JPH0612427B2 - 写真銀錯塩拡散転写反転法 - Google Patents

写真銀錯塩拡散転写反転法

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JPH0612427B2
JPH0612427B2 JP61080978A JP8097886A JPH0612427B2 JP H0612427 B2 JPH0612427 B2 JP H0612427B2 JP 61080978 A JP61080978 A JP 61080978A JP 8097886 A JP8097886 A JP 8097886A JP H0612427 B2 JPH0612427 B2 JP H0612427B2
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は写真銀錯塩拡散転写反転法に関する。
写真銀錯塩拡散転写反転法(ここではDTR法と称する)
の原理は例えば米国特許第2352014号に記載されてい
る。
DTR法においては、銀錯塩は像に従って露光され、現像
されたハロゲン化銀乳剤層から拡散によって受像層へ像
に従って転写され、ここでそれらは銀像に変えられる。
このため像に従って露光されたハロゲン化銀乳剤層はい
わゆるハロゲン化銀溶媒の存在下に現像物質によって現
像される。ハロゲン化銀乳剤層の露光された部分におい
て、ハロゲン化銀は銀に現像され、かくしてそれはそれ
以上溶解できず、従って拡散できなくなる。ハロゲン化
銀乳剤層の非露光部分においては、ハロゲン化銀はハロ
ゲン化銀錯化剤(いわゆるハロゲン化銀溶媒)によって
可溶性銀錯塩に変換され、拡散によって隣接受像層また
は乳剤層と接触状態にされる別の受像材料の受像層に転
写され、通常は現像核の存在下に、受像層中で銀または
銀含有像を形成する。DTR法についての詳細はロンド
ン、ニューヨークのフォカル・プレス1972年発行、
エー・ロットおよびイー・ウエイド著、「フォトグラフ
ィック・シルバー・ハライド・デイヒュージョン・プロ
セシス」に見出すことができる。
ハロゲン化銀のスペクトル感度は写真材料の全感度にお
ける重要要因であり、特別な暗室安全光の下で材料を処
理する可能性を決定する。
ハロゲン化銀乳剤層に黄色染料、いわゆるスクリーニン
グ染料を加えることによって、日光の条件の下で処理す
ることのできるネガと称される写真ハロゲン化銀乳剤材
料を作ることは知られている(上記の本の第45頁参
照)。それらの光吸収スペクトルにより、これらの黄色
スクリーニング染料は、ハロゲン化銀が本来感光する光
をブロックする。しかしながらそれぞれの環境におい
て、写真材料の青色感光度の低下およびそれに応じた全
感度の低下は、走査露に使用するためにまたは螢光管で
操作する密着露光装置の場合における如き限定された光
出力を有する露光装置の使用のためには感度の損失は禁
止的なものであるから望ましくない。更に高品質再現を
せんとする幾つかの写真材料例えばスクリーニングされ
た写真の製造においては、多数の露光に用いるために全
感度は臨界的になるので、写真感度のぎせいで解像およ
び露光寛容度を改良するたハレイション防止層を含有し
ている。解像を改良し、露光寛容度を拡大するのに好適
なハレイション防止層は例えば米国特許第361544
3号に記載されている。
上述した処置による感度における低下から見て、有利な
処理条件、即ち日光の条件の下での利点は普通の露光装
置中での、記録目的のためには写真感度における低下が
強すぎることに関係している。日光条件下で処理するの
に好都合な別法として、黄色安全光中で処理することが
できることが望ましい、かくすると原画および/または
接触スクリーンに対する写真材料の肉眼による検査およ
び位置決めが特に容易になるそして一方で上記普通の露
光条件に対する充分な全感度を維持する。
本発明の目的は、著しい程度にかぶりを生ぜしめること
なく黄色安全光の処理条件下、写真像、特に高品質のハ
ーフトーン像の製造に好適なDTR法を提供することにあ
る。
更に本発明の目的は、写真ハロゲン化銀乳剤層中で50
0nmを実質的に越えないスペクトル波長範囲に対しハロ
ゲン化銀を増感させるための特定染料を使用し、拡散転
写中感光性層から受像層中に実質的に拡散しないDTR法
を提供することにある。
本発明の他の目的および利点は以下の説明から明らかに
なるであろう。
本発明による写真銀錯塩拡散転写反転法は、 (1)支持体、および親水性コロイド結合剤中に分散した
少なくとも70mol%の塩化銀を含有し、粒子がスペク
トル増感されているハロゲン化銀粒子を含有するハロゲ
ン化銀乳剤層からなる写真材料を露光し、 (2)ハロゲン化銀錯化剤であるハロゲン化銀溶媒および
現像剤の存在下に、像に従って露光したハロゲン化銀乳
剤層を現像し、 (3)ハロゲン化銀乳剤像と水透過性関係で同じ支持体上
に存在し、写真材料の一体的部を形成するか、或いは別
の受像材料を形成する受像層中に上記乳剤層から溶解し
錯化したハロゲン化銀を拡散によって転写する。
工程からなり、上記受像層が溶解し、錯化したハロゲン
化銀に対する物理的現像触媒としで作用する現像核を含
有し、ハロゲン化銀粒子が下記一般式 (式中R1およびR2の各々は同じであっても異なっても
よく、アルキル基例えばメチル基、エチル基、または置
換アルキル基、例えば−SO-/3または−COOH基で置換さ
れたアルキル基を表わし、X-はアニオンであり、R1
たはR2がアニオン性構造部分を既に含有するとき、例
えばR1またはR2が−(CH2)3-SO-/3であるとき存在しな
い)に相当する少なくとも1種の染料でスペクトル増感
されており、上記染料または染料混合物がハロゲン化銀
乳剤層に、主として400〜500nmの範囲でスペクト
ル感度を与え、500nmを実質的に越えてそのスペクト
ル感度を拡大せず、かくして530nmでの上記層の感度
が500nmでの感度より少なくとも2γ低くし、上記
(1)〜(3)の工程中での写真材料の処理を、500nmで少
なくとも2.5の濃度、530nmで2.0より大きくない濃
度、540nmで1.0より大きくない濃度、550nmで
0.4より大きくない濃度、560nmで0.2により大きくな
い濃度および580nm以上で0.1より大きくない濃度を
有する遮断フィルターによって透過された光に相当する
黄色安全光条件下で行なうことを特徴とする。
添付図面第1図に本発明により使用するのに好適な遮断
フィルターの濃度対波長曲線を与え、第2図に本発明に
より使用する有利なスペクトル増感染料のスペクトル増
感曲線(濃度対波長)を示す。
上記一般式によるモノメチンスペクトル増感染料の製造
は例えばジャーナル・オブ・ケミカル・ソサイエテイ1
949年第1503頁〜第1507頁に記載されてお
り、英国特許第660408号に記載された反応工程に
より同様に行なうことができる。
上記一般式によるスペクトル増感染料は、貯蔵中少ない
かぶり形成を示す写真材料の製造に他のモノメチンスペ
クトル増感染料との混合物の形で使用するため米国特許
第4232118号に既に記載されている。
更に公告されたフランス特許出願第2379577号か
ら、複数の種々スペクトル増感されたハロゲン化銀乳剤
層を含有する写真材料により染料像を製造するため拡散
転写雰囲気で感光性ハロゲン化銀の青色光に対する増感
のため上記一般式によるスペクトル増感染料を使用する
ことが知られており、この場合上記スペクトル増感染料
によって緑色光に感光する乳剤層および青色光に対し感
光する乳剤層に対し感度における望ましい平衡が得られ
る。
上記一般式による好ましい代表例を、それらのR1,R2
およびX-基によって下表1に示す。
本発明において使用する乳剤のハロゲン化銀は、塩化銀
が本来500nmを越えては低スペクトル感度を有し、ハ
ロゲン化銀溶媒により迅速に錯化されるから、少なくと
も70mol%からなる。好ましくはハロゲン化銀は85
〜100mol%の塩化銀からなり、残余は存在するとき
好ましくは臭化銀である。平均粒度は例えば200〜3
00nmの範囲である。
スペクトル増感染料はハロゲン化銀乳剤層中に最高全感
度に達する量で存在させ、例えばハロゲン化銀1molに
ついて100〜850mgの範囲であることができる。
1m2についての硝酸銀のgで表わしたハロゲン化銀の好
適な被覆率は0.7g/m2〜5g/m2の範囲である。
ハロゲン化銀乳剤層のための結合剤はゼラチンが好まし
い。しかしながらゼラチンは全部または部分的に他の天
然および/または合成親水性コロイド、例えばアルブミ
ン、カゼインまたはゼイン、ポリビニルアルコール、ア
ルギン酸、カルボキシメチルセルロースの如きセルロー
ス誘導体等で置換してもよい。硝酸銀として表わしたハ
ロゲン化銀に対する親水性コロイドの重量比は例えば0.
4:1〜6:1である。ハロゲン化銀に対する親水性コ
ロイドの相対的に高い重量比が米国特許第398556
1号および第4242436号に記載されている如くDT
R法によって連続色調像の製造に有利である。
結合剤およびハロゲン化銀に加えて、写真材料は、感光
性乳剤層および/またはハロゲン化銀乳剤層と水透過性
関係にある一つ以上の層中に、銀錯塩拡散転写法を実施
するためかかる層中で普通に使用される任意の種類の化
合物を含有できる。例えばかかる層は、1種以上の現像
剤、被覆助剤、安定剤または例えば英国特許第1007
020号に記載されている如きかぶり防止剤、可塑剤、
現像変性剤例えばポリアルキレン化合物、およびオニウ
ム化合物、スペクトル増感剤等を混入できる。
DTR法による線および/またはハーフトーン像形成のた
めのグラフィックアート材料において、ハレイション防
止層は乳剤層と支持体の間に配置するのが好ましいが、
支持体の裏側に同様に存在させてもよい。
本発明の方法で使用するハレイション防止層中に、ハロ
ゲン化銀乳剤層が感光する露出光を吸収する任意の耐拡
散性ハレイション防止染料または顔料を使用できる。本
発明において用いるハレイション防止層に使用するのに
特に好適な光吸収性物質にはカーボンブラックおよび黄
色顔料例えばC.I.ビグメントイエロー1(C.I.116
80)、C.I.ピグメントイエロー16(C.I.2004
0)、C.I.ピグメントオレンジ5(C.I.12075)、
C.I.ピグメントオレンジ34(C.I.21115)、また
はレッドピグメント例えばC.I.ピグメントレッド3(C.
I.12120)および/またはC.I.ピグメントレッド
(C.I.12370)がある。上記顔料は混合物の形で使
用でき、全部または部分的にカーボンブラックを置換で
きる。
カーボンブラックまたは耐拡散性有機顔料を基にしたハ
レイション防止層は、DTR像が別の支持体上に形成さ
れ、充分に不透明な白色中間層でハレイション防止層か
ら遮へいされている場合の処理中変色される必要はな
い。
DTR処理に使用するのに好適な写真ハロゲン化銀乳剤材
料中で白色反射層と組合せた形での黒色ハレイション防
止層の使用は例えば米国特許第4144064号に記載
されている。
ハロゲン化銀乳剤層および支持体の間で被覆したハレイ
ション防止層の使用は、支持体の裏側で被覆したときよ
り改良された微細点供与性と良好な鮮鋭度を与える。ハ
レイション防止物質として耐拡散性有機顔料またはカー
ボンブラックを使用するとき、乳剤の感度測定特性にハ
レイション防止層の不利な効果は危険はない。
カーボンブラックは10〜50nmの範囲の平均粒度を有
する例えばランプブラックであり、親水性コロイド結合
剤例えばゼラチンに対し3〜50重量%の比で使用する
のが好ましい。
ハレイション防止層中でのカーボンブラックの使用は例
えば英国特許第1541303号から知られている。
ハレイション防止層の光学密度は像に従って露光するの
に使用する光に対して0.3より小さくないのが好まし
い。1.5〜2.0の範囲の光学密度が像鮮鋭度の非常に有利
な改良を生ぜしめる。上記密度は着色顔料のみを使用し
て或いは白色顔料と着色顔料の混合物、例えば二酸化チ
タンとの混合物の形でのカーボンブラックを使用して得
ることができる。
写真材料の支持体は当技術分野で普通に使用される任意
の支持体であることができる。これらには紙、ガラスま
たはフィルム例えばセルロースアセテートフィルム、ポ
リビニルアセタールフィルム、ポリスチレンフィルム、
ポリビニルクロライドフィルムまたはポリエチレンテレ
フタレートフィルムの支持体のみならず金属支持体およ
び両側で紙を積層した金属支持体を含む。一側または両
側をα−オレフィン重合体例えばポリエチレンで被覆し
た紙支持体を使用するのが好ましい。感光性材料のカー
ル形成傾向を補うため、特定密度および/または厚さが
支持体の他側でのそれとは異なるポリエチレン層で支持
体の一側を被覆することができる。補償作用はまたは所
望によって艷消剤を混入した親水性コロイドカール防止
層で改良することができる。
感光性材料の乳剤被覆側には通常ゼラチンまたは他の水
透過性コロイドから作られた最上層を設けてもよい。最
上層は拡散が阻止または抑制されず、それが例えば保護
層即ち応力防止層として作用するような種類のものであ
る。感光性ハロゲン化銀乳剤層の最上部上に被覆する層
のためのゼラチン以外の好適な水透過性結合剤には例え
ばメチルセルロース、カルボキシメチルセルロースのナ
トリウム塩、、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキ
シエチル澱粉、ヒドロキシプロピル澱粉、アルギン酸ナ
トリウム、トラガカントゴム、ポリビニルアルコール、
ポリアクリル酸、ポリアクリルアミド、ポリビニルピロ
リドン、ポリオキシエチレン、コポリ(メチルビニルエ
ーテル/マレイン酸)等がある。この層の厚さは使用す
るコロイドの種類によって変えることができる。もし存
在するときにはかかる層は拡散処理が終りになるとき受
像層に少なくとも部分的に転写してもよい。
銀錯塩拡散転写法を行なうため、感光性ハロゲン化銀乳
剤層および/または受像層、またはそれに隣接する水透
過性層、例えばハレイション防止層中に少なくとも部分
的に現像剤を混入することが普通に行なわれる。
露光されたハロゲン化銀に好適な現像剤には例えばハイ
ドロキノンおよび1−フェニル−3−ピラゾリジノン型
現像液およびp−モノメチルアミノフェノールがある。
銀錯塩拡散転写法による銀像を形成させるための方法に
おいて現像剤または活性剤液はハロゲン化銀溶媒例えば
アンモニアまたはチオ硫酸もしくはチオシアン酸のアル
カリ金属またはアンモニウム塩の如き錯化化合物を含有
する。別にまたは更にかかる錯化化合物は受像層中に存
在させても良い。活性剤液は現像液が始めから写真材料
および/または受像材料中に存在し、活性剤液で湿潤さ
れたとき活性化されるとき、現像剤を始めから含有しな
い水性液体である。
本発明による材料のハロゲン化銀乳剤の製造は、親水性
保護結合剤(これはゼラチンが好ましい)中で、銀塩例
えば硝酸銀とハロゲン合物例えばハロゲン化アンモニウ
ム、ハロゲン化カリウム、ハロゲン化ナトリウム、ハロ
ゲン化リチウムもしくはハロゲン化ストロンチウムの沈
澱反応によりる既知の方法で行なう。現像剤を加えると
きには、乳剤の洗浄に続く化学熟成段階後それらはハロ
ゲン化銀乳剤組成物に加えるのが好ましい。
前述した如く、一つの例によれば、本発明により使用す
る受像層は写真材料の一体的部分を形成できる、換言す
ればモノシート系を形成できる。上記モノシート系の例
において、受像層は不透であるが水透過性の層によって
ハロゲン化銀乳剤層から分離する。不透明層はハロゲン
化銀乳剤層中で形成される銀層の目による検出を排出す
る。上記目的に好適な不透明顔料層の例にはドイツ特許
第1961030号、ドイツ公開特許第1772603
号、ベルギー特許第526587号、英国特許第878
064号および米国特許第3928037号に記載され
ている。
モノシート系の他の例において、感光性層は例えば英国
特許第687751号、第1000116号、第102
6772号、および英国特許第2964405号、第3
020155号および第3684508号に記載されて
いる如く処理した後例えば洗浄によって受像層から除去
できる。
写真材料から分離した材料の部分を作るとき受像層は、
感光性層について前述した種類の支持体を含む不透明ま
たは透明支持体を含むことができる。
受像層は錯化された銀塩の金属塩への還元を促進するた
めの薬剤の1種以上を含有できる、これらの薬剤は現像
核と称される。かかる現像核は前述したエー・ロットお
よびイー・ウエイドの本の第54頁〜第57頁に記載さ
れている。硫化ニッケル核を使用するのが好ましい。現
像核は英国特許第1001558号に記載されている如
く処理液中に混入して受像層中でその場で核を形成させ
ることもできる。
受像材料の一つ以上の層中に、拡散転写像の形成に主た
る役割を果たす物質を混入できる。かかる物質には黒色
調色剤、例えば英国特許第561875号およびベルギ
ー特許第502525号に記載されている黒色調色剤が
ある。好ましい黒色調色剤には1−フェニル−5−メル
カプトテトラゾールがある。
受像層はハロゲン化銀について前述した任意の結合剤か
らなるかそれを含有できる。受像層についてゼラチンが
好ましい結合剤である。
受像層はまた1m2について約0.1〜約4gの量でハロゲ
ン化銀溶媒例えばチオ硫酸ナトリウムも含有できる。
受像層はその機械的強度を改良するよう硬化するとよ
い。コロイド層の硬化剤には例えばホルムアルデヒド、
グリオキザール、ムコクロル酸、およびクロム明ばんを
含む。硬化はまたコロイド層中に潜在硬化剤を混入する
ことによって行なってもよい。これによって硬化剤はア
ルカリ性処理液を適用する段階で放出される。
受像層の組成物についてのそれ以上の情報はエー・ロッ
トおよびイー・ウエイドの前述した本の第50頁〜第6
5頁に見出すことができる。
受像層の支持体および/または表面には、オフセット印
刷、凹版印刷およびウオーターマークの如き通常の印刷
法で付与した任意の種類の確認データの如き印刷を設け
ることができる。
写真材料の製造中その中に既に現像物質が付与されてい
るとき、本発明によるDTR法に使用する処理液はアルカ
リ性物質例えば三塩基性リン酸ナトリウム、および所望
によって保恒剤例えば亜硫酸ナトリウム、増粘剤例えば
ヒドロキシエチルセルロースおよびカルボキシメチルセ
ルロース、かぶり防止剤例えば臭化カリウム、「ハロゲ
ン化銀溶媒」としてのハロゲン化銀錯化剤、例えばチオ
硫酸ナトリウムおよび黒色調色剤等に複素環式メルカプ
ト化合物例えば1−フェニル−5−メルカプトテトラゾ
ーンを含有する。処理液のpHは10〜14の範囲にある
のが好ましい。
上記液中のチオ硫酸ナトリウムの量は例えば10g/
〜30g/の範囲である。
本発明は受像材料中でハーフトーン像例えばスクリーニ
ングされた像を作るのに特に有用であるDTR法を含む。
本発明による方法において用いうる現像装置についての
詳細については、例えば前述したエー・ロットおよびイ
ー・ウエイドの本を参照できる。
本発明を下記実施例で更に示す。百分率および比の全て
は他に特記せぬ限り重量による。
実施例 写真材料の製造: ハレイション防止層。
被覆する前ゼラチンに対する接着を改良するためコロナ
放電処理したポリエチレン被覆紙支持体にゼラチンおよ
びカーボンブラックの基にしたハレイション防止層を付
与した。その層の被覆は、乾燥後マクベス(MACBETH、
登録商標)RD−100R濃度計で測定した可視フィルタ
ー光に対する反射光学密度が1.5であるような方法で行
なった。可視フィルター光は人間の目の感度に対する特
徴であるスペクトル範囲分布を有する光である。ゼラチ
ン対カーボンブラックの重量比は10/1であった。
ハロゲン化銀乳剤の製造およびその被覆。
洗浄したゼラチン塩化臭化銀乳剤(塩化銀約98.2mol)
に、表1の構造式1を有するスペクトル増感剤(ハロゲ
ン化銀1molについて0.4g)、普通の安定剤、および現
像剤としてのハイドロキノンおよび1−フェニル−4−
メチル−3−ピラゾリジノンを加えた。ハレイション防
止層上への乳剤の被覆は、ハロゲン化銀が1m2について
2.5gの硝酸銀に等しい被覆率で存在するような方法で
行なった。硝酸銀として表わしたハロゲン化銀に対する
ゼラチンの重量比は1.2であった。ハイドロキノンおよ
び1−フェニル−4−メチル−3−ピラゾリジノンはそ
れぞれ0.90g/m2および0.25g/m2の被覆率で存在させ
た。
受像材料。
拡散転写反転(DTR)処理において上述した写真材料と
の関連において使用する受像材料は、下塗りしたポリエ
チレンテレフタレートフィルム支持体を、11%のゼラ
チンおよび0.2%の硫化銀現像核を含有する水性コロイ
ド状分散液で被覆した作った。得られた分散液は2.5g
/m2のゼラチン被覆率で被覆し、乾燥した。
露光および処理。
反転鏡を有しない垂直暗室カメラ中で写真材料を位置決
めし、直接スクリーニングのため、密着スクリーンと組
合せた連続色調黒白原画に対して露光した。位置決めお
よび露光は、第1図に示した濃度対波長を有するフィル
ターで得られた黄色安全光条件下に行なった。露光はカ
メラレンズに向けた写真材料の乳剤層側で行なった。こ
れによりDTR処理で、感光性材料上に悪い読みとりネガ
が得られ、受像材料上に正しい読みとりポジプリントが
得られた。
露光後、下記組成の液体を含有する拡散転写処理装置中
に、上述した受像材料と共に写真材料を同じ安全光条件
下に導入した。
水 800ml 三塩基性リン酸ナトリウム・12H2O 75g 無水亜硫酸ナトリウム 40g 臭化カリウム 0.5g 無水チオ硫酸ナトリウム 20g 1−フェニル−5−メルカプトテトラゾール 70mg 水で 1000mlとする。
写真材料と受像材料のサンドウイッチが拡散転写装置の
絞りローラーを出たとき、材料を更に60秒間密着保持
し、次いで相互に分離した。
露光およびDTR処理の全工程は120秒続けた。その間
に、写真材料の表面で75luxの照射を与える上述した
安全光環境下に可視かぶりは写真材料中に作られなかっ
た。
受像材料上に得られたポジプリントは背景中に染料汚染
或いは他の可視かぶりを示さない非常に高い粘度を有す
るスクリーン点からなっていた。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明により使用するのに好適な遮断フィルタ
ーの濃度対波長曲線を示し、第2図は本発明により使用
する有利なスペクトル増感染料のスペクトル増感曲線
(濃度対波長)を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ルドヴイク・アンドリ・ヴエルヴル ベルギー国 ベ 2508 ケセル、アンブラ ンセス タンヴエ 44 (72)発明者 ポル・レミ・カラン ベルギー国 ベ 2520 エドジヤン、ドリ ア、エカンストラト 280 ビユ 3 (56)参考文献 特公 昭63−23530(JP,B2) 米国特許 4242436(US,A) 米国特許 4563410(US,A)

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(1)少なくとも70モル%の塩化銀を含有
    し、スペクトル増感されたハロゲン化銀粒子を親水性コ
    ロイド結合剤中に分散して含有するハロゲン化銀乳剤層
    および支持体からなる写真材料を露光し、 (2)ハロゲン化銀錯化剤であるハロゲン化銀溶媒および
    現像剤の存在下に像に従って露光されたハロゲン化銀乳
    剤層を現像し、 (3)拡散によって上記乳剤層から溶解し、錯化されたハ
    ロゲン化銀を受像層中に転写する工程からなり、上記受
    像層がハロゲン化銀乳剤層と水透過性関係で同じ支持体
    上に存在して写真材料の一体的部分を形成するか、或い
    は別の受像材料の部分を形成し、受像層が溶解し錯化さ
    れたハロゲン化銀に対する物理的現像触媒として作用す
    る現像核を含有することからなる写真銀錯塩拡散転写反
    転法において、ハロゲン化銀粒子が下記一般式 (式中R1およびR2の各々は同じであるかまたは異な
    り、アルキル基または置換アルキル基を表わし、X-
    アニオンを表わすか或いはR1またはR2がアニオン性構
    造部分を既に含有するときは存在しない)に相当する少
    なくとも1種の染料でスペクトル増感されており、上記
    染料または染料の混合物がハロゲン化銀乳剤層に、主と
    して400〜500nmの範囲でスペクトル感度を与
    え、そのスペクトル感度を実質的に500nmを越えて
    拡げず、かくして530nmでの上記層の感度が500
    nmでの感度より少なくとも27低くなり、上記工程(1)
    〜(3)中での写真材料の処理を500nmで少なくとも
    2.5の濃度、530nmで2.0より大きくない濃
    度、540nmで1.0より大きくない濃度、550n
    mで0.4より大きくない濃度、560nmで0.2よ
    り大きくない濃度および580nmを越えると0.1よ
    り大きくない濃度を有する遮断フィルターによって透過
    された光に相当する黄色安全光条件下で行なうことを特
    徴とする写真銀錯塩拡散転写反転法。
  2. 【請求項2】各R1およびR2は同じであるかまたは異な
    り、メチル基またはエチル基を表わす特許請求の範囲第
    1項記載の方法。
  3. 【請求項3】ハロゲン化銀が85〜100モル%の範囲
    で塩化銀を含有する特許請求の範囲第1項または第2項
    記載の方法。
  4. 【請求項4】スペクトル増感染料がハロゲン化銀乳剤層
    中にハロゲン化銀1モルについて100〜850mgの範
    囲の量で存在する特許請求の範囲第1項〜第3項の何れ
    か一つに記載の方法。
  5. 【請求項5】ハロゲン化銀がハロゲン化銀乳剤層中に1
    m2について硝酸銀のg数で表わして0.7g/m2〜5g
    /m2の範囲で存在する特許請求の範囲第1項〜第4項の
    何れか一つに記載の方法。
  6. 【請求項6】写真材料がハレイション防止層を含有する
    特許請求の範囲第1項〜第5項の何れか一つに記載の方
    法。
  7. 【請求項7】ハレイション防止層がハロゲン化銀乳剤層
    と写真材料の支持体の間に存在する特許請求の範囲第6
    項記載の方法。
  8. 【請求項8】ハレイション防止層が0.3より小さくな
    い光学密度を有する特許請求の範囲第6項または第7項
    記載の方法。
  9. 【請求項9】ハレイション防止層の光学密度が1.5〜
    2.0の範囲である特許請求の範囲第8項記載の方法。
  10. 【請求項10】写真材料が現像剤を含有し、現像を始め
    に現像剤を含有しないアルカリ性水性液の助けで行なう
    特許請求の範囲第1項〜第9項の何れか一つに記載の方
    法。
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