JPH05502137A - 共振周波数と光共振器のq値のモードホップなし同調を行う方法及びこの方法を実施するための装置 - Google Patents

共振周波数と光共振器のq値のモードホップなし同調を行う方法及びこの方法を実施するための装置

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JPH05502137A
JPH05502137A JP2512674A JP51267490A JPH05502137A JP H05502137 A JPH05502137 A JP H05502137A JP 2512674 A JP2512674 A JP 2512674A JP 51267490 A JP51267490 A JP 51267490A JP H05502137 A JPH05502137 A JP H05502137A
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ヴイルヘルムソン,ケネツト,ヤン―アケ
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 共振周波数と光共振器のQ値のモードホップなし同調を行う方法及びこの方法を 実施するための装置技術分野 木兄1゛rは、調整可能な光格子、部分反射鏡および光透過素子、たとえば増幅 光素子および空胴内で振動する放射をコリメートする光素子によって構成される 、モードホップなしに光共振器の波長同調を行うための方法及び装置に関するも のである。本発明の重要な用途はレーザー空胴での応用である。本発明の方法は 、紫外線、光、赤外線および1波に応用できる。
背景技術 第1図に示すように、従来の光共振器、たとえばレーザー共振器は、2個の鏡と 中間透過媒質によって構成されている。
通常は、これは1つ以上の(準)単色光周波数で振動する。2つの共振器モード の間の距離は、共振器の光空胴長lによって次の式により規定される。
δシーc / 21 ・・・・・・・・・・・(1)ここで、Cは空気中での光 の速度である。
レーザーでは、振動する共振器モードの数は増幅物質の線幅Δνと、共振器のレ ーザー放射の閾値レベルによって定まる。式(1)は、空胴長が変化するとき共 振器の振動周波数が変化することを示している。
振動共振器モードの数を制限する1つの方法は、鏡1を波長分散性の素子、たと えば、鏡面3に平行な格子溝をそなえた光反射格子と交換することである。
次に、格子はりドロー配置で使用される。すなわち、格子は所望の波長の光を入 射光とは反対方向に反射する。格子は多くの場合、−次干渉で使用されるよう設 計されている。
この場合、適用可能な格子の関係は次のようになる。
sinα−λ/2d ・・・・・・・・・・(2)ここで、λは、空気中での光 の波長 dは、格子定数 αは、光の入射角(および出射角) で、いずれも格子面に直角な方向から測定した値である。格子の関係式は、短い 波長λ、−λ/pによって満足され、ここでpは強め合う干渉のための順序数で ある。式(2)のλをpλ、に置換える。
第2図で、鏡2と長さaの透過物質4は定位置にあるものとし、平面リリーフ格 子は固定部分に対して移動可能とする。リリーフの平均レベルは平面Mである。
波長λの光定在波は、共振器を格子関係式(2)と縦方向共振器の条件の両方を 満たすように調節すると、格子と鏡の間に進出することができることが知られて いる。後者の条件とは、共振器の光路長がλ/2の整数倍となることである。定 在波は鏡面3に平行な節平面をそなえている。隣接面相互間の距離は、λ/2で ある。節平面は面3にほぼ平行な格子溝の平面部分に結合されていると見なすこ とができる。格子の第1位置にある共振器が、波長λ。で共振するように調整さ れると仮定する。部平面は平面Mと複数の線で交差し、これを以下では格子溝を 表わすものとする。第2図ではこれらの線は点で示されており、これを格子点と 呼ぶ。以下に第2図の面に関し同調条件について数学的さらに考察するが、可動 格子は複数の格子点を有する1つの点によって表わされ、各点間の距離は格子定 数dである。
格子上の基準点と鏡2の間の光路長は、これに対応する幾何学的距離よりも大き い。距離の差は(n −1)aてあり、ここでnは中間媒質(空気)の屈折率で あり、aは媒質の長さである。第2図で虚像の鏡面5を考え、これは鏡面3に対 して光路長と幾何学的距離の差に等しい距離たけずれているとする。共振器が他 の光透過物たとえばレンズを含んでいるとすると、それらの屈折率と長さは、当 然、第2図で虚像面を考えたときと同しやり方で考慮に入れなくてはならない。
第2図で光共振器が共振するよう同調される開始位置を考える。透過物質を設定 し、中実軸線、たとえば鏡面3に直角のレンズ軸線に沿って調節する。一定の格 子点Aを、中実軸線に最も近い格子点と規定する。
鏡面3への垂線AB’ Bは、面3上に垂線の足B゛を、また虚像面5上に足B をもっている。格子か動くと、格子に固定されている点Aが動き、垂線の¥B′ とB特表平5−502137 (3) は、それぞれ鏡面3および5に沿って動く。
波長λ。に同調された共振器で、部平面に、0.1.2、・・・・・・・・・、 NSN+1と番号をつけ、部平面0が固定鏡の面3上にあり、部平面Nが格子点 Aによって示される格子溝にくるようにする。
虚像鏡表示で、部平面0は虚像面5に対応し、部平面Nは実像費用時の場合のよ うにAに結び付けられる。
虚像表示では、各部平面は相互距離λ。/2て等距離にある。
光路長ABは、 1−Nλa /2=1+ +a (n 1)・−・・・・・・・・・・(3) であり、ここで1、は幾何学的距離AB″である。
第2図の各格子点は、部平面に対応して番号をつけることができる。格子点Aは 順序数がNである。格子を虚像として延長する。同調された共振器では、虚像格 子点は虚像鏡面5内に、つまり部平面0内にある。
従って、この格子点の順序数は0である。可動格子は、格子に固定した一連の番 号つきの点で表わされる。線ACの長さは、Nodである。
格子の関係式(2)と共振器条件(3)の両方が満たされるように格子を動かす ことによってレーザー共振器の波長同調を行うと、共振器のモード番号Nは波長 が変わっても保持される。格子に充分な分散性があるときは、共振器はたた1つ のモードだけに同調され技術の状態 光格子・鏡共振器を同調するための条件、つまり関係式(2)、(3)は、すて に以前から知られて0る。
この同調を行うために実際に用いられる方法(よ、2つの互いに独立した運動を 行なわせることにある。すなわち、(2)による格子の回転と、(3)による鏡 面に直角な格子の移動である。
しかしモードホッピングなしに、つまり、関係式(3)の縦方向順序数Nを変え ずに、同調を連続して変化しようとするときは、両方の動きを自動的に整合しな くてはならない。文献には両方の動きを機械的(こ接続して共振器の共振周波数 が連続的に変化するときに、共振モードの順序数Nが保持されるようにする方法 かいくつか提案されている。
第3図は、これまでに提案された同調可能な格子・鏡共振器の実際の構成を示し ている。
文献1 (F、 Favreほか−Electronics Letters− 1986年7月17日、第1巻22.第15号、 795−796ベージ;第3 a図)では、格子はアーム上に固定取付けされて0る。アームは2個の回転用軸 受を備えてL)る。1個(よ格子端部に、もう1個は他端にある。格子端部のも のはレールに沿って共振器軸の方向へ動く。もう1個(よ固定鏡の面と平行にレ ールに沿って動く。この機械1]装置によって格子の動きは関係式(2)と(3 )を満たすように限定される。
文献1にはまた、小さい波長間隔では第3a図の固定点Pのまわりを格子が固定 回転することによって、同調条件を満たせることを示している。すなわち、この 点のまわりを小さく回転することによって格子が共振器軸の方向へ動くようにP は選ばれる。
文献1に述べられた解決法は、1個の固定鏡と1個の可動式反射格子をそなえた 共振器のモードホップなしの連続的同調に関するものである。この解決法の特徴 は、固定鏡によって限定される共振器の反射のために格子面の同一部分を使用す る要求を満たす点にある。
このことは共振器の定在波内の部平面の数が、新しい波長に同調されるときも変 わらないことを意味している。この原理に基いて構成された同調可能レーザーで は、格子が動くとき、レーザービームは格子溝に対して固定されたままである。
第3a図に示した文献1の解決法は、原則的には正確な解決法であり、分散のな い共振器で角度αの全範囲にわたって式(2)と(3)を模擬している。色分散 について補正するために、わずかな幾何学的補正を行えることが文献1に述べら れているが、これを行う手段については明記されていない。
文献1の結果は、実際に調整範囲が1550 nwの固体レーザーで、15−3 0 nilこ制限されていることを示している。第3a図の軸Pのまわりの剛性 回転による解決法では、同じ固体レーザーで、理論的にも実験上も、同調可能範 囲は、2〜3n■となる。
文献2 (J、 Mellisほか、 ”ElectronicsLetter s”、1988年8月4日、第24巻、第16号、 988−989ベージ:第 3b図)にも、同調可能な固体レーザーが述べられている。この場合には、格子 は開始位置へ、ねしによって調節され、微同調は圧電手段によって行われ、これ により、格子を傾斜、回転、移動させて0.5 nmの間隔内でモードホップな し調整を行う。この調整ねしによって波長範囲1515−1555 nmがカバ ーされる。
同調条件 共振器内の色分散のない同調条件 色分散なしの共振器とは、共振器内の媒質が一定と見なすことのできる屈折率を 有することを意味している(第4図〜第6図)。
第2図の同調鏡・格子共振器のモード番号Nは、N番目の格子溝、すなわち、第 2図の格子点Aに常に関係のある光定在波内のN番目の節平面によって規定され る。
格子点Cが第6図の固定座標系x’、y゛においてδx゛、δy′だけ動き、格 子がδα−βの角度で同時に回転するように格子を位KOから位置1へ動かす。
虚像鏡面が位置1の線CBにあるとすると、格子関係式と縦方向条件は新しい波 長でのN番目のモードにつ特表千5−502137 (4) いて満たされる。しかし、虚像鏡面は固定部分と関連があり、格子が動くときX ′輪軸上とどまる。そこで波長λ1てN番目のモードで離調となり、これを縦モ ード条件で表わすと δN−δy’/(λ1/2) ・・・・・・・・・・・(4)とすると、同調は 他のモードよりもNモードによく適合する。これに対応する幾何学的変位条件は 、δy’<λ1/4(−λ。/4)・・・・・・旧・(6)である。しかし、同 調は、格子の変位δX°によって影響されない(第6図)。つまり、格子はモー ドを離調せずにX方向へ移動できる。
結 論 同調を当初のモードNに保持したいときは、共振器内での格子に許される動きは 、格子点Cのまわりの回転と、X軸に沿ったこの点の移行の組合せである。同調 周波数は回転によって変わるが移行によって影響されない。理想的な同調は別と して、X軸からのCの変位がλ。74未満のときは、上記の動きは他のいかなる モードよりもN番目のモードによく適合する。
共振器内に色分散を有する同調条件 第7図の共振器の場合、媒質は軸方向に距離aだけ伸び、屈折率はnであるか、 実際の鏡面から距MLvのところにある虚像鏡面を導入する。
L v −a (n −1) −−(7)共振器内にいくつかの物質があるとき 、または屈折率が中実軸に沿って変動するときは、式(7)のLvは、和または 整数として表わされる。nを級数展開すると、当初の波長λ。にnの導関数が現 れる。従ってa、f(λ0)からf”f(λ。)dzとなる。ここで、f(λ0 )は、n(λ。)””noを表わし、その導関数は、 n’ (λ。)−n’、、n” (λ。)−n″0.、。
である。
回転角αが大きくなると、共振波長が増加し、関連屈折率は一般に00からnへ と減少する。虚像面は空間中で実像鏡の方へ δl’ −a (no −n) ・・・・・・・・・・・(8)だけ変位する。
格子面内で、Cに平行な軸C1のまわりにα。−C1だけ回転することにより、 Cは鏡に対してδ1−K(λ、−λ。)/2 ・・・・・・・・・・・(9)だ け変位する。
関連間隔内でδl−δl°のとき、格子に関係し軸Cを通る節平面は、格子の回 転α内の虚像面を追随する。
K−2a (no nl )/ (λ1−λ。)ここで、Kはn’ (λ。)が 一定のとき一定である。
K−−2αn゛。 ・・・・・・・・(10)回転軸C1から格子線Cまての、 格子に沿った距離はKdである。一般に、Kは整数ではない。C3を通るに面は 定在波内の一定の相に対応する而である。Kが整数であるときにのみ、それは節 平面となる。
原則として、第7図のシステムを機能させるためには、2つの調節を行う必要が ある。回転軸は固定鏡面から与えられた距離Lc、になくてはならない。波長の 変化につれてスライドする虚像面に対応する距離は、Lv−a (n 1) − −(11) Lc、=Lv+にλ/2 ・・・・・・・・・・・・(12)0に近づくと、虚 像面はに面に近づき、線形に変化するnは、定数n(に近づく。
Lc、−a(nc−1) −−(13)距離り。は、格子の周期的規則に関して 、軸C1の一定相と関連がある。相位置調節の結果、C1に対して格子がくd/ 2だけ小さく変位する。
回転軸を別に選ぶことによって、高度の分散の効果を補正することができる。C Iを通り垂直な鏡上て軸C2を適切に選ぶことによって、C軸と虚像面の間のス ライディングの二次項β2は消滅する。
nを級数展開すると、 nwno+n、)’ λβ+no”λ2β/2!+ここで、λβ−λ1−λ。で ある。
C軸と虚像鏡面の間のスライディングは図8から得られる。
δl−δI ’ = 3’CI (cos β−1)+にλβ/ 2−a (n o −n) ・・・・・・・・・・・(15) (14)による級数展開でβとλβの3乗の項で、またCO5βと(10)を使 用し、λβに λβ− λo (cotα0β−β’ / 2−cot a6β3/6)・・・・・・・ ・・・・(16) を代入し、Ycの値を Vc+−a n” o 2a ’ Cot 2α0・・・・・・・・・・(17 ) ε−(−λo ’ Cot tlo ano −/ 2+λc 3cot ’α oago ”’/6)・・・・・・・・・・・(19) 第8図の座標系x、yで座標X□とyIlを有する新しい回転軸Rを選ぶと、回 転角βてのC2軸の変位は、δYcz−−XpSin β+yp (1−cos  β)・・・−・・・〜・・・・(20) δl−δl゛−δ’/C2+εβ3 ・・ ・・・・ (21)となる。
特表平5−502137 (5) 式(20)のsinβ の3乗の項は、一般にεβ3に比べて全く関係がなく、 次のように書くことができる。
δI−6+’−XRβ+3’llβ2/2+εβ3・・・・・・・・・・・・( 22) この代わりに、関係式(22)をCの最初の位置(α−α0)を原点とする座標 系x’、y’内に書くと、次のようになる。
δ1−δl’= (X’RX’cz)β+ここで、角α。ての軸C1とC2の座 標は、X’ (1−a2o n’cotαO+ Y’(+=aλo n’ 。
X C2−X’CII Y’c−aλ2o n −cot’ tl。
・・・・・・・・・・・・(24) (22)が、選ばれた軸Rのまわりの回転角βでλ。
14に等しいか、これ以上のとき、つまり、16N+〉112のとき、当初のモ ードNは振動しない。モードNでの安定した振動の最小限の条件は、1−x8β +”/Rβ2/2+ε/3’ l<λ/ 4・・・・・・・・・・・(25) である。
最初の位置での共振器が最適に同調され、Cが虚像面と一致するときは、関係式 (25)は有効である。最初の位置のCが、モードNてCに許された位置である 虚像面のまわりの土λ14の部分の境界上にあるとき、Cが回転角βて一方の境 界からもう一方の境界へ行くときは次の関係が有効となる。
l XRβ+yRβ21./ 2+εB3 l<λ/2・・・・・・・・・・・ (26) 関係式(22ンで、たとえばxR−xε、またYa−0を選ぶと、1乗と3乗の 項は、関係(25)を満足する一定のスイングの最も外側部分で互いに釣合う。
xε−3/4 3JCελo) 、 yε−0・・・・・・・・・・ (27) を有する軸Cεについては βswing −±3J(λolε)・・・・・・= (28)となる。
C2に許される角度スイングに比較して、(28)でのスイングは3J4倍大き い。全スイングがβ5〉βgとなるために回転軸Rがはいるべき許容領域を指定 することができる。制限スイングβgを有するC2のまわりに許容領域を置き、 ここでβgは(22)の剰余項εβ3が無視できるほど小さいものとする。回転 軸を許容領域内に置いたあと、格子を格子面に沿ってd以内の距離だけ動かすこ とにより格子の最適調節を行い、軸が完全回転βg中にゾーン内に残ることを考 えて、虚像面のまわりにλ/2の幅をもつ許容ゾーンができるたけ有利となるよ うにする。C2のまわりのRの許容範囲は、4つの線 ±λ/ 2−xg sLn 13g+yg (1−cos 13g)・・・・・ ・・・・・・・ (29) 2つの放物線 x’g−(±yg+λ/4) ・・・・・・・・・・・・(39)および半径が r=λ/ 2 (1−cosβg/2) ・・・・・・・・・・・・(31)で あり、原点に中心を有する円によって限定される。
第9図の許容領域は砂時計のような形をしており、βgの値が小さいときはそれ はy軸に沿って大きく伸びる。y軸に沿った全長は2「であり、最大幅は2X2  =2 r sin (βg/ 2) −・・・=−−−−−−(32)である 。腰部針での全幅は、 2xo−λ/sinβg ・・・・・・・・・・・・(33)である。砂時計は 、8g3およびそれ以上の項が無視できるときにのみ許容領域を表わす。スイン グβgが大きい値をとるときは、砂時計にある許容スイングβ、〉βgの軸、た とえばCεが存在する。回転軸について実際に興味深い選択領域T−2r・2  X 2を与えることができ、ここでパラメータrおよびX2は、8g−10ミリ ラジアンのときに選んだものである。
回転軸Rのための選択領域の中心はC2のまわりにあり、鏡に直角な方向での全 長は80000λ てあり、鏡面に平行な方向での全幅は4C1(lλ である 。
T −80000λ *400λ ・・・・・・・・・・・・(34)数値の例 次のデータを有する共振器で半導体物質を選ぶ。
no =3.184 ; n’ o−−1)、188μ層−1:n ” o = 0.290μ1l−2 n ”’ 。−−I!2.czm −3λ。−1,45μ−a−500μ■ α 。−45″これによって ε−−488μII X’c+−120μ劇Y’ C+ 冒−120μm X’ c2−−120 μm y’ C2−−425μmXと一一76μm 第9図の砂時計ではCεのだめの全スイングがβ−23J(λ。/ε)−16, 5’のときは腰部は X。−上2゜557111である。軸Cεは、項εβ3の 結果として砂時計の外側にあり、εβ3はその定義によって1乗の項と釣合うた め選ばれているため無視てきない。他方、平衡手順で仮定したように、(20) の3乗項、すなわち XEβ’ / 6−1.27β3 は、εβ3−−488β3に比較して無視することができる。
下記の表は、上記の数値データをもとにしたものであるが、最も好ましいモード として共振器内で保持される当初の振動モートで達成できる波長スイングを示し ている。一方、たとえばレーザー共振器で全スイングにわたって安定した振動が あるとは考えられない。
特表千5−502137 (6) これには表の値を2倍だけ縮小したものが当てはまると思われる。表の各軸は第 10図に対応している。
回転軸 C2Cε clp CD スイング ±130 ±210 ±70 ±4 ±4 ±04(ni) 発明の開示 本発明の目的は、広い周波数域にわたってモードポツプなしに簡単に波長同調で きる同調可能な光共振器を提供することである。この共振器は波長可変(チュー ナプル)レーザーで使用することができる。
本発明のもう1つの目的は、固定周波数で可変。値を有する光共振器を提供する ことである。
本発明の基本的特徴は次の通りである。すなわち、1、固定鏡の面に平行な格子 の動きは、一定の共振周波数までは同調に影響しない。他方、共振ゾーンは格子 面の全面をカバーし、定在波での節平面の数が変化する。このことは、格子が固 定鏡に平行に移動するときは、共振器のQ値は変化するが共振周波数は維持され ることを意味する。
2、第5図に示すように、空気(真空)中の最初の格子位置で同調された格了鏡 共振器では、格子溝は鏡に平行であるか、格子満面と鏡面の間の交線Cのまわり を格子か回転するときは、同調は共振に維持される。格子を線Cのまわりに回転 させると、共振周波数は連続的に変化するが、一定の格子溝と固定鏡の間での定 在波内の節平面の数は保持される。つまり、モードホップなしに同調が行われる 。回転中に、共振器ゾーンは格子面上をすべり、ゾーン内の節平面の数が変わる 。すなわち、Q値は連続的に変化する(第4図および第5図を参照)。
3、空気中の共振器について示された同調条件は、実像鏡をその虚像鏡面により 置換えると、濃密媒質についても有効である。新しい波長に同調させると、虚像 鏡面は波長分散に応して垂線方向へスライドする。
格子内に固定され、格子面と虚像鏡面の間の交線を構成する回転軸か共振周波数 の変化につれてスライドし、虚像面を追跡するときにのみ共振器の同調は維持さ れる。
4、 Rのまわりを回転するCが共振波長が変わるにつれて虚像面の位置の変化 を追うように回転軸Rを選ぶと、格子の固定交点が虚像鏡面内にあるという条件 を、広範囲の波長および角度で達成できる。波長分散dn/d2が一定であるよ うな波長領域では、Rは空間定在波の定位相面および格子面の交線C1として選 ぶべきである。Rを01を通る鏡上の一定の軸C2とすることにより、2乗まで の角度βの変化を含む項について補整することもてきる。またRを02から少し 変えて、βとβ3の項ならびにβ2とβ4の項が互いに補整するようにすること によって、β3またはβ4によって定まるCと虚像面の間のスライディングを大 きく補整することかできる。
5 共振器のQ値に比例する標準因子Nを、虚像面との交線Cと共振器中心軸と の交点5の間の、格子面上の格子溝数と定義することができる。一般に、格子が 回転するとNは変化する。回転かSを通る格子線のまわりで行われるときにのみ Nは変化しない。格子が固定鏡に平行に移動すると常にNは変化するか、共振周 波数は変わらない。
6、平面鏡を備えた格子・鏡共振器のために示された同調条件は、曲面鏡を備え た共振器にも適用できる。鏡と共振器の交線上での曲面鏡の接平面が、虚像鏡面 の計算のための開始点として平面鏡にとって代わる。
発明を実施するための最良の形態 本発明にもとづく方法によって、格子の位置が変化するときに同調されるために 同調格子・鏡共振器によって満たされるべき条件が示される。この原則をもとに して、モードホップなしに共振波長とQ値を変化できるような実際的な共振器設 計を行うことかできる。
共振波長の変動のための主な解決法が、固定軸のまわりの格子の回転により示さ れた。回転軸は共振媒質内の色波長分散によって選択する。回転軸を適切に選ぶ ことによって広い波長域をカバーすることができる。
与えられた波長間隔をカバーするために可能な回転軸の位置決めのための許容領 域が与えられる。
本発明の第1の実施例では、格子が取付けられている軸受支持アームの固定回転 により、機械的に簡潔な設計を実現することができる。
本発明の第2の実施例では、たわみ曲げ部材を有する格子の単純な回転運動を含 む設計を実現することかできる。 本発明の第3の実施例では、格子か取付けら れている。t:わみ曲げ部材に懸架したアームの剛性回転により設計を実現する ことができる。
上に述べた各実施例の最も重要な応用は、波長可変レーザーのための光共振器で ある。一般に、測定技術、たとえば分光測定では、波長レーザーを本発明によっ て達成できるモードホップなし設計で使用する必要かある。この場合、モードホ ッピングのレーザー光源にとって不可避の結果である突然の強度ジャンプを避け ることか望ましい。
純粋の光共振器として、本発明は測定技術では波長可変性の光フィルターとして 、また干渉計として使用することができる。本発明によって光共振器のQ値を変 化させることにより、フィルタまたは干渉計の波長鋭敏度を連続的に変化させる ことができる。
本発明の応用か可能なもう1つの分野は、電気通信の分野であり、この場合には 共振器のQ値を変えるこ特表平5−502137 (7) とにより、信号伝送に対するレーザー光源の周波数幅の影響をしらべることかで きる。
本発明による格子回転を行うための装置]、軸受支持軸のまわりの剛性回転 固定軸のまわりでの格子回転は、いくつかの異なった方法で行うことかできる。
最も簡単な方法では、第11図のように格子を剛性アーム上に取付ける。軸受に よって機械的に誘導されるアームは、XR% yRてその回転中心Rのまわりに 回転させることかできる。軸受は、玉軸受、ころがり軸受または滑り軸受のいず れでもよい。もちろん、もっと複雑なタイプの軸受、たとえばガス軸受または磁 気軸受を考えることもできる。
2、圧電素子による回転 そのまわりに格子を回転する軸は、運動を行う機械的装置の「外側に」あっても よい。第12a図と第12b図はこの例であるが格子を回転させるため圧電(P  Z)素子を用いるには2つの異なった方法がある。
装置の作動電極にプラスまたはマイナスの電圧を加えるとき、圧電素子がその長 さを変えるようにすることができる。たとえば、第12a図の2個の圧電スタフ クが逆の位相で駆動される(1つは膨張し、1つの収縮する)と、格子の回転は この2つの圧電スタックの間にある軸のまわりで行われる。しかし、スタックの うちの一方の長さをもう一方のものから大きく変えることによって、回転点を柱 (パイル)の延長線に直角な方向へ動かすことができる。第12b図てPZ−1 の長さをPZ−2の長さよりも大きくする。第12aと第12b図に示した例は 、単なる提案例にすぎない。実際の設計は、これに似た多くの他のやり方で構成 することができる。
3、たわみビームの曲げ 固定軸のまわりの回転を簡単に行う第3の方法は、第13a図のように弾性材( ビーム)のたわみ性を利用することである。弾性ビームは長さかhてあり、その 一端がクランプでしっかりと固定されている。力Fが加えられると、ビームは曲 がり、端部断面の対称点により示されるその自由端は、荷重を受けない静止位置 から距離δだけ変位する(以下でビームの変形というときはビームの対称線の変 形を意味する)。ビームは次第に新しい(変形された)状態となり、自由端は最 初の方向(つまり変形していないときの方向)と角度γを形成する。ビームの自 由端の運動はビームのクランプ固定点から距離h/3にある回転の固定中心Rの まわりの回転となる(γ’<<l)。力Fを加える代わりに、第13b図のよう にねしりモーメントM′を加えると、たわみ材の自由端は固定軸のまわりを回転 する(固定軸はこの場合ビームの固定点から距離h/2のところにある)。力F とモーメントM°を同時に加えると、状況はさらに複雑となる。一般に回転の中 心は、力とモーメントの大きさと方向の関数である。しかし、モーメントが力に 対して線形に変化する、っまりM“−KFとなる特殊な例を考えると、ビームの 自由端は固定軸のまわりを回転する。しかし、回転中心の位置は、比例定数にの 長さと大きさによって定まる(Kはプラスとマイナスの両方をとることができ、 またここでは小さいたわみ角γ2くく1を想定していることに注目)。
格子の回転時に、たわみビームは、たとえば第13c図のように構成することが できる。この場合、格子は空間内に固定されている架空の軸Rのまわりを回転す る。実際に格子をたわみビーム上に取り付ける際に点C2がモードホップなし同 調のため望ましい位置にくるように、つまりRがC2のまわりの許容領域内にく るように構成することができる。
第14図はたわみ屈曲のもう1つの可能な例を示すものであるが、この場合、回 転はいわゆるたわみヒンジFHのまわりて行われる。
この場合にもRがC2のまわりの許容領域内にくるように幾何学的配置を選ぶこ とができる。
第13c図および第14図に示した実施例は、固定点のまわりの固定屈曲の代表 的な例にすぎないと見るべきである。実際の設計を多くの似たようなやり方で構 成することができる。
図面の説明 第1図 a)高度反射鏡と部分反射出力鏡をそなえたレーザー共振器。2つの鏡の間には 放射増幅物質がある。
b)光周波数の関数としての活性物質の増幅。
C)レーザー共振器内での可能な振動周波数。
d)放射ビームの周波数スペクトル。
412図 波長分散部材として光格子Gをそなえた共振器。Mは格子凹部の平均 面。断面は格子溝GRに対して直角である。溝間の距離はd0格子点Aは凹面格 子の平均面上にあり、格子溝を表わす。
格子表面は必ずしも階段型でないことに注意。たとえば格子表面は格子がホログ ラフィ−法で作られる場合のように正弦波型であることもある。番号3は実像鏡 面を、5は虚像鏡面を示す。4は放射増幅物質を表わす。
第3a図 文献1による装置。矢印はそれぞれ回転方向と移動方向を示す。
第3b図 文献2による装置。J、−J3は調節ねしてあり、PZは圧電素子、 Gは格子、LDは半導体レーザーチップ、Fは光ファイバ、Lはコリメータレン ズである。
第4図 空気(真空)中の格子・鏡共振器。鏡2は固定され、共振器の位置を決 定する。共振器の端部には、鏡面に平行な格子溝をそなえた可動格子Gかある。
同調条件を考察するため、周期性構造の格子面と鏡面を特表千5−502137  (8) 実際の延長をこえて延長する。その交わるところが格子固定線Cである。格子と 共振器の相対的移動tは、λ。ての共振に対する同調に影響を与えない。他方、 共振器軸に沿った定在波内の半波長の数は、NoからN1へと変化する。共振器 媒質は空気である。以下の考察では、理論上の真空波長の代わりに実際に用いら れている空気中ての波長について述べる。すなわち、屈折率はすべて真空ではな く空気中のものである。
第5図 空気中の共振器では、固定鏡2と可動格子G上の点の間での、定在波内 の節平面の数は、格子が格子と鏡面の間の交線Cのまわりを回転するときは保持 される。しかし、固定共振器ゾーン内の節平面の数は変化する。
SoとS、は、2つの異なった格子位置についての、格子面と共振器の対称軸と の交点を定める。格子角が変わるとこの交点は格子面上を動く。
第6図 位置0は、第2図の初期同調状態に対応している。位置1ては格子点C がδX゛、δy°だけ、また格子面ACがその最初の位置に対して角度βだけ回 転するように、格子が動いている。
第7図 共振器鏡2と回転軸C1は、格子の回転時は空間内に固定されている。
格子の回転時には、共振器の波長、したかって共振器内の関連屈折率は変化する 。
αがα+βへと増加すると虚像面5はδl゛たけ固定鏡に近づく。同時に格子置 部平面はαか増加すると同じ方向へ変位する。同調を保持するためには格子線C および節平面0の変位δlは、δl゛に対応しなくてはならない。これは屈折率 nが波長に対して線形に変化する場合に可能である。
第8図 CIに対して垂直な鏡上の軸C2のまわりの回転角βて、虚像鏡面5に 対するC軸のスライディングδl −δ1°の計算。
第9図 回転軸Rの位置を決めるための、C2のまわりの許容領域。許される全 回転β、〉β、は、各四分区間内において線(xo、OからXl、yl)、放物 線(X1s ylからX2.3’2)及び円(X2.)’2から0、r)によっ て与えられる部分に限定されている。第10図 43節の表で用いられている回 転軸の位置。文献1で用いられている回転軸の位置は明らかではないがβの概算 のためには、使用される鏡からかつ基準面から約9011Iのところにあれば充 分である。
第11図 格子Gは、XR%YRにある軸Rのまわりを回転できる剛性アームに 取付けられる。RはC2のまわりの要求された許容領域内にある。
第12a図および第12b図 圧電(p z)素子による格子回転。第12a図 では、格子は2つの圧電スタックの間にある点Rのまわりを回転する。第12b 図では、回転点は2つの圧電スタックに対して直角の側面方向に変位する。いず れの場合もRが要求された許容領域内にくるよう構成されている。
第13a図 一端をしっかりとクランプで固定したたわみ部材の曲げ。クランプ 固定面から距離りのところで作用する力Fによって変形を生しさせる。ビームの 自由端はクランプ固定点から距離h/3の点Rのまわりを回転する。
第Hb図 ビームの自由端に作用するねじれモーメントM°によってたわみ部材 を変形させる。この場合、自由端はクランプ固定点から距離h/2の点Rのまわ りを回転する。
m13c 図 格子GはホルダーHによってたわみ曲げ部材FEに固定されてい る。たわみ部材は図ではその軸方向対称線によって示されている。ビームの曲率 中心が点C2と一致するよう。またはC2のまわりの要求された許容領域内にく るようにクランプ固定点を選ぶ。
第14図 弾性たわみヒンジFHのまわりの格子回転。
FIG、1a ド し 国際調査報告 FIG、13a

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.部分反射共振器鏡(2)とこの共振器鏡(2)に平行な溝(GR)を備え、 波長選択反射器として機能する可動式反射光格子によって構成され、鏡と格子の 間に光素子を有し、前記光素子が共振器内の放射の視準、増幅(4)および濾過 のために設けられた、共振周波数のモードホップなし同調及び光共振器のQ値の 同調を行う方法において、 共振器の共振波長(λ)またはそのQ値が変化するとき、格子溝(M)の面と共 振器鏡の虚像鏡面(5)の交差により共振器の最初の同調位置に限定される格子 上の線(C)が、虚像鏡面からλ/4以下の距離のところにとどまるように格子 が動き、共振器媒質内の色分散の結果、運動中に前記共振周波数を有する固定鏡 ヘスライドすることを特徴とする方法。
  2. 2.格子(G)が、共振器鏡(2)に対して固定されている実像のまたは虚像の 軸のまわりを回転するとき、共振波長(λ)が変化することを特徴とする請求項 1記載の方法。
  3. 3.鏡面(3)に平行な共振器鏡(2)に対して移動中のまたは移動した実像の または虚像の軸のまわりを格子(G)が回転するとき共振波長(λ)が変化する ことを特徴とする、請求項1記載の方法。
  4. 4.格子(G)が共振器鏡(2)に平行に移動し、共振器のQ値が一定の共振周 波数で変化することを特徴とする請求項1記載の方法。
  5. 5.最初の同語位置から角度(β)だけ回転したとき虚像鏡面(5)に対する格 子(G)上での線(C)のスライドが、3乗またはそれ以上の(β)の項を含む だけの(β)のべキで記述できるように軸(C2)のまわりの回転を選ぶとき、 共振波長(λ)が変化することを特徴とする請求項1記載の方法。
  6. 6.最初の位置で軸(C2)のまわりに中心があり、鏡に垂直な方向での長さが 80000λであり、幅が400λであるような長方形領域内で、軸のまわりの 回転が行われるとき、共振波長(λ)が変化することを特徴とする請求項2また は3のいずれかに記載の方法。
  7. 7.部分反射共振器鏡(2)と、この共振器鏡(2)に平行な溝(GR)を備え 、波長選択反射器として作用するようされ、鏡と格子の間に光素子を設けること のできる可動式反射光格子を含む光共振器から成り、前記光素子が共振器内の放 射の視準と増幅(4)のために設けられている請求項1記載の方法を実施する装 置において、 格子の動きが、たわみ曲げ部材によって行われることを特徴とする装置。
  8. 8.部分反射共振器鏡(2)と、共振器鏡に平行な溝(GR)を備え、波長選択 反射器として作用するようされ、鏡と格子の間に光素子を設けることのできる、 可動式反射光格子を含む、光共振器によって構成され、前記光素子が共振器内の 放射の視準と増幅(4)のために設けられている、請求項5または6のいずれか に記載の方法を実施するための装置において、回転軸Rが軸受支持軸によって構 成され、光格子が回転軸Rのまわりを回転できる剛性アームに配置されているこ とを特徴とする装置。
  9. 9.格子回転がたわみ曲げヒンジ(FH)のまわりで行われることを特徴とする 請求項7記載の装置。
  10. 10.たわみビーム(FE)の一端に、光格子が取付けられ、もう一方の端がク ランプで固定され、格子端に力(F)が加えられ、自由端が非変形時のビームの 最初の方向と一定角度(ア)を形成し、クランプ固定点からビームの長さの1/ 3の距離にある中心のまわりを格子が回転するようにビームが変形均衡状態をと ることを特徴とする、請求項7記載の装置。
  11. 11.たわみビーム(FE)の一端に光格子が取付けられ、もう一方の端がクラ ンプで固定され、格子端にねじりモーメント(M′)が加えられ、自由端が非変 形時のビームの最初の方向と一定角度(ア)を形成し、クランプ固定点からビー ムの長さの1/2の距離にある中心のまわりを格子が回転するようにビームが変 形均衡状態をとることを特徴とする請求項7記載の装置。
  12. 12.たわみビーム(FE)の一端に光格子が取付けられ、もう一方の端がクラ ンプで固定され、格子端に力(F)とFに比例する回転モーメント(M′)が加 えられ、自由端が非変形時のビームの最初の方向と一定角度(γ)を形成し、非 変形時のビームまたはその延長線上の1点にある中心のまわりを格子が回転する ように、ビームが変形均衡状態をとることを特徴とする請求項7記載の装置。
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