JPH0549486U - 移動農機の走行補助装置 - Google Patents

移動農機の走行補助装置

Info

Publication number
JPH0549486U
JPH0549486U JP10920291U JP10920291U JPH0549486U JP H0549486 U JPH0549486 U JP H0549486U JP 10920291 U JP10920291 U JP 10920291U JP 10920291 U JP10920291 U JP 10920291U JP H0549486 U JPH0549486 U JP H0549486U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
engine
view
planting
case
shaft
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP10920291U
Other languages
English (en)
Other versions
JP2579927Y2 (ja
Inventor
陽 一 朗 西
石 俊 樹 南
本 二 教 山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yanma Agricultural Equipment Co Ltd
Original Assignee
Yanma Agricultural Equipment Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yanma Agricultural Equipment Co Ltd filed Critical Yanma Agricultural Equipment Co Ltd
Priority to JP1991109202U priority Critical patent/JP2579927Y2/ja
Publication of JPH0549486U publication Critical patent/JPH0549486U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2579927Y2 publication Critical patent/JP2579927Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Transplanting Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 [目的] ヘッドランプを最大限低位置に設けて、運
転位置からの前方視界を良好とさせての取扱操作性に秀
れた作業を可能にする。 [構成] 機体前部にエンジン(1)を搭載する構造
において、平面視前記エンジン(1)の出力軸(1a)
側前方にヘッドランプ(60)を配設する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は左右往復移動する苗載台より1株分の苗を植付爪によって取出して圃 場に順次植付ける歩行田植機など移動農機の走行補助装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば歩行田植機のヘッドランプにあっては、機体中心のエンジン上方のボン ネットに通常は収納配置されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし乍らこのようなヘッドランプの配置構造の場合、ボンネット側の全高が 高いものとなって運転位置からの前方視界を不良とさせたり、全長を長いものと させてこの田植機の取扱いや操作性を悪化させるなどの欠点があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
したがって本考案は、機体前部にエンジンを搭載する構造において、平面視前 記エンジンの出力軸側前方にヘッドランプを配設して、ヘッドランプによって機 体前部の全高が高くなったり機体全長が長くなるのを解消させて、田植作業など を前方視界良好に且つ取扱操作性良好に行わしめるようにしたものである。
【0005】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳述する。図1は要部の側面説明図、 図2は歩行田植機の全体側面図、図3は同平面図、図4は機体フレーム部の側面 説明図、図5は同平面説明図であり、図中(1)はエンジン、(2)はトランス ミッションケース、(3)は前記ミッションケース(2)後部に伝動パイプ(4 )を介して連設する植付ケース、(5)は前記植付ケース(3)にハンドルフレ ーム(6)を介し連設する操向ハンドル、(7)(7)は前記ミッションケース (2)の左右両側に左右スイングケース(8)(8)を介し昇降自在に支持する 左右一対の水田車輪、(9)は前記ハンドルフレーム(6)の上側にガイドレー ル(10)(11)を介して左右に往復摺動自在に取付ける前低後高の苗載台、 (12)は前記植付ケース(3)に植付アーム(13)を介して取付けて苗載台 (9)から1株分の苗を取出して圃場に植付ける苗植付爪、(14)は肥料タン ク(14a)・肥料繰出ケース(15)・作溝器(16)などを有して前記植付 爪(12)の苗植付位置内側沿いに施肥を行う側条施肥機、(17)は前記エン ジン(1)のエンジン台(18)及びハンドルフレーム(6)の下側に前部リン ク(19)及び植付深さ調節レバー(20)を介して支持する単一の植付田面均 平用フロート、(21)は前記エンジン(1)及びエンジン燃料タンク(22) などの上側を覆うボンネット、(23)は前記エンジン台(18)前端に固設す るバンパー、(24)は主変速レバー、(25)はリコイルレバー、(26)は 左右サイドクラッチレバー、(27)は植付クラッチレバー、(28)は油圧昇 降レバー、(29)は主クラッチレバー、(30)は苗取量調節レバーである。
【0006】 前記伝動パイプ(4)は機体中央の前後方向に配設して前端のフランジ部(4 a)をミッションケース(2)後端に着脱自在に取付固定すると共に、後端を板 金で形成するT字形植付ケース(3)の軸挿入口(3a)に溶接固定させ、該植 付ケース(3)の後側面に前記ハンドルフレーム(6)の前端を溶接固定させて 、これら伝動パイプ(4)と植付ケース(3)とハンドルフレーム(6)を溶接 一体構造として植付爪(12)と苗載台(9)間の取付精度向上などを図るよう に構成している。
【0007】 また、前記ミッションケース(2)後側面の固定ブラケット(31)上端に前 端側を固設する比較的小径の左右2本のパイプ(32)(32)を、前記伝動パ イプ(4)上方で側面視後下りに前記ハンドルフレーム(6)の基端部まで延長 して該フレーム(6)の左右両側に溶接固定させて、前記ミッションケース(2 )とハンドルフレーム(6)間で側面視三角形を形成する状態に各パイプ(4) (32)(32)を一体連結させて、これら3本のパイプ(4)(32)(32 )でもって軽量にして曲げ及び捩れ剛性に秀れた機体を構成している。
【0008】 そして図6に示す如く、前記伝動パイプ(4)にミッションケース(2)のP TO軸である植付伝動軸(33)を内挿させて、該伝動軸(33)でもって前記 植付ケース(3)の左右両側に支持する植付アーム(13)の駆動を行うもので 、該植付アーム(13)より前側で伝動パイプ(4)と上部の左右パイプ(32 )(32)とを前枢着板(34)を介し、また該枢着板(34)の後方で伝動パ イプ(4)と左パイプ(32)とを後枢着板(35)を介し相互に一体連結させ ると共に、植付アーム(13)の後側でハンドルフレーム(6)に左右パイプ( 32)(32)自体を直接固定させて、側面視植付アーム(13)の前後にこれ らパイプ(4)(32)(32)・フレーム(6)・枢着板(34)(35)に よる閉空間を形成させることによって、前記植付アーム(13)のアーム駆動軸 (13a)取付部の変位防止(植付アーム(13)のクランク運動による偏荷重 で軸(13a)取付部が苗載台(9)に対して変位するのを防止)を図って苗取 量を安定させるように構成している。
【0009】 図7にも示す如く、左右パイプ(32)(32)の後端部間に横設する前後横 板(36a)(36b)上に門形状の左右フレーム(37)(37)を介して横 送りチェンケース(38)を一体連結させ、該チェンケース(38)内に駆動ス プロケット(39)及び遊動スプロケット(40)(40)を介し横送りチェン (41)を張架させ、該チェン(41)に取付ける横送り体(42)を前記苗載 台(9)前面側に突設するブラケット(43)に係合連結させる一方、前記駆動 スプロケット(39)のスプロケット軸(44)を下方に延設させ、該スプロケ ット軸(44)の下端遊動スプロケット(45)と、前記ブラケット(31)の 固定金具(46)に張力調節板(47)を介して取付ける遊動スプロケット(4 8)との間に横送り伝動チェン(49)を張架させ、前記伝動パイプ(4)左側 のミッションケース(2)と後枢着板(35)間に植付伝動軸(33)と平行な 横送りネジ軸(50)を設け、該ネジ軸(50)に結合させる滑子(51)を前 記伝動チェン(49)に一体連結させて、前記ミッションケース(2)からの出 力でネジ軸(50)が回転し滑子(51)が前後に往復移動するとき、各チェン (49)(41)を介して前記横送り体(42)を左右に往復移動させて苗載台 (9)の横送りを行うように構成している。なお、(52)は前記パイプ(32 )(32)に固設する施肥機(14)装着用の取付板である。
【0010】 図8乃至図9にも示す如く、前記エンジン(1)は、ミッションケース(2)前 端側上面に植込み固定する植込みボルト(53)にエンジン(1)底部の後端左 右両側を取付固定すると共に、前記ミッションケース(2)前端側にボルト(5 4)を介して基端を固定し前端側をミッションケース(2)前方に延設してバン パー(23)を構成するバンパー部材であるエンジン台(18)の略中間上面に 、エンジン(1)底部の前端左右両側をボルト(55)を介して固定して、側面 視エンジン(1)後部とミッションケース(2)前部とを上下にラップする状態 とさせて、これらの取付構成をコンパクトなものとさせると共に、エンジン台( 18)における剛性を低減可能とさせて、機体を軽量にして前バランスの良好な ものとするように構成している。
【0011】 また、前記エンジン(1)の出力軸(1a)とミッションケース(2)の入力 軸(2a)とをVプーリ(56)(57)及びVベルト(58)を介して連動連 結させるベルトカバー(59)を、エンジン(1)及びミッションケース(2) の左外側に設け、平面視エンジン出力軸(1a)位置前方となるこのベルトカバ ー(59)前方の余剰空間部に出力軸(1a)と略同一高さ位置でヘッドランプ (60)を配設するもので、ボルト(61)でもって該ランプ(60)を上面に 支持するランプ台(62)を、前記エンジン(1)の左外壁にボルト(63)を 介し着脱自在に固定させて、該ヘッドランプ(60)をエンジン出力軸(1a) 前方の低位置に設けることによって、この機体前部の全高を低く、また全長を短 くするように抑制して、運転位置からの前方視昇を良好とさせると共に、取扱い や操作性を良好とさせるように構成している。
【0012】 さらに前記燃料タンク(22)は、左右パイプ(32)(32)を連結する前 記前枢着板(34)上端の横板(34a)に後ステー(64)を介し後端側を、 また前記エンジン(1)のクランクケース(1b)の頭部に前ステー(65)を 介し前端側を各ボルト(66)でもって固定支持させ、該タンク(22)上面の タンクキャップ(67)を有する給油口(22a)基部に、オーバーフロー排出 溝(68)を形成させると共に、該排出溝(68)の排出口(68a)をエンジ ン(1)・マフラー(69)・肥料タンク(14a)の三者を避けた右外側方向 に向けて開設して、このオーバーフロー燃料による火炎や劣化及びひび割れなど の発生防止を図るように構成している。
【0013】 図10に示す如く、前記フロート(17)の前端側を支持する前部リンク(1 9)は、前面視T字形に形成し、前記フロート(17)の固定ブラケット(70 )に下端筒部(19a)をピン(71)を介して支持させ、中間の縦長部(19 b)を前記エンジン台(18)で左右両側から、またエンジン台(18)に固設 する前後規制軸(72)で前後両側からそれぞれ挾む状態に案内支持させて、前 記リンク(19)が泥詰まりなどによって動作不良となるのを防止してスムーズ な上下動作を行わしめると共に、分解組立を容易に行わしめるように構成してい る。
【0014】 また、前記エンジン(1)下方でミッションケース(2)前方の比較的狭い余 剰空間(A)に、前記フロート(17)の上下変位つまりフロート(17)と機 体との相対位置変化を検出するピッチングセンサ(73)を設けるもので、前記 エンジン台(18)の基端側に固設する筒軸(74)に、フロート(17)の最 前上面にローラ部(73a)を当接させるセンサ(73)のセンサアーム(73 b)を嵌合支持させて、変位量が最大となるフロート最前部での上下変位量を検 出することによって、この検出精度向上を図るように構成している。
【0015】 さらに図4にも示す如く、前記フロート(17)前部の中央上面は、前記ミッ ションケース(2)との干渉を回避させる陥没面(17a)に形成すると共に、 この後方の中間部にかけての上り傾斜面(17b)に比較的大径の貫通穴(75 )を開設して、この陥没面(17a)などに堆積する泥などの排出を、フロート (17)最下面と貫通穴(75)間に形成される排出空間部(17c)を介して 行うように構成している。
【0016】 本実施例は上記の如く構成するものにして、前記エンジン(1)の後端側をミ ッションケース(2)の前端側上面に上下にラップさせ一体連結させることによ って、これらの組付けをコンパクトなものとさせることができて、機体の前バラ ンスを良好なものにでき取扱い性を向上させることができる。またエンジン(1 )後端側の取付けが安定する結果、前端側を取付けるエンジン台(18)の剛性 はそれほど必要とすることなく、したがって機体の小型軽量化を可能にできる。
【0017】 さらに、従来機体中心上でエンジン(1)上方位置に取付けられるヘッドラン プ(60)を、エンジン出力軸(1a)前方でエンジン(1)左外側の余剰空間 部に設けることによって、この機体前部の全高が高く、また全長が長くなるのが 抑制されて、運転位置からの前方視界を良好とさせ取扱操作性を向上させること ができる。
【0018】 なお、前記ヘッドランプ(60)をベルトカバー(59)内に収納する構成で も良い。
【0019】
【考案の効果】
以上実施例からも明らかなように本考案は、機体前部にエンジン(1)を搭載 する構造において、平面視前記エンジン(1)の出力軸(1a)側前方にヘッド ランプ(60)を配設するものであるから、ヘッドランプ(60)の取付けによ って機体前部の全高が高くなったり機体全長が長くなるのが抑制されて、運転位 置からの前方視界を良好とさせての取扱操作性に秀れた作業が可能になるなど顕 著な効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】エンジン部の側面説明図である。
【図2】田植機の全体側面図である。
【図3】田植機の全体平面図である。
【図4】機体部の側面説明図である。
【図5】機体部の平面説明図である。
【図6】ミッションケース部の断面説明図である。
【図7】横送り駆動部の平面説明図である。
【図8】機体前部の側面説明図である。
【図9】機体前部の平面説明図である。
【図10】フロートリンク部の正面説明図である。
【符号の説明】
(1) エンジン (1a) 出力軸 (60) ヘッドランプ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機体前部にエンジンを搭載する構造にお
    いて、平面視前記エンジンの出力軸側前方にヘッドラン
    プを配設するように構成したことを特徴とする移動農機
    の走行補助装置。
JP1991109202U 1991-12-09 1991-12-09 田植機 Expired - Lifetime JP2579927Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991109202U JP2579927Y2 (ja) 1991-12-09 1991-12-09 田植機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991109202U JP2579927Y2 (ja) 1991-12-09 1991-12-09 田植機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0549486U true JPH0549486U (ja) 1993-06-29
JP2579927Y2 JP2579927Y2 (ja) 1998-09-03

Family

ID=14504201

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1991109202U Expired - Lifetime JP2579927Y2 (ja) 1991-12-09 1991-12-09 田植機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2579927Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS584433U (ja) * 1981-07-02 1983-01-12 ヤンマー農機株式会社 移動農機

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS584433U (ja) * 1981-07-02 1983-01-12 ヤンマー農機株式会社 移動農機

Also Published As

Publication number Publication date
JP2579927Y2 (ja) 1998-09-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0549486U (ja) 移動農機の走行補助装置
JPH0549442U (ja) 移動農機のエンジン装置
JP4139669B2 (ja) 乗用田植機の機体フレーム構造
JP2554832Y2 (ja) 歩行田植機の昇降装置
JP3971230B2 (ja) 田植機の施肥装置
JP3076937B2 (ja) 歩行田植機の機体構造
JPH05161409A (ja) 歩行田植機
JP2552841Y2 (ja) 歩行田植機
JP4681418B2 (ja) 歩行型田植機の植付け機構
JP2569442Y2 (ja) 歩行田植機
JPH0551014U (ja) 歩行田植機の昇降装置
JP3106431B2 (ja) 乗用田植機の植付部
JP2569441Y2 (ja) 歩行田植機の駆動装置
JP2571005Y2 (ja) 歩行田植機
JP3103350B2 (ja) 乗用田植機の植付部
JPH0343930Y2 (ja)
JP2552152Y2 (ja) 歩行田植機
JP3860636B2 (ja) 小型乗用田植機の植付部
JP3803891B2 (ja) 小型乗用田植機の植付部
JP2526734Y2 (ja) 施肥装置
JP2571003Y2 (ja) 歩行田植機
JP2587797Y2 (ja) 乗用田植機
JP2732333B2 (ja) 水田用施肥機
JP2966557B2 (ja) 歩行形田植機のフレーム構成
JP4773180B2 (ja) 作業車の原動部構造

Legal Events

Date Code Title Description
EXPY Cancellation because of completion of term