JPH06256032A - 板ガラスの曲げ成形方法及び曲げ成形型 - Google Patents
板ガラスの曲げ成形方法及び曲げ成形型Info
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- JPH06256032A JPH06256032A JP4120293A JP4120293A JPH06256032A JP H06256032 A JPH06256032 A JP H06256032A JP 4120293 A JP4120293 A JP 4120293A JP 4120293 A JP4120293 A JP 4120293A JP H06256032 A JPH06256032 A JP H06256032A
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- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03B—MANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
- C03B23/00—Re-forming shaped glass
- C03B23/02—Re-forming glass sheets
- C03B23/023—Re-forming glass sheets by bending
- C03B23/035—Re-forming glass sheets by bending using a gas cushion or by changing gas pressure, e.g. by applying vacuum or blowing for supporting the glass while bending
- C03B23/0352—Re-forming glass sheets by bending using a gas cushion or by changing gas pressure, e.g. by applying vacuum or blowing for supporting the glass while bending by suction or blowing out for providing the deformation force to bend the glass sheet
- C03B23/0357—Re-forming glass sheets by bending using a gas cushion or by changing gas pressure, e.g. by applying vacuum or blowing for supporting the glass while bending by suction or blowing out for providing the deformation force to bend the glass sheet by suction without blowing, e.g. with vacuum or by venturi effect
-
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- C03B27/00—Tempering or quenching glass products
- C03B27/04—Tempering or quenching glass products using gas
- C03B27/044—Tempering or quenching glass products using gas for flat or bent glass sheets being in a horizontal position
- C03B27/0442—Tempering or quenching glass products using gas for flat or bent glass sheets being in a horizontal position for bent glass sheets
- C03B27/0445—Tempering or quenching glass products using gas for flat or bent glass sheets being in a horizontal position for bent glass sheets the quench unit being adapted to the bend of the sheet
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- Physics & Mathematics (AREA)
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- Re-Forming, After-Treatment, Cutting And Transporting Of Glass Products (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 同一のステージで板ガラスの吸引成形とクエ
ンチを行なう。 【構成】 吸引成形型3の中空の内部は、隔壁33によ
って成形面側の中空部S1と背面側の中空部S2に区画
され、成形面側の中空部S1は吸引装置につながり、背
面側の中空部S2は冷却エアの供給源につながってい
る。そして、隔壁には冷却エアの噴出ノズル38を固着
している。この噴出ノズル38は基端部が背面側の中空
部S2内に臨み、先端部が前記吸引孔31内に臨んでい
る。そして、吸引孔31の内径は噴出ノズル38の外径
よりも大きくこれらの間にエアを吸引する隙間を形成す
るようにしている。
ンチを行なう。 【構成】 吸引成形型3の中空の内部は、隔壁33によ
って成形面側の中空部S1と背面側の中空部S2に区画
され、成形面側の中空部S1は吸引装置につながり、背
面側の中空部S2は冷却エアの供給源につながってい
る。そして、隔壁には冷却エアの噴出ノズル38を固着
している。この噴出ノズル38は基端部が背面側の中空
部S2内に臨み、先端部が前記吸引孔31内に臨んでい
る。そして、吸引孔31の内径は噴出ノズル38の外径
よりも大きくこれらの間にエアを吸引する隙間を形成す
るようにしている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は同一のステージで成形と
クエンチとを行なう方法とこの方法に用いる成形型に関
する。
クエンチとを行なう方法とこの方法に用いる成形型に関
する。
【0002】
【従来の技術】軟化点近くまで加熱された板ガラスを吸
引成形型の表面に吸引することで成形型の表面形状に倣
った形状に曲げ成形する方法が、特開昭62−2704
29号公報、特公昭55−49019号公報或いは特公
昭62−30136号公報に開示されている。これらの
方法は、炉内或いは炉外の下流側に吸引成形型を配置
し、加熱された板ガラスをエア若しくはリングモールド
にて吸引成形型の成形面に押し付けるとともに吸引して
曲げ成形するようにしたものである。そしてこれらの方
法は、成形後に成形吸引型による吸引を解除してリング
モールドに板ガラスを落下させ、リングモールドにて板
ガラスをクエンチステージの上下のクエンチボックス間
に搬入し、板ガラスの表面に冷却エアを吹き付けるよう
にしている。
引成形型の表面に吸引することで成形型の表面形状に倣
った形状に曲げ成形する方法が、特開昭62−2704
29号公報、特公昭55−49019号公報或いは特公
昭62−30136号公報に開示されている。これらの
方法は、炉内或いは炉外の下流側に吸引成形型を配置
し、加熱された板ガラスをエア若しくはリングモールド
にて吸引成形型の成形面に押し付けるとともに吸引して
曲げ成形するようにしたものである。そしてこれらの方
法は、成形後に成形吸引型による吸引を解除してリング
モールドに板ガラスを落下させ、リングモールドにて板
ガラスをクエンチステージの上下のクエンチボックス間
に搬入し、板ガラスの表面に冷却エアを吹き付けるよう
にしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した先行技術にあ
っては、成形型として吸引成形型を用いているため、上
下のプレス型、或いは上型とリングモールドにて板ガラ
スを成形する場合に比べて光学歪の少ない深曲げ成形品
が得られる。
っては、成形型として吸引成形型を用いているため、上
下のプレス型、或いは上型とリングモールドにて板ガラ
スを成形する場合に比べて光学歪の少ない深曲げ成形品
が得られる。
【0004】しかしながら、上述したいずれの先行技術
も成形ステージとクエンチステージとが別々であるた
め、成形後の板ガラスをリングモールドを用いてクエン
チステージまで移送しなければならない。その結果、板
ガラスを吸引成形型からリングモールド上に落下させる
際やリングモールドに載せて移送する間に位置ずれが生
じたり慣性によってダブリ量(湾曲ガラスの湾曲の頂点
とガラス両端を結んだ線との距離)が大きくなり、更に
移送の間の板ガラスの温度低下を見越して板ガラスの出
炉温度を高める必要があり、出炉温度を高くすると品質
に悪影響が出るおそれがある。
も成形ステージとクエンチステージとが別々であるた
め、成形後の板ガラスをリングモールドを用いてクエン
チステージまで移送しなければならない。その結果、板
ガラスを吸引成形型からリングモールド上に落下させる
際やリングモールドに載せて移送する間に位置ずれが生
じたり慣性によってダブリ量(湾曲ガラスの湾曲の頂点
とガラス両端を結んだ線との距離)が大きくなり、更に
移送の間の板ガラスの温度低下を見越して板ガラスの出
炉温度を高める必要があり、出炉温度を高くすると品質
に悪影響が出るおそれがある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決すべく本
発明に係る板ガラスの曲げ成形方法は、軟化点近くまで
加熱された板ガラスを成形ステージまで搬送し、この成
形ステージにおいて前記板ガラスを吸引成形型の成形面
に吸着させて成形した後、吸着を解除して板ガラスを成
形ステージのリングモールド上に載置し、次いで前記吸
引成形型の成形面から噴出する冷却エアにて板ガラス表
面を急冷するようにした。
発明に係る板ガラスの曲げ成形方法は、軟化点近くまで
加熱された板ガラスを成形ステージまで搬送し、この成
形ステージにおいて前記板ガラスを吸引成形型の成形面
に吸着させて成形した後、吸着を解除して板ガラスを成
形ステージのリングモールド上に載置し、次いで前記吸
引成形型の成形面から噴出する冷却エアにて板ガラス表
面を急冷するようにした。
【0006】また、本発明に係る曲げ成形型は、中空の
型内部を隔壁によって成形面側の中空部と背面側の中空
部に区画し、これら成形面側の中空部及び背面側の中空
部の一方を吸引装置につなげ、他方を冷却エアの供給源
につなげた。
型内部を隔壁によって成形面側の中空部と背面側の中空
部に区画し、これら成形面側の中空部及び背面側の中空
部の一方を吸引装置につなげ、他方を冷却エアの供給源
につなげた。
【0007】
【作用】曲げ成形の際には、冷却エアの噴出ノズルから
のエア噴出は停止した状態で吸引成形し、この後上方の
曲げ成形型と下方のクエンチボックスとの間にリングモ
ールドで板ガラスを保持して急冷する。
のエア噴出は停止した状態で吸引成形し、この後上方の
曲げ成形型と下方のクエンチボックスとの間にリングモ
ールドで板ガラスを保持して急冷する。
【0008】
【実施例】以下に本発明の実施例を添付図面に基づいて
説明する。ここで、図1は本発明に係る板ガラスの曲げ
成形方法の実施に用いる装置の全体図、図2は本発明に
係る成形型の断面図、図3は下側クエンチボックスの断
面図である。
説明する。ここで、図1は本発明に係る板ガラスの曲げ
成形方法の実施に用いる装置の全体図、図2は本発明に
係る成形型の断面図、図3は下側クエンチボックスの断
面図である。
【0009】図1において、1はトンネル型の加熱炉で
あり、この加熱炉1の下流側(図において右側)には成
形兼クエンチステージが設けられ、加熱炉1内から成形
兼クエンチステージにかけては搬送ローラ2…が配置さ
れ、また成形兼クエンチステージの上部にはクエンチボ
ックスを兼ねる昇降可能な吸引成形型3が設けられ、こ
の吸引成形型3の下方には昇降可能なリングモールド4
が設けられ、このリングモールド4の内方には昇降可能
な型内ローラ5が設けられ、更にリングモールド4の内
側下方には下側クエンチボックス6が配置されている。
あり、この加熱炉1の下流側(図において右側)には成
形兼クエンチステージが設けられ、加熱炉1内から成形
兼クエンチステージにかけては搬送ローラ2…が配置さ
れ、また成形兼クエンチステージの上部にはクエンチボ
ックスを兼ねる昇降可能な吸引成形型3が設けられ、こ
の吸引成形型3の下方には昇降可能なリングモールド4
が設けられ、このリングモールド4の内方には昇降可能
な型内ローラ5が設けられ、更にリングモールド4の内
側下方には下側クエンチボックス6が配置されている。
【0010】吸引成形型3は図2に示すように、下面を
凸状成形面30とし、この成形面には多数の吸引孔31
…を形成し、さらにこの吸引孔31を含めて成形面30
全面をガラスクロスや金属クロスからなる表面材32に
て覆っている。
凸状成形面30とし、この成形面には多数の吸引孔31
…を形成し、さらにこの吸引孔31を含めて成形面30
全面をガラスクロスや金属クロスからなる表面材32に
て覆っている。
【0011】また、吸引成形型3の中空の内部は、隔壁
33によって成形面側の中空部S1と背面側の中空部S
2に区画され、成形面側の中空部S1は図1に示すよう
にバルブ34を備えた配管35を介して真空ポンプ等の
吸引装置につながり、背面側の中空部S2はバルブ36
を備えた配管37を介して冷却エアの供給源につながっ
ている。
33によって成形面側の中空部S1と背面側の中空部S
2に区画され、成形面側の中空部S1は図1に示すよう
にバルブ34を備えた配管35を介して真空ポンプ等の
吸引装置につながり、背面側の中空部S2はバルブ36
を備えた配管37を介して冷却エアの供給源につながっ
ている。
【0012】そして、隔壁には冷却エアの噴出ノズル3
8を固着している。この噴出ノズル38は基端部が背面
側の中空部S2内に臨み、また前記吸引孔31内にその
先端面を成形面30よりも内側に位置させて臨んでい
る。そして、吸引孔31の内径は噴出ノズル38の外径
よりも大きくこれらの間にエアを吸引する隙間を形成す
るようにしている。
8を固着している。この噴出ノズル38は基端部が背面
側の中空部S2内に臨み、また前記吸引孔31内にその
先端面を成形面30よりも内側に位置させて臨んでい
る。そして、吸引孔31の内径は噴出ノズル38の外径
よりも大きくこれらの間にエアを吸引する隙間を形成す
るようにしている。
【0013】一方、下側クエンチボックス6は上昇した
際に前記型内ローラ5が入り込む逃げ溝60が形成さ
れ、中空内部はバルブ61を備えた配管62を介して冷
却エアの供給源につながり、更に図3に示すように上面
には多数の冷却エア噴出孔63…を形成している。
際に前記型内ローラ5が入り込む逃げ溝60が形成さ
れ、中空内部はバルブ61を備えた配管62を介して冷
却エアの供給源につながり、更に図3に示すように上面
には多数の冷却エア噴出孔63…を形成している。
【0014】次に、上記の構成の装置を用いて板ガラス
Gを曲げ成形する方法について図4及び図5をも参照し
つつ説明する。先ず、搬送ローラ2によって加熱炉1内
を通過する間に板ガラスGは軟化点近くまで加熱され、
更に搬送ローラ2から型内ローラ5上に板ガラスGが受
け渡される。
Gを曲げ成形する方法について図4及び図5をも参照し
つつ説明する。先ず、搬送ローラ2によって加熱炉1内
を通過する間に板ガラスGは軟化点近くまで加熱され、
更に搬送ローラ2から型内ローラ5上に板ガラスGが受
け渡される。
【0015】次いで、型内ローラ5が下降してリングモ
ールド4上に板ガラスGを受け渡す。そして、これと並
行して吸引成形型3が下降する。このとき吸引成形型3
のバルブ34及び下側クエンチボックス6のバルブ61
は閉で、吸引成形型3のバルブ36を開とする。その結
果、吸引成形型3及び下側クエンチボックス6からは冷
却エアが噴出されずに、吸引成形型3の成形面30には
吸引孔31を介して吸引力が付与されることとなる。
ールド4上に板ガラスGを受け渡す。そして、これと並
行して吸引成形型3が下降する。このとき吸引成形型3
のバルブ34及び下側クエンチボックス6のバルブ61
は閉で、吸引成形型3のバルブ36を開とする。その結
果、吸引成形型3及び下側クエンチボックス6からは冷
却エアが噴出されずに、吸引成形型3の成形面30には
吸引孔31を介して吸引力が付与されることとなる。
【0016】この状態で吸引成形型3の下降を継続して
成形面30を板ガラスGの表面に近づけると、板ガラス
Gが成形面30に吸着され、図4に示すように板ガラス
Gが曲げ成形される。
成形面30を板ガラスGの表面に近づけると、板ガラス
Gが成形面30に吸着され、図4に示すように板ガラス
Gが曲げ成形される。
【0017】このようにして、板ガラスGの成形が完了
したならば、バルブ36を閉じ吸引を解除して成形後の
板ガラスGを図5に示すようにリングモールド4上に残
したまま吸引成形型3が上昇し、これと並行して下側ク
エンチボックス6が上昇し、吸引成形型3と下側クエン
チボックス6との中間位置にリングモールド4にて板ガ
ラスGを浮せた状態で保持する。
したならば、バルブ36を閉じ吸引を解除して成形後の
板ガラスGを図5に示すようにリングモールド4上に残
したまま吸引成形型3が上昇し、これと並行して下側ク
エンチボックス6が上昇し、吸引成形型3と下側クエン
チボックス6との中間位置にリングモールド4にて板ガ
ラスGを浮せた状態で保持する。
【0018】そして、これと同時にバルブ34,61を
開として吸引成形型3のノズル38及び下側クエンチボ
ックス6のエア噴出孔63から冷却エアを板ガラスGの
表面に吹き付けて急冷強化する。
開として吸引成形型3のノズル38及び下側クエンチボ
ックス6のエア噴出孔63から冷却エアを板ガラスGの
表面に吹き付けて急冷強化する。
【0019】尚、図示例にあっては吸引成形型として、
成形面に形成された吸引孔に冷却エアの噴出ノズルの先
端を臨ませたものを示したが、噴出ノズルについては成
形面に別の孔を開けて、この孔に隙間を生じないように
噴出ノズルの先端を嵌め付け、吸引孔は吸引のみに用い
るようにしてもよい。また、図示例にあっては成形面側
の中空部が吸引装置につながり、背面側の中空部が冷却
エアの供給源につながったものを示したが、これらを逆
にしてもよい。更に、吸引成形型としては凸型に限ら
ず、凹型、上型、下型或いは吊りプレス用の型のいずれ
でもよく、吸引手段としてはブロア、エジェクタポン
プ、真空ポンプ、真空タンク或いはこれらの組み合わせ
でもよい。
成形面に形成された吸引孔に冷却エアの噴出ノズルの先
端を臨ませたものを示したが、噴出ノズルについては成
形面に別の孔を開けて、この孔に隙間を生じないように
噴出ノズルの先端を嵌め付け、吸引孔は吸引のみに用い
るようにしてもよい。また、図示例にあっては成形面側
の中空部が吸引装置につながり、背面側の中空部が冷却
エアの供給源につながったものを示したが、これらを逆
にしてもよい。更に、吸引成形型としては凸型に限ら
ず、凹型、上型、下型或いは吊りプレス用の型のいずれ
でもよく、吸引手段としてはブロア、エジェクタポン
プ、真空ポンプ、真空タンク或いはこれらの組み合わせ
でもよい。
【0020】
【発明の効果】以上に説明したように本発明によれば、
中空の成形型内部を隔壁によって成形面側の中空部と背
面側の中空部に区画し、これら成形面側の中空部及び背
面側の中空部の一方を吸引装置につなげ、他方を冷却エ
アの供給源につなげたので、吸引成形型を用いてしかも
同一のステージで成形とクエンチ(急冷強化)を行なう
ことができる。
中空の成形型内部を隔壁によって成形面側の中空部と背
面側の中空部に区画し、これら成形面側の中空部及び背
面側の中空部の一方を吸引装置につなげ、他方を冷却エ
アの供給源につなげたので、吸引成形型を用いてしかも
同一のステージで成形とクエンチ(急冷強化)を行なう
ことができる。
【0021】したがって従来と比較し、成形ステージか
らクエンチステージへ板ガラスを移す際に生じる不利、
例えば慣性によるダブリ量の増加、リングモールドによ
る成形型からクエンチボックスまで搬送する間の位置ず
れが解消でき、しかも成形ステージからクエンチステー
ジへ板ガラスを移動する間の板ガラスの温度低下を考慮
しなくてよいので、出炉温度を低く抑えることができ、
薄板ガラスの成形強化に有利である。
らクエンチステージへ板ガラスを移す際に生じる不利、
例えば慣性によるダブリ量の増加、リングモールドによ
る成形型からクエンチボックスまで搬送する間の位置ず
れが解消でき、しかも成形ステージからクエンチステー
ジへ板ガラスを移動する間の板ガラスの温度低下を考慮
しなくてよいので、出炉温度を低く抑えることができ、
薄板ガラスの成形強化に有利である。
【図1】本発明に係る板ガラスの曲げ成形方法の実施に
用いる装置の全体図
用いる装置の全体図
【図2】本発明に係る成形型の断面図
【図3】下側クエンチボックスの断面図
【図4】成形途中を示す図
【図5】クエンチ状態を示す図
1…加熱炉、3…吸引成形型、4…リングモールド、6
…下側クエンチボックス、30…成形面、31…吸引
孔、38…冷却エア噴出ノズル、G…板ガラス、S1…
成形面側の中空部、S2…背面側の中空部S2。
…下側クエンチボックス、30…成形面、31…吸引
孔、38…冷却エア噴出ノズル、G…板ガラス、S1…
成形面側の中空部、S2…背面側の中空部S2。
Claims (3)
- 【請求項1】 軟化点近くまで加熱された板ガラスを成
形ステージまで搬送し、この成形ステージにおいて前記
板ガラスを吸引成形型の成形面に吸着させて成形した
後、吸着を解除して板ガラスを成形ステージのリングモ
ールド上に載置し、次いで前記吸引成形型の成形面から
噴出する冷却エアにて板ガラス表面を急冷するようにし
たことを特徴とする板ガラスの曲げ成形方法。 - 【請求項2】 板ガラスを成形面に吸引して曲げ成形す
る成形型において、この成形型は中空の内部が隔壁によ
って成形面側の中空部と背面側の中空部に区画され、こ
れら成形面側の中空部及び背面側の中空部の一方は吸引
装置につながり、他方は冷却エアの供給源につながって
いることを特徴とする板ガラスの曲げ成形型。 - 【請求項3】 前記成形面側の中空部は吸引装置につな
がり、背面側の中空部は冷却エアの供給源につながり、
また成形面に形成された吸引孔には背面側の中空部から
伸びる冷却エアの噴出ノズルの先端が隙間を介して臨ん
でいることを特徴とする請求項2に記載の板ガラスの曲
げ成形型。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4120293A JPH06256032A (ja) | 1993-03-02 | 1993-03-02 | 板ガラスの曲げ成形方法及び曲げ成形型 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4120293A JPH06256032A (ja) | 1993-03-02 | 1993-03-02 | 板ガラスの曲げ成形方法及び曲げ成形型 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06256032A true JPH06256032A (ja) | 1994-09-13 |
Family
ID=12601837
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4120293A Withdrawn JPH06256032A (ja) | 1993-03-02 | 1993-03-02 | 板ガラスの曲げ成形方法及び曲げ成形型 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06256032A (ja) |
-
1993
- 1993-03-02 JP JP4120293A patent/JPH06256032A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20000509 |