JPH082902Y2 - 近接スイッチ - Google Patents

近接スイッチ

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JPH082902Y2
JPH082902Y2 JP1986077883U JP7788386U JPH082902Y2 JP H082902 Y2 JPH082902 Y2 JP H082902Y2 JP 1986077883 U JP1986077883 U JP 1986077883U JP 7788386 U JP7788386 U JP 7788386U JP H082902 Y2 JPH082902 Y2 JP H082902Y2
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JP
Japan
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cap
press
core
control circuit
fitted
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JP1986077883U
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JPS62191042U (ja
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俊夫 野寺
文人 高橋
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Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
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  • Electronic Switches (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、柱状の近接スイッチに関する。
〔従来の技術〕
従来のこの種の近接スイッチとしては、例えば第6図
に縦断面を示すものが知られている。図において、合成
樹脂や金属による円筒状のケース1の一側端には合成樹
脂または金属による有底円筒状のキャップ2が圧入さ
れ、キャップ2内にはキャップ2の底面に端面が当接
し、軸線上に貫通孔3aを有するコア3で覆われた検出コ
イル4が巻枠5に巻回されて収納されている。コア3の
背後に位置するキャップ2を含めたケース1内には検出
コイル4の出力端に接続された制御回路プリント板6が
配置され、この制御回路プリント板6の出力側には、動
作表示用の発光ダイオード7と導出ケーブル8とが接続
されている。そして、ケース1の他端側に嵌め込まれ導
出ケーブル8が貫通するエンドカバー9で閉塞されたケ
ース1内の空間には図示されていない構成部品を含めて
硬化によって固定する合成樹脂が充填されている。
〔考案が解決しようとする課題〕
上述した従来装置においては、組立過程で巻枠5とコ
ア3,コア3とキャップ2,コア3と制御回路プリント板6
が、それぞれ接着剤により接着されて一体化され、それ
ぞれの接着剤による接着状態を確認後ケース1内に収納
しなければならない。そのために接着時間を必要とする
とともに各部品間の接着が確実になされるまでの時間を
待たねばならないことから組立効率が悪いこと、接着を
待つための放置場所を必要とすること等の欠点を有す
る。
そこで、本考案の目的は、前述した従来装置の欠点を
除去し、各部材間を接着することなく安定した検出精度
が確保され、かつ組立時間が短縮されて安価となる近接
スイッチを提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
前述した目的を達成するため本考案は、動作表示用の
窓を有する筒状ケースと、この筒状ケースの一側に圧入
される有底円筒状のキャップと、このキャップに収納さ
れ該キャップの底面に当接し貫通孔を有するコアと、こ
のコアの巻枠を介して取付けられる検出コイルと、前記
コアの貫通孔に圧入される案内ピンを底辺部に有するU
字状に形成され両脚片に互いに対向する少なくとも一組
の案内溝を形成した基板支え,該基板支えの両脚片から
それぞれ放射状に延長され撓みにより前記キャップの内
壁に圧接する翼片からなる合成樹脂成形による結合部材
と、該結合部材の基板支えの案内溝に挿入支持され前記
検出コイルの口出端子が接続されるとともに導出ケーブ
ルが接続されかつ動作表示用発光ダイオードが搭載され
た制御回路プリント板とを備え、前記基板支えの案内ピ
ンに検出コイルが取付けられたコアの貫通孔を圧入して
取付けるとともに基板支えの一組の案内溝に制御回路プ
リント板を挿入して一体化した結合部材を前記キャップ
に圧入して取付け、該キャップを前記筒状ケースの一端
に、前記制御回路プリント板に搭載された動作表示用発
光ダイオードが筒状ケースの窓に対向するように圧入し
て取付け、該筒状ケース内に合成樹脂を充填してなるこ
とを特徴とする。
〔作用〕 本考案における近接スイッチにおいては、結合部材に
おける基板支えの案内ピンに検出コイルが取付けられた
コアの貫通孔を位置決めして圧入により取付けるととも
に基板支えの一組の案内溝に制御回路プリント板を挿入
して一体化し、各部材が一体化された結合部材を前記キ
ャップに圧入して取付け、該キャップを前記筒状ケース
の一側端に、制御回路プリント板に搭載された動作表示
用発光ダイオードがケースの窓に対向するように圧入し
て取付けた後、ケース内に合成樹脂を充填する。
〔実施例〕
第1図ないし第5図はこの考案における近接スイッチ
の一実施例を示す図であり、第1図はその縦断面図、第
2図は要部部材の斜視図、第3図は組立過程を示す分解
斜視図、第4図および第5図はそれぞれ要部部材の組込
過程を示す正面図である。各図において、第6図に示す
従来装置と同一部分については同一符号を付して重複説
明は省略する。
この実施例において従来装置と相違する点は、キャッ
プ2内へ収納される検出コイル4が嵌め込まれたコア3
の固定および制御回路プリント板6を支持するために一
つの結合部材11を付加した点である。結合部材11は基板
支え12およびこの基板支え12に一体化された4個の翼片
13とからなり、この結合部材11は可撓性のある合成樹脂
で形成されている。基板支え12はU字状に形成され、そ
の底辺部12aにはコア3の貫通孔3aに圧入可能な案内ピ
ン12bが設けられ、両脚片12c,12cに対向面には軸線対称
で間隔をおき互いに対向する2組の案内溝12d,12d;12e,
12eが設けられている。そして、翼片13は両脚片12c,12c
のそれぞれの軸方向の両縁から放射状に一体形成され自
由状態ではキャップ2の内径よりは大きくキャップ2内
に押し込むことにより撓んでキャップ2の内壁に圧接す
るようになっている。そして、案内ピン12b側の角は押
し込みを容易にするための切欠き13が設けられている。
以上の構成において、その組立は、まず巻枠5に巻回
された検出コイル4を嵌め込んだコア3の貫通孔3aに結
合部材11の案内ピン12bを圧入してコア3と結合部材11
とを一体化する。そして、結合部材の案内溝12d,12d;12
e,12eのいずれかに制御回路プリント板6を挿入し、検
出コイル4の出力端4aを制御回路プリント板6の該当す
る端子に半田付けする。次に、結合部材11の翼片13を第
5図に示すように撓ませながらキャップ2内にコア3の
端面が底面に当接するまで圧入することにより、キャッ
プ2,コア3および制御回路プリント板6がキャップ3に
一体化される。このように一体化された制御回路プリン
ト板6に動作表示用発光ダイオード7や導出ケーブル8
を半田付けしてケース1内に収納する。このとき、制御
回路プリント板6に搭載された動作表示用発光ダイオー
ド7がケース1の窓に対向するようにする。そして、前
記導出ケーブル8が挿通されたエンドカバー9でケース
1の他端を閉塞してケース1内に合成樹脂10の充填を行
うことにより組立が完了する。従って、構成部材のすべ
てをケース内に、所定に寸法関係を確保しながら配置す
ることができ、従来のようにこの過程での接着剤の乾燥
等に必要な待ち時間は必要なくなるとともに放置場所も
不要となるので、検出精度の低下を招くことなくコスト
ダウンができる。
〔考案の効果〕
以上に説明したように本考案によれば、動作表示用の
窓を有する筒状ケースと、この筒状ケースの一側端に圧
入される有底円筒状のキャップと、このキャップに収納
され該キャップの底面に当接し貫通孔を有するコアと、
このコアの巻枠を介して取付けられる検出コイルと、前
記コアの貫通孔に圧入される案内ピンを底辺部に有する
U字状に形成され両脚片に互いに対向する少なくとも一
組の案内溝を形成した基板支え、該基板支えの両脚片か
らそれぞれ放射状に延長され撓みにより前記キャップの
内壁に圧接する翼片からなる合成樹脂成形による結合部
材と、該結合部材の基板支えの案内溝に挿入支持され前
記検出コイルの口出端子が接続されるとともに導出ケー
ブルが接続されかつ動作表示用発光ダイオードが搭載さ
れた制御回路プリント板とを備え、前記基板支えの案内
ピンに検出コイルが取付けられたコアの貫通孔を圧入し
て取付けるとともに基板支えの一組の案内溝に制御回路
プリント板を挿入して一体化した結合部材を前記キャッ
プに圧入して取付け、該キャップを前記筒状ケースの一
端に、前記制御回路プリント板に搭載された動作表示用
発光ダイオードが筒状ケースの窓に対向するように圧入
して取付け、該筒状ケース内に合成樹脂を充填するよう
にしたことにより、キャップ内に配置される構成部品の
位置決めが結合部材によって確保されるので、検出精度
の低下を招くことなく安価な近接スイッチを得ることが
でき、またキャップに圧入された結合部材の翼片が撓む
ことにより基板支えも制御回路プリント板を押さえ付け
る方向に押圧されるので、基板支えの案内溝に挿入支持
された制御回路プリント板を確実に保持することがで
き、これによって制御回路プリント板に搭載された動作
表示用発光ダイオードを筒状ケースの窓に確実に対向さ
せて動作状態を表示することが可能であるという効果を
有する。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第5図はこの考案による近接スイッチの一
実施例を示し、第1図はその縦断面図、第2図は要部部
材の斜視図、第3図は組立過程を示す分解斜視図、第4
図および第5図はそれぞれ要部部材の組込を示す正面
図、第6図は従来の近接スイッチを示す縦断面図であ
る。 1:ケース、2:キャップ、3:コア、3a:貫通孔、4:検出コ
イル、6:制御回路プリント板、8:導出ケーブル、10:合
成樹脂、11:結合部材、12:基板支え、12a:底辺、12b:案
内ピン、12c:脚片、12d12e:案内溝、13:翼片。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭57−168438(JP,A) 特開 昭57−168440(JP,A) 実開 昭56−150038(JP,U) 実開 昭53−82770(JP,U)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】動作表示用の窓を有する筒状ケースと、こ
    の筒状ケースの一側端に圧入される有底円筒状のキャッ
    プと、このキャップに収納され該キャップの底面に当接
    し貫通孔を有するコアと、このコアの巻枠を介して取付
    けられる検出コイルと、前記コアの貫通孔に圧入される
    案内ピンを底辺部に有するU字状に形成され両脚片に互
    いに対向する少なくとも一組の案内溝を形成した基板支
    え,該基板支えの両脚片からそれぞれ放射状に延長され
    撓みにより前記キャップの内壁に圧接する翼片からなる
    合成樹脂成形による結合部材と、該結合部材の基板支え
    の案内溝に挿入支持され前記検出コイルの口出端子が接
    続されるとともに導出ケーブルが接続されかつ動作表示
    用発光ダイオードが搭載された制御回路プリント板とを
    備え、前記基板支えの案内ピンに検出コイルが取付けら
    れたコアの貫通孔を圧入して取付けるとともに基板支え
    の一組の案内溝に制御回路プリント板を挿入して一体化
    した結合部材を前記キャップに圧入して取付け、該キャ
    ップを前記筒状ケースの一側端に、前記制御回路プリン
    ト板に搭載された動作表示用発光ダイオードが筒状ケー
    スの窓に対向するように圧入して取付け、該筒状ケース
    内に合成樹脂を充填してなることを特徴とする近接スイ
    ッチ。
JP1986077883U 1986-05-23 1986-05-23 近接スイッチ Expired - Lifetime JPH082902Y2 (ja)

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JPS62191042U JPS62191042U (ja) 1987-12-04
JPH082902Y2 true JPH082902Y2 (ja) 1996-01-29

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57168440A (en) * 1981-04-10 1982-10-16 Yamatake Honeywell Co Ltd Proximity switch
JPS57168438A (en) * 1981-04-10 1982-10-16 Yamatake Honeywell Co Ltd Proximity switch

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JPS62191042U (ja) 1987-12-04

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