JP4277092B2 - ウェハのアライナー装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、大型化されたウェハのノッチまたはオリフラを検出することに好適なウェハのアライナー装置に関し、さらにウェハを精度よく位置決めするように改良されたウェハのアライナー装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
周知のように、シリコンウェハには、ウェハの円周方向における基準回転位置を表す目印として、弦状に切り欠かれたオリフラやV字状またはU字状に切り欠かれたノッチ等が外周部に形成されている。そして、ウェハに対し半導体のゲート形成等の処理を行なう際、個々のウェハは、そのオリフラ又はノッチの位置が基準回転位置と常に一致している状態の下で処理ステージにセットされることが要求されていた。
【0003】
カセットには通常ランダムな状態で複数枚のウェハが上下方向に配置されて収納されている。このため、搬送ロボットによってカセットからウェハを取り出し、直接、処理ステージにセットすることは、オリフラ又はノッチの位置が基準回転位置と一致しない状態でウェハが処理ステージに設置されることになり、ウェハに対して所望の処理を行なえなくなっていた。
【0004】
そのため、カセットから取り出されたウェハをウェハのアライナー装置に搬入し、このウェハのアライナー装置によってノッチまたはオリフラの位置を基準回転位置に一致させた後、ウェハを処理ステージにセットする方法が取られていた。
【0005】
従来のウェハのアライナー装置は、ウェハを、ウェハの裏面で吸着するように支持したり、又はウェハを落し込んでウェハの裏面外周面を支持したりするように構成されていた。例えば、図11に示すウェハのアライナー装置50の場合、ウェハ3の外周面を支持する受け部52aを有して形成される固定ステージ51と、固定ステージ51の下方に配置されて上下移動及び回転可能な回転ステージ53とが、機台55上に配置されている(特許文献1参照)。
【0006】
固定ステージ51は、回転中心位置を基準として等間隔に延設された3個のアーム52を有して、ロボットのハンドで保持されたウェハ3を、ハンドの下降移動によって受け部52aの上方位置から下降させて保持するように形成され、回転ステージ53は、回転中心位置を基準として等間隔に延設された3個のアーム54を有して固定ステージ51に支持されているウェハ3を持ち上げた後、1回転することによって、ノッチまたはオリフラ位置を検出可能としている。
【0007】
【特許文献1】
特開2000−21956公報(第5〜8ページ、図1〜2参照)
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、ウェハの裏面を吸着して支持する場合、ウェハの裏面に傷をつけたりパーティクルが付着したりすることから、ウェハの裏面を吸着する方法が回避される傾向にあった。また、上記の公報に示される従来のウェハのアライナー装置50は、ウェハ3裏面の外周面を支持することで、ウェハ3を傷つけたりパーティクルの発生を極力少なくしたりしているものの、ウェハ3は落とし込みにより回転ステージ53のガイド部に支持されることから、ウェハ3の外周面はガイド部によって押圧するように把持されているわけではない。そのため、ノッチまたはオリフラの位置検出のためにウェハ3を回転させた時に、ウェハ3の外周面と回転ステージ53のアーム54とウェハ受け54aの間で滑りが発生し、回転方向の精度を確保することができなかった。このことから精度を確保するために滑ることのない程度のスピードで駆動させる必要があり、高速回転が制限されることとなっていた。さらに、ウェハ3の外周面とアーム54のガイド部54bとの間に僅かな隙間があることから回転方向だけでなくX軸、Y軸方向においても位置決め精度を低下させることとなっていた。
【0009】
この発明は、上述の課題を解決するものであり、ウェハに傷をつけたりパーティクルを発生させたりせず、ウェハのエッジを確実に把持することによって位置決め精度を向上させるとともに、高速回転でノッチまたはオリフラの位置検出を行なうことのできるウェハのアライナー装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
この発明にかかわるウェハのアライナー装置では、上記の課題を解決するために、以下のように構成するものである。即ち、
請求項1記載の発明では、ウェハを保持して回転可能に配置される昇降可能なウェハ保持手段と、ロボットから搬送されたウェハを保持して前記ウェハ保持手段に受渡しするウェハ受渡し手段と、前記ウェハの回転中にノッチまたはオリフラ位置を検出する検出手段と、を備え、前記ウェハ受渡し手段は、前記ウェハを保持するウェハ保持部を備え、前記ウェハ保持手段が、前記ウェハ保持部に保持されたウェハを受け取るウェハ把持部を備え、前記ウェハ保持手段が、前記ウェハのノッチまたはオリフラ位置を基準回転位置に一致させるように回動可能に構成されたウェハのアライナー装置であって、
前記ウェハ受渡し手段のウェハ保持部は、前記ウェハのエッジを把持できるように第1の開閉駆動手段によって前記ウェハの径方向に移動可能に構成されるとともに、前記ウェハの載置面が内方に向かって下傾する傾斜面に形成されていることを特徴とするものである。
【0011】
また好ましくは、請求項2記載の発明に示すように、前記ウェハ受渡し手段が、軸心に対して対向する位置に一対の受渡しアーム部を備え、前記各受け渡しアーム部にそれぞれ一対のウェハ保持部が配設されていればよい。
【0012】
さらに、請求項3記載の発明では、前記第1の開閉駆動手段が、カム部材と前記カム部材に係合可能な一対のローラ部材とを備え、前記ローラ部材のストローク移動により前記受渡しアーム部が軸心に対して接近離隔する方向に移動可能に構成されていることを特徴としている。
【0013】
また、請求項4記載の発明では、前記ウェハ保持手段のウェハ把持部は、前記ウェハのエッジを把持できるように第2の開閉駆動手段によって前記ウェハの径方向に移動可能に構成されるとともに、前記ウェハの載置面が内方に向かって下傾する傾斜面に形成されていることを特徴としている。
【0014】
【発明の効果】
請求項1記載の発明のウェハのアライナー装置によれば、ロボットのハンドで搬送されてきたウェハを、ウェハ保持部を開いた状態のウェハ受渡し手段に投入し、ウェハが所定位置に移動されると、ウェハ受渡し手段の第1の開閉駆動手段が作動してウェハ保持部でウェハのエッジを把持する。この際、ウェハ保持部のウェハ載置面は傾斜面に形成されていることから、ウェハのエッジはウェハ保持部に対して線接触で当接されることとなって、ウェハの裏面に接触することなく保持される。
【0015】
ウェハが受渡し手段で保持されると、ウェハ保持手段が昇降して、ウェハ受渡し手段からウェハを受け取りウェハ把持部でウェハのエッジを保持する。そしてウェハ保持手段のウェハ把持部が、ウェハ受渡し手段のウェハ保持部を越えて上昇することによって、ウェハを回転可能な位置に移動させた後、ウェハを1回転させる。ウェハを把持して回転させることによって、ウェハのノッチまたはオリフラ位置を検出手段で検出し、ノッチまたはオリフラ位置を基準回転位置まで回転することとなる。
【0016】
従って、この発明では、ウェハのエッジを把持して回転することから、ウェハはウェハ保持手段のウェハ把持部との間ですべることがなく、ウェハのずれを発生させずに回転することができる。そのため、位置決め精度を向上できるとともに高速回転を可能とすることができる。さらに、ウェハ受渡し手段ではウェハの裏面を当接することなく保持することから、パーティクルを付着させたり傷をつけたりすることもない。
【0017】
また、請求項2記載の発明によれば、ロボットのハンドでウェハ受渡し手段のウェハ保持部に移載されたウェハは、ウェハ保持部が軸心に対して対向する位置に一対配設された受け渡しアーム部に支持される。一対の受渡しアーム部には一対のウェハ保持部が配置されていることから、ウェハはウェハの対向する面においてそれぞれ2点支持されることからウェハ受渡し手段に安定して支持されることとなる。
【0018】
また、請求項3記載の発明によれば、ウェハ受渡し手段のウェハ保持部は、カム部材とローラ部材により開閉可能に構成されることから、カム部材によってストローク移動されるローラ部材を受渡しアーム部に連結するように構成することによって、一対のアーム部はウェハのエッジに向かって接近したり、ウェハのエッジから離隔したりするように開閉移動を行うことができる。従って、カム部材とローラ部材の簡素な構成で受渡しアーム部を開閉駆動できることから、スペースを大きくとることなくコンパクトに構成することができる。
【0019】
さらに請求項4記載の発明によれば、ウェハ保持手段を開閉可能に構成することによって、ウェハ保持手段のウェハ把持部でウェハのエッジを把持することができ、さらにウェハ把持部が、ウェハの載置面を傾斜して形成していることから、ウェハの裏面に当接することなくウェハのアライメントを行うことができる。従って、ウェハにパーティクルを付着させたり傷つけたりすることがなく搬送することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。本発明のウェハのアライナー装置(以下、アライナー装置という。)は、ロボットのハンドで移載されたウェハをそのエッジを把持することによって位置精度を向上した状態で、ウェハに形成されたノッチまたはオリフラを検出して基準回転位置に位置合わせするように構成されている。
【0021】
実施形態のアライナー装置1は、図1〜3に示すように、機台10と、ロボットのハンド5で移載されたウェハ3を一旦支持するウェハ受渡し手段としての受渡しアーム部20と、受渡しアーム部20に支持されたウェハ3を把持してノッチまたはオリフラの位置を検出するために回転可能に構成されるウェハ保持手段としての保持クランパ30と、機台10の一端から上方に向かって突設されるとともに、保持クランパ30で把持されて回転されるウェハ3のノッチまたはオリフラの位置を検出する検出手段としての検出部40とを備えて構成されている。
【0022】
機台10は筐体状に形成され、中心部に、機台10の底部に固着されて底部から機台10上に突出する回転中心軸部11を立設するとともに、機台10上に受渡しアーム部20と保持クランパ30が突出するように配置されている。
【0023】
機台10には、図3に示すように、受渡しアーム部20を回転中心軸部11に対して接近離隔する方向に移動させる第1の開閉駆動部12と、受渡しアーム部20を軸心に対して所定角度回転させるシフト角度回転駆動部13と、保持クランパ30を回転駆動する回転駆動部14と、保持クランパ30を昇降させる昇降駆動部15と、保持クランパ30を開閉駆動する第2の開閉駆動部16とを内蔵している。
【0024】
受渡しアーム部20は、機台10の上方に突出して軸受24を介して回転可能に支持された中空状の回転軸部21と、回転軸部21上に装着されて左右対称的に延設されるL字形の2本のロアアーム部22、23とを有し、各ロアアーム部22、23の上端にはウェハ3を載置するとともに、それぞれ2か所のウェハ受け部221a、231aを有する爪部221、231が配置され、回転軸部21の下端面に1本の揺動レバー25が先端にカムローラ26(図6参照)を有して配置されている。
【0025】
ウェハ受け部221a、231aは、図4に示すように、機台10の中心軸に向かって下傾する傾斜面221b、231bと、傾斜面221b、231bから立ち上がる把持面221c、231cとを有し、爪部221、231が開いている際には、傾斜面221b、231bがウェハ3のエッジ下端部に線接触して支持し、爪部221,231を閉じる際には、把持面221c、231cでウェハ3のエッジを把持することとなる。
【0026】
さらに、ロアアーム部22、23は、図5に示すように、それぞれ回転軸部21に内嵌されたカム部材27に係合する一対のカムローラ28、28に支持され、一対のカムローラ28、28の移動に伴い、カム部材27の中心(回転中心軸部11)に対して接近離隔する方向に移動される。
【0027】
保持クランパ30は、図2及び3に示すように、回転中心軸部11を覆って回転中心軸部11に回転可能に配置される筒状軸部31と、筒状軸部31の上端部に形成されて放射線状に3方向に腕を延設する頭部32からそれぞれ延設する3本のアッパアーム部33、34、35を有している。3本のアッパアーム部33、34、35は、それぞれ先端部にウェハ3を上面部で把持する爪部331、341、351が配置され、そのうち1本のアッパアーム部33は回転中心軸部11に対して水平方向に接近離隔する方向に移動可能に配置されている。
【0028】
つまり、1本のアッパアーム部33は、頭部32に対してリニアガイド36を介して移動可能に装着され、他の2本のアッパアーム部34、35は頭部32に一体的に形成されるか又はねじ結合等により固着されている。移動可能なアッパアーム部33の元部は筒状軸部31の上端部の一方に形成された切欠溝311に挿入されて下端部にカムローラ332を備えるとともに、頭部32に対してコイルばね333を掛止することによって、常時、アッパアーム部33を頭部32側に付勢している。
【0029】
図4に示すように、爪部331、341、351には、ウェハ受け部331a、341a、351aが形成され、ウェハ受け部331a、341a、351aは、機台10の中心軸に向かって下傾する傾斜面331b、341b、351bと、傾斜面331b、341b、351bから立ち上がる把持面331c、341c、351cとが配置されている。爪部331、341、351が開いている際には、傾斜面331b、341b、351bがウェハ3のエッジ下端部に線接触して支持し、爪部331、341、351を閉じる際には、把持面331c、341c、351cでウェハ3のエッジを把持することとなる。
【0030】
受渡しアーム部20を開閉駆動する第1の開閉駆動部12は、図3及び5に示すように、ロボットのハンドで投入されたウェハ3を、受け渡しアーム部20でウェハ3の裏面に当接することなくウェハ3のエッジを把持するように構成するものであり、前述のカム部材27とカム部材27の対向する対称位置で係合する一対のカムローラ28、28とを有し、カム部材27を回転駆動するモータ121と、モータ121の駆動軸に装着された小ギア122と、小ギア122に歯合されてカム部材27の下方に装着された大ギア123とから構成される。カム部材27のカム形状は、図5に示すように、軸心に対して対称位置に形成される一対の凸部271と一対の凹部272を有して形成され、半径方向における凸部271と凹部272との高さ変移分が、カムローラ28のストローク長さとして形成され、カムローラ28はストローク長さ分移動される。
【0031】
そして、このカムローラ28、28の移動によりロアアーム部22、23が移動されて受渡しアーム20の開閉移動となる。
【0032】
受渡しアーム部20を所定角度回転するシフト角度回転駆動部13は、保持クランパ30がウェハ3のノッチまたはオリフラ位置を検出して基準回転位置に移動した時に、保持クランパ30におけるアッパアーム部33、34、35の爪部331、341、351が上昇する際に、受渡しアーム部20のロアアーム部22、23の爪部221、231との干渉を回避するために駆動されるものであって、図3及び6に示すように、機台10内に支持されるモータ131と、モータ131の駆動軸に装着された偏心カム132と、揺動レバー25の一端に装着されて偏心カム132の外周面に係合可能なカムローラ25とで構成されている。
【0033】
従って、モータ131の駆動で偏心カム132が回転することによって、偏心カム132に係合するカムローラ132が移動される。カムローラ132は他端が回転軸部21に固着した揺動レバー25の一端に装着されていることから、揺動レバー25が回転中心に対して揺動して回転軸部21を、回転軸部21の中心に対して所定角度回転することになる。この角度は、受渡しアーム部20と保持クランパ30とがオーバーラップした時の回避角度を示すものであり、5〜7°程度に設定されることが望ましい。
【0034】
保持クランパ30を回転駆動する回転駆動部14は、図3に示すように、機台10内に支持されたモータ141と、モータ141の駆動軸に装着された小プーリ142と、ベルト143を介して筒状軸部31と一体的に固着された大プーリ144とを有して構成されている。従って、モータ141が回転駆動すると、小プーリ142からベルト143を介して大プーリ144を回転させることから、大プーリ144に固着された筒状軸部31が回転中心軸部11の回りを回転することとなる。
【0035】
保持クランパ30の昇降を駆動する昇降駆動部15は、機台10内に支持されたモータ151と、モータ151の駆動軸に装着された駆動プーリ152と、駆動プーリ152にベルト153を介して連結された従動プーリ154と、機台10内に支持されて従動プーリ154の回転とともに回転可能なボールねじ155と、ボールねじ155に螺合されて昇降可能なナット部材156と、一端がナット部材156に固着されて中心部を筒状軸部31に軸受157を介して支持される昇降プレート158とを有して構成されている。昇降プレート158と筒状軸部31とは一体的に昇降するように構成される。
【0036】
従って、モータ151が回転駆動すると、駆動プーリ152、従動プーリ154を介してボールねじ155が回転し、それに伴ってナット部材156が昇降することによって筒状軸部31を昇降させてアッパアーム部33、34、35を昇降させることとなる。
【0037】
保持クランパ30の開閉を駆動する第2の開閉駆動部16は、回転中心軸部11の上部に大径部111aと小径部111bとを有して垂直方向に形成されたカム面111と、カム面111に係合するアッパアーム部33のカムローラ332とからなり、昇降駆動部15が駆動源として構成される。つまり、昇降駆動部15の駆動で筒状軸部31が昇降することによってアッパアーム部33が昇降すると、アッパアーム部33の昇降に伴い、カムローラ332が同時に昇降する。カムローラ332は、カム面111に沿って垂直方向に昇降することから、カム面111の大径部111aに係合する際に、アッパアーム部33が回転中心軸部11から離隔する方向に移動し、カムローラ332が小径部111bに係合すると回転中心軸部11に接近する方向に移動することによって開閉駆動が行なわれることとなる。
【0038】
ウェハ3のノッチまたはオリフラ位置を検出する検出部40は、図1に示すように、機台10の側部一端からアッパアーム部33の外方を通って、上端をアッパアーム部33及びロアアーム部22の上方に位置するように配置されるコ字形のブラケット41と、ブラケット41内のウェハ3を挟んで上下の位置に投光部42と受光部43とを一対装着するセンサ44と、を有している。センサ44の投光部42がウェハ3のエッジに向かって光線を発射できる位置に投光部42・受光部43がそれぞれブラケット41内に配置される。
【0039】
次に、上記のように構成されたアライナー装置1の作用について、図1〜8に基づいて説明する。
【0040】
実施形態のウェハのアライナー装置1に対するウェハ3の搬入及び搬出は、搬送ロボットのハンド5によって行なわれ、ハンド5は、図2における受渡しアーム部20の長手方向に対して直交する方向から出入することになる。ハンド5は、ウェハ3を受渡しアーム部20の爪部221、231の上方から、爪部221、231のウェハ受け部221a、231a上に降下させて載置することによって、ウェハ3をアライナー装置1上に移載することになる。
【0041】
ハンド5が受渡しアーム部20に投入する際、受渡しアーム部20の爪部221、231は開状態に置かれている。つまりウェハ3のエッジは、ウェハ受け部221a、231aの傾斜面221b、231bの中間位置に線接触で載置された状態にある。そして、この位置では一対のカムローラ28、28はカム部材27の凸部271と係合する位置にあり、モータ121の作動によりカム部材27が一方の方向に回転することによって、カムローラ28、28は、カム部材27の凹部272に係合する位置に移動する。これによってカムローラ28、28はカム部材27の中心部に向かって移動することになり、爪部221、231はウェハ3のエッジに向かって移動することとなる。そして、爪部221、231の把持面221c、231cがウェハ3のエッジを両側から把持することとなる。
【0042】
そして、受渡しアーム部20上にウェハ3を搬入した後、ハンド5がアライナー装置1上から図示しないロボット側に移動する。この状態では、アッパアーム部33、34、35は、図3に示す高さ位置にあり、保持クランパ30の昇降を行うカムローラ332は回転中心軸部11に形成されたカム面111の大径部111aの下方に位置されている。
【0043】
ウェハ3が受渡しアーム部20に載置されると、保持クランパ30の昇降駆動部15が作動して、ボールねじ155に螺合するナット部材156及び昇降プレート158に伴って筒状軸部31を上昇させる。これに伴い、図7に示すように、カムローラ332がカム面111の大径部111aに向かって上昇する。すると、アッパアーム部33は、回転中心軸部11から離隔する方向に移動して爪部331をウェハ3のエッジより外方に移動させながら、爪部331をウェハ3のエッジの高さ位置まで上昇する。他のアッパアーム34、35は、開閉することなく同様の高さ位置まで上昇することになる。
【0044】
さらに、昇降駆動部15が作動されてカムローラ332が筒状軸部31と共に上昇すると、図8に示すように、カムローラ332はカム面111の小径部111bに到達してアッパアーム部33、34、35を受渡しアーム部20の上方の位置に移動させるとともに、コイルばね333の付勢力によってアッパアーム部33を回転中心軸部11側に接近させ、ウェハ3のエッジを他のアッパアーム部34、35側に当接させてウェハ3のエッジを3点にて把持する。
【0045】
この持ち上げられたウェハ3の高さ位置は、図1の二点鎖線で示すウェハ3の位置に一致することとなり、次に、この高さ位置で保持クランパ30を1回転させる。
【0046】
保持クランパ30の回転駆動する回転駆動部14の駆動モータ141を作動して、筒状軸部31を1回転させる。アッパアーム部33、34、35の爪部331、341、351に把持されているウェハ3は、筒状軸部31の1回転に伴って機台10に対して1回転する。検出部40のセンサ44は、ウェハ3の回転と同時にウェハ3のエッジに向かって投光部42から受光部43に向かって光を発射することによりウェハ3のノッチまたはオリフラ位置を検出する。
【0047】
ノッチまたはオリフラ位置が検出されたウェハ3は、図示しない制御装置で演算されて駆動された前述のモータ141により所定の角度分回転して、ノッチまたはオリフラ位置を基準回転位置に一致させる。
【0048】
この際、もし、保持クランパ30のアッパアーム33、34、35のいずれかの爪部331、341、351が、図9に示すように、受渡しアーム部20のロアアーム部22または23の爪部221、231とオーバーラップした位置にある場合、図10に示すように、受渡しアーム部20をロアアーム部22または23の爪部221、231とアッパアーム部33または34または35の爪部331、341、351に干渉しない位置に所定角度回転させる。この作動は、受渡しアーム部20のシフト角度回転駆動部13によって行なわれる。つまり、モータ131を作動させると偏心カム132が回転し、偏心カム132の偏心ストローク分カムローラ26を移動させることになり、カムローラ26を装着している揺動レバー25が、図10に示すように、回転中心に対して揺動し回転軸部21を5〜7°回転させることとなって、ロアアーム部22または23の爪部221、231とアッパアーム部33または34または35の爪部331、341、351とのオーバーラップを回避することとなる。
【0049】
受渡しアーム部20と保持クランパ30とのオーバーラップが回避されると、ウェハ3を把持している保持クランパ30を降下するとともに、1本のアッパアーム部33を開くことによって、ウェハ3を受渡しアーム部20の爪部221、231上に移載する。
【0050】
ウェハ3が受渡しアーム部20の爪部221、231上に移載されると、ハンド5がウェハの下方の位置に移動してウェハ3を保持する。そしてウェハ3がハンド5によって搬出される。これによって、1サイクルが終了する。
【0051】
上記のように、実施形態のアライナー装置1は、ウェハ3をアライナー装置1に投入する際、受渡しアーム部20がウェハ3のエッジを把持できるように開閉可能に構成されていることから、ウェハ3の裏面を当接させることなく把持できてパーティクル付着や損傷を防止でき、また、ウェハ3のノッチまたはオリフラ位置を検出する際に、ウェハ3のエッジをアッパアーム部33、34、35で把持できるように構成されていることから、ウェハ3のずれを発生させずに回転することができ、確実に位置決め精度を向上させるとともに高速回転を可能とすることができる。さらに、受渡しアーム部20のウェハ受け部221a、231aと、保持クランパ30のウェハ受け部331a、341a、351aのウェハ載置面が、それぞれ傾斜面221b、231b及び331b、341b、351bに形成されていることから、ウェハ3のエッジを線接触で支持することとなって、ウェハ3の裏面を吸着して保持することがないためにパーティクルを付着させることも傷を付けることもない。
【0052】
また、保持クランパ30の1本のアッパアーム部33は、昇降時に水平方向に移動できることから、保持クランパ30はウェハ3の外径より大きく開いてウェハ3の把持可能な位置に移動して受渡しを可能とし、さらに閉じることによってウェハ3のエッジを確実に把持することができる。
【0053】
また、昇降する保持クランパ30が、受渡しアーム部20とオーバーラップする位置にあるときには、シフト角度回転駆動部13が、受渡しアーム部20に対してオーバーラップを回避できるように所定角度分回転させることができることから、保持クランパ30と受渡しアーム部20とが干渉しない位置で、保持クランパ30が昇降してウェハ3を受渡しアーム部20に保持させることができる。
【0054】
なお、アライナー装置1の構成は上記に限定するものではなく、例えば、受渡しアーム部20の第1の開閉駆動部12の構成、又はシフト角度回転駆動部13の構成は、上記のように偏心カムとカムローラで行なうことに限定するものではなく、他のカム機構、例えば溝カムとカムローラまたは異形のカム形状を使用したカム機構、あるいはカム機構でなくてもシリンダを使用したシリンダ機構であってもよい。
【0055】
また、第2の開閉駆動部16も上記のようなカム機構でなく、他のカム機構でもよくさらには、シリンダ機構であってもよい。
【0056】
さらに、昇降駆動部15の昇降駆動は、ボールねじ機構でなくシリンダ機構でもよく、またカム機構あるいはクランク機構を使用してもよい。
【0057】
また、受渡しアーム部20を構成するロアアーム部22、23は、2本でなく放射線状に等角度で形成したものであれば3本以上であってもよい。この場合、ハンドが出入できるように設計されればよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一形態によるウェハのアライナー装置を示す正面図である。
【図2】同平面図である。
【図3】図1における検出部を除いたアライナー装置を示す正面断面図である。
【図4】受渡しアーム部及び保持クランパの各爪部を示す要部拡大図である。
【図5】図3におけるV−V断面図である。
【図6】図3におけるVI−VI断面図である。
【図7】保持クランパがウェハの把持位置に上昇して開いた状態を示す図である。
【図8】保持クランパがさらに上昇してウェハを把持する状態を示す図である。
【図9】保持クランパと受渡しアーム部とがオーバーラップした状態を示す平面図である。
【図10】保持クランパと受渡しアーム部とがオーバーラップを解除した状態を示す平面図である。
【図11】従来のウェハのアライナー装置を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 ウェハのアライナー装置
3 ウェハ
5 ハンド
10 機台
11 回転中心軸部
111…カム面
12 第1の開閉駆動部
13…シフト角度回転駆動部
132…偏心カム
14…回転駆動部
15…昇降駆動部
16…第2の開閉駆動部
20…受渡しアーム部(受渡し手段)
21…回転軸部
22、23…ロアアーム部
221、231、232 爪部
221a、231a ウェハ受け部
221b、231b、241b 傾斜面
25…揺動アーム
26…カムローラ
27 カム部材
28 カムローラ
30…保持クランパ(保持手段)
31…筒状軸部
33、34、35…アッパアーム部
331、341、351…爪部
331a、341a、351a ウェハ受け部
331b、341b、351b 傾斜面
332…カムローラ
40…検出部(検出手段)
42…投光部
43…受光部
44…センサ
Claims (4)
- ウェハを保持して回転可能に配置される昇降可能なウェハ保持手段と、ロボットから搬送されたウェハを保持して前記ウェハ保持手段に受渡しするウェハ受渡し手段と、前記ウェハの回転中にノッチまたはオリフラ位置を検出する検出手段と、を備え、前記ウェハ受渡し手段は、前記ウェハを保持するウェハ保持部を備え、前記ウェハ保持手段が、前記ウェハ保持部に保持されたウェハを受け取るウェハ把持部を備え、前記ウェハ保持手段が、前記ウェハのノッチまたはオリフラ位置を基準回転位置に一致させるように回動可能に構成されたウェハのアライナー装置であって、
前記ウェハ受渡し手段のウェハ保持部は、前記ウェハのエッジを把持できるように第1の開閉駆動手段によって前記ウェハの径方向に移動可能に構成されるとともに、前記ウェハの載置面が内方に向かって下傾する傾斜面に形成されていることを特徴とするウェハのアライナー装置。 - 前記ウェハ受渡し手段が、軸心に対して対向する位置に一対の受渡しアーム部を備え、前記各受け渡しアーム部にそれぞれ一対のウェハ保持部が配設されていることを特徴とする請求項1記載のウェハのアライナー装置。
- 前記第1の開閉駆動手段が、カム部材と前記カム部材に係合可能な一対のローラ部材とを備え、前記ローラ部材のストローク移動により前記受渡しアーム部が軸心に対して接近離隔する方向に移動可能に構成されていることを特徴とする請求項2記載のウェハのアライナー装置。
- 前記ウェハ保持手段のウェハ把持部は、前記ウェハのエッジを把持できるように第2の開閉駆動手段によって前記ウェハの径方向に移動可能に構成されるとともに、前記ウェハの載置面が内方に向かって下傾する傾斜面に形成されていることを特徴とする請求項1,2又は3記載のウェハのアライナー装置。
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