JPH0550411U - 集光レンズの取付構造 - Google Patents

集光レンズの取付構造

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JPH0550411U
JPH0550411U JP10151291U JP10151291U JPH0550411U JP H0550411 U JPH0550411 U JP H0550411U JP 10151291 U JP10151291 U JP 10151291U JP 10151291 U JP10151291 U JP 10151291U JP H0550411 U JPH0550411 U JP H0550411U
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JP
Japan
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condenser lens
panel
hole
protruding portion
mounting structure
Prior art date
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Pending
Application number
JP10151291U
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English (en)
Inventor
宰司 土屋
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Teac Corp
Original Assignee
Teac Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案は、電気機器等のパネル上で集光レン
ズを介して発光表示をする構造において安定した保持力
で取付けられ、取付、取外しが簡単な集光レンズの取付
構造を提供することを目的とする。 【構成】 パネル1に集光レンズ2取付用の貫通孔1c
を設ける。貫通孔1cの径方向内側に突出した突出部1
bを有した突設部1aを、パネル1の裏面の貫通孔1c
の周囲に設ける。集光レンズ2の溝部2aに突出部1b
が嵌合した構造を構成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は集光レンズの取付構造に係り、特に発光表示を行うパネルに用いて好 適な集光レンズの取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
電気機器の操作面等のパネル上で光りの点灯により、機器の状態を表示する方 法として一般的に発光ダイオード(LED;Light-emitting Diode) が用いられ ている。
【0003】 表示方法としては、LEDの発光面をそのままパネル表面に露出させる方法と 、集光レンズを介して表示する方法があるが、LEDを露出させる方法は外部よ りの静電気によるノイズを取り込む恐れがあるため集光レンズを使用する方法が 多用されている。
【0004】 また外観デザイン上も、レンズを用いた方が自由度が高く、美観を高めること ができる。
【0005】 一般的にこの種の集光レンズは透明な樹脂でできており、やはり樹脂でできた パネル上に熱カシメあるいは接着剤による接着によって取付けられている。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、熱カシメ法による取付には特殊の熱カシメ用の治具が必要であり、ま た一旦集光レンズを取付けた後は、取り外しができず、集光レンズに問題があっ てもパネルから外してそのパネルを再使用することはできないという不便さがあ った。
【0007】 一方、接着剤による接着法では、接着剤の塗布量のバラツキや、接着条件の変 化によって、接着力が変化し、集光レンズの保持力が安定しないという問題があ った。
【0008】 また、接着剤による方法は接着剤の硬化時間が必要であり、組立工程上問題と なっていた。
【0009】 さらに、上述の熱カシメ法と同様に取付後のレンズの取外しができないという 不便さもあった。
【0010】 本考案は上記課題に鑑みなされたもので、安定した保持力が得られ、取付、取 外しが簡単な集光レンズの取付構造を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記課題は、光源から出射された光を受光して集束させ、その光をパネルの表 面に導く集光レンズの取付構造において、 該集光レンズは周側面に溝部を有するとともに、 該パネルは、前記集光レンズが挿嵌される貫通孔と、 該パネルの裏面の該貫通孔の周囲に、先端が該貫通孔の径方向内側に突出した 突出部を有した複数の突設部とを有し、 前記集光レンズの溝部に前記パネルの突設部の突出部が嵌合された構成とする ことにより解決される。
【0012】
【作用】
パネルの裏面の突設部は集光レンズ挿入時に集光レンズを案内しながら支持し 、突設部先端の突出部は集光レンズの溝部に嵌合して集光レンズを固定する。
【0013】
【実施例】
図1は本考案の一実施例を示す断面図である。
【0014】 樹脂製のパネル1には貫通孔1cが設けられ、パネル1の表面の貫通孔1cの 周囲には凹部1dが形成されている。
【0015】 パネル1の裏面1fには突設部1aが立設され、その突設部1aの先端には突 出部1bが形成されている。
【0016】 以上のように構成されたパネル1に集光レンズ2が取付けられており、(取付 方法は後述する)、集光レンズ2の溝部2aに、パネル1の突設部1aに形成さ れた突出部1bが嵌合し、集光レンズ2は固定されている。
【0017】 以上のように、パネル1に組立てられた集光レンズ2のパネル1の裏面から光 を照射すると(例えばLEDにより)、その光は集光レンズ内を通過して集束し 、パネルの表面側から射出される(光の経路を図1中矢印で示す)。
【0018】 図2は本実施例の応用例を示した平面図であり、図3はその分解斜視図である 。
【0019】 両図に示す応用例はフロッピーディスクドライブ装置における前面パネルであ り、集光レンズ2からの光により、例えば電源が入の状態になっているとか、ド ライブ装置が作動しているという作動状態を表示する。
【0020】 図3に示すように集光レンズ2はパネル1を貫通してパネル1の裏側に突出し 、その突出側には各々の集光レンズ2に対応して集光レンズ2に光を照射するL ED3が配置されている。
【0021】 図4は集光レンズ2の拡大図であり(A)は平面図を、(B)は側面図を示す 。
【0022】 集光レンズ2は、一端が球面2cを有する円柱状に形成された透明な樹脂成形 体よりなり、球面2cの反対側端部には面取り部2bが施こされている。
【0023】 そして面取り部2bの側にはパネル1に取付けられるための溝部2aが設けら れている。
【0024】 図5は図1に示した集光レンズ取付部の拡大図であり、(A)はその平面図、 (B)は側面断面図である。
【0025】 パネル1には、貫通孔1cが設けられ、表面1eの貫通孔1cの周囲には凹部 1dが形成されている。
【0026】 この凹部1dは集光レンズ2から射出する光を反射して、より見易くするため に設けられている。
【0027】 パネル1の裏面1fには貫通孔1cの開口端に沿って、突設部1aが、裏面1 fに垂直に4個所パネルに一体的に形成されている。そして、この突設部の内壁 1gは貫通孔1cの面の延長面となっている。
【0028】 突設部1aの先端部には、貫通孔1cの半径方向内側に突出した突出部1bが 形成され、集光レンズ2の溝部2aに嵌合するようになっている。
【0029】 そして、突出部1bの内壁と突設部1aの内壁1gとは傾斜部1hによりつな がっている。
【0030】 また、突設部1aは集光レンズ2が挿入された時に外側にたわむように弾力を 有するような厚みに形成されている。
【0031】 次に集光レンズをパネル1に取付ける方法について、図6と共に説明する。
【0032】 (A)に示すように、まず、表示パネル1の表面1e側から貫通孔1cに集光 レンズ2を挿入する。この時、集光レンズ2の溝部2aが設けられている側から 挿入されるようにする。
【0033】 集光レンズ2の球面2c側を押圧していくと、集光レンズ2の側壁は貫通孔1 cと突設部1aの内壁1gに案内され、集光レンズ2はパネル1に対して垂直に 進んでいく。
【0034】 そして集光レンズ2の面取部2bが突設部1aの突出部1bの傾斜部1hに当 接する。
【0035】 ひきつづき集光レンズ2に押圧力を加えると、図6(B)に示すように、面取 部2bは傾斜部1h上を滑動し、突設部1aが外側にたわんで集光レンズ2は突 出部1bに乗り上げることになる。
【0036】 そのまま集光レンズ2に押圧力を加えて挿入していくと、集光レンズ2の溝部 2aは突出部1bの位置に移動し、図3(C)に示すように、突設部1aのたわ みが元に戻って突出部1bが溝部2aに嵌合する。
【0037】 この位置で集光レンズ2は正規の位置となり固定されることとなる。
【0038】 以上のように、本実施例による集光レンズ2の取付構造によれば、集光レンズ 2をパネル1の貫通孔1cに挿入し押圧するだけで簡単に取付けることができる 。
【0039】 また、突設部1aを外側に広げれば、集光レンズを取外すこともできる。
【0040】 そして、この取付構造は、熱カシメあるいは接着による取付方法に比較すると 、集光レンズのパネルへの保持力は取付作業環境に影響されず、一定している。
【0041】
【考案の効果】
上述の如く、本考案によれば、集光レンズをパネルに簡単に取付けることがで き、そのうえ保持力が一定であるため、組立作業が簡素化され、この取付構造を 用いたパネルの製造原価の低減を図ることができる。
【0042】 また、集光レンズ取付後に集光レンズあるいは、表示パネルに不具合が生じた 場合、集光レンズを取外して、再組立ができるという効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す側面図である。
【図2】本考案の一実施例の応用例を示す側面図であ
る。
【図3】図2の応用例の分解斜視図である。
【図4】集光レンズの拡大図である。
【図5】集光レンズ取付部の拡大図である。
【図6】集光レンズの取付方法を説明する図である。
【符号の説明】
1 パネル 1a 突設部 1b 突出部 1c 貫通孔 1d 凹部 1e 表面 1f 裏面 1g 内壁 1h 傾斜部 2 集光レンズ 2a 溝部 2b 面取部 2c 球面 3 LED

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光源から出射された光を受光して集束さ
    せ、その光をパネルの表面に導く集光レンズの取付構造
    において、 該集光レンズは周側面に溝部を有するとともに、 該パネルは、前記集光レンズが挿嵌される貫通孔と、 該パネルの裏面の該貫通孔の周囲に、先端が該貫通孔の
    径方向内側に突出した突出部を有した複数の突設部とを
    有し、 前記集光レンズの溝部に前記パネルの突設部の突出部が
    嵌合された構成とした集光レンズの取付構造。
JP10151291U 1991-12-10 1991-12-10 集光レンズの取付構造 Pending JPH0550411U (ja)

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JP10151291U JPH0550411U (ja) 1991-12-10 1991-12-10 集光レンズの取付構造

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2017154469A1 (ja) * 2016-03-10 2017-09-14 アルプス電気株式会社 光学部品収容体
WO2020204667A1 (ko) * 2019-04-04 2020-10-08 삼성전자 주식회사 충전 장치

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WO2017154469A1 (ja) * 2016-03-10 2017-09-14 アルプス電気株式会社 光学部品収容体
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