JPH0549423B2 - - Google Patents

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JPH0549423B2
JPH0549423B2 JP61100468A JP10046886A JPH0549423B2 JP H0549423 B2 JPH0549423 B2 JP H0549423B2 JP 61100468 A JP61100468 A JP 61100468A JP 10046886 A JP10046886 A JP 10046886A JP H0549423 B2 JPH0549423 B2 JP H0549423B2
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Nobuhiro Suzuki
Tadashi Naito
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Toyota Motor Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は生産状況監視装置、特にライン上の各
工程ごとの種類別現在ワーク数及び完成ワーク数
を検出表示する生産状況監視装置に関する。
[従来の技術] 車両用部品の生産工場等の組付ラインにおいて
は複数の工程を含む同一ライン上に多品種のワー
クを搬送し、各ワークに異なつた部品を組み付け
る作業が行われている。このようなラインにおい
ては的確な指示が作業員になされないと組付けミ
スが発生する恐れがあり、このため、ライン上に
投入されるワークとともにワークの種類及び組付
内容等を記載した組付指示カードを搬送し、該カ
ードを参照して組付作業を行うことにより前述し
た組付ミスの発生の防止を図つている。
ところで、このような組付ライン上の各工程に
おける作業の生産進行管理を良好に行い全体の作
業能率を向上させるためには、ライン先頭におい
てその状況に応じた最適のワークが投入されるよ
うワークの投入順序を決定する必要がある。
これは、各ワークの種類毎に組付部品の種類及
び数、そして組付難度等が異なるため、特定部品
を組付ける必要のあるワークあるいは組付難度の
高いワークが集中してライン上に投入されると部
品の欠乏、あるいは各工程における作業能率の低
下という問題が発生し、また同時に特定種類のワ
ークのみが多数生産されるという完成ワークの種
類の偏りが生じるからである。
このため従来では、全組付工程を終了して格納
されている完成ワークの数量と完成ワークからは
ずれた前述した組付指示カードとをもとにして、
ライン開始点での投入すべきワークの種類を決定
するという方法が採られていた。
[発明が解決しようとする問題点] 従来技術の問題点 しかしながら、このような従来の方法において
は、前述したごとく完成品の種類別ワーク数のみ
をもとに投入すべきワークが決定されていたた
め、現在ライン上の各工程において作業の行われ
ているワーク数を把握することができず、この結
果、例えばある種類の完成ワークの数量が少ない
ため投入数を増加したところ、既にライン上には
必要数が投入されていることが判明した、という
ような事態が生じる恐れがあつた。また、カード
の集計等においても人為的な手間や時間が必要と
され、迅速かつ正確な生産管理を行うことができ
ないという問題があつた。
発明の目的 本発明は上記従来の課題に鑑み為されたもの
で、その目的はライン上の各工程における現在の
種類別ワーク数及び完成した種類別ワーク数を的
確に把握することのできる生産状況監視装置を提
供することにある。
[問題点を解決するための手段] 上記目的を達成するために本発明は、車両用部
品の組付ライン上の複数の組付工程内で組付作業
が行われているワーク数及び全工程を完了したワ
ーク数を車種別に把握してライン開始点でのワー
クの投入順序を決定するための生産状況監視装置
おいて、前記各工程の入口及び出口に設けられた
センサ及び情報読み取り装置から成り、各工程に
順次シリアル搬入及び搬出されるワークのワーク
情報を検出する複数の検出装置と、該各検出装置
からのデータを収集して処理し各工程内で組付中
の種類別ワーク数及び全工程を完了した種類別ワ
ーク数を計算する処理装置と、該処理装置による
計算結果を表示及びプリント出力する表示装置
と、を含み、前記検出装置は、センサの読み取つ
た最新のワーク情報(新情報)を記憶するアドレ
スと、該新情報が読み取られる度にアドレス
に記憶されていた情報(旧情報)がシフトされて
くるアドレスと、アドレスに新情報が記憶さ
れる度にカウントアツプされ、その累計読込み数
が記憶されるアドレスと、を有するRAMを備
え、前記処理装置は、前記RAM内に記憶されて
いる累計読込み数と、前記RAMから前回読み込
んだ累計読み込み数と、を比較し、その変化量に
応じて、ワーク数把握のために必要な情報を前記
RAM内の前記各アドレスから選択的に読み込む
ことを特徴とする。
[実施例] 以下、図面に基づき本発明の好適な実施例を説
明する。
第1図には本発明に係る生産状況監視装置を車
両用部品の組付ライン上に適用した状態が示され
ている。図により明らかなごとく、本実施例にお
ける車両用部品の組付ライン10は前組付工程1
2、メイン組付工程14、テスタ16、そして後
組付工程18から構成され、ライン始端部に設置
された素材ワークストツク20内から搬送コンベ
ア24aによりライン10上に投入される複数種
類のワークa〜nは前記各工程12〜18を順次
流れ、それぞれの工程において所定の部品が作業
者26により組付けられる。各工程における作業
を終了したワークは搬送コンベア24b〜24d
によつて次の作業工程に順次搬送される。全工程
を終了したワークは搬送コンベア24eにより完
成品ストツク22に運ばれ、該ストツク22内に
種類別に格納される。なお、本実施例において、
ライン中のワークは途中で抜落あるいは投入され
ることはない。
ライン10上には図示されていないが個々のワ
ークと共に組付指示カードが搬送され、このカー
ドには組付指示内容が記載されている他、ワーク
の種類、番号等のワーク情報も穿設されている。
このカード上の情報コードを読み取るため、前組
付工程12の入口、メイン組付工程14及び後組
付工程18のそれぞれ入口及び出口には検出装置
25a〜25eが配置されており、各検出装置は
センサ27a〜27e及びカード読取り装置28
a〜28eから構成される。各検出装置25a〜
25eにより検出されたワーク情報はマイクロコ
ンピユータ等から成る処理装置30により集めら
れると同時に後述する所定の演算処理が為され、
この演算結果は表示装置32に出力され、該表示
装置32においてCRT上に表示されるとともに
記録紙上にプリント出力される。
本発明は以上のごとく構成され、次にその作用
を説明する。
第2図には検出装置25の構造が示されてお
り、入力インターフエース回路を構成する入力ポ
ート34、CPU、ROM36、RAM38等を有
するコントロールユニツト40、通信制御部4
2、出力ポート44から構成されている。入力ポ
ート34は光学式センサ群を収納するセンサ27
に、また通信制御部42は処理装置30にそれぞ
れ接続されている。従つて、センサ27が読み取
つた情報は入力ポート34からコントロールユニ
ツト40のRAM38に記憶されるとともに、通
信制御部42から出力されて処理装置30内で後
述する所定の演算処理が為された後、表示装置3
2に送給されてライン上各組付工程における現在
の種類別ワーク数がCRT上に表示されるととも
に記録紙上にプリントアウトされる。
RAM38は第3図aに示されるように、,
,の計3個のアドレスを有しており、各アド
レス,,は物理的制約から上位アドレス
(a,a,a)と下位アドレス(b,
b,b)とに分かれている。アドレス(
a,b)にはセンサ27の読み取つた最新の情
報であるカード番号が記憶されるようになつてお
り、一方アドレス(a,b)には、アドレ
ス(a,b)に記憶されていた情報がアド
レス(a,b)に新たな情報が読込まれる
度にシフトされてきて、この(a,b)か
らシフトされた情報が記憶される。またアドレス
(a,b)にはアドレス(a,b)
に新たな情報が読込まれた累計読込み数が記憶さ
れ、アドレスに新たな情報が読み込まれる度に
カウントアツプされるようになつている。
処理装置30は検出装置25を所定間隔で調べ
にゆき、何番のカードが流れたかを検知する。各
カードの移動速度は処理装置30が検出装置25
を調べにゆく速度よりも十分遅く設定されてお
り、これにより読み取られるワーク情報の欠陥を
極力防止するよう図られている。
第4図は検出装置25の情報読出しのフローチ
ヤートを示すものである。まず、センサ27によ
つて組付指示カードの情報を読取つてカード読取
り装置28に情報を呼び込む(ステツプ100)。次
にパリテイチエツク等によつて情報が正しく読ま
れているか否かをステツプ110で判別し、YESな
ら次のステツプ120に移り、NOならステツプ100
に戻る。ステツプ120では、アドレスに先に記
憶されている情報をアドレスにシフトさせる。
そしてステツプ130において新たに読み取つた情
報をアドレスに記憶する。そしてステツプ140
に移り、アドレスのカウンタを1カウントアツ
プする。次にステツプ100に戻り、新たな情報に
対して再び同じステツプを繰り返す。
さらにRAM38への情報の読込みを第3図a
〜fに基づいて説明する。まずセンサ27が
「0021」というカード番号を読み取つたとすると、
第3図aに示されるように、アドレスaに
「00」、アドレスbに「21」が記憶される。そし
てアドレスに読込み回数1がカウントされ、ア
ドレスa,bにはそれぞれ「00」、「01」が記
憶される。このときアドレス(a,b)に
は何も記憶されない。第3図bで示されるよう
に、第3図aでアドレスa,bに記憶されて
いた「00」、「21」がそれぞれアドレスa,b
にシフトされ、このアドレスa,bにそれぞ
れ「00」、「21」が記憶されるとともに、新たに読
み込まれたカード番号「0031」はアドレスaに
「00」が、アドレスbに「31」がそれぞれ記憶
される。そしてアドレスa,bにはそれぞれ
「00」、「02」が記憶される。さらにセンサ27が
「1072」というカード番号を読み取つたとすると、
第3図Cに示されるように、アドレスa,b
にはそれぞれ「10」、「72」が、アドレスa,
bにはアドレスa,bからシフトされた
「00」、「31」がそれぞれ記憶され、アドレスに
はカウントアツプした「00」、「03」が記憶され
る。さらにセンサがカード番号「0023」、「0025」、
「0041」、を順次読み取つたとすると、RAM38
はそれぞれ第3図d,e,fに示されるようなカ
ード番号が記憶された状態となる。
コントロールユニツト40内の通信制御部42
は、処理装置30に接続され、処理装置30から
の問いかけがあつた場合のみ応えることができ、
この処理装置30からの所定間隔をもつて行われ
る問いかけに対し、アドレス,,に記憶さ
れている情報を提供するようになつている。な
お、処理装置30が検出装置25内の情報を読み
込む場合には、(ア)全く情報を読み込まない場合、
(イ)新情報だけを読み込む場合、(ウ)新情報及び旧情
報を読み込む場合、(エ)新情報及び旧情報を読み込
むとともに欠落情報コードを読み込む場合の4種
類がある。そして処理装置30による情報の読み
込みがこの4種類うちのいずれとなるかは、処理
装置30の問いかけが行われたときの、RAM3
8内に読み取られている情報によつて異なつてく
る。すなわち、処理装置30には、前回RAM3
8から読み取つた情報が一時記憶されており、処
理装置30が問いかけたときのカウンタであるア
ドレスのカウント表示が処理装置30に一時記
憶されている前回のカウント表示と同じである場
合には、検出装置25において、新たなワーク情
報は未だ読み取られていないので、処理装置30
は全く情報を読み込まず、カウンタが前回のカウ
ント表示よりも1だけカウントアツプしている場
合には、アドレスに記憶されている新情報だけ
を読み込み、カウンタが前回のカウント表示より
も2だけカウントアツプしている場合には、アド
レスに記憶されている新情報及びアドレスに
記憶されている旧情報を読み込み、カウンタが前
回のカウント表示よりも3以上カウントアツプし
ている場合には、アドレスに記憶されている新
情報及びアドレスに記憶されている旧情報に加
えて、欠落している情報に相当するカウンタ値を
読み込むようになつている。
例えば、いまある検出装置25のRAMが第3
図bの状態にあるときに第1回目の処理装置30
による読込みが行われたとすると、この読み込み
によつて現在のカード番号は「0031」、1つ前の
カード番号は「0021」、カウンタのカウント数は
「2」であることが解る。処理装置30の第2回
目の読込みが、RAM38が第3図cの状態にあ
るときに行われると、第2回目の読込み時のカウ
ンタのカウント数は「3」であり、第1回目の読
込み時のカウンタのカウント数「2」との差は1
であるので、コンピユータは新情報である
「1072」だけ読み込んで記憶する。
処理装置30の第2回目の読込みが、RAM3
8が第3図c,dの状態にある時には間に合わ
ず、第3図eの状態にあるときに行われたとす
る。この第2回目の読込み時のカウンタのカウン
ト数は「5」であり、第1回目との差は3である
ので、処理装置30は新情報「0025」、旧情報
「0023」及び、読み込めなかつた情報(カード番
号「1072」)に相当するカウンタ値「0003」が欠
落したことが検出できこれを記憶する。
同様に処理装置30の第2回目の読込みが
RAMが第3図c,d,eの状態にあるときに間
に合わず、第3図fの状態にあるときに行われた
とする。この場合はカウンタのカウント差が4で
あるので、処理装置30は新情報「0041」、旧情
報「0025」及び読込めなかつた情報(カード番号
「1072」、「0023」)に相当するカウンタ値「0003」、
「0004」が欠落したことが検出できこれを記憶す
る。
このようにして本実施例では、処理装置30の
読込みが例え遅くても、RAM38には新情報の
みらず、旧情報が記憶されているので、処理装置
30は、この旧情報を読み込むことで、処理装置
30に読み込まれるワーク情報が欠落する可能性
が減少する。なお、この旧情報は、処理装置30
において、RAM38に記憶されている累計読込
み数と、RAM38から前回読み込んだ累計読込
み数と、を比較し、その変化量に応じて選択的に
読み込まれる。
更に、処理装置30において、検出装置25か
らの読込みが非常に遅く、カード番号を欠落させ
てしまつたとしても、RAM38にワーク情報の
累計読込み数が、また処理装置30に前回読み込
んだ累計読込み数が、記憶されているので、欠落
したワーク情報の位置及び数量を容易に把握する
ことができる。
そして、欠落したワーク情報であるカード番号
は、この欠落情報あるいは前後の検出装置25か
らのワーク情報等から容易に推定できるので、欠
落させてしまつたカード番号を把握することがで
きる。
したがつて、処理装置30に読み込まれるワー
ク情報が欠落する可能性を減少させることができ
る。
第5図は本実施例に係る生産状況監視装置に用
いられる処理装置30の情報読込み時のフローチ
ヤートを示すものである。
この図において、まずステツプ200によつて組
付ラインを駆動させるとともに、ステツプ210に
おいて処理装置30に現在の時刻をセツトする。
そしてステツプ220においてi番目の検出装置の
カウンタ値を0にセツトする。次いでステツプ
230で処理装置30に接続されているn台の検出
装置のステーシヨンの全カウンタが0にセツトさ
れているかどうか確認する。YESであればステ
ツプ240に移り、処理装置30のカウンタe0を0
にセツトする。そしてステツプ250に移り、この
ステツプ250においてi番目の検出装置のステー
シヨンを1(第1番目、例えば25a,25b,
……25eのときには25a)として処理装置3
0の読み込みが始まる。ステツプ260ではi番目
の検出装置の現在カウンタ値Ciと、前回のカウン
タ値Ci0(この場合は、初期設定カウンタ値Ci0とな
る)との差を読む。そしてステツプ280でカウン
ト差(Ci−Ci0)が3未満か否かを判別する。NO
であればステツプ310に移り、検出装置に記憶さ
れている新情報と旧情報及び(Ci−Ci0−2)個
の欠落情報に相当するカウンタ値を読み込んで検
出しこの状態を記憶し、ステツプ320に移る。
またステツプ270においてカウント差(Ci
Ci0)が3未満の場合、すなわちYESであるとき
は、ステツプ280に移り、カウント差(Ci−Ci0
が0か1か2かを判別する。カウント差(Ci
Ci0)が0のときは何も情報を記憶することなく
ステツプ320に移る。カウント差(Ci−Ci0)が1
のときはステツプ290に移つて検出装置に記憶さ
れている新情報を記憶し、その後ステツプ320に
移る。カウント差(Ci−Ci0)が2のときはステ
ツプ300に移り、検出装置に記憶されている新旧
両情報を記憶し、その後ステツプ320に移る。以
上で流れたカードNo.、及び欠落したカードNo.があ
る時はそれを記憶できたことになる。ステツプ
320では前回のカウント値Ci0を現在のカウント値
Ciに更新すると共に、次の検出装置の読込みを行
うためi+1→iとし、ステツプ330でこのi(i
+1)が全検出装置数(本実施例においては5)
以下であるか否かを判断し、YESであればステ
ツプ260に戻り、i+1番目の検出装置内の情報
の読込みが同様の手段で行われる。そしてNOで
あれば、すなわちステツプ320におけるi+1が
6であれば、全ての検出装置の第1回目の情報読
込みが完了したことを意味し、ステツプ340に移
り、後述する演算処理Qを行い、表示装置32に
より演算結果すなわちライン上の各工程ごとの種
類別ワーク数がCRT上に表示されるとともに記
録紙上にプリント出力される。処理Qが終了すれ
ば再びステツプ250に戻り、第2回目の検出装置
の情報読取りを同様の手順で繰り返される。
次に演算処理Qのアルゴリズムを第6図及び第
7図を基に説明する。この処理Qは前述した各検
出装置から読み込んだ情報に基づき、ライン上各
工程毎に流れているワーク及び種類別ワーク数を
算出表示するものである。第6図において、25
0aは検出装置25aを通して処理装置30によ
り読み込まれたワーク種類の流れの履歴、同様に
250b〜250eはそれぞれ検出器25b〜2
5eを通して処理装置30により調べられたワー
ク種類の流れの履歴である。
第7図に示されるように、全検出装置の第1回
情報読込みが完了すると、まずステツプ400にお
いて250aのうち250bと一致しない列Vを
求める。
次にステツプ410で250bのうち250cと
一致しない列Wを求め、以下同様にしてステツプ
420、430に順次移り、それぞれ250cのうち2
50dと一致しない列X、250dのうち250
eと一致しない列Yを求める。ステツプ440では
250eの中で番号別度数すなわち種類別ワーク
数を計算して仕掛り実績を求める。つまり、この
ステツプ440においてはライン上全工程を終了し
た完成ワークの種類別の生産実績も算出されるこ
とになる。次にステツプ450において前記V、W、
X、Y、すなわちライン上の各工程内で現在作業
の行われているワークの種類別度数を算出する。
そして、ステツプ460に移り、ステツプ440及び
450における演算結果が表示装置32に出力され、
完成したワークの種類別の数量及び各工程内で組
付作業中の種類別ワーク数がCRT上に表示され
るとともに記録紙上にプリント出力される。以上
全ステツプが終了したならリターンして前述した
動作が同様に順次行われる。
このようにして、作業者は表示装置32上の表
示内容を見て、次に投入すべき最適のワーク種類
を的確に判断することができる。例えば、実施例
においては、第1図より明らかなごとく、完成品
ストツク22内には種類gが欠品しているが、表
示装置32により既にライン内に4台投入されて
いることが認識でき、さらに投入する必要のない
ことが解る。
[発明の効果] 以上説明したように本発明によれば、ライン上
の各工程に流れたワークの種類別台数がCRT上
に表示されるとともにプリンタに記録されるた
め、これらを投入すべき最適のワークを決定する
ための解析データとして用いることができ、完成
ワークの種類の偏り、過不足等の不都合が極めて
効果的に防止できる。
また、本発明おけるRAMを設けたことで、処
理装置に読み込まれるワーク情報が欠落する可能
性を減少させることができ、時々刻々の生産実績
をより正確に得ることが可能となる。
したがつて、従来のような集計等の繁雑な作業
が不要となり、省力化されるとともに能率良い生
産管理が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の全体構成及び車両用部品の組
付ラインとの関係を示すブロツク図、第2図は本
発明に係る検出装置の内部構造を表す図、第3図
は検出装置内のRAMの構成及びRAM内に新情
報が順次記憶されていく状態を示す図、第4図は
検出装置内のRAMへ情報が記憶される状態を示
すフローチヤート、第5図は本実施例に用いた処
理装置の検出装置からの情報読込みアルゴリズム
を示すフローチヤート、第6図は本実施例におけ
る各検出装置により読み取られたワーク流れの履
歴を表わす図、第7図は処理装置内で行われる演
算処理の手順を示すフローチヤートである。 10……車両用部品の組付ライン、12,1
4,18……組付工程、25……検出装置、30
……処理装置、32……表示装置。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 車両用部品の組付ライン上の複数の組付工程
    内で組付作業が行われているワーク数及び完成し
    たワーク数を車種別に把握してライン開始点での
    ワークの投入順序を決定するための生産状況監視
    装置において、 前記各工程の入口及び出口に設けられたセンサ
    及び情報読み取り装置から成り、各工程に順次シ
    リアル搬入及び搬出されるワークのワーク情報を
    検出する複数の検出装置と、 該各検出装置からのデータを収集して処理し各
    工程内で組付中の種類別ワーク数及び全工程を完
    了した種類別ワーク数を計算する処理装置と、 該処理装置による計算結果を表示及びプリント
    出力する表示装置と、を含み、 前記検出装置は、センサの読み取つた最新のワ
    ーク情報(新情報)を記憶するアドレスと、該
    新情報が読み取られる度にアドレスに記憶され
    ていた情報(旧情報)がシフトされてくるアドレ
    スと、アドレスに新情報が記憶される度にカ
    ウントアツプされ、その累計読込み数が記憶され
    るアドレスと、を有するRAMを備え、 前記処理装置は、前記RAM内に記憶されてい
    る累計読込み数と、前記RAMから前回読み込ん
    だ累計読込み数と、を比較し、その変化量に応じ
    て、ワーク数把握のために必要な情報を前記
    RAM内の前記各アドレスから選択的に読み込む
    ことを特徴とする生産状況監視装置。
JP61100468A 1986-04-28 1986-04-28 生産状況監視装置 Granted JPS62255034A (ja)

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JP61100468A JPS62255034A (ja) 1986-04-28 1986-04-28 生産状況監視装置

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JP61100468A JPS62255034A (ja) 1986-04-28 1986-04-28 生産状況監視装置

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JPS62255034A JPS62255034A (ja) 1987-11-06
JPH0549423B2 true JPH0549423B2 (ja) 1993-07-26

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JP61100468A Granted JPS62255034A (ja) 1986-04-28 1986-04-28 生産状況監視装置

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5882654A (ja) * 1981-11-07 1983-05-18 Hitachi Ltd 生産現場の作業順序制御方法

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5882654A (ja) * 1981-11-07 1983-05-18 Hitachi Ltd 生産現場の作業順序制御方法

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JPS62255034A (ja) 1987-11-06

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