JPH0385287A - Ca貯蔵コンテナ - Google Patents

Ca貯蔵コンテナ

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JPH0385287A
JPH0385287A JP1217516A JP21751689A JPH0385287A JP H0385287 A JPH0385287 A JP H0385287A JP 1217516 A JP1217516 A JP 1217516A JP 21751689 A JP21751689 A JP 21751689A JP H0385287 A JPH0385287 A JP H0385287A
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JP
Japan
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carbon dioxide
container body
container
oxygen
vegetables
Prior art date
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Pending
Application number
JP1217516A
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English (en)
Inventor
Tatsumaru Nihonyanagi
二本柳 達丸
Hiroyuki Arai
博之 新井
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Mitsubishi Kakoki Kaisha Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Kakoki Kaisha Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、果物、野菜などの青果物や花卉などの鮮度保
持用OCA貯蔵コンテナに関し、さらに詳しくは気体分
離膜を利用したCA貯蔵コンテナに関する。
〔従来の技術〕
現在、野菜、果実などの青果物や花卉などの長距離輸送
は、輸送時間を短縮して鮮度保持を行うために航空機輸
送に依存しているが、輸送コストが高く、しかも航空機
で一度に輸送できる輸送量も少なく、これから輸入自由
化および市場開放される例えばカリフォルニア産のサク
ランボ、オランダ産のチューリップおよびアスパラガス
、台湾産のマンゴなどの安価で多量の食品および農産物
の輸送に対応するには、これらの輸送コストおよび輸送
量の面で問題がある。
このため、野菜、果実などの青果物や花弁などを輸送コ
ストの安価な海上コンテナにより大量に輸送する時代が
到来しようとしている。
しかし、この海上輸送は、航空機輸送に比べて例えば3
0〜40日といった多くの日数を要し、このためコンテ
ナに青果物の鮮度保持機能を持たせる必要がある。
従来、この青果物の鮮度保持機能を有するコンテナとし
ては、あらかじめ低温冷却した青果物を保冷するだけの
保冷式コンテナまたは冷凍機を内蔵する冷凍機付コンテ
ナなどがある。
しかし、この海上コンテナによる輸送期間は、前述した
ように通常の場合長期にわたるため、これらの保冷式コ
ンテナまたは冷凍機付コンテナなどでは、コンテナ本体
の内部空気中に多量に含まれる酸素を呼吸して二酸化炭
素を排出する青果物の生理作用によって青果物の老化が
惹起して商品価値を著しく損なっている。
そこで、このような課題を解消する目的で開発された従
来技術として、例えば特開昭63−248688号公報
に記載されたCA貯蔵コンテナなどがある。なお、ここ
でいうCA貯蔵とは、Controlled Ata+
osphere Storageの頭文字の略で、青果
物の貯蔵室内の酸素濃度および炭酸ガス濃度を人為的に
最適に制御して青果物の鮮度を保持することを意味する
このものは、青果物を内部に貯蔵し、かつ壁面の一部に
選択的ガス透過性フィルムが取り付けられたコンテナ本
体内を真空冷却したのち、この選択的ガス透過フィルム
を介して窒素ガスおよび二酸化炭素ガスを大気圧までコ
ンテナ本体内に封入して輸送するもので、コンテナ本体
内の酸素濃度を低下させることで生理作用を原因とする
青果物の老化を抑え、これにより青果物の保存期間の延
長および鮮度維持の向上を図るものである。
なお、このコンテナ本体内を真空化するためには、大型
の真空処理庫に入れて処理している。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、前述したようにこの従来のCA貯蔵コンテナ
を真空にするためには、大型の真空処理庫を港、集荷タ
ー主ナルなどに数多く設置しなけらばならない。
また、前述したように汎用されている一般的なコンテナ
では、このコンテナ本体の人出口などの気密部の気密性
は比較的低いものであるため、長期間の輸送中に発生す
るこの気密部からの外部空気のコンテナ本体内への流入
およびこのコンテナ本体内の空気中に含まれる酸素を要
因とする前述した青果物の生理作用などにより、コンテ
ナ本体内のガス組成をほぼ理想の状態に維持することが
困難となり、効果的な青果物の老化の抑制ができなかっ
た。
本発明は、このような従来技術を背景になされたもので
、青果物の保存期間をより延長することができ、また鮮
度維持の向上ができ、さらに設備の小型化、軽量化もで
きるとともに、CA貯蔵の運転、維持、管理も容易にで
きるCA貯蔵コンテナを提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、青果物などを貯蔵させるコンテナ本体内のガ
ス組成を制御してこの青果物などの鮮度を保持させるC
A貯蔵コンテナにおいて、外部空気を加圧する圧縮機と
、この圧縮機で加圧された外部空気から酸素を透過除去
し、窒素富化気体を分離させる気体分離膜装置と、この
気体分離膜装置で分離された窒素富化気体が供給される
前記コンテナ本体と、このコンテナ本体内の酸素濃度を
検出する酸素濃度センサと、このコンテナ本体内の炭酸
ガス濃度を検出する炭酸ガス濃度センサと、これらの濃
度センサが検出した検出データに基づき、コンテナ本体
内のこれらの酸素濃度および炭酸ガス濃度を制御させる
CA制御装置とを備えたことを特徴とするCA貯蔵コン
テナを提供するものである。
〔作用〕
本発明のCA貯蔵コンテナは、まず外部空気を圧縮機で
加圧し、そののちこの圧縮機で加圧された外部空気を気
体分離膜装置に通して酸素を透過除去し、窒素富化気体
を分離し、得られた窒素富化気体をコンテナ本体内に供
給して、このコンテナ本体の内部空気をこの供給された
窒素富化気体で追い出し置換するパージ運転を行う。
そののち、コンテナ本体内の酸素濃度および炭酸ガス濃
度の変化を酸素濃度センサおよび炭酸ガス濃度センサで
検出し、この検出データを基にCA制御装置からこのコ
ンテナ本体内の酸素濃度および炭酸ガス濃度が所定数値
になるまで前記パージ運転を行う指令を出してこのコン
テナ本体内の酸素濃度および炭酸ガス濃度を制御する。
このようにすることで、青果物の保存期間をより延長す
ることおよび鮮度維持の向上ができ、さらに設備の小型
化および軽量化もできるとともに、CA貯蔵の運転、維
持、管理も容易になる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例のCA貯藏コンテナを図面に基づ
いて詳細に説明する。
なお、この実施例では、海上運送用のCA貯藏コンテナ
を例にとる。
本発明の実施例のCA貯蔵コンテナの構成は、第1図に
示すようにコンテナ本体10、圧縮機20、気体分離膜
装置30、冷却ユニット(冷却装置)40、炭酸ガスボ
ンベ50、加湿機60およびCAlj制御部70を備え
ている。
前記コンテナ本体10は、野菜、果実、花卉などの青果
物Fを内部に貯蔵させる本発明OCA貯蔵コンテナの本
体で、例えばステンレスなどの一般に使用されている材
質のものが使用できる。
なお、この実施例のコンテナ本体10は、第2図に示す
ように横長の箱体で、長手方向の一端壁に人出口11が
形成され、一方長手方向の他端壁側の内部には、第3図
に示すように圧縮機20、気体分離膜装置30、加湿機
60およびCA制御部70をそれぞれ所定位置に収納で
きる゛ように部分ボックスに区画された収納ボックス1
2に一体的に内設され、また第1図に示すように所定箇
所には後述するパージ運転により排気されるコンテナ本
体10の内部空気の排気口13も形成されている。コン
テナ本体および付属機器の形状および構造は、必ずしも
このようなものでなくてもよく、特に第3図に示すこれ
らの圧縮機20、気体分離膜装置30、加湿機60およ
びCA制御部70の配設は、これに限定されるものでは
ない。
前記圧縮機20は、第1図に示すようにこのコンテナ本
体10内に供給される後述する窒素富化気体Nの透過分
離前の気体となる外部空気Eを加圧する圧縮機で、−船
便用されている圧縮機2゜が使用できる。
前記気体分離膜装置30は、この圧縮機20で加圧され
た外部空気Eから酸素を透過除去し、窒素富化気体Nを
分離させる分離装置で、この実施例では米国のモンサン
ト社によって開発されたポリスルフォンをベースとした
中空糸状の膜であるプリズムアルファ膜を有する窒素発
生装置が使用されているが、必ずしもこれに限定させる
必要はなく、そのほかどのような気体分離膜装置3oで
あってもよい。
前記冷却ユニット40は、第1図に示すようにコンテナ
本体10内の温度を貯蔵される青果物Fの保存に適した
温度まで冷却させる冷却装置で、冷却機本体41および
庫内循環ファン42を有している。
また、この実施例では第2図に示すようにコンテナ本体
10の収納ボックスエ2より内側に、この収納ボックス
12に並列状態で設けられているが、必ずしもこの設置
位置に限定させる必要はなく、このコンテナ本体10の
内外部の任意位置に設けてもかまわない。
前記炭酸ガスボンベ50は、第1図に示すようにコンテ
ナ本体10内の内部空気を追い出して窒素富化気体Nに
置換させるパージ運転の開始時およびコンテナ本体10
の人出口11からの青果物Fの出入時などに生じるコン
テナ本体10内の炭酸ガスの低濃度を補充するためのボ
ンベであり、このコンテナ本体10の内外部の任意位置
に設けてもかまわない、なお、炭酸ガスボンベ50は、
貯蔵する青果物により必ずしも必要ではない。
前記加湿機60は、このコンテナ本体10内の湿度を青
果物Fの保存に適した湿度まで加湿するための加湿機で
、加湿機本体61、水タンク62および水ポンプ63を
有している。
前記CA制御部70は、コンテナ本体10内の酸素濃度
および炭酸ガス濃度を制御してこの青果物Fの鮮度を保
持させるための制御部で、このコンテナ本体10内の酸
素濃度を検出する酸素濃度センサ71と、このコンテナ
本体10内の炭酸ガス濃度を検出する炭酸ガス濃度セン
サ72と、これらの酸素濃度センサ71および炭酸ガス
濃度センサ72が検出した検出データに基づき、コンテ
ナ本体10内のこれらの酸素濃度および炭酸ガス濃度を
制御させるCAIII御装置73とを有する。
なお、このCA制御装置73による具体的なこれらの酸
素濃度および炭酸ガス濃度の制御は、これらの酸素濃度
センサ71および炭酸ガス濃度センサ72が検出した検
出データに基づいて、圧縮機20および必要に応じて炭
酸ガスボンベ50を青果物Fの貯蔵に最適な酸素濃度お
よび炭酸ガス濃度に達するまで作動または開口させてパ
ージ運転を行うことでなされる。
また、これらの酸素濃度センサ71、炭酸ガス濃度セン
サ72およびCA制御装置73は、いずれも一般に使用
されているものが使用できる。
さらに、これらの酸素濃度センサ71および炭酸ガス濃
度センサ72は、第1図に示すようにコンテナ本体10
の内壁面に取り付けられている。
さらにまた、この実施例のコンテナ本体10の内壁面に
は、このコンテナ本体10内の温度の変化を検出するた
めの温度センサ74およびこのコンテナ本体10内の湿
度の変化を検出するための湿度センサ75も取り付けら
れており、これらの温度センサ74および湿度センサ7
5から得られた検出データは、同様にCA制御装置73
へ送られて冷却ユニット40および加湿機60を作動さ
せることでコンテナ本体10の内部の最適温度および最
適湿度が自動制御される。
なお、図において、符号121は収納ボックス12にお
ける連絡配管スペース、符号Oは外部空気Eを気体分離
膜装置30で透過分離により排除される酸素富化気体で
ある。
次に、本発明の実施例のCA貯蔵コンテナの作用を説明
する。
本発明の実施例のCA貯蔵コンテナは、第1図に示すよ
うにまず外部空゛気Eを圧縮a20で加圧する。
そののち、この圧縮機20で加圧された外部空気Eを気
体分離膜装置30に通して酸素を透過除去し窒素富化気
体Nを分離する。
気体分離膜装置は、中空糸状の膜からなり、透過速度の
早い酸素は中空糸状の膜を透過して酸素富化気体Oとな
って系外に排出され、一方弁透過ガス側には窒素ガスが
残り、窒素富化気体Nとしてコンテナ10内に供給され
る。
このコンテナ本体10の内部空気をコンテナ本体10に
設けられた排気口13を介してこの供給された窒素富化
気体Nで追い出し置換する。
なお、このような追い出し置換を行うことをパージ運転
という。
そののち、コンテナ本体10内の酸素濃度および炭酸ガ
ス濃度の変化を、酸素濃度センサ71および炭酸ガス濃
度センサ72で常時または適時検出し、この検出データ
を基にCA制御装置73からこのコンテナ本体10内の
酸素濃度および炭酸ガス濃度が所定数値になるまでこの
パージ運転を行う指令を出してコンテナ本体10内の酸
素濃度および炭酸ガス濃度を制御する。
このようにすることで、青果物Fの保存期間をより延長
することおよび鮮度維持の向上ができ、また設備の小型
化および軽量化もできるとともに、さらにCA貯蔵の運
転、維持、管理も容易にできる。
また、この実施例では、これらの酸素濃度および炭酸ガ
ス濃度の制御と同時にこのCA制御装置73を使用して
温度制御および湿度制御をも行う。
具体的には、コンテナ本体IOの内壁面に取り付けられ
た温度センサ74および湿度センサ75より常時得られ
た検出データを基にCAIIJ′4I装置73で冷却ユ
ニット40および加湿機60を作動させることで青果物
Fの最適温度および最適湿度が自動制御される。
このように、この実施例では、これらの酸素濃度および
炭酸ガス濃度の制御と同時にこのCA制御装置73を使
用して温度制御および湿度制御をも行うことで、さらに
青果物Fの保存期間の延長および鮮度維持の向上を図る
こともできる。
以上、本発明の実施例のCA貯蔵コンテナを説明したが
、本発明はこの実施例に限定されるものではなく、要旨
を逸脱しない範囲での構成および作用の変更があっても
本発明に含まれる。
例えば、実施例では、海上運送用のCA貯蔵コンテナを
例にとったが、必ずしもこれに限定させなくとも、例え
ば陸上運搬用のコンテナなどその他どのような用途に用
いられるCA貯藏コンテナにも採用できる。
〔発明の効果〕
本発明OCA貯蔵コンテナは、このようなコンテナ本体
、圧縮機、気体分離膜装置、酸素濃度センサ、炭酸ガス
濃度センサおよびCA制御装置を備えたものであるため
、青果物などの保存期間をより延長することおよび鮮度
維持の向上ができるという効果が得られる。
また、設備の小型化および軽量化も可能となる。
さらに、CA貯蔵の運転、維持、管理も容易にできると
いう効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例OCA貯蔵コンテナの全体系統
図、第2図は本発明の実施例OCA貯蔵コンテナに使用
されるコンテナ本体の全体斜視図、第3図はこの実施例
OCA貯蔵コンテナに使用されるコンテナ本体の要部拡
大断面図である。 F;青果物 E:外部空気 N;窒素富化気体 C;炭酸ガス 10;コンテナ本体 20;圧縮機 30;気体分離膜装置 40・冷却ユニット(冷却装置) 71;酸素濃度センサ 72;炭酸ガス濃度センサ 73、CA制御装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)青果物などを貯蔵させるコンテナ本体内のガス組
    成を制御してこの青果物などの鮮度を保持させるCA貯
    蔵コンテナにおいて、外部空気を加圧する圧縮機と、こ
    の圧縮機で加圧された外部空気から酸素を透過除去し窒
    素富化気体を分離させる気体分離膜装置と、この気体分
    離膜装置で分離された窒素富化気体が供給される前記コ
    ンテナ本体と、このコンテナ本体内の酸素濃度を検出す
    る酸素濃度センサと、このコンテナ本体内の炭酸ガス濃
    度を検出する炭酸ガス濃度センサと、これらの濃度セン
    サが検出した検出データに基づき、コンテナ本体内のこ
    れらの酸素濃度および炭酸ガス濃度を制御させるCA制
    御装置とを備えたことを特徴とするCA貯蔵コンテナ。
JP1217516A 1989-08-25 1989-08-25 Ca貯蔵コンテナ Pending JPH0385287A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008012311A1 (en) * 2006-07-26 2008-01-31 Solvay (Société Anonyme) Process for the monitoring of solids which release oxygen when decomposing and bulk container
JP2012136287A (ja) * 2010-12-06 2012-07-19 Shin Etsu Polymer Co Ltd リーファーコンテナ
WO2019103045A1 (ja) * 2017-11-22 2019-05-31 ダイキン工業株式会社 気密性評価装置、庫内空気調節装置、及び冷凍装置

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