JPH0550455A - トランスフア成形装置 - Google Patents

トランスフア成形装置

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JPH0550455A
JPH0550455A JP20937791A JP20937791A JPH0550455A JP H0550455 A JPH0550455 A JP H0550455A JP 20937791 A JP20937791 A JP 20937791A JP 20937791 A JP20937791 A JP 20937791A JP H0550455 A JPH0550455 A JP H0550455A
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JP
Japan
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mold
hydraulic cylinder
transfer molding
platen
die
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JP20937791A
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JP3137297B2 (ja
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Takashi Sekiba
隆 関場
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Fujitsu Miyagi Electronics Ltd
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Fujitsu Miyagi Electronics Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明はトランスファ成形装置に関し、一サ
イクル動作の短縮化を実現することを目的とする。 【構成】 上型9を、上プラテン5のスライドレール2
1に、矢印X1 ,X2 方向に移動可能に支持して構成す
る。油圧シリンダ22が、上型9を、下型11に対向す
るトランスファ成形位置P1 と、下型11より外れた型
開き位置P2 とに移動させるよう構成する。下型11は
小型の油圧シリンダ23によって短い距離昇降されるよ
う構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はトランスファ成形装置に
係り、特に金型の型開き及び型締めに関する。
【0002】トランスファ成形装置は、例えばICの樹
脂封止に用いられる。
【0003】ICの樹脂封止は、リードフレーム装着→
上下金型型締め→トランスファ成形→成形品取り出しを
一サイクルとして行われる。
【0004】ICの樹脂封止を能率良く行うため、トラ
ンスファ成形装置においては、上記の一サイクルの動作
を短時間で行うことが望まれている。
【0005】
【従来の技術】図8は、従来のトランスファ成形装置1
を示す。
【0006】2は本体であり、油圧ポンプ3を有し、上
面に下プラテン4が固定してある。
【0007】5は上プラテンであり、下プラテン4に立
設された支柱6の上部に固定してある。
【0008】上プラテン5上に、プランジャ7を駆動す
るトランスファシリンダ8が設けてある。
【0009】9は上型であり、上プラテン5の下面に固
定してある。
【0010】10は可動プラテンであり、上下動可能に
支柱6に支持されている。
【0011】可動プラテン10の上面に、下型11が固
定してある。
【0012】12は油圧シリンダであり、下プラテン4
上に設けてあり、可動プラテン10を上下動させる。
【0013】13はポットであり、上型9に形成してあ
り、タブレットが装入される。
【0014】図8(A)は、上下型締め時及びトランス
ファ成形時の状態を示す。
【0015】油圧ポンプ3が駆動され、油圧シリンダ1
2が駆動され、可動プラテン10が上動され、下型11
が上型9に数10トンの力で押し付けられ、上型9と下
型11とが型締めされる。
【0016】同図(B)はリードフレーム装着時及び成
形品取出し時の状態を示す。
【0017】油圧シリンダ12が駆動され、可動プラテ
ン10が下動され、下型11が下動して上型9より離
れ、型開き状態となる。
【0018】リードフレームの装着及び成形品の取り出
しがし易いように、上下型9,11の開き寸法aは約6
00mmと大きい。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】従って、油圧シリンダ
12のストロークは600mmと相当に長い。
【0020】このため、第1には、油圧シリンダ12が
一方向に動作を開始してから終了するまでに要する時間
が長くなり、トランスファ成形装置の一サイクルの動作
時間が長くなって、樹脂封止の作業性が悪い。
【0021】また、第2には、ストロークが長いため、
油圧シリンダ12は大型であり、油圧ポンプ3も大型で
ある。
【0022】本発明は一サイクル動作の短縮化を可能と
したトランスファ成形装置を提供することを目的とす
る。
【0023】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、上型
と下型のうちいずれか一方を、プラテンに対して横方向
に移動可能に支持する機構と、該支持機構により支持さ
れた型を、他方の型に対向する成形位置及び該他方の型
に対して横方向にずれた型開き位置に移動させる機構と
を有する構成としたものである。
【0024】請求項2の発明は、上型を上プラテンに対
して横方向に移動可能に支持する機構と、該上型を、下
型に対向する成形位置及び該下型よりずれた型開き位置
に移動させる機構とを有する構成としたものである。
【0025】請求項3の発明は、下型を昇降させる油圧
シリンダを、下プラテン上所望の位置に配置する機構を
更に有してなる構成としたものである。
【0026】
【作用】請求項1及び2の支持機構及び移動機構は、型
の移動に要する時間を短くするように作用すると共に、
下型の昇降ストロークを小さくして下型を昇降させる油
圧シリンダを小型とするように作用する。
【0027】請求項3の配置機構は、型締めのバランス
を可変するように作用する。
【0028】
【実施例】図1は本発明の一実施例になるトランスファ
成形装置20を示す。
【0029】図中、図8に示す構成部分と対応する部分
には同一符合を付す。
【0030】21は一対のスライドレールであり、上プ
ラテン5の下面に設けてある。
【0031】上型9は、上プラテン5の下面側に、一対
のスライドレール21により、矢印X1 ,X2 で示す横
方向に移動可能に支持されている。
【0032】22は油圧シリンダであり、上型9を、下
型11に対向する成形装置P1 と、下型11に対して横
方向にずれた二点鎖線で示す型開き位置P2 とに移動す
る。
【0033】位置P1 とP2 との間の距離Lは、上型9
の一辺の長さに対応する寸法であり、約300mmであ
る。上記の油圧シリンダ22のストロークbは、上記距
離Lに対応し、約300mmである。
【0034】23は下型11を昇降させる油圧シリンダ
であり、下プラテン4A上に設けてある。
【0035】この油圧シリンダ23は、ストロークが5
〜10mmと従来のものに比べて数分の一と小さい。従っ
て、油圧シリンダ23は、従来の装置の油圧シリンダ1
2に比べて大幅に小型である。
【0036】24は油圧ポンプである。油圧シリンダ2
3が小型であるため、油圧ポンプ24も従来に比べて小
型である。
【0037】油圧シリンダ23が小型であり、油圧ポン
プ24も小型であるため、装置20は従来に比べて小型
である。
【0038】次に、上記構成の装置20の動作について
説明する。
【0039】図2は型締め状態を示す。
【0040】上型9は成形位置P1 に位置している。
【0041】下型11が小型油圧シリンダ23により矢
印Z1 方向に押し上げられて、上型9と下型11とが型
締めされている。
【0042】この状態で、図3に示すように、トランス
ファ成形が行われる。
【0043】トランスファシリンダ8が駆動され、プラ
ンジャ7が押し出され、矢印Z2 方向に下動し、ポット
13内のタブレット(図示せず)を加圧する。
【0044】タブレットの樹脂が型内に注入され、トラ
ンスファ成形が行われる。
【0045】トランスファ成形が終了すると、成形品が
取り出される。
【0046】このために、まず、小型油圧シリンダ23
が駆動され、下型11が矢印Z2 方向に、小ストローク
c下動し、上型9より離れる。
【0047】ストロークcは、成形品の厚さ程度でよ
く、5〜10mmである。
【0048】続いて、油圧シリンダ22が駆動され、上
型9が矢印X1 方向に、位置P2 に移動される。
【0049】下型11は上型9より成形品の厚さ程度離
れており、上型9は、成形品と干渉することなく移動さ
れる。
【0050】上型9が位置P2 に移動されると、図3に
示すように、下型11の上面側は開放され、外部から接
近可能な状態とされ、型開き状態となる。
【0051】装置20は、この状態で動作を停止する。
【0052】この状態で、矢印30で示すように、成形
品が取り出される。続いて、リードフレームが矢印31
で示すように、下型11上に装着される。スタート操作
をすると、まず、油圧シリンダ22が駆動し、上型9が
矢印X2 方向に移動され、位置P1 に固定される。
【0053】続いて、小型油圧シリンダ23が駆動し、
下型11が矢印Z1方向に上昇し、図2に示す型締め状
態となる。
【0054】ここで、下型11の昇降のストロークcが
5〜10mm短いため、下型11の昇降に要する時間は短
い。また、上型9の移動距離は300mm程度と長いけれ
ども、上型9の移動方向は横方向であり、押圧を伴わな
いため、上型9の移動に要する時間は短い。
【0055】従って、図3のトランスファ成形状態から
図4に示す成形品取出し状態への動作、及び図4の状態
から図2の型締め状態への動作は、共に、従来に比べて
短い時間で完了する。
【0056】これにより、装置20は従来に比べて短い
時間で一サイクルの動作を完了し、ICの樹脂封止は、
従来に比べて能率良く行われ、従来に比べて生産性が向
上する。
【0057】次に、型締めについて説明する。
【0058】上記の小型油圧シリンダ23は、作業者が
比較的簡単に取り扱うことができる大きさであり、図5
に示すように下側にノックピン23aを有する。
【0059】下プラテン4Aには、孔26が等間隔で多
数形成してある。
【0060】小型油圧シリンダ23-1〜23-4は、ノッ
クピン23aを所望の孔26に嵌合させて、位置決めし
て、例えば図6に示すように配置される。
【0061】また、小型油圧シリンダ23-1〜23-4
は、必要に応じて位置を自由に変更され、例えば図7
(A)又は(B)に示すように配置される。
【0062】これにより、図2に示す型締めは、成形時
に樹脂バリが生じにくい状態でなされる。
【0063】この結果、高品質の樹脂成形品を製造し
得、歩留りが向上する。
【0064】なお、上記実施例に限らず、上型9をプラ
テン5に固定し、下型11を可動プラテン10に対して
横方向に移動可能に支持し、下型11を上型5に対向す
る成形位置と上型5よりずれた型開き位置とに移動させ
る構成としてもよい。
【0065】
【発明の効果】以上説明した様に、請求項1及び2の発
明によれば、トランスファ成形が完了してから成形品を
取り出し可能となるまでの時間及び成形品を取り出して
から型締めまでの時間を短縮出来、一サイクルの動作に
要する時間を短縮し得、樹脂成形の生産能率を向上し得
る。
【0066】また、下型を昇降させる油圧シリンダを小
型とし得、装置を従来に比べて小型化出来る。
【0067】請求項3の発明によれば、油圧シリンダが
小型化されたことに伴って、油圧シリンダの配置を自由
に変えうる構成とすることにより、使用する型に最適の
型締めを行うことが出来、然して樹脂バリの少ない高品
質の樹脂成形品を製造し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のトランスファ成形装置の一実施例を示
す斜視図である。
【図2】図1の装置の型締め状態を示す図である。
【図3】図1の装置のトランスファ成形状態を示す図で
ある。
【図4】図1の装置の成形品取出し状態を示す図であ
る。
【図5】小型油圧シリンダの下プラテン上への配置機構
を説明する図である。
【図6】小型油圧シリンダの下プラテン上の配置を示す
図である。
【図7】小型油圧シリンダの配置の別の例を示す図であ
る。
【図8】従来のトランスファ成形装置の1例を示す図で
ある。
【符号の説明】
2 本体 4A 下プラテン 5 上プラテン 6 支柱 7 プランジャ 8 トランスファシリンダ 9 上型 10 可動プラテン 11 下型 13 ポット 20 トランスファ成形装置 21 スライドレール 22 油圧シリンダ 23 小型油圧シリンダ 23a ノックピン 24 小型油圧ポンプ 26 孔 30 成形品の取り出しを示す矢印 31 リードフレームの装着を示す矢印
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B29L 31:34 4F

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上型と下型のうちいずれか一方を、プラ
    テンに対して横方向に移動可能に支持する機構(21)
    と、 該支持機構により支持された型を、他方の型に対向する
    成形位置(P1 )及び該他方の型に対して横方向にずれ
    た型開き位置(P2 )に移動させる機構(22)とを有
    する構成としたことを特徴とするトランスファ成形装
    置。
  2. 【請求項2】 上型(9)を上プラテン(5)に対して
    横方向に移動可能に支持する機構(21)と、 該上型(9)を、下型(11)に対向する成形位置(P
    1 )及び該下型(11)よりずれた型開き位置(P2
    に移動させる機構(21)とを有する構成としたことを
    特徴とするトランスファ成形装置。
  3. 【請求項3】 下型(11)を昇降させる油圧シリンダ
    (23)を、下プラテン(4A)上所望の位置に配置す
    る機構(23a,26)を更に有してなることを特徴と
    する請求項1又は2項記載のトランスファ成形装置。
JP20937791A 1991-08-21 1991-08-21 トランスファ成形装置 Expired - Lifetime JP3137297B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013144036A1 (de) * 2012-03-26 2013-10-03 Siempelkamp Maschinen- Und Anlagenbau Gmbh & Co. Kg Hydraulische taktpresse

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013144036A1 (de) * 2012-03-26 2013-10-03 Siempelkamp Maschinen- Und Anlagenbau Gmbh & Co. Kg Hydraulische taktpresse

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