JP2010068195A - 光電変換装置 - Google Patents
光電変換装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2010068195A JP2010068195A JP2008232007A JP2008232007A JP2010068195A JP 2010068195 A JP2010068195 A JP 2010068195A JP 2008232007 A JP2008232007 A JP 2008232007A JP 2008232007 A JP2008232007 A JP 2008232007A JP 2010068195 A JP2010068195 A JP 2010068195A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- photoelectric conversion
- conversion device
- output
- photodiode
- output terminal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Light Receiving Elements (AREA)
- Optical Communication System (AREA)
Abstract
【解決手段】光伝送システムにおいて光信号を電気信号に変換する光受信機1であって、光信号を電気信号に変換するPD2と、当該光受信機1への給電時に、PD2に逆電圧を印加する正電源+Vcや抵抗R1等と、当該光受信機1への給電時には逆電圧に基づくPD2からの出力を増幅するFETトランジスタ7であって、当該光受信機1への無給電時にはPD2の短絡回路を形成するFETトランジスタ7と、PD2から出力された電気信号を出力するRF出力端子3及びFM出力端子4を備える。
【選択図】図1
Description
最初に、実施の形態1について説明する。
図1は本実施の形態1に係る光受信機の回路図である。この光受信機1は、光電変換を行うPD2と、RF信号を出力するRF出力端子3と、FM信号を出力するFM出力端子4とを、線路を介して接続して構成されている。
次に、このように構成された回路の動作について説明する。給電時には、正電源+Vcより逆電圧がPD2に印加され、このPD2にて光電変換され、PD2から電気信号が出力される。また負電源−VccがFETトランジスタ7のゲート端子に印加される。よって、PD2の電気信号のうちの交流成分(RF信号)が、コンデンサC1、抵抗R1、FETトランジスタ7、コンデンサC5を介してRF出力端子3から出力される。このように、RF信号がFETトランジスタ7を介することで、PD2から出たRF信号が、規定レベルに増幅されて出力される。
図2は、図1の回路における無給電時における信号の流れを模式的に示す図である。停電等によって無給電状態になった時には、FETトランジスタ7のゲート電圧がゼロになるため、ソース端子とドレイン端子間の抵抗がゼロになる。特に、抵抗R5を設けているため、給電時において負電源−Vccの回路やFETトランジスタ7に溜まった電荷を、抵抗R5を介して引き抜くことができ、FETトランジスタ7のゲート電圧を迅速かつ確実に0Vとすることができる。
これまで説明したように実施の形態1によれば、給電時には、逆電圧がPD2に印加され、PD2から出力された電気信号がFETトランジスタ7にて増幅された上でRF出力端子3から出力されることで、光電変換出力を行うことが可能となる。また、無給電時には、PD2の短絡回路が形成され、無バイアスモードのPD2から出力された電気信号がFM信号としてFM出力端子4から出力されることで、光電変換出力を行うことが可能となる。特に、従来から光受信機1においてPD2の出力の増幅用に用いられていたFETトランジスタ7を利用してPD2を短絡できるので、短絡用の特別な手段を用いることなく給電時の経路と無給電時の経路を自動的に切換えることができ、光受信機1を簡易かつ低コストに構成することが可能となる。
次に、実施の形態2について説明する。この形態は、実施の形態1よりも無給電時の短絡効果を高めた形態である。なお、実施の形態2の構成は、特記する場合を除いて実施の形態1の構成と略同一であり、実施の形態1の構成と略同一の構成についてはこの実施の形態1で用いたものと同一の符号及び/又は名称を必要に応じて付して、その説明を省略する。
図4は本実施の形態2に係る光受信機の回路図である。この光受信機10は、図1の光受信機1に対して、抵抗R3をコイル(インダクタ)L3に置換し、さらに、FMBPF6の前段に、抵抗R6及びコンデンサC6を設け、このコンデンサC6を接地して構成されている。この構成では、PD2の短絡路から抵抗R3がなくなるため、無給電時における短絡効果を高めることができる。なお、この場合には、FM出力端子4側からPD2を見たときのインピーダンスRSは抵抗R6の抵抗値であるから、この抵抗R6の抵抗値を、後段の機器のインピーダンスRRFと一致させることで、インピーダンス整合を行うことができる。
これまで説明したように実施の形態2によれば、実施の形態1と同様の効果に加えて、無給電時における短絡効果を高めることができる。
以上、本発明の各実施の形態について説明したが、本発明の具体的な構成及び手段は、特許請求の範囲に記載した各発明の技術的思想の範囲内において、任意に改変及び改良することができる。以下、このような変形例の一部について説明する。
まず、発明が解決しようとする課題や発明の効果は、前記した内容に限定されるものではなく、本発明によって、前記に記載されていない課題を解決したり、前記に記載されていない効果を奏することもでき、また、記載されている課題の一部のみを解決したり、記載されている効果の一部のみを奏することがある。
FMBPF6は必須ではなく、FMBPF6を設けなくてもFM信号の所望の品質を維持できる場合には、FMBPF6を省略してもよい。また、無給電時に出力する信号(バックアップすべき信号)は、FM信号に限られず、例えばVHF信号であってもよく、この場合には、FMBPF6に代えて、VHF帯域の信号のみを通過させるBPFを設け、FM出力端子4からVHF信号を出力させてもよい。
上述した回路構成は一例であり、公知の技術を用いて任意に変更することができる。例えば、FMBPF6の入力はPD2のカソードではなくアノードに接続してもよい。また、RF信号が通るコンデンサC1の入力は、PD2のアノードではなくカソードに接続してもよい。また、FM出力端子4の前段に適度な大きさのトランスを設けることで、無給電時におけるFM信号の出力向上を図ってもよい。この場合には、インピーダンス整合用の抵抗R3の抵抗値と後段の機器のインピーダンスRRFとが相互に一致しない場合であっても、インピーダンス整合を行うことが可能になるため、抵抗3の抵抗値を極力大きくすることでRF出力端子3から出力されるRF信号を大きくすることができる。なお、実際にはトランスの巻線抵抗による損失が生じるので、この損失を考慮した上でRF出力端子3から出力されるRF信号が最大化されるように、抵抗R3の抵抗値を決定することが好ましい。
2 PD
3 RF出力端子
4 FM出力端子
5 制御回路
6 FMBPF
7 FETトランジスタ
+Vc 正電源
−Vcc 負電源
L1、L2、L3 コイル
R1、R2、R3、R4、R5、R6 抵抗
C1、C2、C3、C4、C5、C6 コンデンサ
Claims (5)
- 光伝送システムにおいて光信号を電気信号に変換する光電変換装置であって、
前記光信号を前記電気信号に変換するフォトダイオードと、
当該光電変換装置への給電時に、前記フォトダイオードに逆電圧を印加する逆電圧印加手段と、
当該光電変換装置への給電時には前記逆電圧印加手段にて印加された逆電圧に基づく前記フォトダイオードからの出力を増幅する増幅手段であって、当該光電変換装置への無給電時には前記フォトダイオードの短絡回路を形成する増幅手段と、
前記フォトダイオードから出力された電気信号を出力する出力端子と、
を備えることを特徴とする光電変換装置。 - 前記増幅手段は、FETトランジスタであり、
前記FETトランジスタのドレイン端子には前記フォトダイオードのカソード側が接続されると共に、前記FETトランジスタのソース端子には接地を介して前記フォトダイオードのアノード側が接続され、
当該光電変換装置への給電時に、前記FETトランジスタのゲート端子に負電源を印加する負電源印加手段を備えたこと、
を特徴とする請求項1に記載の光電変換装置。 - 前記負電源印加手段は、前記FETトランジスタのゲート端子を抵抗を介して接地させること、
を特徴とする請求項2に記載の光電変換装置。 - 前記出力端子は、前記フォトダイオードから出力された電気信号の交流成分のみを出力する第1出力端子であり、
前記第1出力端子の前段に、前記フォトダイオードから出力された電気信号の交流成分のみを取り出すコンデンサを設けたこと、
を特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の光電変換装置。 - 前記出力端子は、前記フォトダイオードから出力された電気信号の所定周波数成分のみを出力する第2出力端子であり、
前記第2出力端子の前段に、前記フォトダイオードから出力された電気信号の所定周波数成分のみを通過させる濾過手段を設けたこと、
を特徴とする請求項1から4のいずれか一項記載の光電変換装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008232007A JP5253057B2 (ja) | 2008-09-10 | 2008-09-10 | 光電変換装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008232007A JP5253057B2 (ja) | 2008-09-10 | 2008-09-10 | 光電変換装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010068195A true JP2010068195A (ja) | 2010-03-25 |
JP5253057B2 JP5253057B2 (ja) | 2013-07-31 |
Family
ID=42193392
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008232007A Expired - Fee Related JP5253057B2 (ja) | 2008-09-10 | 2008-09-10 | 光電変換装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5253057B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010136018A (ja) * | 2008-12-03 | 2010-06-17 | Miharu Communications Co Ltd | 光受信方法及び光受信装置 |
JP2016213579A (ja) * | 2015-04-30 | 2016-12-15 | 古河電気工業株式会社 | 光受信装置 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05500297A (ja) * | 1990-02-16 | 1993-01-21 | サイエンティフィック・アトランタ・インコーポレーテッド | プッシュプル光受信機 |
JPH08256109A (ja) * | 1995-03-17 | 1996-10-01 | Nec Corp | 受光回路 |
JP2006174211A (ja) * | 2004-12-17 | 2006-06-29 | Synclayer Inc | 光端末装置 |
JP2009111445A (ja) * | 2007-10-26 | 2009-05-21 | Synclayer Inc | 光受信機 |
-
2008
- 2008-09-10 JP JP2008232007A patent/JP5253057B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05500297A (ja) * | 1990-02-16 | 1993-01-21 | サイエンティフィック・アトランタ・インコーポレーテッド | プッシュプル光受信機 |
JPH08256109A (ja) * | 1995-03-17 | 1996-10-01 | Nec Corp | 受光回路 |
JP2006174211A (ja) * | 2004-12-17 | 2006-06-29 | Synclayer Inc | 光端末装置 |
JP2009111445A (ja) * | 2007-10-26 | 2009-05-21 | Synclayer Inc | 光受信機 |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010136018A (ja) * | 2008-12-03 | 2010-06-17 | Miharu Communications Co Ltd | 光受信方法及び光受信装置 |
JP4731598B2 (ja) * | 2008-12-03 | 2011-07-27 | ミハル通信株式会社 | 光受信装置 |
JP2016213579A (ja) * | 2015-04-30 | 2016-12-15 | 古河電気工業株式会社 | 光受信装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5253057B2 (ja) | 2013-07-31 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US10080070B2 (en) | Distributed optical combining: OBI free, power free | |
JP5053745B2 (ja) | 光電変換装置 | |
JP4919891B2 (ja) | 光電変換装置 | |
US20070269058A1 (en) | Microphone circuit | |
JP2006174211A (ja) | 光端末装置 | |
JP2008078988A (ja) | 光受信機 | |
JP5055087B2 (ja) | 光受信機 | |
JP5253057B2 (ja) | 光電変換装置 | |
JP5654781B2 (ja) | 光受信システム | |
JP5599581B2 (ja) | 光電変換装置 | |
US20100172658A1 (en) | Optical receiver circuit | |
JP5570148B2 (ja) | 光電変換装置 | |
JP4731598B2 (ja) | 光受信装置 | |
JP5438179B2 (ja) | 光電変換装置 | |
JP6343816B2 (ja) | 光電変換装置 | |
JP5695172B2 (ja) | 光電変換装置 | |
JP2012033996A (ja) | 光電変換プラグ | |
JP5082143B2 (ja) | 光受信回路および光端末装置 | |
JP4814126B2 (ja) | 光端末装置付加用光電変換装置 | |
CN101789825B (zh) | 光接收模块 | |
JP6063029B2 (ja) | 告知放送受信機 | |
JP5856270B2 (ja) | 告知放送受信機 | |
JP2008282922A (ja) | 光電変換装置 | |
JP5271391B2 (ja) | 光電変換装置 | |
JP2010171102A (ja) | 光受信端末 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20110825 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20121017 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20121214 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20130327 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20130416 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5253057 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160426 Year of fee payment: 3 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |