JPH05504007A - 写真スピード感度低下用の吸収層を有する写真記録材料 - Google Patents

写真スピード感度低下用の吸収層を有する写真記録材料

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JPH05504007A JP3504492A JP50449291A JPH05504007A JP H05504007 A JPH05504007 A JP H05504007A JP 3504492 A JP3504492 A JP 3504492A JP 50449291 A JP50449291 A JP 50449291A JP H05504007 A JPH05504007 A JP H05504007A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 写真スピード感度低下用の吸収層を 有する写真記録材料 本発明は写真記録材料に関し、更に詳しくは、吸収層を含む写真記録材料に関す る。
吸収層は写真技術において知られている。それらは、不所望の放射線か、1層ま たはそれ以上の、下側の感光層と接触しないようにするために選択的に使用され る。たとえば、コロイド銀層は、不所望の青色光か緑色増感層及び赤色増感層に 到達するのを防ぐためにカラー写真記録材料中の青感性層と緑感性層との間に使 用される。
コロイド銀層はまた、色再現を補正するためにオーバーコート層として写真記録 材料上に使用されることが知られている。コロイド銀層を使用する場合には、そ れらは一般に、最初に漂白工程においてハロゲン化銀に転化され、次いで、定着 液中で溶解除去されることによって処理の間に写真材料から除去される。
米国特許第4.052.215号は、写真記録材料中における接触カブリの形成 を減少させるために非感光性コロイド銀濾過層中に可溶性ヨウ化物化合物を使用 することを記載している。この技術は、写真処理の間において次の除去のために コロイド銀をハロゲン化銀に転化する漂白工程をまた必要とするという欠点を有 する。
米国特許第4.818.659号は紫外線放射に対する安全光保護のために、塩 化銀を少なくとも80モル%有する2層の感光性ハロゲン化銀層の使用を提案す る。感光性の大きいハロゲン化銀乳剤層はど支持体の近くに塗布され、ハロゲン 化銀層の少なくとも1層はヒドラジン化合物及び約400nm〜500nmに吸 収を有する色素の両者の存在を必要とする。しかしながら、この方法は色素の使 用に伴なう問題を提起する。たとえば、色素は写真材料から除去することか比較 的困難である。色素は現像液中に蓄積し、それを汚染し、それによって汚染及び 現像液不安定性の問題を引き起こす傾向にある。また、色素の存在はしばしば、 最終画像における最大濃度の減少を引き起こす。
米国特許第4.873.181号は支持体、支持体の上側に存在するハロゲン化 銀乳剤層及び乳剤層の上側に存在することかできる平均粒度0.5μm以下の非 感光性ハロゲン化銀粒子を含む補助層を含んでなるハロゲン化銀写真材料を記載 している。補助層の目的は、高い被覆力、改良された粒状性及び改良された現像 安定性を提供することにある。
写真技術は、所望の最大濃度及びコントラスト値を保ちながら、明室取り扱い及 び増大した安全光処理時間を可能にするために感光材料の写真感度を低減させる 必要性を認めていたが、さらに、写真技術上許容され得る方法でこれらの目的を 満足させる必要性がある。
従って、本発明の目的は、汚染発生色素を必要とすることなく、低減された写真 スピード感度か得られ、高い最大濃度及び画像コントラスト値を提供し且つ室内 光での取り扱いに適当な写真記録材料を提供することにある。
本発明において使用される吸収層は、最大濃度値または所望の高いコントラスト 値の損失を起こすことなく、写真記録材料中に含まれる感光性層の写真スピード 感度を低下させることかできる。吸収層は、その紫外線吸収能により、螢光照明 を含む採光条件下における写真記録材料の安全な室内光での取り扱いを可能にす る。
本発明は、支持体、感光性ハロゲン化銀乳剤層及び波長約530nm未満の輻射 線を吸収でき、写真処理の間に除去されることかでき、銀回収を可能にし、記録 材料の写真感度を低下させることができ、且つ最大濃度及びコントラスト値を保 つが、現像可能な潜像を形成することができない、遷移金属配位錯体を含むハロ ゲン化銀を含んでなる吸収層からなる写真記録材料を提供する。
吸収層は、支持体の化学線に対する透明度に依存して、支持体のいずれの面にも 置くことかできる。吸収層の目的は写真記録材料に安全光取り扱い適性を与える ことであるので、写真材料内におけるその位置はこの目的によって決定される。
写真記録材料中における1つの通常の位置は照明光源に向かう方向において感光 性ハロゲン化銀層の上方である。
吸収層は親水性コロイド中に分散された、低減された感光性のハロゲン化銀粒子 を含んでなる。吸収層中のハロゲン化銀の濃度は約50mg/i〜約10g/r &であり、0.01μm〜約0.4μmの粒子サイズを有する。好ましくは、ハ ロゲン化銀粒子は、約0.5g/IIf〜約3g / rrrの量で吸収層中に 存在する。最も好ましくは、粒子は約0.05μm〜0.2μmの粒子サイズを 有する。
吸収層中に使用されるハロゲン化銀の型としては、塩化銀、臭化銀、ヨウ化銀ま たは、たとえば、塩臭化銀、臭ヨウ化銀または塩臭ヨウ化銀のような混合ハロゲ ン化銀か挙げられる。ハロゲン化銀粒子は、粒子サイズか前記規定値の範囲内で ある限り、任意の形態であることかできる。種々の型のハロゲン化銀を使用でき るか、好ましいハロゲン化物は臭化銀である。
本発明に使用される細粒ハロゲン化銀は、公知の方法を使用するTheory  of the Photographic Process、 36頁(196 6)に記載された方法はこの点て有用である。
また、細粒ハロゲン化銀は、米国特許第3.801.326号及び第3、737 .017号に記載された方法によって製造できる。さらに、粒子か極めて細かい ハロゲン化銀(直径0.1ミクロンまたはそれ以下)を含むいわゆるリップマン (Lippmann)型乳剤も使用できる。これらのリップマン乳剤は、化合物 、たとえば、英国特許第1.204.623号に記載された複素環式メルカプト 化合物、西ドイツ国特許出願(OLS)第2.161.044号に記載された複 素環式メルカプト前駆体化合物または米国特許第3.66]、、 592号及び 第3.704.130号に記載された化合物の存在下におけるハロゲン化銀の沈 澱によって得ることかできる。
本発明において使用される細粒ハロゲン化銀の寸法を測定するためには、常法を 用いることかできる。たとえば、電子穎微鏡を使用して、細粒ハロゲン化銀の写 真を得ることができる。通常の手段を用いて写真から粒子サイズ及び直径を共に 測定できる。
前記の通り、ハロゲン化銀粒子は親水性コロイド中に分散させる。
好ましいコロイドはゼラチン、たとえば、牛の骨もしくは皮から誘導されるアル カリ処理ゼラチンまたは豚皮から誘導される酸処理セラチンである。アセチル化 ゼラチン及びフタル化ゼラチンのようなゼラチン誘導体もまた、有用である。
前に明記した粒子サイズのハロゲン化銀を有する本発明の吸収層を用いる他に、 吸収層の写真感度は、吸収層内において潜像′形成を排除するために低減させる 必要かある。これは、電子捕捉化合物を用いてハロゲン化銀の減感によって達成 される。このような化合物は、ハロゲン化銀粒子内に含まれる銀またはハロゲン 化物イオン以外の材料である「ドーパント」である。
ドーパントまたは電子捕捉化合物、の機能は、光発生(photogenera ted)ホールまたは電子を捕捉し、それによってハロケン化銀の感光性を変化 させる能力を提供することであると信じられる。下記の範囲内で使用される場合 には、ドーパントはハロゲン化銀の減感を引き起こし、それによって潜像形成を 排除するか最小にする。
本発明のハロゲン化銀吸収層の減感に使用されるドーパントは遷移金属錯体であ る。このようなドーパントは遷移金属及びそのリガントの両者を含む。同時に、 リガンド及び遷移金属はハロゲン化銀写真乳剤を著しく減感することかできる。
本発明の吸収層に使用されるハロゲン化銀粒子内に含まれるドーパントは、1個 またはそれ以上のニトロシルまたは千オニトロシルリガンド及び元素周期表の5 〜IO族から選ばれる遷移金属を含む遷移金属配位錯体である。このようなリガ ンドは米国特許第4.933.272号(1990年6月12日発行)に記載さ れている。これらのりガントは式。
N− [式中、Xはニトロシルリガンドの場合には酸素であり、チオニトロシルリガン ドの場合には硫黄である〕を有する。
本発明に使用する好ましいドーパントは式:%式%) [式中、 Mはルテニウム、レニウム、クロム、オスミウムまたはイリジウム遷移金属であ り; Xは酸素または硫黄であり: Lはリガンドてあり:且つ nは−1、−2または−3である] を有する遷移金属配位錯体である。
代表的な六配位遷移金属錯体を以下の表に示す。
表1 TMC−1[Cr(NOXCN)、] −’TMC2[Ru(NO)C1s ]  −”TMC−3[Ru(No)Brs ] −”TMC4[Ru(No)Is ]−2 rMC5[Ru(NO)Fsコ −2 TMC6[Ru(NO)CIJr(I20)]−’TMC7[Ru(NO)C1 4(OCN)]−”TMC8[Ru(No)C1=(CN) ] −2TMC− 9[Ru(NO)1.(TeCN)] −2TMC10[RU(NO)C14( SCN)] −2TMC−11[Ru(NO)Br4(SeCN) ] −2T M C−12[Ru(NO)Br、(SeCN) ] ”’TMC13[Ru( No)I4(SeCN)] −27MC14[Ru(NO)C1:+(CN)2 ] −’TMC15[Ru(NO)Brz(CN)zl−2rMC−16[Ru (NO)Iz(CN) 3 コ −2TMC−17[RU(NO)C14(N3 ) ] −2TMC−18[Ru(NO)C1(CN)= ] −227MC− 19[Ru(NO)Br(SCN)4]−”TMC20[RU(No)I(CN )4]−2rMC21[Ru(NO)(CN)s ] −2TMC22[0s( NO)C1s ] −2T M C23[0s(NO)Brs コ −2TMC 24[0s(NO)Is] −”TMC25[0s(NO)Fs] −”TMC −26[0s(NO)CIa(TeCN) ] −”TMC27[0s(NO) Br4(OCN)]−’TMC−28[0q(NO)14(TeCN)] −” TMC29[0s(NO)CI<(SeCN) ] −2TMC30[0s(N O)Br4(SeCN) ] −’TMC−31[0s(NO)I4(SeCN )] −2TMC32[03(No)C13(CN)2] −”T M C−3 3[0s(No)Br2(CN)3] −2rMC34[03(NO)[2(S CN)−] −27MC35[0S(NO)C12(SCN)3 ] −”TM C36[0s(NO)C1(CN)4 コ −2TMC−37[0s(No)B r(CN)4] −27M C−38[0s(NO) r(SCN)、コ −2 TMC39[0s(No)(CN)s ] ””TMC40[Re(NOXCN )s ] −”T M C−41[Re(NO)C1s ] −”T M C− 42[Re(No)Brs ] −2TMC−43[Re(No)CI2(CN )1] −”TMC−44[Ir(NO)C1s ] −’TMC45[b(N O)Brs ] −’TMC46[1r(NO]Is] −’T M C−47 [1r(NO)CIJrI] −’TMC48[Ru(NS)C1s コ −2 TMC49[0s(NS)Brs ] −’T M C−50[Ru(NS)  Is] −”TMC−51[0S(NS)C14(N3) ] −2TMC−5 2[Ru(NS)Br4(N3) ] −2TMC−53[0S(NS)I4( N3)] −2TMC−54[Ru(NS)C1,(CN) ] −”TMC5 5[0s(NS)Brs(CN) コ −2TMC56[Ru(NS)I4(C N)] −2TMC−57[0s(NS)C14(SCN)コ −2TMC−5 8[Ru(NS)Bra(SCN)] −2TMC59[0S(NS)14(S CN) コ ′TMC−60[Ru(NS)C14(SeCN) コ −2TM C−61[0s(NS)Brt(SeCN) ] −2TMC−62[Ru(N S)1.(SeCN)] ””TMC−63[03(NS)C13(N3)2]  −27MC64[Ru(NS)Brs(CN)zl−2rMC−65[0s( NS)C1z(SCN)z ] −”TMC−66[Ru(NS)C1s(Se CN)2コ −2TMC67[、Ru(NS)C1*(Na)a] −2rMC 68LRu(NS)Iz(CN)* コ −27MC69[0s(NS)Brz (SCN)a ]−2T M C−70[Ru(NS)C1z(SeCN)−]  −]2TMC−71 [Ru(NS)C12(N3)3] −zTMC−72 [0s(NS)[z(CN)3] −27MC−73[Ru(NS)Br、(S CN)s ] −2TMC−74[0s(NS)C12(SeCN)3] −”  ・TMC−75[0S(NS)CI(N3)41−2rMC76[Ru(NS )I(CN)cl −2rMC−77[Ru(NS)CI(SCN)、] −2 TMC78[0s(NS)CI(SeCN)4] −2rMC79[Ru(NS )(CN)s ] −”TMC−80[Ru(NS)(SCN)sコ −2TM C−81[0s(NSXSeCN)s ]’ −2rMC−82[Ru(NS) (N3)s ] −”表1の化合物から出発し、且つ六配位遷移金属錯体を組み 入れる二とによって利益を与えられるハロゲン化銀写真乳剤の製造する方法は、 沈澱中にハロゲン化銀粒子中に遷移金属ドーパントを導入することに関する従来 技術の教示を考慮することによって容易に理解12月及びRe5earch D isclosure、181巻、 1979年5月2項目18155に示されて おり、これらの開示を参照することによって本明細書中に組み入れる。Re5e arch DisclosureはKenneth Mason Public ations。
Ltd、、 The Old Harbourmaster’s、 8 Nor th 5treet、 Emsworth。
Hampshire POIO7DD、 Englandによって刊行されてい る。以下において、Re5earch Disclosureへの言及はこのよ うな刊行物の日付及び項目番号に対して行うことする。
リガンドを有する遷移金属錯体は少な(とも一部分はハロゲン化銀粒子と共沈す ることか知られている。本発明において使用するための濾過層を減感する電子捕 捉剤としての使用濃度範囲は、少なくとも10−’モル/銀モル、好ましくは1 0−@〜lo弓モル/Agモルである。
本発明の減感された吸収層は、約250nm〜約530nmの波長の不所望な化 学線を吸収できる能力を提供できる。これは、感光性層の低減された写真感度を 生じる。吸収層中におけるハロゲン化銀使用の正確な選択は、問題のスペクトル 領域におけるハロゲン化銀の吸収効率に依存して変化する。
本発明の吸収層を含む写真記録材料は白黒またはカラーのいずれでもよい。後者 においては、単一カラーまたは多色写真材料であることかできる。多色材料にお いては公知のカラーフォーマ−を使用できる。たとえば、色素形成カラーカプラ ーを通常の方法で記録材料中に混合できる。
代表的な多色写真要素は、少なくとも1種のシアン色素形成カプラーが加えられ た少なくとも1層の赤感性ハロゲン化銀乳剤層からなるシアン色素画像形成単位 、少なくとも1種のマゼンタ色素形成カプラーか加えられた少なくとも1層の緑 感性ハロゲン化銀乳剤層からなるマセンタ画像形成単位、及び少なくとも1種の イエロー色素形成カプラーか加えられた少なくとも1層の青感性ハロゲン化銀乳 剤層からなるイエロー色素画像形成単位を支持する支持体を含んでなる。要素は 中間層、上塗層、下塗層なとのような追加の層を含むことかできる。
本発明の記録材料中に使用するハロゲン化銀乳剤は臭化銀、塩化銀、ヨウ化銀、 塩臭化銀、塩ヨウ化銀、臭ヨウ化銀、塩臭ヨウ化銀またはそれらの混合物からな ることができる。乳剤は任意の通常の形状または寸法のハロゲン化銀粒子を含む ことかできる。具体的には、乳剤はハロゲン化銀粗粒、中粒または細粒を含むこ とができる。
Wi Igusらの米国特許第4.434.226号、Daubendiekら の米国特許第4、414.310号、Weyの米国特許第4.399.215号 、Solbergらの米国特許第4.433.048号、Mignotの米国特 許第4.386.156号、Evansらの米国特許第4.504.570号、 Maskaskyの米国特許第4.400.463号、Weyらの米国特許第4 .414.306号、Maskaskyの米国特許第4.435.501号及び 第4.643.966号ならびにDaubendiekらの米国特許第4.67 2.027号及び第4.693.964号によって開示されたもののような高縦 横比平板状粒子乳剤か具体的に考えられる。また、GB 1.027.146.  JA 54/48.521; U、S、 4,379.837; u、s、  4,444.877; U、S、 4,665.012; [J、S。
4.686,178; u、s、 4,565.778; u、s、 4,72 8.602; u、s、 4,668,614;U、S、 4,636.461 ; EP 264,954に記載されたもののような、粒子の周囲よりも粒子の 核においてヨウ化物のモル比が高い臭ヨウ化銀粒子か具体的に考えられる。ハロ ゲン化銀乳剤は、沈澱時に単分散または多分散のいずれであることもてきる。乳 剤の粒子サイズ分布は、ハロゲン化銀粒子分離法によってまたは異なる粒子サイ ズのハロゲン化銀乳剤を配合することによってコントロールできる。
銅、タリウム、鉛、ビスマス、カドミウム及び第■族貴金属の化合物のような増 感性化合物を、ハロゲン化銀乳剤の沈澱中に存在させることかできる。
ハロゲン化銀乳剤、即ち主にハロゲン化銀粒子の表面に潜像を形成する乳剤、ま たは内部潜像形成性乳剤、すなわち、主にハロゲン化銀粒子の内部に潜像を形成 する乳剤は表面感受性であることができる。乳剤はネガティブ作用乳剤、たとえ ば、表面感受性乳剤またはかぶらされない(unfogged)内部潜像形成性 乳剤、または均一な露光によってまたは該生成剤の存在下において現像する場合 にポジティブ作用であるかぶらされない内部潜像形成型の直接ポジ乳剤であるこ とができる。
表面増感はまた、貴金属(たとえば、金)、中間カルコゲン(たとえば、硫黄、 セレンまたはテルル)及び還元増感剤を個々に使用してまたは組み合わせて使用 して実施できる。代表的な化学増感剤は、前に引用したRe5earch Di sclosure、 1978年9項目17643. I[I節に列挙されてい る。
ハロゲン化銀乳剤は、シアニン、メロシアニン、錯体シアニン及びメロシアニン (すなわち、3核、4核及び多核シアニン及びメロシアニン)、オキソノール、 ヘミオキソノール、スチリル、メロスチリル及びストレプトシアニンを含むポリ メチン色素類を含む種々本発明の要素の乳剤層及び他の層に適当なベヒクルはR e5earchDisclosure、 1978年9項目17643. IX 節及び本明細書中に引用した刊行物中に記載されている。
写真要素はRe5earch Disclosure、 1978年1項目17 643. XVII節及び本明細書中に記載した参考文献中に記載された種々の 支持体上に塗布できる。
以下の例は本発明を説明するのに役立つが、決して発明の範囲を限定するものと して解してはならない。特に断わらない限り、全ての部、パーセント及び比は重 量に基づく。
例 ■ 以下の溶液を使用して臭化銀吸収層を調製した。
沈 澱 H2O34,12f 、ゼラチン1.043g、40″Cケトル溶液l AgN0*溶液■H2O16,75A’ 、AgNOs 16,615g、 4 0°CKBr溶液I[I H2O18,021、KBr 5,950 g、 4 0°Cルテニウム溶液■ H2O200,00m1SK2Ru(No)Brs 2.74g、21℃溶液■ 、■及び■を一定速度でケトル溶液■に同時に加えた。ケトル環境を沈澱操作の 大部分の間、60MV及びpH=2.9にコントロールした。溶液■及び■は3 5分で流れを終了させ、溶液■は5分て流れを終了させた。ハロゲン化銀乳剤か ら可溶性塩を除去し、セラチンを加えた。pH及びvAgを各々、 6.0及び 91[11Vに調整した。得られた立方晶乳剤は単分散され、平均粒子サイズが 0.086μmであった。乳剤はKJu(No)Brs 63mg1モルAg、 ゼラチン39.6 g 1モルAg及びA(HBr43.5モルを含んでいた。
本発明に使用する写真感光材料は、KJu(NO)Brs 20mg1モル銀か 添加された立方晶の0.15μm単分散AgC1乳剤であった。乳剤はvAgか 140mvにコントロールされた吸収層乳剤と同様にして調製した。
AgBr吸収層乳剤は、4m1lニスタ一支持体上に塗布された写真感光性Ag C1乳剤上に塗布した。吸収層乳剤は種々の銀塗布量(laydown)で塗布 しくゲル1.356mg/ rd )界面活性剤及び硬膜剤ビス(ビニルスルホ ニルメチル)−エーテル(BVSM) 107mg/+rfを含んでいた。写真 感光性AgCl乳剤はAg 3.336mg/ rd、ゲル2.722mg/  rrfで塗布し、4−ヒドロキシ−6−メチル−2−メチルメルカプト−1,3 ,3A、7−チトラアジンデン及びBVSM 130mg/mを含んでいた。
サンプルを、0.lOの濃度増分を有するM型炭素階段光学くさびと接触させて 露光した。露光用の輻射線は、500ワツト鉄添加金属ハロゲン化物ランプによ って提供した。
ハーフトーン露光 網点面積50%の正方形網点パターンを、鉄添加金属ハロゲン化物ランプによっ て提供される露光と真空接触させて露光することによってハーフトーン再現(R aproduction)を行った。
前記感光材料のストリップをKODAK K65Aプロセッサー中においてKO DAK RA200ラピッドアクセス現像剤中で30℃において32秒間処理し た。
結果を以下の表中に報告する。
表■ 1.076 28.2 0.65 2.152 60.OO,98 3,228112,31,25 ill 4Qフートキヤンドルにおいて40ワツトGE Deluxe Coo l Whiteランプを用いて1%網点面積の変化を生じるのに必要な露光時間 (2)吸収層のない場合に比較した吸収層に関する安全光時間の差のog 0 282 12.2 329 4.82538 266 11.8 1.076 252 11.8 294 4.891、614 245 12. 4 2.152 230 13.5 268 5.172、690 227 13. 0 3.228 221 13.3 257 5.04” 0.10と4.00の正 味濃度の間において測定された勾配°′50%の150ラインハーフトーンスク リーンの再現か達成される露光 ハロゲン化銀吸収層のセンシトメトリー及びハーフトーン写真感度減少効果の他 に、上記表から、種々のハロゲン化銀吸収層レベルに関する安全光処理時間か、 写真感度減少のみによって説明される時間よりも長く、しかも、吸収層中のハロ ゲン化銀の量に比例することかわかる。この効果は約350nm未膚のスペクト ル域におけるAgBrの高い示差吸収(differential absor ption)の結果である。スペクトルのこの領域は露光装置中のガラス及び画 像構成材料によって濾過されるので、スペクトルのこの領域におけるフィルム写 真感度は、グラフィックアーツ用には有用ではない。構成材料はこの領域におい てUV吸収が一様でないので、約350nm未満のフィルムの不感受性は集成材 料を画像形成する多重光源の露光効果を減少させる。
要約書 写真スピード感度低下用の吸収層を 有する写真記録材料 紫外線照射を含む採光条件下に室内光での取り扱いが安全に行える、写真記録材 料用の吸収層か記載される。
国際調葺報告

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.(1)支持体、(2)感光性ハロゲン化銀乳剤層及び(3)該乳剤層とは別 の輻射線吸収層を含んでなる、写真感度の低下した写真要素において、該輻射線 吸収層が(A)現像可能な潜像を内部に形成できず且つ(B)結合剤中に分散さ れた減感ハロゲン化銀粒子からなることを特徴とし;該減感ハロゲン化銀粒子が 、(a)1個またはそれ以上のニトロシルまたはチオニトロシルリガンド及び元 素周期表の5〜10族から選ばれた遷移金属を含む減感量の遷移金属配位錯体が 添加され、該粒子が(b)約0.Olμm〜約0.4μmの粒度を有し、且つ( c)該輻射線吸収層中に約50mg/m2〜約mg/m2の量で存在する写真要 素。
  2. 2.前記粒子が約0.05μm〜約0.2μmの寸法を有し且つ該輻射線吸収層 中に約0.5g/m2〜約3g/m2の量で存在する請求の範囲第1項に記載の 写真要素。
  3. 3.前記減感ハロゲン化銀が臭化銀である請求の範囲第1項または第2項に記載 の写真要素。
  4. 4.前記輻射線吸収層が前記感光性ハロゲン化銀乳剤層の上に存在する請求の範 囲第1項〜第3項のいずれかに記載の写真要素。
  5. 5.前記遷移金属配位錯体が式: [M(NX)(L)5]n [式中、Mはルテニウム、レニウム、クロム、オスミウムまたはイリジウムであ り;Xは酸素または硫黄であり;Lはリガンドであり且つnは−1、−2または −3である]を有する請求の範囲第1項〜第4項のいずれかに記載の写真要素。
  6. 6.前記遷移金属配位錯体がK2Ru(NO)Br5である請求の範囲第1項〜 第4項のいずれかに記載された写真要素。
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