JPH05501737A - 電気化学的二酸化塩素発生器 - Google Patents

電気化学的二酸化塩素発生器

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JPH05501737A JP91502904A JP50290491A JPH05501737A JP H05501737 A JPH05501737 A JP H05501737A JP 91502904 A JP91502904 A JP 91502904A JP 50290491 A JP50290491 A JP 50290491A JP H05501737 A JPH05501737 A JP H05501737A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 −イー的二 塩、 生0 本発明は、一般に二酸化塩素の製造に関する。特に本発明は、アルカリ金属亜塩 素酸塩希釈溶液から塩素を含まない二酸化塩素を製造するための電気化学的方法 及びそれに用いられる電解槽楕遺体に関する。二酸化塩素は、漂白剤、燻蒸消毒 剤、消毒又は殺菌剤として商業的に用いられている。
二酸化塩素は、漂白、消毒又は殺菌用途に一層慣用的に用いられている塩素及び 次亜塩素酸塩製品の代わりに用いて有利な結果を得ることができる。二酸化塩素 は、低いpH及び高いPHの両方の水準で塩素よりも強力な殺菌剤であり、投与 量は少なくてもよいが、特に高いPH水準では安定ではない、二酸化塩素は、原 料水を殺菌した時、生ずる塩素化有機化合物の量が塩素の場合よりも少ない、更 に、二酸化塩素は、金属及び多くの重合体に対する腐食性が塩素の場合よりも少 ない。
二酸化塩素の電気化学的製造法は古く、よく知られている。 1939年6月2 7日に公告されたJ、0.ローガン(logan)による米国特許第2,163 .793号明細書には、溶液の伝導度を改良するため添加電解質としてアルカリ 金属塩化物を含むアルカリ金属亜塩素酸塩の溶液を電解する方法が記載されてい る。その方法は、陽極室と陰極室との間に多孔性隔膜を有する電解槽の陽極室中 でガス状二酸化塩素を生成させるためには、濃厚な亜塩素酸塩溶液を電解するの が好ましい。
亜塩素酸塩及び硫酸以外の無機オキシ酸の水溶性塩を含む水溶液を電解する方法 が、1954年9月1日に公告されたフアルペンファブリーケン・バイエル(F arben−fabriken Bayer)による英国特許第714.112 8号明細書に記載されている。適当な水溶性塩には、硝酸ナトリウム、亜硝酸ナ トリウム、燐酸ナトリウム、塩素酸ナトリウム、過塩素酸ナトリウム、炭酸ナト リウム、及び酢酸ナトリウムが含まれる。
水溶性金属硫酸塩の存在下で亜塩素酸塩を電解することにより二酸化塩素を製造 する方法は、1955年9月6日に公告されたレンベル(ReIIlpel)に より米国特許第2.717,237号明細書で教示されている。
1966年3月16日に公告されたSサイトウその他による特許第1866号に は、陽極と陰極との間に磁器分離器を有する円筒状電解槽を亜塩素酸塩溶液のな めに使用することが教示されている。陽極溶液がら二酸化塩素を追い出すのに空 気が用いられている。
1981年12月7日に公告されたXムラカミその他による特公昭56−158 883号公報には、亜塩素酸塩溶液と、隔膜又は膜室のための陰極溶液とを混合 して約4〜約7の範囲のpHを維持し、その混合物を陽極室で電解することによ り二酸化塩素を製造する電解法が記載されている。
2以下のpHを持つ電解された溶液を次に追い出しタンクへ送り、そこで空気を 導入して二酸化塩素を回収する。
1985年9月17日に公告されたキャブアノ(Capuano)その他による 米国特許第4.542,008号明細書には、亜塩素酸塩水溶液を電解する方法 が教示されており、この場合陽極液中の亜塩素酸ナトリウムの濃度を測光セルに より約0.8〜約5重量%の濃度を維持するように制御する。
キャブアノその他は、更に炭素、黒鉛又はチタン又はタンタル陽極を用いること を教示しており、後者の二つは電気化学的に活性な被覆を有する。測光セルは透 過選択性陽イオン交換膜によって分けられている。
上記電解法の全ての欠点は、電解槽の陽極室で二酸化塩素が生成し、その結果二 酸化塩素を空気又は他の成る適当な手段によりII!極液から追い出すことによ り回収しなければならないことである。もしこの追い出し工程が行われないと、 電解液中での亜塩素酸塩から二酸化塩素への転化は20%より低くくなるのが典 型的であり、陽極液を直接使用することは経済的に実行できないであろう。
を流を多くし、電解液供給速度を低くすることにより一層大きな転化率を得よう とする条件下でこれらの電解法を操作すると、塩素酸塩及び(又は)遊離の塩素 を形成する結果になる。塩素は望ましくない汚染物であり、塩素酸塩の形成は不 可逆的なので、分屋工程を行わずに亜塩素酸塩を効果的に二酸化塩素へ転化する ことができる方法を開発する必要がある。
塩素を含まない二酸化塩素の発生は複雑であり、数多くの精製工程を必要とする ので、二酸化塩素溶液を使用することは大きな問題を与えることになる。これら の工程には、前述の追い出し工程、及び発生溶液がら吸収用溶液への二酸化塩素 の再吸収工程が含まれるであろう。
この目的のために空気の流れが屡々用いられる。しかし、そのような方法の操作 は、空気中の二酸化塩素濃度が自然分解を##始するほど高くなると危険になる 。
トウワードウスキー(T++ardo*5ki)その他による米国特許第4.6 1+3,039号明細書には、ガス透過性疎水性膜を使用することによりこの精 製工程を達成する別の方法が記載されている。この方法は、高価な付加的装置を 必要とする二酸化塩素分解の危険を少なくしている。
これら及び他の問題が、多孔質流通陽極を使用することにより、単一工程でアル カリ金属亜塩素酸塩希釈溶液から少なくとも約2〜約10y#’(gpL )の 濃度から約14gpL程の大きな濃度で、塩素を含まない二酸化塩素を製造する のに、連続的電気化学的方法及び電解槽を用いる本発明の設計で解決される。
本発明の目的は、二酸化塩素を更に回収する工程を必要とすることなく、電気化 学的電解槽から直接二酸化塩素溶液を亜塩素酸塩水溶液から生成させる改良され た電解法及び装置を与えることである。
本発明の別の目的は、制御された濃度及び量の二酸化塩素含有溶液を生ずるよう に制御することができる方法及び装置を与えることである。
本発明の更に別の目的は、実質的に塩素を含まず、含よれる亜塩素酸塩及び塩素 酸塩の量が最小である二酸化塩素溶液を電解的に生成させるための方法及び装置 を与えることである。
本発明の特徴は、陽イオン透過性膜と一緒に、多孔質高表面積流通Ill極を用 いることである。
本発明の別の特徴は、本発明の装置及び方法で用いられる適当な陽極が、電極材 料で占められていない全電極体積の%として定義して、約40%より大きな気孔 率を有することである。
本発明の利点は、塩素酸塩を形成する望ましくない副反応が回避されることであ る。
本発明の別の利点は、電気化学的方法及び電解槽が、約2.0〜約l090の広 いPH範囲に互って亜塩素酸塩を二酸化塩素に効果的に転化することができるこ とである。
本発明の更に別な利点は、二酸化塩素がガス状ではなくて溶液状で生成し、更に 処理することなく直接使用することができることである。
本発明のこれら及び他の目的、特徴、及び利点は、更にms工程を必要としない 単一の工程で、アルカリ金属亜塩素酸塩希釈溶液から塩素を含まない二酸化塩素 を製造することにより、連続的電気化学的方法及びその方法を用いた電解槽で与 えられる。
本発明のこれら及び他の目的、特徴、及び利点は、本発明の次の詳細な記述を考 慮することにより、特に図面と一緒に考慮することにより明らかになるであろう 0図中: 第1図は、電解槽の分解した側面図であり、第2図は、完全には締め付けずに組 立てた位置にある構造を持つ電解槽の側断面図であり、そして第3図は、二酸化 塩素発生用電解槽を用いた系の概略的構成図である。
番号IOで全体的に示した電気化学的電解槽は、第1区では分解した図で示され ており、第2図では組立な図で示されている。
電気化学的電解槽IOは、耐酸化性陽イオン透過性イオン交換膜15により陽極 液室12と陰極液室18とに1分けられている。ガスケット34又は○リングの 如き適当な密封用部材を用いて、膜15と陽極枠11及び陰極枠16との間を液 体に対し気密な密封を形成する。
枠16及び室18の外に、電解槽lOの陰極側には、陰極19及び室18内に嵌 め込まれた水素ガス放出材料I7が含まれている。陰極19は滑らかな有孔ステ ンレス鋼の如き適当な材料から作られた電極である。陰極19は、離脱用材料1 7を使用することにより陰極枠16の縁とぴったり一致して配置されており、そ の離脱用材料は多孔質で、枠16の内側部分と陰極19との間の空間を物理的に 埋めている。
陰極伝導体ボスト40は、電源(図示されていない)から電流分配線44及び陰 極伝導体ボストナツト42を通って電流を陰極19へ伝達する。陰極伝導体ボス ト嵌合部材41はボスト40の回りの陰極枠+6中に伸び、ボスト40に対し密 封し、陰極液が電解槽lOから漏れないようにしている。
陰極19の好ましい構造体は、等級304.316,310などの如き等級のス テンレス鋼の滑らかで孔の開いたものである。それらの孔はHI5と陰極I9と の閏で水素を気泡として放出されるのに適しているべきである。他の適当な陰極 材料には、ニッケル、又はニッケル・クロム基合金が含まれる。チタン又は他の バルブ金属陰極構造体も使用することができる。陰極19との表面接触により膜 15を通って拡散する可能性のある二酸化塩素による陰極19の表面での成る局 部的鉄腐食副生成物の形成を減少させるために、耐食性合金が好ましい。陰極1 9に適した他の構造材料には、開口型金属基体上の微細に織ったワイヤー構造体 が含まれ、それは陰極I9の表面からの水素ガス気泡の離脱を促進することによ り電解摺電圧の減少に役立たせることができる。
第1図の枠II及び室12の外に、電解槽10の陽極側には多孔質高表面積陽極 14及び室12内に嵌合した陽極背面板又は電流配電板(distributo r)+3が含まれている。陽極I4は適当な多孔質高表面積材料から作られた! [!であり、それは陽極電極表面に出入りする物質移動速度を増大するものであ る。高表面積陽極14は、電極から陽極溶液への電荷の移動速度が、膜及び電解 液本体を通る電荷移動速度よりも遥かに低くなるように、電流を分配する。約5 0cz2/cm’以上の面積対体積比を有する材料が、亜塩素酸塩対二酸化塩素 転化率%を大きくするのに適しており、圧力低下が問題になる点まで、表面積対 体積比が大きい方が望ましい。陽極は操作中陽極液がそれを通過できるように充 分多孔質でなければならない。気孔率は、電極内の溶液の有効イオン伝導度が実 質的に減少しないように充分なものでなければならない。約40%より大きな気 孔率を有する陽極がこれを達成するのに望ましい。
陽極14は、枠11の内部と陽極I4の間の空間を物理的に埋めている高酸素過 電圧陽極電流配電板I3を使用することにより、陽極枠11の縁にぴったり接し て配置される。
圧縮性、高過電圧、多孔質高表面積陽極14の性質は、陽極液室12内の空間を 満たし、陽極枠IIの縁との整列を行わせるのにも役立つ。
陽極伝導体ボスト35は、電流分配線39及び陽極伝導体ボストナツト38を通 って電源(図示されていない)から電流を陽極14へ伝達する。陽極伝導体ボス ト嵌合部材36は、ボスト35の回りの陽極枠lI中に伸び、ボスト35を密封 し、電解槽10からの陽極液の漏れを防ぐ。
陽極電流配電板又は背面板13は、可視性圧縮性多孔質高表面積陽極14に均等 に電流を分配し、それは亜塩素酸塩溶液から二酸化塩素への大きな電気化学的転 化の効率の殆どに寄与する。陽極表面での酸素及び水素イオンへの水の電解中に 失われる電流量を減少させることにより、電流効率を増大するために、高酸素過 電圧陽極材料及び被覆を用いるのが好ましい。
適当な高酸素過電圧陽極材料は、黒鉛、黒鉛フェルト、多層黒鉛布、黒鉛織布、 炭素、及び白金、金、パラジウム、又はそれらの混合物又は合金からなる*翼< 一種又は多種)表面、又は種々の基体上に形成したそのような材料の薄い被覆で ある。白金族金属と合金にされたイリジウム、ロジウム、又はルテニウムの如き 貴金属も許容することができるであろう。例えば、チタン上に電気メッキした白 金又は白金被覆材料も、金、白金、又は酸化物被覆チタン電流配電板13と組み 合わせて、陽極14に用いることもできるであろう。耐食性高表面積セラミック 、又は高表面積チタン繊維構造体、又はプラスチック繊維基体上の薄く付着させ た白金伝導性被覆又は層も用いることができる。エボネックス・チクノロシーズ 社(EbonexTechnc+logies Inc、)から登録商標名工ボ ネックスとしても用いることができる。
陽極14の好ましい構造体は、圧縮性黒鉛フェルト又は布楕遺体の多孔質高表面 積材料である。黒鉛表面は、その黒鉛の寿命を増大するため金属膜又は酸化物で 含浸させることができる。別法として、黒鉛の表面での副生酸物酸素の僅かな量 の発生による劣化を防ぐことにより。
陽極有効寿命を向上させるため、フッ化物表面処理黒鉛構造体がある。、そのよ うな黒鉛構造体は比較的安価なので、それらを、成る期間操作した後容易に取り 替えることができる使い捨て陽極として用いることができる。
陽極背面板又は電流配電板13は、同様に黒鉛材料から作ることができ、それは 多孔質高表面積陽極材料上に用いられているものの如き薬剤で表面処理すること ができる。を流配電板に用いるのに適した更に別の材料には、チタン、タンタル 、ニオブ、又はジルコニウムの如き安定で化学的耐酸化性バルブ金属構造体上の 金属膜又は酸化物が含まれる。被覆型のものは、金属白金、金、又はパラジウム 、又は他の貴金属又は酸化物型の被覆である。
適当なものとして、フェライト系及びマグネシウム又はマンガン系酸化物の如き 他の酸化物がある。
好ましくはナトリウム又はカリウムであるアルカリ金属亜塩素酸塩の適当に希釈 された供給物溶液を、陽8i!溶液入口20及び陽極溶液分配溝12を通って、 可撓性圧縮性多孔質高酸素過電圧高表面積陽極14により亜塩素酸塩イオンから 二酸化塩素への電気化学的転化を行わせるのに適した流量で陽極液室12中へ供 給する。DC電源(図示されていない)からのDCt力を伝導するため一つ以上 の金属陽極伝導体ポスト35を有する高酸素過電圧陽極背面板又は電流配電板I 3により陽極14へ電流を流す。嵌合部材36を用いて伝導体ポスト35を密封 し、電解槽10から溶液が漏れるのを防ぐ。電流分配線39及び陽極伝導体ポス トナツト38を用いて、電流を陽極配電板13へ分配する。
二酸化塩素溶液生成物は、陽極生成物分配溝24及び陽極出口22を通って出る 。
軟化又は脱イオン水又は他の適当な水溶液が、陰極溶液人口28及び陰極液分配 ff129(その一つだけが第1図に示されている)を通って、アルカリ金属水 酸化物の適当な操作濃度を維持するのに適切な流量で陰極液室18中へ流入する 。アルカリ金属水酸化物が、陽極液室12から陽イオン透過性イオン交換膜!5 を通って陰極液室18へ流れるアルカリイオン(図示されていない)及び陰極1 9に供給された電流により形成され、陰極表面に水酸基イオン(OH−)を陰極 表面で形成する。陰極反応は、水の電解により水素ガス及びヒドロキシルイオン を生ずる。陰極液、アルカリ金属水酸化物溶液副生成物及び水素ガス(図示され ていない)は、陰極生成物分配溝3Iを通過して陰極出口30へ入り、更に処理 するため電解槽10から取り出される。
亜塩素酸塩溶液が膜I5へ陽極液室を通って平行に流れる時、電解槽IOで電解 が起き、陽極液室12中で二酸化塩素濃度を増大し、亜塩素酸イオン濃度が次の 陽極反応に従って減少する: C1○2−−) e−+ClO2 陽極液からのアルカリ金属イオン、例えばナトリウムが膜15を通過する。陽極 液の亜塩素酸イオン含有量が減少し、二酸化塩素含有量が増大するので、二酸化 塩素の一部は[lHによっては酸化されて次の望ましくない反応により陽極で塩 素酸塩になることがある:ClO2+H20→HCl0r+H”+e−この望ま しくない反応は、主体溶液から陽極表面への亜塩素酸イオンの物質移動及び陽極 表面から離れるような二酸化塩素の移送を行わせながら、陽極表面での電位を制 御することにより、適当な酸性陽極液、特に高いpHにそれを維持することによ り回避することができる。これによって大きな二酸化塩素収率を得ることができ る。
ガスケット34は、耐酸化性ゴム又はプラスチックエラストマー材料から作られ るのが好ましい。ガスケットの適当な種類は、EPDMの如き、ゴム型材料、又 は登録商標名ビトン(Viton)として販売されているもの等から作られたも のである。ガスゲット材料の他の適当な種類のものには、膜15と、陽極13と 、陰極19構遺体の間の距離を最小にするように薄い層に容易に圧縮することが できるポリエチレン又はポリプロピレンから作られた可撓性非開口気孔型発泡体 が含まれる。
酸化及び高温に対する耐久性のある膜15が好ましい。
これらの中には、デュポンナフィオン(NEFION) (登録商標名)型11 7.417.423等の如き過フッ素化スルホン酸型膜、米国特許第4,470 ,888号の譲受人による膜、及びRAI・リサーチ・コーポレーションから商 標名ライボアー(RAIPORE)として販売されているものの如きスルホン酸 基を有する他のポリテトラフルオロエチレン系膜がある。スルホン酸/カルボン 酸部分の組み合わせである他の適当な種類の膜には、アサヒ ケミカル社(As ahi Chemical Co、)から商標名アシプレックス(ACIPLE X)として販売されているもの、及び旭ガラスから登録商標名フレミオン(FL EMION)として販売されているものが含まれる。
任意に、化学的に耐久性のある非伝導性プラスチック網の如き、第2図に示した 保護性非伝導性隔離部材27又は黒鉛フェルトの如き伝導性材料を、膜15と陽 極I4の表面との間に入れ、エクスパンプツトメタル(expandedmet al)陽極を使用することができるようにしてもよい。
薄いプラスチック隔離部材23を、陰極19と膜15との間に用いることもでき る。陰極液室18中のこの隔離部材23も、陰極液室I8から水素ガスを離れ易 くするため大きな穴の開いた非伝導性プラスチックにするのがよい。第2図は、 電解槽lOを断面で示しているが、電解槽をその組み立て状態に完全に圧縮する 前のものを示していることに注意すべきである。この組み立て状態で、プラスチ ック隔離部材と23、隔離部材27と膜15との間の第2図に示した空間又は間 隙は、ガスケット34を圧縮すると存在しない。
電解槽10は、プラスチック隔離部材23及び隔離部材27を用いた場合、それ らと膜15とを接触させて操作し、それらが用いられない場合は、陰極電極I9 及び陽極電極14と膜15とを接触させて操作する。
好ましい陽極液亜塩素酸塩供給溶液は、1回流通操作の場合には、約0.1〜約 30gpLの供給濃度の亜塩素酸ナトリウムである。再循環系中で電解槽lOを 操作したい場合には、非常に強い亜塩素酸ナトリウム溶液を用いることができる が、それによって陽極14を通る陽極液の1回の通過に対する亜塩素酸塩から二 酸化塩素への転化率が低くなる結果を与えるであろう。二酸化塩素への転化効率 を増大し、操作電圧を低くし、生成物溶液のpH緩衝を与え、或は保存中の二酸 化塩素溶液の安定性を増加するため、アルカリ金属の燐酸塩、硫酸塩、塩化物等 の如き塩の形の添加物を亜塩素酸塩供給溶液中に用いることができる。
操作中、第3図に示した如き系中での電解槽10は、約5°C〜約50℃の温度 範囲の電解液を用い、約り0℃〜約30゛Cの好ましい操作温度範囲を用いて操 作される。陽極液供給物は、軟水又は脱イオン水を混合して希望の濃度にするこ とにより希釈した亜塩素酸ナトリウムa液として既に規定しである。陰極液は、 入手し易さにより、また副生酸物水酸化ナトリウムがpH制制用用如き設備の別 の領域で潜在的最終用途をもつか否かにより5脱イオン水又は軟水である。
電解槽10は、約0.0IKA/z2〜約10KA/i2、一層好ましくは約0 .05KA/w2〜約3KA/履2の範囲の操作電流密度を用いる。一定の電解 槽操作電圧及び陽極溶液と陰極溶液の電気抵抗により、電解槽操作電流密度が限 定され、それは亜塩素酸塩から二酸化塩素への電流効率及び転化収率を考慮に入 れて決定され、即ちそれらと釣り合いが取られなければならない。電解槽操作電 圧は、陽極槽遺体で用いられる陽極材料の酸素過電圧に依存する。
陽極材料の酸素過電圧が大きくなる程、依然として大きな電流効率及び二酸化塩 素への収率を維持しながら、電解槽10を操作することができる電圧は高くなる 。典型的な操作電圧範囲は、約20〜約5.OVであり、好ましい範囲は約2. 5〜約4.0■である。
更に、陽極の全表面積対膜の皮相的表面積又は突出表面積の比は、電解槽が操作 される電流密度及び全電解摺電圧に影響を与える。この特定の比率が大きくなる 程、最大電流密度は大きくなり、電解槽を操作できる全電解摺電圧は低くなる。
電解槽IOを通る@極液流量及び電解槽10中の陽極液の滞留時間は、亜塩素酸 塩から二酸化塩素への転化効率に影響を与える因子である。亜塩素酸塩から二酸 化塩素への転化効率を大きくし、−回流通系のための商業的応用に必要な特定の pHの最終的生成物溶液を得るために最適の流量が存在する。−回流通系のため の電解槽10中での典型的な滞留時間は、大きな電流効率で亜塩素酸塩から二酸 化塩素への大きな転化率を得るためには、約0.1〜IO分、一層好ましい範囲 は約0.5〜約4分である。非常に長い滞留時間は、塩素酸塩の形成を増大し、 更に生成物溶液のp)(を陽極構造に有害になることがある非常に低い値(pH 2以下)まで減少することがある。
陰極液及び副生酸物水酸化ナトリウムの濃度が、約0.1〜約30重量%である のがよく、約1〜約10重量%が好ましい範囲である。最適の水酸化物濃度は、 膜の性能特性に依存するであろう。苛性又は水酸化ナトリウムの濃度が高くなる 程、膜の操作寿命を長くするのに必要なカルシウム濃度又は水の硬度は低くなる 。
得られた結果を例示するため、ここに述べた本発明の範囲を限定することなく、 次の実施例を与える。
実施例1 約2.54cm < 1.0in)厚のアクリルプラスチックから加工した二つ の室からなる、第1図のものと同様な電気化学的電解槽を製造した。陽極液室及 び陰極液室の両方の外側の大きさは、約20.32cm (8in) x約66 .04cz (26in )で、加工した内部室の大きさは、約15.24cz  (6in) x約60.96cz (24in) X深さ約0.3+15cx  (1/)tin)であった。
陽極液室には、約15.24ci+ (6in) X約60.96c* (24 in )×約0.159c肩(1/16in)厚のチタン陽極背面板で、一方の 側に24カラツトの金からなる254μ(100μin)厚の被覆が電着されて おり、他方の側は直径約0.635cm(0,25inX長さ約7.62cm  (3in)のチタン伝導体ポストが2本溶接されているものが嵌め込まれた。そ れらの伝導体ポストは、陽極液室の外側まで貫通している孔に嵌め込まれた。金 メッキしたチタン板を、シリコーン接着剤で室の内側へ接着するか又は密封し、 陽極背面板の後に流体が流れないようにした。シリコーン接着剤は、約0.04 45cm (0,(1175in)の厚さまで付け、室中に約0.1143cz (0,045in )の深さの凹所を残した。次にオハイオ州クリープランドの ナショナル・エレクトリック・カーボン社(National Electri c Carbon Corp、)から入手できる厚さ約0.3175cz(1/ 1lin)の高表面積黒鉛フェルト(等級WDF)陽極を、金メツキチタン陽極 伝導体背面板に対して凹所領域中に取付けた。高表面積黒鉛フェルト陽極の陽極 表面積対内積比は約300cx2/ cm”であった6陰極室に、陽極背面板と 同じ大きさであるが、約0.0794cm (1/32in)の厚さを有し、約 0.635cm(1/4in)×約1.62cz (3in)長さの2本の31 6型ステンレス鋼伝導体ポストを溶接した有孔304型ステンレス鋼板を嵌め込 んだ。陰極をアクリル室の表面にぴったり一致させて取付け、2枚の約0.1I 43cz (0,045in)厚のポリプロピレン網隔離部材/支持体材料を有 孔陰極板の後に配置し、水素ガスが離脱できるようにした。ポリプロピレン隔離 部材は、約0.476CF (3/+6in )平方の開口領域をもっていた。
ニューヨーク州バッファローのプリンス・ラバー・アンド・プラスチック社(P rince Rubber & Plastics Co、)から入手できる約 0.0194cm (1/32in)のEPDM過酸化物硬化ゴムガスケット( 6962型EPDM化合物)を各電解槽室表面に接着することにより電気化学的 電解槽組立体を完成した。米国特許第4,470,888号の譲受人から得られ る985当量のベルフルオロスルホン酸型陽イオン透過性膜を陽極室と陰極室と の間に取付けた。陽極の全表面積対膜の皮相的表面積又は突出表面積の比は約5 0.0であった。電解槽を2枚の網側壁板の間にボルト及びす・ントで一緒に締 め付けて密封し、最大容量が約35Aまでの実験室的可変電圧制御DC電源に接 続した。
陽極液供給溶液は、軟化水流と、その水流に25重量%の亜塩素酸塩ナトリウム 溶液を計量して入れ、亜塩素酸ナトリウムとして約lO〜20gpLの間で変化 させた濃度をもつ陽極液への希釈亜塩素酸塩ナトリウム供給溶液を生成させたも のからなっていた。別の軟化水流を、約90zl/分の流量で陰極液室へ計量し て入れた。
耐食性pH検出器を陽極液流の出口に取付け、最終的生成物二酸化塩素溶液のp Hを監視検出した。
電解槽への亜塩素酸塩供給溶液の流量は、400時間より長い操作期間に亙る試 験実験中、生成物溶液pHと同様変化させた。約3.0〜約3.2vの一定電圧 で、約31〜約34Aの間で電流を変化させて操作し、約65〜約7.5のpH を有する二酸化塩素生成物溶液を生成させると、電解槽は、平均約6〜約8 g P[、の二酸化塩素を含み、約2〜約38pt、の未反応亜塩素酸塩ナトリウム を含む生成物溶液を、約62〜約75%の亜塩素酸塩転化率及び1回通過操作で 約70%〜約85%の電流効率で生成した。生成物溶液中の副生原物塩素酸ナト リウム濃度は、種々のその日の操作条件で約14〜約2.2gPLの間で変化し た。二酸化塩素生成速度は、約34〜約4.2 lb/日であった。
実施例2 電気化学的電解槽を実施例1の場合と同様な電解槽部品を用いて組立な。但し陽 極材料及びガスケットを下に記載するように変えた。
この試験電解槽中のチタン陽極伝導体背面板は、約2.54μ(100μin) の厚さの白金被覆が電着されていた。
黒鉛フェルトの代わりにメイン州ピッドフォードのファイバー・マテリアズ(F iber Materials Inc、)社から入手できる約0.0508c z (0,020in )の本体厚さをもつ可撓性黒鉛繊維織布の4枚の層を用 いた。高表面積黒鉛繊維織布陽極についての陽極の表面積対体積比は約2400 ci+2/cm”であった。陽極の全表面積対膜の皮相的表面積又は突出表面積 の比は約480であった。用いられた電解槽ガスケットは、ミシガン州オーバー ンヒルズのフォアメイド・インダストリーズ(FoaIIlade Indus tries)から登録商標名エンソライト(ENSOLITE) M L Cと して販売されている自着性裏打ちを有する柔らかい約0.3175cz (1/ 8in>厚のPVCニトリル非開ロ気孔発泡体ゴム製品であった。
電解槽への亜塩素酸塩供給溶液の流量は、約500時間の操作期間に互る試験実 験中、生成物溶液pHと同様変化させた。約2.7〜約2.8■の一定電圧で、 約31〜約35Aの間で電流を変化させて操作し、約5.7〜約7.0のpHを 有する二酸化塩素生成物溶液を生成させると、電解槽は、平均約6〜約7.5g pLの二酸化塩素を含み、約2〜約4 gP[。
の未反応亜塩素酸塩ナトリウムを含む生成物溶液を生じた。これは、約62〜約 78%の亜塩素酸塩転化率及び1回通過操作で約71%〜約79%の電流効率を 与えた。生成物溶液中の副生原物塩素酸ナトリウム濃度は、種々のその日の操作 条件で約13〜約2.1 gpLの間の範囲にあった。
二酸化塩素生成速度は、約31〜約3.8 lb/日であった。
実施例3 電気化学的電解槽を実施例1の場合と同様な電解槽部品を用いて組立な。但し陽 極室の大きさ、陽極材料及びガスゲットを下に記載するように変化した。
この試験電解槽の陽極室は、黒鉛板陽極伝導体背面板が入るように約1.ll1 c胛(7/16in)の深さがあった。陽極伝導体背面板は、オハイオ州クリー ブランドのナショナル エレクトリック カーボン社から販売されている約0. 787cz(0,310in)厚のAGLX型黒鉛板であった。約0.0635 cz (約0.025in)厚の2枚のポリ塩化ビニル(pVC)隔離板を黒鉛 板の背後に置き、全背面板組立体をシリコーン接着剤で適所に取付けた。直径約 0.635CI(1/4in) x長さ約1.62cx (3in)の2本のチ タン金属ねじ山付き伝導体ポストを、黒鉛ブロック中に取付けた6用いられた陽 極は、ニューヨーク州イーストアムハーストのエレクトロシンセシス社(Ele ctrosynthesis Co。
Inc 、 )から販売されている厚さ約0.3175CJI (1/1lin )の高表面積黒鉛フェルト(GF−S5)であった。高表面積黒鉛フェルト陽極 の陽極表面積対体積比は約300cx2/cy”であった。陽極の全表面積対膜 の皮相的表面積又は突出表面積の比は約50.0であった。
電解槽ガスゲットは、ミシガン州オーバーンヒルズのフォアメイド インダスト リーズから商標名ボララ(VOLARA)として販売されている自著性裏打ちを 有する柔らかい約0j175cz (1/8in)厚のポリエチレン非開口気孔 発泡体ゴム製品であった。
電解槽への亜塩素酸塩供給溶液の流量は、約500時間より長い操作期間に亙る 試験実験中、生成物溶液pHと同様変化させた。約29〜約3.1■の一定電圧 で、約31〜約35Aの間で電流を変化させて操作し、約6.5〜約7.5のp Hを有する二酸化塩素生成物溶液を生成させると、電解槽は、平均的5.5〜約 6.5gpLの二酸化塩素を含み、約0.8〜約2gpLの未反応亜塩素酸ナト リウムを含む生成物溶液を生じた。これは、約65〜約78%の亜塩素酸塩から 二酸化塩素への転化率及び1回通過操作で約74%〜約82%の電流効率を与え た。生成物溶液中の副生原物塩素酸ナトリウム濃度は、種々のその日の操作条件 で約0.8〜約2.5gpLの間の範囲にあった。二酸化塩素生成速度は、約3 .4〜約3.6 lb/日であった。
実施例4 実施例2の電気化学的電解槽からの種々のgpt、濃度の塩素を含まない二酸化 塩素生成物溶液に空気を通して、二酸化塩素ガスを必要とする用途のためにその 溶液から回収できる二酸化塩素ガスの量を決定した。溶液生成物試料に約90秒 間空気を通し、通常の溶液型ではなく、ガス状の二酸化塩素を得た。
下の表Iに示すような結果が得られた。二酸化塩素の回収は、種々の濃度及びp Hの二酸化塩素溶液に対して約69.7%〜約90.7%程度の高い所までの範 囲にあった。
表I 出発溶液 最終溶液 溶液からのC1029セλm l C上飯バ1ユニLΔ嵐 五%−m−−7,543,01+、20 319 84.1%Ll+ 3.40  2,54 3.40 69.7%4.12 5.80 0.75 7.10  81.8%6.72 5.55 +、65 6.91 75.4%5.77 6 .82 +、25 7.84 711j%5.76 6.95 1.10 8. 15 80.9%10.00 3j0 0.93 90.7%実施例5 実施例2の場合と同じ電気化学的電解槽組立体を操作して、低い最終的pHを有 する二酸化塩素生成物溶液を得た。約28〜約3.OVの一定電圧で、電流を約 31〜約35Aに変化させて操作することにより、二酸化塩素溶液生成物のPH は、約30〜約4.0に保たれた。生成物の二酸化塩素濃度は、約5.0〜約6 .5gpLであり、約02〜約2.0gPLの未反応亜塩素酸ナトリウムを含ん でいた。
これは、約70〜約90%の亜塩素酸塩転化率及び1回通過操作で約60%〜約 70%の操作電流効率に相当していた。
低い即ち酸性pHに維持した陽極液を用いたこの電解槽操作は、発生した望まし くない副生酸物塩素酸塩が、電解槽とアルカリ性範囲の高いpHに維持した陽極 液を用いて操作した場合よりも少ないことを示している。望ましくない副生酸物 塩素酸ナトリウムの濃度は、種々のその日の操作条件で約0.0〜約1.0gp Lであった。二酸化塩素生成速度は、約28〜約3.51b7日であった。
陽極液が約lOのpHより高い一層強いアルカリ性条件では、生成物の二酸化塩 素は不安定になり、亜塩素酸ナトリウム及び塩素酸ナトリウムにゆっくり分解す ることが判った。
比較例A 電気化学的電解槽を実施例1の場合と同様な電解槽部品を用いて組立な。但し陽 極伝導体背面板又は電流配電板として未被覆チタン金属板を用いた。高表面積黒 鉛フェルト陽極を用いた。低表面積黒鉛フェルト陽極の陽極表面積対体積比は約 300cl/cz’であった。陽極の全表面積対膜の皮相的表面積又は突出表面 積の比は約50.0であった。
電解槽への亜塩素酸塩供給溶液の流量は、約400時間より長い操作期間に亙る 試験実験中、生成物溶液pHと同様変化させた。約3.45Vの一定電圧で電解 槽を操作すると、電解摺電流は時間と共に約29Aから、400時間操作した後 の約12.4Aの低い値までゆっくり低下した。チタン金属陽極背面板は、時間 と共に非伝導性酸化物表面を次第に形成していった。このことは、その陽極伝導 体背面板は、この方法で用いるためには安定な伝導性表面を必要とすることを示 している。
比較例B 小さな規模の電気化学的電解槽を実施例1の場合と同機な電解槽部品を用いて組 立な。但し陽極伝導体背面板又は電流配電板として低酸素過電圧酸化物を被覆し たチタンエクスバンプ7トメタル網を用いた。その酸化物被覆は、ニューシャー シー州ニジシンのエングルハード・ミネラルズ・アンド・ケミカルズ社(IBI ehard MiΩeralsand Chetnicals Carp、’) から入手できる酸化イリジウム系エングルハードP M CA 1500酸素発 生陽極被覆であった。
電解槽の内部の大きさは、7.62cz N、04n) x幅30.48cz( 12in) x深さ0.635cm (1/4in)であった。高表面積黒鉛フ ェルト陽極についての陽極表面積対体積比は約300cz2,7cm”であった 。陽極の全表面積対膜の皮相的表面積又は突出表面積の比は約50,0であった 。
電解槽性能は、実施例1〜4の場合と同様な操作電圧で、亜塩素酸ナトリウムか ら二酸化塩素生成物溶液への転化率について遥かに低かった。約3.6〜約4. lOVの一定操作電圧で、亜塩素酸塩から二酸化塩素への収率は、約lO〜約+ 5Aの作動T4流で約13〜約21%であった。陽極液生成物溶液の流れの中に 多量の酸素ガスが認められた。
約2.8〜約3.5Vの低い操作電圧で、電流は非常に低い水準へ低下し、二酸 化塩素生成物の全収量は非常に低がった。
このことは、多量の二酸化塩素を生成させるためには、lI!ti伝導板背面板 が安定な高酸素過電圧伝導性表面を必要とすることを示している。
比較例C 実施例1の場合と同じ電気化学的電解槽を用いた。但し実施例1の高表面積黒鉛 フェルト陽極は用いずに、約100μipの金メツキチタン背面板を組立て、陽 極として用いた6金メツキした陽極背面板と、ダウ(Don) 9115当量の 陽イオン膜との間に約0.155CJ (0,06in)厚のポリプロピレン網 を用いて、陽極液室に適切な流れの分布を与えるようにした。陰極液室中の陰極 の背後に充分なポリプロピレン隔離層を付加して、陰極と陽極ポリプロピレン網 との間の膜を適切に圧搾することにより、残っている電解槽間隙を補うように陰 極板を調節した。高表面積黒鉛フェルト陽極についての陽極表面積対体積比は、 膜と陽極との間の間隙又は間隔の関数として、約6.45cz2/cz3であっ た。陽極の全表面積対膜の皮相的表面積又は突出表面積の比は約1.0であった 。
3.50Vの一定電圧で操作し、+5.96gpLの大きな亜塩素酸ナトリウム 供給物濃度で、電解槽を流は2OAの最大値に限定された。生成物溶液は、5. 268PLの二酸化塩素及び約7jftgpLの未反応亜塩素酸ナトリウムを含 み、溶液のpl(は約5.60であった。亜塩素酸ナトリウム転化収率は、約4 4%へ減少し、電解槽二酸化塩素生成速度は、2.271b7日に低下した。
約4.0IVの一層高い一定電圧で8時間操作した時、約15.53gpLの亜 塩素酸塩供給溶液濃度で、電解摺電流は約18.6OAに限定された。生成物溶 液は、約4j5gPLの二酸化塩素及び約8.02gpLの未反応亜塩素酸ナト リウムを含、み、溶液のpHは約3旧であった。亜塩素酸ナトリウム転化収率は 、3786%で、二酸化塩素生成速度は、更に約1.1111b7日に減少した 。
このことは、亜塩素酸ナトリウムから二酸化塩素への大きな転化率を得るために は、高表面積電極構造体を必要とすることを示している。
比較例D 100μInの白金メッキしたチタン陽極背面板を有する実施例2で用いたのと 同じ電気化学的電解槽を組立てた。
ニオブエクスパンデッドメタル網の上に約0.0635cm(0,025in) 厚の白金被覆を、白金メッキチタン陽極背面板にスポット溶接した。この複合構 造体登陽極として用い、実施例2で用いたような高表面積黒鉛布又は他の材料は 用いなかった。エクスバンデソトニオブ網は、その網の両側に厚さ約3175μ (125μin)の白金被覆層をもっており、ロードアイランド州プロビンスの ビンセント メタルズ・コーポレーション(Vincent Metals C orp、)から得られた。この陽極についての陽極表面積対体積比は約月cm2 7cm”であり、陽極の全表面積対膜の皮相的表面積又は突出表面積の比は約2 0であった。デュポンナフィオン117陽イオン膜を、エクスパンプツト白金被 覆エクスパンデッドメタル網に対して配置した。陰極板の位置は、陰極室中の陰 極の背後に充分なポリプロピレン隔離層3付加して、陰極とエクスパンプツト白 金被覆エクスパンデッドメタル網との間の膜を適切に圧搾することにより、残っ ている電解槽間隙を補うように調節した。
約313Vの一定電圧で8時間操作した時、約10.72gpLの亜塩素酸ナト リウム供給物濃度で、電解摺電流は約2OAの最大値に限定された。生成物溶液 は、約4.52gpLの二酸化塩素及び約3.83gpLの未反応亜塩素酸ナト リウムを含み、溶液のpHは約297であった。亜塩素酸ナトリウム転化収率は 約566%で、電解槽二酸化塩素生成速度は約2.1 lb/日であった。
次に電解槽を分解し、実施例2の場合と同じ0.0508cz(0,020in )の黒鉛布の2枚の層を、白金被覆エクスパンデッドメタル網と陽イオン膜との 間にプレスし、陰極を間隔について再調節した。約338■の一定電圧で電解槽 を操作した時、約11.28gPLの亜塩素酸塩供給溶液濃度で、電解摺電流は 約31.80Aまでかなり増大した。生成物溶液は、約5.l15gpLの二酸 化塩素及び約2.56gPLの未反応亜塩素酸ナトリウムを含み、溶液のPHは 約5,85であった。亜塩素酸ナトリウム転化収率は約69.5%に増大し、二 酸化塩素生成速度は約2.951b7日に増大した。
この例は、更に、適当な高表面積陽極構造体を使用すると、僅かに酸性の生成物 pH値でも、1回流通系での亜塩素酸ナトリウムから二酸化塩素への転化率が増 大することを示している。
本発明の原理を組み込んだ構造体を上に示し、且つ記述してきたが、本発明はこ こに与えた特別な詳細な点に限定されるものではなく、実際には本発明の広範な 態様の実施で種々の手段を用いることをできること3理解すべきである。
例えば、電解槽lOは固体板型陽極/陰極伝導体又は背面板を用いて二極型電解 槽配列で構成することもできる陽極/陰極複合体は、市販され、加熱/圧縮結合 により製造されるステンレス鋼、チタン、又はニオブ上に白金被覆層を形成した ものでもよい。白金層は、コストを低下させるため、約125〜約250μin の厚さであろう。この設計では、水素ガス放出領域を与えるため、膜と陰極側と の間に分離器/隔離部材が存在するであろう。
電池10は、1回通過方式を用いた系又は陽極液再循環供給型操作を用いた系で 、1g)極室での亜塩素酸ナトリウムから二酸化塩素への最適転化率を達成する ように、操作することができるであろう。更に、電解槽10からの生成物溶液を 、約14gpLまで含む高濃度二酸化塩素溶液を生ずるように操作することがで きる。次に二酸化塩素を空気又は窒素で溶液から追い出して、塩素を含まない気 相の二酸化塩素をそれを用いる工程、例えば都市水処理、ガス消毒装置、及び薫 蒸消毒装置へ移すことができる。
溶液からのガス状二酸化塩素は約05約〜1.OgPLの水準まで容易に除去す ることができ、約10〜約14gPLの二酸化塩素溶液に対し、約90%以上の 程度の、溶液からの二酸化塩素除去効率で除去することができる。
陽極液及び陰極液室のための構造材料は、アクリルプラスチックとして実施例1 に記述してきたが、他の適当な耐食性材料も可能である。ポリエチレン、ポリ塩 化ビニル、ポリエステル樹脂、又は繊維補強樹脂の如き合成材料と同様、チタン 、タンタル、ニオブ、ジルコニウム、又は他のバルブ金属の如き適当な耐食性金 属を用いることもできる。
陰極液は、アルカリ金属塩化物、及び塩酸、硫酸、燐酸、硝酸、酢酸等の如き適 当な酸を含むどのような適当な水溶液にすることもできることは理解されるべき である。電解槽10及び本発明の方法を、陽イオン交換膜だけではなく、分離器 が陰イオン及び陽イオンに対し透過性で、それを通る必要な電気伝導度が得られ る限り、どのような適当な分離器を用いても操作することができる。
どのような微孔質分離器でも許容出来るが、酸水溶液が陰極液として用いられる 場合、分離器は、隔膜電解槽で用いられる種類の隔膜にすることができる。この 場合には、陰極液室から陽極液室への陰イオンの幾らかの逆移動が予想され、そ れは最終製品の用途によっては許容出来るであろう。
一層強い二酸化塩素生成物溶液が必要な場合、電解槽lOで大気圧より高い圧力 と組み合わせて、例えば約50〜約70gPLの一層高い濃度のアルカリ金属亜 塩素酸塩供給溶液を用いることにより、希望の生成物を得ることができる。約5 0gpLより高い濃度で潜在的に爆発性の二酸化塩素が溶液から爆発性蒸気相へ 移るのを防ぐため、約12〜約5気圧の高い圧力が必要である。
請求の範囲は、詳細な材料、部品の配列について、本記載を読むことにより当業 者が容易に思い付く全ての変化を包含するものである。
UG−3 要 約 書 単一工程でアルカリ金属亜塩素酸塩希釈溶液力)ら、塩素を含まない二酸化塩素 を製造するための電気イヒ学的方法及び電解槽が開示されいる。電解槽10iよ 、適当な分離器15により分離された多孔質流通陽極14及び陰極19を用いて いる。多孔質流通陽極14は、高表面積対体積比を有補正書の翻訳文提出書 ( 持重IE184条)7組組平成4年5月29日 輪

Claims (39)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.陽極液室12と陰極液室18との間に陰極液水溶液及び隔離器15を有する 電解槽でアルカリ金属亜塩素酸塩水溶液から二酸化塩素水溶液を製造するための 連続的電気化学的方法において、 (a)アルカリ金属亜塩素酸塩水溶液を電解槽10の陽極液室12中に供給し、 陽極液を形成し、(b)水溶液を電解槽10の陰極液室18に供給して陰極液を 形成し、 (c)前記陽極液を多孔質高表面積陽極14に1回通過させることにより前記陽 極液を電気分解し、前記高表面積陽極14で亜塩素酸塩イオンを還元して陽極液 室12中で二酸化塩素溶液を生成し、アルカリ金属イオンを前記分離器を通って 前記陽極漆室18ヘ送り、そして(d)陽極液室12から二酸化塩素溶液を取り 出す、諸工程を特徴とする二酸化塩素溶液製造方法。
  2. 2.アルカリ金属塩化物希釈溶液の濃度を約0.1〜30g/lに維持すること を特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 3.電解槽10の操作中、陽極液及び陰極液の温度を、約5℃〜約50℃に維持 することを特徴とする請求項1に記載の方法。
  4. 4.電解槽10を、約0.1〜約10KA/m2の電流密度で操作することを特 徴とする請求項1に記載の方法。
  5. 5.電解槽10中の陰極液の滞留時間を約0.1〜約10分に維持することを特 徴とする請求項1に記載の方法。
  6. 6.50cm2/cm3より大きな表面積対体積比を有する多孔質高表面積陰極 14を用いることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  7. 7.約40%より大きな気孔率を有する多孔質高表面積陰極14を用いることを 特徴とする請求項6に記載の方法。
  8. 8.電解槽10を約2.0〜約5.0Vの操作電圧で操作することを特徴とする 請求項7に記載の方法。
  9. 9.アルカリ金属亜塩素酸塩の電気分解により二酸化塩素溶液を連続的に製造す るための電解槽10において、(a)電解槽枠11、16、 (b)前記枠11内の多孔質高表面積陽極14、(c)前記枠16内の陰極19 、及び (d)前記陽極14と陰極19との間にある分離器15、の組み合わせを特徴と する電解槽。
  10. 10.電解槽10が、枠11に接続された、アルカリ金属亜塩素酸塩水溶液を枠 11中の陽極液室12中ヘ供給し、前記陽極液が電解中陽極14を1回通過させ るための陽極液供給部材25、20を更に有することを特徴とする請求項9に記 載の装置。
  11. 11.陽極液室12が、枠11と陽極14との間に陽極電流配電板13を更に有 することを特徴とする請求項10に記載の装置。
  12. 12.陽極14が、該陽極の表面積対陽極液体積比が約50cm2/cm3より 大きくなるような表面積を更に有することを特徴とする請求項11に記載の装置 。
  13. 13.分離器15が、陽極14の表面積対分離器の皮相的表面積又は突出表面積 の比が約50以上になるような皮相的表面積又は突出表面積を有することを特徴 とする請求項12に記載の装置。
  14. 14.陽極液室12が、分離器15と陽極14との間に隔離部材を更に有するこ とを特徴とする請求項11に記載の装置。
  15. 15.陽極14が、黒鉛、黒鉛フェルト、炭素、又は白金、金、パラジウム、イ リジウム、ロジウム、ルテニウム、又はそれらの合金又は被覆の如き金属材料か らなる群から選択された材料を更に有することを特徴とする請求項10に記載の 装置。
  16. 16.陽極14が、セラミック、チタン繊維、又はプラスチック繊維からなる群 から選択された高表面積基体を更に有することを特徴とする請求項10に記載の 装置。
  17. 17.陽極14高表面積基体が、金又は白金からなる群から選択された被覆を更 に有することを特徴とする請求項16に記載の装置。
  18. 18.陽極電流配電板13が、黒鉛、金、白金、タンタル、ニオブ、チタン、又 はジルコニウムからなる群から選択された材料を含むことを特徴とする請求項1 1に記載の装置。
  19. 19.陽極電流配電板13が、更に酸化物又は金属膜で被覆されていることを特 徴とする請求項18に記載の装置。
  20. 20.酸化物又は金属膜彼覆が、白金、金、パラジウム、フェライト、マグネシ ウム、又はマンガンからなる群から選択されたものであることを特徴とする請求 項19に記載の装置。
  21. 21.陰極が、更にステンレス鋼、ニッケル、ニッケル、クロム、チタン、又は その合金からなる群から選択された材料からなることを特徴とする請求項10に 記載の装置。
  22. 22.陰極19が陰極液室18内に入っていることを特徴とする請求項10に記 載の装置。
  23. 23.陰極液室18が、膜と陰極との間に隔離部材17を更に含むことを特徴と する請求項22に記載の装置。
  24. 24.隔離部材17が非伝導性材料である特徴をもつことを特徴とする請求項2 3に記載の装置。
  25. 25.隔離部材17が、水素原子を離れ易くするため、孔が開けられていること を特徴とする請求項24に記載の装置。
  26. 26.隔離部材17がプラスチックであることを特徴とする請求項25に記載の 装置。
  27. 27.隔離部材が非伝導性であることを特徴とする請求項14に記載の装置。
  28. 28.隔離部材がプラスチックであることを特徴とする請求項27に記載の装置 。
  29. 29.隔離部材が伝導性であることを特徴とする請求項14に記載の装置。
  30. 30.隔離部材が黒鉛フェルトであることを特徴とする請求項29に記載の装置 。
  31. 31.隔離器が更に陽イオン透過選択性イオン交換膜であることを特徴とする請 求項13に記載の装置。
  32. 32.陰極液水溶液としてアルカリ金属水酸化物溶液を用いることを特徴とする 請求項1に記載の方法。
  33. 33.陰極液室中で陰極液を電気分解して水素ガスとアルカリ金属水酸化物を生 成させることを特徴とする請求項32に記載の方法。
  34. 34.陰極液室から水素ガス及びアルカリ金属水酸化物を除去することを特徴と する請求項33に記載の方法。
  35. 35.アルカリ金属としてナトリウム又はカリウムを用いることを特徴とする請 求項34に記載の方法。
  36. 36.約2.0〜約10.0の陰極液pHで電解槽を操作することを特徴とする 請求項1に記載の方法。
  37. 37.約1.2〜約5気圧の圧力で電解槽を操作することを特徴とする請求項1 に記載の方法。
  38. 38.分離器として陽イオン透過選択性膜を用いて電解槽を操作することを特徴 とする請求項1に記載の方法。
  39. 39.水溶液として水を用いて電解槽を操作することを特徴とする請求項1に記 載の方法。
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