katalytisch wirksame Lösung von Diisopropoxy-bis(2,4-pentandionato)-titan(IV)
US4265639A (en) * 1980-03-20 1981-05-05 Scholtz Myndert T Combustion catalysts
US4297110A (en) * 1980-03-31 1981-10-27 Exxon Research & Engineering Co. Zirconium additives for residual fuel oil
US4389220A (en) 1980-06-04 1983-06-21 Syntex (U.S.A.) Inc. Method of conditioning diesel engines
US4500439A (en) 1980-09-25 1985-02-19 Standard Oil Company (Indiana) Hydrocarbon-soluble polyamine-molybdenum compositions, lubricants and gasoline containing same
US4414122A (en) 1980-09-25 1983-11-08 Standard Oil Company (Indiana) Oxidized hydrocarbon-soluble polyamine-molybdenum compositions
US4328005A (en) * 1980-10-10 1982-05-04 Rockwell International Corporation Polynitro alkyl additives for liquid hydrocarbon motor fuels
US4452937A (en) 1980-12-22 1984-06-05 Union Carbide Corporation Ethylene polymer compositions stabilized against water treeing and electrical treeing by an organo titanium chelate; and the use thereof as insulation about electrical conductors
US4505718A (en) 1981-01-22 1985-03-19 The Lubrizol Corporation Organo transition metal salt/ashless detergent-dispersant combinations
DE3111228C2 (de) 1981-03-21 1986-07-31 Filterwerk Mann & Hummel Gmbh, 7140 Ludwigsburg Verfahren und Vorrichtung zum Beseitigen von Ruß aus den Abgasen einer Brennkraftmaschine
US4379065A (en) * 1981-04-13 1983-04-05 The Lubrizol Corporation Amino phenols in combination with ashless ester dispersants as useful additives for fuels and lubricants
US4380456A (en) 1981-07-30 1983-04-19 Taylor William H Gasoline fuel additive composition
CA1187285A (en) 1981-08-25 1985-05-21 Nicholas Feldman Zirconium additives for residual fuel oil
US4404002A (en) 1981-08-25 1983-09-13 Exxon Research And Engineering Co. Zirconium additives for residual fuel oil
AT373274B (de) * 1981-10-12 1984-01-10 Lang Chem Tech Prod Zusatz mit verbrennungsfoerdernder und russhemmender wirkung zu heizoelen, dieselkraftstoffen und sonstigen fluessigen brenn- und treibstoffen, sowie fluessige brennund treibstoffe mit diesem zusatz
US4378973A (en) 1982-01-07 1983-04-05 Texaco Inc. Diesel fuel containing cyclohexane, and oxygenated compounds
US4507268A (en) 1982-01-25 1985-03-26 Henkel Corporation Solvent extraction
DE3205732A1 (de) 1982-02-18 1983-08-25 Ruhrchemie Ag, 4200 Oberhausen Verfahren zur verbesserung der verbrennung von kraftstoffen fuer dieselmotoren
IN163431B (ja) 1982-03-12 1988-09-24 Lubrizol Corp
US4474580A (en) 1982-03-16 1984-10-02 Mackenzie Chemical Works, Inc. Combustion fuel additives comprising metal enolates
NO824042L (no) 1982-04-22 1983-10-24 Key Fries Inc Bisalkyl-bis(trialkanolamin)zirkonater.
NO824020L (no) 1982-04-22 1983-10-24 Key Fries Inc Zirkonatfortykningsmidler.
US4462208A (en) 1982-09-23 1984-07-31 General Motors Corporation Regeneration control system for a diesel engine exhaust particulate filter
US4612880A (en) 1982-12-20 1986-09-23 Union Oil Company Of California Method for control of octane requirement increase in an internal combustion engine having manifold and/or combustion surfaces which inhibit the formation of engine deposits
DE3247051A1 (de) 1982-12-20 1984-06-20 Bayer Ag, 5090 Leverkusen Verfahren zur verbesserung der lichtechtheit von polyamidfaerbungen
US4495156A (en) 1983-01-05 1985-01-22 American Can Company Primary system
DE3325391A1 (de) 1983-07-14 1985-01-24 Filterwerk Mann & Hummel Gmbh, 7140 Ludwigsburg Verfahren zum beseitigen von russ aus den abgasen einer brennkraftmaschine
US4486326A (en) 1983-09-06 1984-12-04 Exxon Research & Engineering Co. Copper complexes of oxazolines and lactone oxazolines as lubricating oil additives
WO1985001513A1 (en) 1983-10-05 1985-04-11 The Lubrizol Corporation Manganese and copper containing compositions
GB2152925B (en) 1983-10-24 1987-09-16 Univ Brunel Purification of cardanol
US4522631A (en) 1983-11-18 1985-06-11 Texaco Inc. Diesel fuel containing rare earth metal and oxygenated compounds
US4503672A (en) 1983-11-25 1985-03-12 General Motors Corporation Diesel exhaust cleaner with glow plug igniters and flow limiting valve
US4552677A (en) 1984-01-16 1985-11-12 The Lubrizol Corporation Copper salts of succinic anhydride derivatives
US4705896A (en) 1984-06-25 1987-11-10 Allied Corporation Novel extractants for the recovery of palladium
DE3427064A1 (de) 1984-06-30 1986-01-23 Dynamit Nobel Ag, 5210 Troisdorf Modifizierte titan(iv)-acetylacetonate
JPS6162594A (ja) 1984-09-03 1986-03-31 Giichi Ueki 石油系燃料油の燃焼促進剤の製造法
US4891050A (en) 1985-11-08 1990-01-02 Fuel Tech, Inc. Gasoline additives and gasoline containing soluble platinum group metal compounds and use in internal combustion engines
US4892562A (en) 1984-12-04 1990-01-09 Fuel Tech, Inc. Diesel fuel additives and diesel fuels containing soluble platinum group metal compounds and use in diesel engines
US4655037A (en) 1984-12-24 1987-04-07 Ford Motor Company Carbon ignition temperature depressing agent and method of regenerating an automotive particulate trap utilizing said agent
US4568357A (en) 1984-12-24 1986-02-04 General Motors Corporation Diesel fuel comprising cerium and manganese additives for improved trap regenerability
US4670020A (en) 1984-12-24 1987-06-02 Ford Motor Company Carbon ignition temperature depressing agent and method of regenerating an automotive particulate trap utilizing said agent
US4563256A (en) 1984-12-31 1986-01-07 Henkel Corporation Solvent extraction process for recovery of zinc
US4675027A (en) 1985-04-24 1987-06-23 Mobil Oil Corporation Fuel compositions having improved low temperature characteristics
EP0202833B1 (en) 1985-05-16 1991-01-23 Imperial Chemical Industries Plc Composition and use of the composition for the extraction of metals from aqueous solutions
GB8516420D0 (en) 1985-06-28 1985-07-31 Ontario Research Foundation Diesel particulate traps
US4647288A (en) 1985-08-30 1987-03-03 Union Oil Company Of California Hydrocarbon fuel composition containing orthoester and cyclic aldehyde polymer
US4752302A (en) 1985-09-10 1988-06-21 Fuel Tech, Inc. Method and composition for improving flame combustion of liquid carbonaceous fuels
US4695293A (en) 1985-09-20 1987-09-22 Saul Kessler Fuel additive
CA1260005A (en) * 1985-09-24 1989-09-26 Frederick W. Koch Metal complexes of mannich bases
US4673412A (en) 1985-09-24 1987-06-16 The Lubrizol Corporation Fuel additive comprising a metal compound and an oxime and fuel compositions containing same
US4810397A (en) 1986-03-26 1989-03-07 Union Oil Company Of California Antifoulant additives for high temperature hydrocarbon processing
US4828733A (en) 1986-04-18 1989-05-09 Mobil Oil Corporation Copper salts of hindered phenolic carboxylates and lubricants and fuels containing same
US4749468A (en) 1986-09-05 1988-06-07 Betz Laboratories, Inc. Methods for deactivating copper in hydrocarbon fluids
ATE66957T1 (de) 1986-09-19 1991-09-15 Rhone Poulenc Chimie Verwendung von gemischen aus seltenen erden, um kraftstoffe fuer dieselmotoren zu stabilisieren.
EP0327559B1 (en) * 1986-10-02 1992-09-02 The Lubrizol Corporation Titanium and zirconium complexes, and fuel compositions
US4778480A (en) 1986-10-03 1988-10-18 Texaco Inc. Color stabilization additives for diesel fuel containing rare earth metals and oxygenated compounds
US4775389A (en) 1986-12-29 1988-10-04 Texaco Inc. Exhaust particulate reducing and color stabilizing additives for diesel fuels
GB8706608D0 (en) 1987-03-19 1987-04-23 Exxon Chemical Patents Inc Fuel oil compositions
US4759918A (en) 1987-04-16 1988-07-26 Allied-Signal Inc. Process for the reduction of the ignition temperature of diesel soot
US4965384A (en) 1987-09-18 1990-10-23 Amoco Corporation Production of copper amine salt complexes for catalysts for the oxidative coupling of alkylphenols
US5124464A (en) 1987-12-28 1992-06-23 Brandeis University Method of preparing metallocene compounds
JPH082878B2 (ja) 1988-02-12 1996-01-17 富士写真フイルム株式会社 4’−アルコキシ−2,2’:6’,2〃−デルピリジン誘導体及びその金属錯体
US4908045A (en) 1988-12-23 1990-03-13 Velino Ventures, Inc. Engine cleaning additives for diesel fuel
US5034020A (en) 1988-12-28 1991-07-23 Platinum Plus, Inc. Method for catalyzing fuel for powering internal combustion engines
CA1340871C (en) * 1988-12-28 2000-01-04 Robert W. Epperly Method for reducing emissions from or increasing the utilizable energy of fuel for powering internal combustion engines
GB2248068A (en) 1990-09-21 1992-03-25 Exxon Chemical Patents Inc Oil compositions and novel additives
US5113803A (en) 1991-04-01 1992-05-19 Ethyl Petroleum Additives, Inc. Reduction of Nox emissions from gasoline engines
US5087268A (en) 1991-04-17 1992-02-11 Parish Walter W Processes for producing a ferrous picrate fuel additive
US5344467A (en) 1991-05-13 1994-09-06 The Lubrizol Corporation Organometallic complex-antioxidant combinations, and concentrates and diesel fuels containing same
US5279627A (en) 1992-11-06 1994-01-18 The Lubrizol Corporation Copper-containing aromatic mannich complexes and concentrates and diesel fuels containing same

Also Published As

Publication number Publication date
AU2168192A (en) 1992-12-30
WO1992020762A1 (en) 1992-11-26
CA2083834C (en) 2004-02-03
FI930111A0 (fi) 1993-01-12
KR930701569A (ko) 1993-06-12
IL100760A0 (en) 1992-09-06
KR100205081B1 (ko) 1999-06-15
MX9200593A (es) 1993-01-01
FI930111A (fi) 1993-01-12
AU653424B2 (en) 1994-09-29
EP0539576B1 (en) 1996-05-29
US5344467A (en) 1994-09-06
CN1066674A (zh) 1992-12-02
US5534039A (en) 1996-07-09
CA2083834A1 (en) 1992-11-14
DE69211091T2 (de) 1996-10-17
ES2090657T3 (es) 1996-10-16
DE69211091D1 (de) 1996-07-04
BG97284A (en) 1994-09-30
EP0539576A1 (en) 1993-05-05
ZA923345B (en) 1993-01-27
CN1039721C (zh) 1998-09-09
HUT64099A (en) 1993-11-29
JP2001303082A (ja) 2001-10-31
HK1897A (en) 1997-01-10
ATE138680T1 (de) 1996-06-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH05508440A (ja) 有機金属錯体―酸化防止剤配合物、およびそれらを含有する濃縮物およびディーゼル燃料
JPH06500597A (ja) 有機金属錯体を含有するディーゼル燃料
JPH05508439A (ja) 銅含有の有機金属錯体、およびそれらを含有する濃縮物およびディーゼル燃料
JPH08239674A (ja) アリールスクシンイミド含有燃料組成物
US5376154A (en) Low-sulfur diesel fuels containing organometallic complexes
JPH05508438A (ja) 有機金属錯体を含有する低イオウディーゼル燃料
US20090241412A1 (en) Composition
FI89276C (fi) Komposition vilken anvaends saosom tillsatsaemne foer braensle
CZ400792A3 (cs) Kombinace organokovového komplexu a antioxidantu koncentráty a motorová nafta obsahující tuto kom binaci
CZ400692A3 (cs) Kompozice motorové nafty s malým obsahem síry obsahující organokovové komplexy
CZ383992A3 (cs) Kompozice motorové nafty obsahující organokovové komplexy
PT100984A (pt) Combustiveis de tipo diesel de baixo teor em enxofre contendo complexos organometalicos
PT100985A (pt) Combinacoes de complexos organometalicos anti-oxidantes e concentrados e combustiveis de tipo diesel que as contem
PT100983A (pt) Combustiveis diesel contendo complexos organometalicos
EP0279090A1 (en) Gasoline compositions containing hexavalent molybdenum