JPH05505770A - パンチブロック支持アーム及び該パンチロックにパンチを取り付ける方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 パンチブロック支持アーム及び該パンチブロックにパンチを取り付ける方法本発 明は、パンチブロック支持アーム及びパンチブロックへのパンチの取り付は方法 に関する。

例えば写真フィルムには、その縁に平行に撮影及び映写装置並びに処理機械内で の該フィルムの駆動を可能にする１列または２列の孔が組み込まれている。写真 フィルムの使用に当たっては、映写の質、特にスクリーン上での画像の安定性は 、孔の質、即ち孔のピッチが一様であること及び孔開けが正確になされているこ とに緊密に関係していることは公知のことである。この点に関しては、要求され る許容差は、完成された孔でたったの２．３ミクロン程度と言った極めて微細な ものである。

孔開けの精度は、パンチの取り付は精度にもよるが、孔開は時のパンチの移動精 度にかかっている。

往復動式の孔開は機では、一般にパンチは、適当な厚さのブロック上に取り付け られている。ブロックは、孔開は装置の上部顎に取り付けられ、孔開は機の下部 吸上に保持されたダイブロックと周期的に協働するように配置されている。

図１は、パンチが従来の技術と同様な方法で取り付けられているパンチブロック 支持アームを示す。

図示されたブロックは、−列に並んだ１５本のパンチ（１）を備えている。これ らのパンチの配列が図２に詳細に示されている。パンチは、適当なサイズで且つ 一方でパンチ（３）を他方で該パンチの二つの隣接する面を押圧するように配置 された位置決め楔（４）を収容するような形状にされた凹部（２）内に収容され る。

楔は、その軸（５）がパンチの整列軸（６）と約４５°の角度を成すように配置 されている。凹部は、前記楔（４）を押圧するようにされたねじ（７）を収容す るように位置決め模の軸に沿って伸長して、パンチの整列軸に沿うと同時に該整 列軸の垂直軸に沿ってパンチを固定するようにされている。この技術では、パン チの位置決めが個々に調整される。かかる技術の主たる欠点は、下記の通りであ る。

−　パンチの一つに関連したねじの一つが緩むと、該パンチが所定位置に保持さ れなくなる。

−上記の如き位置決め横の配置では、二つの隣接するパンチに関連したねじが互 いに相対的に近接することとなり、これにより、所望の締め付けを達成するに十 分な大きさのねじの使用が不可能となる。

−パンチと位置決め櫻を収容するようにされた凹部の形状が比較的複雑で実現し 難くなり且つかなり長期の組み立て時間が必要となる。

従って、本発明の目的の一つは、従来の技術のものより簡単で且つコストのかか らないパンチブロック支持アーム及び該パンチブロック支持アームへのパンチの 取り付は方法を実現することである。

本発明の別の目的は、パンチブロック支持アーム上でのパンチの位置決めをより 信頼のあるものとすることである。

本発明のその他の目的は、以下のより詳細な説明において明確となる。

本発明の上記の目的は、少な（とも２本のパンチより成る少なくとも１列のパ、 　ンチを備えるパンチブロック支持アームにおいて、−パンチがその整列軸に垂 直な方向及びその長手方向に並進可能な状態に前記列のパンチの各々に関連した ねじにより固定され、且つ−前記パンチがその整列軸方向へ並進可能な状態にパ ンチの全長に沿って伸長するブロックの全厚に亙る狭いスロットにより固定され 、該スロットがパンチの配列の全長に亙って伸び、該スロットは長手方向の棒と 二つの横断方向棒部を画定するようにその両端において前記パンチの整列軸に垂 直に伸長し、且つ、前記長手方向の棒が変形すると前記パンチを固定するように 前記横断方向棒部が相対的に近接するように配ｌされることを特徴とするパンチ ブロック支持アームを提供することにより達成される。

本発明によれば、また、少な（とも２本のパンチより成る列に配列されたパンチ をブロック上に取り付ける方法において、ａ）前記パンチがその整列軸に垂直な 方向及び該パンチの長手方向に並進可能な状態に前記列のパンチの各々に関連し たねじにより固定され、且つｂ）前記パンチがその整列軸方向へ並進可能な状態 に前記パンチ列の全長に亙つて伸長するパンチブロック支持アームの全厚に亙る 狭いスロットにより固定され、該スロットが長手方向の棒と二つの横断方向棒部 を画定するようにその両端において前記パンチの整列軸に垂直に伸長し、前記パ ンチが前記長手方向の棒の変形により固定され、該長手方向の棒の変形により前 記横断方向棒部が相対的に接近することを特徴とするパンチをブロック上に取り つける方法が実現される。

下記の詳細な説明は、図面を参照してなされ、−図１は、パンチが従来技術と同 様に取り付けられているパンチブロック支持アームを示し、 −図２は、図１のパンチブロック支持アーム上のパンチの配列の詳細図であり一 　図３は、パンチが本発明に従って取り付けられたパンチブロック支持アームを 示し、 −図４は、図３のパンチブロック支持アーム上のパンチの配列の詳細図である図 ３の実施例では、パンチブロック支持アームは、均一のピッチで隔置された１５ 本のパンチ（１０）より成る列を備える。本発明は、この１５本と言うパンチ数 に限定されるものでないことは明白であり、本発明は、概ね、好適には少なくと も２本のパンチを備える任意の孔開は装置に関する。パンチブロック支持アーム は、各パンチに就き、一方ではパンチを、他方では、一つの可能な実施例によれ ば、パンチの整列軸に垂直に配置された位置決め楔（１１）を収容するように矩 形にされた凹部を備える。本発明によれば、パンチの列の全長に亙り伸長し且つ 前記凹部の各々を横断する狭いスロツ１−（１２）が設けられる。一実施例によ れば、前記スロットは、各凹部を略その中間で横断する。前記スロットは、パン チブロック支持アームを該ブロックの厚さ方向の全長に亙り横断する。長手方向 のスロットは、その各端において前記パンチの整列軸に垂直に伸長する。一つの 優先する実施例によれば、延長部の各々の端部は、当該部において該片を過度に 弱体化させないように円形凹部（１３）にされていることを特徴とする。この種 の配置では、上記のように長手方向の棒（１４）及び二つの横断方向棒部（１５ ，１６）を画定するのが可能となる。

パンチの配置のより詳細な図を図４に示す。図４に示す如（、長手方向のスロッ ト（２０）は、略位置決め楔（２１）とパンチ（２２）との界面に実現される。

同様に、列の端部のパンチは、スロットの横断方向部（２３）から離れていず、 反対に該端部パンチを収容するようにされた凹部がスロットの延長部に配置され て、該端部パンチがそれぞれの横断方向部に直接載置されるようにされているの が図４より分かる。この種の配ｌではパンチブロック支持アーム上に作用する応 力が低減される利点がある。

位置決め楔がパンチの整列軸と約４５°の角度を画定し、且つ、前記模がパンチ の面の二つを押圧するようにされた従来の技術に反して、本発明によれば、位置 決め楔（２１）がパンチの延長部に配置され、従って、パンチの一面のみを押圧 する。位置決め楔の延長部に配置されたねじ（２４）は、位置決め楔（２１）を パンチ（２２）に押圧してパンチの整列軸に垂直な軸（２５）に沿って並進可能 な状態に固定する。ねじは、また、前記パンチをその長手方向、即ち、パンチブ ロック支持アームが孔開は装置上に取り付けられた時に該パンチブロック支持ア ームが移動軸に沿って固定するように作用する。一実施例によれば、ねじは、同 様な方法で各パンチと関連させられる。従って、ねじを締め付けることにより生 じる力が十分である場合には、長手方向の棒（図３の１４）が変形（この場合は 、弯曲）され、この変形により横断方向部（図３の１５．１６）が互いに接近し て、パンチがその整列軸（２６）に沿って固定される。この種の配置では、列の 全長に亙ったパンチの均一な締め付けが可能となり、万一パンチの一つ（または 幾つか）に関連したねじの一つ（または幾つか）が緩んでも、当該パンチは、他 の締め付けられたねじの生じる力により所定位置に保持されたままとなる。長手 方向棒（１４）の一箇所または数箇所に設けられた一個または数個のねじ（前の 実施例に用いられたねじの径より大きな径を有する）により腋部の変形が生じる 場合があることから、長手方向棒（１４）をその他の手段によっても変形させる ことが可能である。

パンチの締め付けを正しく行うために十分なしかし過度でない可撓性が得られる ように前記スロットをブロックの縁に接近し過ぎに配ｌしてはいけないこと、ま た、同様に、該ブロックから遠すぎて配置してはいけないことは明白である。

スロットは、縁から５ミリメートル乃至１０ミリメートルの距離に設けられるの が好適であるが、勿論、この距離は、長手方向棒や使用される材料によって左右 される。従って、この種の配置では、パンチがブロック内の空間に確実に完全に 固定される。

一つの優先する実施例によれば、前記スロットがパンチが取り除かれた時に位置 決め楔を所定位置に保持できるように、シリコン等の変形可能な可撓性を有する 材料が充填される。

例として、この種の装置で使用される数値は、下記の通りである。

−パンチブロック支持アームの寸法 長さ　８センチメートル、幅　４．５センチメートル、高さ　１２ミリメートル −パンチ数　１５本 −スロットとブロックの縁との距離　ｄ　７ミリメードルー　スロットの幅　４ 分の１ミリメートル−ねじによりパンチの整列軸に垂直に加えられる力　１２０ ニュートン−横断方向棒部により加えられるトルク力　３．０００ニュートン− 長手方向棒の中間部における変形　１．３ミリメートル−ねじ径　２．８ミリメ ートル −使用材料　硬鋼 図３の実施例では、パンチブロック支持アームは、複数のパンチより成る一列の パンチを備える。しかしながら、この種のブロックは、該ブロックの反対側に複 数のパンチより成る第２のパンチの列を備えることが可能なことは明らかである 。

ここに示さなかった一優先する実施例によれば、位置決め楔が廃止されて、ねじ が直接パンチを押圧する。この種の配置では、この種のブロックへのパンチの取 り付けが簡単になる。

従来技術 従来技術 〆つ １へ 栗豹膚 本発明は、孔開は装置に適合自在のパンチブロック支持アーム及び該ブロックに パンチを取り付ける方法に関する。

本発明によれば、前記ブロックは、該ブロックの全厚に亙り且つパンチ列の全長 に亙り伸長する幅の狭いスロットを備える。該スロットは、長手方向の棒と二つ の横断方向棒を画定するために前記パンチの整列軸に垂直に伸長し、且つ、前記 長手方向の棒を変形して前記パンチを固定するように前記横断の部分を相対的に 接近させるように配属される。

ウェブ製品の孔開けＩこ使用される。

要約書に付随する図面　図３ 国際調査報告 国際調査報告

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．少なくとも２本のパンチ（１０、２２）より成る少なくとも一列のパンチを 備えるパンチブロック支持アームにおいて、前記パンチが前記パンチブロック支 持アームの全厚に亙る幅の狭いスロット（２０）により該パンチブロック支持ア ーム上に保持され、前記スロットがパンチの列の全長に伸び、該スロットがその 各々の端において、長手方向の棒（１４）及び横断方向棒（１５、１６）の二つ の部分を画定するために前記パンチの整列軸に垂直に伸長し、且つ、該スロット は、前記パンチを固定するように前記横断方向棒（１５、１６）の二つの部分が 前記長手方向の棒（１４）の変形により相対的に接近されるように配置されるこ とを特徴とするパンチブロック支持アーム。 ２．前記パンチの整列軸に垂直な方向に沿って前記パンチを位置決めする手段を 更に備えることを特徴とする請求項１に記載のパンチブロック支持アーム。 ３．前記パンチの前記位置決め手段が各パンチに関連したねじ（２４）を備える ことを特徴とする請求項２に記載のパンチブロック支持アーム。 ４．各々の列が１５本のパンチから成る二列のパンチを備えることを特徴とする 請求項１乃至３のいずれかに記載のパンチブロック支持アーム。 ５．前記幅の狭いスロット（２０）が放電浸食により達成されることを特徴とす る請求項１乃至４のいずれかに記載のパンチブロック支持アーム。 ６．前記長手方向の棒（１４）の変形が前記パンチに関連した前記ねじ（２４） を締め付けることにより達成されることを特徴とする請求項３に記載のパンチブ ロック支持アーム。 ７．前記パンチ列の端部のパンチが前記横断方向棒を直接押圧することを特徴と する請求項１乃至６のいずれかに記載のパンチブロック支持アーム。 ８．前記ねじが前記パンチを直接に押圧することを特徴とする請求項３及び該請 求項３に従属する全ての請求項に記載のパンチブロック支持アーム。 ９．前記ねじが位置決め楔の中間部を介して前記パンチを押圧することを特徴と する請求項３及び該請求項３に従属する全ての請求項に記載のパンチブロック支 持アーム。 １０．前記幅の狭いスロットがシリコン等の変形可能な可撓性を有する材料で充 填されることを特徴とする請求項１乃至９のいずれかに記載のパンチブロック支 持アーム。 １１．少なくとも２本のパンチから成る列に配置されたパンチを取り付ける方法 において、前記パンチが前記パンチブロック支持アームの全厚に亙る幅の狭いス ロット（２０）により該パンチブロック支持アーム上に固定され、前記スロット がパンチの列の全長に伸び、該スロットがその各々の端において、長手方向の棒 （１４）及び横断方向棒（１５、１６）の二つの部分を画定するために前記パン チの整列軸に垂直に伸長し、且つ、前記固定が前記長手方向の棒（１４）を変形 させて、前記横断方向棒（１５、１６）の部分を相対的に接近させることにより 達成させることを特徴とするパンチを取り付ける方法。 １２．前記パンチ（１０、２２）が前記列のパンチの各々に関連したねじにより 前記パンチの整列軸（２６）に垂直な方向に沿って位置決めされることを特徴と する請求項１に記載のパンチを取り付ける方法。 １３．前記長手方向の棒（１４）の変形が前記パンチに関連した前記ねじを締め 付けることにより達成されることを特徴とする請求項１２に記載の方法。