JP3041797B2 - クリップ - Google Patents
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- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 20
- 241000191291 Abies alba Species 0.000 claims description 9
- 230000002265 prevention Effects 0.000 claims description 4
- 230000000452 restraining effect Effects 0.000 claims description 2
- 238000000926 separation method Methods 0.000 claims 1
- NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N novaluron Chemical compound C1=C(Cl)C(OC(F)(F)C(OC(F)(F)F)F)=CC=C1NC(=O)NC(=O)C1=C(F)C=CC=C1F NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 10
- 239000007787 solid Substances 0.000 description 3
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 2
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16B—DEVICES FOR FASTENING OR SECURING CONSTRUCTIONAL ELEMENTS OR MACHINE PARTS TOGETHER, e.g. NAILS, BOLTS, CIRCLIPS, CLAMPS, CLIPS OR WEDGES; JOINTS OR JOINTING
- F16B21/00—Means for preventing relative axial movement of a pin, spigot, shaft or the like and a member surrounding it; Stud-and-socket releasable fastenings
- F16B21/06—Releasable fastening devices with snap-action
- F16B21/08—Releasable fastening devices with snap-action in which the stud, pin, or spigot has a resilient part
- F16B21/084—Releasable fastening devices with snap-action in which the stud, pin, or spigot has a resilient part with a series of flexible ribs or fins extending laterally from the shank of the stud, pin or spigot, said ribs or fins deforming predominantly in a direction parallel to the direction of insertion of the shank
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Installation Of Indoor Wiring (AREA)
- Clamps And Clips (AREA)
Description
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、一般に電気コネク
タやワイヤハーネスを自動車の車体パネルに固定するた
めのクリップ(clip)に関し、特に「クリスマスツリー」
形クリップとして知られたクリップに関する。
タやワイヤハーネスを自動車の車体パネルに固定するた
めのクリップ(clip)に関し、特に「クリスマスツリー」
形クリップとして知られたクリップに関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】電気コ
ネクタやワイヤハーネスを自動車の車体パネルに固定す
るためのクリップとしては、種々のものが従来技術で知
られている。クリップは、一般には車体パネルの孔、即
ちスロットに挿通される。広く使用されている周知のク
リップの一つは、クリップが開口部から離脱するのを防
ぐために角度と段差が付いたかかりを有する中央軸部を
備えた「クリスマスツリー」形である。
ネクタやワイヤハーネスを自動車の車体パネルに固定す
るためのクリップとしては、種々のものが従来技術で知
られている。クリップは、一般には車体パネルの孔、即
ちスロットに挿通される。広く使用されている周知のク
リップの一つは、クリップが開口部から離脱するのを防
ぐために角度と段差が付いたかかりを有する中央軸部を
備えた「クリスマスツリー」形である。
【0003】米国特許第5,324,151号公報は、
こうしたクリップの一つを開示している。‘151号特
許のクリップは、軸部が中空であり、挿入時には挿入力
を減少させるために両側壁が内側に撓むようにしてい
る。しかしながら、軸部の両側壁は、パネルからのクリ
ップの離脱時にも内側に撓むので、拘束力(the retenti
on force)が減少してしまう。
こうしたクリップの一つを開示している。‘151号特
許のクリップは、軸部が中空であり、挿入時には挿入力
を減少させるために両側壁が内側に撓むようにしてい
る。しかしながら、軸部の両側壁は、パネルからのクリ
ップの離脱時にも内側に撓むので、拘束力(the retenti
on force)が減少してしまう。
【0004】特開平8−42536号公報(1996
年)は、平坦な基部に固定される矢じり形クリップを説
明している。基部は、テープによりワイヤハーネスに取
り付けられる。基部から延びるアームは、クリップをパ
ネルとの係合状態に維持するためにクリップに対して直
接作用する。
年)は、平坦な基部に固定される矢じり形クリップを説
明している。基部は、テープによりワイヤハーネスに取
り付けられる。基部から延びるアームは、クリップをパ
ネルとの係合状態に維持するためにクリップに対して直
接作用する。
【0005】実開昭60−134985号公報(198
5年)は、更に別の態様のクリスマスツリー形クリップ
を開示している。
5年)は、更に別の態様のクリスマスツリー形クリップ
を開示している。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によるクリスマス
ツリー形クリップは、車体パネル開口部へのかかりの挿
通時に撓んで変形しその結果挿入力を減少し得る中空の
薄肉「幹部」即ち軸部を特徴とする。更に、可撓性を有
する薄肉軸部の中空の内部は、対向する対として設けら
れて内向き、且つ軸部の先端側に傾いて延びるように突
設された指部を備えている。各対の対向する指部の間に
は間隙が存在する。指部の角度とその間の間隙により、
クリップ挿入時に指部は、小さな挿入力を妨げないよう
に撓むことができる。しかしながら、車体パネル開口部
からのクリップの離脱時には、角度を成した指部は薄肉
軸部の変形により互いに係合して干渉するように付勢さ
れる。即ち、対を成した対向する指部の端部は、協働し
てクリップの剛性を増大するように付勢される。その結
果、離脱に必要な力は、挿入力より大きくなる。
ツリー形クリップは、車体パネル開口部へのかかりの挿
通時に撓んで変形しその結果挿入力を減少し得る中空の
薄肉「幹部」即ち軸部を特徴とする。更に、可撓性を有
する薄肉軸部の中空の内部は、対向する対として設けら
れて内向き、且つ軸部の先端側に傾いて延びるように突
設された指部を備えている。各対の対向する指部の間に
は間隙が存在する。指部の角度とその間の間隙により、
クリップ挿入時に指部は、小さな挿入力を妨げないよう
に撓むことができる。しかしながら、車体パネル開口部
からのクリップの離脱時には、角度を成した指部は薄肉
軸部の変形により互いに係合して干渉するように付勢さ
れる。即ち、対を成した対向する指部の端部は、協働し
てクリップの剛性を増大するように付勢される。その結
果、離脱に必要な力は、挿入力より大きくなる。
【0007】本発明並びにその他の目的、特徴、態様及
び利点は、添付図面と共に考察される以下の説明から一
層明瞭に理解されよう。
び利点は、添付図面と共に考察される以下の説明から一
層明瞭に理解されよう。
【0008】
【発明の実施の形態】図7は、中実の軸部3を有する従
来技術によるクリスマスツリー形クリップ2の側面図で
ある。中実の軸部3は、可撓性の円錐状かかり4を補強
して開口部から外れ難くすると同時に、クリップ2をパ
ネル開口部に挿入するのに必要な挿入力を強めている。
来技術によるクリスマスツリー形クリップ2の側面図で
ある。中実の軸部3は、可撓性の円錐状かかり4を補強
して開口部から外れ難くすると同時に、クリップ2をパ
ネル開口部に挿入するのに必要な挿入力を強めている。
【0009】図8は、中央の補剛ウエブ(a central sti
ffening web)8を介して一体に接続されたネット状の補
強部材7を含む中空の軸部6を有する従来技術による第
二の型のクリスマスツリー形クリップ5を示す。図7の
実施形態と比較して挿入力を幾分減少させる一方で、部
材7の一体に結合された性質により部材7を比較的剛く
しているが、依然としてかなり大きい挿入力を必要とす
る。
ffening web)8を介して一体に接続されたネット状の補
強部材7を含む中空の軸部6を有する従来技術による第
二の型のクリスマスツリー形クリップ5を示す。図7の
実施形態と比較して挿入力を幾分減少させる一方で、部
材7の一体に結合された性質により部材7を比較的剛く
しているが、依然としてかなり大きい挿入力を必要とす
る。
【0010】図1及び図2を参照すると、留め具10
は、本発明によるクリスマスツリー形クリップ12を含
む。クリップ12は、特定の型の台座14と一体に取り
付けられた成形プラスチッククリップとして図示されて
いるが、クリップ構造12に存する本発明と共に任意の
型の公知の台座(例えばワイヤハーネス用テーピングタ
ブ等)を使用し得ることは当業者には明らかであろう。
は、本発明によるクリスマスツリー形クリップ12を含
む。クリップ12は、特定の型の台座14と一体に取り
付けられた成形プラスチッククリップとして図示されて
いるが、クリップ構造12に存する本発明と共に任意の
型の公知の台座(例えばワイヤハーネス用テーピングタ
ブ等)を使用し得ることは当業者には明らかであろう。
【0011】図1を参照すると、クリップ12は、台座
14に取り付けられた基部34を有する。基部34から
垂直方向に、可撓性で薄肉の、円筒状又は矩形断面を有
する「幹部」即ち軸部36が延びている。軸部36は、
その軸方向に離間して積み重ねられた複数の、当業者に
は一般的な形態である略円錐状のかかり38を支持して
いる。かかり38は、略円錐形であるが、クリップ12
の対向する面上の矩形の切欠き35(図2及び図3)に
より中断されている。車体パネルの開口部への挿入を当
初容易にするために、一番上のかかり、すなわち軸部の
最も先端側に位置するかかりには円錐状のキャップ部4
0が形成されている。
14に取り付けられた基部34を有する。基部34から
垂直方向に、可撓性で薄肉の、円筒状又は矩形断面を有
する「幹部」即ち軸部36が延びている。軸部36は、
その軸方向に離間して積み重ねられた複数の、当業者に
は一般的な形態である略円錐状のかかり38を支持して
いる。かかり38は、略円錐形であるが、クリップ12
の対向する面上の矩形の切欠き35(図2及び図3)に
より中断されている。車体パネルの開口部への挿入を当
初容易にするために、一番上のかかり、すなわち軸部の
最も先端側に位置するかかりには円錐状のキャップ部4
0が形成されている。
【0012】薄肉の軸部36は、中空の内部42と、対
向して対になって離間した離脱防止指部44とを含む。
図示実施形態では、基部とキャップ部との間で軸部36
の長さに沿って四対の対向する指部44が上向き且つ内
側に延びており、各対はかかり38の一つに略対応して
いる。各対の指部は、互いに向けて延びているが、間隙
46により離間している。指部は、キャップ部の方向に
角度を成しているが、好ましくは軸部36の各壁部の
幅、または直径に等しい幅(図6の平面図)を有する。
向して対になって離間した離脱防止指部44とを含む。
図示実施形態では、基部とキャップ部との間で軸部36
の長さに沿って四対の対向する指部44が上向き且つ内
側に延びており、各対はかかり38の一つに略対応して
いる。各対の指部は、互いに向けて延びているが、間隙
46により離間している。指部は、キャップ部の方向に
角度を成しているが、好ましくは軸部36の各壁部の
幅、または直径に等しい幅(図6の平面図)を有する。
【0013】実施においては、本発明のクリスマスツリ
ー形クリップ12は、公知の態様でコネクタ50上の軌
道即ちレール48(図3)の間に摺動可能に挿入され
る、図2及び図3に示したような取り付け台座14と共
に使用することができる。台座案内部32は、レール4
8の内側で摺動する。取り付け台座の第一の端部16の
面取り縁部30は、コネクタ上の斜路52上を摺動す
る。その後、更に押されて段部28が斜路を過ぎると、
斜路52は台座の開口部26内にスナップ嵌合する。こ
れにより、クリップ12付きの留め具10はコネクタに
固定され、コネクタを公知の態様で車体パネル(図示せ
ず)に取り付けるためにクリップ12を用いることがで
きる。
ー形クリップ12は、公知の態様でコネクタ50上の軌
道即ちレール48(図3)の間に摺動可能に挿入され
る、図2及び図3に示したような取り付け台座14と共
に使用することができる。台座案内部32は、レール4
8の内側で摺動する。取り付け台座の第一の端部16の
面取り縁部30は、コネクタ上の斜路52上を摺動す
る。その後、更に押されて段部28が斜路を過ぎると、
斜路52は台座の開口部26内にスナップ嵌合する。こ
れにより、クリップ12付きの留め具10はコネクタに
固定され、コネクタを公知の態様で車体パネル(図示せ
ず)に取り付けるためにクリップ12を用いることがで
きる。
【0014】次に図4及び図5を参照すると、車体パネ
ル70の開口部60からクリップ12をそれぞれ挿入し
取り外そうとしている状態が示されており、その結果生
じる力とクリップ変形も模式的に図示されている。図4
において、クリップ12は開口部に途中まで挿入された
状態で示されており、かかり部38が、開口部と係合
し、該かかり部が下方に変形した結果、軸部36も変形
している。軸部内では、関係した離脱防止指部44の対
が、上方に別々に撓むことにより、その間の間隙を増加
させ、挿入時の干渉を防いでいる。軸部36の可撓性の
薄肉の性質と指部44の撓んで離間する性質とにより、
必要とされる挿入力が小さくなる。挿入は、図6に最も
良く示したように矩形の切欠き35によるかかり38の
中断によっても容易になる。この場合、各かかり38
は、薄肉の軸部36に接続された二つの平面視半円形の
かかり半部からなると考えることができる。
ル70の開口部60からクリップ12をそれぞれ挿入し
取り外そうとしている状態が示されており、その結果生
じる力とクリップ変形も模式的に図示されている。図4
において、クリップ12は開口部に途中まで挿入された
状態で示されており、かかり部38が、開口部と係合
し、該かかり部が下方に変形した結果、軸部36も変形
している。軸部内では、関係した離脱防止指部44の対
が、上方に別々に撓むことにより、その間の間隙を増加
させ、挿入時の干渉を防いでいる。軸部36の可撓性の
薄肉の性質と指部44の撓んで離間する性質とにより、
必要とされる挿入力が小さくなる。挿入は、図6に最も
良く示したように矩形の切欠き35によるかかり38の
中断によっても容易になる。この場合、各かかり38
は、薄肉の軸部36に接続された二つの平面視半円形の
かかり半部からなると考えることができる。
【0015】かかり外面の正確な形状と連続性の程度が
本発明には肝要でないことは、当業者には理解されよ
う。
本発明には肝要でないことは、当業者には理解されよ
う。
【0016】図5では、完全に挿入されたクリップ12
の軸部36の基部上に、矢印Wで模式的に示した離脱力
が加えられている。開口部に隣接した可撓性のかかり3
8と軸部36は離脱力を受けて撓み、その結果、下向き
すなわち離脱する方向、且つ内側向きの力の成分が、離
脱防止指部44の関係する対に加わってそれらの対向面
44aが付勢され、協働して軸部を補剛強化する。これ
により、車体パネル開口部60からクリップを取り外す
に足るだけ十分な、関係するかかり38を撓ませるため
に必要な力の量が増大する。この離脱力の増大は、開口
部から取り外そうとする後続の各かかり38と対になる
指部44にも生じ、取り外しを困難にすると同時に偶然
の離脱を殆ど不可能にする。
の軸部36の基部上に、矢印Wで模式的に示した離脱力
が加えられている。開口部に隣接した可撓性のかかり3
8と軸部36は離脱力を受けて撓み、その結果、下向き
すなわち離脱する方向、且つ内側向きの力の成分が、離
脱防止指部44の関係する対に加わってそれらの対向面
44aが付勢され、協働して軸部を補剛強化する。これ
により、車体パネル開口部60からクリップを取り外す
に足るだけ十分な、関係するかかり38を撓ませるため
に必要な力の量が増大する。この離脱力の増大は、開口
部から取り外そうとする後続の各かかり38と対になる
指部44にも生じ、取り外しを困難にすると同時に偶然
の離脱を殆ど不可能にする。
【0017】本発明のクリップ12はコネクタへの取り
付けのための摺動台座に取り付けて示されたが、一つの
可能な代替取り付け装置としての半円形のワイヤハーネ
ステーピング台座に取り付けることもできる。かかる公
知のテーピング台座は、クリップ12をワイヤハーネス
に固定すべくテープを巻装するための表面を提供する。
付けのための摺動台座に取り付けて示されたが、一つの
可能な代替取り付け装置としての半円形のワイヤハーネ
ステーピング台座に取り付けることもできる。かかる公
知のテーピング台座は、クリップ12をワイヤハーネス
に固定すべくテープを巻装するための表面を提供する。
【0018】なお、本発明の特定の実施形態並びにその
使用法を以上説明してきたが、本発明を利用したクリッ
プは別の形態を採ってもよいし、他の電気部品と共に使
用してもよいことは当業者には理解されよう。特定の使
用条件、及び環境に適合させるために行なう僅かな変
更、及び修正は当業者には理解されるので、本発明は、
説明目的で選定した特定の例に限定されるものではな
い。本発明は、特許請求の範囲に記載され請求要素の妥
当な等価物により表される本発明の真の精神及び範囲か
らから逸脱しない範囲の全ての変更及び修正を含むもの
である。
使用法を以上説明してきたが、本発明を利用したクリッ
プは別の形態を採ってもよいし、他の電気部品と共に使
用してもよいことは当業者には理解されよう。特定の使
用条件、及び環境に適合させるために行なう僅かな変
更、及び修正は当業者には理解されるので、本発明は、
説明目的で選定した特定の例に限定されるものではな
い。本発明は、特許請求の範囲に記載され請求要素の妥
当な等価物により表される本発明の真の精神及び範囲か
らから逸脱しない範囲の全ての変更及び修正を含むもの
である。
【図1】本発明によるクリスマスツリー形クリップの側
面図。
面図。
【図2】図1の本発明のクリップの斜視図。
【図3】摺動取り付け基部を有する本発明によるクリス
マスツリー形クリップを取り付けるための標準的なワイ
ヤハーネスコネクタハウジングを示した図。
マスツリー形クリップを取り付けるための標準的なワイ
ヤハーネスコネクタハウジングを示した図。
【図4】小さい挿入力によるクリップの様々な部分の変
形を示した、図1の本発明のクリップの側面図。
形を示した、図1の本発明のクリップの側面図。
【図5】大きい離脱力によるクリップの様々な部分の変
形を示した、図1の本発明のクリップの側面図。
形を示した、図1の本発明のクリップの側面図。
【図6】図1の本発明のクリップの平面図。
【図7】中実軸部を有する従来技術の第一のクリスマス
ツリー形クリップの側面図。
ツリー形クリップの側面図。
【図8】中空で内側が補剛された軸部を有する従来技術
の第二のクリスマスツリー形クリップの側面図。
の第二のクリスマスツリー形クリップの側面図。
10 留め具 12 クリップ 14 台座 26 台座の開口部 34 基部 35 矩形のきり欠き 36 軸部 38 かかり部 40 キャップ部 42 中空内部 44 離脱防止指部 44a 対向面 46 間隙 48 レール 50 コネクタ 52 斜路 60 開口部 70 車体パネル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−187579(JP,A) 特開 平8−42536(JP,A) 特開 平8−163751(JP,A) 実開 昭60−134984(JP,U) 実開 昭60−164190(JP,U) 米国特許5324151(US,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02G 3/30 H01R 13/73
Claims (10)
- 【請求項1】 クリップを車体パネル開口部に挿通する
ことによりワイヤハーネスや電気部品を車体パネルに取
り付けるように構成されたクリスマスツリー形クリップ
であって、 中空で可撓性の薄肉軸部と、 前記軸部に、当該軸部の軸方向に離間して取り付けられ
た複数のかかりであって、かかりに加わる挿入力により
前記軸部の関係部分を撓ませ、かかりに加わる離脱力に
より軸部の関係部分を撓ませるようにした、かかりと、 前記かかりの少なくとも一つと関係した軸部の部分で中
空軸部の内面上に形成された一対の離脱防止指部であっ
て、該一対の指部が前記内面上に、前記軸部の先端側に
傾いて伸びるように突設され、静止位置でその先端間に
間隙を有し、該間隙は挿入力が関係するかかりに加わっ
ているときは開いたままであるが、離脱力が関係するか
かりに加わると閉じて指部が互いに当接し離脱を妨げる
ようにした、離脱防止指部と、 を備えた、 ことを特徴とするクリップ。 - 【請求項2】 クリップが、複数のかかりと関係した複
数対の離脱防止指部を含む、 ことを特徴とする請求項1記載のクリップ。 - 【請求項3】 軸部が、二つの対向する壁部を備え、各
かかりが、二つのかかり部を有し、それぞれのかかり部
が軸部の対向する壁部のそれぞれと関係し、一対の離脱
防止指部が、かかり部と関係した対向する壁部のそれぞ
れに形成された指部を備えた、 ことを特徴とする請求項1記載のクリップ。 - 【請求項4】 各指部が、取り付けられた壁部の幅と等
しい幅を有する、 ことを特徴とする請求項3記載のクリップ。 - 【請求項5】 指部の端面が、静止位置での軸部の長手
方向軸線と平行である、 ことを特徴とする請求項1記載のクリップ。 - 【請求項6】 かかりが、当該かかりを前記軸部の軸方
向に貫通して軸部内部への接近を可能とする切欠きによ
り中断されている、 ことを特徴とする請求項1記載のクリップ。 - 【請求項7】 軸部が、二つの対向する壁部と二つの開
口面とから成り、切欠き部が軸部の開口面と連続してい
る、 ことを特徴とする請求項6記載のクリップ。 - 【請求項8】 クリップが、ワイヤハーネスや電気部品
に固定されるように構成された取り付け台座に固定され
る、 ことを特徴とする請求項1記載のクリップ。 - 【請求項9】 クリップを車体パネル開口部に挿通する
ことによりワイヤハーネスや電気部品を車体パネルに取
り付けるように構成されたクリスマスツリー形クリップ
であって、 薄肉で可撓性の対向した二つの壁部を備える中空の軸部
と、 前記軸部の軸方向に離間した複数対のかかり部であっ
て、対を成す各かかり部が該対の他方のかかり部と反対
側にある軸部の壁部の一方に取り付けられる、かかり部
と、 前記軸部の壁部の内面に沿って軸方向に離間した複数対
の離脱防止指部であって、各対の指部が軸部上のかかり
部と関係した位置で軸部の壁部の一方に取り付けられて
上向きに角度を成した指部から成り、指部が互いに対し
て上向き且つ内側向きに延びてクリップのかかり部に離
脱力も挿入力も加わらない静止位置で間隙により離間さ
れる自由端部を有する、指部と、 を備えた、 ことを特徴とするクリップ。 - 【請求項10】 小さい挿入力と大きい拘束力、即ち離
脱力を提供するように構成された、ワイヤハーネスや電
気部品を車体パネルに取り付けるためのクリスマスツリ
ー形クリップであって、 その長さに沿って離間した複数のかかりを支持する中空
且つ薄肉で可撓性の軸部と、 かかりから軸部の壁に加わる挿入力が伝達されるように
かかりと関係した複数対の対向する離脱防止指部であっ
て、対を成して対向する指部が静止位置で互いに対して
角度を持って離間し、かかりを介して軸部に加わる挿入
力が指部を押し拡げ、かかりを介して軸部に加わる離脱
力が指部を互いに接触させて離脱を妨げるようにした、
離脱防止指部と、 を備えた、 ことを特徴とするクリップ。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US09/103213 | 1998-06-23 | ||
US09/103,213 US5906465A (en) | 1998-06-23 | 1998-06-23 | Low insertion force and high retention force Christmas tree-type clip |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000032634A JP2000032634A (ja) | 2000-01-28 |
JP3041797B2 true JP3041797B2 (ja) | 2000-05-15 |
Family
ID=22293983
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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