JPH0549335A - コンバインの脱穀処理制御装置 - Google Patents
コンバインの脱穀処理制御装置Info
- Publication number
- JPH0549335A JPH0549335A JP21496991A JP21496991A JPH0549335A JP H0549335 A JPH0549335 A JP H0549335A JP 21496991 A JP21496991 A JP 21496991A JP 21496991 A JP21496991 A JP 21496991A JP H0549335 A JPH0549335 A JP H0549335A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- speed
- threshing
- screw
- cylinder
- screw processing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Threshing Machine Elements (AREA)
- Harvester Elements (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】刈取作業速度に連動して、扱胴と平行に設けた
スクリュ−処理胴の回転を同調変速させることにより、
低速作業時におけるロスの減少、並びに扱胴による扱ぎ
残し発生の防止を図ることにある。 【構成】車速に応じて刈取部の刈取作業速度及び脱穀フ
イ−ドチエン4の搬送速度を変速するように構成してあ
るコンバインにおいて、前記刈取作業速度の変速に応じ
て扱胴1と平行に設けたスクリュ−処理胴6の回転速度
及び排ワラ搬送チエン22の搬送速度を同調変速するよ
うに関連構成してあることを特徴とする。
スクリュ−処理胴の回転を同調変速させることにより、
低速作業時におけるロスの減少、並びに扱胴による扱ぎ
残し発生の防止を図ることにある。 【構成】車速に応じて刈取部の刈取作業速度及び脱穀フ
イ−ドチエン4の搬送速度を変速するように構成してあ
るコンバインにおいて、前記刈取作業速度の変速に応じ
て扱胴1と平行に設けたスクリュ−処理胴6の回転速度
及び排ワラ搬送チエン22の搬送速度を同調変速するよ
うに関連構成してあることを特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンバインの脱穀処理
制御装置に関するものである。
制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、刈取作業速度と脱穀フイ−ドチ
エンの搬送速度とは常に略一定の関係を保った状態で車
速に同調するよう設定している。更に、これと関連し
て、扱胴回転をも同調変速させる技術がある。扱胴の回
転速度を刈取作業速度に完全に同調させると、低速時に
扱ぎ残りが多発する問題があった。
エンの搬送速度とは常に略一定の関係を保った状態で車
速に同調するよう設定している。更に、これと関連し
て、扱胴回転をも同調変速させる技術がある。扱胴の回
転速度を刈取作業速度に完全に同調させると、低速時に
扱ぎ残りが多発する問題があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、扱胴の回転
速度は略一定に保ち、扱胴と平行に設けたスクリュ−処
理胴を同調変速することによって、前記の問題解決を図
らんとするものである。そのため、次のような技術的手
段を講じた。
速度は略一定に保ち、扱胴と平行に設けたスクリュ−処
理胴を同調変速することによって、前記の問題解決を図
らんとするものである。そのため、次のような技術的手
段を講じた。
【0004】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明は、車
速に応じて刈取部の刈取作業速度及び脱穀フイ−ドチエ
ン4の搬送速度を変速するように構成してあるコンバイ
ンにおいて、前記刈取作業速度の変速に応じて扱胴1と
平行に設けたスクリュ−処理胴6の回転速度及び排ワラ
搬送チエン22の搬送速度を同調変速するように関連構
成してあることを特徴とする。
速に応じて刈取部の刈取作業速度及び脱穀フイ−ドチエ
ン4の搬送速度を変速するように構成してあるコンバイ
ンにおいて、前記刈取作業速度の変速に応じて扱胴1と
平行に設けたスクリュ−処理胴6の回転速度及び排ワラ
搬送チエン22の搬送速度を同調変速するように関連構
成してあることを特徴とする。
【0005】
【発明の作用効果】従って、本発明によれば、刈取作業
速度に連動して、扱室に連通し扱胴と平行に設けたスク
リュ−処理胴の回転を同調変速させることにより、低速
作業時にはスクリュ−処理胴への扱室からの取り込み量
を抑え、更に、スクリュ−処理胴の送り量を減らすこと
によってロスの減少、枝梗付着粒の増加を減らすことが
可能となり、扱胴を同調させることによる扱ぎ残し発生
の問題を同時に解消することができるに至った。
速度に連動して、扱室に連通し扱胴と平行に設けたスク
リュ−処理胴の回転を同調変速させることにより、低速
作業時にはスクリュ−処理胴への扱室からの取り込み量
を抑え、更に、スクリュ−処理胴の送り量を減らすこと
によってロスの減少、枝梗付着粒の増加を減らすことが
可能となり、扱胴を同調させることによる扱ぎ残し発生
の問題を同時に解消することができるに至った。
【0006】
【実施例】以下本発明の実施例について説明する。Aは
コンバインの刈取部で、機体に対し昇降可能に構成して
いる。Bは脱穀機を示す。脱穀機Bは、扱胴1を内装し
た扱室2を有し、この扱胴1の軸を支承する該扱室2の
前壁と後壁とには、穀稈をこの扱室2へ供給する供給口
及び脱穀された穀稈を排出する排出口を各々設けてい
る。扱室2の下半周部に沿って受網3を張設している。
又、この扱室2の扱胴軸方向に沿った一側には、穀稈の
株元を挾持して移送するフイ−ドチエン4を設けてい
る。
コンバインの刈取部で、機体に対し昇降可能に構成して
いる。Bは脱穀機を示す。脱穀機Bは、扱胴1を内装し
た扱室2を有し、この扱胴1の軸を支承する該扱室2の
前壁と後壁とには、穀稈をこの扱室2へ供給する供給口
及び脱穀された穀稈を排出する排出口を各々設けてい
る。扱室2の下半周部に沿って受網3を張設している。
又、この扱室2の扱胴軸方向に沿った一側には、穀稈の
株元を挾持して移送するフイ−ドチエン4を設けてい
る。
【0007】5はスクリュ−処理胴6を内装軸架した処
理胴室で、扱胴1と平行状に並設すると共に扱室2に連
通させている。スクリュ−処理胴6の外周には処理網7
が張設され、終端側には送塵口8が設けられている。9
は排塵処理室、10は排塵胴で、前記送塵口8からの排
塵処理物を受け入れて処理し下方の選別部に投出落下さ
せるように構成している。
理胴室で、扱胴1と平行状に並設すると共に扱室2に連
通させている。スクリュ−処理胴6の外周には処理網7
が張設され、終端側には送塵口8が設けられている。9
は排塵処理室、10は排塵胴で、前記送塵口8からの排
塵処理物を受け入れて処理し下方の選別部に投出落下さ
せるように構成している。
【0008】扱室2の下方には受網3から漏下する被選
別物を受入れて扱胴軸方向に沿って攪拌移送しながら選
別するスクリューオーガ11と移送受樋12とからなる
複数のスクリュー選別機構13,13が左右に並列して
設けられている。前記スクリュー選別機構13の終端側
下方から後方にわたって、チャフシ−ブ14及びグレン
シ−ブ15等による揺動選別と、唐箕16からの選別風
供給による風選選別との協働により、脱穀処理物を扱胴
軸芯方向に移送しながら選別処理する選別部17が設け
られている。
別物を受入れて扱胴軸方向に沿って攪拌移送しながら選
別するスクリューオーガ11と移送受樋12とからなる
複数のスクリュー選別機構13,13が左右に並列して
設けられている。前記スクリュー選別機構13の終端側
下方から後方にわたって、チャフシ−ブ14及びグレン
シ−ブ15等による揺動選別と、唐箕16からの選別風
供給による風選選別との協働により、脱穀処理物を扱胴
軸芯方向に移送しながら選別処理する選別部17が設け
られている。
【0009】選別部17の下方には、1番受樋18と2
番受樋19が設けられ、1番受樋18に回収された1番
物は1番スクリュ−18aを介して横一側方に搬送する
と共に、2番受樋19に回収された2番物は2番スクリ
ュ−19aを介して横一側方に搬送すると共に、その終
端から2番スクリュ−コンベア20を介して前記スクリ
ュ−選別機構13内に供給して再処理するように構成さ
れている。なお、図中、21は吸引排塵フアン、22は
排ワラ搬送チエン、23はカッタ−を示す。
番受樋19が設けられ、1番受樋18に回収された1番
物は1番スクリュ−18aを介して横一側方に搬送する
と共に、2番受樋19に回収された2番物は2番スクリ
ュ−19aを介して横一側方に搬送すると共に、その終
端から2番スクリュ−コンベア20を介して前記スクリ
ュ−選別機構13内に供給して再処理するように構成さ
れている。なお、図中、21は吸引排塵フアン、22は
排ワラ搬送チエン、23はカッタ−を示す。
【0010】刈取部Aの刈取作業速度及び脱穀フイ−ド
チエン4の搬送速度は、エンジンEからの回転動力が第
1変速装置である走行油圧変速装置(図示省略)及び第
2変速装置であるリングコ−ン式変速装置24を介して
車速に応じた速度に同調変速されるように構成してい
る。変速装置24の出力プ−リ25と動力分配駆動機構
26への入力プ−リ27とにベルト28を巻回してい
る。動力分配駆動機構26から出力する第1出力軸29
は前記フイ−ドチエン4を駆動するように連動構成して
いる。第2出力軸30はこのプ−リ30aと前記スクリ
ュ−処理胴6への入力プ−リ31とにベルト32を巻回
して該スクリュ−処理胴6を前記フイ−ドチエン4と同
様に刈取作業速度に対応して同調変速するように構成し
ている。
チエン4の搬送速度は、エンジンEからの回転動力が第
1変速装置である走行油圧変速装置(図示省略)及び第
2変速装置であるリングコ−ン式変速装置24を介して
車速に応じた速度に同調変速されるように構成してい
る。変速装置24の出力プ−リ25と動力分配駆動機構
26への入力プ−リ27とにベルト28を巻回してい
る。動力分配駆動機構26から出力する第1出力軸29
は前記フイ−ドチエン4を駆動するように連動構成して
いる。第2出力軸30はこのプ−リ30aと前記スクリ
ュ−処理胴6への入力プ−リ31とにベルト32を巻回
して該スクリュ−処理胴6を前記フイ−ドチエン4と同
様に刈取作業速度に対応して同調変速するように構成し
ている。
【0011】また、排ワラ搬送チエン22はスクリュ−
処理胴6からベルト伝動装置33を介して回転駆動すべ
く連動構成している。扱胴1及び排塵胴10は、刈取作
業速度の変化に関係なく、前記エンジンEからベルト伝
動装置34を介して所定の回転速度で駆動すべく連動構
成している。前記エンジンEから前記変速装置24への
入力軸35には、前記選別部17の唐箕16、1番スク
リュ−18a、2番スクリュ−19a、揺動選別装置1
4,15等を駆動するプ−リ36,37を設けている。
スクリュー選別機構13は唐箕16から駆動するように
連動構成している。
処理胴6からベルト伝動装置33を介して回転駆動すべ
く連動構成している。扱胴1及び排塵胴10は、刈取作
業速度の変化に関係なく、前記エンジンEからベルト伝
動装置34を介して所定の回転速度で駆動すべく連動構
成している。前記エンジンEから前記変速装置24への
入力軸35には、前記選別部17の唐箕16、1番スク
リュ−18a、2番スクリュ−19a、揺動選別装置1
4,15等を駆動するプ−リ36,37を設けている。
スクリュー選別機構13は唐箕16から駆動するように
連動構成している。
【図1】脱穀機の要部の側断面図である。
【図2】脱穀機の要部の正断面図である。
【図3】コンバイン各部の伝動配置経路図である。
Aは刈取部 Bは脱穀機 1 扱胴 2 扱室 3 受網 4 脱穀フイ−ドチエン 5 処理胴室 6 スクリュ−処理胴 7 処理網 8 送塵口 9 排塵処理室 10 排塵胴 13 スクリュ−選別機構 17 選別部 22 排ワラ搬送チエン 24 変速装置 26 動力分配駆動機構
Claims (1)
- 【請求項1】 車速に応じて刈取部の刈取作業速度及び
脱穀フイ−ドチエンの搬送速度を変速するように構成し
てあるコンバインにおいて、前記刈取作業速度の変速に
応じて扱胴と平行に設けたスクリュ−処理胴の回転速度
及び排ワラ搬送チエンの搬送速度を同調変速するように
関連構成してあるあることを特徴とする脱穀処理制御装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21496991A JPH0549335A (ja) | 1991-08-27 | 1991-08-27 | コンバインの脱穀処理制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21496991A JPH0549335A (ja) | 1991-08-27 | 1991-08-27 | コンバインの脱穀処理制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0549335A true JPH0549335A (ja) | 1993-03-02 |
Family
ID=16664558
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21496991A Pending JPH0549335A (ja) | 1991-08-27 | 1991-08-27 | コンバインの脱穀処理制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0549335A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008029238A (ja) * | 2006-07-27 | 2008-02-14 | Iseki & Co Ltd | コンバイン |
JP2009000037A (ja) * | 2007-06-20 | 2009-01-08 | Yanmar Co Ltd | コンバインの排藁搬送装置 |
JP2009055853A (ja) * | 2007-08-31 | 2009-03-19 | Iseki & Co Ltd | 脱穀装置 |
-
1991
- 1991-08-27 JP JP21496991A patent/JPH0549335A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008029238A (ja) * | 2006-07-27 | 2008-02-14 | Iseki & Co Ltd | コンバイン |
JP4665860B2 (ja) * | 2006-07-27 | 2011-04-06 | 井関農機株式会社 | コンバイン |
JP2009000037A (ja) * | 2007-06-20 | 2009-01-08 | Yanmar Co Ltd | コンバインの排藁搬送装置 |
JP4705933B2 (ja) * | 2007-06-20 | 2011-06-22 | ヤンマー株式会社 | コンバインの排藁搬送装置 |
JP2009055853A (ja) * | 2007-08-31 | 2009-03-19 | Iseki & Co Ltd | 脱穀装置 |
JP4730561B2 (ja) * | 2007-08-31 | 2011-07-20 | 井関農機株式会社 | 脱穀装置 |
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