JPH05508439A - 銅含有の有機金属錯体、およびそれらを含有する濃縮物およびディーゼル燃料 - Google Patents

銅含有の有機金属錯体、およびそれらを含有する濃縮物およびディーゼル燃料

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JPH05508439A JP5500033A JP50003393A JPH05508439A JP H05508439 A JPH05508439 A JP H05508439A JP 5500033 A JP5500033 A JP 5500033A JP 50003393 A JP50003393 A JP 50003393A JP H05508439 A JPH05508439 A JP H05508439A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 の およびそれ゛を る′ お よびディーゼル熔 1豆立1亙丘互 本発明は、銅含有の有機金属錯体に関し、モして該錯体を含有する濃縮物および ディーゼル燃料に関する。これらのディーゼル燃料は、排気系の微粒子トラップ を備えたディーゼルエンジンに有用である。この銅含有の有機金属錯体は、この トラップに集められた排気粒子の点火温度を低めるのに用いられる。この銅含有 の有機金属錯体は、このディーゼル燃料に溶解するかまたは安定に分散し得、そ して(i)炭化水素結合に結合した少なくとも2個の官能基を有する有機化合物 、および(f i)この有機化合物(f)と錯体を形成し得る銅含有の金属反応 物から誘導される。この銅は、Na、 L Mg、 Cax 5rSBaSV、  Cr%Mo、 Fe%Go、Zn%B、 Pb、 5bSTf、 Mnおよび Zrからなる群から選択されるIN以上の金属と組み合わされ得る。
良豆立!l ディーゼルエンジンは、比較的に燃料価格が低く、そして燃費がよいことから、 長距離輸送車WR(aver−仁he−road vehicles)のエンジ ンとして使用されている。しかしながら、ディーゼルエンジンは、その操作特性 のために、ガソリンエンジンと比べて、多量のカーボンブラック粒子または非常 に細かい縮合物粒子またはそれらの集塊物を放出する。これらの粒子または縮合 物は、時には「ディーゼルすす」と言われ、このような粒子またはずすの放出は 、汚染を起こし望ましくない。さらに、ディーゼルすすは、縮合した多核炭化水 素に富むことが認められており、そしてこれらのいくつかは、発癌性であると認 められている。従って、カーボンブラック粒子および縮合物粒子を集め得るディ ーゼルエンジンを用いるために、微粒子トラップまたはフィルターが設計されて いる。
従来、この微粒子トラップまたはフィルターは、多孔性セラミックまたは金属繊 維から形成された耐熱性のフィルター要素、およびこのフィルター要素によって 集められた炭素微粒子を加熱し点火するための電熱器から構成されていた。この 電熱器は必要である。なぜなら通常の操作条件下でのディーゼル排気ガスの温度 が、フィルターまたはトラップに集められ蓄積されたすすを燃き払うには不十分 だからである。一般ニ、約450〜600℃の温度が必要であり、そしてこの電 熱器により、トラップに集められた粒子を点火して、そしてこのトラップを再生 するために排気温度の必要な上昇が得られる。
そうでなければ、カーボンブラックが蓄積し、そしてこのトラップは結局は詰ま り、排気背圧の増加によって操作上の問題を引き起こす。上記の加熱トラップは 、この問題を完全には解決しない。なぜなら、車両が通常の状態で走うていると き、排気ガスの温度は炭素微粒子の点火温度より低いからである。そして流出す る排気ガスの容量が大きいとき、電熱器による加熱は流出する排気ガスによって 取り消されてしまう。
これに代えて、ディーゼルエンジンで燃やされる空気/燃料の混合物を定期的に 多くすることにより、トラップでは高温が得られ、それにより、排気ガスの温度 が高くなる。しかしながら、高温にょってランナウェイ再生(run−away  regeneratjon)が引き起こされ得、トラップに損傷を与え得るよ うな集中した高い温度が生じる。
可能な限り低い温度で粒子が燃焼し始める程度に微粒子の点火温度を低めること により、トラップ内の粒子の蓄積を抑制し得ることもまた提案されている。この 点火温度を低める1つの方法には、排気粒子に燃焼改良剤を添加することが含ま れる。そしてこの燃焼改良剤を排気粒子に添加する最も実用的な方法は、燃焼改 良剤を燃料に加えることである。銅化合物は、ディーゼル燃料を含む燃料用の燃 焼改良剤として、提案されている。
米国環境保護協会(EPA)は、主要道路走行用のディーゼル燃料の平均イオウ 含量は、およそ0.25重量%であり、そしてこのレベルは、1993年10月 1日までに、O,aS重I%より低くする必要があると算定している。EPAは また、ディーゼル燃料が40の最小セタン指数仕様を有すること(または35% の最大芳香族レベルを満たすこと)を要求している。この規制の目的は、硫酸塩 微粒子、炭素賀微粒子および有機微粒子の放出を低減することにある。連邦公報 、55巻、162号、1990年8月21日、9.3412G〜34151を参 照せよ。低イオウのディーゼル燃料、およびこれらの放出の必要要件を満たす技 術は、商業的にはいまだに実施されていない。これらの必要条件を満たす1つの 方法は、低イオウのディーゼル燃料状態にて、ディーゼルエンジンの微粒子トラ ップで集められたすすの点火温度を低下させるのに効果的に用いられ得る、低イ オウのディーゼル燃料添加剤を提供することである。
米国特許第3.346.493号は、炭化水素置換されたコハク酸(例えば、ポ リイソブチレン置換された無水コハク酸)化合物とアルキレンアミン(例えば、 ポリアル牛レンポリアミン)との反応生成物から製造した金属錯体を含有する潤 滑組成物を開示しており、この錯体は、少なくとも約0.1当量の錯体形成性金 属化合物とこの反応生成物とを反応させることにより、形成される。これらの金 属は、24〜30の原子番号を有するもの(すなわち、Cr、 Mn%Fes  Cos Hls CuおよびZn)である。
米国特許第4.673.412号は、金属化合物およびオキシムを含有する燃料 組成物(Nえば、ディーゼル燃料、留出物燃料、加熱油、残留燃料、バンカー燃 料)を開示している。この参考文献は、この配合物を含む燃料が貯蔵に安定であ り、そして内燃機関の排気ガス中でのすすの形成を低減する際に効果的であるこ とを示している。好ましい金属化合物は、マンニッヒ塩基の遷移金属錯体であり 、このマンニッヒ塩基は、(A)芳香族フェノール、(B)アルデヒドまたはケ トン、および(C)ヒドロキシル含有および/またはチオール含有アミンから誘 導される。望ましい金属は、Cux Fes Zns Co%NiおよびMnで あることが確認されている。
米国特許第4,816,038号は、ヒドロキシル含有および/またはチオール 含有の芳香族マンニッヒ化合物の遷移金属錯体とシッフ塩基との反応生成物を含 有する燃料組成物(例えば、ディーゼル燃料、留出物燃料、加熱油、残留燃料、 バンカー燃料)を開示している。この参考文献は、この配合物を含む燃料が貯蔵 に安定であり、そして内燃機関の排気ガス中でのすすの形成を低減する際に効果 的であることを示している。
このマンニッヒは、(A)ヒドロキシル含有および/またはチオール含有の芳香 族化合物、(B>アルデヒドまたはケトン、および(C)ヒドロキシル含有およ び/またはチオール含有のアミンから誘導される。望ましい金属は、Cu、 F e、 ZnおよびMnであることが確認されている。
国際公開第WO1187G2192号は、排気系の微粒子トラップで集められた 排気粒子の蓄積を低減するために、このトラ、ブを備えたディーゼルエンジンの 操作方法を開示している。この方法は、このトラ、プで集められた排気粒子の点 火温度を低/) ;Er ノニ効果的す量の、チタン化合物またはジルコニウム 化合物またはその錯体を含有する燃料を用いて、ディーゼルエンジンを操作する ことを包含する。
1豆旦11 本発明は、銅含有の有機金属錯体に関し、モして該錯体を含有する濃縮物および ディーゼル燃料に関する。これらのディーゼル燃料は、排気系の微粒子トラップ を備えたディーゼルエンジンに1irmである。この銅含有の有機金属錯体は、 このトラップに集められた排気粒子の点火温度を低めるのに用いられる。この銅 含有の有機金R錯体は、このディーゼル燃料に溶解するかまたは安定に分散し得 、そして(i)炭化水素結合に結合した少なくとも2個の官能基を有する有機化 合物、および(11)この有機化合物(i)と錯体を形成し得る銅含有の金属反 応物から誘導される。この官能基は、=X、−XR1−NR2、−NO2、=N R%=NXR,=N−[1”−Xlll。
−N” CR2である;ここで、Xは、OまたはSであり、Rは、■またはヒド ロカルビルであり、Roは、ヒドロカルビレンまたはヒドロカルビリデンであり 、モしてaは、例えば、0〜約10の数である。この銅は、Has K、Mg5 Cas Sr、、Ba、 VSCrs Mo。
Fe5CO% Zn、 Bs Pb、 5bSTis MnおよびZrからなる 群から選択される1種以上の金属と組み合わされ得る。本発明はまた上述のディ ーゼル燃料を用いる排気系の微粒子トラップを備えたディーゼルエンジンの操作 方法を示す。
い の看 a 用語「ヒドロカルビル」、および同系の用語、例えば、「ヒドロカルビレン」、 「ヒドロカルビリデンJ、r炭化水素ベースの」などは、本発明の文脈内では、 分子の残部に直接結合した炭素原子を有しそして炭化水素的性質または主として 炭化水素的性質を育する化学基を示す。このような基には、以下が包含される: (1)炭化水素基;すなわち、脂肪族(例えば、アルキルまたはアルケニル)基 、指環族(例えば、シクロアルキルまたはシクロアルケニル)基、芳香族基、脂 肪族置換された芳香族基および脂環族置換された芳香族基、芳香族置換された脂 肪族基および芳香族置換された脂環族基、および環状基。ここで、この環状基の 環は、分子の他の部分を介して完成されている(すなわち、任意の2つの指示さ れた置換基は、−緒になって指環族基を形成し得る)。このような基は、当業者 に周知である。例えば、メチル、エチル、オクチル、デシル、オクタデシル、シ クロヘキシル、フェニルなどが挙げられる。
(2)置換された炭化水素基;すなわち、本発明の文脈内では、主として基の炭 化水素的性質を変化させない非炭化水素置換基を含有する基。当業者は適当な置 換基を知っている。例えば、ハロ、ヒドロキシ、ニトロ、シアン、アルコキシ、 アシルなどが挙げられる。
(3)へテロ基、すなわち、本発明の文脈内では、主として炭化水素的性質を有 しながら、鎖または環の中に炭素以外の原子を含有するが、その他は炭素原子で 構成されている基。適当なペテロ原子は、当業者に明らかであり、例えば、窒素 、酸素およびイオウを包含する。
一般に、このヒドロカルビル基の各10個の炭素i子に対し、約3個以下(no  rr+ore thafl )の置換基またはへテロ原子、好ましくは1個以 下(nom口?a than )の置換基またはヘテ+:2原子が存在する。
「アルキルベースの」、「アリールベースのコなどのような用語は、アルキル基 、アリール基などに関して、上と類似の意味を有する。
ヒドロカルビル、アルキル、アルケニル、アルコキシなどのような用語に関連し て、ここで用いられる用語「低級の」は、全体で7個までの炭素原子を有するよ うな基を記述することが意図されている。
本発明の有機金属錯体の構造に関連して、本明細書および添付の請求の範囲で示 されている芳香族基であって、ある場合には、ここで提供されている式でrAr Jと表されている芳香族基は、単核(例えば、フェニル、ピリジル、チェニル) または多核であり得る。この多核基は、1つの芳香核が他と2点で縮合している 縮合タイプ(例えば、ナフチル、アントラニル、アザナフチルなど)であり得る 。この多核基はまた少なくとも2つの核(単核または多核のいずれか)が架橋結 合を介して互いに結合した結合タイプであり得る。これらの架橋結合は、以下か らなる群から選択され得る:炭素−炭素単結合、エーテル結合、ケト結合、スル フィド結合、2個〜約6個のイオウ原子のポリスルフィド結合、スルフィニル結 合、スルホニル結合、アルキレン結合、アルキリデン結合、低級アルキレンエー テル結合、アルキレンケト結合、低級アルキレンイオウ結合、2個〜約6個の炭 素原子の低級アルキレンポリスルフィド結合、アミノ結合、ポリアミノ結合、お よびこのような二価架橋結合の混合。ある場合には、2つの芳香核間にて、1( ?Wより多い架構結合が存在し得る;例えば、メチレン結合と共有結合の両方に より結合された2つのベンゼン核を有するフルオレン核がある。このような核は 、3つの核を有すると考えられ得るが、しかし、それらの2つだけが芳香族であ る。しかしながら、通常、この芳香族基は、芳香核それ自体(プラス、存在する アルキル置換基またはアルコキシ置換基)炭素原子だけを育する。
この芳香族基は、次式により表される単環芳香族基でありここで、arは、4個 〜1(1個の炭素の単環の芳香核(gAIえば、ベンゼン)を表し、各Qは、独 立して、低級アルキル基、低級アルコキシ基またはニトロ基を表し、そして、l は0〜4である。この芳香族基が単環の芳香族基のとき、その特定の例には以下 が包含される: など。ここで、Meはメチル、Etはエチル、Prはプロピル、モしてNitは ニトロである。
この芳香族基が多核の縮合環芳香族基のとき、それは、以下の一般式により表さ れ得る: artar−+m’l(Q)mm’ ここで、ar、 Qおよび■は上で定義されるものと同じであり、1は1〜4で あり、そして、冑は、2個の炭素原子を各21Wの隣接環の環の一部にするため に、2個の環を縮合する一対の縮合結合を表す。この芳香族基が縮合環芳香族基 のとき、その特定の例には以下が包含される: この芳香族基が、結合された多核芳香族基のとき、それは、以下の一般式により 表され得る: ar eLng−ar$、(Q)。
ここで、マは1〜約20の数であり、arは上で記述のものと同じであり、但し 、ar基全全体は、少なくとも2個の満たされていない(すなわち、遊離の)原 子価がある。Qおよび■は、この上で定義のものと同じであり、そして各Lng は、以下からなる群から個々に選択される架橋結合である:炭素−炭素単結合、 エーテル結合(例えば、−0−) 、ケト結合(例えば、スルフィド結合(例え ば、−5−)、2個〜6個のイオウ原子のポリスルフィド結合(例えば、−5− 2−8) 、スルフィニル結合(例えば、−5(0)−)、スルホニル結合(例 えば、−5(0)2−)、低級アルキレン結合(例えば、など)、ジ(低級アル キル)−メチレン結合(例えば、 CR’□−)、低級アルキレンエーテル結合 (例えば、−CI’!20−5− CH2O−CH12−1−CH2−CH2− 0−1など)1.低級アルキレンスルフィド結合(Mえば、ここで、この低級ア ルキレンエーテル結合中の1個以上の−0−は、−3一原子で置き換えられる) 、低級アルキレンポリスルフィド結合(例えば、ここで、1個以上の−O−は、  S””’2−8基で置き換えられる)、アミノ結合(例えば、ここで、alk は低級アルキレンなどである)、ポリアミノ結合(例えば、 ここで、満たされていない遊離のN原子価は、■原子またはRo基で占められる )、およびこのような架橋結合の混合物(各R°は低級アルキル基である)。上 で結合した芳香族基中の1個またはそれ以上のar基を、縮合核(例えば、at ear4■°)により置換することも可能である。この芳香族基が、結合した多 核芳香族基のとき、その特定の例には以下が包含される:価格、有用性、性能な どのような理由のために、この芳香族基は、通常、ベンゼン核、低級アルキレン 架橋ベンゼン核、またはナフタレン核である。
九鬼遣1月体 本発明の有機金属錯体は、(i)炭化水素結合に結合した少なくとも2個の官能 基を有する有機化合物、および(ii)成分(i)と錯体を形成し得る金属反応 物から誘導される。これらの錯体は、ディーゼル燃料に溶解するかまたは安定に 分散し得る。
ディーゼル燃料に溶解する錯体は、25℃で1リツトルあたり少なくとも1グラ ムの範囲まで溶解する。ディーゼル燃料に安定に分散し得るかまたは安定に分散 している錯体は、25℃で少なくとも約24時間、このディーゼル燃料中に分散 されたままである。
成旦工l: この有機化合物(i)は、「金属キレート化剤」と言われ得、数冊のテキスト( これには、Martel、1およびCa1vinによる以[m’str the  Meta Ce ate Cow ouri 、Prer+ttce−■a1 1. Inc、、N、Y、 (1952)が含まれる)に記述の周知のクラスの 化学化合物に関する一般に認められた専門用語である。成分(i)は、炭化水素 結合および少なくとも2個の官能基を有する有機化合物である。成分(i)では 、同一のまたは異なる官能基が用いられ得る。コれらの官能基には、−X、−X R1−NR2、−NO2、−N=CR2,−CN、 および−N=NRが挙げられ、 ここで、Xは、0またはSであり、 Rは、Hまたはヒドロカルビルであり、Roは、ヒドロカルビレンまたはヒドロ カルビリデンであり、そして aは、好ましくはO〜約10の範囲の数である。
好ましい官能基は、=X、−0H1−NR2、−N02、= NR。
1実施態様では、これらの官能基は、炭化水素結合の興なる炭素原子上にある。
1実施態様では、これらの官能基は、互いに関して隣接位置またはβ位置にある 。
成分(f)は、モノカルボン酸またはジカルボン酸が、その酸基(すなわち、− C00[1)の=0および一0Il[以外に1個またはそれ以上の上述の官能基 を有しないならば、そのモノカルボン酸またはジカルボン酸以外である。
成分(f)は、ヒドロキシル含有および/またはチオール含有の芳香族化合物、 アルデヒドまたはケトン、およびヒドロキシル含有および/またはチオール含有 のアミンから誘導される芳香族マンニッヒ以外である。
成分(i)、約130℃より高い温度にて、フェノール、アルデヒドおよびポリ アミンから調製した高温芳香族マンニッヒ以外である。
成分(i)は、炭化水素置換基中に少なくとも50個の脂肪族炭素原子を有する 炭化水素置換コハク酸化合物と、アルキレンアミンとの反応により製造した生成 物以外である。
成分(i)は、サリチルアルデヒド、ヒドロキシ芳香族シッフ塩基、マロンアル デヒド−ジ−ニトロアニル(nitroantl) * f=はβ−ジケトン以 外である。
本発明の有機金属錯体は、ジヒドロカルビルチオリン![、ジヒドロカルビルジ チオリン酸鯛、ジチオカルバミン酸銅、スルホン酸銅、銅フェネートまたはアセ チル酢酸銅以外である。
l実施態様では、成分(1)は、次式により表される化合物でここで、式(1) では: bは、O〜約10の範囲の数、好ましくは0〜約6の範囲の数、さらに好ましく は0〜約4の範囲の数、さらに好ましくはO〜約2の範囲の数であり; Cは、1〜約1000の範囲の数、または1〜約500の範囲の数、または1〜 約250の範囲の数、または好ましくは1〜約100の範囲の数、または1〜約 50の範囲の数であり;dは、0または1であり; Cが1より大きいとき、dは工であり;各Rは、独立して、■またはヒドロカル ビル基であり;R1は、ヒドロカルビル基またはGであり;R2およびR4は、 独立して、■、ヒドロカルビル基であり、または、−緒になって01と02の間 で二重結合を形成し得る;R3は、■、ヒドロカルビル基またはGであり;R1 、R2、R3およびR′は、−緒になって01と02の間で三重結合を形成し得 る; R1およびR3は、C1およびC2と一緒になって指環族基、芳香族基、複素環 基、脂環族−複素環基、脂環族−芳香族基、複素環−芳香族基、複素環−指環族 基、芳香族−指環族基または芳香族−複素環基;またはヒドロカルビル置換され た指環族基、ヒドロカルビル置換された芳香族基、ヒドロカルビル置換された複 素環基、ヒドロカルビル置換された指環族−複素環基、ヒドロカルビル置換され た脂環族−芳香族基、ヒドロカルビル置換された複素環−芳香族基、ヒドロカル ビル置換された複素環−脂環族基、ヒドロカルビル置換された芳香族−指環族基 またはヒドロカルビル置換された芳香族−複素環基を形成し得る; 各R5および各R6は、独立して、■、ヒドロカルビル基またはGであり; R7は、ヒドロカルビレン基またはヒドロカルビリデン基であり; 各Gは、独立して、” Xs −XR% −NR2、−N02、−R”XR。
−R”NR2、−R’NO2、−C(R)= ス、−R’C(R)=X、−〇( R)=NR1−R’C= NR1−C=NXl?、 −18C(R)=NXR, −C(R)=N−R’−X、!?。
−R8N= CR2、−CN、 −1!8CN1−に=NRまたは−R8N=l JRでありdがQ(7)とき、Tは、=X、−Xl!1−NR2、−N02、− C(R)=X、 −C(R)=NR,−C(R)−NXR,−C(R)=N−R 9−XR。
!? RRXR X NR GおよびTは、CIおよびC2と一緒になって基を形成し得る; Xは、0またはSであり: 各eは、独立して、O〜約10の範囲の数、好ましくは1〜約6の範囲の数、さ らに好ましくは1〜約4の範囲の数であり; 各R8は、ヒドロカルビレン基またはヒドロカルビリデン基、ヒドロキシ置換さ れたヒドロカルビレン基またはヒドロカルビリデン基、またはアミン置換された ヒドロカルビレン基またはヒドロカルビリデン基であり; 各R9は、ヒドロカルビレン基またはヒドロカルビリデン基であり; Hlilは、■、ヒドロカルビル基またはヒドロキシ置換されたヒドロカルビル 基であり; Qは、次式によ゛り表される基であり:gは、0〜約10の範囲の数、好ましく はO〜約6の範囲の数、さらに好ましくはO〜約4の範囲の数、さらに好ましく は0〜約2の範囲の数であり; Rflは、ヒドロカルビル基またはGであり;R12およびRIJは、独立して 、■、ヒドロカルビル基でアリ、または−緒になって04と05の間で二重結合 を形成し得る;Hlffは、■、ヒドロカルビル基またはGであり;RN、HI 2、R13およびR1′は、−緒になってC4と05の間で三重結合を形成し得 る; H1+およびHI3は、C′およびC5と一緒になって脂環族基、芳香族基、複 素環基、脂環族−複素環基、脂環族−芳香族基、複素環−芳香族基、複素環−指 環族基、芳香族−脂環族基または芳香族−複素環基;またはヒドロカルビル置換 された指環族基、ヒドロカルビル置換された芳香族基、ヒドロカルビル置換され た複素環基、ヒドロカルビル置換された指環族−複素環基、ヒドロカルビル置換 された脂環族−芳香族基、ヒドロカルビル置換された複素環−芳香族基、ヒドロ カルビル置換された複素環−指環族基、ヒドロカルビル置換された芳香族−脂環 族基またはヒドロカルビル置換された芳香族−複素環基を形成し得る:そして 各RISおよび各RI8は、独立して、a、ヒドロカルビル基またはGである。
R,R1,、Bl、8日およびHI3は、独立して、好ましくは約250個まで の炭素原子、さらに好ましくは約200個までの炭素原子、さらに好ましくは約 150個までの炭素原子、さらに好ましくは約100個までの炭素原子、さらに 好ましくは約50個までの炭素原子、さらに好ましくは約30個までの炭素原子 の、ヒドロカルビル基である。R,R3およびR13はまたHであり得る。R1 およびR3のいずれかまたは両方はGであり得る。
R2、R1、R5、R6、HI2、RIJ、HI5およびR16は、独立して、 Hlまたは好ましくは約20個までの炭素原子、さらに好ましくは約12個まで の炭素原子、さらに好ましくは約6個までの炭素原子の、ヒドロカルビル基であ る。
R7、RflおよびR9は、独立して、好ましくは約40個までの炭素原子、さ らに好ましくは約30個までの炭素原子、さらに好ましくは約20個までの炭素 原子、さらに好ましくは約10個までの炭素原子、さらに好ましくは約2個〜約 6個の炭素原子、さらに好ましくは約2個〜約4個の炭素原子の、ヒドロカルビ レン基またはヒドロカルビリデン基、好ましくはアルキレン基またはアルキリデ ン基、さらに好ましくはアルキレン基である。
Hl8は、Hl または好ましくは約200個までの炭素原子、さらに好ましく は約100個までの炭素原子、さらに好ましくは約50個までの炭素原子、さら に好ましくは約30個までの炭素原子、さらに好ましくは約10個までの炭素原 子の、ヒドロカルビル基またはヒドロキシ置換ヒドロカルビル基である。
Gは、好ましくは”Xs −XRs NR2、−N02、− C(R) = X 。
−(:(R)”NR,−C(1?>=NXR,−N=CR2または−R’N ”  CR2テアル。
dが0のとき、Tは、好ましくは=X、 −XL−NR2、−N02、−C(R )=X、−C(R)=NR,−C(R)=NXR,−N=C112、J実施態様 では、R9は、 Gが−OHのとき、エチレン以外である。1実施態様では、G およびTは、−NO2以外である。1実施態様では、成分(+)は、N、N’− ジ(3−アルケニルサリチリデン)−ジアミノアルカン以外である。1実施態様 では、成分(i)は、N、N“−ジサリチリデンー1.2−エタンジアミン以外 である。
1実施態様では、成分(1)は、次式で表される化合物である式(mでは、1は 、θ〜約10の範囲の数、好ましくは1〜約8の範囲の数である。R2Bは、H lまたは好ましくは約200個までの炭素原子、さらに好ましくは約150個ま での炭素原子、さらに好ましくは約100個までの炭素原子、さらに好ましくは 約10個〜約80個の炭素原子の、ヒドロカルビル基である。R21およびa  33は、独立して、■、または約40個までの炭素原子、さらに好ましくは約2 0個までの炭素原子、さらに好ましくは約10個までの炭素原子の、ヒドロカル ビル基である。T1は、−XR,−11R2、−NO2、−CN、 −C(R) =X、 −C(R)=NR1R,X% QSR’、RIQおよびeは、式(I) に関して上で定義のものと同じである。
成分(i)は、上で論じた2個以上の官能基を有する広範囲の種類の有機化合物 から選択され得る。これらには、芳香族マンニッヒ、ヒドロキシ芳香族ケトオキ シム、シッフ塩基、カリキサレン(calixarenes)、β−置換フェノ ール、α−置換フェノール、カルボン酸エステル、アシル化アミン、ヒドロカル ビレン、ベンゾトリアゾール、アミノ酸、ヒドロ亭サミン酸、結合したフェノー ル性化合物、芳香族二官能性化合物、キサントゲン酸塩、ホルマジル(form +azy ls)、ピリジン、ホウ素化されたアシル化アミン、リン含有アシル 化アミン、ピロール誘導体、ポルフィリン、およびEDTA誘導体が包含される 。
(以下余白) (1)五m乙2二=L竺 1実施態様では、成分(i)は、ヒドロキシ含有および/またはチオール含有の 芳香族化合物、アルデヒドまたはケトン、およびアミンから誘導される芳香族マ ンニッヒである。これらの芳香族マンニッヒは、好ましくは以下の(A−1)、 (A−2)および(A−3)の反応生成物である: (A()次式を有するヒドロキシ含有および/またはチオール含有芳香族化合物 : ここで、式(A−1)では、Arは芳香族基であり;mは1,2または3であり :nは、1〜約4の数であり;各R1は、独立して、Hまたは1個〜約lOO個 の炭素原子を有するヒドロカルビル基であり;そしてR2は% H%アミノまた はカルボキシルであり;そしてXは、0、Sまたはmが2以上のときその両方で ある;(A−2)次式を有するアルデヒドまたはケトンまたはそれらの前駆体: ここで、式(A−2>では、R3およびR4は、独立して、■、1個〜約18個 の炭素原子を有する飽和ヒドロカルビル基であり、そしてR′はまた1個〜約1 8個の炭素原子を有するカルボニル含有ヒドロカルビル基であり得る; (A−3)少なくとも1個の系−級アミノ基または第二級アミノ基を有するアミ ンであって、該アミンは、水酸基および/またはチオール基が存在しないことに より特徴づけられ、成分(A−1)、(A−2)および(A−3)の間の反応は 、約120℃未満の温度で行われる。
式(A−1)では、Arは、ベンゼン核またはナフタレン核であり得る。Arは 、カップリングされた芳香族化合物であり得、このカップリング剤は、好ましく は、0、S% Ci!2% 1個〜約6個の炭素原子を有する低級アルキレン基 、NHなどであり、R1およびXHは、一般に、各芳香核からぶら下がっている 。特定のカップリングされた芳香族化合物の例には、ジフェニルアミン、ジフェ ニルメチレンなどが包含される。mは、通常、1〜3であり、望ましくは1また は2であり、1が好ましい。
nは、通常、1〜4であり、望ましくは1または2であり、1が好ましい。Xは 、0および/またはSであり、0が好ましい。
mが2なら、Xは、共に01共にS、または1個が0で1個がSであり得る。R 1は、好ましくは約250個までの炭素原子、さらに好ましくは約150個まで の炭素原子、さらに好ましくは約100個までの炭素原子、さらに好ましくは約 50個までの炭素原子、さらに好ましくは約30個までの炭素原子の、ヒドロカ ルビル基である。R1は、約100個までの炭素原子、さらに好ましくは約4個 〜約20個の炭素原子、さらに好ましくは約7個〜約12個の炭素原子を有する アルキル基であり得る。R1は、アルキル基の混合であり得、各アルキル基は、 1個〜約70個の炭素原子を有し、さらに好ましくは約4個〜約20個の炭素原 子を有する。R1は、好ましくは2個〜約30個の炭素原子、さらに好ましくは 約8個〜約20個の炭素原子を有するアルケニル基であり得る。R1は、4個〜 約10個の炭素原子を有する環状アルキル基、約6個〜約30個の炭素原子を有 する芳香族基、全体で約7個〜約30個の炭素原子、好ましくは約7個〜約12 個の炭素原子を有する芳香族置換アルキル基またはアルキル置換芳香族基であり 得る。R1は、好ましくは約4個〜約20個の炭素原子、好ましくは約7個〜約 12個の炭素原子を有するアルキル基である。適当なヒドロカルビル置換された ヒドロキシル含有芳香族(A−1)の例には、種々のナフトール、さらに好まし くは種々のアルキル置換されたカテコール、レソルシノールおよびヒドロキノン 、種々のキシレノール、種々のクレゾール、アミノフェノールなどが包含される 。特定の例には、ヘプチルフェノール、オクチルフェノール、ノニルフェノール 、デシルフェノール、ドデシルフェノール、プロピレンテトラマーフェノール、 エイコシルフェノールなどが包含される。ドデシルフェノール、プロピレンテト ラマーフェノールおよびヘプチルフェノールは好ましい。適当なヒドロカルシビ ル置換チオール含有芳香族の例には、ヘプチルチオフェノール、オクチルチオフ ェノール、ノニルチオフェノール、ドデシルチオフェノール、プロピレンテトラ マーチオフエノールなどが包含される。適当なチオール含有およびヒドロキシル 含有芳香族の例には、ドデシルモノチオレソルシノールが挙げられる。
式(A−2)では、R3およびR4は、独立して、■、好ましくは約18個まで の炭素原子、さらに好ましくは約6個までの炭素原子、さらに好ましくは1個ま たは2個の炭素原子を有する、ヒドロカルビル基、好ましくはアルキル基である 。R3およびR4は、独立して、好ましくは約18個までの炭素原子、さらに好 ましくは約12個までの炭素原子を有する、フェニルまたはアルキル置換フェニ ルであり得る。適当なアルデヒドおよびケトン(A−2)の例には、ホルムアル デヒド、アセトアルデヒド、プロピオンアルデヒド、ブチルアルデヒド、バレル アルデヒド、ベンズアルデヒド、そして、アセトン、メチルエチルケトン、エチ ルプロピルケトン、ブチルメチルケトン、グリオキサール、グリオキサル酸など が包含される。本発明の反応条件下でアルデヒドとして反応するような化合物の 前駆体はまた利用され得、そしてパラホルムアルデヒド、ホルマリン、トリオ牛 サンなどが包含される。ホルムアルデヒドおよびその重合体、例えば、パラホル ムアルデヒドは好ましい。種々の(A−2)反応物の混合物は利用され得る。
この芳香族マンニッヒを調製する際に用いられる第3の反応物は、(A−3)少 なくとも1個の東−級基または策二級基を冑するアミンである。それゆえ、この アミンは、少なくとも1個の>N−H基の存在により特徴づけられる。上の窒素 原子の残りの原子価は、好ましくは水素、アミ7基、または直接の炭素−窒素結 合を介して該窒素原子に結合した有機基により満たされる。このアミン(A−3 >は、次式により表され得る:式(A−3−1>では、R5は、ヒドロカルビル 基、アミノ置換ヒドロカルビル基、またはアルコキシ置換ヒドロカルビル基であ る。
R6は、HまたはR5である。それゆえ、この窒素含有基が誘導され得る化合物 には、主として、アンモニア、脂肪族アミン、芳香族アミン、複素環アミン、ま たはカルボン酸アミンが包含される。これらのアミンは、第一級アミンまたは第 二級アミンであり得、そしてポリアミン(f!1えば、アルキレンアミン、アリ ーレンアミンおよび環状ポリアミン)でもあり得る。
例には、メチルアミン、N−メチルエチルアミン、N−メチルオクチルアミン、 N−シクロへキンルアニリン、ジブチルアミン、シクロヘキシルアミン、アニリ ン、ジ(p−メチル)アミン、ドデシルアミン、オクタデシルアミン、0−フェ ニレンジアミン、N、N’−ジ−n−ブチル−p−フェニレンジアミン、モルホ リン、ピペラジン、テトラヒドロピラジン、インドール、へ牛すヒドロ−1,3 ,5−トリアジン、1−11−1.2.4− トリアゾール、メラミン、ビス− (p−アミノフェニル)メタン、フェニルメチレンイミン、メンタンジアミン、 /クロへ半すアミン、ビロソジン、3−アミノ−5,6−ジフェニル−1,2, 4トリアジン、キノンジイミン、1.3−インダンジイミン、2−オクタデシル イミダシリン、2−フェニル−4メチルイミダシリン、オキサゾリジン、および 2−へブチルオキサゾリジンが包含される。
このアミン(A−3>は、次式で表されるポリアミンであり得る式(A−3−2 )では、nは、0〜約10の範囲の数、さらに好ましくは約2〜約7の範囲の数 である。R7およびR8は、独立して、Hlまたは約30個までの炭素原子のヒ ドロカルビル基である。
この「アルキレン」基は、好ましくは約10個までの炭素原子を有し、メチレン 、エチレンおよびプロピレンが好ましい。
これらのアルキレンアミンには、メチレンアミン、エチレンアミン、ブチレンア ミン、プロピレンアミン、ベンチレンアミン、ヘキシレンアミン、ヘキシレンア ミン、オクチレンアミン、他のポリメチレンアミン類、およびこのようなアミン の環状同族体および高級な同族体(例文ば、ピペラジンおよびアミノアルキル置 換ピペラジン)が包含される。これらは、特に、以下により例示される:エチレ ンジアミン、トリエチレンテトラアミン、プロピレンジアミン、デカメチレンジ アミン、オクタメチレンジアミン、ジ(ヘプタメチレン)トリアミン、トリプロ ピレンテトラアミン、テトラエチレンペンタアミン、トリメチレンジアミン、ペ ンタエチレンへ半すアミン、ジ(トリメチレン)トリアミン、2−へブチル−3 −(2−アミノプロピル)イミダシリン、4−メチル−イミダシリン、1.3− ビス (2−アミノエチル)イミダシリン、ピリミジン、1−(2−アミノブロ ビル)ピペラジン、1.4−ビス(2−アミ7エチル)ピペラジン、および2− メチル−1−(2−アミノブチル)ピペラジン。例えば、2種またはそれ以上の 上で例示のアルキレンアミンを縮合することにより得られる高級な同族体は、同 様に有用である。
例えば、アミ7基を介して上で例示のアルキレンアミンの縮合により得られる高 級な同族体もまた同様に反応物(A−3)とし5て有用である。アミノ基を介し た縮合により、アンモニアの除去を伴って高級なアミンが得られることが理解さ れる。
この芳香族マンニッヒは、当該技術分野で周知の種々の方法によりR製され得る 。1つの方法には、(A−1>ヒドロキシル含有および//またはチオール含有 芳香族化合物、(A−2)アルデヒドまたはケトンおよび(A−3)アミン化合 物を、適当な容器に加え、そして加熱して反応を行うことが包含される。はぼ室 温から約120°Cまでの反応温度が使用され得る。反応中、水は、散布により 取り除かれる。望ましくは、この反応は、芳香族タイプのオイルのような溶媒中 で行われる。使用される種々の反応物の量は、各(A−3)第二級アミノ基に対 し、(A−1)および(A−2)が1モル基準であるか、または各(A−3)第 一級アミノ基に対し、(A−1)および(A、−2)が2モル基準であるが、こ れより多い璽または少ない雪もまた使用され得る。
この芳香族マンニッヒを調製する他の方法では、このヒドロキシル含有および/ またはチオール含有芳香族化合物(八−1)およびアミン化合物(A−3)が、 反応容器に加えられる。このアルデヒドまたはケトン(A−2)は、一般に、迅 速に加えられ、そして生じる発熱反応は、反応温度が約60°C〜約90℃とな るように穏やかな加熱で補填される。望ましくは、添加温度は、水の沸点より低 くされる。そうでなければ、水は泡立ち、そして製造上の問題が生じる。反応が 実質的に完結した後、副生成物である水は蒸留のような通常の方法(これは、真 空の適用、散布の適用、加熱などにより、行われ得る)で除去される。窒素散布 は、約り00℃〜約120℃の温度でしばしば使用される。これより低い温度も 使用され得る。
1実施態様では、成分(i)は、次式により表される芳香族マンニッヒである: 式(!Iりでは、ArおよびAt’は、芳香族基、好ましくはベンゼン核または ナフタレン核、さらに好ましくはベンゼン核である。R1、R2、R′、R6、 R8およびR9は、独立して、Hlまたは好ましくは約250個までの炭素原子 、さらに好ましくは約200個までの炭素原子、さらに好ましくは約150個ま での炭素原子、さらに好ましくは約100個までの炭素原子、さらに好ましくは 約50個までの炭素原子、さらに好ましくは約30個までの炭素原子の、脂肪族 ヒドロカルビル基である。R4は、ヒドロキシ置換された脂肪族ヒドロカルビル 基であり得る。R3、R5およびR7は、独立して、好ましくは約40個までの 炭素原子、さらに好ましくは約30個までの炭素原子、さらに好ましくは約20 個までの炭素原子、さらに好ましくは約10個までの炭素原子、さらに好ましく は約6個までの炭素原子、さらに好ましくは約4個までの炭素原子の、ヒドロカ ルビレン基またはヒドロカルビリデン基、好ましくはアルキレン基またはアルキ リデン基、さらに好ましくはアルキレン基である。XはOまたはS。
好ましくは0である。tは、5以上の数、好ましくは5〜約10の範囲の数、さ らに好ましくは5〜約7の範囲の数である。
l実施態様では、1は、5以上であり、ArおよびAr’はベンゼン核であり、 XR”およびXR’は0■であり、モしてR5はエチレンである。
l実施態様では、成分(f)は、次式により表される芳香族マンニッヒである: 式(1’/)では、R1およびR3は、独立して、Hlまたは好ましくは約20 0個までの炭素原子、さらに好ましくは約100個までの炭素原子、さらに好ま しくは約508までの炭素原子、さらに好ましくは約30個までの炭素原子、さ らに好ましくは約20個までの炭素原子の、脂肪族ヒドロカルビル基である。R 2は、好ましくは約40個までの炭素原子、さらに好ましくは約30個までの炭 素原子、さらに好ましくは約20個までの炭素原子、さらに好ましくは約10個 までの炭素原子、さらに好ましくは約6個までの炭素原子、さらに好ましくは約 4個までの炭素原子の、ヒドロカルビル基である。1実施態様では、R1および R3は、OE基に対しオルト位置にあり、そしてそれぞれ約6個〜約18個の炭 素原子1.さらに好ましくは約10個〜約14個の炭素原子、さらに好ましくは 約12個の炭素原子の、アルキル基であり、モしてR2はブチルである。
l実施態様では、成分(i)は、次式により表される芳香族マンニッヒである: 式(V)テ?t、R′、R3、R5、R7、R9、F1″′オヨびR”は、独立 して、■、または好ましくは約200個までの炭素原子、さらに好ましくは約1 00個までの炭素原子、さらに好ましくは約50個までの炭素原子、さらに好ま しくは約30mまでの炭素原子の、脂肪族ヒドロカルビル基である。R2および R8は、独立して、約20個までの炭素原子、さらに好ましくは約10個までの 炭素原子、さらに好ましくは約6個までの炭素原子、さらに好ましくは約4個ま での炭素原子の、ヒドロカルビレン基またはヒドロカルビリデン基、好ましくは アルキレン基またit 7 ルキリデン基、さらに好ましくはアルキレン基であ る。R′およびR6は、独立して、3個〜約20個の炭素原子、さらに好ましく は3個〜約10個の炭素原子、さらに好ましくは3個〜約6個の炭素原子の、ヒ ドロカルビレン基またはヒドロカルビリデン基、好ましくはアルキレン基または アルキリデン基、すらに好ましくはアルキレン基である。1実施態様では、R4 およびR6のいずれかまたは両方は、約3個または約4個の炭素原子のアルキレ ン基であり、好ましくはそれぞれプロピレンである。1実施態様では、R2およ びR8はメチレンであり;R4およびR8はプロピレンであり、R5はメチルで あり; 23% R7、H,IQおよびR11は、■であり:そしてR1および R9は、独立して、約30個までの炭素原子、好ましくは約2個〜約18個の炭 素原子、さらに好ましくは約4個〜約12個の炭素原子、さらに好ましくは約6 個〜約8個の炭素原子、さらに好ましくは約7個の炭素原子の、脂肪族ヒドロカ ルビル基、好ましくはアルキル基である。
1実施態様では、成分(i)は、次式により表される芳香族マンニッヒである: (以″Pi m ) 式(Vl)Tハ、R’%R2、R5、R6、R8、R9、R′2およびR” ハ 、独立して、■、または好ましくは約200個までの炭素原子、さらに好ましく は約100個までの炭素原子、さらに好ましくは約50個までの炭素原子、さら に好ましくは約30個までの炭素原子の、脂肪族ヒドロカルビル基である。R3 s R’、R7、R”およびR11は、独立して、約20個までの炭素原子、さ らに好ましくは約io@までの炭素原子、さらに好ましくは約6gIIまでの炭 素原子、さらに好ましくは約4個までの炭素原子の、ヒドロカルビレン基または ヒドロカルビリデン基、好ましくはアルキレン基またはアルキリデン基、さらに 好ましくはアルキレン基である。l実施態様では、R3、R′、R′9およびR 1+は、メチレンであり:117はエチレンまたはプロピレン、好ましくはエチ レンであり; R’、 R6、R8およびR′2はHであり;そしてRI、R5 、R9および113は、独立して、好ましくは約30個までの炭素原子、さらに 好ましくは約2個〜約18個の炭素原子、さらに好ましくは約4個〜約12個の 炭素原子、ざらζこ好ましくは約6個〜約8個の炭素原子、さらに好ましくは約 7個の炭素原子の、脂肪族ヒドロカルビル基、好ましくはアルキル基である。
1実施態様では、成分(1)は、次式により表される芳香族マンニツヒである: 式([1)では、R1,R2、R′、R@、R8およびR9は、独立して、■、 または好ましくは約200個までの炭素原子、さらに好ましくは約100個まで の炭素原子、さらに好ましくは約50個までの炭素原子、さらに好ましくは約3 0個までの炭素原子の、脂肪族ヒドロカルビル基である。R3、R5およびR7 は、独立して、好ましくは約20個までの炭素原子、さらに好ましくは約10個 までの炭素原子、さらに好ましくは約6個までの炭素原子、さらに好ましくは約 4個までの炭素原子の、ヒドロカルビレン基またはヒドロカルビリデン基、好ま しくはアルキレン基またはアルキリデン基、さらに好ましくはアルキレン基であ る。1は、0〜約10の範囲の数、さらに好ましくは1〜約6の範囲の数、さら に好ましくは約2〜約6の範囲の数であり、但し、R1およびFlfiがHで、 そしてF1%がエチレンのとき、iは5以上、好ましくは5〜約10である。l 実施態様では、R3およびR7はメチレンであり、 R5はプロピレンであり; R14はHまたはメチルであり、R1,R6およびR8はHでありτR2および R9は、約6個〜約30個の炭素原子、さらに好ましくは約6個〜約12個の炭 素原子の、脂肪族ヒドロカルビル基、好ましくはアルキル基であり;そしてiは 1〜約6である。
1実施態様では、成分(i)は、次式により表される芳香族マンニッヒである: 式(Will) Tハ、R’% R2、R3、R′、R5およびR’l!、独立 して、■、または好ましくは約200個までの炭素原子、さらに好ましくは約1 00個までの炭素原子、さらに好ましくは約50個までの炭素原子、さらに好ま しくは約30個までの炭素原子の、ヒドロカルビル基である。R7およびR8は 、独立して、好ましくは約20個までの炭素原子、さらに好ましくは約10個ま での炭素原子、さらに好ましくは約6個までの炭素原子、さらに好ましくは約3 個までの炭素原子、さらに好ましくは約2個の炭素原子の、ヒドロカルビレン基 またはヒドロカルビリデン基、好ましくはアルキレン基またはアルキリデン基、 さらに好ましくはアルキレン基である。1実施態様では、R1は、好ましくは約 3個〜約12個の炭素原子、さらに好ましくは約6個〜約8個の炭素原子、さら に好ましくは約7個の炭素原子の、アルキル基であり;R2、R3およびR4は Hであり、R5およびR8はメチルであり;そしてR7およびR8は、それぞれ エチレンである。
1実施帖様では、成分(i)は、次式により表される芳香族マンニフヒである: 式(IX)では、R1およびR2は、独立して、■、また(嘘好ましくは約20 0個までの炭素原子、さら(こ好ましくζま約100個までの炭素原子、さらに 好ましくは約50個までの炭素原子、さら1;好ましくは約30個までの炭素原 子の、ヒドロカルビルる。R3、R′、H’sおよびR6は、独立して、1個〜 約10個の炭素原子、さらに好ましくは1個〜約4個の炭素原子、さら1こ好ま しくは1個または2個の炭素原子の、アルキレン基また(よアルキリデン基であ る。1およびjは、独立して、1〜約6の範囲の数、さらに好ましくは1〜約4 の範囲の数、ざら蕎こ好ましくは約2である。1実施態様で+1、[l’l;! 、約4個〜約12個の炭素原子、さらに好ましく(嘘約6個〜約8個の炭素原子 、さらに好ましくは約7個の炭素原子の、アルキルり,R2はHであり, R3 およびR6はメチレンであり;114およびR5はエチレンであり、モして1お よびjは、それぞれ2である。
l実施態様では、成分<1)は、次式により表される芳香族マンニッヒ化合物で ある: 式(X)では、Arは芳香族基、好ましくはベンゼン核またはナフタレン核、さ らに好ましくはベンゼン核である。R1およびR3は、独立して、好ましくは約 20個までの炭素原子、さらに好ましくは約1z個までの炭素原子、さらに好ま しくは約6個までの炭素原子の、ヒドロカルビレン基またはヒドロカルビリデン 基、好ましくはアルキレン基またはアルキリデン基、さらに好ましくはアルキレ ン基である。R2は、■または低級ヒドロカルビル(好ましくはアルキル)基で ある。R4およびR5は、独立して、[1%脂肪族ヒドロカルビル基、ヒドロキ シ置換された脂肪族ヒドロカルビル基、アミン置換された脂肪族ヒドロカルビル 基、またはアルコキシ置換された脂肪族ヒドロカルビル基である。R4およびR 5は、独立して、好ましくは約200個までの炭素原子、さらに好ましくは約1 00個までの炭素原子、さらに好ましくは約50個までの炭素原子、さらに好ま しくは約30個までの炭素原子、さらに好ましくは約20個までの炭素原子、さ らに好ましくは約6個までの炭素原子を有する。R6は、Hl または好ましく は約200個までの炭素原子、さらに好ましくは約100個までの炭素原子、さ らに好ましくは約50個までの炭素原子、さらに好ましくは約6個〜約30個の 炭素原子の、脂肪族ヒドロカルビル基である。1実施態様では、式(X)により 表される化合物は、以下の構造を有する両式(X−1) テat、R3、R′、 R5およびR6は、式(XD のも+7) ト同じ意味を有する。1実施態様で は、成分(1)は、式(XI−1)により表される構造を有し、ここで、R3は プロピレンであり、R4は■であり、R5は、約165〜約20個の炭素原子を 有するアルキル基またはアルケニル基であり、モしてR6はヘプチルである。工 実施態様では、成分(i)は、式(XI−1)により表される構造を有し、ここ で、R3はプロピレンであり、R′およびR5はメチルであり、モしてR6はへ ブチルである。1実施態様では、成分(i)は、式(X−1)で示される構造を 育し、ここで、R2はメチレンであり R3はプロピレンであり 114および R6は■であり、そしてR5は、約165〜約20個の炭素原子、さらに好まし くは約165〜約20個の炭素原子、さらに好ましくは約18個の炭素原子の、 アルキル基またはアルケニル基である。
1実施態様では、成分(i)は、次式により表される芳香族マンニツヒである: 式(XI)では、Arは、芳香族基、好ましくはベンゼン核またはナフタレン核 、さらに好ましくはベンゼン核である。R1は、■、または好ましくは約200 個までの炭素原子、さらに好ましくは約100個までの炭素原子、さらに好まし くは約50個までの炭素原子、さらに好ましくは約30個までの炭素原子の、脂 肪族ヒドロカルビル基である。R2、R’およびR′は、独立して、約20個ま での炭素原子、さらに好ましくは約10個までの炭素原子、さらに好ましくは約 6個までの炭素原子、さらに好ましくは約4個までの炭素原子の、ヒドロカルビ ル基またはヒトロ力ルヒリデン基、好ましくはアルキレン基またIt 7 /l /キリデン基、さらに好ましくはアルキレン基である。1実施態様では、Arは ベンゼン核であり;R2はメチレンであり;R3およびR4は、独立して、エチ レンまたはプロピレン、好マシくはエチレンであり;そしてR1は、好ましくは 約30個までの炭素原子、さらに好ましくは約6個〜約18個の炭素原子、さら に好ましくは約165〜約20個の炭素原子、さらに好ましくは約12個の炭素 原子の、脂肪族ヒドロカルビル基、好ましくはアルキル基であり、そして有利に は、R’はプロピレンテトラマーである。
(2)1ニトロキシ ケトオキシム l実施態様では、成分(i)は、ヒドロキシ芳香族ケトオキシムである。これら のケトオキシムには、次式により表される化合物が挙げられる: 式(Xil)では、Arは芳香族基であり、これは、好ましくはベンゼン核また はナフタレン核、さらに好ましくはベンゼン核である。R1、R2およびR3は 、独立して、好ましくは約200個までの炭素原子、さらに好ましくは約100 個までの炭素原子、さらに好ましくは約50個までの炭素原子の、ヒドロカルビ ル基であるか、またはR2およびR3は、独立して、■であり得る。R1は、脂 肪族でなげればならず、そして約20個までの炭素原子を有し得る。R2および R3は、独立して、約6個〜約30個の炭素原子を有し得る。R2およびR3は また、独立して、CH2N(R’)2またはC0OR’であり得、ここで、RA は、■、または好ましくは約200個までの炭素原子、さらに好ましくは約10 0個までの炭素原子、さらに好ましくは約50個までの炭素原子、さらに好まし くは約6個〜約30個までの炭素原子の、脂肪族ヒドロカルビル基である。1実 施態様では、式(x■1)で表される化合物は、以下の構造を冑するケトオキシ ムである:式(Xil−1) テ!;!、R’% R2およびR3は、式(Xi l) ノモノト同じ意味を有する。1実施態様では、成分(i)は、式(X目− 1)により表される化合物であり、ここで、R1は、低級アルキル基、好ましく はメチルであり、R2は、約6個〜約18個の炭素原子のアルキル基であり、好 ましくはドデシルまたはプロピレンテトラマーであり;そしてR3は、Hまたは 低級アルキル基、好ましくは■である。
(以下余白) (3)乞」二り1蓋 1実施態様では、1成分(i)はシック塩基であり、これは、式> C= NR により表される少なくとも1個の基を有する化合物である。上で示したように、 これらのシップ塩基は、ヒドロキシ芳香族シップ塩基以外である。成分(f)と して有用なシ・ノR,’Au−CH= N−R”−N −CH−Ar’−R’  (XIIT)式(Xll+)では、ArおよびAr’は、独立して、芳香族基、 好ましくはベンゼン核またはナフタレン核、さらに好ましくはベンゼン核である 。R1およびR3は、独立して、R1、または好ましくは約200個までの炭素 原子、さらに好ましくは約100個までの炭素原子、さらに好ましくは約50個 までの炭素原子、さらに好ましくは約30個までの炭素原子、さらに好ましくは 約20個までの炭素原子を有するヒドロカルビル基である。R2は、好ましくは 約20個までの炭素原子、さらに好ましくは約10個までの炭素原子、さらに好 ましくは約6個までの炭素原子、さらに好ましくは約3個までの炭素原子の、ヒ ドロカルビレン基またはヒドロカルビリデン基、好ましくはアル牛しン基または アルキリデン基、さらに好ましくはアル牛しン基である。1実施態様では、Ar およびAr’はベンゼン核であり、R+およびR3は■であり;そしてR2は、 エチレンまたはプロピレン、好ましくはエチレンである。
l実施態様では、成分(i)は、次式により表されるカルボニル含有のシック塩 基である: 式(X mでは R1およびR2は、独立して、■、または好ましくは約200 個までの炭素原子、さらに好ましくは約100個までの炭素原子、さらに好まし くは約50個までの炭素原子、さらに好ましくは約30個までの炭素原子の、ヒ ドロカルビル基である。R1およびR2中の全炭素原子数は、この成分を用いて 形成される有機金属錯体を、ディーゼル燃料に溶解するかまたは安定に分散し得 るのに充分でなければならない。好ましくは、R1およびR2中の全炭素原子数 は、少なくとも約6個の炭素原子であり、さらに好ましくは少なくとも約10個 の炭素原子である。R1は、約10個〜約20個の炭素原子、好ましくは約12 個〜約18個の炭素原子の、アルキル基またはアルケニル基であり得る。1実施 態様では、R1は、約12個〜約18個の炭素原子を有するアルキル基またはア ルケニル基の混合であり、そしてR2はHである。
l実施態様では、成分(i)は、次式により表されるオキシム含有のシック塩基 である: R’−N=CHCI(=N−OH(XV)式(XV)では、R1は、好ましくは 約Nl〜約200個の炭素原子、さらに好ましくは約6個〜約Loomの炭素原 子、さらに好ましくは約6個〜約50個の炭素原子、さらに好ましくは約6個〜 約30個の炭素原子の、ヒドロカルビル基である。R1は、約10個〜約20個 の炭素原子、好ましくは約12個〜約18個の炭素原子の、アルキル基またはア ルケニル基であり得る。1実施態様では、R1は、約12個〜約18個の炭素原 子を有するアルキル基またはアルケニル基の混合である。
(4)力τキサレンCalお11眩蛙 1実施態様では、成分(i)はカリキサレンである。これらの化合物は、典型的 にはかご状または円錐状の構造、または一部かご状または円錐状の構造を有し、 そして、C,Davf+f Gutscheによる”Ca1ixarer+es ” 、 Royal 5ociety of Chemistry、1989に 記述されている。1実施態様では、成分(i)は、次式により表され得るカリク ラス〔4]アレン(caltx[4]arene)であ式(XVI) r(t、 R1、R2、R3およびR’lt、独立して、■、または好ましくは約200個 までの炭素原子、さらに好ましくは約100個までの炭素原子、さらに好ましく は約50個までの炭素原子、さらに好ましくは約6個〜約30個の炭素原子、さ らに好ましくは約6個〜約18個の炭素原子の、ヒドロカルビル基である。1実 施態様では、R1,R2、R3およびR4は、それぞれ、約10個〜約14個の 炭素原子、さらに好ましくは約12個の炭素原子の、アルキル基であり、さらに 好ましくはそれぞれはプロピレンテトラマーである。
1実施態様では、成分(i)は、次式により表され得るカリクラス[5]アレン (calix[5]arena)である:式(XVll) 1?It、R’SR 2、R3、R4およびR51t、独立シテ、Hlまたは好ましくは約200個ま での炭素原子、さらに好ましくは約100個までの炭素原子、さらに好ましくは 約50個までの炭素原子、さらに好ましくは約6個〜約30個の炭素原子、さら に好ましくは約6個〜約1861の炭素原子の、ヒドロカルビル基である。l実 施態様では、各R1、R2、R3、F1′およびR5は、約10個〜約14個の 炭素原子、さらに好ましくは約12!の炭素原子の、アルキル基であり、さらに 好ましくはそれぞれはプロピレンテトラマーである。
1実施態様では、成分(i)は、次式により表され得るカリクラス[6]アレン (calix[6]arene)である:式(XLIIf) テハ、R1’、  R2、R3、R4、R5おヨヒR6ハ、独立り、テ、K、または約2(10個ま での炭素原子、好ましくは約100個までの炭素原子、さらに好ましくは約50 個までの炭素原子、さらに好ましくは約6個〜約30個の炭素原子、さらに好ま しくは約6個〜約18(IIの炭素原子の、ヒドロカルビル基である。1実施態 様では、各R1、R2、l13、R1、R5およびR6は、約10個〜約14個 の炭素原子、さらに好ましくは約12個の炭素原子の、アルキル基であり、さら に好ましくはそれぞれはプロピレンテトラマーである。
(5) −フェノール 1実施態様では、成分(i)は、次式のいずれかにより表されるβ−置換フェノ ールである: 式(X[X−1)、(XIX−2)および(XIX−3) rlt、各g’it 、独立して、「、または好ましくは約200個までの炭素原子、さらに好ましく は約100個までの炭素原子、さらに好ましくは約50個までの炭素原子、さら に好ましくは約30個までの炭素原子、さらに好ましくは約20個までの炭素原 子の、ヒドロカルビル基である。1個以上の環炭素原子が、ヒドロカルビル基、 好ましくは低級アルキル基で置換されている上述の化合物の誘導体は有用である 。l実施態様では、R1は、約10個〜約14個の炭素原子、好ましくは約12 個の炭素原子の、アルキル基である。R1はまた次式により表される基であり得 る:1i2R31JR’− ここで、R2およびR3は、独立して、■、または好ましくは約200個までの 炭素原子、さらに好ましくは約100個までの炭素原子、さらに好ましくは約5 0個までの炭素原子、さらに好ましくは約30個までの炭素原子、さらに好まし くは約20個までの炭素原子の、ヒドロカルビル基である。R1は、好ましくは 約20個までの炭素原子、さらに好ましくは約10個までの炭素原子、さらに好 ましくは約6個までの炭素原子の、ヒドロカルビレン基またはヒドロカルビリデ ン基、好ましくはアルキレン基またはアル牛すデン基、さらに好ましくはアルキ レン基である。l実施態様では、R2は、約10個〜約20個の炭素原子、好ま しくは約12個〜約18個の炭素原子の、アルキル基であり;R1はメチレンで あり;そしてR3は■である。
(6)α−フェノール 1実施態様では、成分(i)は、次式により表されるα−置換は、■、または好 ましくは約200個までの炭素原子、さらに好ましくは約100個までの炭素原 子、さらに好ましくは約50個までの炭素原子、さらに好ましくは約30個まで の炭素原子、さらに好ましくは約20個までの炭素原子の、ヒドロカルビル基で ある。1個以上の環炭素原子が、ヒドロカルビル基、好ましくは低級アルキル基 で置換されている上述の化合物の誘導体は有用である。
(7)カルボン エステル l実施態様では、成分(f)は、カルボン酸エステルテアル。
これらの化合物は、少なくとも1mのカルボン酸エステル基、−COOR1およ び少なくとも1個の別の官能基が存在することにより特徴づけられ、各基は、炭 化水素結合の興なる炭素原子上にある。他の官能基はカルボン酸エステル基であ り得る。
1実施態様では、成分(i)は、次式により表されるカルボン酸エステルである : 式(XXI)では、R1、R2およびR4は、独立して、■、または好ましくは 約200個までの炭素原子、さらに好ましくは約100個までの炭素原子、さら に好ましくは約50個までの炭素原子、さらに好ましくは約6個〜約30個の炭 素原子の、ヒドロカルビル基である。R3は、好ましくは約20個までの炭素原 子、さらに好ま−しくは約10個までの炭素原子、さらに好ましくは約6fll までの炭素原子、さらに好ましくは約2個〜約4個の炭素原子の、ヒドロカルビ レン基またはヒドロカルビリデン基、好ましくはアルキレン基またはアルキリデ ン基、さらに好ましくはアルキレン基である。Lは、1〜約10の範囲の数、さ らに好ましくは1〜約6の範囲の数、さらに好ましくは1〜約4の範囲の数、さ らに好ましくは1または2である。1実施態様では、RIは、約6個〜約20個 の炭素原子、さらに好ましくは約10個〜約14個の炭素原子、さらに好ましく は約12個の炭素原子の、アルキル基であり:R2およびR4は、■であり;す ;そしてiは、1〜約4、好ましくは約2である。
1実施態様では、成分(+)は、次式により表されるカルボン酸エステルである : 式(XXI+)では、R1は、■、または好ましくは約200個までの炭素原子 、さらに好ましくは約100個までの炭素原子、さらに好ましくは約50個まで の炭素原子、さらに好ましくは約6個〜約30個の炭素原子の、ヒドロカルビル 基である。R2およびR3は、独立して、R5または好ましくは約40個までの 炭素原子、さらに好ましくは約20個までの炭素原子の、ヒドロカルビル基であ る。R4は、好ましくは約20個までの炭素原子、さらに好ましくは約10個ま での炭素原子、さらに好ましくは約6個までの炭素原子、さらに好ましくは約4 個までの炭素原子、さらに好ましくは約2個の炭素原子の、ヒドロカルビレン基 またはヒドロカルビリデン基、好ましくはアルキレン基またはアルキリデン基、 さらに好ましくはアルキレン基である。
1実施態様では、R1およびR2は、約6個〜約18個の炭素原子、さらに好ま しくは約12個の炭素原子の、アルキル基であり、R1は、好ましくはドデシル であり、モしてR2は、好ましくはドデシルであり、R3はHであり;そしてR 4はメチルエチレンである。
(1)−2」己LLLヱ l実施態様では、成分(1)はアシル化アミンである。これらの化合物は、炭化 水素結合の異なる炭素原子上に、少なくとも1個のアシル基、l1CO−1およ び少なくとも1個のアミノ基、−NR2が存在することにより特徴づけられる。
これらのアシル化アミンは、また上で論じたタイプの他の官能基も含有し得る。
上で示したように、これらのアシル化アミンは、炭化水素置換基中に少なくとも 50個の脂肪族炭素原子を有する炭化水素置換コハク酸化合物とアルキレンアミ ンとの反応により製造した生成物以外である。
l実施態様では、成分(i)は、次式により表されるアシル化アミンである: cJu下玄白) 式(XXII+) テは、R1、R2、R3およびR4ハ、独立シテ、■、また は好ましくは約40個までの炭素原子、さらに好ましくは約30個までの炭素原 子の、ヒドロカルビル基である。RIは、好ましくは約6個〜約30個の炭素原 子、さらに好ましくは約6個〜約18個の炭素原子、さらに好ましくは約10個 〜約14個の炭素原子を有する。R2およびR1は、好ましくは■または低級ア ルキルである。1実施態様では、R1は、約10個〜約14個の炭素原子、好ま しくは約12個の炭素原子のアルキル基であり;そしてR2、R3およびR′は ■である。
1実施態様では、成分(i)は、次式により表されるアシル化アミンである: 式(XXm Tit、R1、R3、R′およびR6は、独立して、■、または好 ましくは約40個までの炭素原子、さらに好ましくは約30個までの炭素原子、 さらに好ましくは約20個までの炭素原子の、ヒドロカルビル基である。R2は 、好ましくは約20個までの炭素原子、さらに好ましくは約10個までの炭素原 子、さらに好ましくは約6個までの炭素原子、さらに好ましくは約2個〜約4個 の炭素原子の、ヒドロカルビレン基またはヒドロカルビリデン基、好ましくはア ルキレン基またはアルキリデン基、さらに好ましくはアルキレン基である。R′ は、好ましくは約6個〜約20個の炭素原子、さらに好ましくは約10個〜約1 4個の炭素原子、さらに好ましくは約12個の炭素原子の、ヒドロカルビル基、 さらに好ましくはアルキル基である。1実施態様では、R1は、約10個〜約1 4個の炭素原子、好ましくは約12個の炭素原子の、アルキル基であり R2は 、エチレンまたはプロピレン、好ましくはエチレンであり、そしてR3、R4お よびR5はHである。
1実施態様では、成分(i)は、次式により表されるアシル化アミンである: 式(XXY) テlt、R1、R2、R1およびR1ハ、独立して、Hlまたは 好ましくは約40個までの炭素原子、さらに好ましくは約30個までの炭素原子 、さらに好ましくは約20111までの炭素原子の、ヒドロカルビル基である。
R6は、好ましくは約20!までの炭素原子、さらに好ましくは約10個までの 炭素原子、さらに好ましくは約611までの炭素原子、さらに好ましくは約2個 〜約4個の炭素原子の、ヒドロカルビレン基またはヒドロカルビリデン基、好ま しくはアルキレン基またはアルキリデン基、さらに好ましくはアルキレン基であ る。R1およびR2は、約6個〜約20個の炭素原子、さらに好ましくは約10 個〜約14個の炭素原子、さらに好ましくは約12個の炭素原子の、好ましくは ヒドロカルビル基、さらに好ましくはアルキル基である。l実施態様では、R1 およびR2は、10個〜約14個の炭素原子、好ましくは約12個の炭素原子の 、アルキル基であり、R5は、エチレンまたはプロピレン、好ましくはエチレン であり、そしてR3およびR4は■である。
l実施態様では、成分(i)は、次式により表されるアシル化アミンである: 式(XXVI) 1?li、R1、R2、R3、R′、R5およびR6ハ、独立 して、R5または好ましくは約200個までの炭素原子、さらに好ましくは約1 00個までの炭素原子、さらに好ましくは約50個までの炭素原子、さらに好ま しくは約30個までの炭素原子、さらに好ましくは約6個〜約30個の炭素原子 の、ヒドロカルビル基である。R7およびR8は、独立して、好ましくは約20 個までの炭素原子、さらに好ましくは約10個までの炭素原子、さらに好ましく は約6個までの炭素原子、さらに好ましくは約2個〜約4mの炭素原子の、ヒド ロカルビレン基またはヒドロカルビリデン基、好ましくはアルキレン基またはア ルキリデン基、さらに好ましくはアルキレン基である。1実施態様では、R1お よびR6は、独立して、約6個〜約30個の炭素原子、さらに好ましくは約12 個〜約24個の炭素原子、さらに好ましくは約18個の炭素原子の、アルキル基 またはアルケニル基でアリ;R2、R3、R4およびR5は■であり;そして、 R7およびR11は、独立して、1個〜約4個の炭素原子の、アルキレン基、好 ましくはエチレンまたはプロピレン、さらに好ましくはプロビレ1実施態様では 、成分(i)はヒドロキシアジレンである。これらの化合物は、少なくとも1個 のヒドロキシアジレン基、> NOH,および上で論じたタイプの少な(とも1 個の他の官能基が存在することにより特徴づけられる。この他の官能基もまたヒ ドロキシアジレン基であり得る。
l実施態様では、成分(f)は、次式により表されるヒドロキシアジレンである : 式(XXVll) テit、R1,R2、R3、R′、R5およびR6+t、独 立シテ、■、または好ましくは約200個までの炭素原子、さらに好ましくは約 100個までの炭素原子、さらに好ましくは約50個までの炭素原子、さらに好 ましくは約30個までの炭素原子、さらに好ましくは約20個までの炭素原子の 、ヒドロカルビル基である。
1実施態様では、成分(f)は、次式により表されるヒドロキシアジレンである : 式(XXIX rl)では、R1およびR2は、独立して、H% または好まし くは約40個までの炭素原子、さらに好ましくは約6個〜約30個の炭素原子、 さらに好ましくは約12個〜約20個の炭素原子の、ヒドロカルビル基である。
R1およびR2中の全炭素原子数は、この成分を用いて形成された有機金属錯体 をディーゼル燃料に溶解するかまたは安定に分散し得るのに充分でなければなら ない。好ましくは、R1およびR2中の全炭素原子数は、少なくとも約6個の炭 素原子であり、さらに好ましくは少なくとも約10個の炭素原子である。
(10)ペンシト1アゾール 1実施態様では、成分(i)は、置換されたまたは置換されていないベンゾトリ アゾールである。適当な化合物の例には、ベンゾトリアゾール、アルキル置換さ れたベンゾトリアゾール(例えば、トルイルトリアゾール、エチルベンゾトリア ゾール、へ亭シルベンゾトリアゾール、オクチルベンゾトリアゾールなど)、ア リール置換されたベンゾトリアゾールく例えば、フェニルベンゾトリアゾールな ど)、アルカリール置換または了り−ルアルク置換されたベンゾトリアゾール、 および置換基が、例えば、ヒドロキシ、アルコキシ、ハロ(特にクロロ)、ニト ロ、カルボ牛シまたはカルボアルコ牛シである置換ベンゾトリアゾールである。
l実施態様では、成分(f)は、次式により表されるベンゾトリアゾールである : 式(XXIX)では、R1およびR2は、独立して、■、または好ましくは約2 00個までの炭素原子、さらに好ましくは約100個までの炭素原子、さらに好 ましくは約50個までの炭素原子、さらに好ましくは約30個までの炭素原子、 さらに好ましくは約20個までの炭素原子の、ヒドロカルビル基である。1実施 態様では、R1は、約6個〜約18個の炭素原子、さらに好ましくは約10個〜 約14個の炭素原子、さらに好ましくは約12111の炭素原子の、アルキル基 であり、モしてR2はHである。有用な化合物の例には、ドデシルベンゾトリア ゾールがある。
(11)ヱ」工仁腋 1実施態様では、成分(i)は、次式により表されるアミノ酸式(XXX)では  R1は、■またはヒドロカルビル基であす: R2は、R1またはアシル基で あり;R13およびR4は、それぞれ独立して、■または低級アルキル基であり ;そして2はOまたは1テする。このヒドロカルビル基R1およびR2は、上で 広範囲に定義のようなヒドロカルビル基のいずれか1種であり得る。
好ましくは、R1およびR2は、独立して、アルキル基、環状アルキル基、フェ ニル基、アルキル置換されたフェニル基、ベンジル基、またはアルキル置換され たベンジル基である。1実施態様では、R1およびR2は、それぞれ独立して、 1個〜約18個の炭素原子を有するアルキル基;シクロヘキシル基;フェニル基 ;1個〜約12個の炭素原子を有するアルキル置換基をフェニル環の4位置に含 むフェニル基:ベンジル基;または1個〜約12個の炭素原子のアルキル基をフ ェニル環の4位置に有するベンジル基である。一般に、式(XXX)のR′は、 メチル基のような低級アルキル基であり、モしてR2は、約4個〜約18個の炭 素原子を有するアルキル基である。
1実施態様では、R1は、上で定義のものと同じであり、モしてR2はアシル基 である。種々のアシル基がR2として使用され得るが、このアシル基は、一般に 、次式により表され得るここで、R5は、約30個までの炭素原子を有する脂肪 族基である。さらに一般的には、R5は、約12個〜約24個の炭素原子を有す る。このようなアシル置換されたアミノカルボン酸は、アミノカルボン酸と、カ ルボン酸またはカルボン酸ハロゲン化物との反応により得られる。例えば、脂肪 酸は、アミノカルボン酸と反応して、所望のアシル置換されたアミノカルボン酸 を形成し得る。ドデカン酸、オレイン酸、ステアリン酸、リノール酸などのよう な酸は、式(XXX)で表されるようなアミノカルボン酸(ここで、R2はHで ある)と反応し得る。
式(XXX)のR3基およびR4基は、それぞれ独立して、■または低級アルキ ル基である。一般に R3およびR4は、独立して、■またはメチル基であり、 多くの場合、R3およびR4はHである。
式(XXX)では、2はOまたは1であり得る。2が0のとき、このアミノ酸化 合物は、グリジン、α−アラニン、およびグリシンおよびα−アラニンの誘導体 である。2が1のとき、式(XXX>により表されるアミ/カルボン酸は、β− アラニン、またはβ−アラニンの誘導体である。
成分(i)として有用な式(XXX)のアミノ酸化合物は、先行文献で記述の方 法により調製され得、これらのアミノ酸の一部は市販されている。例えば、グリ シン、α−アラニン、β−アラニン、バリン、アルギニン、および2−メチルア ラニンがある。式(XXX)により表されるアミノ酸化合物(ここで、2は1で ある)の調製は、例えば、米国特許第4.077、941号に記述されている。
例えば、このアミノ酸は、次式のアミンR’ R2NII と、次式の化合物 1?3cFI= C(R’)−COOR’とを反応させ、次いで、このエステル を強塩基で加水分解しそして酸性化することにより調製され得る:ここで、R1 およびR2は、式(XXX)に関して、先に定義のものと同じであり、ここで、 R3およびR4は、式(XXX)に関して先に定義のものと同じであり、モして R6は、低級アルキル、好ましくはメチルまたはエチルである。不飽和エステル と反応し得るアミンには以下があるニジシクロヘキシルアミン、ベンジル−メチ ルアミン、アニリン、ジフェニルアミン、メチルエチルアミン、シクロヘキシル アミン、n−ペンチルアミン、ジイソブチルアミン、ジイソプロピルアミン、ジ メチルアミン、ドデシルアミン、オクタデシルアミンs Fn−オクチルアミン 、アミノペンタン、第二級ブチルアミン、プロピルアミンなど。
式(XXX)のアミノ酸化合物(ここで、R2は、メチル基またはアシル基であ る)は、次式の第一級アミン+1’Nh と、次式の化合物 [13CH−C(R’)−COOR’ とを反応させることにより調製され得る:ここで、R1は、式(XXX)に関し て先に定義のものと同じであり、ここで、R3、R4およびR6は、上で定義の ものと同じである。次に、この中間体は、このエステルのN−メチル化および加 水分解により、続いて酸性化により、そのメチル誘導体に転化される。対応する アシル誘導体は、この中間体を、酸または酸ハロゲン化物(例えば、ステアリン 酸、オレイン酸など)と反応させることにより形成される。式(XXX)により 表されるタイプの特定のアミノ酸は、以下の表1で示される。
(以下/i″:白) L (12)ヒドロオキサミン l実施態様では、成分(i)は、次式により表されるヒドロオキサミン酸である : R’−C(0)−NHQHCxxxr)式(XXXI)では、R1は、約6個〜 約200個の炭素原子、さらに好ましくは約6(1〜約100個の炭素原子、さ らに好ましくは約6個〜約50個の炭素原子、さらに好ましくは約6個〜約30 個の炭素原子の、ヒドロカルビル基である。l実施態様では、R1は、約12個 〜約24([の炭素原子、さらに好ましくは約16個〜約20個の炭素原子、さ らに好ましくは約18個の炭素原子の、アルキル基またはアルケニル基である。
有利には%R’はオレイルである。
成分(i)は、次式で表されるフェノール化合物であり得る両式(XXXI+) では、R1およびR2は、独立して、ヒドロカルビル基である。R3は、CH2 、SまたはCH20CH2である。l実施態様では、R1およびR2は、独立し て、一般に、約4個〜約20個の炭素原子を有する脂肪族基である。典型的なR 1基およびR2基の例には、ブチル、ヘキシル、ヘプチル、2−エチル−ヘキシ ル、オクチル、ノニル、デシル、ドデシルなどが包含される。式(XXX11) により表されるフェノール化合物は、適当な置換フェノールと、ホルムアルデヒ ドまたはイオウ化合物(filえば、二塩化イオウ)とを反応させることにより 調製され得る。1モルのホルムアルデヒドが2モルの置換フェノールと反応する とき、架橋基R3はCH2である。置換フェノールに対するホルムアルデヒドの モル比がl=1のとき、CH20CH2基により架橋されたビスフェノール化合 物が形成され得る。2モルの置換フェノールが、1モルの二塩化イオウと反応す るとき、イオウ原子で架橋されたビスフェノール化合物が形成される。1実施態 様では R1およびR2はプロピレンテトラマーでアリ、モしてR3はSである 。
(工4) ニ ム 成分(1)は、次式により表される芳香族二官能性化合物であり得る: 式(XXX111)では、R1は、1個〜約100個の炭素原子を有するヒドロ カルビル基である。■は、0〜4の数、好ましくはO〜2、さらに好ましくは0 または1である。TIは、G′に対してオルト位置またはメタ位置にある。G1 およびT1は、独立して、01lI、 NR2、NR2、C00111,、St lまたはC(0)11であり、ここで、Rは、Hまたはヒドロカルビル基である 。1実施態様では、この化合物はアミノフェノールである。好ましくは、このア ミノフェノールは、ヒドロカルビル基のような他の置換基を有し得るオルト−ア ミノフェノールである。1実施態様では、この化合物はニトロフェノールである 。好ましくは、このニトロフェノールは、ヒドロカルビル基のような他の置換基 を有し得るオルト−ニトロフェノールである。1実施態様では、式(XXX11 1)により表される化合物は、R1がドデシルであり、iが1であり、G1が0 11であり、T1がNo2であり、そしてNO2がOHに対してオルト位置にあ るニトロフェノールであり、この化合物は、ドデシルニトロフェノールである。
1実施態様テit、式(XXX111) +7)G’は011テあり、T’ + t N02 rあって、OHに対しオルト位置にあり、Iは1であり、モしてR 1は、次式により表される: 12R’N−1’ −NR5−R’ −ここで、R2、R3およびR5は、独立 して、■、または約40個までの炭素原子のヒドロカルビル基であり、そしてR 4およびR6は、独立して、10Ii〜約6個の炭素原子を有するアル牛しン基 またはアルキリデン基である。l実施態様では、R2は、約16個〜約20個の 炭素原子、さらに好ましくは約18個の炭素原子の、アルキル基またはアルケニ ル基であり、R3およびR5は■であり、R4は、エチレンまたはプロピレン、 好ましくはプロピレンであり、そしてR6は、メチレンまたはエチレン、好まし くはメチレンである。
(15)キサントゲン 成分(iHt、R’0C(−S)S−基(ここで、Rはヒドロカルヒル基である )を有する化合物であるキサントゲン酸塩であり得る。これらのキサントゲン酸 塩は、上で論じたタイプの少なくとも1個の他の官能基を有しなければならない 。この他の官能基は、キサントゲン酸塩基であり得る。1実施態様では、成分( i)は、次式により表されるキサントゲン酸塩である両式(XXXI!/)では 、R1は、約40個までの炭素原子、さらに好ましくは約6個〜約30個の炭素 原子、さらに好ましくは約10個〜約20個の炭素原子の、ヒドロカルビル基で ある。R’lt、好ましくは脂肪族、さらに好ましくはアルキルである。R2お よびR3は、約10個までの炭素原子、さらに好ましくは約6個までの炭素原子 、さらに好ましくは約2個または約3個の炭素原子の、アルキレン基である。G 1およびT1は、独立して、0■またはCNである。1実施態様では、R1は、 1個〜約10個の炭素原子のアルキル基であり、 R2およびR3は、エチレン またはプロピレン、好ましくはそれぞれエチレンであり;そしてG′およびTI はCNである。1実施態様では、R’はl1i5R6NR7−であり、ここで、 R5およびR6は、独立して、■または低級アルキル、好ましくはHであり、R ”は、エチレンまたはプロピレン、好ましくはプロピレンであり、R2およびR 3は、それぞれエチレンまたはプロピレンであり、モしてGlおよびTIは、C NまたはOHである。1実施態様では、R1は25R’NR’−であり、ここで 、R5は、約16個〜約201mの炭素原子をのアルキル基またはアルケニル基 であり、R’はHであり、R7は、エチレンまたはプロピレンであり、R2およ びR3は、それぞれ、エチレンまたはプロピレンであり、そして01およびTI は、CNまたはOHである。
(16)ホルマジルm l実施態様では、成分(i)は、次式により表されるホルマジルである: 式cxxxv>では、ArおよびAr’は、独立して、好ましくはベンゼン核ま たはナフタレン核、さらに好ましくはベンゼン核の、芳香族基である。R’、R 2およびR3は、独立して、■、または好ましくは約200個までの炭素原子、 さらに好ましくは約100個までの炭素原子、さらに好ましくは約50個までの 炭素原子、さらに好ましくは約30個までの炭素原子、さらに好ましくは約20 個までの炭素原子を有するヒドロカルビル基である。1実施態様では、Arおよ びAr’は、それぞれベンゼン核であり;R1は、約4個〜約12個の炭素原子 、さらに好ましくは約6個〜約10個の炭素原子、さらに好ましくは約8個の炭 素原子の、アルキル基または分枝したアルキル基であり;112は、■または低 級アルキルであり;そしてR3は、約6個〜約18個の炭素原子、さらに好まし くは約10個〜約14個の炭素原子、さらに好ましくは約12個の炭素原子の、 アルキル基である。1実施態様では、ArおよびAr’の両方はベンゼン核であ り、R′は、1−エチルペンチルであり、R2はドデシルであり、モしてR3は ■である。
(17)互12! 成分(i)はピリジン誘導体であり得る。1実施態様では、成分(i)は、次式 で表される2、2゛−バイピリジンである:式(XXXVI)では、1(11以 上の環炭素原子は、ヒドロカルビル基、好ましくは低級アルキル基で置換され得 る。1実施態様では、成分(i)は、次式により表される置換ピリジンである両 式(XXXVll) テit、R′ハ、E、tたlt好マシくハ約200個まで の炭素原子、さらに好ましくは約100個までの炭素原子、さらに好ましくは約 50mまでの炭素原子、さらに好ましくは約30個までの炭素原子、さらに好ま しくは約20個までの炭素原子を有するヒドロカルビル基である。R1は、好ま しくはHまたは低級アルキルである。式(XXXVII)では、1個以上の環炭 素原子は、ヒドロカルビル基、好ましくは低級アルキル基で置換され得る。
(以下余白) (1g) ホウ されたアシル アミン成分(i)は、ホウ素化されたアシル化 アミンであり得る。これらの化合物は、まず、ヒドロカルビル置換コハク酸生成 化合物(これは、時には、「コハク酸アシル化剤」と呼ばれる)と、窒素基に結 合した少なくとも1個の水素を有するアミンとを、この酸生成化合物1当量あた り、少なくとも約172当量で反応させることにより調製され得る。この方法で 得られる窒素含有組成物は、通常、錯体混合物である。これらの窒素含有組成物 は、時には、「アシル化アミン」と呼ばれる。この窒素含有組成物は、次いで、 以下からなる群から選択されたホウ素含有化合物と反応することにより、ホウ素 化されるm=酸化ホウ素、ハロゲン化ホウ素、ホウ素含有酸、ホウ素含有アミド 、およびホウ素含有酸のエステル。
このアシル化アミンは、以下を含む多くの米国特許に記述されている: 3.172.+192 3.341,542 3,630,9043.215. 707 L346.493 3,632.5113.272.746 3,44 4.170 3.787,374!、H6,1773,4S4.607 4,2 34.4353、541.012 上の米国特許の内容は、ここで有用なアシル化アミンの調製の教示に関して、こ こに明白に示されている。
一般に、アシル化アミンの調製の好都合な経路には、ヒドロカルビル置換コハク 酸生成化合物(「カルボン酸アシル化剤」)と、窒素原子に結合した少なくとも 1個の水素を有するアミン(すなわち、トl=)との反応が含まれる。この炭化 水素置換コハク酸生成化合物には、コハク酸、その無水物、ハロゲン化物および エステルが包含される。このコハク酸生成化合物の炭化水素置換基中の炭素原子 数は、それから生成される有機金属錯体がディーゼル燃料に溶解するかまたは安 定に分散し得るという条件で、広範囲に変えられ得る。この炭化水素置換基は、 一般に、平均して少なくとも約10個の脂肪族炭素原子、好ましくは少なくとも 約30個の脂肪族炭素原子、さらに好ましくは少な(とも約50個の脂肪族炭素 原子を有する。
この実質的な炭化水素置換基の原料には、主として、高分子量の実質的に飽和な 石油留分、および実質的に飽和なオレフィン性重合体が包含され、特に、2個〜 30個の炭素原子を有するモノオレフィンの重合体が包含される。特に有用な重 合体は、1−モノオレフィン(例えば、エチレン、プロペン、1−ブテン、イソ ブチン、1−ヘキセン、1−オクテン、2−メチル−1−ヘプテン、3−シクロ へキシル−1−ブテン、および2−メチル−5−プロピル−1−ヘキセン)の重 合体である。中間オレフィン、すなわち、オレフィン結合が末端位置にないオレ フィンの重合体も同様に有用である。これらは、2−ブテン、3−ペンテンおよ び4−オクテンにより例示される。
上で例示のオレフィンのようなオレフィンと、他のインターポリマー化可能なオ レフィン性物質(例えば、芳香族オレフィン、環状オレフィンおよびポリオレフ ィン)とのインターポリマーもまた有用である。このようなインターポリマーに は、例えば、イソブチンとスチレン;イソブチンとブタジェン;フロベンとイソ プレン;エチレンとピペリレン;イソブチンとクロロブレン;イソブチンとp− メチルスチレン;1−ヘキセンと1.3−へキサジエン;1−オクテンと1−へ 牛セン;1−ヘブテンと1−ペンテン;3−メチル−1−ブテンと1−オクテン ;3.3−ジメチル−1−ペンテンと1−ヘキセン;イソブチンとスチレンおよ びピペリレンなどとを重合させることにより調製されるものが包含される。
このインターポリマー中の他のモノマーに対するモノオレフィンの相対的な割合 は、このようなインターポリマーから誘導される最終生成物の安定性および油溶 性に影響を与える。
それゆえ、油溶性および安定性の理由から、本発明で使用が考慮されるインター ポリマーは、実質的に脂肪族でありかつ実質的に飽和であるべきであり、すなわ ち、脂肪族モノオレフィンから誘導された単位の重量基準で、少なくとも約80 %、好ましくは少なくとも約95%で含有し、そして炭素−炭素共有結合の全数 を基準にして、約5%以下(no legs than)のオレフィン性結合を 含有するべきである。大ていの場合には、オレフィン性結合の割合は、炭素−炭 素共有結合の全数の約2%より少ないべきである。
このようなインターポリマーの特定の例には、95%(重量基準)のイソブチン と5%のスチレンとの共重合体;98%のイソブチンと1%のピペリレンおよび 1%のクロロプレンとの三元共重合体;95%のイソブチンと2%の1−ブテン および3%の1−ヘキセンとの三元共重合体;60%のイソブチンと20%の1 −ペンテンおよび20%の1−オクテンとの三元共重合体;80%のl−ヘキセ ンと20%の!−ヘプテンとのJHi合体: 90%のイソブチンと2%のシク ロヘキセンと8%のプロペンとの三元共重合体;および80%のエチレンと20 %のプロペンとノ共重合体が包含される。
実質的な炭化水素基の他の原料には、飽和脂肪族炭化水素(例えば、高度に精製 された高分子量ホワイト油または合成アルカン)が含まれる。これらには、例え ば、上で例示の高分子量オレフィン性重合体または高分子量オレフィン性物質の 水素添加により得られるものがある。
約Too〜10. (tGoの数平均分子量(Mn)を有するオレフィン性重合 体を使用するのが好ましい。l実施態様では、この置換基は、約700〜約10 .000のMn値および1.0〜約4.0のMy/Mn値により特徴づけられた ポリオレフィンから誘導される。
この置換コへり酸アシル化剤を調製する際に、1種以上の上記ポリアルケンは、 マレイン酸反応物またはフマル酸反応物(例えば、酸またはその無水物)からな る群から選択される1種以上の酸性反応物と反応される。通常、このマレイン酸 反応物またはフマル酸反応物は、マレイン酸、フマル酸、無水マレイン酸、また はそれらの2種以上の混合物である。
このマレイン酸反応物は、通常、フマル酸反応物より好ましい。前者は、一般に 、より容易に入手でき、そしてより容易にポリアルケン(または、それらの誘導 体)と反応して、本発明で有用な置換されたコハク酸生成化合物が調製されるか らである。特に好ましい反応物は、マレイン酸、無水マレイン酸、およびそれら の混合物である。入手可能性および反応の容易さから、通常、無水マレイン酸が 使用される。
便宜上および簡潔性のために、「マレイン酸反応物」の用語が、しばしばこの後 で用いられる。これが用いられるとき、この用語は、マレイン酸反応物およびフ マル酸反応物から選択される酸性反応物(これには、このような反応物の混合物 が含まれる)の総称であることが理解されるべきである。また、「コハク酸アシ ル止剤」との用語は、置換されたコハク酸生成化合物を表すために、ここで用い られる。
本発明の置換コハク酸アシル止剤を調製するための1つの方法は、米国特許第3 .219.666号に、一部例示されている。これらの内容は、コハク酸アシル 止剤の調製に関する教示について、ここに明らかに援用されている。この方法は 、「2段階方法」として、都合よく示される。この方法には、まず、このポリア ルケンを塩素化し、次いで、この塩素化されたポリアルケンをマレイン酸反応物 と反応させることが包含される。
これらの置換コハク酸アシル止剤を調製する他の方法は、米国特許第3.912 .764号および英国特許第1.440.219号に記述の方法を利用し、両方 の内容は、その方法に関する教示について、ここに明白に援用されている。その 方法によると、このポリアルケンおよびマレイン酸反応物は、「直接アルキル化 」方法にて、それらを共に加熱することにより、まず反応される。直接のアルキ ル化工程が完結すると、この反応混合物に塩素が導入され、残りの未反応マレイ ン酸反応物の反応が促進される。
本発明の置換コハク酸アシル止剤を調製する他の方法は、いわゆる「1段階」方 法である。この方法は、米国特許第3゜215.707号および第3.231. 587号に記述されている。両方の特許の内容は、この方法に関する教示につい て、ここに明白に援用されている。この1段階方法は、ポリアルケンおよびマレ イン酸反応物の混合物(これは、本発明の所望の置換コハク酸アシル止剤を得る のに必要な量の両成分を含有する)を調製することを包含する。このことは、各 当量の置換基に対し少なくとも1個のコハク酸基が存在し得るように、各モルの ポリアルケンに対し、少なくとも1モルのマレイン酸反応物が存在しなければな らないという意味である。次いで、通常、攪拌しながらこの混合物に塩素ガスを 通すことにより、この混合物に塩素が導入される。
アシル化アミンを形成するために、コハク酸生成化合物と反応するアミンは、本 発明の芳香族マンニッヒを調製する際に上で記述したアミン(A−3)のいずれ かであり得る。好ましいクラスのこのようなアミンは、上の式(A−3−3>に より表されるアルキレンポリアミンである。
上記アミン(A−3)に加えて、ここで有用なアミンには、次式により表される ヒドロキシル含有アミンが挙げられる:ここで、各29、R19およびR目は、 独立して、Hまたはヒドロカルビル基、ヒドロキシヒドロカルビル基、アミノヒ ドロカルビル基またはヒドロキシアミノヒドロカルビル基であるが、但し、少な (とも1個のR9は、ヒドロキシヒドロカルビル基またはヒドロキシアミノヒド ロカルビル基である。R12は、好ましくはアルキレン基、さらに好ましくはエ チレンまたはプロピレン、さらに好ましくはエチレンである。nは0〜約5の数 である。例には、エタノールアミン、2−アミノ−1−ブタノール、2−アミノ −2−メチル−1−プロパツール、ジー(3−ヒドロキシプロピル)アミン、3 −ヒドロキシブチルアミン、4−ヒドロキシブチルアミン、2−アミ7−1−ブ タノール、2−アミノ−2−メチル−1−プロパ/−ル、2−アミノ−1−フロ パノール、3−アミ7−2−メチル−1−プロパツール、3−アミノ−1−プロ パツール、2−アミノ−2−メチル−1,3−プロパンジオール、2−アミノ− 2−エチル−1,3−プロパンジオール、ジェタノールアミン、ジー(2−ヒド ロキシプロピル)−アミン、ト(ヒドロキシプロピル)−プロピルアミン、N− (2−ヒドロキシエチル)−シクロヘキシルアミン、3−ヒドロキシシクロペン チルアミン、N−ヒドロキシエチルピペラジンなどが包含される。
ヒドロキシアルキル置換アルキレンアミン、すなわち、窒素原子上に1個以上の ヒドロキシアルキル置換基を有するアルキレンアミンも同様に、ここでの使用に 考慮される。このヒドロキシアルキル置換アルキレンアミンは、好ましくはその アルキル基が低級アルキル基であるもの、すなわち、約6個未満の炭素原子を有 するものである。このようなアミンの例には、ト(2−ヒドロキシエチル)エチ レンジアミン、N、N’−ビス(2−ヒドロキシエチル)エチレンジアミン、1 −(2−ヒドロキシエチル)ピペラジン、モノヒドロ牛ジプロピル置換ジエチレ ントリアミン、1.4−ビス(2−ヒドロキシプロピル)ピペラジン、ジヒドロ 牛ジプロピル置換テトラエチレンペンタアミン、N−(3−ヒドロキシプロピル )テトラメチレンジアミン、および2−ヘプタデシル−1(2−ヒドロキシエチ ル)ゴミ。ダシリンが包含される。
このコハク酸生成化合物と上記アミンとの反応により得られるアシル化アミンは 、アミン塩、アミド、イミド、イミダソリンオヨヒそれらの混合物であり得る。
このアシル化7ミンを調製するために、1種以上のコハク酸生成化合物および1 種以上のアミンは、高m(一般には、約80”Cから、この混合物または生成物 の分解点までの範囲の温度)で、必要に応じて、通常液体で実質的に不活性な有 機液体溶媒/希釈剤の存在下にて、加熱される。300℃が分解点を超えないな ら、通常、約1(10℃から約300℃までの範囲の温度が使用される。
このコハク酸生成化合物およびアミンは、酸生成化合物1当量あたり、少なくと も約172当量のアミンを提供するのに充分な量で反応する。一般に、存在する 最大量のアミンは、コハク酸生成化合物1当量あたり、約2モルである。本発明 の目的上、1当量のアミンとは、アミンの全重量を、存在する全窒素原子数で割 った値に相当するアミンの量である。それゆえ、オクチルアミンl!、その分子 量に等しい当量を有する;エチレンジアミンは、その分子量の172に等しい当 量を有する;そして、アミノエチルピペラジンは、その分子量の173に等しい 当量を有する。コハク酸生成化合物の当量数は、炭化水素置換されたコハク酸生 成化合物中に存在するカルボン酸官能性の数に依存する。それゆえ、炭化水素置 換されたコハク酸生成化合物の当量数は、そこに存在するコハク酸基の数によっ て変えられ、そして、一般に、アシル化試薬中の各コハク酸基に対し、2当量の アシル化試薬が存在する。カルボキシル官能性の数(例えば、酸価、ケン化価) 、つまり、アミンと反応するのに有効なアシル化試薬の当量数を決定するには、 通常の方法が用いられ得る。これらのアシル化アミンのWJ製六方法これ以上の 詳細な説明および例示は、例えば、米国特許系3.172.892号; jlI 3.219.666号;第3.272.746号;および第4.234.435 号に含まれ、その開示内容は、ここに示されている。
このアシル化アミンは、次いで、以下からなるクラスから選択される少な(とも 1種のホウ素化合物と反応するm:酸化ホウ素、ハロゲン化ホウ素、ホウ素含有 酸、ホウ素含有アミド、およびホウ素含有酸のエステル。このアシル化アミン中 間体と反応するホウ素化合物の量は、一般に、このアシル化アミンの各モルに対 し、約0.1原子割合のホウ素から、該アシル化アミンの窒素の各原子割合に対 し、約10原子割合のホウ素までを提供するのに充分な量である。さらに一般的 には、存在するホウ素化合物の量は、アシル化アミンの各モルに対し、約0.5 原子割合のホウ素から、用いられる窒素の各原子割合に対し、約2原子割合のホ ウ素までを提供するのに充分な量である。
有用なホウ素化合物には、酸化ホウ素、酸化ホウ素水和物、二酸化ホウ素、三フ ッ化ホウ素、三臭化ホウ素、三塩化ホウ素、ホウ素含有酸(例えば、ボロニン酸 くすなわち、アルキル−B(OH)2またはアリール−B(OH)2) 、ホウ 酸(すなわち、H3BO3) s テトラホウ酸(すなわち、H2BaOv)  、メタホウ酸(すなわち、HBO2) ) 、ホウ素含有無水物、ホウ素含有ア ミド、およびこのようなホウ素含有酸の種々のエステルが挙げられる。三ハロゲ ン化ホウ素と、エーテル、有機酸、無機酸または炭化水素との錯体を使用するこ とは、反応混合物中にホウ素含有反応物を導入する好都合な方法である。このよ うな錯体は周知であり、三フブ化ホウ素−トリエチルエステル、三フッ化ホウ素 −リン酸、三塩化ホウ素−クロロ酢酸、三臭化ホウ素−ジオキサン、および三フ ッ化ホウ素−メチルエチルエーテルにより、例示される。
ボロニン酸の特定の例には、メチルボロニン酸、フェニルボロニン酸、クロロへ 牛シルボロニン酸、p−へプチルフェニルボロニン酸、およびドデシルボロニン 酸が包含される。
ホウ素含有酸のエステルには、特に、ホウ酸と、例えば以下のようなアルコール またはフェノールとのモノ有機エステル、ジ有機エステルおよびトリ有機エステ ルが挙げられる:メタノール、エタノール、インプロパツール、シクロヘキサノ ール、シクロペンタノール、l−オクタツール、2−オクタツール、ドデカノー ル、ベヘニルアルコール、オレイルアルコール、ステアリルアルコール、ベンジ ルアルコール、2−ブチルシクロヘキサノール、エチレングリコール、プロピレ ングリコール、トリメチレングリコール、1.3−フタンジオール、2.4−ヘ キサンジオール、1.2−シクロへキサンジオール、1.3−オクタンジオール 、グリセロール、ペンタエリスリトール、ジエチレングリコール、カルピトール 、セロソルブ、トリエチレングリコール、トリプロピレングリコール、フェノー ル、ナフトール、p−ブチルフェノール、0.p−ジヘプチルフェノール、n− シクロヘキシルフェノール、2.2−ビス−(p−ヒドロキシフェニル)−プロ パン、ポリイソブチン(分子量は1500) l[換されたフェノール、エチレ ンクロロヒドリン、O−クロロフェノール、―−二トロフェノール、6−ブロモ オクタノールおよび7−ケドデカノール。低級アルコール、1.2−グリコール および1.3−グリコール、すなわち、約8個未満の炭素原子を有するものは、 本発明の目的上、ホウ酸エステルを調製するのに特に有用である。
ホウ素含有酸のエステルを調製する方法は、周知であり、当該技術分野で開示さ れている(例えば、”Chemcal ReviewS、”I)L 959〜1 064.56巻)。それゆえ、1方法には、三塩化ホウ素と、3モルのアルコー ルまたはフェノールとを反応させて、トリ有機ホウ酸エステルを得ることが包含 される。他の方法には、酸化ホウ素とアルコールまたはフェノールとの反応が包 含される。他の方法には、テトラホウ酸と3モルのアル;−ルまたはフェノール との直接のエステル化が包含される。さらに他の方法には、ホウ酸とグリコール との直接のエステル化により、例えば、環状アルキレンホウ酸エステルを形成す ることが包含される。
このアシル化アミンとホウ素化合物との反応は、所望の温度にて、これらの反応 物を単に混合することにより、行われ得る。不活性溶媒の使用は任意であるが、 特に、粘性の高い反応物または固体反応物が反応混合物中に存在するとき、その 使用は、しばしば、望ましい。この不活性溶媒は、炭化水素(例えば、ベンゼン 、トルエン、ナフサ、シクロへ牛サン、n−ヘキサン)、または鉱油であり得る 。この反応温度は、広範囲で変えられ得る。通常、反応温度は、好ましくは約5 0℃と約250℃の間である。ある場合には、反応温度は、25’C以下であっ てもよい。反応温度の上限は、特定の反応混合物および/または生成物の分解点 である。
この反応は、通常、005時間〜6時間といった短時間で完結する。反応が完結 した後、この生成物は溶媒に溶解され、そして得られた溶液は、それが不透明で あるかまたは不溶物質を含有すると思われるなら、遠心分離または濾過により精 製され得る。通常、この生成物は、それ以上の精製が不要であるかまたは任意で ある程度に、充分に純粋である。
このアシル化アミンとホウ素化合物との反応により、ホウ素、およびこのアシル 化アミン反応物中に最初に存在していた実質的に全ての窒素を含有する生成物が 得られる。この反応により、ホウ素と窒素の間で錯体が形成されると考えられる 。このような錯体は、ある場合には、1原子割合より多いホウ素と1原子割合の 窒素とを含み、他の場合には、1原子割合より多い窒素と1原子割合のホウ素と を含む。この錯体の性質は明らかではない。
錯体形成の正確な化学量論は知られていないので、この方法で用いられる反応物 の相対的な割合は、主として、本発明の目的上、生成物の有用性の考慮に基づい ている。この点では、有用な生成物は、以下の反応混合物から得られる:この反 応混合物では、これらの反応物は、各モルのアシル化アミンに対し、約0.1原 子割合のホウ素から、用いられる該アシル化アミンの各原子割合の窒素に対し、 約10原子割合のホウ素までを提供するような相対割合で存在している。反応物 の有用な量は、各モルのアシル化アミンに対し約0.5原子割合のホウ素から、 各モルのアシル化アミンに対し約2原子割合のホウ素までを提供するような量で ある。例示のために、1分子あたり5個の窒素原子を有するアシル化アミン1モ ルと共ニ用いられる、1分子あたり1個のホウ素原子を有するホウ素化合物の量 は、約(1,1モル−約SOモルの範囲内、好ましくは約0.5モル〜約10モ ルの範囲内である。
1実施態様では、これらのホウ素化されたアシル化アミンは、本発明の有機金属 錯体の形成において、成分(i)として有用である。他の実施態様では、これら のホウ素化されたアシル化アミンは、本発明の有機金属錯体として有用である。
(19)’ン アシル アミン 成分(i)は、リン含有アシル化アミンであり得る。これらの化合物は、(P− 1)少なくとも1種のカルボン酸アシル化剤、(P−2)その構造内に、少なく とも1個のH−N=基が存在することにより特徴づけられる少なくとも1種のア ミン、および(P−3)次式の少なくとも1種のリン含有酸の反応により調製さ れる: 式(P−3−1) テi!、各X1、x2、xlおよびX′は、独立して、酸素 またはイオウであり、各mは、0またはlであり、そして各R1およびR2は、 独立して、ヒドロカルビル基である。このカルされたアシル化アミンの調製に関 して、上に記述されている。このリン含有酸(F’−3)には以下が包含される :i、次式に対応するジヒドロカルビルジチオホスフィン酸2、次式に対応する S−ヒドロカルビルヒドロカルビルトリチオホスホン酸: 3、次式に対応するO−ヒドロカルビルヒドロカルビルジチオホスホン酸: 4、次式に対応する53S−ジヒドロカルビルテトラチオIJ ン酸: 5、次式に対応する01S−ジヒドロカルビルトリチオリン酸6゜次式に対応す る0、0−ジヒドロカルビルジチオリン酸:次式の有用な酸は、三硫化リン(P 2S5)とアルコールまたはフェノールとの反応により容易に得られる:この反 応は、約り0℃〜約200℃の温度にて、4モルのアルコールまたはフェノール と、1モルの三硫化リンとを混合することを包含する。この反応では、硫化水素 が遊離する。これらの酸の酸素含有類似体は、このジチオ酸を、イオウ原子の1 個または両方を実質的に置換する水または蒸気で処理することにより好都合に調 製される。
有用なリン含有酸は、リンおよびイオウ含有酸である。これらの酸には、以下の 酸が包含される:この酸では、少なくとも1個のxlまたはx2はイオウであり 、さらに好ましくはxlおよびx2の両方がイオウであり、少なくとも1個のx 3およびxlは、酸素またはイオウであり、さらに好ましくはx3およびx4の 両方は酸素であり、そして、mは1である。これらの酸の混合物は、使用され得 る。
各R1およびR2は、独立して、好ましくはアセチレン性不飽和のないヒドロカ ルビルベースの基であり、そして、通常はまた、エチレン性不飽和のないヒドロ カルビルベースの基であり、そして約1個〜約50個の炭素原子、好ましくは約 1個〜約30個の炭素原子、さらに好ましくは約3個〜約18個の炭素原子を有 する。1実施態様では、各R1およびR2は、同一または異なり、約4個〜約8 個の炭素原子を有する。各 R1およびR2は、例えば、イソプロピル、イソブ チル、4−メチル−2−ペンチル、2−エチルヘキシル、イソオクチルなどであ り得る。
各R1およびR2は、互いに同一であり得るが、異なっていてもよく、そしてい ずれかまたは両方は混合物であり得る。各R1およびR2は、好ましくはアルキ ルであり、さらに望ましくは分枝したアルキルである。
このリン含有アシル化アミンを形成する反応は、成分(P−1)、(P−2)お よび(P−3)を、任意の順序で混合することにより行われ得る。3種の反応物 の全ては、室温で混合され、そして約80℃より高い温度に加熱されて、アシル 化が行われ得る。この反応は、まず成分(P−2)と(P−3)とを反応させ、 次いで、この中間生成物を成分(P−1)でアシル化させるか、または成分(P −2)を成分(P−1)でアシル化させ、次いで、このアシル化アミンを成分( P−3)と反応させることにより、同様に行われ得る。このアシル化を行うのに 好ましい温度は、約ioo℃と約300℃のまで間であり、好ましくは約15( 1℃と250℃の間である。
このアシル化は水の形成を伴う。形成された水は、反応混合物を100″C以上 に加熱することにより除去され得る。この水の除去は、このような加熱中に、こ の反応混合物に不活性ガス(例えば、窒素)を吹き込むことにより促進され得る 。この水の除去は、この反応混合物中に、水と共に蒸留可能な共沸混合物を形成 する不活性溶媒を使用することによっても促進され得る。このような溶媒の例に は、ベンゼン、n−へキサン、トルエン、キシレンなどがある。このような溶媒 の使用により、かなり低い温度(例えば、80℃)にて、水の除去が可能となる 。
この方法で使用される反応物の相対的な割合は、本発明の目的上、この方法に関 与する反応の化学量論、およびそれから得られる生成物の有用性に基づく。使用 される成分(P−1)および(P−3)の最小量は、成分(P−2)の各モルに 対し、該成分(P−1)および(P−3)それぞれ約0.5当量である。使用さ れる成分(P−1)および(P−3)の最大量は、使用される成分(P−2)の 全当量数を基準にしている。
これらのリン含有アシル化アミンを製造する目的上、アミン(P−2)の当量数 は、このようなアミン中のHN<基の数を基準にしている。アミンの当量は、ア ミンの全重量を、存在するilN<基の全数で割った値である。それゆえ、エチ レンジアミンはその分子量の172に等しい当量を有する;そして、テトラエチ レンペンタアミンはその分子量の175に等しい当量を有する。また、例えば、 市販のアミン混合物の当量は、窒素の原子量(14)を、そのアミンに含有され ている窒素の重量パーセントで割ることにより決定され得る。従りて、34%の 窒素を育するアミン混合物は、41,2の当量を有する。アミンの当量数は、そ の全重量をその当量で割ることにより決定され得る。
アシル化剤(P−1)の当量数は、このアシル化剤中に存在するカルボン酸官能 性(例えば、カルボン酸基またはそれらの機能性誘導体)の数に依存する。それ ゆえ、アシル化剤の当量数は、そこに存在するカルボキシ基の数によって変えら れる。アシル化剤の当量数を決定する際に、カルボン酸アシル化剤として反応し 得ないカルボキシル官能性は、除外される。
しかしながら、一般に、このアシル化剤では、各カルボキシ基に対し、1当量の アシル化剤が存在する。例えば、1モルのすレフイン性ポリマーと1モルの無水 マレイン酸との反応から誘導されるアシル化剤では、2個のカルボキシ基が存在 する。カルボキシル官能性の数(例えば、酸価、ケン化価)、つまり、アミンと 反応できるアシル化剤の当量数を決定するためには、従来の方法が容易に利用可 能である。
成分(P−3) ノ当量は、成分(P−3)の分子量を、−PXXI!基の数で 割ることにより決定され得る。これらは、通常、成分(P−3)の構造式から、 または経験的には、周知の滴定方法によって決定され得る。成分(P−3)の当 量数は、成分(P−3)の重量をその当量で割ることにより決定され得る。
1モルの成分(P−2)と反応し得る成分(P−1)および(P−3)を組み合 わせた最大当量は、IIN<基の数に等しい。もし過剰の成分(P−1)および (P−3)が用いられるなら、この過剰量は、反応に関与しない。他方、もし使 用される成分(P−1)および(P−3)の全量が、その最大量より少ないなら 、生成物は、未反応の遊離したアミノ窒素原子を含有する。有用な生成物は、成 分(P−1)および(P−3)を、約0.5:4.5〜約4.5二0.5の当量 比の限度内の相対量で使用することにより得られる。
これらの反応物の相対割合の限界を例示する特定の例は、以下である:1モルの テトラアルキレンペンタアミンは、約0゜5当量〜約4.5当量のポリイソブチ ン置換された無水コハク酸、および約0.5当量〜約4.5当量のジチオリン酸 と反応する。
(20)旦三二土延!盗 成分(i)は、次式により表されるピロール誘導体であり得る式(XXXI/I l+) テは、T′は、OH,NR2、NR2、CoOR%SHまタハC(0) Bであり、ここで、Rは、■またはヒドロカルビル基、好ましくは低級アルキル 基である。各環炭素原子は、ヒドロカルビル基、好ましくは低級アルキル基で置 換され得る。
(21)ヱエヱエユヱ 成分(i)は、1種以上のポルフィリンであり得る。これらのポルフィリンは、 メチレン基で結合した4個のビロール環を含有するクラスの複素環化合物である 。これらの化合物は、次式により表され得る: 式(XX、XIX) ”!’It、R1、R2、R3、R′、R5、R6、R7 おヨヒR8ハ、独立して、■、または好ましくは約200個までの炭素原子、さ らに好ましくは約100個までの炭素原子、さらに好ましくは約50個までの炭 素原子、さらに好ましくは約30個までの炭素原子、さらに好ましくは約10個 までの炭素原子の、ヒドロカルビル基である。1実施態様では、各R1、R2、 R3、R4、R6、R6、R7および1111は、独立して、■、低級アルキル 、低級アルケニル、低級ヒドロキシ置換アルキル、または−cooHで置換され た低級アルキルである。例には、ピロポルフィリン、ロードポルphyrin) 、フィロエリスワン(phyllosrythrfn)、デユーテロポルフイリ ン(dueteroporphyrin)、エチオポルフィリン(etiopo rphyrin)IIL プロトポルフィリン(protoporphyrfn )、ヘマトポルフィリン(hematoporphyrfn)、メンポルフィリ ン(mes。
porphyrin)IX、 コブロポルフィリン(eoproporphyr in)、ウロポルフィリン(uroporphyrin)、およびビリルビン( bHirubin)が挙げられる。
(22)旺n区里差 成分(i)は、次式により表されるエチレンジアミン四酢酸(EDTA)誘導体 であり得る: 式(XL) rハ、R’s l112、I!3オヨびR′ハ、独立シテ、H、マ タハ好ましくは約200個までの炭素原子、さらに好ましくは約100個までの 炭素原子、さらに好ましくは約50個まセの炭素原子、さらに好ましくは約30 個までの炭素原子、さらに好ましくは約20個までの炭素原子の、ヒドロカルビ ル基である。!実施態様では、R’SR2、R3およびR4は、独立して、■ま たは低級脂肪族ヒドロカルビル基、好ましくはHまたは低級アルキル基である。
成j」土■: この銅含有の有機金属錯体中で使用される金属は、Cusまたはにal K、M g−Cas 5rSBa%V% Cr%MO% Fes C0% Zns Bs  Pb、 Sb、 Ti、Mns Zrの1種以上またはそれらの2種以上の混 合物と、Cuとの組み合せである。この金属は、Fe、 VまたはMnの1種以 上と、Cuとの組み合わせを含有し得る。この金属は、Fe、 B、 Zn、  Mg、 Ca%Ha、 K、 Sr、 Ti、 MnまたはZrの1種以上と、 Cuとの組み合わせであり得る。
この金属反応物(ji)は、硝酸塩、亜硝酸塩、ハロゲン化物、カルボン酸塩、 リン酸塩、亜リン酸塩、硫酸基、亜硫酸塩、炭酸塩、ホウ酸塩、水酸化物または 酸化物であり得る。この金属反応物(i i)として有用な銅化合物には、プロ ピオン酸箪二銅、酢酸第二銅、メタホウ酸第二銅、安息香酸第二銅、フマル酸第 二銅、ラウリン酸箪二銅、亜硝酸第二銅、オキシ塩化第二銅、パルミチン酸第二 銅、サリチル酸策二銅、炭酸銅、ナフテン酸銅が包含される。
他の金属が銅と組み合わせて用いられるとき、有用な金属反応物(if)には、 硝酸策−コバルト、酸化箪−コバルト、酸化mニコバルト、亜硝酸コバルト、リ ン酸第二コバルト、塩化箪−コバルト、炭酸第一コバルト、酢酸第ニクロム、酢 酸第ニクロム、臭化系ニクロム、塩化第一クロム、フッ化第ニクロム、酸化第一 クロム、亜硫酸系ニクロム、硫酸第一クロム七水和物、硫酸系ニクロム、ギ酸第 ニクロム、ヘキサン酸第ニクロム、オキシ塩化クロム、リン酸第ニクロム、酢酸 第一鉄、安息香酸亜鉛鉄、臭化系−鉄、炭酸第一鉄、ギ酸第二鉄、乳酸第一鉄、 酸化第一鉄、酸化第二鉄、次亜リン酸第二鉄、硫酸第二鉄、亜硫酸第一鉄、亜硫 酸水素第二鉄、安息香酸亜鉛、ホウ酸亜鉛、臭化亜鉛、ヨウ化亜鉛、乳酸亜鉛、 酸化亜鉛、ステアリン酸亜鉛、亜硫酸亜鉛、酢酸ナトリウム、安息香酸ナトリウ ム、炭酸水素ナトリウム、硫酸水素ナトリウム、亜硫酸水素ナトリウム、臭化ナ トリウム、炭酸ナトリウム、塩化ナトリウム、クエン酸ナトリウム、水酸化ナト リウム、次亜リン酸ナトリウム、ヨウ化ナトリウム、メタ亜硫酸水素ナトリウム 、ナフテン酸ナトリウム、亜硝酸ナトリウム、リン酸ナトリウム、亜硫酸ナトリ ウム、酢酸カリウ・ム、安息香酸カリウム、炭酸水素カリウム、硫酸水素カリウ ム、亜硫酸水素カリウム、臭化カリウム、炭酸カリウム、塩化カリウム、クエン 酸カリウム、水酸化カリウム、次亜リン酸カリウム、ヨウ化カリウム、メタ亜硫 酸水素カリウム、ナフテン酸カリウム、亜硝酸カリウム、ペンタホウ酸カリウム 、リン酸カリウム、亜硫酸カリウム、酸化ホウ素、三臭化ホウ素、三塩化ホウ素 、三塩化ホウ素、酢酸カルシウム、亜硫酸水素カルシウム、臭化カルシウム、炭 酸カルシウム、塩化カルシウム、二酸化カルシウム、フッ化カルシウム、水酸化 カルシウム、ヨウ化カルシウム、ラウリン酸カルシウム、ナフテン駿カルシウム 、硝酸カルシウム、亜硝酸カルシウム、シュウ酸カルシウム、過酸化カルシウム 、リン酸カルシウム、亜リン酸カルシウム、ステアリン酸カルシウム、硫酸カル シウム、亜硫酸カルシウム、酢酸マグネシウム、亜硫酸水素マグネシウム、臭化 マグネシウム、炭酸マグネシウム、塩化マグネシウム、フッ化マグネシウム、水 酸化マグネシウム、ヨウ化マグネシウム、ラウリン酸マグネシウム、ナフテン酸 マグネシウム、亜硝酸マグネシウム、シュウ酸マグネシウム、リン酸マグネシウ ム、亜リン酸マグネシウム、ステアリン酸マグネシウム、硫酸マグネシウム、亜 硫酸マグネシウム、酢酸ストロンチウム、亜硫酸水素ストロンチウム、臭化スト ロンチウム、炭酸ストロンチウム、塩化ストロンチウム、フッ化ストロンチウム 、水酸化ストロンチウム、ヨウ化ストロンチウム、ラウリン酸ストロンチウム、 ナフテン酸ストロンチウム、亜硝mストロンチウム、シコウ酸ストロンチウム、 リン酸ストロンチウム、亜リン酸ストロンチウム、ステアリン酸ストロンチウム 、硫酸ストロンチウム、亜硫酸ストロンチウム、酢酸バリウム、亜硫酸水素バリ ウム、臭化バリウム、炭酸バリウム、塩化バリウム、ツブ化バリウム、水酸化バ リウム、ヨウ化バリウム、ラウリン酸バリウム、ナフテン酸バリウム、亜硝酸バ リウム、シック酸バリウム、リン酸バリウム、亜リン酸バリウム、ステアリン酸 バリウム、硫酸バリウム、亜硫酸バリウム、酢酸第一マンガン、安息香酸第一マ ンガン、炭酸第一マンガン、二塩化マンガン、三塩化マンガン、クエン酸第−マ ンガン、[第一マンガン、硝酸第一マンガン、シュウ酸第−マンガン、リン酸第 二マンガン、ピロリン酸第−マンガン、メタリン酸箪二マンガン、吉草酸箪−マ ンガン、二酸化チタン、−酸化チタン、シコウ酸チタン、硫酸チタン、四塩化チ タン、酢酸ジルコニウム、酸化ジルコニウム、炭酸ジルコニウム、塩化ジルコニ ウム、フッ化ジルコニウム、水酸化ジルコニウム、乳酸ジルコニウム、ナフテン 酸ジルコニウム、硝酸ジルコニウム、オルトリン酸ジルコニウム、リン酸ジルコ ニウム、ビロリン酸ジルコニウム、硫酸ジルコニウム、四塩化ジルコニウムおよ び四塩化ジルコニウムが包含される。上の化合物の水和物は有用である。
≦る 成分(f)および(ii)から、本発明の有機金属錯体を形成する反応は、これ らの反応物を適当な温度で単に混合することにより行われ得る。この反応は、少 なくとも約80℃の温度で行われ得る。ある場合には、この反応温度は、室温( 例えば、約20℃)程度の低温であり得る。反応温度の上限は、反応混合物の分 解点であるが、250℃より高い温度はめったに必要とされない。
この反応は、好ましくは、反応物または生成物が溶解性であるような希釈剤また は溶媒の存在下にて行われる。この溶媒は、いずれの流動性の不活性溶媒であり 得、例えば、ベンゼン、キシレン、トルエン、溶油、鉱油、クロロベンゼン、ジ オキサンなどがある。
成分(i)および(ti)の相対量は、広範囲に変わる。通常、成分(01当量 あたり、少なくとも約0.1当量の成分(ii)が用いられる。成分(if)の 量は、好ましくは成分(i) 1当量あたり、成分(11)が約0.05〜約1 当量、さらに好ましくは約0.1〜約0.4当量であり得る。成分(i)の当量 は、成分(Xi)中の金属と錯体を形成し得る、成分(i)中の官能基の数に基 づく。それゆえ、プロピレンテトラマ一二トロフェノールの当量は、その分子量 の172に等しい。成分(if)の当量は、分子内の金属原子の数に基づく。そ れゆえ、酸化第一銅の当量は、その分子量の172であり、そして水酸化第二銅 の当量は、その分子量である。
また、成分(ff)の相対量は、ある程度、成分(iD反応物の金属の配位数に 基づく。例えば、6当量の成分(i)は、金属が配位数6を有する金属反応物1 当量と結合し得る。
成分(Dと成分O1)との反応により得られる生成物は、「有機金属錯体」であ る。すなわち、この生成物は、成分(i)中の官能基と成分(fi)中の金属と を、金属の二価原子価によって結合させることにより得られる。この有機金属錯 体の正確な性質は知られていない。本発明の目的上、このような錯体は、排気系 の微粒子トラップに集められた排気粒子の点火温度を低めるために、該トラップ を蒲えたディーゼルエンジンに使用できる程度に、ディーゼル燃料中で充分に安 定であることだけが必要である。
1実施悪様では、この有機金属錯体は、シブフ塩基と組合わせな芳香族マンニッ ヒ(このマンニッヒは、芳香族フェノール、アルデヒドまたはケトン、およびヒ ドロキシル含有および/またはチオール含有アミンから誘導される)の遷移金属 錯体以外である。
l実施態様では、この有機金属錯体は、オキシムと組み合わせた芳香族マンニッ ヒ(このマンニッヒは、芳香族フェノール、アルデヒドまたはケトン、およびヒ ドロキシル含有および/またはチオール含有アミンから誘導される)の遷移金属 錯体以外である。
1実施態様では、この有機金属錯体は、ドデシルサリチルアルドキシムと組み合 わせた芳香族マンニッヒ(このマンニッヒは、ドデシルフェノール、エタノール アミンおよびパラホルムアルデヒドから誘導される)の銅錯体以外である。
以下の実施例は、本発明に従って用いられる有機金gX錯体のII製を例示する 。他に指示がなければ、以下の実施例および本明細書全体および添付の請求の範 囲では、全ての部およびパーセントは重量基準であり、全ての圧力は大気圧であ り、そして全ての温度は摂氏である。
(以下余白) 実施Pli Ali : 8−ヒドロキシキノリン290グラム、パラホルムアルデヒド66 グラム、アルメーン(Armeen) OL (脂肪アミンの混合物として同定 されたアルマツク(Armak)の生成物:約95重量%の第一級アミン含量を 有し、残りは第二級アミンおよび第三級アミンであって、その鎖長はCI2〜C Il+の範囲であり、約79重量%はC111である)556グラム、およびト ルエン80■lを、水冷却器を備えたフラスコ中で共に混合し、還流温度まで加 熱し、そして還流状態で2〜3時間維持する。この冷却器に水45グラムを集め る。真空を用いて、この混合物から溶媒をストリッピングする。この混合物をケ イソウ出で濾過すると、オイル状の生成物848グラムが得られる。
]BHA部の生成物212グラム、炭酸銅28グラムおよびトルエン250 m lを、水冷却器を備えたフラスコ中で共に混合する。
この混合物を還流温度まで加熱し、そして還流状態で2時間維持する。溶媒を除 去し、残留物をケイソウ土で濾過すると、オイル状で5.3重量%の銅含量を有 する生成物255グラムが得られる。
実施例2 アルオキシム(Aloxjme) 200 (7−ドデシル−8−ヒドロ亭シ牛 ノリンとして同定されたヘンケル(Henkel)の生成物)78グラム、炭酸 銅14グラム、100 N鉱油55グラムおよびトルエン1001を、水冷却器 を備えたフラスコ中で共に混合する。この混合物を還流温度まで加熱し、そして 還流状態で2時間維持する。この冷却器に水4グラムを集める。真空を用いて、 この混合物から溶媒をストリフピングすると、緑色のオイル状で4.3重量%の 銅含量を有する生成物120グラムが得られる。
実施例3 人里: p−へブチルフェノール203グラム、デコオメーン(Duomeen )T (N−タロー1.3−ジアミノプロパンとして同定されたアルマツク(A rmak)の生成物)350グラム、パラホルムアルデヒド33グラムおよびト ルエン250膳lを、水冷却器を備えたフラスコ中で共に混合する。この混合物 を還流温度まで加熱し、そして還流状態で2時間維持する。この水冷却器に水2 3グラムを集める。真空を用いて、この混合物から溶媒をストリッピングすると 、茶色のオイル状の生成物500グラムが得られる。
■:A部の生成物141グラム、8重量%の銅含量を有するナフテン酸1i15 7グラム、およびトルエン200 mlを、水冷却器を備えたフラスコ中で共に 混合する。この混合物を60℃まで加熱し、そしてこの温度で2時間維持する。
この混合物を、次いで、還流温度まで加熱し、そして還流状態で2時間維持する 。20 ++n、Hg、の絶対圧でこの混合物を150℃まで真空加熱すること により、この混合物から溶媒をストリッピングする。
この混合物を濾過すると、緑茶色のオイル状で4.6重量%の銅含量を有する生 成物260グラムが得られる。
実施例4 AJ%:プロピレンテトラマーフェノール530グラム、および酢酸400グラ ムを、水冷却器を備えそして冷却浴に沈めたフラスコ中で混合する。混合物の温 度を15℃より低く維持しつつ、この混合物に、70%硝酸溶液140 mlを 加える。この混合物を室温まで加熱し、そして攪拌しながら室温で2〜3時間維 持する。この混合物を100℃まで加熱する。20 mtHg、の絶対圧でこの 混合物を130〜140℃まで加熱することにより、この混合物から酢酸および 水をストリッピングする。この混合物をケイソウ土で濾過すると、橙茶色のオイ ル状の生成物600グラムが得られる。
■:A部の生成物200グラム、8重量%の銅含量を有するナフテン酸銅255 グラム、およびトルエン250 mlを、水冷却器を備えたフラスコ中で窒素ブ ランケット下で共に混合する。
この混合物を還流温度まで加熱し、そして還流状態で2時間維持する。真空を用 いて、この混合物から溶媒をストリッピングする。この混合物をケイソウ土で濾 過すると、緑色のオイル状で4.8重量%の銅含量を有する生成物390グラム が得られる。
実施例5 AJI : p−ヘプチルフェノール203グラム、パラホルムアルデヒド66 グラム、テトラエチレンペンタアミン206グラムおよびトルエン250謹1を 、水冷却器を備えたフラスコ中で混合する。
この混合物を還流温度まで加熱し、そして還流状態で2時間 ′維持する。この 冷却器に水40グラムを集める。100N鉱油150グラムを加える。この混合 物をケイソウ土で濾過すると、オイル状の生成物560グラムが得られる。
1里=A部の生成物242グラム、および8重量%の銅含量を有するナフテン酸 銅393グラムを、100〜120℃の温度まで加熱し、そして攪拌しながらこ の温度で2時間維持する。真空下での蒸発を用いて、この混合物から揮発性物質 25グラムを除去する。120’ Fの温度でこの混合物をケイソウ出で濾過す ると、緑青色のオイル状で3.84重量%の銅含量を育する生成物563グラム が得られる。
実施例6 An: p−ヘプチルフェノール406グラム、パラホルムアルデヒド66グラ ム、エチレンジアミン31グラムおよびトルエン250 mlを、水冷却器を備 えたフラスコ中で混合する。この混合物を還流温度まで加熱し、そして還流状態 で2時間維持する。
この冷却器に水40グラムを集める。真空を用いて溶媒を蒸発させると、生成物 470グラムが得られる。
flu:A部の生成物270グラム、および8重量%の銅含量を有するナフテン 酸銅459グラムを混合し、100〜120℃の温度まで加熱し、そしてこの温 度で2時間維持する。この混合物をケイソウ土で濾過すると、緑色のオイル状で 5.06重量%の銅含量を有する生成物653グラムが得られる。
実施例7 AJ: p−へブチルフェノール406グラム、ジメチルプロピレンジアミン2 04グラム、パラホルムアルデヒド66グラムおよびトルエン250謹lを、水 冷却器を備えたフラスコ中で混合する。
この混合物を還流温度まで加熱し、そして還流状態で2〜3時間維持する。この 冷却器に水37グラムを集める。溶媒を除去しそしてこの混合物を濾過すると、 オイル状の生成物580グラムが得られる。
jlSA部の生成物178グラム、および8重量%の銅含量を宵するナフテン酸 銅196グラムを混合し、 90〜100℃の温度まで加熱し、そして攪拌しな がらこの温度で2時間維持する。
この混合物をケイソウ土で濾過すると、緑色のオイル状で4゜4重量%の銅含量 を有する生成物360グラムが得られる。
実施例8 y:p−ヘプチルフェノール406グラム、3.3°−ジアミノ−N−メチルジ プロピルアミン145グラム、パラホルムアルデヒド66グラムおよびトルエン 200■1を、水冷却器を備えたフラスコ中で混合し、還流温度まで加熱し、そ して還流状態で2〜3時間維持する。この冷却器に水35グラムを集める。真空 を用いて溶媒を除去する。この混合物をケイソウ土で濾過すると、オイル状の生 成物5i0グラムが得られる。
jLjlL:A部の生成物290グラム、および8重量%の銅含量を有するナフ テン酸銅393グラムを、90〜100℃の温度まで加熱し、そして攪拌しなが らこの温度で2時間維持する。この混合物をケイソウ土で濾過すると、オイル状 で4゜9重量%の銅含量を有する生成物628グラムが得られる。
実施PI9 人里: ドデシル無水コノ1り酸262グラム、12重量%のイオウ含量を有す るt−ドデシルメルカプタンおよびプロピレンオキシドのヒドロキシチオエーテ ル266グラム、p−)ルエンスルホン酸5グラムおよびトルエン200 ml を混合し、還流温度まで加熱し、そして還流状態で8〜10時間維持する。溶媒 を除去し、そしてこの混合物をケイソウ土て濾過すると、淡黄色のオイル状の生 成物520グラムが得られる。
1里:A部の生成物396グラム、炭酸銅41グラム、100N鉱油200グラ ムおよびトルエン250 mlを、水冷却器を備えたフラスコ中で混合し、そし て50〜60℃の温度まで加熱する。この混合物に水酸化アンモニウム水溶液5 0グラムを加える。この混合物を、窒素を吹き込みつつ、90〜110℃の温度 まで加熱する。
この冷却器に水50グラムを集める。この混合物を還流温度まで加熱し、そして 還流状態で2時間維持する。真空を用いて溶媒を除去す石。この混合物をケイソ ウ出で濾過すると、緑色のオイル状で3.64重量%の銅含量を有する生成物5 90グラムが得られる。
実施例10 二塩化イオウとプロピレンテトラマーフェノールとの反応生成物410グラム、 炭酸銅55グラムおよびトルエン250 mlを、水冷却器を備えたフラスコ中 で混合し、そして50℃の温度まで加熱する。28.9重量%のアンモニア含量 を有する水酸化アンモニウム水溶液58グラムを、攪拌しながらこの混合物に加 える。この混合物を還流温度まで加熱し、そして還流状態で2時間維持する。こ の冷却器にて、水40グラムを集める。蒸発を用いて溶媒を除去する。この混合 物をケイソウ土で濾過すると、暗茶色のオイル状で7.14重重量の銅含量を有 する生成物390グラムが得られる。
実施例11 ドデシル無水コハク酸262グラム、p−トルエンスルホン酸2グラムおよびト ルエン150璽1を、水冷却器を備えたフラスコ中で混合する。ジエチレングリ コール106グラムを、攪拌しながらこの混合物に加える。この混合物を70〜 80℃まで加熱し、そしてこの温度で1時間維持する。この混合物の温度を50 ℃まで下げ、そして攪拌しながら炭酸銅55グラムを加える。この混合物に、水 酸化アンモニウム水溶液58グラムを加える。
この混合物を90℃の温度まで加熱し、そしてこの温度で2時間維持する。この 冷却器に水42グラムを集める。20 mm、Hg、の絶対圧でこの混合物を1 20℃まで加熱することにより、この混合物から溶媒を除去する。この混合物に 5c−ioo溶媒を加え、粘度を低減する。この混合物をケイソウ土で濾過する と、青緑色のオイル状で3.7重量%の銅含量を有する生成物515グラムが得 られる。
実施例12 1Ul= : p−ヘプチルフェノール609グラム、パラホルムアルデヒド2 82グラムおよび100N鉱油150グラムを、水冷却器を備えたフラスコに加 える。この混合物に、36重量%の水酸化ナトリウム水溶液5.4グラムを加え る。この混合物を還流温度まで加熱し、そして窒素を吹き込みつつ、還流状態で 4時間維持する。この冷却器に水23グラムを集める。この混合物をトルエンで 希釈し、そして5%塩酸溶液を加えると、pH7の混合物が得られる。この混合 物から水を除去する。この混合物を還流温度まで加熱し、そして還流状態で維持 して、残りの水を除去する。真空を用いて溶媒を除去すると、815グラムの生 成物が得られる。
1里二A部の生成物268グラム、および8重量%の銅含量を有するナフテン酸 銅275グラムを、100℃の温度まで加熱し、そして攪拌しながらこの温度で 2時間維持する。この混合物をケイソウ土で濾過すると、緑色のオイル状で4. 39重量%の銅含量を有する生成物415グラムが得られる。
実施例13 グリオキシル酸46グラムおよびトルエン250 mlを、水冷却器を備えたフ ラスコ中で混合する。140グラムのアルメーン(Armeen)OLを、攪拌 しながらこの混合物に加える。この混合物は、室温から50℃まで発熱する。こ の混合物を還流温度まで加熱し、そして還流状態で2時間維持する。この冷却器 に水IGグラムを集める。この混合物を50℃まで冷却する。攪拌しながら炭酸 銅28グラムを加える。この混合物に、29重量%のアンモニア含量を有する水 酸化アンモニウム水溶液28■1を加える。この混合物を80〜90℃の温度ま で加熱し、そしてこの温度で2時間維持する。この冷却器に水21グラムを集め る。
真空を用いて溶媒を蒸発させる。この混合物に5C−100溶媒100グラムを 加える。この混合物をケイソウ土で濾過すると、緑色のオイル状で4.15重量 %の銅含量を有する生成vff150グラムが得られる。
実施例14 人里:グリシドール74グラム、二硫化炭素95グラムおよびトルエン200  mlを、水冷却器を備えたフラスコ中で混合する。
このフラスコを、水浴中で20℃未満の温度に維持する。390グラムのアルメ ーン(Armeer+)2C(脂肪第二級アミンの混合物として同定されたアル マツク(Ar璽a、k)の生成物)を、1−1.5時間にわたり、−滴ずつ加え る。この混合物を室温で2〜3時間攪拌する。真空を用いて溶媒を除去する。こ の混合物をケイソウ土で濾過すると、淡黄色のオイル状の生成物519グラムが 得られる。
]B:Agの生成物135グラム、および8iijiにの銅含量を有するナフテ ン酸銅1g6グラムをフラスコに加え、80〜90℃の温度まで加熱し、そして 攪拌しながらこの温度で2時間維持する。この混合物をケイソウ出で濾過すると 、茶色のオイル状で4.68重量%の銅含量を有する生成物325グラムが得ら れる。
実施例15 ドデシル無水コハク酸131グラム、アントラニル酸69グラムおよびトルエン 250■lを、水冷却器を備えたフラスコ中で混合し、還流温度まで加熱し、そ して還流状態で2〜3時間維持する。この混合物から溶媒を蒸発させる。この混 合物に8重量%の銅含量を有するナフテン酸銅394グラムを加える。この混合 物を80″Cの温度まで加熱し、そして攪拌しながらこの温度で2時間維持する 。この混合物をケイソウ土で濾過すると、緑色のオイル状で4.3重量%の銅含 量を有する生成物SOOダラムが得られる。
実施例16 A!=2−メチL/7グルタロニトリル(glutaronitrile)31 8グラム、二硫化炭素342グラムおよびトルエン250■lを、フラスコ中で 混合する。この混合物の温度を10〜15℃に維持しつつ、ジブチルアミン38 7グラムを、2時間にわたって一滴ずつ加える。この混合物を、攪拌しながら室 温で2時間維持する。この混合物を50℃まで加熱し、そしてこの温度で1時間 維持する。この混合物から溶媒を蒸発させる。この混合物をケイソウ土で濾過す ると、オイル状の生成物855グラムが得られる。
jlL里:A部の生成物80グラム、および8重量%の銅含量を有するナフテン 酸銅99グラムを80℃の温度まで加熱し、そして攪拌しながら、この温度で2 時間維持する。この混合物を濾過すると、緑色のオイル状で4.34重量%の銅 含量を有する生成物155グラムが得られる。
実施例17 Al:40重量%のグリオキサールを含有するグリオキサール水溶液145グラ ム、およびNhOトflC1の69グラムを、200m1の水と共に混合し、そ してドライアイスを用いて、15℃よII)低い温度まで冷却する。この混合物 に、1.5時間にわたって、炭酸水素ナトリウム84グラムを加える。この混合 物を室温まで加熱し、そして攪拌しながらこの温度で10時間維持する。278 グラムのアルメーン(Armeen)OLおよび500■lのトルエンを共に混 合し、そしてこの混合物に加える。この混合物を還流温度まで加熱し、そして還 流状態で維持して、水を蒸留する。
この混合物から溶媒を分離する。この混合物をケイソウ土で濾過すると、オイル 状の生成物285グラムが得られる。
1:A部の生成物167グラム、および8重量%の銅含量を有するナフテン酸銅 196グラムを共に混合し、70〜80℃の温度まで加熱し、そして攪拌しなが らこの温度で2時間維持する。
この混合物をケイソウ出で濾過すると、茶色のオイル状で3゜1重量%の銅含量 を有する生成物350グラムが得られる。
実施P11g Al:プロピレンテトラマーフェノール530グラム、パラホルムアルデヒド6 6グラム、エチレンジアミン60グラムおよびトルエン500 mlを、水冷却 器を備えたフラスコ中で混合する。
この混合物を還流温度まで加熱し、そして還流状態で2時間維持する。この冷却 器に水43グラムを集める。真空を用いて溶媒を除去する。この混合物をケイソ ウ土で濾過すると、オイル状の生成物580グラムが得られる0旦lしA部の生 成物307グラム、100N鉱油100グラムおよびトルエン100 mlを、 水冷却器を備えたフラスコに加える。この混合物を60〜70”Cまで加熱し、 そして炭酸銅28グラムを加える。この混合物は90℃まで発熱する。この混合 物を還流温度まで加熱し、そして還流状態で1時間維持する。この冷却器に水4 .3グラムを集める。この混合物を、140℃で0.5時間維持する。真空を用 いて溶媒を除去する。この混合物をケイソウ土で濾過すると、緑色のオイル状で 3.9重量%の銅含量を有する生成物390グラムが得られる。
実施例1g ドデシルベンゾトリアゾール287グラム、および8重量%の銅含量を有するナ フテン酸銅236グラムを共に混合し、90℃の温度まで加熱し、そして攪拌し ながらこの温度で2時間維持する。この混合物をケイソウ土で濾過すると、緑色 のオイル状で3.41重量%の銅含量を有する生成物495グラムが得られる。
実施例20 Al:プロピレンテトラマーフェノール265グラム、NH(CH2C112C N)2の123グラム、パラホルムアルデヒド33グラムおよびトルエン250  tlを、水冷却器を備えたフラスコ中で混合する。
この混合物を還流温度まで加熱し、そして還流状態で3時間維持する。この冷却 器に水20グラムを集める。この混合物を還流温度まで加熱し、そして維持する 。真空を用いて溶、媒を蒸発させる。この混合物をケイソウ出で濾過すると、オ イル状の生成物370グラムが得られる。
]BCA部の生成vJ200グラム、8重量%の銅含量を有するナフテン酸銅1 58グラム、およびポリインブテニル(数平均分子量は950)無水コハク酸と 市販のポリアミンボトムス生成物との反応生成物35グラムを混合し、80℃の 温度まで加熱し、そして攪拌しながらこの温度で1時間維持する。この混合物を 濾過すると、暗緑色のオイル状で2.24重量%の銅含量を有する生成物370 グラムが得られる。
実施例21 AJL:69グラムのNH2O11−[IC1を、メタノール300■lと混合 する。水酸化ナトリウム80グラムを、メタノール300寵1と混合する。この 水酸化ナトリウム−メタノール溶液を、2時間にわたり、NH2OH・[ICl −メタノール溶液に一滴ずつ加える。この間、この混合物を15℃未満の温度に 維持する。オレイン酸メチル269グラムを、0.5時間にわたり、この混合物 に一滴ずつ加える。この間、この混合物を15℃より低い温度に維持する。
この混合物を室温まで加熱し、そして攪拌しながら、この温度で3〜5時間維持 する。この混合物を濾過すると、生成物210グラムが得られる。
、L!:A部の生成物81グラム、8重量にの銅含量を有するナフテン酸銅79 グラム、および5C−100溶媒40グラムを混合し、80〜gG℃の温度まで 加熱し、そして攪拌しながらこの温度で2時間維持すると、緑色のゲル状で1. 93重量%の銅含量を有する生成物175グラムが得られる。
実施例22 A部:ブロビレンテトラマーフェノール795グラムおよびパラホルムアルデヒ ド99グラムを、水冷却器を備えたフラスコ中でトルエンと混合する。この混合 物に、ブチルアミン109グラムを加える。この混合物を還流温度まで加熱し、 そして還流状態で2時間維持する。この冷却器に水60グラムを集める。
真空を用いて溶媒を除去する。この混合物をケイソウ土で濾過すると、オイル状 の生成物938グラムが得られる。
JJsA部の生成物188グラム、炭酸銅11グラムおよびトルエン150 m lを水冷却器を備えたフラスコ中で共にfi合L、s。
℃の温度まで加熱する。30%水酸化アンモニウム水溶液to vrlをこの混 合物に加える。この混合物を還流温度まで加熱し、そして還流状態で2時間維持 する。この冷却器に水12グラムを集める。真空を用いてこの混合物から溶媒を 除去する。この混合物をケイソウ出で濾過すると、暗茶緑色の粘稠なオイル状で 3.98重量%の銅含量を有する生成物155グラムが得られる。
実施例23 A部:プロピレンテトラマーフェノール1143グラムおよび無水酢酸482グ ラムを共に混合し、120℃まで加熱し、そしてこの温度で5時間維持する。こ の混合物を、125℃および10am、 Ilg、の絶対圧で1.5時間にわた り真空ストリッピングすると、茶色の液体状の生成物1319グラムが得られる 。
d : 44.7グラムのAlCl3および200グラムのミネラルスピリッツ を、窒素ブランケット下で室温で共に混合する。A部の生成物154グラムを0 .5時間にわたって加える。この混合物は37℃まで発熱する。この混合物を、 次いで、142℃まで加熱し、そしてこの温度で25時間維持する。この混合物 を80’Cまで冷却し、そして水50グラムを加える。この混合物を110〜1 15’Cまで加熱し、そしてこの湿度で1.25時間維持し、次いで、室温まで 冷却する。水、ミネラルスピリッツおよびインプロピルアルコールを用いてこの 混合物を洗浄する。この混合物を、7 曹m、Hg、の絶対圧下で147℃まで 加熱することによりストリッピングする。この混合物をケイソウ土を用いて濾過 すると、透明で暗赤色の液体状の生成物121グラムが得られる。
!;Ji:水酸化ナトリウム17.7グラムを、水10g、 IIグラムに溶解 させる。B部の生成物40グラム、n−ブチルアルコール32m1および(BO NH2)2・H2SO4の27.7グラムを、室温で共に混合する。
この水酸化ナトリウム溶液をこの混合物に加え、その混合物を35℃まで加熱し 、そして窒素ブランケット下でこの温度で5時間維持する。この混合物を室温ま で冷却し、そしてこの温度で一晩維持する。この混合物を35’Cまで加熱し、 そしてこの温度で1時間維持する。0.05時間にわたって、26.55グラム の酢酸を加える。この混合物は40℃まで発熱する。この混合物を、攪拌しなが ら室温まで冷却する。100 mlのトルエンを加える。この混合物を、各洗浄 に100 mlずつの水を用いて3回洗浄する。この混合物を、水冷却器を備え たフラスコに入れ、攪拌し、窒素ブランケット下で還流温度まで加熱し、そして 還流状態で維持して、水を除去する。この混合物を冷却しそして濾過する。この 濾液をストリッピングすると、透明で暗茶色の液体状の生成@ff41グラムが 得られる。
XL!L:炭酸1!4.62グラムおよびトルエン50グラムを、水冷却器を備 えたフラスコ中で混合する。0部の生成物38グラムを、トルエン90グラムと 混合し、そして混合物の温度を室温に維持しつつ、攪拌しながら0.2時間にわ たって、この炭酸銅−トルエン混合物に加える。この混合物を還流温度まで加熱 し、そして還流状態で1時間維持し、次いで、50°Cまで冷却する。この混合 物に水酸化アンモニウム4.5グラムを加える。
この混合物を還流温度まで加熱し、そしてこの冷却器に水4゜6グラムが集まる まで、還流状態で維持する。この混合物を室温まで冷却し、そしてケイソウ出で 濾過すると、暗茶色の粘稠な液体状で6.04重量%の銅含量を有する生成物4 2グラムが得られる。
実施例24 A部:デニオメーン(Duomeen)O(N−オレイル−1,3−ジアミノプ ロパンとして同定されたアルマツク(Arwak)の生成物)175グラムを、 水冷綴器を備えたフラスコに加える。シェラ酸ジエチル36.5グラムを加える と、この混合物は69℃まで発熱する。この混合物を120℃まで加熱し、そし てこの温度で2時間維持する。この冷却器にエタノール17.9グラムを集める 。この混合物を室温まで冷却すると、白色の固体状の生成物190゜8グラムが 得られる。
■=A部の生成物177、9グラムを、水冷却器を備丈たフラスコ中で80℃の 温度まで加熱する。トルエン70グラム、および56.2重量%の銅含量を有す る炭酸銅21.7グラムを、この混合物に加える。濃縮した水酸化アンモニウム 水溶液28.2グラムを、0.1時間にわたって一滴ずつ、この混合物に加える 。この混合物を還流温度まで加熱し、そしてこの温度で2時間維持する。この混 合物に、1時間あたり0.5標準立方フイートの割合で0.5時間にわたり窒素 を吹き込む。この混合物に、SC−100溶媒30グラムおよびケインウ±10 グラムを加える。この混合物にデシルアルコール27グラムを加える。この混合 物を100℃まで加熱し、そして濾過すると、3.34重量%の銅含量を有する 青色のゲル状の生成物[6,5グラムが得られる。
実施例25 Am: p−へブチルフェノール304グラム、525グラムのデ1オメーン( Duomeen)T、パラホルムアルデヒド50グラムおよびトルエン350■ lを、水冷却器を備えたフラスコ中で共に混合する。この混合物を還流温度まで 加熱し、そして還流状態で3時間維持する。この冷却器に水35グラムを集める 。真空を用いて、この混合物から溶媒をストリッピングする。この混合物をケイ ソウ土で濾過すると、淡茶色のオイル状の生成物729グラムが得られる。
1里:この実施例25のA部の生成物112グラム、実施例22のA部の生成物 24グラム、30%Cuケミオール(Cem A11)23グラム、および5C −100溶媒40グラムを、攪拌しながら80℃まで加熱し、そして窒素ブラン ケット下でこの温度で2時間維持する。この生成物をケイソウ土で濾過すると、 3.5重量%の銅含量を有する茶色のオイル状の生成物185グラムが得られる 。
実施例26 実施例22のA部の生成物25グラム、実施例25のA部の生成物112グラム 、および8重皿%の銅含量を有するナフテン酸銅79グラムを、共に混合し、攪 拌しながら80〜90℃の温度まで加熱し、そして窒素ブランブト下でこの温度 で2時間維持する。この混合物をケイソウ土で濾過すると、2.55重量%の銅 含量を有する暗緑色のオイル状の生成物200グラムが得られる。
実施例27 人里: ドデシル無水コハク酸262グラムおよびトルエン150■1を、水冷 却器を備えたフラスコ中で共に混合し、そして70〜80℃の温度まで加熱する 。60グラムのエチレンジアミンを、50■lのトルエンと混合する。このエチ レンジアミン−トルエン混合物を、015〜1時間にわたって、ドデシル無水コ ハク酸−トルエン混合物に加える。この混合物を還流温度まで加熱し、そして還 流状態で1時間維持する。20 mm、Hg、の絶対圧でこの混合物を130℃ の温度まで加熱することにより、この混合物から溶媒をストリッピングする。攪 拌しながらこの混合物に100 N鉱油50グラムを加えると、淡橙色のオイル 状の生成物350グラムが得られる。
juE:A部の生成物186グラム、および8重量%の銅含量を有するナフテン 酸銅118グラムを、共に混合し、攪拌しながら70〜80℃の温度まで加熱し 、そしてこの温度で2時間維持すると、3.27重量%の銅含量を有する青色の オイル状の生成物300グラムが得られる。
実施例28 A]二175グラムのデ1オメーン(Duomeen) Olおよび二硫化炭素 76グラムを、15℃未満の温度にて、トルエン150 mlおよびイソプロピ ルアルコールIGG mlと混合する。この混合物に、53グラムの2.4−ジ シアノブテン−1を加える。この混合物を室温まで加熱し、そしてこの温度で1 時間維持する。この混合物を、次いで、40〜50℃まで加熱し、そしてこの温 度で2時間維持する。真空を用いて溶媒を除去する。この混合物をケイソウ土で 濾過すると、暗橙色のオイル状の生成物245グラムが得られる。
1エコA部の生成物133グラム、および8重量%の銅含量を有するナフテン酸 銅157グラムを、共に混合し、80℃の温度まで加熱し、そして攪拌しながら この温度で2時間維持する。
この混合物をケイソウ土で濾過すると、3.5重量%の銅含量を有する暗色のオ イル状の生成物266グラムが得られる。
実施例29 実施例4のA部の生成物200グラム、炭酸銅36グラムおよびトルエン250 ■lを、水冷却器を備えたフラスコ中で共に混合する。この混合物を60℃まで 加熱し、そして水酸化アンモニウム水溶液38グラムを加える。この混合物に、 1時間あたり3標準立方フイートの割合で2時間にわたり窒素を吹き込む。
この混合物を80〜90℃まで加熱する。この冷却器に水25グラムを集める。
この混合物を還流温度まで加熱し、そして還流状態で0.5時間維持する。20  mtHg、の絶対圧でこの混合物を120℃の温度まで加熱することにより、 この混合物からトルエンをストリプピングする。この混合物を濾過すると、0. 77重量%の銅含量を有する茶色のオイル状の生成物150グラムが得られる。
実施例30 グリシドール37グラム、二硫化炭素76グラムおよびトルエン10G論1を、 水冷却器を備えたフラスコ中で混合する。このフラスコを、水浴で15℃未満の 温度に維持する。イソプロピルアル;−ル10G mlを加える。175グラム のデュオメーン(Duomeen)Oを、1時間にわたって一滴ずつ加える。こ の混合物を、室温で1時間攪拌する。この混合物を40〜50℃まで加熱し、そ してこの温度で2時間維持する。真空を用いて溶媒を除去する。8重量%の銅含 量を有するナフテン酸銅393グラムを、この混合物に加える。この混合物を7 0〜80℃の温度まで加熱し、そして攪拌しながらこの温度で2時間維持する。
この混合物を濾過すると、4.88重量%の銅含量を有するオイル状の生成物6 30グラムが得られる。
実施例31 0−ニトロフェノール103グラムおよびパラホルムアルデヒド33グラムを、 水冷却器を備えたフラスコ中でトルエン中で混合する。262グラムのデニオメ ーン(Duomeen)Oを、 0.5時間にわたって加える。この混合物を還 流温度まで加熱し、そして還流状態で2〜3時間維持する。この冷却器に水15 グラムを集める。この混合物を室温まで冷却する。炭酸銅33グラムを加える。
この混合物を還流温度まで加熱し、そしてこの温度で2時間維持して水を除去す る。真空下での蒸発を用いて、この混合物から揮発性物質25■lを除去する。
この混合物をケイソウ土で濾過すると、4,14重量%の銅含量を有する緑色の オイル状の生成物380グラムが得られる〇実施例32 A!=フェニルヒドラジン108グラムを、室温にて、エタノールZoo ml と混合する。攪拌しながら、2−エチルへ牛すナール128グラムを、この混合 物に一滴ずつ加える。この混合物は約25℃まで発熱する。この混合物を0.5 時間攪拌し、そして室温まで冷却する。透明で黄色の溶液が得られるまで、追加 のエタノールを加える。
1里ニドデシルアニリン13(1グラムを、室温にて、エタノール300 ml と混合する。この混合物を0℃まで冷却する。この混合物に、濃塩酸(38重量 %)60グラムを加えると、この混合物は22℃まで発熱する。この混合物を0 ℃まで冷却する。
40グラムのNaNO2を水100 mlに溶解させる。得られたNaN0□溶 液を、0.75時間にわたって、この混合物に一滴ずつ加える。
この間、この混合物の温度を5℃未満に維持する。この混合物に、繊維スピリッ ツ(低沸点の炭化水素溶媒) 100 mlを加え、NaNO2の溶解を促進さ せる。
」:濃NaOH水溶液(50重量%)300グラムをエタノール1000■lと 混合し、溶液を形成する。A部の生成物109グラムおよびB部の生成物136 グラムを、攪拌しなからNaOH−エタノール溶液に同時に加える。得られた混 合物を、室温で一晩維持する。この混合物にヘキサン5(to mlおよび水5 00濡lを加えると、水層と有機層が形成される。有機層を水層から分離し、水 で3回洗浄し、乾燥し、濾過し、そしてストリッピングすると、生成物60グラ ムが得られる。
ユ里:csの生成物46.8グラムを、アセトン50 mlに溶解すせ、そして 50℃まで加熱して、第1の溶液を形成する。酢酸第二銅10グラムを、水15 0■lおよびメタノール50 mlの混合物E溶解*せ、策2の溶液を形成する 。この4s2の溶液を50”Cまで加熱する。第1の溶液を第2の溶液と混合し 、第3の溶液を形成する。水100濡lおよびナフサ100騰1を箪3の溶液に 加えると、水層および有機層が形成される。有機層を水層から分離する。この分 離した有機層に、水loO■lおよびナフサ100 mlに加えると、水層およ び有機層が形成される。有機層を水層から分離する。分離した有機層を乾燥し、 濾過し、そしてストリフピングすると、2.21m重%の銅含量を有する生成物 44グラムが得られる。
実施例33 An:ブロビレンテトラマーフェノール265グラム、350グラムのデ二オメ ーン(Duo■een)Osパラホルムアルデヒド33グラムオヨびトルエン2 00讃1を、水冷却器を備えたフラスコ中で共に混合する。この混合物を還流状 態で3〜4時間加熱する。この冷却器に水22グラムを集める。真空を用いて、 この混合物から溶媒をストリッピングする。この混合物をケイソウ土で濾過する と、オイル状の生成物628グラムが得られる。
i!:この実施例46のA部の生成物63グラム、実施例3oのA部の生成物6 3グラム、および8重量%の銅含量を有するナフテン酸銅78.7グラムを、共 に混合し、攪拌しながら70〜80℃の温度まで加熱し、そしてこの温度で2時 間維持する。この混合物をケイソウ土で濾過すると、暗緑色のオイル状で2゜9 8重量%のa含量を有する生成物195グラムが得られる。
実施例34 エチレンポリアミンとポリインブテニル(数平均分子量は950)無水コハク酸 とのホウ素化された反応生成物144グラム、および8重量%の銅含量を有する ナフテン酸銅196グラムを、トルエン250 ml中で共に混合し、還流温度 まで加熱し、そして窒素ブランケット下でこの温度で1時間維持する。この混合 物を真空を用いてストリフピングし、そしてケイソウ土で濾過すると、緑色のオ イル状の生成物305グラムが得られる。
実施例35 AJi:ポリイソブテニル(数平均分子量は95o)無水コハク酸と市販のポリ アミンボトムス生成物との反応生成物561グラムを、トルエン500■lと混 合する。93グラムの■3BO3を加える。
この混合物を、水冷却器を備えたフラスコ中で攪拌しながら60°Cまで加熱す る。この混合物を還流温度まで加熱し、そしてこの冷却器に30グラムの水が集 まるまで、還流状態で維持する。この混合物の温度を200’Cに調整し、そし てこの冷却器に追加の水5グラムを集める。真空を用いて、この混合物から溶媒 をストリッピングする。この混合物をケイソウ土で濾過すると、茶色のオイル状 の生成物722グラムが得られる。
u:A部の生成物152グラム、および8重量%の銅含量を有するナフテン酸銅 158グラムを混合し、80〜9G”Cの温度まで加熱し、そして攪拌しながら 、窒素下でこの温度で2〜3時間維持する。この混合物をケイソウ土で濾過する と、緑色のオイル状の生成物320グラムが得られる。
実施例36 An:プロピレンテトラマーフェノール212.5グラムおよびt−ブチルアミ ン60グラムを、水冷却器を備えたフラスコ中で混合する。この混合物を70℃ まで加熱し、そしてパラホルムアルデヒド27.8グラムを加える。この混合物 は発泡し始め、そして泡トラツプを付は加える。この混合物を90℃まで加熱し 、そしてこの温度で15分間維持する。この泡トラ、プに泡1501を集める。
泡立った物質をフラスコに戻す。この混合物に、1時間あたり2.5標準立方フ イートの割合で窒素を散布すると、最終湯度が140℃になる。この冷却器に水 14.8グラムを集める。この混合物すらトルエン104.2mlをストリブピ ングすると、黄金色の液体状の生成物339グラムが得られる。
1里:A部の生成物169.5グラム、56.2重量%の銅含量を有する炭酸鋼 15.03グラム、インオクタツール34.5グラム、およびトルエン67.8 グラムを、水冷却器を備えたフラスコ中で混合する。この混合物を50℃まで加 熱し、そして水酸化アンモニウム水溶液(アンモニアは29重量%)36.6グ ラムを、15分間にわたり、この混合物に一滴ずつ加える。この混合物に、1時 間あたり0.5標準立方フイートの割合で空気を吹き込み、そして120℃の還 流温度まで加熱する。この混合物を120℃で2時間維持し、次いで、室温まで 冷却する。この混合物を、次いで、還流温度まで加熱し、そしてこの温度で7時 間維持する。この混合物を室温まで冷却し、そして室温で3日間維持する。この 混合物を150℃まで加熱する。水31.4グラムを除去する。この混合物を8 0℃まで冷却し、そして5C−100溶媒57.5グラムを加える。この混合物 をケイソウ土で濾過すると、2.88重量%の銅含量を有する生成物215グラ ムが得られる。
実施例3フ 実施例36のA部の生成物169.5グラム、酢酸鋼26.61グラムおよびト ルエン103.4グラムを、水冷却器を備えたフラスコ中で混合する。1時間あ たり0.5標準立方フイートの割合でこの混合物に空気を吹き込む。この混合物 を120℃の還流温度まで加熱し、そして還流状態で3時間維持する。この混合 物を室温まで冷却し、次いで、還流温度まで加熱し、そしてこの温度で7時間維 持する。この混合物を室温まで冷却し、そしてこの温度で3日間維持する。この 混合物を、水冷却器で集めた酢酸および水の混合物9.3Sグラムと共に、14 5”Cまで加熱する。5C−100溶媒57.5グラム、インオクタツール34 .5グラムおよびケイソウ上5グラムを、この混合物に加える。この混合物を濾 過すると、1.20重量%の銅含量を育する生成物237.5グラムが得られる 。
ニエニ亙互11 本発明で有用なディーゼル燃料は、いずれのディーゼル燃料であってもよい。l 実施態様では、このディーゼル燃料は、ASTM D 2822−87で規定さ れ「X線スペクトルによる、石油生成物中のイオウの標準試験方法」の名称の試 験方法により決定されるように、約0.1重量%以下(no more tha n)のイオウ含量、好ましくは約0.05重量%以下(no more tha ri)のイオウ含量を有する。ディーゼルタイプのエンジンでの使用に適当な沸 点範囲および粘度を有するいずれの燃料も用いられ得る。これらの燃料は、典型 的には、約り00℃〜約390℃の範囲、好ましくは約り30℃〜約350℃の 範囲にて、90%の点蒸留温度(Point distillatfon te mperature)を有する@これらの燃料の粘度は、典型的には、40℃に て、約1.3〜約24センチストークスの範囲である。これらのディーゼル燃料 は、「ディーゼル燃料油の標準仕様」の名称でASTM D 975に規定され るように、等級番号1−D、 2−DまたはトDのいずれかで分類され得る。
これらのディーゼル燃料は、アルコールおよびエステルを含有し得る。
本発明のディーゼル燃料組成物は、ディーゼル燃料を燃焼させる際に形成される 排気粒子の点火温度を低めるのに効果的な量の1種以上の上記鋼含有の有機金属 錯体を含有する。
本発明のディーゼル燃料中のこれらの有機金属錯体の濃度は、通常、このような 錯体に由来の金属の添加レベルによって表される。これらのディーゼル燃料は、 好ましくは燃料100万部あたり、1〜約5000部のこのような金属を含有し 、さらに好ましくは燃料100万部あたり、約1〜約500部の金属を含有し、 さらに好ましくは燃料100万部あたり、1〜約10(1部の金属を含有する。
本発明のディーゼル燃料組成物は、上述の有機金属錯体に加えて、当業者に周知 の他の添加剤を含有し得る。これらには、酸化防止剤、染料、セタン価改良剤、 錆防止剤(例えば、アルキル化コハク酸および無水物)、静菌剤、ゴム化防止剤 、金属不活性化剤、解乳化剤、上部シリンダー潤滑剤および氷結防止剤が包含さ れる。
これらのディーゼル燃料組成物は、無灰分散剤と配合され得る。適当な無灰分散 剤には、モノオールまたはポリオールと、アシル化部分に少なくとも約30個の 炭素原子を有する高分子量モノカルボン酸またはポリカルボン酸アシル化剤との エステルが挙げられる。このようなエステルは、当業者に周知である。例えば、 フランス国特許第1.396.645号;英国特許第981,850号;第1. 055.337号:および第1.306.529号;および米国特許東3.25 5.108号;第3.311.558号:第3.331.776号;第3、34 6.354号;第3.522.179号;第3.579.4so号;第3.54 2.680号:第3.381.022号:第3. H9,242号;第3.69 7.428号;および第3.708.522号を膠照せよ。これらの特許の内容 は、適当なエステルおよびそれらの調製方法の開示について、ここに示されてい る。このような分散剤が用いられるとき、上記無灰分散剤に対する上記有機金属 錯体の重量比は、約0.1:1と約10=1の間であり、好ましくは約1:lと 約10:1の間であり得る。
本発明の有機金属錯体は、燃料に直接加えられ得るか、または実質的に不活性で 通常液状の有機希釈剤(例えば、ナフサ、ベンゼン、トルエン、キシレン)、ま たは通常液状の燃料で希釈されて添加濃縮物が形成され得る。同様に、上記酸化 防止剤は、燃料に直接加えられ得るか、またはこの濃縮物に混合され得る。これ らの濃縮物は、一般に、約1重量%〜約90重量%の本発明の有機金属錯体を含 有する。これらの濃縮物はまた約90重量%までの、一般に、約1重量%〜約9 0重量%のIN以上の上記酸化防止剤を含有し得る。これらの濃縮物はまた、当 該技術分野で周知であるかまたはこの上で記述の1種以上の他の従来の添加剤を 含有し得る。
本発明の1実施態様では、この銅含有の有機金属錯体は、直接の添加によりまた は上で論じた濃縮物の一部として、ディーゼル燃料と配合され、そしてこのディ ーゼル燃料は、排気系の微粒子トラップを備えたディーゼルエンジンを操作スる ために用いられる。この有機金属錯体を含有するディーゼル燃料は、燃料タンク に含有され、燃料が燃焼するディーゼルエンジンに送られ、そしてこの有機金属 錯体は、排気系の微粒子トラップに集められた排気粒子の点火温度を低下させる 。他の実施態様では、この有機金属錯体が、ディーゼルエンジンで推進される装 置(例えば、自動車、バス、トラ、りなど)に装填されて、このディーゼル燃料 から離れた別の燃料添加剤分配機(dfspenser)に保持されていること 以外は、上の操作方法が用いられる。この有機金属錯体は、ディーゼルエンジン の操作中に、ディーゼル燃料と配合されるかまたは混合される。この後者の実施 態様では、この燃料添加剤分配機に保持されている有機金属錯体は、上で論じた タイプの燃料添加濃縮物の一部を形成し得る。この濃縮物は、ディーゼルエンジ ンの操作中に、ディーゼル燃料と配合される。
以下の濃縮物処方物は、本発明を例示する目的で提供されている。各処方物では 、実施例1〜37で示された銅錯体が用いられ、その処理レベルは、この濃縮物 に添加される該実施例の生成物の量を基準にした重量部で表される。実施例1〜 37の各生成物に対し、2種の濃縮物処方物が提供され、1種は、酸化防止剤を 含有する処方物−1(例えば、濃縮物処方物A−1)であり、他種は、酸化防止 剤を含有しない処方物−2(例えば、濃縮物処方物A−2)である。この酸化防 止剤は、5−ドデシルサリチルアルドキシムである。この酸化防止剤の処理レベ ルは、重量部で表される。全ての処方物では、残部はキシレンであり、重量部に よって表される。
<pV下公的) 創」E本 A−1137735412 A−2137737’ B−1246535500 B−22465465 C−1343535,470 C−23435435 D−1441735452 D−24417417 E−1552135556 E−25521521 F−1639535430 F−26395395 G−1745535490 G−27455455 H−1840835443 H−28408408 I−29549549 7−2’ 10 280 280 に−41154135576 濃縮 処理物 酸化防止剤 キシレン 紅ユニ 1息五ULL 工里二 1亘LK−211541−541 L−11245635491 L−212456−456 M−11341735452 M−213417−417 N−11442735462 N−214427−427 F−11646135496 F−216461−461 Q−11764535680 Q−217645−645 R−11851335548 R−218513−513 S−11958735622 tJ−1211036351071 V−12250335538 V−222503−503 W−12333135366 W−223331−331 X−12459935634 X−224599−599 Y−12557135606 濃縮 処理物 酸化防止剤 キシレン L!L!!LMjlLM工里L 工里L ユニLZ−226784784 品−12761235647 AA−227612612 BB−12857135606 BB−228571−571 CC−1291i97 35 2632CC−2292597−2597 DD−13041035445 DD−230410−410 圧−13148335518 EE−231483−483 FF−1329053594O FF−232905−905 GG−13367135706 0G−233671−671 HH−13441735452 HH−234417−417 II−135agg 35 523 m−235488−488 JJ−13669435n9 JIJ−236694−694 KK−1371667351702 KK−2371667+ 1667 以下のディーゼル燃料処方物は、本発明を例示する目的で提供されている。以下 の各ディーゼル燃料処方物では、0.05重量%のイオウ含量を有する2−D等 級のディーゼル燃料が用いられる。各処方物では、実施IP11〜37に示され た銅錯体が用いられ、その処理レベルは、この燃料に添加される該実施例の生成 物の量を基準にして、百万部あたりの部(pp璽)で表される。実施例1〜37 の各生成物に対し、2種のディーゼル燃料処方物が提供され、1種は、酸化防止 剤を含有する処方物−1(例えば、ディーゼル燃料処方物A−1)であり、他種 は、酸化防止剤を含有しない処方物−2(例えば、ディーゼル燃料処方mA−2 )である。この酸化防止剤は、5−ドデシルサリチルアルドキシムである。この 酸化防止剤の処理レベルは、百万部あたりの部で表される。全ての処方物では、 残部は上述の低イオウディーゼル燃料であり、重量パーセントによって表される 。
C以下鷺り 鯛」L生 A−1! 377 35 99.9588A−21377−99,9623 B−124653599,9500 B−22465−99,9535 C−134353599,9530 C−23435−99,9565 D−1441735’99.9548 D−24417−99,9583 E−155213599,9444 E−25521−99,9479 F−163953599,9570 F−26395−99,9605 G−174553599,9510 G−27455−99,9545 H−184083599,9557 H−28jKJ8 − 99.9592I−195493599,9416 I−2954999,9451 J−1102803599,9685 7−210280−99,9720 に−11154135,99,9424に−211541−99,9459 L−1124563599,9509 L−212456−99,9544 M−1134173599,9548 M−213417−99,9583 N−1144273599,9538 N−214427−99,9573 0−1154653599,9500 0−215465−99,9535 F−1164613599,9504 F−216461−対、9539 Q−1176453599,9320 Q−217645−99,9355 R−1185133599,9452 R−218513−99,9487 5−1195873599,9378 S−21951r7 − 99.9413T−1201i!93 35 99. 9072T−220g93 − 99.9107U−12110363599, 89290−2211036−99,8964 V−1225033599,9462 V−2n 503 − 99.9497W−1233313599,9634 W−223331−99,9669 X−1245993599,9366 X−224599−99,9401 Y−1255713599,9394 Y−225571−99,9429 Z−12678435・99.91g、Z−2267g4− 99.9216 AA−1276123599,9353AA−2276L2 − 99.938 88B−1285713599,9394BB−228571−99,9429 CC−12925973599,7368CC−2291i97 − 99.7 403DD−1304103599,9555DD−230410−99,95 90 EE−1314833599,9482EE−231483−99,9517 FF−1329053599,906OFF−232905−99,9095 GG−1336713599,92940G−233671−99,9329 HH−1344173599,95481−234417−99,9583 I[−13548g 35 99.9477汀−235488−99,9512 5−1366943599,9271 JJ−236694−99,9306 KK−13716673599,8298ff−2371667−99J333 本発明は、その好ましい実施態様に関連して説明されているものの、それらの種 々の変更は、この明細書を読めば、当業者に明らかとなることが理解されるべき である。従って、ここで開示の発明は、添付の請求の範囲の範囲内に入るこのよ うな変更を含むことが理解されるべきである。
要」11 本発明は、銅含有の有機金属錯体に関し、モして該錯体を含有する濃縮物および ディーゼル燃料に関する。これらのディーゼル燃料は、排気系の微粒子トラップ を備えたディーゼルエンジンに有用である。この銅含有の有機金属錯体は、この トラップに集められた排気粒子の点火温度を低めるのに用いられる。この銅含有 の有機金属錯体は、このディーゼル燃料に溶解するかまたは安定に分散し得、そ して(i)炭化水素結合に結合した少なくとも2個の官能基を含有する有機化合 物、および(if)この有機化合物(i)と錯体を形成し得る銅含有の金属反応 物から誘導される。この官能基は、”1% −XR% NR2、−N02、=N R,=NXRS−N−R”−XR。
−N= CI!2である;ここで、Xは、0またはSであり、Rは、■またはヒ ドロカルビルであり、R゛は、ヒドロカルビレンまたはヒドロカルビリデンであ り、そしてaは、例えば、0〜約10の数である。この銅は、Has K、 M g、 Ca、 Sr%Ba、 VSCr、 Mo、Fe%CO% Zns B、 、Pb、、 5bSTi、輩nおよびZrからなる群から選択される1種以上の 金属と組み合わされ得る。本発明はまた、上述のディーゼル燃料を用いる排気系 の微粒子トラップを備えたディーゼルエンジンの操作方法を示す。
国際調査報告 国際調査報告

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.少なくとも1種の有機金属錯体を含有する組成物であって、 ここで、該金属が、Cu、またはNa、K、Mg、Ca、Sr、Ba、V、Cr 、Mo、Fe、Co、Zn、B、Pb、Sb、Ti、MnおよびZrからなる群 から選択される1種またはそれ以上の金属とCuとの組み合せであり、 該錯体が、以下の(i)および(ii)から誘導される:(i)炭化水素結合お よび少なくとも2個の官能基を有する少なくとも1種の有機化合物であって、該 各官能基が、独立して、=X、−XR、−NR2、−NO2、=NR、=NXR 、=N−R−−XR、▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学式、表 等があります▼、▲数式、化学式、表等があります▼、−N=CR2、−CNお よび−N=NRからなる群から選択され、ここで、Xは、OまたはSであり、 Rは、Bまたはヒドロカルビルであり、R−は、ヒドロカルビレンまたはヒドロ カルビリデンであり、aは、0〜約10の範囲の数である; (ii)該金属を含有しかつ成分(i)と錯体を形成し得る少なくとも1種の金 属反応物であり;但し、 (1)成分(i)が、モノカルボン酸またはジカルボン酸がその−COOH酸基 の=Oまたは−OH以外に1個以上の該官能基を有しないならば、そのモノカル ボン酸またはジカルボン酸以外である; (2)成分(i)が、ヒドロキシル含有および/またはチオール含有の芳香族化 合物、アルデヒドまたはケトン、およびヒドロキシル含有および/またはチオー ル含有のアミンから誘導される芳香族マンニッヒ以外である; (3)成分(i)が、約130℃より高い温度にて、フェノール、アルデヒドお よびポリアミンから調製される高温芳香族マンニッヒ以外である; (4)成分(i)が、サリチルアルデヒド、ヒドロキシ芳香族シッフ塩基、マロ ンアルデヒド−ジ−ニトロアニル(nitroanil)、β−ジケトン以外で ある; (5)成分(i)が、炭化水素置換基中に少なくとも50個の脂肪族炭化水素を 有する炭化水素置換コハク酸化合物と、アルキレンアミンとの反応により製造さ れる生成物以外である;そして (6)該有機金属錯体が、ジヒドロカルピルチオリン酸銅、ジヒドロカルビルジ チオリン酸銅、ジチオカルバミン酸銅、スルホン酸銅、銅フェネートまたはアセ タール酢酸銅以外である、 組成物。 2.前記金属錯体が、前記ディーゼル燃料中に溶解するかまたは安定に分散し得 る、請求項1に記載の組成物。 3.前記官能基が、前記炭化水素結合の異なる炭素原子上に存在する、請求項1 に記載の組成物。 4.前記官能基が、互いに関して隣接位置またはβ−位置にある、請求項1に記 載の組成物。 5.前記官能基が、=X、−OH、−NR2、−NO2、=NR、=NOH、▲ 数式、化学式、表等があります▼ または−CNである、請求項1に記載の組成物。 6.請求項1に記載の組成物であって、前記成分(i)が、次式により表される 少なくとも1種の化合物である:▲数式、化学式、表等があります▼(I)ここ で、式(I)では: bは、0〜約10の範囲の数であり; cは、1〜約1000の範囲の数であり;dは、0または1であり; cが1より大きいとき、dは1であり;R1は、ヒドロカルビル基またはGであ り;R2およびR4は、独立して、H、ヒドロカルピル基であり、または、一緒 になってC1とC2の間で二重結合を形成し得る;R3は、H、ヒドロカルビル 基またはGであり;R1、R2、R3およびR4は、一緒になってC1とC2の 間で三重結合を形成し得る; R1およびR3は、C1およびC2と一緒になって脂環族基、芳香族基、複素環 基、脂環族−複素環基、脂環族−芳香族基、複素環−芳香族基、複素環−脂環族 基、芳香族−脂環族基または芳香族−複素環基;またはヒドロカルビル置換され た脂環族基、ヒドロカルピル置換された芳香族基、ヒドロカルビル置換された複 素環基、ヒドロカルビル置換された脂環族−複素環基、ヒドロカルビル置換され た脂環族−芳香族基、ヒドロカルビル置換された複素環−芳香族基、ヒドロカル ビル置換された複素環−脂環族基、ヒドロカルビル置換された芳香族−脂環族基 またはヒドロカルビル置換された芳香族−複素環基を形成し得る; 各R5および各R6は、独立して、H、ヒドロカルピル基またはGであり; R7は、ヒドロカルビレン基またはヒドロカルピリデン基;各Gは、独立して、 =X、−XR、−NR2、−NO2、−R8XR、−R8NR2、−R8NO2 、−C(R)=X、−R8C(R)=X、−C(R)=NR、−R8C=NR、 −C=NXR、−R8C(R)=NXR、−C(R)=N−R9−XR、−R8 −C(R)=N−R9−XR、▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化 学式、表等があります▼、▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学式 、表等があります▼、▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学式、表 等があります▼、−N=CR2、−R8N=CR2;−CN、−R8CN、−N =NRまたは−R8N=NRであり; dがoのとき、Tは、=X、−XR、−NR2、−NO2、−C(R)=X、− C(R)=NR、−C(R)=NXR、−C(R)=N−R9−XR、▲数式、 化学式、表等があります▼、▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学 式、表等があります▼、−N=CR2、=NXR、−CN、−N=NR、▲数式 、化学式、表等があります▼または−N(R18)−Qであり;dが1のとき、 Tは、−X−、−NR−、▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学式 、表等があります▼、▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学式、表 等があります▼、▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学式、表等が あります▼、▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学式、表等があり ます▼、▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学式、表等があります ▼、▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学式、表等があります▼ま たは▲数式、化学式、表等があります▼であり;GおよびTは、C1およびC2 と一緒になって、▲数式、化学式、表等があります▼ を形成し得る; 各eは、独立して、0〜約10の範囲の数であり;各R8は、ヒドロカルビレン 基またはヒドロカルビリデン基、ヒドロキシ置換されたヒドロカルビレン基また はヒドロカルビリデン基、またはアミン置換されたヒドロカルビレン基またはヒ ドロカルビリデン基であり; 各R9は、ヒドロカルピレン基またはヒドロカルビリデン基であり; R18は、H、ヒドロカルビル基またはヒドロキシ置換されたヒドロカルビル基 であり; Qは、次式により表される基であり: ▲数式、化学式、表等があります▼ gは、0〜約10の範囲の数であり; R11は、ヒドロカルビル基またはGであり;R12およびR14は、独立して 、H、ヒドロカルビル基であり、または一緒になってC4とC5の間で二重結合 を形成し得る;R13は、H、ヒドロカルビル基またはGであり;R11、R1 2、R13およびR14は、一緒になってC4とC5の間で三重結合を形成し得 る; R11およびR13は、C4およびC5と一緒になって脂環族基、芳香族基、複 素環基、脂環族−複素環基、脂環族−芳香族基、複素環−芳香族基、複素環−脂 環族基、芳香族−脂環族基または芳香族−複素環基;またはヒドロカルビル置換 された脂環族基、ヒドロカルビル置換された芳香族基、ヒドロカルビル置換され た複素環基、ヒドロカルビル置換された脂環族−複素環基、ヒドロカルピル置換 された脂環族−芳香族基、ヒドロカルビル置換された複素環−芳香族基、ヒドロ カルピル置換された複素環−脂環族基、ヒドロカルピル置換された芳香族−脂環 族基またはヒドロカルビル置換された芳香族−複素環基を形成し得る;そして 各R15および各R16は、独立して、H、ヒドロカルピル基またはGである、 組成物。 7.R、R1、R3、R11およびR13の1種以上が、独立して、約250個 までの炭素原子のヒドロカルビル基である、請求項6に記載の組成物。 8.R2、R4、R5、R6、R12、R14、R15およびR16の1種以上 が、独立して、約20個までの炭素原子のヒドロカルビル基である、請求項6に 記載の組成物。 9.R7、R8およびR9が、独立して、約40個までの炭素原子を有する、請 求項6に記載の組成物。 10.R7、R8およびR9の1種以上が、独立して、約2個〜約4個の炭素原 子のアルキレン基である、請求項6に記載の組成物。 11.Gが、=X、−XR、−NR2、−NO2、−C(R)=X、−C(R) =NR、−C(R)=NXR、−N=CR2、−R8N=CR2である、請求項 6に記載の組成物。 12.Tが、=X、−XR、−NR2、−NO2、−C(R)=X、−C(R) =NR、−C(R)=NXR、−N=CR2、−N(R18)−Qまたは▲数式 、化学式、表等があります▼である、請求項6に記載の組成物。 13.Tが、−X−、−NR−、▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、 化学式、表等があります▼、▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学 式、表等があります▼、▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学式、 表等があります▼または▲数式、化学式、表等があります▼である、請求項6に 記載の組成物。 14.R18が、ヒドロキシ置換されたヒドロカルビル基である、請求項6に記 載の組成物。 15.請求項6の組成物であって、成分(i)が、次式により表される化合物で ある: ▲数式、化学式、表等があります▼(II)ここで、式(II)では、iは0〜 約10の範囲の数であり、R20、R21およびR22は、独立して、Hまたは ヒドロカルビル基であり、そしてT1は、−XR、−NR2、−NO2、−CN 、−C(R)=X、−C(R)=NR、−N=CR2、−N(R18)−Qまた は▲数式、化学式、表等があります▼である、 組成物。 16.請求項1の組成物であって、成分(i)が、芳香族マンニッヒであり、該 芳香族マンニッヒは、以下の(A−1)、(A−2)および(A−3)の反応生 成物である:(A−1)次式を有するヒドロキシ含有および/またはチオール含 有芳香族化合物: ▲数式、化学式、表等があります▼(A−1)ここで、式(A−1)では、Ar は芳香族基であり;mは1、2または3であり;nは、1〜約4の数であり;各 R1は、独立して、H、または1個〜約100個の炭素原子を有するヒドロカル ビル基であり;R2は、H、アミノまたはカルボキシルであり;そしてXは、O 、Sまたはmが2以上のときその両方である;(A−2)次式を有するアルデヒ ドまたはケトンまたはそれらの前駆体: ▲数式、化学式、表等があります▼(A−2)ここで、式(A−2)では、R3 およびR4は、独立して、H、1個〜約18個の炭素原子を有する飽和ヒドロカ ルビル基であり、そして、R4はまた1個〜約18個の炭素原子を有するカルボ ニル含有ヒドロカルビル基であり得る; (A−3)少なくとも1個の第一級または第二級アミノ基を有するアミンであっ て、該アミンは、水酸基および/またはチオール基が存在しないことにより特徴 づけられ、成分(A−1)、(A−2)および(A−3)の間の該反応は、約1 20℃未満の温度で行われる、 組成物。 17.請求項1の組成物であって、成分(i)が、次式により表される芳香族マ ンニッヒである: ▲数式、化学式、表等があります▼(III)ここで、式(III)では、Ar およびAr1は、独立して、芳香族基であり、R1、R2、R4、R6、R8お よびR9は、独立して、Hまたは脂肪族ヒドロカルビル基であり、R4は、ヒド ロキシ置換された脂肪族ヒドロカルビル基であり、R3、R5およびR7は、独 立して、ヒドロカルビレン基またはヒドロカルビリレン基であり、XはOまたは Sであり、そしてiは、5以上の数である、組成物。 18.請求項1の組成物であって、成分(i)が、次式により表される芳香族マ ンニッヒである: ▲数式、化学式、表等があります▼(IV)ここで、式(IV)では、R1およ びR3は、独立して、Hまたは脂肪族ヒドロカルビル基であり、そしてR2は、 ヒドロカルビル基である、 組成物。 19.請求項1の組成物であって、成分(i)が、次式により表される芳香族マ ンニッヒである: ▲数式、化学式、表等があります▼(V)ここで、式(V)では、R1、R3、 R5、R7、R9、R18およびR11は、独立して、Hまたは脂肪族ヒドロカ ルビル基であり;そしてR2およびR8は、独立して、ヒドロカルビレン基また はヒドロカルビリデン基であり;そしてR4およびR6は、独立して、3個〜約 20個の炭素原子のヒドロカルピレン基またはヒドロカルビリデン基である、 組成物。 20.請求項1の組成物であって、成分(i)が、次式により表される芳香族マ ンニッヒである: ▲数式、化学式、表等があります▼(VI)ここで、式(VI)では、R1、R 2、R5、R6、R8、R9、R12およびR13は、独立して、Hまたは脂肪 族ヒドロカルビル基であり、そしてR3、R4、R7、R18およびR11は、 独立して、ヒドロカルビレン基またはヒドロカルビリデン基である、組成物。 21.請求項1の組成物であって、成分(i)が、次式により表される化合物で ある: ▲数式、化学式、表等があります▼(VII)ここで、式(VII)では、R1 、R2、R4、R6、R8およびR9は、独立して、Hまたは脂肪族ヒドロカル ビル基であり、R3、R5およびR7は、独立して、ヒドロカルビレン基または ヒドロカルビリデン基であり、そしてiは0〜約10の範囲の数であり、但し、 R1およびR8がHであり、そしてR5がエチレンのとき、iは5以上である、 組成物。 22.請求項1の組成物であって、成分(i)が、次式により表される芳香族マ ンニッヒである: ▲数式、化学式、表等があります▼(VIII)ここで、式(VIII)では、 R1、R2、R3、R4、R5およびR6は、独立して、Hまたはヒドロカルビ ル基であり、そしてR7およびR8は、独立して、ヒドロカルピレン基またはヒ ドロカルビリデン基である、 組成物。 23.請求項1の組成物であって、成分(i)が、次式により表される芳香族マ ンニッヒである: ▲数式、化学式、表等があります▼(IX)ここで、式(IX)では、R1およ びR2は、独立して、Hまたはヒドロカルビル基であり、R3、R4、R5およ びR6は、独立して、アルキレン基またはアルキリデン基であり、そしてiおよ びjは、独立して、1〜約6の範囲の数である、組成物。 24.請求項1の組成物であって、成分(i)が、次式により表される芳香族マ ンニッヒである: ▲数式、化学式、表等があります▼(X)ここで、式(X)では、Arは芳香族 基であり;R1およびR3は、独立して、ヒドロカルビレン基またはヒドロカル ビリデン基であり;R2は、Hまたは低級ヒドロカルビル基であり;R4および R5は、独立して、H、脂肪族ヒドロカルビル基、ヒドロキシ置換された脂肪族 ヒドロカルビル基、アミン置換された脂肪族ヒドロカルビル基またはアルコキシ 置換された脂肪族ヒドロカルピル基であり;そしてR6は、Hまたは脂肪族ヒド ロカルピル基である、 組成物。 25.請求項1の組成物であって、成分(i)が、次式により表される芳香族マ ンニッヒである: ▲数式、化学式、表等があります▼(XI)ここで、式(XI)では、Arは芳 香族基であり、R1は、Hまたは脂肪族ヒドロカルピル基であり、そしてR2、 R3およびR4は、独立して、ヒドロカルビレン基またはヒドロカルビリデン基 である、 組成物。 26.請求項1の組成物であって、成分(i)が、次式により表される化合物で ある: ▲数式、化学式、表等があります▼(XII)ここで、式(XII)では、Ar は芳香族基であり、R1は脂肪族ヒドロカルビル基であり、そしてR2およびR 3は、独立して、Hまたはヒドロカルビル基である、 組成物。 27.請求項1の組成物であって、成分(i)が、次式により表される化合物で ある: ▲数式、化学式、表等があります▼(XII−1)ここで、R1はメチルであり 、R2はドデシルまたはプロピレンテトラマーであり、そしてR3はHである、 組成物。 28.請求項1の組成物であって、成分(i)が、次式により表される化合物で ある: R1−Ar−CH=N−R2−N=CH−Ar1−R3(XIII)ここで、式 (XIII)では、ArおよびAr1は、独立して、芳香族基であり、R1およ びR3は、独立して、Hまたはヒドロカルビル基であり、そしてR2は、ヒドロ カルビレン基またはヒドロカルビリデン基である、 組成物。 29.請求項1の組成物であって、成分(i)が、次式により表される化合物で ある: R1−N=CH−COOR2(XIV)ここで、式(XIV)では、R1および R2は、独立して、Hまたはヒドロカルピル基であり、R1およびR2中の全炭 素原子数は、少なくとも約6個の炭素原子である、 組成物。 30.請求項1の組成物であって、成分(i)が、次式により表される化合物で ある: R1−N=CHCH=N−OH(XV)ここで、式(XV)では、R1は、約6 個〜約200個の炭素原子のヒドロカルビル基である、 組成物。 31.請求項1の組成物であって、成分(i)が、次式により表される化合物で ある: ▲数式、化学式、表等があります▼(XVI)ここで、式(XVI)では: R1、R2、R3およびR4は、独立して、Hまたはヒドロカルピル基である、 組成物。 32.請求項1の組成物であって、成分(i)が、次式により表される化合物で ある: ▲数式、化学式、表等があります▼(XVII)ここで、式(XVII)では: R1、R2、R3、R4およびR5は、独立して、Hまたはヒドロカルビル基で ある、 組成物。 33.請求項1の組成物であって、成分(i)が、次式により表される化合物で ある: ▲数式、化学式、表等があります▼(XVIII)ここで、式(XVIII)で は: R1、R2、R3、R4、R5およびR6は、独立して、Hまたはヒドロカルビ ル基である、 組成物。 34.請求項1の組成物であって、成分(i)が、次式のいずれかにより表され る1種以上の化合物である:▲数式、化学式、表等があります▼(XIX−1) ▲数式、化学式、表等があります▼(XIX−2)▲数式、化学式、表等があり ます▼(XIX−3)ここで、式(XIX−1)、(XIX−2)および(XI X−3)では、各R1は、Hまたはヒドロカルピル基であり、または各R1は、 次式により表される基である: R2R3NR4− ここで、R2およびR3は、独立して、Hまたはヒドロカルビル基であり、そし てR4は、ヒドロカルピレン基またはヒドロカルビリデン基である、 組成物。 35.請求項1の組成物であって、成分(i)が、次式により表される化合物で ある: ▲数式、化学式、表等があります▼(XX)ここで、式(XX)では、T1は、 NR12、SR1またはNO2であり、ここで、R1は、Hまたはヒドロカルビ ル基である、組成物。 36.請求項1の組成物であって、成分(i)が、次式により表される化合物で ある: ▲数式、化学式、表等があります▼(XXI)ここで、式(XXI)では、R1 、R2およびR4は、独立して、Hまたはヒドロカルビル基であり、R3は、ヒ ドロカルピレン基またはヒドロカルビリデン基であり、そしてiは、1〜約10 の範囲の数である、 組成物。 37.請求項1の組成物であって、成分(i)が、次式により表される化合物で ある: ▲数式、化学式、表等があります▼(XXII)ここで、式(XXII)では、 R1、R2およびR3は、独立して、Hまたはヒドロカルビル基であり、そして R4は、ヒドロカルビレン基またはヒドロカルピリデン基である、組成物。 38.請求項1の組成物であって、成分(i)が、次式により表される化合物で ある: ▲数式、化学式、表等があります▼(XXIII)ここで、式(XXIII)で は、R1、R2、R3およびR4は、独立して、Hまたはヒドロカルビル基であ る、 組成物。 39.請求項1の組成物であって、成分(i)が、次式により表される化合物で ある: ▲数式、化学式、表等があります▼(XXIV)ここで、式(XXIV)では、 R1、R3、R4およびR5は、独立して、Hまたはヒドロカルビル基であり、 そしてR2は、ヒドロカルビレン基またはヒドロカルピリデン基である、組成物 。 40.請求項1の組成物であって、成分(i)が、次式により表される化合物で ある: ▲数式、化学式、表等があります▼(XXV)ここで、式(XXV)では、R1 、R2、R3およびR4は、独立して、Hまたはヒドロカルビル基であり、そし てR5は、ヒドロカルビレン基またはヒドロカルピリデン基である、組成物。 41.請求項1の組成物であって、成分(i)が、次式により表される化合物で ある: ▲数式、化学式、表等があります▼(XXVI)ここで、式(XXVI)では、 R1、R2、R3、R4、R5およびR6は、独立して、Hまたはヒドロカルビ ル基であり、そしてR7およびR8は、独立して、ヒドロカルピレン基またはヒ ドロカルピリデン基である、 組成物。 42.請求項1の組成物であって、成分(i)が、次式により表される化合物で ある: ▲数式、化学式、表等があります▼(XXVII)ここで、式(XXVII)で は、R1、R2、R3、R4、R5およびR6は、独立して、Hまたはヒドロカ ルビル基である、組成物。 43.請求項1の組成物であって、成分(i)が、次式により表される化合物で ある: ▲数式、化学式、表等があります▼(XXVIII)ここで、式(XXVIII )では、R1およびR2は、独立して、Hまたはヒドロカルビル基であり、R1 およびR2中の全炭素原子数は、少なくとも約6個の炭素原子である、 組成物。 44.請求項1の組成物であって、成分(i)が、次式により表される化合物で ある: ▲数式、化学式、表等があります▼(XXIX)ここで、式(XXIX)では、 R1およびR2は、独立して、Hまたはヒドロカルビル基である、 組成物。 45.請求項1の組成物であって、成分(i)が、次式により表される化合物で ある: ▲数式、化学式、表等があります▼(XXX)ここで、式(XXX)では、R1 は、Hまたはヒドロカルビル基であり;R2は、R1またはアシル基であり;R 3およびR4は、それぞれ独立して、Hまたは低級アルキル基であり;そしてz は0または1である、 組成物。 46.請求項1の組成物であって、成分(i)が、次式により表される化合物で ある: R1−C(O)−NHOH(XXXI)ここで、式(XXXI)では、R1は、 約6個〜約200個の炭素原子のヒドロカルピル基である、 組成物。 47.請求項1の組成物であって、成分(i)が、次式により表される化合物で ある: ▲数式、化学式、表等があります▼(XXXII)ここで、式(XXXII)で は、R1およびR2は、独立して、ヒドロカルピル基であり、そしてR3は、C H2、SまたはCH2OCH2である、組成物。 48.請求項1の組成物であって、成分(i)が、次式により表される化合物で ある: ▲数式、化学式、表等があります▼(XXXIII)ここで、式(XXXIII )では、R1は、1個〜約100個の炭素原子を有するヒドロカルビル基であり 、iは、0〜4のの数、T1は、G1に対してオルト位置またはメタ位置にあり 、そしてG1およびT1は、独立して、OH、NH2、NR2、COOR、SH またはC(O)Hであり、ここで、Rは、Hまたはヒドロカルビル基である、組 成物。 49.請求項48の組成物であって、式(XXXIII)では、G1がOHであ り、T1がNO2であってかつOHに対しオルト位置にあり、iが1であり、そ してR1が次式により表される:R2R3N−R4−NR5−R6− ここで、R2、R3およびR5は、独立して、Hまたはヒドロカルビル基であり 、そしてR4およびR6は、独立して、1個〜約6個の炭素原子のアルキレン基 またはアルキリデン基である、組成物。 50.請求項1の組成物であって、成分(i)が、次式により表される化合物で ある: ▲数式、化学式、表等があります▼(XXXIV)ここで、式(XXXIV)で は、R1は、Hまたはヒドロカルピル基であり、R2およびR3はアルキレン基 であり、そしてG1およびT1は、独立して、OHまたはCNである、組成物。 51.請求項1の組成物であって、成分(i)が、次式により表される化合物で ある: ▲数式、化学式、表等があります▼(XXXV)ここで、式(XXXV)では、 ArおよびAr1は、独立して、芳香族基であり、そしてR1、R2およびR3 は、独立して、Hまたはヒドロカルビル基である、 組成物。 52.請求項1の組成物であって、成分(i)が、次式により表される化合物で ある: ▲数式、化学式、表等があります▼(XXXVI)ここで、式(XXXVI)で は、1個以上の環炭素原子は、ヒドロカルピル基で置換され得る、 組成物。 53.請求項1の組成物であって、成分(i)が、次式により表される化合物で ある: ▲数式、化学式、表等があります▼(XXXVII)ここで、式(XXXVII )では、R1は、Hまたはヒドロカルピル基であり、そして1個以上の環炭素原 子は、ヒドロカルビル基で置換され得る、 組成物。 54.成分(i)が、少なくとも1種のアシル化アミンと、三酸化ホウ素、ハロ ゲン化ホウ素、ホウ素含有酸、ホウ素含有アミドおよびホウ素含有酸のエステル からなる群から選択された少なくとも1種のホウ素化合物との反応生成物である 、請求項1に記載の組成物。 55.請求項1の組成物であって、成分(i)が、(P−1)少なくとも1種の カルボン酸アシル化剤、(P−2)その構造内に、少なくとも1個のH−N=基 が存在することにより特徴づけられる少なくとも1種のアミン、および(P−3 )次式の少なくとも1種のリン含有酸の反応生成物である: ▲数式、化学式、表等があります▼(P−3−1)ここで、式(P−3−1)で は、各X1、X2、X3およびX4は、独立して、酸素またはイオウであり、各 mはoまたは1であり、そして各R1およびR2は、独立して、ヒドロカルピル 基である、組成物。 56.請求項1の組成物であって、成分(i)が、次式により表される化合物で ある: ▲数式、化学式、表等があります▼(LI)ここで、式(LI)では、T1は、 OH、NH2、NR2、COOR、SHまたはC(O)Hであり、ここで、Rは 、Hまたはヒドロカルピル基である、 組成物。 57.請求項1の組成物であって、成分(i)が、次式により表される化合物で ある: ▲数式、化学式、表等があります▼(LII)ここで、式(LII)では、R1 、R2、R3、R4、R5、R6、R7およびR8は、独立して、H、ヒドロカ ルビル基、ヒドロキシ置換されたヒドロカルビル基、または−COOH置換され たヒドロカルピル基である、 組成物。 58.請求項1の組成物であって、成分(i)が、次式により表される化合物で ある: ▲数式、化学式、表等があります▼(LIV)ここで、式(LIV)では、R1 、R2、R3およびR4は、独立して、Hまたはヒドロカルビル基である、 組成物。 59.前記金属が、銅である、請求項1に記載の組成物。 60.前記金属が、Fe、yまたはMnの1種以上と、Cuとの組み合わせであ る、請求項1に記載の組成物。 61.前記金属が、Fe、B、Zn、Mg、Ca、Na、K、SrまたはBaの 1種以上と、Cuとの組み合わせである、請求項1に記載の組成物。 62.前記金属反応物(ii)が、硝酸塩、亜硝酸塩、ハロゲン化物、カルボン 酸塩、リン酸塩、亜リン酸塩、硫酸塩、亜硫酸塩、炭酸塩、ホウ酸塩、水酸化物 または酸化物である、請求項1に記載の組成物。 63.少なくとも1種の有機銅錯体を含有する組成物であって、該錯体は、以下 の(i)および(ii)から誘導される:(i)次式により表される少なくとも 1種の化合物である:▲数式、化学式、表等があります▼(XII−1)ここで 、式(XII−1)では、R1は低級アルキル基であり、R2は、約6個〜約1 8個の炭素原子のアルキル基であり、R3は、Hまたは低級アルキル基である; (ii)成分(i)と錯体を形成し得る少なくとも1種の銅反応物である、 組成物。 64.R1がメチルであり、R2がドデシルまたはプロピレンテトラマーであり 、そしてR3がHである、請求項63に記載の組成物。 65.少なくとも1種の有機銅錯体を含有する組成物であって、該錯体は、以下 の(i)および(ii)から誘導される:(i)少なくとも1種の芳香族マンニ ッヒであって、該芳香族マンニッヒが、以下の(A−1)、(A−2)および( A−3)との反応生成物である: (A−1)次式を有するヒドロキシ含有および/またはチオール含有芳香族化合 物: ▲数式、化学式、表等があります▼(A−1)ここで、式(A−1)では、Ar は芳香族基であり;mは1、2または3であり;nは、1〜約4の数であり;各 R1は、独立して、H、または1個〜約100個の炭素原子を有するヒドロカル ビル基であり;R2は、H、アミノまたはカルボキシルであり;そしてXは、O 、Sまたはmが2以上のとき、その両方である;(A−2)次式を有するアルデ ヒドまたはケトンまたはそれらの前駆体: ▲数式、化学式、表等があります▼(A−2)ここで、式(A−2)では、R3 およびR4は、独立して、H、1個〜約18個の炭素原子を有する飽和ヒドロカ ルビル基であり、そしてR4はまた、1個〜約18個の炭素原子を有するカルボ ニル含有ヒドロカルビル基であり得る; (A−3)少なくとも1個の第一級または第二級アミノ基を有するアミンであっ て、該アミンは、水酸基および/またはチオール基が存在しないことにより特徴 づけられ、該成分(A−1)、(A−2)および(A−3)の間の反応は、約1 20℃未満の温度で行われる; (ii)成分(i)と錯体を形成し得る少なくとも1種の銅反応物である、 組成物。 66.通常液体の有機希釈剤と、約1重量%〜約90重量%の請求項1に記載の 組成物とを含有する、濃縮物。 67.通常液体の有機希釈剤と、約1重量%〜約90重量%の請求項63に記載 の組成物とを含有する、濃縮物。 68.通常液体の有機希釈剤と、約1重量%〜約90重量%の請求項64に記載 の組成物とを含有する、濃縮物。 69.通常液体の有機希釈剤と、約1重量%〜約90重量%の請求項65に記載 の組成物とを含有する、濃縮物。 70.主要量のディーゼル燃料と、少量で特性を改良する量の請求項1の組成物 とを含有する、ディーゼル燃料。 71.主要量のディーゼル燃料と、少量で特性を改良する量の請求項63の組成 物とを含有する、ディーゼル燃料。 72.主要量のディーゼル燃料と、少量で特性を改良する量の請求項64の組成 物とを含有する、ディーゼル燃料。 73.主要量のディーゼル燃料と、少量で特性を改良する量の請求項65の組成 物とを含有する、ディーゼル燃料。 74.排気系の微粒子トラップに集められた排気粒子の蓄積を低減するために、 該トラップを備えたディーゼルエンジンを操作する方法であって、 該方法が、効果的な量の請求項1の組成物を含有するディーゼル燃料を用いて該 ディーゼルエンジンを操作し、該トラップに集められた排気粒子の点火温度を低 下させることを包含する、方法。 75.排気系の微粒子トラップに集められた排気粒子の蓄積を低減するために、 該トラップを備えたディーゼルエンジンを操作する方法であって、 該方法が、効果的な量の請求項63の組成物を含有するディーゼル燃料を用いて 該ディーゼルエンジンを操作し、該トラップに集められた排気粒子の点火温度を 低下させることを包含する、方法。 76.排気系の微粒子トラップに集められた排気粒子の蓄積を低減するために、 該トラップを備えたディーゼルエンジンを操作する方法であって、 該方法が、効果的な量の請求項64の組成物を含有するディーゼル燃料を用いて 該ディーゼルエンジンを操作し、該トラップに集められた排気粒子の点火温度を 低下させることを包含する、方法。 77.排気系の微粒子トラップに集められた排気粒子の蓄積を低減するために、 該トラップを備えたディーゼルエンジンを操作する方法であって、 該方法が、効果的な量の請求項65の組成物を含有するディーゼル燃料を用いて 該ディーゼルエンジンを操作し、該トラップに集められた排気粒子の点火温度を 低下させることを包含する、方法。 78.ディーゼルエンジンで推進され、そして燃料添加分配機および排気系の微 粒子トラップを備えた装置を操作する方法であって、 該エンジンを、ディーゼル燃料を用いて操作すること;請求項1の組成物を含有 する燃料添加剤を、該燃料添加分配機に保持すること; および効果的な量の該燃料添加剤を、該ディーゼル燃料と混合して、該トラップ に集められた排気粒子の点火温度を低下させること、を包含する、 方法。 79.ディーゼルエンジンで推進され、そして燃料添加分配機および排気系の微 粒子トラップを備えた装置を操作する方法であって、 該エンジンを、ディーゼル燃料を用いて操作すること;請求項63の組成物を含 有する燃料添加剤を、該燃料添加分配機に保持すること; および効果的な量の該燃料添加剤を、該ディーゼル燃料と混合して、該トラップ に集められた排気粒子の点火温度を低下させること、を包含する、 方法。 80.ディーゼルエンジンで推進され、そして燃料添加分配機および排気系の微 粒子トラップを備えた装置を操作する方法であって、 該エンジンを、ディーゼル燃料を用いて操作すること;請求項64の組成物を含 有する燃料添加剤を、該燃料添加分配機に保持すること; および効果的な量の該燃料添加剤を、該ディーゼル燃料と混合して、該トラップ に集められた排気粒子の点火温度を低下させること、を包含する、 方法。 81.ディーゼルエンジンで推進され、そして燃料添加分配機および排気系の微 粒子トラップを備えた装置を操作する方法であって、 該エンジンを、ディーゼル燃料を用いて操作すること;請求項65の組成物を含 有する燃料添加剤を、該燃料添加分配機に保持すること; および効果的な量の該燃料添加剤を、該ディーゼル燃料と混合して、該トラップ に集められた排気粒子の点火温度を低下させること、を包含する、 方法。
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