JPH0549460A - 保存庫 - Google Patents
保存庫Info
- Publication number
- JPH0549460A JPH0549460A JP3213544A JP21354491A JPH0549460A JP H0549460 A JPH0549460 A JP H0549460A JP 3213544 A JP3213544 A JP 3213544A JP 21354491 A JP21354491 A JP 21354491A JP H0549460 A JPH0549460 A JP H0549460A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- storage
- air
- chamber
- oxygen
- gas
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25D—REFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- F25D2317/00—Details or arrangements for circulating cooling fluids; Details or arrangements for circulating gas, e.g. air, within refrigerated spaces, not provided for in other groups of this subclass
- F25D2317/04—Treating air flowing to refrigeration compartments
- F25D2317/043—Treating air flowing to refrigeration compartments by creating a vacuum in a storage compartment
Abstract
(57)【要約】
【構成】 真空ポンプ５の吸引力を利用し、ガス分離膜
２を介して、庫内の空気中の酸素を優先的に庫外に排出
し、庫内の酸素濃度を減少させると共に、貯蔵雰囲気を
冷却することにより、ＣＡ貯蔵を行う保存庫であって、
保存庫の上部壁面に通気孔３を設ける。 【効果】 庫内の酸素濃度を減少させながら、常に一定
の気圧を保持することができる。したがって、保存庫１
を開ける際に、圧を抜いて庫内の圧力を大気圧へと戻す
必要がない。したがって、圧抜きの装置を保存庫に設け
る必要がなく、庫内に収納した食品等の出し入れを容易
に行うことができる。
２を介して、庫内の空気中の酸素を優先的に庫外に排出
し、庫内の酸素濃度を減少させると共に、貯蔵雰囲気を
冷却することにより、ＣＡ貯蔵を行う保存庫であって、
保存庫の上部壁面に通気孔３を設ける。 【効果】 庫内の酸素濃度を減少させながら、常に一定
の気圧を保持することができる。したがって、保存庫１
を開ける際に、圧を抜いて庫内の圧力を大気圧へと戻す
必要がない。したがって、圧抜きの装置を保存庫に設け
る必要がなく、庫内に収納した食品等の出し入れを容易
に行うことができる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、庫内に食品等を保存で
きる保存庫に関するものである。
きる保存庫に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】一般に、大気の組成は、酸素ガス２0.８
％、窒素ガス７９％、炭酸ガス0.０３％、その他微量ガ
スとなっている。近年では、食品保存の一手段として、
例えば、普通の空気とは異なる組成のガスを、保存庫内
に供給し、低温度で保存するＣＡ(Controlled Atmosphe
ric Strage) 貯蔵が用いられている。
％、窒素ガス７９％、炭酸ガス0.０３％、その他微量ガ
スとなっている。近年では、食品保存の一手段として、
例えば、普通の空気とは異なる組成のガスを、保存庫内
に供給し、低温度で保存するＣＡ(Controlled Atmosphe
ric Strage) 貯蔵が用いられている。
【０００３】このＣＡ貯蔵においては、空気中の炭酸ガ
ス及び窒素ガス等の化学的に不活性なガスを増加させる
と共に、酸素ガスを減少させ、食品の貯蔵に適した空気
組成、すなわち食品の呼吸作用を抑制する空気組成に庫
内の空気をコントロールし、貯蔵雰囲気を冷却するもの
である。
ス及び窒素ガス等の化学的に不活性なガスを増加させる
と共に、酸素ガスを減少させ、食品の貯蔵に適した空気
組成、すなわち食品の呼吸作用を抑制する空気組成に庫
内の空気をコントロールし、貯蔵雰囲気を冷却するもの
である。
【０００４】そこで、従来の保存庫では、庫内の空気を
吸引する真空ポンプに接続された吸引管の他端に、酸素
成分を優先的に選択通過させる分離膜が設けられてい
る。そして、この分離膜の前後に圧力差（例えば、−１
０ｍｍＨｇ〜−１２５０ｍｍＨｇ）を生じさせることに
より、上記分離膜を介して、保存庫内の空気成分の内、
酸素成分を優先的に庫外へ排出し、保存庫内の酸素濃度
を減少させ、完全密閉された保存庫内全体を真空パック
のように低圧にする。
吸引する真空ポンプに接続された吸引管の他端に、酸素
成分を優先的に選択通過させる分離膜が設けられてい
る。そして、この分離膜の前後に圧力差（例えば、−１
０ｍｍＨｇ〜−１２５０ｍｍＨｇ）を生じさせることに
より、上記分離膜を介して、保存庫内の空気成分の内、
酸素成分を優先的に庫外へ排出し、保存庫内の酸素濃度
を減少させ、完全密閉された保存庫内全体を真空パック
のように低圧にする。
【０００５】また、低圧状態が連続することに起因する
食品中の水分蒸散を防ぐと共に、上記真空ポンプの寿命
を延長させるため、真空ポンプは所定の間隔をおいて断
続的に作動するように制御されている。
食品中の水分蒸散を防ぐと共に、上記真空ポンプの寿命
を延長させるため、真空ポンプは所定の間隔をおいて断
続的に作動するように制御されている。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
保存庫では、完全密閉された庫内が、真空ポンプの作動
により低圧状態となっているため、庫内に貯蔵されてい
る食品等を庫外に取り出すなど、保存庫を開ける際に
は、庫内の気圧を大気圧とほぼ等しい状態まで戻さなけ
ればならない。したがって、保存庫を開ける際には、圧
を一度抜くという手間がかかると共に、保存庫に圧抜き
の装置を設けなければならないという問題が生じてい
る。
保存庫では、完全密閉された庫内が、真空ポンプの作動
により低圧状態となっているため、庫内に貯蔵されてい
る食品等を庫外に取り出すなど、保存庫を開ける際に
は、庫内の気圧を大気圧とほぼ等しい状態まで戻さなけ
ればならない。したがって、保存庫を開ける際には、圧
を一度抜くという手間がかかると共に、保存庫に圧抜き
の装置を設けなければならないという問題が生じてい
る。
【０００７】本発明は、上記の問題点に鑑みなされたも
のであり、その目的は、保存庫をあける際に、庫内の圧
を抜く必要がなく、容易に庫内に貯蔵された食品等の出
し入れをすることができる保存庫を提供することにあ
る。
のであり、その目的は、保存庫をあける際に、庫内の圧
を抜く必要がなく、容易に庫内に貯蔵された食品等の出
し入れをすることができる保存庫を提供することにあ
る。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明の保存庫は、上記
課題を解決するために、優先的に酸素を通過させる分離
手段が庫内に設けられ、この分離手段を介して庫内の空
気を排出する排出手段が備えられた保存庫において、庫
内に空気を導入する通気孔が設けられたことを特徴とし
ている。
課題を解決するために、優先的に酸素を通過させる分離
手段が庫内に設けられ、この分離手段を介して庫内の空
気を排出する排出手段が備えられた保存庫において、庫
内に空気を導入する通気孔が設けられたことを特徴とし
ている。
【０００９】
【作用】上記の構成により、庫内の空気が、分離手段を
介して排出手段により、排出された場合においても、保
存庫に設けられた通気孔から庫内に空気が導入されるた
め、庫内が低圧状態となることはない。したがって、保
存庫を開ける際に、庫内の気圧を大気圧とほぼ等しい状
態に戻す必要がない
介して排出手段により、排出された場合においても、保
存庫に設けられた通気孔から庫内に空気が導入されるた
め、庫内が低圧状態となることはない。したがって、保
存庫を開ける際に、庫内の気圧を大気圧とほぼ等しい状
態に戻す必要がない
【００１０】
【実施例】本発明の一実施例について図１及び図３に基
づいて説明すれば、以下の通りである。
づいて説明すれば、以下の通りである。
【００１１】本実施例の保存庫の構成を図１を参照して
説明する。
説明する。
【００１２】容積２４リットルの保存庫１内には、上部
壁面より若干距離間隔を設けた状態で、分離手段として
のガス分離膜２（面積１００ｃｍ2 ×２面）が設けられ
ている。このガス分離膜２は、庫内の空気の内、酸素成
分を優先的に選択通過させる性質を有している。
壁面より若干距離間隔を設けた状態で、分離手段として
のガス分離膜２（面積１００ｃｍ2 ×２面）が設けられ
ている。このガス分離膜２は、庫内の空気の内、酸素成
分を優先的に選択通過させる性質を有している。
【００１３】また、上記ガス分離膜２は、吸引管４によ
り、排出手段としての真空ポンプ５（真空度−３８２ｍ
ｍＨｇ）に接続されている。さらに、上記真空ポンプ５
には、タイマ６と排出管７が接続されている。真空ポン
プ５は、このタイマ６により、ＯＮ／ＯＦＦの制御がな
されるようになっている。そして、上記保存庫１の上部
壁面には、例えば、直径1.２ｃｍの微小な通気孔３が穿
設されている。
り、排出手段としての真空ポンプ５（真空度−３８２ｍ
ｍＨｇ）に接続されている。さらに、上記真空ポンプ５
には、タイマ６と排出管７が接続されている。真空ポン
プ５は、このタイマ６により、ＯＮ／ＯＦＦの制御がな
されるようになっている。そして、上記保存庫１の上部
壁面には、例えば、直径1.２ｃｍの微小な通気孔３が穿
設されている。
【００１４】上記の構成において、保存操作を開始する
と、タイマ６により真空ポンプ５がＯＮになり、ガス分
離膜２を介して、保存庫１内の空気成分の内、酸素成分
が優先的に吸引される。その後、ガス分離膜２を通過し
た空気は、吸引管４、真空ポンプ５、及び排出管７を順
に通過し、庫外に排出される。このとき、保存庫１に穿
設された通気孔３からは、上記ガス分離膜２を介して排
出された空気と同容積の空気が庫内に導入される。
と、タイマ６により真空ポンプ５がＯＮになり、ガス分
離膜２を介して、保存庫１内の空気成分の内、酸素成分
が優先的に吸引される。その後、ガス分離膜２を通過し
た空気は、吸引管４、真空ポンプ５、及び排出管７を順
に通過し、庫外に排出される。このとき、保存庫１に穿
設された通気孔３からは、上記ガス分離膜２を介して排
出された空気と同容積の空気が庫内に導入される。
【００１５】そして、一定時間（例えば、１０分）が経
過した後、タイマ６により真空ポンプ５がＯＦＦされ、
空気の排出が停止される。そして、さらに一定時間（例
えば、１１０分）が経過すると、タイマ６により真空ポ
ンプ５がＯＮされ、再度、空気の排出が行われる。
過した後、タイマ６により真空ポンプ５がＯＦＦされ、
空気の排出が停止される。そして、さらに一定時間（例
えば、１１０分）が経過すると、タイマ６により真空ポ
ンプ５がＯＮされ、再度、空気の排出が行われる。
【００１６】このようにして、真空ポンプ５のＯＮ／Ｏ
ＦＦを繰り返すことにより、保存庫１内の酸素濃度を徐
々に減少させ、庫内の空気を食品等の貯蔵に適した空気
にコントロールする。さらに、この保存庫１の貯蔵雰囲
気を冷却し、庫内をＣＡ貯蔵に適した状態に保持するこ
とにより、食品等の酸化を抑制し、新鮮に保存すること
ができる。
ＦＦを繰り返すことにより、保存庫１内の酸素濃度を徐
々に減少させ、庫内の空気を食品等の貯蔵に適した空気
にコントロールする。さらに、この保存庫１の貯蔵雰囲
気を冷却し、庫内をＣＡ貯蔵に適した状態に保持するこ
とにより、食品等の酸化を抑制し、新鮮に保存すること
ができる。
【００１７】例えば、窒素ガス８０％及び酸素ガス２０
％からなる保存庫１内の空気１０リットルに対して、窒
素ガス７５％及び酸素ガス２５％からなる空気を、ガス
分離膜２を介して真空ポンプ５により、毎分１リットル
ずつ排出すると共に、窒素ガス８０％及び酸素ガス２０
％からなる空気を毎分１リットルずつ通気孔３から導入
する。
％からなる保存庫１内の空気１０リットルに対して、窒
素ガス７５％及び酸素ガス２５％からなる空気を、ガス
分離膜２を介して真空ポンプ５により、毎分１リットル
ずつ排出すると共に、窒素ガス８０％及び酸素ガス２０
％からなる空気を毎分１リットルずつ通気孔３から導入
する。
【００１８】つまり、窒素ガス８リットル及び酸素ガス
２リットルからなる１０リットルの空気中において、毎
分0.７５リットルの窒素ガス及び0.２５リットルの酸素
ガスが排出され、同時に0.８リットルの窒素ガス及び0.
２リットルの酸素ガスが導入されることになる。このと
き、庫内の空気１０リットル中では、窒素ガス及び酸素
ガスの量が、表１に示すように変化する。
２リットルからなる１０リットルの空気中において、毎
分0.７５リットルの窒素ガス及び0.２５リットルの酸素
ガスが排出され、同時に0.８リットルの窒素ガス及び0.
２リットルの酸素ガスが導入されることになる。このと
き、庫内の空気１０リットル中では、窒素ガス及び酸素
ガスの量が、表１に示すように変化する。
【００１９】
【表１】
【００２０】つまり、空気１０リットル中では、毎分0.
５リットルずつ窒素ガスが増加すると共に、毎分0.５リ
ットルずつ酸素ガスが減少していることがわかる。
５リットルずつ窒素ガスが増加すると共に、毎分0.５リ
ットルずつ酸素ガスが減少していることがわかる。
【００２１】また、通気孔３から流入する空気の組成
は、窒素ガス８０％及び酸素ガス２０％と一定である
が、ガス分離膜２の酸素透過率を庫内の酸素濃度に応じ
て変化させながら、毎分１リットルの空気を排出させる
ことにより、庫内の空気１０リットル中の窒素ガス及び
酸素ガスを表２に示すように変化させ、庫内の空気をコ
ントロールする場合もある。
は、窒素ガス８０％及び酸素ガス２０％と一定である
が、ガス分離膜２の酸素透過率を庫内の酸素濃度に応じ
て変化させながら、毎分１リットルの空気を排出させる
ことにより、庫内の空気１０リットル中の窒素ガス及び
酸素ガスを表２に示すように変化させ、庫内の空気をコ
ントロールする場合もある。
【００２２】尚、表中のｘ・ｙ・ｚは、庫内空気の組成
に対するガス分離膜２の酸素透過率をみこした任意の定
数とする。
に対するガス分離膜２の酸素透過率をみこした任意の定
数とする。
【００２３】
【表２】
【００２４】表１及び表２に示すように、ガス分離膜２
を介して真空ポンプ５により、庫内の酸素ガスを優先的
に選択排出すると、保存庫内に通気孔３から空気を導入
した場合でも、庫内の酸素濃度は次第に減少していくこ
とがわかる。
を介して真空ポンプ５により、庫内の酸素ガスを優先的
に選択排出すると、保存庫内に通気孔３から空気を導入
した場合でも、庫内の酸素濃度は次第に減少していくこ
とがわかる。
【００２５】一方、図２及び図３は、本実施例の保存庫
と、従来の保存庫とにおける経時変化に伴う庫内の真空
度及び酸素濃度をそれぞれ測定した結果を示すものであ
る。
と、従来の保存庫とにおける経時変化に伴う庫内の真空
度及び酸素濃度をそれぞれ測定した結果を示すものであ
る。
【００２６】尚、真空ポンプは、タイマにより、１０分
間のＯＮ状態と、１１０分間のＯＦＦ状態とを繰り返す
ように制御されている。
間のＯＮ状態と、１１０分間のＯＦＦ状態とを繰り返す
ように制御されている。
【００２７】図３に示すように、従来の保存庫では、真
空度及び酸素濃度は、タイマによる真空ポンプのＯＮ／
ＯＦＦ制御に伴って、ＯＮ時には低下し、ＯＦＦ時には
上昇するというスウィング状態を繰り返し、次第に低下
していく。
空度及び酸素濃度は、タイマによる真空ポンプのＯＮ／
ＯＦＦ制御に伴って、ＯＮ時には低下し、ＯＦＦ時には
上昇するというスウィング状態を繰り返し、次第に低下
していく。
【００２８】しかしながら、本実施例の保存庫では、図
２に示すように、酸素濃度は、従来と同様に、スウィン
グ状態を繰り返しながら徐々に低下するが、真空度は常
に保存操作前と同レベルを保持している。これは、真空
ポンプ５から排出された空気と同容積の空気が、保存庫
１に設けられた通気孔３から流入されるためである。
２に示すように、酸素濃度は、従来と同様に、スウィン
グ状態を繰り返しながら徐々に低下するが、真空度は常
に保存操作前と同レベルを保持している。これは、真空
ポンプ５から排出された空気と同容積の空気が、保存庫
１に設けられた通気孔３から流入されるためである。
【００２９】以上のように、本実施例の保存庫では、真
空ポンプ５を用いて、ガス分離膜２を介して、庫内の空
気の内、酸素を優先的に選択排出すると共に、保存庫１
の上部壁面に設けられた通気孔３から、排出された空気
と同容量の空気を庫内に導入するものである。したがっ
て、保存庫１内の気圧を、大気圧とほぼ等しい状態に保
持しながら、酸素濃度だけを徐々に減少させることがで
きる。
空ポンプ５を用いて、ガス分離膜２を介して、庫内の空
気の内、酸素を優先的に選択排出すると共に、保存庫１
の上部壁面に設けられた通気孔３から、排出された空気
と同容量の空気を庫内に導入するものである。したがっ
て、保存庫１内の気圧を、大気圧とほぼ等しい状態に保
持しながら、酸素濃度だけを徐々に減少させることがで
きる。
【００３０】これにより、庫内に貯蔵されている食品等
を取り出す場合など、保存庫１を開ける際に、従来のよ
うに、庫内の気圧を大気圧程度に戻すため、圧を抜く必
要がなく、より簡単に庫内に収納された食品等の出し入
れを行うことができる。また、保存庫１に圧抜きの装置
を設ける必要がないため、保存庫１の構造が簡素化され
る。
を取り出す場合など、保存庫１を開ける際に、従来のよ
うに、庫内の気圧を大気圧程度に戻すため、圧を抜く必
要がなく、より簡単に庫内に収納された食品等の出し入
れを行うことができる。また、保存庫１に圧抜きの装置
を設ける必要がないため、保存庫１の構造が簡素化され
る。
【００３１】
【発明の効果】本発明の保存庫は、以上のように、庫内
に空気を導入する通気孔が設けられた構成である。
に空気を導入する通気孔が設けられた構成である。
【００３２】それゆえ、保存庫内は低圧状態とはなら
ず、常に庫内の気圧は大気圧とほぼ等しい状態を保持す
ることができるため、保存庫を開ける際に、圧を抜く必
要がない。したがって、圧抜きの装置を保存庫に設ける
必要もなく、保存庫内に貯蔵された食品等の出し入れが
容易になるという効果を奏する。
ず、常に庫内の気圧は大気圧とほぼ等しい状態を保持す
ることができるため、保存庫を開ける際に、圧を抜く必
要がない。したがって、圧抜きの装置を保存庫に設ける
必要もなく、保存庫内に貯蔵された食品等の出し入れが
容易になるという効果を奏する。
【図１】本発明の一実施例における保存庫の模式図であ
る。
る。
【図２】上記保存庫内における真空度及び酸素濃度の経
時変化を示すグラフである。
時変化を示すグラフである。
【図３】従来の保存庫内における真空度及び酸素濃度の
経時変化を示すグラフである。
経時変化を示すグラフである。
１ 保存庫 ２ ガス分離膜（分離手段） ３ 通気孔 ５ 真空ポンプ（排出手段）
Claims (1)
- 【請求項１】優先的に酸素を通過させる分離手段が庫内
に設けられ、この分離手段を介して庫内の空気を排出す
る排出手段が備えられた保存庫において、 庫内に空気を導入する通気孔が設けられたことを特徴と
する保存庫。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3213544A JPH0549460A (ja) | 1991-08-26 | 1991-08-26 | 保存庫 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3213544A JPH0549460A (ja) | 1991-08-26 | 1991-08-26 | 保存庫 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0549460A true JPH0549460A (ja) | 1993-03-02 |
Family
ID=16640956
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3213544A Pending JPH0549460A (ja) | 1991-08-26 | 1991-08-26 | 保存庫 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0549460A (ja) |
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2007026656A1 (ja) * | 2005-08-29 | 2007-03-08 | Yoshida, Eiji | 気体分離装置及び気体分離方法 |
| ITMC20110036A1 (it) * | 2011-07-01 | 2013-01-02 | Travaglini Michele Luigi | Dispositivo per la produzione e per l'accumulo di azoto per la conservazione di alimenti basato sull'uso di reazioni chimiche per eliminare ossigeno dall'aria. |
| WO2018103719A1 (zh) * | 2016-12-09 | 2018-06-14 | 青岛海尔股份有限公司 | 具有气调保鲜功能的冷藏冷冻装置 |
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-
1991
- 1991-08-26 JP JP3213544A patent/JPH0549460A/ja active Pending
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