JPH0550510A - プラスチツク容器の組立装置 - Google Patents

プラスチツク容器の組立装置

Info

Publication number
JPH0550510A
JPH0550510A JP21400891A JP21400891A JPH0550510A JP H0550510 A JPH0550510 A JP H0550510A JP 21400891 A JP21400891 A JP 21400891A JP 21400891 A JP21400891 A JP 21400891A JP H0550510 A JPH0550510 A JP H0550510A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
container
cover
cover container
fitting
bottom container
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP21400891A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3297061B2 (ja
Inventor
Kikuo Shiba
喜久夫 芝
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Zosen Industry Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Zosen Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Zosen Industry Co Ltd filed Critical Hitachi Zosen Industry Co Ltd
Priority to JP21400891A priority Critical patent/JP3297061B2/ja
Publication of JPH0550510A publication Critical patent/JPH0550510A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3297061B2 publication Critical patent/JP3297061B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Closing Of Containers (AREA)
  • Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ストッパーを有する底部容器とストッパーに
嵌合するストッパー凹部を有するカバー容器とを、位置
合わせして自動的に嵌合圧入し組み立てる。 【構成】 垂直軸4を中心に所定角度往復回動可能な回
動テーブル5の一端側に、ストッパー1f位置を位置決め
可能な底部容器位置決め装置19を備えて底部容器1を回
転可能に保持する底部容器支持台6を設けるとともに、
この底部容器保持台を通る同一回動経路L上の回動テー
ブル5の他端側に、前記ストッパー凹部2fの位置を位置
決め可能なカバー容器位置決め装置39を備えてカバー容
器2を回転可能に保持するカバー容器支持台7を設け、
前記底部容器保持台6とカバー容器支持台7の間の回動
経路L上方位置に、カバー容器2を昇降自在に把持して
底部容器1に嵌合可能な嵌合装置8を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、2つのプラスチック容
器部品を位置決め後、圧入、嵌合して自動的に組み立て
るプラスチック容器の組立装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば芳香剤を入れた底部容器
に、底部容器を覆うカバー容器を嵌合圧入して組み立て
る作業は、人手により手作業で行われていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記手作業に
よる作業は、信頼性に欠けるとともに、能率が悪く、人
手不足の折り、自動化が要請されていた。
【0004】本発明は、上記問題点を解決して、正確か
つ確実に能率よく容器を組み立てることができる容器の
組立装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに本発明は、ストッパーを有する底部容器に、前記ス
トッパーに係合可能なストッパー凹部を有するカバー容
器を上方から嵌合圧入して組み立てるプラスチック容器
の組立装置であって、回動駆動装置により垂直軸を中心
として所定角度往復回動可能な回動テーブルを設け、こ
の回動テーブル外周一端側に、前記ストッパーの位置を
位置決め可能な底部容器位置決め装置を備えて底部容器
を回転可能に保持する底部容器支持台を設けるととも
に、この底部容器保持台を通る同一回動経路上の回動テ
ーブル外周他端側に、前記ストッパー凹部の位置を位置
決め可能なカバー容器位置決め装置を備えてカバー容器
を回転可能に保持するカバー容器支持台を設け、前記底
部容器保持台とカバー容器支持台の間の回動経路上方位
置に、カバー容器を昇降自在に把持して底部容器に嵌合
可能な嵌合装置を設けたものである。
【0006】また、上記構成に加えて、カバー容器の外
周部にフランジ部を形成し、嵌合装置の昇降体に、周方
向一定間隔毎に開閉自在に配置されてカバー容器のフラ
ンジ部上方を保持可能な複数のチャック爪と、これらチ
ャック爪間に配置されてカバー容器に外嵌し前記フラン
ジ部に圧接可能なダイスとを設けたものである。
【0007】
【作用】上記構成において、底部容器とカバー容器をそ
れぞれ回動テーブルの底部容器支持台とカバー容器支持
台に供給し、これら容器をそれぞれ容器位置決め装置に
よりストッパー位置およびストッパー凹部位置の位置決
めをした後、回動テーブルを回転してカバー容器2を嵌
合装置に把持させ、次に回動テーブルを回転して嵌合装
置の直下に底部容器を移動させ、嵌合装置によりカバー
容器を底部容器に上方から嵌合圧入し、ストッパーにス
トッパー凹部を係合して組み立てることができる。した
がって、それぞれストッパー位置およびストッパー凹部
位置を位置決めして嵌め合わせ圧入させる嵌合動作を、
一台の組立装置により一連の作業中に自動的に行うこと
ができ、省力化をはかることができる。しかも、回動テ
ーブルを所定範囲で往復回動させるだけてよいので、装
置全体を小型化することできる。
【0008】また、チャック爪によりカバー容器を把持
させた状態で昇降体を下降し、カバー容器を底部容器に
嵌合させるとともに、ダイスによりフランジ部を介して
カバー容器を底部容器側に圧入することにより、チャッ
ク爪に把持されたカバー容器を下方向にスライドさせて
チャック爪により案内させ、確実に嵌合させることがで
きる。
【0009】
【実施例】以下、本発明に係るプラスチック容器の組立
装置の一実施例を図面に基づいて説明する。
【0010】この組立装置は、図2に示すように、芳香
剤Aを入れる詰め替え用の底部容器1に、芳香剤Aを覆
うカバー容器2を上方から嵌合圧入して組み立てるもの
である。前記底部容器1は、芳香剤保持筒1aが立設さ
れた円形の底板1b外周部に、嵌合円筒部1cが上方に
突出されて、その内周面に環状の係止溝1dが形成され
ている。。そして、前記嵌合円筒部1cの上端部に受フ
ランジ1eが形成され、この受フランジ1e上面の対称
位置に一対の山形状ストッパー1fが突出形成されてい
る。一方、カバー容器2は、カバー本体2bの下端部に
前記嵌合筒部1cに内嵌可能な嵌入筒部2cが形成され
るとともに、この嵌入筒部2cの外周面に係止溝1dに
嵌合可能な環状突起2dが形成されている。そして、嵌
入筒部1cの上部外周面に、前記受フランジ1eに当て
付けられる押フランジ2eが形成され、この押フランジ
2eに前記ストッパー1fに嵌合するストッパー凹部2
fが形成されている。前記ストッパー1fとストッパー
凹部2fは、嵌め合わされた状態で組み立てられるもの
で、カバー容器2の取外す際に、底部容器1を持ってカ
バー容器2を周方向に回転させることにより、ストッパ
ー1fに押フランジ2eを乗り上げさせて係止溝1dか
ら環状突起2dを外し、容易に底部容器1からカバー容
器2を取り外すことができるようにしたものである。
【0011】この組立装置は、図1に示すように、基台
3に立設された垂直軸4に回動テーブル5が90°の範
囲で回動自在に支持され、この回動テーブル5には、同
一回動経路L上の外周左端側に底部容器1を位置決め可
能に保持する底部容器支持台6が配置されるとともに、
外周右端側にカバー容器2を位置決め可能に保持するカ
バー容器支持台7が、底部容器支持台6に対して垂直軸
4を中心に90°隔てた位置に配置されている。そし
て、前記回動経路L上で底部容器支持台6とカバー容器
支持台7の中間位置には、カバー容器支持台7上のカバ
ー容器2を把持して受取り、底部容器支持台6上の底部
容器1にカバー容器2を嵌合圧入させる嵌合装置8が設
けられている。
【0012】次にこの組立装置の詳細を説明する。前記
回動テーブル5は、基台3に回動自在に取り付けられた
回動用シリンダー装置9にピストンロッド9aが前記回
動テーブル5の回動用ブラケット5aに連結されて、仮
想線で示すように底部容器支持台6が嵌合装置8の直下
に位置する容器嵌合位置Dと、カバー容器支持台7が嵌
合装置8の直下に位置するカバー容器受渡し位置Eとの
間の90°の範囲で矢印G,H方向に往復回動される。
そして、カバー容器嵌合位置Dと容器受渡し位置Eの中
間位置が実線で示す容器搬入出位置Fに設定されて、こ
の容器搬入位置Fで底部容器支持台6およびカバー容器
支持台7にそれぞれ底部カバー1およびカバー容器2が
搬入される。
【0013】前記底部容器支持台6は、図1,図3に示
すように、回動テーブル5の左端側に軸受11を介して
垂直回転軸12が回動自在に配設され、この垂直回転軸
12の上端部に平面視円形の底部容器受体13が取り付
けられるとともに、垂直回転軸12が減速機付底部容器
回転モーター14の出力軸に連結されて、前記底部容器
受体13を矢印I方向に回転および停止可能に構成され
る。この底部容器受体13は、中央部に芳香剤保持筒1
aが嵌合する支持コーン15が突設されるとともに、底
部容器1の受フランジ1eを下方から支持する環状受部
16が形成され、また回動テーブル5上に配置された回
転センサー17により、底部容器受体13の回転を検出
するための切欠き部18が底部容器受体13の一端部に
形成されている。そして、底部容器1のストッパー1f
を位置決めするための底部容器位置決め装置19が回動
テーブル5上に設けられており、この底部容器位置決め
装置19は、ガイドレール20を介して底部容器受体1
3の接線方向に沿って底部容器受体13に接近離間移動
自在に配置された係止ブロック21と、この係止ブロッ
ク21をガイドレール20に沿って移動させるための位
置決めシリンダー装置22とを具備し、対称位置に2基
が配置されている。 したがって、図6に示すように、
位置決めシリンダー装置22により係止ブロック21を
それぞれ接線方向後方から受フランジ1eの上方まで接
近移動させ、底部容器回転モーター14により底部容器
受体13を介して底部容器1を矢印I方向に回転させる
ことにより、係止ブロック21の先端部にストッパー1
fを係止させて底部容器1を位置決めすることができ
る。なお、この位置決め後、底部容器1は回転を停止さ
れるが、底部容器受体13は空回りして、回転センサー
17が切欠き部18を検出して底部容器受体13が1回
転したことが確認されることにより、底部容器回転モー
ター14が停止される。
【0014】前記カバー容器支持台7は、図1,図4に
示すように、回動テーブル5の左端側に軸受31を介し
て垂直回転軸32が回動自在に配設され、この垂直回転
軸32の上端部に平面視円形のカバー容器受体33が取
り付けられるとともに、垂直回転軸32が減速機付カバ
ー容器回転モーター34の出力軸に連結されて、前記カ
バー容器受体33を矢印J方向に回転および停止可能に
構成される。このカバー容器受体33は、中央部にカバ
ー本体2b内に嵌合する支持コーン35が突設されると
ともに、カバー容器2の押フランジ2eを下方から支持
する環状受部36が形成され、また回動テーブル5上に
配置された回転センサー37により、カバー容器受体3
3の回転を検出するための切欠き部38がカバー容器受
体33の一端部に形成されている。そして、カバー容器
2のストッパー凹部2fを位置決めするためのカバー容
器位置決め装置39が回動テーブル5上に設けられてお
り、このカバー容器位置決め装置39は、ガイドレール
40を介してカバー容器受体33の接線方向に沿ってカ
バー容器受体33に接近離間移動自在に配置された係止
ブロック41と、この係止ブロック41をガイドレール
40に沿って移動させるための位置決めシリンダー装置
42とを具備し、対称位置に2基が配置されている。し
たがって、図7に示すように、位置決めシリンダー装置
42により係止ブロック41をそれぞれ接線方向後方か
ら押フランジ2eの上方まで接近移動させ、カバー容器
回転モーター34によりカバー容器受体33を介してカ
バー容器2を矢印J方向に回転させることにより、係止
ブロック41の先端部にストッパー凹部1f上面を係止
させてカバー容器2を位置決めすることができる。な
お、この位置決め後、カバー容器2は回転を停止される
が、カバー容器受体33は空回りして、回転センサー3
7が切欠き部38を検出してカバー容器受体33が1回
転したことが確認されることにより、カバー容器回転モ
ーター34が停止される。
【0015】前記回動テーブル5には、底部容器支持台
6とカバー容器支持台7がそれぞれ嵌合装置8の直下位
置となるカバー容器嵌合位置Dと容器受渡し位置Eで位
置固定するために、テーブル位置決め装置51が設けら
れており、このテーブル位置決め装置51は、図7,図
9に示すように、底部容器支持台6およびカバー容器支
持台7の外面にそれぞれ突設された平面視山形状の固定
用突起52A,52Bと、嵌合装置8の下方で固定用突
起52A,52Bに嵌合可能な凹部53aが形成された
嵌合ブロック53と、嵌合装置8の支持柱54に配設さ
れて嵌合ブロック53を出退させるテーブル固定シリン
ダー装置55とで構成されている。
【0016】前記嵌合装置8は、図7,図8に示すよう
に、昇降シリンダー装置61により昇降駆動される昇降
体62が、支持柱54に昇降レール63を介して昇降自
在に配置され、この昇降体62にカバー容器2を把持す
る3本のチャック爪64と、カバー容器2を底部容器1
に圧入するための3個のダイス65が設けられている。
すなわち、昇降体62には120 °毎に下方に突出した3
個の出力端を半径方向に接近離間する爪開閉装置66が
設けられ、爪開閉装置66の出力端にそれぞれ前記チャ
ック爪64が取り付けられている。そして、チャック爪
64の下端部内面には、弾性体たとえばゴム材64aが
取り付けられ、カバー容器2に傷が付くのを防止すると
ともに、圧入時にカバー容器2が下方に滑って嵌合を案
内するように構成されている。前記ダイス65は、チャ
ック爪64間に配置されて下端が押フランジ2eの上面
に圧接可能な円弧状に形成され、各ダイス65は支持孔
65aに2本の支持ロッド67が嵌合されて昇降自在に
案内されるとともに、支持ロッド67の下端係止部67
aで下降を規制されており、さらに支持ロッド67にば
ね力を調整可能に介装された加圧ばね68により所定の
圧力で下方に付勢されて、カバー容器2を押フランジ2
eを介して所定の圧力で底部容器2に圧入するように構
成されている。
【0017】次にこの組立装置の動作を説明する。 (1)容器搬入出位置Fで、手動あるいは供給装置から
底部容器支持台6に底部容器1が供給されるとともに、
カバー容器支持台7にカバー容器2が供給される。する
と、光電管検出器(図示せず)等により供給が確認さ
れ、起動スイッチが手動または自動でオンされる。
【0018】(2)底部容器位置決め装置19およびカ
バー容器位置決め装置39起動されて底部容器1とカバ
ー容器2の位置決めが行われる。すなわち、 (a)位置決めシリンダー装置22を駆動して各係止ブ
ロック21をそれぞれ接線方向後方から受フランジ1e
の上方まで接近移動させ、次に、底部容器回転モーター
14を起動して底部容器受体13を矢印I方向に回転さ
せ、底部容器1を回転させる。すると係止ブロック21
の先端部にストッパー1fが当たって底部容器1の回転
が停止され、底部容器1が位置決めされる。底部容器1
が係止された後、底部容器受体13はスリップして空回
りし、回転センサー17の切欠き部18の検出により、
底部容器回転モーター14が停止されて底部容器受体1
3が停止される。
【0019】(b)位置決めシリンダー装置42を駆動
して係止ブロック41をそれぞれ接線方向後方から押フ
ランジ2eの上方まで接近移動させ、次に、カバー容器
回転モーター34を起動してカバー容器受体33を矢印
J方向に回転させ、カバー容器2を回転させる、すると
係止ブロック41の先端部にストッパー凹部1fが当た
ってカバー容器2の回転が停止され、カバー容器2が位
置決めされる。カバー容器2が位置決めされた後、カバ
ー容器受体13はスリップして空回りし、回転センサー
37の切欠き部38の検出により、カバー容器回転モー
ター34が停止されてカバー容器受体33が停止され
る。
【0020】(3)回動用シリンダー装置9を進展して
回動テーブル5を矢印G方向に回転させ、カバー容器受
渡し位置Eに停止させる。そして、図7に示すように、
テーブル位置決め装置51のテーブル固定シリンダー装
置55を進展して嵌合ブロック53を突出させ、凹部5
3aを固定用突起52Bに嵌合して回動テーブル5を位
置決め固定する。次に、昇降シリンダー装置61を収縮
して昇降体62を下降させ、開状態のチャック爪64お
よびダイス65をカバー容器2に上方から外嵌させ、爪
開閉装置66を駆動してチャック爪64を閉じてカバー
容器2を保持する。そして、昇降シリンダー装置61を
進展して昇降体62を上昇させ、チャック爪64により
カバー容器2を持ち上げる。その後、テーブル固定シリ
ンダー装置55を収縮して嵌合ブロック53を後退さ
せ、固定用突起52Bから嵌合ブロック53を離脱させ
て回動テーブル5を開放する。
【0021】(4)回動用シリンダー装置9を収縮して
回動テーブル5を矢印H方向に回転させ、容器嵌合位置
Eに停止する。そして、テーブル位置決め装置51のテ
ーブル固定シリンダー装置55を進展して嵌合ブロック
53を突出させ、凹部53aを固定用特記52Aに嵌合
して回動テーブル5を位置決め固定する。次に、図10
に示すように、昇降シリンダー装置61を収縮して昇降
体62を下降させ、チャック爪64に把持したカバー容
器1の嵌入筒部2cを上方から底部容器1の嵌合円筒部
1cに嵌入させる。そしてダイス65により押フランジ
2eを押し下げ、底部容器受体13の環状受部16とダ
イス65の間に両容器1,2の受フランジ一eおよび押
フランジ2eを挟み込んで加圧することにより、係止溝
1dに環状突起2dを嵌合させる。この時、カバー容器
2はチャック爪64により把持されているが、ゴム材6
4a表面を滑って下降が案内され、確実に嵌合される。
また、ストッパー1fとストッパー凹部2fは、前述の
容器位置決め装置22,42の作業により対向位置にあ
るため、互いに嵌合されることになる。
【0022】(5)昇降シリンダー装置61を進展して
昇降体62を上昇させ、チャック爪64に把持したカバ
ー容器2と、カバー容器2に嵌合した底部容器1とを、
底部容器受体13上から持ち上げる。そして、テーブル
位置決め装置51を解除した後、回動用シリンダー装置
9を進展して回動テーブル5を矢印G方向に回転させ、
元の容器搬入出位置Fに戻す。そして、チャック爪64
を開放して、組立られた両容器1,2を搬出装置または
手動により排出する。
【0023】上記実施例によれば、回動テーブル5の両
端にそれぞれ容器位置決め装置19,39を備えた容器
支持台6,7を配置し、両容器支持台6,7の回動経路
Lの中間位置上方に嵌合装置8を設けたので、底部容器
1およびカバー容器2の位置決め、カバー容器2の嵌合
装置8への受渡し、カバー容器2の底部容器1への嵌合
圧入の一連の動作を自動的かつ確実に行うことができ、
また各容器1,2の搬送動作は、回動テーブル5の往復
回動と昇降体62の昇降動作だけなので、組立装置全体
を極めてコンパクトにできる。
【0024】また、チャック爪64にゴム材64aを取
り付けるとともに、ダイス65を加圧ばね68により下
方に付勢したので、嵌合圧入時にダイス65の下端部を
カバー容器2の押フランジ2eの上面に当て付けて、チ
ャック爪64に把持されたカバー容器2をゴム材64a
を介して下方にスライドさせてより強力でかつ破損のな
い圧力で嵌め込むことができ、カバー容器2を傷つける
こともない。
【0025】
【発明の効果】以上に述べたごとく本発明によれば、回
動テーブルの両端にそれぞれ容器位置決め装置を備えた
容器支持台を配置し、両容器支持台の回動経路の中間位
置上方に嵌合装置を設けたので、これら容器のストッパ
ー位置およびストッパー凹部位置の位置決め、カバー容
器の嵌合装置への受渡し、嵌合装置によるカバー容器の
底部容器への嵌合圧入の各動作を一台の組立装置で自動
的に行うことができて、容器の組立作業を自動的に能率
良く行うことができる。しかも回動テーブルを所定範囲
で往復回動させる動作だけてよいので、装置全体を小型
化することができる。
【0026】また、チャック爪によりカバー容器を把持
させた状態で昇降体を下降し、カバー容器を底部容器に
嵌合させるとともに、ダイスによりフランジ部を介して
カバー容器を底部容器に圧入することにより、把持して
いるチャック爪でカバー容器を案内してカバー容器を下
方向にスライドさせ、確実に嵌合させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るプラスチック容器の組立装置の一
実施例を示す全体平面図である。
【図2】同プラスチック容器の分解斜視図である。
【図3】同底部容器支持台の側面断面図である。
【図4】同カバー容器支持台の側面断面図である。
【図5】同底部容器の位置決め動作を説明する側面図で
ある。
【図6】同カバー容器位置決め動作を説明する側面図で
ある。
【図7】同嵌合装置の側面断面図である。
【図8】図7に示すB−B断面図である。
【図9】同テーブル位置決め装置を示す平面図である。
【図10】同嵌合動作を説明する側面断面図である。
【符号の説明】
1 底部容器 1b 底板 1c 嵌合円筒部 1d 係止溝 1e 受フランジ 1f ストッパー 2b カバー本体 2c 嵌入筒部 2d 環状突起 2e 押フランジ 2f ストッパー凹部 4 垂直軸 5 回動テーブル 6 底部容器支持台 7 カバー容器支持台 8 嵌合装置 9 回動用シリンダー装置 12 垂直回転軸 13 底部容器受体 14 底部容器回転モーター 16 環状受部 19 底部容器位置決め装置 21 係止ブロック 22 位置決めシリンダー装置 32 垂直回転軸 33 カバー容器受体 34 カバー容器回転モーター 36 環状受部 39 カバー容器位置決め装置 41 係止ブロック 42 位置決めシリンダー装置 51 テーブル位置決め装置 52A 位置決め突起 52B 位置決め突起 53 嵌合ブロック 55 テーブル固定シリンダー装置 61 昇降シリンダー装置 62 昇降体 64 チャック爪 64 ダイス 66 爪開閉装置 68 加圧ばね L 回動経路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ストッパーを有する底部容器に、前記ス
    トッパーに係合可能なストッパー凹部を有するカバー容
    器を上方から嵌合圧入して組み立てるプラスチック容器
    の組立装置であって、回動駆動装置により垂直軸を中心
    として所定角度往復回動可能な回動テーブルを設け、こ
    の回動テーブル外周一端側に、前記ストッパーの位置を
    位置決め可能な底部容器位置決め装置を備えて底部容器
    を回転可能に保持する底部容器支持台を設けるととも
    に、この底部容器保持台を通る同一回動経路上の回動テ
    ーブル外周他端側に、前記ストッパー凹部の位置を位置
    決め可能なカバー容器位置決め装置を備えてカバー容器
    を回転可能に保持するカバー容器支持台を設け、前記底
    部容器保持台とカバー容器支持台の間の回動経路上方位
    置に、カバー容器を昇降自在に把持して底部容器に嵌合
    可能な嵌合装置を設けたことを特徴とするプラスチック
    容器の組立装置。
  2. 【請求項2】 カバー容器の外周部にフランジ部を形成
    し、嵌合装置の昇降体に、周方向一定間隔毎に開閉自在
    に配置されてカバー容器のフランジ部上方を保持可能な
    複数のチャック爪と、これらチャック爪間に配置されて
    カバー容器に外嵌し前記フランジ部に圧接可能なダイス
    とを設けたことを特徴とする請求項1記載のプラスチッ
    ク容器の組立装置。
JP21400891A 1991-08-27 1991-08-27 プラスチック容器の組立装置 Expired - Fee Related JP3297061B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21400891A JP3297061B2 (ja) 1991-08-27 1991-08-27 プラスチック容器の組立装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21400891A JP3297061B2 (ja) 1991-08-27 1991-08-27 プラスチック容器の組立装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0550510A true JPH0550510A (ja) 1993-03-02
JP3297061B2 JP3297061B2 (ja) 2002-07-02

Family

ID=16648739

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP21400891A Expired - Fee Related JP3297061B2 (ja) 1991-08-27 1991-08-27 プラスチック容器の組立装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3297061B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109334027A (zh) * 2018-09-30 2019-02-15 中山市澳多电子科技有限公司 一种无线钥匙组装生产线
CN114654747A (zh) * 2022-03-24 2022-06-24 长春合心机械制造有限公司 一种橡胶防尘盖自动装配设备

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109334027A (zh) * 2018-09-30 2019-02-15 中山市澳多电子科技有限公司 一种无线钥匙组装生产线
CN109334027B (zh) * 2018-09-30 2024-01-09 中山市澳多电子科技有限公司 一种无线钥匙组装生产线
CN114654747A (zh) * 2022-03-24 2022-06-24 长春合心机械制造有限公司 一种橡胶防尘盖自动装配设备
CN114654747B (zh) * 2022-03-24 2024-02-09 长春合心机械制造有限公司 一种橡胶防尘盖自动装配设备

Also Published As

Publication number Publication date
JP3297061B2 (ja) 2002-07-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN104670893B (zh) 一种塑料桶变更夹具装置
US5316228A (en) Machine for winding two-pole stators
JP4744730B2 (ja) 容器へのラベル・スリーブの装着装置
JP4008958B2 (ja) 粉状体を搬送しかつ混合するための装置
JPH0550510A (ja) プラスチツク容器の組立装置
JPH0725454A (ja) クランプ式容器搬送装置
WO1998057882A1 (fr) Dispositif de raccord de serrage pour recipient sous pression
JP2003100850A (ja) ウェハのアライナー装置
JPS6244330A (ja) シリンダブロツク保持パレツト
JPH06277889A (ja) 二重容器の重合口元部自動溶接装置
JPH04114893A (ja) 自動調芯方法及びその装置
JP3392234B2 (ja) ボトル内面走査方法及び装置
JPH03149153A (ja) 自動パレット交換装置
CN216939014U (zh) 杯体夹持定心机构
JP3549848B2 (ja) 古タイヤの切断装置
JP4306861B2 (ja) ラベル装着装置
CN216944840U (zh) 杯体加工转盘机构及杯体加工设备
CN218610461U (zh) 车削精密件高精度检测机构
JPH03124595A (ja) 自動調芯方法及びその装置
JP4021379B2 (ja) リングの保持装置
JPH11294557A (ja) 部品把持装置
JP2002179379A (ja) ドラム缶の蓋の着脱装置
JPS6236929B2 (ja)
JP2593960Y2 (ja) ワークへの包装材装着装置
JPH04311436A (ja) 容器への取手装着装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees