JPH11313881A - 廃棄物の消毒殺菌方法及び装置 - Google Patents

廃棄物の消毒殺菌方法及び装置

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JPH11313881A
JPH11313881A JP10378040A JP37804098A JPH11313881A JP H11313881 A JPH11313881 A JP H11313881A JP 10378040 A JP10378040 A JP 10378040A JP 37804098 A JP37804098 A JP 37804098A JP H11313881 A JPH11313881 A JP H11313881A
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JP
Japan
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waste
pressure vessel
steam
pressure
disinfection
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JP10378040A
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English (en)
Inventor
Howard Morgan Clarke
モーガン クラーク ハワード
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GEN WASTE REDUCTION Ltd
GENERAL WASTE REDUCTION Ltd
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GEN WASTE REDUCTION Ltd
GENERAL WASTE REDUCTION Ltd
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Publication date
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61LMETHODS OR APPARATUS FOR STERILISING MATERIALS OR OBJECTS IN GENERAL; DISINFECTION, STERILISATION OR DEODORISATION OF AIR; CHEMICAL ASPECTS OF BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES; MATERIALS FOR BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES
    • A61L11/00Methods specially adapted for refuse
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61LMETHODS OR APPARATUS FOR STERILISING MATERIALS OR OBJECTS IN GENERAL; DISINFECTION, STERILISATION OR DEODORISATION OF AIR; CHEMICAL ASPECTS OF BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES; MATERIALS FOR BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES
    • A61L2/00Methods or apparatus for disinfecting or sterilising materials or objects other than foodstuffs or contact lenses; Accessories therefor
    • A61L2/02Methods or apparatus for disinfecting or sterilising materials or objects other than foodstuffs or contact lenses; Accessories therefor using physical phenomena
    • A61L2/04Heat
    • A61L2/06Hot gas

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 廃棄物、特に、限定的ではないが、医療廃棄
物を消毒殺菌する方法及び装置を提供すること。 【解決手段】 廃棄物11が粉砕され、圧力容器80に
搬入され、蒸気で処理され、圧力容器80から排出され
る。蒸気の潜熱が、消毒殺菌をもたらすに十分な高温度
に廃棄物11を加熱する。圧力容器80が蒸気で加圧さ
れる前に、圧力容器80内の空気が排出される。消毒殺
菌の後、圧力容器80内に滞留した水が排出され、その
後に圧力容器80内の圧力が開放される。圧力容器80
とその内容物はまだ高温状態にあるので、この急激な圧
力の開放は廃棄物11に相当な乾燥をもたらすことにな
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、廃棄物の消毒殺菌
装置、特に、限定的ではないが、危険な廃棄物の消毒殺
菌に適する廃棄物の消毒殺菌装置に関する。そのような
廃棄物は、多くの場合、医療廃棄物であろう。
【0002】
【従来の技術】医療廃棄物は、一般的に焼却装置内で廃
棄処理されている。しかしながら、これらの焼却装置の
殆どのものは新規の排出基準を満たしておらず、従って
この廃棄物の廃棄処理には別の方法が見出されねばなら
ない。家庭廃棄物は、多くの場合、ごみ処理場内に廃棄
処理されるが、医療廃棄物には潜在的に危険な成分が含
まれるため、該廃棄物は何らかの方法で消毒殺菌されね
ばならない。従来用いられてきたひとつの方法は、該廃
棄物を熱面上で直接加熱することであるが、この方法
は、廃棄物の消毒殺菌には非常に非効率的で時間がかか
り過ぎる方法である。従来用いられてきた別の方法は、
廃棄物を化学薬品で処理して汚染が生じないようにする
ことであるが、その時に生じる生成物が同様に危険な化
学物質を多量に含有しており、これを安全に廃棄処理す
る前に処理が必要とされる。
【0003】この類型の廃棄物は、一般的には、プラス
チック材、紙及び綿から大部分が構成される。前記プラ
スチック材は、包装及び使い捨て用品、例えば注射器、
輸血用具、チューブ類及び手袋からなり、また前記紙材
及び綿材にはティッシュペーパー、脱脂綿及び包帯が含
まれる。ガラス瓶や針は、普通は別に廃棄されるが、時
として一般の廃棄物と一緒にされることもあろう。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、廃棄
物、特に、何らかの危険成分と一緒にされた紙製品やプ
ラスチック製品のような製品材料から大部分が構成され
た廃棄物を消毒殺菌する方法及び装置を提供することに
ある。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明によれば、 a.廃棄物を粉砕する工程、 b.粉砕された廃棄物を圧力容器に搬入すると共に該圧
力容器を閉鎖する工程、 c.圧力容器内の廃棄物に蒸気を少なくとも該圧力容器
内の蒸気圧が実質的に定常になるまで供給し、それによ
って廃棄物を高温に加熱すると共に消毒殺菌する工程、
及び d.消毒殺菌された廃棄物を圧力容器から取り出す工
程、 からなる廃棄物の消毒殺菌方法が提供される。
【0006】廃棄物に対する蒸気の供給により、廃棄物
及び圧力容器の壁で蒸気が凝縮し、それらは放出された
潜熱により加熱されることになる。蒸気は、その凝縮が
生じる限り、圧力容器内に継続して流入する。廃棄物が
圧力容器内の蒸気圧における飽和温度に到達したとき、
即ち該廃棄物が殺菌温度にまで加熱されたとき、少なく
とも廃棄物上において蒸気の凝縮が停止する。通常の場
合、蒸気は、所要温度において消毒殺菌を達成するに十
分な時間が経過するまで継続して供給されよう。
【0007】空気は圧力容器が蒸気で加圧される前に圧
力容器から実質的に除去されることが好ましいが、これ
は、圧力容器内に蒸気を流通させることにより達成する
ことができる。蒸気が圧力容器内に流入するにつれて空
気が排出されるのである。好ましくは、蒸気は圧力容器
内にその底部を通って流入し、空気は圧力容器からその
蓋部を通って排出させられる。圧力容器は、全ての空気
が一旦除去されてしまえば、頂部において密閉されるこ
とができる。
【0008】好ましくは、蒸気は、蒸気発生器から管路
で導くことにより供給される。蒸気圧は蒸気発生器にお
いて制御される。蒸気発生器及び圧力容器内の圧力は平
衡状態に達した状態とされる。
【0009】好ましくは、蒸気は、(116℃の温度に
対応して)少なくとも0.8バールの圧力で発生させら
れ、予定時間は少なくとも実質的に30分間である。ま
た、好ましくは、蒸気圧は、(131.2℃の温度に対
応して)少なくとも1.8バールであり、予定時間は少
なくとも実質的に10分間である。さらに、好ましく
は、蒸気圧は、(151.8℃の温度に対応して)少な
くとも4バールであり、予定時間は少なくとも実質的に
5分間である。
【0010】消毒殺菌時間の終期において、廃棄物は水
で飽和され、大量の水が圧力容器内に滞留させられよ
う。好ましくは、蒸気はその後切り離され、大部分の水
は蒸気圧が開放される前に圧力容器から抜き出される。
圧力容器とその内容物はなお熱く、蒸気圧の急激な降下
は、水を圧力容器内に残留させることになり、その水
は、新しく生じた低圧力における沸騰点以上の温度を呈
する廃棄物内の水を含むものであり、従ってこの水の多
くは蒸発し、廃棄物に相当な乾燥をもたらすことにな
る。
【0011】廃棄物はその後、圧力容器から取り出され
る。廃棄物は、ごみ処理場その他への安全な廃棄のため
に冷却され得ることが考えられる一方、好ましくは、廃
棄物は、ブロック体又は小粒体に圧縮成形されるであろ
う。廃棄物中にある高配合量のプラスチックは、接着剤
の添加なしに廃棄物を造粒することを可能にする。ま
た、廃棄物は、プラスチックや紙の含有量に起因して高
い発熱量を有し、このことは炉やボイラーでの燃焼に好
適である。
【0012】本発明における第二の視点によれば、廃棄
物の消毒殺菌に用いる装置が提供される。本発明に係る
消毒殺菌装置は、 a.廃棄物を前もって粉砕する粉砕手段、 b.粉砕された廃棄物を受け入れることができる積入れ
口と該積入れ口を耐圧的に密閉する蓋部と蒸気入口とを
備え、消毒殺菌に供される粉砕された廃棄物を収容する
圧力容器、 c. 粉砕手段と圧力容器が据え付けられた架台、 d. 蒸気の供給により廃棄物を消毒殺菌するために、圧
力容器にその蒸気入口を介して予定圧力で蒸気を供給す
る蒸気発生器 からなるものである。
【0013】蒸気入口が圧力容器の蓋部に設けられ得る
ことが考えられる一方、好ましくは、蒸気が粉砕された
廃棄物を通って上方に浸透することを可能にするため
に、蒸気入口が圧力容器の基部に設けられる。
【0014】好ましくは、粉砕された廃棄物に対して蒸
気を分配供給するために、蒸気入口に多孔性コーンが設
けられる。好ましくは、圧力容器をそれからの廃棄物の
排出のために転倒状態に回転させ得るように、圧力容器
が架台に枢着される。好ましくは、蓋部が開口位置に保
持される間に圧力容器を転倒状態に回転させ得るよう
に、該蓋部が圧力容器の枢軸から独立して架台に枢着さ
れる。好ましくは、粉砕手段は、廃棄物内のシート材を
細断する細断機、廃棄物内の粒状材を細粒化する粉砕
機、及び所定値より大きい外径を有する廃棄物が粉砕機
内に保留されることを確実にするための篩を備えてい
る。
【0015】好ましくは、装置は、架台上における粉砕
手段のための囲い、及び粉砕中において該囲いを大気圧
以下に保持するポンプを備えている。好ましくは、気中
の汚染物を放出前に除去するために、ポンプが、サイク
ロンフィルター及び高性能微粒子除去(HEPA)フィ
ルターに連結される。好ましくは、装置は、粉砕された
廃棄物を粉砕用囲いから圧力容器に移送するためのスク
リューコンベアを備えている。
【0016】通常の場合、圧力容器は、蒸気で加圧され
る前に空気の追出しが行われることなっている。好まし
くは、装置は、圧力容器の蓋部における第一の出口に連
結された第一の気泡放出器を備えており、これにより、
圧力容器が蒸気で満たされるに伴って気泡が気泡放出器
を通って追い出される。好ましくは、装置は、第一の気
泡放出器からの空気の流量を測定する手段を備えてい
る。好ましくは、その場合に、装置は、圧力容器におけ
る第二の出口に連結された第二の気泡放出器を備えてお
り、これにより、消毒殺菌工程後に圧力が開放されるに
伴って蒸気が気泡放出器へと放出される。
【0017】廃棄物は、ごみ処理場への廃棄のために冷
却され得ることが考えられる一方、好ましくは、装置
は、消毒殺菌された廃棄物を小粒体に圧縮成形するため
の造粒機を備えている。
【0018】
【実施例】本発明の理解に資するように、本発明の特定
の実施態様を添付図面に照らして説明する。図1は本発
明に係る装置を保持するコンテナの断面図、図2は本発
明に係る装置の断面図、図3は本発明に係る粉砕手段の
断面図、図4は本発明に係るサイクロン及びフィルター
システムの断面図、図5は本発明に係る装置における圧
力容器の断面図である。
【0019】病室その他により生成される廃棄物は、例
えば包装、注射器、チューブ類及び手袋からのプラスチ
ック材、例えば綿製の包帯や脱脂綿等の繊維材、例えば
ボール箱、ティッシュペーパー及び新聞紙等の紙材、針
及びビンの蓋からの少量の金属材、例えばガラス瓶等の
少量のガラス材、花や食物のように患者により供され或
いは使用された種々雑多なその他の廃棄物を包含する。
通常、ガラス材及び針は、別に「鋭利(sharps)」箱内
に廃棄されるべきであるが、時としてこの廃棄物の一部
は一般の廃棄物と一緒にされているかもしれない。病院
内部では、廃棄物は、廃棄のために用意された黄色いプ
ラスチック製の袋内に置かれる。
【0020】図1において、装置1は、輸送や迅速な据
付けに便利なように、そして装置1に架台を与えるため
にISOコンテナ2内に大部分収容されている。コンテ
ナ2は3区域に分割されている。第一の区域3は消毒殺
菌装置を含み、第二の区域4は蒸気発生器6を収容し、
第三の区域5は制御ユニット7にハウジングを提供して
いる。
【0021】図2、3、4及び5に転ずると、廃棄物1
1を装置1に積み入れるために、コンベア10がコンテ
ナ2の外側に設けられている。前記コンベア10上には
処理されるべき廃棄物11入りの袋が載置され、一度に
一袋ずつコンテナ2の上方に消毒殺菌装置の入口20ま
で運び上げられる。前記コンベア10は、一時間当り5
0袋までの搬送能力を有する。
【0022】コンテナ2頂部の入口20にはスライド弁
30がその下方にシュート40を配して設けられ、装置
1の粉砕区域50に通じている。この区域の第一段階は
2軸61を有する細断機60であり、各軸61は、円周
方向に間隔を置くと共に半径方向に突出する3枚の刃6
2をその長さに沿って数組備えている。前記両軸61が
モータ(図示されない)で互いに反対方向に駆動される
と、一方の軸61上の刃62が他方の軸61上の刃62
と互いに歯合し、それらの間を通過する廃棄物11が細
断される。また、枢着されたアーム63がシュート40
の側壁を通過するように設けられ、これは、廃棄物11
を刃62の方向に押し付けると共に該廃棄物11が刃6
2から跳ね上がるのを防止する。
【0023】次のシュート区域64が粉砕機70に通じ
ている。この粉砕機70は、3枚の直線状の平行な刃7
2を有するドラム71から構成されている。ドラム71
は400回転/分で回転駆動される。ドラム71上の平
行刃72は、ケーシング74にドラム71の対向する側
において固設された、2枚の幾分湾曲した刃73と協働
する。ドラム71の直下には5mmの篩目を有するスチ
ール板からなる篩75が配置されている。前記篩75の
下には粉砕された廃棄物11の受け路76が設けられて
いる。前記刃72、73は交換を容易にするために個別
に取り付けられている。
【0024】受け路76の一端から、送り管77がサイ
クロン22の入口に通じている。サイクロン22からの
中央空気出口23は送風機21に連結され、該送風機2
1はHEPAフィルター24及び必要に応じて防臭フィ
ルター(図示されない)を介して大気中に開放されてい
る。前記HEPAフィルター24等はコンテナ2の外側
に設置されている。送風機21は廃棄物入口弁30から
空気を吸引する。この廃棄物入口弁30は、その閉鎖時
に第一の区域3に空気を導入し得るように孔が開けられ
ている。或いはその代わりに、コンテナ2の一つ又は複
数の壁に通気口が設けられていてもよい。空気はまた区
域内部からも吸引され、それによって該区域は大気圧以
下に保持される。空気は、粉砕された廃棄物11を該空
気と共に送り管77を通ってサイクロン22に導入する
に十分な量だけ、細断機や粉砕機を通して吸引される。
【0025】サイクロン22はその下方出口26に定速
回転する交差ベーン弁25を有し、これは、かなりの上
昇気流を防止すると共に粉砕された廃棄物11を下方に
向って通過させることを可能にしている。保持ホッパー
27が下方出口26の下方に設けられ、これは最大処理
量である120kgの廃棄物11を収容するための大き
さを有する。これを測定するために、保持ホッパー27
は一方の底側部28において枢支されると共に他方の底
側部で1個又は複数個の加重検出器29上に支持されて
いる。また、保持ホッパー27内部にある粉砕された廃
棄物11が均一に分配されることを確実にするために、
振動機(図示されない)が設けられている。
【0026】保持ホッパー27の基部からオーガ100
が延設され、該オーガ100は3分間に120kgの廃
棄物11を配送する能力を有する。
【0027】粉砕された廃棄物11の消毒殺菌のため
に、円筒形のステンレス製圧力容器80が装置1に装備
されている。圧力容器80は、コンテナ2に固定された
フレーム81’におけるモータ駆動される枢軸機構81
に中心において設けられている。この配置は、圧力容器
8が転倒状態に回転させられることを可能にする。圧力
容器80にはステンレス製の蓋部90が設けられてい
る。蓋部90は、圧力容器80の片側に配備されたピボ
ットアーム91及びアクチュエータ93を介してフレー
ム81’に枢着されている。蓋部90には、圧力容器8
0の直立時に、該蓋部90を圧力容器80の縁部に固定
させるための12個の空気圧式クランプ92と、該蓋部
90により圧力容器80を耐圧的に密封するための一対
のOリング(図示されない)とが設けられている。
【0028】圧力容器80の基部82は25mmの鉄板
83で強化され、該基部82に蒸気入口管84が取り付
けられている。蒸気入口管84の上方には、1mmの複
数の穿孔を有するコーン87で囲まれた溝穴付きリング
85が設けられている。
【0029】圧力容器80の蓋部90は、そこを通過す
る蒸気を乾燥するための冷却ドーム90’を有し、該冷
却ドーム90’には出口管94が取り付けられ、該出口
管94は弁95を有すると共に密閉された気泡放出器9
6に通じている。出口管97は、気泡放出器96の頂部
において間隙98から流量計99を通ってコンテナ2に
おける第一の区域3内の間隙へと通じ、該第一の区域3
はサイクロン22の送風機21により大気圧以下に保持
されている。
【0030】圧力制御弁8及び安全弁9を備える蒸気発
生器6は、弁89を介して蒸気入口管84に連結され、
温度150℃、圧力4バールの蒸気を発生するように調
整されている。
【0031】装置1の使用に際して、制御ユニット7の
制御の下、コンベア10が1分間に1袋の廃棄物11
(その粉砕に要する速度)を廃棄物入口弁30まで荷揚
げし、該廃棄物入口弁3は、袋が粉砕手段50へと通り
抜けて落ちるように自動的に開口される。廃棄物11が
装置1に入ると直に廃棄物入口弁30が閉鎖される。サ
イクロン22の送風機21は連続的に運転され、前記廃
棄物入口弁30を介して空気を吸引すると共に廃棄物1
1が装置1から逆流することを阻止している。
【0032】次の新しい廃棄物11の袋を受け入れるた
めに前記廃棄物入口弁30が開口されると同時に細断機
60のアーム63が持ち上げられ、適当な遅延時間の経
過後に前記袋上に復帰させられ、それによって該袋が細
断機60と接触状態に保持される。細断された廃棄物1
1は、細断機60と同様に連続稼動している粉砕機70
内に落下する。廃棄物11は篩75を通って落下する大
きさにまで刻まれるが、当初大き過ぎる廃棄物11は拾
い上げられて周囲に移送され、回転刃72と固定刃73
との間でさらに細かく刻まれる。前記のように刻まれた
廃棄物11は、大体において、概略3mmの外径寸法を
有することになろう。
【0033】刻まれ或いは粉砕された廃棄物11は、サ
イクロン22を通る空気流によって送り管77に吸い上
げられ、該サイクロン22において空気から分離され
る。続いて、前記廃棄物11はホッパー27へと落下
し、120kgの積み荷が蓄積されるまで秤量される。
圧力容器80の蓋部90が持ち上げられ、圧力容器80
は、枢軸機構81により、オーガ100からの出口10
1の方向に傾斜させられ、それによってホッパー27が
圧力容器80内に荷下ろしされることになる。
【0034】圧力容器80が直立状態に復帰させられ、
蓋部90がクランプ92に固定される。蒸気が発生させ
られ、蒸気入口管84を介して(弁89を開けた状態
で)圧力容器80に供給される。その場合、蒸気は多孔
性のコーン87を通過して廃棄物11へと流入する。コ
ーン87は、蒸気を廃棄物11の積み荷へと分配する。
【0035】蒸気が圧力容器80に供給される前に出口
管94内の弁95が開口される。蒸気の導入に伴って、
圧力容器80内の空気が押し出される。空気は出口管9
4を通って気泡放出器96に流入する。この空気は、気
泡放出器96から流量計99を通過し、そこから、装置
1の粉砕区域50における送風機21の吸引側へと至
り、そこでHEPAフィルター24を介して大気中に排
出される。空気が圧力容器80から吐出されている間
に、該空気は気泡放出器96内の水を通って泡立ち、出
口管97において流量が記録されことになっている。し
かしながら、全ての空気が一旦排出してしまうと共に蒸
気が圧力容器80から流れ出ると、蒸気は気泡放出器9
6内の水の中で凝縮し、出口管97を通る空気の流量は
劇的に降下しよう。この流量の降下が記録されたとき、
気泡放出器96への弁95が閉鎖される。
【0036】蒸気は蒸気発生器6から圧力容器80へと
連続して流入する。蒸気が冷たい多孔性コーン87及び
冷たい廃棄物11と接触すると、その潜熱を放出して凝
縮する。さらに多くの蒸気が圧力容器80に流入する
と、後者の圧力容器80及び収容された廃棄物11は急
速に加熱される。圧力容器80内の異なった高さに取り
付けられた3個の温度プローブ110は廃棄物11の温
度を測定する。凝縮した水は、毛管作用により廃棄物1
1を急速に通過すると共に熱をそれに伝導することがで
きる。このようにして、蒸気からの熱は圧力容器80と
その内容物全体に急激に伝達されることになる。別の温
度プローブ111と圧力プローブ112が圧力容器80
の蓋部90に配置され、全てのプローブが定常の読取り
値を示しているとき、圧力容器8において定常状態が達
成されると共に圧力容器80と蒸気発生器6は平衡状態
に達している。この状態は調整された4バールの蒸気圧
であり、従って圧力容器80内の温度は概略150℃で
ある。この温度では、如何なるバクテリア細胞や胞子も
2〜4分以内に死滅させられよう。それより低い温度が
使用されてもよいが、その場合、保持時間はその温度に
相応してより長いものとなろう。仮にいわゆる「超細菌
(superbugs)」が問題となるときは、より高い温度が
使用されてもよく、そしてより長い時間にわたってその
条件が保持される。
【0037】一定時間の後、弁89が閉鎖されると共に
圧力容器80が蒸気発生器6から分離される。この時ま
でに大量の水が圧力容器80内に滞留し、試案では12
0kgの廃棄物11に対して10リッターから15リッ
ターの水の滞留が示されている。圧力容器80の底部か
ら延びる配水管120内の弁88を開口することによ
り、この水の大部分は第二の気泡放出器121へと抜き
出される。溝穴付きリング85の溝穴86は、配水管1
20の詰りを生じることなしに水が廃棄物11から分離
されることを可能にしている。圧力容器80がなお圧力
をかけられた状態にあるとき、この水は急激に排出され
ると共に弁88はごく短時間だけ開口される必要があろ
う。水だけが圧力容器80の底部から排出されることを
確実にするため、弁88が設定時間だけ開口されるか、
設定量の水が除去されよう。通常は、少量の水が圧力容
器80の底部に残留することになる。
【0038】その後、蒸気が圧力容器80から放出さ
れ、これは、圧力容器80の蓋部90から、弁123を
有する第二の出口管122を通って達成される。この蒸
気出口管122は、前記と同様の第二の気泡放出器12
1に通じている。後者の第二の気泡放出器121は、き
れいな水を受け入れ、コンテナの「クリーン」区域4内
に配置されている。各消毒殺菌サイクルの後ごとに排水
栓124を通して排水が行われる。圧力容器80とその
内容物はなお熱く、圧力の急激な降下により圧力容器8
0内に水が残留させられ、その水は、新しい圧力に対応
する沸騰点以上の温度を呈する廃棄物11内にある水を
含むものである。従って、大量の水が蒸発し、廃棄物1
1に相当な乾燥が行われることになる。
【0039】圧力容器80から廃棄物11を取り出すた
めに、蓋部90が固定を外されると共に持ち上げられ、
圧力容器80は転倒状態に回転させられる。廃棄物11
は保持ホッパー130へと落下し、この保持ホッパー1
30もまた振動させられている。この段階で、廃棄物1
1はなお熱く、粘着性を有し、それを圧力容器80から
取り出すために、圧縮された空気又は水が圧力容器80
の基部82(この時点では頂部に位置する)を通して加
えられてもよい。
【0040】圧力容器80がまだこの転倒位置にある間
に、アーム(図示されない)が圧力容器80の縁部を拭
い、該縁部に廃棄物11が付いていないことを確実にす
ると共に蓋部90との良好な密封を確保する。
【0041】保持ホッパー130からの廃棄物11はな
お熱く、水平スクリューコンベア131及び垂直スクリ
ューコンベア132を介して保持容器134に搬送され
る。両スクリューコンベア131、132は共に、廃棄
物11を冷却するための冷水ジャケットを備えている。
【0042】前記廃棄物11は今や無菌となっているの
で、ごみ処理場への投棄も含めて、他の廃棄物11と同
じ方法で廃棄されることができる。
【0043】廃棄物11は、それに含まれる高含有量の
プラスチック材に起因して高い発熱量を有するので、炉
での使用のためにブロック体又は小粒体に圧縮成形され
ることができる。廃棄物11は造粒機に充填されると共
に金型、好ましくは1/2インチの金型に通される。摩
擦温度とプラスチック含有量により廃棄物11は粘着性
となり、接着剤の添加なしにブロック体内部で互いに粘
着する。
【0044】本発明とその用途は、前記実施態様の詳細
な記述内容に限定されるものではない。特に、それは、
危険物質を含む危険性の少ない非医療施設からの廃棄物
11の処理に使用可能である。
【0045】
【発明の効果】本発明に係る廃棄物の消毒殺菌方法及び
装置は以上のように構成されるので、廃棄物、特に、何
らかの危険成分と一緒にされた紙製品やプラスチック製
品のような製品材料から大部分が構成された廃棄物を効
果的に消毒殺菌することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る装置を保持するコンテナの断面図
である。
【図2】本発明に係る装置の断面図である。
【図3】本発明に係る粉砕手段の断面図である。
【図4】本発明に係るサイクロン及びフィルターシステ
ムの断面図である。
【図5】本発明に係る装置における圧力容器の断面図で
ある。
【符号の説明】
1 装置 2 コンテナ 6 蒸気発生器 11 廃棄物 22 サイクロン 60 細断機 70 粉砕機 75 篩 80 圧力容器 84 蒸気入口管 90 蓋部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 599013348 Number 2 Chapel Cou rt London SEl 1HH U nited Kingdom

Claims (27)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 a.廃棄物を粉砕する工程、 b.粉砕された廃棄物を圧力容器に搬入すると共に該圧
    力容器を閉鎖する工程、 c.圧力容器内の廃棄物に蒸気を少なくとも該圧力容器
    内の蒸気圧が実質的に定常になるまで供給し、それによ
    って廃棄物を高温に加熱すると共に消毒殺菌する工程、
    及び d.消毒殺菌された廃棄物を圧力容器から取り出す工
    程、 からなる廃棄物の消毒殺菌方法。
  2. 【請求項2】 圧力容器が蒸気で加圧される前に該圧力
    容器から空気が実質的に排出される請求項1に記載の廃
    棄物の消毒殺菌方法。
  3. 【請求項3】 圧力容器から空気を排出させるために蒸
    気が圧力容器内を流通させられる請求項2に記載の廃棄
    物の消毒殺菌方法。
  4. 【請求項4】 蒸気は圧力容器にその底部を通って流入
    し、空気は圧力容器からその蓋部を通って排出させられ
    る請求項3に記載の廃棄物の消毒殺菌方法。
  5. 【請求項5】 蒸気は蒸気発生器から管路で導くことに
    より供給される請求項1乃至4の何れかに記載の廃棄物
    の消毒殺菌方法。
  6. 【請求項6】 蒸気圧は蒸気発生器において制御される
    請求項5に記載の廃棄物の消毒殺菌方法。
  7. 【請求項7】 蒸気発生器及び圧力容器内の圧力が平衡
    状態に到達させられると共にその後、予定時間保持され
    るようにした請求項6に記載の廃棄物の消毒殺菌方法。
  8. 【請求項8】 定常圧力が(116℃の温度に対応し
    て)少なくとも0.8バールであり、予定時間が少なく
    とも実質的に30分間である請求項7に記載の廃棄物の
    消毒殺菌方法。
  9. 【請求項9】 定常圧力が(131.2℃の温度に対応
    して)少なくとも1.8バールであり、予定時間が少な
    くとも実質的に10分間である請求項7に記載の廃棄物
    の消毒殺菌方法。
  10. 【請求項10】定常圧力が(151.8℃の温度に対応
    して)少なくとも4バールであり、予定時間が少なくと
    も実質的に5分間である請求項7に記載の廃棄物の消毒
    殺菌方法。
  11. 【請求項11】消毒殺菌後に蒸気の供給が絶たれると共
    に水が圧力容器から抜き出される請求項1〜10の何れ
    かに記載の廃棄物の消毒殺菌方法。
  12. 【請求項12】水の排出後に圧力容器から蒸気圧が開放
    され、それによって廃棄物の少なくとも部分的な乾燥が
    生じるようにした請求項11に記載の廃棄物の消毒殺菌
    方法。
  13. 【請求項13】消毒殺菌された廃棄物が廃棄のために冷
    却される請求項1〜12の何れかに記載の廃棄物の消毒
    殺菌方法。
  14. 【請求項14】消毒殺菌された廃棄物は、好ましくはそ
    れが消毒殺菌直後でまだ熱い間に、ブロック体又は小粒
    体に成形される請求項1〜13 の何れかに記載の廃棄物
    の消毒殺菌方法。
  15. 【請求項15】 a.廃棄物を前もって粉砕する粉砕手
    段、 b.粉砕された廃棄物を受け入れることができる積入れ
    口と該積入れ口を耐圧的に密閉する蓋部と蒸気入口とを
    備え、消毒殺菌に供される粉砕された廃棄物を収容する
    圧力容器、 c. 粉砕手段と圧力容器が据え付けられた架台、 d. 蒸気の供給により廃棄物を消毒殺菌するために、圧
    力容器にその蒸気入口を介して予定圧力で蒸気を供給す
    る蒸気発生器 からなる廃棄物消毒殺菌装置。
  16. 【請求項16】蒸気が粉砕された廃棄物を通って上方に
    浸透することを可能にするために、蒸気入口が圧力容器
    の基部に設けられた請求項15に記載の廃棄物消毒殺菌
    装置。
  17. 【請求項17】粉砕された廃棄物に対して蒸気を分配供
    給するために、蒸気入口に多孔性コーンが設けられた請
    求項16に記載の廃棄物消毒殺菌装置。
  18. 【請求項18】圧力容器をそれからの廃棄物の排出のた
    めに転倒状態に回転させ得るように、圧力容器が架台に
    枢着された請求項15〜17の何れかに記載の廃棄物消
    毒殺菌装置。
  19. 【請求項19】蓋部が開口位置に保持される間に圧力容
    器を転倒状態に回転させ得るように、該蓋部が圧力容器
    の枢軸から独立して架台に枢着された請求項18に記載
    の廃棄物消毒殺菌装置。
  20. 【請求項20】粉砕手段が、廃棄物内のシート材を裁断
    する細断機、廃棄物内の粒状材を細粒化する粉砕機、及
    び所定値より大きい外径を有する廃棄物が粉砕機内に保
    留されることを確実にするための篩を備えている請求項
    15〜19の何れかに記載の廃棄物消毒殺菌装置。
  21. 【請求項21】装置は、架台上における粉砕手段のため
    の囲い、及び粉砕中において該囲いを大気圧以下に保持
    するポンプ、及び好ましくは気中の汚染物を放出前に除
    去するための高性能微粒子除去(HEPA)フィルター
    を備えている請求項15〜20の何れかに記載の廃棄物
    消毒殺菌装置。
  22. 【請求項22】ポンプが粉砕された廃棄物を吸引し得
    る、粉砕手段からの送り管、廃棄物を空気流から分離す
    るサイクロンフィルター、及び分離された廃棄物を集積
    するホッパーを備えた請求項21に記載の廃棄物消毒殺
    菌装置。
  23. 【請求項23】装置が、粉砕された廃棄物をホッパーか
    ら圧力容器に搬送するスクリューコンベアを備えた請求
    項22に記載の廃棄物消毒殺菌装置。
  24. 【請求項24】装置が、圧力容器の蓋部における第一の
    出口に連結された第一の気泡放出器を備え、それによっ
    て圧力容器が蒸気で満たされるに伴って気泡が気泡放出
    器を通って追い出されるようにした請求項15〜23の
    何れかに記載の廃棄物消毒殺菌装置。
  25. 【請求項25】装置が、第一の気泡放出器からの空気の
    流量を測定する手段を備えた請求項24に記載の廃棄物
    消毒殺菌装置。
  26. 【請求項26】装置が、圧力容器における第二の出口に
    連結された第二の気泡放出器を備え、それによって消毒
    殺菌工程後に圧力が開放されるに伴って蒸気が第二の気
    泡放出器へと放出されるようにした請求項15〜25の
    何れかに記載の廃棄物消毒殺菌装置。
  27. 【請求項27】装置が、消毒殺菌された廃棄物を小粒体
    に圧縮成形するための造粒機を備えた請求項15〜26
    の何れかに記載の廃棄物消毒殺菌装置。
JP10378040A 1997-10-09 1998-10-08 廃棄物の消毒殺菌方法及び装置 Pending JPH11313881A (ja)

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