JPS6218627Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6218627Y2 JPS6218627Y2 JP1981071418U JP7141881U JPS6218627Y2 JP S6218627 Y2 JPS6218627 Y2 JP S6218627Y2 JP 1981071418 U JP1981071418 U JP 1981071418U JP 7141881 U JP7141881 U JP 7141881U JP S6218627 Y2 JPS6218627 Y2 JP S6218627Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electric motor
- shaft
- brake
- capacity electric
- rotor shaft
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 150000001875 compounds Chemical class 0.000 claims description 12
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 3
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 3
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 3
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 3
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 2
- 125000006850 spacer group Chemical group 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 230000007704 transition Effects 0.000 description 1
- 239000013585 weight reducing agent Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
- Braking Arrangements (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、小容量電動機と大容量電動機とを
組み合わせた複合電動機を有する巻上装置に関す
るものである。
組み合わせた複合電動機を有する巻上装置に関す
るものである。
従来、電動チエーンブロツク等の巻上装置に用
いられる複合電動機としては、第1図に示すよう
に電磁ブレーキ(図示を省略した)を有する小容
量電動機20のロータ軸21と電磁ブレーキを有
する大容量電動機22のロータ軸23との間に中
間軸24を介在させ、前記小容量電動機20のロ
ータ軸21に設けられた小径駆動歯車3に、側部
軸4に固定された大径側部従動歯車5を噛み合わ
せ、かつ前記中間軸24には、側部軸4に設けら
れた側部駆動歯車9に噛み合う従動歯車10と、
大容量電動機22における電磁ブレーキのブレー
キ盤係合部材25とを固定した構造のものが知ら
れている。
いられる複合電動機としては、第1図に示すよう
に電磁ブレーキ(図示を省略した)を有する小容
量電動機20のロータ軸21と電磁ブレーキを有
する大容量電動機22のロータ軸23との間に中
間軸24を介在させ、前記小容量電動機20のロ
ータ軸21に設けられた小径駆動歯車3に、側部
軸4に固定された大径側部従動歯車5を噛み合わ
せ、かつ前記中間軸24には、側部軸4に設けら
れた側部駆動歯車9に噛み合う従動歯車10と、
大容量電動機22における電磁ブレーキのブレー
キ盤係合部材25とを固定した構造のものが知ら
れている。
しかるに、前記従来の複合電動機の場合は、各
電動機のロータ軸21,23の間に、従動歯車1
0およびブレーキ盤係合部材25を支持する中間
軸24が設けられているので、軸受の数が多くな
ると共に構造が複雑になり、かつ複合電動機のロ
ータ軸長手方向の長さが長くなるので、その複合
電動機を使用したチエーンブロツク等の巻上装置
が大型、大重量化するという問題がある。
電動機のロータ軸21,23の間に、従動歯車1
0およびブレーキ盤係合部材25を支持する中間
軸24が設けられているので、軸受の数が多くな
ると共に構造が複雑になり、かつ複合電動機のロ
ータ軸長手方向の長さが長くなるので、その複合
電動機を使用したチエーンブロツク等の巻上装置
が大型、大重量化するという問題がある。
この考案は前述の問題を有利に解決した複合電
動機を有する巻上装置を提供することを目的とす
るものである。
動機を有する巻上装置を提供することを目的とす
るものである。
次にこの考案を図示の例によつて詳細に説明す
る。
る。
第2図ないし第6図はこの考案の一実施例を示
すものであつて、電磁ブレーキを有する小容量電
動機1のケーシング27と電磁ブレーキを有する
大容量電動機6のケーシング28とが、中間ケー
シング29を介してボルト30により締付結合さ
れ、かつ小容量電動機1のロータ軸2と大容量電
動機6のロータ軸7とは同一直線上に位置するよ
うに直列に配置され、前記中間ケーシング29に
より軸受31を介して支承されている側部軸4
に、小容量電動機1のロータ軸2に設けられた小
径駆動歯車3に噛み合う大径側部従動歯車5が固
定されている。
すものであつて、電磁ブレーキを有する小容量電
動機1のケーシング27と電磁ブレーキを有する
大容量電動機6のケーシング28とが、中間ケー
シング29を介してボルト30により締付結合さ
れ、かつ小容量電動機1のロータ軸2と大容量電
動機6のロータ軸7とは同一直線上に位置するよ
うに直列に配置され、前記中間ケーシング29に
より軸受31を介して支承されている側部軸4
に、小容量電動機1のロータ軸2に設けられた小
径駆動歯車3に噛み合う大径側部従動歯車5が固
定されている。
中間ケーシング29内に配置された中空の支持
部材8は、大容量電動機6のロータ軸7の一端部
および中間ケーシング29により軸受32,33
およびスラスト軸受34を介して支承され、前記
支持部材8の一端部に固定された従動歯車10
は、前記側部軸4に一体に設けられた側部駆動歯
車9に噛み合わされ、かつ前記支持部材8の他端
部には、前記大容量電動機6における電磁ブレー
キのブレーキ盤係合部材11が一体に設けられて
いる。
部材8は、大容量電動機6のロータ軸7の一端部
および中間ケーシング29により軸受32,33
およびスラスト軸受34を介して支承され、前記
支持部材8の一端部に固定された従動歯車10
は、前記側部軸4に一体に設けられた側部駆動歯
車9に噛み合わされ、かつ前記支持部材8の他端
部には、前記大容量電動機6における電磁ブレー
キのブレーキ盤係合部材11が一体に設けられて
いる。
前記小容量電動機1の電磁ブレーキは、ステー
タ35内に配置されてロータ軸2に回転不能に嵌
合係止された磁力吸引体36と、前記ロータ軸2
に対し回動不能にかつ摺動自在に嵌合された被吸
引体37と、その被吸引体37に固定されたブレ
ーキ盤38と、前記磁力吸引体36および被吸引
体37の間に圧縮状態で介在されたブレーキばね
39と、前記小容量電動機1のケーシング27内
に設けられた截頭円錐状のブレーキ盤係止部40
とにより構成され、前記ブレーキ盤38は前記ブ
レーキ盤係止部40に嵌合する截頭円錐状の摩擦
板41を備えている。
タ35内に配置されてロータ軸2に回転不能に嵌
合係止された磁力吸引体36と、前記ロータ軸2
に対し回動不能にかつ摺動自在に嵌合された被吸
引体37と、その被吸引体37に固定されたブレ
ーキ盤38と、前記磁力吸引体36および被吸引
体37の間に圧縮状態で介在されたブレーキばね
39と、前記小容量電動機1のケーシング27内
に設けられた截頭円錐状のブレーキ盤係止部40
とにより構成され、前記ブレーキ盤38は前記ブ
レーキ盤係止部40に嵌合する截頭円錐状の摩擦
板41を備えている。
前記大容量電動機6の電磁ブレーキは、ステー
タ42内に配置されてロータ軸7に回転不能に嵌
合係止された磁力吸引体43と、前記ロータ軸7
に対し回動不能にかつ摺動自在に嵌合された被吸
引体44と、その被吸引体44に固定されたブレ
ーキ盤45と、前記磁力吸引体43および被吸引
体44の間に圧縮状態で介在されたブレーキばね
46と、前記ブレーキ盤係合部材11とにより構
成され、かつそのブレーキ盤係合部材11は截頭
円錐状係合面を有し、さらに前記ブレーキ盤45
はその截頭円錐状係合面に嵌合する截頭円錐状の
摩擦板47を備えている。
タ42内に配置されてロータ軸7に回転不能に嵌
合係止された磁力吸引体43と、前記ロータ軸7
に対し回動不能にかつ摺動自在に嵌合された被吸
引体44と、その被吸引体44に固定されたブレ
ーキ盤45と、前記磁力吸引体43および被吸引
体44の間に圧縮状態で介在されたブレーキばね
46と、前記ブレーキ盤係合部材11とにより構
成され、かつそのブレーキ盤係合部材11は截頭
円錐状係合面を有し、さらに前記ブレーキ盤45
はその截頭円錐状係合面に嵌合する截頭円錐状の
摩擦板47を備えている。
中間部ケーシング29内に位置するロータ軸7
の小径軸部48には、皿ばね49、スペーサ50
前記軸受32、スリーブ51および弛み止め金具
52が順次嵌挿され、かつ前記小径軸部48の端
部には締付用ナツト53が螺合され、前記弛み止
め金具52はナツト53に係合されている。
の小径軸部48には、皿ばね49、スペーサ50
前記軸受32、スリーブ51および弛み止め金具
52が順次嵌挿され、かつ前記小径軸部48の端
部には締付用ナツト53が螺合され、前記弛み止
め金具52はナツト53に係合されている。
大容量電動機6におけるロータ軸7の他端部に
は、回転軸12の一端部がカツプリング54を介
して挿込連結され、その回転軸12に回転自在に
嵌設された中空従動軸15には、ロードチエーン
55を巻掛けたロードシーブ13が一体に設けら
れると共に大径従動歯車14が固定され、前記回
転軸12の他端部に設けられた小径駆動歯車16
は、回転軸12と平行に配置された伝動軸17に
固定されている中間大径従動歯車18に噛み合わ
され、かつ前記伝動軸17に一体に設けられた中
間小径駆動歯車19は前記大径従動歯車14に噛
み合わされている。
は、回転軸12の一端部がカツプリング54を介
して挿込連結され、その回転軸12に回転自在に
嵌設された中空従動軸15には、ロードチエーン
55を巻掛けたロードシーブ13が一体に設けら
れると共に大径従動歯車14が固定され、前記回
転軸12の他端部に設けられた小径駆動歯車16
は、回転軸12と平行に配置された伝動軸17に
固定されている中間大径従動歯車18に噛み合わ
され、かつ前記伝動軸17に一体に設けられた中
間小径駆動歯車19は前記大径従動歯車14に噛
み合わされている。
前記大容量電動機6におけるケーシング28の
端部に板状フレーム56、スペーサフレーム5
7、板状フレーム58およびギヤボツクス59が
順次重合配置されてボルト(図示も省略した)に
より結合され、前記中空従動軸15は、板状フレ
ーム56,58に嵌設されたボス部材60,61
により軸受62を介して支承され、前記カツプリ
ング54は一方のボス部材60により軸受63を
介して支承され、かつ回転軸12の他端部はギヤ
ボツクス59により軸受64をを介して支承さ
れ、前記伝動軸17もギヤボツクス59により軸
受(図示を省略した)を介して支承されている。
端部に板状フレーム56、スペーサフレーム5
7、板状フレーム58およびギヤボツクス59が
順次重合配置されてボルト(図示も省略した)に
より結合され、前記中空従動軸15は、板状フレ
ーム56,58に嵌設されたボス部材60,61
により軸受62を介して支承され、前記カツプリ
ング54は一方のボス部材60により軸受63を
介して支承され、かつ回転軸12の他端部はギヤ
ボツクス59により軸受64をを介して支承さ
れ、前記伝動軸17もギヤボツクス59により軸
受(図示を省略した)を介して支承されている。
前記板状フレーム56,58の上部とその間に
配置された主吊金具65の下部とは、前記回転軸
12と平行に延長する水平な主支軸66により枢
着され、かつ主吊り金具65の上部とレール67
に沿つて走行する主トロリ68の下部とはレール
長手方向に直角な方向に延長する横軸69により
連結され、さらに複合電動機における中間フレー
ム29の上部に取付金具70がボルト71により
固定され、その取付金具70と補助吊り金具72
の下端部とは、前記主支軸66と同一直線上に配
置された補助支軸73により連結され、前記補助
吊り金具72の上端部と前記レール67に沿つて
走行する補助トロリ74の下部とはレール長手方
向に直角な方向に延長する横軸75により連結さ
れている。
配置された主吊金具65の下部とは、前記回転軸
12と平行に延長する水平な主支軸66により枢
着され、かつ主吊り金具65の上部とレール67
に沿つて走行する主トロリ68の下部とはレール
長手方向に直角な方向に延長する横軸69により
連結され、さらに複合電動機における中間フレー
ム29の上部に取付金具70がボルト71により
固定され、その取付金具70と補助吊り金具72
の下端部とは、前記主支軸66と同一直線上に配
置された補助支軸73により連結され、前記補助
吊り金具72の上端部と前記レール67に沿つて
走行する補助トロリ74の下部とはレール長手方
向に直角な方向に延長する横軸75により連結さ
れている。
前記実施例の巻上装置において、大容量電動機
6の電源をオフにして小容量電動機1の電源をオ
ンにすると、大容量電動機6の電磁ブレーキがブ
レーキばね46により結合状態に保持され、かつ
小容量電動機1の電磁ブレーキが電磁吸引力によ
り解放状態に保持されると共に、ロータ軸2が回
転し、そのロータ軸2の回転は、小径駆動歯車
3、大径側部従動歯車5、側部駆動歯車9、従動
歯車10を介して支持部材8に伝達され、続いて
ブレーキ盤係合部材11、ブレーキ盤45および
被吸引体44を介して大容量電動機6のロータ軸
7に伝達され、次いでカツプリング54、回転軸
12およびギヤボツクス59内の歯車減速機構な
らびに中空従動軸15を介してロードシーブ13
に伝達され、小容量電動機1による低速の巻上ま
たは巻下が行なわれる。
6の電源をオフにして小容量電動機1の電源をオ
ンにすると、大容量電動機6の電磁ブレーキがブ
レーキばね46により結合状態に保持され、かつ
小容量電動機1の電磁ブレーキが電磁吸引力によ
り解放状態に保持されると共に、ロータ軸2が回
転し、そのロータ軸2の回転は、小径駆動歯車
3、大径側部従動歯車5、側部駆動歯車9、従動
歯車10を介して支持部材8に伝達され、続いて
ブレーキ盤係合部材11、ブレーキ盤45および
被吸引体44を介して大容量電動機6のロータ軸
7に伝達され、次いでカツプリング54、回転軸
12およびギヤボツクス59内の歯車減速機構な
らびに中空従動軸15を介してロードシーブ13
に伝達され、小容量電動機1による低速の巻上ま
たは巻下が行なわれる。
また小容量電動機1の電源をオフにして大容量
電動機6の電源をオンにすると、小容量電動機1
の電磁ブレーキがブレーキばね39により制動状
態に保持され、かつ大容量電動機6の電磁ブレー
キが電磁吸引力により解放されてロータ軸7が回
転し、そのロータ軸7の回転は、カツプリング5
4、回転軸12およびギヤボツクス59内の歯車
減速機構ならびに中空従動軸15を介してロード
シーブ13に伝達され、大容量電動機6による高
速の巻上または巻下が行なわれる。
電動機6の電源をオンにすると、小容量電動機1
の電磁ブレーキがブレーキばね39により制動状
態に保持され、かつ大容量電動機6の電磁ブレー
キが電磁吸引力により解放されてロータ軸7が回
転し、そのロータ軸7の回転は、カツプリング5
4、回転軸12およびギヤボツクス59内の歯車
減速機構ならびに中空従動軸15を介してロード
シーブ13に伝達され、大容量電動機6による高
速の巻上または巻下が行なわれる。
巻上または巻下を開始するとき、小容量電動機
1による低速の巻上または巻下を行なうことによ
り、衝撃荷重が作用するのを防止することがで
き、また巻上または巻下開始後に大容量電動機6
の運転に切換えることにより、高速度で巻上また
は巻下を行なうことができ、さらに巻上または巻
下を停止させるときは、小容量電動機1の運転に
切換えることにより、高速度から停止に移る際の
衝撃発生を防止することができると共に、被運搬
物を所定の位置に正確に停止させることができ
る。
1による低速の巻上または巻下を行なうことによ
り、衝撃荷重が作用するのを防止することがで
き、また巻上または巻下開始後に大容量電動機6
の運転に切換えることにより、高速度で巻上また
は巻下を行なうことができ、さらに巻上または巻
下を停止させるときは、小容量電動機1の運転に
切換えることにより、高速度から停止に移る際の
衝撃発生を防止することができると共に、被運搬
物を所定の位置に正確に停止させることができ
る。
なお、第2図において、76はロードチエーン
55に取付けられた下フツクである。
55に取付けられた下フツクである。
この考案によれば、電磁ブレーキを有する小容
量電動機1のロータ軸2に設けられた小径駆動歯
車3に、側部軸4に固定された大径側部従動歯車
5が噛み合わされ、電磁ブレーキを有する大容量
電動機6のロータ軸7に回転自在に嵌設された支
持部材8には、前記側部軸4に固定された側部駆
動歯車9に噛み合う従動歯車10と、大容量電動
機6における電磁ブレーキのブレーキ盤係合部材
11とが設けられ、前記大容量電動機6の電磁ブ
レーキは、ステータ42内に配置されてロータ軸
7に回転不能に嵌合係止された磁力吸引体43
と、前記ロータ軸7に対し回動不能にかつ摺動自
在に嵌合された被吸引体44と、その被吸引体4
4に固定されたブレーキ盤45と、前記磁力吸引
体43および被吸引体44の間に圧縮状態で介在
されたブレーキばね46と、前記ブレーキ盤係合
部材11とにより構成され、かつそのブレーキ盤
係合部材11は截頭円錐状係合面を有し、さらに
前記ブレーキ盤45はその截頭円錐状係合面に嵌
合する截頭円錐状の摩擦板47を備え、前記大容
量電動機6におけるロータ軸7の他端部に回転軸
12が連結され、その回転軸12により歯車減速
機構を介して巻上用チエーンが駆動されるように
構成されているので、複合電動機を有する巻上装
置全体を連続して一体化して、コンパクトにまと
めることができると共に、小容量電動機1のロー
タ軸2と大容量電動機6のロータ軸7との間にこ
れらと別体の中間軸を設ける必要がなく、従動歯
車10およびブレーキ盤係合部材11を支持して
いる支持部材8を、前記ロータ軸7を利用して支
承することができ、そのため前記従来の複合電動
機に比べて、軸受の数が少なくなると共に構造が
簡単になり、しかも複合電動機のロータ軸長手方
向の長さを短かくできるので、巻上装置を小型、
軽量化すると共に低コストで製作することができ
る等の効果が得られる。
量電動機1のロータ軸2に設けられた小径駆動歯
車3に、側部軸4に固定された大径側部従動歯車
5が噛み合わされ、電磁ブレーキを有する大容量
電動機6のロータ軸7に回転自在に嵌設された支
持部材8には、前記側部軸4に固定された側部駆
動歯車9に噛み合う従動歯車10と、大容量電動
機6における電磁ブレーキのブレーキ盤係合部材
11とが設けられ、前記大容量電動機6の電磁ブ
レーキは、ステータ42内に配置されてロータ軸
7に回転不能に嵌合係止された磁力吸引体43
と、前記ロータ軸7に対し回動不能にかつ摺動自
在に嵌合された被吸引体44と、その被吸引体4
4に固定されたブレーキ盤45と、前記磁力吸引
体43および被吸引体44の間に圧縮状態で介在
されたブレーキばね46と、前記ブレーキ盤係合
部材11とにより構成され、かつそのブレーキ盤
係合部材11は截頭円錐状係合面を有し、さらに
前記ブレーキ盤45はその截頭円錐状係合面に嵌
合する截頭円錐状の摩擦板47を備え、前記大容
量電動機6におけるロータ軸7の他端部に回転軸
12が連結され、その回転軸12により歯車減速
機構を介して巻上用チエーンが駆動されるように
構成されているので、複合電動機を有する巻上装
置全体を連続して一体化して、コンパクトにまと
めることができると共に、小容量電動機1のロー
タ軸2と大容量電動機6のロータ軸7との間にこ
れらと別体の中間軸を設ける必要がなく、従動歯
車10およびブレーキ盤係合部材11を支持して
いる支持部材8を、前記ロータ軸7を利用して支
承することができ、そのため前記従来の複合電動
機に比べて、軸受の数が少なくなると共に構造が
簡単になり、しかも複合電動機のロータ軸長手方
向の長さを短かくできるので、巻上装置を小型、
軽量化すると共に低コストで製作することができ
る等の効果が得られる。
第1図は従来の複合電動機の一例を示す一部縦
断側面図である。第2図ないし第6図はこの考案
の一実施例を示すものであつて、第2図は巻上装
置を吊下支持した状態を示す側面図、第3図は巻
上装置における複合電動機の部分を示す縦断側面
図、第4図は巻上装置におけるロードシーブ減速
駆動機構を示す縦断側面図、第5図および第6図
は第3図の一部を拡大して示す縦断側面図であ
る。 図において、1は小容量電動機、2はロータ
軸、3は小径駆動歯車、4は側部軸、5は大径側
部従動歯車、6は大容量電動機、7はロータ軸、
8は支持部材、9は側部駆動歯車、10は従動歯
車、11はブレーキ盤係合部材、12は回転軸、
13はロードシーブ、14は大径従動歯車、15
は中空従動軸、16は小径駆動歯車、17は伝動
軸、18は中間大径従動歯車、19は中間小径駆
動歯車、29は中間ケーシング、32および33
は軸受、34はスラスト軸受、36は磁力吸引
体、37は被吸引体、38はブレーキ盤、39は
ブレーキばね、40はブレーキ盤係止部、43は
磁力吸引体、44は被吸引体、45はブレーキ
盤、46はブレーキばね、55はロードチエー
ン、59はギヤボツクス、65は主吊り金具、6
7はレール、68は主トロリ、70は取付金具、
72は補助吊り金具、74は補助トロリである。
断側面図である。第2図ないし第6図はこの考案
の一実施例を示すものであつて、第2図は巻上装
置を吊下支持した状態を示す側面図、第3図は巻
上装置における複合電動機の部分を示す縦断側面
図、第4図は巻上装置におけるロードシーブ減速
駆動機構を示す縦断側面図、第5図および第6図
は第3図の一部を拡大して示す縦断側面図であ
る。 図において、1は小容量電動機、2はロータ
軸、3は小径駆動歯車、4は側部軸、5は大径側
部従動歯車、6は大容量電動機、7はロータ軸、
8は支持部材、9は側部駆動歯車、10は従動歯
車、11はブレーキ盤係合部材、12は回転軸、
13はロードシーブ、14は大径従動歯車、15
は中空従動軸、16は小径駆動歯車、17は伝動
軸、18は中間大径従動歯車、19は中間小径駆
動歯車、29は中間ケーシング、32および33
は軸受、34はスラスト軸受、36は磁力吸引
体、37は被吸引体、38はブレーキ盤、39は
ブレーキばね、40はブレーキ盤係止部、43は
磁力吸引体、44は被吸引体、45はブレーキ
盤、46はブレーキばね、55はロードチエー
ン、59はギヤボツクス、65は主吊り金具、6
7はレール、68は主トロリ、70は取付金具、
72は補助吊り金具、74は補助トロリである。
Claims (1)
- 電磁ブレーキを有する小容量電動機1のロータ
軸2に設けられた小径駆動歯車3に、側部軸4に
固定された大径側部従動歯車5が噛み合わされ、
電磁ブレーキを有する大容量電動機6におけるロ
ータ軸7の一端部に回転自在に嵌設された支持部
材8には、前記側部軸4に固定された側部駆動歯
車9に噛み合う従動歯車10と、大容量電動機6
における電磁ブレーキのブレーキ盤係合部材11
とが設けられ、前記大容量電動機6の電磁ブレー
キは、ステータ42内に配置されてロータ軸7に
回軸不能に嵌合係止された磁力吸引体43と、前
記ロータ軸7に対し回動不能にかつ摺動自在に嵌
合された被吸引体44と、その被吸引体44に固
定されたブレーキ盤45と、前記磁力吸引体43
および被吸引体44の間に圧縮状態で介在された
ブレーキばね46と、前記ブレーキ盤係合部材1
1とにより構成され、かつそのブレーキ盤係合部
材11は截頭円錐状係合面を有し、さらに前記ブ
レーキ盤45はその截頭円錐状係合面に嵌合する
截頭円錐状の摩擦板47を備え、前記大容量電動
機6におけるロータ軸7の他端部に回転軸12が
連結され、その回転軸12により歯車減速機構を
介して巻上用チエーンが駆動されるように構成さ
れていることを特徴とする複合電動機を有する巻
上装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1981071418U JPS6218627Y2 (ja) | 1981-05-19 | 1981-05-19 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1981071418U JPS6218627Y2 (ja) | 1981-05-19 | 1981-05-19 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57184889U JPS57184889U (ja) | 1982-11-24 |
JPS6218627Y2 true JPS6218627Y2 (ja) | 1987-05-13 |
Family
ID=29867211
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1981071418U Expired JPS6218627Y2 (ja) | 1981-05-19 | 1981-05-19 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6218627Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5688096A (en) * | 1979-12-21 | 1981-07-17 | Hitachi Ltd | Hoist |
-
1981
- 1981-05-19 JP JP1981071418U patent/JPS6218627Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5688096A (en) * | 1979-12-21 | 1981-07-17 | Hitachi Ltd | Hoist |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57184889U (ja) | 1982-11-24 |
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