JPH05500297A - プッシュプル光受信機 - Google Patents
プッシュプル光受信機Info
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
プッシュプル光受信機
技術分野
この発明は、光伝送システムに関するもので、特に、広帯域映像信号によって振
幅変調された光信号を受信するための改良されたダイナミックレンジを持つ光受
信機に関する。
背景の技術
近年、映像信号のオプティカルファイバを介しての伝送に大きな興味が起こって
いる。この信号伝送モードは、映像信号の分配がCATVシステムにおいて現在
共通に達成されているように、従来の75オーム同軸ケーブルによる信号伝送よ
りも数多くの利点を提供する。本来、オプティカルファイバは同軸ケーブルより
も大きな情報伝送能力を備えている。また、無線周波数信号を伝送するようにな
されたオプティカルファイバは同軸ケーブルよりも信号減衰が少ない。したがっ
て、同軸ケーブルで可能であるよりも長い距離にわたって、信号再生器の間にオ
プティカルファイバを張ることができる。更に、オプティカルファイバの誘電体
的性質により、電気的短絡の問題が除去される。最後に、オプティカルファイバ
は外部の電磁気的干渉(EMI)に影響されず、それ自身のEMIを発生するこ
ともない。
光信号を広帯域無線周波数信号で振幅変調するには、広い動作ダイナミックレン
ジの線形特性を持つ、レーザのような光変調装置が必要である。
最近まで、入力電流と光出力との関係が極めて限定された範囲よりも広い範囲で
線形であるレーザを作ることは困難であった。アナログ振幅変調を支持するに足
るほどに線形であるレーザを得るのが困難であるがゆえに、これまでディジタル
変調は光信号によって情報を伝送するための主要な手段であった。ディジタル変
調は、情報を伝送するアナログ手段(例えば、振幅変調又はレーザ出力を変調す
る搬送周波数の周波数変調)と同様に、広いダイナミックレンジを有するレーザ
を必要とはしない。レーザのディジタル変調は高信号品質を提供し、電話トラン
ク・フィーダ四と両立することもできる。;しかjしながら、映像信号が広帯域
特性を有するため、これらの信号のディジタル化は大量のチャンネル容量を消費
する。典型的な映像信号は6MHzの帯域を占める。ディジタル的には、この情
報の伝送には45メガビット/秒前後のディジタル・データ伝送速度を要した。
高品位(HDTV)は145メガビット/秒にも達するディジタル・データ伝送
速度を必要とする。また、アナログ映像信号をディジタル形式に変換し、これら
のディジタル信号をアナログ形式に再変換して従来のテレビ受信機で観るための
エンコーダ、デコーダは極めて高価である。したがって、映像信号のアナログ伝
送は、映像信号のディジタル伝送よりも、潜在的にずっと経済的である。
レーザ技術の最近の進歩により、光信号のアナログ変調が利用可能になった。
現在利用可能なファブリ・ベロ(F P)レーザ及び分散型帰還(DFB)レー
ザは十分に線形な特性を備えているので、光信号のアナログ変調に使用すること
ができる。
アナログ伝送のためのこうした手段は、ベースバンドのテレビジョン信号を使用
して高周波搬送波を周波数変調するためのものである。この変調された高周波搬
送波は光信号の変調に使用される。こうした周波数変調は振幅変調よりも雑音に
影響されないが、振幅変調方法におけるよりも、それぞれのテレビジョン・チャ
ンネル伝送に広い帯域を必要とする。つまり、FM型システムにおいてそれぞれ
の光伝送(例えば、それぞれのオプティカルファイバ)によって運ぶことができ
るテレビジョン・チャンネル数は、いくらか限定される。また、映像のための標
準のNTSCフォーマットは映像搬送波の振幅変調を必要とするので、FM信号
をNTSC振幅変調フォーマットへ変換するための手段が、テレビジョン受像機
に、又は、ファイバ伝送トランクが同軸ケーブル網に接続される点に設けられる
必要がある。こうしたFM−NTSCのAMへの変換の必要により、システムの
コストは上昇する。
以上のことに鑑みて、映像ベースバンド信号が高周波搬送波信号を振幅変調し、
更に光信号を振幅変調するシステムは、コストと簡便さとの観点から、他のシス
テムよりも好ましい。しかし、光信号の強度が振幅変調される今日の光リンクに
よって運ばれる高周波チャンネルの数は、いくつかの現象によって制限される。
こうした現象の1つは、種々の歪みが光発生装置によって発生される前に、レー
ザその他の光発生装置に変調信号として供給される高周波エネルギの量が制限さ
れることである。この電力制限は、それぞれの高周波チャンネルの高周波電力寄
与の和に関係する。つまり、1つの光チャンネルで80の高周波チャンネルを伝
送するのが望ましいならば、それぞれのチャンネルに利用できる電力は、40チ
ヤンネルを当該光リンクで伝送する場合に利用可能な電力の半分にすぎない。そ
れぞれの高周波搬送波の電力に対する制限により、これらの搬送波の各々はシス
テムの「ホワイト・ノイズ」レベルへ接近することになり、システムの信号対雑
音比に悪影響を及ぼす。信号対雑音比を改善するためにそれぞれの光リンクで伝
送されるチャンネル数を減らすと、使用しなければならないレーザの数が増し、
システムの複雑さとコストを上昇させる。一方、レーザに供給される高周波電力
を限度を越えて上昇させると、レーザから若干の歪み(後述)を発生させること
になる。
レーザに供給される変調信号により、レーザが入力電流−光出力特性の非線形部
分で駆動されることになると、高調波歪みが発生する。この種の歪みで作られる
のは、「基本」周波数の整数倍の信号である。例えば、54MHzの2次高調波
は108MHzである。つまり、システムの帯域が54MHzと108MHzと
のチャンネルがあるような場合、54MHzチャンネルの2次高調波は108M
Hz08MHzチヤンネル渉する。
相互変調歪みも振幅変調システムの特別な関心事である。こうした歪みは、2つ
の異なる周波数の和又は差の周波数の歪み積(distortion prod
uct)を生成する。2つの基本周波数の和又は差の歪み積は2次歪み積と呼ば
れ、特に面倒である。例えば、150MHzの映像チャンネルと204MHzの
他の映像チャンネルとは54MHz(差周波数)の2次歪み積と354MHz(
和周波数)の2次歪み積とを作る。3次の歪み積は基本周波数と2次歪み積との
混合によって生じる。これは、基本周波数と2次歪み積の周波数との和及び差の
3次歪み積を作る。
3次歪み積は3つの周波数の信号の混合又は第3高調波の発生によっても生じる
。
明らかに、上記の問題を扱う1つの方法は、高度に線形であり高調波と相互干渉
積とに比較的強い検知器及び増幅器を使用することである。2次歪み積の生成が
最小であることがとくに重要である。「光受信機」は、振幅変調された光を通常
の広帯域RF出力信号(多チヤンネル映像及び/又はデータ搬送波を含む)へ変
換するようになされた増幅器と検知器との結合である。こうした光受信機は、現
在の同軸ケーブル伝送技術と両立するように、はぼ50MHzから550MI(
2の帯域にわたって有効でなければならない。光受信機は、将来のCATVシス
テムで必要となる追加の帯域を収容するために、550MHzよりも高い周波数
でも有効であることが望ましい。
振幅変調された光信号をその変調に対応する高周波数電気信号へ変換する検知器
は、例えばカリフォルニア州チャツトワースのPCo社製のPIN−55Dのよ
うなフォトダイオードで構成することができる。この形の装置は入射する光の振
幅に対応する出力電流を生成する。
こうしたフォトダイオードからの出力電流信号を通常の75オーム同軸CAT■
ケーブルで伝送するのに適した電圧信号へ変換するのに使われてきた1つの形の
増幅器は、高インピーダンス増幅器として知られている。こうした高インピーダ
ンス増幅器の一般化された配線図が第1図に示されている。この回路のコンデン
サC1は本来は高周波信号に対する短絡回路であるが、伝送される直流電流は阻
止する。オプティカルファイバ1からの光エネルギは、光エネルギを電流へ変換
する変換器として動作するフォトダイオード2を介して結合される。この電流は
R1,R2を通って流れ、対応する高周波電圧信号を電界効果トランジスタ(F
ET)Qlのベースに作る。FET Qlの出力はコンデンサC4を介して75
オーム同軸ケーブルを駆動する。広帯域信号を増幅するために高インピーダンス
増幅器を使用するのに伴う問題は、当該周波数において、回路の比較的高しシン
ピーダンスと結合された分布接地容量(Cd)が回路の高周波応答を減衰させる
(高周波ロールオフ)傾向にあることである。この応答を平坦にするために別の
回路を追加すると、雑音及び歪みに関して回路特性を低下させる。
高インピーダンス増幅器に関連する高周波ロールオフの問題を回避する形の増幅
器はトランスインピーダンス(transimpedance)増幅器として知
られている。
こうしたトランスインピーダンス増幅器の簡単化された回路が第2図に示されて
いる。この例示のトランスインピーダンス増幅器は第1図の高インピーダンス増
幅器よりも単純であるが、電界効果トランジスタQ〕、のドレインとゲートとの
間に抵抗RfとコンデンサCfとからなる帰還経路が追加される。この回路の特
性は、その入力インピーダンスがRfを1と相互コンダクタンスG、、との和で
割ったもの、即ち(Rf/1+Gm)にほぼ等しいということである。つまり、
Rfの抵抗値の適切な選択に依存して、利得9のトランスインピーダンス増幅器
の入力インピーダンスを100オームのオーダーにすることができる。これに対
し、簡単な高インピーダンス増幅器の入力インピーダンスは3.5キロオ一ム以
上である。この比較的低い入力インピーダンスは50〜550MHz周波数帯で
の高周波ロールオフの問題を最小にする。
トランスインピーダンス増幅器及び高インピーダンス増幅器は、多数のテレビジ
ョン搬送波周波数の増幅に使用されると、2次歪みや偶数次及び奇数次の歪みの
問題に影響され易い。高インピーダンス増幅器においては、これらの歪み積は周
波数帯域の低端で一層顕著になる傾向がある。トランスインピーダンス増幅器で
は、2次歪み積の問題は動作帯域全体にわたって本質的に同一である。
発明の開示
この発明は、当該動作周波数に対して従来の受信機よりもがなり線形である光受
信機を提供する。この線形性は、従来の受信機により経験された高調波と相互変
調積との問題を緩和する。
この発明によれば、受信機の増幅器回路の非線形性は、プッシュプル型に接続さ
れた一対の整合増幅器段を使用することにより、効果的に消去される。これら増
幅器段のそれぞれの非線形性は比較的低ているので、プッシュプル増幅器の平衡
の取れた形態はこうした非線形性を除去し、生成されている入力周波数の偶数次
及び奇数次の高調波と相互変調積との問題を軽減する。
好ましい、しかし例示にすぎない本発明の実施例においては、フォトダイオード
の出力に生成される信号は一対のトランスインピーダンス増幅器段に供給される
。これらトランスインピーダンス増幅器段の各出力はそれぞれの高インピーダン
ス・バッファ増幅器に与えられる。これらの高インピーダンス・バッファ増幅器
は出カドランスの1次巻線の両端にプッシュプル型に接続される。トランスの1
次巻線の中央タップは阻止コンデンサを介して接地され、高周波接地を行う。
出カドランスの2次巻線は光等化回路を介して、通常の75オーム同軸ケーブル
装置を給電するようになされている。好ましい実施例の別の特徴は、トランスイ
ンピーダンス増幅器段への入力の間に接続された同調回路網である。この同調回
路網は、予め選択された周波数帯域内で増幅器の特性を最適化する。
したがって、この発明の目的は、高調波歪み及び相互変調歪みに比較的影響され
にくい広帯域光受信機を提供することである。
この発明の別の目的は、上記受信機に、光入力信号の高周波変調の広い範囲にわ
たって比較的平らな周波数応答を持たせることである。
この発明更に別の目的は、光信号の予測された強度にしたがって増幅器の入力イ
ンピーダンスが選択できるように、上記受信機がディスクリートな部品で実現さ
れ得ることである。
図面の簡単な説明
上記の及び他の目的及び利点は、以下の発明の詳細な説明及び添付された図面を
参照することにより明確になろう。
第1図は、従来の高インピーダンス増幅器の例示的な概略図である。
第2図は、従来のトランスインピーダンス増幅器の例示である。
第3図は、典型的なシングルエンド型増幅器の入力電圧と出力電圧との関係を示
すグラフである。
第4図は、この発明に係る広帯域プッシュプル増幅器のブロック図である。
第5図は、この発明の好ましい実施例の詳細な概略図である。
発明を実施するための態様
従来のシングルエンド型増幅器(例えば、前記の高インピーダンス増幅器及びト
ランスインピーダンス増幅器)において、最も深刻な問題を提起する歪み成分は
2次の相互変調積を生じる。こうした2次積は、2つの周波数が増幅器の入力に
加えられたときに形成される。増幅器の出力信号は基本人力周波数ばかりでなく
、これら2つの周波数の和及び差に等しいの周波数成分を含む。広帯域増幅器で
は、これらの和及び/又は差の周波数は当該周波数帯域内にあり、他の基本人力
信号と干渉する。入力信号と出力信号との間に線形な関係がある理想的な増幅器
では、2次歪みは発生しない。しかしながら、広帯域増幅器での入力電圧と出力
電圧との一層現実的な関係が第3図に示されている。第3図かられかるとおり、
曲線の点Aと点Bとの間に線形な範囲がある。点Aの下側の入力信号又は点Bの
上側の入力信号は歪んだ出力信号を生成する。2つの増幅器をプッシュプル関係
で使うことにより、2つの増幅器の入力、出力特性での非線形性は互いに補償さ
れ、生成されている偶数次及び奇数次の高調波周波数による歪みを減少させるこ
とがわかっている。この配置は2次歪みを減らすのに特に有効であることがわか
った。
第4図は、この発明に係る広帯域光受信機の簡単化されたブロック図である。
オプティカルファイバ10は振幅変調された光信号をフォトダイオード20へ運
ぶ。例えば、このフォトダイオードは、抵抗Ra1Aslと抵抗RBIAstと
からなる適当なバイアス回路網を介して印加されるDCバイアス電圧(V、、A
、)によって適切にバイアスされ、光検知器が入力信号によって励起されたとき
に端子21と22との間にDC電流を生じるフォトダイオードである。端子21
.22間のDC電流は、光信号を変調するAC信号に対応するAC成分を含む。
AC成分は50MHz〜550MHzの間又はそれ以上であるのが典型的である
。AC成分は阻止コンデンサCal及びCB□によってDC侶号から分離され、
増幅器段100.200によって増幅される。増幅器100.200の出力はト
ランス300(広帯域な高周波の応用において共通に使用される形のフェライト
コア・トランスでよい)の端子301.303に接続される。トランス300の
1次巻線は端子302でセンタータップが出され、この端子302は、当該周波
数でセンタータップを有効に接地に接続するコンデンサを介して接地に接続され
る。出カドランス300の2次巻線の両側間には、CATVシステムにおけるR
F倍信号分配のための75オーム・システムと出カドランスとの良好な整合を容
易にするために、75オームの抵抗が接続される。
オプションとして、周波数応答等化回路網400がトランス300の出力に採用
され、回路の不完全性に起因する周波数応答の非線形性を平坦化するのに役立つ
。増幅器100.200は高インピーダンス増幅器又はトランスインピーダンス
増幅器のような、フォトダイオードの出力を増幅するのに適した形の増幅器でよ
い。好ましくは、現在の好ましい実施例において以下に説明するように、増幅器
100.200はトランスインピーダンス型である。この発明の他の任意の特徴
は、増幅器100.200の入力の間に接続された同調回路網500である。
後に詳述するように、この同調回路網500は所望の動作帯域の中央の幾何平均
に関して全回路の周波数応答にピークを設けるのに役立つ。
第5図は、この発明の現在のところ好ましい、しかし例示的な実施例の概略図で
ある。第5図において、好ましくはフォトダイオードである光検知器20はオプ
ティカルファイバ10によって伝送される入力信号を受け取る。フォトダイオー
ドのカソード端子211は抵抗R1を介して接地される。フォトダイオードのア
ノード端子213は抵抗R2を介して、この実施例では+15VであるDC電源
に接続される。フォトダイオードの端子211は阻止コンデンサC101を介し
て第1のトランスインピーダンス増幅器100に信号を送る。直流阻止コンデン
サC101は、別に注記がない第5図に示された全部のコンデンサと同様に、0
.01マイクロフアラツドのセラミック・コンデンサである。フォトダイオード
の他の端子213はDC阻止コンデンサC201を介して第2のトランスインピ
ーダンス増幅器に信号を送る。これらのトランスインピーダンス増幅器100.
200は同じように構成され、以下のトランスインピーダンス増幅器100につ
いての記述はトランスインピーダンス増幅器200にも当てはまる。これに関し
て、増幅器100のそれぞれの構成要素の参照番号の1の位と10の位の数字は
、増幅器200の対応する構成要素の参照番号の1の位と10の位の数字と同じ
である。
トランスインピーダンス増幅器100は電界効果トランジスタQ120の周囲に
作られ、そのソース端子(S)は接地される。電界効果トランジスタQ120帰
還抵抗R121は、増幅器が置かれる応用にしたがって選択されるディスクリー
トな部品である。例えば、フォトダイオード20へ信号を送るオプティカルファ
イバ10は比較的長く、フォトダイオード20へ与えられる光の強度は比較的小
さい。これに対応して、小さな電流がフォトダイオード20により生成される。
光受信機の出力電圧はフォトダイオード20に与えられる光の強度に依存しない
のが望ましい。大きなインピーダンスを流れる小さな電流は小さなインピーダン
スを流れる大きな電流と同じ電圧を作ることができるので、トランスインピーダ
ンス増幅器100.200のそれぞれのトランスインピーダンスは、これらの増
幅器が比較的小さな電流によって運ばれる信号を増幅するのに使用されていると
きには、比較的大きいのが望ましい。比較的大きい入力電流によって駆動される
受信機は、対応的に小さいトランスインピーダンスを持つトランスインピーダン
ス増幅器を組み込むべきである。電界効果トランジスタQ120と帰還抵抗R1
21とを含むトランスインピーダンス増幅器段のトランスインピーダンスはR1
21+ Vc/ 1 +Vci、1.等シイ。ナオ、vGI(段1の電圧利得)
はG、Z並列ニ等しく、Z並列は、R121と並列なGaAsFETのR1と
L108の損失要素(ここでは、当該周波数範囲において公称600オーム抵抗
性である)に等しい。
Q120の出力容量は比較的小さく、取るに足りないと考えられる。つまり、ト
ランスインピーダンス増幅器段のトランスインピーダンスは帰還抵抗R121の
値を選択することにより変えることができる。集積回路にバゲージされた市販の
トランスインピーダンス増幅器では、帰還抵抗のこうした選択はエンドユーザに
よって容易に行うことができる。可変の帰還インピーダンスが使われた場合、利
用可能なトランスインピーダンスの範囲は、映像信号のオプティカルファイバ伝
送を利用するCATVシステムに生じる光検知器への光強度値の範囲を補償する
のに充分なほどには大きくなかった。更に、こうした可変の帰還インピーダンス
に固有な非線形性はこの応用に深刻な問題を生じる。つまり、この設計に使用さ
れる帰還抵抗のディスクリートで高度に線形な性質は、増幅器を入力信号の極め
て広い範囲に特に適合させることができるという利点を提供する。
上記の事項にしたがって、弱い光信号が光検知器20に印加される場合、帰還抵
抗R121は1000オーム〜2キロオーム前後の範囲に入るように選択される
。光検知器20に強い光が入ると予想される場合には、帰還抵抗R121は20
0〜1000オームの範囲に選択される。極めて狭い帯域の伝送(例えば、1つ
のテレビジョン・チャンネルのみの伝送)に対しては、又は、極めて長いオプテ
ィカルファイバ経路からの低い強度の光信号を受信するためには、2キロオ一ム
以上の帰還抵抗が選択される。こうした抵抗は狭帯域データ伝送の応用にも適す
る。
電界効果トランジスタQ121のゲートは到来RF倍信号通過させる阻止コンデ
ンサC101に接続される。電界効果トランジスタQ120のゲートに印加され
るDC電圧はトランジスタQ110の周囲に組み立てられたバイアス調整回路に
よって有効に制御される。トランジスタQ110のベースは抵抗R17を介して
接地されると共に抵抗R16,R15を介して+15V電源に接続される。R1
5、R16,R17はトランジスタQ110のベースに+3v前後の入力基準バ
イアス電圧を与えるように選択される。トランジスタQIIOのコレクタは阻止
コンデンサClO4を介して接地されると共に抵抗R103を介して一15V電
源に接続される。トランジスタQ110のコレクタはインダクタし105を介し
て電界効果トランジスタQ120のゲートにも接続される。Qlloのエミッタ
は抵抗R107を介して+15V電源に接続されると共に、高周波信号に対して
は実質的には開回路であるインダクタし108を介して電界効果トランジスタQ
120のドレインに接続される。トランジスタQ110のエミッタから接地への
経路はコンデンサC106とツェナーダイオードCR130(通常は非導通であ
り、ターンオフの期間又は電源断の期間にQ120のソース−ドレイン間電圧を
制限するように機能する)とによって与えられる。Q120は5■の最大定格電
圧を持つガリウムひ素電界効果トランジスタ(GaAsFET)である。
上記の回路において、トランジスタQ110のベース−エミッタ間電圧降下は0
.7■前後である。つまり、トランジスタが導通状態であるならば、トランジス
タQ101のエミッタ電圧は+3.7■前後である。
上記の回路では、インダクタし108はDC信号に対する短絡回路として動作し
、当該周波数(即ち50MHz以上)のAC信号に対する純抵抗要素として動作
する。好ましくは、L108は50MHz 〜550MHzの周波数ではホロ0
0〜700オームの抵抗性インピーダンスであるようにみえる。インダクタし1
08はフェライトコアの巻かれた30番エナメル線の5回巻きで形成される。
電界効果トランジスタQ120のドレイン端子は高インピーダンス・バッファ増
幅器段を介して出カドランス300の1次巻線の端子301に接続される。この
バッファ増幅器段はソースが抵抗R131,R133を介して接地されるトラン
ジスタQ140を含む。接地への高周波経路は抵抗R131とR133との間の
回路の点から阻止コンデンサC132によって与えられる。トランジスタQ14
0のドレインは出カドランス300の1次巻線の端子301に接続され、Q14
0のゲートは電界効果トランジスタQ120のドレイン端子に接続される。
Q140は前段の負荷を最小にするに足るほど大きく、入力GaAsFETと増
幅器出力との間のバッファを行うソース帰還抵抗経路を持つ増幅器の特性を備え
ている。
出カドランス300は40MHz〜IGHzで動作することができる4・1イン
ピ一ダンス整合トランスである。トランス300として使用するのに適したトラ
ンスの例はToko部品番号第458〜1013である。出カドランス300の
1次巻線の端子303は他方のトランスインピーダンス増幅器200の出力の接
続される。1次巻線のセンタータップ端子302は抵抗R312,R311を介
して+15V電源に接続されると共に阻止コンデンサC313を介して接地され
る。好ましくは、トランス300は2:1巻線比又は4:1インピーダンス比を
持つ。トランス300は、出力端子305.304での不平衡負荷インピーダン
スをトランジスタQ140.Q240のドレインに対する平衡負荷へ変換するよ
うに動作する。トランスの1次巻線のセンタータップ端子302に接続される回
路は、その点の接地へのAC短絡となり、DC電圧を最適動作レベルへ低下させ
る。
オプションとして、抵抗R314は出カドランス300の出力端子305.30
4の間に接続され、出カドランス300によって信号供給される標準CATV同
軸装置(図示せず)とのインピーダンス整合(75オーム)を改善する。阻止コ
ンデンサC317は端子304から接地への「f信号経路を提供し、阻止コンデ
ンサC310は受信機の出力端子へのrf信号経路を提供する。オプションとし
て、受信機の出力は同調コンデンサC403を介して接地される可変インダクタ
し402に直列に接続された抵抗R401を含む等化回路網400に接続される
。好ましい実施例では、インダクタし402はスラグ同調型である。等化回路網
400は回路の残りの要素での不完全性による受信機の非線形性を訂正するのに
利用される。
この発明の受信機の別の特徴は、電界効果トランジスタQ120、C220のゲ
ートがコンデンサC9及び可変インダクタL3からなる同調回路網500に接続
されることである。好ましくは、インダクタL3はスラグ同調型インダクタであ
る。インダクタL3の目的は、フォトダイオード20の容量、相互接続回路の浮
遊容量及びFET C120,C220の入力容量を補償することである。L3
は、動作帯域の中心の幾何平均にピークが来る周波数応答が得られるように調節
される。図の好ましい実施例では、増幅器は50MHzから55QMHzまでの
範囲で応答を持つ。インダクタL3は166MHzに広い応答ピークが来るよう
に調節される。可変インダクタL3は特別の応用のための増幅器の有用な動作帯
域をシフトさせるための手段となる。
第5図に示された回路は次のように動作する。光エネルギーはオプティカルファ
イバ10を介してフォトダイオード検知器20へ伝送される。フォトダイオード
20は抵抗R1,R2からなるバイアス回路によって逆バイアスされる。逆バイ
アスにより、フォトダイオード20がその最も線形な領域(即ち、第3図の点A
と点Bとの間の領域)で動作することが保証される。オプティカルファイバ10
からの光の存在の下で、フォトダイオード20を流れる電流は、フォトダイオー
ド20の応答性とフォトダイオード20の入力に印加される入射光エネルギーと
のより決定される。典型的5には、この電流はほぼ50〜1000μAの範囲内
にある。オプティカルファイバ10によって運ばれる光の振幅がrf変調されて
いるときには、フォトダイオードを通るDC電流も、オプティカルファイバ10
からの光の振幅変調の度合に対応するrf振幅成分を有する。このrf酸成分オ
プティカルファイバ10によって伝送される映像信号の搬送波周波数を含み、阻
止コンデンサC101、C201によって構成される低インピーダンス経路を通
ってそれぞれのトランスインピーダンス増幅器段の電界効果トランジスタQ21
0、C220のゲート回路へ流れる。前記のように、それぞれのトランスインピ
ーダンス増幅器100,200の帰還抵抗R121,R221は、フォトダイオ
ード20によって作られたトランスインピーダンス増幅器100.200の入力
信号と適切に整合した入力インピーダンスを与えるように選定される。オプティ
カルファイバ経路10が長く、フォトダイオード20の出力での光強度が小さく
て、フォトダイオード20が比較的低いレベルの入力信号をトランスインピーダ
ンス増幅器100.200に与えるとき、比較的大きな抵抗値(例えば1000
〜2000オームの範囲の)が抵抗R121,R221に対して選択される。ト
ランスインピーダンス増幅器への比較的大きな入力信号がフォトダイオード20
によって発生されると予測される応用では、比較的小さな抵抗値(例えば200
〜1000オームの範囲の)がR121,R221に対して選択される。
QIIO,C220及びその関連の回路はトランスインピーダンス増幅器100
.200に対してバイアス調整を与え、電界効果トランジスタQ120.Q21
0のゲートに印加される電圧を制御し、ドレインからソースへの電流の流れを調
整する。最適な線形性において、ドレイン電流の流れを25mAdc前後に保持
することが好ましい。例えば、トランスインピーダンス増幅器100を参照する
と、電流の調整は次のように行われる。トランジスタQ110は抵抗R15゜R
16,R17からなる抵抗回路網によって+15V電源から導き出される入力基
準電圧を持つ。好ましい実施例では、この抵抗回路網はトランジスタQ101の
ベースに+3V前後の電圧を作る。トランジスタQ110のエミッターベース間
の電圧降下はほぼ0.7Vである。つまり、トランジスタQ110は導通してお
り、抵抗R107とインダクタし108での電圧は4V前後であるとき、L10
8はC120のドレインのrf負荷アドミッタンスを最小にし、Qlloの利用
可能な電圧利得を保持するように機能する。また、L108はC120のドレイ
ン電流の低dc抵抗経路を与える。
Qlloのエミッタと接地との間に接続されたツェナーダイオードCR130は
、電力を第5図の回路に印加し、そこから除去する過程を促進する。CR130
は通常の動作期間では機能しない(即ち、開回路であるようにみえる)。しかし
ながら、電力がターンオフ又はターンオンしている間、CR130はGaAsF
ET C120のドレイン電圧が定格電圧(公称5V)を越えないようにする電
圧リミッタとして動作する。定格電圧を越えると、GaAsFET C120を
破壊することになる。
電界効果トランジスタQ120.Q220のそれぞれの出力電圧の大きさは、こ
れらのトランジスタ回路に印加される入力電流と回路のトランスインピーダンス
との積によって決定され、前記のとおり、これは帰還抵抗R121,R221の
値に従う。トランジスタQ120.Q220のドレインでのrf電圧信号は、そ
れぞれ、C140,C240とその関連の回路で構成される高インピーダンス・
バッファ増幅器のゲート回路に供給される。これらのバッファ増幅器の出力は出
カドランス300の1次巻線に印加される。
出カドランス300はプッシュプル増幅器の応用のために必要な平衡回路に作ら
れ、バッファ増幅器段の出力を通常の同軸ケーブル・システムと整合させて同軸
ケーブル・システムに接続された家庭への分配を行うようになされている。
浄書(内容に変更なし)
+VDC−VDC+VDC
要約
広帯域の高周波信号で振幅変調された光信号のための受信機が記載されている。
この受信機は到来光信号を受信して該到来光信号のエネルギー・レベルと共に変
化する高周波電気信号を発生する光検知器20を備える。この電気信号はプッン
ユプル関係で接続された1対の増幅器100.200に印加される。好ましい実
施例では、同調回路網500が2つの増幅器の間に接続され、選択された高周波
帯域の増幅を最適化する。
手続補正帯(方式)
%式%
1、事件の表示
PCT/US91100929
平成3年特許願第505961号
2、発明の名称
プッシュプル光受信機
3、補正をする者
事件との関係 特許出願人
住所
名 称 サイエンティフィック・アトランタ・インコーホレーテッド
4、代理人
住 所 東京都千代田区大手町二丁目2番1号新大手町ビル 206区
5、補正命令の日付 平成 4年 7月14日 (発送日)国際調査報告
Claims (19)
- 1.広帯域の高周波振幅変調を持つ到来光信号のための光受信機回路において、 前記光信号を受信し、光信号エネルギー・レベルと共に変化する電気信号を発生 する光検知器と、 前記電気信号を増幅する第1の手段と、前記電気信号を増幅する第2の手段と、 前記第1の手段の出力端子と前記第2の手段の出力端子とをプッシュプル関係に 接続する手段と を具備する光受信機。
- 2.前記光検知器がフォトダイオードである請求項1記載の光受信機。
- 3.前記フォトダイオードが、前記到来光信号によって活性化されたときのみ電 流を流すようにバイアスされている請求項2記載の光受信機。
- 4.前記電気信号が前記到来光信号の振幅変調と関係した振幅成分を持つ直流で ある請求項1記載の光受信機。
- 5.前記第1の増幅手段及び前記第2の増幅手段に接続され、選択された高周波 帯域の増幅を最適化する手段を更に備える請求項1記載の光受信機。
- 6.前記の最適化する手段が、前記第1の増幅手段の入力端子と前記第2の増幅 手段の入力端子とに接続された同調回路網を含む請求項5記載の光受信機。
- 7.前記同調回路網が、前記第1の増幅手段の入力端子と前記第2の増幅手段の 入力端子との間に接続された可変インダクタを含み、前記高周波帯域が前記イン ダクタの値を変えることによって選択可能である請求項6記載の光受信機。
- 8.前記可変インダクタがスラグ同調型インダクタを含む請求項7記載の光受信 機であって、更に、前記可変インダクタに直列関係で接続されたコンデンサを含 む光受信機。
- 9.前記第1の増幅手段と前記第2の増幅手段がそれぞれ、ゲート端子とドレイ ン端子とソース端子とを持つ電界効果トランジスタを含むトランスインピーダン ス増幅器段を備え、それぞれの前記ゲート端子がそれぞれの阻止コンデンサを介 して前記光検知器の端子に接続され、それぞれの電界効果トランジスタのドレイ ン端子は選択可能な抵抗値のディスクリートな帰還抵抗を介して同じ電界効果ト ランジスタのゲート端子に接続される請求項1記載の光受信機。
- 10.前記第1の増幅手段と前記第2の増幅手段とがそれぞれ、それぞれのトラ ンスインピーダンス増幅器段のドレイン端子に接続された入力端子と、前記プッ シュプル接続手段の端子に接続された出力端子とを持つ高インピーダンス・バッ ファ増幅器段を更に備える請求項9記載の光受信機。
- 11.前記プッシュプル接続手段が、 前記第1の増幅手段の出力端子に接続された一端の第1の端子と、前記第2の増 幅器手段の出力端子に接続された他端の第2の端子と、前記2次巻線の中間部を DC阻止コンデンサを介して接地へ接続する第3の端子とを備えた1次巻線と、 CATVシステムへ接続するようになされた出力端子を持つ2次巻線とを含むト ランスを備える請求項10記載の光受信機。
- 12.光検知器に印加される光信号エネルギー・レベルと共に変化し該光検知器 により発生される信号を増幅するようになされた増幅器において、前記信号を増 幅する第1の手段と、 前記信号を増幅する第2の手段と、 前記第1の増幅手段の出力端子を前記第2の増幅手段にプッシュプル関係で接続 する手段と を具備する増幅器。
- 13.前記第1の増幅手段と前記第2の増幅手段とに接続され、予め選択された 高周波帯域の増幅を最適化する手段を更に備える請求項12記載の増幅器。
- 14.前記最適化する手段が、前記第1の増幅手段の入力端子と前記第2の増幅 手段の入力端子とに接続された同調回路網を備える請求項12記載の増幅器。
- 15.前記同調回路網が、前記第1の増幅手段の入力端子と前記第2の増幅手段 の入力端子との間に接続された可変インダクタを備える請求項14記載の増幅器 。
- 16.前記可変インダクタと直列回路関係で接続された阻止コンデンサを更に備 える請求項15記載の増幅器。
- 17.前記第1の増幅手段と前記第2の増幅手段とがそれぞれ、ゲート端子とド レイン端子とソース端子とを持つ電界効果トランジスタを含むトランスインピー ダンス増幅器段を備え、それぞれの前記ゲート端子がそれぞれのDC阻止コンデ ンサを介して前記増幅器の入力端子に接続され、それぞれの電界効果トランジス タのドレイン端子は選択可能な抵抗値のディスクリートな帰還抵抗を介して同じ 電界効果トランジスタのゲート端子に接続される請求項12記載の増幅器。
- 18.前記第1の増幅手段と前記第2の増幅手段とがそれぞれ、それぞれのトラ ンスインピーダンス増幅器段のドレイン端子に接続された入力端子と、前記プッ シュプル接続手段の端子に接続された出力端子とを持つ高インピーダンス・バッ ファ増幅器段を更に備える請求項17記載の増幅器。
- 19.前記プッシュプル接続手段が、 前記第1の増幅手段の出力端子に接続された一端の第1の端子と、前記第2の増 幅器手段の出力端子に接続された他端の第2の端子と、前記2次巻線の中間部を DC阻止コンデンサを介して接地へ接続する第3の端子とを備えた1次巻線と、 CATVシステムへ接続するようになされた出力端子を持つ2次巻線とを含むト ランスを備える請求項18記載の増幅器。
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