JPH05502770A - 選択呼出受信機の盗難防止装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 選択呼出受信機の盗難防止装置 発明の分野 本発明は、一般に再プログラム可能なメモリを具備する電子装置に関し、さらに 詳しくは、再プログラム可能なコード・プラグを具備する選択呼出受信機に関す る。

発明の背景 電子装置は盗むのに便利な寸法であり、盗んだ装置に対して窃盗者は高額の利益 を得ることができるので、このような電子装置の盗難が頻発している。このよう な電子装置の一つに選択呼出受信機がある。多くの電子装置はさまざまなオプシ ョンがあり、その一部またはすべては購入時に起動することができる。装置を私 有化するなめ、ユーザが装置のオプション機能の一部またはすべてを変更できる ことが望ましい。これらのオプションは装置のＥＥＰＲＯＭ（ｅｌｅｃｔｒｉｃ ａｌ　ｅｒａｓａｂｌｅ、　ｐｒｏｇｒｍｍａｂｌｅ　ｒｅａｄ　ｏｎｌｙｍｅ ｍｏｒｙ）に保存されるのが一般的であるが、別のプログラム可能な不揮発性メ モリ装置に保存することもできる。しかし、オプションの一部またはすべてをユ ーザが再プログラムできるようにすることによって、不正な再プログラムに対す る保護が電子装置に施されていない限り、窃盗者はこれらのオプションを再プロ グラムすることができてしまう。

各選択呼出受信機は、受信機が呼び出された選択呼出メツセージを受信でき毛独 自の選択呼出アドレスを有している。一般に、選択呼出アドレスはコード・プラ グと呼ばれるＥＥＰＲＯＭに保存される。他の選択呼出受信機オプションは、コ ード・プラグ内に保存される他の情報によって設定されるのが一般的である。残 念ながら、ユーザにコード・プラグを再プログラムする機能を与えることにより 、ユーザによって許可されていないＥＥＦＲＯＭを再プログラムする可能性が生 じている。

一般に、盗まれた選択呼出受信機は、選択呼出アドレスを変更しなければ役に立 たない。選択呼出アドレスが変更されないままの場合、選択呼出受信機の新しい ユーザは以前の持ち主に宛てられたメツセージしか受信できない。今日製造され ているさまざまな選択呼出受信機において、受信機が動作する周波数はコード・ プラグを再プログラムすることによって変更することができる。周波数を変える ことによって、選択呼出受信機は別の選択呼出システム内で動作することができ るようになり、盗難された選択呼出受信機の購入をより可能なものにしている。

また、装置に設計されているオプションのすべてを利用できなければ、ユーザに とって盗難電子装置を購入することは余り好ましくなくなるであろう。

従って、電子装置の再プログラム防止方法およびその装置が必要になる。

発明の概要 本発明の上記および他の目的を実施するうえで、選択呼出受信機などの電子装置 に保存されたオプションの少なくとも一部を正当に再プログラムすることを可能 にし、かつ、所定の回数試みても所定のパスワードが正しく入力されない場合に 電子装置をユーザによる動作不能状態にする装置が提供される。

図面の簡単な説明 第１図は、本発明による選択呼出受信装置のブロック図である。

第２図は、本発明による選択呼出受信機の上面左斜視図である。

第３図は、本発明による選択呼出受信機の底面右斜視図である。

第４図は、本発明の好適な実施例の図である。

第５図は、本発明の好適な実施例の再プログラム防止動作のフローチャートであ る。

発明の詳細な説明 第１図において、選択呼出受信機は信号を受信するアンテナ１０によって構成さ れ、この信号は受信信号を復調する選択呼出受信回路１２に結合される。マイク ロプロセッサ・コントローラ１４は受信回路１２に結合され、受信信号を処理す る。メモリ１６はマイクロプロセッサ　コントローラ１４に結合され、マイクロ プロセッサ・コントローラ１４によって判定される選択呼出受信機のアドレスを 含むメツセージを保存する。コード・プラグ１８は、マイクロプロセッサ１４４ 二結合されたＥ　Ｅ　Ｐ　ＲＯＭ（ｅｌｅｃｔｒｉｃａｌｅｒａｓａｂｌｅ、　 ｐｒｏｇｒｍｍａｂｌｅ　ｒｅａｄ　ｏｎｌｙ　ｍｅｍｏｒｙ）であることが好 ましく、選択呼出受信機のアドレスや周波数などのオプション情報をマイクロプ ロセッサ１４に与える。また、コード・プラグ１８には、さまざまな報知やアラ ームの長さやタイプ、選択呼出受信機が使用するコードのタイプ（例えば、英数 字、数字、音声）および半時間毎の未読メツセージ催促チャイム（ｕｎｒｅａｄ 　ｍｅｓｓａｇｅ　ｒｅｍｉｎｄｅｒｃｈｉｒｐ）などのさまざまな催促チャイ ムなどの選択呼出受信機の動作および／または性能を高めるさまざまなオプショ ン機能のコンフィギユレーションも保存されている。

シリアル通信インタフェース１９は、選択呼出受信機に対して外部の装置とマイ クロプロセッサ１４との間のデジタル通信を可能にするシリアル入／出力データ ・ボートによって構成される。ディスプレイ装置２ｏは情報を視覚的に表示し、 マイクロプロセッサ・コントローラ１４によって制御される。報知部２２は、可 聴および視覚報知などのアラームを与え、選択呼出受信機のユーザにさまざまな 事象を知らせ、これもマイクロプロセッサ　コントローラ１４によって制御され る。ユーザ制御２４は、ユーザがマイクロプロセッサ・コントローラ１４を指示 して、メツセージの選択や読み出しなどの選択呼出受信機動作および当業者にと って周知の他の選択呼出動作を実行させることができる。一般に、ユーザ制御２ ４は、オン／オフ制御ボタン。

指向性制御およびメツセージ読み出し制御などの制御スイッチを含む。バッテリ ２６は、受信回路１２．マイクロプロセッサ１４．ディスプレイ２０および報知 部２２に結合され、選択呼出受信機の動作用電力を供給する。第１図のタイプの 選択呼出受信機の構造および動作のさらに詳しい説明については、米国特許第４ ，５１８．９６１号、米国特許第４，６４９，５３８号および米国特許第４，７ ５５゜８１６号を参照。これらはすべて本発明と同一の譲受人に譲渡され、参考 としてこの明細書に包められる。

第２図において、選択呼出受信機は、前面３４に開口部３２ａ、３２ｂを含むハ ウジングによって構成され、この開口部を通しでユーザ選択可能な制御ボタン２ ４ａ、２４ｂ、２４ｃが利用できる。視覚報知部２２ａも開口部３２ａから見る ことができる。可聴報知部２２ｂは、スロット状の開口部３２ｃの背部に取付け られている。ディスプレイ装置２２は、上面３８の別の開口部３６から見ること のできる液晶ディスプレイ（ＬＣＤ）である。好適な実施例のディスプレイ２０ は、英数字情報を表示することができる。ユーザ選択可能な制御ボタン２４ａ、 ２４ｂを押す毎に、メモリ１６　（第１図）に保存されたメツセージの一つが選 択される。ユーザ選択可能な制御ボタン２４ｃを押すことによって、ユーザは選 択された保存メツセージをディスプレイ装置２０上に表示することができる。ク リップ４０はハウジング３０の背面４１に取付けられ、ユーザがベルトやポケッ トなどのユーザの衣服に選択呼出受信機を装着できるようにする。

第３図において、選択呼出受信機の右面４２にはオン／オフｔｔＡスイッチ４４ が取付けられている。他のユーザ選択可能な制御も選択呼出受信機に追加するこ ともできるが、本発明の動作に不可欠ではない。選択呼出受信機の底面４６は、 バッテリ２６　（第１図）を挿入する開口部４８を有する。バッテリ・カバー５ ０は、バッテリ２６を選択呼出受信機内に保持する。シリアル通信インタフェー ス１９は、３本の導体プラグを受ける３つのコンセント５２ａ、５２ｂ、５２ｃ を有し、デジタル・データ入／出力ボートを構成する。

第４図において、インタフェース装置６０は３つの導体プラグを含み、選択呼出 受信機１０がこのインタフェースに物理的かつ電気的に結合することを可能にす る。好適な実施例では、インタフェース装置６０は選択呼出受信機のマイクロプ ロセッサ１４内のプログラムを介してコード・プラグ（第１図）の再プログラム を可能にする。コード・プラグ１８の再プログラムは、Ｒ５２３２データ・ボー トなどのコンピュータ・データ・ボート６４を介してコンピュータによって処理 される。コンピュータ６２はパーソナル・コンピュータでもよく、インタフェー ス装置６０はバッテリ２６　（第１図）を充電するためのバッテリ充電器として も機能することができる。

第５図において、コンピュータ６２（第４図）の再プログラミング手順はステッ プ７０から開始し、ここで選択呼出受信機はインタフェース装置６０およびシリ アル通信インタフェース１９（第３図）を介してコンピュータ６２によってアク セスされる。コンピュータ６２は選択呼出受信機をアップロード・モード７２に し、それによりコンピュータ６２はコード・プラグ１８に保存された情報をアン プロードする。ここで、ユーザからのパスワードが要求される。パスワードは、 コンピュータ６２のキーボードから受け取られる（７６）。受は取られたパスワ ード　データがコード・プラグに保存されたパスワード情報に等しい場合（７８ ）、ロックアウト・カウンタＬＯＣＫＯＵＴＣＮＴが０に初期化される（８ｏ） 。それから、コード・プラグは読み出すか、あるいは再プログラムできる（８４ ）。コード・プラグ内のパスワード情報は、シリアル通信インタフェースに悪戯 するものがパスワード情報を読み出すことを防ぐため暗号化することができる。

入力されたパスワード・データがコード　プラグに保存されたパスワード情報と 等しくない場合（７８）、ＬＯＣＫＯＵＴＣＮＴは１だけ繰り上げられる（９０ ）。

ＬＯＣＫＯＵＴＣＮＴが７に等しくない場合（９２）、再プログラミング手順は ユーザから別のパスワードを要求する（７４）。ＬＯＣＫＯＵＴＣＮＴが７に等 しい場合（９２）、選択呼出受信機はユーザ動作不能状態になり（９４＞、ユー ザがさらに正しいパスワードを入力しようとする試みはできなくなる。選択呼出 受信機は、さまざまな方法でユーザ動作不能状態にすることができる。好適な実 施例では、ディスプレイ２０　（第２図）は、起動される毎に不揮発性メモリに 保存された英数字メツセージを表示する。英数字メツセージは、「ページャ動作 不能（ＰＡＧＥＲＤＩＳＡＢＬＥＤ）Ｊである。さらに、受信機がユーザ動作不 能状態にされると、可聴報知部２２ｂおよび／または視覚報知部２２ａは連続的 にあるいは間欠的に起動することができ、これは不正再プログラミングしようと するユーザを煩わさせ、またバッテリ２６をすぐに放電して、受信機の動作電力 を消耗させるという点でさらに有利である。

別の実施例では、最初に誤ったパスワードが入力されると受信機を機能的に動作 不能にすることができるが、その後所定の回数だけパスワードを入力するできる ようにする。

所定の回数後も正しいパスワードを入力できない場合、それ以上圧しいパスワー ドを人力する試みは許されない。その後入力される正しいパスワードは、選択呼 出受信機を機能的に再度動作可能にする。

いったんユーザ動作不能状態になると、製造業者指定の修理施設に選択呼出受信 機を返却するか、あるいは動作不能になった部品を交換しないと、受信機は再度 動作可能にならない。好適な実施例では、交換用にユーザ動作不能状態の部品を 購入すると、新しい選択呼出受信機を購入するのと実質的に等しい金額となり、 保護された選択呼出受信機の窃盗を金銭的に不利にする。

要約書 選択呼出受信機は、正しいパスワードが入力された（８４）後に、コード・プラ グ１８内に保存されたオプションの再プログラミング（７８）を可能にする。正 しいパスワードを入力しようとする所定の回数の試みに失敗する（９２）と、選 択呼出受信機はユーザ動作不能状態になり、ユーザは受信機を製造業者に返却す るか、あるいは高価な部品を交換しないかぎり、この選択呼出受信機を再度動作 可能にすることはできない。

国際調査報告

Claims (16)

【特許請求の範囲】
1. １．再プログラム可能なメモリと、外部装置と通信するための入／出力ボートと 、電子装置のユーザが再度動作可能にできないようにユーザ動作不能状態にする ことのできる少なくとも一つの出力装置とを有する電子装置において、前記再プ ログラム可能なメモリを再プログラミングする方法は： （ａ）前記入／出力ボートを介して外部プログラミング装置との通信を確立する 段階； （ｂ）前記外部プログラミング装置からパスワードを受け取る段階； （ｃ）前記外部プログラミング装置から受け取られた前記パスワードが前記再プ ログラム可能なメモリに保存された所定のパスワードに等しいかどうかを判定す る段階；（ｄ）受け取られた前記パスワードが所定のパスワードでない場合、お よび２以上の所定の数の前記パスワードが受け取られなかった場合に、段階（ｂ ），（ｃ）を繰り返す段階； （ｅ）受け取られた前記所定の数の前記パスワードが前記所定のパスワードと等 しくないと判定されると、前記少なくとも一つの出力装置をユーザ動作不能状態 にする段階；（ｆ）前記パスワードが前記所定のパスワードに等しい場合、前記 外部プログラミング装置から再プログラミング情報を受け取る段階；および （ｇ）前記再プログラミング情報に応答して、前記再プログラム可能なメモリを 再プログラミングする段階；によって構成されることを特徴とする方法。
2. ２．前記少なくとも一つの出力装置は、ディスプレイおよび該ディスプレイを起 動する制御とによって構成され、前記電子装置の前記少なくとも一つの出力装置 をユーザ動作不能状態にする前記段階（ｅ）は、前記制御手段による前記ディス プレイのその後のすべての起動に応答して、所定のメッセージを表示する段階を 含むことを特徴とする請求項１記載の方法。
3. ３．前記少なくとも一つの出力装置は可聴報知によって構成され、前記少なくと も一つの出力装置を動作不能にする前記段階（ｅ）は、受け取られた前記所定の 数の前記パスワードが前記所定のパスワードに等しくないことに応答して、所定 の方法で前記可聴報知を起動する段階を含むことを特徴とする請求項１記載の方 法。
4. ４．（ｈ）前記所定のパスワードを受け取らずに前記所定の数の前記パスワード が受け取られた後に、再プログラミング情報のそれ以上の入力を阻止する段階； をさらに含んで構成されることを特徴とする請求項１記載の方法。
5. ５．前記パスワードを受け取る前記段階は：（ｉ）前記外部プログラミング装置 から暗号化バスワードを受け取る段階；および （ｊ）前記再プログラム可能なメモリに保存された所定の解読アルゴリズムに従 って、前記暗号化パスワードを前記パスワードに変換する段階； によって構成されることを特徴とする請求項１記載の方法。
6. ６．選択呼出受信機であって： 再プログラム可能なメモリ； 前記再プログラム可能なメモリと外部プログラミング装置との間の通信を可能に する入／出力インタフエース；および 前記再プログラム可能なメモリの少なくとも一部を再プログラムしようとする前 記外部プログラミング装置による所定の回数の不正な試みに応答して、前記選択 呼出受信機をユーザ動作不能状態にする装置機能停止手段；によって構成される ことを特徴とする選択呼出受信機。
7. ７．ユーザに情報を提示する出力手段をさらに含んで構成され、前記装置機能停 止手段は： 前記再プログラム可能なメモリを再プログラムしようとする前記不正な試みのそ れぞれをカウントするロックアウト・カウンタ；および 前記ロックアウト・カウンタが前記所定の回数までカウントしたことに応答して 、前記出力手段をユーザ動作不能状態にする出力機能停止手段； によって構成されることを特徴とする請求項６記載の選択呼出受信機。
8. ８．前記装置機能停止手段は： 前記再プログラム可能なメモリの少なくとも一部を再プログラムしようとする前 記所定の回数の不正な試みに応答して、前記再プログラム可能なメモリを再プロ グラムしようとするそれ以上の試みを防ぐロックアウト手段；をさらに含んで構 成されることを特徴とする請求項６記載の選択呼出受信機。
9. ９．前記入／出力インタフエースを介して前記外部プログラミング装置から受け 取られたパスワード・データが前記再プログラム可能なメモリ内に保存されたパ スワード情報に実質的に等しい場合に第１信号を発生し、かつ、前記パスワード ・データが前記パスワード情報に実質的に等しくない場合に第２信号を発生する 許可手段；前記第１信号に応答して、前記入／出力インタフエースを介して前記 外部プログラミング装置から受け取られた再プログラミング・データで前記再プ ログラム可能なメモリの少なくとも一部を再プログラムする再プログラミング手 段；および 前記第１信号が発生する毎に前記ロックアウト・カウンタを初期化し、かつ、前 記第２信号が発生する毎に前記ロックアウト・カウンタを繰り上げるカウンタ調 整手段；をさらに含んで構成されることを特徴とする請求項７記載の選択呼出受 信機。
10. １０．前記ロックアウト・カウンタが前記所定の数までカウントしたことに応答 して、前記入／出力インタフエースをユーザ動作不能状態にするインタフェース 機能停止手段をさらに含んで構成されることを特徴とする請求項７記載の選択呼 出受信機。
11. １１．前記再プログラム可能なメモリ内に保存された所定のアルゴリズムに従っ て、前記外部プログラミング装置から受け取られたパスワードを解読することに より、前記パスワード・データを得て、前記許可手段に与えるデータ変換手段を さらに含んで構成されることを特徴とする請求項９記載の選択呼出受信機。
12. １２．前記データ変換手段は、前記外部プログラミング装置から受け取られたデ ータを前記所定のアルゴリズムに従って解読することにより、前記再プログラミ ング・データを得て、前記再プログラミング手段に与えることを特徴とする請求 項１１記載の選択呼出受信機。
13. １３．電子装置であって： パスワード情報および所定の暗号化アルゴリズムを保存するプログラム可能なメ モリ； 外部プログラミング装置に対して情報を送出し、データを受け取るインタフェー ス手段； 受け取られたデータを前記所定の暗号化アルゴリズムに従って変換して、パスワ ード・データおよび再プログラミング・データを得るデータ変換手段； 前記パスワード・データが前記バスワード情報に実質的に等しい場合に、前記プ ログラム可能なメモリを前記再プログラミング・データで再プログラミングする 再プログラミング手段；および 前記パスワード・データが所定の数の入力のそれぞれにおいて前記パスワード情 報に実質的に等しくない場合、前記電子装置をユーザ動作不能状態にする機能停 止手段；によって構成されることを特徴とする電子装置。
14. １４．前記パスワード・データが前記パスワード情報に実質的に等しい場合にロ ックアウト・カウンタを初期化し、かつ、前記パスワード・データが前記パスワ ード情報に実質的に等しくない場合に前記パスワード・データの各入力をカウン トするカウンタ手段をさらに含んで構成され、前記機能停止手段は前記ロックア ウト・カウンタが前記所定の数までカウントすることに応答して前記電子装置を ユーザ動作不能状態にすることを特徴とする請求項１３記載の電子装置。
15. １５．前記電子装置は少なくとも一つの出力装置によって構成され、かつ、前記 機能停止手段は、前記パスワード・データが前記所定の数の入力のそれぞれにお いて前記パスワード情報に実質的に等しくない場合に、前記少なくとも一つの出 力装置をユーザ動作不能状態にすることを特徴とする請求項１３記載の電子装置 。
16. １６．前記のパスワード・データが前記所定の数の入力のそれぞれにおいて前記 パスワード情報に実質的に等しくない場合に、前記入力手段をユーザ動作不能状 態にするロックアウト手段をさらに含んで構成されることを特徴とする請求項１ ３記載の電子装置。