JPS6336220Y2 - - Google Patents

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JPS6336220Y2
JPS6336220Y2 JP1984027952U JP2795284U JPS6336220Y2 JP S6336220 Y2 JPS6336220 Y2 JP S6336220Y2 JP 1984027952 U JP1984027952 U JP 1984027952U JP 2795284 U JP2795284 U JP 2795284U JP S6336220 Y2 JPS6336220 Y2 JP S6336220Y2
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JP
Japan
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hose
hoses
hose clip
clip
ring
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JP1984027952U
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JPS60139983U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、複数列のホースを所定の間隔をもつ
て連結保持させるホースクリツプに関する。
(従来の技術) 従来、油圧ホース支持装置としては、実開昭53
−56926号公報に記載されたものが知られていて、
この公報には、2本のホースの垂れ下がりを防止
すると共に、ホースを滑らかに動かす目的で、2
列のホースを、両ホース間に配置された支持ワイ
ヤに対して同位置で支持するクランプが示されて
いる。
また、可撓性パイプの屈曲保護具としては、実
開昭49−7524号公報に記載されたものが知られて
いて、この公報には、1本の可撓性パイプを曲げ
た状態で使用するときの折れを防止する目的で、
切欠部を有する多数のリングを配列して互いに連
結した弾力性材よりなる屈曲保護具が示されてい
る。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、前者の従来例(実開昭53−
56926号公報)は、複数列のホースに適応するも
のであるが、ホース支持機能を発揮させる金属製
のホースクランプであり、また、後者の従来例
(実開昭49−7524号公報)は、樹脂製の屈曲保護
具であるが、単列のホースに適応するものであ
り、いずれの例においても複数列のホースを所定
の間隔をもつて連結保持させることが出来ない。
そこで、仮に前者の従来例の第2図に示される
構造と後者の従来例の第4図に示される構造とを
組合わせ、複数列のホースを互いに所定の間隔を
もつて連結保持させるホースクリツプを弾性素材
により形成したとしても、以下に述べるような課
題が残る。
ホースクリツプ自体の形状が取付形状と同じ
三次元形状となる為、樹脂成形する場合におい
てその成形型が複雑になり、製造が困難である
と共にコスト的にも不利になる。特に、ホース
クリツプの全体を一体で作る場合には顕著とな
る。
適応するホースの列数に応じてホースクリツ
プ自体の形状が決定される為、1つのホースク
リツプでは適応するホースの列数が限られ、列
数の変化への対応性がない。
例えば、2列のホースに適応するホースクリツ
プは2列のホースのみにしか適応出来なく、3列
や4列のホースに適応する場合には、別にホース
クリツプを作らなければならない。
(課題を解決するための手段) 本考案は、上述のような課題を解消すること、
即ち、複数列のホースを、その曲げや捩りに追従
すると共に、互いに干渉することも他部材との干
渉もなく、常に一定の間隔を確保した連結状態を
保ついう基本的要求性能を満足した上で、製造面
やコスト面で有利であり、しかも、ホースの列数
変化への対応性を図り得るホースクリツプを提供
することを目的とする。
即ち、上述した目的を達成するために本考案で
は、複数列のホースを所定の間隔をもつて連結保
持させるために弾性素材により形成されたホース
クリツプであつて、各ホース外周を保持させる複
数のリング部と、該複数のリング部を互いに所定
間隔を介して連結させる連結部とを一体に同一平
面上で連続形成すると共に、ホース軸直交方向に
配列される軸直交方向連結部によりホース間隔を
一定に保ち、ホース軸方向に配列される軸方向連
結部によりリング部の前後間隔を一定に保つべ
く、複数列のホースに対するリング部の挿着によ
り全体形状を蛇行形状にして取付けたことを特徴
とする手段とした。
(作用) ホースクリツプの製造時には、ホースクリツプ
自体の形状をリング部と連結部とが一体に同一平
面上で連続形成される形状、即ち、二次元的形状
とした為、打ち抜き加工や簡単な構造の成形型を
用いた射出成形により容易に製造される。
ホースクリツプの取付時には、ホースの列数に
応じたリング部の挿着と連結部からの曲げとをリ
ング部を挿着してゆく方向を変えながら繰り返す
ことによりホースクリツプ全体形状を蛇行形状、
即ち、二次元的形状のホースクリツプを三次元形
状のホースクリツプにしてに取付けられる。
ホースクリツプの取付使用時には、ホースに外
乱が作用しても、ホースクリツプにより常に一定
の間隔を確保したホース連結状態が保たれる。
即ち、ホースの弯曲や捩りに対しては、ホース
クリツプの素材が弾性素材により形成されている
為に、その弾性変形により追従対応することが出
来るし、また、振動等の外力が加わつた場合に
も、連結部によりホース間隔及びリング部の前後
間隔が一定に保たれ、ホース自由度が安定して規
制されることによつて、複数列のホースの相互干
渉及びホースの他部材干渉が防止される。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面により詳述する。
尚、この実施例を述べるにあたつて、自動車のエ
ンジンルームに配管される油圧ホースのホースク
リツプを例にとり説明する。
まず、第1図〜第3図に示す実施例についてそ
の構成を説明する。
1はホースクリツプであつて、弾性体である合
成樹脂により形成されたもので、このホースクリ
ツプ1は、第1図に示すように、複数のリング部
1aと、該複数のリング部1aを互いに所定間隔
を介して連結させる連結部1b,1cとを一体に
同一平面上で連続形成した二次元的形状となつて
いる。
前記リング部1aは、ホース2,2の外周を全
周にわたつて保持させる部分で、このリング部1
aには、切り込みや切欠が無く、ホース2,2の
外径とほぼ等しい内径を有する。
前記連結部1b,1cは、ホース取付時におい
て、ホース間隔dを一定に保つべくホース軸lに
対し直交方向に配列される軸直交方向連結部1b
と、リング部1aの前後間隔tを一定に保つべく
ホース軸lの方向に配列される軸方向連結部1c
とによつて構成されている。
次に、実施例の作用を説明する。
(イ) ホースクリツプ製造時 ホースクリツプ1の製造時には、ホースクリツ
プ自体の形状をリング部1aと連結部1b,1c
とが一体に同一平面上で連続形成される形状、即
ち、二次元的形状とした為、打ち抜き加工や簡単
な構造の成形型を用いた射出成形等により容易に
製造される。
(ロ) ホースクリツプ取付時 ホースクリツプ1の取付時には、第2図及び第
3図に示すように、2列のホース2,2に対して
2つのリング部1a,1aを挿着し、連結部1c
の部分で曲げて方向を変え、更に、2つのリング
部1a,1aを挿着するという作業を繰り返すこ
とによりホースクリツプ1の全体形状として蛇行
形状、即ち、二次元的形状のホースクリツプ1を
三次元形状のホースクリツプ1にしてに取付けら
れる。
(ハ) ホースクリツプ取付使用時 ホースクリツプ1の取付使用時には、ホース
2,2に外乱が作用しても、ホースクリツプ1に
より常に一定の間隔dを確保したホース連結状態
が保たれる。
即ち、ホース2,2の弯曲や捩りに対しては、
ホースクリツプ1の素材が弾性素材により形成さ
れている為に、その弾性変形により追従対応する
ことが出来る。
また、振動等の外力が加わつた場合にも、連結
部1b,1cによりホース間隔d及びリング部1
aの前後間隔tが一定に保たれ、ホース自由度が
安定して規制されることによつて、複数列のホー
ス2,2の相互干渉及びホース2,2の他部材干
渉が防止される。
尚、過大入力が加わつた場合や、外部から物を
当てた場合等で、ホース2,2への接触干渉が起
る状態になつても、前後間隔tでリング部1aが
間断なく配列されている為、ホース2,2より先
にホースクリツプ1と接触することになり、ホー
ス2,2の破損等が防止される。
以上説明していたように、実施例のホースクリ
ツプ1にあつては、2列のホース2,2を、その
曲げや捩りに追従すると共に、互いに干渉するこ
とも他部材との干渉もなく、常に一定の間隔を確
保した連結状態を保ついう基本的要求性能を満足
した上で、以下に列挙する効果を同時に達成出来
る。
ホースクリツプ1の取付形状は三次元形状と
なるが、ホースクリツプ1自体の形状はリング
部1aと連結部1b,1cとが一体に同一平面
上で連続形成される形状、即ち、二次元的形状
とした為、打ち抜き加工や簡単な構造の成形型
を用いた射出成形等により容易に製造出来ると
共に、コスト的にも有利になる。
ホースクリツプ1自体の形状は適応するホー
スの列数にかかわらず同じである為、ホースへ
の取付時に連結部のうち折り曲げる連結部の位
置を変えることで、同じホースクリツプ1で適
応するホースの列数変化に対応することが出来
る。
リング部1aには外周上の一部を切欠した切
欠部が無く、ホース2,2の外周を全周にわた
つて保持させるように形成されている為、この
リング部1aを有するホースクリツプ1により
ホース2の剛性を向上させることが出来る。
以上、本考案の実施例を図面により詳述してき
たが、具体的な構成はこの実施例に限られるもの
ではない。
例えば、本考案のホースクリツプは、自動車の
エンジンルームに配管される油圧ホースへの適用
に限らず、各種ホースや電線ケーブル等の同径の
ホース類を複数列に連結させようとする箇所であ
れば、いかなる箇所に適用してもよい。
(考案の効果) 以上説明してきたように、本考案のホースクリ
ツプにあつては、各ホース外周を保持させる複数
のリング部と、該複数のリング部を互いに所定間
隔を介して連結させる連結部とを一体に同一平面
上で連続形成すると共に、ホース軸直交方向に配
列される軸直交方向連結部によりホース間隔を一
定に保ち、ホース軸方向に配列される軸方向連結
部によりリング部の前後間隔を一定に保つべく、
複数列のホースに対するリング部の挿着により全
体形状を蛇行形状にして取付けた為、複数列のホ
ースを、その曲げや捩りに追従すると共に、互い
に干渉することも他部材との干渉もなく、常に一
定の間隔を確保した連結状態を保ついう基本的要
求性能を満足した上で、製造面やコスト面で有利
であり、しかも、ホースの列数変化への対応性を
図り得るという効果を達成出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案実施例のホースクリツプを示す
平面図、第2図は実施例のホースクリツプの取付
状態を示す斜視図、第3図は実施例クリツプの取
付状態を示す平面図である。 1……ホースクリツプ、1a……リング部、1
b……軸直交方向連結部、1c……軸方向連結
部、2……ホース。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 複数列のホースを所定の間隔をもつて連結保持
    させるために弾性素材により形成されたホースク
    リツプであつて、 各ホース外周を保持させる複数のリング部と、
    該複数のリング部を互いに所定間隔を介して連結
    させる連結部とを一体に同一平面上で連続形成す
    ると共に、ホース軸直交方向に配列される軸直交
    方向連結部によりホース間隔を一定に保ち、ホー
    ス軸方向に配列される軸方向連結部によりリング
    部の前後間隔を一定に保つべく、複数列のホース
    に対するリング部の挿着により全体形状を蛇行形
    状にして取付けたことを特徴とするホースクリツ
    プ。
JP2795284U 1984-02-28 1984-02-28 ホ−スクリツプ Granted JPS60139983U (ja)

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JP2795284U JPS60139983U (ja) 1984-02-28 1984-02-28 ホ−スクリツプ

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JP2795284U JPS60139983U (ja) 1984-02-28 1984-02-28 ホ−スクリツプ

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JPS60139983U JPS60139983U (ja) 1985-09-17
JPS6336220Y2 true JPS6336220Y2 (ja) 1988-09-26

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ID=30525380

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4280289B2 (ja) * 2007-02-05 2009-06-17 シャープ株式会社 流路形成体
TWI478772B (zh) * 2007-09-11 2015-04-01 Graco Minnesota Inc 螺旋加熱軟管

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS497524U (ja) * 1972-04-21 1974-01-22
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