JPH0548834U - 電気調理器の温度調節器 - Google Patents

電気調理器の温度調節器

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JPH0548834U
JPH0548834U JP9991991U JP9991991U JPH0548834U JP H0548834 U JPH0548834 U JP H0548834U JP 9991991 U JP9991991 U JP 9991991U JP 9991991 U JP9991991 U JP 9991991U JP H0548834 U JPH0548834 U JP H0548834U
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慶則 森
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フジマル工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電気調理器の温度調節器は、従来、電気調理
器の調理器本体の内部で部品を組み合わせて取り付けな
ければならなかったので、取り付け作業が面倒であり、
取り付けに多大な時間を要した。本考案はかかる課題を
解決することを目的とする。 【構成】 電気調理器Bの内部に、側壁18aの上端及
び下端に上壁18b及び下壁18cを有する支持金具1
8を固着し、側壁18aに縦長孔19を、上壁18bに
切欠開口20を、下壁に軸用孔21を設け、中間部に鍔
部22aを有する感熱棒22の一端に雄ねじ22bを設
け、雄ねじ22bに螺合する感知金具23と鍔部22a
との間にバイメタル24などを重合して緊締し、感熱棒
22の他端を軸用孔21に挿入し、下壁18cと鍔部2
2aとの間にばね38を挿入した。

Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本考案は、調理器本体に載置される調理板の加熱温度を調節する電気調理器の 温度調節器に関する。
【0001】
【従来の技術】
電気調理器は、調理器本体の上に着脱自在に載置される調理板をヒータで加熱 し、調理板の上に載せられた肉や野菜を加熱調理することができるので、電気調 理器を囲んだ人々が調理をしながら食事を楽しむことができる。 調理板の加熱温度は、電気調理器に設けられた温度調節器により自由に調節さ れる。 電気調理器の温度調節器には、例えば実開平1−99331号公報に記載され た技術などがある。
【0002】 この電気調理器は、図5に示すように、調理器本体100の内部に反射板10 1が設けられ、反射板101の上に固着されたヒータ固定台102の上面に溝1 03が設けられ、溝103にヒータ103が固着され、ヒータ103の上には調 理板104が着脱自在に載置される。 反射板101に四角形の孔105が設けられ、孔105の周縁に孔壁106が 周設される。
【0003】 伝熱体107は、調理板104の外底面に接触する受熱部108と、受熱部1 08の下面に延設される四角柱形状の下部109とを有し、下部109が孔壁1 06に摺動可能に挿入され、反射板101と受熱部108との間に挿入されるば ね110により、受熱部108が調理板104に圧接する。 下部109の下面にはねじ孔111が設けられ、サーモスタット112を貫通 するねじ113がねじ孔111に螺合し、サーモスタット112が伝熱体107 に固着される。
【0004】 サーモスタット112の操作温度を調整するねじ114には、調理器本体10 0に設けられた長孔115を貫通するレバー116の一端が取り付けられ、レバ ー116の他端には、調理器本体100の外側から操作される摘み117が設け られ、摘み117の操作により調理板104の加熱温度が調節される温度調節器 Aが構成される。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
以上のように構成された温度調節器Aを調理器本体に組み付けるには、孔壁1 06に挿入した電熱体107をばね110に抗して押し付け、反射板101に対 して電熱体107の反対側に把持したサーモスタット112に当接し、サーモス タット112に挿通したねじ113の先端と電熱体107のねじ孔111との心 に合わせて螺合しなければならないので、温度調節器Aの組付は困難な作業であ った。 本考案はかかる課題を解決することを目的としており、極めて容易に組付るこ とができる温度調節器を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案は、調理板を着脱自在に載置する調理器本 体の内部に、側壁の上端及び下端に上壁及び下壁を設けてU字状に形成された支 持金具を固着し、上記側壁に縦長孔を形成し、上記上壁に端部に開口する切欠開 口を設け、上記下壁に軸用孔を設け、 中間部に鍔部が形成され一端に雄ねじが螺設される昇降軸の上記雄ねじに感知 金具のねじ孔を螺合し、上記感知金具と上記鍔部の間に、バイメタルと、該バイ メタルに駆動されて接点を開く可動接点板と、該可動接点板を変位させて上記バ イメタルに駆動される温度を調節する回転軸を螺合する支持腕と、先端が上記縦 長孔に係入する回転止め金具とを重合し、上記外装体の外部から操作されるレバ ーを上記回転軸に固着し、 上記昇降軸の他端を上記軸用孔に入すると共に、上記鍔部と上記下壁との間に 挿入したばねにより、上記感知金具を上記切欠開口を経て上記調理板に圧接する ようにした。
【0007】
【作用】
上記のように構成された電気調理器の温度調節器は、昇降軸の一端に感知金具 を螺合し、鍔部と感知金具の間にバイメタルと、該バイメタルに駆動されて接点 を開く可動接点板と、該可動接点板を変位させて上記バイメタルに駆動される温 度を調節する回転軸を螺合する支持腕と、先端が上記縦長孔に係入する回転止め 金具とを重合し、事前に一体的に組み付けておく。 一方、調理器本体の内部に支持金具を固着し、ばねを挿通した昇降軸の他端を 支持金具の軸用孔に挿入してばねを圧縮すると、感知金具が支持金具の切欠開口 に挿入可能になり、感知金具が支持金具にワンタッチで取り付けられる。
【0008】
【実施例】
本考案の実施例について図面を参照して説明すると、図1は電気調理器Bに組 み付けられた温度調節器A1 の縦断面図、図2は温度調節器の斜視図、図3は電 気調理器の縦断面図、図4は電気調理器Bの斜視図を示す。 図3に示す電気調理器Bは、調理器本体1及び調理板2が回転する回転式電気 調理器であるが、回転しない電気調理器にも本考案の温度調節器A1 を取り付け ることができる。
【0009】 調理器本体1は、調理板2を載置する外装体4と、外装体4を回動可能に載置 する固定台3とにより構成される。 外装体4は、底壁5の周縁部には周壁6が周設され、周壁6の上端縁には外方 に向けて拡がる傾斜をもった回転用把手7が延設され、底壁5を載置する固定台 3と底壁5との間に集電ユニット8が設けられ、回転用把手7を掴んで回すと外 装体4が集電ユニット8を中心として水平面内を回動する。
【0010】 底壁5の上面には円周方向に沿って複数個の支持台9が設けられ、支持台9の 上面には底付き孔10が設けられ、底付き孔10の底にねじ孔11が螺設され、 底付き孔10には耐熱性材料により筒状に形成される支持脚12が挿入される。 遮熱板13は、底板13aの周縁部に側板13bが周設され、底板13aには 円周方向に沿って複数個の孔(図示しない)が穿設され、この孔に挿入されるね じ14が支持脚12を介してねじ孔11に螺合する。
【0011】 遮熱板13の上面にはヒータ支持台15が取り付けられ、ヒータ支持台15の 上面に形成された溝16にシーズヒータ17が挿入され、溝16の両壁がかしめ られてシーズヒータ17を抱持する。 シーズヒータ17の上には調理板2が着脱自在に載置される。
【0012】 調理板2の加熱温度を制御する温度調節器A1 は、図1及び図2に示すように 、U字形状に形成された支持金具18が遮熱板13の下面に取り付けられる。 支持金具18は、側壁18aの上端及び下端に上壁18bと下壁18cが設け られ、側壁18aには縦長孔19が設けられ、上壁18bには端部に開口する切 欠開口20及び2個の取り付け用孔39が設けられ、下壁18cには軸用孔21 が設けられる。 取り付け用孔39に挿入されるねじ(図示しない)が遮熱板13に螺合し、支 持金具18が遮熱板13の下面に取り付けられる。
【0013】 軸用孔21に挿入される感熱棒22は、中間部に六角頭に形成された鍔部22 aを有し、先端の雄ねじ部22bが感知金具23のねじ孔23aに螺合し、感知 金具23と鍔部22aとの間には、先端に押動部24aを有するバイメタル24 ,碍子25,固定接点26aを有する端子板26,碍子27,バネ板28aの先 に可動接点28bを有する可動接点板28,碍子29,支持腕30,先端が縦長 孔19に挿入される回転止め金具31が重合され緊締される。
【0014】 支持腕30に設けられたねじ孔(図示しない)には回転軸32に設けられた雄 ねじ33が螺合し、回転軸32にはレバー34が固着され、レバー34の先端に 設けられた連結軸35には外装体4に枢着され一端が周壁6に設けられた開口3 6より突出する操作レバー37(図4参照)の他端が係合する。
【0015】 以上のように構成された温度調節器A1 は、感熱棒22の雄ねじ22b側より 回転止め金具31,支持腕30,碍子29,可動接点板28,碍子27,端子板 26,碍子25,バイメタル24の順に挿通し、雄ねじ22bに感知金具23を 螺合して緊締し、支持金具18に取り付けられる前に一体的に組み付けておく。
【0016】 次に、感熱棒22の下端部(雄ねじ22bの反対側)の外周にばね38を挿通 し、感知金具23が支持金具18の上壁18aに当たらないように感熱棒22を 傾斜させた状態で、雄ねじ22bの下端部を軸用孔21に挿入し、感熱棒22を 押し下げてばね38を圧縮すると、感知金具23が切欠開口20の内に挿入可能 になる。
【0017】 次に、感熱棒22を起立させて、回転止め金具31の先端を縦長孔19に挿入 すると、温度調節器A1 が回り止めされると共に、感知金具23が切欠開口20 の内に挿入され、バイメタル24が上壁18bに当接し、温度調節器A1 の取り 付けが完了する。 感知金具23はばね38により上方に付勢され、調理器本体1に載置された調 理板2の外底面に圧接する。
【0018】 操作レバー37を開口36に設けられた温度目盛り(図示しない)の設定温度 に合わせると、操作レバー37に係合するレバー34が回転軸32を支点として 回動し、レバー34と共に回動した回転軸32の雄ねじ33が支持腕30のねじ 孔に沿って上方或いは下方に移動し、雄ねじ33に圧接する可動接点板28とバ イメタル24の押動部24aとの間隔が調整される。 調理板2の加熱温度は感知金具23を通してバイメタル24に伝達され、所定 の加熱温度になったときに押動部24aが可動接点板28を駆動してシーズヒー タ17への通電を遮断し、調理板2が所定の温度に保持される。
【0019】
【考案の効果】
本考案は以上のように構成されているので、温度調節器は電気調理器に取り付 けられる前に一体的に組付られており、簡単なワンタッチ動作で電気調理器内に 取り付けることができる。 従って、従来、面倒であった温度調節器の取り付けが極めて簡単になり、電気 調理器の組付け工数が大幅に削減されるようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】電気調理器Bに取り付けられた温度調節器A1
の縦断面図である。
【図2】温度調節器A1 の斜視図である。
【図3】電気調理器Bの縦断面図である。
【図4】電気調理器Bの斜視図である。
【図5】電気調理器の温度調節器A1の従来例を示す縦
断面図である。
【符号の説明】
1 温度調節器 B 電気調理器 1 調理器本体 2 調理板 4 外装体 13 遮熱板 17 シーズヒータ 18 支持金具 19 縦長孔 20 切欠開口 21 軸用孔 22 感熱棒 22a 鍔部 22b 雄ねじ 23 感知金具 24 バイメタル 26 端子板 28 可動接点板 30 支持腕 31 回転止め金具 32 回転軸 33 雄ねじ 34 レバー 38 ばね

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 調理板を着脱自在に載置する調理器本体
    の内部に、側壁の上端及び下端に上壁及び下壁を設けて
    U字状に形成された支持金具を固着し、上記側壁に縦長
    孔を形成し、上記上壁に端部に開口する切欠開口を設
    け、上記下壁に軸用孔を設け、 中間部に鍔部が形成され一端に雄ねじが螺設される昇降
    軸の上記雄ねじに感知金具のねじ孔を螺合し、上記感知
    金具と上記鍔部の間に、バイメタルと、該バイメタルに
    駆動されて接点を開く可動接点板と、該可動接点板を変
    位させて上記バイメタルに駆動される温度を調節する回
    転軸を螺合する支持腕と、先端が上記縦長孔に係入する
    回転止め金具とを重合し、上記外装体の外部から操作さ
    れるレバーを上記回転軸に固着し、 上記昇降軸の他端を上記軸用孔に入すると共に、上記鍔
    部と上記下壁との間に挿入したばねにより、上記感知金
    具を上記切欠開口を経て上記調理板に圧接することを特
    徴とする電気調理器の温度調節器。
JP9991991U 1991-12-04 1991-12-04 電気調理器の温度調節器 Expired - Lifetime JPH0736606Y2 (ja)

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JPH0548834U true JPH0548834U (ja) 1993-06-29
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