JPH021344Y2 - - Google Patents

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JPH021344Y2
JPH021344Y2 JP1346986U JP1346986U JPH021344Y2 JP H021344 Y2 JPH021344 Y2 JP H021344Y2 JP 1346986 U JP1346986 U JP 1346986U JP 1346986 U JP1346986 U JP 1346986U JP H021344 Y2 JPH021344 Y2 JP H021344Y2
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JP
Japan
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winding drum
winch
rod
winding
cylinder
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JP1346986U
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JPS62128086U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の利用分野〕 本考案はウインチに係り、特にワイヤロープ等
の巻取り巻戻しに利用されるウインチに関する。
〔考案の背景〕
従来ウインチ等の回転駆動には電動機モータ或
いはエンジン等が使用され、これらの回転機は減
速装置により回転が減速され、これにより巻取り
力を増大させている。
しかしながら、このようなウインチではワイヤ
ロープの巻取り負荷を巻胴に大きく掛けようとす
れば、減速装置内の減速ギア等が多く必要とな
り、ウインチの寸法及び重量を増大させる原因と
なる。
〔考案の目的〕
本考案はこのような事情に鑑みて成されたもの
で、減速装置を必要とせず、コンパクトで巻胴の
巻取力の大きなウインチを提供することを目的と
している。
〔考案の概要〕
本考案は、前記目的を達成する為に、ロープが
巻回される巻胴と、巻胴の両端に一定間隔で形成
される係止部と、各係止部に順次係止され巻胴に
回転力を伝達する作動ロッドを備えたロツドシリ
ンダと、から構成することを特徴とする。
〔実施例〕
以下添付図面に従つて本考案に係るウインチの
好ましい実施例を詳説する。第1図は本考案に係
るウインチの正面図である。
第1図及び第2図に示すようにウインチ10は
フレーム上のベツド12に設けられ、ウインチ1
0の巻胴14はベツド12に設けられた軸受16
によつて巻胴軸18を介して枢支される。巻胴1
4の他側は図示しないが同様に巻胴軸18を介し
て軸受16に枢支されている。巻胴14にはワイ
ヤロープ20が巻取られており、ワイヤロープ2
0の下方の先端には図示しない牽引物が接続され
ている。
巻胴14の両側端にはフランジ部22が形成さ
れ、フランジ部22には一定間隔離間して設けら
れた2枚の円盤プレート24、24から形成され
る。各円盤プレート24の周囲には一定間隔に8
個の突片26が形成され、突片26には係止孔2
8が形成されている。円盤プレート24の間には
作動ロッド30が配置され、作動ロッド30の先
端30Aには挿通孔32が形成される。円盤プレ
ート24の突片26の間に作動ロッド30の先端
30Aを位置したときに挿通孔32及び係止孔2
8にピン34が挿通される。この挿通によつて摺
動ロツド30はフランジ部22に係止されること
になる。又作動ロッド30は油圧シリンダ36に
よつて往復動され、シリンダ36の下端シリンダ
36Aは取付金具38を介してベツド12に回動
可能に枢支される。シリンダ36は操作盤40に
よつて操作され、作動ロッド30の駆動を調節し
ている。尚、フランジ部22、作動ロッド30及
びシリンダ36は図示しない他側にも同様に設け
られている。
ベツド12の左上面には取付金具42を介して
クランプ44が設けられ、クランプ44には孔4
6が設けられている。孔46はフランジ部22の
2枚の突片26の間に挿入され、2枚の突片26
の係止孔28及び孔46にはピン34が挿通され
る。これによりフランジ部22を介して巻胴14
はクランプ44に一時的に係止される。
前記の如く構成された本考案に係るウインチに
よれば、ワイヤロープ20は巻胴14の矢印A方
向の回転によつて巻取られる。巻胴14を矢印A
方向に回転するには、摺動ロツド30の先端30
Aの挿通孔32をフランジ部22の2枚の円盤プ
レート24の突片26の間に配置し、係止孔28
と挿通孔32にピン34を挿通して摺動ロツド3
0をシリンダ36の油圧駆動によつて仮想線図で
示す矢印B方向に摺動させることによつて行われ
る。仮想線図に示す位置まで摺動ロツド30が移
動した時に巻胴14は1/8回転する。又、一側の
ロツド30を伸長した後、他側に設けられた摺動
ロツド30は第1図で示す実線図までの縮めた状
態で突片26の係止孔28に係止される。他側の
ロツド30を係止した後、伸長した一側のロツド
30はピン34が挿通孔32及び係止孔28から
取外されて開放され、再びシリンダ36によつて
収縮されて実線で示す収縮位置にまで戻される。
従つて両端のフランジ部22の各摺動ロツド30
は交互に伸縮作動され、フランジ部22の突片2
4に順次止め換えられて巻胴14を回転させるこ
とができる。これにより巻胴14はシリンダ36
の駆動を介して強力な回転力によつてワイヤロー
プ20を巻取ることができ、減圧装置等の複雑な
伝達ギア等を必要としない。ウインチ10は軽量
且つ小型で強い巻取り力を有する。
前記説明では、各摺動ロツド30を交互に伸縮
作動させるように説明したが、ワイヤロープ20
にかかる吊荷の荷重が大きいときは、前記ロツド
30を同時に伸縮作動させるように用いてもよ
い。この場合のロツド30の止め変え時の巻胴1
4の係止はクランプ44によつて行われる。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案に係るウインチによ
れば、ロープを巻付ける巻胴に摺動ロツドが係止
される係止部を設け、摺動ロツドの往復動をシリ
ンダで行うようにしたので、ロープの強力な巻取
り力を有する軽量なウインチを提供することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るウインチの正面図、第2
図は本考案に係るウインチの上面図である。 10……ウインチ、12……ベツドフレーム、
14……巻胴、20……ワイヤロープ、22……
フランジ部、24……円板プレート、26……突
片、28……係止孔、30……摺動ロツド、32
……挿通孔、36……シリンダ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ロープが巻回される巻胴と、巻胴の両端に一定
    間隔で形成される係止部と、各係止部に順次係止
    され巻胴に回転力を伝達する作動ロッドを備えた
    ロツドシリンダとから構成することを特徴とする
    ウインチ。
JP1346986U 1986-02-03 1986-02-03 Expired JPH021344Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1346986U JPH021344Y2 (ja) 1986-02-03 1986-02-03

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1346986U JPH021344Y2 (ja) 1986-02-03 1986-02-03

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62128086U JPS62128086U (ja) 1987-08-13
JPH021344Y2 true JPH021344Y2 (ja) 1990-01-12

Family

ID=30802554

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1346986U Expired JPH021344Y2 (ja) 1986-02-03 1986-02-03

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JP (1) JPH021344Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS62128086U (ja) 1987-08-13

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