JP2511025B2 - 板ガラス成形装置 - Google Patents

板ガラス成形装置

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JP2511025B2 JP62083935A JP8393587A JP2511025B2 JP 2511025 B2 JP2511025 B2 JP 2511025B2 JP 62083935 A JP62083935 A JP 62083935A JP 8393587 A JP8393587 A JP 8393587A JP 2511025 B2 JP2511025 B2 JP 2511025B2
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は板ガラス成形技術の改良、特に空気力によっ
て凸面成形型へ押圧することによって板ガラスを成形す
る技術の改良に関するものである。
薄板ガラスを、その温度を500℃〜600℃以上にするた
めの加熱炉の中に水平姿勢で装入し、その炉の下手に凸
面成形部まで延びたローラ・ベッド上のコンベヤで薄板
ガラスを炉内搬送する薄板ガラス成形方法はこれまで多
数知られている。この凸面成形部において、その薄板ガ
ラスは少くとも垂直方向に可動の移送装置によって受け
とられ、次に回収フレームに載置され、更にこの回収フ
レームによって焼入部あるいは全く別の冷却部へ導かれ
る。
この成形は場合に応じて、下記の3通りに行なわれ
る。すなわち、薄板ガラスに与えたい輪郭に対応した輪
郭区をもった開環で好ましくは構成した回収フレームに
その薄板ガラスを載置した時かつその後で成形を行っ
て、凸面成形を重力と慣性力とで行う。また、成形する
薄板ガラスの曲率に対応した曲率を有する上部凸面成形
型からなる移送機構が薄板ガラスを受けとった時に成形
を行う。更には上記2例を組み合せて成形を行なう。
上部凸面成形型へ薄板ガラスを押圧することによって
成形する方法が特に有利であるが、これは、これらの方
法によれば、ガラスの輪郭に望ましい形を完全に保持し
つつガラスの中央部における変形を良く制御できるから
である。
かかる方法はフランス国特許第2,085,464号に開示さ
れている。このフランス国特許によれば、薄板ガラスは
加熱炉の中へ、この炉の下手に凸面成形部まで延びたロ
ーラ・ベッド型のコンベヤによって水平姿勢で搬送され
る。その凸面成形部で薄板ガラスは停止させられ、次
に、その薄板ガラスの周辺部の周りに発生させた負圧に
よる吸引で、穿孔されてない、わん曲した上部凸面成形
型まで垂直に移送され、この型に対して同薄板ガラスが
押圧されて望ましい主曲率通りに成形される。この負圧
は、底あるいは裾部のないチャンバの中に凸面成形型を
入れることによって生じる。このチャンバは吸引手段に
接続され、またその輪郭が薄板ガラスの輪郭よりも若干
大きくなっており、その一方では上部凸面成形型の輪郭
のほうは薄板ガラスよりも若干小さくなっている。最終
的には、例えばプレスによってガラスに補完曲率が与え
られる。
この種の装置の主たる欠点は、上部凸面成形型や底な
し負圧チャンバの寸法や形状が薄板ガラスそのものの寸
法や形状によって大きく左右されることにある。つま
り、薄板ガラスに対していかなる変更を行うにもチャン
バと上部凸面成形部とを同時に取り換えなければならな
い。
この交換はまた、ガラスに少くとも部分的に上薬を施
す場合頻繁に行わねばならない。この場合は、その上薬
は上部凸面成形型の被覆、すなわち、耐熱セメント製の
型に付着させた耐熱布あるいは耐熱紙で作った被覆、に
付着してしまう。すると、その上薬によってこの被覆が
急速に列隠してしまい、凸面成形部から上型を取り外
し、それを冷却させ、新しい被覆を付着させてからその
上型を再使用できるようにしなければならない。
この方法の別の制限は、小曲率半径に従って薄板ガラ
スを成形する場合、上部凸面成形型とチャンバとの間の
距離が型の輪郭のために増大することから、大きな吸引
力が必要になることである。実際には、このことによっ
て、この種の成形で得ることのできる曲率が制限されて
しまう。
更には、充分な薄板ガラス吸引力を得るのに、ガラス
とチャンバの側壁との間の自由空間を小さくしておかね
ばならない。また、ガラスの停止位置のずれを最も小さ
くすると、そのガラスは脱離時にチャンバの側壁にぶつ
かってしまい、こうした場合このガラスは不良品として
排斥されてしまう。
本発明は上記の技術を改良して、その利点を保持しな
がらその欠点をなくすることを目的とする。
本発明によれば、また前記フランス国特許第2,085,46
4号の教示に従えば、薄板ガラスはその周辺および周辺
近くに与えらえた負圧によって持ち上げられかつ上部凸
面成形型へ押圧させられる。しかるに、本発明によれば
上部凸面成形型の下面は少くとも部分的には負圧チャン
バの外部におかれ、これがフランス国特許第2,085,464
号の技術との根本的な違いとなっている。換言すれば、
板ガラスを加熱炉内へ水平姿勢で送り込み、次に成形部
へ導き、この成形部において個別にかつ垂直方向へ上部
凸面成形型まで移送し、その板ガラスの周辺およびその
周辺近くに生じさせた負圧による吸引で上型へ押圧する
成形方法を実施するために、本発明によれば、成形する
板ガラスの寸法より小さい寸法の上部凸面成形型を中に
入れる負圧チャンバからなり、板ガラスを押圧する相手
である、その凸面成形型の下面が負圧チャンバの外部に
位置する、すなわち、チャンバの側壁の下限が凸面成形
型の下限より上に位置するようにした機構が提案され
る。
上型に対してとった上記の措置により、板ガラスは、
型面への適用の終りでしか、すなわち、すでに部分的に
その主曲率に従って成形されてその占める表面が小さく
なっている時しか負圧チャンバの内部に入らない。これ
によって当然、側方の漏れが大きくなり、より大きい吸
引力が必要となる。しかし、小さな、むしろ不利に見え
るこの措置は本発明の多数の特に有利な展開を可能にし
ている。
第1に、この措置には直接的な利点がある。すなわ
ち、上型に対する板ガラスの心合せが不良であっても、
その板ガラスの端部が負圧のチャンバの側壁に接触して
ガラスに修正不能のキズを生じるおそれがない。
上型に対する、特に負圧チャンバに対する板ガラスの
位置決めがこのように自由であるので、ガラス、上型お
よびチャンバの相対的寸法の選択が極めて自由になる。
このように、板ガラス体がそれぞれ、寸方や特に成形
後の形に関して異っている場合でも、負圧チャンバを同
時に交換しなくても上型を交換でき、このため上型は本
発明によれば負圧チャンバの外部に置かれる。
この措置は、本発明の好適実施例に従って、上部凸面
成形型を軽量の材料、例えば取り扱いを著しく容易にす
る耐火鋼で作れば特に有利である。更には、ガラスの寸
法に従って上型を交換するだけであれば、これは加熱成
形部位内ですら可能であり、しかも熱損失が最少でまた
必要時間も短くて済む。
ガラスとチャンバの側壁との接触の低減に加えて、上
部凸面成形型とガラス体とのいかなる接触も実際的に阻
止することができる。これは特に、板ガラスが当接する
保隔片に設けた上部凸面成形型を用いる場合について言
える。
その他の好適実施例によれば、ガラスと上部凸面成形
型との接触および摩擦を防止するために、上型を、場合
によっては圧力を加えた加熱空気送風装置に接続する。
こうして上型と板ガラスとの間には保護用エア・クッシ
ョンが形成される。
当然ながら、この解決方策はその実施が上記措置に比
べ若干難しいが、これによれば、例えば共通自由表面を
有していないあるいは上薬が施された部分が特に中央部
に位置付けられる連続した複数のガラスを単一の吸引型
で処理できる。更に、全く接触がないために完璧な光学
的品質が確保され、また上記エア・クッション装置はか
かる光学的品質が求められる毎に利用して有用である。
本発明の好適実施例は、上型に押圧して成形した後の
補完成形を必要とする、得るのが難しいガラス形状を容
易に得ることができる。この特に有利な実施例によれ
ば、チャンバは垂直方向の可動同心裾部で取り囲まれ
る。この同心裾部は、板ガラスの脱離直前に、その板ガ
ラスよりも寸法が若干大きい寸法の暫定チャンバを画定
するためのものであり、こうして裾部の可動性によって
成形部へプレス型を容易に導入でき、更に、この裾部可
動性によって吸引力は小さくてもよくなる。
〔実施例〕
以下、添付図面に従って本発明を更に詳細に説明す
る。
第1図に示す成形部は薄板ガラス2の装入部1、ガラ
ス加熱炉3、薄板ガラス・セル4から連続的に構成され
ている。
上記炉3はその開口が、ガラス装入時に炉内における
熱衝撃を回避するための一連の可撓性カーテン5,6で閉
じられており、この炉の中にはコンベヤ7が走行設置さ
れており、同コンベヤは例えば、耐火布で覆ったガラス
・シリカ製ローラ・ベッド8によって形成されている。
この炉はトンネル型のものであり、コンベヤの両側に配
置されて向き合っている2連の電気抵抗9.10を備えてお
り、これらの電気抵抗の温度は炉内における長手方向位
置や横断方向位置に応じて変化しガラスの隠熱を極めて
精密に制御する。かかる炉はガラスの加熱、すなわち、
そのガラスの成形を可能にする温度、一般には約630℃
〜650℃までの加熱を極めて良好に制御することができ
る。
炉の下手において、薄板ガラスはいわゆる成形部4の
中に入り、このガラスの到着は、場合によっては機械的
な検出器を組み合わされた、薄板ガラスで移動させられ
る光電型の光学的検出器によって位置検出される。かか
る機械的検出器は例えばフランス国特許出願第85,13801
に開示されている。ガラスの検出によって成形機構の下
に設けられたコンベヤのローラの停止と駆動の両方を制
御できる。この時、その薄板ガラスは強力な吸引によっ
て持ち上げられ、上部凸面成形型11に振り付けられ、そ
の型の曲率に薄板ガラスが合される。薄板ガラスと上部
凸面成形型との組み合せおよび吸引を生じさせる部材は
次に持ち上げられて、ガラス回収台車を導入するのに充
分な空間を残す。成形されたガラスは最後に上記台車に
載置され、この台車がコンベヤの両側に配設されたレー
ルによってそのガラスを続くガラス処理セルまで導く。
以下に、いわゆる成形セルの特徴について詳しく説明
する。
すでに述べたように、主成形機構は実質的には底ある
いは裾部のないチャンバと凸面成形型とから構成されて
いる。第2図に示すのは、フランス国特許第2,085,464
号に開示する形式の機構であり、この機構を示したの
は、本出願の目的をなす本発明の特徴との違いを明瞭に
するためである。
第2図に示すように、フランス国特許第2,085,464号
の教示するところによれば、底なしの負圧チャンバ22は
型23の周りに裾部を形成している。このチャンバは厳密
に言った薄板ガラス24と同じ形状をしているが、寸法は
若干上まわっている。別の部分として、凸面成形型23の
寸法は薄板ガラス24の寸法を若干下まわっており、ガラ
スとチャンバとの間には周辺空間が残されており、この
空間を通じて側部漏れ“l"が生じ、これによって、型23
へ薄板ガラスを張り付ける負圧を生じさせることがで
き、その薄板ガラスはレール21上の台車によって回収さ
れる前に型に合される。薄板ガラスの寸法にいかなる変
更でも、型とチャンバとの変更が必要になり、もう一方
では、薄板ガラスの心合せにいかなる誤差があっても、
負圧チャンバの側壁との衝突によるガラスのキズを結果
してしまう。
本発明の主たる教示に合致した上部凸面成形型や第3
図に示すものを用いれば上記欠点は著しく低減可能であ
る。実際、こうすれば、薄板ガラス26が底なし負圧チャ
ンバ27の中に入らないように上型25が配置され、上部凸
面成形型はチャンバの側壁の下限のレベルより低いレベ
ルに置かれて有利である。
このため、薄板ガラスの心合せにずれがあってもガラ
スがキズつくことにはなり得ない。更に、上部凸面成形
型が接近し易く、特に、それが比較的軽量であるが、こ
こで必要な加工温度に変形を伴わずに耐える材料、例え
ば耐火鋼で構成されていればなおさら接近が容易であ
る。質量を小さくする以外では、フランス国特許第2,08
5,464号に推奨されている耐火セメントよりも、耐火鋼
を使用すれば、熱伝導率をより高くし、加熱および冷却
の速度を著しく高くすることができ、この速度は上部凸
面成形型を交換する場合に成形部の動作を中断させる時
間程度の短さである。更に、負圧チャンバは2つの独立
した部分、すなわち、いわゆる裾部と吸引チャンバとで
構成することができる。この場合、それらの部分は取り
外し手段を備えているものとする。また好ましくは、負
圧チャンバの裾部は例えば金属あるいはテフロン製の2
つの接触片33を備えており、この接触片にはコンベヤの
軸線に従って正確に再位置決めされた薄板ガラスの前端
が支承される。
上部凸面成形型の上記変更はガラスと凸面成形型との
接触を緩和するために用いられる耐火布あるいは耐火紙
の劣化によって必要となるものである。また、第3図の
機構は更に改良を施すことができる。まず、上部の薄板
ガラスには、それが当接する一連の保隔片を施すことが
できる。薄板ガラスが部分的に上薬を施される場合に
は、それらの保隔片は、それ自身と上薬とが接触しない
ように配設するのが有利であり、こうすれば上薬自身の
摩耗や上部凸面成形型のガラスとの接触面の上薬による
劣化の両方とも制限でき、これによって上薬の摩耗のお
それが制限される一方では、一般的に使用される耐火布
あるいは耐火紙の交換のための加工作業の中断もなくす
ことができる。
また、好ましくは、保隔片をなくし、これに代って熱
風クッションを用いることであり、このエア・クッショ
ンの使用が光学的品質の見地から好適である。このた
め、ガラスと上部凸面成形型とのいかなる接触も阻止さ
れ、これは薄板ガラスが全面あるいは少くともその側面
に上薬を施しての装飾を有する場合に特に有利である。
この実施例は第4図に示す。その原理は、上部凸面成
形型25に上に置かれたチャンバ29を相対的な圧力下に置
きかつその型の下面と連通させることによって吸引部28
で負圧をかけられている負圧チャンバ27から上部凸面成
形型25を隔離することにある。従って、この場合は、型
には微孔(図示せず)が穿設されるので、エア・クッシ
ョンはガラス26と上部凸面成形型25との間の接触してい
るところに対向させられる。圧力下のチャンバ29は場合
によっては、コンプレッサによって圧力を供給でき、あ
るいは全く単純に、成形セル内の負圧チャンバ27の外部
に開口している導溝30に接続でき、薄板ガラスの吸引の
ために別途に発生させられる負圧がこの場合に気体によ
る吸引、とエア・クッションを生じさせるのに必要な圧
力とを生じさせるのに充分である。
この場合、上型と薄板ガラスとの摩擦の原因となるも
のは全くなく、接触面の状態を改善するのに用いられて
いる耐火性の紙あるいは布を場合によってはなくすこと
ができる。更には、ガラスの両面はその場合、同一の温
度状態に置かれ、このためにより良い熱の均一性による
より良い光学的品質が確保される。
上部凸面成形型が少くとも長手方向に形付けられてお
り、またそのわん曲が、凸面成形の後でガラスに与えた
い主曲率の値と等しくなり、従ってこれが実質的に型に
対する張り付けによるガラス成形に対応する。しかる
に、特定の場合においては、ガラスが、結局は望ましい
主曲率を得るためにはその上型に過度に形付けることに
なる特性を呈することは実験から確認されている。
平坦なガラス回収台車を用いずに中央部が開放した台
車を使用する場合、ガラスの、保持されていない中央部
が球面成形される。これを補正しかつ、円筒状に成形さ
れた薄板ガラスを得るには、本発明の有用な特徴によれ
ば、主凸面成形方向と直交する方向に、フレーム20に軟
化したガラスを載置した時に重力によって相殺される負
のわん曲を与えることによって上部凸面成形型に横断方
向逆形を与えることができる。
本発明の前記実施例は大きな曲率半径で凸面成形した
ガラスを得るのには有用である。小さな曲率半径のガラ
スあるいは複雑な、特に多曲率半径のガラスを得るに
は、上型に対する張り付けによって確保される主凸面成
形は補完凸面成形作業、好ましくはプレスによって行わ
ねばならず、また他の通常の成形手段を利用できる。こ
のためには、上部凸面成形型に下にプレス型、あるいは
ガラスの補完成形工具を導入する必要があり、操作は裾
部の存在により複雑になる。
利用する工具が場所をとる場合−例えば、寸法が負圧
チャンバの寸法より大きい標準工具を利用したい場合
等、では−第5図に示す本発明の実施例を用いるのが好
ましく、この実施例によれば、裾部30は寸法を大きく低
減させられ、また垂直方向に可動な壁31によって二重に
される。下位においては、それらの壁はコンベヤ上のガ
ラスの高さを若干上まわる高さになる。こうして、ガラ
スのまさに周囲に負圧が発生させられ、これによって薄
板ガラスの脱離が容易になる。高いところでの壁の可動
性によりプレス型導入時に、上部凸面成形型を非常に高
いところにまで上げなくてもそれらの壁を上げることが
できる。壁31は上型を相手側プレス型としても利用でき
る場合はガラスの回収時およびプレス作業時にプレス型
の縁部に当接する脚部32を下端部に有している。こうし
て、本発明の機構によれば、所望の形が複雑であるので
不可欠な、プレスによる補完成形を容易に行える。更
に、可動壁31によって形成された相補チャンバが使用さ
れるので、吸引には常に方向が与えられ、側方漏れが最
少限にされる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例による成形機構を実施する成形
部の概略図、 第2図はフランス国特許第2,085,464号の教示に従って
実施された、成形部、すなわち、負圧チャンバと型の縦
断面図、 第3図は本発明の実施例による成形部の縦断面図、 第4図は型とガラスとの間にエア・クッションを有する
成形部の縦断面図、 第5図はチャンバと同心の可動裾部とからなる成形機構
の縦断面図、である。 1……ガラス装入部、2……薄板ガラス、 3……加熱炉、4……薄板ガラス・セル、 5,6……可撓性カーテン、 7……コンベヤ、8……ローラ・ベッド、 9,10……電気抵抗、21……レール、 25……上型、27……負圧チャンバ、 30……裾部、33……接触片。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ペラン フランシ フランス国,60200 コンピエーニュ, マルニュイ レ コンピエーニュ,リュ パストゥール,6 (72)発明者 プルブール エルベ フランス国,59111 サン アマン,リ ュ パストゥール(番地なし) (72)発明者 リジルルール ジャン フランス国,75015 パリ,リュ ドゥ ラ フェデレイション,26 (56)参考文献 特公 昭52−43855(JP,B2)

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】板ガラスを加熱炉内へ水平姿勢で送り込
    み、次に成形部へ導き、この成形部において個別にかつ
    垂直方向へ上部凸面成形型まで移送し、その板ガラスの
    周辺およびその周辺近くに生じさせた負圧による吸引で
    上部凸面成形型へ押圧する成形方法を実施する板ガラス
    成形装置において、成形する板ガラスの寸法より小さい
    寸法の上部凸面成形型を中に入れる負圧チャンバからな
    り、板ガラスを押圧する相手である、上部凸面成形型の
    下面が負圧チャンバの外部に位置している、板ガラス成
    形装置。
  2. 【請求項2】上記上型の長手方向曲率が、薄板ガラスに
    与えたい主曲率と等しいあるいはそれを上まわる、上記
    特許請求の範囲第1項に記載の板ガラス成形装置。
  3. 【請求項3】上記上型が横断方向の逆形状を呈してい
    る、特許請求の範囲第1項または第2項に記載の板ガラ
    ス成形装置。
  4. 【請求項4】上記負圧チャンバの寸法は処理する薄板ガ
    ラスの寸法より小さい、特許請求の範囲第1項から第3
    項までのいずれか1項に記載の板ガラス成形装置。
  5. 【請求項5】上記負圧チャンバの側壁が可動壁によって
    垂直方向に二重になっている、特許請求の範囲第1項か
    ら第4項までのいずれか1項に記載の板ガラス成形装
    置。
  6. 【請求項6】上記可動壁がその下端部に、雌型プレスの
    対応脚に係止する係止脚を備えている、特許請求の範囲
    第1項から第5項までのいずれか1項に記載の板ガラス
    成形装置。
  7. 【請求項7】上記上型が送風主管に接続された一連の穴
    を備えており、薄板ガラスと上型との間にエア・クッシ
    ョンが成形される、特許請求の範囲第1項から第6項ま
    でのいずれか1項に記載の板ガラス成形装置。
  8. 【請求項8】上記上型が耐火鋼で作られている、特許請
    求の範囲第1項から第7項までのいずれか1項に記載の
    板ガラス成形装置。
  9. 【請求項9】上記負圧チャンバが吸引チャンバと、取り
    外し手段を備えた裾部とから構成されている、特許請求
    の範囲第1項から第8項までのいずれか1項に記載の板
    ガラス成形装置。
JP62083935A 1986-04-08 1987-04-07 板ガラス成形装置 Expired - Fee Related JP2511025B2 (ja)

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FR8604962A FR2596751B1 (fr) 1986-04-08 1986-04-08 Dispositif de formage du verre

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JPS62241839A JPS62241839A (ja) 1987-10-22
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