JP2658951B2 - 受光回路 - Google Patents
受光回路Info
- Publication number
- JP2658951B2 JP2658951B2 JP7058568A JP5856895A JP2658951B2 JP 2658951 B2 JP2658951 B2 JP 2658951B2 JP 7058568 A JP7058568 A JP 7058568A JP 5856895 A JP5856895 A JP 5856895A JP 2658951 B2 JP2658951 B2 JP 2658951B2
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- Japan
- Prior art keywords
- signal
- light receiving
- coil
- receiving circuit
- output
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- Expired - Lifetime
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03F—AMPLIFIERS
- H03F3/00—Amplifiers with only discharge tubes or only semiconductor devices as amplifying elements
- H03F3/04—Amplifiers with only discharge tubes or only semiconductor devices as amplifying elements with semiconductor devices only
- H03F3/08—Amplifiers with only discharge tubes or only semiconductor devices as amplifying elements with semiconductor devices only controlled by light
- H03F3/082—Amplifiers with only discharge tubes or only semiconductor devices as amplifying elements with semiconductor devices only controlled by light with FET's
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Optical Communication System (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、受光回路に係わり、た
とえば、多波光信号の受信に用いられる受光回路に関す
る。
とえば、多波光信号の受信に用いられる受光回路に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図2を用いて従来の受光回路の構成およ
び動作の概要を説明する。
び動作の概要を説明する。
【0003】従来の受光回路では、図示してあるよう
に、光信号は、カソード端子にコイル28を介して電源
VDDが与えられているフォトダイオード(PD)17に
導入され、電気信号に変換される。そして、変換された
電気信号は、コンデンサ31を介して、電界効果トラン
ジスタ(FET:Field Effect Transistor) 34のゲー
ト端子に入力される。
に、光信号は、カソード端子にコイル28を介して電源
VDDが与えられているフォトダイオード(PD)17に
導入され、電気信号に変換される。そして、変換された
電気信号は、コンデンサ31を介して、電界効果トラン
ジスタ(FET:Field Effect Transistor) 34のゲー
ト端子に入力される。
【0004】FET34のゲート端子には、コイル29
とコンデンサ32と抵抗33とからなるバイアス回路も
接続されており、また、FET34のソース端子は、グ
ランドに、ドレイン端子は、コイル30を介して、電源
VDDに接続されており、出力は、出力端子40から取り
出されている。
とコンデンサ32と抵抗33とからなるバイアス回路も
接続されており、また、FET34のソース端子は、グ
ランドに、ドレイン端子は、コイル30を介して、電源
VDDに接続されており、出力は、出力端子40から取り
出されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述のような、従来の
受光回路では、入力信号が多波の場合(周波数の異なる
信号が重畳された信号がFETに入力された場合)、F
ETのドレイン電流が、ゲートに対する入力電圧の二次
関数となるため、出力端子から出力される信号中に、二
次歪成分が含まれてしまいうといった問題があった。
受光回路では、入力信号が多波の場合(周波数の異なる
信号が重畳された信号がFETに入力された場合)、F
ETのドレイン電流が、ゲートに対する入力電圧の二次
関数となるため、出力端子から出力される信号中に、二
次歪成分が含まれてしまいうといった問題があった。
【0006】そこで、本発明の目的は、二次歪が発生し
ない受光回路を提供することにある。
ない受光回路を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、(イ)アノード端子が第1コイルを介してアースさ
れ、カソード端子が第2コイルを介して直流電源に接続
されたフォトダイオードと、(ロ)このフォトダイオー
ドのカソード端子にあらわれる交流信号成分を増幅する
ための、増幅時に二次歪が発生する第1増幅部と、
(ハ)フォトダイオードのアノード端子にあらわれる交
流信号成分を増幅するための、第1増幅部と同じ伝達関
数を持つ第2増幅部と、(ニ)これら第1増幅部と第2
増幅部から出力される2つの信号のうちの一方の信号を
一端を接地した巻線の他端に供給し、他方の信号を一端
を受光出力とする巻線の他端に供給することで合波した
信号を受光出力として出力するLSコイルとを受光回路
に具備させる。
は、(イ)アノード端子が第1コイルを介してアースさ
れ、カソード端子が第2コイルを介して直流電源に接続
されたフォトダイオードと、(ロ)このフォトダイオー
ドのカソード端子にあらわれる交流信号成分を増幅する
ための、増幅時に二次歪が発生する第1増幅部と、
(ハ)フォトダイオードのアノード端子にあらわれる交
流信号成分を増幅するための、第1増幅部と同じ伝達関
数を持つ第2増幅部と、(ニ)これら第1増幅部と第2
増幅部から出力される2つの信号のうちの一方の信号を
一端を接地した巻線の他端に供給し、他方の信号を一端
を受光出力とする巻線の他端に供給することで合波した
信号を受光出力として出力するLSコイルとを受光回路
に具備させる。
【0008】すなわち、請求項1記載の発明では、光電
交換するための手段として、アノード端子が第1コイル
を介してアースされ、カソード端子が第2コイルを介し
て直流電源に接続されたフォトダイオードを用いること
によって、受信された光信号に応じた、位相が反転した
2つの同レベルの電気信号が得られるようにしておくと
ともに、それら2つの信号が、それぞれ、同じ伝達関数
を有する2つの増幅部によって増幅された後に、一方の
信号のみを反転させた状態で、LSコイルで合波されて
出力されるように受光回路を構成する。この構成によれ
ば、各増幅部において発生する二次歪成分が合波時に打
ち消されることになるので、出力時に二次歪成分が含ま
れなくなる。
交換するための手段として、アノード端子が第1コイル
を介してアースされ、カソード端子が第2コイルを介し
て直流電源に接続されたフォトダイオードを用いること
によって、受信された光信号に応じた、位相が反転した
2つの同レベルの電気信号が得られるようにしておくと
ともに、それら2つの信号が、それぞれ、同じ伝達関数
を有する2つの増幅部によって増幅された後に、一方の
信号のみを反転させた状態で、LSコイルで合波されて
出力されるように受光回路を構成する。この構成によれ
ば、各増幅部において発生する二次歪成分が合波時に打
ち消されることになるので、出力時に二次歪成分が含ま
れなくなる。
【0009】
【実施例】以下、実施例につき本発明を詳細に説明す
る。
る。
【0010】図1に、本発明の一実施例による受光回路
の構成を示す。図示したように、実施例の受光回路で
は、光信号は、カソード端子がコイル12を介して電源
VDDに接続され、アノード端子がコイル13を介して接
地されているフォトダイオード(PD)11に導入され
る。
の構成を示す。図示したように、実施例の受光回路で
は、光信号は、カソード端子がコイル12を介して電源
VDDに接続され、アノード端子がコイル13を介して接
地されているフォトダイオード(PD)11に導入され
る。
【0011】光信号の受光によって、PD11に生ずる
変化は、カソード端子とアノード端子とから取り出さ
れ、それぞれ、コンデンサ18、19に入力される。コ
ンデンサ18、19によって取り出された交流の信号成
分には、それぞれ、抵抗22とコンデンサ20とコイル
14、抵抗23とコンデンサ21とコイル15によっ
て、直流バイアスとトランスインピーダンスを与えられ
て、FET24、25のゲートに入力される。
変化は、カソード端子とアノード端子とから取り出さ
れ、それぞれ、コンデンサ18、19に入力される。コ
ンデンサ18、19によって取り出された交流の信号成
分には、それぞれ、抵抗22とコンデンサ20とコイル
14、抵抗23とコンデンサ21とコイル15によっ
て、直流バイアスとトランスインピーダンスを与えられ
て、FET24、25のゲートに入力される。
【0012】FET24、25のソースはグランドに、
ドレインは、それぞれコイル16、17を介して電源に
接続されており、各FETのドレイン端子から出力され
る信号は、FET25側からの信号を反転させて、FE
T24側からの信号に合波して出力するような特性を有
するライン型トランスであるLSコイル26に入力され
ている。
ドレインは、それぞれコイル16、17を介して電源に
接続されており、各FETのドレイン端子から出力され
る信号は、FET25側からの信号を反転させて、FE
T24側からの信号に合波して出力するような特性を有
するライン型トランスであるLSコイル26に入力され
ている。
【0013】このように構成された実施例の受光回路で
は、PD11から位相が反転した2つの同レベルの信号
が取り出されて、それぞれの信号に対して同特性の増幅
が行われることになるので、各FETからの出力に含ま
れる信号成分は、逆位相のものとなり、二次歪成分は、
同位相のものとなる。そして、LSコイル26におい
て、一方の信号の位相を反転させた信号と、他方の信号
との合波が行われているので、合波時に二次歪成分は打
ち消されることになり、LSコイル26からは、信号成
分だけが出力されることになる。
は、PD11から位相が反転した2つの同レベルの信号
が取り出されて、それぞれの信号に対して同特性の増幅
が行われることになるので、各FETからの出力に含ま
れる信号成分は、逆位相のものとなり、二次歪成分は、
同位相のものとなる。そして、LSコイル26におい
て、一方の信号の位相を反転させた信号と、他方の信号
との合波が行われているので、合波時に二次歪成分は打
ち消されることになり、LSコイル26からは、信号成
分だけが出力されることになる。
【0014】なお、実施例の受光回路は、FETを用い
て構成したが、FETによる増幅回路部分を、他の二次
歪が発生する増幅回路に置換しても、二次歪が発生しな
い受光回路を構成することができる。
て構成したが、FETによる増幅回路部分を、他の二次
歪が発生する増幅回路に置換しても、二次歪が発生しな
い受光回路を構成することができる。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
二次歪が発生する増幅手段を用いて、二次歪が発生する
ことのない受光回路を構成できることになり、二次歪の
影響による伝送品質の劣化が抑えられることになる。し
かも本発明では、このための信号合波のための手段をL
Sコイルによって行っているので、構成が簡単なばかり
でなく、回路の信頼性が非常に高いという利点がある。
二次歪が発生する増幅手段を用いて、二次歪が発生する
ことのない受光回路を構成できることになり、二次歪の
影響による伝送品質の劣化が抑えられることになる。し
かも本発明では、このための信号合波のための手段をL
Sコイルによって行っているので、構成が簡単なばかり
でなく、回路の信頼性が非常に高いという利点がある。
【図1】本発明の一実施例による受光回路の構成を示す
回路図である。
回路図である。
【図2】従来の受光回路の構成を示す回路図である。
11、27 フォトダイオード(PD) 12〜17、29、30 コイル 18〜21、31、32 コンデンサ 22、23、33 抵抗 24、25、34 電界効果トランジスタ 26 LSコイル 40 出力端子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04B 10/26 10/28
Claims (1)
- 【請求項1】 アノード端子が第1コイルを介してアー
スされ、カソード端子が第2コイルを介して直流電源に
接続されたフォトダイオードと、 このフォトダイオードのカソード端子にあらわれる交流
信号成分を増幅するための、増幅時に二次歪が発生する
第1増幅部と、 前記フォトダイオードのアノード端子にあらわれる交流
信号成分を増幅するための、前記第1増幅部と同じ伝達
関数を持つ第2増幅部と、これら第1増幅部と第2増幅部から出力される2つの信
号のうちの一方の信号を一端を接地した巻線の他端に供
給し、他方の信号を一端を受光出力とする巻線の他端に
供給することで合波した信号を前記受光出力として出力
するLSコイル とを具備することを特徴とする受光回
路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7058568A JP2658951B2 (ja) | 1995-03-17 | 1995-03-17 | 受光回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7058568A JP2658951B2 (ja) | 1995-03-17 | 1995-03-17 | 受光回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08256109A JPH08256109A (ja) | 1996-10-01 |
JP2658951B2 true JP2658951B2 (ja) | 1997-09-30 |
Family
ID=13088056
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7058568A Expired - Lifetime JP2658951B2 (ja) | 1995-03-17 | 1995-03-17 | 受光回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2658951B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5253057B2 (ja) * | 2008-09-10 | 2013-07-31 | ホーチキ株式会社 | 光電変換装置 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5132639A (en) * | 1989-09-07 | 1992-07-21 | Ortel Corporation | Predistorter for linearization of electronic and optical signals |
-
1995
- 1995-03-17 JP JP7058568A patent/JP2658951B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08256109A (ja) | 1996-10-01 |
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