JPH05501855A - 哺乳動物における血栓症の治療に関する方法及び組成物 - Google Patents

哺乳動物における血栓症の治療に関する方法及び組成物

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JPH05501855A
JPH05501855A JP2508509A JP50850990A JPH05501855A JP H05501855 A JPH05501855 A JP H05501855A JP 2508509 A JP2508509 A JP 2508509A JP 50850990 A JP50850990 A JP 50850990A JP H05501855 A JPH05501855 A JP H05501855A
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オリア,エドガー、オー、ザ、サード
ニュイエン,フィリップ、ディー.
ジョンソン,アーサー、イー.
パターソン,ユージーン、エス.
ホイットセット,トマス、エル.
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リサーチ、コーポレーション、テクノロジーズ、インコーポレーテッド
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 哺乳動物における血栓症の治療に関する方法及び組成物。
発明の分野 本発明は一般的に治療方法及び医薬組成物、更に詳しくは格別限定されないが血 栓症の治療に関する組成物及び方法に関する。
発明の要旨 本発明の一面によれば、哺乳動物への非経口注入に適した多数のマイクロカプセ ルからなり、各々がプラスミノーゲンアクチベーター含有コア及びそのコアを包 囲する生体適合層からなり、その層が半透過性であって、哺乳動物の心血管系内 に少なくとも一部のコアプラスミノーゲンアクチベーターを制御的に放出でき、 哺乳動物における血管の再潅流に要する時間の量を遊離プラスミノーゲンアクチ ベーター含有組成物が哺乳動物に投与された場合の血管再潅流時間よりも約20 %以下−約50%減少させることができる医薬組成物が提供される。
本発明は、哺乳動物に治療有効量の医薬組成物を非経口注入することからなる、 血栓症をかかる治療の必要な哺乳動物において治療する方法にも関する。その組 成物は■乳動物への非経口注入に適した多数のマイクロカプセルからなり、各々 がプラスミノーゲンアクチベーター含有水性コア及びそのコアを包囲する生体適 合層からなる。その層は半透過性であって、哺乳動物の心血管系内に少なくとも 一部のコアプラスミノーゲンアクチベーターを制御的に放出できる。
本発明は哺乳動物における血栓含有動脈の再潅流に要する時間をプラスミノーゲ ンアクチベーター含有組成物が哺乳動物に投与された場合の動脈再潅流時間より も約20%以下−約50%減少させる方法にも関するが、その場合において各々 がプラスミノーゲンアクチベーター含をコア及びそのコアを包囲する生体適合層 からなり、その層が半透過性であって、哺乳動物の心血管系内に少なくとも一部 のコアプラスミノーゲンアクチベーターを制御的に放出できる哺乳動物への非経 口注入に適した多数のマイクロカプセルからなる治療有効量の医薬組成物を哺乳 動物に非経口注入する。
本発明は更にかかる治療のZ要な哺乳動物を治療有効量のプラスミノーゲンアク チベーターで治療する方法に関するが、その場合にプラスミノーゲンアクチベー ターの量は哺乳動物の最少標準投与要求量よりも標準投与要求量の約20%〜約 50%で減少される。哺乳動物は哺乳動物への非経口注入に適した多数のマイク ロカプセルからなる治療有効量の医薬組成物で非経口注入される。
マイクロカプセルはプラスミノーゲンアクチベーター含の層は半透過性であって 、哺乳動物の心血管系内に少なくとも一部のコアプラスミノーゲンアクチベータ ーを制御的に放出できる。
図面の簡単な説明 図IAは血小板欠乏血漿(P P P)の濾過中にモニターされた圧力低下の時 間依存性について示す。
図IBは血餅閉塞膜によるストレプトキナーゼ及び血小板欠乏血漿混合液(SK /PPP)の濾過中にモニターされた圧力低下の時間依存性について示す。
図2は膜結合血栓の血餅溶解時間を増加させるPPP中におけるストレプトキナ ーゼ(SK)及びリポソームカプセル化ストレプトキナーゼ(LESK)のイン キュベートについて示す。
好ましい態様の具体的な説明 管内における閉塞血栓の形成はその管内の血流で通常栄養供給される組織にダメ ージを与えうる。閉塞血栓がアテローム性硬化冠状動脈内で形成された場合、患 者に致死的な急性心筋梗塞がおきることがある。できるだけ早くいかなる血栓症 も治療することが望まれるが、心筋梗塞患者が速やかに、即ち発症開始後数時間 以内に治療された場合には死亡率が著しく減少し、心室機能及び治療後の健康状 態に関して改善がみられる。時間は2つの理由から急性心筋梗塞患者にとり非常 に重要である。第一に心筋Mi織が助かる程度は時間と共に減少し、第二に再疎 通率は血栓溶解有効性が低下するため時間と共に減少する。
一般に、血栓溶解療法は6時間以内の心筋回復にとり有益と考えられる。しかし ながら、ストレプ]・キナーゼの積極的な静脈内投与は、痛み開始後1.5〜4 時間で処置された患者と比較して1.5時間以内に処置された患者の場合に統計 学上有意に異なる放出分画(心機能の程度)を示した。
プラスミノーゲンアクチベーターのストレプトキナーゼ、ウロキナーゼ及びtP Aによる急性心筋梗塞の慣用的血栓溶解療法では流れを再確立させるため30分 間〜1時間又はそれ以上を要するか、これは治療期間中及びそれ以後の著しい組 織損失を意味する。したがって、プラスミノーゲンアクチベーターの血栓溶解活 性に関する促進は心筋梗塞患者を治療する上で有益であろう。この促進は本発明 によって得られる。
生命脅威未制御出血のような重篤な副作用の可能性がプラスミノーゲンアクチベ ーターの使用に伴う。プラスミノーゲンアクチベーターの投与量減少はこれらの 有害な副作用に関する可能性を減少でき、血栓溶解に関してヒトのような哺乳動 物で要求されるプラスミノーゲンアクチベーターの最少有効量のこの減少は本発 明によって得られる。
本発明の組成物はヒトのような哺乳動物への非経口注入に適した多数のマイクロ カプセルからなる。そのマイクロカプセルはプラスミノーゲンアクナベ−ター含 有水性コア、好ましくはストレプトキナーゼ含有コアとそのコアを包囲する生体 適合層からなる。その層は半透過性又は分解性であって、哺乳動物の心血管系内 に少なくとも一部のコアストレプトキナーゼを制御的に放出できる。
本発明で用いられるプラスミノーゲンアクチベーターとしてはストレプトキナー ゼ、ウロキナーゼ及びtPAがある。ここで記載される“ストレプトキナーゼ1 、“ウロキナーゼ′及び“tPA“にはアシル化プラスミノーゲンストレプトキ ナ−ゼアクチベーター複合体を含めてストレプトキナーゼ、ウロキナーゼ又はt PAの血栓溶解活性の少なくとも一部を留めたその誘導体、複合体、類縁体又は ストレプトキナーゼ、ウロキナーゼもしくはtPAについてコードする遺伝子の 少なくとも一部において遺伝的に変更された物質を含む。本発明で用いられるプ ラスミノーゲンアクチベーターにはストレプトキナーゼ、ウロキナーゼ及び/又 はtPAのあらゆる組合せも含む。
本発明のマイクロカプセルの層は“生体適合性”であって、好ましい投与経路に 生理学上適合していることを意味する。静脈内注入の場合、組成物のオスモル濃 度及びpHは注入に適した範囲内であり、マイクロカプセルはできるだけ非抗原 性となるよう充分に精製される。
本発明の組成物の層は半透過性であって、プラスミノーゲンアクチベーターがヒ トのような哺乳動物の心血管系内で血栓に関して血栓溶解活性を発揮するように 少なくとも実質的部分のプラスミノーゲンアクチベーター含有コアが層を通過す るか又は層が哺乳動物の心血管系における接触で充分に分解することを意味する 。層のこの半透過性は少なくとも一部のコアプラスミノーゲンアクチベーターを 制御的に放出させる。
注入されると、マイクロカプセルは哺乳動物の心血管系内を循環するが、好まし いことにそこの血栓に部位特異的である。好ましくは、層は血中成分によるコア 成分の分解を防ぎかつ免疫反応を減少させるように実質的な一時的バリアを形成 する。少なくとも一部のコアは哺乳動物の心血管系における血栓の少なくとも一 部を溶解するために半透過層を介してマイクロカプセルから放出される。更に好 ましくは、コアは血栓溶解を高めるため血栓部位で又はその近くで放出される。
本発明のマイクロカプセルは静脈内注入用に適しかつプラスミノーゲンアクチベ ーター含有コアを有することができればいかなるサイズであってもよい。好まし くは、マイクロカプセルは約250人〜約10μlである。
本発明の組成物の層はリン脂質からなり、更に好ましくはリポソームからなる。
リポソームは通常疎水性尾部及び親水性頭部を有するリン脂質からなる微視的に 閉鎖された液体充填小胞であって、静電気的に荷電しているか又は中性である。
リポソームは2つの標準形、即ちいくつかの脂質二層からなる多重ラメラ小胞( MLV)及び液体コア包囲単一二層からなる単ラメラ小胞(U L V)を有す る。単ラメラ小胞は小さな単ラメラ小胞(SUV)及び大きな単ラメラ小胞(L UV)として特徴付けられる。
LUVか本発明で好ましいが、ここで規定される適切な特性を有するマイクロカ プセルであればいずれも利用してよい。様々なリポソームが望ましい特性に関し て選択でき又は望ましい特性を生じるように操作される。例えば、リポソームに よる溶質保持及び循環中におけるそれらの半減期はリポソーム膜流動性及び組成 の適切な操作で制御できる。コレステロールの非存在下において、リポソームは 静脈内導入された場合に実質上漏出するであろう。これは血漿タンパク質との相 互作用及びリポタンパク質との脂質交換に基づくと考えられるが、コレステロー ルの存在で大部分抑制できる。コレステロールは様々な透過性及び脆性を生じる ようにリポソームのリン脂質二層の機械的及び構造的性質を変える。
部位選択性は様々な脆性及び/又は透過性特性を有するリポソームを選択するこ とにより限定された程度で制御できる1部分的閉塞管を通過することで生じる応 力は影響を受けやすいリポソームを開け、それによりストレプトキナーゼを血栓 部位に選択的に運搬することかできる。
リポソームはそれらの組成のせいで血栓に部位特異的であり、したかってプラス ミノーゲンアクチヘーターをそれに選択的に運搬すると考えられる。リポソーム は血液成分によるプラスミノーゲンアクチベーターの分解を防ぎ、それによりそ の早期不活性化を妨げる一時的バリアを形成するとも考えられる。これは必要な 要求投与量を低下させる。リポソームによる一時的バリアは免疫反応及び内出血 の副作用も減少又は消失させる。しかしながら、リポソーム中へのプラスミノー ゲンアクチベーターのカプセル化はプラスミノーゲンアクチベーターを制御的に 放出でき、非カプセル化プラスミノーゲンアクチベーターと比較して哺乳動物に おいて血栓溶解の著しい促進を予想外に導くことが下記実験かられかる。
血栓溶解活性の促進は血栓を溶解するために必要な時間の量〔下記例1における 血餅溶解時間(CDT)]の減少又は再潅流に要する時間の量の減少のようない くつかのファクターで示される。下記残留血餅サイズデータを用いて、血栓50 0mgに関する血栓溶解速度は6 B/win (alltlEストレプトキナ ーゼ、即ち非カプセル化ストレプトキナーゼを用いた場合)から15■g/wi n (カプセル化ストレプトキナーゼを用いた場合)に加速できる。
例2において、イヌモデルの再潅流時間は虚血で誘導される心電図変化の解析、 左回旋動脈流の回復及び左回旋冠状動脈分布内におけるチアノーゼの消失により 決定された。
血栓溶解の促進は血栓で閉塞された動脈を再潅流させる上で要する時間の量を減 少させる。本発明の促進速度は非カプセル化プラスミノーゲンアクチベーター含 有組成物か哺乳動物に投与された場合の血栓溶解速度よりも約5〜約6090s 更に好ましくは約10〜約55%、最も好ましくは約20〜約50%速い。
本発明の組成物は更に哺乳動物への静脈内注入のような非経口注入用に適したマ イクロカプセルが懸濁される液体媒体にも関する。キャリアは無菌で、主体での 注入用に適した浸透性及びpH範囲を有しかつ比較的不活性であるべき、即ち少 なくとも一部の血栓溶解活性を組成物に留めることができるべきである。適切な キャリアの一部の例は無菌標準塩水、水中5%無菌デキストロース及びそれらの 混合液である。
組成物の濃度は標準投与要求量、即ちプラスミノーゲンアクチベーター製造業者 又は研究者により規定された投与量に従う。例えば、心筋梗塞の場合、溶液中1 .5百万単位用量のストレプトキナーゼが1時間にわたり又は30単位のアシル 化プラスミノーゲンーストレプトキナーゼーアクチベーター複合体(APSAC )が3〜5分間にわたり注入される。
しかしながら、プラスミノーゲンアクチベーターのカプセル化は血栓で閉塞され た動脈を再潅流させる上で要するプラスミノーゲンアクチベーターの最少治療有 効量を遊離プラスミノーゲンアクチベーター、即ちカプセル化されていないプラ スミノーゲンアクチベーターの最少有効量よりも約5〜約60%、更に好ましく は約10〜約55%、最も好ましくは約20〜約50%の範囲で減少させる。前 記のように、プラスミノーゲンアクチベーター用量の減少は有害な副作用のリス クを減少させることができる。加えて、プラスミノーゲンアクチベーターのコス トも患者にとって低下する。
下記例は本発明の実施について示す。
例1 この例においては、膜結合血栓が調製され、しかる後ストレプトキナーゼ(SK )及びリポソームカプセル化ストレプトキナーゼ(LESK)作用を流れ濾過研 究で分析するために用られるインビトロ研究か行われた。第一ステップはマイク ロカプセルが濾過試験を妨げないことを確認することであった。したがって、定 常状態圧力低下をブランク−LUV/PPP及びPPP (血小板欠乏血漿)に ついてそれらの閉塞膜濾過に関して測定した。
2つの系の圧力低下は同等であって、このことはたとえ一部のリポソーム又はそ れらの溶解膜が孔閉塞血栓に付着したとしても小リポソームが血栓の流れに対す る抵抗を変えなかったことを示す。加えて、その結果はPPPにおける残留血小 板か閉塞孔の更なる遮断に有意には関与しないことも示した。
SKを血漿タンパク質とブレインキュベートしなかった場合には、LESK/P PPの血餅溶解時間はSK/PPPの場合に匹敵した(図2)。この結果は捕捉 SKか初期に非捕捉SKの場合と同様のフィブリン溶解能力を有することを示す 。最も重要なことには、これらのデータはリポソームが閉塞孔を通過する際に標 的部位でSKを放出できることを示した。SKを放出するメカニズムは不明であ るが、おそらくリポソームとそれらの環境との化学的及び物理的相互作用による のであろう。
この例は、血漿タンパク質含有溶液中でSK及びLESKをインキュベートして インビトロ血栓溶解の結果を比較することで示されるように、リポソーム中にお けるSKカプセル化が血漿タンパク質による分解からSKを保護できることも証 明している。
物質及び方法 物質、オクチルグルコシド(OG)(n−オクチル−β−D−グルコピラノシド )はカルビオケム(Calbiochem) (う・ジヨウ、CA)から購入し 、トリス緩衝塩水[TBS;20mMトリスHC1(pH7,5)、100II 100II]に溶解した。1−バルミトイル−2−オレオイルホスファチジルコ リン(P C)はアバンチ・ポラ−・リビッズ(Avanti Po1ar−L ipjds) (バーミンガム、AL)から購入して更に精製せずに用いたが、 一方放射性同位元素標識L−1−バルミトイル−2−オレン(、(14C) P  C)は二ニー・イんグランド・ヌクレア(New England Nucl ear) (ボストン、MA)製であった。
トリトンX−100はリサーチ・プロダクツ・インターナショナル(Resea rch Products Internatjonal)(マウント・プロス ペクト、IL)から得て、クエン酸三ナトリウムはJ、T、ベーカー・ケミカル (J、T、Baker Chea+1cal) (フィリップスバーブ、NJ) がら得た。ストレプトキナーゼ(SK)[シグマ・ケミカル(Sigma Ch emical)、セントルイス、Mo〕溶液はTBSlmlに凍結乾燥粉末10 ,0OOIU (1バイアル)を溶解することで新鮮に調製した。透析管(分子 量カットオフ12,000〜14,000)はスペクトラム・メディカル・イン ダストリーズ(Spectrum Medicallndustrjes) ( oサンゼルス、CA)から得て、セファロースCL−6BはファルマシアLKB バイオテクノロジー(Pharvacja LKB Biotechnolog y) (ビスカットアウェイ、NJ)から購入した。親水性ポリカーボネート膜 〔ヌクレポア社(Nuclepore Corp、) 、 プレザントン。
CA)は製造業者の資料によると2×106/c■2の密度で3μm径円筒形孔 を有していた。
リポソーム形成及びストレプトキナーゼカプセル化界面活性剤除去法による大き な単ラメラ脂質(LUV)小胞の形成操作は詳細に文献記載されている。大きな 単ラメラ小胞(LUV)はこの研究の目的のため下記のように製造した。101 パイレツクス試験管内のクロロホルム/メタノール(1: 1 v/v)2 m l中PC(10mg)を窒素流下で蒸発させ、−夜かけて凍結乾燥させた。管の 底を覆う乾燥PCの薄いフィルムを頻繁な攪拌下37℃で2時間加温することに よりTBS中0.4M0G250μpに再懸濁した。PCが完全に溶解した後、 (’C3PC(0,1@CD 1.5μgを加えたが、その場合に脂質及び界面 活性剤のこの溶液をpc−oc溶液と呼んだ。LESK製造の残りは冷室中4℃ で行った。
透析のため、サンプルは11当たりPC−OG溶液50μl、TBS中0.4M 0G溶液450μg及びTBS500μΩ中5K5000Uを含有していた。無 タンパクWLUVブランクサンプル(ブランク=LUV)を製造するため、TB SをSK溶液の代わりに加えた。次いでこの混合液をTBSINに対して合計4 8時間透析したが、但し透析物は8及び24時間後に交換した。透析されたサン プル(11以下)は非カプセル化SKからLESKを分離するためセファロース CL−6B (15c+aX 10m内径、TBSで前平衡化)にてIgl/) inでゲル濾過した。カラムからのLESK及びSKの溶出は28Or+m(A  )で吸光度(及び光散乱)をモニターすることにより検出した。小胞は典型的 にはプールされた2つの0. 5m1分画内の放出容量内で溶出し、これをLE SKサンプルと呼んだ。これらのリポソームを4℃で貯蔵し、48時間内に利用 した。小胞中におけるリン脂質の回収率はプールされた小胞分画中における〔1 4C〕PCの回収率(典型的には30%)と直接比例しているクル・アナライザ ー(COULTER(R)Sub−Micron ParticleAnaly zer) (モデルN 4 M D )はレーザー光散乱によりリポソームの粒 度及びサイズ分布を調べるために用いた。
測定原理はブラウン運動及び光子相関スペクトル分析の理論に基づいている。
SK活性及び濃度アッセイ、リポソームカプセル化前及び後におけるSKの活性 及び濃度は市販キット及びそれらの操作を用いて測定した〔活性・ヘレナ・ラボ ラトリーズ(Herena Laboratories)、ボーモント、Tx; 濃度:バイオ・ラッド(Bio−Rad) 、リッチモンド、CA)。凍結乾燥 粉末中における標15Kを標準塩水で再調製して40.0OOU/mlの全活性 とし、TBSで無菌的に希釈して200〜1.0. 000 U/+nl範囲の 標準活性曲線を作成した。アッセイ前に、捕捉SKは最終濃度40mMまてOG を加えることでリポソームから放出させたか、0Gのこの濃度はSK活性又は濃 度の測定に影響を与えの会合について試験するため、10,0OOU/m1sK O,5wlをブラ:/ニア −LUVo、5i1f:加え、4℃で4時間インキ ュベート前、シかる後前記のようにゲル濾過に付した。クロマトグラフィー後、 リポソーム分画をSKの活性及び濃度に関して調べた。
血餅形成、すべての血液ドナー(n −16)は健康な非喫煙男性ボランティア であって、薬物療法中でなくかつ過去12時間絶食していた。彼らの平均年齢は 25才であった。静脈血をトナーの腕から無菌ディスポーザブルブラスチソクン リンジに吸引し、シリコーン処理試験管内のクエン酸三ナトリウム溶液に加えた (3,8%(w/ν)クエン酸塩1.11/全血101)。血小板豊富血漿(P RP)をベックマン・アキュスビン(Becka+a口AccuSp i n  (TM))遠心機(モデルAC5R−IM−3,パo−アルド、CA)において 11000rp (145Xg)で10分間にわたるクエン酸血液の遠心により 得た。上澄の上部(約2.8m1)を除去し、PRPと呼んだ。残部を500O rpm (3400Xg)で更に20分間遠心して血小板欠乏血漿(P P P )を得た。PRP及びPPP中の血小板含有量はブレンチャー(Brecher )及びクロンカイト(Cronki te)により記載されたように位を月差顕 微鏡観察法を用いて血球計数器で二重にρj定した。PPPで計数された血小板 数は16.250±3,230血小板/■3 輸−4、P<O’、05’)であ った。
3μm孔径の親水性ヌクレポア膜を孔閉塞で用いた。
濾過前におけるそれらの特徴及び調製操作は他の箇所で記載されている。膜内の 孔を閉塞させるため、PRP41を室温て301プラスチツクンリンンにいれた 。
0.125M CaC1つ(シグマ・ケミカル社)82.5μgをシリンジ内の 血漿1ml毎に加え、ゼロ時間で直ちに記録した。ンリンンを手でわずかに攪拌 して血漿内のCa++をよく混ぜた。膜中1 、 15 ml/minの一定容 量流速はセージ(Sage) −351注入ポンプで維持した。圧力低下(ΔP )はグールドDC増幅器/フィルター(モデル1l−4113−03)に接続さ れたグールド・スタソタム(Could Statham)圧力変換器(モデル P231D)で依存変数としてモニターし、チャートレコーダーで記録した。Δ Pが120 ■)Igに達したとき濾過プロセスを停止し、しかる後閉塞フィル ターをフィルターホルダーから取り外した。パスツールピペットを用いた軽い吸 引によって余分ゲル様血餅が分離する前にフィルターホルダーにつまった余分ゲ ル様血餅を除去した。
次いで閉塞膜を標準塩水溶?&C0,9%(1//V) Na C1)で2回洗 浄した後、次ステツプの実験のため乾燥した清潔なフィルターホルダーに取り付 けた。
閉塞膜濾過、SK又はLESKを25C)U/1の最終活性までPPP’5ml に加えた。閉塞膜結合血栓でのSK/PPP又はLESK/PPPの濾過は前記 のように行った。コントロール濾過のため、閉塞膜をPPP又はブランク−LU V/PPPのいずれかで濾過した。閉塞膜をPP’P、ブランク−LUV/PP P、SK/PPP又はLESK/PPPで濾過した後、残留血餅及び膜の形態を 顕微鏡〔オリンパス・リサーチ・モデルBHTU(Olympus Re5ea rch Model Bl(TIJ) )下で調べた。
SK及びLESKのインキュヘート、SK活性に関する血漿タンパク質とのイン キュベート効果を調べるため、同活性の非カプセル化SK及びLESKを同PP P調製物51含有シリコーン処理ガラス管内に別々に注入した。
各管の内容物を37℃でインキュベート前にヘマトロジーミキサー(Hemat ology Mixer) Cフィッシャー・サイエンティフィック(Fish er 5cientirjc)、ピッツバーグ、PA〕で穏やかに1分間混ぜ、 しかる後管を5分間隔で3回ゆっくりと反転させた。15分間又は30分間のい ずれかの後、混合液を前記のように閉塞膜での濾過に付した。
データ分析、すべての統計学的比較はスチューデントを検定で分析した。統計学 的有意差は確率が0.05以下である場合のみ許容された。他に指摘のないかぎ り、結果は平均±SDとして表示した。
結果 リポソームのカプセル化効率、ここで開発された操作によって、我々はそのプロ セスの開始時にサンプルに加えられた全SKの30%をカプセル化することがで きた(表1)。放射能測定ではPCの原量の約1/3がリポソームに変換された ことを示す(表1)。SK活性及び濃度の測定では、少量のSK(約2%)のみ かブランク−LUVに吸着され又はその表面を浸透したことも示した(表1)。
このため、LESK調製物中SKの90〜959b以上が小胞内にカプセル化さ れる。
小胞サイズ及び分布1粒度分析では、溶液中における小胞の82(±3)%(n −5)が178(±40)r+III(n−5)の粒径サイズを有することを示 す。
濾過中の圧力低下、濾過中における圧力の時間依存性変化では、孔か再石灰化ク エン酸処理PRPで濾過中に閉塞されるか又はSK/PPPもしくはL E S  K/P PPて濾過中に再開口される程度を示す。閉塞膜によるPPP又はブ ランク−LUV/PPP71!過の15分間後に得られたΔPはΔPの定常状態 として考えられた(図1−a)。ブランク−LUV/PPP濾過における定常状 態ΔPはPPPに関して得られた場合と匹敵した〔即ち、各々37.0土7.7 aoa)Ig (n −12) vs、 35.6±8、 6+nmHg (n  −12) 〕、逆に、ゼロ又はベースライン圧力は、これらの溶液が閉塞膜の ケースと同様の流速を用いて非閉塞膜で濾過された場合に観察された。この結果 は流れ抵抗か血栓の圧力によるものであってLUVで有意に影響されないことを 明らかに示した。
同SK活性のSK/PPP及びLESK/PPPの溶液をそれらの血餅溶解能力 について比較するために閉塞膜で濾過した。非カプセル化SK及びLESKのフ ィブリン溶解効果は、SK/PPP又はLESK/PPPの溶液か閉塞膜で濾過 された場合の時間の関数としてΔPを記録することによりモニターした(図1− b)。これらの溶液に関する濾過の場合、ΔPは最大まで増加し、しかる後ベー スライン圧力まで徐々に減少した。血餅溶解時間(CDT)は濾過開始からΔP がベースラインまで戻ったときまでの時間として測定した。血漿とのブレインキ ュベートがない場合、L E S K/P P PのC’DT[12,4±1. 7m1n (n−12)〕はSK/PPPの場合[10,7±1.91n (n −12))よりもやや増加した(Pro、05、図2ツ照)。非カプセル化SK 又はLESKいずれかのフィブリン溶解活性に関する低下はCDTを増加させ、 SK活性のこのような減少はSK又はLESKのいずれかがPPPとインキュベ ートされた場合に観察された(図2におけるCDT増加に注目せよ)。15分間 のインキュベート後、S K/P PPのCDTは15.5±1.5m1n ( n−5)(Pく0.05)まで増加し、一方L E S K/P P PのCD Tはそれより低いか13.3±0.8m1n (n=5)まで増加した。30分 間のインキュベート後、SK/pppのCDTはLESK/PPPの場合よりも 著しく多かった(24.1±2.5m1n、n −5vs、 16. 0±1. 1m1n、n−5; P<0.05)oこの結果は、非捕捉化SKが血漿タンパ ク質とのその接触中に不活性化され、一方捕捉化SKかリン脂質二層でかなり保 護される遇された後における閉塞膜の顕微鏡観察では膜内の孔が血栓形成の痕跡 から完全に清澄化されることを示したが、一方PPP又はブランク−LTJV/ PPPで濾過されたときにはなお孔か大メツシュのフィブリン及び血小板凝集物 で閉塞されていることを示した。
表1 リポソームカプセル化の回収効率ネ SK活性(U/+nl) 4942±42 1344±240 27.2±4. 89SKな(gM)b* 13.1±0.1 4.0±0.6 30.8±4.39ブランク−LUVに吸 着されたSKの量SKlai(gM)b13.1+0.1 0.3=0.01”  2.3+f1.1 5*カプセル化前の値と比較してP(0,05例2 リポソームを前記のように製造した。双極性イオン脂質1−バルミトイル−2− オレオイルホスファチジルコリンのリポソーム中で観察されたSKのカプセル化 効率はストレプトキナーゼ活性及び全タンパク質の測定により調べたところ約3 0%であった。次いでリポソーム外ストレプトキナーゼはセファロースCL−6 B (ファルマシア)を用いてゲル濾過によりLESK調製物から除去した。最 終LESK懸濁液中において92%以上のストレプトキナーゼがリポソーム内に 残存していた。
本研究では血栓閉塞に基づく心筋梗塞の確立されたイヌモデルをわずかに修正し てインビボでリポソーム懸濁液の効能について試験した。各性別の雑種イヌを静 脈ナトリウムベンドパルビタール(30mg/kg)で麻酔した。
気管内チューブを挿入し、動物を一定容量レスビレーターを用いて室内空気で換 気した。左開胸を第四肋間で行い、心臓を露出させた。左回旋冠状動脈を第−鈍 角縁分枝の近くで摘出し、左回旋冠状動脈流を20 mHzパルスドツプラー又 は電磁流プローブを用いて測定した。動脈血栓を近位及び遠位結紮左回旋冠状動 脈の5〜10mtn長セグメント中への100Uトロンビン(シグマ)及び0、 〕1全血の注入により開始させた。10分間後、近位結紮糸を解放した。更に5 分間後、遠位結紮糸も解放した。一部の実験では、3回もの多くの注入か閉塞血 栓を形成させる上で必要であった(表2)。血栓をストレプトキナーゼ投与前の 30分間で成熟させた。実験の最後に、動脈を切開し、血栓腕を重量分析で測定 した。
リポソームカプセル化ストレプトキナーゼの血栓溶解活性を遊離ストレプトキナ ーゼと直接比較した。2種の血栓溶解薬物の相対的投与量は同一であった。再疎 通まで2000 U /akinのi、v、注入に先立ち20,0OOUの初期 ポーラスが観察された。左前方傾斜冠状動脈に関して報告された発見と同様に、 ストレプトキナーゼ単独での再?a流に要する平均時間は約78±43分間であ った(甲均士標準偏差、表2参照)。再潅流は(1)虚血による心電図変化の解 析、(2)左回旋動脈流の回復及び(3)左回旋冠状動脈分布内におけるチアノ ーゼの消失によって明らかになった。遊離ストレプトキナーゼに関する値とは全 く逆に、リポソームカプセル化ストレプトキナーゼは血栓溶解時間を平均32± 28分間までかなり減少させ、一部では再潅流か10分間で素早く生じることを 観察した。正規分布及び相当サンプル数と仮定した場合、これはP<0.05で 統計学上の有意差である。
意外ではないか、各群内の再潅流時間は安定血餅を形成する上で要するトロンビ ン注入数と相関しているらしい。
プラスミノーゲンアクチヘーターのリポソーム封入はこのイヌモデルでストレプ トキナーゼの有効性を明らかに増加させ、カプセル化物質の全投与量は血流を再 確立させる上で少なくてすむ。これらの予備的な最適でない実験において、17 0,500Uて投与された平均全遊離ストレプトキナーゼか81,900UのL ESKに匹敵した。更に、摘出冠状セグメントから取り出された残留血栓のサイ ズから促進的血栓溶解を確認したが、データは不完全である(表2)。残留血餅 はLESKの投与量及び作用時間が減少したとしてもLESK処置動物の方が小 さかった。最も重要なことには、SKのカプセル化は再潅流に要する時間を50 %以上短縮させた。
リポソームカプセル化かインビボで血栓溶解を促進するように作用するメカニズ ムは不明である。前記のように、我々はリポソーム中にストレプトキナーゼを隔 離することが(インビトロ実験でわかるように)血漿タンパク質によるその不活 性化を減少させ、全身反応のSK開始も遅延させ、フィブリン分解系のキー成分 の枯渇又は不活性化を妨げるのではないかと推測している。例えば我々のグルー プによるコンピューターモデルでは、現臨床投与量がストレプトキナーゼ−プラ スミノーゲン複合体の素早い形成、活性化に利用されるプラスミノーゲンの枯渇 化、ひいてはプラスミンの低レベル化をおこすことを示唆している。モデルによ れば、リポソームからのストレプトキナーゼの緩徐的放出は複合体の濃度を低下 させる一方でプラスミンの濃度を上げるようである。フィブリン溶解成分のこの 異なる特性は溶解メカニズムを血餅結合プラスミノーゲンの活性化の1つから主 に循環プラスミンに関する役割増加の1つにシフトさせることである。他の可能 性は小胞が血栓を通過するときに流れ応力をうけてリポソームが血餅付近に集中 するか及び/又はSKを優先的に放出することにより血餅への又はその中へのS Kの運搬を促進させることである。表3ではストレプトキナーゼがリポソームで カプセル化ぎれた場合に必要ストレプトキナーゼ量の減少を示している。
最後に、これらの予備実験の結果は再潅流時間の最大可能減少を反映しているの ではない。例えば、tPA及びウロキナーゼはSKよりも大きなフィブリンとの 結合親和性及び血餅結合プラスミノーゲンを活性化しうる高い能力を示す。その 結果、tPA及びウロキナーゼアクチベーターは特にリポソーム内で不活性化か ら保護された場合により速い血栓溶解を示すであろう。
表2 遊離ストレプトキナーゼ リポソームカプセル化ストレプトキナーゼ10 3 50 3.9 表3 am及びカプセル化ストレプトキナーゼによるインビボ血栓溶解実験 i1離ストレプトキナーゼ ゼ2000単位、再潅流が生じるまで2000単位/m1n18.8±4.0k g、5匹のLESK処置イヌに関して20.9±5.2kgであった。
変更は、下記請求の範囲で規定される本発明の精神及び範囲から逸脱することな くここで記載された様々な部分、要素及びステップで行いうる。
峠/a7 (Mt功 ==Iミ=、工=ヨ ==工至=、=ヨ 国@調簀報告

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.哺乳動物への非経口注入に適した多数のマイクロカプセルからなる医薬組成 物であって、各々のマイクロカプセルが; プラスミノーゲンアクチベーター含有コア;及びそのコアを包囲する生体適合層 (ただし、その層は半透過性であって、哺乳動物の心血管系内に少なくとも一部 のコアプラスミノーゲンアクチベーターを制御的に放出できる)からなり、哺乳 動物における血管の再灌流に要する時間の量を遊離プラスミノーゲンアクチベー ター含有組成物が哺乳動物に投与された場合の血管再灌流時間よりも約20%以 下〜約50%減少させることができる医薬組成物。 2.少なくとも一部のマイクロカプセルが約250A〜約10μmの径を有する 、請求項1に記載の組成物。 3.組成物が哺乳動物への非経口注入に適した液体媒体を更に含み、そこにマイ クロカプセルが懸濁されている、請求項1に記載の組成物。 4.マイクロカプセルがリン脂質からなる、請求項1に記載の組成物。 5.マイクロカプセルがリポソームからなる、請求項1に記載の組成物。 6.リポソームが大きな単ラメラ小胞である、請求項5に記載の組成物。 7.治療の必要な哺乳動物における血栓症の治療方法であって、 哺乳動物への非経口注入に適した多数のマイクロカプセルからなる医薬組成物で あって、各々のマイクロカプセルがプラスミノーゲンアクチベーター含有コア及 びそのコアを包囲する生体適合層(ただし、その層は半透過性であって、哺乳動 物の心血管系内に少なくとも一部のコアプラスミノーゲンアクチベーターを制御 的に放出できる)からなり、哺乳動物における血管の再灌流に要する時間の量を 遊離プラスミノーゲンアクチベーター含有組成物が哺乳動物に投与された場合の 血管再灌流時間よりも約20%以下〜約50%減少させることができる医薬組成 物の治療有効量を哺乳動物に非経口注入することからなる方法。 8.哺乳動物がヒトである、請求項7に記載の方法。 9.マイクロカプセルがリン脂質からなる、請求項7に記載の方法。 10.マイクロカプセルがリポソームからなる、請求項7に記載の方法。 11.リポソームが大きな単ラメラ小胞からなる、請求項10に記載の方法。 12.哺乳動物における血栓含有動脈の再灌流に要する時間を遊離プラスミノー ゲンアクチベーター含有組成物が哺乳動物に投与された場合の動脈再灌流時間よ りも約20%以下〜約50%減少させる方法であって、哺乳動物への非経口注入 に適した多数のマイクロカプセルからなる医薬組成物であって、各々のマイクロ カプセルがプラスミノーゲンアクチベーター含有コア及びそのコアを包囲する生 体適合層(ただし、その層は半透過性であって、哺乳動物の心血管系内に少なく とも一部のコアプラスミノーゲンアクチベーターを制御的に放出できる)からな る医薬組成物の治療有効量を哺乳動物に非経口注入することからなる方法。 13.哺乳動物がヒトである、請求項12に記載の方法。 14.マイクロカプセルがリン脂質からなる、請求項12に記載の方法。 15.マイクロカプセルがリポソームからなる、請求項12に記載の方法。 16.リポソームが大きな単ラメラ小胞からなる、請求項15に記載の方法。 17.プラスミノーゲンアクチベーターがストレプトキナーゼからなる、請求項 12に記載の方法。 18.プラスミノーゲンアクチベーターがtPAからなる、請求項12に記載の 方法。 19.プラスミノーゲンアクチベーターがウロキナーゼからなる、請求項12に 記載の方法。 20.プラスミノーゲンアクチベーターがストレプトキナーゼの誘導体、類縁体 もしくは複合体又はストレプトキナーゼについてコードする少なくとも1種の遺 伝子から遺伝的に変更された物質からなる群より選択される、請求項12に記載 の方法。 21.プラスミノーゲンアクチベーターがウロキナーゼの誘導体、類縁体もしく は複合体又はウロキナーゼについてコードする少なくとも1種の遺伝子から遺伝 的に変更された物質からなる群より選択される、請求項12に記載の方法。 22.プラスミノーゲンアクチベーターがtPAの誘導体、類縁体もしくは複合 体又はtPAについてコードする少なくとも1種の遺伝子から遺伝的に変更され た物質からなる群より選択される、請求項12に記載の方法。 23.プラスミノーゲンアクチベーターがストレプトキナーゼ及びウロキナーゼ からなる、請求項12に記載の方法。 24.プラスミノーゲンアクチベーターがウロキナーゼ及びtPAからなる、請 求項12に記載の方法。 25.プラスミノーゲンアクチベーターがストレプトキナーゼ及びtPAからな る、請求項12に記載の方法。 26.プラスミノーゲンアクチベーターの量が哺乳動物の最少標準投与要求量よ りも標準投与要求量の約20%〜約50%で減少される、治療の必要な哺乳動物 を治療有効量のプラスミノーゲンアクチベーターで治療する方法であって、 哺乳動物への非経口注入に適した多数のマイクロカプセルからなり、各々がプラ スミノーゲンアクチベーター含有コア及びそのコアを包囲する生体適合層(その 層は半透過性であって、哺乳動物の心血管系内に少なくとも一部のコアプラスミ ノーゲンアクチベーターを制御的に放出できる)からなり、哺乳動物における血 管の再灌流に要する時間の量を遊離プラスミノーゲンアクチベーター含有組成物 が哺乳動物に投与された場合の血管再灌流時間よりも約20%以下〜約50%減 少させることができる医薬組成物の治療有効量を哺乳動物に非経口注入すること からなる方法。 27.哺乳動物がヒトである、請求項26に記載の方法。 28.マイクロカプセルがリン脂質からなる、請求項26に記載の方法。 29.マイクロカプセルがリポソームからなる、請求項26に記載の方法。 30.リポソームが大きな単ラメラ小胞からなる、請求項29に記載の方法。 31.プラスミノーゲンアクチベーターがストレプトキナーゼからなる、請求項 26に記載の方法。 32.プラスミノーゲンアクチベーターがtPAからなる、請求項26に記載の 方法。 33.プラスミノーゲンアクチベーターがウロキナーゼからなる、請求項26に 記載の方法。 34.プラスミノーゲンアクチベーターがストレプトキナーゼの誘導体、類縁体 もしくは複合体又はストレプトキナーゼについてコードする少なくとも1種の遺 伝子から遺伝的に変更された物質からなる群より選択される、請求項26に記載 の方法。 35.プラスミノーゲンアクチベーターがウロキナーゼの誘導体、類縁体もしく は複合体又はウロキナーゼについてコードする少なくとも1種の遺伝子から遺伝 的に変更された物質からなる群より選択される、請求項26に記載の方法。 36.プラスミノーゲンアクチベーターがtPAの誘導体、類縁体もしくは複合 体又はtPAについてコードする少なくとも1種の遺伝子から遺伝的に変更され た物質からなる群より選択される、請求項26に記載の方法。 37.プラスミノーゲンアクチベーターがストレプトキナーゼ及びウロキナーゼ からなる、請求項26に記載の方法。 38.プラスミノーゲンアクチベーターがウロキナーゼ及びtPAからなる、請 求項26に記載の方法。 39.プラスミノーゲンアクチベーターがストレプトキナーゼ及びtPAからな る、請求項26に記載の方法。 40.プラスミノーゲンアクチベーターがストレプトキナーゼからなる、請求項 1に記載の組成物。 41.プラスミノーゲンアクチベーターがストレプトキナーゼの誘導体、類縁体 もしくは複合体又はストレプトキナーゼについてコードする少なくとも1種の遺 伝子から遺伝的に変更された物質からなる群より選択される、請求項1に記載の 組成物。 42.プラスミノーゲンアクチベーターがウロキナーゼからなる、請求項1に記 載の組成物。 43,プラスミノーゲンアクチベーターがウロキナーゼの誘導体、類縁体もしく は複合体又はウロキナーゼについてコードする少なくとも1種の遺伝子から遺伝 的に変更された物質からなる群より選択される、請求項1に記載の組成物。 44.プラスミノーゲンアクチベーターがtPAからなる、請求項1に記載の組 成物。 45.プラスミノーゲンアクチベーターがtPAの誘導体、類縁体もしくは複合 体又はtPAについてコードする少なくとも1種の遺伝子から遺伝的に変更され た物質からなる群より選択される、請求項1に記載の組成物。 46.プラスミノーゲンアクチベーターがストレプトキナーゼ及びウロキナーゼ からなる、請求項1に記載の組成物。 47.プラスミノーゲンアクチベーターがウロキナーゼ及びtPAからなる、請 求項1に記載の組成物。 48.プラスミノーゲンアクチベーターがストレプトキナーゼ及びtPAからな る、請求項1に記載の組成物。 49.プラスミノーゲンアクチベーターがストレプトキナーゼからなる、請求項 7に記載の方法。 50.プラスミノーゲンアクチベーターがストレプトキナーゼの誘導体、類縁体 もしくは複合体又はストレプトキナーゼについてコードする少なくとも1種の遺 伝子から遺伝的に変更された物質からなる群より選択される、請求項7に記載の 方法。 51.プラスミノーゲンアクチベーターがウロキナーゼからなる、請求項7に記 載の方法。 52.プラスミノーゲンアクチベーターがウロキナーゼの誘導体、類縁体もしく は複合体又はウロキナーゼについてコードする少なくとも1種の遺伝子から遺伝 的に変更された物質からなる群より選択される、請求項7に記載の方法。 53.プラスミノーゲンアクチベーターがtPAからなる、請求項7に記載の方 法。 54.プラスミノーゲンアクチベーターがtPAの誘導体、類縁体もしくは複合 体又はtPAについてコードする少なくとも1種の遺伝子から遺伝的に変更され た物質からなる群より選択される、請求項7に記載の方法。 55.プラスミノーゲンアクチベーターがストレプトキナーゼ及びウロキナーゼ からなる、請求項7に記載の方法。 56.プラスミノーゲンアクチベーターがウロキナーゼ及びtPAからなる、請 求項7に記載の方法。 57.プラスミノーゲンアクチベーターがストレプトキナーゼ及びtPAからな る、請求項7に記載の方法。 58.生体適合層が中性荷電を有する、請求項1に記載の組成物。
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