JPH0548634U - 旋回型コンバイン - Google Patents

旋回型コンバイン

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JPH0548634U
JPH0548634U JP9916591U JP9916591U JPH0548634U JP H0548634 U JPH0548634 U JP H0548634U JP 9916591 U JP9916591 U JP 9916591U JP 9916591 U JP9916591 U JP 9916591U JP H0548634 U JPH0548634 U JP H0548634U
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JP
Japan
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gear case
hydraulic pump
hydraulic
swivel
combine
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Application number
JP9916591U
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English (en)
Inventor
輝雄 西
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Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 上部機体フレーム1をクローラ走行装置5を
備えた走行機台6に、上下軸心P周りで180度以上旋
回自在に連結してある旋回型コンバインにおいて、刈取
部2を揺動昇降可能に支持するとともに上部機体フレー
ム1に搭載されたエンジン8の動力が入力されるカウン
ター軸9を備えた動力分配用のギヤケース10に、クロ
ーラ走行装置5の油圧モータ11用の油圧ポンプ14を
内装し、かつ、ギヤケース10に油圧ポンプの作動油を
貯留する。 【効果】 既設ギヤケースを有効利用しての構造工夫に
より、大袈裟な構造変更や設計変更を伴うことなく、走
行装置の駆動源として必要な油圧ポンプと作動油タンク
とを上部機体フレームに搭載できる合理的構造の旋回型
コンバインを提供できた。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、作業装置部分を走行装置部分に対して旋回移動できる往復刈りに適 した旋回型コンバインに係り、詳しくは、刈取部と脱穀装置とを備えた上部機体 フレームを、油圧モータ駆動の走行装置を備えた走行機台に、上下軸心周りで1 80度旋回自在に連結してある旋回型コンバインに関する。
【0002】
【従来の技術】
旋回型コンバインは、従来、特開平1−218504号公報で示されたものの ように、上部機体と走行機台とをロータリージョイントで旋回自在に連結された 油圧駆動式ものが既に知られている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
前記従来技術では、旋回自在とするための基本原理及び機能を開示してはいた が、油圧ポンプ等の旋回自在構成の具体的な配置構造がどのようになっているか については触れられていなかった。 本考案の目的は、旋回自在構成の具体配置構造を上手くまとめようとする点に ある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的の達成のために本考案は、冒頭に記載した旋回型コンバインにおいて 、刈取部を揺動昇降可能に支持するとともに上部機体フレームに搭載されたエン ジンの動力が入力されるカウンター軸を備えた動力分配用のギヤケースに、油圧 モータを作動させるための油圧ポンプを内装し、かつ、ギヤケースに油圧ポンプ に対する作動油を貯留してあることを特徴構成とする。
【0005】
【作用】
走行装置を油圧駆動型に構成した場合に、その油圧ポンプ類を何処に配置する かについては、特開昭64−37222号公報で示されたもののように、エンジ ンに油圧ポンプを一体的に取付ける手段が一般的であるが、これではエンジン部 分が大型化してしまってコンバインとしての一般的な搭載場所である操縦席の下 部へのエンジン配置が不能になり、上部機体フレームへのエンジン配設が困難に なる。 そこで、コンバインではエンジンの動力を、先ず、刈取部の支持を兼ねた機体 前部配置のカウンター軸に伝達し、かつ、走行装置の他に刈取部や脱穀装置への 伝達するために該カウンター軸を一部とした動力分配用のギヤケースを配置する 構造を採るものであることに着目し、そのギヤケースに油圧ポンプを内装し、か つ、該ケース自身を作動油タンクとして機能させるように工夫したのである。 これによれば、刈取部と脱穀装置との前後間の比較的大なる空間部に配置のギ ヤケースには、そのケースの大型化に対する幾分かの余裕があり、もって油圧ポ ンプを内装することが可能になるとともに、もともと構造上油溜まりが存在する ケース内部空間を作動油タンクに設定することも容易である。また、それによっ て外部配管も少なくて済むようになる。
【0006】
【考案の効果】
従って、既設ギヤケースを有効利用しての構造工夫により、大袈裟な構造変更 や設計変更を伴うことなく、走行装置の駆動源として必要な油圧ポンプと作動油 タンクとを上部機体フレームに搭載できる合理的構造の旋回型コンバインを提供 することができた。
【0007】
【実施例】
以下に、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。 図2に旋回型のコンバインが示され、1は刈取部2と操縦部3と脱穀装置4と を備えた上部機体フレームであり、左右一対のクローラ走行装置5,5を備えた 走行機台6に対して上下軸心P周りで180度以上旋回可能に連結してある。 クローラ走行装置5は、油圧モータ11と減速機構12とで成り、前記上下軸 心Pを有したロータリージョイント13を介して上部機体フレーム1に搭載の油 圧ポンプ14からの圧油給排を受けるようにしてある。 このコンバインでは、運転席7の下部位置にエンジン8を搭載してあり、刈取 部2を揺動昇降可能に支持するとともにエンジン8の動力が入力されるカウンタ ー軸9を備えた動力分配用のギヤケース10に、油圧ポンプ14を内装し、かつ 、ギヤケース10に油圧ポンプ14に対する作動油を貯留してある。この動力伝 達構造の系統図を図1に示す。
【0008】 尚、図3に示すように、扱胴18の終端付近のフィードチェン15の上方位置 に、ここから扱室16内方に向かうように流れる圧縮空気の吹き出しノズル(又 はブロワ)17が装備してあり、挟持搬送される穀稈の茎部分に刺さり込んだ籾 を回収できるべく吹き飛ばすようにしてある。また、図4に示すように、引き起 こし装置19は、その配設位置を傾斜軸心X周りに回動調節可能にしてあり、穀 稈の倒伏具合に合わせて引き起こしの作用方向を縦及び横方向に加減できるよう にしてある。
【0009】 尚、実用新案登録請求の範囲の項に図面との対照を便利にする為に符号を記す が、該記入により本考案は添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】動力伝達の構造を示す系統図
【図2】コンバインの側面図
【図3】扱室部分の断面正面図
【図4】刈取部の前部を示す平面図
【符号の説明】
1 上部機体フレーム 2 刈取部 4 脱穀装置 5 走行装置 6 走行機台 8 エンジン 9 カウンター軸 10 ギヤケース 11 油圧モータ 14 油圧ポンプ P 上下軸心

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 刈取部(2)と脱穀装置(4)とを備え
    た上部機体フレーム(1)を、油圧モータ(11)駆動
    の走行装置(5)を備えた走行機台(6)に、上下軸心
    (P)周りで180度旋回自在に連結してある旋回型コ
    ンバインであって、前記刈取部(2)を揺動昇降可能に
    支持するとともに前記上部機体フレーム(1)に搭載さ
    れたエンジン(8)の動力が入力されるカウンター軸
    (9)を備えた動力分配用のギヤケース(10)に、前
    記油圧モータ(11)を作動させるための油圧ポンプ
    (14)を内装し、かつ、前記ギヤケース(10)に前
    記油圧ポンプ(14)に対する作動油を貯留してある旋
    回型コンバイン。
JP9916591U 1991-12-02 1991-12-02 旋回型コンバイン Pending JPH0548634U (ja)

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JP9916591U Pending JPH0548634U (ja) 1991-12-02 1991-12-02 旋回型コンバイン

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012120468A (ja) * 2010-12-07 2012-06-28 Yanmar Co Ltd コンバイン

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012120468A (ja) * 2010-12-07 2012-06-28 Yanmar Co Ltd コンバイン

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