JPH0550724B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0550724B2 JPH0550724B2 JP23168985A JP23168985A JPH0550724B2 JP H0550724 B2 JPH0550724 B2 JP H0550724B2 JP 23168985 A JP23168985 A JP 23168985A JP 23168985 A JP23168985 A JP 23168985A JP H0550724 B2 JPH0550724 B2 JP H0550724B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lens
- diaphragm
- aperture
- telephoto
- focal length
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 claims description 15
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 claims description 5
- 238000000034 method Methods 0.000 description 6
- 230000005499 meniscus Effects 0.000 description 4
- 230000004075 alteration Effects 0.000 description 3
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 2
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Lenses (AREA)
Description
〔産業上の利用分野〕
本発明は絞りを共有する焦点距離変換レンズ系
に関し、特に2/3インチ撮像管(板)用として最
適なレンズ系データに関するものである。 〔従来技術〕 レンズの焦点距離を変化させる方式には種々の
ものがあるが、ズームレンズ以外で代表的なもの
として、A.フロントコンバータ式、B.リアコン
バータ式およびC.複数レンズ変換式が挙げられ
る。 しかしながら、A式は焦点距離の比が大きくで
きず、寸法が大きく重量が重くまた光学性能上不
十分である。 B式は望遠時Fナンバーが大きく(暗く)なり
光学性能上不十分である。さらにC式は夫々に絞
りが必要となり機構が複雑となる。 以上の如く、夫々の方式に問題点があり、特に
望遠時の画質が要求される場合にはA、Bの両方
式は実用に供し難い。 〔発明の目的〕 そこで、本発明は、1個の絞りを複数のレンズ
で共用するC式を採用することにより、諸収差を
良好に補正した絞りを共有する焦点距離変換レン
ズ系を提供することを目的とする。 〔発明の構成〕 本発明は焦点距離の異なる複数のレンズによつ
て1個の絞りを共用するもので、標準レンズでは
前置絞方式のレンズ、望遠レンズでは後置絞方式
のレンズとし、絞の位置が焦点面から一定の距離
にあるという条件を満足させるように各レンズの
構成データを設定したものである。 〔実施例〕 以下、本発明レンズ系を望ましい実施例に基づ
いて説明する。 第1図は本発明レンズ系の第1の実施例を示
し、標準撮影時に撮影光路が挿入される標準レン
ズの光学断面図イ及び望遠撮影時に前記標準レン
ズに替えて撮影光路に挿入される望遠レンズの光
学断面図ロを示し、この挿脱の際に絞り1の位置
は変わらない。 標準レンズは被写体側からみて凸レンズ2、凹
レンズ3、凸メニスカスレンズ4および両凸レン
ズ5からなり、望遠レンズは同じく被写体側から
みて凸レンズ6、両凹レンズ7および両凸レンズ
8からなり以下のデータからなる。 実施例 1
に関し、特に2/3インチ撮像管(板)用として最
適なレンズ系データに関するものである。 〔従来技術〕 レンズの焦点距離を変化させる方式には種々の
ものがあるが、ズームレンズ以外で代表的なもの
として、A.フロントコンバータ式、B.リアコン
バータ式およびC.複数レンズ変換式が挙げられ
る。 しかしながら、A式は焦点距離の比が大きくで
きず、寸法が大きく重量が重くまた光学性能上不
十分である。 B式は望遠時Fナンバーが大きく(暗く)なり
光学性能上不十分である。さらにC式は夫々に絞
りが必要となり機構が複雑となる。 以上の如く、夫々の方式に問題点があり、特に
望遠時の画質が要求される場合にはA、Bの両方
式は実用に供し難い。 〔発明の目的〕 そこで、本発明は、1個の絞りを複数のレンズ
で共用するC式を採用することにより、諸収差を
良好に補正した絞りを共有する焦点距離変換レン
ズ系を提供することを目的とする。 〔発明の構成〕 本発明は焦点距離の異なる複数のレンズによつ
て1個の絞りを共用するもので、標準レンズでは
前置絞方式のレンズ、望遠レンズでは後置絞方式
のレンズとし、絞の位置が焦点面から一定の距離
にあるという条件を満足させるように各レンズの
構成データを設定したものである。 〔実施例〕 以下、本発明レンズ系を望ましい実施例に基づ
いて説明する。 第1図は本発明レンズ系の第1の実施例を示
し、標準撮影時に撮影光路が挿入される標準レン
ズの光学断面図イ及び望遠撮影時に前記標準レン
ズに替えて撮影光路に挿入される望遠レンズの光
学断面図ロを示し、この挿脱の際に絞り1の位置
は変わらない。 標準レンズは被写体側からみて凸レンズ2、凹
レンズ3、凸メニスカスレンズ4および両凸レン
ズ5からなり、望遠レンズは同じく被写体側から
みて凸レンズ6、両凹レンズ7および両凸レンズ
8からなり以下のデータからなる。 実施例 1
【表】
【表】
絞
f=45.01 Bf(絞より)=28.86
F/ナンバ 2.7 画角 14°
但し、rは曲率半径、dは間隔、Ndは屈折率 νはアツベ数、fは全系焦点距離および Bfはバツクフオーカスを夫々表わすものとす
る。 この実施例1のレンズでは、標準時に絞〜焦点
面の距離28.86mmであり望遠時にもこの距離は全
く同じに設定しており、上記絞り位置の条件を満
足している。 このようにして、複数のレンズを使用しなが
ら、絞りを1個ですませることができ、しかもそ
の移動のための機構も省略することができるから
コストの面においても有利である。 なお、レンズの切換によつてFナンバーが変化
するが、これはカメラの露出制御機構によつて容
易に補正することができるから全く問題はない。 この実施例1における諸収差を第2図に示す。 第3図は本発明のレンズ系の第2の実施例を示
し、標準撮影時に撮影光路に挿入される標準レン
ズの光学断面図イおよび望遠撮影時に前記標準レ
ンズに替えて撮影光路に挿入される望遠レンズの
光学断面図ロを示し、この挿脱の際に絞り1の位
置は変わらない。 標準レンズは被写体側からみて凸レンズ2、凹
レンズ3、凸メニスカスレンズ4および両凸レン
ズ5からなり、望遠レンズは同じく被写体側から
みて凸メニスカスレンズ6、凹メニスカスレンズ
7、凹レンズ8および両凸レンズ9からなり以下
のデータからなる。 実施例 2
f=45.01 Bf(絞より)=28.86
F/ナンバ 2.7 画角 14°
但し、rは曲率半径、dは間隔、Ndは屈折率 νはアツベ数、fは全系焦点距離および Bfはバツクフオーカスを夫々表わすものとす
る。 この実施例1のレンズでは、標準時に絞〜焦点
面の距離28.86mmであり望遠時にもこの距離は全
く同じに設定しており、上記絞り位置の条件を満
足している。 このようにして、複数のレンズを使用しなが
ら、絞りを1個ですませることができ、しかもそ
の移動のための機構も省略することができるから
コストの面においても有利である。 なお、レンズの切換によつてFナンバーが変化
するが、これはカメラの露出制御機構によつて容
易に補正することができるから全く問題はない。 この実施例1における諸収差を第2図に示す。 第3図は本発明のレンズ系の第2の実施例を示
し、標準撮影時に撮影光路に挿入される標準レン
ズの光学断面図イおよび望遠撮影時に前記標準レ
ンズに替えて撮影光路に挿入される望遠レンズの
光学断面図ロを示し、この挿脱の際に絞り1の位
置は変わらない。 標準レンズは被写体側からみて凸レンズ2、凹
レンズ3、凸メニスカスレンズ4および両凸レン
ズ5からなり、望遠レンズは同じく被写体側から
みて凸メニスカスレンズ6、凹メニスカスレンズ
7、凹レンズ8および両凸レンズ9からなり以下
のデータからなる。 実施例 2
【表】
以上述べたとおり、本発明データによれば、各
レンズの構造が簡単で小型に構成できかつ各レン
ズの性能を高く維持できる。 さらに、絞機構の移動が不要のため構造が複雑
化しないですみ、スペース、信頼性およびコスト
上非常に有利となる。
レンズの構造が簡単で小型に構成できかつ各レン
ズの性能を高く維持できる。 さらに、絞機構の移動が不要のため構造が複雑
化しないですみ、スペース、信頼性およびコスト
上非常に有利となる。
第1図は本発明レンズ系の第1の実施例を示す
標準時イ、望遠時ロの光学断面図、第2図は第1
の実施例の収差特性図、第3図は本発明レンズ系
の第2の実施例を示す標準時イ、望遠時ロの光学
断面図および第4図は第2の実施例の収差特性図
をそれぞれ示す。
標準時イ、望遠時ロの光学断面図、第2図は第1
の実施例の収差特性図、第3図は本発明レンズ系
の第2の実施例を示す標準時イ、望遠時ロの光学
断面図および第4図は第2の実施例の収差特性図
をそれぞれ示す。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 絞りを境にして前後の撮影光路中に相互に切
り換え挿脱される標準レンズおよび望遠レンズよ
りなる絞りを共有する焦点距離変換レンズ系にお
いて、以下のデータからなることを特徴とするレ
ンズ系。 【表】 【表】 絞
f=45.01 Bf(絞より)=28.86
F/No 2.7 画角 14°
但しfは全焦点距離、Bfはバツクフオーカス
を表す。 2 絞りを境にして前後の撮影光路中に相互に切
り換え挿脱される標準レンズおよび望遠レンズよ
りなる絞りを共有する焦点距離変換レンズ系にお
いて、以下のデータからなることを特徴とするレ
ンズ系。 【表】 【表】 絞
f=45.01 Bf(絞より)=27.64
F/No 2.7 画角 14°
但しfは全焦点距離、Bfはバツクフオーカス
を表す。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23168985A JPS6290610A (ja) | 1985-10-17 | 1985-10-17 | 絞りを共有する焦点距離変換レンズ系 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23168985A JPS6290610A (ja) | 1985-10-17 | 1985-10-17 | 絞りを共有する焦点距離変換レンズ系 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6290610A JPS6290610A (ja) | 1987-04-25 |
JPH0550724B2 true JPH0550724B2 (ja) | 1993-07-29 |
Family
ID=16927451
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23168985A Granted JPS6290610A (ja) | 1985-10-17 | 1985-10-17 | 絞りを共有する焦点距離変換レンズ系 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6290610A (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0795141B2 (ja) * | 1987-11-13 | 1995-10-11 | キヤノン株式会社 | 前置絞り型撮影レンズ |
JP2706946B2 (ja) * | 1988-06-07 | 1998-01-28 | 旭光学工業株式会社 | 前絞り投影レンズ |
JP2582144B2 (ja) * | 1988-11-18 | 1997-02-19 | オリンパス光学工業株式会社 | 撮影レンズ |
JP3569379B2 (ja) * | 1996-03-19 | 2004-09-22 | ペンタックス株式会社 | 撮影レンズ系 |
US6282033B1 (en) | 1999-09-07 | 2001-08-28 | Alex Ning | Lens with external aperture stop |
CN108169847A (zh) * | 2018-03-13 | 2018-06-15 | 杭州艾芯智能科技有限公司 | 一种大视场扫描成像光学系统 |
-
1985
- 1985-10-17 JP JP23168985A patent/JPS6290610A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6290610A (ja) | 1987-04-25 |
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