JPH05507419A - オリゴマーのための改善された非ヌクレオチド系リンカー試薬 - Google Patents

オリゴマーのための改善された非ヌクレオチド系リンカー試薬

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JPH05507419A JP92502337A JP50233791A JPH05507419A JP H05507419 A JPH05507419 A JP H05507419A JP 92502337 A JP92502337 A JP 92502337A JP 50233791 A JP50233791 A JP 50233791A JP H05507419 A JPH05507419 A JP H05507419A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 オリゴマーのための改善された非ヌクレオチド系リンカ−試薬発明の背景 オリゴヌクレオチドをラベル(標1k)化するための非ヌクレオチド系連結試薬 は、オリゴヌクレオチドと標的核酸の間の正常な塩基対形成に有害な影響を与え ない点並びにオリゴヌクレオチド内あるいはその末端のいずれの位置における連 結をも可能にする点で、ヌクレオチド系試薬に対して明瞭な利点を有する。既に いくつかの非ヌクレオチド系連結試薬の、標準的な(即ちホスホジエステル基本 骨格を有する)オリゴデオキシリボヌクレオチドをラベル化する際の使用につい て記述されている(ライル・ジェイ・アーノルド、ジュニアら、“ヌクレオチド プローブのための非ヌクレオチド連結試薬(原題Non−Nucleotide  Linking Reagents f。
r Nucleotide Probes)”、ジエン−プローブ、インコーホ レイテッドに譲渡されたPCT Wo 8902439)。しかし、これらの非 ヌクレオチド試薬は混合されたキラリティーを有するものであった。これらの試 薬は上記文献中に開示されている化学合成によってホスホジエステル基本骨格中 に連結される。
最近、他の非ヌクレオチド系連結試薬が記述されている。例えば上記ジエン−プ ローブ特許出願で特に言及されている試薬の1つについてはボウル・ニス・ネル ソンら(Nucleic Ac1ds Res、 、 1989.第17巻、  7179頁)によっても記述されている。
非同位体ラベルを連結する際に使用されるポリアミド−オリゴヌクレオチドプロ ーブの合成についてもジエイ・ハラランビデイスら(Nucleic Ac1d s Res、 、 1990゜第18巻、501頁)によって記述されている。
発明の要約 本発明はその一側面として、ヌクレオチド/非ヌクレオチドポリマーを製造する のに適した非ヌクレオチド試薬であって、ヌクレオチド/非ヌクレオチドポリマ ーに組み込まれた時にキラリティーが純粋なままである非ヌクレオチド骨格を提 供する。これらの非ヌクレオチド試薬は、鏡像異性(またはキラリティー)が純 粋な非ヌクレオチド骨格と、その骨格に連結されたリガンド(配位子)部分羞び に第1および第2の連結基とを有する非ヌクレオチドモノマー単位からなる。第 1の連結基は上記骨格を第1の追加モノマー単位に連結する能力を有し、その間 、第2の連結基は実質上連結する能力を有さないように不活化されたままである が、第2の連結基はその後上記骨格を第2の追加モノマー単位に連結するために 有害でない条件下で活性化され得、ここに、該ヌクレオチド/非ヌクレオチドポ リマーは少なくとも1つのヌクレオチドモノマー単位を含有する。
もう1つの側面として、本発明は、モノマー単位間にアルキル−またはアリール −ホスホネートジエステル結合を有するヌクレオチド/非ヌクレオチドポリマー を製造する際に有用な非ヌクレオチド試薬を提供する。上記非ヌクレオチド試薬 は、非ヌクレチド骨格と、その骨格に連結されたリガンド部分並びに第1および 第2の連結とを有する非ヌクレオチドモノマー単位からなり、ここに第1の連結 基は第1の追加モノマー単位と上記骨格との間にアルキル−またはアリール−ホ スホネート結合を形成させる能力を有し、その間、第2の連結基は実質上連結す る能力を有さないように不活化されたままであるが、第2の連結基はその後上記 骨格を第2の追加モノマー単位に連結するために有害でない条件下で活性化され 得、ここに該ヌクレオチド/非ヌクレオチドポリマーは少なくとも1つのヌクレ オチドモノマー単位を含有する。
本発明の好ましい一側面として、モノマー単位間アルキル−またはアリールホス ホネート結合を有するヌクレオチド/非ヌクレオチドポリマーを製造する際に有 用な新規非ヌクレオチド系試薬が提供される。これら非ヌクレオチド試薬は、鏡 像異性(またはキラリティー)が純粋な非ヌクレオチド骨格と、その骨格に連結 されたリガンド部分並びに第1および第2の連結基とを有する鏡像異性が純粋な 非ヌクレオチドモノマー単位からなり、ここに第1の連結基は鏡像異性が純粋な 上記骨格と第1の追加モノマー単位との間にアルキル−またはアリール−ホスホ ネート結合を形成させる能力を有し、その間、第2の連結基は実質上連結する能 力を有さないように不活化されたままであるが、第2の連結基はその後キラリテ ィーが特殊な上記骨格を第2の追加モノマー単位に結合させるために有害でない 条件下で活性化され得、ここに該ヌクレオチド/非ヌクレオチドポリマーは少な くとも1つのヌクレオチドモノマー単位を含有する。
上記リガンド部分は、活性化または脱保護時に結合反応に関与し得るリンカ−ア ーム(連結腕)基、ポリマーの合成開始に先立って検出可能な化学物質部分また はラベルが連結されているサイドアーム(側腕)または検出可能な化学物質部分 からなってもよい。好適な化学物質部分には検出可能なラベル、キレート剤、触 媒、核酸分解性部分、薬物担体、ホルモン受容体、細胞によるオリゴマー吸収を 促進する物質、ホルモン受容体のためのハプテンなどが含まれる。好適な化学物 質部分にはプソラレンおよびその類縁体、アクリジンおよびその類縁体、ポルフ ィリンおよびポルフィリン類縁体、環状キレート剤などが含まれる。
定義 本明細書で使用される場合、特にことわらない限り、以下の用語は以下の意味を 有する。
用語「ヌクレオチド」は、リン酸基、5炭糖および窒素含有塩基から構成される 核酸のサブユニットを意味する。上記5炭糖はRNAにおいてはリボースであり 、DNAにおいては2−デオキシリボースである。この用語は上記サブユニット の類縁体をも包含する。
用語「ヌクレオチド多量体(マルチマー)」はホスホジエステル結合またはその 類似物によって連結されたヌクレオチドの鎖を意味する。
「オリゴヌクレオチド」は一般に約10ないし約100ヌクレオチド長のヌクレ オチド多量体であるが、100ヌクレオチド長以上であってもよい。これらは一 般にヌクレオチドモノマーから合成されるものと考えられるが、酵素法によって 得られるものであってもよい。
「デオキシリポオリゴヌクレオチド」はデオキシリボヌクレオチドモノマーから 構成されるオリゴヌクレオチドである。
「ポリヌクレオチド」とは一般に約100ヌクレオチド長またはそれ以上のヌク レオチド多量体をいう。これらは一般に生物学的起源を有するか、あるいは酵素 法によって得られる。
「ヌクレオチド多量体プローブ」は、第2のヌクレオチド多量体(通常、ポリヌ クレオチド)内に含有される標的ヌクレオチド配列と相補的なヌクレオチド配列 を有するヌクレオチド多量体である。通常このプローブは標的配列中の対応塩基 に対して完全に相補的になるよう選択される。しかし場合により、プローブ中の 1またはそれ以上のヌクレオチドが標的配列中の対応する塩基に対して相補的で なくても妥当であるか、あるいはむしろそれが望ましい場合もある。
「非ヌクレオチドモノマー単位」とはポリマーのハイブリッド形成に有意な関与 をしないモノマー単位を意味する。このようなモノマー単位は例えばヌクレオチ ドとの有意な水素結合に関与してはならず、5種のヌクレオチド塩基の1つまた はその類縁体をその構成成分とするモノマー単位はこの定義から除外される。
「ヌクレオチド/非ヌクレオチドポリマー」とはヌクレオチドおよび非ヌクレオ チドモノマー単位からなるポリマーを意味する。
「オリゴヌクレオチド/非ヌクレオチド多量体」とは、100ヌクレオチド未鵬 の一般に合成起源の多量体であって1またはそれ以上の非ヌクレオチドモノマー 単位を含有するものをいうが、200を越えるヌクレオチドを含有するものであ ってもよい。
「モノマー単位コとは、ポリマーの一因子となる本発明の非ヌクレオチド試薬ま たはヌクレオチド試薬の一単位をいう。
「ハイブリッド」とは、相補的塩基間のワトソンークリック塩基対形成によって 2つのヌクレオチド多量体間に形成される錯体をいう。
用語「オリゴマー」は、オリゴヌクレオチド、非イオン性オリゴヌクレオシドア ルキル−およびアリール−ホスホネート類縁体、オリゴヌクレチドのホスホロチ オエート類縁体、オリゴヌクレオチドのホスホルアミデート類縁体、ホスホトリ エステルなど天然のリン酸エステルオリゴヌクレオチド類縁体、並びに他のオリ ゴヌクレオチド類縁体および修飾オリゴヌクレオチドを意味し、この用語はヌク レオチド/非ヌクレオチドポリマーをも包含する。またこの用語は、モノマー単 位間の1またはそれ以上のリン(■)基結合がホルムアセタール結合やカルバメ ート結合などの非リン(III)基結合によって置換されているヌクレオチド/ 非ヌクレオチドポリマーをも包含する。
用語「アルキル−またはアリール−ホスホネートオリゴマー」は、ヌクレオシド 間(またはモノマー間)リン基結合を有するヌクレオチドオリゴマー(またはヌ クレオチド/非ヌクレオチドポリマー)であって、少なくとも1つのアルキル− またはアリール−ホスホネート結合によってホスホジエステル結合が置換されて いるものを意味する。
用語「メチルホスホネートオリゴマー」(またはrMP−オリゴマー」)は、ヌ クレオシド間(またはモノマー間)リン基結合を有するヌクレオチドオリゴマー (またはヌクレオチド/非ヌクレオチドポリマー)であって、少なくとも1つの メチルホスホネートヌクレオシド間結合によってリン酸ジエステルヌクレオシド 間結合が置換されているものを意味する。
用語「ヌクレオシド」はヌクレオシジル単位を包含し、これと交換可能な用語と して使用される。
本明細書に掲載する種々のオリゴマー配列のいくつかにおいて、例えばApAA TC中のAはへの3°−炭素とTの5゛−炭素との間のリン酸ジエステル結合を 示し、A TCまたは ATC中のAはAの3°−炭素とTまたは T の5° −炭素との間のメチルホスホネート結合を示す。
用語「有害でない条件」は、ポリマー骨格とその糖、塩基、リンカ−アームおよ びラベル成分、並びにモノマー試薬に実質上有害な影響を与えない(反応もしく は合成の)条件を表す。当業者であれば、これらの規準に合致する官能性、連結 (カップリング)法、脱保護法および切断条件を容品に同定することができる。
用語「脱遮断条件」は、リボースまたはデオキシリボース基の5−〇H基から遮 断(または保護)基を除去するために使用される条件を表す。
用語「脱保護条件」は、ヌクレオシド塩基がら保護基を除去するために使用され る条件を表す。
図面の簡単な説明 図IA、IBおよびICは、Fmoc保護リンカ−アームを有する本発明の非ヌ クレオチド試薬の構造式を表す。
図2は、C2、C4およびC6リンカ−アームを有する本発明の非ヌクレオチド 試薬を製造するための合成経路を表す。
図3は、C8、C10およびC12リンカ−アームを有する本発明の非ヌクレオ チド試薬を製造するための合成経路を表す。
図4は、本発明の非ヌクレオチド試薬の1つのリンカ−アームとプソラレン複合 体を形成し得るブンラレン試薬の合成経路を表す。
発明の詳細な説明 本発明者らは本発明に従って、オリゴマー(特にアルキル−またはアリール−ホ スホネートオリゴマー)中に架橋剤などのリガンドを組み込む際に特に有用な新 規非ヌクレオチド系連結試薬をいくつか創案した。これらの試薬は、ヌクレオチ ド系ホスホンアミダイトモノマーを連結するために使用される自動化された連結 化学を用いてオリゴマー中に連結することができる。得られた修飾オリゴマー( アルキル−またはアリール−ホスホネートオリゴマーを含む)は核性1級アミン を含有しており、これを介して、当該技術分野で既に知られている標準的な水性 化学によって種々の二次化合物を連結することができる。二次化合物の例には、 挿入剤、アルキル化剤、プソラレンなどの光活性化反応性部分、キレート剤など が含まれる。このような化学を適用することにより、治療剤としてのメチルホス ホネートオリゴマーの効力を増大させ得るであろうと信じる。
本発明の好ましい側面では、上記非ヌクレオチド系連結試薬をキラリティーが純 粋な形態で製造する。さらにこれら非ヌクレオチド試薬は、オリゴマー(非ヌク レオチド/ヌクレオチドポリマー)中に組み込まれた時にもキラリティーが純粋 なままである。この利点は、オリゴマーを対応する標的核酸にハイブリッド形成 させる時にラベルを特定の位置に向かわせることが望まれるか、もしくはそれが 望ましい場合に重要であり得る。特に好ましい側面では、これらの試薬の炭化水 素骨格はスレオニンの還元産物からなる。スレオニンの4つの鏡像異性体は市販 されているので、スレオニンの4つの立体異性体のいずれか1つから誘導される キラリティーが純粋な骨格を有する非ヌクレオチド試薬を製造することができる 。
キラリティーが純粋な骨格をこれらの試薬に与えるためにスレオニンを出発物質 として選択することには別の利点もある。第1に、オリゴマーのリン基本骨格へ の挿入に、伝統的なデオキシリボース基の3炭素の空間配置によく似た3つの炭 素骨格を利用することができる。第2に、還元されたスレオニンは1級水酸基と 2級水酸基を有し、これは以降の保護、脱保護、遮断、脱遮断段階並びに誘導体 化段階が改善された収率で進行することを可能にする。
本発明者らは本発明の一側面に従って、これら非ヌクレオチド試薬をオリゴマー のリン基本骨格中に挿入する際にアルキル−またはアリール−ホスホネートジエ ステル結合が生じるように、これら非ヌクレオチド試薬を官能化した。このよう な試薬はヌクレオチドまたは他の非ヌクレオチド試薬に高収率で連結する。さら に本研究者らは、オリゴマーに対するブソラレン類縁体の結合にこれら非ヌクレ オチド試薬が使用できることを明らかにした。これらのブソラレン類縁体は新規 な化学を用いて非ヌクレオチド試薬に結合される(実施例13を参照のこと)。
非ヌクレオチド試薬の一般的性質 上述のごとく、一般に本発明は、ヌクレオチドおよび非ヌクレオチドモノマー単 位から構成される限定された配列のポリマーを生産するために、ヌクレオチド試 薬中の特定のヌクレオチドモノマー単位と合成的に連結し得る非ヌクレオチド単 位を提供する。該非ヌクレオチド試薬は、リンカ−アームが脱保護された時に結 合反応に関与し得るリンカ−アーム部分からなるリガンド部分か、あるいはポリ マーに非ヌクレオチド試薬を組み込む前に有用な所望の化学物質部分が結合しで ある側腕からなるリガンド部分を保持してもよい。一般に、リンカ−アームにな んらかの部分を連結するための技術はタンパク質上の基にラベルを連結するため の技術と類似したものであり得る。しかし、そのような技術の改良が必要な場合 もあろう。有用な化学の例には活性イミン、ハロゲン化アリール、イソチオシア ネートまたは活性エステルとアルキルアミンとの反応、およびマレイミド、ハロ アセチルなどとチオールとの反応が含まれる(さらに考え得る技術についてはン ー・エム・ミーンズおよびアール・イー・フィーニイ、“タンパク質の化学修飾 (原題Chemical Modification of Proteins )” 、ホールデンーデイ、インコーポレイテッド:アール・イー・フィーニイ 、 Int、 J、 Peptide Protein Res、 、第29巻 、1987、145〜161頁を参照のこと)。ポリマー形成の間リンカーアー ム官能基を保護するために使用することができる好適な保護基もまたタンパク質 化学で使用されるものと類似する(例えば“ペプチド:分析と合成、生物学(原 題The Peptides : Analysis and 5ynthes is、Biology)” 、第3巻、イー・グロスおよびジエイ・メイエンホ ファー編、アカデミツクプレス、 1971を参照のこと)。非ヌクレオチド試 薬の化学的な性質ゆえに、これはヌクレオチドモノマー配列内のどのような所望 の位置にも置くことができる。これにより、ヌクレオチドモノマーを含有するポ リマー中に広範囲にわたる様々な性質を設計することが可能になる。これらには 次のものが含まれる。(1)ポリマー内のあらゆる所望の位置における特殊な化 学物質部分の結合。該化学物質部分は検出可能なラベル、挿入剤、キレート剤、 薬物、ホルモン、タンパク質、ペプチド、ハブテン、遊離基生成剤、核酸分解剤 、タンパク質加水分解剤、触媒、受容体結合物質、および生物学的興味のある他 の結合物質、および生物学的障壁(膜など)を横切るDNA輸送を改変する物質 、およびヌクレオチド多量体の溶解度を変化させる物質などを包含する(ただし これらに限定されない)。これは、いずれの所望のヌクレオチドの近傍にもこの ようなラベルおよび挿入剤を位置させ得るということを意味する;(2)例えば ヌクレオチド親和性支持体を構築するために、固体支持体の化学物質部分に結合 させるためのリンカ−アームを用いて限定された配列を該固体支持体に固定化し 得ること:(3)複数の非ヌクレオチドモノマー単位をポリマー中に組み込むこ とによってリンカ−アームを介してポリマーに複数の化学物質部分を結合させ得 ること;(4)ポリヌクレオチドに作用する酵素およびタンパク質に対する活性 が変化している点で天然に存在するポリヌクレオチドとは異なるポリマーを構築 し得ること。例えば、それ自体は純粋なポリヌクレオチドの3°末端に非ヌクレ オチドモノマー単位を設置すると、蛇毒ホスホジェステラーゼによる分解に対す る耐性が付与される。このような非ヌクレオチドモノマー単位により他のヌクレ アーゼに関する特異的切断部位を作成することもできる。;(5)ハイブリッド 形成可能なヌクレオチドおよび非ヌクレオチドモノマー単位を散在させることに よりハイブリッド形成プローブを構築し得ること。例えば、ヌクレオチドモノマ ーの限定された配列を合成した後、1またはそれ以上の非ヌクレオチドモノマー 単位を伸長し、その後に限定された配列のヌクレオチドモノマーからなる第2の ブロックをつなぐという、ヌクレオチドおよび非ヌクレオチドモノマーの混合ブ ロック合成を行い得る。;(6)1またはそれ以上の塩基対が異なる標的ヌクレ オチド多量体を同時に検出する合成プローブを構築し得ること。これは、本明細 書に記述する非ヌクレオチド試薬を用いて、種々の標的ヌクレオチド多量体のヌ クレオチドr列中で相違が起こっている場所で、プローブ中のヌクレオチドを非 ヌクレオチドモノマー単位で置換することによって達成される。
本発明の好ましい形態として、ラベル化したオリゴマーをヌクレオチドおよび非 ヌクレオチドモノマーからなる限定された配列で構築する。本発明のもう1つの 好ましい形態として、非ヌクレオチドモノマー単位を用いて2またはそれ以上の 限定された配列のヌクレオチド多量体を連結し、架橋反応に使用するべくその非 ヌクレオチドモノマー単位を化学的にラベル化する。
さらにもう1つの好ましい態様として、現在のDNA合成法の1つを用いて混合 ヌクレオチド/非ヌクレオチドポリマーを製造するために、段階的な様式で付加 し得るような様式で非ヌクレオチド試薬を構築する。このようなヌクレオチドお よび非ヌクレオチド試薬は通常段階的な様式で付加して、固体支持体に共有結合 によって固定化された成長しつつあるオリゴマー鎖に、対応するモノマー単位を 結合させる。典型的には、合成の開始に先立って第1のヌクレオチドを切断可能 なエステル結合を介して支持体に結合させる。オリゴマー鎖の段階的伸長は通常 3′から5′への方向に行われる。標準的なりNAおよびRNA合成法について は、例えば”DNAおよびRNAの合成と応用(原題5ynthesis an d Applicati。
ns of DNA and I?NA)” 、ニス・エイ・ナラング編、アカ デミツクプレス、 1987およびエム・ジェイ・ガイド“オリゴヌクレオチド 合成(原題○ligonucleotide 5ynthesiS)”、IRL ブレス、米国ワシントンD、 C,、1984を参照のこと。合成が完結した時 、上述のエステル結合を加水分解することによってポリマーを支持体から切り放 すと、もともと支持体に結合していたヌクレオチドが得られたオリゴマーの3゛ 末端になる。これから類推すれば、非ヌクレオチドモノマー単位を導入するため の別法はDNA合成の開始に先立ってそれをDNA合成支持体に同様に結合させ ることである。好ましい態様として、非ヌクレオチドモノマーの遊離アルコール 型を用いて形成されるエステル結合を介してDNA合成支持体に非ヌクレオチド モノマー単位を結合させる。
したがって本発明は、ヌクレオチドおよび非ヌクレオチドモノマー単位の混合物 を含有するポリマーを製造するための非ヌクレオチド試薬を提供する。該非ヌク レオチドモノマーは]またはそれ以上の保護されたリンカ−アームもしくはラベ ル、架橋剤または挿入剤など所望の化学物質部分に結合した1またはそれ以上の リンカ−アームをさらに含有してもよい。
このような非ヌクレオチドモノマーはさらに、ヌクレオチドおよび非ヌクレオチ ドモノマー単位のポリマー中に段階的に組み込むことができるよう、2つの連結 基を保持する。該連結基の第1の基は成長しつつあるモノマー単位の鎖の末端に 効率よく連結することができるという性質を有する。該連結基の第2の基は成長 しつつある混合したヌクレオチドおよび非ヌクレオチドモノマーの鎖を段階的な 様式てさらに伸長することができる。これには、第1の連結基が連結している間 、実質上同時に連結しないように第2の連結基が不活化されている必要があるが 、その後非ヌクレオチドモノマー単位を連結するために活性化し得ることが必要 である。この「不活化」は、第2連結基を「活性化」するために除去することが できる、第2連結基の遮断基を用いて達成することが好ましい。しかし、このよ うな「不活化」と「活性化」が単に反応条件を変えること(pH,温度、反応系 中のなにか他の成分の濃度を変化させること)によって、そのような技術による 不活化および活性化を助けるのに適した化学構造を有する第2連結基の場合には 、達成されるかもしれないということも本発明の範囲に包含される。該連結基は ヌクレオチドモノマー単位または非ヌクレオチドモノマー単位の隣接する結合を 可能にする。好ましい態様では、該連結基が、標準的なりNA合成法の1つに適 合し得る連結および脱遮断および脱保護段階を通して作動する。
このような方法は、合成が非指向的に起こること並びにすべての連結切断および 脱遮断または脱保護段階が「有害でない」条件下で起こること、即ち、それらが ポリマー骨格とその糖、塩基、リンカ−アームおよびラベル成分並びにモノマー 試薬に実質上有害な影響を与えないことを必要とする。当業者であれば、これら の規準に合致する官能性、連結法、脱遮断および脱保護操作、および切断条件を 容易に同定することができる(例えば上記ガイドの文献を参照のこと)。
非ヌクレオチドモノマーは、その末端に連結基が連結されている骨格を有するこ とが好ましい。この骨格は非環状の1〜20原子鎖であることが好ましく、工な いし20炭素原子の非環状炭化水素鎖であることが好ましい。
好ましい非ヌクレオチド試薬 好ましい非ヌクレオチド試薬は、その骨格が約2ないし約10炭素原子の基本骨 格を有する非ヌクレオチドモノマー単位からなり、該基本骨格はヌクレオチド/ 非ヌクレオチドポリマー中に連結された時にキラリティーが純粋なままである少 なくとも1つの不斉炭素を含有する。約3炭素の基本骨格を有する骨格がいくぶ ん好ましい。これはこのような基本骨格がデオキシリボース基の3炭素空間配置 に似ているからである。
本発明の好ましい一側面は、オリゴマー中に組み込まれた時に次式。
[式中、5KELはキラリティーが純粋な約1ないし約20炭素原子の非ヌクレ オチド骨格からなり、−NHL、YおよびZは5KELの炭素原子に共有結合で 連結されており、Lはりガントを表し、Yは−CH,−1−0−1−3−または −NH−を表し、Zは−0−1−8−または−NH−を表す]で示されるキラリ ティーが純粋な非ヌクレオチドモノマー単位を構成するキラリティーが純粋な非 ヌクレオチド試薬に向けられる。好ましくは、5KELがさらにYとZを隔てる 約1ないし約10炭素原子の基本骨格からなる。これら好ましい5KEL基を組 み込む非ヌクレオチドモノマー単位の例には、次に挙げるものが含まれる 口式中、X、基は水素またはアルキルから独立に選択され、同一であっても異な ってもよく、qとrはOないし10の整数から独立に選択される]。
したがって、−態様として、これらの好ましい非ヌクレオチド試薬は次の一般式 で表すことができる。
[式中、 Y −Cp 1は第1連結基を表し、−Z=Cp、は遮断された第2 連結基を表し、LSYおよびZは前記と同意義であり、(a)第1連結基−YC p、は次式: (式中、Xlはハロゲンまたは置換されたアミノを表し、X2はハロゲン、アミ 人または置換されたアミ人または0−を表し、R3はアルキル、置換されていて もよいアルコキシまたは置換されていてもよいアリールオキシを表し、R6はア ルキル、置換されていてもよいアルコキシまたは置換されていてもよいアリール オキシを表すか、あるいはX2がO−を表す場合には水素を表してもよ(、Uは 酸素、硫黄またはイミノを表し、Wはアルキル、アリール、アルコキシ、アリー ルオキシ、アルキルチオ、アリールチオ、5−1O\アミノまたは置換されたア ミノを表し、■はアルコキシ、アルキルチオ、アミノまたは置換されたアミノを 表す)から選択される。
(b)遮断された第2連結基−ZCp、においてCp2は、第2連結基−ZHを 回収するために脱遮断条件下で切断し得る遮断基であり、ここにZは一〇−1− NH−または−S−を表す]。
アルキル−またはアリール−ホスホネート(特にメチルホスホネート)ジエステ ル結合をモノマー単位間に形成することができる非ヌクレオチド試薬が好ましい ので、特に好ましい非ヌクレオチド試薬には第1連結基−ycp、が:[式中、 X、はクロロまたは2級アミンを表し、R5はアルキルを表し、Xlは置換され たアミノ、ハロゲンまたは0−を表し、R6はアルキルを表す]から選択される ものが含まれる。
リガンド部分りは好ましくは、(有害でない条件下で)官能性部分と連結するこ とが可能になるように有害でない条件下で脱保護され得る保護された連結腕(リ ンキングアーム)または官能性部分から選択される。
本発明の好ましい一側面では、Lが、プソラレンなどの架橋剤や薬物担体分子を 含む官能性部分と連結することが可能になるように有害でない条件下で脱保護さ れ得る保護されたリンカ−アームまたは保護基Prからなる。好ましいリンカ− アームには次式の1つを有するものが含まれる。
[式中、nおよびmは独立に1ないし15(好ましくは工ないし5)の整数を表 し、Prは有害でない条件下で除去し得る保護基を表すコ特に好ましい非ヌクレ オチド試薬の一群はアミノ酸スレオニンから誘導される骨格を有する。これらの 好ましい試薬は2つの不斉炭素を有する3炭素基本骨格からなり、その不斉炭素 のそれぞれはヌクレオチド/非ヌクレオチドポリマー中に組み込まれた時にその キラリティーが純粋なままである。さらに、スレオニン誘導基本骨格を有するこ れらの試薬は1級水酸基と2級水酸基を有し、これらはその反応性が異なるので 、以降の保護、脱保護、遮断、脱遮断および誘導体化段階における選択性と高収 率を可能にする。本発明の好ましい一態様では、第1連結基が2級水酸基に伴い 、第2連結基が1級水酸基に伴う。
したがって、本発明の特に好ましい側面によれば、上記スレオニン系非ヌクレオ チド試薬は次式で示される。
Op。
[式中、★Cはキラリティーが純粋な不斉炭素を表し、R1とR2のうち一方は 水素を表し、他方は−NH−L(ここにLは後に定義するリンガント部分である )を表し、R5とR4のうち一方は水素を表し、他方は約1ないし約10炭素原 子の低級アルキルを表し、−Y−Cp+HA第1連結基を表し、−ZCp2は遮 断された第2連結基を表し、 (a)Yが−CH2−l−5−1−NH−1または一〇−を表す第1連結基−Y CpIは次式。
[式中、Xlはハロゲンまたは置換されたアミノを表し、X2はハロゲン、アミ ノ、または置換されたアミノ、または○−を表し、R5はアルキル、置換されて いてもよいアルコキシまたは置換されていてもよいアリールオキシを表し、R6 はアルキル、置換されていてもよいアルコキシまたは置換されていてもよい了り −ルオキシを表すか、あるいはX2が0〜を表す場合には水素を表してもよく、 Uは酸素または硫黄を表し、Wはアルキル、アリール、アルコキシ、了り−ルオ キシ、アルキルチオ、アリールチオ、5−1O\アミノまたは置換されたアミン を表し、■はアルコキン、アルキルチオ、アミンまたは置換されたアミノを表す コから選択され、 (b)遮断された第2連結基−ZCp2においてCI)2は第2連結基−ZHを 回収するために脱遮断条件下で切断し得る遮断基であり、ここにZは一〇−1− KH−または−8−を表す]。
リガンド部分りは好ましくは官能性部分と(有害でない条件下で)連結すること が可能になるように有害でない条件下で脱保護され得る保護されたリンカ−アー ムまたは官能性部分から選択される。
アルキル−またはアリール−ホスホネート(特にメチルホスホネート)ジエステ ル結合をモノマー単位間に形成することができる非ヌクレオチド試薬が好ましい ので、特に好ましい非ヌクレオチド試薬には、第1連結基−Y Cp 1が次式 :[式中、Xlはクロロまたは2級アミノを表し、R5はアルキルを表し、X2 は置換されたアミノ、ハロゲンまたはO゛を表し、Roはアルキルを表す]から 選択されるものが含まれる。
本発明の好ましい一側面では、Lが、ブソラレンなどの架橋剤や薬物担体分子を 含む官能性部分と連結することが可能になるように有害でない条件下で脱保護さ れ得る保護されたリンカ−アームまたは保護基Prからなる。好ましいリンカ− アームには次式のうちの1つを有するものが含まれる。
[式中、nおよびmは独立に1ないし15(好ましくは工ないし5)の整数を表 し、Prは有害でない条件下で除去することができる保護基を表す]好適な保護 基Prには9−フルオレニル−メトキシカルボニル(「Fmocl)、l・リフ ルオロアセチル、フェノキシアセチルなどが含まれる。例えばグリーン1セオド ール・ダブリュ、“プロテクティブ・グループス・イン・オーガニック・シンセ ンス(Protective Groups in Organic 5ynt hesis)、′)ヨン番ウィリー・アンド1サン、ニューヨーク、1981の 第7章を参照のこと。これらのリンカ−アームは図2および3と本明細書の実施 例に概略を記す反応経路に従って都合よく製造することこれらの非ヌクレオチド 試薬は、標的核酸とのハイブリッド形成に関係する正常な塩基対形成に有害な影 響を与えることなくオリゴマーに結合したりガント部分を有するオリゴマーを製 造する際に有用である。これらのりガント部分は、後に(オリゴヌクレオチドの 合成後に)脱保護されてラベル化試薬と反応することによりリンカ−アーム−ラ ベル化試薬複合体を与え得る保護されたリンカ−アームまたは官能基からなり得 る。特に有用な官能基には検出可能なラベル、標的核酸と反応する物質(架橋剤 など)、標的核酸を切断する物質、細胞または皮膚へのオリゴマーの吸収を増大 させる物質、および身体からのオリゴマーの排出を遅延させる物質が含まれ得る 。
これらの非ヌクレオチド試薬がモノマー単位間にアルキル−またはアリール−ホ スホネート結合を有するオリゴマー中に組み込まれるい(つかの場合には、修飾 されたリボシル部分を有するヌクレオチドモノマー単位を組み込むことが有利で あり得る。2′−〇−アルキルー(特に2′−〇−メチルー)リボシル部分を有 するヌクレオチド単位をアルキル−またはアリール−ホスホネートオリゴマー中 に有利に組み込むことにより、そのオリゴマーの相補標的配列に対するハイブリ ッド形成が改善され得る。
本発明の理解を助けるために、以下に一連の実験の結果を含む実施例を記載する 。本発明に関する以下の実施例は例示であって、当然のことながら、本発明を特 に限定するものであると見なされるべきではない。さらに、当業者の視野内に入 るであろう現在知られているもしくは後に開発される本発明の変法は後に請求す る本発明の範囲内に包含されるとみなされるべきである。
L−スレオニンメチルエステルの還元 L−スレオニンメチルエステル(シグマから購入)をスタンフィールドらの方法 (J、 Org、 Chet (1981)、 46.4799)に従って還元 した=500111ノ三ツロフラスコ中テL−スレオニンメチルエステル5gと 乾燥THF200mlを混合し、アルゴン下で撹拌しながらLiAIH,の1M 溶液150菖1を滴下した。次にこの反応混合物をTHFの沸騰温度まで温め、 アルゴン下で終夜還流した。この反応の完結をニンヒドリンで可視化したシリカ ゲルのTLCによって監視した。この反応混合物を5〜10℃に冷却し、0.2 5M NaOH(100ml)を滴下するコトニよッテクエンチした。この混合 物からTHFの90%以上を留去し、その残渣をジメチルホルムアミド(これは 濾過を容易にする)100mlで希釈した。次にこの混合物をアスピレータ−真 空を用いワットマン#1紙を通して濾過した。その濾液を蒸発乾固し、その残渣 をフラッシュシリカゲルカラムで精製した。このカラムをジクロロメタンで充填 し、生成物をジクロロメタン中の50%メタノールで溶出させた。
実施例2 4−n−(9−フルオレニルメトキシカルボニル)−4−アミノ−n−ラフ酸の 合成Fmoc−アミノラク酸(C4リンカ−アーム用)を次の方法に従って製造 した。
[注:他のFMOC−アミノカルボン酸は市販されている。例えばFmoc−ア ミノカプロン酸(C6リンカ−アーム用)とFmoc−グリシン(C2リンカ− アーム用)はベイケム(Bachem)、インコーホレイテッド(カリフォルニ ア州トランス)から人手することができる。コ 水/アセトン(50・50)35ml中に4−アミノラフ酸1.8gと炭酸水素 ナトリウム1..24gの混合物を調製し、Frnoc−スクシンイミジルカー ボネート(N−フルオレニルメチル−スクシンイミジルカーボネート)5 g( ベイケム)を加えた。
この反応混合物を室温で終夜撹拌した。この反応混合物のpHをINHcIで2 に調節し、溶媒を減圧下で除去し、その残渣をエタノール20m1に溶解し、濾 過した。その濾液を蒸発乾固し、その残渣をジクロロメタン中に取り出し、濾過 することにより4.8gの純粋な生成物を得た。
’HNMRCDMSO−da中)、1.61(CH2)、2.22(CH2)、 3.01(CH2−N)、4.32(CHz−CIO)、4.22(NH)、7 .25 7.95(8芳香族上述のFmoc−アミノラフ酸製造と類似の方法を 用いて、還元したし一スレオニンのアミノ部分を9−フルオレニルメトキシカル ボニル(rFmocJ)基と連結させた。終夜反応の後、pHの調節は不要であ った。溶媒を除去し、その残渣をジクロロメタン40m1に溶解し、水(2X  50m1)で抽出した。次にその有機層を乾燥し、フラッシュシリカゲルカラム で精製した。ジクロロメタン中の2%メタノールで生成物を溶出させることによ り、3.85gの生成物を得た。
’HNMR,1,20(CHs)、2.85(NH)、3.26(CH)、3. 48(CH)、3.72(OH)、7.3−7.9 (8芳香族プロトン)。
実施例4 FMOC−遮断リンカ−アームの製造・FMOC−グリシルアミドカプロン酸( C8)、FMOC−4−アミノブチリルアミド−カプロン酸(CIO)およびF MOC−カプロイルアミド−カプロン酸(C12)上記C8、C10およびC1 2リンカ−アームを合成するために、Fmoc−グリシン、Fmoc−アミノラ フ酸およびFmoc−アミノカプロン酸をアミノカプロン酸に連結した。所望の Fmoc−アミノ酸(17mmol)を乾燥ピリジン(3×30m1)との共留 去によって乾燥した。次に、乾燥した物質を乾燥ジメチルホルムアミド30m1 に溶解し、乾燥テトラヒドロフラン30酎を加えた。この溶液を0℃に冷却し、 1当量(1711111101)のN、N−ジイソプロピルエチルアミンを加え た。
撹拌しながら1当量の塩化トリメチルアセチルを0℃で滴下し、45分間撹拌し た。次に1.2当量の乾燥アミノカプロン酸を加え、その反応混合物を室温に温 め、終夜撹拌した。この反応の進行をTLCで監視した。完結後、溶媒を減圧下 で留去した。その残渣を水50m1中に再構成し、lNHClでpHを2に調節 した。この混合物を酢酸エチルloomlで抽出し、その有機層を水20m]で 洗浄し、乾燥した(MgSO4)。次にこの混合物を濾過し、溶媒を減圧下で約 40m1の体積まで留去した。混濁するまでこの溶液にヘキサンを滴下し、加熱 によって透明にした。次に生成物を終夜結晶化させた。
二足 ’HNMR(DMSO−d6中)、1.、30(CHz)、1.39(C H2)、1゜48(CH2)、2.20(CH2−N)、3.06(FMOC( 7)CH2)、3.58(CH2−COOH)、4.24(2NH)、4.34 (FMOCのCHおよびグリシンのCH2)。
7.3−7.9(8芳香族プロトン)。
、qlO’HNMR(DMSO−da中)、1.30−1.70(5CH2)、 2.07(CH2)、 2.20(CHt−N)、3.0−3.1(CH2−C OOHおよびFMOCのCH2)、4.26(2NH)、4.31(FMOCの CH)、7.3−7.9(8芳i族82 N)、2.18(CH2−N)、2. 9 3.0(2CH2−CIO)、4.23(2NH)、4.31(FMOCの CH2)、7.3 7.9(8芳香族プロトン)。
実施例5 還元したし一スレオニンのリンカ−アームへの連結上記実施例2または4に従っ て調製した所望のリンカ−アーム(11闘o1) [Fmoc−グリシン(C2 )、Fmoc−4−アミノラフ酸(C4)、Fmoc−カプロイック(C6)、 Fmoc−グリシルアミド−カプロン酸(C8)、Fmoc−4−アミノブチリ ルアミド−カプロン酸(C10)、およびFmoc−アミノカプロイルアミドカ プロン酸(C12)]をピリジン(3X 20m1)との共留去によって乾燥し た。その乾燥残渣を無水ジメチルホルムアミドと無水テトラヒドロフランの混合 物(1:1)40mlに溶解した。この溶液を水浴中で冷却し、1当量のジイソ プロピルエチルアミンを加えた。撹拌しながら1.1当量の塩化トリメチルアセ チルを滴下し、0℃で45分間撹拌した。還元したL−スレオニン(上記実施例 1)1.5当量の溶液を加え、その反応混合物を室温に温め、1時間撹拌した。
CH2CI2/CHsOH/CH3CO0H(lO:1・0.1)溶媒系で展開 するシリカゲルのTLCで反応の進行を監視した。反応の完結後、溶媒を減圧下 で除去し、その残渣を酢酸エチル5Qmlと混合した。飽和重炭酸水素ナトリウ ム40m1での抽出により、水溶性の物質を除去した。その有機層を水20m1 で洗浄し、乾燥した(M g S O4)。
生成物を酢酸エチルから結晶化した。
C2’J ンh ’HNMR(DMSO−ds中)、1.03(11元したL− スレを二ンのCH3)、3.35(OH)、3.3−3.45(2cH)、3. 91(NH)、4.27(他(7)NH)、4.31(OH)、4.34(CH z)、4.63(FMOCのCHおよびCH2)、7.3−7.9(8芳香族プ ロトン)C4リンカ−’HNMR(DMSO−do中)、1.03(還元したし 一スレオニンのCHs)、1.62(CH2)、2.14(CH2)、2.91 (CH)、2.97(CH2)、3.3−3.5(2CH)、3.63(OH) 、3.84(OH)、4.23(CH)、4゜33(FMOCのCH2およびC H)、4.60(NH)、6.32(NH)、7.3−7.9(8芳香族プロト ン) C6リンカ−’HNMR(DMSO−da中)、1.03(還元したし一スレオ ニンのCHs)、1.3−1.7 (3CH2)、2.52(CH2−N)、3 .12(CH−CIO)、3.8−3.9(20H)、4.1−4.2(2CH )、4.41(FMOCのCH2)、5.22(NH)、6.48(NH)、7 .3 7.9(8芳香族プロトン)C8リンカ−IHNMR(DMSO−cia 中)主なプロトンシグナルは次の通りである+1.01(還元したし一スレオニ ンのCH3)、1.22−1.52 (カブo−c−h(7)3CH2)、3. 62および3.84(20H)、5.35(NH)、6.18(NH)、7.3 −7.9(8芳香族プロトン)CIOリンカ−’HNMR(DMSOds中)、 1.02(還元したし一スレオニンのCHa)、1.3−1.50(4GHz) 、3.64(OH)、3.82(OH)、4゜64(NH)、6.33(NH) 、6.62(NH)、7.3−7.9(8芳香族プロトン)グナル:1.01( 還元したL−スレオニンのCHs)、1.30−1.50 (6CH2)、3. 63(OH)、3.82(OH)、4.62(NH)、6.31(NH)、6. 63(NH)、7.3−7.9(8芳香族プロトン)上記実施例3および5に従 って調製した所望の非ヌクレオチド試薬(6mmol)を乾燥ピリジンとの共留 去によって乾燥し、乾燥ピリジン15m1に溶解した。CHICI!/ピリジン (1:1)20ml中の塩化ジメトキシトリチル2.2gの溶液を撹拌しながら 滴下した。この反応を室温で45分間続けた。反応の進行をTLCで監視した。
反応の完結後、メタノール2mlを加えて10分間撹拌することによりクエンチ した。溶媒を減圧下で除去し、その残渣をジクロロメタン50m1に溶解し、飽 和炭酸水素ナトリウム(2X 50all)で抽出し、次いで水(30ml)で 抽出した。有機層を乾燥(M g S O4) L、濾過した。溶媒を留去した 後、その残渣をフラッノユカラムクロマトグラフィーで精製した。0.5%トリ エチルアミンを含有するジクロロメタン中の2%メタノールで生成物を溶出させ た。
COリンカ−’HNMR,CDC]s、1.18(還元したし一スレオニンのC H3)、1.63(CH)、283(NH)、3.77(DMTの2 CH3) 、 3.82 (FMOCのCH2)、5.48(CH20DMT)、6,82  7.90(21芳香族H3)、3.78(DMTの2CHx)、4.35(C H2−0−DMT)、5.98(NH)、6.80−7.78(21芳香族プロ トン)。
C4リンカ−’HNMR,CDCl3.主なシグナル、1.18(還元したし− スレオニンのCHs)、1.83(CH2)、2.28(CH2)、3.74( DMTの2CHs)、4.21(OH)、4..38(FMOCのCH2)、5 .22および6.42(2NH)、6.80−7.65(21芳香族プロトン) 。
C6リンカ−’HNMR,CD Cl s、主なピーク、]、、12(還元した し一スレオニンのCH3)、1.3 1.6(3CH2)、3.75(DMTの 2CH3)、4.38(FMOCのCH2)、6.80−7.90(21芳香族 プロトン)。
C8リンカ−’HNMR,CDCIs、主な同定シグナルは次の通りである+1 .12(還元したし一スレオニンのCH3)、3.80(DMTの2CHs)、 5.42(FMOCのCH2)、6.18および6.321(2NH)、6.8 2−7.80(21芳香族プロトン)。
C12リンカ−’ HNMR,CD Cl s、主な同定シグナルは次の通りで ある:1.1.2(還元したし一スレオニンのCH3)、3.78(DMTの2 CH3)、459(FMOCのCH2)、6.8−7.8(21芳香族プロトン )。
CIOリンカ−IHNMR,CDCl5.1.18(還元したし一スレオニンの CH3)、3.78(DMTの2CH3)、4.40(FMOCのCH2)、  6.8 7.8(21芳香族プロトン)すべてのCH2およびCH(非芳香族が 説明されたが、同定は行わなかった)。
実施例7 非ヌクレオチド試薬の2級水酸基部分のメチルホスフィニル化上記実施例6に記 述した方法に従って調製したDMT遮断リンカ−アーム(4Wmol)を乾燥ピ リジンとの共留去によって乾燥し、その残渣を無水ジクロロメタン201111 に溶解した。閉鎖アルゴン雰囲気下で1.5当量のジイソプロピルエチルアミン を加え、1.2当量のN、N−ジイソプロピルメチルホスフィン酸アミド塩化物 [(CH3)2CHコ2NP(CH3)CIを滴下した。この反応は45分で完 結した。
溶媒を減圧下で除去し、その残渣をフラツシュシリカゲルカラムで精製した。こ のカラムを5%トリエチルアミンの入った酢酸エチル/ヘキサン(1:)で充填 し、1%トリエチルアミンの入った酢酸エチル/ヘキサンで洗浄した。次に、こ のカラムに上記反応混合物を充填し、1%トリエチルアミンの入った酢酸エチル /ヘキサン(1:1)で生成物を溶出させた。
他の非ヌクレオチド試薬は、実施例6に記述した方法に従って調製されるリンカ −アーム修飾試薬(リンカ−アームで修飾した試薬)と他のホスホリル化試薬( 例えばN、N−ジイソプロピルメチルホスホン酸アミド塩化物[(CH3)2C H]2NP(OCH3)CIおよび2−シアノ−エチルN、N−ジイソプロピル クロロ−ホスホルアミダイト[(CHs)2CHコ2 N P (CI ) O CH2CH2CN ナト)と(7)連結1: ヨッテH造される。このような試 薬はリン酸ジエステルで連結した非ヌクレオチドオリゴマーの合成において有用 である。
Co ’HNMR,CDCIg、0.9−1.3(6CH3の18プoトン)、 311(FMOCのCHz)、3.78(DMTの2 CHs)、 4.42( CH20−DMT)、4.98(NH)、6.8−7.8(21芳香族プロトン )。
C4’HNMR,CDCl3.0.9 1.2(6CH3の18プロトン)、1 ゜88(CH2)、2.21(CHz)、3.08(FMOCのCH2)、3. 80(DMTの2CH3)、4.36(CH2−〇−DMT)、5.16(NH )、5.75(NH)、6゜8−7.8(21芳香族プロトン)。
C6’HNMR,CDCl5.0.9 1.2(6CH3の18プロトン)、1 ゜18−2.2(4CHz)、3.07(FMOCのCH2)、3.78(DM T(’)2CH3)。
4.42(CH2−0−DMT)、5.6および6.21(2NH)、6.8− 7.8(21芳香族プロトン)。
実施例8 C6リンカ−アームを有する非ヌクレオチド試薬の2級水酸基部分のメチルホス フィニル化 C6リンカ−アームを有するジメトキシトリチル(DMT)遮断非ヌクレオチド 試薬(本明細書実施例6に記述した方法に従って製造) 4 mmolを乾燥ピ リジンとの共留去によって乾燥した。その残渣を無水ジクロロメタン20011 に溶解した。閉鎖アルゴン雰囲気下で1.5当量のN、N−ジイソプロピルエチ ルアミンを加えた後、1.2当量のN、N−ジイソプロピルメチルホスホン酸ア ミド塩化物[(CH3)2CH)zNP(CI)OCHsを滴下した。次に、実 施例7に記述した方法を用いてこの反応混合物の後処理を行うことにより、3. 2mMの標記生成物を得た。
’HNMR(CDC13中)、δppm:1 1.5(5メチルおよび1メチレ ン)。
1.42(CH2)、1.73および1.73(2CH2)、2.2HC)(2 N)、3.15(CH2−C=O)、3.78(DMTの2CHs)、6.80 −7.85(21芳香族プロトン)。他のプロトンシグナルも存在したが同定し なかった。
実施例9 C8リンカ−アームを有するメトキシホスホルアミダイト非ヌクレオチド試薬を 組み込むリン酸ジエステルオリゴマーの製造下記の配列でC8メトキンホスホル アミダイト非ヌクレオチド試薬を組み込んだリン酸ジエステルオリゴデオキシリ ポヌクレオチドを合成した:5’−TTT−AAG−CAG−AGT−TCA− AAA−GCC−CTT−CAG−CG−(C8リンカ−)−T−3’を次の方 法に従って調製した。
C8メトキシホスフォルアミダイト非ヌクレオチド試薬(1−0−ジメトキシト リチル−2−N[N’−(N”−フルオレニル−メトキシカルボニル−6−アミ ノヘキサノイル)−2−アミノアセチル]−3−0−[N、N−ジイソプロピル −メトキシ−ホスフィニル]−2−アミノ−1,2−ジヒドロキシブタン)を乾 燥アセトニトリルに100mM濃度で溶解し、バイオサーチ・モデル8750・ DNA合成装置を用い、製造者の推奨するところに従って標準的なホスホルアミ ダイト化学(エム・エイチ・カルサースら、 Methods of Enzy mol、 154+287−313(1985))によって上記オリゴヌクレオ チド配列中ニ連結シタ。ケイ・エム・口ら(1984,Proc、 Natl、  Acad、 Sci、 USA、 81.2285−2289頁)が記述した セブーパック(Sep−Pak”) C18カートリツジ(ミリポア/ウォータ ース、マサチューセッツ州ベトフォード)での精製が可能なように、合成の終了 時に5°ジメトキシトリチル保護基を残しておいた。この操作の間にこのジメト キシトリチル保護基は除去された。
実施例10 非ヌクレオチド試薬を組み込むメチルホスホネートオリゴマーの製造(a)メチ ルホスホネートオリゴマーの製造本発明の非ヌクレオチド試薬を組み込んだメチ ルホスホネートオリゴマーを、メチルホスホンアミダイトモノマーと非ヌクレオ チドメチルホスホンアミダイト非ヌクレオチド試薬を用いて、ビー−ニス・ミラ ーら(1983,Nucleic Ac1ds Res、 、 11、6225 −6242頁)、エイ・イエイガ−およびジェイ・エンゲルス(1984,Te trahedronLett、 、 25.1437−1440頁)、およびエ ム・エイ・ドルマンら(1984,Tetrahedron、 40.95−1 02頁)が記述した化学法に従って合成した。バイオサーチ・モデル8750・ DNA合成装置を用い、製造者の推奨するところに下記の改良を加えて固相合成 を行った; 「G」およびrCJモノマーを1=1アセトニトリル/ジクロロメ タンに100mM濃度で溶解した。rAJおよびrTJモノマーをアセトニトリ ルE100mM11度で溶解した。非ヌクレオチドリンカー試薬をアセトニトリ ルに1.20mM濃度で溶解した。脱遮断(DEBLO(J)試薬=2.5%ジ クロロ酢酸(ジクロロメタン中)。酸化(OXIDIπR)試薬=25g/Lヨ ウ素(25%水、25%2゜6−ルチジン、72.5%テトラヒドロフラン中) 。CAP A=10%酢酸無水物(アセトニトリル中)。CA、P B=0.6 25%N、N−ジメチルアミノピリジン(ピリノン中)。下記のオリゴマー精製 を容易にするために、合成の終了時に5−ジメトキシトリチル保護基を残してお いた。
粗製の保護された非ヌクレオチド試薬を組み込んだメチルホスホネートオリゴマ ーを、室温で濃水酸化アンモニウムと2時間混合することによって固体支持体か ら切り放した。その溶液をエコノーカラム(Econo−Column”)(パ イオーラッド、カリフォルニア州すッチモンド)を用いて支持体から排出し、支 持体を11アセトニトリル/水で5回洗浄した。次に、溶出したオリゴマーを室 温真空下で蒸発乾固した。次に、エチレンジアミン/エタノール/アセトニトリ ル/水(50・23゜5:23.5:2.5)の溶液を用いて室温6時間の条件 で、保護基を塩基から除去した。次に、得られた溶液を真空下で蒸発乾固した。
(b)リンカ−修飾メチルホスホネートオリゴマーの精製セプーバック(Sep −Pak”) C18カートリツジ(ミリポア/ウォータース、マサチューセッ ツ州ベトフォード)を用い、下記の要領で、5−ジメトキシトリチル(トリチル )含有オリゴマーをトリチル化されていない欠陥配列から精製した:上記カート リッツをアセトニトリル、100mM重炭酸トリエチルアンモニウム(TEAB 、pH7,5)中の50%アセトニトリル、および25mMTEABt’洗浄し た。次に粗型洗浄ルホスホネートオリゴマーを少量の1:1アセトニトリル/水 に溶解し、次いで、25mMTEABで最終濃度が5%アセトニトリルになるよ うに希釈した。次にこの溶液を上記カートリッジに通した。次に、カートリッジ を25mM TEAB中の15〜20%アセトニトリルで洗浄することにより、 欠陥配列をカートリッジから溶出させた。次に、カートリッジに結合して残って いるトリチル−オン(トリチル化されている)オリゴマーを、25mM TEA B。
2%トリフルオロ酢酸、および25mM TEABを用いてこの順序で洗浄する ことにより、脱トリチル化した。最後に、トリチル選択したオリゴマーを50% アセトニトリル/水でカートリッジから溶出させ、室温真空下で蒸発乾固した。
上記前段階で得られたリンカ−修飾メチルホスホネートオリゴマーをさらに下記 の要領で逆相HPLCクロマトグラフィーによって精製した:過去の例に記述さ れているベックマン・システム・ゴールド・HPLCをハミルトンPRP−1カ ラム(レノ、NV、10μ、7市内径X305mm長)と共に使用した。緩衝液 A=50mM酢酸トリエチルアンモニウム(pH7):緩衝液8250%アセト ニトリル(50mM酢酸トリエチルアンモニウム(pH7)中)。100%緩衝 液Aを2゜5〜3m1/分の流量で流しながら、少量の10〜50%アセトニト リル/水に溶解した試料をカラムに充填した。次に、0−70%緩衝液Bの直線 的勾配を30〜50分間かけて2.5〜3m17分の流量で流した。非ヌクレオ チド試薬を組み込んだ完全な長さのメチルホスホネートオリゴマーを含有する分 画を真空下でエバポレートし、50%アセトニトリル/水中に再懸濁した。
実施例9のリン酸ジエステルオリゴヌクレオチド(19マー)を0.15M H EPES緩衝液(pH8,0)115μmに懸濁した。次にNH3−LC−ビオ チン(ピアス・ケミカル・カンパニー、イリノイ州ロックフォード)を加えた( ジメチルスルホキシド中の100mM溶液10μm)。この溶液を37℃で30 分間加熱した。
NH3−LC−ビオチン溶液(10μm)を追加し、反応を37℃で30分間続 けた。
次に3M酢酸ナトリウム緩衝液(pH5,5,15μm)と無水エタノール(5 00μm)を添加することによって、ビオチニル化したオリゴヌクレオチドを沈 殿させ、得られた溶液をドライアイス中で30分間冷凍した。微量遠心機中4℃ で15分間遠心分離することにより生成物を回収し、その上清を捨てた。
次に生成物を水(100μm)に溶解し、下記の方法に従って逆相HPLCクロ マトグラフィーで精製した。HPI、C装置は、ベックマン・システム・ゴール ド・モデル1.26・ソルベント・モジュールとIBM互換性コンピューターに 接続されたモデル167・ディテクターから構成された。PLRP−Sカラムを 用いた(ポリマー・ラボラトリーズ、8μ、300A孔径、4.5mm内径X2 50mm長)。緩衝液A=50mM酢酸トリエチルアンモニウム(pH7);緩 衝液8250%アセトニトリル(50mM酢酸トリエチルアンモニウム(pH7 )中)。20−60%Bの直線的勾配を30分間かけて1.5ml/分の流量で 流した。これらの条件下では、ビオチニル化生成物オリゴヌクレオチドが10. 3分で溶出した。
[−32P]−、へTP(3000Ci/mmol)とT4ポリヌクレオチドキ ナーゼを用い、下記の要領で実施例11のビオニチル化オリゴヌクレオチドの5 ゛末端を32pでラベル化した。50μCjの[−”P]−A、TPを含有する 50mM)リス(pH7,8)、10mMMgCl、、5mM DTT、0.1 mM EDTA、0゜1mMスペルミジンにオリゴヌクレオチド1Qpa+ol を溶解した。T4ポリヌクレオチドキナーゼ(4単位)を加え、その溶液を室温 で90分間インキュベートした。
ネンソーブ(NensorbTM)−20カラム(二ニー・イングランド・ヌク レアー/デュポン)を用い製造者の指示に従って、放射線ラベルされた生成物を 精製した。
32pラベル化ビオチニル化オリゴヌクレオチド(10000cpm)を1.5 ml微量遠心管中の5QmMリン酸ナトリウム(pH6,8)、0.5M塩化ナ トリウム、2mM EDTAo、511111に溶解した。同じ成分と1mg/ mlビオチン(カルバイオケム・コーポレイション、カリフォルニア州すンディ エゴ)を含有する対照をも調製した。次に、ストレブタビジンーアガロース(ピ アス・ケミカル・カンパニー、イリノイ州ロックフォード)50μmを各チュー ブに加え、その内容物をバルテクサーで15分間混合した。次にチューブを微量 遠心機中で2分間遠心分離することによりストレブタビジンーアガロースをベレ ット化し、その上清を新しいチューブに移した。次にペレットを緩衝液(上記参 照)0.511で2回洗浄し、その洗浄液を同様に遠心分離によって分離し、新 しいチューブに移した。これらチューブの放射活性をシンチレーション計数器で 計数した。遊離のビオチンを添加しないで調製した試料は85%以上がストレブ タビジンーアガロース支持体に結合した。
遊離のビオチンを加えて調製した試料(対照)の場合は0.5%未満が支持体に 結プソラレンを伴うC4リンカ−非ヌクレオチドモノマーを組み込んだメチルホ スホネートオリゴマーのラベル化 下記の配列を有するC4リンカ−修飾メチルホスホネートオリゴマーを製造した : 5’GGC−TTT−TGA−(C4−リンカ−)−ACT−CTG−CTT− 3’[ここに太字は(C4−リンカ−を含めて)メチルホスホネート結合によっ て連結されている塩基または非ヌクレオチドモノマーを表し、大文字はジエステ ル結合によって連結されている塩基を表す]。
このオリゴヌクレオチドの合成および精製法は上記実施例に記述されている。
このオリゴマーをプソラレンーNHSラベル化試薬で次のようにラベルした=( オリゴマー中に存在する)リンカ−アームに対するNH3−プソラレン試薬の下 記連結反応を1.5mlポリプロピレン微量遠心管中で行った。オリゴマー約3 ゜4mg(980D1aa単位)を1:1アセトニトリル/水100μmに溶解 した。次に下記試薬を、オリゴマーの沈殿を避けるために添加するごとにポルテ ックスしながら順番に加えたニジメチルスルホキシド(170μm)、水(10 0μm)、IMHEPES緩衝液(pH8,0X50μl)、および50mMブ ソラレンーNH5試薬(ジメチルスルホキシド中)(80μl)。総体積二50 0μm。この混合物を遮光上室温で2.5時間反応させた。次にエタノール(I ll)を加え、得られた溶液を一20℃で終夜冷凍した。次にこの遠心管を微量 遠心機中で5分間遠心分離し、その上清を吸引して捨てた。得られたベレットを 1=1アセトニトリル/水500μmに再懸濁し、0.22μデユラボア(Du rapore?″)膜を通して濾過することにより粒状物を除去した。
上記の粗製ブソラレンーオリゴマー複合体溶液のHPLC精製を次のように行っ た:ベツクマン・システム・ゴールド・分析HPLCシステムをハミルトンPR P−1カラム(4,I X 250mm)と共に用いた。溶出に使用した緩衝液 は次の通りである 緩衝液A−5QmM酢酸トリエチルアンモニウム(pH7) ;緩衝液B−50mM酢酸トリエチルアンモニウム(pH7)中の50%アセト ニトリル。カラムに10%緩衝液Bを1.51++1/分の流量で流しながら、 500μlの試料ループを用いて、試料を100μlづつに5等分して2分間隔 てカラムに充填した。次に、10−70%緩衝液Bの直線的勾配を30分間かけ て流した。0.5分間隔で分画を集めた。これらの条件下では、修飾されていな いオリゴマーとブソラレンで修飾されたオリゴマーがそれぞれ17.9分と21 .7分で溶出した。ブソラレンで修飾されたオリゴマーを含有する分画を集め、 エバポレートした。総酸率は16%であった。
実施例14 相補的リン酸ジエステルオリゴマーヌクレオチド標的に対するプソラレンーラベ ル化メチルホスホネートオリゴマーの架橋実施例13のメチルホスホネートオリ ゴマーに相補的なリン酸ジエステルオリゴヌクレオチドをバイオサーチ・モデル 8750・DNAシンセサイザーで、製造者の推奨するところに従って合成した ;このオリゴヌクレオチドは下記の配列を有する: 5“−AAG−CAG−AGT−TCA−AAA−GCC−3’ 。
実施例13の方法に従って製造されるブソラレン修飾メチルホスホネートオリゴ マーを、上述のようにUpを用いてその5′末端でラベル化した(実施例12を 参照のこと)。10mMトリス(pH7,2)、0.1mM EDTA、0.0 3%サルコシル酸カリウム(potassium 5arkosylate)の 入ったホウ珪酸塩ガラスバイアル中で、5zp−ラベル化プソラレン修飾オリゴ マー(10−50000cpm)をそのジエステルオリゴヌクレオチド標的(l  pmol、上記)と37℃で30分間ハイブリッド形成させた。、ジエステル オリゴヌクレオチド標的なしで対照反応をも行った。
次に15cmの距離に置いたモデルB〜100A長波長紫外光ランプ(UVP、 インコーポレイテッド、カリフォルニア州サンガブリエル)を用いて、砕氷上で バイアルを365r+m光にさらした。この距離での光照射の強度は60μW/  100 am2と等価かそれ以上であった。30分後、0.1%ブロモフェノ ールブルー、0゜1Mトリス−ホウ酸−EDTA緩衝液(pH8,2)を含有す る90%ホルムアミドを加え(5μm)、その試料を7M尿素を含む15%ポリ アクリルアミドゲル(0゜5mm)に充填した。このゲルを900Vで2時間電 気泳動した。次に湿ゲルを2枚のサランラップ(Saran Wrapf1″) の間に置き、XAR−5フイルム(イーストマンーコダック、ニューヨーク州ロ チェスター)に30〜60分間暴露した。得られたオートラジオグラフはジエス テル標的オリゴヌクレオチドを含有する試料の上側のバンドがブソラレン修飾メ チルホスホネートオリゴマー単独に対応するバンドよりゆっくり移動することを 明らかにした。次に、このオートラジオグラフを鋳型として利用することにより 、バンドをメスで湿ゲルから切り出し、シンチレーション計数器で計数した。こ の方法に基づいて、相補的なジエステル標的に対するブソラレン修飾メチルホス ホネートオリゴマーの架橋が95%より大きいことが決定された。
んG 2a 国際調査報告

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.ヌクレオチド/非ヌクレオチドポリマーを製造するのに適したキラリティー が純粋な非ヌクレオチド試薬であって、該ポリマー中に組み込まれた時にキラリ ティーが純粋なままであり、キラリティーが純粋な非ヌクレオチド骨格並びにそ の骨格に結合したリガンド部分と第1および第2の連結基を有する非ヌクレオチ ドモノマー単位からなる非ヌクレオチド試薬(ここに、第1の連結基は上記骨格 を第1の追加モノマー単位に連結する能力を有し、その間、第2の連結基は実質 上連結する能力を有さないように不活化されたままであるが、その後上記骨格を 第2の追加モノマー単位に連結するために有害でない条件下で活性化することが でき、該ヌクレオチド/非ヌクレオチドポリマーは少なくとも1つのヌクレオチ ドモノマー単位を含有する)。 2.第1および第2の追加モノマー単位のうち少なくとも1つが又クレオチドモ ノマー単位からなる請求の範囲第1項記載の非ヌクレオチド試薬。 3.該ヌクレオチド/非ヌクレオチドポリマーがモノマー単位間に少なくとも1 つのリン酸ジエステル結合を含有する請求の範囲第1項記載の非ヌクレオチド試 薬。 4.該ヌクレオチド/非ヌクレオチドポリマーがリン酸ジエステルオリゴヌクレ オチドからなる請求の範囲第3項記載の非ヌクレオチド試薬。 5.該ヌクレオチド/非ヌクレオチドポリマーがモノマー単位間に、ホスホロチ オエート、ホスホルアミデート、および中性リン酸エステル結合から選択される 結合を少なくとも1つ含有する請求の範囲第1項記載の非ヌクレオチド試薬。 6.該ヌクレオチド/非ヌクレオチドポリマーが次式:▲数式、化学式、表等が あります▼ [式中、Uは酸素、硫黄またはイミノを表し、Yは−CH2−、−S−、−O− または−NH−を表し、Zは−S−、−O−または−NH−を表し、Wはアルキ ル、アリール、アルコキシ、アリールオキシ、アルキルチオ、アリールチオ、S −、O−、アミノまたは置換されたアミノを表す]で示されるモノマー単位量結 合を含有する請求の範囲第1項記載の非ヌクレオチド試薬。 7.該非ヌクレオチドモノマー単位が ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、SKELはキラリティーが純粋な約1ないし約20炭素原子の非ヌクレ オチド骨格からなり、−NHL、YおよびZはSKELの炭素原子に共有結合で 連結しており、Lはリガンドを表し、Yは−CH2−、−O−、−S−または− NH−を表し、Zは−O−、−S−または−NH−を表す]からなる請求の範囲 第1項記載のキラリティーが純粋な非ヌクレオチド試薬。 8.SKELがYとZの間に約1ないし約10炭素原子の基本骨格を含有する請 求の範囲第7項記載の非ヌクレオチド試薬。 9.しが下記から選択される保護されたリンカーアームまたは−Prからなる請 求の範囲第8項記載の非ヌクレオチド試薬。 ▲数式、化学式、表等があります▼および▲数式、化学式、表等があります▼ [ここにnおよびmは独立に約1から約15までの整数を表し、Prは有害でな い条件下で除去することができる保護基を表す]10.該非ヌクレオチドモノマ ー単位が▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、★Cのうち少なくとも1つはキラル中心を構成する炭素原子を素し、R 1とR2のうち一方は水素を表し、他方は−NH−L(ここにLはリガンドであ る)を表し、R3とR4のうち一方は水素を表し、他方は約1ないし約10炭素 原子の低級アルキルを表し、Yは−CH2−、−O−、−S−または−NH−を 表し、Zは−O−、−S−、または−NH−を表す]からなる請求の範囲第1項 記載の非ヌクレオチド試薬。 11.Lが下記から選択される保護されたリンカーアームまたは−Prからなる 請求の範囲第10項記載の非ヌクレオチド試薬。 ▲数式、化学式、表等があります▼および▲数式、化学式、表等があります▼ [nおよびmは独立に約1から約15までの整数を表し、Prは有害でない条件 下で除去することができる保護基を表す〕12.該ヌクレオチド/非ヌクレオチ ドポリマーがモノマー単位間に少なくとも1つのリン酸ジエステル結合を含有す る請求の範囲第11項記載の非ヌクレオチド試薬。 13.モノマー単位間に少なくとも1つのアルキル−またはアリール−ホスホネ ート結合を有するヌクレオチド/非ヌクレオチドポリマーを製造するのに適した 非ヌクレオチド試薬であって、非ヌクレオチド骨格並びにその骨格に結合したリ ガンド部分と第1および第2の連結基を有する非ヌクレオチドモノマー単位から なる非ヌクレオチド試薬(ここに、第1の連結基は上記骨格と第1の追加モノマ ー単位の間にアルキル−またはアリール−ホスホネート結合を形成する能力を有 し、その間、第2の連結基は実質上連結する能力を有さないように不活化された ままであるが、その後上記骨格を第2の追加モノマー単位に連結するために有害 でない条件下で活性化することができ、該ヌクレオチド/非ヌクレオチドポリマ ーは少なくとも1つのヌクレオチドモノマー単位を含有する)。 14.第1および第2の追加モノマー単位のうち少なくとも1つがヌクレオチド モノマー単位からなる請求の範囲第13項記載の非ヌクレオチド単位。 15.該アルキル−またはアリール−ホスホネート結合がメチルホスホネート結 合からなる請求の範囲第13項記載の非ヌクレオチド試薬。 16.該モノマー単位が ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、R1とR2のうち一方は水素を表し、他方は−NH−L(ここにしはリ ガンドである)を表し、R3とR4のうち一方は水素を表し、他方は約1ないし 約10炭素原子の低級アルキルを表し、Yは−CH2−、−O−、−S−または −NH−を表し、Zは−O−、−S−、または−NH−を表す]からなる請求の 範囲第15項の非ヌクレオチド試薬。 17.Lが下記から選択される保護されたリンカーアームまたは−Prからなる 請求の範囲第16項記載の非ヌクレオチド試薬。 ▲数式、化学式、表等があります▼および▲数式、化学式、表等があります▼ 〔ここにnおよびmは独立に約1から約15までの1数を表し、Prは有害でな い条件下で除去することができる保護基を表す]19.モノマー単位間に少なく とも1つのアルキル−またはアリール−ホスホネート結合を有するヌクレオチド /非ヌクレオチドポリマーを製造するのに適した非ヌクレオチド試薬であって、 該ポリマー中に組み込まれた時にキラリティーが純粋なままであり、キラリティ ーが特殊な非ヌクレオチド骨格並びにその骨格に結合したリガンド部分と第1お よび第2の連結基を有する非ヌクレオチドモノマー単位からなる非ヌクレオチド 試薬(ここに、第1の連結基は上記キラリティーが純粋な骨格と第1の追加モノ マー単位の間にアルキル−またはアリール−ホスホネート結合を形成する能力を 有し、その間、第2の連結基は実質上連結する能力を有さないように不活化され たままであるが、その後上記キラリティーが純粋な骨格を第2の追加モノマー単 位に連結するために有害でない条件下で活性化することができ、該ヌクレオチド /非ヌクレオチドポリマーは少なくとも1つのヌクレオチドモノマー単位を含有 する)。 20.第1および第2の追加モノマー単位のうち少なくとも1つがヌクレオシド 単位からなる請求の範囲第19項記載の非ヌクレオチド試薬。 21.該アルキル−またはアリール−ホスホネート結合がメチルホスホネート結 合からなる請求の範囲第19項の非ヌクレオチド試薬。 22.該非ヌクレオチドモノマー単位が▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、SKELはキラリティーが純粋な約1ないし約20炭素原子の非ヌクレ オチド骨格からなり、−NHL、YおよびZはSKELの炭素原子に共有結合で 連結しており、Lはリガンドを表し、Yは−CH2−、−O−、−S−または− NH−を表し、Zは−O−、−S−または−NH−を表す]からなる請求の範囲 第21項記載のキラリティーが純粋な非ヌクレオチド試薬。 23.SKELがYとZの間に約1ないし約10炭素原子の基本骨格を含有する 請求の範囲第22項の非ヌクレオチド試薬。 24.Lが下記から選択される保護されたリンカーアームまたは−Prからなる 請求の範囲第23項記載の非ヌクレオチド試薬。 ▲数式、化学式、表等があります▼および▲数式、化学式、表等があります▼ [にこにnおよびmは独立に約1から約15までの整数を表し、Prは有害でな い条件下で除去することができる保護基を表す]25.該非ヌクレオチドモノマ ー単位が▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、★Cのうち少なくとも1つはキラル中心を構成する炭素を表し、R1と R2のうち一方は水素を表し、他方は−NH−L(ここにLはリガンドである) を表し、R3とR4のうち一方は水素を表し、他方は約1ないし約10炭素原子 の低級アルキルを表し、Yは−CH2−、−O−、−S−または−NH−を表し 、Zは−O−、−S−、または−NH−を表す] からなる請求の範囲第19項記載の非ヌクレオチド試薬。 26.Lが下記から選択される保護されたリンカーアームまたは−Prからなる 請求の範囲第25項記載の非ヌクレオチド試薬。 ▲数式、化学式、表等があります▼および▲数式、化学式、表等があります▼ [ここにnおよびmは独立に約1から約15までの整数を表し、Prは有害でな い条件下で除去することができる保護基を表す]27.該アルキル−またはアリ ール−ホスホネート結合がメチルホスホネート結合からなる請求の範囲第26項 の非ヌクレオチド試薬。 28.式: ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、SKELはキラリティーが純粋な約1ないし約20炭素原子の非ヌクレ オチド骨格からなり、−NHL、YおよびZはSKELの炭素原子に共有結合で 連結しており、Lはリガンドを表し、−YCP1は第1連結基を表し、−ZCp 2は遮断された第2連結基を表し、Yは−CH2−、−O−、−S−または−N H−を表し、Zは−O−、−S−または−NH−を表す]で示されるキラリティ ーが純粋な非ヌクレオチド試薬。 29.第1連結基−YCP1が下記から選択される請求の範囲第28項記載の非 ヌクレオチド試薬。 ▲数式、化学式、表等があります▼および▲数式、化学式、表等があります▼[ 式中、X1はハロゲンまたは置換されたアミノを表し、X2はハロゲン、置換さ れたアミノまたはO−を表し、R5はアルキル、置換されていてもよいアルコキ シまたは置換されていてもよいアリールオキシを表し、R6はアルキル、置換さ れていてもよいアルコキシまたは置換されていてもよいアリールオキシを表すか 、あるいはX2がO−を表す場合には水素を表してもよく、Uは酸素、硫黄また はイミノを表し、VはO−、S−、または置換されたアミノを表し、Wはアルキ ル、アリール、アルコキシ、アリールオキシ、アルキルチオ、アリールチオ、S −、O−、アミノまたは置換されたアミノを表す]30.遮断された第2連結基 −ZCp2が第2連結基−ZHを回収するために有害でない条件下で切断され得 る保護基を有する請求の範囲第29項記載の非ヌクレオチド試薬。 31.第1連結基が ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、R5はメチルを表し、X1はジイソプロピルアミノを表す]である請求 の範囲第30項記載の非ヌクレオチド試薬。 32.該リガンドが下記から選択される保護されたリンカーアームまたは−Pr である請求の範囲第31項記載の非ヌクレオチド試薬。 ▲数式、化学式、表等があります▼および▲数式、化学式、表等があります▼ [ここにnおよびmは独立に約1から約15までの整数を表し、Prは有害でな い条件下で除表することができる保護基を表す]33.nおよびmが独立に1か ら5までの整数を表す請求の範囲第32項記載の非ヌクレオチド試薬。 34.Zが酸素を表す請求の範囲第33項記載の非ヌクレオチド試薬。 35.式: ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、★Cはキラル中心を含む炭素を表し、R1とR2のうち一方は水素を表 し、他方は−NH−L(ここにLはリガンド部分である)を表し、R3とR4の うち一方は水素を表し、他方は約1ないし約10炭素原子の低級アルキルを表し 、−YCp1は第1連結基を表し、−ZCp2は遮断された第2連結基を表し、 Yは−CH2−、−O−、−S−または−NH−を表し、Zは−O−、−S−ま たは−NH−を表す] で示されるキラリティーが純粋な非ヌクレオチド試薬。 36.第1連結基−YCp1が下記から選択される請求の範囲第35項記載の非 ヌクレオチド試薬。 ▲数式、化学式、表等があります▼,▲数式、化学式、表等があります▼および ▲数式、化学式、表等があります▼[式中、X1はハロゲンまたは置換されたア ミノを表し、X2はハロゲン、置換されたアミノまたはO−を表し、R5はアル キル、置換されていてもよいアルコキシまたは置換されていてもよいアリールオ キシを表し、R6はアルキル、置換されていてもよいアルコキシまたは置換され ていてもよいアリールオキシを表すか、あるいはX2カO−を表す場合には水素 を表してもよく、Uは酸素、硫黄またはイミノを表し、VはO−、S−、または 置換されたアミノを表し、Wはアルキル、アリール、アルコキシ、アリールオキ シ、アルキルチオ、アリールチオ、S−、O−、アミノまたは置換されたアミノ を表す]37.遮断された第2連結基−ZCp2が第2連結基−ZHを回収する ために有害でない脱遮断条件下で切断され得る保護基を有する請求の範囲第36 項記載の非ヌクレオチド試薬。 38.該保護基がジメトキシトリチル基である請求の範囲第37項記載の非ヌク レオチド試薬。 39.第1連結基が ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、R5はメチルを表し、X1はジイソプロピルアミノを表す]である請求 の範囲第37項記載の非ヌクレオチド試薬。 40.該リガンドが下記から選択される保護されたリンカーアームまたは−Pr からなる請求の範囲第39項記載の非ヌクレオチド試薬。 ▲数式、化学式、表等があります▼および▲数式、化学式、表等があります▼ [ここにnおよびmは独立に約1から約15までの整数を表し、Prは有害でな い条件下で除去することができる保護基を表す]41.nおよびmが独立に1か ら5までの整数を表す請求の範囲第40項記載の非ヌクレオチド試薬。 42.Zが酸素を表す請求の範囲第40項記載の非ヌクレオチド試薬。 43.該リガンドが下記から選択される保護されたリンカーアームまたは−Pr からなる請求の範囲第35項記載の非ヌクレオチド試薬。 ▲数式、化学式、表等があります▼および▲数式、化学式、表等があります▼ [ここにnおよびmは独立に1から15までの整数を表し、Prは有害でない条 件下で除去することができる保護基を表す]44.ヌクレオチド/非ヌクレオチ ドポリマーを製造するのに適したキラリティーが純粋な非ヌクレオチド試薬であ って、該ポリマー中に組み込まれた時にキラリティーが純粋なままであり、キラ リティーが純粋な非ヌクレオチド骨格並びにその骨格に結合したリガンド部分と 第1および第2の連結基を有する非ヌクレオチドモノマー単位からなる非ヌクレ オチド試薬(ここに、該第1連結基は有害でない条件下で切断することができる 結合によって該骨格を支持体に連結し、その間、該第2連結基は不活性のままで あるが、その後該骨格を追加のモノマー単位に連結するために有害でない条件下 で活性化することができ、該ヌクレオチド/非ヌクレオチドポリマーはヌクレオ チドモノマー単位を含有するものとする)。 45.該骨格がエステル結合によって該支持体に連結される請求の範囲第44項 記載の非ヌクレオチド試薬。 46.該ヌクレオチド/非ヌクレオチドポリマーがモノマー単位間に少なくとも 1つのアルキル−またはアリール−ホスホネート結合を含有する請求の範囲第4 4項記載の非ヌクレオチド試薬。 47.モノマー単位間に少なくとも1つのアルキル−またはアリール−ホスホネ ート結合を有するヌクレオチド/非ヌクレオチドポリマーを製造するのに適した 非ヌクレオチド試薬であって、非ヌクレオチド骨格並びにその骨格に結合したリ ガンド部分と第1および第2の連結基を有する非ヌクレオチドモノマー単位から なり、該第1連結基は有害でない条件下で切断することができる結合によって該 骨格を支持体に連結し、その間、該第2連結基は不活性のままであるが、その後 該骨格を追加のモノマー単位に連結するために有害でない条件下で活性化するこ とができる非ヌクレオチド試薬(ここに該ヌクレオチド/非ヌクレオチドポリマ ーはヌクレオチドモノマー単位を含有する)。 48.該骨格がエステル結合によって該支持体に連結される請求の範囲第47項 記載の非ヌクレオチド試薬。 49.少なくとも約8モノマー単位からなるオリゴマーであって、少なくとも1 つのモノマー単位が請求の範囲第1項に定義した非ヌクレオチドモノマー単位か らなるオリゴマー。 50.約1から約5までの独立に選択される非ヌクレオチド単位を含有する請求 の範囲第49項のオリゴマー。 51.少なくとも約8モノマー単位からなるオリゴマーであって、少なくとも1 つのモノマー単位が請求の範囲第13項に定義した非ヌクレオチドモノマー単位 からなるオリゴマー。 52.メチルホスホネートオリゴマーからなる請求の範囲第51項記載のオリゴ マー。 53.少なくとも約8モノマー単位からなるオリゴマーであって、少なくとも1 つのモノマー単位が請求の範囲第19項に定義した非ヌクレオチドモノマー単位 からなるオリゴマー。 54.メチルホスホネートオリゴマーからなる請求の範囲第53項記載のオリゴ マー。 55.約1から約5までの独立に選択される非ヌクレオチドモノマー単位を含有 する請求の範囲第54項記載のオリゴマー。 56.少なくとも約8モノマー単位からなるオリゴマーであって、少なくとも1 つのモノマー単位が請求の範囲第23項記載の非ヌクレオチドモノマー単位から なるオリゴマー。 57.メチルホスホネートオリゴマーからなる請求の範囲第56項記載のオリゴ マー。 58.約1から約5までの独立に選択される非ヌクレオチドモノマー単位を含有 する請求の範囲第57項記載のオリゴマー。 59.nおよびmが独立に1から5までの整数を表す請求の範囲第58項記載の オリゴマー。 60.少なくとも約8モノマー単位からなるオリゴマーであって、少なくとも1 つのモノマー単位が請求の範囲第26項記載の非ヌクレオチドモノマー単位から なるオリゴマー。 61.メチルホスホネートオリゴマーからなる請求の範囲第60項記載のオリゴ マー。 62.約1から約5までの独立に選択される非ヌクレオチドモノマー単位を含有 する請求の範囲第61項記載のオリゴマー。 63.nおよびmが独立に1から5までの整数を表す請求の範囲第62項記載の オリゴマー。
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