JPH09103088A - モータ駆動回路 - Google Patents

モータ駆動回路

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JPH09103088A
JPH09103088A JP7257987A JP25798795A JPH09103088A JP H09103088 A JPH09103088 A JP H09103088A JP 7257987 A JP7257987 A JP 7257987A JP 25798795 A JP25798795 A JP 25798795A JP H09103088 A JPH09103088 A JP H09103088A
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JP
Japan
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voltage
motor
resistor
differential amplifier
overcurrent
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Withdrawn
Application number
JP7257987A
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English (en)
Inventor
Yoshihiko Yokoyama
義彦 横山
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Denso Ten Ltd
Original Assignee
Denso Ten Ltd
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Publication date
Application filed by Denso Ten Ltd filed Critical Denso Ten Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】小型化と、低コストで減電圧時性能の良好な過
電流検出機能付のモータ駆動回路を実現する。 【解決手段】モータに駆動電力を供給するモータ駆動回
路であって、第1の入力に基準電圧が印加された差動増
幅器と、該差動増幅器と前記モータ間に接続され、且つ
前記モータ側が前記差動増幅器の第2の入力に接続され
た抵抗とからなり、前記モータに所定電圧の電力を供給
するよう動作するモータ駆動回路に於いて、前記抵抗に
よる降下電圧値を検出し、該降下電圧値が所定電圧値を
越えた場合にモータに過電流が流れていることを示す信
号を出力する過電流検出回路を設けたことを特徴とする
モータ駆動回路。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、モータ駆動回路に
係り、特にモータへの過電流を検出する機能を有するモ
ータ駆動回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から電子機器には直流モータが多く
用いられているが、この直流モータの動作を制御するた
め、例えば定電圧駆動するためにフィードバックを利用
したサーボ回路が用いられている。又、モータに過負荷
が懸かった時に、モータの焼損を防ぐため、モータに過
電流が流れた時に電流を遮断する保護回路が利用されて
おり、比較的多くの場合、これらサーボ回路と保護回路
によりモータ駆動回路が形成されている。
【0003】図2は従来のモータ駆動回路を示した回路
図である。モータ駆動回路は、モータ22への供給電圧
を制御するサーボ回路20と、モータ22に過剰な電流
が流れていないかどうかを検出する過電流検出回路21
とから構成されている。Eは所定の電圧を印加する基準
電圧で、モータ22に印加すべき電圧に対応した電圧を
供給する。OP10は非反転入力(+)と反転入力
(−)間の差電圧に応じた電圧で出力する差動増幅器
で、非反転入力(+)には基準電圧Eが接続されてい
る。R11は差動増幅器OP10の出力端に一端が接続
された抵抗で、その他端は差動増幅器OP10の反転入
力(−)と、過電流検出回路21の入力に接続されてい
る。これら差動増幅器OP10、基準電圧E、抵抗R1
1等により、サーボ回路20が構成される。
【0004】次にサーボ回路20の動作を説明する。抵
抗R11にはモータ22に流れる電流に応じた電流が流
れる。そして、この電流によって降下した電圧が、差動
増幅器OP10の反転入力(−)に印加され、差動増幅
器OP10の出力電圧がモータ22に流れる電流と同じ
方向に変化する。このような動作により、抵抗R11の
過電流検出回路21側端部(c点)の電圧は、つまりモ
ータ22に印加される電圧は、モータ22に流れる電流
によらず、つまりモータ22の負荷変化によらず略同じ
電圧となる。
【0005】直流モータは、逆起電力と回転数は比例す
るので、このような制御をかけることで負荷によらず同
じ回転数を保つことができる。次に過電流検知回路21
に付いて説明する。R12はサーボ回路20の出力端
(c点)に一端が接続された抵抗で、その他端はモータ
22の端子dに接続されてモータ22に印加すべき電圧
を供給する。Q10はPNP型トランジスタでエミッタ
はサーボ回路20の出力(c点)端に、ベースは抵抗R
13を介してモータ22の端子dに接続されている。Q
11はNPN型トランジスタでエミッタ接地回路を形成
し、ベースはトランジスタQ10のコレクタへ接続さ
れ、コレクタは制御用のマイクロコンピュータ(マイコ
ン)の入力端子と信号電源(5V)に接続されている。
これら抵抗R12、トランジスタQ10、及びトランジ
スタQ11等により、過電流検知回路21が構成され
る。
【0006】次に電流検知回路21の動作を説明する。
抵抗R12にはモータ22に流れる電流に応じた電流が
流れる。そして、この電流によって降下した電圧が、ト
ランジスタQ10のベースに印加されるが、モータ22
に過電流が流れて降下した電圧の降下量が所定の電圧と
なるとトランジスタQ10は導電状態となり、トランジ
スタQ10のエミッタからコレクタへ電流が流れてトラ
ンジスタQ11のベースに電圧が印加され、トランジス
タQ11も導電状態となる。従って、モータ22に流れ
る電流による抵抗R12の電圧降下が所定の電圧以内で
であれば、マイコン入力端子は高電圧(5V)レベルと
なっているが、抵抗R12の電圧降下が所定の電圧を越
えるとトランジスタQ11が導電し、マイコン入力端子
は低電圧レベル(0V)となる。つまり、マイコンは入
力端子の電圧レベルにより過電流を検出でき、過電流に
よるモータ22の焼損防止等の対応処置が行える。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、サーボ回路2
0の電流検知抵抗器R11と電流検知回路21の過電流
検知抵抗器R12はモータMの電源供給回路に直列に接
続され、大きな電流が流れるために電力消費も大きくな
る。又、耐性の問題から固定抵抗器自体の形状も大きく
なり、小型化及びコスト面でも不利となる。又、モータ
22の電源供給回路に直列に固定抵抗器R11とR12
が挿入されていることから電圧ロスが大きく、減電圧時
の動作に余裕がなくなる等の問題がある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、モータに駆動電力を供給するモータ駆動
回路であって、第1の入力に基準電圧が印加された差動
増幅器と、該差動増幅器と前記モータ間に接続され、且
つ前記モータ側が前記差動増幅器の第2の入力に接続さ
れた抵抗とからなり、前記モータに所定電圧の電力を供
給するよう動作するモータ駆動回路に於いて、前記抵抗
による降下電圧値を検出し、該降下電圧値が所定電圧値
を越えた場合にモータに過電流が流れていることを示す
信号を出力する過電流検出回路を設けたことを特徴とす
る。
【0009】
【実施例】以下、図面を用いて本発明の一実施例を説明
する。図1は、本発明の一実施例の回路構成を示した図
である。Eは所定の電圧を印加する基準電圧で、モータ
3に印加すべき電圧に対応じた電圧を供給する。OP1
は非反転入力(+)と反転入力(−)間の差電圧に応じ
た電圧で出力する差動増幅器で、非反転入力(+)には
基準電圧Eが接続されている。R1は差動増幅器OP1
の出力端に一端が接続された抵抗で、その他端は差動増
幅器OP1の反転入力(−)と、モータ1の入力に接続
されている。これら差動増幅器OP1、基準電圧E、抵
抗R1等により、サーボ回路1が構成される。
【0010】次にサーボ回路1の動作を説明する。抵抗
R1にはモータ3に流れる電流に応じた電流が流れる。
そして、この電流によって降下した電圧が、差動増幅器
OP1の反転入力(−)に印加され、差動増幅器OP1
の出力電圧がモータ3に流れる電流と同じ方向に変化す
る。このような動作により、抵抗R1の側端部(a点)
の電圧は、つまりモータ3に印加される電圧は、モータ
3に流れる電流によらず、つまりモータ3の負荷変化に
よらず略同じ電圧となる。
【0011】次に過電流検知回路2に付いて説明する。
過電流検知回路2はトランジスタQ1及びトランジスタ
Q2等から構成される。トランジスタQ1はPNP型ト
ランジスタで、そのエミッタは差動増幅器OP1の出力
端に接続され、ベースは抵抗R2を介して抵抗R1の出
力端(a点)に接続されている。トランジスタQ2はN
PN型トランジスタでエミッタ接地回路を形成してい
る。トランジスタQ2のコレクタはマイコンの入力端子
と、抵抗を介して信号電源(5V)へ接続され、又ベー
スは抵抗R3を介してトランジスタQ1のコレクタに接
続されている。
【0012】次に過電流検出回路2の動作に付いて説明
する。抵抗R1にはモータ3に流れる電流に応じた電流
が流れる。そして、この電流によって降下した電圧が、
トランジスタQ1のベースに印加されるが、モータ3に
過電流が流れて降下した電圧の降下量が所定の電圧とな
るとトランジスタQ1は導電状態となり、トランジスタ
Q1のエミッタからコレクタへ電流が流れてトランジス
タQ2のベースに電圧が印加され、トランジスタQ2も
導電状態となる。従って、モータ3に流れる電流による
抵抗R1の電圧降下が所定の電圧以内であれば、マイコ
ン入力端子は高電圧(5V)レベルとなっているが、抵
抗R1の電圧降下が所定の電圧を越えるとトランジスタ
Q2が導電し、マイコン入力端子は低電圧レベル(0
V)となる。つまり、マイコンは入力端子の電圧レベル
により過電流を検出でき、過電流によるモータ3の焼損
防止等の対応処置が行える。
【0013】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように本発明にお
いては、過電流検出の抵抗を新たに設けること無く、モ
ータの過電流状態を検出できる。従って、抵抗による電
圧ロスが減少して、減電圧時の動作に余裕ができるので
安定した動作が実現でき、又部品点数を削減できるので
コストの低減と小型化が実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の回路構成を示す図
【図2】従来の実施例の回路構成を示す図
【符号の説明】
E・・・・・・・基準電圧 OP1・・・・・差動増幅器 1・・・・・・・サーボ回路 2・・・・・・・過電流検知回路 3・・・・・・・モータ R1・・・・・・固定抵抗器 R2・・・・・・固定抵抗器 R3・・・・・・固定抵抗器 Q1・・・・・・トランジスタ Q2・・・・・・トランジスタ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータに駆動電力を供給するモータ駆動
    回路であって、 第1の入力に基準電圧が印加された差動増幅器と、 該差動増幅器と前記モータ間に接続され、且つ前記モー
    タ側が前記差動増幅器の第2の入力に接続された抵抗と
    からなり、前記モータに所定電圧の電力を供給するよう
    動作するモータ駆動回路に於いて、 前記抵抗による降下電圧値を検出し、該降下電圧値が所
    定電圧値を越えた場合にモータに過電流が流れているこ
    とを示す信号を出力する過電流検出回路を設けたことを
    特徴とするモータ駆動回路。
JP7257987A 1995-10-04 1995-10-04 モータ駆動回路 Withdrawn JPH09103088A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7257987A JPH09103088A (ja) 1995-10-04 1995-10-04 モータ駆動回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7257987A JPH09103088A (ja) 1995-10-04 1995-10-04 モータ駆動回路

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09103088A true JPH09103088A (ja) 1997-04-15

Family

ID=17313980

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7257987A Withdrawn JPH09103088A (ja) 1995-10-04 1995-10-04 モータ駆動回路

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JP (1) JPH09103088A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11223194B2 (en) 2019-12-16 2022-01-11 Fanuc Corporation Motor control apparatus including protection mechanism
US11323060B2 (en) 2019-12-16 2022-05-03 Fanuc Corporation Motor control apparatus including protection mechanism

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11223194B2 (en) 2019-12-16 2022-01-11 Fanuc Corporation Motor control apparatus including protection mechanism
US11323060B2 (en) 2019-12-16 2022-05-03 Fanuc Corporation Motor control apparatus including protection mechanism

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Effective date: 20030107