JPS6233239Y2 - - Google Patents

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JPS6233239Y2
JPS6233239Y2 JP1982107416U JP10741682U JPS6233239Y2 JP S6233239 Y2 JPS6233239 Y2 JP S6233239Y2 JP 1982107416 U JP1982107416 U JP 1982107416U JP 10741682 U JP10741682 U JP 10741682U JP S6233239 Y2 JPS6233239 Y2 JP S6233239Y2
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  • Switches That Are Operated By Magnetic Or Electric Fields (AREA)
  • Measuring Temperature Or Quantity Of Heat (AREA)
  • Thermally Actuated Switches (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、永久磁石および感温磁性体を組み
合わせてなる感温リードスイツチ装置に関するも
のである。
従来から知られている感温リードスイツチ装置
は、第1図AおよびBに示すように、強磁性リー
ド片a,bを有すると共にその一部を接点として
ガラス管内に封入したリードスイツチ9を具備
し、前記リードスイツチ9の外周面の軸線方向に
おける中間部に、リンク状の感温磁性体1を配置
し、次いでこれを挾持するように同一方向に着磁
された2個のリング状の永久磁石2,3を配置
し、さらにその両端に円筒形の固定部材4,5を
挿置してそれぞれリード線6,7を導出してなる
感温リードスイツチ10を有している。そして、感
温リードスイツチ装置は、第1図Cに示すよう
に、一端一部に取付孔11を有する熱伝導性良好
な板状体13の他端を管状に曲成した管状部8と
この管状部8の先端部(管状部8の軸線方向に直
交する方向での端部)に設けたところの、少なく
とも感温磁性体1および永久磁石2,3にわたる
幅を有する切欠部12とを有する保持部材13の
前記管状部8内に、第1図Dに示すように、前記
感温リードスイツチ10を挿通配置し、第1図E
に示すように、管状部8に形成された切欠部12
が上になるように位置決めした後、前記切欠部1
2上に適量の液状硬化性樹脂14を載置し、自然
放置により液状の硬化性樹脂14を管状部8内に
浸潤させ、液状の硬化性樹脂14の硬化により管
状部8内に前記感温リードスイツチ10を固定す
るようにして、構成されている。
しかしながら、前記感温リードスイツチ装置に
は、次のような問題点がある。
すなわち、リードスイツチ9の中央にリング
状の感温磁性体1およびこれを挾持する2個の永
久磁石2,3を接着固定する際に位置決め用治具
を必要とするし、また感温リードスイツチ10
を保持部材13に接着固定する際にも位置決め用
治具を必要とする。また、リードスイツチ9と
感温磁性体1および永久磁石2,3とを接着剤で
固定する工程および感温リードスイツチ10と保
持部材13とを液状の硬化性樹脂14の硬化によ
り固定する工程を必要とするので、感温リードス
イツチ装置の製造工程数が多く、したがつて、
感温リードスイツチ装置の製造、組み立てに多く
の時間がかかる。さらに、前記のような製造上
の種々の問題を有して製造された感温リードスイ
ツチ装置は、その軸線方向にリード線6,7が突
き出ているので全体形状として軸線方向に沿つて
長過ぎるものである。したがつて、取扱いおよび
配線基板上への配設につき、不便である。
この考案は前記事情に鑑みてなされたものであ
り、前記問題点およびに示すような位置決め
用治具を何ら必要とすることなく、簡単な製造工
程で、かつ迅速に組み立てることのできる、軸線
方向に沿つて長く突出するリード線のない感温リ
ードスイツチ装置を提供することを目的とするも
のである。
次に、この考案の一実施例について図面を参照
しながら説明する。
第2図Aはこの考案の一実施例における保持部
材を示す上面図、第2図Bは前記保持部材を示す
正面図、第2図Cは前記保持部材を示す側面図、
第3図Aは前記実施例における固定部材を示す上
面図、第3図Bは第3図AにおけるB−B線矢視
断面図、第3図Cは前記固定部材を示す左側面
図、第3図Dは前記固定部材を示す右側面図、お
よび第4図はこの考案の一実施例を示す一部切欠
斜視図である。
この考案の一実施例である感温リードスイツチ
装置20は、第1図Aに示すような、強磁性リー
ド片a,b,6,7を有すると共にその一部を接
点としてガラス管内に封入してなるリードスイツ
チ9と、前記リードスイツチ9の外周面の軸線方
向における中間部に配置したリング状の感温磁性
体1およびこの感温磁性体1を挾持するように前
記リードスイツチ9の外周面に配置されると共に
同一方向に着磁された2個のリング状の永久磁石
2,3と、第4図に示すように、一対の固定部材
21と保持部材22とを具備する。
前記リードスイツチ9の外周面に感温磁性体1
および2個の永久磁石2,3を配置してなる構成
(かかる構成を有するものをリードスイツチアセ
ンブリとも称する)は、従来の感温リードスイツ
チ装置におけるのと同様であるから、その詳細な
説明を省略し、次に、固定部材21と保持部材2
2とについて説明する。
保持部材22は、第2図A〜Cに示すように、
一端一部に取付孔22Aを有する熱伝導性良好な
板状体22Bの他端側を、完全に閉鎖しないよう
に、管状に曲成してなる管状部22Cと、取付孔
22Aを有する一端側は平面状のままにしてなる
平面部22Dと、前記管状部22Cの軸線方向に
沿うと共に前記管状部22Cの軸線方向の端部か
ら中央部に向つて切り欠いてなる2個の位置決め
用切欠部22E,22Fとを具備するように構成
されている。さらに、前記板状体22Bの他端側
を完全に閉鎖しないように管状に曲成した結果、
他端側の端部と平面部22Dとにより間隙部22
Gが形成されていることになる。この間隙部22
Gの形成は、外周面に感温磁性体1および2個の
永久磁石2,3を配置すると共にリード線6,7
を有するリードスイツチアセンブリを、リード線
6,7をその軸線方向に直交する方向に折曲した
まま前記保持部材22に装着する場合、直交方向
に折曲したリード線6,7を前記間隙部22Gに
挿通案内する必要があるからであり、また、後述
する液状の硬化性樹脂14を前記間隙部22Gか
ら管状部22C内に浸潤する必要があるからであ
る。したがつて、前記間隙部22Gの間隙幅は、
前記2つの必要性を満足すると共に管状部22C
が前記リードスイツチアセンブリを充分に装着、
保持することができるように、適宜に決定するこ
とができる。2個の前記位置決め用切欠部22
E,22Fは、さらに詳述すると、第2図Aに示
すように上面から見た場合その形状は、長方形を
なしており、また、それぞれ左右対称形である。
左右対称形にするのは、位置決め用切欠部22
E,22Fに嵌合する後述の2個の固定部材21
における突出部21Aの形状をそれぞれ同形と
し、ひいては、管状部22Cの両端に装着する2
個の固定部材21自体もそれぞれ同形とし、もつ
て製造上の簡単化を図るためである。また、2個
の前記位置決め用切欠部22E,22Fは、平面
部22Dに対して直交する方向で開設されている
が、これは、感温リードスイツチ装置20の用途
に応じてリード線6,7を前記方向に引き出す必
要があるからである。
固定部材21は、第3図A〜Dに示すように、
保持部材22の管状部22Cの軸線方向での両末
端に嵌合するための円筒部21Bと、円筒部21
Bの外周面上に突出すると共に位置決め用切欠部
22E,22Fに嵌合するための略直方体状の突
出部21Aと、リードスイツチ9のガラス管の軸
線方向末端を収納配置可能に円筒部21B内に開
設すると共に固定部材21の軸線方向における一
端面と突出部21Aとは反対側の円筒部21B周
面とに開口する収納切欠部21Cと、前記収納切
欠部21Cに連続して開設されると共に、保持部
材22の管状部22C内に挿入されたリードスイ
ツチアセンブリを位置決めするために固定部材2
1を管状部22Cに装着する際、軸線方向に対し
て直交する方向に折曲するリード線6,7を案内
し、前記のように装着した後、前記リード線6,
7を固定するための案内切欠部21Eとを具備す
る。なお、ここで重要なことは、前記管状部22
Cのほぼ中央に感温磁性体1およびこれを挾持す
る永久磁石2,3を配置するのがこの種の感温リ
ードスイツチ装置の常態であるので、中央に配置
するために、第4図に示すように、保持部材22
に2個の固定部材21を装着した場合、固定部材
21の端面(収納切欠部21Cが開口する端面)
から管状部22Cの端部までの軸線方向長さl
を、2個の固定部材21につき互いに等しくして
おく必要がある。かかる必要を満足させるため、
管状部22Cに開設した位置決め用切欠部22
E,22Fの軸線方向長さを前記lとし、固定部
材21における突出部21Aの軸線方向に直交す
る端面と円筒部21Bの収納切欠部21Cが開口
する端面とを面一に形成しておくのが好ましい。
面一に形成しておくと、管状部22Cの2個の位
置決め用切欠部22E,22Fそれぞれに、固定
部材21の突出部21Aを嵌合するように2個の
固定部材21を装着するだけで、感温磁性体1お
よび永久磁石2,3が管状部22Cの中央部に位
置決めされることとなる。前記案内切欠部21E
について、さらに詳述すると、収納切欠部21C
が開口する円筒部21Bの端面と面一である突出
部21Aの端面から軸線方向に沿つて幅広の第1
切欠部21E(1)、リード線6,7の径とほぼ同等
の幅を有する第2切欠部21E(2)、および、リー
ド線6,7の径よりも若干大き目の幅を有する第
3切欠部21E(3)が、この順に従つて、突出部2
1Aの上面と収納切欠部21Cとを連通するよう
に開設されている。第1切欠部21E(1)が幅広で
あるのは、リード線6,7の挿通、案内を容易に
するためであり、また、各部材を固定するための
液状の硬化性樹脂14を流入させる流入口ともす
るためである。第3切欠部21E(3)の幅は、第4
図に示すように、折曲するリード線6,7の保護
をするスプリングピン23を挿入することができ
るように決定しておくのが好ましい。また、突出
部21Aの端面から第3切欠部21E(3)までの案
内切欠部21Eの軸線方向長さは、前記リードス
イツチアセンブリの永久磁石2,3の端面からリ
ード線6,7の折曲部までの長さに等しくしてお
くのが好ましい。リードスイツチ9をガタ付くこ
となく配置するためである。
次に、リードスイツチ9、感温磁性体1,2個
の永久磁石2,3、前記構成を有する2個の固定
部材21,21、および前記構成を有する保持部
材22を有する感温リードスイツチ装置20の組
み立てについて述べる。
先ず、リード線6,7が軸線方向に伸長してい
るリードスイツチ9を、リング状の感温磁性体1
のリング内に挿通し、次いで、前記2個のリング
状の永久磁石2,3で前記感温磁性体1を挾むよ
うに前記リードスイツチ9を永久磁石2,3のリ
ング内に挿通した後、伸長しているリード線6,
7を所定位置で軸線方向に直交する方向に折曲し
てリードスイツチアセンブリを得る。この場合、
リード線6の折曲位置からリード線7の折曲位置
までの長さを、管状部22Cの軸線方向長さより
も大きくしておく必要がある。もし、管状部22
Cの軸線方向長さよりも小さいと、管状部22C
の周面に折曲したリード線6,7がつかえるの
で、管状部22C内に前記リードスイツチアセン
ブリを配置することができなくなるからである。
次に、折曲したリード線6,7の軸線方向に直
交する部分を、保持部材22の間隙部22Gを通
過させることにより、管状部22C内に前記リー
ドスイツチアセンブリを配置する。そして、リー
ド線6,7の軸線方向に直交する部分を位置決め
用切欠部22E,22Fに対応させた後、2個の
位置決め用切欠部22E,22Fそれぞれに固定
部材21の突出部21Aを嵌合するようにして管
状部22Cの両端それぞれの固定部材21を装着
する。突出部21Aを嵌合する際、第1切欠部2
1E(1)は幅広であるので、案内切欠部21E内に
リード線6,7の直交部分を容易に案内し、か
つ、挿入することができる。また、突出部21A
の端面が位置決め用切欠部22E,22Fの基部
に当接するように位置決め用切欠部22E,22
Fに突出部21Aを完全に嵌合すると、位置決め
用切欠部22Eの軸線方向長さlが、管状部22
Cの軸線方向長さmから、感温磁性体1、および
2個の永久磁石2,3の厚みの合計を差し引いた
長さの1/2にほぼ等しくなつており、しかも突出
部21Aの端面と収納切欠部21Cが開口する円
筒部21Bの端面とが面一となつているので、第
4図に示すように、感温磁性体1およびこれを挾
持する2個の永久磁石2,3が管状部22Cの中
央部に位置するようにこれら2個の固定部材2
1,21で挾持することができる。つまり、管状
部22Cの両端それぞれに2個の固定部材21,
21を装着するだけで、リードスイツチアセンブ
リの感温磁性体1および2個の永久磁石2,3を
管状部22Cの中央部に位置決めすることができ
るのである。また、管状部22Cの両端に固定部
材21を装着した場合、円筒部21Bの収納切欠
部21C内にリードスイツチ9のガラス管端部を
収納することとなつて、固定部材21の装着に際
してリードスイツチ9のガラス管の破損を防止す
ることができる。さらに、リード線6,7の直交
部分が案内切欠部21Eにおける第3切欠部21
E(3)に収納されることにより、リード線6,7の
引き出し方向が決定されることになる。この第3
切欠部21E(3)内に上方からスプリングピン23
を押圧挿入し、リード線6,7の先端がスプリン
グピン23内に収納されるようにする。このスプ
リングピン23は軸方向に割れ目を有するから押
圧挿入が容易である。
次に、リードスイツチアセンブリおよび2個の
固定部材21,21を保持する保持部材22にお
ける間隙部22Gおよび管状部22Cに装着して
いる固定部材21の第1切欠部21E(1)に、液状
の硬化性樹脂14(第1図E参照)を流入させ、
管状部22C内の各部にこれを浸潤させた後、硬
化することにより、リードスイツチアセンブリ、
2個の固定部材21,21および保持部材22を
一体に固着して、第4図に示すような感温リード
スイツチ装置20が完成する。なお、スプリング
ピン23とリード線6,7との接続は半田デイツ
プあるいは圧着等によつて行なうのが好ましい。
前記組立時にはリード線6,7に殆んどストレス
が加わらないようにしてスプリングピンを取付
け、両者を半田接続した後はスプリングピン23
を外部端子接続用とすることができるので、リー
ドスイツチのガラス管に対する外部からのストレ
スを抑制することができる。
以上この考案の一実施例について詳述したが、
この考案は前記実施例に限定されるものではな
く、この考案の要旨の範囲内で適宜に変形して実
施することができるのはいうまでもない。
たとえば、第5図A〜Cに示すように、保持部
材32を構成してもよい。保持部材32が、前記
実施例における保持部材22と相違するところ
は、保持部材22が有する2個の位置決め用切欠
部22E,22Fと同様の位置に同様の形状、寸
法の2個の位置決め用切欠部32E,32Fを有
するほかに、2個の前記位置決め用切欠部32
E,32Fと直交する位置に同様の形状、寸法の
2個の位置決め用切欠部32H,32Iと、管状
部32Cの直径方向において前記2個の位置決め
用切欠部32H,32Iと相対向する位置にある
ように、管状部32Cの軸線方向に沿う末端一部
を切欠してなる2個の切欠部32J,32Kとを
具備することである。このように、管状部32C
の軸線方向における両末端それぞれに、同形の2
個の位置決め用切欠部32E,32F,32H,
32Iと切欠部32J,32Kとを有し、切欠部
32J,32Kと間隙部32Gとが相まつて位置
決め用切欠部32H,32Iと同様の機能を果す
ので、第6図A〜Cに示すように、これら切欠部
32H,32E,32J,32F,32I,32
Kに固定部材21を装着することにより3方向の
いずれの方向でも任意にリード線6,7を引き出
すことができる。
前記実施例における固定部材21のかわりに、
第7図A,B,CおよびDに示すような固定部材
41であつてもよい。第7図A,B,CおよびD
において、固定部材41と固定部材21と相違し
ない固定部材41の各部については、第3図A,
B,CおよびDで用いたのと同じ番号で示すこと
とし、第7図A,B,CおよびDに示す固定部材
41が、第3図A,B,CおよびDに示す固定部
材21と相違するところは次のとおりである。す
なわち、収納切欠部41Cが固定部材41の軸線
方向における一端面にのみ開口しており底面開口
部を有しないこと、および、案内切欠部41E
が、収納切欠部41Cが開口する円筒部21Bの
端面と面一である突出部21Aの端面から軸線方
向に沿つて、リード線6,7の径とほぼ同等の幅
を有するように切欠された第1切欠部41E(1)
と、リード線6,7の径よりも若干大き目の幅を
有する第2切欠部41E(2)とを、この順に従つ
て、突出部21Aの上面と収納切欠部41Cとを
連通するように開設してなることである。収納切
欠部41Cが円筒部21Bの周側面に開口してい
ないので、保持部材22,32の管状部22C,
32Cに、ガタつくことなく固定部材41を装着
することができる。
また、前記実施例におけるリードスイツチアセ
ンブリのかわりに、リードスイツチ9の外周面に
感温磁性体1と、2個の永久磁石2,3との間に
磁性ギヤツプである非磁性体を介在させてなるリ
ードスイツチアセンブリを用いてもよい。
前記実施例において管状部22Cは断面円形で
あるが、管状部22Cの断面形状は円形に限らず
他の適宜の形状であつてもよい。
以上詳述したこの考案によると次のような効果
を奏することができる。すなわち、保持部材にお
ける管状部内に、リードスイツチに感温磁性体お
よび2個の永久磁石を接着剤で固定することなく
配置してなるリードスイツチアセンブリをそのま
ま挿通配置し、管状部の末端に固定部材を挿入す
るだけで、管状部の軸線方向における中央部に感
温磁性体および2個の永久磁石を位置決めするこ
とができるので、従来におけるように、位置決め
用治具を不要にすることができる。また、保持部
材の管状部内に配置したリードスイツチアセンブ
リ、固定部材の固着は、1回の接着ですませるこ
とができるので製造工程数を減らすことができ
る。したがつて、前記のような位置決めの簡単化
と相まつて、感温リードスイツチ装置を短時間の
うちに組み立てることができる。そして、組み立
てられた感温リードスイツチ装置は、軸線方向外
にリード線を案内しているので、全体形状を短か
なものとすることができ、取扱いおよび配線基板
上への配設を容易なものとすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図Aは従来の感温リードスイツチ装置にお
ける感温リードスイツチを示す断面図、第1図B
は前記感温リードスイツチを示す斜視図、第1図
Cは前記感温リードスイツチ装置における保持部
材を示す斜視図、第1図Dは前記保持部材に前記
感温リードスイツチを装着した状態を示す斜視
図、第1図Eは前記保持部材と前記感温リードス
イツチとを固着するために前記保持部材に接着剤
を添加した状態を示す側面図、第2図Aはこの考
案の一実施例における保持部材を示す上面図、第
2図Bは前記保持部材を示す正面図、第2図Cは
前記保持部材を示す側面図、第3図Aは前記実施
例における固定部材を示す上面図、第3図Bは第
3図AにおけるB−B線矢視断面図、第3図Cは
前記固定部材を示す左側面図、第3図Dは前記固
定部材を示す右側面図、第4図はこの考案の一実
施例を示す一部切欠斜視図、第5図Aはこの考案
の他の実施例における保持部材を示す上面図、第
5図Bは前記保持部材を示す正面図、第5図Cは
前記保持部材を示す側面図、第6図A〜Cそれぞ
れは前記保持部材を有する感温リードスイツチ装
置を示す側面図、第7図Aはこの考案の他の実施
例における固定部材を示す上面図、第7図Bは第
7図AにおけるB−B線矢視断面図、第7図Cは
前記固定部材を示す左側面図、および第7図Dは
前記固定部材を示す右側面図である。 1……感温磁性体、2,3……永久磁石、6,
7……リード線、9……リードスイツチ、20…
…感温リードスイツチ装置、21,41……固定
部材、21A……突出部、21E,41E……案
内切欠部、22,32……保持部材、22C,3
2C……管状部、22E,22F,32E,32
F,32H,32I……位置決め用切欠部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 2本のリード線の端部をそれぞれ反対方向の
    外方へ突出させた状態でガラス封止してなるリ
    ードスイツチの外周面の軸線方向における中間
    部に感温磁性体及び永久磁石を配置すると共
    に、前記軸線方向に沿つて前記感温磁性体及び
    永久磁石を挾持する2個の固定部材とを有する
    感温リードスイツチと、前記感温リードスイツ
    チの外周に沿つて曲成してなる管状部を有する
    保持部材とを有する感温リードスイツチ装置に
    おいて、前記保持部材が、その軸線方向の両端
    それぞれに端部から軸線方向に切欠いた位置決
    め用切欠部を有し、前記固定部材が、前記保持
    部材の管状部の両端側から挿入されその先端面
    がそれぞれ前記永久磁石の端面と当接する円筒
    部と、該円筒部に連設され円筒部の軸方向に交
    差する方向に突出し、その突出端面が前記保持
    部材の管状部の位置決め用切欠部端面と当接す
    る筒状突出部と、前記突出部の一端面から他端
    面近傍に亘つて設けられた案内切欠部とを有
    し、前記リードスイツチのリード線が折曲形成
    されて前記突出部の案内切欠部内に案内されて
    なることを特徴とする感温リードスイツチ装
    置。 (2) 前記位置決め用切欠部が、相対向すると共に
    対称形に形成されていることを特徴とする実用
    新案登録請求の範囲第1項に記載の感温リード
    スイツチ装置。 (3) 保持部材の両端にそれぞれ装着した2個の前
    記固定部材は、前記固定部材の挾持面から保持
    部材の軸線方向端部までの軸線方向距離が互い
    に等しいことを特徴とする実用新案登録請求の
    範囲第1項または第2項に記載の感温リードス
    イツチ装置。 (4) 前記案内切欠部が前記リードスイツチのリー
    ド線を軸線方向に直交する方向に案内すること
    を特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項か
    ら第3項までのいずれかに記載の感温リードス
    イツチ装置。
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JP10741682U JPS5912240U (ja) 1982-07-15 1982-07-15 感温リ−ドスイツチ装置

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JPS5912240U JPS5912240U (ja) 1984-01-25
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JP10741682U Granted JPS5912240U (ja) 1982-07-15 1982-07-15 感温リ−ドスイツチ装置

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JPS5844506Y2 (ja) * 1978-12-26 1983-10-08 東北金属工業株式会社 温度スイッチ
JPS5844505Y2 (ja) * 1978-12-26 1983-10-08 東北金属工業株式会社 温度スイッチ

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JPS5912240U (ja) 1984-01-25

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