JP6343816B2 - 光電変換装置 - Google Patents

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本発明は、光伝送システムにおいて光信号を受信して電気信号に変換する光電変換装置に関し、特に無給電状態でも光信号を電気信号に変換して出力することのできる光電変換装置に関する。
光ファイバーを用いた光伝送システムにおいては、受信者側に光回線終端装置が配置される。光回線終端装置は、光信号を電気信号に変換する光電変換装置を有しており、光信号によって伝送されたRF信号やFM信号を出力する。地震などの災害に関する情報や地域の情報、あるいは行政情報などを伝達する告知放送システムにおいて、かかる光電変換装置が広く用いられている。
告知放送は、災害時などの緊急時において情報を告知するが、そのような場合には停電となっている可能性が高い。このため、停電時であっても光電変換装置が動作して、光信号を電気信号に変換することが可能であることが必要となる。このように無給電時でも光信号を電気信号に変換することのできる光電変換装置としては、例えば特許文献1に挙げるようなものがある。
特許文献1の光電変換装置は、給電時には、逆電圧がフォトダイオードに印加され、フォトダイオードから出力された電気信号が増幅手段にて増幅された上で出力端子から出力されることで、光電変換出力を行うことが可能となる。また、無給電時には、スイッチがオンとなることでフォトダイオードのアノード側とカソード側が短絡路によって短絡され、無バイアスモードのフォトダイオードから出力された電気信号が出力端子から出力されることで、光電変換出力を行うことが可能となる。
特開2012−257283号公報
従来の光電変換装置では、フォトダイオードの両側を短絡させる短絡路を設けると共に、この短絡路に無給電時にのみオンとなるスイッチを設けることで、無給電時にフォトダイオードからの出力を取り出すことができるように構成されているが、短絡路に設けるスイッチを給電状態から無給電状態となる際に何らかの手段で動作させる必要があり、そのために回路構成がやや複雑になると共に、部品点数も増加するという問題があった。
本発明は前記課題を鑑みてなされたものであり、フォトダイオードの短絡路を、スイッチを設けることなく無給電時にのみ導通させることのできる光電変換装置を提供することを目的とする。
前記課題を解決するため、請求項1の発明に係る光電変換装置は、光伝送システムにおいて光信号を電気信号に変換する光電変換装置において、
前記光信号を前記電気信号に変換するフォトダイオードと、
給電時に前記フォトダイオードに逆電圧を印加する逆電圧印加手段と、
前記フォトダイオードのカソード側とアノード側を短絡させる短絡路と、
前記短絡路に設けられ前記フォトダイオードのアノード側からカソード側に向かう方向を順方向とするダイオードと、を備え
前記フォトダイオードは、給電時は前記逆電圧印加手段による逆電圧で動作し、無給電時は無バイアスモードで動作することを特徴として構成されている。
請求項1に係る発明によれば、給電時にはフォトダイオードに印加される逆電圧が維持され、無給電時にはフォトダイオードからの光電流が短絡路を流れて光信号を取り出すことができる。
また、請求項2の発明に係る光電変換装置は、前記ダイオードはゲルマニウムダイオードまたはショットキーバリアダイオードからなることを特徴として構成されている。
請求項2に係る発明によれば、ダイオードの順電圧降下を抑えることができる。
さらに、請求項3の発明に係る光電変換装置は、前記ダイオードは順電圧降下が0.1V以下であることを特徴として構成されている。また、請求項4の発明に係る光電変換装置は、前記短絡路は、前記フォトダイオードのアノードと前記ダイオードのアノードとの間に直流抵抗成分が略存在せず、前記ダイオードのカソードと前記フォトダイオードのカソードとの間に直流抵抗成分が略存在しないことを特徴として構成されている。
請求項3に係る発明によれば、フォトダイオードの内部電界が破壊されることによる出力レベルの低下を防止することができる。
本発明に係る光電変換装置によれば、ダイオードの作用によって給電時と無給電時の動作を切替えることができ、スイッチ等を設ける必要がないので、簡単な回路構成で無給電時にも動作可能とすることができる。
本実施形態における光電変換装置の回路図である。
本発明の実施形態について図面に沿って詳細に説明する。図1には、本実施形態における光電変換装置の回路図を示している。本実施形態の光電変換装置は、告知放送のシステムにおいて用いられるものであって、各家庭に設置される光回線終端装置内に設けられるものである。光回線終端装置には光ファイバー網からの光ケーブルが接続され、光電変換装置は光ケーブルからの光信号を電気信号に変換して出力する。
光電変換装置は、光信号を電気信号に変換するためのフォトダイオード1と、変換した電気信号のうちFM信号を出力するFM出力端子6と、変換した電気信号のうちRF信号を出力するRF出力端子7とを、線路を介して接続して構成されている。フォトダイオード1のカソード側はコイルL2を介して正電源+Vcに接続され、フォトダイオード1のアノード側はコイルL3及び抵抗R1を介して接地されている。すなわち、正電源+Vcは、給電時にはフォトダイオード1に逆電圧を印加する逆電圧印加手段に相当する。なお、コイルL3と抵抗R1の間は、コンデンサC2を介して接地されている。
フォトダイオード1のカソードと正電源+Vcの間からは線路が引き出され、該線路には、電気信号のうちFM放送の周波数帯域のみを取り出すことのできるバンドパスフィルタ2及びFM出力端子6が接続されている。
フォトダイオード1のアノードと抵抗R1の間からも線路が引き出され、該線路にはコンデンサC1とアンプ3及びRF出力端子7が接続されている。コンデンサC1により、フォトダイオード1で変換した電気信号のうち交流成分のみを取り出すことができ、さらにアンプ3で増幅することで、RF信号としてRF出力端子7から出力することができる。
フォトダイオード1のアノード側とカソード側は、短絡路5によって接続されている。短絡路5には、コイルL1とダイオード4が配置されている。ダイオード4は、短絡路5においてフォトダイオード1のアノード側からカソード側に向かう方向を順方向とするように接続されている。このダイオード4は、順電圧降下の小さいゲルマニウムダイオードまたはショットキーバリアダイオードによって構成されている。
給電時における光電変換装置の動作について説明する。給電時には、正電源+Vcによってフォトダイオード1には逆電圧が印加される。この状態において光ケーブルからの光信号が光電変換され、フォトダイオード1からは電気信号が出力される。出力された電気信号のうち交流成分については、コンデンサC1によって取り出され、アンプ3で増幅された上でRF出力端子7から出力されると共に、FM放送の周波数帯域の信号が、バンドパスフィルタ2を介してFM出力端子6から出力される。このとき、短絡路5にはダイオード4の逆方向に電圧が印加された状態となっているから、短絡路5には電流は流れない。なお、コイルL2とコイルL3及びコンデンサC2の作用により、RF信号は電源やグランドには流れ込まない。
次に、無給電時における光電変換装置の動作について説明する。停電などによって光電変換装置に対する給電が停止すると、正電源+Vcによるフォトダイオード1に対する電圧の印加がなされなくなる。この場合、フォトダイオード1は無バイアスモードとなり、光ケーブルからバンドギャップ以上の光エネルギーが入射されると、この光エネルギーが空乏層で吸収され、伝導電子と正孔との生成及びドリフトによって光強度に比例した起電力が発生する。
フォトダイオード1の起電力により、短絡路5にはダイオード4の順方向に電流が流れる。前述のように、給電時にはダイオード4の逆方向に電圧が印加されているので短絡路5に電流は流れないが、無給電時には無バイアスモードのフォトダイオード1による起電力がダイオード4の順方向に印加されるので、短絡路5に電流が流れる。これにより、電気信号のうちFM放送の周波数帯域の信号が、バンドパスフィルタ2を介してFM出力端子6から出力される。
フォトダイオード1からの電流の直流成分により、短絡路5には自己バイアス電圧が発生する。線路の抵抗は十分小さいので、自己バイアス電圧は主にダイオード4の順電圧降下の値によって定まる。自己バイアス電圧が大きいと、フォトダイオード1の内部電界が破壊され、出力レベルが低下することとなるので、自己バイアス電圧を小さくする必要がある。したがって、自己バイアス電圧を規定するダイオード4には、順電圧降下の小さい特性を有するものを選択する必要がある。本実施形態では、ダイオード4として順電圧降下の小さいゲルマニウムダイオードまたはショットキーバリアダイオードを用いている。特に、順電圧降下が0.1V以下の特性を有するものを選択することで、フォトダイオード1の出力レベルを低下させることがないようにすることができる。
このように、光電変換装置においてフォトダイオード1の両端を短絡させる短絡路5を設け、短絡路5にはフォトダイオード1のアノード側からカソード側に向かう方向を順方向とするダイオード4を設けたことにより、給電時にはフォトダイオード1に印加される逆電圧が維持され、無給電時にはフォトダイオード1からの光電流が短絡路5を流れて光信号を取り出すことが可能となる。また、ダイオード4の作用によって給電時と無給電時の動作が切替わるので、簡単な回路構成でかかる機能を実現することができる。さらには、ダイオード4に順電圧降下が0.1V以下のものを選択することで、フォトダイオード1の内部電界が破壊されることによる出力レベルの低下も防止することができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明の適用は本実施形態には限られず、その技術的思想の範囲内において様々に適用されうるものである。
1 フォトダイオード
2 バンドパスフィルタ
3 アンプ
4 ダイオード
5 短絡路
6 FM出力端子
7 RF出力端子

Claims (4)

  1. 光伝送システムにおいて光信号を電気信号に変換する光電変換装置において、
    前記光信号を前記電気信号に変換するフォトダイオードと、
    給電時に前記フォトダイオードに逆電圧を印加する逆電圧印加手段と、
    前記フォトダイオードのカソード側とアノード側を短絡させる短絡路と、
    前記短絡路に設けられ前記フォトダイオードのアノード側からカソード側に向かう方向を順方向とするダイオードと、を備え
    前記フォトダイオードは、給電時は前記逆電圧印加手段による逆電圧で動作し、無給電時は無バイアスモードで動作することを特徴とする光電変換装置。
  2. 前記ダイオードはゲルマニウムダイオードまたはショットキーバリアダイオードからなることを特徴とする請求項1記載の光電変換装置。
  3. 前記ダイオードは順電圧降下が0.1V以下であることを特徴とする請求項1または2記載の光電変換装置。
  4. 前記短絡路は、前記フォトダイオードのアノードと前記ダイオードのアノードとの間に直流抵抗成分が略存在せず、前記ダイオードのカソードと前記フォトダイオードのカソードとの間に直流抵抗成分が略存在しないことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の光電変換装置。
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