JPH05507429A - 伝染性廃棄物を非伝染性廃棄物に変換する装置及び方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 伝染性廃棄物を非伝染性廃棄物に変換する装置及び方法技術分野 この発明は一般的に、医療廃棄物を粉砕及び殺菌し、それを非伝染性廃棄物とし て処分可能にする装置に係るものである。

背景技術 環境保護庁又は伝染病予防本部（ジョーシア州、アトランタ）により定義される 「伝染性廃棄物」の定義に合致する物質は、それを非伝染性にする規定の方法で 処理しなければならない。水蒸気殺菌、焼却及び他の許容された手段を採らなけ ればならない。処理過程がオフ−サイト、つまり伝染性廃棄物が発生した以外の 場所で行われる場合、その廃棄物は多くの厳しい規制に従って梱包、移送、保管 及びその他の取扱がなされる。このような規制を遵守すると、労力と他の資源の 出費か増加し、従って非伝染性廃棄物の処分費用と比較して、非常に費用かか大 部分の医療廃棄物は、おそらく伝染性廃棄物であるとみなされるので、特別の取 扱を必要とする。一般的に病院は、針、注射器、及び他の鋭利な廃棄物を、鋭利 廃棄物容器として知られる強固な硬質プラスチック製円筒型容器に入れている。

他の全ての汚染物質はどちらも、赤色のプラスチ・ンク袋に入れられる。鋭利廃 棄物容器と赤色の袋は、特別の取扱と処分を必要とする。しかし、伝染性廃棄物 の産出者の一部は、該当する法律を倣慢に無視し、このような廃棄物を不法に投 棄して、環境を破壊し、公衆衛生を脅かしている。その清掃費用は、責任のある 当事者が逮捕され、法的手段により支払いを強制されないかぎり、第三者が払う ことになる。

毎年産出される医療廃棄物はかなりの量になり、このような廃棄物を大量に発生 ずる病院及び他の施設は、それを法的に処分する費用により重い負担を受け、か つ法律を逃れる施設との不公平な競争に悩むことになる。

従って医療廃棄物処分の問題を解決する新しい方法が、明らかに必要とされてい る。廃棄物取扱設備を備えた在来の認可された場所でこれらの廃棄物を処理する というこれまでの解決法は、その高い費用のために、受は入れられないが、従来 技術は、この技術の不満足な状態をいかに改善できるかを教示または示唆して発 明の開示 長年の、しかしこれまで満たされていなかった、医療廃棄物を扱うより効率的な 費用の方法に対する要求が、今や廃棄物を産出する施設の敷地に備えつけられた 新しい装置によって満たされた。装置は、医療廃棄物をその第一端でホッパに受 入れ、非伝染性廃棄物として分類される廃物をその第二端に出す。

更に詳しくは、ホッパに入れられたものはまず２つのグラインダによって粉砕さ れて見分けがつかなくなる。次に、粉砕された物質はゆっくりと加熱部を通って 運ばれ、そこでヴイールス、バクテリア、胞子及び他の微生物が殺される。それ からその粉砕され加熱された物質は、冷却部を通ってゆっくりと運ばれ、その後 それを廃物収集部へとそれを運ぶコンベア装置に置かれる。粉砕と加熱は、皮下 注射針や有害生物のような危険なものをそれぞれ破壊し、冷却は、この粉砕され 殺菌された物質を他の非伝染性廃棄物と同じ方法で扱うことを可能にする。

この新しい装置の構造は費用がかからず、従って大量の医療廃棄物を産出する施 設が出すことができる。装置は、伝染性廃棄物処理に必要な特殊処理費用を避け ることによってもたらされる貯蓄が経済的に満足できる回数の範囲内であれば、 収支が合う。

従ってこの発明の第一の目的は、伝染性廃棄物を非伝染性廃棄物に変換する新規 の費用が効率的な方法を提供することにあることがわかる。

この発明のこれらの、及び他の多くの目的と利益が、この記述の結果として明ら かになるだろう。

従ってこの発明は、下記の構成に例示される構造の特徴、要素の組合せ及び部品 の配列からなり、この発明の範囲は、請求の範囲に記載される。

細な記述を行う。

図１は、新規の装置の模範実施例の図解式側面図である；図２は図１の２−２線 断面図である。

図３は図１の３−３線断面図である； 図４はその頂面図である； しくは投入口１４を持つホッパ１２を含む。開口１４は、図の通り、半円形の構 造を持った、回転するように設置されたモータ操作のドア１８によって閉鎖され る。フッのカッタ２０は、図４で一番良くわかるように、ホッパ１２の外側に位 置する。鋭利カッタは鋭利廃棄物容器を細かく切るが、その中の鋭利廃棄物を完 全に破壊する最下端に位置する第２グラインダ２４に重力送りされ、そこで更に 細かく粉砕される。もし設計の考案がそのように意図されるのであれば、グライ ンダ２４も１１ンマーミルにすることかできる。この２度の粉砕は、医療廃棄物 の完全な物理的破壊を確実にし、その全体の表面積を増加させることによって前 記の粒子に対して次に行われる加熱処理の効果を高める。

２度粉砕された物質はその後ハウジング部又は加熱部２６の第一投入端に重力送 りされる。ハウジング部２６は、図の通り予め決められた角度に配置され、水圧 制御のモータによってその縦の相称軸の回りをゆっくりと回る細長いオーガをそ こ好ましい実施例では、加熱部２６の内部温度はボイラ３２（図４）によって華 氏３５００　（摂氏１６２″）に維持されており、そのボイラは化学原料もしく は他の適当な方法の垂直の管状ボイラでよい。多分図２及び図３によって最もよ く理解されるように、熱伝達ジャケットもしくはスリーブ３３は、その大きさに 沿って加熱部２６を囲んでいる。加熱部２６の内部温度は、グラフ記録器を備え た球温度計を平均することによって絶えず計られる。焼却がおこることはない。

全てのヴイールス及びバクテリア生物の破壊を確実にするために、オーガ２８の 回転は、角速度に設定され、ハウジング部２６の最下端に入ってきた粉砕された 物質が、前記ハウジング部にほぼ６０分間とどまることを保証する。

オーガ２８の高位置の排出端に届くと、粉砕され加熱された物質は、回転ドア状 の構造を持ち、その回転軸３Ｓの回りをその上に置かれた粉砕された物質３４の 重みによってで回転する回転エアロツク３２の上に、重力の影響下に図４に描か れている通り落ちる。エアロツク３２は回転しているので、物質は重力の影響下 に傾斜したハウジング部３６の最下部の第一端へ落ちる。このハウジング部もし くは冷却部３６の内部はクーリングタワー３８（図４）及びクーリングスリーブ ３９のような適切な装置によってほぼ華氏１３０’に冷却される。傾斜したオー ガ４０はハウジング部３６の内部に回転するように設置されており、粉砕された 物質が前記のオーガ４０の高位置の排出端に届くまでにほぼ華氏１３０’まで冷 却されるのを確実にするために予め定められた角速度で、水圧制御のモータ４２ の操作にしたがって回転する。モータ３０と４２は、図４に示す通り水圧の動力 源４３によって選択的に操作されている；モータは電力、空圧や他の動力によっ て操作できる。

オーガ４０の最上端にほぼ達した粉砕され冷却された物質３４は重力の影響下に 、エアロツク３２と同様の方法で操作する回転エアロツク４４の上に、描写され ている通り落ちる。

物質はその後、美的理由と安全上の理由から囲いがしである、上に向かって傾斜 したドラッグチェインコンベア４８の積込部４６に落ちる。物質はその頂上５０ に達すると、重力の影響の下に適切な廃棄物入れ５２に落ちる。

便利なことに、装置１０全体が細長いスキッドビーム５４に設置されている。ス キブトビーム５４の幅は、装置ｌＯが公道を輸送できる程度の幅である；実施例 に示すように、その幅は７．５フイートである。示されてはいないが、更に、ド ア１Ｂが開いた時には２つのグラインダと鋭利廃棄物処理装置が役に立たなくな るように適切な連動装置が備えられている。

従って、この新規の方法が、鋭利廃棄物カッタに鋭利廃棄物容器を、他の医療廃 棄物を溢流管を持ったホッパに投入し、前記の鋭利廃棄物容器を細か（切り、ま ず一度ホツバと前記のカッタに投入された全ての廃棄物を粉砕し、前記の全ての 廃棄物が確実に細かい粒子になるまで二度目の粉砕を行い、切って二度粉砕した 粒子を予め定められた高い温度の加熱部に導き、前記の粒子がほぼ１時間そこに とどまるようにゆっくりとした速度で前記加熱部を通って運び、前記の粒子を冷 却し、冷却した粒子を非伝染性物質の収集基に排出するという過程から成り立っ ていることは明らかであろう。この方法は、空中や下水設備への汚染物質の排出 をもたらさないことになる。

明らかに、この発明は新規で有用である。更に、この発明がなされた時点では先 行技術の観点から見て、全体として考慮して当業者にとって自明のものではなか った。

この発明は、伝染性医療廃棄物を非伝染性廃棄物に変換する技術を開発する。

従って、以下のクレームは、法によって命ぜられるとおり、この重要な発明の核 心を守るために広く解釈され主張されるべきである。

上記の目的及び先の記述から明らかにされた目的は効果的に達成されたように思 われ、発明の範囲から離れることなく上記の構造は何か変えられるかもしれない ので、前記の記述または添付図面に示された全ての事柄は、説明の通りに解釈さ れるべきであって、制限的な意味に解釈されないようにするつもりである。

以下の請求の範囲は、言葉で規定されたことにかかわらず、この特許の総括的及 び限定された特徴の全てを保護するつもりであることもわかるであろう。

ここに発明は説明された。

一一一　− 要　約 伝染性廃棄物を投入するホッパ、廃棄物を細かく砕く一組のグラインダ又はその 他の破壊装置、有害生物がそこで破壊される第一の加熱部、及び粉砕され加熱さ れた物質が従来の廃物排除職員による取扱でも安全なレベルまでそこで冷却され る冷却部からなる装置によって、伝染性医療廃棄物は非伝染性廃棄物になる。

鋭利廃棄物容器は、容器を、それがグラインダに達するまでに切り開く、外側に 設置された鋭利廃棄物容器カッタによって切り開かれる。

国際調査報告

Claims (8)

【特許請求の範囲】
1. １．廃棄物を受け入れるホッパ； 投入口と排出口を備えた前記ホッパ； 前記ホッパに投入された廃棄物が重力の影響下にその中におちるように前記排出 口の下に位置する第一グラインダ部；予め定められた内部温度の加熱部； 前記加熱部を前記の予め定められた内部温度に維持するためのボイラ部；細長い 構造で、その第一端から第二端へと予め定められた角度で上に向かって傾斜し、 前記第二端が前記第一端よりも高くなっている前記加熱部；前記第一グラインダ 部の排出口に連通連結して位置する、前記加熱部の第一端； 予め定められた、加熱部の内部温度よりも相当低い内部温度の冷却部；前記冷却 部の予め定められた前記内部温度を維持する装置；細長い構造で、その第一端か ら第二端へと予め定められた角度で上に向かって傾斜し、前記第二端が前記第一 端よりも高くなっている前記冷却部；前記加熱部の第二端と前記冷却部の第一端 の間に位置するエアロック装置；互いに関して、ほぼ垂直の関係に配置された前 記加熱部の第二端、前記エアロック装置、及び前記冷却部の第一端； 前記加熱部の中に位置し、回転するように設置されその回転が廃棄物を前記加熱 部の第一端から前記加熱部の第二端へと運ぶように作用している、第一のオーガ ； 前記冷却部の中に位置し、回転するように設置されその回転が廃葉物を前記冷却 部の第一端から前記冷却部の第二端へと運ぶように作用している、第二のオーガ ； 伝染性生物を破壊するのに十分な、前記加熱部の予め定められた前記の内部温度 ； 特殊原料の取扱装置がなくても安全に廃棄物を取り扱える温度にまで前記廃棄物 を冷却するのに十分な、前記冷却部の予め定められた前記内部温度；公道を輸送 できるように前記装置の幅を最小にするために、互いに縦一線に配置された前記 加熱部と冷却部； からなる伝染性廃棄物を非伝染性廃棄物に変換する装置。
2. ２．前記加熱部と冷却部が水平面に関して共通の角度の傾斜で配置された、請求 項１記載の装置。
3. ３．前記エアロック装置が回転エアロックであって、前記回転エアロックが前記 の共通の角度に配置された回転軸を持つ、請求項２記載の装置。
4. ４．更に前記冷却部の第二端に位置する第二エアロック装置からなり、前記第二 エアロック装置が前記の共通の角度に配置された回転軸を持つ第二回転エアロッ クである、請求項３記載の装置。
5. ５．更に、連通連結した第一グラインダ部と縦一線に位置する第二グラインダ部 からなり、前記第二グラインダ部が前記第一グラインダ部の下に位置し重力送り され、連通連結する前記加熱部の前記第一端の上に位置する、請求項４記載の装 置。
6. ６．更に前記ホッパに隣接して位置する鋭利廃棄物カッタからなり、前記税利廃 棄物カッタから排出された物質が前記ホッパに入り、そこから前記第一及び第二 のグラインダ部へ続いて入るように、前記税利廃棄物カッタが前記ホッパの内部 とと連通連結した排出口を備えている、請求項５記載の装置。
7. ７．更に前記冷却部の第二端の下に位置する第一の低位端及びそこから遠く離れ た第二の高位端を備えた排出コンベア装置からなり、前記排出コンベア装置の前 記第一端が第二回転エアロックを通じて前記冷却部の第二端と連通連結しており 、前記排出コンベア装置の前記第二端が、危険のない廃棄物が置かれるような種 類の収集装置と連通連結している、請求項６記載の装置。
8. ８．更に、前記ホッパ、前記加熱部、前記冷却部及び前記排出コンベア装置が設 置される細長い平らなスキッドビームからなり、前記スキッドビームが公道での 輸送を可能にする予め定められた幅である、請求項７記載の装置。