JP2003100850A - ウェハのアライナー装置 - Google Patents

ウェハのアライナー装置

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JP2003100850A JP2001289979A JP2001289979A JP2003100850A JP 2003100850 A JP2003100850 A JP 2003100850A JP 2001289979 A JP2001289979 A JP 2001289979A JP 2001289979 A JP2001289979 A JP 2001289979A JP 2003100850 A JP2003100850 A JP 2003100850A
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  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
  • Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】ウェハのエッジを確実に把持してウェハの位置
ずれを防止するとともに連続的にウェハの位置合わせを
行なえるアライナー装置を提供すること。 【解決手段】アライナー装置1は、機台10と、ウェハ
3の受渡しアーム部20と保持クランパー30とを有し
て構成されている。受渡しアーム部20は、下段爪部2
21、231と上段爪部222、232とを有してバッ
ファステージを構成するとともにシフト角度回転駆動部
13によって、所定角度回転できるように構成され、保
持クランパー30は、昇降駆動部15によって昇降可能
に構成されるとともに、昇降時に開閉駆動部16によっ
て開閉可能に構成されている。これによってウェハ3の
エッジを把持または把持解除することができる。さらに
保持クランパー30は回転駆動部14によって回転可能
に構成され、検出部40においてウェハ3のノッチまた
はオリフラ位置を検出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、大型化されたウ
ェハのノッチまたはオリフラを検出することに好適なウ
ェハのアライナー装置に関する。
【0002】
【従来の技術】周知のように、シリコンウェハには、ウ
ェハの円周方向における基準回転位置を表す目印とし
て、弦状にきりかかれたオリフラやV字状またはU字状
に切り欠かれたノッチまたはオリフラ等が外周部に形成
されている。そして、ウェハに対し半導体のゲート形成
等の処理を行なう際、個々のウェハは、そのオリフラ又
はノッチまたはオリフラの位置が基準回転位置と常に一
致している状態の下で処理ステージにセットされること
が要求されていた。
【0003】カセットには通常ランダムな状態で複数枚
のウェハが上下方向に配置されて収納されている。この
ため、搬送ロボットによってカセットからウェハを取り
出し、直接、処理ステージにセットすることは、オリフ
ラ又はノッチの位置が基準回転位置と一致しない状態で
ウェハが処理ステージに設置されることになり、ウェハ
に対して所望の処理を行なえなくなっていた。
【0004】そのため、カセットから取り出されたウェ
ハをオリフラ合わせ装置又はウェハのアライナー装置に
搬入し、このオリフラ合わせ装置又はウェハのアライナ
ー装置によってノッチまたはオリフラの位置を回転基準
に一致させた後、ウェハを処理ステージにセットする方
法が取られていた。
【0005】従来のウェハのアライナー装置は、ウェハ
を、ウェハの裏面で吸着するように支持したり、又はウ
ェハを落し込んでウェハの裏面外周面を支持するように
構成されていた。例えば、図13に示すウェハのアライ
ナー装置50の場合、ウェハ3の外周面を支持する受け
部52aを有して形成される固定ステージ51と、固定
ステージ51の下方で上下移動及び回転可能な回転ステ
ージ53とが、機台55上に配置されている(特開20
00−21956号公報参照)。
【0006】固定ステージ51は、回転中心位置を基準
として等間隔に延設された3個のアーム52を有して、
ロボットのハンドで保持されたウェハ3を、ハンドの下
降移動によって受け部52aの上方位置から下降させて
保持するように形成され、回転ステージ53は、回転中
心位置を基準として等間隔に延設された3個のアーム5
4を有して固定ステージ51に支持されているウェハ3
を持ち上げた後、1回転することによって、ノッチまた
はオリフラ位置を検出可能としている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のよう
に、ウェハの裏面を吸着して支持する場合、ウェハの裏
面に傷をつけたりパーティクルが付着することから、ウ
ェハの裏面を吸着する方法が回避される傾向にあった。
また、上記の公報に示されるウェハのアライナー装置5
0は、ウェハ3裏面の外周面を支持することで、ウェハ
3を傷つけたりパーティクルの発生を極力少なくしてい
るものの、ウェハ3は落とし込みにより回転ステージ5
3のガイド部に支持されることから、ウェハ3の外周面
はガイド部によって押圧するように把持されていない。
そのため、ノッチまたはオリフラの位置検出のためにウ
ェハ3を回転させた時に、ウェハ3の外周面と回転ステ
ージ53のアーム54とウェハ受け54aの間で滑りが
発生し、回転方向の精度を確保することができなかっ
た。このことから精度を確保するために滑ることのない
程度のスピードで駆動させる必要があり、高速回転が制
限されていた。さらに、ウェハ3の外周面とアーム54
のガイド部54bとの間に僅かな隙間があることから回
転方向だけでなくX軸、Y軸方向においても位置決め精
度を低下させることとなっていた。
【0008】さらに、ノッチまたはオリフラの位置を検
出したウェハ3を固定ステージ51に載置した状態で、
1枚のウェハごとハンドが搬入するまで待機することか
ら、待機時間を増大させることとなってスループットを
低下させていた。
【0009】この発明は、上述の課題を解決するもので
あり、ウェハに傷をつけたりパーティクルを発生させ
ず、ウェハのエッジを確実に把持することによって位置
決め精度を向上させるとともに、高速回転でノッチまた
はオリフラの位置検出を行ない、しかもスループットを
向上できるウェハのアライナー装置を提供することを目
的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明にかかわるウェ
ハのアライナー装置では、上記の課題を解決するため
に、以下のように構成するものである。即ち、ウェハを
保持して回転可能に配置される保持手段と、ロボットか
ら搬送されたウェハを保持して前記保持手段に受渡しす
る受渡し手段と、前記ウェハの回転中にノッチまたはオ
リフラ位置を検出する検出手段と、を備え、前記ウェハ
のノッチまたはオリフラ位置を基準回転位置に一致させ
るように構成されたウェハのアライナー装置であって、
前記受渡し手段は、前記ウェハ保持部を2段に有すると
ともに、第1回転駆動手段によって所定角度回転可能に
構成され、さらに、前記保持手段を、前記ウェハ保持部
の上方と下方の間で昇降できるように第1開閉駆動手段
によって開閉可能に構成され、前記保持手段は、前記受
渡し手段のウェハ保持部を間にして昇降可能なウェハ把
持部を有して第2回転駆動手段によって回転可能に構成
され、かつ昇降駆動手段によって、前記ウェハを前記受
渡し手段のウェハ保持位置を間にして下方の位置から上
方の位置まで移動可能に構成されるとともに、前記ウェ
ハのエッジを把持または把持解除するための第2開閉駆
動手段によって開閉可能に構成されていることを特徴と
するものである。
【0011】また好ましくは、前記第1回転駆動手段
が、前記保持手段と前記受渡し手段とのオーバーラップ
を回避するためのシフト角度分回転可能に構成されてい
るものであればよい。
【0012】さらに、前記第1回転駆動手段が、偏心カ
ムと、前記偏心カムに係合可能なカムローラを有する揺
動レバーとを有して構成されていればなおよい。
【0013】また、前記受渡し手段が、少なくとも2個
のウェハ保持アームを有し、前記ウェハ保持アームが、
第1カム手段と前記第1カム手段に係合可能な第1ロー
ラ手段を備える前記第1開閉駆動手段により軸心に対し
て接近離隔する方向に、移動可能に構成されていればよ
い。
【0014】また、前記保持手段が、回転中心から放射
線方向に配設される複数のクランプアームを有し、前記
各クランプアームが、前記ウェハのエッジを把持する把
持部を有するとともに、少なくとも1個のクランプアー
ムが前記第2開閉駆動手段によって水平方向に移動可能
に構成されていることが望ましい。
【0015】さらに、前記第2開閉駆動手段が、垂直方
向に形成されたカム部を有する第2カム手段と、前記第
2カム手段に係合可能に配置され前記カム部に沿って移
動可能な第2ローラ手段とを有して構成されていればな
およい。
【0016】
【発明の効果】本発明のウェハのアライナー装置は、ロ
ボットのハンドで搬送されてきたウェハを、開閉可能に
構成された受渡し手段で把持すると、ウェハを把持する
ために開閉可能な保持手段が昇降して、ウェハ把持部で
ウェハのエッジを保持し、保持手段のウェハ把持部が、
受渡し手段のウェハ保持部を越えて上昇することによっ
て、ウェハを回転可能な位置に移動させた後ウェハを1
回転させる。ウェハを把持して回転させることによっ
て、ウェハのノッチまたはオリフラ位置を検出手段で検
出し、ノッチまたはオリフラ位置を基準回転位置に合わ
せることとなる。従って、ウェハのエッジを把持して回
転することから、ウェハのずれを発生させずに回転する
ことができ、確実に位置決め精度を向上させるとともに
高速回転を可能とすることができる。
【0017】また、受渡し手段が2段のウェハ保持部を
有していることから、一方のウェハ保持部(例えば、上
段のウェハ保持部)をバッファステージとして構成で
き、ノッチまたはオリフラ位置を検出したウェハをバッ
ファステージに待機させることによって、ウェハのノッ
チまたはオリフラの位置検出作業を連続して行なうこと
ができスループットを向上することができる。
【0018】さらに、ウェハの裏面を吸着して保持する
ことがないためにパーティクルを付着させることもな
い。
【0019】また、昇降する保持手段が、受渡し手段と
オーバラップする位置にある時には、つまり、保持手段
のウェハ把持部と受渡し手段のウェハ保持部が同じ角度
で一致する位置にある場合には、保持手段のウェハ把持
部は昇降することによって受渡し手段のウェハ保持部に
干渉することから、第1回転駆動手段が、受渡し手段に
対してオーバーラップを回避する所定角度分移動させる
ことになり、保持手段のウェハ把持部と受渡し手段のウ
ェハ保持部とが干渉しない位置で、保持手段が昇降して
ウェハを受渡し手段に保持させることができる。
【0020】この際、第1回転駆動手段は、偏心カムと
カムローラを有する揺動レバーを備えていることから、
偏心カムによって揺動レバーを所定角度揺動させること
ができ、その結果、受渡しアーム部を所定角度揺動させ
て、保持手段と受渡し手段の干渉を回避することがで
き、容易な構成でオーバーラップを回避させることがで
きる。
【0021】さらに、ノッチまたはオリフラの位置を検
出されたウェハを、保持手段が保持した状態で上段のバ
ッファステージに移載する際、受渡し手段には、第1カ
ム手段と第1ローラ手段により2本のウェハ保持アーム
を開閉するように構成されていることから、保持手段の
ウェハ把持部が受渡し手段のウェハ保持部に干渉するこ
となく昇降できることとなる。
【0022】また、保持手段が複数のクランプアームを
有し、1個のクランプアームが水平方向に移動できるこ
とから、保持手段はウェハの外径より大きく開いてウェ
ハの把持可能な位置に移動して受渡しを可能とし、さら
に閉じることによってウェハのエッジを確実に把持する
ことができる。
【0023】また、第2開閉駆動手段が、垂直方向に形
成された第1カム手段と、第1カム手段に沿って移動可
能な第1ローラ手段を有することから、保持手段が昇降
すると同時に開閉可能に形成されることとなって、保持
手段がウェハの高さ位置に移動してウェハのエッジを把
持することが可能となる。しかもカム手段が垂直方向に
形成されていることから、横方向のスペースを小さくし
てコンパクトに構成されたアライナー装置を提供するこ
とができる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、この発明の一実施形態を図
面に基づいて説明する。本発明のウェハのアライナー装
置(以下、アライナー装置という。)は、ロボットのハ
ンドで移載されたウェハをそのエッジを把持することに
よって位置精度を向上した状態で、ウェハに形成された
ノッチまたはオリフラを検出して基準回転位置に位置合
わせするように構成されている。
【0025】実施形態のアライナー装置1は、図1〜2
に示すように、機台10と、ロボットのハンド5で移載
されたウェハ3を一旦支持する受渡し手段としての受渡
しアーム部20と、受渡しアーム部20に支持されたウ
ェハ3を把持してノッチまたはオリフラの位置を検出す
るために回転可能に構成される保持手段としての保持ク
ランパー30と、機台10の一端から上方に向かって突
設されるとともに、保持クランパー30で把持されて回
転されるウェハ3のノッチまたはオリフラの位置を検出
する検出手段としての検出部40とを備えて構成されて
いる。
【0026】機台10は筐体状に形成され、中心部に、
機台10の底部に固着されて底部から機台10上に突出
する回転中心軸部11を立設するとともに、機台10上
に受渡しアーム部20と保持クランパー30が突出する
ように配置されている。
【0027】機台10には、図3に示すように、受渡し
アーム部20を開閉する開閉駆動部12と、受渡しアー
ム部20を軸心に対して所定角度回転させるシフト角度
回転駆動部13と、保持クランパー30を回転駆動する
回転駆動部14と、保持クランパー30を昇降させる昇
降駆動部15と、保持クランパー30を開閉駆動する開
閉駆動部16とを内蔵している。
【0028】受渡しアーム部20は、機台10の上方に
突出して軸受24を介して回転可能に支持された中空状
の回転軸部21と、回転軸部21上に装着されて左右対
称的に延設されるL字形の2本のロアアーム部22、2
3とを有し、各ロアアーム部22、23の上端にはウェ
ハ3を載置するとともに、それぞれ2か所のウェハ受け
部221a、231aを有する下段爪部221、231
と、ウェハ3のバッファステージとして形成されるウェ
ハ受け部222a、232aを有する上段爪部222、
232とが配置され、回転軸部21の下端面に1本の揺
動レバー25が先端にカムローラ26(図4参照)を有
して配置されている。さらに、ロアアーム部22、23
は、図5に示すように、それぞれ回転軸部21に内嵌さ
れたカム部材27に係合する一対のカムローラ28、2
8に支持され、一対のカムローラ28、28の移動に伴
い、カム部材27の中心(回転中心軸部11)に対して
接近離隔する方向に直線的に移動される。
【0029】保持クランパー30は、図2及び3に示す
ように、回転中心軸部11を覆って回転中心軸部11に
回転可能に配置される筒状軸部31と、筒状軸部31の
上端部に形成されて放射線状に3方向に腕を延設する頭
部32からそれぞれ延設する3本のアッパアーム部3
3、34、35を有している。3本のアッパアーム部3
3、34、35は、それぞれ先端部にウェハ3を上面部
で把持する爪部331、341、351が配置され、そ
のうち1本のアッパアーム部33は回転中心軸部11に
対して水平方向に接近離隔するように配置されている。
【0030】つまり、アッパアーム部33は、頭部32
に対してリニアガイド36を介して移動可能に装着さ
れ、他の2本のアッパアーム部34、35は頭部32に
一体的に形成されるかまたはねじ等により固着されてい
る。移動可能なアッパアーム部33の元部は筒状軸部3
1の上端部の一方に形成された切欠溝311に挿入され
て下端部にカムローラ332を備えるとともに、頭部3
2に対してコイルばね333を掛止することによって、
常時、アッパアーム部33を頭部32側に付勢してい
る。
【0031】受渡しアーム部20を開閉駆動する開閉駆
動部12は、図3または図5に示すように、保持クラン
パー30のアッパアーム部33、34、35で把持され
たウェハ3をバッファステージとしての上段爪部22
2、232を間にして昇降する際に、ウェハ3と上段爪
部222、232との干渉を回避するために開閉するも
のであり、前述のカム部材27とカム部材27の対称位
置に係合する一対のカムローラとを有し、カム部材27
を回転駆動するモータ121と、モータ121の駆動軸
に装着された小ギア122と、小ギアに歯合されてカム
部材27の下部に装着された大ギア123とから構成さ
れる。カム部材27のカム形状は、図5に示すように、
軸心に対して対称位置に形成される一対の凸部271と
一対の凹部272を有して形成され、凸部271と凹部
272との直線状におけるストローク差分カムローラ2
8が移動され、それに伴い、ロアアーム部22、23が
移動されることとなる。
【0032】受渡しアーム部20を所定角度回転するシ
フト角度回転駆動部13は、保持クランパー30がウェ
ハ3のノッチまたはオリフラ位置を検出した後、基準回
転位置に移動した時に、保持クランパー30におけるア
ッパアーム部33、34、35の爪部331、341、
351が上昇して、受渡しアーム部20におけるロアア
ーム部22、23の下段爪部221、231と干渉する
位置に設定された場合に、その干渉を回避するために駆
動されるものであって、図3〜4に示すように、機台1
0内に支持されるモータ131と、モータ131の駆動
軸に装着された偏心カム132と、揺動レバー25の一
端に装着されて偏心カム132の外周面に係合可能なカ
ムローラ25とで構成されている。
【0033】従って、モータ131の駆動で偏心カム1
32が回転することによって、偏心カム132に係合す
るカムローラ132が移動される。カムローラ132は
他端が回転軸部21に固着した揺動レバー25の一端に
装着されていることから、揺動レバー25が回転中心に
対して揺動して回転軸部21を、回転軸部21の中心に
対して所定角度回転することになる。この角度は、受渡
しアーム部20と保持クランパー30とがオーバーラッ
プした時の回避角度を示すものであり、5〜7°に設定
されることが望ましい。
【0034】保持クランパー30を回転駆動する回転駆
動部14は、図3に示すように、機台10内に支持され
たモータ141と、モータ141の駆動軸に装着された
小プーリ142と、ベルト143を介して筒状軸部31
と一体的に固着された大プーリ144とを有して構成さ
れている。従って、モータ141が回転駆動すると、小
プーリ142からベルト143を介して大プーリ144
を回転させることから、大プーリ144に固着された筒
状軸部31が回転中心軸部11の回りを回転することと
なる。
【0035】保持クランパー30の昇降を駆動する昇降
駆動部15は、機台10内に支持されたモータ151
と、モータ151の駆動軸に装着された駆動プーリ15
2と、駆動プーリ152にベルト153を介して連結さ
れた従動プーリ154と、機台10内に支持されて従動
プーリ154の回転とともに回転可能なボールねじ15
5と、ボールねじ155に螺合されて昇降可能なナット
部材156と、一端がナット部材156に固着されて中
心部を筒状軸部31に軸受157を介して支持される昇
降プレート158とを有して構成されている。昇降プレ
ート158と筒状軸部31とは一体的に昇降するように
構成される。従って、モータ151が回転駆動すると、
駆動プーリ152、従動プーリ154を介してボールね
じ155が回転し、それに伴ってナット部材156が昇
降することによって筒状軸部31を昇降させてアッパア
ーム部33、34、35を昇降させることとなる。
【0036】保持クランパー30の開閉を駆動する開閉
駆動部16は、回転中心軸部11の上部に、下部大径部
111aと下部大径部111aの上方に位置する小径部
111bと、小径部111bの上方に位置する上部大径
部111cとを有して垂直方向に形成されたカム面11
1と、カム面111に係合するアッパアーム部33のカ
ムローラ332とからなり、昇降駆動部15が駆動源と
して構成される。
【0037】つまり、昇降駆動部15の駆動で筒状軸部
31が昇降することによってアッパアーム部33が昇降
すると、アッパアーム部33の昇降に伴い、カムローラ
332が同時に昇降する。カムローラ332は、カム面
111に沿って垂直方向に昇降することから、カム面1
11の下部大径部111aに係合する際に、アッパアー
ム部33が回転中心軸部11から離隔する方向に移動
し、カムローラ332が小径部111bに係合すると回
転中心軸部11に接近する方向に移動し、カムローラ3
32がさらに上昇して上部大径部111cに係合すると
回転中心軸部11から離隔する方向に移動することによ
って開閉駆動が行なわれることとなる。
【0038】ウェハ3のノッチまたはオリフラ位置を検
出する検出部40は、図1に示すように、機台10の側
部一端からアッパアーム部33の外方を通って、上端を
アッパアーム部33及びロアアーム部22の上方に位置
するように配置されるコ字形のブラケット41と、ブラ
ケット41内のウェハ3を挟んで上下の位置に投光部4
2と受光部43とを一対装着する位置検出センサ44
と、バッファステージのウェハの有無を確認して投光部
45、受光部46とを備えるウェハ有無センサ47とを
有している。位置検出センサ44の投光部42が下段の
ウェハ3のエッジ部に向かって光線を発射できる位置
に、投光部42・受光部43とがそれぞれブラケット4
1内に配置され、ウェハ有無センサ47の投光部45が
上段のウェハ3のエッジ部に向かって光線を発射できる
位置に、投光部45、受光部46とがそれぞれブラケッ
ト41内に配置されている。
【0039】次に、上記のように構成されたアライナー
装置1の作用について、図1〜12に基づいて説明す
る。
【0040】実施形態のウェハのアライナー装置1に対
するウェハ3の搬入及び搬出は、搬送ロボットのハンド
5によって行なわれ、ハンド5は、図2における受渡し
アーム部20の長手方向に対して直交する方向から出入
することになる。ハンド5は、ウェハ3を受渡しアーム
部20の下段爪部221、231の上方から、下段爪部
221、231のウェハ受け部221a、231a上に
降下させて載置することによって、ウェハ3をアライナ
ー装置1上に移載することになる。そして、アライナー
装置1上にウェハ3を搬入した後、ハンド5がアライナ
ー装置1上から図示しないロボット側に移動する。この
状態では、アッパアーム部33、34、35は、図3に
示す高さ位置にあり、カムローラ332は回転中心軸部
11に形成されたカム面111の大径部111aの下方
に位置されている。
【0041】ウェハ3が受渡しアーム部20に載置され
ると、保持クランパー30の昇降駆動部15が作動し
て、ボールねじ155に螺合するナット部材156及び
昇降プレート158に伴って筒状軸部31を上昇させ
る。これに伴い、図6に示すように、カムローラ332
がカム面111の大径部111aに向かって上昇する。
すると、アッパアーム部33は、回転中心軸部11から
離隔する方向に移動して爪部331をウェハ3のエッジ
より外方に移動させながら、爪部331をウェハ3のエ
ッジの高さ位置まで上昇する。他のアッパアーム34、
35は、開閉することなく同様の高さ位置まで上昇する
ことになる。
【0042】さらに、昇降駆動部15が作動されてカム
ローラ332が筒状軸部31と共に上昇すると、図7に
示すように、カムローラ332はカム面111の小径部
111bに到達してアッパアーム部33、34、35を
受渡しアーム部20の下段爪部221、231上方の位
置に移動させるとともに、コイルばね333の付勢力に
よってアッパアーム部33を回転中心軸部11側に接近
させ、ウェハ3のエッジを他のアッパアーム部34、3
5側に当接させてウェハ3のエッジを3点にて把持す
る。
【0043】このウェハ3の高さ位置は、図1の二点鎖
線で示すウェハのうち、下方に配置されたウェハ3の位
置に一致することとなり、次に、この高さ位置で保持ク
ランパー30を1回転させる。
【0044】保持クランパー30の回転駆動する回転駆
動部14の駆動モータ141を作動して、図2の矢印に
示すように、筒状軸部31を1回転させる。アッパアー
ム部33、34、35の爪部331、341、351に
把持されているウェハ3は、筒状軸部31の1回転に伴
って機台10に対して1回転する。検出部においては、
検出部40の位置検出センサ44は、ウェハ3の回転と
同時にウェハ3のエッジに向かって投光部42から受光
部43に向かって光を発射することによりウェハ3のノ
ッチまたはオリフラ位置を検出し、ウェハ有無センサ4
7では、投光部45を受光部46に向かって光を発射す
ることにより上段爪部222、232に保持されたウェ
ハ3の有無を検出することとなる。
【0045】ノッチまたはオリフラ位置が検出されたウ
ェハ3は、ノッチまたはオリフラ位置を回転基準位置と
して一致するために1回転した位置から、図示しない制
御装置で演算されて駆動された前述のモータ141によ
り所定の角度回転してノッチまたはオリフラ位置を基準
回転位置に合わせる。
【0046】次に、位置合わせしたウェハ3は、さらに
上昇して、図8〜9に示すように、バッファステージに
移載される。つまり、昇降駆動部15のモータ151の
作動によってボールねじ155が回転され、ナット部材
156及び昇降プレート158の上昇により筒状軸部3
1の上昇とともにカムローラ332が上昇してカム面1
11の上部大径部111cに係合する。カムローラ33
2が上部大径部111cに係合することによって、保持
クランパー30のアッパアーム部33、34、35は受
渡しアーム部20の上段爪部222、232より僅かに
上昇した位置に移動するとともに、アッパアーム部33
は回転中心軸部11に対して離隔することから保持クラ
ンパー30はウェハ3の外径より大きく開かれる。しか
しながらウェハ3はアッパアーム部33の爪部331の
底面に保持されていることから保持クランパー30から
脱落することはない。
【0047】なお、保持クランパー30の上昇時、受渡
しアーム部20は、ウェハ3または受渡しアーム部20
との干渉を回避するために開閉駆動部12によって、ロ
アアーム部22、23が開く。この作用は、モータ12
1を作動させてカム部材27を回転することによって、
図5に示すように、一対のカムローラ28、28をカム
部材27の凹部272、272から凸部271、271
に係合移動させ、これによってロアアーム部22、23
を回転中心軸部11より離隔する方向に移動させること
となる。
【0048】そして、ウェハ3が受渡しアーム部20の
上段爪部222、232より上方に移動すると、カム部
材27をさらに回転させ一対のカムローラ28、28
を、カム部材27の凸部271、271から凹部27
2、272に係合移動させる。これによって、図9に示
すように、ロアアーム部22、23の上段爪部222、
232はそれぞれ回転中心軸部11側に接近させて、ウ
ェハ3の保持できる位置に移動されることとなる。
【0049】この状態で、保持クランパー30を降下さ
せると、保持クランパー30は開いた状態に有る(アッ
パアーム部33がウェハ3の外径より外方に移動してい
る)ことから、図10に示すように、ウェハ3は受渡し
アーム部20の上段爪部222、232上に移載され、
バッファステージに収納されることとなる。保持クラン
パー30がさらに降下して、アッパアーム33、34、
35の爪部331、341、351を、受渡しアーム部
20の下段爪部221、231より下方に位置させる。
【0050】この保持クランパー30の降下の際、も
し、保持クランパー30のアッパアーム33、34、3
5のいずれかの爪部331、341、351(図例では
爪部351)が、図11に示すように、受渡しアーム部
20のロアアーム部22または23の下段爪部221、
231(図例では下段爪部231)とオーバーラップし
た位置にある場合、保持クランパー30は受渡しアーム
部20と干渉して降下できないことから、図3〜4に示
すように、受渡しアーム部20をロアアーム部22また
は23の下段爪部221、231とアッパアーム部33
または34または35の爪部331、341、351に
干渉しない位置に所定角度回転させる。
【0051】この作動は、受渡しアーム部20のシフト
角度回転駆動部13によって行なわれる。つまり、モー
タ131を作動させると偏心カム132が回転し、偏心
カム132の偏心ストローク分カムローラ26を移動さ
せることになり、カムローラ26を装着している揺動レ
バー25が、図12に示すように、回転中心に対して揺
動し回転軸部21を5〜7°回転させることとなって、
ロアアーム部22または23の下段爪部221、231
とアッパアーム部33または34または35の爪部33
1、341、351とのオーバーラップを回避すること
となる。
【0052】受渡しアーム部20と保持クランパー30
とのオーバーラップが回避されると、保持クランパー3
0を降下させて、次のウェハ3がハンド5で搬入される
のを待つことになる。
【0053】次のウェハ3がハンド5で搬入されて受渡
しアーム部20の下段爪部221、231上に移載され
ると、ハンド5が再びロボット側に復帰移動されて、前
述の作用の通り下段爪部221、231に保持されたウ
ェハ3の位置合わせを行なう。つまり、この状態では、
バッファステージに位置合わせを終了したウェハ3が待
機されている状態で、次のウェハ3は保持クランパー3
0で把持されてウェハ3のノッチまたはオリフラの位置
合わせを行なうことができる。
【0054】そして、位置合わせが終了した次のウェハ
3が、保持クランパー30から受渡しアーム部20の下
段爪部221、231に移載すると、ハンド5が搬入さ
れて、受渡しアーム部20の上段爪部222、232上
に待機されているウェハ(バッファステージ上のウェ
ハ)3と下段爪部221、231上に移載されたウェハ
を順次搬出する。そして、再び新しいウェハを搬入して
新たにウェハの位置合わせを行なうこととなる。これに
よって、1サイクルが終了する。
【0055】なお、ハンド5が位置合わせを終了した上
下2枚のウェハを搬出する際には、例えば、ハンドが2
段に配置されたロボットを設置すれば、同時に2枚のウ
ェハを搬出することができて、スループットさらに向上
することができる。
【0056】上記のように、実施形態のアライナー装置
1は、ウェハ3のエッジを把持して回転することから、
ウェハ3のずれを発生させずに回転することができ、確
実に位置決め精度を向上させるとともに高速回転を可能
とすることができる。
【0057】また、受渡しアーム部20が2段の爪部
(下段爪部221、231と上段爪部222、232)
を有していることから、一方の爪部(例えば、上段爪部
222、232)をバッファステージとして構成でき、
ノッチまたはオリフラ位置を検出したウェハ3をバッフ
ァステージに待機させた状態で、ウェハ3のノッチまた
はオリフラの位置検出作業を連続して行なうことができ
スループットを向上することができる。
【0058】さらに、ウェハ3の裏面を吸着して保持す
ることがないためにパーティクルを付着させることもな
い。
【0059】また、昇降可能に構成された保持クランパ
ー30が、受渡しアーム部20とオーバラップする位置
にある時には、つまり、保持クランパー30の爪部33
1、341、351のいずれかと、受渡しアーム部20
の下段爪部221、231のいずれかが同じ角度で一致
する位置にある場合には、保持クランパー30の爪部3
31、341、351は、昇降することによって受渡し
アーム部20の下段爪部221、231に干渉すること
から、回転駆動部13が、受渡しアーム部20に対して
オーバーラップを回避する所定角度分移動させることに
なり、保持クランパー30の爪部331、341、35
1と受渡しアーム部20の下段爪部221、231とが
干渉しない位置で、保持クランパー30が昇降してウェ
ハ3を受渡しアーム部20に保持させることができる。
【0060】この際、回転駆動部13は、偏心カム13
2と、カムローラ26を有する揺動レバー25を備えて
いることから、偏心カム132によって揺動レバー25
を所定角度揺動させることができ、その結果、受渡しア
ーム部20を所定角度揺動させて、保持クランパー30
と受渡しアーム部20との干渉を回避することができ、
容易な構成でオーバーラップを回避させることができ
る。
【0061】さらに、ノッチまたはオリフラの位置を検
出されたウェハ3を、保持クランパー30が保持した状
態で、上段爪部222、232(バッファステージ)に
移載する際、受渡しアーム部20には、カム部材27と
一対のカムローラ28、28により2本のロアアーム部
22、23を開閉するように構成されていることから、
ウェハ3は受渡しアーム部20の上段爪部222、23
2に干渉することなく昇降できることとなる。
【0062】また、保持クランパー30が少なくとも3
個のアッパアーム部33、34、35を有し、1個のア
ッパアーム部33が水平方向に移動できることから、保
持クランパー30はウェハ3の外径より大きく開いてウ
ェハ3の把持可能な位置に移動して受渡しを可能とし、
さらに閉じることによってウェハ3のエッジを確実に把
持することができる。
【0063】また、開閉駆動部16が、垂直方向に形成
されたカム面111と、カム面111に沿って移動可能
なカムローラ332を有することから、保持クランパー
30が昇降すると同時に開閉可能に形成されることとな
って、保持クランパー30がウェハ3の高さ位置に移動
してウェハ3のエッジを把持することが可能となる。し
かもカム面111が垂直方向に形成されていることか
ら、横方向のスペースを小さく形成することができてコ
ンパクトに構成されたアライナー装置1を提供すること
ができる。
【0064】なお、アライナー装置1の構成は上記に限
定するものではなく、例えば、シフト角度回転駆動部1
3の構成は、上記のように偏心カムとカムローラで行な
うことに限定するものではなく、他のカム機構、例えば
溝カムとカムローラまたは異形のカム形状を使用したカ
ム機構、あるいはカム機構でなくてもシリンダを使用し
たシリンダ機構であってもよい。
【0065】また、開閉駆動部16も上記のようなカム
機構でなく、他のカム機構でもよくさらには、シリンダ
機構であってもよい。
【0066】さらに、昇降駆動部15の昇降駆動は、ボ
ールねじ機構でなくシリンダ機構でもよく、またカム機
構あるいはクランク機構を使用してもよい。
【0067】また、受渡しアーム部20を構成するロア
アーム部22、23は、2本でなく放射線状に等角度で
形成したものであれば3本以上であってもよい。この場
合、ハンドが出入できるように設計されればよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一形態によるウェハのアライナー装置
を示す正面図である。
【図2】同平面図である。
【図3】図1における検出部を除いたアライナー装置を
示す正面断面図である。
【図4】図3におけるIV−IV断面図である。
【図5】図3におけるV −V 断面図である。
【図6】保持クランパーがウェハの把持位置に上昇して
開いた状態を示す図である。
【図7】保持クランパーがさらに上昇してウェハを把持
する状態を示す図である。
【図8】保持クランパーがさらに上昇してウェハをバッ
ファステージの上方に移動して開いた状態を示す図であ
る。
【図9】保持クランパーが図8の状態から降下してウェ
ハをバッファステージに載置させる状態を示す図であ
る。
【図10】保持クランパーが図9の状態から、元の下方
に移動した状態を示す図である。
【図11】保持クランパーと受渡しアーム部とがオーバ
ーラップした状態を示す平面図である。
【図12】保持クランパーと受渡しアーム部とがオーバ
ーラップを解除した状態を示す平面図である。
【図13】従来のウェハのアライナー装置を示す斜視図
である。
【符号の説明】
1…ウェハのアライナー装置 3…ウェハ 5…ハンド 10…機台 11…回転中心軸部 111…カム面(第2カム手段) 12…開閉駆動部(第1開閉駆動手段) 13…シフト角度回転駆動部(第1回転駆動手段) 132…偏心カム 14…回転駆動部(第2回転駆動手段) 15…昇降駆動部(昇降駆動手段) 16…開閉駆動部(第2開閉駆動手段) 20…受渡しアーム部(受渡し手段) 21…回転軸部 22、23…ロアアーム部(ウェハ保持アーム) 221、231…下段爪部 222、232…上段爪部(バッファステージ) 25…揺動アーム 26…カムローラ 27…カム部材(第1カム手段) 28…カムローラ(第1ローラ手段) 30…保持クランパー(保持手段) 31…筒状軸部 33、34、35…アッパアーム部(クランプアーム) 331、341、351…爪部(ウェハ把持部) 332…カムローラ(第2ローラ手段) 40…検出部(検出手段) 44…位置検出センサ 47…ウェハ有無センサ
フロントページの続き Fターム(参考) 5F031 CA02 FA01 FA07 FA15 HA08 HA09 HA24 HA27 HA30 HA58 HA59 JA05 JA15 JA17 JA27 JA34 JA35 KA08 KA13 KA14 LA01 MA22 PA08 5F046 CD01 EA30 EB01 FC08

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ウェハを保持して回転可能に配置される
    保持手段と、ロボットから搬送されたウェハを保持して
    前記保持手段に受渡しする受渡し手段と、前記ウェハの
    回転中にノッチまたはオリフラ位置を検出する検出手段
    と、を備え、前記ウェハのノッチまたはオリフラ位置を
    基準回転位置に一致させるように構成されたウェハのア
    ライナー装置であって、 前記受渡し手段は、前記ウェハ保持部を2段に有すると
    ともに、第1回転駆動手段によって所定角度回転可能に
    構成され、さらに、前記保持手段を、前記ウェハ保持部
    の上方と下方の間で昇降できるように第1開閉駆動手段
    によって開閉可能に構成され、 前記保持手段は、前記受渡し手段のウェハ保持部を間に
    して昇降可能なウェハ把持部を有して第2回転駆動手段
    によって回転可能に構成され、かつ昇降駆動手段によっ
    て、前記ウェハを前記受渡し手段のウェハ保持位置を間
    にして下方の位置から上方の位置まで移動可能に構成さ
    れるとともに、前記ウェハのエッジを把持または把持解
    除するための第2開閉駆動手段によって開閉可能に構成
    されていることを特徴とするウェハのアライナー装置。
  2. 【請求項2】 前記第1回転駆動手段が、前記保持手段
    と前記受渡し手段とのオーバーラップを回避するための
    シフト角度分回転可能に構成されることを特徴とする請
    求項1記載のウェハのアライナー装置。
  3. 【請求項3】 前記第1回転駆動手段が、偏心カムと、
    前記偏心カムに係合可能なカムローラを有する揺動レバ
    ーとを有して構成されることを特徴とする請求項2記載
    のウェハのアライナー装置。
  4. 【請求項4】 前記受渡し手段が、少なくとも2個のウ
    ェハ保持アームを有し、前記ウェハ保持アームが、第1
    カム手段と前記第1カム手段に係合可能な第1ローラ手
    段を備える前記第1開閉駆動手段により軸心に対して接
    近離隔する方向に、移動可能に構成されていることを特
    徴とする請求項1記載のウェハのアライナー装置。
  5. 【請求項5】 前記保持手段が、回転中心から放射線方
    向に配設される複数のクランプアームを有し、前記各ク
    ランプアームが、前記ウェハのエッジを把持する把持部
    を有するとともに、少なくとも1個のクランプアームが
    前記第2開閉駆動手段によって水平方向に移動可能に構
    成されることを特徴とする請求項1記載のウェハのアラ
    イナー装置。
  6. 【請求項6】 前記第2開閉駆動手段が、垂直方向に形
    成されたカム部を有する第2カム手段と、前記第2カム
    手段に係合可能に配置され前記カム部に沿って移動可能
    な第2ローラ手段とを有して構成されていることを特徴
    とする請求項5記載のウェハのアライナー装置。
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