JPH08256109A - 受光回路 - Google Patents
受光回路Info
- Publication number
- JPH08256109A JPH08256109A JP7058568A JP5856895A JPH08256109A JP H08256109 A JPH08256109 A JP H08256109A JP 7058568 A JP7058568 A JP 7058568A JP 5856895 A JP5856895 A JP 5856895A JP H08256109 A JPH08256109 A JP H08256109A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- signals
- light receiving
- receiving circuit
- signal
- coil
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03F—AMPLIFIERS
- H03F3/00—Amplifiers with only discharge tubes or only semiconductor devices as amplifying elements
- H03F3/04—Amplifiers with only discharge tubes or only semiconductor devices as amplifying elements with semiconductor devices only
- H03F3/08—Amplifiers with only discharge tubes or only semiconductor devices as amplifying elements with semiconductor devices only controlled by light
- H03F3/082—Amplifiers with only discharge tubes or only semiconductor devices as amplifying elements with semiconductor devices only controlled by light with FET's
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Optical Communication System (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 二次歪が発生しない受光回路を提供する。
【構成】 光電変換するための手段として、カソード端
子がコイル13を介してアースされ、アノード端子がコ
イル12を介して直流電源に接続されたフォトダイオー
ド11を用いることによって、受信された光信号に応じ
た、位相が反転した2つの同レベルの電気信号が得られ
るようにしておくとともに、それら2つの信号が、それ
ぞれ、同じ伝達関数を有する2つの増幅部によって増幅
された後に、一方の信号のみを反転させた状態で、合波
されて出力されるように受光回路を構成する。この構成
によれば、各増幅部において発生する二次歪成分が合波
時に打ち消されることになるので、出力中に二次歪成分
が含まれなくなる。
子がコイル13を介してアースされ、アノード端子がコ
イル12を介して直流電源に接続されたフォトダイオー
ド11を用いることによって、受信された光信号に応じ
た、位相が反転した2つの同レベルの電気信号が得られ
るようにしておくとともに、それら2つの信号が、それ
ぞれ、同じ伝達関数を有する2つの増幅部によって増幅
された後に、一方の信号のみを反転させた状態で、合波
されて出力されるように受光回路を構成する。この構成
によれば、各増幅部において発生する二次歪成分が合波
時に打ち消されることになるので、出力中に二次歪成分
が含まれなくなる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、受光回路に係わり、た
とえば、多波光信号の受信に用いられる受光回路に関す
る。
とえば、多波光信号の受信に用いられる受光回路に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図2を用いて従来の受光回路の構成およ
び動作の概要を説明する。
び動作の概要を説明する。
【0003】従来の受光回路では、図示してあるよう
に、光信号は、カソード端子にコイル28を介して電源
VDDが与えられているフォトダイオード(PD)17に
導入され、電気信号に変換される。そして、変換された
電気信号は、コンデンサ31を介して、電界効果トラン
ジスタ(FET:Field Effect Transistor) 34のゲー
ト端子に入力される。
に、光信号は、カソード端子にコイル28を介して電源
VDDが与えられているフォトダイオード(PD)17に
導入され、電気信号に変換される。そして、変換された
電気信号は、コンデンサ31を介して、電界効果トラン
ジスタ(FET:Field Effect Transistor) 34のゲー
ト端子に入力される。
【0004】FET34のゲート端子には、コイル29
とコンデンサ32と抵抗33とからなるバイアス回路も
接続されており、また、FET34のソース端子は、グ
ランドに、ドレイン端子は、コイル30を介して、電源
VDDに接続されており、出力は、出力端子40から取り
出されている。
とコンデンサ32と抵抗33とからなるバイアス回路も
接続されており、また、FET34のソース端子は、グ
ランドに、ドレイン端子は、コイル30を介して、電源
VDDに接続されており、出力は、出力端子40から取り
出されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述のような、従来の
受光回路では、入力信号が多波の場合(周波数の異なる
信号が重畳された信号がFETに入力された場合)、F
ETのドレイン電流が、ゲートに対する入力電圧の二次
関数となるため、出力端子から出力される信号中に、二
次歪成分が含まれてしまいうといった問題があった。
受光回路では、入力信号が多波の場合(周波数の異なる
信号が重畳された信号がFETに入力された場合)、F
ETのドレイン電流が、ゲートに対する入力電圧の二次
関数となるため、出力端子から出力される信号中に、二
次歪成分が含まれてしまいうといった問題があった。
【0006】そこで、本発明の目的は、二次歪が発生し
ない受光回路を提供することにある。
ない受光回路を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、(イ)アノード端子が第1コイルを介してアースさ
れ、カソード端子が第2コイルを介して直流電源に接続
されたフォトダイオードと、(ロ)このフォトダイオー
ドのカソード端子にあらわれる交流信号成分を増幅する
ための、増幅時に二次歪が発生する第1増幅部と、
(ハ)フォトダイオードのアノード端子にあらわれる交
流信号成分を増幅するための、第1増幅部と同じ伝達関
数を持つ第2増幅部と、(ニ)これら第1増幅部と第2
増幅部から出力される2つの信号のうち、いずれか一方
の信号を反転させ、反転させた信号を他方の信号と合波
して出力する信号合波部とを具備する。
は、(イ)アノード端子が第1コイルを介してアースさ
れ、カソード端子が第2コイルを介して直流電源に接続
されたフォトダイオードと、(ロ)このフォトダイオー
ドのカソード端子にあらわれる交流信号成分を増幅する
ための、増幅時に二次歪が発生する第1増幅部と、
(ハ)フォトダイオードのアノード端子にあらわれる交
流信号成分を増幅するための、第1増幅部と同じ伝達関
数を持つ第2増幅部と、(ニ)これら第1増幅部と第2
増幅部から出力される2つの信号のうち、いずれか一方
の信号を反転させ、反転させた信号を他方の信号と合波
して出力する信号合波部とを具備する。
【0008】すなわち、請求項1記載の発明では、光電
変換するための手段として、アノード端子が第1コイル
を介してアースされ、カソード端子が第2コイルを介し
て直流電源に接続されたフォトダイオードを用いること
によって、受信された光信号に応じた、位相が反転した
2つの同レベルの電気信号が得られるようにしておくと
ともに、それら2つの信号が、それぞれ、同じ伝達関数
を有する2つの増幅部によって増幅された後に、一方の
信号のみを反転させた状態で、合波されて出力されるよ
うに受光回路を構成する。この構成によれば、各増幅部
において発生する二次歪成分が合波時に打ち消されるこ
とになるので、出力中に二次歪成分が含まれなくなる。
変換するための手段として、アノード端子が第1コイル
を介してアースされ、カソード端子が第2コイルを介し
て直流電源に接続されたフォトダイオードを用いること
によって、受信された光信号に応じた、位相が反転した
2つの同レベルの電気信号が得られるようにしておくと
ともに、それら2つの信号が、それぞれ、同じ伝達関数
を有する2つの増幅部によって増幅された後に、一方の
信号のみを反転させた状態で、合波されて出力されるよ
うに受光回路を構成する。この構成によれば、各増幅部
において発生する二次歪成分が合波時に打ち消されるこ
とになるので、出力中に二次歪成分が含まれなくなる。
【0009】
【実施例】以下、実施例につき本発明を詳細に説明す
る。
る。
【0010】図1に、本発明の一実施例による受光回路
の構成を示す。図示したように、実施例の受光回路で
は、光信号は、カソード端子がコイル12を介して電源
VDDに接続され、アノード端子がコイル13を介して接
地されているフォトダイオード(PD)11に導入され
る。
の構成を示す。図示したように、実施例の受光回路で
は、光信号は、カソード端子がコイル12を介して電源
VDDに接続され、アノード端子がコイル13を介して接
地されているフォトダイオード(PD)11に導入され
る。
【0011】光信号の受光によって、PD11に生ずる
変化は、カソード端子とアノード端子とから取り出さ
れ、それぞれ、コンデンサ18、19に入力される。コ
ンデンサ18、19によって取り出された交流の信号成
分には、それぞれ、抵抗22とコンデンサ20とコイル
14、抵抗23とコンデンサ21とコイル15によっ
て、直流バイアスとトランスインピーダンスを与えられ
て、FET24、25のゲートに入力される。
変化は、カソード端子とアノード端子とから取り出さ
れ、それぞれ、コンデンサ18、19に入力される。コ
ンデンサ18、19によって取り出された交流の信号成
分には、それぞれ、抵抗22とコンデンサ20とコイル
14、抵抗23とコンデンサ21とコイル15によっ
て、直流バイアスとトランスインピーダンスを与えられ
て、FET24、25のゲートに入力される。
【0012】FET24、25のソースはグランドに、
ドレインは、それぞれコイル16、17を介して電源に
接続されており、各FETのドレイン端子から出力され
る信号は、FET25側からの信号を反転させて、FE
T24側からの信号に合波して出力するような特性を有
するライン型トランスであるLSコイル26に入力され
ている。
ドレインは、それぞれコイル16、17を介して電源に
接続されており、各FETのドレイン端子から出力され
る信号は、FET25側からの信号を反転させて、FE
T24側からの信号に合波して出力するような特性を有
するライン型トランスであるLSコイル26に入力され
ている。
【0013】このように構成された実施例の受光回路で
は、PD11から位相が反転した2つの同レベルの信号
が取り出されて、それぞれの信号に対して同特性の増幅
が行われることになるので、各FETからの出力に含ま
れる信号成分は、逆位相のものとなり、二次歪成分は、
同位相のものとなる。そして、LSコイル26におい
て、一方の信号の位相を反転させた信号と、他方の信号
との合波が行われているので、合波時に二次歪成分は打
ち消されることになり、LSコイル26からは、信号成
分だけが出力されることになる。
は、PD11から位相が反転した2つの同レベルの信号
が取り出されて、それぞれの信号に対して同特性の増幅
が行われることになるので、各FETからの出力に含ま
れる信号成分は、逆位相のものとなり、二次歪成分は、
同位相のものとなる。そして、LSコイル26におい
て、一方の信号の位相を反転させた信号と、他方の信号
との合波が行われているので、合波時に二次歪成分は打
ち消されることになり、LSコイル26からは、信号成
分だけが出力されることになる。
【0014】なお、実施例の受光回路は、FETを用い
て構成したが、FETによる増幅回路部分を、他の二次
歪が発生する増幅回路に置換しても、二次歪が発生しな
い受光回路を構成することができる。
て構成したが、FETによる増幅回路部分を、他の二次
歪が発生する増幅回路に置換しても、二次歪が発生しな
い受光回路を構成することができる。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
二次歪が発生する増幅手段を用いて、二次歪が発生する
ことのない受光回路を構成できることになり、二次歪の
影響による伝送品質の劣化が抑えられることになる。
二次歪が発生する増幅手段を用いて、二次歪が発生する
ことのない受光回路を構成できることになり、二次歪の
影響による伝送品質の劣化が抑えられることになる。
【図1】本発明の一実施例による受光回路の構成を示す
回路図である。
回路図である。
【図2】従来の受光回路の構成を示す回路図である。
11、27 フォトダイオード(PD) 12〜17、29、30 コイル 18〜21、31、32 コンデンサ 22、23、33 抵抗 24、25、34 電界効果トランジスタ 26 LSコイル 40 出力端子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04B 10/04 10/06
Claims (2)
- 【請求項1】 アノード端子が第1コイルを介してアー
スされ、カソード端子が第2コイルを介して直流電源に
接続されたフォトダイオードと、 このフォトダイオードのカソード端子にあらわれる交流
信号成分を増幅するための、増幅時に二次歪が発生する
第1増幅部と、 前記フォトダイオードのアノード端子にあらわれる交流
信号成分を増幅するための、前記第1増幅部と同じ伝達
関数を持つ第2増幅部と、 これら第1増幅部と第2増幅部から出力される2つの信
号のうち、いずれか一方の信号を反転させ、反転させた
信号を他方の信号と合波して出力する信号合波部とを具
備することを特徴とする受光回路。 - 【請求項2】 前記第1増幅部と第2増幅部とが、電界
効果トランジスタを用いて構成されたものであることを
特徴とする請求項1記載の受光回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7058568A JP2658951B2 (ja) | 1995-03-17 | 1995-03-17 | 受光回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7058568A JP2658951B2 (ja) | 1995-03-17 | 1995-03-17 | 受光回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08256109A true JPH08256109A (ja) | 1996-10-01 |
JP2658951B2 JP2658951B2 (ja) | 1997-09-30 |
Family
ID=13088056
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7058568A Expired - Lifetime JP2658951B2 (ja) | 1995-03-17 | 1995-03-17 | 受光回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2658951B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010068195A (ja) * | 2008-09-10 | 2010-03-25 | Hochiki Corp | 光電変換装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04336819A (ja) * | 1991-02-08 | 1992-11-25 | Ortel Corp | 電子信号及び光信号を直線化するひずみ補正回路 |
-
1995
- 1995-03-17 JP JP7058568A patent/JP2658951B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04336819A (ja) * | 1991-02-08 | 1992-11-25 | Ortel Corp | 電子信号及び光信号を直線化するひずみ補正回路 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010068195A (ja) * | 2008-09-10 | 2010-03-25 | Hochiki Corp | 光電変換装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2658951B2 (ja) | 1997-09-30 |
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