JPH05507055A - 下部真空成形型の全表面および上部リング成形型を用いたガラスシートの成形 - Google Patents

下部真空成形型の全表面および上部リング成形型を用いたガラスシートの成形

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JPH05507055A JP91508307A JP50830791A JPH05507055A JP H05507055 A JPH05507055 A JP H05507055A JP 91508307 A JP91508307 A JP 91508307A JP 50830791 A JP50830791 A JP 50830791A JP H05507055 A JPH05507055 A JP H05507055A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 下部真空成形型の全表面および上部リング成形型を用いたガラスシートの成形技 術分野 本発明は、平らなガラスシートを成形する装置および方法に関するものである成 形されバガラスシートは、車両のウィンドシールド、サイドウィンドおよびリヤ ウィンドに、広汎に用いられている。このガラスの機械的強度を向上させるため に、成形されたガラスシー$には、通例、焼入れがなされ、それによって、ガラ スが、比較的長(、鋭利な破片に壊れるというより、むしろ、比較的l力さく。
、鈍い破片に壊れるようになっている。米国においては、強化成形ガラスシート が、車両のサイドウィンドおよりヤウインドに用いられているのに対して、車両 のウィンドシールドについては、ポリビニルブチラールによって互いにラミネー トされたアニール成形ガラスシートが、用いられている。他の国においては、サ イドウィンドおよびリヤウィンドと同様に、車両のウィンドシールドにも、強化 成形ガラスシートが用いられている。
パラエル他に付与された米国特許第3.782.916号に開示されている従来 のガラスシートの成形システムは、加熱コンベアを備え、この加熱コンベア上で 、ガラスシートが、ベンディングステーションに搬送されるに先立って加熱され る。ベンディングステーションにおいては、加熱されたガラスシートが、回転可 能な成形型担持部材上の上方を向いた凸状の成形型の表面のローラに受け入れら れる。
ローラを、下方に、成形型の表面内に退避させ、引き続き、上方を向いた表面と して、ガラスシートを強化或いは焼入れる油浴によつて冷却するために、成形さ れたガラスシートをリリースする。
ネデレック他に付与された米国特許第3.778.244号に開示されている他 の従来の成形システムは、加熱時に、平らなガラスシートを搬送するとともに、 加熱されたガラスシートを、ベンディングステーションに送る加熱コンベアを備 えている。このベンディングステーションは、彎曲した形状の下方を向いた表面 を育する鉛直方向に移動可能な上部成形型を備え、加熱されたガラスシートは、 下方を向いた表面に対して、空気圧成形のために、加熱コンベアから受け入れら れる。
上部成形型が、上方に動かされることによって、彎曲した形状を備えた下部成形 型は、上部成形型の下で動くことができる。ある実施態様によれば、上部成形型 は、下方に凹状の形状を有するとともに、下部成形型は、先に成形されたガラス シートを、上部成形型から受け入れて、その後、成形されたガラスシートを、上 部成形型の下から、冷却およびコンディショニング室まで移送する上方に凸状の 形状を有している。他の実施態様によれば、上部成形型は、下方に凸状の形状を 有するとともに、下部成形型は、加熱されたガラスシートを、下部成形型から受 け入れる上方に凹状の形状を有している。
マツクマスター他に付与された米国特許第4.204.854号、マツクマスタ ー他に付与された米国特許第4.282.026号、シーモアに付与された米国 特許第4.233.049号、マノクマスターに付与された米国特許第4.57 5.390号およびマツクマスターに付与された米国特許第4.609.391 号には、ガラスシート成形システムが開示され、このシステムにおいて、ホルダ ーは、加熱コンベアから、加熱されたガラスシートを受けるとともに、この加熱 されたガラスシートを、重力の下で成形する上方に凹状の形状を有する下部成形 型に移送する下方を向いた表面を有している。
上述した従来技術およびニッツシュケ他に付与された米国特許第4.661.1 41号、フランク他に付与された米国特許第4.711.653号、フランク他 に付与された米国特許第4.746.348号およびカスター他に付与された米 国特許第4.859.225号には、上部成形型と下部成形型との間でガラスシ ートを押圧して、真空成形することが開示されている。
ファッケルマンに付与された米国特許第4.578.103号および第4.61 .5.724号には、それぞれ、頂部移送装置を備えたガラスシートの成形シス テムが開示されている。頂部移送装置には、下方を向いた平らな表面を有する溶 融シリカのプロ・ククが備えられ、直接的にいかなる係合もおこなわれることな く、加熱されたガラスシートを支持するために、この下方を向いた平らな表面が 、第1の組の孔を通じて、真空に引かれるとともに、第2の組の孔を通じて、こ れに加圧ガスが供給される。この頂部移送装置は、加熱されたガラスシートを、 加熱コンベアから受け入れて、引き続き、この加熱されたガラスシートを、特に 、上方に凹状の形状を有するものとして開示された下部成形型上にリリースする 。他の実験的なガラスシートの頂部移送装置が、ミッソンに付与された米国特許 第3.223.443号によって開示されている。この装置には、互いに離間し て配置された反転されたカップ形状の部材が備えられ、ガラスシートをいかなる 保合もおこなうことなく協動して支持する加圧ガスおよび真空状態を供給してい る。
発明の開示 本発明の目的は、精密にガラスシートを成形することができる平らなガラスシー トを成形する改良された装置および方法を提供することにある。
本発明にかかる上記目的および他の目的を達成するために、開示された装置には 、平らなガラスシートを、十分高温に加熱して、ガラスシートを成形可能にする 加熱コンベアが備えられている。装置の上側の頂部移送装置が、加熱コンベアか ら、加熱されたガラスシートを受け入れる。装置の下部真空成形型は、上方を向 いた全表面を存し、少なくともその一部分が、上方に凸状の形状を存し、頂部移 送装置の下方を向いた表面から、加熱された平らなガラスシートを受け入れる。
装置の上部リング成形型が、下部真空成形型の表面に対して、加熱されたガラス シートの周囲を成形するとともにシールする。この下部真空成形型の表面では、 シールされたガラスシートの周囲内が真空に引かれ、ガラスシートが、真空成形 型の表面の形状に、完全に成形される。上部リング成形型は、チャンバを画定す るエンクロージャを備え、このチャンバ内を真空に引くことによって、上部リン グ成形型は、真空の作用による成形の後、成形されたガラスシートを、下部真空 成形型から上方に持ち上げることができる。
・開示された好ましい構成によれば、加熱コンベアは、加熱時に、ガスの薄膜の 上で平らなガラスシートを支持するガス炉床コンベア或いは加熱時に、回転して 、平らなガラスシートを移送し、搬送するローラを含むローラコンベアのいずれ かである。
装置の好ましい構成ては、加熱コンベアから受け入れられた加熱された平らなガ ラスシートを、直接的にいかなる係合も行われることなく支持するガスサスペン ションプラテン或いはコンベアから受け入れられた加熱された平らなガラスシー トを、これと直接係合することによって支持する真空プラテンの何れかが設けら れた頂部移送装置が備えられている。
ある実施態様においては、上部リング成形型の形状保持バ・クドが、減圧室内に 位置させられて、エンクロージャ内を真空に引くことによって、ガラスシートが 過度に三方に成形されることを防止している。他の実施態様においては、上部リ ング成形型は、開口した中央部を有し、上部リング成形型のエンクロージャによ って画定されるチャンバ内を真空に引くことによって制御される程度で、ガラス シートが、その中に上方に成形される。成形されるべきガラスシートの実際の形 状によって、との実施態様が、もつとも効果的に機能するかが制御される。上部 リング成形型に真空状態が供給されて、ガラスシートが上方に成形される程度に より補償かなされるため、これらの実施態様のいずれにおいても、下部真空成形 型が、その後に生じる中央部のたるみを補償する必要がないことに気付くべきで ある。
また、好ましい構成においては、装置は、上部リング成形型と下部真空成形型と の間に、互いに対して相対運動を与えるアクチュエータを有し、この相対運動は 、上部リング成形型を、下部真空成形型に、鉛直方向に、近づけたり遠ざけたり することによってなされると好ましい。このアクチュエータは、まず、上部リン グ成形型および下部真空成形型を、互いに向かって動かして、ガラスシートの周 囲を、下部真空成形型の全表面でシールする。円筒形状および円錐形状のように 単なる直線エレメントを有するに過ぎないよりシンプルな形状に対しては、ガラ スシートの真空成形は、成形型を互いに押圧することによってなすことができる 。より複雑な形状に対しては、アクチュエータは、上部リング成形型および下部 真空成形型を、互いに離間するように動かして、上部リング成形型を、ガラスシ ートのシールされた周囲から離間させる。その結果、真空状態の作用による成形 の間、ガラスシートは、下部真空成形型の全表面の範囲に沿って、動くことがで きる。
開示されるように、装置は、さらに、成形されたガラスシートを、受は入れて冷 却する冷却成形型を備えている。ある実施態様によれば、この冷却成形型は、成 形されたガラスシートを受け入れて、周囲温度にまて冷却した際に、ガラスシー トに過度なストレスか加わらないように、十分に遅い速度で冷却するアニールリ ングとして開示されている。アニールリングを用いた実施態様のある変形例にお いては、成形装置は、下部真空成形型およびアニールリングを、水平方向に動か して、上部リング成形型の下に、交互に位置させる共通のアクチュエータを備え ている。アニールリングを用いた実施態様の他の変形例によれば、複数のアニー ルリングが設けられるとともに、循環コンベアが設けられ、装置が循環的に作動 している間、これにより、アニールリングが、上部成形型に、循環的に動かされ て、成形されたガラスシートを、それぞれ受け入れるように構成されている。
別の実施態様においては、冷却成形型は、急冷リングであり、装置は、さらに、 上部プラストヘッドおよび下部プラストヘッドを有する急冷ステーションを備え ている。これらのプラストヘッドの間で、急冷リングは、成形されたガラスシー トを動かして、成形されたガラスシートを、ブラストヘッドからの急冷ガス流に よって急速に冷却して、焼入れる。
本発明の他の目的は、平らなガラスシートを、成形のために十分な高温に加熱し 、次いで、頂部移送装置の下方を向いた表面に、加熱されたガラスシートを移送 して、この頂部移送装置から、少なくとも上方に凸状の形状を備えた部分を有す る下部真空成形型の全表面の上に、加熱されたガラスシートをリリースすること によって、平らなガラスシートを成形する改良された方法を提供することにある 。その後、ガラスシートは、下部真空成形型と上部リング成形型との間で押圧さ れ、下部真空成形型の表面に対して、ガラスシートの周囲が成形されるとともに シールされる。シールされたガラスシートの周囲内の真空成形型の表面が、真空 に引かれ、ガラスシートの全範囲にわたって、真空成形型の表面の形状に成形か 行われる。さらに、上部リング成形型のエンクロージャ内が真空に引かれるため 、上部リング成形型は、真空成形型から成形されたガラスシートを受け入れて、 冷却のために送る。
このガラスシートの成形方法を実行するに際して、装置について前述したように 、二つの異なる動作モードがなされ得る。円筒形状および円錐形状のように直線 エレメントを有するより容易に成形され得る形状については、下部真空成形型の 表面が真空に引かれた際に、成形型を、ガラスシートとの加圧関係に保持して、 ガラスシートを、真空成形型の表面の形状に完全に成形してもよい。ガラスが、 互いに直交する方向に彎曲した彎曲断面や、ガラスシートの両側に、曲率中心を 育する反対向きに彎曲した部分をおよび急激に彎曲した形状などの複雑な形状に ついては、下部真空成形型の表面が真空に引かれた際に、成形型を互いに離間す るよう動かして、ガラスシートを真空成形型の表面の形状に完全に成形してもよ い。
この方法を実行する場合に、上部リング成形型を下方に動かして、成形型の間の ガラスシートを押圧すると好ましい。真空成形型上でのガラスシートの真空成形 に引き続き、上部リング成形型を真空に引いて、成形されたガラスシートを支持 するとともに、上部リング成形型を、下部真空成形型から離間するよう上方に動 かし、その後、成形されたガラスシートを、冷却のために、上部リング成形型か ら冷却成形型の上にリリースする。このようにグラスシートをリリースすること は、アニールリングあるいはテンバーリングのいずれかによって具体化される冷 却成形型上で行うことができる。
本発明の目的、特徴および利点は、添付図面とともに、本発明の最良の実施例を 記載した以下の詳細な説明から、容易に明らかになる。
図面の簡単な説明 第1図は、本発明にしたがった平らなガラスシートを成形する装置を備えたガラ ス成形システムの略側面図である: 第2図は、本装置の加熱コンベアの一例の略断面図であって、この加熱コンベア が、ガスの薄膜の上で、加熱されるべきガラスシートを支持するガス炉床タイプ からなることを示している: 第3図は、加熱コンベアの他の例の略断面図であって、この加熱コンベアか、加 熱時にガラスシートを支持するローラを含むローラタイプからなることを示して いる: 第4図は、直接的にいかなる係合も行われることなく、加熱された平らなガラス シートを支持するガスサスペンションプラテンを備えた頂部移送装置の一例を示 した部分略断面図である: 第5図は、直接的に係合して、加熱コンベアから受け入れられた加熱された平ら なガラスシートを支持する真空プラテンを備えた頂部移送装置の他の例を示した 部分略側面図である: 第6図は、開口部を備えた全表面タイプからなる上方に凸状の形状を存する下部 真空成形型を備え、この開口部を通って真空に引かれて、ガラスシートが成形さ れるとともに、下部成形型と協動してガラスシートを成形するリングタイプの上 部成形型を備えた成形装置の他の部分の部分略断面図である:第7図は、下部真 空成形型の全表面の孔のパターンを示すための第6図の7−7線の方向に沿った 略断面図である: 第8図は、第6図の下部真空成形型および上部リング成形型の双方を通った8− 8線の方向に沿った略断面図である;第9図は、下部真空成形型内を真空に引く 真空システムを示した概略図である第10図は、成形を行うために、頂部移送装 置から下部真空成形型の上にリリースされた直後における平らなガラスシートを 示した成形装置の概略図である:第11図は、下部真空成形型が、頂部移送装置 の下の第10図の位置から、上部リング成形型の下の位置まで、さらに動かされ た後の段階における成形装置を示した図である; 第12図は、さらに、成形型が互いに向かって動かされ、好ましくは、上部リン グ成形型の下方の動きによって、ガラスシートの周囲が、下部真空成形型の全表 面に対してシールされた後の段階における成形装置を示した図である:第13図 は、上部リング成形型が、わずかに下部真空成形型の全表面から離間するように 動かされることによって、下部真空成形型の全表面で、より複雑なガラスシート の形状を真空成形することができるような、さらに他の段階を示した図である: 第14a図は、成形型が、ガラスシートとの加圧関係が維持されて真空成形が行 われる場合を示すための第12図の14a−]、4a線の方向に沿った略断面図 である。
第14b図は、反対向きに彎曲した部分を備えた形状を成形するために、成形型 が、ガラスシートとの加圧関係を解除されるように動かされた後に、真空成形が 行われる場合を示すための第13図の14a−14a線の方向に沿った略断面図 である: 第’14c図は、第14b図と同じ方向に切断した断面図であって、彎曲断面を 備えた形状に成形するために、成形型が、ガラスシートとの加圧関係を解除され るように動かされた後に、真空成形が行われる場合を示す図である:第15図は 、上部リング成形型上で、成形されたガラスシートが、下部真空成形型から離間 するように、上方に動かされた後の成形されたガラスシートを示す図である: 第16図は、下部真空成形型が、頂部支持装置の下に戻るように動かされるとと もに、冷却成形型が、上部リング成形型上の成形されたガラスシートの下に動か された成形の段階を示す図である。
第17図は、さらに、上部リング成形型が下方に動くことによって、成形された ガラスシートが、冷却成形型に供給される段階を示す図である:第18図は、さ らに、上部リング成形室が、下部冷却成形型から離間するように上方に動かされ る段階を示す図である:第19図は、アニール成形ガラスシートを提供するアニ ールリングからなる下部冷却成形型の一例を示す図である: 第20図は、循環コンベアに取り付けられた複数のアニールリングを有する他の 変形例を示す図である; 第21図は、冷却成形型が急冷リングであり、かつ、装置が、上部ブラストヘッ ドおよび下部ブラストヘッドを有する急冷ステーションを備えた図であって、急 冷リングが、このブラストヘッドの間に、成形されたガラスを動かして、ガラス シートを焼戻すために、急速に冷却することを示している:第22図は、第6図 と同様に、上部リング成形型が、開口中央部を存し、ガラスシートが、制御され る範囲でその中に形成され、中央部のたるみが補われることを示す図である。: 第23図は、下部真空成形型およびアニールリングによって具体化される冷却成 形型が、共通のアクチュエータによって、水平方向に動かされる他の変形例を示 す図である。
発明を実施する最良の実施例 図面の第1図を引用すると、30により示されたガラスシート成形システムが開 示されている。このガラスシート成形システム30は、加熱ステーシコン32、 成形ステーション34および冷却ステーション36を備えている。後に詳述する ように、精密に成形されたアニールガラスシートを提供するのに特に有用なよう に、このシステムを構成することが可能である。しかしながら、本システムが、 後に詳述するテンパーガラスシートを成形するために用いることもできることを 理解すべきである。
さらに第1を参照すると、38で総称されるシステムの成形装置が、本発明にし たがって構成されている。この成形装置38は、後に詳述するような、本発明に かかるガラスシートの成形方法を実行するために用いられる。成形システム30 は、ファーネス40を備えた加熱ステーション32を有し、ファーネス40の取 り囲まれた内部加熱室は、平らなガラスシートGを十分高温に加熱して、ガラス シートを成形可能にする加熱コンベア42を備えている。本装置の上側の頂部移 送装置44は、下方に向いて、ガラスシートの成形に備えて、加熱コンベアから 送られる加熱された平らなガラスシートを受け入れる平らな表面46を有してい る。成形装置の下部真空成形型48は、成形のために、加熱された平らなガラス シートを、頂部移送装置44から受け入れる上方を向いた全表面50を育してい る。下部真空成形型48の全表面50は、少なくとも、ガラスシートが成形され る上方に凸形状をなした部分を有している。また、成形装置38は、下部真空成 形型48の表面に対して、ガラスシートの周囲をシールするとともに成形する上 部リング成形型52を備えている。下部真空成形型48の表面50で、後に詳述 するように、シールされたガラスシートの周囲内が真空に引かれ、ガラスシート が、真空成形型の表面の形状に、完全に成形される。
第2図および第3図を参照すると、第1図に示された加熱コンベア42の二つの 異なる態様が、詳細に示されている。第2図に示されるように、一方の態様にか かる加熱コンベア42aは、好ましくは溶融シリカから形成されるとともに、上 方を向いた平らな表面54を有するガス炉床53を備えている。この上方を向い た平らな表面54には、矢印56で示される下部ブレナム(充気室)から加圧ガ スを供給して、線57で示されるようなガスの薄膜を生成する一組の孔55が、 設けられている。炉床の表面54内の他の一組の孔58は、ガスを、矢印59で 示すように、排出トンネル60に排出する。そのようなガス炉床コンベアは、通 常、搬送方向を横切って、僅かに傾けられるとともに、傾けられた下側のエツジ に、ガラスシートをコンベアに沿って動かしながら加熱するための適当なフレー ムを有している。第3図に示されるように、他の態様にかかる加熱コンベアは、 加熱時に回転して、平らなガラスシートGを移送し、搬送するローラ61を備え たローラコンベア42bである。これらローラ61は、焼結結合された溶融シリ カの粒子から形成され、温度によるそりに対する良好な抵抗性を有していると好 ましい。
第4図および第5図を参照すると、第1図に示された頂部移送装置44の二つの 異なる態様が示されている。さらに詳細には、頂部支持装置の第4図に示された 実施態様は、ガスサスペンションプラテン44aである。後に詳述するように、 このガスサスペンションプラテン44aは、加熱コンベア42から受け入れられ る加熱された平らなガラスシートを、真空状態および加圧ガスによって、いかな る直接的な係合も行われることなく支持するものである。第5図に示された実施 態様において、頂部移送装置は、真空プラテン44bによって具体化されている 。後に詳述するように、この真空プラテン44bは、加熱コンベア42から受け 入れられた加熱された平らなガラスシートを、直接係合することによって支持す る。第3図に示されるような加熱コンベアのローラを用いた実施態様が、第4図 或いは第5図に示された頂部移送装置の態様のいずれかとともに用いられるとき 、ガラスシートGを、プラテンによって支持するために、加熱コンベアから引き 上げる際に、ローラの間の上方を向いたガスの流れを用いて、真空状態を補助す ることも可能である。
特に第4図を参照すると、ガスサスペンションプラテン44aは、正圧の加圧ガ スが、そこを通って供給される第」の組の開口部66を備えた下部の平らな表面 46aを有する孔の開いた下部プレート62を備えている。図示するように、ロ ールビンによって具体化され得るチューブ67が、この開口部66から上方に突 出して、加圧ガスが、噴流としてそこを通って供給される導管を構成している。
下部プレート62内の第2の組の開口部68が、下部表面46aに、真空を供給 し、加圧ガスと協動して、表面といかなる係合も行われることなく、下部のガラ スシートを離間した関係で保持する。ガスサスペンションプラテン44aの上部 ハウジング部材70、孔の開いた中間プレート72および側部ハウジングプレー ト74は、プラテン76を画定して、このプラテン76に、下部プレート62内 の第1の孔66を通じて、正圧の加圧ガスを供給し、協動して減圧室78を画定 し、これを真空に引き、中間プレート72内の一組の開口部80を通して、さら に離間したチューブ82を通じて、下部プレート62内の第2の組の開口部68 に、真空を供給している。したがって、ガスサスペンションプラテン44aの下 方を向いた平らな表面46aに供給される加圧ガスおよび真空は、協動して、い かなる保合もなされることなしに、加熱されたガラスシートを支持する。図示さ れるようなプラテンの表面4.6 a上の適当な位置決め手段84或いは下部真 空成形型48によって取り付けられた位置決め手段を、加熱されたガラスシート Gをプラテンの表面46a上に位置させ、ベンディング操作に備えて、下部真空 成形型に対して適切に整列させられるために用いることができる。下部表面46 aを、右に向かう下流方向に、下方に傾け、ガラスシートが、加熱コンベアから 頂部移送装置上の成形に備えた必要な位置まで搬送されることを促進することが できる。
第5図を参照すると、頂部移送装置の真空プラテンの実施態様44bは、アクチ ュエータ88への連結部86を有している。このアクチュエータ88は、実線で 示された加熱コンベアの供給用端部のすぐ上から、想像線で示された下部成形型 48の上にまで、真空プラテンを動かす。真空プラテンの上のガスジェットポン プ90が、真空プラテンの下方を向いた平らな表面46b内の離間して配置され た孔を真空に引いて、加熱されたガラスシートGを、加熱コンベア42から持ち 上げる。また、ガスジェットポンプ90は、初期の持ち上げる動作が終わった後 に、生成された真空度を減じて、加熱されたガラスノートが、真空プラテンの下 方を向いた表面46b内に離間して配置された孔で、変形されないように作動す ることが可能である。持ち上げる動作の後、アクチュエータ88は、真空プラテ ン44bを、加熱コンベア42の上から、想像線で示された下部真空成形型48 の上に動かす。次いて、ガスジェットポンプによって真空に引かれる工程は、終 了させら3て、ガラスシートがリリースさせられる。さらに、正圧の加圧ガスが 、その下方を向いた表面46bで、真空プラテン内の離間して配置された孔に供 給されて、ガラスシートを、真空プラテンから下方に下部真空成形型48上に離 間させるのがもっとも好ましい。
第6図に示されるように、下部真空成形型48の全表面50は、92て特定され た上方に凸形状をなした部分を存しており、下部真空成形型は、また、開口部9 6によって、表面50と連通して、真空成形を実行する減圧室94を存している 。第7図に示されるように、開口部96は、概ね、リング成形型52からすぐ内 側に成形されるへきガラスシートの形状の周囲に拡がっている。この成形型の開 口部96を通じて真空に引くことは、第9図に示された真空システム96によっ て実行されるのが、もっとも好ましい。第8図に示されたS字形状のように曲げ られるべき形状は、下部成形型の表面50が、概ね上方に凸形状を有しているに もかかわらず、上方向に僅かに凹形状である反対向きに彎曲した部分100を有 している。さらに、第8図に示された反対向きに彎曲した部分100の右側で、 成形型の表面50は、第6図に示された表面50の上方に向かって凸形状の彎曲 部に対して横切る彎曲部である上方に向かって凸形状の部分102を有するもの として図示されている。従来では不可能であったそのように複雑なガラスシート の成形は、ここに開示されたベンディング装置によって実現可能である。
第1図を参照すると、上部リング成形型52は、下方に凹状をなした凹状部10 6およびアクチュエータ110への連結部108を育している。アクチュエータ 110の作動によって、上部リング成形型52の鉛直方向の動きが与えられる。
また、第1図に示すように、下部真空成形型48は、アクチュエータ114への 連結部112を育している。このアクチュエータ114によって、下部真空成形 型48は、頂部移送装置44の下に破線で示されたガラスシートが受け入れられ る第1の位置から、上部リング成形型52の下の想像線で示された第2の位置ま で動かされる。下部成形型48と上部成形型52との間に鉛直方向の相対運動を 与えるために、上部成形型のアクチュエータ110の作動によって、上部リング 成形型52が、鉛直方向に動かされる。
第6図に示される上部リング成形型52は、下方に凹状の形状106を画定する とともに、成形されるべきガラスシートの周囲に一致するリング116を備えて いる。第7図に示される成形型のリング116は、開口した中央部118を有す るため、初期の成形の際に、ガラスシートの周囲でのみ、ガラスシートに接触す る。また、上部リング成形型52は、離間した位置に置かれたファン或いはエン クロージャ上に取り付けられたガスジェットポンプ123などによって真空に引 かれるチャンバ122を画定するエンクロージャ120を備えている。後に詳述 する真空成形の後、この真空によって、上部リング成形型が、成形されたガラス シートを、下部真空成形型48から上方に持ち上げることができる。
上部リング成形型の他の異なる態様が用いられていてもよい。第6図乃至第8図 に示される上部リング成形型52の実施態様に関して、形状保持バッド124が 、減圧室122内に位置させら札真空により過度に上方に成形が行われ、望まし くない形状にされることを防止している。この形状保持バッド124は、第6図 に示されるように、調整可能な支持部125によって、上部リング成形型52に 取り付けられ、成形型の凹形状106に対する調整を可能としている。第22図 に示された他の実施態様において、上部リング成形型52゛ は、形状保持バッ ドも備えていない開口した中央部118を有している。そのため、ガラスシート は、ガラスシートが上部リング成形型によって保持されている間の真空度および 時間により決定される制御された程度で、上方に成形され得る。あるガラスの形 状については、形状保持バッド124を備えた第6図乃至第8図の実施態様を用 いることによって、より容易に成形され得るのに対して、他の形状については、 第22図に示された開口した中央部を備えたバージョンを用いることによって、 より容易に成形され得ることが判明している。しかしながら、これらの実施態様 の双方について、下部真空成形型48は、成形装置に必要とされるツーリングを 容易にするその後に生じる中央部のたるみを補償する必要がない。
第10図を参照すると、ガラス成形サイクルは、頂部移送装置44が、加熱され たガラスシートGを、その下方を向いた表面46から、下部真空成形型48の上 にリリースするのに伴って進行する。もちろん、この頂部移送袋ff44は、前 述したような第4図に示されるエアサスペンションタイプ或いは第5図に示され る真空プラテンのタイプのいずれであってもよい。下部真空成形型48によって 受け入れられた後、ガラスシートGは、重力の下で、その端部が下方に曲げられ て、成形型の形状に成形されはじめる。次いで、下部成形型48が、アクチュエ ータ114によって、連結部112を介して、第1O図に示される頂部移送装置 44の下の位置から、第11図に示される下部真空成形型52の下の位置まで動 かされる。さらに、ガラスシー1−Gの周囲を、下部真空成形型の表面50によ ってシールするために、アクチュエータ110は、連結部108を介して、上部 リング成形型52を下方に動かすことによって、上部成形型および下部成形型を 互いに接近させる。単に、円筒状或いは円錐状のベンドのような直線エレメント を備えた幾分よりシンプルなガラスの形状においては、下部真空成形型48上の 真空成形は、第14a図に示されるように、ガラスシートを下部成形型と上部成 形型との間て押圧することによって進行させることができる。しかしながら、第 44b図および第’14c図に、それぞれ示された反対向きの彎曲および彎曲断 面を有するより複雑な形状においては、第13図に示されるように、上部成形型 および下部成形型を、互いに僅かに離間させるために、アクチュエータllOが 、僅かな程度だけ、上部リング成形型52を上方に動かすのが好ましい。この離 間によって、真空成形の間、ガラスシートが、成形型の表面の範囲に沿って動く ことができる。
成形サイクルは、第13図に示される位置から、二つの異なる経路で進行され得 る。あるモードにおいて、成形されたガラスシートは、後述するように、上方に 吹き上げられ、次いで、上部リング成形型52の減圧室122内に生成された真 空が、成形されたガラスシートを支持する。他のモードにおいて、上部リング成 形型52は、真空成形の間、ガラスシートの周囲に係合したままであるか、或い は、アクチュエータ110によって、下方に動かされて、成形されたガラスソー トの周囲と係合する。いずれの場合であっても、下部真空成形型48における真 空状懸が終了し、かつ、減圧室122内が真空に引かれることによって、成形さ れたガラスシートが、下部真空成形型から上部リング成形型まで移送される。
その後、上部リング成形型52は、いずれの場合も、アクチュエータ110によ り、上方に動かされるため、下部真空成形型48は、上部リング成形型52の下 から、第1図の破線で示される頂部移送装置44の下の位置に戻るまで、自由に 動くことが可能である。
さらに第1図を参照すると、成形装置38は、成形されたガラスシートを、冷却 のために、上部リング成形型52から受け入れる冷却成形型132を備えたもの として開示されている。この冷却成形型132は、アクチュエータ136への連 結部134を有し、このアクチュエータ1.36によって、冷却成形型」32は 、第1図に示される冷却ステーション36から、第16図に示されるベンディン グステーション34の上部リング成形型52の下にまで動くことができる。リン グ成形型52が、成形されたガラスシートを、その上に保持して、第16図に示 される位置から第17図に示される位置まで、下方に動くことによって、上部リ ング成形型52は、ガラスシートを、冷却成形型132の上に載置することかで シートが、冷却成形型132の上に載置され、さらに、アクチュエータ+36が 、第1に示される冷却ステーション36にまで、冷却成形覆を戻す。
上部リング成形型52によって成形されたガラスシートを支持している間中、第 6図乃至第8図の実施態様にかかる形状保持バッド124或いは第22図の実施 態様にかかる成形型のリング116の開口した中央部+18内に生成される真空 度が制御されることは、減圧室122内を真空に引くことによって、過度にガラ スの中央部が、上方に成形されることを防止している。冷却成形型132が、後 述するようなリングタイプからなる場合、成形されたガラスシートの中央部は、 ある程度下方にたるむ可能性があるため、形状保持パッド124は、位置決め手 段125(第6図参照)によって調整され、所望の最終的なガラスシートの中央 の位置より僅かに上方に位置させられることによって、最後に成形されたガラス シートが、所望の形状を有するように、その後に生じる中央部のたるみを受け入 れることが可能である。同様に、最終的に生成されたガラスシートが、所望の形 状を有するために、生成される真空度および第22図に示される上部リング成形 型52°の開口した中央部を存する実施態様によって、ガラスシートが支持され る時間を制御することによって、その後に生じる中央部のたるみを受け入れるこ とが可能である。前述したように、ツーリングを作ることを容易にするために、 最終的な形状を制御するこれらの方法は、双方とも、中央部のたるみが補償され ないで、最終的なガラスの形状を備えた表面92を有する下部真空成形型48と ともに実行される。
第19図を参照すると、冷却成形型は、アニールリング132aによって具体化 され、成形されたガラスシートGが、その下側の表面の周囲でしか接触しないよ うに、アニールリングの周囲リング138は、開口する中央部140を有してい る。このアニールリング132aによって、成形されたガラスシートは、十分に ゆっくりな速度で冷却され得る。したがって、2つの成形されたアニールガラス のシートから車両のウィンドシールドを製造するときなどに必要とされる周囲温 度への冷却の際にも、ガラスに過度な応力が加わることが防止される。また、ア ニールリング132aによって具体化されている冷却成形型において、′$23 図に示されたような、変形された構造にかかる成形装置38′を用いることも可 能である。この変形された構造は、下部真空成形型48への連結部1!2および アニールリング132aへの連結部134を有するシャトル133を動かす共通 のアクチュエータ115を有している。したがって、この共通のアクチュエータ 115は、下部真空成形型48およびアニールリング132aを、ともに、水平 方向に動かして、上部リング成形型52の下に、交互に位置させることができる 。下部真空成形型48が、上部リング成形型52の下に位置させられたときは、 ガラスシートGは、前述したように、それらの間で成形されて、上部リング成形 型に移送される。図示されるように、アニールリング132aが、上部リング成 形型52の下に位置させられたときは、ガラスシートGは、アニールリングへ移 送されて、次いて、冷却のためにその位置から水平方向に動かされる。
また、第20図に示されるように、ベンディング装置は、開口した中央を有する リングタイプの複数のアニールリング132a’ および装置が循環的に作動し ている間、アニールリング132a′を、上部成形型に循環的に動かして、成形 されたガラスシートをそれぞれ受け入れさせる循環コンベア142を備えていて もよい。
また、第21図に示されるように、冷却成形型は、周囲リング144を備えた急 冷リング132bによって具体化されていてもよい。その場合、冷却ステーショ ンは、上部プラストヘッド148および下部プラストヘッド150を有する急冷 ステーション36bによって具体化され、アクチュエータ136によって制御さ れた急冷リングが、プラストヘッドの間に、成形されたガラスシートGを位置さ せ、プラストヘッドから急冷ガスを流すことによって成形されたガラスシートG を急速に冷却して、成形されたガラスシートを焼入れする。
記憶されている先行する記述において、本発明にしたがった平らなガラスシート を成形する方法は、まず、十分な高温に加熱された平らなガラスシートを搬送し て、下方を向いた表面46を備えた上側の頂部移送装置44の下の位置てガラス シートを成形可能にする工程を育している。この方法は、加熱された平らなガラ スシートを、頂部移送装置の平らな表面46で、平らな状態にある頂部移送装置 44に搬送することによって進行される。少なくともその一部が、上方に向かっ て凸形状を備えた上方を向いた全表面50を有する下部真空成形型48が、加熱 された平らなガラスシートがその上に支持されている頂部移送装置の下に位置に 移動させられた後に、加熱された平らなガラスシートは、頂部移送装置から、下 部真空成形型48の上にリリースされる。ついで、上部リング成形型52は、下 部真空成形型48の表面50にガラスシートの周囲を押圧し、さらに、ガラスシ ートのシールされた周囲内の下部真空成形型の表面を真空に引いて、成形がなさ れる。
前述したように、この方法の好ましい実行方法はは、上部リング成形型52を、 下部真空成形型48に向けて下方に動かすことによって、ガラスシートの周囲を 押圧することである。さらに、下部真空成形型の表面50が真空に引かれた際に 、成形型48.52を、ガラスシートと加圧関係に維持しておき、ガラスシート を、真空成形型の表面の形状に完全に成形するか、或いは、下部真空成形型の表 面50が真空に引かれた際に、成形型48.52を、互いに離間するよう動かし て、ガラスシートを真空成形型の表面の形状に完全に成形するか、いずれの方法 によっても実行可能である。さらに、下部成形型の上でガラスシートが成形され るのに引き続き、上部リング成形型は、a)真空に引いて、成形されたガラスソ ートを支持し、b)下部真空成形型48から離間するように上方に動き、さらに 、C)引き続き、成形されたガラスシートを、冷却のために、冷却成形型132 の上にリリースする。ガラスシートが、その上にリリースされる冷却成形型は、 第19図および第20図を用いて説明したアニールリングであってもよいし、第 21図を用いて説明した急冷リングであってもよい。
ガラス成形操作の際に、真空を生成するために用いられる前述のガスジェットポ ンプ90,123は、それぞれ、米国特許第4.222.763号に開示された タイプであるのがもっとも好ましい。米国特許第4.222.763号において は、−次ガス流が、通路の内面に実質的に接している軸方向および周方向の部材 を有するジェット開口部を通じて通路に供給され、この−次ガス流によって、関 連する真空チャンバとの適当な連通部を通じて、真空を生成する二次ガス流が誘 起される。第3図に示したような、加熱コンベア42bのローラの実施態様につ いては、マツクマスター他に付与された米国特許第4.204.854号に開示 されたように、加熱された平らなガラスシートを、加熱コンベアから頂部移送装 置まで移送するのを補助するために、ローラの間に上向きのガスの流れを生成す ることも可能である。ガラスシートを、上部リング成形型によって支持するのに 必要な真空度は、それほど大きくなくてよく、ガラスシートの厚みの約3倍の水 柱の高さ程度の真空度であれば、十分である。
第9図を参照すると、周囲リング成形型52と協動して、下部真空成形型48の 全表面内を真空に引くのに用いられる真空システム98は、導管+52を有し、 導管152は、ガラスシートのシールされた周囲内の真空成形型の表面52を、 真空リザーバ154に連通させる手段を与え、成形型の形状に、ガラスシートを 成形する真空インパルスを与えている。この導管152は、着脱可能な接続部を 存していてもよいし、或いは、前述したように、真空成形型48が動くことがで きるように、可撓性を有していてもよい。また、導管152は、導管を通じて真 空成形型48および真空リザーバ154の連通を制御する図示されるバルブ手段 155を有している。図示されるパルピング155は、導管152を通して、真 空成形型48および真空リザーバ154の連通を制御する第1の制締弁+56を 備えるとともに、真空成形型48と真空リザーバ154との間の導管を通した連 通面積を制御することによって、真空インパルスを制御する第2の制御弁158 を備えている。さらに詳細には、まず、第1のバルブ156が閉じられて、導管 152を閉じることによって、真空成形型48が、真空リザーバ154と遮断さ れる。その後、連通を制限する制限された位置に、第2のバルブ158を位置さ せて、初期の真空インパルスが供給されるべき速度を制限するとともに、バルブ 156を開いて、真空成形型48と真空リザーバ48を連通させる。さらに、第 2のバルブ158が、完全に開かれて、より大きな連通面積が与えられ、真空イ ンパルスが真空成形型48に供給される。さらに詳細には、真空システムは、約 0.5乃至2.0秒の間、初期真空度を約0. 1乃至0.3気圧とし、その後 に、約0.5乃至6.0秒の間、より大きい第2の真空度を約0.25乃至0゜ 7気圧とすると好ましく作動する。
真空成形サイクルが終了すると、バルブ156は、真空成形型48と真空リザー バ154との連通を終了させるよう作動されるとともに、導管162を通じて、 バルブ156の成形型側の導管152を通った真空成形型に、加圧ガス源160 を連通させるよう作動される。この加圧ガス源160は、加圧ガスを、成形型の 表面160に供給して、成形されたガラスシートを、上部リング成形型52に向 けて上方に吹き上げる。前述したように、この上部成形型52においては、移送 および冷却成形型への最終的な供給に備えて、成形されたガラスシートを支持す るために、真空が供給されている。次いで、導管166を通じて真空リザーバ1 54に連通ずる真空ポンプ164は、次のサイクルに備えて、真空リザーバ15 4内を真空に引く。もちろん、真空インパルスの程度は、成形型減圧室94のサ イズ、生じる漏れの程度、真空リザーバ154のサイズ、および、真空ポンプ1 64によって真空リザーバ154内に引かれた真空度によって制御される。
下部真空成形型48に供給される二段階の真空状態が、適当な制御弁を用いて、 真空成形型に交互に連通ずる二つの異なる真空リザーバによっても実現可能であ ることを、理解すべきである。第2のリザーバによる、第2の段階の真空状態を 終了した後、加圧ガスが、下部真空成形型に供給され、ガラスシートが、下部真 空成形型からリリースされて、上部リング成形室52に向かって上方に吹き上げ られる。
発明を実施するための最良の実施例について、詳細に説明を加えてきたが、以下 の請求の範囲によって画定されるように発明を実施するために、他の方法も可能 である。
FlylB Fig、19 FIg、20 Fig 21 Fig、 23 要約書 平らなガラスシートを成形する装51(3B)および方法が開示され、この装置 および方法においては、加熱された平らなガラスシートを、頂部移送装置(44 )の下方を向いた表面(46)に移送する加熱コンベア(42)と、少なくとも その一部分が、頂部移送装置から加熱された平らなガラスシートを受け入れる上 方に凸状の形状を有する上方を向いた全表面(50)を存する下部成形型(48 )と、真空成形型の表面(50)に対して、加熱されたガラスシートの周囲を成 形するとともにシールする上部リング成形ff1(52)とが備えられ、下部真 空成形型の表面で、前記シールされたガラスシートの周囲内が真空に引かれて、 ガラスシートの全体にわたって、真空成形型の表面に成形される。次いで、上部 リング成形型(52)の減圧室(122)内に真空が生成され、成形されたガラ スシートを、下部真空成形型から受け入れ、上部リング成形室が、該ガラスシー トを支持する。アニールリング(132a)或いは急冷リング(132b)のい ずれかからなる冷却リング(132)が設けられ、上部リング成形型(52)か ら、成形されたガラスシートを受け入れ、成形されたガラスシートを、ナニーリ ング或いは焼入れるために冷却すると好ましい。
国際調査報告

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.平らなガラスシートを成形する装置であって、平らなガラスシートを、十分 な高温に加熱して、前記ガラスシートを成形可能にする加熱コンベアと、 下方を向いた平らな表面を有し、前記加熱コンベアから、加熱された前記ガラス シートを受け入れる上側の頂部移送装置と、上方を向いた全表面を有する下部真 空成形型であって、少なくとも、該全表面の一部分が、前記頂部移送装置の前記 下方を向いた平らな表面から、前記加熱された平らなガラスシートを受け入れる 上方に凸状の形状を有する下部真空成形型と、 前記下部真空成形型の表面に対して、前記加熱されたガラスシートの周囲を成形 するとともにシールする上部リング成形型とを備え、前記下部真空成形型の表面 で、前記シールされたガラスシートの周囲内が真空に引かれて、前記ガラスシー トが、前記真空成形型の表面の形状に、完全に成形されるとともに、前記上部リ ング成形型が、チャンバを画定するエンクロージャを備え、前記チャンバ内を真 空に引くことによって、前記上部リング成形型が、真空の作用による成形の後、 前記成形された前記ガラスシートを、前記下部真空成形型から上方に持ち上げ可 能であることを特徴とする平らなガラスシートを成形する装置。
  2. 2.前記加熱コンベアが、 a)加熱時に、ガスの薄膜の上で、前記平らなガラスシートを支持するガス炉床 コンベアと、 b)加熱時に、回転して、前記平らなガラスシートを移送し、搬送するローラを 含むローラコンベアと からなるグループから選択された何れか一つであることを特徴とする請求の範囲 第1項に記載の装置。
  3. 3.前記頂部支持装置が、 a)前記加熱コンベアから受け入れられる前記加熱された平らなガラスシートを 、真空および加圧ガスによって、直接的にいかなる係合も行われることなく支持 するガスサスペンションプラテンと、b)前記コンベアから受け入れられる前記 加熱された平らなガラスシートを、これと直接係合することによって支持する真 空プラテンとからなるグループから選択された何れか一つであることを特徴とす る請求の範囲第2項に記載の装置。
  4. 4.前記上部リング成形型が、前記真空チャンバ内に位置させられ、真空により 、前記ガラスシートが過度に上方に成形されることを防止する形状保持パッドを 有することを特徴とする請求の範囲第1項に記載の装置。
  5. 5.前記上部リング成形型が、開口した中央部を有し、前記上部リング成形型の 前記エンクロージャによって画定される前記チャンバ内を真空に引くことによっ て制御される程度で、前記ガラスシートが、前記開口した中央部内に上方に成形 されることを特徴とする請求の範囲第1項に記載の装置。
  6. 6.さらに、前記上部リング成形型および前記下部真空成形型を、互いに向かっ て動かし、前記ガラスシートの周囲を前記下部真空成形型の表面でシールするア クチュエータを備えたことを特徴とする請求の範囲第1項に記載の装置。
  7. 7.a)まず、前記上部リング成形型および前記下部真空成形型を、互いに向か って動かして、前記ガラスシートの周囲を、前記下部真空成形型の表面でシール し、 b)引き続き、前記上部リング成形型および前記下部真空成形型を、互いに離間 するよう動かして、前記リング成形型を、前記ガラスシートのシールされた周囲 から離間させ、前記真空の作用による成形の間、前記ガラスシートが、前記真空 成形型の表面に沿って、動くことができるようにするアクチュエータを備えたこ とを特徴とする請求の範囲第1項に記載の装置。
  8. 8.さらに、 a)まず、前記上部リング成形型を、前記下部真空成形型に向かって、下方に動 かして、前記ガラスシートの周囲を、前記下部真空成形型の表面でシールし、 b)次いで、前記真空の作用による成形の間、前記上部リング成形型を上方に動 かして、前記下部真空成形型上のシールされた前記ガラスシートから離間させ、 前記ガラスシートが、前記下部真空成形型の表面に沿って動くことができるよう にし、その後、前記ガラスシートを、前記下部真空成形型から、前記上部リング 成形型に移送して、前記上部リング成形型内に真空が引かれることによって支持 し、 c)最後に、前記上部リング成形型を、該上部リング成形型に支持された成形さ れたガラスシートとともに、上方に動かすことによって、前記下部真空成形型よ り高い高さに位置させるアクチュエータを備えたことを特徴とする請求の範囲第 1項に記載の装置。
  9. 9.さらに、前記成形されたガラスシートを、受け入れて冷却する冷却成形型を 備えたことを特徴とする請求の範囲第1項乃至第8項の何れか一項に記載の装置 。
  10. 10.前記冷却成形型が、前記成形されたガラスシートを受け入れて、周囲湿度 にまで冷却する際に、前記ガラスシートに過度なストレスが加わらないように、 十分に遅い速度で冷却するアニールリングであることを特徴とする請求の範囲第 9項に記載の装置。
  11. 11.前記下部真空成形型および前記アニールリングを、水平方向に動かして、 前記上部リング成形型の下に、交互に位置させる共通のアクチュエータを備えた ことを特徴とする請求項10に記載の装置。
  12. 12.前記アニールリングを複数備えるとともに、前記装置が循環的に作動して いる間、前記アニールリングを循環的に動かして、前記成形されたガラスシート を、それぞれ受け入れる循環コンベアを備えたことを特徴とする請求の範囲第1 0項に記載の装置。
  13. 13.前記冷却成形型が、急冷リングであるとともに、さらに、上部ブラストヘ ッドおよび下部ブラストヘッドを有する急冷ステーションを備え、前記上部ブラ ストヘッドと前記下部ブラストヘッドとの間で、前記急冷リングが、前記成形さ れたガラスシートを動かして、前記ブラストヘッドから急冷ガス流により、前記 成形されたガラスシートを急速に冷却して、焼入れすることを特徴とする請求の 範囲第9項に記載の装置。
  14. 14.平らなガラスシートを成形する方法であって、前記平らなガラスシートを 、成形するために十分な高温に加熱する工程と、頂部移送装置の下方を向いた表 面に、前記加熱された平らなガラスシートを移送する工程と、 前記頂部移送装置から、少なくとも上方に凸状の形状を備えた部分を有する下部 真空成形型の全表面の上に、前記加熱された平らなガラスシートをリリースする 工程と、 その後、前記ガラスシートを、前記下部真空成形型と上部リング成形型との間で 押圧して、前記下部真空成形型の表面に対して、前記ガラスシートの周囲を成形 するとともにシールする工程と、前記シールされたガラスシートの周囲内の前記 真空成形型の表面を真空に引いて、前記ガラスシートの全範囲にわたって、前記 真空成形型の表面の形状に成形を行う工程と、 最後に、前記上部リング成形型のエンクロージャ内を真空に引いて、前記上部リ ング成形型が、前記下部真空成形型から前記成形されたガラスシートを受け入れ て、冷却のために送る工程とを備えたことを特徴とする平らなガラスシートを成 形する方法。
  15. 15.前記上部リング成形型が、下方に動かされて、前記成形型の間に、前記ガ ラスシートを押圧することを特徴とする請求の範囲第14項に記載の方法。
  16. 16.前記下部真空成形型の表面を真空に引いた際に、前記成形型を、前記ガラ スシートとの加圧関係に維持して、前記ガラスシートを、前記真空成形型の表面 の形状に完全に成形することを特徴とする請求の範囲第14項に記載の方法。
  17. 17.前記下部真空成形型の表面を真空に引いた際に、前記成形型を互いに離間 するよう動かして、前記ガラスシートを前記真空成形型の表面の形状に完全に成 形することを特徴とする請求の範囲第14項に記載の方法。
  18. 18.前記下部真空成形型上の前記ガラスシートの真空成形に引き続き、前記上 部リング成形型を、前記下部真空成形型から離間するよう上方に動かして、その 後、前記成形されたガラスシートを、冷却のために、冷却成形型の上にリリース することを特徴とする請求の範囲第14項、第15項、第16項または第17項 に記載の方法。
  19. 19.前記成形されたガラスシートが、アニールリングおよびテンパーリングか らなるグループから選択された冷却成形型の上にリリースされることを特徴とす る請求の範囲第18項に記載の方法。
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