JPH0549290A - モータ駆動装置 - Google Patents

モータ駆動装置

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JPH0549290A
JPH0549290A JP3221101A JP22110191A JPH0549290A JP H0549290 A JPH0549290 A JP H0549290A JP 3221101 A JP3221101 A JP 3221101A JP 22110191 A JP22110191 A JP 22110191A JP H0549290 A JPH0549290 A JP H0549290A
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JP
Japan
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motor
output
overcurrent
circuit
overvoltage
Prior art date
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Pending
Application number
JP3221101A
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English (en)
Inventor
Tomohide Tagawa
智英 田川
Toshiya Nakano
俊哉 中野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 モータの正常時における過電圧による過電流
の場合の異常表示をなくし、モータの短絡時に異常表示
させる。 【構成】 電源9の過電圧を過電圧検出回路4により検
出し、論理回路7はモータ1の短絡により過電流を検出
しているときの過電流検出回路3の出力と過電圧を検出
していないときの過電圧検出回路4の出力とに基づいて
表示手段8にモータ1の異常を表示させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はモータに流れる電流を
検出し、異常時に自己診断を行なう機能を有したモータ
駆動装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4は従来のモータ駆動装置の構成を示
すブロック図である。図4において、1はモータ、2は
モータ1に直列接続された電流検出用抵抗、3は電流検
出用抵抗2によりモータ1の電流が一定値を越えたこと
を検出する過電流検出回路、5は過電流検出回路3の出
力によりモータ1の電流を制限する電流制限回路、6は
モータ1を駆動させるモータドライバ回路、8は過電流
検出回路3の出力によりモータ1の異常を表示する表示
手段、9は電流検出用抵抗2を介してモータ1に供給す
る電源である。上記表示手段8は例えばランプならばラ
ンプを駆動させ、ブザーならばブザーを駆動させ、使用
者に異常を知らせるものである。
【0003】図5は図4の回路の動作を示す真理値表で
ある。図5において、10で示すAは電流検出用抵抗2
の両端の電位差により、モータ1に流れる電流値が正常
電流であればL(ローレベル)、過電流であればH(ハ
イレベル)として検出結果を得る過電流検出回路3の出
力である。11で示すBは電源9の電圧の検出出力であ
り、Lは正常電圧、Hは過電圧を示す。12で示すCは
過電流検出回路3の出力Aを受けモータ1の保護のため
モータ1に流れる電流値を制限する電流制御回路5の出
力であり、電流制限なしをL、電流制限ありをHで表わ
している。ここで電流制限なしとは、モータ1の抵抗分
と、電流検出用抵抗2の抵抗値と電源9の電圧とによっ
て決まる電流のことを言い、電流制限ありとは電流制限
なしの場合の電流をより小さくするために制限をするも
のである。13で示すDは表示手段8の出力であり、L
は正常出力、Hは異常出力を示す。なお、図4の真理値
表において、Lは正常時における出力を示し、Hは異常
時における出力を示す。
【0004】次にこの従来例の動作について説明する。
モータ1に流れる電流は、電流検出用抵抗2により電流
/電圧変換され、過電流時に過電流検出回路3により検
出される。これにより電流制限回路5はモータドライバ
回路6を介してモータ1の電流を制限する。また、この
過電流時には表示手段8は過電流検出回路3の出力Aに
より異常表示を行なう。この時の各回路の出力状態は、
真理値表に示すようにA,B,C,DがそれぞれHにな
っている場合である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、検出出力B
はこの従来装置では実際には検出されておらず、図4の
真理値表に示すように出力Aにより出力CとDは同じ値
になる。即ち、モータ1は正常であるにもかかわらず、
異常表示となる。以上のように従来のモータ駆動装置
は、過電流検出時は常に異常表示を行なうことになり、
即ちモータが正常にもかかわらず、過電圧時により過電
流となる時も、異常の表示を行うといった問題点があっ
た。
【0006】この発明は上記のような問題点を解決する
ためになされたもので、モータの正常時における過電圧
による過電流の場合は異常表示せず、モータの短絡時に
過電流となったときのみ異常表示ができるモータ駆動装
置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明に係るモータ駆
動装置は、電源9の電圧が一定値を越えた過電圧になっ
たことを検出する過電圧検出回路4と、過電流を検出し
ているときの過電流検出回路3の出力と過電圧を検出し
ていないときの過電圧検出回路4の出力とに基づいて表
示手段8にモータ1の異常を表示させる論理回路7とを
備えたものである。
【0008】
【作用】モータ1が短絡すると、電流検出用抵抗2に過
電流が流れ、かつ電源9の電圧が正常のとき、この状態
は過電流検出回路3および過電圧検出回路4によって検
出され、論理回路7はそれらの検出結果に基づいて表示
手段8にモータ1の異常を表示させる。したがって過電
圧時でかつ過電流時には異常表示しない。
【0009】
【実施例】図1はこの発明の一実施例に係るモータ駆動
装置の構成を示すブロック図である。図1において、図
4に示す構成要素に対応するものには同一の符号を付
し、その説明を省略する。図1において、4は電源9の
電圧が一定値を越えた過電圧になったことを検出する過
電圧検出回路、7は過電流を検出しているときの過電流
検出回路3の出力と過電圧を検出していないときの過電
圧検出回路4の出力とに基づいて表示手段8にモータ1
の異常を表示させる論理回路である。
【0010】図2は図1の回路の動作を示す真理値表で
ある。図2において、図5と異なる点について説明す
る。11で示すBは電源9の電圧が正常のときL、過電
圧のときHとして検出結果を得る過電圧検出回路4の出
力である。13で示すDは論理回路7の出力により正常
あるいは異常の表示を行なう表示手段8の出力であり、
正常をL、異常をHとして出力する。ここで出力AとB
が論理回路7への入力条件であり、真理値表に示すよう
に4通りの組み合せがある。過電流の要因は、電源9の
電圧が一定値より大きくなった時と、モータ1の異常、
即ちモータ1の抵抗値が小さくなった時(短絡時)との
2通りが考えられるが、表示手段8はモータ1の異常時
のみ表示を行なう。
【0011】図3は図1中の論理回路7の一回路例であ
る。図3において、NORゲート7aの一方入力端には
過電圧検出回路4の出力Bが入力され、その他方入力端
には過電流検出回路3の出力AがNOTゲート7bを介
して入力される。なお、この論理回路7の回路構成は図
3に示すようなものに限らず、図2の真理値表を満足さ
せるものであれば回路構成は問わない。
【0012】次にこの実施例の動作について説明する。
モータ1が何らかの原因で短絡し、電流検出用抵抗2に
過電流が流れると、過電流検出回路3はそれを検出し、
真理値表に示すように出力AはHとなる。この短絡状態
のとき、電源9は過電圧にならないので(又は過電圧に
ならないようになっているので)、過電圧検出回路4は
電源9が正常であることを検出し、その出力BはLとな
る。したがって、論理回路7は図3に示すような回路に
よりHを出力する。このHの出力は表示手段8に与えら
れ、表示手段8の出力DはHとなり、表示手段8はモー
タ1の異常を表示する。
【0013】一方、電源9の電圧が過電圧になり、モー
タ1に過電流が流れると、過電流検出回路3の出力Aは
上記と同様にHとなるが、過電圧検出回路4の出力Bは
Hになる。したがって論理回路7は図3に示すような回
路によりLを出力する。このLの出力は表示手段8に与
えられ、表示手段8の出力DはLとなり、表示手段8は
異常表示しない。
【0014】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、電源の過
電圧を検出する過電圧検出回路と、過電流を検出してい
るときの過電流検出回路の出力と過電圧を検出していな
いときの過電圧検出回路の出力とに基づいて表示手段に
モータの異常を表示させる論理回路とを設けて構成した
ので、モータが正常時に過電圧によって過電流となった
ときの異常表示がなくなり、モータが短絡したことによ
って過電流となったときのみに異常表示が行なえるよう
になり、これによりモータの診断を精度良く行なうこと
ができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例に係るモータ駆動装置の構
成を示すブロック図である。
【図2】図1の回路の動作を説明するための真理値表を
示す図である。
【図3】図1中の論理回路の一回路例を示す図である。
【図4】従来のモータ駆動装置の構成を示すブロック図
である。
【図5】図4の回路の動作を説明するための真理値表を
示す図である。
【符号の説明】
1 モータ 2 電流検出用抵抗 3 過電流検出回路 4 過電圧検出回路 5 電流制限回路 7 論理回路 8 表示手段
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年6月16日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正内容】
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、検出出力B
はこの従来装置では実際には検出されておらず、図5
真理値表に示すように出力Aにより出力CとDは同じ値
になる。即ち、モータ1は正常であるにもかかわらず、
異常表示となる。以上のように従来のモータ駆動装置
は、過電流検出時は常に異常表示を行なうことになり、
即ちモータが正常にもかかわらず、過電圧時により過電
流となる時も、異常の表示を行うといった問題点があっ
た。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正内容】
【0013】一方、電源9の電圧が過電圧になり、モー
タ1に過電流が流れると、過電流検出回路3の出力Aは
上記と同様にHとなるが、過電圧検出回路4の出力Bは
Hになる。したがって論理回路7は図3に示すような回
路によりLを出力する。このLの出力は表示手段8に与
えられ、表示手段8の出力DはLとなり、表示手段8は
異常表示しない。ただし、電流制限は実行される。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電流検出用抵抗を介して電源に接続され
    たモータと、上記電流検出用抵抗により一定値を越えた
    過電流を検出する過電流検出回路と、この過電流検出回
    路の出力により上記モータの電流を制限する電流制限回
    路と、上記電流が過電流時に上記過電流検出回路の出力
    により上記モータの異常を表示する表示手段とを備えた
    自己診断機能付きモータ駆動装置において、上記電源の
    電圧が一定値を越えた過電圧になったことを検出する過
    電圧検出回路と、過電流を検出しているときの上記過電
    流検出回路の出力と過電圧を検出していないときの上記
    過電圧検出回路の出力とに基づいて上記表示手段にモー
    タの異常を表示させる論理回路とを設けたことを特徴と
    するモータ駆動装置。
JP3221101A 1991-08-06 1991-08-06 モータ駆動装置 Pending JPH0549290A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6116841A (en) * 1997-07-30 2000-09-12 Tokyo Electron Limited Substrate transferring apparatus and substrate processing apparatus using the same

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0217868A (ja) * 1988-07-06 1990-01-22 Hitachi Ltd インバータの異常判別回路

Patent Citations (1)

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