JPH0548520U - 電線保持構造 - Google Patents

電線保持構造

Info

Publication number
JPH0548520U
JPH0548520U JP9744991U JP9744991U JPH0548520U JP H0548520 U JPH0548520 U JP H0548520U JP 9744991 U JP9744991 U JP 9744991U JP 9744991 U JP9744991 U JP 9744991U JP H0548520 U JPH0548520 U JP H0548520U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electric wire
electric
wire holding
holding means
wires
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP9744991U
Other languages
English (en)
Other versions
JP2567802Y2 (ja
Inventor
義弘 熊沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Wiring Systems Ltd
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Wiring Systems Ltd filed Critical Sumitomo Wiring Systems Ltd
Priority to JP1991097449U priority Critical patent/JP2567802Y2/ja
Priority to GB9224683A priority patent/GB2262393B/en
Priority to GB9516280A priority patent/GB2290173B/en
Publication of JPH0548520U publication Critical patent/JPH0548520U/ja
Priority to US08/322,360 priority patent/US5665936A/en
Application granted granted Critical
Publication of JP2567802Y2 publication Critical patent/JP2567802Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Details Of Indoor Wiring (AREA)
  • Installation Of Indoor Wiring (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】ワイヤハーネスの構成する複数の電線のうちの
特定の2本の電線の間の距離を所定の大きさ以上に保持
すること。 【構成】複数の電線からなるワイヤハーネスをテープで
収束する。電線保持手段は、一対の電線取付部と連結部
を備える。例えば、電線取付部はそれぞれ切欠部を設け
た円環状であり少なくもと一方が他方に干渉する電線を
配置する。また、連結部は電線取付部を互いに接続する
棒状である。上記電線は連結部の長さにより決まる所定
の距離を隔てて配置されるため、これらに電線中を流れ
る信号等は互いに影響を受けることがない。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は電線保持構造に関するものであり、詳しくは、複数の電線からなるワ イヤハーネスの外周部をテープ、チューブ、コルゲート、スパイラルチューブ等 の締付手段により締付けて上記電線を束ねるものにおいて、ワイヤハーネスを構 成する複数の電線中少なくとも一方が他方に対して干渉する電線を間隔をあけて 保持する電線保持具を備える電線保持構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、自動車等のワイヤハーネスでは、図12に示すように、ワイヤハー ネス1を構成する複数の電線2の外周部にテープ3を巻き付けて、これら複数の 電線2を束ねる場合がある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のようにテープ3を多数の電線2の外周部に巻き付けた場 合、各電線2の間の間隔はテープ3を巻き付ける際や、その後の使用中に変化す ることがあり、ある程度距離をおいて配置したはずの2本の電線2が互いに近接 することがある。
【0004】 例えば、上記図12に示すように、ワイヤハーネス1は、アンプ等とスピーカ (図示せず)を接続するスピーカライン4と電源回路 (図示せず)を接続する電 源ライン5とを備え、これらを間隔を隔てて配置しているが、部分的にスピーカ ライン4と電源ライン5とが互いに接近した状態となることがある。
【0005】 上記電源ライン5に電源回路から電流が流れると、強い磁界が発生する。その ため、上記スピーカライン4と電源ライン5とが接近していると、上記スピーカ ライン4を流れる信号が磁界の影響を受け、スピーカが発生する音に雑音が入っ てしまう。
【0006】 また、燃料噴射制御用等のセンサ回路と接続するセンサライン(図示せず)と電 源ライン5の距離が接近している場合には、センサラインを流れる信号が上記電 源ライン5の磁界の影響を受け、センサの誤作動の原因となる。
【0007】 そのため、従来は上記電源ライン5の電流による磁界等の影響をなくすため、 上記スピーカライン4やセンサラインをシールド線とする必要があり、コスト等 の面で問題があった。
【0008】 本考案は、上記のような従来の問題を解決するためになされたものであって、 ワイヤハーネスを構成する複数の電線間で生じる信号等の干渉によるノイズ等の 影響をシールド線を用いることなく防止することを目的としてなされたものであ る。
【0009】
【課題を解決するための手段】
従って本考案は、複数の電線からなるワイヤハーネスの外周部を締付手段によ り締付けて上記電線を束ねるものにおいて、上記複数の電線中の少なくとも一方 が他方に対して干渉する電線を間隔をあけて保持する電線保持手段を備えること を特徴とする電線保持構造を提供するものである。
【0010】 ここで上記締付手段は、例えばテープ、チューブ、コルゲートあるいはスパイ ラルチューブ等である。
【0011】 具体的には、上記電線保持手段は、ワイヤハーネスの内部に長手方向に複数個 配置され、少なくとも一方が他方に対して干渉する電線を取付ける電線取付部と 該電線取付部を所定の間隔を隔てて接続する連結部を備え、この電線保持手段を ワイヤハーネス内部に長手方向に複数個配置することが好ましい。
【0012】 更に、具体的には、上記電線取付部は切欠を設けた円環状であって、該電線取 付部を棒状の連結部で接続している構成としてもよい。
【0013】 あるいは、上記電線取付部はそれぞれ複数の貫通孔を端部から連続して設ける 構成としてもよい。
【0014】 更に、それぞれ貫通孔を設けた電線取付部をヒンジを構成する連結部を介して 屈曲可能に接続する構成としてもよい。
【0015】 上記締付手段はワイヤハーネスの外周部を締付けるバンドであって、上記電線 保持手段は上記バンド手段の内周部に一体に設けた切欠部を有する円環部分とす る構成としてもよい。
【0016】
【作用】
本考案に係る電線保持構造によれば、ワイヤハーネスを構成する電線中、少な くとも一方が他方に干渉する特定の電線を電線保持手段により間隔をあけて保持 し、一方の電線を流れる信号等が他方の電線を流れる電流等の影響を受けるのを 防止することができる。
【0017】 上記電線保持手段をワイヤハーネスの内部に長手方向に複数個配置する構成に おいて、上記のように電線取付部に複数の貫通孔を連続して設けた場合には、電 線の間の間隔、これら電線の径等に応じて、それぞれの電線を所定の貫通孔に配 置することにより、電線間の距離を調整したり、あるいは、径の異なる電線を使 用する場合に一つの電線保持手段を共用することができる。
【0018】 連結部をヒンジとした場合には、2本の電線の間の距離を無段階的に調整する ことができる。
【0019】 更に、上記のように締付手段をバンドから構成して、このバンドの内側に電線 保持手段を設けた場合には、部品点数の減少を図ることができる。
【0020】
【実施例】
次に、図面に示す実施例に基づき本考案について詳細に説明する。 図1及び図2に示す本考案の第1実施例では、ワイヤハーネス1を構成する電 線2の束の外周部に締付手段を構成するテープ3を巻き付けて、これら電線2を 収束しており、このワイヤハーネス1に含まれるスピーカライン11と電源ライ ン12にワイヤハーネス1の長さ方向に所定間隔をあけて電線保持手段14を複 数個取付けている。
【0021】 上記電線保持手段14は、ポリプロピレンからなり、棒状の連結部15の両端 にそれぞれ切欠部16a、17aを設けた円環状の電線取付部16、17を接続 している。
【0022】 上記電線取付部16、17には切欠部16a、17aを介してそれぞれスピー カライン11と電源ライン12を取付けている。上記連結部15の長さは、電線 取付部16、17に取付けたスピーカライン11と電源ライン12が、スピーカ ライン11の信号が電源ライン12を流れる電流により発生する磁界により影響 を受けない程度の距離を隔てるように設定している。また、上記電線保持手段1 4は、上記のようにテープ3により円形状に束ねたワイヤハーネス1の径方向即 ち、電線2に対して直交する方向に配置している。
【0023】 第1実施例では、上記のように複数の電線保持手段14をスピーカライン11 と電源ライン12の間に介在させているため、ワイヤハーネス1を構成する電線 2の束にテープ3を巻き付ける際に、スピーカライン11と電源ライン12の間 の間隔は、連結部15の長さにより決まる電線取付部16、17間の距離となり 、両者が互いに接近した状態とはならない。また、テープ3の巻き付け後にワイ ヤハーネス1を屈曲しても、スピーカライン11と電源ライン12の間の間隔は 電線取付部16、17間の距離に保たれる。
【0024】 そのため、例えば、電源ライン12に強い電流が流れて磁界が発生しても、ス ピーカライン11を流れる信号は上記磁界の影響を受けることがなく、スピーカ に上記磁界の影響によるノイズが入ることもない。
【0025】 図3に示す本考案の第2実施例に係る電線保持手段19は、上記第1実施例の 電線保持手段14を連結部15で二部材に分割した構成としている。
【0026】 即ち、第2実施例の電線保持手段19は、それぞれ切欠部21a、22aを設け た円環状の電線取付部21、22に第1及び第2連結部23、24を突設した第 1及び第2部材25、26からなる。上記第1部材25の第1連結部23には、 長さ方向に複数の係合用孔部27a、27b、27cを貫通して設けている。一方 、上記第2部材26の先端部分には、上記係合用孔部27a〜27cと係合して第 1部材25と第2部材26を接続するための係合用突起28を突設している。 この電線保持手段19では、係合用突起28を所望の位置の係合用孔部27a 〜27cに係合させることにより、電線取付部21、22の距離を調整すること ができる。
【0027】 そのため、上記電線保持手段19では、ワイヤハーネス全体の外径、電流ライ ンを流れる電流により発生する磁界の強度等に応じて電線取付部21、22の距 離を調節し、よって、これら電線取付部21、22に配置される電線間の間隔を 調整することができる。
【0028】 図4に示す第3実施例の電線保持手段30は、上記第1実施例の電線保持手段 14の板厚を厚くした構成としている。 そのため、第3実施例の電線保持手段30を使用すれば、電線取付部16、1 7とこれら電線取付部16、17に配置される電線との接触面積が大きくなるた め、一層確実に電線の間の間隔を保持することができる。
【0029】 図5に示す本考案の第4実施例では、電線保持手段32は、全体として長方形 板であって連結部33を介して接続する電線取付部34、35の端部にそれぞれ V字状の切欠部36を設けている。また、電線取付部34、35にはそれぞれ円 形を呈する板厚方向の貫通孔37a、37b及び37cを上記切欠部36側から長 手方向に連続して設けている。更に、切欠部36及び貫通孔37a〜37cは、 それぞれ直線状の溝部38a、38b及び38cにより接続している。
【0030】 第4実施例の電線保持手段32は上記のような構成としているため、切欠部3 6より電線(図示せず)を挿入して、3つの貫通孔37a〜37cのいずれかに配置 することが可能である。そのため、第4実施例では、それぞれ電線取付部34、 35に配置する2本の電線を、いずれの貫通孔37a〜37cに配置するかにより 電線間の間隔を調整することができる。
【0031】 図6に示す第5実施例の電線保持手段39は、上記図5に示す第4実施例の電 線保持手段35と同様の構成である。しかしながら、この電線保持手段39では 電線取付部34、35の端部から長手方向に連続して設けた板厚方向に貫通孔4 0a、40b及び40cの径を順次小さく設定している。 第5実施例では上記のような構成としているため、ワイヤハーネス中の半径が 異なる2本の電線間の間隔を保持したい場合には、両電線をそれぞれの半径に応 じた貫通孔40a〜40cに配置すればよい。また、一つのサイズ、型の電線保持 手段39で種々の径の2本の電線間の間隔を調整するために共用することができ る。
【0032】 図7に示す本考案の第6実施例の電線保持手段42では、直線状の電線取付部 43A、43B、43C及び43Dを連結部44で直交するように接続した十字 状であって、電線(図示せず)の長さ方向と一致する板厚を、上記第2実施例と同 様に大きく設定している。 また、上記電線取付部43A〜43Dの端部には、それぞれ上記第4及び第5 実例と同様に切欠部45を設け、この切欠部45から長手方向に連続して、上記 板厚方向に貫通すると共に、順次半径を小さく設定した貫通孔46a、46b及び 46cを連続して設けている。
【0033】 第6実施例の電線保持手段42は上記のような構成としているため、各電線取 付部43A〜43Dに設けた貫通孔46a〜46cのいずれかに電線を配置し、合 計4本の電線の間の距離を保持することができる。また、第6実施例の電線保持 手段42では、上記のように断面十字状とすると共に電線の長さ方向と一致する 板厚を大きく設定しているため、ワイヤハーネス1にテープ3を巻き付けるとき に、電線2が構成する円形が崩れることがない。また、本体3が電線2の長さ方 向に傾いた状態でテープ3を巻き付けてしまうことがない。
【0034】 図8及び図9に示す第7実施例の電線保持手段47は、ヒンジを形成する薄肉 状の連結部48を介して電線取付部49、50を接続している。 電線取付部49、50の端部には、それぞれ切欠部52、52を設けている。 また、切欠部52から連続して順次径を小さく設定した貫通孔53a、53b、5 3cを設けている。
【0035】 一方の電線取付部49の一方側の面の連結部48近傍には、緩やかな曲率の円 弧状の棒部材からなる第1弾性部材54を、第2部分50の端部に向けて突出し ている。同様に、他方の電線取付部50のヒンジ部48近傍にも、上記第1弾性 部材54と対向するように同じ形状の第2弾性部材55を突設している。 これら第1及び第2弾性部材54、55はある程度の弾性を有するが一定以上 は屈曲しないように構成している。
【0036】 第7実施例では、上記のような構成としているため、連結部48の部分で屈曲 させると、この連結部48の屈曲の程度に応じて一方の電線取付部49に設けた 貫通孔53a〜53cと他方の電線取付部50に設けた貫通孔53a〜53cの距離 を無段階的に調整することができる。この時、上記したように第1及び第2弾性 部材54、55が電線取付部49、50に当接して弾性的に変形するため、ヒン ジ部48がある程度屈曲した時点で上記第1及び第2弾性部材54、55が弾性 的な変形抵抗により、それ以上ヒンジ部48の屈曲が係止される。
【0037】 そのため、第7実施例の電線保持手段47では、図9中(a)で示すように、ヒ ンジ部48が屈曲せず電線取付部49、50が真直な状態から、図9中(b)で示 すように、第1及び第2弾性部材54、55の弾性的な変形抵抗により連結部4 8が屈曲不能となる状態の間で、電線取付部49、50にそれぞれ設けた貫通孔 53a〜53c間の距離を無段階的に調整することができる。
【0038】 例えば、各電線取付部49、50のそれぞれ最も外側に位置する電線取付部5 3aにそれぞれ電線を配置した場合、(a)のXで示す距離から(b)のYで示す距離 まで無段階的に2本の電線の距離を調整することができる。
【0039】 図10及び図11に示す本考案の第8実施例では、複数の電線2からなるワイ ヤハーネス3の外周部を長手方向に所定間隔をあけて複数個配置したバンド56 で締付ける構成としている。 上記バンド56は一端に波状歯部56aを設け、他端にバックル手段56bを設 けこれらにより締付を行う構成としている。
【0040】 また、第8実施例では、上記バンド56の内周部56cに電線保持手段57A 、57Bを設けている。即ち、第8実施例の電線保持手段57A、57Bは、バ ンド56の内周部56aに一体に設けた円環部分からなり、この円環状部分に設 けた切欠部58から所定の間隔を隔てて配置する電線2を電線保持手段57A、 57B内部に配置する構成としている。 第8実施例では、上記のように締付手段と電線保持手段を一体に設けているた め、部品点数を減少することができる。
【0041】 本考案は、上記実施例に限定されるものではなく、種々の変形が可能である。 例えば、締付手段は上記テープやバンドに限定されるものではなく、例えば、 チューブ、コルゲート スパイラルチューブ等の他の手段を用いてもよい。 また、電線保持手段の材質は、上記ポリプロピレンに限定されるものではなく 、他の絶縁性樹脂、ゴム等を使用することもできる。 更に、電線取付部を構成する板厚方向に貫通する貫通孔の数、形状、大きさ等 も種々に変更することができる。
【0042】
【考案の効果】
以上の説明から明らかなように、本考案に係る電線保持構造では、ワイヤハー ネスを構成する複数の電線中の特定の2本の電線間の距離を所定の大きさ以上に 保持することができるため、シールドを施すことなくこれらの電線を流れる信号 等が互いに影響を与えないようにすることができる。
【0043】 特に、上記2本の電線の1本が電流ラインであり、他方がスピーカラインであ る場合には、電流ラインを流れる電流により発生する磁界によりスピーカライン を流れる信号が影響を受けることがなく、スピーカが発生する音のノイズを低減 することができる。また、一方を電流ラインとし他方をセンサラインとした場合 には、センサラインを流れる信号が上記磁界の影響を受けることがなく、センサ 回路の誤作動を防止することができる。
【0044】 ワイヤハーネスの内部に長手方向に複数個の電線保持手段を配置する場合に、 この電線保持手段にヒンジ部を設けた場合には両端に設けた電線取付部の距離を 無段階的な調整ができる等の種々の利点を有するものである。
【0045】 更に、電線保持手段を例えばバンド等の締付手段と一体に設けた場合には、部 品点数を減少することができる等の種々の利点を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案第1実施例を示す概略図である。
【図2】 第1実施例の電線保持手段を示す斜視図であ
る。
【図3】 第2実施例の電線保持手段を示す斜視図であ
る。
【図4】 第3実施例の電線保持手段を示す斜視図であ
る。
【図5】 第4実施例の電線保持手段を示す斜視図であ
る。
【図6】 第5実施例の電線保持手段を示す斜視図であ
る。
【図7】 第6実施例の電線保持手段を示す斜視図であ
る。
【図8】 第7実施例の電線保持手段を示す斜視図であ
る。
【図9】 第7実施例の電線保持手段の調整機能を示す
側面図である。
【図10】 第8実施例を示す概略図である。
【図11】 図10のXI−XI線での断面図である。
【図12】 従来のワイヤハーネス内の電線の状態を示
す概略図である。
【符号の説明】
1 ワイヤハーネス 2 電線 3 テープ 4,11 スピーカライン 5,12 電源ライン 8 センサライン 14,19,30,32,39,42,47,57 電線保持
手段 15,23,24,33,44,48 連結部 16,17,21,22,34,35,4349,50 電線
取付部

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の電線からなるワイヤハーネスの外
    周部を締付手段により締付けて上記電線を束ねるものに
    おいて、 上記複数の電線中の少なくとも一方が他方に対して干渉
    する電線を間隔をあけて保持する電線保持手段を備える
    ことを特徴とする電線保持構造。
  2. 【請求項2】 上記電線保持手段は、ワイヤハーネスの
    内部に長手方向に複数個配置され、少なくとも一方が他
    方に対して干渉する電線を取付ける電線取付部と該電線
    取付部を所定の間隔を隔てて接続する連結部を備え、こ
    の電線保持手段をワイヤハーネス内部に長手方向に複数
    個配置することを特徴とする請求項1記載の電線保持構
    造。
  3. 【請求項3】 上記電線取付部は切欠を設けた円環状で
    あって、該電線取付部を棒状の連結部で接続しているこ
    とを特徴とする請求項2記載の電線保持構造。
  4. 【請求項4】 上記電線取付部はそれぞれ複数の貫通孔
    を端部から連続して設けていることを特徴とする請求項
    2記載の電線保持構造。
  5. 【請求項5】 それぞれ貫通孔を設けた電線取付部をヒ
    ンジを構成する連結部を介して屈曲可能に接続している
    ことを特徴とする請求項2記載の電線保持具。
  6. 【請求項6】 上記締付手段はワイヤハーネスの外周部
    を締付けるバンドであって、上記電線保持手段は上記バ
    ンド手段の内周部に一体に設けた切欠部を有する円環部
    分であることを特徴とする請求項1記載の電線保持構
    造。
JP1991097449U 1991-11-25 1991-11-27 電線保持構造 Expired - Lifetime JP2567802Y2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991097449U JP2567802Y2 (ja) 1991-11-27 1991-11-27 電線保持構造
GB9224683A GB2262393B (en) 1991-11-25 1992-11-25 A wire harness including a wire spacing device
GB9516280A GB2290173B (en) 1991-11-25 1992-11-25 Wire spacing device
US08/322,360 US5665936A (en) 1991-11-25 1994-10-13 Wire spacing device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991097449U JP2567802Y2 (ja) 1991-11-27 1991-11-27 電線保持構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0548520U true JPH0548520U (ja) 1993-06-25
JP2567802Y2 JP2567802Y2 (ja) 1998-04-08

Family

ID=14192624

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1991097449U Expired - Lifetime JP2567802Y2 (ja) 1991-11-25 1991-11-27 電線保持構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2567802Y2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010177138A (ja) * 2009-01-30 2010-08-12 Panasonic Electric Works Co Ltd 配線ダクト
WO2022202393A1 (ja) * 2021-03-22 2022-09-29 株式会社オートネットワーク技術研究所 配線システム及び配線システムの製造方法

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101557465B1 (ko) 2015-02-06 2015-10-06 (주)에스시 가공배전선의 보호커버
CN105883188B (zh) * 2016-06-23 2018-01-26 国网山东省电力公司济阳县供电公司 机房导线归置装置

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5453449U (ja) * 1977-09-21 1979-04-13
JPS6127416U (ja) * 1984-07-21 1986-02-19 住友電装株式会社 ワイヤハ−ネス用クランプ
JPS61180416U (ja) * 1985-04-30 1986-11-11
JP3044524U (ja) * 1997-06-17 1997-12-22 福太郎 島崎 伸縮靴べら

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5453449U (ja) * 1977-09-21 1979-04-13
JPS6127416U (ja) * 1984-07-21 1986-02-19 住友電装株式会社 ワイヤハ−ネス用クランプ
JPS61180416U (ja) * 1985-04-30 1986-11-11
JP3044524U (ja) * 1997-06-17 1997-12-22 福太郎 島崎 伸縮靴べら

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010177138A (ja) * 2009-01-30 2010-08-12 Panasonic Electric Works Co Ltd 配線ダクト
WO2022202393A1 (ja) * 2021-03-22 2022-09-29 株式会社オートネットワーク技術研究所 配線システム及び配線システムの製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2567802Y2 (ja) 1998-04-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1271732B1 (en) Corrugated tube-mounting structure
JPH0358402U (ja)
WO2019097792A1 (ja) ワイヤーハーネス支持部材、支持部材付ワイヤーハーネス及び支持部材付ワイヤーハーネスの支持構造
JPH0548520U (ja) 電線保持構造
US5362018A (en) Reversible clip for wiring harness
US4186487A (en) Orthodontic arch wire
JPH09116278A (ja) 屈曲矯正具
JP3424811B2 (ja) ハーネスプロテクタ
JP2003125520A (ja) ケーブル配線方法、およびケーブル配線具
WO2018230362A1 (ja) 支持部材付ワイヤーハーネスおよびワイヤーハーネスの支持構造
JPH0874814A (ja) クランプ
JPH0532900Y2 (ja)
JP5215201B2 (ja) グロメット
WO2023120132A1 (ja) ワイヤーハーネス、ワイヤーハーネス固定構造及び取付位置可変固定部材
JPS6336220Y2 (ja)
JPH06208024A (ja) 光コード余長処理装置
JP3211544B2 (ja) ワイヤハーネス用結束具および該結束具を用いた結束方法
JPH0893723A (ja) ベルトクランプ
JPH0974638A (ja) ワイヤハーネス保持用コルゲート管
JP3114584B2 (ja) コルゲートチューブ
JP2593559B2 (ja) 自動車のステアリング軸部用伝送装置
JP3078081B2 (ja) バンドクリップ
JP3239344B2 (ja) 内視鏡のワイヤーガイド構造
JP3497933B2 (ja) 電線保持具の取付構造
JPS6229741Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19970218

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19971125

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term