JPH05503041A - １０ｋｎと１０００ｋｎの間の条片引張力で金属条片を巻取り及び／又は巻戻しのためのリール - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 １０ＫＮと１００ＯＫＮの間の条片引張力で金属条片を巻取り及び／又は巻戻し のためのり一ル本発明はｌ０ＫＮと１００ＯＫＮの間の条片引張力で金属条片を 巻取り及び／又は巻戻しのためのリールに関するものであり、該リールは、＃フ レームに十分に支持された中空軸によって担持されている拡張可能巻取りドラム であって、該中空軸に取付けられた操作シリンダーによって該中空軸を貫通して いる連接棒を介して駆動される該拡張可能巻取リドラム；及び固定子と回転子と を含むモーターから成る該中空軸に結合される回転駆動ユニット部と；から成る 。

この種の公知のリールにおいては、操作シリンダーが巻取りドラムと反対側の中 空軸端部に取付けられている。このことは、この巻取りドラムを拡張するための 操作シリンダーの１０００ＫＮまでの軸力が、この中空軸に吸収され、従ってフ レームの軸受に伝達されないことを確実（する。一方、巻取りドラム、中空軸お よび駆動機の軸方向配置において、軸力は、軸受けと、駆魯動機および中空軸の 間の結合とによって伝達されねばならないであろうが、このことは合理的な経費 い制御範囲を得るために、縦に並んで操作される複数のモーターの組合であって 、モーター各々のスイッチが切換えられ及び／又はスイッチ装置が付加されてい る駆動ユニット部を用いることが通例である。この種の駆動機はかなりの欠点を 有する、すなわち駆動モーターから巻取りドラムへの回転運動の伝達を遊びなし で実現することは実際上不可能である。

この駆動機に寄与する沢山の構成部材のために、このリールは大質量慣性モーメ ントを有する。従って、この制御挙動は最善でない。

本発明は、従来のリールより簡単な設計で、小さい質量慣性モーメントを有する 前述のこの種のリールを考案することを目的としている。

この課題は、前述のこの種のリールにおいて、モーターを中空軸の二つの軸受の 間でフレーム内に配置し、該モーターの回転子が中空軸上に回転しないように取 付けられることによって解決される。

モーターは、好ましくは、電動機、特に三相電動機である。

本発明に係る適切なリールに駆動モーターを集積化することは、モーターが軸な いしそれ自体の軸受は組立品を必要としないので、より小さい質量モーメントの 結果をもたらし、さらにこの回転子が巻取りドラムの中空軸に直接配列されてい るので遊びのない駆動機の結果をもたらす。結果として、この駆動機の制御挙動 は最善となる。特に、三相電動機を用いて、全制御範囲にわたって２％の引張の 安定性でもって１：３０から１：４０の引張の制御範囲および１　：　１００か ら１：１５０までのモーメントの制御範囲を達成することに何の問題もない。

この回転子はフレームの軸受の間に配置されているので、本発明の一態様に従っ て、同時にモーターのケーシングを構成するようなやり方で、フレームを設計す ることが可能である。

以下に本発明を、垂直軸断面でリールを示す図面によってさらに詳細に説明する 。

拡張可能巻取りドラム１及び中空軸２から成るリールは、フレーム３に回転可能 に担持されている。この拡張可能巻取リドラム１を駆動するため、シリンダー・ ピストン装置４を備え、該装置のピストン棒は連接棒５として形成され、中空軸 ２を通って伸び、そして拡張可能巻取りドラム１の拡張素子６に接続している。

このフレームはケーシングとして設計されている。基台７上の二つの荷重耐力壁 ８，９は、離して配置され、それぞれがこの軸２を回転可能に支承する軸受１０ を収容している。

この荷重耐力壁８，９の間に、電動機（特に、三相電動機）の形態であるリール の回転駆動部１２を配置する。この電動機の回転子は、軸受１０，１１の間に位 置する軸２の一部分と、付属の巻線がその上に配置されている積層体１３とによ って形成される。積層体及び巻線からなりかつ回転子２，１３を取り巻いている 固定子１４は、回転力支持物１５を経て基台７に支持されている。

要　約　書 本発明は、ｌ０ＫＮと１００ＯＫＮの間の条片引張力で金属条片を巻取り及び／ 又は巻戻しのためのリールに関係する。該リールは、フレーム３に取付けられた 拡張可能巻取りドラム１と；該拡張可能巻取りドラム１を駆動するため延長する 連接棒５を通りぬけた伝達中空軸２と；から成る。該連接棒５は、該巻取りドラ ム１の反対側端部に該中空軸２上に取付けられた操作シリンダー４のピストン棒 である。該リールの質量慣性モーメントを減少させるため、駆動ユニット部の遊 びを避けるため及び該リールの構成設計経費を節約するため、該駆動ユニット部 は、該中空軸２の軸受け１０．１１の間の該フレーム３１に配置され、該中空軸 ２に組込まれたその回転子１３を有するモーターから成る。

この唯一図面は要約書のためでもある。

補正書の翻訳文提出書 （特許法第１８４条の７第１項） 平成４年６月１５日

Claims (5)

【特許請求の範囲】
1. １．フレーム（３）に十分に支持された中空軸（２）によって担持されている拡 張可能巻取りドラム（１，６）であって、該中空軸（２）に取付けられた操作シ リンダー（４）によって該中空軸（２）を貫通している連接棒（５）を介して駆 動される該拡張可能巻取りドラム（１，６）と；前記中空軸（２）に結合され、 かつ固定子（１４）および回転子（１３）から成るモーター（１２）とされてい る回転駆動部と；を含んで成り、１０ＫＮと１０００ＫＮの間の条片張力で金属 条片を巻取り及び／又は巻戻しのためのリールにおいて、前記モーターが前記中 空軸（２）の二つの軸受け（１０，１１）の間で前記フレーム（３）内に配置さ れ、前記回転子（１３）が前記中空軸（２）に装着されていることを特徴とする 金属条片を巻取り及び／又は巻戻しのためのリール。
2. ２．前記モーター（１２）が電動機であることを特徴とする請求項１記載のリー ル。
3. ３．前記モーター（１２）が三相電動機であることを特徴とする請求項２記載の リール。
4. ４．前記モーター（１２）が油圧モーターであることを特徴とする請求項１記載 のリール。
5. ５．前記フレーム（３）がモーター・ケーシングとして設計したものであること を特徴とする請求項１〜４のいずれか１項記載のリール。