JPH0549416B2 - - Google Patents
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- JPH0549416B2 JPH0549416B2 JP50350381A JP50350381A JPH0549416B2 JP H0549416 B2 JPH0549416 B2 JP H0549416B2 JP 50350381 A JP50350381 A JP 50350381A JP 50350381 A JP50350381 A JP 50350381A JP H0549416 B2 JPH0549416 B2 JP H0549416B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wire electrode
- plate
- axis
- support
- liquid
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 38
- 238000002347 injection Methods 0.000 description 10
- 239000007924 injection Substances 0.000 description 10
- 238000003754 machining Methods 0.000 description 7
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 3
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000013011 mating Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23H—WORKING OF METAL BY THE ACTION OF A HIGH CONCENTRATION OF ELECTRIC CURRENT ON A WORKPIECE USING AN ELECTRODE WHICH TAKES THE PLACE OF A TOOL; SUCH WORKING COMBINED WITH OTHER FORMS OF WORKING OF METAL
- B23H7/00—Processes or apparatus applicable to both electrical discharge machining and electrochemical machining
- B23H7/02—Wire-cutting
- B23H7/06—Control of the travel curve of the relative movement between electrode and workpiece
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Electrochemistry (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Electrical Discharge Machining, Electrochemical Machining, And Combined Machining (AREA)
Description
請求の範囲
1 液体噴射ヘツド23を固定したプレート32
を水平XY軸方向に移動させるクロス・スライド
テーブル20と、 該テーブルのうちの上側のXテーブル24の一
端部に取り付けたX軸を回転軸として回動可能な
傾斜板38と、 前記のクロス・スライドテーブルを支持してい
る垂直移動支持体35に取り付けたY軸を回転軸
として回動可能な傾斜板42と、 前記クロス・スライドテーブル20がワイヤー
電極支持体14に対して垂直方向に動くとき前記
2つの傾斜板38,42の傾斜角度を変化させる
ようにワイヤー電極支持体14に直交関係に固定
したカム41,46の湾曲面上を屈曲端40,4
5が摺動するように前記2つの傾斜板38,42
の各々へ一体に接続されているアーム39,44
と、 直交位置にある2つの端部に前記2つの傾斜板
38,42に当接する2つの指37,43を有
し、そして中央部に前記液体噴射ヘツド23を固
定したプレート32と、 このプレート32を前記クロス・スライドテー
ブル20のうちの下側のYテーブル25へ接続す
るためプレート中央上部に設けられYテーブル下
面の円錐形の穴34に嵌合する自在継ぎ手33と
から成るワイヤー放電加工機の液体噴射ヘツドの
配向装置であつて、前記クロス・スライドテーブ
ル20が前記プレート32を水平XY軸方向に移
動させるとき、前記指37,43が前記2つの傾
斜板38,42の面上を摺動し、そして前記液体
噴射ヘツド23が傾斜して加工域9の傾斜ワイヤ
ー電極に揃うようにしたことを特徴とするワイヤ
ー放電加工機の液体噴射ヘツドの配向装置。
を水平XY軸方向に移動させるクロス・スライド
テーブル20と、 該テーブルのうちの上側のXテーブル24の一
端部に取り付けたX軸を回転軸として回動可能な
傾斜板38と、 前記のクロス・スライドテーブルを支持してい
る垂直移動支持体35に取り付けたY軸を回転軸
として回動可能な傾斜板42と、 前記クロス・スライドテーブル20がワイヤー
電極支持体14に対して垂直方向に動くとき前記
2つの傾斜板38,42の傾斜角度を変化させる
ようにワイヤー電極支持体14に直交関係に固定
したカム41,46の湾曲面上を屈曲端40,4
5が摺動するように前記2つの傾斜板38,42
の各々へ一体に接続されているアーム39,44
と、 直交位置にある2つの端部に前記2つの傾斜板
38,42に当接する2つの指37,43を有
し、そして中央部に前記液体噴射ヘツド23を固
定したプレート32と、 このプレート32を前記クロス・スライドテー
ブル20のうちの下側のYテーブル25へ接続す
るためプレート中央上部に設けられYテーブル下
面の円錐形の穴34に嵌合する自在継ぎ手33と
から成るワイヤー放電加工機の液体噴射ヘツドの
配向装置であつて、前記クロス・スライドテーブ
ル20が前記プレート32を水平XY軸方向に移
動させるとき、前記指37,43が前記2つの傾
斜板38,42の面上を摺動し、そして前記液体
噴射ヘツド23が傾斜して加工域9の傾斜ワイヤ
ー電極に揃うようにしたことを特徴とするワイヤ
ー放電加工機の液体噴射ヘツドの配向装置。
明細書
本発明は一般にワイヤー放電加工機に係るもの
であり、更に具体的に言えばワイヤー放電加工機
のワイヤー電極案内部材と加工液噴射ノズルを配
向する装置に係るものである。
であり、更に具体的に言えばワイヤー放電加工機
のワイヤー電極案内部材と加工液噴射ノズルを配
向する装置に係るものである。
ワイヤー電極案内部材と加工液噴射ノズルの配
向を調整する装置をワイヤー放電加工機に設ける
ことは知られており、この配向装置はワイヤー電
極と加工片との間の加工域に加工液を注入するノ
ズルを適正方向に向けるための装置である。放電
加工機は、ワイヤー電極支持体、加工片支持体、
所望の軌跡に従つて加工片を切断するようにワイ
ヤー電極支持体と加工片支持体とを相対的に移動
する装置、ワイヤー電極支持体に対しワイヤー電
極案内部材を支持しているクロス・スライドテー
ブル、ワイヤー電極の軸を横断する2つの方向に
おけるクロス・スライドテーブルの移動を制御す
るサーボモータによりそれぞれ駆動される一対の
リードスクリユー、及び加工域におけるワイヤー
電極の部分の軸に沿つてワイヤー電極案内部材を
横断移動面に対して配向する装置を備えている。
向を調整する装置をワイヤー放電加工機に設ける
ことは知られており、この配向装置はワイヤー電
極と加工片との間の加工域に加工液を注入するノ
ズルを適正方向に向けるための装置である。放電
加工機は、ワイヤー電極支持体、加工片支持体、
所望の軌跡に従つて加工片を切断するようにワイ
ヤー電極支持体と加工片支持体とを相対的に移動
する装置、ワイヤー電極支持体に対しワイヤー電
極案内部材を支持しているクロス・スライドテー
ブル、ワイヤー電極の軸を横断する2つの方向に
おけるクロス・スライドテーブルの移動を制御す
るサーボモータによりそれぞれ駆動される一対の
リードスクリユー、及び加工域におけるワイヤー
電極の部分の軸に沿つてワイヤー電極案内部材を
横断移動面に対して配向する装置を備えている。
そのような配向装置はフランス特許2454869に
開示されているが、案内部材の傾斜を決定するの
に複雑な電子装置を使用している。
開示されているが、案内部材の傾斜を決定するの
に複雑な電子装置を使用している。
本発明が解決しようとしている課題は、加工中
絶えず加工片に対するワイヤー電極の傾斜を計算
し、そしてその計算によつて求めた結果から命令
を引き出してその命令を、例えば液体噴射ヘツド
を回動させるモータもしくは油圧回路に与える複
雑なコンピユータや電子回路等を使用せず簡単な
機械的な機構により液体噴射ヘツドを斜めのワイ
ヤー電極に沿つて配向することである。
絶えず加工片に対するワイヤー電極の傾斜を計算
し、そしてその計算によつて求めた結果から命令
を引き出してその命令を、例えば液体噴射ヘツド
を回動させるモータもしくは油圧回路に与える複
雑なコンピユータや電子回路等を使用せず簡単な
機械的な機構により液体噴射ヘツドを斜めのワイ
ヤー電極に沿つて配向することである。
従つて本発明の目的は、直交方向に移動するク
ロス・スライドテーブルの移動を純粋に機械的な
手段で調整することによつて加工片に対して傾斜
しているワイヤー電極に沿つて常に液体噴射ヘツ
ドを配向できる、構造が簡単で、コンパクトなワ
イヤー放電加工機の液体噴射ヘツドの配向装置を
提供することである。
ロス・スライドテーブルの移動を純粋に機械的な
手段で調整することによつて加工片に対して傾斜
しているワイヤー電極に沿つて常に液体噴射ヘツ
ドを配向できる、構造が簡単で、コンパクトなワ
イヤー放電加工機の液体噴射ヘツドの配向装置を
提供することである。
この目的を達成する本発明の液体噴射ヘツドの
配向装置は、液体噴射ヘツドを固定したプレート
を水平XY軸方向に移動させるクロス・スライド
テーブルと、該テーブルのうちの上側のXテーブ
ルの一端部に取り付けたX軸を回転軸として回動
可能な傾斜板と前記のクロス・スライドテーブル
を支持している垂直移動支持体に取り付けたY軸
を回転軸として回動可能な傾斜板と、前記クロ
ス・スライドテーブルがワイヤー電極支持体に対
して垂直方向に動くとき前記2つの傾斜板の傾斜
角度を変化させるようにワイヤー電極支持体に直
交関係に固定したカムの湾曲面上を屈曲端が摺動
するように前記2つの傾斜板の各々へ一体に接続
されているアームと、直交位置にある2つの端部
に前記2つの傾斜板に当接する2つの指を有し、
そして中央部に前記液体噴射ヘツドを固定したプ
レートと、このプレートを前記クロス・スライド
テーブルのうちの下側のYテーブルへ接続するた
めプレート中央上部に設けられYテーブル下面の
円錐形の穴に嵌合する自在継ぎ手とから成るワイ
ヤー放電加工機の液体噴射ヘツドの配向装置であ
つて、前記クロス・スライドテーブルが前記プレ
ートを水平XY軸方向に移動させるとき、前記指
が前記2つの傾斜板の面上を摺動し、そして前記
液体噴射ヘツドが傾斜して加工域の傾斜ワイヤー
電極に揃うようにしている。
配向装置は、液体噴射ヘツドを固定したプレート
を水平XY軸方向に移動させるクロス・スライド
テーブルと、該テーブルのうちの上側のXテーブ
ルの一端部に取り付けたX軸を回転軸として回動
可能な傾斜板と前記のクロス・スライドテーブル
を支持している垂直移動支持体に取り付けたY軸
を回転軸として回動可能な傾斜板と、前記クロ
ス・スライドテーブルがワイヤー電極支持体に対
して垂直方向に動くとき前記2つの傾斜板の傾斜
角度を変化させるようにワイヤー電極支持体に直
交関係に固定したカムの湾曲面上を屈曲端が摺動
するように前記2つの傾斜板の各々へ一体に接続
されているアームと、直交位置にある2つの端部
に前記2つの傾斜板に当接する2つの指を有し、
そして中央部に前記液体噴射ヘツドを固定したプ
レートと、このプレートを前記クロス・スライド
テーブルのうちの下側のYテーブルへ接続するた
めプレート中央上部に設けられYテーブル下面の
円錐形の穴に嵌合する自在継ぎ手とから成るワイ
ヤー放電加工機の液体噴射ヘツドの配向装置であ
つて、前記クロス・スライドテーブルが前記プレ
ートを水平XY軸方向に移動させるとき、前記指
が前記2つの傾斜板の面上を摺動し、そして前記
液体噴射ヘツドが傾斜して加工域の傾斜ワイヤー
電極に揃うようにしている。
この構成により従来必要とした加工片に対する
ワイヤー電極の傾斜を計算し、命令を液体噴射ヘ
ツドの制御装置に与える複雑な電子回路を不要と
することができる。本発明の構成は簡単であり、
低廉であり、動作は単純であり、それ故非常に信
頼性が高いのであり、そればかりでなく、迅速に
液体噴射ヘツドをワイヤー電極に沿つて配向でき
る。これはクロス・スライドテーブルの移動だけ
で液体噴射ヘツドを斜めになつているワイヤー電
極と同軸に揃えられるからである。
ワイヤー電極の傾斜を計算し、命令を液体噴射ヘ
ツドの制御装置に与える複雑な電子回路を不要と
することができる。本発明の構成は簡単であり、
低廉であり、動作は単純であり、それ故非常に信
頼性が高いのであり、そればかりでなく、迅速に
液体噴射ヘツドをワイヤー電極に沿つて配向でき
る。これはクロス・スライドテーブルの移動だけ
で液体噴射ヘツドを斜めになつているワイヤー電
極と同軸に揃えられるからである。
添付図面に本発明の実施例を示す。
第1図は本発明の原理の説明図である。
第2図は本発明の噴射ヘツドの配向装置を備え
た放電加工機の側面図である。
た放電加工機の側面図である。
第3図は第2図の放電加工機の一部分の拡大図
である。
である。
第4図は第3図の部分の機構の斜視図であり、
それの動作を説明している。
それの動作を説明している。
第1図は、加工片1の上下両側に一つづつ配置
した一対の案内部材21,22が支持し、案内す
るワイヤー電極2によつて加工片1を切断してい
る様子を示している。ワイヤー電極はノズル3を
通つており、ノズル3はワイヤー電極2を包囲し
ている。ノズル3の絶縁液入り口4を持つ環状室
5が包囲している通孔6にワイヤー電極2が通つ
ている。この環状室5に入る絶縁液は出口7を通
つてワイヤー電極を包む噴射8を形成し、この噴
射8はワイヤー電極2と加工片1との間の加工域
9に向かう。ノズル3と上部ワイヤー電極案内部
材21とは一体構造となつていて、ワイヤー電極
2を案内し、そして加工域9に絶縁液を注入す
る。上部ワイヤー電極案内部材21が下部ワイヤ
ー電極案内部材22に対して垂直上方にあると、
ワイヤー電極2とノズル3とは破線で示す位置P
にある。案内部材21が破線の位置Pから実線の
位置P′に距離uだけ動くと、ワイヤー電極2の傾
斜に一致した方向にノズル3を配向して絶縁液の
噴射8がワイヤー電極2と同軸のままとなるよう
になつている。
した一対の案内部材21,22が支持し、案内す
るワイヤー電極2によつて加工片1を切断してい
る様子を示している。ワイヤー電極はノズル3を
通つており、ノズル3はワイヤー電極2を包囲し
ている。ノズル3の絶縁液入り口4を持つ環状室
5が包囲している通孔6にワイヤー電極2が通つ
ている。この環状室5に入る絶縁液は出口7を通
つてワイヤー電極を包む噴射8を形成し、この噴
射8はワイヤー電極2と加工片1との間の加工域
9に向かう。ノズル3と上部ワイヤー電極案内部
材21とは一体構造となつていて、ワイヤー電極
2を案内し、そして加工域9に絶縁液を注入す
る。上部ワイヤー電極案内部材21が下部ワイヤ
ー電極案内部材22に対して垂直上方にあると、
ワイヤー電極2とノズル3とは破線で示す位置P
にある。案内部材21が破線の位置Pから実線の
位置P′に距離uだけ動くと、ワイヤー電極2の傾
斜に一致した方向にノズル3を配向して絶縁液の
噴射8がワイヤー電極2と同軸のままとなるよう
になつている。
第2図に示すように、ワイヤー放電加工機はタ
ンク11を支持するベース10を備え、このタン
ク内に加工片1を加工片支持部材12により保持
する。オーバヘツド・ブリツジ13は装置のベー
ス10から支持され、そしてオーバヘツド・ブリ
ツジ13は上のアーム15と下のアーム16とを
有するU字形のワイヤー電極支持体14及び支持
プレート17を支持している。
ンク11を支持するベース10を備え、このタン
ク内に加工片1を加工片支持部材12により保持
する。オーバヘツド・ブリツジ13は装置のベー
ス10から支持され、そしてオーバヘツド・ブリ
ツジ13は上のアーム15と下のアーム16とを
有するU字形のワイヤー電極支持体14及び支持
プレート17を支持している。
支持プレート17は、加工片1を切断するワイ
ヤー電極2を供給するスプール28及び供給リー
ル18を支持している。ローラ19を通つてから
ワイヤー電極2は垂直移動支持体35、クロス・
スライドテーブル20の通孔を通る。このクロ
ス・スライドテーブル20は、液体噴射ヘツド2
3と上部ワイヤー電極案内部材と一体のプレート
32を支持している。クロス・スライドテーブル
20の一対のテーブル24,25はそれぞれ相互
に直交して水平移動可能である。クラス・スライ
ドテーブル20は垂直移動支持体35に対してプ
レート32を水平面内で移動させ、加工域9内で
ワイヤー電極2に所望の傾斜をさせて加工片1を
斜めに切断する。
ヤー電極2を供給するスプール28及び供給リー
ル18を支持している。ローラ19を通つてから
ワイヤー電極2は垂直移動支持体35、クロス・
スライドテーブル20の通孔を通る。このクロ
ス・スライドテーブル20は、液体噴射ヘツド2
3と上部ワイヤー電極案内部材と一体のプレート
32を支持している。クロス・スライドテーブル
20の一対のテーブル24,25はそれぞれ相互
に直交して水平移動可能である。クラス・スライ
ドテーブル20は垂直移動支持体35に対してプ
レート32を水平面内で移動させ、加工域9内で
ワイヤー電極2に所望の傾斜をさせて加工片1を
斜めに切断する。
下部ワイヤー電極案内部材22を通つてからワ
イヤー電極2は一対のローラ26,27を通り、
支持プレート17の受けのスプール28に巻付
く。よく知られていることであるが、タンク11
と加工片支持部材12とを支持しているテーブル
29をY軸に沿つて移動し、そしてワイヤー電極
支持体14を紙面に垂直なX軸に沿つてオーバヘ
ツド・ブリツジ13に対して動かす手段を講じて
いる。これによるY軸とX軸とに沿う相対移動の
組み合わせによつて加工片1の所望の切断路に沿
う切断を実施する。
イヤー電極2は一対のローラ26,27を通り、
支持プレート17の受けのスプール28に巻付
く。よく知られていることであるが、タンク11
と加工片支持部材12とを支持しているテーブル
29をY軸に沿つて移動し、そしてワイヤー電極
支持体14を紙面に垂直なX軸に沿つてオーバヘ
ツド・ブリツジ13に対して動かす手段を講じて
いる。これによるY軸とX軸とに沿う相対移動の
組み合わせによつて加工片1の所望の切断路に沿
う切断を実施する。
第3図は、上部ワイヤー電極案内部材である自
在継手33と液体噴射ヘツド23と一体のプレー
ト32をクロス・スライドテーブル20のXテー
ブル24、Yテーブル25の相対的な移動によつ
て傾斜させる機構を断面で示している。Xテーブ
ル24に対してYテーブル25をY軸方向に移動
させるのはステツピング・モータのようなサーボ
モータ30であり、これはXテーブル24に取り
つけられていて、それの出力軸にYテーブル25
のねじ孔に嵌まるリードスクリユー31が設けら
れている。なお、垂直移動支持体35に対してX
テーブル24をX軸方向に移動させるのもこれと
同様な構造となつている。
在継手33と液体噴射ヘツド23と一体のプレー
ト32をクロス・スライドテーブル20のXテー
ブル24、Yテーブル25の相対的な移動によつ
て傾斜させる機構を断面で示している。Xテーブ
ル24に対してYテーブル25をY軸方向に移動
させるのはステツピング・モータのようなサーボ
モータ30であり、これはXテーブル24に取り
つけられていて、それの出力軸にYテーブル25
のねじ孔に嵌まるリードスクリユー31が設けら
れている。なお、垂直移動支持体35に対してX
テーブル24をX軸方向に移動させるのもこれと
同様な構造となつている。
液体噴射ヘツド23を支持しているプレート3
2の中央上部に設けた上部ワイヤー電極案内部材
である半球状の自在継手33はYテーブル25の
下面の円錐形の穴34に嵌まつている。
2の中央上部に設けた上部ワイヤー電極案内部材
である半球状の自在継手33はYテーブル25の
下面の円錐形の穴34に嵌まつている。
図示しないスプリングによつてYテーブル25
の方にプレート32を押しつけて自在継手33を
円錐形の穴34に嵌合させている。図示のクロ
ス・スライドテーブル20を取りつけた垂直移動
支持体35はワイヤー電極支持体14に対してZ
軸に沿つて垂直に移動できる。この垂直移動によ
り加工片1の厚みに対応して下部ワイヤー電極案
内部材22と液体噴射ヘツド23との間の距離を
調整する。垂直移動は周知の手段によつて可能で
あり、それについては詳述しない。プレート32
の横延長部36に指37を設け、この指はXテー
ブル24の横延長部下部にX軸を回転軸として回
動するよう取りつけた傾斜板38に当接する。こ
の傾斜板38と一体のアーム39の屈曲端40は
ワイヤー電極支持体14に固定したカム41の湾
曲した表面と当接している。
の方にプレート32を押しつけて自在継手33を
円錐形の穴34に嵌合させている。図示のクロ
ス・スライドテーブル20を取りつけた垂直移動
支持体35はワイヤー電極支持体14に対してZ
軸に沿つて垂直に移動できる。この垂直移動によ
り加工片1の厚みに対応して下部ワイヤー電極案
内部材22と液体噴射ヘツド23との間の距離を
調整する。垂直移動は周知の手段によつて可能で
あり、それについては詳述しない。プレート32
の横延長部36に指37を設け、この指はXテー
ブル24の横延長部下部にX軸を回転軸として回
動するよう取りつけた傾斜板38に当接する。こ
の傾斜板38と一体のアーム39の屈曲端40は
ワイヤー電極支持体14に固定したカム41の湾
曲した表面と当接している。
第1図で説明した移動uをさせるためYテーブ
ル25をサーボモータ30によつて第3図の左右
すなわちY軸方向の何れかに動かす。それに応じ
て指37と傾斜板38との間に摺動が生じ、それ
によつてプレート32は傾斜し、液体噴射ヘツド
23は加工域9内のワイヤー電極2と同軸のまま
となる。
ル25をサーボモータ30によつて第3図の左右
すなわちY軸方向の何れかに動かす。それに応じ
て指37と傾斜板38との間に摺動が生じ、それ
によつてプレート32は傾斜し、液体噴射ヘツド
23は加工域9内のワイヤー電極2と同軸のまま
となる。
第2図から明らかなように液体噴射ヘツド23
の傾斜角は、下部ワイヤー電極案内部材22との
間の距離によつても変わる。この距離が垂直移動
支持体35の下降の結果として減少するとき、ア
ーム39の屈曲端40はカム41の湾曲面を摺動
し、そして傾斜板38の傾斜は増大し、液体噴射
ヘツド23の傾斜はYテーブル25の移動に対応
して大きい割合で変化する。
の傾斜角は、下部ワイヤー電極案内部材22との
間の距離によつても変わる。この距離が垂直移動
支持体35の下降の結果として減少するとき、ア
ーム39の屈曲端40はカム41の湾曲面を摺動
し、そして傾斜板38の傾斜は増大し、液体噴射
ヘツド23の傾斜はYテーブル25の移動に対応
して大きい割合で変化する。
第4図に示すように、プレート32はX軸方向
の延長部に設けた第2の指43を介して垂直移動
支持体35のX軸方向の延長部下部に設けたY軸
を回転軸として回動可能な第2の傾斜板42と協
働して紙面に垂直な方向のXテーブル24の移動
によりY軸を回転軸として傾斜する。第3図には
示していない傾斜板42は、ワイヤー電極支持体
14に固定したカム46の面と協働する屈曲端4
5を有するアーム44と一体に接続され、それら
の機能は第3図のアーム41と同じである。
の延長部に設けた第2の指43を介して垂直移動
支持体35のX軸方向の延長部下部に設けたY軸
を回転軸として回動可能な第2の傾斜板42と協
働して紙面に垂直な方向のXテーブル24の移動
によりY軸を回転軸として傾斜する。第3図には
示していない傾斜板42は、ワイヤー電極支持体
14に固定したカム46の面と協働する屈曲端4
5を有するアーム44と一体に接続され、それら
の機能は第3図のアーム41と同じである。
このようにして、クロス・スライドテーブル2
0がX、Y、Z軸に沿つて動いて液体噴射ヘツド
23の配向を適正に修正するので液体噴射ヘツド
23は常に下部ワイヤー電極案内部材22の方に
向かい(第2図)、液体噴射8(第1図)を加工
域9内のワイヤー電極2と常に同軸となるように
している。
0がX、Y、Z軸に沿つて動いて液体噴射ヘツド
23の配向を適正に修正するので液体噴射ヘツド
23は常に下部ワイヤー電極案内部材22の方に
向かい(第2図)、液体噴射8(第1図)を加工
域9内のワイヤー電極2と常に同軸となるように
している。
図示の構成において、下部ワイヤー電極案内部
材22は固定しているが、これを配向可能なワイ
ヤー電極案内部材と液体噴射ヘツドとを一体とし
たものに代えて、絶縁液を加工域の下側からも絶
えず注入するようにしてもよい。その場合、加工
片1の下側の配向可能な液体噴射ヘツドを上側の
配向可能な液体噴射ヘツドと機械的もしくは電気
的手段で相互に接続して上側の液体噴射ヘツドの
傾斜と対称的に下側の液体噴射ヘツドの傾斜を制
御するようにする。
材22は固定しているが、これを配向可能なワイ
ヤー電極案内部材と液体噴射ヘツドとを一体とし
たものに代えて、絶縁液を加工域の下側からも絶
えず注入するようにしてもよい。その場合、加工
片1の下側の配向可能な液体噴射ヘツドを上側の
配向可能な液体噴射ヘツドと機械的もしくは電気
的手段で相互に接続して上側の液体噴射ヘツドの
傾斜と対称的に下側の液体噴射ヘツドの傾斜を制
御するようにする。
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
CH823780A CH637864A5 (fr) | 1980-11-06 | 1980-11-06 | Dispositif pour orienter une tete de guidage d'une electrode-fil dans une machine a decouper par electro-erosion. |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57501834A JPS57501834A (ja) | 1982-10-14 |
JPH0549416B2 true JPH0549416B2 (ja) | 1993-07-26 |
Family
ID=4337251
Family Applications (3)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP50350381A Expired - Lifetime JPH0549416B2 (ja) | 1980-11-06 | 1981-11-06 | |
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Family Applications Before (1)
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---|---|---|---|
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Family Applications After (1)
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