JP2010068195A - 光電変換装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】1台のPDを給電時と無給電時で兼用化する光電変換装置において、回路を簡易かつ安価に構成することができる光電変換装置を提供すること。
【解決手段】光伝送システムにおいて光信号を電気信号に変換する光受信機1であって、光信号を電気信号に変換するPD2と、当該光受信機1への給電時に、PD2に逆電圧を印加する正電源+Vcや抵抗R1等と、当該光受信機1への給電時には逆電圧に基づくPD2からの出力を増幅するFETトランジスタ7であって、当該光受信機1への無給電時にはPD2の短絡回路を形成するFETトランジスタ7と、PD2から出力された電気信号を出力するRF出力端子3及びFM出力端子4を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、光伝送システムにおいて光送信機から光伝送路を介して送信された光信号を受信して電気信号に変換する光電変換装置に関する。
近年では、光通信技術の進展に伴い、光ケーブルを用いた光伝送システムが普及している。この光伝送システムによれば、数10Km程度の無中継伝送が可能となるため、伝送システムを容易に広域化できる。この光伝送システムは、概略的には、送信者側に配置した光送信機と、受信者側に配置した光受信機としての光回線終端装置(ONU:Optical Network Unit)とを、光ケーブルにて構成された長距離用の光伝送路を介して接続して構成されている。そして、送信者側においてTV信号や告知放送信号を混合し、この混合された電気信号を光送信機によって光信号に変換し、この光信号を光伝送路を介して光回線終端装置に送信する。この光回線終端装置では、光信号を電気信号(RF信号)に変換してTV受像機に出力する。この光電変換装置には、光信号を電気信号に変換するためのPD(Photo Diode)が組み込まれており、このPDに逆電圧を印加することで、PDに入射した光エネルギーの光強度変化に比例した電流(逆電流)が流れ、光電変換を行うことができる。この際、PD単体では所望のRF出力レベルが得られないため、FET(Field Effect Transistor)やその他のトランジスタを使ってRF信号を増幅した上で出力している。
ここで、緊急告知放送を行う放送システムにおいては、災害等に伴う停電時においても告知放送を継続できる体制が必要になる。しかしながら、停電によって光電変換装置に対する電源供給が停止すると、PDに逆電圧が印加されなくなるため、光電変換を行うことができなくなる。このような事態を防止するため、乾電池や大容量キャパシタをバックアップ電源として光電変換装置に内蔵し、停電時においても逆電圧を印加することで光電変換を継続可能とすることが提案されていた(例えば特許文献1参照)。
しかしながら、乾電池をバックアップ電源として用いた場合には、乾電池のメンテナンスに手間を要するという問題があるため、PDを逆電圧印加のない無バイアスモード(太陽電池モード)で使用し、このPDから出力される信号を出力端子を介して出力することで、乾電池を用いることなく光電変換を行うことが提案されている。このようにPDを無バイアスモードで使用可能とする場合、給電時に逆電圧を印加するPDと無給電時に無バイアスモードで使用するPDとを別々に設ける構成と、給電時と無給電時で1台のPDを兼用化する構成とが考えられ、光電変換装置の製造コスト面からは後者の方がより好ましい。
例えば、特許文献2には、実施形態2から5として、給電時と無給電時とで1台のPDを兼用化する光電変換装置(光受信機)が開示されている。この光電変換装置では、概略的には、1台のPDを、給電時の逆電圧印加用の回路と、無給電時の無バイアスモード用の回路とに、リレー等から構成された切換スイッチを介して切換えている。
特開2006−174211号公報 特開2008−78988号公報
しかしながら、従来のように1台のPDを給電時と無給電時で兼用化する光電変換装置においては、FET等を有する給電時用の回路と、無給電時用の回路と、これら回路を相互に切り替えるためのリレー等の切換スイッチを設ける必要があったので、回路構成が全体として複雑になったり、装置コストが大きく上昇してしまうという問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、1台のPDを給電時と無給電時で兼用化する光電変換装置において、回路を簡易かつ安価に構成することができる光電変換装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、請求項1に記載の光電変換装置は、光伝送システムにおいて光信号を電気信号に変換する光電変換装置であって、前記光信号を前記電気信号に変換するフォトダイオードと、当該光電変換装置への給電時に、前記フォトダイオードに逆電圧を印加する逆電圧印加手段と、当該光電変換装置への給電時には前記逆電圧印加手段にて印加された逆電圧に基づく前記フォトダイオードからの出力を増幅する増幅手段であって、当該光電変換装置への無給電時には前記フォトダイオードの短絡回路を形成する増幅手段と、前記フォトダイオードから出力された電気信号を出力する出力端子とを備えることを特徴とする。
また、請求項2に記載の光電変換装置は、請求項1に記載の光電変換装置において、前記増幅手段は、FETトランジスタであり、前記FETトランジスタのドレイン端子には前記フォトダイオードのカソード側が接続されると共に、前記FETトランジスタのソース端子には接地を介して前記フォトダイオードのアノード側が接続され、当該光電変換装置への給電時に、前記FETトランジスタのゲート端子に負電源を印加する負電源印加手段を備えたことを特徴とする。
また、請求項3に記載の光電変換装置は、請求項2に記載の光電変換装置において、前記負電源印加手段は、前記FETトランジスタのゲート端子を抵抗を介して接地させることを特徴とする。
また、請求項4に記載の光電変換装置は、請求項1から3のいずれか一項に記載の光電変換装置において、前記出力端子は、前記フォトダイオードから出力された電気信号の交流成分のみを出力する第1出力端子であり、前記第1出力端子の前段に、前記フォトダイオードから出力された電気信号の交流成分のみを取り出すコンデンサを設けたことを特徴とする。
また、請求項5に記載の光電変換装置は、請求項1から4のいずれか一項に記載の光電変換装置において、前記出力端子は、前記フォトダイオードから出力された電気信号の所定周波数成分のみを出力する第2出力端子であり、前記第2出力端子の前段に、前記フォトダイオードから出力された電気信号の所定周波数成分のみを通過させる濾過手段を設けたことを特徴とする。
請求項1に記載の光電変換装置によれば、給電時には、逆電圧がフォトダイオードに印加され、フォトダイオードから出力された電気信号が増幅手段にて増幅された上で出力端子から出力されることで、光電変換出力を行うことが可能となる。また、無給電時には、フォトダイオードの短絡回路が形成され、無バイアスモードのフォトダイオードから出力された電気信号が出力端子から出力されることで、光電変換出力を行うことが可能となる。特に、従来から光電変換装置においてフォトダイオード出力の増幅用に用いられていた増幅手段を利用してフォトダイオードを短絡できるので、短絡用の特別な手段を用いることなく給電時の経路と無給電時の経路を自動的に切換えることができ、光電変換装置を簡易かつ低コストに構成することが可能となる。
請求項2に記載の光電変換装置によれば、1つのFETトランジスタを介して、給電時におけるフォトダイオード出力の増幅と、無給電時におけるフォトダイオードの短絡を行うことができる。
請求項3に記載の光電変換装置によれば、FETトランジスタのゲート端子を抵抗を介して接地させることで、給電時において負電源の回路やFETトランジスタに溜まった電荷を、抵抗を介して引き抜くことができ、FETトランジスタのゲート電圧を迅速かつ確実に0Vとすることができる。
請求項4に記載の光電変換装置によれば、電気信号の交流成分のみをコンデンサにて取り出して第1出力端子から出力できるので、第1出力端子からRF信号を出力できる。
請求項5に記載の光電変換装置によれば、電気信号の所定周波数成分のみを濾過手段にて取り出して第2出力端子から出力できるので、第2出力端子から例えばFM信号を出力できる。
以下に添付図面を参照して、この発明に係る光電変換装置の各実施の形態を詳細に説明する。ただし、各実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
〔実施の形態1〕
最初に、実施の形態1について説明する。
(構成)
図1は本実施の形態1に係る光受信機の回路図である。この光受信機1は、光電変換を行うPD2と、RF信号を出力するRF出力端子3と、FM信号を出力するFM出力端子4とを、線路を介して接続して構成されている。
PD2のアノード側には、負電源−VccがコイルL1、抵抗R1、及びコンデンサC1を介して接続されている。また、負電源−Vccには、抵抗R5が並列接続されており、この抵抗R5は接地されている。また、PD2のアノード側には、抵抗R2とコイルL2が直列接続されており、これら抵抗R2とコイルL2との間にはコンデンサC2と制御回路5が接続されている。抵抗R2は、PD2による光電変換の光入力レベルを検出するためのものであり、この光入力レベルが制御回路5に入力され、この制御回路5において、光入力レベルに応じた各種の制御が行われる。特に、直流カット用コンデンサとしてコンデンサC1を設けており、このコンデンサC1によって負電源−Vccをカットすることで、後述する正電源+Vcによって生成されるPD2の光電変換レベルを、抵抗R2で正確に測定することが可能となる。
PD2のカソード側には、抵抗R3が接続されている。この抵抗R3は、RF出力端子3に接続された後段の機器とのインピーダンス整合を行うための整合用手段として機能する。すなわち、RF出力端子3側からPD2を見たときのインピーダンスRは抵抗R3の抵抗値であるから、この抵抗R3の抵抗値を、後段の機器のインピーダンスRRFと一致させることで、インピーダンス整合を行うことができる。この抵抗R3の両端にはコンデンサC3とコンデンサC4がそれぞれ接続されている。また、PD2のカソード側とFM出力端子4との間には、FMBPF(FM Band Pass Filter)6が接続されている。また、これらRF出力端子3及びFM出力端子4は特許請求の範囲における出力端子に対応し、特に、RF出力端子3は特許請求の範囲における第1出力端子、FM出力端子4は特許請求の範囲における第2出力端子にそれぞれ対応する。
また、光受信機1にはFETトランジスタ7が設けられている。このFETトランジスタ7は、特許請求の範囲における増幅手段に対応するもので、そのゲート端子は、抵抗R1及びコンデンサC1を介してPD2のアノード側に接続されていると共に、負電源−Vccがコイル(インダクタ)L1を介して接続されている。また、FETトランジスタ7のドレイン端子は、抵抗R4を介して正電源+Vcに接続されている。この抵抗R4は、FETトランジスタ7のドレイン端子に対する入力電流を調整する。これらドレイン端子と抵抗R4の間に、コンデンサC5を介してRF出力端子3が接続されている。このコンデンサC5は、AC結合コンデンサであり、このコンデンサC5を理想的には無限大にすることで、PD2にて変換された電気信号の直流成分を落として、交流成分(RF信号)のみをFM出力端子4に出力する。FETトランジスタ7のソース端子は、接地されている。
このような構成において、正電源+Vcは、抵抗R3を介してPD2のカソード側に印加される。すなわち、これら正電源+Vc及び抵抗R3は、特許請求の範囲における逆電圧印加手段に対応する。
(動作−給電時)
次に、このように構成された回路の動作について説明する。給電時には、正電源+Vcより逆電圧がPD2に印加され、このPD2にて光電変換され、PD2から電気信号が出力される。また負電源−VccがFETトランジスタ7のゲート端子に印加される。よって、PD2の電気信号のうちの交流成分(RF信号)が、コンデンサC1、抵抗R1、FETトランジスタ7、コンデンサC5を介してRF出力端子3から出力される。このように、RF信号がFETトランジスタ7を介することで、PD2から出たRF信号が、規定レベルに増幅されて出力される。
(動作−無給電時)
図2は、図1の回路における無給電時における信号の流れを模式的に示す図である。停電等によって無給電状態になった時には、FETトランジスタ7のゲート電圧がゼロになるため、ソース端子とドレイン端子間の抵抗がゼロになる。特に、抵抗R5を設けているため、給電時において負電源−Vccの回路やFETトランジスタ7に溜まった電荷を、抵抗R5を介して引き抜くことができ、FETトランジスタ7のゲート電圧を迅速かつ確実に0Vとすることができる。
このため、図2において二点鎖線にて示すように、PD2のカソード側、抵抗R3、抵抗R4、FETトランジスタ7のドレイン端子、FETトランジスタ7のソース端子、接地、抵抗R2、コイルL2、PD2のアノード側に順次至る閉回路が形成される。ここで、抵抗R2、R3、R4の抵抗値をゼロにすることができれば、PD2を短絡でき、無バイアスモードで駆動することができる。仮に、抵抗R2、R3、R4の抵抗値を完全にゼロにすることができない場合であっても、当該抵抗値を極力小さくすることで、PD2を無バイアスモードで駆動することができる。図3はPD2の電圧−電流特性図である。無バイアスモードで駆動されたPD2にエネルギ・バンドキャップ以上の光エネルギーが入射されると、この光エネルギーが空乏層で吸収され、伝導電子と正孔との生成及びドリフトが行われることにより、光強度に比例した起電力が発生する。このような動作により、例えば、CATV信号を伝送する場合、給電時には、全チャンネルの放送信号を所要性能を満足した高品質で伝送し、無給電時には、緊急告知放送等を行うFM帯の放送信号のみがFMBPF6を介してFM信号としてFM出力端子4から出力される。
(効果)
これまで説明したように実施の形態1によれば、給電時には、逆電圧がPD2に印加され、PD2から出力された電気信号がFETトランジスタ7にて増幅された上でRF出力端子3から出力されることで、光電変換出力を行うことが可能となる。また、無給電時には、PD2の短絡回路が形成され、無バイアスモードのPD2から出力された電気信号がFM信号としてFM出力端子4から出力されることで、光電変換出力を行うことが可能となる。特に、従来から光受信機1においてPD2の出力の増幅用に用いられていたFETトランジスタ7を利用してPD2を短絡できるので、短絡用の特別な手段を用いることなく給電時の経路と無給電時の経路を自動的に切換えることができ、光受信機1を簡易かつ低コストに構成することが可能となる。
また、1つのFETトランジスタ7を介して、給電時におけるPD2の出力の増幅と、無給電時におけるPD2の短絡を行うことができる。
また、FETトランジスタ7のゲート端子を抵抗R5を介して接地させることで、給電時において負電源−Vccの回路やFETトランジスタ7に溜まった電荷を、抵抗R5を介して引き抜くことができ、FETトランジスタ7のゲート電圧を迅速かつ確実に0Vとすることができる。
また、電気信号の交流成分のみをコンデンサC5にて取り出してRF出力端子3から出力できるので、RF出力端子3からRF信号を出力できる。
また、電気信号の所定周波数成分のみをFMBPF6にて取り出してFM出力端子4から出力できるので、FM出力端子4からFM信号を出力できる。
〔実施の形態2〕
次に、実施の形態2について説明する。この形態は、実施の形態1よりも無給電時の短絡効果を高めた形態である。なお、実施の形態2の構成は、特記する場合を除いて実施の形態1の構成と略同一であり、実施の形態1の構成と略同一の構成についてはこの実施の形態1で用いたものと同一の符号及び/又は名称を必要に応じて付して、その説明を省略する。
(構成)
図4は本実施の形態2に係る光受信機の回路図である。この光受信機10は、図1の光受信機1に対して、抵抗R3をコイル(インダクタ)L3に置換し、さらに、FMBPF6の前段に、抵抗R6及びコンデンサC6を設け、このコンデンサC6を接地して構成されている。この構成では、PD2の短絡路から抵抗R3がなくなるため、無給電時における短絡効果を高めることができる。なお、この場合には、FM出力端子4側からPD2を見たときのインピーダンスRは抵抗R6の抵抗値であるから、この抵抗R6の抵抗値を、後段の機器のインピーダンスRRFと一致させることで、インピーダンス整合を行うことができる。
(効果)
これまで説明したように実施の形態2によれば、実施の形態1と同様の効果に加えて、無給電時における短絡効果を高めることができる。
〔変形例〕
以上、本発明の各実施の形態について説明したが、本発明の具体的な構成及び手段は、特許請求の範囲に記載した各発明の技術的思想の範囲内において、任意に改変及び改良することができる。以下、このような変形例の一部について説明する。
(解決しようとする課題や発明の効果について)
まず、発明が解決しようとする課題や発明の効果は、前記した内容に限定されるものではなく、本発明によって、前記に記載されていない課題を解決したり、前記に記載されていない効果を奏することもでき、また、記載されている課題の一部のみを解決したり、記載されている効果の一部のみを奏することがある。
(FM出力について)
FMBPF6は必須ではなく、FMBPF6を設けなくてもFM信号の所望の品質を維持できる場合には、FMBPF6を省略してもよい。また、無給電時に出力する信号(バックアップすべき信号)は、FM信号に限られず、例えばVHF信号であってもよく、この場合には、FMBPF6に代えて、VHF帯域の信号のみを通過させるBPFを設け、FM出力端子4からVHF信号を出力させてもよい。
(その他の回路構成について)
上述した回路構成は一例であり、公知の技術を用いて任意に変更することができる。例えば、FMBPF6の入力はPD2のカソードではなくアノードに接続してもよい。また、RF信号が通るコンデンサC1の入力は、PD2のアノードではなくカソードに接続してもよい。また、FM出力端子4の前段に適度な大きさのトランスを設けることで、無給電時におけるFM信号の出力向上を図ってもよい。この場合には、インピーダンス整合用の抵抗R3の抵抗値と後段の機器のインピーダンスRRFとが相互に一致しない場合であっても、インピーダンス整合を行うことが可能になるため、抵抗3の抵抗値を極力大きくすることでRF出力端子3から出力されるRF信号を大きくすることができる。なお、実際にはトランスの巻線抵抗による損失が生じるので、この損失を考慮した上でRF出力端子3から出力されるRF信号が最大化されるように、抵抗R3の抵抗値を決定することが好ましい。
本発明の実施の形態1に係る光受信機の回路図である。 図1の回路における無給電時における信号の流れを模式的に示す図である。 PD2の電圧−電流特性図である。 実施の形態2に係る光受信機の回路図である。
符号の説明
1、10 光受信機
2 PD
3 RF出力端子
4 FM出力端子
5 制御回路
6 FMBPF
7 FETトランジスタ
+Vc 正電源
−Vcc 負電源
L1、L2、L3 コイル
R1、R2、R3、R4、R5、R6 抵抗
C1、C2、C3、C4、C5、C6 コンデンサ

Claims (5)

  1. 光伝送システムにおいて光信号を電気信号に変換する光電変換装置であって、
    前記光信号を前記電気信号に変換するフォトダイオードと、
    当該光電変換装置への給電時に、前記フォトダイオードに逆電圧を印加する逆電圧印加手段と、
    当該光電変換装置への給電時には前記逆電圧印加手段にて印加された逆電圧に基づく前記フォトダイオードからの出力を増幅する増幅手段であって、当該光電変換装置への無給電時には前記フォトダイオードの短絡回路を形成する増幅手段と、
    前記フォトダイオードから出力された電気信号を出力する出力端子と、
    を備えることを特徴とする光電変換装置。
  2. 前記増幅手段は、FETトランジスタであり、
    前記FETトランジスタのドレイン端子には前記フォトダイオードのカソード側が接続されると共に、前記FETトランジスタのソース端子には接地を介して前記フォトダイオードのアノード側が接続され、
    当該光電変換装置への給電時に、前記FETトランジスタのゲート端子に負電源を印加する負電源印加手段を備えたこと、
    を特徴とする請求項1に記載の光電変換装置。
  3. 前記負電源印加手段は、前記FETトランジスタのゲート端子を抵抗を介して接地させること、
    を特徴とする請求項2に記載の光電変換装置。
  4. 前記出力端子は、前記フォトダイオードから出力された電気信号の交流成分のみを出力する第1出力端子であり、
    前記第1出力端子の前段に、前記フォトダイオードから出力された電気信号の交流成分のみを取り出すコンデンサを設けたこと、
    を特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の光電変換装置。
  5. 前記出力端子は、前記フォトダイオードから出力された電気信号の所定周波数成分のみを出力する第2出力端子であり、
    前記第2出力端子の前段に、前記フォトダイオードから出力された電気信号の所定周波数成分のみを通過させる濾過手段を設けたこと、
    を特徴とする請求項1から4のいずれか一項記載の光電変換装置。
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